JP2001216384A - ネットワークを用いた最適化支援システム及び最適化支援方法 - Google Patents

ネットワークを用いた最適化支援システム及び最適化支援方法

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JP2001216384A
JP2001216384A JP2000024339A JP2000024339A JP2001216384A JP 2001216384 A JP2001216384 A JP 2001216384A JP 2000024339 A JP2000024339 A JP 2000024339A JP 2000024339 A JP2000024339 A JP 2000024339A JP 2001216384 A JP2001216384 A JP 2001216384A
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Motohide Ikeda
元英 池田
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NITTAN ENERGY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境測定手段により、その手段の周辺環
境と消費量とを同時に正確に把握でき、しかも様々なシ
ステムと接続することで、消費動向の特性を考えた省エ
ネルギーに効力を発揮することができるようにする。 【解決手段】 環境測定手段として、気象観測機器10
3、環境観測センサー(室内用観測機器)104、観測
機器付自動販売機105、観測機器付レジスター10
6、レジスター(ネットワーク化されているもの)10
7、観測機器付電力メーター(室内環境計測機付)10
8、観測機器付ガスメーター(室内環境計測機付)10
9、観測機器付、電力、ガス、水道合同メーター(室内
環境計測機付)110を備え、これらの環境測定手段に
より、その手段の周辺環境と消費量とを同時に正確に把
握でき、しかも様々なシステムと接続することで、消費
動向の特性を考えた省エネルギーに効力を発揮すること
ができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを用
いた最適化支援システム及び最適化支援方法に関する。
ここでの最適化としては、気象データ、環境データ観測
システムとそれ等を利用した電力制御、電力売買最適
化、消費電力最適化、販売促進情報提供サービス等の全
てを総合したものである。すなわち、気象とエネルギー
消費量との関係に注目し、様々なエネルギー消費地点
で、正確に地点の気象を把握し、それぞれの消費動向を
正確に緻密に分析することを可能とするものである。ま
た、消費動向の把握の結果と需給動向とを見ながらエネ
ルギー消費の最適化に効果を発揮するようにしたもので
もある。また、販売時点の管理が外部気象のみであった
のに加え、さらに緻密な内部環境や内部と外部との格差
等、様々な要因を徹底的に分析することを可能とするよ
うにしたものでもある。また、エネルギー消費量を気象
だけでなく、価格動向を加味した形で消費最適化を図れ
るようにしたものでもある。また、建物内部環境の変化
と外部気象の関係と販売動向、消費電力量(消費エネル
ギー量)とをマトリックス的に捉え、企業等の利潤が極
大化する設定方法を明らかにするようにしたものでもあ
る。また、電力・ガスの一部自由化に伴い、新規参入業
者等が不足電力の共同購入、又は共同バックアップによ
る電力等の需要、供給バランスの最適化指示を可能にす
るようにしたものでもある。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば電力に関わるものと
して、特願平10−070319号公報に示されるよう
なプラント制御システムが知られている。また、たとえ
ば商品販売に関わるものとして、特願平10−1249
71号公報に示される商品の仕入れ情報作成システムが
知られている。また、自動販売機に関するものとして、
たとえば特願平06−260820号公報に示される自
動販売機の制御方法及び制御装置が知られている。ま
た、データを収集する方法として、たとえば特願平08
−142402号公報に示されるPHS端末装置及びこ
れを用いたデータ集収システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した電
力に関わるものでは、生産者の都合的に管理されたもの
と気温等によって変化する需要量を一つのプラントのみ
で制御するだけのものであった。また、商品の仕入れに
関わるものでは、気象情報を利用するだけで販売予測を
することもなかった。また、自動販売機に関わるもので
は、気象データと販売データの利用を、システムとして
ではなくその自動販売機そのもののみ、もしくはデータ
の集約に留まった。すなわち、自動販売機をシステムの
一部として捕らえるものではなかった。また、データ収
集に関わるものでは、気象データとしてのみで室温等の
購買環境を正確に把握するものではなかった。
【0004】要するに、何れの先行技術にも、温度、湿
度、気圧等を気象データとして捕らえるのではなく、地
点毎の環境データとして捉え、電力需要調整、電力需要
