JP2001222334A - 電子式アクセルペダル装置 - Google Patents
電子式アクセルペダル装置Info
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Abstract
ダルアーム及びレバーの交差部位に横貫状態で、且つペ
ダルアームに一体化されると共にレバーに形成された挿
通孔を遊貫した支軸7を、ブラケットに形成された軸支
孔に回動可能に遊嵌・支持し、ペダルアーム及びレバー
の上端間に、レバーの基端部をシャシー側に当接させる
圧縮バネ部を設け、ブラケットに、支軸7の回転角に応
じてアクセル開度を示す信号を発生するアクセル開度セ
ンサを取り付けらた電子式アクセルペダル装置を運転席
の下部に取り付ける。そして、運転者がアクセルペダル
を踏み込むと、アクセルペダルの操作時における支軸7
の回動時に、支軸7がブラケットの軸支孔に、レバーの
挿通孔が支軸7に押圧されて、支軸7の回動に適度な摩
擦抵抗が生じ、緩やかに変化するアクセルの安定した操
作性が得られる。
Description
検出するアクセル開度センサを設けた電子式アクセルペ
ダル装置に関する。
ンクを介さずに、電気的にスロットルバルブに伝達する
アクセルペダル装置として、従来、アクセルベダルの近
傍にアクセル開度センサを取り付け、ペダルの踏み込み
量に応じてアクセル開度センサを回動させる構造のアク
セルペダル装置が、特開平9−52541号公報等で提
案されている。
クセルペダルのアームがブラケット上に支軸を介して回
動可能に支持され、その支軸に戻しばねが外嵌され、ア
ームの先端側のブラケット上に回動部が軸支されると共
に、回動部の末端にアクセル開度センサが軸を連結して
配設される。更に、その回動部にケーブル受け部が取り
付けられ、ケーブル受け部とペダルアームとの間をワイ
ヤで連結し、アクセルの踏み込み量に応じて回動部を回
動させ、アクセル開度センサからアクセル開度を示す信
号を出力するように構成される。
ペダル装置は、ペダルアームと回動部とがワイヤを介し
て接続されるものの、アクセルワイヤを介してスロット
ルバルブと接続する通常のアクセルペダル装置に比べ、
アクセルワイヤの揩動抵抗がなく、回動部の回動抵抗が
少ないため、アクセルペダルが軽く動きすぎる問題があ
った。つまり、アクセルペダルを踏み込んだとき、回動
部が急速に動いて自動車が急激に増速されやすく、アク
セルペダルの踏み込み力を弛めた場合、アクセルペダル
や回動部が急速に戻り、自動車が急激に減速されやす
く、アクセルの操作性が悪化する問題があった。
に基づく、アクセルの操作性に劣る課題に鑑み、シャシ
ー側に固定された、一対のブラケットを有した固定体
と、ブラケット間に交差配置されたペダルアーム及びレ
バーと、該ペダルアーム及びレバーの交差部位に横貫状
態で、且つペダルアームに一体化されると共にレバーに
形成された挿通孔を遊貫し、ブラケットに形成された軸
支孔に回動可能に遊嵌・支持された支軸と、ペダルアー
ム及びレバーの上端間に設けた、レバーの基端部をシャ
シー側に当接させる圧縮バネ部と、ブラケットに取り付
けられた、支軸の回転角に応じてアクセル開度を示す信
号を発生するアクセル開度センサとを備えた電子式アク
セルペダル装置を運転席の下部に取り付ける。そして、
運転者がアクセルペダルを踏み込むと、ペダルアームが
支軸を支点に、圧縮バネ部を圧縮しながら回動し、又運
転者がアクセルペダルから足を離すと、ペダルアームは
圧縮バネ部の弾性復元力により支軸を支点に反踏み込み
方向に回動し、上記アクセルペダルの操作時における支
軸の回動時に、支軸がブラケットの軸支孔に、レバーの
挿通孔が支軸に押圧されることによって、支軸の回動に
適度な摩擦抵抗が生じ、アクセルワイヤをスロットルバ
ルブとの間に接続した従来のアクセルベダル装置と同様
に、緩やかに変化するアクセルの安定した操作性を得ら
れる様にして、上記課題を解決する。
基づいて説明する。図1は、本発明に係る電子式アクセ
ルペダル装置の正面図であり、図2は、一方のブラケッ
トを外した電子式アクセルペダル装置の側面図であり、
図3は、ブラケットに対するペダルアーム、レバー及び
支軸の取付状態を示す断面図であり、図4は、2重バネ
構造とした圧縮バネ部の拡大正面図であり、図5は、2
本の圧縮バネを並列配置した圧縮バネ部の拡大正面図で
ある。図1、2に示す様に、電子式アクセルペダル装置
1は、基本的に、一対のブラケット2、2aを有したシャ
シーSへの固定体3と、ブラケット2、2a間に交差配置
