JP2001225068A - 湿式塗装ブース循環水の処理方法 - Google Patents

湿式塗装ブース循環水の処理方法

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JP2001225068A
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正弘 堀内
Shinya Naito
信也 内藤
Kiyoshi Okuma
清 大熊
Mitsuo Nakajima
光夫 中島
Mamoru Yamada
守 山田
Mamoru Sato
守 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環水を強制攪拌して塗料スラッジを分散さ
せている分散方式の循環水系における発泡を効果的に防
止する。 【解決手段】 湿式塗装ブース循環水に、余剰塗料を不
粘着化し分散させる薬剤を添加し、固液分離する処理方
法において、循環水に固有粘度13〜25dl/gの水
溶性アニオンポリマーを添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湿式塗装ブース循環
水の処理方法に係り、特に、湿式塗装ブースにおいて、
オーバースプレーされた塗料を捕集するために噴霧され
る循環水系における発泡を効果的に抑制する湿式塗装ブ
ース循環水の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車工業における塗装工程では、一般
に車体に噴霧された塗料(ペイント)の歩留りは60〜
80%であり、使用ペイントの40〜20%は次工程で
除去すべき過剰塗料である。この過剰に噴霧された余剰
塗料は、通常、水洗による湿式塗装ブースで捕集処理さ
れており、水洗水は循環使用される。
【0003】図1は、この湿式塗装ブースにおける循環
水系を示す系統図であり、循環水槽1内の水は、ポンプ
を有する配管11により湿式塗装ブース2に送水さ
れ、湿式塗装ブース2内に散水される。湿式塗装ブース
2内に散水され、余剰塗料を捕集した水は配管12によ
り循環水槽1に返送される。循環水槽1内の水は、ポン
プPを有する配管13より遠心分離機3等の固液分離
装置に送水され、塗料スラッジが分離回収される。この
遠心分離機3で塗料スラッジが除去された処理水は配管
14より循環水槽1に返送される。循環水槽1内には、
通常の場合、攪拌装置あるいは水中ミキサー(図示せ
ず)を配置し、塗料スラッジ含有水を強制攪拌すること
で塗料スラッジを循環水中に分散し易くしている。ま
た、循環水槽1或いは、循環配管11,12等には、捕
集された余剰塗料を不粘着化すると共に水中で分散し易
くするための薬剤が添加される。
【0004】このような湿式塗装ブース循環水におい
て、余剰塗料は薬剤の添加により不粘着化処理すること
により、粒子径10〜20μmという微細な塗料スラッ
ジとなるため、循環水中に均一に分散され易くなるもの
の、攪拌装置や水中ミキサーで強制攪拌を行っている分
散方式の循環水系においては、この微細な塗料スラッジ
のために循環水が発泡し易いという問題があった。この
発泡は、循環水自体の汚れ具合によっても進行し、異常
発泡となる場合もあった。
【0005】従来、このような分散方式の循環水系にお
ける発泡抑制対策として、脂肪酸エステル系等の消泡剤
が使用されているが、 効果の持続性がなく、多量の消泡剤を必要とする。 多量の消泡剤を使用することは、循環水系の汚れを
増大させ、むしろ発泡を促進させる結果となる。 といった欠点があった。
【0006】なお、塗料スラッジを循環水系内で分散さ
せずに凝集させて粗大フロックを形成し、このフロック
を循環水槽内で浮上又は沈降させて固液分離する凝集方
式の循環水系においては、凝集剤としてポリマーを用い
ることが提案されており、この粗大フロックの形成で発
泡も同時に抑制される(特公平6−65396号公
報)。しかし、この特公平6−65396号公報記載の
ポリマーでは、分散方式の循環水系に対しては発泡抑制
効果がなく、塗料スラッジが粗大フロック化して循環水
槽内で浮上又は沈降することとなり、結果として、分散
方式での処理が行えなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解決し、循環水を強制攪拌して塗料スラッジを分
散させている分散方式の循環水系における発泡を効果的
に防止する湿式塗装ブース循環水の処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の湿式塗装ブース
循環水の処理方法は、湿式塗装ブース循環水に、余剰塗
料を不粘着化し分散させる薬剤を添加し、固液分離する
処理方法において、該循環水に固有粘度13〜25dl
