JP2001217668A - ノイズフィルターおよびこのノイズフィルターの製造方法 - Google Patents

ノイズフィルターおよびこのノイズフィルターの製造方法

Info

Publication number
JP2001217668A
JP2001217668A JP2000397955A JP2000397955A JP2001217668A JP 2001217668 A JP2001217668 A JP 2001217668A JP 2000397955 A JP2000397955 A JP 2000397955A JP 2000397955 A JP2000397955 A JP 2000397955A JP 2001217668 A JP2001217668 A JP 2001217668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise filter
common mode
choke coil
mode choke
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000397955A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Kanehara
好秀 金原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000397955A priority Critical patent/JP2001217668A/ja
Publication of JP2001217668A publication Critical patent/JP2001217668A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズフィルターにピーク値の高い電流が流
れてもノイズ減衰性能が低下することが少なく、また、
漏れ電流が小さくてノイズ減衰性能が高く、電子機器の
ダイオードから発生するノイズを低減し、組立を自動化
しやすい構造で安価なノイズフィルターを得る。 【解決手段】 この発明のノイズフィルター105は、
金属板上の絶縁層111上に導体箔のプリント配線パタ
ーン110を構成した金属を基板とした配線板112上
に、端子1〜6およびE、コンデンサC1〜C9、コモ
ンモードチョークコイル11等の部品を乗せ、全体の温
度を上昇させて一度にハンダ付けして製造するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交流電源と電子機器
との間に挿入するノイズフィルターおよびこのノイズフ
ィルターの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のノイズフィルター100の
一例を示すものである。図において、入力端子1、2、
3の相互間にはコンデンサC1、C2、C3が接続され
ている。この入力端子には交流電源16が接続される。
出力端子4、5、6の相互間にはコンデンサC4、C
5、C6が、またアース端子Eと各出力端子間にはコン
デンサC7、C8、C9が接続される。入力端子と出力
端子間にはフェライト等の材料の磁性体コア10に同一
方向に巻いたコイル7、8、9で構成されるコモンモー
ドチョークコイル11を接続する。出力端子4、5、6
は電子機器12の電源端子13、14、15に接続す
る。
【0003】従来のノイズフィルターは、コア10にコ
イル7、8、9を作るために電線を巻きコモンモードチ
ョークコイル11を作り、金属ケースに絶縁して取り付
けられた端子にコンデンサと固定されていないコモンモ
ードチョークコイル11の線を接続し、ハンダ付けした
後にプラスチック等の樹脂を流し込み固定することによ
り製造していた。
【0004】次に、従来のノイズフィルター100の動
作について説明する。入力端子1、2、3と出力端子
4、5、6間に接続されるコモンモードチョークコイル
11は、コモンモードのインダクタンスとしては1mH
以上の大きなインダクタンスとなり、交流電源16から
入力端子1、2、3に入るコモンモードノイズを、ノイ
ズフィルター100を構成するコモンモードチョークコ
イル11とコンデンサC7、C8、C9により減衰さ
せ、電子機器12に対しノイズが侵入するのを防止す
る。また、コイル7、8、9は部分的に巻かれているの
で、相互間の結合は完全ではなく漏れインダクタンスが
ある。この漏れインダクタンスと入力端子1、2、3の
相互間に接続したコンデンサC1、C2、C3と、出力
端子4、5、6の相互間に接続したコンデンサC4、C
5、C6により、交流電源16から入力端子1、2、3
に入るノーマルモードノイズを減衰させ、電子機器12
に対しノイズが侵入するのを防止し、また逆に電子機器
12からノーマルモードノイズが交流電源16に出るの
