JP2001221351A - 油圧再生装置 - Google Patents
油圧再生装置Info
- Publication number
- JP2001221351A JP2001221351A JP2000031822A JP2000031822A JP2001221351A JP 2001221351 A JP2001221351 A JP 2001221351A JP 2000031822 A JP2000031822 A JP 2000031822A JP 2000031822 A JP2000031822 A JP 2000031822A JP 2001221351 A JP2001221351 A JP 2001221351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- regeneration
- tank
- actuator port
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
戻す。 【解決手段】 バルブ本体1の側面に凹部24を形成す
る。この凹部24と環状凹部10とを連通させるととも
に、その連通過程にオリフィス13を設ける。また、凹
部24は、バルブ本体1に形成した孔からなる流通路2
5に連通させ、この流通路25の先端をタンク通路3に
連通させてなる。
Description
などの建設機器に用いるのに最適な油圧再生装置に関す
る。
するシリンダは、多くの場合、伸長時にカウンター負荷
が作用する取り付け構造になっている。伸長時というの
は、ボトム側室に圧油を供給する状態である。また、カ
ウンター負荷が作用したときには、ピストンをカウンタ
ー負荷に追随させるために、ボトム側室に供給する単位
時間当たりの流量を多くしなければならない。しかし、
1台のポンプで複数のアクチュエータを駆動していると
きに、特定のアクチュエータだけに供給流量を増やすこ
とができない。
量が追いつかず、供給不足を生じることがある。流量不
足が生じると、シリンダの伸長速度が遅くなって、カウ
ンター負荷に追随できないことになってしまう。そこ
で、この供給量不足を補うために、ロッド側室の戻り流
量をボトム側室に再生することが従来から試みられてい
る。
第1方向切換弁V1と第2切換弁V2とを積層してなる。
そして、第1方向切換弁V1 のバルブ本体1は、図5に
示すように、シリンダCのロッド側室に連通するアクチ
ュエータポートA、同じくシリンダCのボトム側室に連
通するアクチュエータポートB、アーチ形をした供給通
路2およびタンク通路3を形成している。上記供給通路
2は、ロードチェック弁4を介してパラレルフィーダ5
に連通している。
ール6を摺動自在に組み込んでいる。このスプール6が
図示の中立位置にあるとき、バルブ本体1に形成の中立
流路7が開いた状態を維持する。そして、スプール6を
左右いずれかに切り換えることによって、上記中立流路
7が閉じて、パラレルフィーダ5に圧油が導かれる。こ
のようにしてパラレルフィーダ5に導かれた圧油は、ロ
ードチェック弁4を押し開いて供給通路2に導かれる。
図面右方向に移動すると、このスプール6に形成した環
状溝8を介して、供給通路2とアクチュエータポートA
とが連通する。また、このスプール6には、上記環状溝
8とは反対の極に別の環状溝9を形成しているが、上記
のようにスプール6が右方向に移動したときには、この
環状溝9を介して、アクチュエータポートBがタンク通
路3に連通する。スプール6を上記とは反対に、図面左
方向に移動すると、アクチュエータポートAは、環状溝
8を介してバルブ本体1に形成した環状凹溝10に連通
するとともに、アクチュエータポートBは環状溝9を介
して供給通路2に連通する。
び再生通路12を経由して供給通路2に連通する経路
と、オリフィス13を経由して、第2方向切換弁V2の
タンクポート14(図6参照)に連通する経路とを有す
る。なお、上記チェック弁11は、環状凹溝10から再
生通路12への流通のみを許容する構成にしている。
と、供給通路3とアクチュエータポートAとが連通する
ので、パラレルフィーダ5に導かれた圧油が、ロードチ
ェック弁4を押し開いて、アクチュエータポートAから
シリンダCのロッド側室に導かれる。このときシリンダ
Cのボトム側室からの戻り油は、アクチュエータポート
Bおよび環状溝9を経由してタンク通路3に流出する。
方向に移動すると、中立流路7が閉じるとともに、パラ
レルフィーダ5からの圧油が、供給通路2→環状溝9→
アクチュエータポートBを経由して、ボトム側室に供給
される。また、ロッド側室の戻り油は、アクチュエータ
ポートA→環状溝8→環状凹溝10→オリフィス13→
タンクポート4を経由してタンクに戻される。
きの圧力損失によって発生した圧力が、チェック弁11
に作用し、それを開弁する。したがって、アクチュエー
タポートAからの戻り油の一部は、開弁したチェック弁
11を通って再生通路12に導かれるとともに、そこか
ら供給通路3に合流する。この合流油は、供給通路3→
環状溝9→アクチュエータポートBを経由してボトム側
室に供給される。
リフィス13を通過した再生余剰油を、わざわざ第2方
向切換弁V2のタンクポート14を利用して、タンクに
戻すようにしたのは、次の理由からである。第1方向切
