JP2001222040A - 絞り切換装置 - Google Patents
絞り切換装置Info
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- JP2001222040A JP2001222040A JP2000030928A JP2000030928A JP2001222040A JP 2001222040 A JP2001222040 A JP 2001222040A JP 2000030928 A JP2000030928 A JP 2000030928A JP 2000030928 A JP2000030928 A JP 2000030928A JP 2001222040 A JP2001222040 A JP 2001222040A
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- JP
- Japan
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- lens
- movable
- aperture
- diaphragm
- plate
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- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビトウィーン方式の絞り切換装置を内蔵しつ
つもレンズ周囲の凸部の少ないレンズ付きフィルムユニ
ットを提供する。 【解決手段】 ソレノイド22の動力を伝達する連結レ
バー24に可動絞り板25が光軸と略平行な方向に第2
作用腕24bを設け、可動絞り板25が変位する平面よ
り後方にソレノイド22を配置できるようにし、レンズ
付きフィルムユニット10内部の暗箱部30上に収納す
る。これにより、撮影レンズ31、32の周囲には可動
絞り板25と連結レバー24の係合部24cの可動スペ
ースのみ確保すれば良く、撮影レンズ周囲の凸部形成を
必要最小限に出来る。
つもレンズ周囲の凸部の少ないレンズ付きフィルムユニ
ットを提供する。 【解決手段】 ソレノイド22の動力を伝達する連結レ
バー24に可動絞り板25が光軸と略平行な方向に第2
作用腕24bを設け、可動絞り板25が変位する平面よ
り後方にソレノイド22を配置できるようにし、レンズ
付きフィルムユニット10内部の暗箱部30上に収納す
る。これにより、撮影レンズ31、32の周囲には可動
絞り板25と連結レバー24の係合部24cの可動スペ
ースのみ確保すれば良く、撮影レンズ周囲の凸部形成を
必要最小限に出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絞り切換装置に関
し、更に詳しくはレンズ付きフィルムユニット等の簡易
型カメラに好適な2枚のレンズの間に絞り板がある絞り
切換装置に関するものである。
し、更に詳しくはレンズ付きフィルムユニット等の簡易
型カメラに好適な2枚のレンズの間に絞り板がある絞り
切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製造時に予め写真フィルムが装填されて
販売されるレンズ付きフィルムユニットは、購入後すぐ
に撮影することができ、撮影終了後も写真フィルムを取
り出さずにそのままの状態で現像所に出せば良いという
手軽さと、安価なことから簡易型のカメラとして広く一
般に利用されている。このレンズ付きフイルムユニット
の中には、撮影時の外光光量に合わせてシャッタレリー
ズ時のシャッタボタンの操作で絞りが自動的に切り換え
られる絞り切換装置が組み込まれているものも本出願人
から特開平9−5817号公報にて提案されている。
販売されるレンズ付きフィルムユニットは、購入後すぐ
に撮影することができ、撮影終了後も写真フィルムを取
り出さずにそのままの状態で現像所に出せば良いという
手軽さと、安価なことから簡易型のカメラとして広く一
般に利用されている。このレンズ付きフイルムユニット
の中には、撮影時の外光光量に合わせてシャッタレリー
ズ時のシャッタボタンの操作で絞りが自動的に切り換え
られる絞り切換装置が組み込まれているものも本出願人
から特開平9−5817号公報にて提案されている。
【0003】この絞り切換装置の一つとして撮影レンズ