を防止する。
【0005】従来のノイズフィルター100に接続する
電子機器12は、その入力端子にダイオードを使用して
いるものが多い。電子機器12の入力端子13、14、
15には一般的にダイオード74、75、76、77、
78、79が接続されコンデンサC16に直流電圧を充
電する整流回路がある。3相交流電圧のR−S相の電圧
すなわち入力端子13と14間の電圧が高くなると、電
流80が流れ込み、電流81が流れ出る。次にR−S相
の電圧がコンデンサC16の電圧より低くなるとダイオ
ード74はオフするが、この時ダイオードの逆回復特性
によりダイオード74にリカバリ電流が流れ、電子機器
12の内部回路の発生するノイズに比べ高い電圧のノイ
ズを発生し、かなり高い周波数成分を含む。
【0006】図6は従来のノイズフィルターの動作を説
明するための波形図である。図(a)は電子機器12の
入力端子13と14間の電圧であり、図(b)は図
(a)の電圧に含まれるノイズ成分である。ダイオード
74がオフするタイミング90では91のノイズが発生
する。このノイズ91は拡大すると図(d)のようにな
り、高い周波数成分を含み、高い電圧のノイズを発生す
る。他のノイズは他のダイオードが発生するノイズであ
る。例えばタイミング92ではダイオード77がオフし
93のノイズが発生する。
【0007】電子機器12は半導体を使用したものが多
く、入力はダイオードと電解コンデンサによるコンデン
サインプット式整流回路で構成されている場合が多い。
図7は入力がダイオードと電解コンデンサによるコンデ
ンサインプット式整流回路で構成されている電子機器1
2の入力電流の波形を示す図である。コンデンサインプ
ット式整流回路の場合、入力電流の力率は非常に悪く、
電流の実行値に比べピーク値が高く、1.5〜2倍にも
なる電流となる。また、インバータ等の電子機器12の
入力電流は瞬間的に大きな突入電流が流れることが多
い。例えばインバータ等の負荷として接続したモータを
急加速するときや、モータに急激に負荷が加わった時な
ど定常時に比べ大きな電流が流れる。従って、前記した
整流回路の力率と合わせるとノイズフィルターのコモン
モードチョークコイル11に流れる電流のピーク値は2
〜3倍になる。
【0008】図8は従来のノイズフィルターの動作を説
明するための構成図である。図において、1,2,3は
入力端子、4,5,6は出力端子、7,8,9はコイ
ル、10はフェライトコア等の磁性材料で構成されるコ
ア、11はコモンモードチョークコイルである。また、
20,21は漏れ磁束、22,23はコア10のコイル
7,8が巻かれている部分、28,29は電流である。
コモンモードチョークコイル11に大きな電流が流れる
と、漏れ磁束20、21が増加し、コア10の22、2
3の部分の磁束密度が増加し、飽和磁束密度に近くな
る。コア10が飽和磁束密度に近くなると透磁率が小さ
くなり、インダクタンスが下がる。そのため入力端子
1、2、3と出力端子4、5、6間のコモンモードのイ
ンダクタンスは小さくなり、ノイズフィルターとしての
コモンモードノイズの減衰性能は低くなってしまう。ま
た、同様にノーマルモードノイズの減衰性能も低くなっ
てしまう。
【0009】また、磁性体としてアモルファスをコア1
0に使用しコイル7、8、9を巻いたコモンモードチョ
ークコイル11を使用してノイズフィルターを構成する
と、アモルファスコアは周波数が高くなると透磁率が低
下するためコイル7、8、9のインダクタンスも小さく
なる。例えば100KHzでは1KHzの時のインダク
タンスの4分の1に小さくなり、100KHz以上の高
周波においてノイズフィルターとしてのノイズの減衰性
能が低くなってしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のノイズフィルタ
ーに接続する電子機器は、その入力端子にダイオードを
使用しているものが多く、その電子機器のダイオードか
ら発生するノイズ電圧が高く、このノイズ電圧を小さく
するには、ノイズフィルターのノイズ減衰性能を高くし
なければならないという問題点があった。また、従来の
ノイズフィルターでは低い周波数のノイズを減衰するた
めにコンデンサC7、C8、C9に大きな静電容量のも
のを使用していたが、漏れ電流が大きくなるという問題
点があった。
【0011】また、従来のノイズフィルターの製造方法
は自動化しにくく、手作業で作るので高価となるという
問題点があった。
【0012】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、ノイズフィルターにピーク値の
高い電流が流れてもノイズ減衰性能が低下することが少
なく、また、漏れ電流が小さくてノイズ減衰性能が高
く、電子機器のダイオードから発生するノイズを低減
し、組立を自動化しやすい構造で安価なノイズフィルタ