/gの水溶性アニオンポリマーを添加することを特徴と
する。なお、このような固有粘度を有するポリマーの分
子量は500万〜1000万である。
【0009】本発明に従って、分散方式の循環水系に上
記特定の固有粘度の水溶性アニオンポリマーを添加する
ことにより、分散状態を安定に維持した上で発泡を効果
的に防止することができる。
【0010】本発明に係る上記特定固有粘度の水溶性ア
ニオンポリマーによる消泡効果の作用機構は次の通りで
ある。
【0011】即ち、循環水系における発泡は、粒径10
μm以下の微細な塗料スラッジが多いとき、或いは、溶
解性の汚れ成分による水系の汚れ、例えば塗料から混入
するカチオン性界面活性剤量が多いときに著しい。
【0012】これに対して、本発明に従って、上記特定
の固有粘度、すなわち特定の分子量の水溶性アニオンポ
リマーを添加することにより、粒径10μm以下の塗料
スラッジが粒径40μm程度の適度な大きさの粒子にフ
ロック化し、これにより泡が破泡し易くなって発泡が防
止される。この際、フロックは粗大化しすぎることはな
いため、分散状態は維持される。また、カチオン性界面
活性剤は水溶性アニオンポリマーにより不活性化するた
め、発泡し難くなる。
【0013】本発明において、余剰塗料を不粘着化し分
散させる薬剤(以下、「不粘着化分散剤」と称する場合
がある。)としてはセピオライトが好適である。
【0014】セピオライトはMgSi1230(O
H)(OH・8HOで表される含水マグネシ
ウムケイ酸塩で、多くのミクロポアを有する鎖状構造の
繊維状鉱物であるため、湿式塗装ブース循環水系に添加
されたセピオライトは、塗料粒子と反応してそのミクロ
ポアの内に塗料粒子を吸着することによって塗料を効果
的に不粘着化すると共に分散状態を安定化させることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
を参照して説明する。
【0016】本発明においては、図1に示されるよう
な、不粘着化分散剤を添加して塗料スラッジを遠心分離
機3等で固液分離する湿式塗装ブースの循環水系におい
て、固有粘度13〜25dl/gの水溶性アニオンポリ
マーを添加する。
【0017】本発明において用いる水溶性アニオンポリ
マーの固有粘度が13dl/g未満では、微細な塗料ス
ラッジを適度な大きさのフロックに凝集させることがで
きず、十分な消泡効果を得ることができない。また、こ
の水溶性アニオンポリマーの固有粘度が25dl/gを
超えると、ポリマー自体の粘性により発泡が起こり易く
なり、また、粗大フロックが成長して分散状態を安定に
維持し得なくなる。特に、水溶性アニオンポリマーの固
有粘度は15〜23dl/g(分子量600万〜900
万)、とりわけ約20dl/g(分子量800万)であ
ることが好ましい。
【0018】この水溶性アニオンポリマーとしては、 ポリアクリル酸ナトリウム アクリル酸ナトリウムとアクリルアミドの共重合ポ
リマー アクリル酸ナトリウムとアクリルアミドとメチルプ
ロパンスルホン酸ナトリウムとの3元共重合ポリマー 等を用いることができ、その形態としては、粉末、液
体、エマルジョンのいずれであっても良いが、特にアニ
オンモル分率が10〜30%で固有粘度15〜23dl
/g、とりわけ固有粘度約20dl/gのエマルジョン
ポリマー、例えばアクリル酸ナトリウム:アクリルアミ
ド=10〜30モル%:90〜70モル%の水溶性アニ
オンポリマーが好適である。
【0019】このような水溶性アニオンポリマーは、循
環水系の保有水に対して1ppm以上、好ましくは5p
pm以上の濃度となるように添加するのが好ましい。こ
の添加濃度は高い程発泡抑制効果及びその持続性に優れ
ることから、この添加濃度は所望とされる発泡抑制効果
及びその持続性に応じて適宜決定される。一般的には循
環水系の保有水に対して5〜10ppm程度の濃度とな
るように添加することで、2〜4週間程度の長期に亘り
発泡抑制効果が得られることから、2〜4週間に1回の
添加頻度で良く、作業性の面で好適である。
【0020】また、水溶性アニオンポリマーの添加方法
には特に制限はないが、エマルジョンポリマーなどの液
体の水溶性アニオンポリマーであれば、原液もしくは
0.1〜0.5重量%濃度に溶解した液として添加する
のが好ましい。また、粉末の場合には、通常0.05〜
0.2重量%に溶解した液として添加するのが好まし
い。
【0021】このような水溶性アニオンポリマーの添加
箇所には特に制限はないが、通常の場合、循環水槽1に
直接添加するのが好ましい。
【0022】一方、本発明において用いる不粘着化分散
剤としては、余剰塗料を不粘着化させると共に分散させ
る効果を有する薬剤であれば良く、特に制限はないが、 セピオライト メラミンホルムアルデヒド縮合物の酸コロイド コロイダルシリカ アルミナゾル(ベーマイト) などの1種又は2種以上を用いることができ、特に添加
