JP2001217959A - テレビ会話システム - Google Patents

テレビ会話システム

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JP2001217959A
JP2001217959A JP2000026815A JP2000026815A JP2001217959A JP 2001217959 A JP2001217959 A JP 2001217959A JP 2000026815 A JP2000026815 A JP 2000026815A JP 2000026815 A JP2000026815 A JP 2000026815A JP 2001217959 A JP2001217959 A JP 2001217959A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急通報信号を高信頼性をもって伝送するよ
うにする。 【解決手段】 本発明のテレビ会話システム1は、制御
信号伝送用のDチャネルと、データ伝送用のBチャネル
とを備えたISDN回線2を介して接続され、該回線を
介して互いに画像信号又は音声信号を交換可能に構成さ
れた端末側システム3及びセンター側システム4を含む
テレビ会話システムにおいて、端末側システム3は、そ
の利用者の異常を検出する検出手段と、前記異常を前記
Dチャネルを介してセンター側システム4に通報する第
一の緊急通報手段と、前記異常を前記Bチャネルを介し
てセンター側システム4に通報する第二の緊急通報手段
とを備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ会話システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢者の在宅介護(ケア)、在宅看護、
在宅医療、生涯学習等を通信回線で接続された遠隔地か
ら支援するためにテレビ会話システムの利用が検討・実
験されている。
【0003】また、高齢者は健康状態が急変することが
あり、それを緊急に通報する必要があるため、緊急通報
システムを必要としている。この緊急通報システムの通
信設備には、停電対策が施されていること、緊急通
報が多重化されていること、故障復旧機能を備えてい
ること、遠隔地からの故障検出機能を備えていること
等の高い信頼性が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記テレビ
会話システムとともに緊急通報システムを併設するとコ
スト(初期コスト、ランニングコスト)が高くなるとい
う問題がある。
【0005】前記テレビ会話システムの画像信号及び音
声信号を通信回線に伝送するためテレビ会話システムの
通信設備に、緊急通報信号を伝送させることにより、緊
急通報システムの通信設備を省くことも考えられる。し
かし、従来のテレビ会話システムの通信設備は緊急通報
システムの通信設備ほどの高い信頼性を備えていないと
いう問題があり、緊急通報信号の伝送に利用することが
できない。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決し、緊急
通報信号を高信頼性をもって伝送することができるテレ
ビ会話システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテレビ会話システムは、制御信号の伝送に
使用される制御用チャネルと、データの伝送に使用され
るデータ用チャネルとを備えた通信回線を介して接続さ
れ、該通信回線を介して互いに画像信号又は音声信号を
交換可能に構成された端末側システム及びセンター側シ
ステムを含むテレビ会話システムにおいて、前記端末側
システムは、該端末側システム自体の異常を検出し、又
は該端末側システムの利用者の異常を検出し、又は該利
用者の意思を入力する検出手段と、前記異常又は前記意
思を前記制御用チャネルを介して前記センター側システ
ムに通報する第一の緊急通報手段と、前記異常又は前記
意思を前記データ用チャネルを介して前記センター側シ
ステムに通報する第二の緊急通報手段とを備えたことを
特徴としている。ここで、本書において、画像は、映像
をも含む意味で使用している。
【0008】また、本発明のテレビ会話システムは、通
信回線を介して接続され、該通信回線を介して互いに画
