JP2001223157A - 投影露光装置、投影露光方法、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

投影露光装置、投影露光方法、及び半導体装置の製造方法

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JP2001223157A
JP2001223157A JP2000305411A JP2000305411A JP2001223157A JP 2001223157 A JP2001223157 A JP 2001223157A JP 2000305411 A JP2000305411 A JP 2000305411A JP 2000305411 A JP2000305411 A JP 2000305411A JP 2001223157 A JP2001223157 A JP 2001223157A
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projection exposure
exposure
drive
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Hiroaki Takeishi
洋明 武石
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハ平坦度などの製造プロセス条件に対し
て最適なスキャン速度を設定することを可能とし、露光
性能と生産性を高いレベルで両立させて歩留まりの良い
露光を実現する。 【解決手段】 実露光に先立って、ウェハ面形状のフォ
ーカス・レベリング軌道を求め、前記軌道を用いた場合
のレチクルステージとウェハステージ2との相対位置誤
差を推定する。更にスキャン速度算出手段6により、同
期誤差の移動平均・移動標準偏差の期待値を、代表的な
スキャン速度複数通りに対してそれぞれ算出した後、プ
ロセスに見合った同期誤差のしきい値を満たす最大スキ
ャン速度を各ショット毎に求め、それに応じた露光量等
を再設定し、コンソール8に実際に設定された1ショッ
ト毎のスキャン速度を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に半導体素子を
形成するための投影露光装置、投影露光方法、及び半導
体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、投影露光装置としては、ウェハを
搭載したステージを平面内で位置決めした後に露光を繰
り返す、逐次移動型露光装置(いわゆるステッパ)が主
流であった。ところが近年では、半導体回路の微細化に
伴って、回路パターンを描画した基板(レチクル)とウ
ェハをそれぞれ対応するステージに搭載し、双方を同期
走査しながら露光する、いわゆる走査(スキャン)露光
装置が登場しており、量産工程への導入が活発化してき
ている。このように、ステッパに代わってスキャン露光
装置が台頭しつつある理由としては、スキャン露光装置
はステッパに比べて露光フィールドを大きく取ることが
でき、コントラストを一様とし易い等のスキャン露光独
特の特徴が明らかになってきていることも一因である。
【0003】スキャン露光装置の概略構成を図10に示
す。光源10としてはKrFエキシマレーザが良く用い
られる。光源10からの照射光は、照明光学系11にお
いて成形され、幅が数mm程度のスリットを通ってレチ
クルステージ12上に保持された基板(レチクル)13
上に照射される。さらに投影光学系14を通った光は、
ウェハステージ15上に保持されたウェハ16に到達す
る。このとき、ウェハステージ15とレチクルステージ
12とを一定速度で逆方向に移動させることにより、ス
リット幅より大きな露光フィールドを得ることができ
る。ここで逆方向に移動させるのは、投影光学系14が
像を反転させるためである。
【0004】レチクルステージ12及びウェハステージ
15は、レーザ測長器17及び18を用いて並進方向の
位置が精密に計測される。また鉛直方向に関しては、フ
ォーカス検出系19によりウェハ表面と露光像面との相
対距離を検出し、得られたフォーカス計測値に基づい
て、ウェハ表面を露光像面に一致させるように、ウェハ
ステージ15を駆動する。スリットを通って照射される
領域にてウェハ15表面が露光像面と一致する必要があ
り、従ってウェハステージ15はZ方向(フォーカス)
及びチルト方向(レベリング)に駆動されねばならな
い。これはスキャン露光装置の特徴のひとつであり、チ
ップ内にてきめ細やかなフォーカス・レベリングが可能
であるなどの利点につながっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スキャン露光装置にお
いては、同期走査するレチクルステージ12とウェハス
テージ15との水平方向相対位置誤差、いわゆる同期誤
差が露光性能に大きく関わることが知られている。付け
加えるならば、同期誤差のスリット内移動平均は露光さ
れる像のずれ、即ちディストーションに対応し、同じく
移動標準偏差は像のコントラストに対応する。従って、
微細化が進む半導体製造プロセスにあっては、この同期
誤差を如何に小さくするかが1つの大きな技術的課題で
ある。
【0006】一方、上述のようにスキャン露光中のフォ
ーカス・レベリング駆動はスキャン露光装置において必
要不可欠であるが、これらの駆動によりかえって同期誤
差を劣化させることが多い。特にレベリング駆動は、ウ
ェハステージ15にてスキャン駆動と共に行われるた
め、ωx 方向駆動がy方向に、あるいはωy 方向駆動が
X方向にというように、他成分として同期誤差に影響を
与えやすい。種々の制御技術を駆使することによって、
他成分の影響を低減するよう制御補償器を設計するのは
言うまでもないが、実際のフォーカス・レベリング駆動
量は、露光すべきウェハの面精度やウェハを吸着保持す
るウェハチャックの平坦度に大きく依存しており、制御
手法のみで全てカバーすることは困難である。
【0007】特にウェハの平坦度は、半導体製造プロセ
スあるいは生産ロットにより差があり、同じ露光装置を
用いたとしても同期誤差が一定値以下となるよう管理す
ることは極めて困難である。
【0008】また、スキャン露光装置における生産性
は、スキャン速度を大きくするほど高められるが、この
結果として、1チップ内で駆動すべきレベリングの軌跡
は高い周波数を持つことになる。一般にステージなどの
アクチュエータ制御系では、周波数が高くなるに従って
追従性能が劣化し、同時に他成分への影響も大きくなら
ざるを得ない。従ってスキャン速度大とすれば、同じ平
坦度のウェハを用いた場合であっても、同期精度は劣化
することになる。
【0009】このように、スキャン速度は同期誤差なる
指標を媒体として露光性能に大きな影響を与えるが、ス
キャン速度はレジスト感度や露光量などの要因から設定
されるのが通常であり、同期誤差はいわば出なりの性能
となってしまっていた。このため半導体製造プロセス条
件の設定に時間がかかったり、ウェハの面精度の差によ
り歩留まりを劣化させる要因となっていた。
【0010】そこで本発明は、ウェハ平坦度などの製造
プロセス条件に対して最適な走査速度を設定することを
可能とし、露光性能と生産性を高いレベルで両立させて
歩留まりの良い露光を実現させる投影露光装置、投影露
光方法、及び半導体装置の製造方法を提供することを目
的とする。
【0011】更に本発明は、前記目的に加え、最適な走
査速度を1回の露光毎に可変に設定することにより、装
置の処理能力即ちスループットの低下を抑止し、像性能
と生産性を共に向上させることを可能とし、高い歩留ま
りを実現させる投影露光装置、投影露光方法、及び半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の投影露光装置
は、基板面に描画された所定パターンをウェハ面に露光
して転写するものであって、前記基板を保持し、走査方