後方に所定の絞り開口を有する固定絞り板が配置され、
固定絞り板の絞り開口より小さな開口面積の絞り開口を
有する可動絞り板を撮影レンズの間に挿脱して絞りの切
換を行うビトウィーン方式の絞り切換装置がある。固定
絞り板は撮影レンズと共にレンズホルダーに保持され、
可動絞り板とこれを支持する連結レバーはレンズホルダ
ー若しくはレンズホルダーを保持するベース部材に設け
られた回動軸に回動自在に取り付けられる。そして、電
気回路基板にはソレノイドが取り付けられ、このソレノ
イドが連結レバーの端部に当接して押圧し連結レバーと
一体に可動絞り板を回動させる。
後方に所定の絞り開口を有する固定絞り板が配置され、
固定絞り板の絞り開口より小さな開口面積の絞り開口を
有する可動絞り板を撮影レンズの間に挿脱して絞りの切
換を行うビトウィーン方式の絞り切換装置がある。固定
絞り板は撮影レンズと共にレンズホルダーに保持され、
可動絞り板とこれを支持する連結レバーはレンズホルダ
ー若しくはレンズホルダーを保持するベース部材に設け
られた回動軸に回動自在に取り付けられる。そして、電
気回路基板にはソレノイドが取り付けられ、このソレノ
イドが連結レバーの端部に当接して押圧し連結レバーと
一体に可動絞り板を回動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
絞り切換装置では可動絞り板、連結レバー、ソレノイド
等が撮影レンズの近傍に配置されるので、これらの取付
スペース及び可動スペースを確保するためにレンズ付き
フィルムユニット本体を覆うカバーの撮影レンズ周囲に
は広い範囲で凸部を形成する必要があるため、レンズ付
きフィルムユニットの厚みが増し操作性やデザイン等に
大きな制約が発生してしまう。
絞り切換装置では可動絞り板、連結レバー、ソレノイド
等が撮影レンズの近傍に配置されるので、これらの取付
スペース及び可動スペースを確保するためにレンズ付き
フィルムユニット本体を覆うカバーの撮影レンズ周囲に
は広い範囲で凸部を形成する必要があるため、レンズ付
きフィルムユニットの厚みが増し操作性やデザイン等に
大きな制約が発生してしまう。
【0005】また、ソレノイドを電気回路基板に取り付
けているため電気部品組立工程で発生する基板切断粉、
半田ボール、フラックス等の異物がソレノイドの可動鉄
心が移動する溝に入り作動不良が発生する可能性が高
い。更に、連結レバーの回動軸は抵抗を小さくするため
に細く、回動中の可動絞り板の振れを抑えるために長い
ので部品製造時に不良が発生しやすく、製品としても落
下衝撃等による折れが発生する可能性が高い等の問題が
ある。
けているため電気部品組立工程で発生する基板切断粉、
半田ボール、フラックス等の異物がソレノイドの可動鉄
心が移動する溝に入り作動不良が発生する可能性が高
い。更に、連結レバーの回動軸は抵抗を小さくするため
に細く、回動中の可動絞り板の振れを抑えるために長い
ので部品製造時に不良が発生しやすく、製品としても落
下衝撃等による折れが発生する可能性が高い等の問題が
ある。
【0006】本発明は、レンズ付きフィルムユニットに
ビトウィーン方式の絞り切換装置を内蔵しつつも、その
操作性やデザイン等を損なわないように撮影レンズ周囲
の凸部が少なく、部品組立工程、製造工程での不良発生
の少ない製品信頼性の高い絞り切換装置を提供すること
を目的とする。
ビトウィーン方式の絞り切換装置を内蔵しつつも、その
操作性やデザイン等を損なわないように撮影レンズ周囲
の凸部が少なく、部品組立工程、製造工程での不良発生
の少ない製品信頼性の高い絞り切換装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の絞り切換装置は、少なくとも1つの絞り開
口を有し、撮影レンズの光軸と平行な回動軸を中心に光
軸と直交する平面内で回動して絞りを2段階に切り換え
る可動絞り板と、この可動絞り板の後方に、可動鉄心が
前記平面と平行な面内で進退するように配置されたソレ
ノイドと、可動鉄心の進退により一端側が駆動されるこ
とによって可動絞り板を回動させる連結部材とを有し、
この連結部材は前記一端側近傍で光軸と平行な軸に軸着
されるとともに他端側に光軸と平行に延びた作用腕を有
し、可動絞り板はこの作用腕の先端に固定されているも
のである。