された長寸なペダルアーム4及び短寸なレバー5と、該
ペダルアーム4及びレバー5の交差部位を貫通すると共
に、両端部がブラケット2、2aに形成された軸支孔6、
6aに遊嵌された支軸7と、ペダルアーム4に固定された
アクセルペダル8と、ペダルアーム4とレバー5の上端
部間に設けた圧縮バネ部9と、固定体3の側部に設置さ
れたアクセル開度センサ10とにより構成される。
ス形状に形成され、シャシーSへの固定部材11の両側方
にブラケット2、2aが設けられ、どちらか一方のブラケ
ット2、2a(図面上、一方のブラケット2)は固定体3
におけるその他の部分に対し着脱自在と成っており、ブ
ラケット2、2aの軸支孔6、6aにあっては、図3に示す
様に、支軸7より少し大径としている。
ルアーム4に対し一体形成されると共に、レバー5に形
成された挿通孔12に対し遊貫状態に成っている。
に圧縮バネ部9の両端部の固定座部13、14を設けてい
る。又、圧縮バネ部9にあっては、図4に示す様に、径
の異なる2本の圧縮バネ15、15a からなる2重バネ構造
になっていたり、或いは図5に示す様に、2本の同径の
圧縮バネ15、15a をペダルアーム4とレバー5の上端部
間に並列配置している。
復元力により、初期状態におけるペダルアーム4の先端
側を、シャシーS側、即ち固定体3における固定部材11
に当接させているが、図示しないが、ペダルアーム4の
中間部を、固定体3における開口部の、シャシーS側の
対向部位に当接させる様にしても良い。又、圧縮バネ部
9の弾性復元力により、レバー5の基端側を、シャシー
S側、即ち固定体3における固定部材11に常時当接さ
せ、レバー5における固定体3との当接部位16を円周面
状に形成すると共に、固定部材11におけるレバー5の当
接部位16との当接部位に凹曲面状の受承溝17を形成して
いる。
と同様に、室内の運転席下部に固定体3を固定ねじ等で
固定することによって取り付けられ、アクセル開度セン
サ10は電気接続線を介して制御処理回路に接続され、制
御処理回路の出力側に、スロットルバルブ駆動装置が接
続される。
置の作用について説明する。運転者がアクセルペダル8
を踏み込むと、ペダルアーム4が支軸7と共に、圧縮バ
ネ部9を圧縮させながら回動する。この時、ペダルアー
ム2の先端がアクセルペダル8の踏み込む方向と反対方
向に傾動し、かかるアクセルペダル8の踏込み力及び圧
縮バネ部9の弾性復元力により、支軸7は軸支孔6、6a
の内周面におけるシャシーS側の部分に押圧されると共
に、レバー5の挿通孔12の内周面が支軸7に押圧され、
夫々の部分に摩擦抵抗が生じるため、アクセルペダル8
の操作性は良好に保持される。又、車を定速走行させる
場合、所定量踏み込んだままその位置を維持しなければ
ならないが、圧縮バネ部9の弾性復元力がそのままアク
セルペダル8に作用せず、支軸7と軸支孔6、6aの内周
面及びレバー5の挿通孔12の内周面と支軸7の押圧部位
に生じる摩擦抵抗分だけ軽減されてアクセルペダル8に
作用することから、アクセルペダル8を定位置に維持す
ることが楽になる。又、アクセル開度センサ10は、アク
セルペダル8の踏み込み量に応じた角度だけ回動した支
軸7の回転角に応じた電圧信号を出力し、そのセンサ出
力信号がスロットルバルブの駆動制御に使用される。
離すと、ペダルアーム4は、圧縮バネ部9の弾性復元力
により、支軸7を支点に反踏み込み方向に回動するが、
支軸7が軸支孔6、6aの内周面におけるシャシーS側の
部分に押圧されると共に、レバー5の挿通孔12の内周面
が支軸7に押圧されることから、ペダルアーム4が急速
に戻らない。この時、アクセル開度センサ10は、アクセ
ルペダル8の戻り量に応じた角度だけ回動した支軸7の
回転角に応じた電圧信号を出力する。
された、一対のブラケット2、2aを有した固定体3を設
けたので、かかる電子式アクセルペダル装置1のシャシ
ーS側への取付作業の簡易化を図ることが出来る。又、
ブラケット2、2a間に交差配置されたペダルアーム4及
びレバー5の交差部位に横貫状態の支軸7は、ペダルア
ーム4に一体化されると共にレバー5に形成された挿通
孔12を遊貫し、ブラケット2、2aに形成された軸支孔
6、6aに回動可能に遊嵌・支持されているので、ペダル
アーム4及びレバー5の両方を固定体3に対し回動可能
に取り付けることが出来る。又、支軸7はペダルアーム
4に一体化されているので、ペダルアーム4に連動して
支軸7が回転することから、ペダルアーム4の踏み込み
量で支軸7の回転角が決定するため、アクセル開度セン
サ10を介して適正な速度で車を走行させることが出来
