JP2001221276A - 液体封入式防振装置 - Google Patents
液体封入式防振装置Info
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Abstract
るとともに、これらの出力を統合することによって所望
の出力を発生させる。 【解決手段】 振動体側に取り付けられる第一の連結部
材91と車体側のメンバ等に取り付けられる第二の連結
部材95との間に、ゴム状のインシュレータ8、液体の
封入される主室6及び副室7、これら主室6と副室7と
の間を仕切る仕切部材3、主室6と副室7との間に設け
られ主室6内の液体を特定の周波数にて加振する加振装
置1を設ける。加振装置1は複数のベーン11にて形成
される。ベーン11を駆動する電磁式ロータリアクチュ
エータ2を設ける。電磁式ロータリアクチュエータ2の
作動を制御する制御手段5を設ける。
Description
装置に関するものであり、特に、主室と副室との間に形
成される加振室内にロータリアクチュエータにて駆動さ
れる揺動ベーンを有するベーンタイプの加振装置を設け
るとともに、当該加振装置を特定の周波数にて振動させ
ることによって上記主室内の液体を加振し、これによっ
て、特定周波数の振動入力に対して動バネ定数を変化さ
せるようにした液体封入式防振装置に関するものであ
る。
ジンマウント等にあっては、動力源であるところのエン
ジンが、アイドリング運転の状態から最大回転速度まで
の間、種々の状況下で使用されるものであるため、広い
範囲の周波数に対応できるものでなければならない。こ
のような複数の条件に対応させるために、内部に液室を
設け、更には、当該液室内の液体を特定の周波数にて加
振する揺動ピストン等からなる加振装置を設けるように
した液体封入式防振装置がすでに案出されており、例え
ば特開平9−317815号公報等により公知となって
いる。
は、図6に示す如く、主室20と副室30との間を連結
する連通路50のところに設けられるものであって単一
の扇形揺動ピストン10を主に形成されるものである。
そして、このような構成からなるものにおいて、主室2
0内の液体への加振力を高めさせようとすると、上記揺
動ピストン10の受圧面積を大きく採らなければならな
い。そのためには、揺動ピストン10駆動用のモータあ
るいはアクチュエータ40を大形のものとしなければな
らない。また、一枚の揺動ピストンからなるものである
ため、揺動ピストン10の受圧面積を上げようとする
と、揺動ピストン10の回転径方向の幅(D)を大きく
採らなければならず、加振装置全体が大形化せざるを得
ない。その結果、液体封入式防振装置全体も大形化せざ
るを得ないと言う問題点を有する。このような問題点を
解決するために、上記揺動ピストンを複数枚のベーンに
て形成させるとともに、ベーンの径、すなわち、加振装
置の径を小さくすることのできるようにしたベーンタイ
プの加振装置を有する液体封入式防振装置を提供しよう
とするのが、本発明の目的(課題)である。
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、振動体
側に取り付けられる第一の連結部材と、車体側のメンバ
等に取り付けられる第二の連結部材と、これら第一の連
結部材と第二の連結部材との間にあって上記振動体から
の振動を遮断するインシュレータと、当該インシュレー
タの一部にてその室壁の一部が形成されるものであって
非圧縮性流体である液体の封入される主室と、当該主室
にオリフィスを介して連結されるとともにダイヤフラム
にてその室壁の一部が形成される副室と、上記主室と副
室との間を仕切る仕切部材と、上記主室内の液体を特定
の周波数にて加振する加振装置と、からなる液体封入式
の防振装置に関して、上記加振装置を、上記主室と副室
との間を仕切る仕切部材のところに設けられるものであ
って回転軸を中心にして放射状に設けられる複数のベー
ンと、当該ベーンを内包するものであって上記仕切部材
の一部にて形成される複数の加振室と、上記ベーンが所
定の周波数にて揺動運動するよう当該ベーンの取付けら
れる上記回転軸を所定の周波数にて駆動するアクチュエ
ータと、からなるようにした構成を採ることとした。
のものにおいては、所定の受圧面積を確保するに当って
必要とされるベーンの径方向の幅を小さくすることがで
きるようになり、加振装置全体の小形化を図ることがで
きるようになる。また、所定の加振力を発生させるため
のアクチュエータとして小出力のものを用いることがで
きるようになり、本液体封入式防振装置の小形化及び軽
量化等を図ることができるようになる。
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載の液体封入式防振装置に関して、上記加振装置
を形成するベーンを、当該ベーンの取付けられる回転軸
の周りに円周方向において等間隔状に設けるとともに、
当該ベーンの作動によって形成される液体の流動をベー
