JP2001220054A - シート排出機構 - Google Patents

シート排出機構

Info

Publication number
JP2001220054A
JP2001220054A JP2000030979A JP2000030979A JP2001220054A JP 2001220054 A JP2001220054 A JP 2001220054A JP 2000030979 A JP2000030979 A JP 2000030979A JP 2000030979 A JP2000030979 A JP 2000030979A JP 2001220054 A JP2001220054 A JP 2001220054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
discharge
roller
angle
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000030979A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Makiura
尚 牧浦
Yasushi Matsutomo
靖 松友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000030979A priority Critical patent/JP2001220054A/ja
Publication of JP2001220054A publication Critical patent/JP2001220054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Forming Counted Batches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動可能な排出ローラや多段の排出トレイを
用いることなく仕分け処理を行える、小型のシート排出
機構を提供する。 【解決手段】 本発明のシート排出機構は、排出トレイ
に向けて搬送されているシートPの排出角度を調整する
抵抗発生部51を、第1パス3における第1排出ローラ
群5の近傍に備えている。このため、排出トレイでの向
きをシートP毎に設定できる。これにより、シートPの
排出角度を印刷ジョブ毎に同一の値とすれば、排出トレ
イに、印刷ジョブ毎に仕分けられた状態でシートPを載
置させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリンタ
ー,ファックス等の画像形成装置に備えられ、画像形成
後のシートを装置外へ排出するためのシート排出機構に
関し、特に、小型の画像形成装置に適したシート排出機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置では、印字済のシー
トを印刷ジョブ(JOB)毎に仕分ける(分類する)た
めのシート排出機構として、主に、以下の(1)〜
(3)に示す3つのタイプのものが用いられている。
【0003】(1)多段トレイを備えたシート後処理装
置を画像形成装置の本体側面に別途設置し、ソータ機能
によって、シートの排出先となる排出トレイを印刷ジョ
ブ毎に分けるタイプ。このようなシート後処理装置は、
例えば、特開平5−8581号公報に開示されている。
この公報の装置は、多段トレイにおける各トレイ上に排
出されたシート束の端面を揃えるための、シート整合装
置も備えている。
【0004】(2)シートの後端を排出ローラにて1枚
ずつチャックし、シートの排出方向と直交する方向(装
置の前後方向)に排出ローラを移動させることで、排出
トレイ上におけるシートの積載位置を印刷ジョブ毎に切
り替えるタイプ。このタイプのシート排出機構は、例え
ば、特開平4−112158号公報に記載されている。
【0005】(3)装置の前後方向に排出トレイを移動
させることで、排出トレイ上におけるシートの積載位置
を印刷ジョブ毎に切り替えるタイプ。このタイプのシー
ト排出機構は、例えば、特開平11−139664号公
報に記載されている。なお、このタイプの変形として、
排出トレイ上に、装置の前後方向に移動可能なオフセッ
トトレイ(シートを積載するための可動板)を設けてい
るものもある。この構成では、オフセットトレイを移動
させることで、シートの積載位置を装置の前後方向にず
らすようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年、画像形成
装置に対する小型化の要請は強くなっており、上記のよ
うなシート排出機構を備えながらも、装置自体を小さく
することが望まれている。しかしながら、シート排出機
構として(1)〜(3)に示したものを用いる場合に
は、画像形成装置の小型化を図ることは困難である。
【0007】すなわち、(1)のタイプにおいては、画
像形成装置本体の外部に、多段トレイを備えたシート後
処理装置を設ける必要がある。このため、画像形成装置
は必然的に大型化する。
【0008】また、(2)(3)のシート排出機構を備
える場合には、(1)のタイプのものを用いる場合に比
べて装置を小さくできる。しかしながら、排出ローラや
トレイを装置の前後方向に移動させるための移動機構を
設けなければならず、さらに、装置の前後方向における
寸法を大きくする必要がある。このため、画像形成装置
を十分に小型化することはできない。
【0009】また、(2)のシート排出機構では、シー
トの後端をチャックさせた後に排出ローラを移動させる
ため、シートの排出スピードが遅くなってしまう。さら
に、排出トレイ上でのシートの整合性が悪くなるという
問題もある。
【0010】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するために成されたものである。そして、その目的
は、複数のシートを、仕分け処理を施した状態で排出ト
レイ上に排出するためのシート排出機構であって、画像
形成装置に備えても、装置の大型化を招来することのな
いシート排出機構を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のシート排出機構(以下、本排出機構とす
る)は、画像形成装置に備えられ、画像形成後のシート
を、仕分け処理を施した状態で排出トレイに載置するた
めのシート排出機構において、排出トレイに向けて搬送
されているシートの排出角度を調整する角度調整部を備
えていることを特徴としている。
【0012】本排出機構の備えられる画像形成装置と
は、複写機,プリンター,ファックス等、シート(記録
用紙)に画像を形成して出力する装置のことである。ま
た、本排出機構の行う仕分け処理とは、画像形成装置か
ら出力されるシートを、所定の組毎(例えば印刷ジョブ
毎)に分類し、各組毎にまとめて排出トレイ上に載置す
る処理のことである。
【0013】そして、本排出機構では、このような仕分
け処理を行うために、角度調整部によって、排出トレイ
に向けて搬送されているシートの排出角度を調整するよ
うに設定されている。ここで、シートの排出角度とは、
角度調整部に到達するまでの間において、シートの排出
方向(搬送方向)とシートの縁部(辺)の延びる方向
(シートの長手方向あるいは短手方向)との角度のこと
であり、通常の排出では、略0度となっている。また、
排出トレイに載置された状態でのシートの向きは、シー
トの排出角度に応じた値となる。
【0014】すなわち、本排出機構では、シートの排出
角度を、角度調整部によって0度以外の値に変更できる
ように設定されている。従って、排出トレイでの向きを
シート毎に設定できるので、例えば、複数のシートを扇
形に開いた状態で排出トレイに積載できる。これによ
り、シートの排出角度を印刷ジョブ毎に同一の値とすれ
ば、排出トレイに、印刷ジョブ毎に仕分けられた状態で
シート(シート束)を載置させることが可能となる。