ーを得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】コモンモードチョークコ
イルの線間にそれぞれ接続されるコンデンサ及び各線と
アース間に接続されるコンデンサにより構成され、交流
電源と電子機器との間に挿入するノイズフィルターの製
造方法において、金属板上に絶縁層を持ち、前記絶縁層
上に導体箔のプリント配線パターンを構成する、金属を
基板とした配線板上に、端子、コンデンサ、コモンモー
ドチョークコイル等の部品を乗せ、全体の温度を上昇さ
せて一度にハンダ付けして製造するようにしたものであ
る。
【0014】コモンモードチョークコイルの線間にそれ
ぞれ接続されるコンデンサ及び各線とアース間に接続さ
れるコンデンサにより構成され、交流電源と電子機器と
の間に挿入するノイズフィルターにおいて、熱良導体の
金属板上に熱伝導性能が高く薄い絶縁層を持ち、この絶
縁層上に導体箔のプリント配線パターンを構成した金属
基板配線板と、上部にネジ止めする穴またはネジを有
し、底面にハンダ付けする部分を有した入力端子、出力
端子およびアース端子と、前記入力端子の相互間に接続
するコンデンサ、前記出力端子の相互間に接続するコン
デンサおよび前記アース端子と前記各出力端子間に接続
するコンデンサに取り付けられ、前記プリント配線パタ
ーン上に載せて自立しハンダ付けできる形状のコンデン
サ用電極と、コモンモードチョークコイルを入れるケー
スに固定され、前記コモンモードチョークコイルを構成
する電線を接続するとともに、前記プリント配線パター
ン上に載せてハンダ付けできる形状のコモンモードチョ
ークコイル用電極と、を備え、前記入力端子、前記出力
端子、前記アース端子、コンデンサ用電極およびコモン
モードチョークコイル用電極などの部品をハンダを介し
て前記金属基板配線板のプリント配線パターンに載せ、
全体の温度を上昇させて、前記部品を一度にハンダ付け
して製作したことを特徴とするノイズフィルター。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係るノイズフィルターの構成を示すもの
である。図において、1〜6、11、E、C1〜C3、
C4〜C6、C7〜C9は、図5と同様であり、その説
明を省略する。また、105はノイズフィルター、10
6は取り付け穴、110はプリント配線パターン、11
1は絶縁層、112は金属を基板とした配線板である。
【0016】実施の形態1に係るノイズフィルターは、
以下のように製作される。配線板112は、アルミニウ
ムや銅板のような熱良導体の金属板上に熱伝導性能が高
く薄い絶縁層111を持ち、絶縁層111上に導体箔の
プリント配線パターン110を構成した金属を基板とし
た配線板とする。この配線板112上に、部品として入
力端子1、2、3、出力端子4、5、6、アース端子
E、コンデンサC1、C2、C3、C4、C5、C6、
C7、C8、C9、コモンモードチョークコイル11等
を載せ、各部品の電極部分とプリント配線パターン11
0との間にはクリーム状または板状のハンダをはさむ。
金属を基板とした配線板112の下に高温の発熱体を接
触させるか、赤外線を当て加熱するか、高温の雰囲気の
中に入れるかなどをして、全体の温度を上昇させるとハ
ンダが溶け、全体の部品が一度にハンダ付けできる。
【0017】図2はこの発明の実施の形態1に係るノイ
ズフィルターに使用する端子、コンデンサ、コモンモー
ドチョークコイルの形状の一例を示す構成図で、図
(a)、図(b)は入力端子1、2、3、出力端子4、
5、6、アース端子Eの代表的な形状を示すもの、図
(c)はコンデンサC1、C2、C3、C4、C5、C
6、C7、C8、C9の代表的な形状を示すもの、図
(d)はコモンモードチョークコイル11の代表的な形
状を示すものである。
【0018】図において、113,114は入力端子
1、2、3、出力端子4、5、6、アース端子Eなどの
端子の代表的な形状を示すものであり底面のハンダ付け
する部分と上部のネジ止めする穴またはネジを有してい
るものである。また、115はコンデンサC1、C2、
C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、116は
プリント配線パターン110上に載せて自立しハンダ付
けできる形状のコンデンサ用電極である。電極116の
材料としては熱伝導性の良い銅板が良く、コンデンサの
発熱をプリント配線パターン110に逃がすために十分
な厚さ、例えば1〜1.5mmの銅板の電極を使用する
と良い。
【0019】また、117はケース、118はケース1
17に固定される電極、119はコアである。図(d)
のコモンモードチョークコイル11は、ケース117に
固定される電極118に、コア119に電線を巻いたも
のを接続したもので、電極118の形状がプリント配線