換弁V1の環状凹溝10を、タンク通路3に直接連通さ
せようとしても、環状凹溝10とタンク通路3との間
に、チェック弁11と再生通路12とがあるので、スペ
ース的に無理がある。そのために、上記したようにわざ
わざ第2方向切換弁のV2のタンクポート14を借りて
再生余剰油をタンクに戻すようにしている。
は、第1方向切換弁V1と同様である。ただし、この第
2方向切換弁V2のアクチュエータポート15、16に
接続した図示していないアクチュエータは、カウンタ負
荷が作用しないか、作用したとしても小さなカウンター
負荷しか作用しない態様で使用されるものである。言い
換えると、第2方向切換弁V2は、戻り油の再生を必要
としないタイプのアクチュエータ用の方向切換弁であ
る。
ール17を図面右方向に移動させることによって、パラ
レルフィーダ18の圧油が、ロードチェック弁19を押
し開けるとともに、供給通路20→環状溝21→アクチ
ュエータポート15を経由してアクチュエータに供給さ
れる。また、アクチュエータからの戻り油は、他方のア
クチュエータポート16および環状溝22を経由してタ
ンク通路23に戻される。
移動すると、今度は、アクチュエータポート15が、環
状溝21を介してタンク通路23に連通し、アクチュエ
ータポート16が環状溝22を介して供給通路20に連
通する。なお、上記タンク通路23には、タンクポート
14から流れてきた第1方向切換弁V1の戻り油も流れ
込むことになる。
の装置では、第2方向切換弁V2のタンク通路23に、
第1方向切換弁V1の戻り油も合流して流れるので、タ
ンク通路23に流れる流量が相対的に多くなる。このよ
うにタンク通路23に流れる流量が多くなればなるほ
ど、そこでの圧力損失が大きくなり、その分、エネルギ
ーロスが大きくなる。
切換弁V2がなければ、タンクに再生余剰流量を戻すこ
とができないので、隣接する第2方向切換弁V2と一緒
でなければ使用することができないという問題もあっ
た。この発明の目的は、方向切換弁の再生余剰流量を自
身のタンク通路に戻すようにした油圧再生装置を提供す
ることである。
は、バルブ本体に、シリンダのロッド側室と連通するア
クチュエータポートAと、シリンダのボトム側室と連通
するアクチュエータポートBとを形成する一方、このバ
ルブ本体にスプールを摺動自在に組み込み、このスプー
ルの切換位置に応じて上記いずれか一方のアクチュエー
タポートと供給通路とを連通させ、いずれか他方のアク
チュエータポートとタンク通路とを連通させる構成に
し、アクチュエータポートBが上記供給路と連通したと
き、アクチュエータAはチェック弁を介して再生通路に
連通する一方、再生余剰油を上記タンク通路に戻す油圧
再生装置を前提にする。
しつつ、再生余剰戻り通路をバルブ本体の側面に形成
し、この再生余剰戻り通路を経由してタンク通路に連通
する構成にした点に特徴を有する。
て、その方向切換弁Vの基本的な構成は、従来の第1方
向切換弁V1のと同一である。したがって、その同一の
構成要素については、従来と同一符号を用いるととも
に、その詳細な説明を省略する。そして、この実施例で
は、環状凹溝10を、図3に示すように、バルブ本体1
の側面に形成した凹部24に連通させるとともに、その
連通過程にオリフィス13を設けている。
1に形成した孔からなる流通路25に連通させている。
そして、この流通路25の先端を、図1に示すように前
記タンク通路3に連通させている。そして、上記流通路
25は、図3からも明らかなように、チェック弁11の
側方にあって、しかも、スプール6と平行に形成したも
のである。このように流通路25をチェック弁11の側
方において、スプール6と平行に形成したので、この流
通路25が、チェック弁11や再生通路12と緩衝した
りしなくなる。なお、上記凹部24がこの発明の再生余
剰戻り通路を構成する。
し、スプール6を図面右方向に移動したときの作用は、
従来の場合と同様なので、その詳細を省略する。今、ス
プール6を左方向に移動すると、アクチュエータポート
Aと環状凹溝10とが連通する。したがって、アクチュ
エータポートAに流れ込んだ戻り油は、環状凹溝10か
ら、オリフィス13→凹部24→流通路25を経由し
て、タンク通路3に戻される。
過する過程で圧力損失が発生するとともに、その圧力損
失で発生した圧力によってチェック弁11を開弁し、戻
り油が再生通路12に供給される。つまり、再生余剰流
量はタンク通路3に戻され、再生に必要な流量は再生通
路12から供給通路2に合流される。
た側面に、図示していないカバーを設けることによっ
て、特に他の方向切換弁がなくても、この方向切換弁V
を単独で使用できることになる。
再生余剰戻り通路を形成することにより、同バルブ本体
自身のタンク通路と、この再生余剰戻り通路とを連通す
ることができる。したがって、隣接する他のバルブ本体
のタンク通路を使用した場合のように、戻り側の圧力損
失が大きくなるような不都合が生じない。
の上面図である。
2の上面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 バルブ本体に、シリンダのロッド側室と
連通するアクチュエータポートAと、シリンダのボトム
側室と連通するアクチュエータポートBとを形成する一
方、このバルブ本体にスプールを摺動自在に組み込み、
このスプールの切換位置に応じて上記いずれか一方のア