量予想、供給予定量把握、供給量調整依頼、価格予測
(先物)、電力消費計画、商品販売計画、商品販売環境
設定、商品需要予測、商品仕入計画等をデータベース化
することで、一つのシステムとして有機的に運用するよ
うにした技術的思想が含まれていない。
【0005】また、電力、ガスに関しては、自由化に伴
い市場の価格動向により、需要側が消費電力、ガスを制
御するか購入価格を上げるか下げるか等が変化するた
め、先物価格、取引量等をホストコンピュータのデータ
ベースに蓄積し、これら電力、ガス需要、供給量を総合
的に勘案した制御システムで、一つのプラントにとどま
らず、複数のプラントを有機的に組織することで、系統
運用を司る運用者が需要、供給量の差分を自家用の発
電、供給能力を持たないことを可能とするような技術的
思想も含まれていない。
【0006】また、電力、ガスのプラント制御にとどま
らず、個々の企業、団体等需要家に電力、ガス価格の購
入に関わる最適化(価格が高いときに購入を控えるか、
電力、ガスの消費量自体を冷房、暖房、電灯その他を制
御する)を行うことで、このシステムのユーザーの利益
の極大化が図れるような技術的思想も含まれていない。
【0007】また、販売に関しては、気象データにとど
まらず、屋内の温度、湿度、気圧等の環境諸データを様
々な個所から配信し、気象予報と組合わせて外気温と室
内温度等の組合わせをシミュレーションし、販売動向を
予測して、当日実際の天候状況、電力、ガス価格等に合
わせ、室内環境と外気環境の相関データを蓄積利用し、
室内温度を設定することで、売上の増大を図ることがで
きるようにする技術的思想も含まれていない。
【0008】また、データの集約方法に関しては、電力
メーターと環境計測器とが一体になったもの(そのメー
ターの管轄内で複数のものも含む)、POSシステムを
利用し、小売店等でレジスターに一体化したもの、又は
レジスターにて集約しているもので、売り場環境と商品
売上、その他情報を一度にホストコンピュータに集約す
るような技術的思想も含まれていない。
【0009】また、自動販売機等に関しては、屋内屋外
に関わらず周辺環境(気温、湿度、気圧等)をPHS等
電話回線によって、もしくはインターネット等によっ
て、販売情報とともに送信するような技術的思想も含ま
れていない。
【0010】また、指令により、電力価格情報と気象環
境等からの販売予測次第で遠隔操作により消費電力を制
御できるような技術的思想も含まれていない。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、次のようなことを可能とするネットワー
クを用いた最適化支援システム及び最適化支援方法を提
供することができるようにするものである。
【0012】第1は、温度、湿度、気圧等を気象データ
として捕らえるのではなく、地点毎の環境データとして
捉え、電力需要調整、電力需要量予想、供給予定量把
握、供給量調整依頼、(先物)価格予測、電力消費計
画、商品販売計画、商品販売環境設定、商品需要予測、
商品仕入計画等をデータベース化することで、一つのシ
ステムとして有機的に運用できるようにすることであ
る。
【0013】第2は、電力、ガスに関し、自由化に伴い
市場の価格動向によって、需要側が消費電力、ガスを制
御するか購入価格を上げるか下げるか等が変化するた
め、先物価格、取引量等をホストコンピュータのデータ
ベースに蓄積し、これら電力、ガス需要、供給量を総合
的に勘案した制御システムにより、一つのプラントにと
どまらず、複数のプラントを有機的に組織することで、
系統運用を司る運用者が需要、供給量の差分を自家用の
発電、供給能力を持たないことを可能とするようにする
ことである。
【0014】第3は、電力、ガスのプラント制御にとど
まらず、個々の企業、団体等需要家に電力、ガス価格の
購入に関わる最適化(価格が高いときに購入を控える
か、電力、ガスの消費量自体を冷房、暖房、電灯その他
を制御する)を行うことで、このシステムのユーザーの
利益の極大化を図れるようにすることである。
【0015】第4は、販売に関して、気象データにとど
まらず、屋内の温度、湿度、気圧等の環境諸データを様
々な個所から配信し、気象予報と組合わせて外気温と室
内温度等の組合わせをシミュレーションし、さらに販売
動向を予測して、当日実際の天候状況、電力、ガス価格
等に合わせ、室内環境と外気環境の相関データを蓄積し
て利用し、室内温度を設定することで、売上の増大を図
るようにすることである。
【0016】第5は、データの集約方法として、電力メ
ーターと環境計測器が一体になったもの(そのメーター
の管轄内で複数のものも含む)、POSシステムを利用
し小売店等でレジスターに一体化したもの、又はレジス
ターにて集約しているもので、売り場環境と商品売上、
その他情報を一度にホストコンピュータに集約すること
である。
【0017】第6は、自動販売機等は、屋内屋外に関わ
らず周辺環境(気温、湿度、気圧等)をPHS等電話回
線によって、もしくはインターネット等によって、販売
情報とともに送信することである。
【0018】第7は、制御部からの指令により電力価格
情報と気象環境等からの販売予測次第で遠隔操作により
消費電力を制御できることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のネット