に、本発明の絞り切換装置は、少なくとも1つの絞り開
口を有し、撮影レンズの光軸と平行な回動軸を中心に光
軸と直交する平面内で回動して絞りを2段階に切り換え
る可動絞り板と、この可動絞り板の後方に、可動鉄心が
前記平面と平行な面内で進退するように配置されたソレ
ノイドと、可動鉄心の進退により一端側が駆動されるこ
とによって可動絞り板を回動させる連結部材とを有し、
この連結部材は前記一端側近傍で光軸と平行な軸に軸着
されるとともに他端側に光軸と平行に延びた作用腕を有
し、可動絞り板はこの作用腕の先端に固定されているも
のである。
【0008】また、請求項2においては、撮影レンズは
第1レンズと第2レンズとからなり、可動絞り板を第1
レンズと第2レンズとの間の光軸に挿脱して絞りの切り
換えを行うものである。
第1レンズと第2レンズとからなり、可動絞り板を第1
レンズと第2レンズとの間の光軸に挿脱して絞りの切り
換えを行うものである。
【0009】更に、請求項3においては、連結レバーの
回動軸は先端部が第1の径で形成され、他端部が第1の
径よりも大きい第2の径で形成される軸形状であり、請
求項4においては、連結レバー側面の回動軸と係合する
係合孔近傍に凸部が形成されているものである。
回動軸は先端部が第1の径で形成され、他端部が第1の
径よりも大きい第2の径で形成される軸形状であり、請
求項4においては、連結レバー側面の回動軸と係合する
係合孔近傍に凸部が形成されているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は本発明を実施したレンズ付
きフィルムユニット10の外観図である。レンズ付きフ
ィルムユニット10は、レンズ付きフィルムユニット本
体(図示せず)と、前カバー11a、後カバー11bと
から構成されている。レンズ付きフィルムユニット10
の前面には、対物側ファインダ窓15a、撮影レンズと
して露呈する第1レンズ31、レンズ押さえ21、スト
ロボ発光部18、ストロボ充電ボタン17、フォトダイ
オード12が設けられている。また、上面にはシャッタ
ボタン13、撮影コマ数表示窓14が設けられ、背面に
は図示しないがフィルム巻き上げノブ、接眼側ファイン
ダ窓が設けられている。
きフィルムユニット10の外観図である。レンズ付きフ
ィルムユニット10は、レンズ付きフィルムユニット本
体(図示せず)と、前カバー11a、後カバー11bと
から構成されている。レンズ付きフィルムユニット10
の前面には、対物側ファインダ窓15a、撮影レンズと
して露呈する第1レンズ31、レンズ押さえ21、スト
ロボ発光部18、ストロボ充電ボタン17、フォトダイ
オード12が設けられている。また、上面にはシャッタ
ボタン13、撮影コマ数表示窓14が設けられ、背面に
は図示しないがフィルム巻き上げノブ、接眼側ファイン
ダ窓が設けられている。
【0011】レンズ付きフィルムユニット10前面に露
呈する第1レンズ31後方の光軸には第2レンズ32が
配置されレンズ押さえ21によりレンズホルダー20に
一体に保持される。その後方に配置される暗箱部30の
光軸にはシャッタ、所定の開口面積の絞り開口を有する
固定絞り板33等が設けられている(図示せず)。レン
ズ押さえ21、レンズホルダー20の一部分には切り欠
きがあり、前記固定絞り板33の絞り開口より小さな開
口面積の絞り開口25aを有する可動絞り板25がこの
切り欠きを介して後述する絞り切換装置によって第1レ
ンズ31と第2レンズ32との間の光軸に挿脱される。
フォトダイオード12は外光光量を検出する検出回路に
接続され、その検出値に応じてこの検出回路と接続され
た駆動回路によりソレノイド22が駆動される。
呈する第1レンズ31後方の光軸には第2レンズ32が
配置されレンズ押さえ21によりレンズホルダー20に
一体に保持される。その後方に配置される暗箱部30の
光軸にはシャッタ、所定の開口面積の絞り開口を有する
固定絞り板33等が設けられている(図示せず)。レン
ズ押さえ21、レンズホルダー20の一部分には切り欠
きがあり、前記固定絞り板33の絞り開口より小さな開
口面積の絞り開口25aを有する可動絞り板25がこの
切り欠きを介して後述する絞り切換装置によって第1レ
ンズ31と第2レンズ32との間の光軸に挿脱される。
フォトダイオード12は外光光量を検出する検出回路に
