JP2001220898A - 荷揚げ用開口部の養生装置 - Google Patents

荷揚げ用開口部の養生装置

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JP2001220898A
JP2001220898A JP2000028630A JP2000028630A JP2001220898A JP 2001220898 A JP2001220898 A JP 2001220898A JP 2000028630 A JP2000028630 A JP 2000028630A JP 2000028630 A JP2000028630 A JP 2000028630A JP 2001220898 A JP2001220898 A JP 2001220898A
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Kunio Okajima
邦男 岡嶋
Katsumi Maruoka
勝美 丸岡
Kazumi Masuda
和美 桝田
Mitsuhiko Kodama
光彦 児玉
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性、安全性の高い荷揚げ用開口部の養生
装置を提供する。 【解決手段】 荷揚げ用開口部Bの両側に設けられた取
付け架台7に夫々モータMにより回転駆動される横軸8
を互いに平行に軸支させ、両横軸8には、夫々、四周フ
レーム15とそれに張設された安全ネット17とを備え
てなる受棚14の一辺を固定し、モータMによる横軸8
の回転駆動により前記両受棚14が水平な閉塞姿勢と、
横軸8を中心にして垂直に立ち上がった開放姿勢とにわ
たって観音開き式に揺動開閉するように構成し、荷揚げ
用開口部Bの前記横軸8と直角方向の両側には、夫々、
閉塞姿勢にある受棚14の四周フレーム15の両側部を
支持する支持部材21を設けて、荷揚げ用開口部Bの養
生装置Aを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷揚げ用開口部の
養生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設工事現場において、工事用資材の揚
重作業は、工事を進渉させる上で、重要な役割を占めて
いる。タワークレーン等による揚重作業のために、建物
に準じて荷揚げ用開口部(ハッチ)を設ける場合、作業
員の墜落事故や工具等の飛来落下による事故を防止する
ための養生装置として、荷揚げ用開口部の周囲に安全手
摺りを設置すると共に、安全手摺りに安全ネットを開閉
自在に張設することが必要とされている。
【0003】従来の養生装置には、安全ネットの開閉を
手動によって行うものが多いが、特公平6−74647
号公報によって提案されているように、モータによって
安全ネットを開閉する電動式のものもある。
【0004】しかしながら、従来の電動式の養生装置で
は、上記公報に見られるように、荷揚げ用開口部の両側
に設けた一対のロープに、リングや滑車等からなる多数
の支持部材を摺動自在に取り付け、これらの支持部材に
安全ネットの両側部を等間隔に連結し、安全ネットの一
端をロープの一端側に固定し、安全ネットの他端を、モ
ータ出力によりロープに沿って移動するように構成され
た滑動体に連結し、当該滑動体によって、安全ネットを
水平方向に開閉動作させていたため、次のような欠点が
あった。
【0005】安全ネットを蛇腹状に折り畳んで、開放
姿勢にする必要があるため、安全ネットを、角パイプや
丸パイプ等による堅牢なフレーム付きの構造にすること
ができない。 閉塞姿勢にある安全ネットが落下物を受け止めた際の
衝撃力が、一部の支持部材(滑車の軸やリング)に集中
作用して、その部分が弱点となる。 安全ネットを水平方向に開閉動作させているため、安
全ネットの移動ストロークが長くて、開閉に長時間を要
し、安全の確保されていない時間が長くなる。殊に、荷
揚げ用開口部が複数階に及ぶ場合、その弊害が顕著であ
る。 上記〜の結果として、荷揚げ用開口部の養生装置
としての信頼性、安全性に問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、信頼性、安全性の高い荷揚げ用開口部の養生装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明が講じた技術的手段は、次のとおりであ
る。即ち、請求項1に記載の発明による荷揚げ用開口部
の養生装置は、荷揚げ用開口部の両側に設けられた取付
け架台に夫々モータにより回転駆動される横軸を互いに
平行に軸支させ、両横軸には、夫々、四周フレームとそ