向に沿って走査する第1の駆動機構と、前記ウェハを保
持し、走査方向に沿って走査する第2の駆動機構とを備
え、前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウ
ェハ面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆
動機構との相対位置偏差の期待値を算出して、前記期待
値により走査露光時における前記第1及び第2の駆動機
構の走査速度を1回の露光毎に可変に設定することを特
徴とする。
【0013】本発明の投影露光装置は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写するもので
あって、前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持し、走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構とを備え、前記第1及び第
2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ面形状に基いて
前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置
偏差の期待値を算出して、前記期待値により走査露光時
における前記第1及び第2の駆動機構の走査速度を1回
の露光毎に自動的に設定することを特徴とする。
【0014】本発明の投影露光装置の一態様では、前記
ウェハ面形状は、実際の露光に先立った前記第1及び第
2の駆動機構の走査駆動により計測されるものである。
【0015】本発明の投影露光装置の一態様では、前記
ウェハ面形状に対するフォーカス及びレベリング計測を
行い、当該計測結果を用いて前記相対位置偏差の期待値
を算出する。
【0016】本発明の投影露光装置の一態様では、露光
に先立った前記走査駆動は、前記ウェハ1枚毎又は複数
枚毎に行われる。
【0017】本発明の投影露光装置は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写するもので
あって、前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持し、走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構と、 前記第1及び第2の
駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ面形状に基いて前記
第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置偏差
の期待値を算出する誤差推定器と、前記期待値により走
査露光時における前記第1及び第2の駆動機構の走査速
度を1回の露光毎に可変に設定する走査速度設定器とを
備える。
【0018】本発明の投影露光装置は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写するもので
あって、前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持し、走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構と、前記第1及び第2の駆
動機構を走査駆動し、前記ウェハ面形状に基いて前記第
1の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置偏差の
期待値を算出する誤差推定器と、前記期待値により走査
露光時における前記第1及び第2の駆動機構の走査速度
を1回の露光毎に自動的に設定する走査速度設定器とを
備えることを特徴とする。
【0019】本発明の投影露光装置の一態様では、前記
ウェハ面形状は、実際の露光に先立った前記第1及び第
2の駆動機構の走査駆動により計測される。
【0020】本発明の投影露光装置の一態様では、前記
誤差推定器は、前記ウェハ面形状に対するフォーカス及
びレベリング計測を行い、当該計測結果を用いて前記相
対位置偏差の期待値を算出する。
【0021】本発明の投影露光装置の一態様では、露光
に先立った前記走査駆動は、前記ウェハ1枚毎又は複数
枚毎に行われる。
【0022】本発明の投影露光方法は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写する手法で
あって、前記基板を保持して走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構とを駆動制御するに際し
て、前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウ
ェハ面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆
動機構との相対位置偏差の期待値を算出して、前記期待
値により走査露光時における前記第1及び第2の駆動機
構の走査速度を1回の露光毎に可変に設定することを特
徴とする。
【0023】本発明の投影露光方法は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写する手法で
あって、前記基板を保持して走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構とを駆動制御するに際し
て、前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウ
ェハ面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆
動機構との相対位置偏差の期待値を算出して、前記期待
値により走査露光時における前記第1及び第2の駆動機
構の走査速度を1回の露光毎に自動的に設定することを
特徴とする。
【0024】本発明の投影露光方法の一態様では、前記
ウェハ面形状を、実際の露光に先立った前記第1及び第
2の駆動機構の走査駆動により計測する。
【0025】本発明の投影露光方法の一態様では、前記
ウェハ面形状に対するフォーカス及びレベリング計測を
行い、当該計測結果を用いて前記相対位置偏差の期待値
を算出する。
【0026】本発明の投影露光方法の一態様では、露光
に先立った前記走査駆動を、前記ウェハ1枚毎又は複数
枚毎に行う。
【0027】本発明の投影露光方法は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写する手法で
あって、前記基板を保持して走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構とを駆動制御するに際し
て、前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウ
ェハ面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆
動機構との相対位置偏差の期待値を算出する工程と、前
記期待値により走査露光時における前記第1及び第2の
駆動機構の走査速度を1回の露光毎に可変に設定する工
程とを有することを特徴とする。
【0028】本発明の投影露光方法は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写する手法で
あって、前記基板を保持して走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構とを駆動制御するに際し
て、前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウ
ェハ面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆
動機構との相対位置偏差の期待値を算出する工程と、前
記期待値により走査露光時における前記第1及び第2の