効果の面からセピオライトが好適である。
【0023】セピオライト等の不粘着化分散剤の添加箇
所としては、図1において、配管11,12或いは循環
水槽1、更には配管13等が挙げられ、これらのうちの
2箇所以上に添加しても良い。不粘着化分散剤の添加量
は、多い程、塗料粒子が微細化して高い不粘着化効果が
得られる。不粘着化分散剤は、処理対象とする塗料の種
類等によっても異なるが、一般的には洗浄水中の濃度、
即ち、配管11内を送水される水中の濃度が1ppm以
上、特に10ppm以上、とりわけ500ppm以上と
なるように、循環水中に持ち込まれる塗料ミストに対し
て0.1重量%以上、特に1〜5重量%とりわけ1〜2
重量%となるように添加するのが好ましい。この場合、
不粘着化分散剤は余剰塗料に付着して消耗すると共に遠
心分離機3で回収されるSSに伴って排出されるので、
この濃度となるように、セピオライト等の不粘着化分散
剤を連続注入又はバッチ注入して補充するのが好まし
い。
【0024】また、併せて図1における遠心分離機3へ
の流入路の送水配管13、或いは遠心分離機3に不粘着
化分散剤を添加することもでき、この場合の添加量も多
い程塗料スラッジの分離効果及び回収効率を高めること
ができることから、遠心分離機3に導入される水(流入
路配管13内の水)中の濃度で1ppm以上、特に5p
pm以上添加するのが好ましい。より具体的な添加量
は、対象とする循環水系等の循環水によっても異なる
が、遠心分離機3に導入される水に対して5〜100p
pm、特に湿式塗装ブース循環水系全体の添加量として
100〜600ppm程度となるように添加するのが好
ましい。
【0025】遠心分離機3に導入される水に添加される
不粘着化分散剤は、塗料スラッジと共に系外へ排出され
るため、上記濃度となるように、連続的又は間欠的に、
好ましくは連続的に添加する。
【0026】不粘着化分散剤の添加形態については特に
制限はないが、0.1〜20重量%程度の水分散液とし
て、或いは0.1〜20重量%の水溶液として添加する
のが好ましい。
【0027】本発明においては、更にカチオン性ポリマ
ー、両性金属化合物等を併用添加しても良く、このよう
な薬剤を併用することにより、塗料の不粘着性、塗料ス
ラッジの固液分離性、回収効率を高めることができる。
【0028】また、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ剤を併
用添加しても良く、これにより、系内を中和して設備の
防食を図ることができる。
【0029】なお、本発明において、不粘着化分散剤と
して用いるセピオライトとしては、天然に産出する粘土
鉱物のセピオライト、或いは、これを精製加工した市販
品を用いることができ、不粘着化効果の点からその粒子
の大きさは、繊維長として50μm以下、特に10μm
以下であることが好ましい。
【0030】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。なお、実施例及び比較例におい
て、セピオライト、アルミナゾル、水溶性アニオンポリ
マー及び脂肪酸エステル系消泡剤としては以下のものを
用いた。
【0031】セピオライト: 近江鉱業(株)製セピオ
ライト 「ミラクレー登録商標P−80V」繊維長2μm未満 アルミナゾル: ケイアイ化成社製アルミナゾル(ベー
マイト) 「クミガード」 水溶性アニオンポリマー: アクリル酸ナトリウム:ア
クリルアミド =20:80(モル比)、固有粘度10,13,15,
20,25,30dl/g 脂肪酸エステル系消泡剤: 栗田工業(株)製「クリレ
スF302」
【0032】実施例1〜4、比較例1〜4保有水量50
Lの試験装置を用いて、循環水量100L/分として試
験を行った。塗料のスプレー条件は20g/分の速度で
20分吹き付けとし、実施例1〜3及び比較例1〜3で
はセピオライト処理、実施例4及び比較例4ではアルミ
ナゾル処理とした。
【0033】なお、薬剤のうち、セピオライトは10重
量%水分散液として用い、循環水槽へのセピオライトの
添加は、このセピオライトの10重量%水分散液を初期
投入量として保有水に対してセピオライト濃度2000
ppmとなるように添加した後、塗料ミストに対してセ
ピオライト濃度が15重量%となるように滴下した。
【0034】また、アルミナゾル(ベーマイト)は10
重量%濃度のものを用い、循環水槽へのアルミナゾルの
添加は、この10重量%濃度のアルミナゾルを初期投入
量として保有水に対してアルミナ濃度2000ppmと
なるように添加した後、塗料ミストに対してアルミナ濃
度が15重量%となるように滴下した。
【0035】この循環水系の循環水(塗料スラッジ分散