ンの取付けられる回転軸の軸線方向と、当該回転軸の放
射軸方向との2方向にて行なわせるようにした構成を採
ることとした。このような構成を採ることにより、本発
明のものにおいては、各ベーンにて形成される加振室
が、回転軸の周りに放射状に複数個形成されることとな
り、小さな加振室からの出力を複数統合することによっ
て大きな出力を得ることができるようになる。また、ベ
ーンの取付けられる回転軸には、常に釣り合った力(荷
重)が加わることとなり、当該回転軸を駆動するアクチ
ュエータを小出力のものにて対応させることができるよ
うになる。また、上記回転軸を支える軸受等の強度・剛
性等も、あまり高く採る必要がなくなる。その結果、加
振装置全体の小形化を図ることができるようになる。
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載の液体封入式防振装置に関して、上記加振装置
を形成する加振室を、上記ベーンの設けられる回転軸の
軸線に対してその放射軸方向に等間隔状に設けるように
するとともに、当該加振室内にそれぞれ一枚づつベーン
を有するようにし、このような構成からなる上記加振室
の周りに円環状に副室を設けるようにした構成を採るこ
ととした。このような構成を採ることにより、本発明の
ものにおいては、加振室を主室の下側であって円環状副
室の内側にコンパクトにまとめることができるようにな
り、所定の能力を発揮する加振装置の小形化、延いては
液体封入式防振装置全体の小形化を図ることができるよ
うになる。
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項3記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項3記載の液体封入式防
振装置に関して、上記アクチュエータを電磁式のロータ
リアクチュエータからなるようにするとともに、当該ロ
ータリアクチュエータの作動制御を電圧に関するデュー
ティ制御方式にて行なわせるようにした構成を採ること
とした。このような構成を採ることにより、本発明のも
のにおいては、高次のエンジン振動等を含めた各種の振
動に対応させた力波(発生波)を簡単に発生させること
ができるようになり、振動遮断を効率良く行なうことが
できるようになる。すなわち、電磁式アクチュエータへ
の入力電圧をパルス波からなるようにするとともに、当
該パルス電圧波のデューティ比率を適宜調整することに
よってアクチュエータ及びベーンにて形成される力波
(発生波)を上記主室(液室)に入力される振動波の波
形に合せた状態で生成することができるようになる。そ
の結果、デューティ比率の制御によって、アイドリング
振動を初めとした高次の振動入力に対して、本液体封入
式防振装置の動バネ定数を変化させて対応することがで
きるようになる。
1ないし図5を基に説明する。本実施の形態に関するも
のの、その構成は、図1に示す如く、振動体側に取り付
けられる第一の連結部材91と、車体側のメンバ等に取
り付けられる第二の連結部材95と、これら第一の連結
部材91と第二の連結部材95との間にあって、上記振
動体からの振動を遮断するゴム状のインシュレータ8
と、当該インシュレータ8に対して直列に設けられ、か
つ、非圧縮性流体(液体)の封入される主室6及び副室
7と、これら主室6と副室7との間において液体を流動
させるオリフィス67と、上記主室6と副室7との間を
仕切る仕切部材3と、上記副室7の室壁の一部を形成す
るものであって外部の大気との間を仕切るダイヤフラム
4と、上記主室6と上記副室7との間に設けられる仕切
部材3のところに設けられるものであって上記主室6内
の液体を特定の周波数にて加振する加振装置1と、当該
加振装置1を形成するベーン11を駆動する電磁式のロ
ータリアクチュエータ2と、当該電磁式ロータリアクチ
ュエータ2の作動を制御する制御手段5と、からなるこ
とを基本とするものである。
記加振装置1は、具体的には、図1ないし図3に示す如
く、主室6と副室7との間を仕切る仕切部材3のところ
に設けられるものであって電磁式ロータリアクチュエー
タ2にて駆動される回転軸12と、当該回転軸12のラ
ジアル方向に設けられるものであって円周方向において
等間隔状に設けられる複数枚のベーン11と、これらベ
ーン11を内包するものであって上記主室6及び副室7
に連通する加振室16、17と、からなることを基本と
するものである。なお、このような構成からなるものに
おいて、上記ベーン11は、図2に示す如く、2枚のも
のが、上記回転軸12の軸線を中心にして対称形の位置
に設けられるのが一般的ではあるが、ベーン11の径方
向幅(D)を小さくして、かつ、発生力を上げるために
は、図3に示すような3枚のもの、あるいは、この他に
4枚のもの等が考えられる。いずれにしても、このよう
な複数枚のベーン11が回転軸12の軸線を基礎にし
て、その放射軸方向に取付けられるとともに、円周方向