像信号又は音声信号を交換可能に構成された端末側シス
テム及びセンター側システムを含むテレビ会話システム
において、前記端末側システムは、前記通信回線を介し
て画像信号又は音声信号をセンター側システムとの間で
交換するために該各信号を符号化・復号化する画像等符
号復号化部と、該画像等符号復号化部の動作を制御する
とともに、該動作の異常を検出する制御部と、該制御部
の動作の異常を検出する監視部とを備えたことを特徴と
している。
【0009】前記監視部又は前記制御部は、検出した前
記異常を前記通信回線を介してセンター側システムに通
報するように構成された態様を例示できる。
【0010】前記通信回線は、制御信号の伝送に使用さ
れる制御用チャネルと、データの伝送に使用されるデー
タ用チャネルとを備えた通信回線であり、前記端末側シ
ステムの監視部又は制御部は、前記異常を前記制御用チ
ャネルを介して前記センター側システムに通報する第一
の緊急通報手段と、前記異常を前記データ用チャネルを
介して前記センター側システムに通報する第二の緊急通
報手段とを備えた態様を例示できる。
【0011】前記端末側システムは、前記画像信号を出
力するカメラ部と、前記音声信号を入力するスピーカー
部とを備えるとともに、外形がスピーカー状に形成され
たスピーカー型カメラを備えた態様を例示できる。前記
カメラは赤外線カメラである態様を例示できる。
【0012】前記スピーカー型カメラは、前記音声信号
を出力するマイク部を備えた態様を例示できる。
【0013】前記端末側システムには、人間又は動物を
検査又は治療する医療・計測機器が接続され、前記セン
ター側システムから、前記通信回線を介して前記医療・
計測機器を制御可能に構成された態様を例示できる。
【0014】前記端末側システムには、所定の環境にお
ける人間又は動物の行動を検出する環境センサーが接続
され、前記センター側システムから、前記通信回線を介
して前記環境センサーの動作状態をモニタ可能に構成さ
れた態様を例示できる。。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明を実施した実
施形態のテレビ会話システム1を示している。本テレビ
会話システム1は、図1に示すように通信回線としての
総合デジタルサービス網(Integrated Services Digita
l Network。以下「ISDN」という。)回線2を介し
て接続され、該通信回線を介して互いに画像信号や音声
信号等を交換可能に構成された端末側システム3及びセ
ンター側システム4を含んでいる。端末側システム3
は、ターミナルアダプタ(以下、「TA」という。)5
を介してISDN回線2に接続された端末制御器6を有
しており、該端末制御器6には、各種の情報機器が接続
されるようになっている。センター側システム4は、端
末側システム3との間のISDN回線2の状態を監視す
る回線状態監視システム10と、端末側システム3の情
報を収集する端末情報収集システム11と、前記情報機
器を介して各端末側システム3の利用者とコミュニケー
ションを行うための端末間通話用テレビ電話システム1
2と、前記情報機器を介して同利用者の情報を管理する
情報統括管理システム13と、前記情報機器を介して同
利用者に情報を提供する情報提供システム14とを備え
ている。
【0016】《ISDN回線》ISDN回線2は、制御
用のデジタル信号の伝送に使用される制御用チャンネル
(以下、「Dチャンネル」という。)と、通常のデジタ
ルデータの伝送に使用されるデータ用チャンネル(以
下、「Bチャンネル」という。)とを含んでおり、Dチ
ャンネルはお客様情報部分では利用者による使用料の負
担は通常は不要となっている。なお、通信回線としての
ISDN回線2は例示であって、基本的にマルチメディ
ア情報を入出力できるもので有れば種類を問わない。
【0017】《端末側システム》端末側システム3の端
末制御器6は、図2に示すようにISDN回線2を介し
て画像信号、音声信号、緊急通報信号、センサ信号等を
センター側システム4との間で交換するために該各信号
を符号化・復号化する画像等符号復号化部20と、該画
像等符号復号化部20の動作を制御するとともに、該動
作の異常を検出する制御部21と、該制御部21の動作
の異常を検出する監視部22とを備えている。この制御
部21及び監視部22が端末側システム3自体の異常を
検出する検出手段である。