【0015】このように、本排出機構では、排出ローラ
や排出トレイを移動させる構成、および、多段の排出ト
レイを用いることなく、仕分け処理を行えるように設定
されている。従って、本排出機構は、画像形成装置の大
型化を招来することのない、小型で簡単な構成のシート
排出機構となっている。
【0016】また、本排出機構の角度調整部は、排出ト
レイに向けて搬送されているシートにおける一方の側端
部の速度を調整するための、速度調整部を備えているこ
とが好ましい。この構成において、シートの側端部と
は、搬送方向と略垂直な方向におけるシートの端部のこ
とである。そして、この構成では、所定の角度だけシー
トを回転させるために、シートにおける一方の側端部を
減速させる、あるいは、この側端部を加速させるように
設定されている。
【0017】これにより、簡単な構成でシートの角度を
変更できるので、本排出機構を実現することが容易とな
る。また、この構成では、シートの側端部に対する加減
速率および加減速時間を制御することで、シートの排出
角度を容易に設定できる。従って、高精度の仕分け処理
を実行することが可能となる。
【0018】また、このような速度調整部として、シー
トの側端部に接触可能な抵抗部材を用いることが好まし
い。すなわち、この構成では、シートの側端部を減速さ
せて排出角度を調整するために、側端部に抵抗部材を接
触させ、接触部分の搬送抵抗を高めて減速させるように
なっている。この構成では、抵抗部材とシートとの接触
状態(接触時間や接触圧)を制御することで、所望の角
度だけシートを回転させることが可能となる。これによ
り、簡単な構成で速度調整部を構成できるので、速度調
整部の製造および制御を容易に行うことが可能となる。
【0019】また、上記のような抵抗部材として、シー
トの側端部を圧接可能な抵抗ローラを用いることが可能
である。この構成では、シートにおける側端部の速度を
減少させるために、シートに従動して回転するローラで
あって、回転抵抗(回転時の摩擦力等)の高い抵抗ロー
ラをシートの側端部に接触させるようになる。これによ
り、簡単な構成で抵抗部材を構成できるので、抵抗部材
の製造および制御を容易に行うことが可能となる。な
お、抵抗ローラとして、シートを排出トレイに案内する
ための案内ローラ(ガイドローラ)群の1つ(あるいは
複数)を用いてもよい。この場合、案内ローラ群の回転
抵抗を、所定範囲内で、ローラ毎に設定できるようにな
っていることが好ましい。
【0020】また、角度調整部として、シートの側端部
に搬送力を与える駆動ローラを用いるようにしてもよ
い。駆動ローラは、抵抗ローラと異なり、モーター等の
駆動機構によって自走し、シートに搬送力を与えるもの
である。そして、上記の構成では、回転している駆動ロ
ーラをシートの側端部に接触させることで、接触部分の
速度を上昇(あるいは減少)させ、シートの排出角度を
調整するようになっている。
【0021】上記の構成では、駆動ローラの回転速度、
あるいは、駆動ローラとシートとの接触時間を制御する
ことで、所望の角度だけシートを回転させることが可能
となる。これにより、簡単な構成で速度調整部を構成で
きる。
【0022】また、シートの角度調整を行うための駆動
ローラとして、シートの搬送方向と略垂直な方向に並設
された複数の駆動ローラ群のうちの1つ(あるいは複
数)の駆動ローラを用いるようにしてもよい。
【0023】一般に、シート排出機構には、画像形成後
のシートを排出トレイまで排出するための駆動ローラ群
として、搬送路内に、複数の搬送ローラ群が設けられて
いる。また搬送路の終端部には、シートを排出トレイに
排出するための駆動ローラ群として、排出ローラ群が設
けられている。
【0024】従って、搬送ローラ群あるいは排出ローラ
群において、シートの側端部に応じた駆動ローラの回転
速度を、他の駆動ローラよりも遅くする(あるいは速め
る)ように設定すれば、シートの排出角度を調整するこ
とが可能となる。さらに、この構成では、角度調整のた
めの駆動ローラを別途製造・設置する必要がなくなる。
これにより、本排出機構の製造コストを低く抑えること
が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の第1の
実施形態について説明する。図2は、本実施の形態にか
かる画像形成装置である小型複写機(以下、本複写機と
する)の構成を示す説明図である。この図に示すよう
に、本複写機は、略コの字型の形状を有しており、スキ
ャナー部A,印字部B,用紙搬送部Cと、シート排出機
構Dとから構成されている。
【0026】まず、スキャナー部Aについて説明する。
図2に示すように、スキャナー部Aは、原稿台9および
スキャナー光学系10を有している。原稿台9は、透明
なガラスからなる原稿載置用の台である。また、原稿台
9の下方に配されたスキャナー光学系10は、原稿台9
に載置された原稿を光走査することにより、原稿画像の
データを取得するものである。
【0027】図2に示すように、このスキャナー光学系
10は、露光ランプ11,反射鏡12−1・12−2・
12−3,結像レンズ13および光電変換素子(CC
D)14を備えている。露光ランプ11は、原稿台9上
の原稿に対して光を照射するための光源である。反射鏡
12−1・12−2・12−3は、原稿からの反射光
を、例えば図中に一点鎖線で示すように、結像レンズ1
3およびCCD14まで導くものである。CCD14
は、結像レンズ13によって結像された反射光を受光
し、この反射光に応じた電気信号の画像データを生成す
るものである。CCD14の生成した画像データは、所
定の画像処理が施された後、後述するレーザースキャニ
ングユニットに伝達される。
【0028】次に、印字部Bについて説明する。印字部
Bは、CCD14によって生成された画像データに基づ
いてトナー像を生成し、これをシート(記録用紙)に転
写するためのものである。図2に示すように、印字部B
は、感光体ローラ28,帯電部29,現像部30,転写
チャージャー31,クリーニング装置32およびレーザ
ースキャニングユニット(LSU)33とを備えてい
る。
【0029】感光体ローラ28は、ドラム形状の感光体
であり、矢印W方向に回転駆動されるようになってい
る。帯電部29は、感光体ローラ28の表面を所定の電
位に均一に帯電させるものである。LSU33は、帯電
された感光体ローラ28の表面をレーザー光によって露
光することにより、この表面に、画像データに応じた静
電潜像を形成する機能を有するものである。
【0030】現像部30は、LSU33によって形成さ
れた静電潜像を現像ローラ30aで現像することによっ
て、感光体ローラ28の表面にトナー像を形成するもの
である。転写チャージャー31は、感光体ローラ28上
のトナー像をシートに転写するものである。クリーニン
グ装置32は、トナー像の転写後、感光体ローラ28の
表面に残留したトナーを除去するものである。
【0031】次に、用紙搬送部Cについて説明する。用
紙搬送部Cは、印字部Bにシートを供給するとともに、
シートに転写されたトナー像を定着させるためのもので
ある。また、用紙搬送部Cは、シートを本複写機の外部
に排出する機能も有している。
【0032】図2に示すように、用紙搬送部Cには、固
定給紙トレイ15および手差し給紙トレイ16なる2つ
の給紙トレイと、固定給紙搬送路N,手差し給紙搬送路
M,主搬送路L,サブ排出路Rおよび副搬送路Sの5種
類のシート搬送路とが設けられている。
【0033】また、これらシート搬送路および給紙トレ
イの近傍には、シートを給紙・搬送するための部材とし
て、ピックアップローラ18,給紙ローラ19,レジス
トローラ22,定着ローラ23,ガイド部材41・4
2,サブ排出ローラ25および副搬送ローラ27−1・
27−2・27−3が配されている。
【0034】さらに、用紙搬送部Cは、シート搬送路に
おける所定の位置をシートが通過したことを検知するた
めに、レジスト前検知スイッチ,定着紙検知スイッチお