パターン110上に乗せてハンダ付けできる形状に構成
したものである。
【0020】実施の形態1によるノイズフィルター10
5の製造方法は、電線を巻き付けたり、切ったりしなく
てもよく、手作業によるハンダ付けも必要としない。そ
のためノイズフィルターの組立を省力化し、ロボットや
自動機械による自動組立ができ、安価なノイズフィルタ
ーの大量生産を可能とする効果がある。
【0021】金属を基板とした配線板112の基板の金
属は、通常電子機器の箱体と同電位の金属上に取り付け
られるので、この基板の金属はアース電位となる。この
アース電位の金属基板上に薄い絶縁層111を設けて導
体箔のプリント配線パターン110を構成するので、ノ
イズが空間に輻射されることが少なく、また入力側から
出力側へノイズが漏れることも少ないので、ノイズフィ
ルターとしてのノイズ減衰性能が高いノイズフィルター
が得られる効果がある。
【0022】ノイズフィルター105に大電流が流れた
とき、プリント配線パターン110やコンデンサC1、
C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、コ
モンモードチョークコイル11等が発熱するが、熱伝導
性能が高く薄い絶縁層111上に導体箔のプリント配線
パターン110を構成し、その上に各部品をハンダ付け
しているので、プリント配線パターン110は冷却効果
が高く幅のせまいパターンでも大電流を流すことがで
き、コンデンサやコモンモードチョークコイル11の発
熱もプリント配線パターン110にハンダ付けした電極
から冷却されるので小型のものが使用でき、ノイズフィ
ルター105の小型のものが得られる効果がある。
【0023】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2に係る過飽和リアクトルを接続したノイズフィルタ
ーの構成の出力端子部を示す図である。図において、
4、5、6は出力端子、Eはアース端子、71、72、
73は過飽和リアクトル、105はノイズフィルター、
110はプリント配線パターン、112は金属を基板と
した配線板である。電子機器(図示せず)に接続する出
力端子4、5、6と直列に過飽和リアクトル71、7
2、73を接続したもので、金属を基板とした配線板1
12上に設けた導体箔のプリント配線パターン110に
ハンダ付けした端子形状113(図2(a)に記載)の
出力端子4、5、6を中心として過飽和リアクトル7
1、72、73をそれぞれはめこんだものである。非常
に簡単な構成で、電子機器12のダイオードのリカバリ
電流が流れにくくし、リカバリ電流によるノイズが発生
しないようにしてノイズを低減する効果が得られる。
【0024】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3に係るノイズフィルターを示す図で、カバーで覆っ
たノイズフィルターである。図において、1〜6、E、
112は、図1と同様であり、その説明を省略する。ま
た、107は接合面、108はノイズフィルター用カバ
ー、109は取り付け穴である。
【0025】ノイズフィルター用カバー108は、プラ
スチック等の絶縁物を成形して製作され、入力端子1、
2、3、出力端子4、5、6およびアース端子Eの接続
部を外に出すようにしてノイズフィルターを覆うように
したもので、さらにノイズフィルターの取り付け穴と同
位置に取り付け穴109を有し、ノイズフィルターとノ
イズフィルター用カバー108を同一のネジ等で固定で
きる。また、ノイズフィルター用カバー108と配線板
112とを接合面107で接着または、はめ合わせ、ま
たは鉤状のもので引っ掛けて固定すれば、ノイズフィル
ターのプリント配線パターン110や部品、端子に誤っ
て接触することがないので安全であり、商品価値も向上
する効果がある。
【0026】また、ノイズフィルター用カバー108の
内部に熱伝導性のプラスチック等の樹脂を充填すれば振
動や外的力等で部品のハンダ付けが取れることもなくな
り、またコンデンサやコモンモードチョークコイル11
等の部品の発熱に対しても冷却効果をさらに良くするこ
とができ、ノイズフィルターの品質が向上する効果があ
る。
【0027】また、ノイズフィルター用カバー108の
内面に導体を張りつけてシールドをすれば、プラスチッ
ク等の絶縁物を成形して構成したノイズフィルターカバ
ー108であってもノイズを外部に出すことはなくノイ
ズ減衰性能の高いノイズフィルターが得られる効果があ
る。
【0028】ところで、上記説明では、三相交流用のノ
イズフィルターで示したが、単相交流用または単相3線
式交流用等のノイズフィルターであっても同等の効果を
奏する。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】この発明のノイズフィルターは、金属を基