接続され、その検出値に応じてこの検出回路と接続され
た駆動回路によりソレノイド22が駆動される。
【0012】図1及び図3は本発明の絞り切換装置の詳
細を示すものである。絞り切換装置は、絞り開口25a
を有する可動絞り板25、連結レバー24、回動軸2
7、バネ28、ソレノイド22と、暗箱部30の光軸に
保持される固定絞り板33とから構成されている。
細を示すものである。絞り切換装置は、絞り開口25a
を有する可動絞り板25、連結レバー24、回動軸2
7、バネ28、ソレノイド22と、暗箱部30の光軸に
保持される固定絞り板33とから構成されている。
【0013】レンズホルダー20上部の取付部20aに
は回動軸27が樹脂成形され、連結レバー24の係合孔
24eと係合して連結レバー24を回動自在に支持し、
ソレノイド22は外部に突出している可動鉄心23が連
結レバー24の第1作用腕24a端部の作用部24dと
当接する位置で取付部20aに取り付けられ、レンズ付
きフィルムユニット10内部の暗箱部30とファインダ
16との間に配置される。第1作用腕24aの作用部2
4dと反対の端部からはレンズホルダー20の外形に沿
って光軸と略平行に第2作用腕24bが形成され、レン
ズホルダー20先端に配置された可動絞り板25と係合
部24cで係合ピン26によって係合される。こうし
て、可動絞り板25と連結レバー24の係合部24cの
みがレンズホルダー20先端に配置されるので、前カバ
ー11aの第1レンズ31周囲の凸部11cは可動絞り
板25と係合部24cの可動範囲だけに形成すればよ
い。
は回動軸27が樹脂成形され、連結レバー24の係合孔
24eと係合して連結レバー24を回動自在に支持し、
ソレノイド22は外部に突出している可動鉄心23が連
結レバー24の第1作用腕24a端部の作用部24dと
当接する位置で取付部20aに取り付けられ、レンズ付
きフィルムユニット10内部の暗箱部30とファインダ
16との間に配置される。第1作用腕24aの作用部2
4dと反対の端部からはレンズホルダー20の外形に沿
って光軸と略平行に第2作用腕24bが形成され、レン
ズホルダー20先端に配置された可動絞り板25と係合
部24cで係合ピン26によって係合される。こうし
て、可動絞り板25と連結レバー24の係合部24cの
みがレンズホルダー20先端に配置されるので、前カバ
ー11aの第1レンズ31周囲の凸部11cは可動絞り
板25と係合部24cの可動範囲だけに形成すればよ
い。
【0014】また、回動軸27で支持される連結レバー
24は、バネ28の付勢力により常時反時計方向に付勢
されている。しかし、バネ28の付勢力はソレノイド2
2に内蔵され可動鉄心23を外部に向かって付勢するバ
ネの付勢力よりも弱いので、連結レバー24は作用部2
4dが可動鉄心23に当接する位置で静止する。そし
て、回動軸27と係合する係合孔は図4に示すように小
さい径の係合孔24eと大きい径の係合孔24fとから
なり、回動軸27もそれぞれの係合孔と略同じ径の軸2
7aと軸27bとから形成された全長の短い回動軸にな
っているので、部品製造時の樹脂成形が容易で、落下衝
撃等にも強いものとなっている。
24は、バネ28の付勢力により常時反時計方向に付勢
されている。しかし、バネ28の付勢力はソレノイド2
2に内蔵され可動鉄心23を外部に向かって付勢するバ
ネの付勢力よりも弱いので、連結レバー24は作用部2
4dが可動鉄心23に当接する位置で静止する。そし
て、回動軸27と係合する係合孔は図4に示すように小
さい径の係合孔24eと大きい径の係合孔24fとから
なり、回動軸27もそれぞれの係合孔と略同じ径の軸2
7aと軸27bとから形成された全長の短い回動軸にな
っているので、部品製造時の樹脂成形が容易で、落下衝
撃等にも強いものとなっている。
【0015】さらに、ソレノイド22は、微細な塵埃も
無い環境下で組み立てを行うレンズユニット組立工程で
レンズホルダー20に取り付けられるので、可動鉄心2
3が移動する溝にも塵埃が進入することが無くなり、作
動不良の発生を防止することが出来る。
無い環境下で組み立てを行うレンズユニット組立工程で
レンズホルダー20に取り付けられるので、可動鉄心2
3が移動する溝にも塵埃が進入することが無くなり、作
動不良の発生を防止することが出来る。