よび排紙検知スイッチを(全て図示せず)備えている。
また、サブ排出路Rの端部および下方には、シートを排
出するためのサブ排出口40およびサブ排出トレイ39
が設けられている。
【0035】固定給紙トレイ15は、印字にかかるシー
トPを収納するための給紙カセットである。手差し給紙
トレイ16は、固定給紙トレイ15に収納できない、あ
るいは収納したくない種類のシートを給紙するためのも
のである。
【0036】ピックアップローラ18は、固定給紙トレ
イ15および手差し給紙トレイ16の先端に備えられ、
これら給紙トレイ15・16からシートを1枚毎に出紙
する半月状の呼び込みローラである。また、給紙トレイ
15・16には、ピックアップローラ18による出紙を
適切に補助するための、用紙さばき部(図示せず)が設
けられている。この用紙さばき部は、ローラと摩擦シー
ト部材あるいは摩擦ローラとから構成することが可能で
ある。
【0037】給紙ローラ19は、固定給紙搬送路Nおよ
び手差し給紙搬送路Mにおける給紙トレイ15・16側
の先端に備えられている。そして、ピックアップローラ
18によってトレイ15・16から出紙されたシート
を、給紙搬送路N・Mを介して主搬送路Lに送り込む機
能を有している。
【0038】また、これら給紙搬送路N・Mおよび副搬
送路Sは、レジストローラ22の上流側(給紙トレイ側
を上流とし、シートの排出方向側を下流とする)で合流
している。そして、合流箇所の近傍には、レジスト前検
知スイッチが設けられている。このレジスト前検知スイ
ッチは、主搬送路Lに向けて搬送されているシートが所
定の位置(例えば上記の合流箇所)を通過したことを検
知し、所定の検知信号を出力するためのものである。
【0039】レジストローラ22は、主搬送路Lを搬送
されているシートをいったん保持するものである。そし
て、感光体ローラ28上のトナー像をシートに良好に転
写できるように、感光体ローラ28の回転にあわせて、
シートを転写チャージャー31にタイミングよく搬送す
る機能を有している。
【0040】すなわち、レジストローラ22は、レジス
ト前検知スイッチの出力した検知信号に基づいて、感光
体ローラ28上のトナー画像の先端をシートにおける印
刷範囲の先端に押し付けるように、シートを搬送するよ
うに設定されている。
【0041】定着ローラ23は、シートに転写されたト
ナー像を、シートに対して熱定着させるものである。ま
た、定着ローラ23の近傍には、定着紙検知スイッチが
設けられている。そして、本複写機では、この定着紙検
知スイッチによって、シートが定着ローラ23を通過し
たことを検知するようになっている。
【0042】定着ローラ23の下流側では、主搬送路L
と副搬送路Sとの分岐点、および、メイン排出路Kとサ
ブ排出路Rとの分岐点(合流点)が設けられている。ま
た、各分岐点には、シートの搬送路を設定するためのガ
イド部材(切換ゲート)41・42が備えられている。
さらに、サブ排出路Rの終端に位置するサブ排出口40
の近傍には、シートをサブ排出トレイ39に排出するた
めのサブ排出ローラ25が設けられている。
【0043】また、ガイド部材41の近傍には、シート
がガイド部材41を通過したことを検知するための排紙
検知スイッチが設けられている。そして、この排紙検知
スイッチ,サブ排出ローラ25およびガイド部材41・
42は、副搬送路Sとともに両面印字機構として機能す
るように設定されている。
【0044】すなわち、通常の片面印字では、ガイド部
材41・42をa側に回動しておくことによって、主搬
送路Lとサブ排出ローラ25との間が開放されるように
なっている。これにより、定着ローラ23を抜けたシー
トが、サブ排出路Rに搬送され、順回転しているサブ排
出ローラ25によってサブ排出トレイ39に載置される
ように設定されている。
【0045】一方、両面に印字を行う場合も、一方の面
に対する印字が終了した後、シートは、主搬送路Lから
サブ排出路Rに搬送され、順回転しているサブ排出ロー
ラ25によってサブ排出口40の方向に送られる。
【0046】その後、排紙検知スイッチによりシートの
後端部がガイド部材41を通過したことが検知される
と、ガイド部材41がb側に回動されて副搬送路Sとサ
ブ排出ローラ25との間が開放されるとともに、サブ排
出ローラ25が、シートを保持したまま逆方向に回転す
るように設定されている。
【0047】これにより、シートは、後端部から副搬送
路Sに運ばれる。そして、副搬送ローラ27−1〜27
−3によって再びレジストローラ22まで搬送され、印
字部Bによって裏面に印字されるようになっている。
【0048】また、ガイド部材41をa側に、ガイド部
材42をb側にそれぞれ回動することで、主搬送路Lと
メイン排出路Kとの間が開放され、印字後のシートをシ
ート排出機構Dに送れるようになっている。
【0049】このように、本複写機では、シートを、主
搬送路Lに沿って上方向に搬送し、さらに、主搬送路L
上に設けられた印字部Bによって印字処理を行うように
設定されている。これにより、装置全体のコンパクト化
を図ることが可能となっている。
【0050】次に、本複写機における特徴的な構成であ
る、シート排出機構Dについて説明する。シート排出機
構Dは、スキャナー部Aの下面に取り付けられており、
印字部Bから印字済のシートを受け取って、ステープル
処理等の後処理を施した後に出力する機能を有してい
る。また、シート排出機構Dは、ユーザーの指示に応じ
て、仕分け処理を施した状態でシートを出力することも
可能なものである。
【0051】図2に示すように、シート排出機構Dは、
メイン排出路K,第1パス3および第2パス4のシート
搬送路と、トレイラック7に設置されたスライドトレイ
1およびエスケープトレイ2の排出トレイとを有してい
る。また、これらシート搬送路および排出トレイの近傍
には、シートに対する搬送および後処理を行うための、
ガイド部材43・44,第1排出ローラ群5,第2排出
ローラ群6およびステープラー8が備えられている。
【0052】メイン排出路Kは、シート排出機構Dにシ
ートを導入するための搬送路である。ガイド部材43
は、メイン排出路Kを搬送されてきたシートを、第1パ
ス3あるいは第2パス4のいずれかに導くための切換ゲ
ートである。
【0053】第1パス3および第2パス4は、メイン排
出路Kを通過してきたシートを外部に排出するための搬
送路である。第1パス3は、ステープラー8を備えてお
り、シートに対してステープル処理を施す場合に使用さ
れるルートである。また、第2パス4は、ステープル処
理を行わずにシートを排出するためのルートである。
【0054】また、本複写機では、ステープル処理を禁
止されているシート(特殊シートや小サイズのシート
等)をシート排出機構Dに搬送した場合には、自動的に
第2パス4が用いられるように設定されている。また、
第2パス4の終端部には、第2パス4を搬送されてきた
シートを第1排出ローラ群5に導くためのガイド部材4
4が設けられている。
【0055】第1排出ローラ群5は、第1パス3あるい
は第2パス4を搬送されてきたシートを、上下方向にス
ライド可能なスライドトレイ1に排出するためのローラ
である。また、第2排出ローラ群6は、第2パス4を搬
送されてきたシートを、スライドトレイ1の上方に設け
られたエスケープトレイ2に排出するためのローラであ
る。
【0056】トレイラック7は、スライドトレイ1およ
びエスケープトレイ2を設置し、さらに、これらトレイ
1・2上でのシートの散逸を防止するためのラックであ
り、本複写機において、手差し給紙トレイ16と反対側
の側面(図2における左側の側面)に設置されている。
【0057】スライドトレイ1は、積載されるシートの
量(重量)に応じて下方にスライドする排出トレイであ
る。従って、スライドトレイ1では、積載済みのシート
によって第1排出ローラ群5の前面を塞いでしまうこと
を防止できるので、シートを多量に保持できる。また、
積載済みのシートの位置が、排出にかかるシートによっ