駆動機構の走査速度を1回の露光毎に自動的に設定する
工程とを有することを特徴とする。
【0029】本発明の投影露光方法の一態様では、前記
走査速度を1回の露光毎に自動的に設定する工程におい
て、各露光における前記期待値と、実際の露光で得られ
た同期誤差との比較に基いて走査速度を設定する。
【0030】本発明の投影露光方法の一態様では、前記
ウェハ面形状を、実際の露光に先立った前記第1及び第
2の駆動機構の走査駆動により計測する。
【0031】本発明の投影露光方法の一態様では、前記
ウェハ面形状に対するフォーカス及びレベリング計測を
行い、当該計測結果を用いて前記相対位置偏差の期待値
を算出する。
【0032】本発明の投影露光方法の一態様では、露光
に先立った前記走査駆動を、前記ウェハ1枚毎又は複数
枚毎に行う。
【0033】本発明の投影露光装置は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写するもので
あって、前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持し、走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構とを備え、走査露光前に前
記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、その計測結果
を用いて走査露光時における前記第1の駆動機構と前記
第2の駆動機構との相対位置偏差を予測することを特徴
とする。
【0034】本発明の投影露光装置の一態様において、
前記相対位置偏差の予測結果に基づき、前記第1及び第
2の駆動機構の走査制御を行なう。
【0035】本発明の投影露光装置の一態様において、
前記走査駆動によりフォーカス及びレベリング計測を行
い、当該計測結果を用いて前記相対位置偏差を予測す
る。
【0036】本発明の投影露光装置の一態様において、
前記走査駆動は、前記ウェハ1枚毎又は複数枚毎に行わ
れる。
【0037】本発明の投影露光装置は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写するもので
あって、前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持し、走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構と、走査露光前に前記第1
及び第2の駆動機構を走査駆動し、その計測結果を用い
て走査露光時における前記第1の駆動機構と前記第2の
駆動機構との相対位置誤差を推定する誤差推定器と、前
記誤差推定器により推定された前記相対位置誤差の偏差
を、所定の各走査速度に対応して算出する走査速度算出
手段とを備えることを特徴とする。
【0038】本発明の投影露光装置の一態様は、前記各
走査速度及びそれに対応して前記走査速度算出手段によ
り算出された前記偏差に基づき、前記第1及び第2の駆
動機構の走査制御を行なう。
【0039】本発明の投影露光装置の一態様は、前記偏
差が算出された前記各走査速度のうちから最適の走査速
度を選択し、当該走査速度に基づいて前記第1及び第2
の駆動機構の走査制御を行なう。
【0040】本発明の投影露光装置の一態様において、
前記誤差推定器は、前記走査駆動によりフォーカス及び
レベリング計測を行い、当該計測結果を用いて前記相対
位置誤差を予測する。
【0041】本発明の投影露光装置の一態様において、
前記誤差推定器による前記走査駆動は、前記ウェハ1枚
毎又は複数枚毎に行われる。
【0042】本発明の投影露光方法は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写する方法で
あって、前記基板を保持して走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構とを駆動制御するに際し
て、走査露光前に前記第1及び第2の駆動機構を走査駆
動し、その計測結果を用いて走査露光時における前記第
1の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置偏差を
予測することを特徴とする。
【0043】本発明の投影露光方法の一態様は、前記相
対位置偏差の予測結果に基づき、前記第1及び第2の駆
動機構の走査制御を行なう。
【0044】本発明の投影露光方法の一態様は、前記走
査駆動によりフォーカス及びレベリング計測を行い、当
該計測結果を用いて前記相対位置偏差を予測する。
【0045】本発明の投影露光方法の一態様において、
前記走査駆動は、前記ウェハ1枚毎又は複数枚毎に行わ
れる。
【0046】本発明の投影露光方法は、基板面に描画さ
れた所定パターンをウェハ面に露光して転写する方法で
あって、前記基板を保持して走査方向に沿って走査する
第1の駆動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿
って走査する第2の駆動機構とを駆動制御するに際し
て、走査露光前に前記第1及び第2の駆動機構を走査駆
動し、その計測結果を用いて走査露光時における前記第
1の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置誤差を
推定する工程と、前記誤差推定器により推定された前記
相対位置誤差の偏差を、所定の各走査速度に対応して算
出する工程とを有することを特徴とする。
【0047】本発明の投影露光方法の一態様は、前記各
走査速度及びそれに対応して算出された前記偏差に基づ
き、前記第1及び第2の駆動機構の走査制御を行なう。
【0048】本発明の投影露光方法の一態様は、前記偏
差が算出された前記各走査速度のうちから最適の走査速
度を選択し、当該走査速度に基づいて前記第1及び第2
の駆動機構の走査制御を行なう。
【0049】本発明の投影露光方法の一態様は、前記走
査駆動によりフォーカス及びレベリング計測を行い、当
該計測結果を用いて前記相対位置誤差を予測する。
【0050】本発明の投影露光方法の一態様において、
前記走査駆動は、前記ウェハ1枚毎又は複数枚毎に行わ
れる。
【0051】本発明の半導体装置の製造方法は、ウェハ
面に感光材料を塗布するステップと、前記投影露光方法
の各工程により、前記感光材料が塗布された前記ウェハ
面に所定パターンの露光を行うステップと、前記所定パ
ターンの露光が行われた前記感光材料を現像するステッ
プとを備えることを特徴とする。
【0052】本発明の記憶媒体は、前記投影露光方法の
各工程を実行させるためのプログラムをコンピュータ読
み取り可能に格納している。
【0053】本発明の記憶媒体は、前記半導体装置の製
造方法の各ステップを実行させるためのプログラムをコ
ンピュータ読み取り可能に格納している。
【0054】
【作用】本発明の投影露光装置においては、レジスト感
度や露光量などのパラメータに加え、第1の駆動機構と
第2の駆動機構との相対位置偏差を制約条件として走査
速度を規定する。これにより、第1の駆動機構と第2の
駆動機構との同期精度が、選択される走査速度の判断基
準の一つとされ、当該露光プロセスに見合った最適な走
査速度を選択することが可能となり、露光性能を高水準
に維持するとともに最大の生産性を得ることができる。
【0055】更に本発明の投影露光装置においては、前
記走査速度の規定を1回の露光毎に可変(自動的)に行
なうことにより、各露光毎にそれぞれ最適な走査速度を
設定することができ、所期の同期精度とともに与えられ
た条件に対応した最大のスループットを得ることが可能
となる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した諸実施形
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0057】(第1の実施形態)図1は、本発明による
第1の実施形態のスキャン露光装置の概略構成を示すブ