れに張設された安全ネットとを備えてなる受棚の一辺を
固定し、モータによる横軸の回転駆動により前記両受棚
が水平な閉塞姿勢と、横軸を中心にして垂直に立ち上が
った開放姿勢とにわたって観音開き式に揺動開閉するよ
うに構成し、荷揚げ用開口部の前記横軸と直角方向の両
側には、夫々、閉塞姿勢にある受棚の四周フレームの両
側部を支持する支持部材を設けたことを特徴としてい
る。
【0008】上記の構成によれば、四周フレームに安全
ネットを張設して、受棚を構成するため、受棚自体が堅
牢である。閉塞姿勢にある受棚の四周フレームの両側部
が支持部材で支持されるため、受棚の閉塞姿勢が堅牢な
状態になる。前記両受棚が水平な閉塞姿勢と、横軸を中
心にして垂直に立ち上がった開放姿勢とにわたって観音
開き式に揺動開閉するので、受棚の移動ストロークが短
くて済み、開閉動作の迅速化が可能である。また、荷揚
げ用開口部が複数階に及ぶ場合、各階に同じ養生装置を
設置し、操作階に設けた操作盤と各階の養生装置の電源
を接続することで、全部の養生装置を同時に開閉動作さ
せるように制御することも可能である。これらの結果と
して、荷揚げ用開口部の養生装置としての信頼性、安全
性を向上することができる。
【0009】尚、請求項2に記載の発明のように、両受
棚の閉塞時の突合わせ端部に、互いの四周フレームに上
方から係合する鈎部を設けたり、請求項3に記載の発明
のように、閉塞姿勢にある受棚の四周フレームの両側部
を支持する支持部材に、前記四周フレームの両側部に連
設された垂直なピンが挿入されるピン孔を形成すること
は、受棚の閉塞姿勢が堅牢な状態になり、落下物を受け
止めた際の衝撃力によって、受棚が不測に下方へ開くこ
とを防止する上で望ましい。
【0010】請求項4に記載の発明による荷揚げ用開口
部の養生装置は、荷揚げ用開口部の両側に設けられた取
付け架台に夫々モータにより回転駆動される横軸を互い
に平行に軸架し、荷揚げ用開口部の前記横軸と直角方向
の両側には、夫々、水平なガイドレールを前記横軸に対
して直角に設け、両横軸には、夫々、四周フレームとそ
れに張設された安全ネットとを備え、且つ、横軸と平行
な枢支軸により二つ折り可能に連結された第1受棚と第
2受棚とから構成された受棚の第1受棚の一辺を固定
し、第2受棚の先端両側部には、夫々、前記ガイドレー
ルに転動自在に支持されたコロを設け、モータによる横
軸の回転駆動により前記両受棚が水平な閉塞姿勢と、第
1受棚と第2受棚が二つ折りされ且つ横軸を中心にして
垂直に立ち上がった開放姿勢とにわたって観音開き式に
揺動開閉するように構成し、荷揚げ用開口部の前記横軸
と直角方向の両側には、夫々、閉塞姿勢にある両受棚の
四周フレームの両側部を第1受棚と第2受棚との枢支連
結部近傍において支持する支持部材を設けたことを特徴
としている。
【0011】上記の構成によれば、請求項1に記載の発
明と同等の作用効果に加えて、次の作用効果が得られ
る。即ち、両受棚が、横軸と平行な枢支軸により二つ折
り可能に連結された第1受棚と第2受棚とから構成さ
れ、水平な閉塞姿勢と、第1受棚と第2受棚が二つ折り
され且つ横軸を中心にして垂直に立ち上がった開放姿勢
とにわたって観音開き式に揺動開閉するので、開放姿勢
にある受棚の上下寸法が小さくて済み、荷揚げ用開口部
の面積が広くても、開放姿勢にある受棚の上下寸法を階
高の範囲に納めることができる。
【0012】尚、請求項5に記載の発明のように、第2
受棚どうしの閉塞時における突合わせ端部のうち、一方
の四周フレームに横孔を形成し、他方の四周フレームに
は、横孔に挿入される水平なピンを設けたり、請求項6
に記載の発明のように、閉塞姿勢にある受棚の四周フレ
ームの両側部を第1受棚と第2受棚との枢支連結部近傍
において支持する支持部材に、前記四周フレームの両側
部に連設された垂直なピンが挿入されるピン孔を形成す
ることは、受棚の閉塞姿勢が堅牢な状態になり、落下物
を受け止めた際の衝撃力によって、受棚が不測に下方へ
開くことを防止する上で望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図7は、本発明に係る荷揚
げ用開口部の養生装置Aの一例を示す。図において、B
は、各階のスラブに形成された荷揚げ用開口部である。
1は、荷揚げ用開口部Bの周囲に立設された養生柵であ
り、角パイプ等からなる安全手摺り2及び支柱3と、そ
れらに取り付けたエキスパンドメタル等の金網4及び幅
木5等によって構成されている。支柱3の下端は、例え
ば、スラブに埋設した鞘管又は突起体に嵌合させたり、
支柱3の下端に鍔部を設けて、これをコンクリート釘や
アンカーボルトで固定する等々、解体撤去が可能な任意