てずれてしまうことを防止できるようになっている。
【0058】一方、エスケープトレイ2は、ステープル
処理を禁止されているシートを積載するための排出トレ
イである。また、エスケープトレイ2は、スライドトレ
イ1やサブ排出トレイ39を用いた連続複写を一時的に
中断して他の複写処理を行う場合(割り込み複写を行う
場合)にも使用される。
【0059】次に、シート排出機構Dにおけるシートの
仕分けについて説明する。図1は、第1パス3における
第1排出ローラ群5の近傍の構成を示す説明図である。
この図に示すように、第1パス3における端部領域(第
1パス3の側壁に近い部分)には、抵抗発生部51が設
けられている。
【0060】この抵抗発生部51は、第1排出ローラ群
5の近傍(上流側)に設けられており、スライドトレイ
1に向けて搬送されているシートPの排出角度を、ユー
ザーの指示に従って変更するためのものである。ここ
で、シートPの排出角度とは、シートPの搬送方向とシ
ートPの長手方向との角度(第1パス3の搬送面(底
面)内での角度)のことであり、抵抗発生部51に到達
するまでは、略0度となっている。また、スライドトレ
イ1に載置された状態でのシートPの向きは、この排出
角度に応じた値となる。
【0061】図3は、この抵抗発生部51の構成を示す
説明図である。この図に示すように、抵抗発生部51
は、シートPの通過部位の上部および下部に設けられ
た、下レバー部材52および上レバー部材53から構成
されている。そして、この抵抗発生部51では、支点G
を中心に上レバー部材53を下側に回動させることで、
第1パス3を搬送されているシートPの側端部(搬送方
向と略垂直な方向におけるシートPの端部)を挟めるよ
うに設定されている。
【0062】図3に示すように、抵抗発生部51の下レ
バー部材52には、シートPの下面に接触させるための
抵抗板54と、この抵抗板54を上側方向に押し上げる
ためのスプリング55とが備えられている。また、抵抗
発生部51の上レバー部材53には、下レバー部材52
の抵抗板54と対向する位置に、従動ローラ56が設け
られている。さらに、この上レバー部材53には、従動
ローラ56を下側に(抵抗板54に)押しつけるための
スプリング57、および、上レバー部材53を回動させ
るためのソレノイド58が備えられている。
【0063】すなわち、抵抗発生部51では、ユーザー
の指示に応じて、ソレノイド58を制御して上レバー部
材53を回動させることで、従動ローラ56と抵抗板5
4との間の圧力を制御できるように設定されている。従
って、抵抗板54によってシートPの側端部に与えられ
る搬送抵抗(第1パス3を通過する際にシートPの側端
部にかかる抵抗)を、任意に調整することが可能となっ
ている。これにより、シートPにおける側端部の排出速
度(スライドトレイ1に向かう速度)を他の部位よりも
遅くできるので、シートPの排出角度を0度から変更す
ることが可能となる。
【0064】例えば、シートPの排出角度を0度のまま
とする場合、ユーザーは、第1パス3における抵抗発生
部51の設置位置をシートPが通過しているときに、従
動ローラ56をシートPから離しておくように設定すれ
ばよい。これにより、排出角度を0度としたまま(真っ
直ぐな状態)で、シートPをスライドトレイ1上に排出
できる。
【0065】一方、シートPの排出角度を変更したい場
合、ユーザーは、従動ローラ56によってシートPを抵
抗板54に押しつけるように設定すればよい。これによ
り、シートPの側端部が減速されて他の部位よりも遅れ
るので、シートPの排出角度を0度から変更することが
可能となる。すなわち、図1に示すように、シートP
を、左側に回転させた状態でスライドトレイ1に排出
(積載)することが可能となる。
【0066】このように、シート排出機構Dでは、抵抗
発生部51における従動ローラ56と抵抗板54とでシ
ートPの側端部の搬送抵抗を高めることで、シートPの
排出角度を変更できる(シートPの搬送面内における排
出方向を複数段階に変更できる)ようになっている。ま
た、従動ローラ56と抵抗板54との間の圧力、およ
び、これらによってシートPを挟んでいる時間を適切に
制御することで、シートPの回転角度を様々に調整でき
るようになっている。これにより、各シートP毎あるい
は印字ジョブ毎に、シートPに与える圧力を変化させる
ことで、シートPに仕分け処理を施すことが可能となっ
ているすなわち、例えば、シートP毎に排出角度を変更
することで、図4(a)に示すように、スライドトレイ
1上において、複数のシートPを、扇形に開いた状態で
積載することが可能となる。また、印刷ジョブ毎に交互
に排出角度を変更することで、図4(b)に示すよう
に、スライドトレイ1におけるシート束Paの積載位置
を、印刷ジョブ毎に交互に変更することもできる。
【0067】このように、抵抗発生部51を有するシー
ト排出機構Dでは、第1排出ローラ群5やスライドトレ
イ1を移動させる構成、および多段トレイを用いること
なく、仕分け処理を容易に行えるように設定されてい
る。従って、シート排出機構Dは、本複写機の大型化を
招来することのない、小型で簡単な構成のシート排出機
構となっている。
【0068】なお、図5に示すように、抵抗発生部51
における下レバー部材52に代えて、回転抵抗の高い抵
抗ローラ59を備えるようにしてもよい。このような構
成でも、シートPを従動ローラ56によって抵抗ローラ
59に押しつけることで、シートPの側端部における搬
送抵抗を高め、シートPの排出角度を様々な値に調整す
ることが可能となる。
【0069】また、上記のような抵抗ローラとして、第
1パス3内に設けられた案内ローラ(ガイドローラ)群
の1つ(あるいは複数)を用いてもよい。この場合、案
内ローラ群の回転抵抗を、所定範囲内で、ローラ毎に設
定できるようになっていることが好ましい。
【0070】また、本実施の形態では、第1パス3に抵
抗発生部51を設置し、スライドトレイ1に排出される
シートPの排出角度を調整するとしている。しかしなが
ら、抵抗発生部51を、第2パス4に設けるようにして
もよい。このように構成すれば、エスケープトレイ2に
排出されるシートPに対しても、仕分け処理を行うこと
が可能となる。
【0071】また、本実施の形態では、抵抗発生部51
が、第1パス3内において、第1排出ローラ群5の近傍
に設けられているとしている。しかしながら、抵抗発生
部51を、第1パス3における他の部位に設けるように
してもよい。なお、この場合には、排出角度の変更され
たシートPを、第1排出ローラ群5まで(スライドトレ
イ1まで)搬送する必要がある。このため、第1パス3
の幅を十分に広くしておくことが好ましい。
【0072】〔実施の形態2〕本発明の第2の実施形態
について説明する。なお、本実施の形態では、実施の形
態1に示した部材と同一の機能を有する部材に同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0073】本実施の形態では、図1に示した抵抗発生
部51を用いることなく、第1排出ローラ群5によっ
て、スライドトレイ1に排出されるシートの角度を調整
する構成について説明する。
【0074】図6は、第1排出ローラ群5の構成を示す
説明図である。この図に示すように、第1排出ローラ群
5は、4組のローラ対61〜64から構成されている。
また、図7(a)は、ローラ対61〜64の構成を示す
説明図である。この図に示すように、ローラ対61〜6
4は、駆動ローラ71および従動ローラ72を備えてい
る。
【0075】駆動ローラ71は、図示しないモーターに
よって駆動されるローラであり、スライドトレイ1に排
出されるシートPに接するように設けられている。ま
た、従動ローラ72は、駆動ローラ71とともにシート
Pを挟持し、駆動ローラ71の回転に応じて受動的に回
転するように設定されている。すなわち、これらローラ
71・72は、駆動ローラ71の回転速度に応じた排出