ロック図である。図1において、1は第2の駆動機構と
してのレチクルステージ、2は第1の駆動機構としての
ウェハステージであり、両者が同期走査する。3はフォ
ーカス検出系であり、スキャンするウェハ表面と像面と
の相対距離をチップ内にて多点計測する。4はレチクル
ステージ1及びウェハステージ2の制御を司るステージ
制御系であり、同期制御部もこれに含まれる。5は同期
誤差推定器、6はスキャン速度設定器である。同期誤差
推定器5及びスキャン速度設定器6を含むシステムコン
トローラ7にて、スキャン速度及びその他の露光条件等
を設定し、コンソール8がオペレータとのユーザインタ
ーフェースを受け持つ。
【0058】以下、図2のフローチャートに従って本実
施形態のスキャン露光装置の機能と共にスキャン露光方
法について説明する。
【0059】ステップS1〜S5:実露光に先立って、
ウェハ上の全ショットにてスキャン動作を行う。ここで
はフォーカス駆動を行わず、フォーカス計測のみを行
い、ショット内複数点でのフォーカス計測値を得る。こ
の時、ウェハステージとレチクルステージの相対位置誤
差より、同期精度、更にはその移動平均・移動標準偏差
を求めておく。
【0060】ステップS6〜S8:S1〜S5にて得ら
れたフォーカス計測値より、ショット内のウェハ面形状
を求める。このとき、例えば特開平09−045608
号公報に開示されている手法を用いて、既に露光された
レジスト段差を除去することにより、更に正確にウェハ
面形状を求めることができる。
【0061】続いて、ステップS6で得られたウェハ面
形状より、この形状に対するフォーカス・レベリング軌
道を求める。
【0062】ステップS9,S10:同期誤差推定器5
により、ステップS7で得られた駆動軌道を用いた場合
のレチクルステージとウェハステージ2との相対位置誤
差を推定し、更に同期誤差の移動平均・移動標準偏差の
期待値を、代表的なスキャン速度複数通りに対してそれ
ぞれ求める。
【0063】ステップS11:コンソール8において、
プロセスに見合った同期誤差のしきい値が予め与えられ
ている。スキャン速度設定器6により、このしきい値を
満たす最大スキャン速度を各露光(ショット)毎に求
め、それに応じた露光量等を再設定する。
【0064】ステップS12:ステップS11で設定さ
れた条件にてスキャン露光動作を開始する。コンソール
8には、実際に設定された1ショット毎のスキャン速度
が表示される。
【0065】ステップS1〜S5におけるサンプルショ
ットスキャン動作は、1ウェハ毎に行っても良いし、複
数ウェハに1回あるいは1ロット毎に1回など、自由に
設定できる。
【0066】ステップS9〜S11について更に詳細に
説明する。一般的に、例えばステージをチルト駆動した
ときの並進方向への影響のようないわゆる他成分への影
響は、チルト方向に加振した時の加振入力から並進方向
の制御偏差までの伝達特性、即ち周波数特性G(s)と
して規定することができる。更にこの特性は、通常、図
3に示すような低域微分・高域積分特性を示す。周波数
特性はステージユニット特有のものであり、FFTアナ
ライザもしくはそれに準ずる周波数解析計算により、極
めて精度良く求めることが可能である。従って、この特
性を予め求めておき、これにステップS7で求めたフォ
ーカス・レベリング軌道を入力した場合の出力、即ち並
進方向制御偏差を、図4に示すブロック線図の順序に従
って正確に計算することができる。フォーカス・レベリ
ング軌道はウェハ表面形状により規定されるものであ
り、その形状は各スキャン速度に対して同一であるか
ら、スキャン速度に比例してその時間軸が変わるだけで
常に相似形である。従って、各スキャン速度における制
御偏差を、同じ手順の繰り返しで求めることができる。
ここではチルト駆動した場合について述べたが、フォー
カス駆動した場合についても同様の手順で求められるの
は言うまでもない。フォーカス・レベリング駆動した時
の制御偏差の期待値が得られれば、ステップS1〜S5
で得られた、フォーカス・レベリング駆動の無い状態で
の同期誤差に対して劣化する分として加味することで、
実露光時での同期精度の期待値を求めることができる。
【0067】この結果、各スキャン速度に対する同期誤
差を正確に予想することが可能となる。ステップS11
において、設定した同期精度しきい値を満たす最大スキ
ャン速度を1ショット毎に可変設定できるため、与えら
れた条件に対応した最大のスループットを得ることがで
きる。
【0068】この様子を図示すると図5のようになる。
このように、スキャン速度に対して得られる同期誤差は
単調増加傾向を示す。従って、半導体製造プロセスにお
いて必要とされる同期精度のしきい値を設定すれば、こ
れを満たす最大のスキャン速度Vを選択できることにな
る。
【0069】以上説明したように、第1の実施形態のス
キャン露光装置によれば、ウェハ平坦度などの製造プロ
セス条件に対して最適なスキャン速度を設定することを
可能とし、露光性能と生産性を高いレベルで両立させて
歩留まりの良い露光を実現させることができる。
【0070】更に本実施形態によれば、最適な走査速度
を1回の露光毎に可変に設定することにより、装置の処
理能力即ちスループットの低下を抑止し、像性能と生産
性を共に向上させることを可能とし、高い歩留まりを実
現させることができる。
【0071】次に、図2を用いて説明した投影露光装置
を利用した半導体装置(半導体デバイス)の製造方法の
一例を説明する。
【0072】図6は、半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、あるいは液晶パネルやCCD等)の製
造工程のフローを示す。先ず、ステップ1(回路設計)
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。一方、ステップ3(ウェハ製造)では
シリコン等の材料を用いてウェハを製造する。ステップ
4(ウェハプロセス)は前工程と称され、上記の如く用
意したマスクとウェハを用いて、フォトリソグラフィー
技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。次のス
テップ5(組み立て)は後工程と称され、ステップ4に
よって作製されたウェハを用いて半導体チップ化する工
程であり、アッセンプリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージンク工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、
これが出荷(ステップ7)される。
【0073】図7は前記ウェハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウェハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウェハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウェハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウェハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウェハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上述したスキャン露光装置によっ
てマスクの回路パターンをウェハに焼付露光する。ステ
ップ17(現像)では露光したウェハを現像する。ステ
ップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の
部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエ
ッチングが終了して不要となったレジストを除去する。
これらのステップを繰り返し行なうことによって、ウェ
ハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0074】この製造方法を用いれば、スキャン露光装
置の奏する諸効果と相まって、従来は製造が難しかった
高集積度の半導体デバイスを歩留まり良く容易且つ確実
に製造することができる。
【0075】(第2の実施形態)続いて、本発明の第2
の実施形態について説明する。ここでは、第1に実施形
態で述べた露光方法に学習的な機能を奏するステップS
13を付加する。
【0076】ステップS12’:ステップS11で設定
された条件にてスキャン露光動作を開始する。コンソー
ル8には、実際に設定された1ショット毎のスキャン速
度が表示され、同時に実際に露光した時の同期誤差をシ
ョット毎に記録する。
【0077】ステップS13:1回のウェハ処理が完了
した時点で、各ショットにおいて露光前に計算した同期
誤差の期待値と、実際に露光して得られた同期誤差とを
比較する。期待値を下回った場合には、それに見合う分
だけスキャン速度を上げ、期待値より劣化した場合には
スキャン速度を下げるような設定を、次のウェハ処理に
おいて行う。
【0078】このような学習機能を具備することによ
り、ロット先頭のウェハにて1度スキャン速度設定をし
ておけば、複数枚のウェハ処理を行なえば、ほぼ最適値
に漸近してゆくことになる。
【0079】あるいは、まず保守的なスキャン速度を設
定しておき、ステップS1〜S5に相当する前処理を省
いて実露光を開始し、その後、前記学習機能によって自
動的にスキャン速度を更新していくことも可能である。
【0080】第2の実施形態によれば、第1の実施形態
の奏する諸効果に加え、露光性能を維持しながら最大の
生産性を極めて効率良く得ることが可能となる。
【0081】(第3の実施形態)前述のように、同期精
度は水平方向のステージ相対位置であり、第1の実施形
態においてはこれに着目しているが、同様の考え方を垂
直方向にも適用することができる。フォーカス・レベリ
ング駆動を行なった際に垂直方向に現れる制御偏差は、
露光される像のコントラストを規定することが知られて
おり、やはり半導体製造プロセスにおける着目線幅等に
よってその許容値が規定されるからである。
【0082】このためには、第1の実施形態で述べたよ
うに、フォーカス・レベリング軌道から同期精度の期待
値を図4の伝達特性から求めるのと同様にして、フォー
カス・レベリング軌道からZ方向の制御偏差を同様の手
法で求め、プロセスで規定されるしきい値を満足するよ
うなスキャン速度を設定すれば良いわけであり、その詳
細は第1の実施形態から容易に導出できる。
【0083】第3の実施形態のスキャン露光装置によれ
ば、第1の実施形態と同様に、ウェハ平坦度などの製造
プロセス条件に対して最適なスキャン速度を設定するこ
とを可能とし、露光性能と生産性を高いレベルで両立さ
せて歩留まりの良い露光を実現させることができる。
【0084】更に本実施形態によれば、最適な走査速度
を1回の露光毎に可変に設定することにより、装置の処
理能力即ちスループットの低下を抑止し、像性能と生産
性を共に向上させることを可能とし、高い歩留まりを実
現させることができる。
【0085】(第4の実施形態)図8は、本発明による
第4の実施形態のスキャン露光装置の概略構成を示すブ
ロック図である。図8において、31は第2の駆動機構
としてのレチクルステージ、32は第1の駆動機構とし
てのウェハステージであり、両者が同期走査する。33
はフォーカス検出系であり、スキャンするウェハ表面と
像面との相対距離をチップ内にて多点計測する。34は
レチクルステージ31及びウェハステージ32の制御を
司るステージ制御系であり、同期制御部もこれに含まれ
る。35は同期誤差推定器、36はスキャン速度算出器
である。同期誤差推定器35及びスキャン速度算出器3
6を含むシステムコントローラ37にて、スキャン速度
及びその他の露光条件等を設定し、コンソール38がオ
ペレータとのユーザインターフェースを受け持つ。
【0086】以下、図9のフローチャートに従って本実
施形態のスキャン露光装置の機能と共にスキャン露光方
法について説明する。
【0087】ステップS31〜S35:実露光に先立っ
て、ウェハ上の複数ショット(サンプルショット)に着
目してスキャン動作を行う。ここではフォーカス駆動を
行わず、フォーカス計測のみを行い、ショット内複数点
でのフォーカス計測値を得る。この時、ウェハステージ
とレチクルステージの相対位置誤差より、同期精度、更
にはその移動平均・標準偏差を求めておく。
【0088】ステップS36〜S38:S31〜S35
にて得られたフォーカス計測値より、ショット内のウェ
ハ面形状を求める。このとき、例えば特開平09−04
5608号公報に開示されている手法を用いて、既に露
光されたレジスト段差を除去することにより、更に正確
にウェハ面形状を求めることができる。
【0089】続いて、ステップS36で得られたウェハ
面形状より、この形状に対するフォーカス・レベリング
軌道を求める。
【0090】ステップS39〜S41:同期誤差推定器
35により、ステップS7で得られた駆動軌道を用いた
場合のレチクルステージとウェハステージ2との相対位
置誤差を推定し、更にスキャン速度算出器36により、
同期誤差の移動平均・移動標準偏差の期待値を、代表的
なスキャン速度複数通りに対してそれぞれ求める。
【0091】ステップS42:ステップS39〜S41
による算出結果をコンソール38に表示する。スキャン
速度と、その場合に得られる同期誤差の期待値を基に、
オペレータが当該プロセスにマッチしたスキャン速度を
選択する。選択されたスキャン速度より、露光量などを
設定した後、スキャン露光動作を開始する。
【0092】ステップS31〜S35におけるサンプル
ショットスキャン動作は、1ウェハ毎に行っても良い
し、複数ウェハに1回あるいは1ロット毎に1回など、
自由に設定できる。
【0093】なお、ステップS39〜S41について
は、第1の実施形態で図3,図4を用いた説明と同様
に、例えばステージをチルト駆動したときの並進方向へ
の影響のようないわゆる他成分への影響を、チルト方向
に加振した時の加振入力から並進方向の制御偏差までの
伝達特性、即ち図3の周波数特性G(s)として規定
し、この特性を予め求めておき、これにステップS7で
求めたフォーカス・レベリング軌道を入力した場合の出
力、即ち並進方向制御偏差を、図4に示すブロック線図
の順序に従って正確に計算することができる。
【0094】この結果、各スキャン速度に対する同期誤
差を正確に予想することが可能となる。ステップS12
でのスキャン速度の選択は、例えば露光線幅などの条件
を鑑みて細い線幅の場合は同期誤差がより小さくなるよ
うなスキャン速度を選択するなど、自由度が高くかつき
め細かな設定が可能となり、プロセス条件に良く適合し
た露光を行うことができる。
【0095】以上説明したように、本実施形態のスキャ
ン露光装置によれば、ウェハ平坦度などの製造プロセス
条件に対して最適なスキャン速度を設定することを可能
とし、露光性能と生産性を高いレベルで両立させて歩留
まりの良い露光を実現させることができる。
【0096】更に、第1の実施形態で図6,図7を用い
た説明と同様に、図8の投影露光装置を利用して半導体
装置(半導体デバイス)を製造することにより、スキャ
ン露光装置の奏する諸効果と相まって、従来は製造が難
しかった高集積度の半導体デバイスを歩留まり良く容易
且つ確実に製造することができる。
【0097】(第5の実施形態)続いて、本発明の第5
の実施形態について説明する。ここでは、第4に実施形
態で述べた露光方法のステップS42において、オペレ
ータによる速度設定に替わり、これを自動的に行う。各
露光ロットに対して必要な同期精度をしきい値として予
め設定しておき、第4の実施形態で説明した同期精度予
側を行った後、設定された同期精度しきい値を満足する
ようなスキャン速度のうち最も大きいものを自動的に選
択するように、図8のシステムコントローラ37を構成