ワークを用いた最適化支援システムは、環境測定を行う
環境測定手段と、環境測定手段によって測定されたデー
タを集積するデータベース手段と、集積されたデータに
基づいて販売に関する予測や最適化を行う予測最適化手
段と、集積されたデータに基づいて取引の仲介を行う取
引仲介手段と、予測最適化手段によって予測や最適化さ
れた情報や、取引仲介手段による取引の仲介に関する情
報を取得可能な端末手段とを備え、環境測定手段、デー
タベース手段、予測最適化手段、取引仲介手段、端末手
段は、ネットワークを通じて相互に接続されていること
を特徴とする。また、環境測定手段は、環境に関わる要
因を観測する観測機器を組込んだ電力メーターと、ガス
の使用量を検出するガスメーターと、水道の使用量を検
出する水道メーターとからなるようにすることができ
る。また、環境測定手段は、環境に関わる要因を観測す
る観測機器を組込んだ電力メーターと、ガスの使用量を
検出するガスメーターとからなるようにすることができ
る。また、環境測定手段は、環境に関わる要因を観測す
る観測機器を組込んだガスメーターと、水道の使用量を
検出する水道メーターとからなるようにすることができ
る。また、環境測定手段は、環境に関わる要因を観測す
る観測機器を組込んだ電力メーターと、水道の使用量を
検出する水道メーターとからなるようにすることができ
る。また、環境測定手段は、環境に関わる要因を観測す
る観測機器を組込んだ自動販売機であるようにすること
ができる。また、データベース手段は、環境測定手段に
よって得られる地点、温度、湿度、降水量、降雪量、降
水時間、降雪時間、日照時間、光量、風速、風量、気圧
をデータベース化する気象データベースと、環境測定手
段によって得られる地点、温度、湿度、降水量、降雪
量、降水時間、降雪時間、日照時間、光量、風速、風
量、気圧をデータベース化する環境データベースと、地
点、顧客認識番号、消費電力量、発電電力量をデータベ
ース化する電力量データベースと、地点、顧客認識番
号、消費ガス量、供給ガス量をデータベース化するガス
量データベースと、電力価格、ガス価格、過去取引デー
タをデータベース化する市場情報データベースと、金
利、株価、為替、日銀短期経済観測、失業率、各種指
標、商品先物、原油、ガス、鉄鋼、金をデータベース化
する経済情報データベースと、価格、量、地点、時間、
商品名、色、性別、年代、決済方法、服装、来店人数を
データベース化する販売情報データベースと、在庫管理
情報、物流情報をデータベース化する商品管理情報デー
タベースとを備えるようにすることができる。また、予
測最適化手段は、データベース手段に集積されている気
象情報に基づき、気象シミュレーションを行う気象予測
システムと、データベース手段に集積されている販売情
報や経済情報に基づき、販売予測シミュレーションを行
う販売予測システムと、データベース手段に集積されて
いる電力情報に基づき、消費電力の最適化を行う消費電
力最適化システムと、取引仲介手段による取引の仲介に
関する情報に基づき、電力価格の予想を行う電力価格予
想システムとを備えるようにすることができる。また、
取引仲介手段は、電力需給のバランスの把握を行う電力
需給バランス把握システムと、電力需給のバランス調整
を行う電力需給バランス調整システムと、電力、ガスの
取引仲介の支援を行う電力、ガス取引仲介システムと、
託送報告の支援を行う託送報告システムと、取引確認の
支援を行う取引確認システムと、クレジットリスクマネ
ジメントの支援を行うクレジットリスクマネジメントシ
ステムと、電力、ガス価格指標作成、提示の支援を行う
電力、ガス価格指標作成、提示システムと、ガス需給バ
ランスの調整の支援を行うガス需給バランス調整システ
ムと、ガス需給のバランス把握の支援を行うガス需給バ
ランス把握システムと、決済の支援を行う決済システム
とを備えるようにすることができる。請求項10に記載
の最適化支援方法は、環境測定手段により環境測定を行
う第1の工程と、環境測定手段によって測定されたデー
タをデータベース手段に集積する第2の工程と、予測最
適化手段により、集積されたデータに基づいて販売に関
する予測や最適化を行う第3の工程と、取引仲介手段に
より、集積されたデータに基づいて取引の仲介を行う第
4の工程と、端末手段により、予測最適化手段によって
予測や最適化された情報や、取引仲介手段による取引の
仲介に関する情報の取得を行う第5の工程と、環境測定
手段、データベース手段、予測最適化手段、取引仲介手
段、端末手段を、ネットワークを通じて相互に接続する
第6の工程とを備えることを特徴とする。また、第1の
工程には、環境に関わる要因を観測する観測機器を組込
んだ電力メーターにより、環境に関わる要因の観測と電
力使用量の検出とを行う第7の工程と、ガスメーターに
より、ガスの使用量を検出する第8の工程と、水道メー
ターにより、水道の使用量を検出する第9の工程とが含
まれるようにすることができる。また、第1の工程に
は、環境に関わる要因を観測する観測機器を組込んだ電
力メーターにより、環境に関わる要因の観測と電力使用
量の検出とを行う第10の工程と、ガスメーターによ
り、ガスの使用量を検出する第11の工程とが含まれる
ようにすることができる。また、第1の工程には、環境
に関わる要因を観測する観測機器を組込んだガスメータ