の手段によりスラブに固定される。
【0014】荷揚げ用開口部Bの長辺側の両側部には、
養生柵1における支柱3の荷揚げ用開口部Bに面した上
端近傍部に固着した取付け架台受け金具6の上に長尺の
取付け架台7が水平に横架され、当該取付け架台7に
は、夫々、横軸8が互いに平行に軸支されている。支柱
3の荷揚げ用開口部Bとは反対側の上端近傍部に固着し
たモータベース9には、減速ギヤとブレーキを備えたモ
ータMが設置され、減速ギヤからの出力軸に固着した駆
動スプロケット10と横軸8に固着した受動スプロケッ
ト11とにわたって無端伝動チェーン12が巻回され、
モータMにより横軸8を回転駆動するように構成されて
いる。養生柵1の外面等、任意の位置に設置される操作
盤13には、ブレーカー、リレー、タイマ等からなるモ
ータMの制御装置が内蔵され、表面には、開操作用の
釦、閉操作用の釦、非常停止用の釦、パイロットランプ
等が設けられている。
【0015】14は、矩形状をなす一対の受棚であり、
各受棚14は、角パイプ(丸パイプでもよい)からなる
矩形状の四周フレーム15及び四周フレーム15の長辺
間に架設された複数本の補強フレーム16と、それらに
張設された安全ネット(例えば、合成繊維の網糸で編組
されたもの)17とで構成されている。
【0016】各受棚14の長辺側の一辺は、横軸8の長
手方向複数箇所に突設したアーム18を四周フレーム1
5に連結することによって、横軸8に固定されており、
モータMによる横軸8の回転駆動により前記両受棚14
が水平な閉塞姿勢と、横軸8を中心にして垂直に立ち上
がった開放姿勢とにわたって観音開き式に揺動開閉する
ように構成されている。Wは、各受棚14の揺動開閉を
軽く行えるようにするためのカウンターウエイトであ
る。
【0017】図4と図5に示すように、養生柵1の上端
には、適当な位置に、前記両受棚14が閉塞姿勢になる
ことにより、両受棚14によって蹴られるアクチュエー
タ19aを備えたリミットスイッチ20aと、開放姿勢
になることにより、両受棚14によって蹴られるアクチ
ュエータ19bを備えたリミットスイッチ20bとが連
設されている。前記両受棚14が閉じた際のモータMの
停止と、両受棚14が開いた際のモータMの停止は、通
常、上記のリミットスイッチ20a,20bによって行
われるようになっているが、リミットスイッチ20a,
20bが故障しても、操作盤13に内蔵されたタイマに
よる設定時間(これは、開操作用の釦や閉操作用の釦を
押してから、両受棚14がリミットスイッチ20a,2
0bのアクチュエータ19a,19bを蹴るまでに要す
る時間に略対応しており、例えば23〜25秒程度に設
定される。)が経過することにより、モータMへの通電
が断たれるように構成されている。
【0018】荷揚げ用開口部Bの前記横軸8と直角方向
の両側、つまり、短辺側の両側部には、夫々、図4、図
7に示すように、養生柵1における荷揚げ用開口部Bと
面する上端部に、閉塞姿勢にある受棚14の四周フレー
ム15の両側部を支持するアングル材等よりなる支持部
材21が設けられており、支持部材21には、夫々、前
記四周フレーム15の両側部に連設された垂直なピン2
2が挿入されるピン孔23が形成されている。また、図
6に示すように、両受棚14の閉塞時の突合わせ端部に
は、互いの四周フレーム15に上方から係合する鈎部2
4a,24bが設けられている。
【0019】尚、図2、図3に示すように、両側の取付
け架台7には、夫々、角パイプ等の堅牢な材料からなる
複数本のあおり防止部材25が立設されており、揚重作
業時に、開放姿勢にある受棚14に吊り荷が触れて、受
棚14を外側に押し動かしても、受棚14が前記あおり
防止部材25で受け止められて、それ以上、外側に揺動
しないように構成されており、万が一の場合でも、安全
を確保できるように配慮されている。
【0020】上記の構成によれば、四周フレーム15に
安全ネット17を張設して、受棚14を構成するため、
受棚14自体が堅牢である。閉塞姿勢にある受棚14の
四周フレーム15の両側部が支持部材21で支持される
ため、受棚14の閉塞姿勢が堅牢な状態になる。前記両
受棚14が水平な閉塞姿勢と、横軸8を中心にして垂直
に立ち上がった開放姿勢とにわたって観音開き式に揺動
開閉するので、受棚14の移動ストロークが短くて済
み、開閉動作の迅速化が可能である。また、図1に示す
ように、荷揚げ用開口部Bが複数階に及ぶ場合、各階に
同じ養生装置Aを設置し、操作階に設けた操作盤13と
各階の養生装置Aの電源を接続することで、全部の養生
装置Aを同時に開閉動作させるように制御することも可
能である。これらの結果として、荷揚げ用開口部Bの養
生装置Aとしての信頼性、安全性を向上することができ