速度で、シートPをスライドトレイ1に向けて排出する
ようになっている。
【0076】また、従動ローラ72は、駆動ローラ71
に対向する位置において、支点Gを中心に回動可能なレ
バー部材73の先端に設けられている。また、レバー部
材73には、従動ローラ72を下側(駆動ローラ71
側)に押しつけるためのスプリング74、および、スプ
リング74の付勢力を調整するためのソレノイド75が
備えられている。
【0077】すなわち、ローラ対61〜64では、図7
(a)(b)に示すように、ソレノイド75によってス
プリング74の付勢力を調整し、レバー部材73を回動
できるようになっている。これにより、ローラ71・7
2間の圧力を変化させて、シートPを挟持する力(挟持
力)および回転にかかる摩擦力を調整し、駆動ローラ7
1の回転速度を制御できるように設定されている。すな
わち、各ローラ対61〜64からシートPに与えらえる
搬出速度(搬送力)は、それぞれのスプリング74にお
ける付勢力に応じた値となっている。
【0078】すなわち、ローラ対61〜64では、スプ
リング74の付勢力を所定値以上に高めることで、ロー
ラ71・72の摩擦力を上昇させて回転速度を減少さ
せ、シートPの搬出速度を減少できるようになってい
る。このため、第1排出ローラ群5では、ユーザーの指
示に応じて、スプリング74の付勢力を所定値以上とす
るローラ対61〜64を適切に選択することで、シート
Pの排出角度を調整できるようになっている。
【0079】例えば、シートPにおける一方の側端部に
応じたローラ対61に対し、スプリング74の付勢力を
所定値以上に設定することで、図6に示すように、シー
トPを、左側に回転させた状態でスライドトレイ1に排
出(積載)することが可能となる。
【0080】さらに、第1排出ローラ群5は、各ローラ
対61〜64におけるスプリング74の付勢力を個々に
調整することで、各ローラ対61〜64からシートPに
与えられる搬出速度を任意の値に設定できる。従って、
シートPの回転角度を様々に調整することが可能とな
る。
【0081】これにより、シート排出機構Dでは、シー
トP毎に排出角度を変更することによって、図4(a)
に示すように、スライドトレイ1上において、複数のシ
ートPを、扇形に開いた状態で積載することが可能とな
る。また、印刷ジョブ毎に交互に排出角度を変更するこ
とで、図4(b)に示すように、スライドトレイ1にお
けるシート束Paの積載位置を、印刷ジョブ毎に交互に
変更することもできる。
【0082】このように、第1排出ローラ群5を有する
シート排出機構Dでは、第1排出ローラ群5やスライド
トレイ1を移動させる構成、および多段トレイを用いる
ことなく、仕分け処理を容易に行えるように設定されて
いる。従って、シート排出機構Dは、本複写機の大型化
を招来することのない、小型で簡単な構成のシート排出
機構となっている。
【0083】なお、本実施の形態では、第1排出ローラ
群5の全ローラ対61〜64が、図7(a)(b)に示
したような、回転速度を変更できる構成であるとしてい
る。しかしながら、これに限らず、ローラ対61〜64
のいずれかが回転速度を変更できる構成となっていれ
ば、仕分け処理を行うことは可能である。そこで、ロー
ラ対61〜64のいずれかを、回転速度を変更しないよ
うに設定してもよい。この場合、回転速度を変更しない
ように設定されたローラ対61〜64については、図8
に示したように構成できる。
【0084】また、本実施の形態では、第1排出ローラ
群5のローラ対61〜64によって、シートPの排出角
度を変更するとしている。しかしながら、第1排出ロー
ラ群5に限らず、第1パス3に設けられている他の搬送
ローラ(図示せず)におけるローラ対を図7(a)
(b)に示すように構成し、これらを用いてシートPの
角度を変更するようにしてもよい。なお、この場合に
は、排出角度の変更されたシートPを、第1排出ローラ
群5まで(スライドトレイ1まで)搬送する必要があ
る。このため、第1パス3の幅を十分に広くしておくこ
とが好ましい。
【0085】また、第2パス4に設けられている第2排
出ローラ群6を、第1排出ローラ群5と同様に、ローラ
対61〜64から構成してもよい。このように構成すれ
ば、エスケープトレイ2に排出されるシートPに対して
も、仕分け処理を行うことが可能となる。
【0086】〔実施の形態3〕本発明の第3の実施形態
について説明する。なお、本実施の形態では、実施の形
態1・2に示した部材と同一の機能を有する部材に同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0087】本実施の形態では、図1に示した抵抗発生
部51、および、図6に示した第1排出ローラ群5を用
いることなく、第1パス3に対して別途にローラ群を設
けることで、スライドトレイ1に向けて搬送されている
シートPの排出角度を調整する構成について説明する。
【0088】図9は、第1パス3に設けられている搬送
ローラ群81の構成を示す説明図である。また、図10
(a)(b)は、搬送ローラ群81を、シートPの搬送
方向から示す説明図(断面図)である。
【0089】これらの図に示すように、搬送ローラ群8
1は、4組のローラ対82〜85から構成されている。
また、図10(a)に示すように、ローラ対82〜84
は、それぞれ駆動ローラ91および従動ローラ92とか
ら構成されている。また、搬送ローラ群81の端部に設
けられたローラ対85は、駆動ローラ91aと、従動ロ
ーラ92とから構成されている。
【0090】駆動ローラ91・91aは、共通のシャフ
ト(駆動軸)90にそれぞれ固着されており、シャフト
90の回転に応じて回転駆動されるようになっている。
さらに、このシャフト90は、図示しないモーターによ
って駆動力を得るように設定されている。
【0091】また、従動ローラ92は、駆動ローラ91
・91aとともにシートPを挟持し、駆動ローラ91・
91aの回転に応じて受動的に回転するように設定され
ている。すなわち、これらローラ91・92(91a・
92)は、その回転速度に応じた搬送速度で、第1パス
3内においてシートPに搬送力を与えるようになってい
る。
【0092】また、ローラ対85における駆動ローラ9
1aは、駆動ローラ91の構成において、内部に空洞T
の設けられた構成である。従って、駆動ローラ91a
は、駆動ローラ91に比して、押圧による変形を受けや
すくなっている。
【0093】また、図10(a)に示すように、シャフ
ト90の端部には、ローラ対85における駆動ローラ9
1aに隣接するように、加圧部材93が設けられてい
る。この加圧部材93は、図10(b)に示すように、
駆動ローラ91aに対してシャフト90に平行な方向か
ら圧力をかけることによって、駆動ローラ91aにおけ
る空洞Tに応じた部位を潰して膨らませ、その直径を大
きくする機能を有している。
【0094】図11(a)(c)は、加圧部材93を、
シートPの搬送方向から示す説明図である。また、図1
1(b)は、加圧部材93を、シャフト90の延びる方
向から望む説明図である。これらの図に示すように、加
圧部材93は、レバー部材101,スプリング102,
ソレノイド103および押圧部材104から構成されて
いる。
【0095】押圧部材104は、シャフト90に貫通さ
れた、シルクハット型の形状を有するスライダーであ
り、シャフト90に沿ってスライドできるように設けら
れている。レバー部材101は、第1パス3に設けられ
た支点Gを中心に回動可能となっており、凸部101a
によって押圧部材104と接触した状態で、シャフト9
0に貫通された状態となっている。また、スプリング1
02は、レバー部材101を時計回りの方向に付勢する
ためのものである。ソレノイド103は、スプリング1
02の付勢力を調整するためのものである。
【0096】そして、加圧部材93では、図11(c)
に示すように、ソレノイド103によってスプリング1
02の付勢力を調整し、支点Gを中心にレバー部材10