ーにより、環境に関わる要因の観測とガスの使用量の検
出とを行う第12の工程と、水道メーターにより、水道
の使用量を検出する第13の工程とが含まれるようにす
ることができる。また、第1の工程には、環境に関わる
要因を観測する観測機器を組込んだ電力メーターによ
り、環境に関わる要因の観測と電力使用量の検出とを行
う第14の工程と、水道メーターにより、水道の使用量
を検出する第15の工程とが含まれるようにすることが
できる。また、第1の工程には、自動販売機に組込んだ
観測機器により、環境に関わる要因を観測する第16の
工程が含まれるようにすることができる。また、第2の
工程には、環境測定手段によって得られる地点、温度、
湿度、降水量、降雪量、降水時間、降雪時間、日照時
間、光量、風速、風量、気圧を気象データベースに集積
する第17の工程と、環境測定手段によって得られる地
点、温度、湿度、降水量、降雪量、降水時間、降雪時
間、日照時間、光量、風速、風量、気圧を環境データベ
ースに集積する第18の工程と、地点、顧客認識番号、
消費電力量、発電電力量を電力量データベースに集積す
る第19の工程と、地点、顧客認識番号、消費ガス量、
供給ガス量をガス量データベースに集積する第20の工
程と、電力価格、ガス価格、過去取引データを市場情報
データベースに集積する第21の工程と、金利、株価、
為替、日銀短期経済観測、失業率、各種指標、商品先
物、原油、ガス、鉄鋼、金を経済情報データベースに集
積する第22の工程と、価格、量、地点、時間、商品
名、色、性別、年代、決済方法、服装、来店人数を販売
情報データベースに集積する第23の工程と、在庫管理
情報、物流情報を商品管理情報データベースに集積する
第24の工程とが含まれるようにすることができる。ま
た、第3の工程には、データベース手段に集積されてい
る気象情報に基づき、気象予測システムにより気象シミ
ュレーションを行う第25の工程と、データベース手段
に集積されている販売情報や経済情報に基づき、販売予
測システムにより販売予測シミュレーションを行う第2
6の工程と、データベース手段に集積されている電力情
報に基づき、消費電力最適化システムにより消費電力の
最適化を行う第27の工程と、取引仲介手段による取引
の仲介に関する情報に基づき、電力価格予想システムに
より電力価格の予想を行う第28の工程とが含まれるよ
うにすることができる。また、第4の工程には、電力需
給バランス把握システムにより、電力需給のバランスの
把握を行う第29の工程と、電力需給バランス調整シス
テムにより、電力需給のバランス調整を行う第30の工
程と、電力、ガス取引仲介システムにより、電力、ガス
の取引仲介の支援を行う第31の工程と、託送報告シス
テムにより、託送報告の支援を行う第32の工程と、取
引確認システムにより、取引確認の支援を行う第33の
工程と、クレジットリスクマネジメントシステムによ
り、クレジットリスクマネジメントの支援を行う第34
の工程と、電力、ガス価格指標作成、提示システムによ
り、電力、ガス価格指標作成、提示の支援を行う第35
の工程と、ガス需給バランス調整システムにより、ガス
需給バランスの調整の支援を行う第36の工程と、ガス
需給バランス把握システムにより、ガス需給のバランス
把握の支援を行う第37の工程と、決済システムによ
り、決済の支援を行う第38の工程とが含まれるように
することができる。本発明に係るネットワークを用いた
最適化支援システム及び最適化支援方法においては、環
境測定手段により環境測定を行い、環境測定手段によっ
て測定されたデータをデータベース手段に集積し、予測
最適化手段により、集積されたデータに基づいて販売に
関する予測や最適化を行い、取引仲介手段により、集積
されたデータに基づいて取引の仲介を行い、端末手段に
より、予測最適化手段によって予測や最適化された情報
や、取引仲介手段による取引の仲介に関する情報の取得
を行うようにすることで、たとえば電力需要調整、電力
需要量予想、供給予定量把握、供給量調整依頼、価格予
測(先物)、電力消費計画、商品販売計画、商品販売環
境設定、商品需要予測、商品仕入計画等のデータベース
の有機的な運用ができるようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0021】図1は、本発明のネットワークを用いた最
適化支援システムの一実施の形態を示すブロック図、図
2〜図7は、図1の環境測定手段を説明するための図、
図8〜図15は、図1の各種データベースを説明するた
めの図、図16〜図20は、図1の各種システムを説明
するための図である。
【0022】図1に示すネットワークを用いた最適化支
援システムは、情報送信群100、データベースセンタ
ー200及び情報送受信共有端末群300を備えてい
る。情報送信群100は、環境測定手段としての気象業
務支援センター(アメダスデータ)101、衛星観測情
報102、気象観測機器103、環境観測センサー(室
内用観測機器)104、観測機器付自動販売機105、
観測機器付レジスター106、レジスター(ネットワー
ク化されているもの)107、観測機器付電力メーター
(室内環境計測機付)108、観測機器付ガスメーター
(室内環境計測機付)109、観測機器付、電力、ガ
ス、水道合同メーター(室内環境計測機付)110を備
えている。これらの環境測定手段についての詳細は、後