る。又、支軸7はレバー5に形成された挿通孔12を遊貫
しているので、支軸7が回転してもレバー5は回転しな
いため、後述する圧縮バネ部9の弾性復元力をペダルア
ーム4に作用させることが出来る。又、ペダルアーム4
及びレバー5の上端間に圧縮バネ部9を設けて、レバー
5の基端部をシャシーS側に当接させたので、圧縮変形
された圧縮バネ部9の弾性復元力により踏み込まれたペ
ダルアーム4から足を放すだけで、ペダルアーム4を自
動的に初期位置に戻すことが出来、而も圧縮バネ部9の
弾性復元力により、支軸7を軸支孔6、6aの内周面に、
レバー5の挿通孔12の内周面を支軸7に押圧させ、当該
押圧部分に摩擦抵抗が生じさせて、アクセルペダル8の
急激な変動を抑止することが出来るため、車の急加減速
を防止することが出来る等その実用的効果甚だ大であ
る。
図である。
ル装置の側面図である。
支軸の取付状態を示す断面図である。
ある。
大正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シャシー側に固定された、一対のブラケ
ットを有した固定体と、ブラケット間に交差配置された
ペダルアーム及びレバーと、該ペダルアーム及びレバー
の交差部位に横貫状態で、且つペダルアームに一体化さ
れると共にレバーに形成された挿通孔を遊貫し、ブラケ
ットに形成された軸支孔に回動可能に遊嵌・支持された
支軸と、ペダルアーム及びレバーの上端間に設けて、レ
バーの基端部をシャシー側に当接させる圧縮バネ部と、
ブラケットに取り付けられた、支軸の回転角に応じてア
クセル開度を示す信号を発生するアクセル開度センサと
を備えたことを特徴とする電子式アクセルペダル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000032569A JP3605338B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 電子式アクセルペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000032569A JP3605338B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 電子式アクセルペダル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001222334A true JP2001222334A (ja) | 2001-08-17 |
JP3605338B2 JP3605338B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=18557149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000032569A Expired - Fee Related JP3605338B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 電子式アクセルペダル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3605338B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005231538A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Denso Corp | ペダルモジュール |
-
2000
- 2000-02-10 JP JP2000032569A patent/JP3605338B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005231538A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Denso Corp | ペダルモジュール |
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Publication number | Publication date |
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JP3605338B2 (ja) | 2004-12-22 |
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