1を反時計方向に回動できるようになっている。このた
め、加圧部材93では、押圧部材104を駆動ローラ9
1aに押しつけ、駆動ローラ91aにおける空洞T(図
10(b)参照)に応じた部位を潰して膨らませること
が可能となり、駆動ローラ91aにおける実質的な直径
(シートPに接している部位の直径)を拡大できるよう
になっている。そして、このように直径を拡大すること
により、駆動ローラ91aの表面における回転速度を、
駆動ローラ91よりも大きくできる。
【0097】これにより、搬送ローラ群81によれば、
シートPにおける搬送の際、駆動ローラ91aに接して
いる部位の搬送速度を、駆動ローラ91に接している部
位よりも速くできる。従って、シートPの排出角度を、
図9(a)に示すように、左側に回転した状態に設定す
ることが可能となる。
【0098】また、搬送ローラ群81では、加圧部材9
3におけるレバー部材101の回動状態(回動角度)を
適切に制御することで、駆動ローラ91aにおける直径
の大きさを所定範囲で調整でき、シートPの排出角度を
適切な値に設定できるようになっている。これにより、
シートPにおける搬送の際、駆動ローラ91aに接して
いる部位の搬送速度を連続的に変更できるので、シート
Pの排出角度を様々に調整することが可能となる。ま
た、押圧部材104を駆動ローラ91aから離しておく
ことで、排出角度を0度としたまま(真っ直ぐな状態)
で、シートPをスライドトレイ1上に排出できる。
【0099】従って、搬送ローラ群81を有するシート
排出機構Dによれば、シートP毎に排出角度を変更する
ことによって、図4(a)に示すように、スライドトレ
イ1上において、複数のシートPを、扇形に開いた状態
で積載することが可能となる。また、印刷ジョブ毎に交
互に排出角度を変更することで、図4(b)に示すよう
に、スライドトレイ1におけるシート束Paの積載位置
を、印刷ジョブ毎に交互に変更することもできる。
【0100】このように、搬送ローラ群81を有するシ
ート排出機構Dでは、第1排出ローラ群5やスライドト
レイ1を移動させる構成、および多段トレイを用いるこ
となく、仕分け処理を容易に行えるように設定されてい
る。従って、シート排出機構Dは、本複写機の大型化を
招来することのない、小型で簡単な構成のシート排出機
構となっている。
【0101】なお、本実施の形態では、搬送ローラ群8
1の端部に形成されたローラ対85だけが駆動ローラ9
1aを有しており、加圧部材93が、この駆動ローラ9
1aの直径だけを変更するように設定されている。
【0102】しかしながら、これに限らず、他のローラ
対82〜84の駆動ローラ91を駆動ローラ91aに代
えるとともに、各ローラ対82〜84に、駆動ローラ9
1aの直径を拡大する加圧部材93を設けるようにして
もよい。このように構成すれば、シートPの排出角度を
より細かく設定できる。また、ローラ対85に接しない
ほど幅の狭いシートPに対しても、排出角度の調整を行
うことが可能となる。
【0103】また、搬送ローラ群81を、第2パス4に
も設けるように構成してもよい。このように構成すれ
ば、エスケープトレイ2に排出されるシートPに対して
も、仕分け処理を行うことが可能となる。
【0104】また、実施の形態1〜3に示したシート排
出機構Dでは、スライドトレイ1およびエスケープトレ
イ2の傾斜は、なるべく小さく(例えば略0度;水平)
設定されていることが好ましい。このように設定すれ
ば、シートPを、その排出角度に応じた向きで、精度よ
くトレイ1・2に載置できる。
【0105】また、実施の形態1では、シートの排出角
度が、シートの排出方向(搬送方向)とシートの長手方
向とのなす角度となっている。しかしながら、これに限
らず、排出角度を、シートの排出方向とシートの短手方
向とのなす角度として設定してもよい。また、シートの
排出角度を、シートの排出方向と、シートにおける印字
時の主走査方向に沿った辺の延びる方向とのなす角度と
して設定してもよい。この辺は、第1パス3において、
シートの排出方向と略平行な状態となる辺である。
【0106】また、スライドトレイ1は、多量の排出用
紙の収納・保持が可能であり、排出された用紙のトレイ
上での積載位置のズレを最小限にするために、トレイに
積載される用紙の量(重量)に応じて下方にスライドす
る構成となっていてもよい。また、他方のエスケープト
レイ2は、前期後処理装置(ステープラー8)におけ
る、後処理禁止の用紙、または印字途中における割り込
み処理を行った時の用紙等を排出する時の用紙として使
用されるように設定されていてもよい。
【0107】また、抵抗ローラとは、回転させるために
大きな力を必要とするローラのことであるともいえる。
さらに、トレイラック7は、本複写機において、印字部
Bと反対側の側面に設置されているともいえる。
【0108】また、実施の形態2に示した抵抗発生部5
1は、第1パス3内において第1排出ローラ群5の直前
に設けられていてもよい。また、実施の形態3に示した
加圧部材93は、駆動ローラ91aに対してシャフトに
平行な方向から圧力をかけることによって、駆動ローラ
91aを潰して膨らませ、その直径を大きくし、シート
Pの搬送速度を上げ、角度を付けて排出させる作用を生
じる構成、配置となっていてもよい。また、ソレノイド
103は、レバー部材101を任意の方向に回動させる
ためのものであってもよい。
【0109】また、搬送ローラ群81では、加圧部材9
3の加圧量(駆動ローラ91aの径の増加量)によって
排出されるシートPの角度調整が可能である。さらに、
搬送されるシートPが小サイズ(幅が狭い)のことを考
慮したときには駆動ローラ91aに隣接するローラも駆
動ローラ91aと同様の構成とすることが可能である。
【0110】また、本発明のシート排出機構を、画像形
成装置に備えられ、画像形成後のシートを、仕分け処理
を施した状態で排出トレイに載置するためのシート排出
機構において、排出トレイに向けて搬送されているシー
トにおける、搬送面内での排出方向を、複数段階に変更
する排出方向設定部を備えている構成である、と表現す
ることもできる。この表現において、排出方向設定部お
よび角度設定部とは、実施の形態1〜3に示した抵抗発
生部51,第1排出ローラ群5および搬送ローラ群81
等、シートの排出角度を調整する部材のことである。
【0111】また、本発明のシート排出機構を、画像形
成装置に備えられ、画像形成後のシートを、仕分け処理
を施した状態で排出トレイに載置するためのシート排出
機構において、排出トレイに向けて搬送されているシー
トの排出角度を調整するために、シートにおける一方の
側端部に搬送力を与える駆動ローラを含み、シートの搬
送方向と略垂直な方向に並設された複数の駆動ローラか
らなる駆動ローラ群と、この駆動ローラ群における各駆
動ローラの回転を制御する制御部を備えている、と表現
することもできる。この表現における制御部は、例え
ば、実施の形態2・3に示したソレノイド75および加
圧部材93に相当するものである。
【0112】また、本発明のシート排出機構は、以下の
第1〜第5のシート排出機構として表現することもでき
る。すなわち、第1のシート排出機構は、画像形成後の
シートを、仕分け処理を施した状態で排出トレイ(排紙
トレイ)に排出するためのシート排出機構において、排
出トレイに向けて搬送されているシートの角度を、ユー
ザーの指示に従って変更する角度変更部を備えている構
成である。
【0113】この構成において、シートの角度とは、シ
ートの搬送方向とシートの長手方向(あるいは短手方
向)との角度のことであり、通常の搬送では、略0度と
なっている。そして、第1のシート排出機構では、角度
変更部が、ユーザーの指示に従って(例えば印刷ジョブ
毎に)、排出にかかるシートの角度を変更するように設
定されている。従って、排出トレイ上において、複数の
シートを、扇形に開いた状態に積載できるため、仕分け
処理を行うことが可能となる。このように、第1のシー