述する。
【0023】データベースセンター200は、気象デー
タDB(データベース)201、環境データDB20
2、電力量DB203、ガス量DB204、市場情報D
B205、経済情報DB206、販売情報データDB2
07、商品管理情報DB208、気象予測システム(気
象シミュレーション)209、販売予測システム(販売
予測シミュレーション)210、消費電力最適化システ
ム211、電力価格予想システム212、電力需給バラ
ンス把握システム213、電力需給バランス調整システ
ム214、電力、ガス取引仲介システム(トレーディン
グ・システム)215、託送報告システム216、取引
確認システム217、クレジットリスクマネジメントシ
ステム218、電力、ガス価格指標作成、提示システム
219、ガス需給バランス調整システム220、ガス需
給バランス把握システム221、決済システム222を
備えている。
【0024】気象データDB201は、地点、温度、湿
度、降水量、降雪量、降水時間、降雪時間、日照時間、
光量、風速、風量、気圧等をデータベース化したもので
ある。環境データDB202は、地点、温度、湿度、降
水量、降雪量、降水時間、降雪時間、日照時間、光量、
風速、風量、気圧等をデータベース化したものである。
【0025】電力量DB203は、地点、顧客認識番
号、消費電力量、発電電力量等をデータベース化したも
のである。ガス量DB204は、地点、顧客認識番号、
消費ガス量、供給ガス量等をデータベース化したもので
ある。
【0026】市場情報DB205は、電力価格、ガス価
格(SPOT、先物、SWAP,OPTION)、過去
取引データ等をデータベース化したものである。経済情
報DB206は、金利、株価、為替、日銀短期経済観
測、失業率、各種指標、商品先物、原油、ガス、鉄鋼、
金等をデータベース化したものである。
【0027】販売情報データDB207は、価格、量、
地点、時間、商品名、色、性別、年代、決済方法、服
装、来店人数等をデータベース化したものである。商品
管理情報DB208は、在庫管理情報、物流情報等をデ
ータベース化したものである。
【0028】気象予測システム209は、気象データD
B201のデータに基づき、気象シミュレーションを行
うものである。気象予測システム209による気象シミ
ュレーションの結果は、放送メディア209a、カーナ
ビゲーション209b、携帯電話209c、ウェザーデ
リバティブ209dのそれぞれにおいて利用可能となっ
ている。
【0029】また、放送メディア209aにおいては、
詳細地域リアルタイム気象情報の予報表示システムに利
用可能である。カーナビゲーション209bにおいて
は、詳細地域リアルタイム気象情報の予報表示システム
に利用可能である。携帯電話209cにおいては、詳細
地域リアルタイム気象情報の予報表示システムに利用可
能である。ウェザーデリバティブ209dにおいては、
詳細地域リアルタイム気象情報の予報表示システムに利
用可能である。
【0030】販売予測システム210は、販売情報デー
タDB207、経済情報DB206等のデータに基づ
き、販売予測シミュレーションを行うものである。消費
電力最適化システム211は、電力量DB203等のデ
ータに基づき、消費電力の最適化を行うものである。電
力価格予想システム212は、電力、ガス取引仲介シス
テム(トレーディング・システム)215、電力、ガス
価格指標作成、提示システム219等によって得られる
指標データ等に基づき電力価格の予想を行うものであ
る。
【0031】電力需給バランス把握システム213は、
電力需給のバランスの把握を行うものである。電力需給
バランス調整システム214は、電力需給のバランス調
整を行うものである。
【0032】電力、ガス取引仲介システム(トレーディ
ング・システム)215は、市場情報DB205のデー
タ等に基づき、電力、ガスの取引仲介の支援を行うもの
である。託送報告システム216は、託送報告の支援を
行うものである。取引確認システム217は、取引確認
の支援を行うものである。
【0033】クレジットリスクマネジメントシステム2
18は、クレジットリスクマネジメントの支援を行うも
のである。電力、ガス価格指標作成、提示システム21
9は、電力、ガス価格指標作成、提示の支援を行うもの
である。ガス需給バランス調整システム220は、ガス
需給バランスの調整の支援を行うものである。
【0034】ガス需給バランス把握システム221は、
ガス需給のバランス把握の支援を行うものである。決済
システム222は、決済の支援を行うものである。
【0035】情報送受信共有端末群300は、情報送受
信共有であり、複数のパソコン専用端末301〜307
を備えている。これらのパソコン専用端末301〜30
7を利用することで、販売予測システム210、消費電
力最適化システム211、電力価格予想システム21
2、取引確認システム217、ガス需給バランス調整シ
ステム220等による販売促進支援に関する情報のやり
取りが可能となっている。
【0036】次に、このような構成のネットワークを用
いた最適化支援システムの動作について説明する。
【0037】まず、図2は、気象観測機器103を示す
ものであり、たとえば符号103aに示す形状をなすも
のである。気象観測機器103によって得られる観測結