【0018】画像等符号復号化部20には、情報機器と
して、画像信号を入力するモニター25と、画像信号を
出力するカメラ26と、音声信号を入出力するとともに
画像信号を出力するスピーカー型カメラ27と、音声信
号を出力するマイク28と、音声信号を入力するスピー
カー29と等が各接続コネクター(図示略)を介して接
続される。
【0019】制御部21には、ON/OFF信号を出力
するセンター呼び出しボタン30が接続されている。こ
のセンター呼び出しボタン30は、端末側システム3の
利用者の意思(異常時等)を入力する手段(検出手段)
である。そして、センサー信号を出力するセンサー31
と、センター側システム4からの施錠又は解鍵信号に応
じて施錠又は解鍵動作をするカギ収納箱32と、インタ
ーネット接続サービス等で使用される情報操作端末33
と等が各接続コネクター(図示略)を介して接続される
とともに医療・計測機器、パーソナルコンピュータ等の
その他情報機器34が拡張コネクター36を介して適宜
接続されるようになっている。医療・計測機器として
は、特に限定されないが、人間又は動物を検査・治療す
るものを例示できる。各情報機器は、端末側システム3
自体の異常を検出し、又は該端末側システム3の利用者
の異常を検出する検出手段である。
【0020】端末制御器6は、基本的に一般通信設備、
緊急通報設備、及びその他の機能を併せ持っている。
【0021】端末制御器の一般通信設備としての機能は
次の通りである。 複数の画像信号・音声信号をセンター側システム4
との間で双方向に伝送する装置(画像等符号復号化部2
0)としての機能。 前記における画像信号として高詳細静止画像信号
及び動画像信号の選択送受信をする機能。 センサー31との連係機能、センサー31の動作履
歴の保持機能、及び設定されたセンサー状態に達した場
合センター側システム4を呼び出すセンサー発呼機能。 センター側システム4からの情報機器の制御機能。
例えば、カメラ26及びその電動雲台(図示略)の制御
機能(撮影、チルト、各種制御量のプリセット等)や、
カギ収納箱32の制御機能(センター側システム4から
施錠・解錠を行う等)を例示できる。 センター側システム4との制御情報交換機能(情報
通信機能)。 端末制御器6本体に複数個設置されたセンター呼び
出しボタン30(複数個の内のいくつかは端末制御器6
から離れた場所に延長可能となっている)によるセンタ
ー呼び出し機能。 情報操作端末33(ジョイスティックやタッチパネ
ル等)を接続することによる情報操作機能。 所定のインターフェース仕様で設計された1又は2
以上のその他情報機器34(心電図計、血圧計、体温計
等の医療・計測機器や、パーソナルコンピュータ等)を
拡張コネクター36を介して接続する拡張機能。その他
情報機器34は、センター側システム4から、ISDN
回線2を介して制御可能になっている。
【0022】端末制御器6の緊急通報設備としての機能
は次の通りである。 停電対策機能:端末制御器6及びTA5への電力供
給は商用電源を使用するが、停電発生時にはそれぞれ内
蔵バッテリーへ切り替えることにより、一定時間のシス
テム保護を可能としている。また、TA5経由、又は画
像等符号復号化部20・TA5経由(通知経由の多重
化)で、停電及びその復旧や、内蔵バッテリー異常等の
情報をセンター側システム4へ通知する。
【0023】 緊急通報の多重化機能:端末制御器6
は、センター呼び出しボタン30がONされ、センター
側システム4へ緊急通報を行う場合に、まずその制御部
21がISDN回線2のDチャネル経由で情報通知を一
度行い(第一の緊急通報手段)、その後に画像等符号復
号化部20がISDN回線2のBチャネル経由で情報通
知を行う(第二の緊急通報手段)。このことにより、い
ずれかの情報通知が失敗した場合でも情報喪失を防ぐこ
とができ、信頼性を向上させることができる。また、一
方のチャネルが混み合っているときも、他方のチャネル
経由での情報通知を試みるようになっているため、情報
喪失を防ぐことができる。
【0024】 制御部21及び画像等符号復号化部2
0の監視と復旧機能:端末制御器6は内蔵している制御
部21の動作に異常が有るかどうかを常に機械レベルで
監視する監視部22(例えば、ウォッチドッグタイマー
等)を備えている。この監視において異常ありと判断す
ると、監視部22は自動的に制御部21をリセットす
る。また、監視部22はセンター側システム4に対して