ト排出機構では、搬送ローラや排出トレイを移動させる
構成等を用いることなく、仕分け処理を行えるようにな
っている。従って、第1のシート排出機構は、画像形成
装置に備えても装置の大型化を招来することのない、小
型で簡単な構成となっている。
【0114】また、第2のシート排出機構は、第1のシ
ート排出機構の構成において、上記角度変更部が、排出
にかかるシートにおける一部分の速度を減少させる速度
減少部から構成されている。この構成では、シートの角
度を変更するために、搬送にかかるシートの一部にブレ
ーキをかけることで、シートを回転させるように設定さ
れている。これにより、簡単な構成でシートの角度を変
更できるので、第1のシート排出機構の構成を実現する
ことが容易となる。
【0115】また、第3のシート排出機構は、第2のシ
ート排出機構の構成において、上記速度減少部が、搬送
路に設けられた抵抗部材からなり、この抵抗部材が、シ
ートの角度を変更しない場合にはシートと接しない一
方、シートの角度を変更する場合には、シートと接する
ように設定されている構成である。
【0116】この構成では、速度を減少させるために、
搬送路上に設けた抵抗部材を用いるようになっている。
すなわち、減速させたい部分に抵抗部材を接触させるこ
とで、シートの角度を変更するように設定されている。
これにより、簡単な構成で速度減少部を構成できるの
で、第2のシート排出機構の構成を実現することが容易
となる。
【0117】また、第4のシート排出機構は、第3のシ
ート排出機構の構成において、上記抵抗部材が、搬送路
に設けられたローラからなる構成である。この構成で
は、シートの角度を変更する場合、シートにローラを接
触させて、ローラの回転抵抗により、シートの一部を減
速させるようになっている。これにより、第3のシート
排出機構の構成を実現することが容易となる。なお、こ
のローラとして、シートを排出トレイに排出させるため
の複数の排出ローラ(あるいは搬送ローラ)の1つを用
いてもよい。この場合、複数の排出ローラにおける回転
抵抗を、各ローラ毎に、所定範囲内で変更できるように
すればよい。
【0118】また、第5のシート排出機構は、第2のシ
ート排出機構の構成において、上記速度減少部が、搬送
路において幅方向に並設された複数の搬送ローラ(ある
いは排出ローラ)からなり、シートの角度を変更する場
合には、いずれかの搬送ローラにおける回転速度を変化
させるように設定されている構成である。この構成で
は、速度を減少させるために、搬送路上に設けられてい
る複数の搬送ローラを用いるようになっている。すなわ
ち、減速させたい部分に応じた搬送ローラの回転速度を
落とすことで、シートの角度を変更するように設定され
ている。これにより、簡単な構成で速度減少部を構成で
きるので、第2のシート排出機構の構成を実現すること
が容易となる。
【0119】
【発明の効果】以上のように、本発明のシート排出機構
(以下、本排出機構とする)は、画像形成装置に備えら
れ、画像形成後のシートを、仕分け処理を施した状態で
排出トレイに載置するためのシート排出機構において、
排出トレイに向けて搬送されているシートの排出角度を
調整する角度調整部を備えている構成である。
【0120】本排出機構では、仕分け処理を行うため
に、角度調整部によって、排出トレイに向けて搬送され
ているシートの排出角度を調整するように設定されてい
る。従って、排出トレイでの向きをシート毎に設定でき
るので、例えば、複数のシートを扇形に開いた状態で排
出トレイに積載できる。これにより、シートの排出角度
を印刷ジョブ毎に同一の値とすれば、排出トレイに、印
刷ジョブ毎に仕分けられた状態でシート(シート束)を
載置させることが可能となる。
【0121】このように、本排出機構では、排出ローラ
や排出トレイを移動させる構成、および、多段の排出ト
レイを用いることなく、仕分け処理を行えるように設定
されている。従って、本排出機構は、画像形成装置の大
型化を招来することのない、小型で簡単な構成のシート
排出機構となっている。
【0122】また、本排出機構の角度調整部は、排出ト
レイに向けて搬送されているシートにおける一方の側端
部の速度を調整するための、速度調整部を備えているこ
とが好ましい。すなわち、この構成では、所定の角度だ
けシートを回転させるために、シートにおける一方の側
端部を減速させる、あるいは、この側端部を加速させる
ように設定されている。
【0123】これにより、簡単な構成でシートの角度を
変更できるので、本排出機構を実現することが容易とな
る。また、この構成では、シートの側端部に対する加減
速率および加減速時間を制御することで、シートの排出
角度を容易に設定できる。従って、高精度の仕分け処理
を実行することが可能となる。
【0124】また、このような速度調整部として、シー
トの側端部に接触可能な抵抗部材を用いることが好まし
い。すなわち、この構成では、シートの側端部を減速さ
せて排出角度を調整するために、側端部に抵抗部材を接
触させ、接触部分の搬送抵抗を高めて減速させるように
なっている。この構成では、抵抗部材とシートとの接触
状態を制御することで、所望の角度だけシートを回転さ
せることが可能となる。これにより、簡単な構成で速度
調整部を構成できるので、速度調整部の製造および制御
を容易に行える。
【0125】また、上記のような抵抗部材として、シー
トの側端部を圧接可能な抵抗ローラを用いることが可能
である。この構成では、シートにおける側端部の速度を
減少させるために、シートに従動して回転するローラで
あって、回転抵抗の高い抵抗ローラをシートの側端部に
接触させるようになる。これにより、簡単な構成で抵抗
部材を構成できるので、抵抗部材の製造および制御を容
易に行うことが可能となる。なお、抵抗ローラとして、
シートを排出トレイに案内するための案内ローラ群の1
つ(あるいは複数)を用いてもよい。この場合、案内ロ
ーラ群の回転抵抗を、所定範囲内で、ローラ毎に設定で
きるようになっていることが好ましい。
【0126】また、角度調整部として、シートの側端部
に搬送力を与える駆動ローラを用いるようにしてもよ
い。この構成では、駆動ローラの回転速度、あるいは、
駆動ローラとシートとの接触時間を制御することで、所
望の角度だけシートを回転させることが可能となる。こ
れにより、簡単な構成で速度調整部を構成できる。
【0127】また、シートの角度調整を行うための駆動
ローラとして、シートの搬送方向と略垂直な方向に並設
された複数の駆動ローラ群のうちの1つ(あるいは複
数)の搬送ローラを用いるようにしてもよい。一般に、
シート排出機構には、画像形成後のシートを排出トレイ
まで排出するための駆動ローラ群として、搬送路内に、
複数の搬送ローラ群が設けられている。また搬送路の終
端部には、シートを排出トレイに排出するための駆動ロ
ーラ群として、排出ローラ群が設けられている。
【0128】従って、搬送ローラ群あるいは排出ローラ
群において、シートの側端部に応じた駆動ローラの回転
速度を、他の駆動ローラよりも遅くする(あるいは速め
る)ように設定すれば、シートの排出角度を調整するこ
とが可能となる。さらに、この構成では、角度調整のた
めの駆動ローラを別途製造・設置する必要がなくなる。
これにより、本排出機構の製造コストを低く抑えること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる小型複写機におけ
る、第1排出ローラ群の近傍の構成を示す説明図であ
る。
【図2】上記した小型複写機の構成を示す説明図であ
る。
【図3】図2に示した小型複写機の第1パスに設けられ
ている抵抗発生部の構成を示す説明図である。
【図4】図4(a)(b)は、図3に示した抵抗発生部
によって仕分け処理の施された状態のシートおよびシー
ト束を示す説明図である。
【図5】図2に示した小型複写機の第1パスに設けられ
ている抵抗発生部の他の構成を示す説明図である。
【図6】図2に示した小型複写機の第1パスに設けられ