果は、電話、携帯、PHS、インターネット、専用線、
衛星、放送、POS等を介してデータベースセンター2
00側のホストコンピュータに送信することができる。
ここでのホストコンピュータとは、図1の各種データベ
ースを管理するものである。
【0038】また、気象観測機器103によって得られ
る観測結果は、地点集計コンピュータを経由してホスト
コンピュータに送信することができる。ホストコンピュ
ータに送信された観測結果は、上述した各種のデータベ
ース化等を経た後、各パソコン専用端末301〜307
により、符号103bで示すような結果として得られ
る。また、ホストコンピュータに送信された観測結果
は、その他のシステムへも供給可能である。
【0039】図3は、環境観測センサー(室内用観測機
器)104を示すものであり、たとえば符号104aに
示すように小ボックス状をなすものである。環境観測セ
ンサー(室内用観測機器)104は、たとえば符号10
4bに示すように、レジスター本体の側面等に装着した
り、それ自体を店舗内各所、施設内各所に設置可能とな
っている。環境観測センサー(室内用観測機器)104
によって観測された結果は、電子データ化されたのち、
電話回線、携帯電話、PHS、インターネット、専用回
線、衛星電話、衛星放送、POSシステム等の回線を通
じてホストコンピュータに送られる。
【0040】また、環境観測センサー(室内用観測機
器)104によって観測された結果は、地点集計コンピ
ュータを経由してホストコンピュータに送信することが
できる。ホストコンピュータに送信された観測結果は、
上述した各種のデータベース化等を経た後、各パソコン
専用端末301〜307により、符号104cで示すよ
うな結果として得られる。また、ホストコンピュータに
送信された観測結果は、その他のシステムへも供給可能
である。
【0041】図4は、観測機器付自動販売機105を示
すものであり、自動販売機本体の上部又は周辺部に、気
象観測機器103や環境観測センサー104を取付けた
ものである。観測機器付自動販売機105に取付けた気
象観測機器103や環境観測センサー104によって観
測された結果は、電子データ化されたのち、電話回線、
携帯電話、PHS、インターネット、専用回線、衛星電
話、衛星放送、POSシステム等の回線を通じてホスト
コンピュータに送られる。
【0042】さらに、観測機器付自動販売機105は、
販売予測システム210、気象予測システム209、消
費電力最適化システム211等と連動し、どの温度でど
のくらいの頻度で暖め、又は冷やし、売上の全くない時
間帯は、どの程度まで消費電力を抑えるかを判断し、遠
隔操作されるものである。これにより、商品管理情報デ
ータベースシステム208で在庫管理と商品補給とが効
率的に行われる。
【0043】図5は、観測機器付電力メーター(室内環
境計測機付)108を示すもので、電力メーター108
aに気象観測機器103や環境観測センサー104を付
加したものである。
【0044】これらが一つのシステムとして連動し、様
々なデータを集計する。集計されたデータは、電話、携
帯、PHS、インターネット、専用線、衛星、放送、P
OS等回線を通じてホストコンピュータのそれぞれのデ
ータベースに蓄積される。
【0045】ホストコンピュータに送信された観測結果
は、上述した各種のデータベース化等を経た後、各パソ
コン専用端末301〜307により、符号108bで示
すような結果として得られる。また、ホストコンピュー
タに送信された観測結果は、その他のシステムへも供給
可能である。
【0046】図6は、観測機器付ガスメーター(室内環
境計測機付)109を示すもので、ガスメーター109
aに気象観測機器103や環境観測センサー104を付
加したものである。
【0047】これらが一つのシステムとして連動し、様
々なデータを集計する。集計されたデータは、電話、携
帯、PHS、インターネット、専用線、衛星、放送、P
OS等回線を通じてホストコンピュータのそれぞれのデ
ータベースに蓄積される。
【0048】ホストコンピュータに送信された観測結果
は、上述した各種のデータベース化等を経た後、各パソ
コン専用端末301〜307により、符号109bで示
すような結果として得られる。また、ホストコンピュー
タに送信された観測結果は、その他のシステムへも供給
可能である。
【0049】なお、上述した電力メーター108aを観
測機器付ガスメーター(室内環境計測機付)109と一
体化させたシステム構成も可能である。
【0050】図7は、観測機器付、電力、ガス、水道合
同メーター(室内環境計測機付)110を示すもので、
電力メーター108a、ガスメーター109a、水道メ
ーター110a、気象観測機器103、環境観測センサ
ー104が一つのシステムとして連動し、様々なデータ
を集計する。
【0051】集計されたデータは、電話、携帯、PH
S、インターネット、専用線、衛星、放送、POS等回
線を通じてホストコンピュータのそれぞれのデータベー
スに蓄積される。ホストコンピュータに送信された観測
結果は、上述した各種のデータベース化等を経た後、各
パソコン専用端末301〜307により、符号110b
で示すような結果として得られる。また、ホストコンピ
ュータに送信された観測結果は、その他のシステムへも
供給可能である。
【0052】次に、上述した各データベースの詳細につ