【0016】以下、本実施形態の作用について説明す
る。未撮影時には、図3に示すようにソレノイド22の
可動鉄心23は内蔵しているバネの付勢力により外部に
突出して静止している。連結レバー24は、バネ28の
付勢力により連結レバーの作動部24dが可動鉄心23
に当接して静止しているので、可動絞り板25は第1レ
ンズ31と第2レンズ32との間の光軸に保持されてい
る。
る。未撮影時には、図3に示すようにソレノイド22の
可動鉄心23は内蔵しているバネの付勢力により外部に
突出して静止している。連結レバー24は、バネ28の
付勢力により連結レバーの作動部24dが可動鉄心23
に当接して静止しているので、可動絞り板25は第1レ
ンズ31と第2レンズ32との間の光軸に保持されてい
る。
【0017】シャッタボタン13が押されると、フォト
ダイオード12が外光光量を検出する。フォトダイオー
ド12の検出値に基づき、被写体輝度が低いと判定され
ると駆動回路によりソレノイド22が駆動される。そう
すると、ソレノイド22の可動鉄心23は、ソレノイド
22の本体内部に吸引される。この吸引に伴い、バネ2
8で反時計方向に付勢されている連結レバー24は反時
計方向に回動するので、第2作用腕24bを介して可動
絞り板25が退避位置に変位される。この時、絞りは、
固定絞り板33の絞り開口に切り換えられ大絞りとな
る。また、被写体輝度が高いと判定されると、ソレノイ
ド22は駆動されないので絞りは可動絞り板25の絞り
開口25aのままとなり小絞りとなる。
ダイオード12が外光光量を検出する。フォトダイオー
ド12の検出値に基づき、被写体輝度が低いと判定され
ると駆動回路によりソレノイド22が駆動される。そう
すると、ソレノイド22の可動鉄心23は、ソレノイド
22の本体内部に吸引される。この吸引に伴い、バネ2
8で反時計方向に付勢されている連結レバー24は反時
計方向に回動するので、第2作用腕24bを介して可動
絞り板25が退避位置に変位される。この時、絞りは、
固定絞り板33の絞り開口に切り換えられ大絞りとな
る。また、被写体輝度が高いと判定されると、ソレノイ
ド22は駆動されないので絞りは可動絞り板25の絞り
開口25aのままとなり小絞りとなる。
【0018】上記実施形態で回動軸27は、先端部が細
い径で他端部が先端部より大きい径の軸形状としたが、
図5に示すように回動軸を単一径の短軸とし、連結レバ
ー24側面に係合孔24eの突出部24hと略同じ高さ
の凸部24gを設け、取付部20aの取付面20bに点
接触又は線接触させることによって連結レバー24の振
れを抑える構造としても良い。
い径で他端部が先端部より大きい径の軸形状としたが、
図5に示すように回動軸を単一径の短軸とし、連結レバ
ー24側面に係合孔24eの突出部24hと略同じ高さ
の凸部24gを設け、取付部20aの取付面20bに点
接触又は線接触させることによって連結レバー24の振
れを抑える構造としても良い。
【0019】また、上記実施形態ではレンズ付きフィル
ムユニットとしたが、これ以外の簡易型カメラ等にも適
用できる。さらに、可動絞り板に大小2つの絞り開口を
設け、そのどちらか一方を撮影レンズの光軸上にセット
して絞りの切り換えを行うものとしても良い。
ムユニットとしたが、これ以外の簡易型カメラ等にも適
用できる。さらに、可動絞り板に大小2つの絞り開口を
設け、そのどちらか一方を撮影レンズの光軸上にセット
して絞りの切り換えを行うものとしても良い。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の絞り切換装置に
よれば、レンズ付きフィルムユニット等の簡易型カメラ
において、ビトウィーン方式の絞り切換装置を内蔵しつ
つも、その操作性やデザイン等を損なわないように撮影
レンズ周囲の凸部が少なく、部品組立工程、製造工程で
の不良発生の少ない製品信頼性の高い絞り切換装置を提
供することが出来る。
よれば、レンズ付きフィルムユニット等の簡易型カメラ
において、ビトウィーン方式の絞り切換装置を内蔵しつ
つも、その操作性やデザイン等を損なわないように撮影
レンズ周囲の凸部が少なく、部品組立工程、製造工程で
の不良発生の少ない製品信頼性の高い絞り切換装置を提
供することが出来る。
【図1】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の断面図である。