すれば良い。これにより、第4の実施形態の奏する諸効
果に加え、露光性能を維持しながら最大の生産性を極め
て効率良く得ることが可能となる。
【0098】なお、各実施形態において説明したスキャ
ン露光装置の機能を実現するように、各種のデバイスを
動作させるためのプログラムコード自体及びそのプログ
ラムコードをコンピュータに供給するための手段や、ス
キャン露光方法の各ステップ(例えば図2のステップS
1〜ステップS12、図9のステップS31〜ステップ
S42)、及び半導体装置の製造方法の各ステップ(例
えば図6のステップ1〜ステップ7、図7のステップ1
1〜ステップ19)等を実現するためのプログラムコー
ド自体及びそのプログラムコードをコンピュータに供給
するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格
納した記憶媒体は本発明の範疇に属する。
【0099】またこの場合、所定の記憶再生装置によ
り、記憶媒体に格納されているプログラムコードが読み
出され、EEPROMが動作する。かかるプログラムコ
ードを記憶する記憶媒体としては、例えばフロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性
のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0100】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、本実施形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュ
ータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシス
テム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して
本実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラ
ムコードは本発明に含まれる。
【0101】更に、供給されたプログラムコードがコン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、その
プログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボード
や機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって本実施形態の機
能が実現されるシステムも本発明に含まれる。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、ウェハ平坦度などの製
造プロセス条件に対して最適なスキャン速度を設定する
ことを可能とし、露光性能と生産性を高いレベルで両立
させて歩留まりの良い露光を実現することができる。
【0103】更に本発明によれば、最適な走査速度を1
回の露光毎に可変に設定することにより、装置の処理能
力即ちスループットの低下を抑止し、像性能と生産性を
共に向上させることを可能とし、高い歩留まりを実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のスキャン露光装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態のスキャン露光装置の機能と共
にスキャン露光方法を示すフローチャートである。
【図3】周波数特性G(s)を示す特性図である。
【図4】並進方向制御偏差を算出するための順序を示す
線ブロック図である。
【図5】スキャン速度と同期誤差との関係を示す特性図
である。
【図6】本発明に係るスキャン露光装置を用いた半導体
デバイスの製造工程を示すフローチャートである。
【図7】図6の工程中のウェハプロセスを更に詳細に示
すフローチャートである。
【図8】第4の実施形態のスキャン露光装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図9】第4の実施形態のスキャン露光装置の機能と共
にスキャン露光方法を示すフローチャートである。
【図10】従来のスキャン露光装置の主要構成を示す概
略図である。
【符号の説明】
1,31…レチクルステージ 2,32…ウェハステージ 3,33…フォーカス検出系 4,34…ステージ制御系 5,35…同期誤差推定器 6,36…スキャン速度算出手段 7,37…システムコントローラ 8,38…コンソール
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 526B

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板面に描画された所定パターンをウェ
    ハ面に露光して転写する投影露光装置において、 前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、 前記ウェハを保持し、走査方向に沿って走査する第2の
    駆動機構とと、 前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ
    面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機
    構との相対位置偏差の期待値を算出して、前記期待値に
    より走査露光時における前記第1及び第2の駆動機構の
    走査速度を1回の露光毎に可変に設定するコントローラ
    とを備えることを特徴とする投影露光装置。
  2. 【請求項2】 基板面に描画された所定パターンをウェ
    ハ面に露光して転写する投影露光装置において、 前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、 前記ウェハを保持し、走査方向に沿って走査する第2の
    駆動機構と、 前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ
    面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機
    構との相対位置偏差の期待値を算出して、前記期待値に
    より走査露光時における前記第1及び第2の駆動機構の
    走査速度を1回の露光毎に自動的に設定するコントロー
    ラとを備えることを特徴とする投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記ウェハ面形状は、実際の露光に先立
    った前記第1及び第2の駆動機構の走査駆動により計測
    されるものであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の投影露光装置。
  4. 【請求項4】 前記ウェハ面形状に対するフォーカス及
    びレベリング計測を行い、当該計測結果を用いて前記相
    対位置偏差の期待値を算出することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の投影露光装置。
  5. 【請求項5】 露光に先立った前記走査駆動は、前記ウ
    ェハ1枚毎又は複数枚毎に行われることを特徴とする請
    求項3に記載の投影露光装置。
  6. 【請求項6】 基板面に描画された所定パターンをウェ
    ハ面に露光して転写する投影露光装置において、 前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、 前記ウェハを保持し、走査方向に沿って走査する第2の
    駆動機構と、 前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ
    面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機