いて説明する。
【0053】図8は、気象データDB(データベース)
201を示すもので、上述した環境測定手段101〜1
10から送られてきた気象データを、それぞれ分類別に
整理し、一つのデータベースとして集約するものであ
る。データの内容は、地点、時間、温度、湿度、降水
量、降水時間、降雪量、降雪時間、日照時間、光量、風
速、風量、気圧等である。これらの集約されたデータ
は、各パソコン専用端末301〜307により、符号2
01aで示すような結果として得られる。
【0054】図9は、環境データDB202を示すもの
で、上述した環境測定手段101〜110から送られて
きた気象データを、それぞれ分類別に整理し、一つのデ
ータベースとして集約するものである。データの内容
は、地点、時間、温度、湿度、降水量、降水時間、降雪
量、降雪時間、日照時間、光量、風速、風量、気圧等で
ある。これらの集約されたデータは、各パソコン専用端
末301〜307により、符号202aで示すような結
果として得られる。
【0055】図10は、電力量DB203を示すもの
で、上述した電力メーター108aから送られてきた電
力消費、供給データを分類別に整理し、一つのデータベ
ースとして集約するものである。
【0056】データの内容としては、地点、時間、顧客
認識番号、消費電力量、発電電力量、供給電力量等であ
る。これらの集約されたデータは、各パソコン専用端末
301〜307により、符号203aで示すような結果
として得られる。
【0057】図11は、ガス量DB204を示すもの
で、上述したガスメーター109aから送られてきた消
費ガス量、供給データを分類別に整理し、一つのデータ
ベースとして集約するものである。
【0058】データの内容としては、地点、時間、顧客
認識番号、消費ガス量、生産ガス量、供給ガス量等であ
る。これらの集約されたデータは、各パソコン専用端末
301〜307により、符号204aで示すような結果
として得られる。
【0059】図12は、市場情報DB205を示すもの
で、電力、ガス取引仲介システム(トレーディング・シ
ステム)215で行われている取引内容を示すデータ等
を蓄積し、取引の過去データや価格の動向等を検証でき
るものである。市場情報DB205に蓄積されたデータ
は、電力価格予想システム212によって利用可能とな
っている。
【0060】データ内容としては、電力価格に関する顧
客名、時間、スポット物、先物、先渡物(フォワー
ド)、スワップ、オプション、ボラティリティー、スワ
プション等や、ガス価格に関する顧客名、時間、スポッ
ト物、先物、先渡物(フォワード)、スワップ、オプシ
ョン等である。これらの情報は、各パソコン専用端末3
01〜307により取出すことが可能である。
【0061】図13は、経済情報DB206を示すもの
で、一般の経済活動全体において影響を与えると思われ
るデータを、経済情報媒体206a〜206cを介し、
継続して蓄積するものであり、似た環境のときの予測や
シミュレーション等に利用される。さらには、データ検
索サービスを介し、各パソコン専用端末301〜307
によりアクセス可能となっている。
【0062】提供するデータの内容としては、株価(上
場物、デリバティブ含む)、外国為替(デリバティブ含
む)、金利一般、国債、その他債券(デリバティブ含
む)、卸売物価指数、失業率、日銀短期経済観測、商品
先物市場、原油、鉄鋼、金等である。
【0063】また、経済情報DB206に蓄積されたデ
ータは、販売予測システム(販売予測シミュレーショ
ン)210や電力価格予想システム212によって利用
可能となっている。
【0064】図14は、販売情報データDB207を示
すものである。販売情報データDB207は、何時、ど
んな商品を、どんな人に、どれだけ、どのようにして、
売ったかの情報を絶えず蓄積する。
【0065】販売情報データDB207は、気象データ
DB201、環境データDB202と相関関係にあり、
さらに販売予測システム210と連動することで、たと
えば、3月の晴れの気温15℃のときに店舗施設の温度
をOO℃にすると、A商品はXX売れる、と言った予想
を可能にするためのデータを蓄積する。
【0066】データの内容としては、商品名、地点、価
格、量、時間、色、性別、年代、服装、決済方法、来店
人数等である。販売情報データDB207に対しては、
各パソコン専用端末301〜307によりアクセス可能
となっている。
【0067】図15は、商品管理情報DB208を示す
ものである。商品管理情報DB208は、何時、どんな
商品を、どんな人に、どれだけ、どのようにして、売っ
たかの情報を絶えず蓄積するものである。商品管理情報
DB208は、気象データDB201、環境データDB
202と相関関係にあり、さらに販売情報データDB2
07、販売予測システム210と連動し、たとえば、3
月の晴れの気温15℃のときに店舗施設の温度をOO℃
にすると、A商品はXX売れる、と言った予想をもと
に、いつ、何を、どこに、どれだけ発送したか、又は、
するかを蓄積する。商品管理情報DB208に対して
は、各パソコン専用端末301〜307によりアクセス
可能となっている。
【0068】次に、上述した各種システムについて説明
する。
【0069】図16は、気象予測システム209を示す
ものである。気象予測システム209は、様々な個所の