において等間隔状に設けられるようになっているもので
ある。これによって、回転軸12には、常に釣り合った
力が加わることとなる。
1のベーン11等にて形成される加振室16、17への
流体(液体)の流動、特に、主室6につながる主室側加
振室16への流動は、図1及び図2に示す如く、仕切部
材3の上面側に設けられた主室側開口部36を介して上
記ベーン11の側面部、すなわち、当該ベーン11の取
付けられる回転軸12の軸線方向から成されるととも
に、副室7につながる副室側加振室17への流動は、上
記ベーン11及び回転軸12の放射軸方向に設けられた
副室側開口部37を介して行なわれるようになっている
ものである。すなわち、ベーン11及び当該ベーン11
を収納するハウジング31のラジアル方向仕切壁311
等にて形成される加振室のうち、一方のもの(主室側加
振室)16は、軸線方向の開口部(主室側開口部)36
を介して主室6に連通するとともに、残りの一方のもの
(副室側加振室)17は、放射軸方向、すなわちハウジ
ング31の円周壁313に設けられた副室側開口部37
を介して副室7に連通するようになっているものであ
る。そして、この円周壁313の外側に、円環状の副室
7が形成されるようになっているものである(図2,図
3参照)。これらによって、加振装置1を限られたスペ
ース内に設置することができるようになり、本液体封入
式防振装置全体を小形化することができるようになる。
の周波数にて駆動する電磁式のロータリアクチュエータ
2は、図1に示す如く、上記加振装置1の上記ベーン1
1を駆動する回転軸12の一端側(下端側)に設けられ
る円筒状の永久磁石21と、当該永久磁石21の周りに
設けられるものであって当該永久磁石21を特定の周波
数にて回転駆動する(揺動運動させる)コイル22と、
からなることを基本とするものである。そして、これら
のところには、上記コイル22に所定のデューティ比率
からなるパルス電圧を供給するように制御作用をする制
御手段5が設けられるようになっている。
ニット(MPU)を主に形成されるマイクロコンピュー
タ等からなるものであり、当該制御手段5の制御作用に
より、上記電磁式ロータリアクチュエータ2が駆動され
るようになっているものである。これによって、上記加
振装置1を形成するベーン11が駆動され、各加振室1
6、17内の液体を加振することとなる。すなわち、こ
れら構成を採ることによって、上記各加振室、特に主室
側加振室16につながる上記主室6内の液体は特定の周
波数にて加振されることとなる。なお、上記制御手段5
からコイル22に供給されるパルス電圧波は、図4に示
す如く、横座標の時間軸において、そのデューティ比率
が適宜変えられるようになっているものである。このよ
うなデューティ比率の制御されたパルス電圧波が上記コ
イル22に供給されることによって、永久磁石21を有
する上記回転軸12及びベーン11は適宜駆動されるこ
ととなる。そして、その結果、各加振室、特に主室側加
振室16のところには、図4の実線図示のような変形正
弦波からなる力波(発生波)が生ずることとなる。そし
て更に、この変形正弦波からなる力波(発生波)は、主
室6内の液体へと伝播され、第一の連結部材91及びイ
ンシュレータ8側から入力されるエンジンアイドリング
振動等に対応するようになっているものである。なお、
本実施の形態においては、発生波として、図4に示すよ
うな変形正弦波が取り挙げられているが、これは、例え
ば3気筒エンジンにおける爆発振動がクランクシャフト
の回転1次振動に重ね合わされた状態で防振装置のとこ
ろに入力される場合を想定しているものである。
態のものについてのその他の実施形態(変形例)につい
て、図5を基に説明する。このものも、基本的には、上
記図1ないし図3のところで述べたものと同じである。
その特徴とするところは、一方の液室である主室6、
6’が上下二つに分割されていることである。そして、
このような上下二つの主室6、6’間に加振装置1及び
副室7が設けられるようになっているものである。この
ような構成を採ることにより、加振装置1を有する液体
封入式防振装置が、狭いスペース内に一体的にまとめら
れることとなる。
態のものについての、その作動態様等について説明す
る。すなわち、本実施の形態のものにおいては、主室6
と副室7との間を仕切る仕切部材3のところに、主室6
内の液体を加振する加振装置1が設けられるようになっ
ているとともに、当該加振装置1を形成するベーン11
は電磁式のロータリアクチュエータ2によって特定の周
波数にて駆動されるようになっているものである。従っ
て、例えば、入力振動がエンジンアイドリング振動であ
る場合には、上記電磁式ロータリアクチュエータ2を制
御手段5の作用により作動させることによって、上記加
振装置1のベーン11を作動させ、更に、当該ベーン1
1の収納される主室側加振室16内の液体を加振し、最
終的に、主室6内の液体を振動させる。そして、上記イ