液)を試験液として採取して、下記発泡試験を行い、結
果を表1に示した。 〔発泡試験〕1Lのシリンダーに試験液を0.5L採
り、実施例1〜4及び比較例2,3においては、表1に
示す分子量の水溶性アニオンポリマーを10ppm添加
し(比較例1,4では添加せず)、シリンダー内の試験
液を循環ポンプを用いて2L/分の速度で循環落下させ
た。この循環を10分継続した後、シリンダー内の発泡
量を測定し、結果を表1に示した。
【0036】
【表1】
【0037】表1より、固有粘度13〜25dl/gの
水溶性アニオンポリマーを用いることにより、発泡を効
果的に抑制することができることがわかる。
【0038】特に、不粘着化分散剤としてセピオライト
を用いた実施例1〜3では優れた効果が得られた。
【0039】これに対して、用いた水溶性アニオンポリ
マーの固有粘度が小さい比較例2では、フロックが微細
なままであるため、十分な消泡効果が得られない。逆
に、水溶性アニオンポリマーの固有粘度が大きい比較例
3では、ポリマー自体の粘性により発泡が起こると考え
られ、また、目視によってもフロックが粗大化する傾向
が見られた。このような粗大フロックは、シリンダー内
で浮上又は沈降し、分散状態を安定に維持し得なかっ
た。
【0040】実施例5,6、比較例5〜7 セピオライトの10重量%水分散液を塗料ミストに対し
てセピオライト濃度が15重量%となるように滴下して
分散処理し、分散した塗料スラッジを遠心分離機で固液
分離している、下記処理状況の湿式塗装ブースの循環水
系において、表2に示す消泡剤を表2に示す量添加し
(ただし、比較例5では消泡剤添加せず)循環水の状況
及び発泡高さを調べ、結果を表2に示した。 〔循環水の状況〕 pH:7.0 SS:3700ppm スラッジ粒径:平均粒径35μm(粒径10μm以下の
SS分布率27%) カチオン性界面活性剤濃度:18ppm 循環水槽の発泡高さ:80cm
【0041】
【表2】
【0042】表2より、本発明によれば特定の固有粘度
の水溶性アニオンポリマーの添加でスラッジが適度にフ
ロック化し、また、カチオン性界面活性剤が不活性化す
ることで発泡が抑制され、しかも、この消泡効果が持続
することがわかる。この消泡効果は約2週間、或いはそ
れ以上の持続性があることが確認された。
【0043】これに対して、従来の脂肪酸エステル系消
泡剤を用いた場合には、添加直後には発泡はある程度抑
制されるが、消泡効果は十分ではなく、添加後2時間後
には消泡効果は全く得られなかった。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の湿式塗装ブ
ース循環水の処理方法によれば、分散方式の循環水系に
おいて、特定の固有粘度の水溶性アニオンポリマーを用
いることで、分散状態を安定に維持した上で、少ない添
加量で長期間に亘り、循環水の発泡を効果的に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿式塗装ブースの循環水系を説明する系統図で
ある。
【符号の説明】
1 循環水槽 2 湿式塗装ブース 3 遠心分離機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 信也 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 (72)発明者 大熊 清 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 (72)発明者 中島 光夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山田 守 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐藤 守 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 4D037 AA13 AB02 BA28 BB08 BB09 CA14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿式塗装ブース循環水に、余剰塗料を不
    粘着化し分散させる薬剤を添加し、固液分離する処理方
    法において、 該循環水に固有粘度13〜25dl/gの水溶性アニオ
    ンポリマーを添加することを特徴とする湿式塗装ブース
    循環水の処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、余剰塗料を不粘着化
    し分散させる薬剤がセピオライトであることを特徴とす
    る湿式塗装ブース循環水の処理方法。
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