機械レベルにて画像等符号復号化部20を発呼させ異常
を知らせると共に、センター側システム4からの遠隔メ
ンテナンス(音声信号を使用した機械レベル操作機能)
を可能とする。また、画像等符号復号化部20及びTA
5に対し異常が有るかどうかを常に制御部21が監視を
行っている。この監視において異常ありと判断すると、
制御部21は自動的に画像等符号復号化部20又はTA
5をリセットする。また、制御部21はセンター側シス
テム4に対して画像等符号復号化部20又はTA5の正
常な部分を使い、異常を知らせる。
【0025】 センター側システム4からの定期回線
設備監視機能:本テレビ会話システム1では、センター
側システム4から各端末制御器6に対して定期的に呼び
出しを行うことにより、ISDN回線2又はTA5に異
常が無いかを監視するようになっている。もし、ISD
N回線2に異常が発生した場合は、センター側システム
4ではアラームを発生させるようになっている。これに
より、早期発見にて端末側システム3の各機器の正常化
を行うことができるようになっている。
【0026】端末制御器6のその他の機能は次の通りで
ある。まず、端末制御器6に音声発生器を内蔵させる
と、モーニングサービス、ナイトサービスを実現できる
とともに、これをセンター側システム4の担当者による
ケアコミュニケーションと併用することによりケアコミ
ュニケーション設備としての用途にもつながる。さら
に、センター側システム4の情報提供システム(後述)
との連係により、在宅インターネット接続サービスやビ
デオ配信サービス、環境映像の提供、他の利用者との複
数人数ディスカッションを可能としている。
【0027】次に、端末制御器6に接続されるセンサー
31に関してより詳細に説明すると、該端末制御器6
は、複数のセンサー31からのセンサ信号を入力し、該
センサ信号を画像等符号復号化部20を経由してセンタ
ー側システム4に伝送することにより、センター側シス
テム4で環境センサーの動作状態をモニタするととも
に、該動作状態に連係してセンター側システム4を動作
させることができるようになっている。センサー31と
しては、環境センサーを扱うことも可能としている。こ
の環境センサーとは、例えば、トイレ等にセンサーを取
り付け、一日に一度もセンサーが反応しない場合は、何
らかの異常が発生したと判定するタイプのセンサーをい
う。環境センサーは、寝たきり老人の寝返りセンサー
や、いびきセンサー、人体の移動センサ−等としても応
用することができる。
【0028】また、端末制御器6に接続されるカメラ2
6、マイク28等に関してより詳細に説明すると、該端
末制御器6は、該カメラ26、マイク28等を介して複
数の映像・音声が入力可能となっている。通常、カメラ
26、マイク28及びスピーカー29はそれぞれ別個に
設置されるが、画像信号を出力するカメラ部と、音声信
号を入力するスピーカー部と、音声信号を出力するマイ
ク部とを備えるとともに、外形がスピーカー状に形成さ
れたスピーカー型カメラを利用することも可能である。
このスピーカー型カメラ27は下記の機能を有してい
る。
【0029】 形状が小型スピーカーのため、利用者
に違和感を感じさせない(監視されているという意識を
させない)演出が可能となる。また、全ての機能が一体
化されているのでコンパクトに設置することができる。 内部に赤外線投光器を内蔵し、カメラ自身もまた赤
外線カメラのため夜間においても十分に監視することが
できる。 昼間・夜間ともにシャープな映像を映し出すため
に、カメラレンズ部へ赤外線のみを通すフィルタを設置
している。可視光線と赤外線では波長が異なるため一方
へピントを合わせると他方のピントが若干甘くなるが、
可視光線を最初からカメラへ入光しないようにすること
で常にシャープな映像を得ることができるからである。 スピーカーにカメラ及びマイクを内蔵しているの
で、視線が利用者と合わせ易く(人間の習性として声の
する方を見ながら話をするという事実がある。)、特定
の音声を高効率で集音することができる。また、スピー
カーにはハウリング対策も施されている。
【0030】また、端末制御器6が備える拡張コネクタ
ー36に関してより詳細に説明すると、該拡張コネクタ
ー36は、ISDN回線2を介して外部機器をセンター
側システム4に接続するためのものである。この拡張コ
ネクター36の在宅介護、在宅看護、在宅医療の用途と