    構との相対位置偏差の期待値を算出する誤差推定器と、 前記期待値により走査露光時における前記第1及び第2
    の駆動機構の走査速度を1回の露光毎に可変に設定する
    走査速度設定器とを備えることを特徴とする投影露光装
    置。
  7. 【請求項7】 基板面に描画された所定パターンをウェ
    ハ面に露光して転写する投影露光装置において、 前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、 前記ウェハを保持し、走査方向に沿って走査する第2の
    駆動機構と、 前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ
    面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機
    構との相対位置偏差の期待値を算出する誤差推定器と、 前記期待値により走査露光時における前記第1及び第2
    の駆動機構の走査速度を1回の露光毎に自動的に設定す
    る走査速度設定器とを備えることを特徴とする投影露光
    装置。
  8. 【請求項8】 前記ウェハ面形状は、実際の露光に先立
    った前記第1及び第2の駆動機構の走査駆動により計測
    されるものであることを特徴とする請求項6又は7に記
    載の投影露光装置。
  9. 【請求項9】 前記誤差推定器は、前記ウェハ面形状に
    対するフォーカス及びレベリング計測を行い、当該計測
    結果を用いて前記相対位置偏差の期待値を算出すること
    を特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の投影
    露光装置。
  10. 【請求項10】 露光に先立った前記走査駆動は、前記
    ウェハ1枚毎又は複数枚毎に行われることを特徴とする
    請求項8に記載の投影露光装置。
  11. 【請求項11】 基板面に描画された所定パターンをウ
    ェハ面に露光して転写する投影露光方法において、 前記基板を保持して走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿って走査
    する第2の駆動機構とを駆動制御するに際して、 前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ
    面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機
    構との相対位置偏差の期待値を算出して、前記期待値に
    より走査露光時における前記第1及び第2の駆動機構の
    走査速度を1回の露光毎に可変に設定することを特徴と
    する投影露光方法。
  12. 【請求項12】 基板面に描画された所定パターンをウ
    ェハ面に露光して転写する投影露光方法において、 前記基板を保持して走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿って走査
    する第2の駆動機構とを駆動制御するに際して、 前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ
    面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機
    構との相対位置偏差の期待値を算出して、前記期待値に
    より走査露光時における前記第1及び第2の駆動機構の
    走査速度を1回の露光毎に自動的に設定することを特徴
    とする投影露光方法。
  13. 【請求項13】 前記ウェハ面形状を、実際の露光に先
    立った前記第1及び第2の駆動機構の走査駆動により計
    測することを特徴とする請求項11又は12に記載の投
    影露光方法。
  14. 【請求項14】 前記ウェハ面形状に対するフォーカス
    及びレベリング計測を行い、当該計測結果を用いて前記
    相対位置偏差の期待値を算出することを特徴とする請求
    項11〜13のいずれか1項に記載の投影露光方法。
  15. 【請求項15】 露光に先立った前記走査駆動を、前記
    ウェハ1枚毎又は複数枚毎に行うことを特徴とする請求
    項13に記載の投影露光方法。
  16. 【請求項16】 基板面に描画された所定パターンをウ
    ェハ面に露光して転写する投影露光方法において、 前記基板を保持して走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿って走査
    する第2の駆動機構とを駆動制御するに際して、 前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ
    面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機
    構との相対位置偏差の期待値を算出する工程と、 前記期待値により走査露光時における前記第1及び第2
    の駆動機構の走査速度を1回の露光毎に可変に設定する
    工程とを有することを特徴とする投影露光方法。
  17. 【請求項17】 基板面に描画された所定パターンをウ
    ェハ面に露光して転写する投影露光方法において、 前記基板を保持して走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿って走査
    する第2の駆動機構とを駆動制御するに際して、 前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動し、前記ウェハ
    面形状に基いて前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機
    構との相対位置偏差の期待値を算出する工程と、 前記期待値により走査露光時における前記第1及び第2
    の駆動機構の走査速度を1回の露光毎に自動的に設定す
    る工程とを有することを特徴とする投影露光方法。
  18. 【請求項18】 前記走査速度を1回の露光毎に自動的
    に設定する工程において、各露光における前記期待値
    と、実際の露光で得られた同期誤差との比較に基いて走
    査速度を設定することを特徴とする請求項17に記載の
    投影露光方法。
  19. 【請求項19】 前記ウェハ面形状を、実際の露光に先
    立った前記第1及び第2の駆動機構の走査駆動により計
    測することを特徴とする請求項16〜18のいずれか1
    項に記載の投影露光方法。
  20. 【請求項20】 前記ウェハ面形状に対するフォーカス
    及びレベリング計測を行い、当該計測結果を用いて前記
    相対位置偏差の期待値を算出することを特徴とする請求
    項16〜19のいずれか1項に記載の投影露光方法。
  21. 【請求項21】 露光に先立った前記走査駆動を、前記
    ウェハ1枚毎又は複数枚毎に行うことを特徴とする請求
    項19に記載の投影露光方法。
  22. 【請求項22】 ウェハ面に感光材料を塗布するステッ
    プと、 請求項11〜21のいずれか1項に記載の投影露光方法
    の各工程により、前記感光材料が塗布された前記ウェハ
    面に所定パターンの露光を行うステップと、 前記所定パターンの露光が行われた前記感光材料を現像
    するステップとを備えることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項11〜21のいずれか1項に記
    載の投影露光方法の各工程を実行させるためのプログラ
    ムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴と
    する記憶媒体。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載の半導体装置の製造