る。
【0021】殊に、両受棚14の閉塞時の突合わせ端部
に、互いの四周フレーム15に上方から係合する鈎部2
4a,24bを設け、さらに、閉塞姿勢にある受棚14
の四周フレーム15の両側部を支持する支持部材21
に、前記四周フレーム15の両側部に連設された垂直な
ピン22が挿入されるピン孔23を形成してあるので、
受棚14の閉塞姿勢が堅牢な状態になり、落下物を受け
止めた際の衝撃力によって、受棚14が不測に下方へ開
くことを防止でき、安全性が高い。
【0022】図8〜図13は、他の実施の形態を示す。
この実施の形態は、荷揚げ用開口部Bの面積が広い場合
に好適な養生装置Aを構成したもので、両受棚14の夫
々を、図9に示すように、横軸8と平行な丁番26で二
つ折り可能に連結された第1受棚14Aと第2受棚14
Bとから構成し、前記両受棚14が水平な閉塞姿勢と、
第1受棚14Aと第2受棚14Bが二つ折りされ且つ横
軸8を中心にして垂直に立ち上がった開放姿勢とにわた
って観音開き式に揺動開閉するように構成した点に特徴
がある。
【0023】より詳しく説明すると、図8に示すよう
に、荷揚げ用開口部Bの両側に設けられた取付け架台7
に夫々モータMにより回転駆動される横軸8を互いに平
行に軸架し、荷揚げ用開口部Bの前記横軸8と直角方向
の両側には、夫々、養生柵1の上端部内面に、内側に開
口したチャンネル材よりなる水平なガイドレール27を
前記横軸8に対して直角に取り付けてある。両横軸8に
は、夫々、四周フレーム15とそれに張設された安全ネ
ット13とを備え、且つ、横軸8と平行な丁番26の枢
支軸により二つ折り可能に連結された第1受棚14Aと
第2受棚14Bとから構成された受棚14の第1受棚1
4Aの一辺を固定し、第2受棚14Bの先端両側部に
は、夫々、図11、図12に示すように、前記ガイドレ
ール27に転動自在に支持されたコロ28を設けてあ
る。
【0024】そして、モータMによる横軸8の回転駆動
により前記両受棚14が水平な閉塞姿勢と、第1受棚1
4Aと第2受棚14Bが二つ折りされ且つ横軸8を中心
にして垂直に立ち上がった開放姿勢とにわたって観音開
き式に揺動開閉するように構成してある。また、荷揚げ
用開口部Bの前記横軸8と直角方向の両側には、夫々、
図10に示すように、閉塞姿勢にある両受棚14の四周
フレーム15の両側部を第1受棚14Aと第2受棚14
Bとの枢支連結部近傍において支持する支持部材21を
設けてある。
【0025】上記の構成によれば、両受棚14が、横軸
8と平行な枢支軸を有する丁番26により二つ折り可能
に連結された第1受棚14Aと第2受棚14Bとから構
成され、水平な閉塞姿勢と、第1受棚14Aと第2受棚
14Bが二つ折りされ且つ横軸8を中心にして垂直に立
ち上がった開放姿勢とにわたって観音開き式に揺動開閉
するので、開放姿勢にある受棚14の上下寸法が小さく
て済み、荷揚げ用開口部Bの面積が広くても、開放姿勢
にある受棚14の上下寸法を階高の範囲に納めることが
できる。
【0026】尚、第2受棚14Bどうしの閉塞時におけ
る突合わせ端部のうち、一方の四周フレーム15には、
図11、図13に示すように、上下に長い長孔状の横孔
29を形成し、他方の四周フレーム15には、横孔29
に挿入される水平なピン30を設けてある。また、前記
支持部材21には、夫々、図10に示すように、前記四
周フレーム15に連設された垂直なピン22が挿入され
るピン孔23を形成してある。従って、図1〜図7で示
した実施の形態と同様に、受棚14の閉塞姿勢が堅牢な
状態になり、落下物を受け止めた際の衝撃力によって、
受棚14が不測に下方へ開くことを防止でき、安全性が
高い。カウンターウエイトW、リミットスイッチ20
a,20b、操作盤13に内蔵するタイマ、あおり防止
部材25や、その他の構成および作用は、図1〜図7で
示した実施の形態と同じであるため、説明を省略する。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなり、信頼
性、安全性の高い荷揚げ用開口部の養生装置を実現し得
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷揚げ用開口部の養生装置の使用状態を説明す
る図である。
【図2】荷揚げ用開口部の養生装置の斜視図である。
【図3】荷揚げ用開口部の養生装置の断面図である。
【図4】要部の斜視図である。
【図5】要部の断面図である。
【図6】閉塞時における要部の説明図である。
【図7】閉塞時における要部の説明図である。
【図8】他の実施の形態を示す荷揚げ用開口部の養生装
置の断面図である。
【図9】開閉時の状態を示す要部の側面図である。