クチュエータポートと供給通路とを連通させ、いずれか
他方のアクチュエータポートとタンク通路とを連通させ
る構成にし、アクチュエータポートBが上記供給通路と
連通したとき、アクチュエータAはチェック弁を介して
再生通路に連通する一方、再生余剰油を上記タンク通路
に戻す油圧再生装置において、上記再生余剰戻り通路を
バルブ本体の側面に形成し、この再生余剰戻り通路から
バルブ本体内に形成した流通路を経由してタンク通路に
連通する構成にした油圧再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000031822A JP2001221351A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 油圧再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000031822A JP2001221351A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 油圧再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001221351A true JP2001221351A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18556518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000031822A Pending JP2001221351A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 油圧再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001221351A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011127745A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Kyb Co Ltd | 再生機能を備えた切換弁 |
JP2012047307A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Kyb Co Ltd | 切換弁 |
-
2000
- 2000-02-09 JP JP2000031822A patent/JP2001221351A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011127745A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Kyb Co Ltd | 再生機能を備えた切換弁 |
JP2012047307A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Kyb Co Ltd | 切換弁 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101763280B1 (ko) | 건설기계용 유량 제어밸브 | |
JPS622805U (ja) | ||
JP3549126B2 (ja) | 方向制御弁 | |
JP2551538Y2 (ja) | パイロット弁 | |
JP2001221351A (ja) | 油圧再生装置 | |
KR20070069876A (ko) | 굴삭기의 복합동작 제어용 유압제어시스템 | |
CN211117765U (zh) | 一种电磁阀及机械设备 | |
JP3525002B2 (ja) | 油圧再生装置 | |
CN210859393U (zh) | 一种叠加电磁阀及液压机械 | |
JPH0328501A (ja) | 作業機シリンダの制御弁装置 | |
JP2001182706A (ja) | 建設車両用油圧回路とそれに用いるバルブ構造 | |
JP4859783B2 (ja) | 中立カット弁を用いた制御装置 | |
CN106759623B (zh) | 一种液压挖掘机用液压控制装置 | |
KR100221588B1 (ko) | 별도의 가변재생 유닛트를 이용한 가변재생 유압회로 | |
JPH0752402Y2 (ja) | 流体制御弁 | |
JPH02566B2 (ja) | ||
JPH0331841Y2 (ja) | ||
JPH0357351B2 (ja) | ||
JP2642972B2 (ja) | アタッチメント用切換弁の油圧回路 | |
JPH02484Y2 (ja) | ||
JPH0747602Y2 (ja) | 方向切換弁駆動油圧回路 | |
JP2003120611A (ja) | 流体圧シリンダ | |
JPH0612121B2 (ja) | 方向切換弁 | |
JPS6231705A (ja) | 液圧式建設機械の液圧回路装置 | |
JPS6110004Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071023 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080401 |