しては、その他情報機器34(外部機器)として、心拍
センサーや検温器等を接続することによって遠隔地(セ
ンター側システム4に限定されない。)から医療行為
(情報の送受・テレビ電話による問診等)を行うことが
挙げられる。また、その他情報機器34としてコンピュ
ータ等の情報機器を接続することも可能なため、情報を
センター側システム4との間で双方向にやり取りするこ
ともできる。
【0031】《センター側システム》次に、センター側
システム4について詳細に説明すると、該センター側シ
ステム4は、回線状態監視システム10、端末情報収集
システム11、端末間通話用テレビ電話システム12、
情報統括管理システム13、及び情報提供システム14
を備えている。各システムは、ISDN回線2に対して
発呼動作や情報通信動作が可能な回線制御装置17を用
いて構成されている(なお、端末間通話用テレビ電話シ
ステム12では、各テレビ電話機16が、回線制御装置
17と同様の機能を内蔵している。)。なお、各システ
ムは別個の機器で構成することもできるが、かならずし
も別個の機器として分離して構成する必要は無い。
【0032】回線制御装置17は、ISDN回線2等と
DSU(Digital Service Unit:デジタル回線終端装
置、図示略)を経由して接続される情報終端装置であ
る。本実施形態では、画像信号や音声信号や各種情報を
符号復号化する装置として具体化されている。この回線
制御装置17にコンピュータを接続することにより、本
実施形態のような制御をコンピュータによって実現する
ことができる。
【0033】回線状態監視システム10は、各端末制御
器6に対して一定時間間隔でDチャネルレベルでの回線
通知機能を使用し、各端末側システム3までのISDN
回線2が正常に稼働しているかをテストする。そして、
後述する情報統括管理システム13へテスト結果を出力
する。なお、上記回線テストはDチャネルを利用してい
るため無課金であり、低コストで行うことができる。
【0034】端末情報収集システム11は、各端末制御
器6からTA5を利用したDチャンネル情報通知による
端末情報を収集するためのものである。また、画像等符
号復号化部20経由での受信データについても本システ
ムにおいて収集される。回線状態監視システム10と同
様、収集された情報は後述する情報統括管理システム1
3へ出力される。なお、上記情報通知はDチャネルを利
用しているため、無課金であり、低コストで行うことが
できる。
【0035】端末間通話用テレビ電話システム12は、
端末側システム3の利用者とセンター側システム4又は
他のセンター側システムの運営関連担当者との間で、画
像等符号復号化部20・テレビ電話機16等による通話
を行うためのシステムである。回線状態監視システム1
0及び端末情報収集システム11で収集された内容をも
とに(緊急通報・他のセンサー信号等)、端末側システ
ム3の利用者との間で通話を行うことができる。また、
在宅看護システム等の利用においては、図3に示すよう
にマトリクススイッチャー40等を使用した3者通話機
能を用いて端末側システム3と、センター側システム4
と、主治医宅7との間での直接通話が可能である。
【0036】センター側システム4では、ハウリング対
策及びセンター側システム4の担当者の心理的側面を考
え、受信音声は常時、外付けのモニター25が内蔵する
スピーカーへ出力されるようになっている。対話を必要
とするときは、マイク一体型ヘッドホンからなるフリー
ハンド会話システム(図示略)を使用し、この間は外付
けのモニター25の音声は切断されるようになってい
る。外付けのモニター25のスピーカーとフリーハンド
会話システムのマイクとを併用するとハウリングが発生
する可能性があるからである。なお、外付けのモニター
25のスピーカーを使用せず、フリーハンド会話システ
ムを常時使用することもでき、そうするとハウリングが
発生する可能性は低くなる。しかし、こうするとセンタ
ー側システム4の担当者は常時ヘッドフォンを使用する
こととなるため心身的束縛感を増大させることになるの
で好ましくない。
【0037】情報統括管理システム13は、回線状態監
視システム10及び端末情報収集システム11により、
各端末側システム3から収集した情報や、センター側シ
ステム4の担当者による入力ログ情報等の統括管理を行
うためのシステムである。具体的には、収集情報の印刷
・集計・アラーム表示(音)等を管理・生成する。ま