板とした配線板上に、全体の部品を一度にハンダ付けし
たので、自動組立ができ、安価なノイズフィルターを生
産することができ、また、ノイズ減衰性能が高く、小型
のものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るノイズフィル
ターの構成を示すものである。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るノイズフィル
ターに使用する端子、コンデンサ、コモンモードチョー
クコイルの形状の一例を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る過飽和リアク
トルを接続したノイズフィルターの構成の出力端子部を
示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係るノイズフィル
ターを示す図で、カバーで覆ったノイズフィルターであ
る。
【図5】 従来のノイズフィルター100の一例を示す
ものである。
【図6】 従来のノイズフィルターの動作を説明するた
めの波形図である。
【図7】 入力がダイオードと電解コンデンサによるコ
ンデンサインプット式整流回路で構成されている電子機
器12の入力電流の波形を示す図である。
【図8】 従来のノイズフィルターの動作を説明するた
めの構成図である。
【符号の説明】
1,2,3 入力端子、 4,5,6 出力端子、
7,8,9 コイル、10 磁性体コア、 11 コモ
ンモードチョークコイル、 12 電子機器、13,1
4,15 電源端子、 16 交流電源、 71、7
2、73 過飽和リアクトル、 74、75、76 ダ
イオード、 77、78、79 ダイオード、 80,
81 、 100 ノイズフィルター、 101 ノイ
ズフィルター、 105 ノイズフィルター、 106
取り付け穴、 107 接合面、 108 ノイズフ
ィルター用カバー、 109 取り付け穴、 110プ
リント配線パターン、 111 絶縁層、 112 金
属を基板とした配線板、 113,114 端子、 1
15 コンデンサ、 116 コンデンサ用電極、 1
17 ケース、 118 コモンモードチョークコイル
用電極、 119 コア、 C1,C2,C3 コンデ
ンサ、 C4,C5,C6 コンデンサ、 C7,C
8,C9 コンデンサ、 C16 コンデンサ、 E
アース端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コモンモードチョークコイルの線間にそれ
    ぞれ接続されるコンデンサ及び各線とアース間に接続さ
    れるコンデンサにより構成され、交流電源と電子機器と
    の間に挿入するノイズフィルターの製造方法において、
    金属板上に絶縁層を持ち、前記絶縁層上に導体箔のプリ
    ント配線パターンを構成する、金属を基板とした配線板
    上に、端子、コンデンサ、コモンモードチョークコイル
    等の部品を乗せ、全体の温度を上昇させて一度にハンダ
    付けして製造することを特徴とするノイズフィルターの
    製造方法。
  2. 【請求項2】コモンモードチョークコイルの線間にそれ
    ぞれ接続されるコンデンサ及び各線とアース間に接続さ
    れるコンデンサにより構成され、交流電源と電子機器と
    の間に挿入するノイズフィルターにおいて、熱良導体の
    金属板上に熱伝導性能が高く薄い絶縁層を持ち、この絶
    縁層上に導体箔のプリント配線パターンを構成した金属
    基板配線板と、上部にネジ止めする穴またはネジを有
    し、底面にハンダ付けする部分を有した入力端子、出力
    端子およびアース端子と、前記入力端子の相互間に接続
    するコンデンサ、前記出力端子の相互間に接続するコン
    デンサおよび前記アース端子と前記各出力端子間に接続
    するコンデンサに取り付けられ、前記プリント配線パタ
    ーン上に載せて自立しハンダ付けできる形状のコンデン
    サ用電極と、コモンモードチョークコイルを入れるケー
    スに固定され、前記コモンモードチョークコイルを構成
    する電線を接続するとともに、前記プリント配線パター
    ン上に載せてハンダ付けできる形状のコモンモードチョ
    ークコイル用電極と、を備え、前記入力端子、前記出力
    端子、前記アース端子、コンデンサ用電極およびコモン
    モードチョークコイル用電極などの部品をハンダを介し
    て前記金属基板配線板のプリント配線パターンに載せ、
    全体の温度を上昇させて、前記部品を一度にハンダ付け
    して製作したことを特徴とするノイズフィルター。