の断面図である。
【図2】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の外観図である。
の外観図である。
【図3】絞り切換装置の斜視図である。
【図4】第1の回動軸構造を説明する要部断面図であ
る。
る。
【図5】第2の回動軸構造を説明する要部断面図であ
る。
る。
10 レンズ付きフィルムユニット 22 ソレノイド 24 連結レバー 25 可動絞り板 27 回動軸 28 バネ 31 第1レンズ 32 第2レンズ 33 固定絞り板
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも1つの絞り開口を有し、撮影
レンズの光軸と平行な回動軸を中心に前記光軸と直交す
る平面内で回動して絞りを2段階に切り換える可動絞り
板と、この可動絞り板の後方に、可動鉄心が前記平面と
平行な平面で進退するように配置されたソレノイドと、
可動鉄心の進退によって一端側が駆動されることによっ
て可動絞り板を回動させる連結部材とを有し、この連結
部材は前記一端側近傍で光軸と平行な軸に軸着されると
ともに他端側に光軸と平行に延びた作用腕を有し、可動
絞り板は前記作用腕の先端に固定されていることを特徴
とする絞り切換装置。 - 【請求項2】 前記撮影レンズは、第1レンズと第2レ
ンズとからなり、前記可動絞り板を前記第1レンズと第
2レンズとの間の光軸に挿脱して絞り切り換えを行うこ
とを特徴とする請求項1記載の絞り切換装置。 - 【請求項3】 前記回動軸は、先端部が第1の径で形成
され、他端部が第1の径よりも大きい第2の径で形成さ
れる軸形状であることを特徴とする請求項1または2記
載の絞り切換装置。 - 【請求項4】 前記連結部材の前記回動軸と係合する係
合孔近傍に凸部を設け、この凸部が前記回動軸が設けら
れる面と接触しつつ回動することを特徴とする請求項1
または2記載の絞り切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000030928A JP2001222040A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 絞り切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000030928A JP2001222040A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 絞り切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001222040A true JP2001222040A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18555872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000030928A Pending JP2001222040A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 絞り切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001222040A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006184459A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Nippon Seimitsu Sokki Kk | 電動絞り装置 |
-
2000
- 2000-02-08 JP JP2000030928A patent/JP2001222040A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006184459A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Nippon Seimitsu Sokki Kk | 電動絞り装置 |
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