た、各端末利用者の情報(緊急連絡先・近隣地図等)等
も保持している。端末間通話用テレビ電話システム12
との連動により自動定期通話等もすることができる。
【0038】情報提供システム14は、インターネット
接続サービス、センター提供情報サービス、ビデオ配信
サービス、及び多人数ディスカッションサービス等を提
供する。
【0039】インターネット接続サービスとセンター提
供情報サービスは、センター側システム4でインターネ
ット網8に接続するとともに、それぞれインターネット
のコンテンツ(情報内容)とセンター提供情報コンテン
ツを閲覧するための映像を生成し、画像等符号復号化部
20等を介して端末側システム3に配信するサービスで
ある。端末側システム3の利用者は、情報操作端末33
(ジョイスティックやタッチパネル)を操作することに
よりセンター側システム4に指示を送るようになってい
る。これにより端末側システム3の利用者は、センター
側システム4で用意されたメニューを操作し、興味の有
る項目を選択するだけでコンテンツを呼び出すことがで
きる。前記ジョイスイティック等は身体障害者等の幅広
い人が利用できるように、片手(又は両手(それぞれの
手は握った状態でもよい)で挟持すること等)で使用可
能なものである。
【0040】ビデオ配信サービスは、センター側システ
ム4のビデオコンテンツサーバーに蓄積されたビデオコ
ンテンツを画像等符号復号化部20等にて配信するサー
ビスである。端末側システム3の利用者のビデオコンテ
ンツの選択方法は、インターネット接続サービスの操作
方法と同様である。
【0041】多人数ディスカッションサービスは、セン
ター側システム4に配されたディスカッションロビー上
で気に入った相手を選択し(選択方法は、インターネッ
ト接続サービスの操作方法と同様)、同時に接続(例え
ば、多地点リング接続)して会話と相手の顔などの表情
とを楽しむことができるサービスである。
【0042】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)端末側システム3の監視部22又は制御部21
は、端末制御器6の異常をDチャネルを介してセンター
側システム4に通報する第一の緊急通報手段と、端末制
御器6の異常をBチャネルを介してセンター側システム
4に通報する第二の緊急通報手段とを備えた態様とする
こと。 (2)通信回線を他のデジタル通信回線に変更するこ
と。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜9の発
明に係るテレビ会話システムによれば、緊急通報信号を
高信頼性をもって伝送することができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施形態のテレビ会話シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】同テレビ会話システムにおける端末側システム
の端末制御器の構成を示すブロック図である。
【図3】同テレビ会話システムによる3者通話時の状態
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 テレビ会話システム 2 ISDN回線 3 端末側システム 4 センター側システム 6 端末制御器 20 画像等符号復号化部 21 制御部 22 監視部 27 スピーカー型カメラ 30 センター呼び出しボタン 31 センサー 36 拡張コネクター 40 マトリクススイッチャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/22 H04N 7/15 620 5K101 H04N 7/15 620 630Z 630 7/18 A 7/18 H04L 13/00 311 Fターム(参考) 5C054 AA02 AA10 CD03 DA09 EA03 EG06 HA00 HA12 HA24 HA25 5C064 AA01 AA02 AA06 AC17 AC22 AD02 AD08 AD09 5C087 AA09 AA19 AA44 BB14 BB46 BB54 BB65 BB74 CC02 CC23 CC48 DD05 DD08 DD24 EE07 EE16 EE18 FF01 FF04 FF05 FF10 FF14 FF19 FF20 FF23 GG23 GG29 GG30 GG36 GG57 GG70 GG73 GG83 5K019 BA53 BA55 BA64 BA65 DB05 DB06 DC02 DC04 EA28 5K035 AA04 BB04 DD01 JJ01 MM03 MM06 5K101 KK04 KK14 LL03 MM06 MM07 NN03 NN06 NN15 NN18 NN21 PP03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号の伝送に使用される制御用チャ