ンシュレータ8を介して入力されるエンジンアイドリン
グ振動による上記主室6内の液圧上昇を吸収するように
する。その結果、本防振装置にて形成されるバネ系の動
バネ定数が変化することとなる。これによって、エンジ
ンアイドリング振動の吸収及び遮断が行なわれることと
なる。
手段5からコイル22に供給される電圧をパルス波から
なるようにする(図4参照)とともに、そのパルス波
を、図4の横座標における時間軸において、デューティ
比率を変化させるようにする。このように適宜制御され
たパルス電圧波が上記コイル22に供給されることによ
って、永久磁石21を有する上記回転軸12及びベーン
11は適宜駆動されることとなる。そして、その結果、
各加振室、特に主室側加振室16のところには図4の実
線図示のような変形正弦波からなる力波(発生波)が形
成されることとなる。この変形正弦波は、アイドリング
運転時におけるエンジン爆発振動に起因する高次の振動
成分等が含まれている場合の振動波形に相当するもので
ある。このように、本実施の形態のものにおいては、上
記制御手段5からの信号(パルス電圧波)のデューティ
比率を適宜制御することによって、高次成分の振動入力
に対しても動バネ定数を変化させることができるように
している。また、電圧制御方式を採ることとしているの
で、システムとして電流増幅用のアンプ等を必要とせ
ず、装置全体の低価格化を図ることができるようにな
る。
れる第一の連結部材と、車体側のメンバ等に取り付けら
れる第二の連結部材と、これら第一の連結部材と第二の
連結部材との間にあって上記振動体からの振動を遮断す
るインシュレータと、当該インシュレータの一部にてそ
の室壁の一部が形成されるものであって非圧縮性流体で
ある液体の封入される主室と、当該主室にオリフィスを
介して連結されるとともにダイヤフラムにてその室壁の
一部が形成される副室と、上記主室と副室との間を仕切
る仕切部材と、上記主室内の液体を特定の周波数にて加
振する加振装置と、からなる液体封入式の防振装置に関
して、上記加振装置を、上記主室と副室との間に設けら
れるものであって回転軸を中心にして放射状に設けられ
る複数のベーンと、当該ベーンにて形成される複数の加
振室と、上記ベーンが所定の周波数にて揺動運動するよ
う当該ベーンの取付けられる上記回転軸を所定の周波数
にて駆動するアクチュエータと、からなるようにした構
成を採ることとしたので、所定の出力の要求される加振
装置を複数の加振室及びそこに収納される小形のベーン
にて形成することができるようになり、加振装置全体の
小形化を図ることができるようになった。また、所定の
加振力を発生させるためのアクチュエータも小出力のも
のを用いることができるようになり、本液体封入式防振
装置の小形化及び軽量化等を図ることができるようにな
った。
当該ベーンの取付けられる回転軸の周りに円周方向にお
いて等間隔状に設けるとともに、当該ベーンの作動によ
って形成される液体の流動をベーンの取付けられる回転
軸の軸線方向及び当該回転軸の放射軸方向の2方向にて
行なわせるようにした構成を採ることとしたので、各ベ
ーンにて形成される加振室を、回転軸の周りに放射状に
複数個設けることができるようになり、これらの小さな
加振室からの出力を複数統合することによって大きな出
力を得ることができるようになった。また、ベーンの取
付けられる回転軸には、常に釣り合った力(荷重)が加
わることとなり、当該回転軸を駆動するアクチュエータ
を小出力のものにて対応させることができるようになっ
た。また、上記回転軸を支える軸受等の強度・剛性等
も、あまり高く採る必要がなくなり、加振装置全体の小
形化を図ることができるようになった。
タリアクチュエータからなるようにするとともに、当該
ロータリアクチュエータの作動制御を電圧のデューティ
制御方式にて行なわせるようにした構成を採ることとし
たので、高次のエンジン振動等を含めた各種の振動に対
応させた力波(発生波)を簡単に発生させることができ
るようになり、振動遮断を効率良く行なうことができる
ようになった。すなわち、電磁式アクチュエータへの入
力電圧をパルス波からなるようにするとともに、当該パ
ルス電圧波のデューティ比率を適宜調整することによっ
てアクチュエータ及びベーンにて形成される力波(発生
波)を上記主室(液室)に入力される振動波の波形に合
せた状態で生成することができるようになった。その結
果、デューティ比率の制御によって、アイドリング振動
を初めとした高次の振動入力に対しても、本液体封入式
防振装置の動バネ定数を変化させて対応することができ
るようになった。
構成を示す横断面図である。
ついての他の例を示す横断面図である。
に供給されるパルス電圧波についての、そのデューティ
制御状態を示す図(グラフ)である。
他の例(変形例)を示す縦断面図である。
を示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 振動体側に取り付けられる第一の連結部