ている第1排出ローラ群の構成を示す説明図である。
【図7】図7(a)(b)は、図6に示した第1排出ロ
ーラ群におけるローラ対の構成を示す説明図である。
【図8】図6に示した第1排出ローラ群におけるローラ
対の他の構成を示す説明図である。
【図9】図2に示した小型複写機の第1パスに設けられ
ている搬送ローラ群の構成を示す説明図である。
【図10】図10(a)(b)は、図9に示した搬送ロ
ーラ群を、シートの搬送方向から示す説明図である。
【図11】図11(a)(c)は、図10に示した搬送
ローラ群に設けられている加圧部材をシートの搬送方向
から示す説明図であり、図11(b)は、同じく加圧部
材をシャフトの延びる方向から示す説明図である。
【符号の説明】
1 スライドトレイ(排出トレイ) 2 エスケープトレイ(排出トレイ) 3 第1パス 4 第2パス 5 第1排出ローラ群(駆動ローラ群,角度調
整部,速度調整部) 6 第2排出ローラ群(駆動ローラ群,角度調
整部,速度調整部) 51 抵抗発生部(角度調整部,速度調整部) 54 抵抗板(抵抗部材) 59 抵抗ローラ 61〜64 ローラ対 71 駆動ローラ 81 搬送ローラ群(駆動ローラ群,角度調整
部,速度調整部) 91・91a 駆動ローラ P シート D シート排出機構
フロントページの続き Fターム(参考) 3F049 DA12 EA10 EA13 EA14 LA02 LB03 3F053 DA03 EA02 EA04 EA05 EC14 LA02 LA05 LA07 LB03 3F107 AA01 AB01 AC02 AC03 AC04 BA02 CB15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置に備えられ、 画像形成後のシートを、仕分け処理を施した状態で排出
    トレイに載置するためのシート排出機構において、 排出トレイに向けて搬送されているシートの排出角度を
    調整する角度調整部を備えていることを特徴とするシー
    ト排出機構。
  2. 【請求項2】上記角度調整部が、排出トレイに向けて搬
    送されているシートにおける一方の側端部の速度を調整
    する、速度調整部を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載のシート排出機構。
  3. 【請求項3】上記速度調整部が、上記したシートの側端
    部に接触可能な抵抗部材を備えていることを特徴とする
    請求項2に記載のシート排出機構。
  4. 【請求項4】上記抵抗部材が、上記したシートの側端部
    を圧接可能な抵抗ローラを備えていることを特徴とする
    請求項3に記載のシート排出機構。
  5. 【請求項5】上記角度調整部が、上記したシートの側端
    部に搬送力を与える駆動ローラを備えていることを特徴
    とする請求項2に記載のシート排出機構。
  6. 【請求項6】上記駆動ローラが、シートの搬送方向と略
    垂直な方向に並設された複数の駆動ローラからなる駆動
    ローラ群に含まれていることを特徴とする請求項5に記
    載のシート排出機構。
JP2000030979A 2000-02-08 2000-02-08 シート排出機構 Pending JP2001220054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030979A JP2001220054A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 シート排出機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030979A JP2001220054A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 シート排出機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001220054A true JP2001220054A (ja) 2001-08-14

Family

ID=18555913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000030979A Pending JP2001220054A (ja) 2000-02-08 2000-02-08 シート排出機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001220054A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7913990B2 (en) 2004-11-30 2011-03-29 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming system, image forming apparatus and program
JP7496263B2 (ja) 2020-08-20 2024-06-06 株式会社Pfu 媒体排出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7913990B2 (en) 2004-11-30 2011-03-29 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming system, image forming apparatus and program
JP7496263B2 (ja) 2020-08-20 2024-06-06 株式会社Pfu 媒体排出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100632905B1 (ko) 시트 반송 장치 및 화상 판독 장치
JP4073032B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4492657B2 (ja) 原稿送り装置及び画像形成装置
US4954849A (en) Copying apparatus operable in a two-side copy mode
US8205883B2 (en) Paper transport path of image forming apparatus
US7159862B2 (en) Sheet delivery mechanism for image forming apparatus
JP7321805B2 (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2004260294A (ja) 画像読取装置
JP2001220054A (ja) シート排出機構
JPH1069137A (ja) 画像形成装置
JP4478273B2 (ja) シート搬送装置及び画像処理装置
JP4097046B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JPH0680318A (ja) 両面画像形成装置
JP2672654B2 (ja) 画像形成装置
JP2637408B2 (ja) 画像形成装置
JP2807317B2 (ja) 画像形成装置の用紙搬送機構
JP2672653B2 (ja) 画像形成装置の用紙搬送方法
JP3915524B2 (ja) 画像形成装置
JP3658050B2 (ja) シート後処理装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2672670B2 (ja) 画像形成装置
JP2549756Y2 (ja) 画像形成装置
JP4042221B2 (ja) 画像形成装置
JP2693782B2 (ja) 自動原稿給紙装置
JP2672672B2 (ja) 画像形成装置の用紙搬送機構
JP2672602B2 (ja) 画像形成装置