    ネルと、データの伝送に使用されるデータ用チャネルと
    を備えた通信回線を介して接続され、該通信回線を介し
    て互いに画像信号又は音声信号を交換可能に構成された
    端末側システム及びセンター側システムを含むテレビ会
    話システムにおいて、 前記端末側システムは、該端末側システム自体の異常を
    検出し、又は該端末側システムの利用者の異常を検出
    し、又は該利用者の意思を入力する検出手段と、前記異
    常又は前記意思を前記制御用チャネルを介して前記セン
    ター側システムに通報する第一の緊急通報手段と、前記
    異常又は前記意思を前記データ用チャネルを介して前記
    センター側システムに通報する第二の緊急通報手段とを
    備えたことを特徴とするテレビ会話システム。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して接続され、該通信回線
    を介して互いに画像信号又は音声信号を交換可能に構成
    された端末側システム及びセンター側システムを含むテ
    レビ会話システムにおいて、 前記端末側システムは、前記通信回線を介して画像信号
    又は音声信号をセンター側システムとの間で交換するた
    めに該各信号を符号化・復号化する画像等符号復号化部
    と、 該画像等符号復号化部の動作を制御するとともに、該動
    作の異常を検出する制御部と、 該制御部の動作の異常を検出する監視部とを備えたこと
    を特徴とするテレビ会話システム。
  3. 【請求項3】 前記監視部又は前記制御部は、検出した
    前記異常を前記通信回線を介してセンター側システムに
    通報するように構成された請求項2記載のテレビ会話シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記通信回線は、制御信号の伝送に使用
    される制御用チャネルと、データの伝送に使用されるデ
    ータ用チャネルとを備えた通信回線であり、 前記端末側システムの監視部又は制御部は、前記異常を
    前記制御用チャネルを介して前記センター側システムに
    通報する第一の緊急通報手段と、前記異常を前記データ
    用チャネルを介して前記センター側システムに通報する
    第二の緊急通報手段とを備えた請求項2記載のテレビ会
    話システム。
  5. 【請求項5】 前記端末側システムは、前記画像信号を
    出力するカメラ部と、前記音声信号を入力するスピーカ
    ー部とを備えるとともに、外形がスピーカー状に形成さ
    れたスピーカー型カメラを備えた請求項1〜4のいずれ
    か一項に記載のテレビ会話システム。
  6. 【請求項6】 前記カメラは赤外線カメラである請求項
    5記載のテレビ会話システム。
  7. 【請求項7】 前記スピーカー型カメラは、前記音声信
    号を出力するマイク部を備えた請求項5又は6記載のテ
    レビ会話システム。
  8. 【請求項8】 前記端末側システムには、人間又は動物
    を検査又は治療する医療・計測機器が接続され、 前記センター側システムから、前記通信回線を介して前
    記医療・計測機器を制御可能に構成された請求項1〜4
    のいずれか一項に記載のテレビ会話システム。
  9. 【請求項9】 前記端末側システムには、所定の環境に
    おける人間又は動物の行動を検出する環境センサーが接
    続され、 前記センター側システムから、前記通信回線を介して前
    記環境センサーの動作状態をモニタ可能に構成された請
    求項1〜4のいずれか一項に記載のテレビ会話システ
    ム。
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