【図10】要部の斜視図である。
【図11】要部の斜視図である。
【図12】要部の断面図である。
【図13】閉塞時における要部の説明図である。
【符号の説明】
A…養生装置、B…荷揚げ用開口部、M…モータ、7…
取付け架台、8…横軸、14…受棚、14A…第1受
棚、14B…第2受棚、15…四周フレーム、17…安
全ネット、21…支持部材、27…ガイドレール、28
…コロ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桝田 和美 名古屋市中区錦1丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 児玉 光彦 名古屋市中区錦1丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷揚げ用開口部の両側に設けられた取付
    け架台に夫々モータにより回転駆動される横軸を互いに
    平行に軸支させ、両横軸には、夫々、四周フレームとそ
    れに張設された安全ネットとを備えてなる受棚の一辺を
    固定し、モータによる横軸の回転駆動により前記両受棚
    が水平な閉塞姿勢と、横軸を中心にして垂直に立ち上が
    った開放姿勢とにわたって観音開き式に揺動開閉するよ
    うに構成し、荷揚げ用開口部の前記横軸と直角方向の両
    側には、夫々、閉塞姿勢にある受棚の四周フレームの両
    側部を支持する支持部材を設けたことを特徴とする荷揚
    げ用開口部の養生装置。
  2. 【請求項2】 両受棚の閉塞時の突合わせ端部に、互い
    の四周フレームに上方から係合する鈎部を設けてあるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の荷揚げ用開口部の養生
    装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材に、夫々、前記四周フレー
    ムの両側部に連設された垂直なピンが挿入されるピン孔
    を形成してあることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の荷揚げ用開口部の養生装置。
  4. 【請求項4】 荷揚げ用開口部の両側に設けられた取付
    け架台に夫々モータにより回転駆動される横軸を互いに
    平行に軸架し、荷揚げ用開口部の前記横軸と直角方向の
    両側には、夫々、水平なガイドレールを前記横軸に対し
    て直角に設け、両横軸には、夫々、四周フレームとそれ
    に張設された安全ネットとを備え、且つ、横軸と平行な
    枢支軸により二つ折り可能に連結された第1受棚と第2
    受棚とから構成された受棚の第1受棚の一辺を固定し、
    第2受棚の先端両側部には、夫々、前記ガイドレールに
    転動自在に支持されたコロを設け、モータによる横軸の
    回転駆動により前記両受棚が水平な閉塞姿勢と、第1受
    棚と第2受棚が二つ折りされ且つ横軸を中心にして垂直
    に立ち上がった開放姿勢とにわたって観音開き式に揺動
    開閉するように構成し、荷揚げ用開口部の前記横軸と直
    角方向の両側には、夫々、閉塞姿勢にある両受棚の四周
    フレームの両側部を第1受棚と第2受棚との枢支連結部
    近傍において支持する支持部材を設けたことを特徴とす
    る荷揚げ用開口部の養生装置。
  5. 【請求項5】 第2受棚どうしの閉塞時における突合わ
    せ端部のうち、一方の四周フレームに横孔を形成し、他
    方の四周フレームには、横孔に挿入される水平なピンを
    設けてあることを特徴とする請求項4に記載の荷揚げ用
    開口部の養生装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部材に、夫々、前記四周フレー
    ムに連設された垂直なピンが挿入されるピン孔を形成し
    てあることを特徴とする請求項4又は5に記載の荷揚げ
    用開口部の養生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039558A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 クレーン装置及びその操作方法
JP2017180025A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工業株式会社 飛来物防護設備および飛来物防護設備の開閉方法

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