    方法の各ステップを実行させるためのプログラムをコン
    ピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶
    媒体。
  25. 【請求項25】 基板面に描画された所定パターンをウ
    ェハ面に露光して転写する投影露光装置において、 前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、 前記ウェハを保持し、走査方向に沿って走査する第2の
    駆動機構とを備え、 走査露光前に前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動
    し、その計測結果を用いて走査露光時における前記第1
    の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置偏差を予
    測することを特徴とする投影露光装置。
  26. 【請求項26】 前記相対位置偏差の予測結果に基づ
    き、前記第1及び第2の駆動機構の走査制御を行なうこ
    とを特徴とする請求項25に記載の投影露光装置。
  27. 【請求項27】 前記走査駆動によりフォーカス及びレ
    ベリング計測を行い、当該計測結果を用いて前記相対位
    置偏差を予測することを特徴とする請求項20又は26
    に記載の投影露光装置。
  28. 【請求項28】 前記走査駆動は、前記ウェハ1枚毎又
    は複数枚毎に行われることを特徴とする請求項25〜2
    7のいずれか1項に記載の投影露光装置。
  29. 【請求項29】 基板面に描画された所定パターンをウ
    ェハ面に露光して転写する投影露光装置において、 前記基板を保持し、走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、前記ウェハを保持し、走査方向に沿って走査
    する第2の駆動機構と、 走査露光前に前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動
    し、その計測結果を用いて走査露光時における前記第1
    の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置誤差を推
    定する誤差推定器と、 前記誤差推定器により推定された前記相対位置誤差の偏
    差を、所定の各走査速度に対応して算出する走査速度算
    出手段とを備えることを特徴とする投影露光装置。
  30. 【請求項30】 前記各走査速度及びそれに対応して前
    記走査速度算出手段により算出された前記偏差に基づ
    き、前記第1及び第2の駆動機構の走査制御を行なうこ
    とを特徴とする請求項29に記載の投影露光装置。
  31. 【請求項31】 前記偏差が算出された前記各走査速度
    のうちから最適の走査速度を選択し、当該走査速度に基
    づいて前記第1及び第2の駆動機構の走査制御を行なう
    ことを特徴とする請求項29に記載の投影露光装置。
  32. 【請求項32】 前記誤差推定器は、前記走査駆動によ
    りフォーカス及びレベリング計測を行い、当該計測結果
    を用いて前記相対位置誤差を予測することを特徴とする
    請求項29〜31のいずれか1項に記載の投影露光装
    置。
  33. 【請求項33】 前記誤差推定器による前記走査駆動
    は、前記ウェハ1枚毎又は複数枚毎に行われることを特
    徴とする請求項29〜32のいずれか1項に記載の投影
    露光装置。
  34. 【請求項34】 基板面に描画された所定パターンをウ
    ェハ面に露光して転写する投影露光方法において、 前記基板を保持して走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿って走査
    する第2の駆動機構とを駆動制御するに際して、 走査露光前に前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動
    し、その計測結果を用いて走査露光時における前記第1
    の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置偏差を予
    測することを特徴とする投影露光方法。
  35. 【請求項35】 前記相対位置偏差の予測結果に基づ
    き、前記第1及び第2の駆動機構の走査制御を行なうこ
    とを特徴とする請求項34に記載の投影露光方法。
  36. 【請求項36】 前記走査駆動によりフォーカス及びレ
    ベリング計測を行い、当該計測結果を用いて前記相対位
    置偏差を予測することを特徴とする請求項10又は35
    に記載の投影露光方法。
  37. 【請求項37】 前記走査駆動は、前記ウェハ1枚毎又
    は複数枚毎に行われることを特徴とする請求項34〜3
    6のいずれか1項に記載の投影露光方法。
  38. 【請求項38】 基板面に描画された所定パターンをウ
    ェハ面に露光して転写する投影露光方法において、 前記基板を保持して走査方向に沿って走査する第1の駆
    動機構と、前記ウェハを保持して走査方向に沿って走査
    する第2の駆動機構とを駆動制御するに際して、 走査露光前に前記第1及び第2の駆動機構を走査駆動
    し、その計測結果を用いて走査露光時における前記第1
    の駆動機構と前記第2の駆動機構との相対位置誤差を推
    定する工程と、 前記誤差推定器により推定された前記相対位置誤差の偏
    差を、所定の各走査速度に対応して算出する工程とを有
    することを特徴とする投影露光方法。
  39. 【請求項39】 前記各走査速度及びそれに対応して算
    出された前記偏差に基づき、前記第1及び第2の駆動機
    構の走査制御を行なうことを特徴とする請求項38に記
    載の投影露光方法。
  40. 【請求項40】 前記偏差が算出された前記各走査速度
    のうちから最適の走査速度を選択し、当該走査速度に基
    づいて前記第1及び第2の駆動機構の走査制御を行なう
    ことを特徴とする請求項38に記載の投影露光方法。
  41. 【請求項41】 前記走査駆動によりフォーカス及びレ
    ベリング計測を行い、当該計測結果を用いて前記相対位
    置誤差を予測することを特徴とする請求項38〜40の
    いずれか1項に記載の投影露光方法。
  42. 【請求項42】 前記走査駆動は、前記ウェハ1枚毎又
    は複数枚毎に行われることを特徴とする請求項38〜4
    1のいずれか1項に記載の投影露光方法。
  43. 【請求項43】 ウェハ面に感光材料を塗布するステッ
    プと、 請求項34〜42のいずれか1項に記載の投影露光方法
    の各工程により、前記感光材料が塗布された前記ウェハ
    面に所定パターンの露光を行うステップと、 前記所定パターンの露光が行われた前記感光材料を現像
    するステップとを備えることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  44. 【請求項44】 請求項34〜42のいずれか1項に記
    載の投影露光方法の各工程を実行させるためのプログラ
    ムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴と
    する記憶媒体。
  45. 【請求項45】 請求項43に記載の半導体装置の製造
    方法の各ステップを実行させるためのプログラムをコン
    ピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶
    媒体。
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