材と、車体側のメンバ等に取り付けられる第二の連結部
材と、これら第一の連結部材と第二の連結部材との間に
あって上記振動体からの振動を遮断するインシュレータ
と、当該インシュレータの一部にてその室壁の一部が形
成されるものであって非圧縮性流体である液体の封入さ
れる主室と、当該主室にオリフィスを介して連結される
とともにダイヤフラムにてその室壁の一部が形成される
副室と、上記主室と副室との間を仕切る仕切部材と、上
記主室内の液体を特定の周波数にて加振する加振装置
と、からなる液体封入式の防振装置において、上記加振
装置を、上記主室と副室との間を仕切る仕切部材のとこ
ろに設けられるものであって回転軸を中心にして放射状
に設けられる複数のベーンと、当該ベーンを内包するも
のであって上記仕切部材の一部にて形成される複数の加
振室と、上記ベーンが所定の周波数にて揺動運動するよ
う当該ベーンの取付けられる上記回転軸を所定の周波数
にて駆動するアクチュエータと、からなるようにしたこ
とを特徴とする液体封入式防振装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の液体封入式防振装置にお
いて、上記加振装置を形成するベーンを当該ベーンの取
付けられる回転軸の周りに円周方向において等間隔状に
設けるとともに、当該ベーンの作動によって形成される
液体の流動をベーンの取付けられる回転軸の軸線方向及
び当該回転軸の放射軸方向にて行なわせるようにしたこ
とを特徴とする液体封入式防振装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の液体封入式防振装置にお
いて、上記加振装置を形成する加振室を、上記ベーンの
設けられる回転軸の軸線に対してその放射軸方向に等間
隔状に設けるようにするとともに、当該加振室内にそれ
ぞれ一枚づつベーンを有するようにし、このような構成
からなる上記加振室の周りに円環状に副室を設けるよう
にしたことを特徴とする液体封入式防振装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の液体封入
式防振装置において、上記アクチュエータを電磁式のロ
ータリアクチュエータからなるようにするとともに、当
該ロータリアクチュエータの作動制御を電圧のデューテ
ィ制御方式にて行なわせるようにしたことを特徴とする
液体封入式防振装置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP2000033214A JP3712904B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | 液体封入式防振装置 |
US09/777,696 US6536751B2 (en) | 2000-02-10 | 2001-02-07 | Vibration absorber |
DE10106001A DE10106001A1 (de) | 2000-02-10 | 2001-02-09 | Schwingungsdämpfer |
US10/270,687 US20030034598A1 (en) | 2000-02-10 | 2002-10-16 | Vibration absorber |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001221276A true JP2001221276A (ja) | 2001-08-17 |
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JP (1) | JP3712904B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012006282A1 (de) * | 2012-03-29 | 2013-10-02 | Carl Freudenberg Kg | Hydrolager |
-
2000
- 2000-02-10 JP JP2000033214A patent/JP3712904B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102012006282A1 (de) * | 2012-03-29 | 2013-10-02 | Carl Freudenberg Kg | Hydrolager |
DE102012006282B4 (de) * | 2012-03-29 | 2016-03-31 | Carl Freudenberg Kg | Hydrolager |
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JP3712904B2 (ja) | 2005-11-02 |
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