JP2000397955A 2000-12-27 2000-12-27 ノイズフィルターおよびこのノイズフィルターの製造方法 Pending JP2001217668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000397955A JP2001217668A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ノイズフィルターおよびこのノイズフィルターの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000397955A JP2001217668A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ノイズフィルターおよびこのノイズフィルターの製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18678593A Division JP3163853B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ノイズフィルター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001217668A true JP2001217668A (ja) 2001-08-10

Family

ID=18863012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000397955A Pending JP2001217668A (ja) 2000-12-27 2000-12-27 ノイズフィルターおよびこのノイズフィルターの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001217668A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017042648A1 (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン) リミテッド 三相ノイズフィルタ、並びにそれを用いる交流電動機駆動システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017042648A1 (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン) リミテッド 三相ノイズフィルタ、並びにそれを用いる交流電動機駆動システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5161098A (en) High frequency switched mode converter
US6473304B1 (en) Thermally conductive case for electrical components and method of manufacture therefor
JP6452810B2 (ja) 基板型ノイズフィルタおよび電子機器
JP3680627B2 (ja) ノイズフィルタ
US5724016A (en) Power magnetic device employing a compression-mounted lead to a printed circuit board
JP3163853B2 (ja) ノイズフィルター
JP3287544B2 (ja) ノイズフィルタ
JPH0661055A (ja) インダクタ
JPH11176660A (ja) コイルを含む電気回路装置
JP2001217668A (ja) ノイズフィルターおよびこのノイズフィルターの製造方法
WO2001073933A1 (fr) Convertisseur a une seule phase, convertisseur et dispositif pour cycle de refrigeration
JP2552821Y2 (ja) 基板型ノイズフィルタ
JPH11135344A (ja) 小型トランス
JP2003264354A (ja) 空気調和機の制御基板
JPH0794619A (ja) 混成集積回路装置
CN213583314U (zh) 可调谐电感
CN216015018U (zh) 通过金属壳体散热的变换器
JP2000286136A (ja) ラインフィルタ
JPH11243021A (ja) 電源回路用のチョークコイル
JP3467609B2 (ja) フィルムコンデンサ
JP3347292B2 (ja) 面実装型コイル部品
JPH0831644A (ja) 面実装型電極直付けインダクタ
JPH0587932U (ja) 大電流用ノイズフィルタ
JP2003168609A (ja) 表面実装型トランスの実装方法
JP3375853B2 (ja) 炊飯器