気象観測データと、気象庁、気象業務支援センターが配
信している気象情報データ101aとを組合わせて、よ
り精度の高い、有益な気象予測を展開するものである。
それぞれベーシスリスクのない気象予測を受けられるこ
とで、販売予測や消費電力の最適化を図る基データが蓄
積される。さらに、放送メディア209a、カーナビゲ
ーション209b、携帯電話209c、ウェザーデリバ
ティブ209dのそれぞれのアプリケーションソフトを
受付け、利用しやすい形で提供できる。これにより、そ
れぞれの職場環境、作業状況に合わせ、現在の気温、降
水量等の極めて局地的な状況をリアルタイムで提供でき
る。
【0070】図17は、販売予測システム(販売予測シ
ミュレーション)210を示すものである。販売予測シ
ステム(販売予測シミュレーション)210は、気象情
報データ101aを取込む気象予測システム209と連
動し、販売情報データ207aや経済情報データ206
aを取込むとともに、先の気象を予測してどんな環境を
設定すればどのような販売動向が予測されるかを解明す
るものである。
【0071】たとえば、気象予測システム209で次の
日の気温が20度と予想されたとする。すると、20度
のときのその商品の過去データを検索し、売上の平均、
標準偏差等をもとにどの程度の売上の幅があるかを予想
する。さらに詳細に、OO℃では##、ZZ℃では$$
といった具合に、室内環境の設定も含めた形でシミュレ
ーションする。そして、消費電力最適化システム211
で得られた室内温度設定とを連係して販売予測を組み立
てる。これらのシミュレーションは、各パソコン専用端
末301〜307により取出すことが可能となってい
る。
【0072】図18は、消費電力最適化システム211
を示すものである。消費電力最適化システム211は、
電力使用量の動向と当日までの気象動向や気象予測を含
めて、電力市場から価格を検討し、ピーク時の室温等の
設定を予め定めることで、電力料金の低減化を図ること
ができるようにするものである。
【0073】さらに、店舗施設等は、一定時間以上想定
入場者数を下回った場合等にも、省電力機能が働くよう
にするものである。この場合、消費電力最適化システム
211は、気象情報データ101aを取込む気象予測シ
ステム209、販売予測システム(販売予測シミュレー
ション)210、電力価格予想システム212、電力、
ガス取引仲介システム(トレーディング・システム)2
15と連動する。このような最適化された情報は、各パ
ソコン専用端末301〜307により取出すことが可能
となっている。
【0074】図19は、電力価格予想システム212を
示すものである。電力価格予想システム212は、市場
情報DB205、経済情報DB206からの情報を取込
むとともに、電力需給バランス把握システム213、電
力需給バランス調整システム214、電力、ガス取引仲
介システム(トレーディング・システム)215、託送
報告システム216、クレジットリスクマネジメントシ
ステム218と連動し、先物市場まで含んだ価格動向、
託送予定量についてのデータを集約するものである。こ
れにより、先の時点の価格動向を予測し、さらに、消費
電力最適化システム211に予想価格を送ることで、電
力消費を再考する材料を与えることが可能となってい
る。このような電力価格予想の情報は、各パソコン専用
端末301〜307により取出すことが可能となってい
る。
【0075】図20は、電力・ガスの供給業者や需要家
が参加して取引を行う電力・ガス取引仲介手段を示すも
のである。電力・ガス取引仲介手段は、図1の電力需給
バランス把握システム213、電力需給バランス調整シ
ステム214、電力、ガス取引仲介システム(トレーデ
ィング・システム)215、託送報告システム216、
取引確認システム217、クレジットリスクマネジメン
トシステム218、電力、ガス価格指標作成、提示シス
テム219、ガス需給バランス調整システム220、ガ
ス需給バランス把握システム221によって構成されて
いる。
【0076】電力、ガス取引仲介システム(トレーディ
ング・システム)215には、電力量DB203、ガス
量DB204、市場情報DB205、経済情報DB20
6からの情報が取込まれる。
【0077】トレーディングシステムには、二つのタイ
プがある。一方である、いわゆるプールシステムの電力
需給バランス把握システム213で、テレメーター等の
装着によりリアルタイムに供給、需要量を取り纏め、全
体量を把握する。また、電力需給バランス調整システム
214で、期日の供給予定量、消費予定量を予め一箇所
に集中させて価格決定する。
【0078】他方は、オファー、ビット方式で、直接、
需要家と供給業者を仲介し、それぞれ個別に供給契約を
締結することを手助けするOTCシステムである。これ
は、物理的取引(現物)だけでなく、先物等の融通取引
も行われる。そこでの取引方法は、供給開始日と終了
日、量を入力する。
【0079】さらに、取引を締結する際に、各取引相手
先の与信枠を予め決定されている場合は、クレジット・
マネジメント・システムに入力しておくことにより、デ
ィール・ダン(契約締結する際の)信用照会を簡略化す
ることができ、しかも管理がしやすくなる。契約締結す
ると、取引確認システム217により、相手先、決済指
示(振込み、被振込み)の確認書類等の認証が行われ
る。取引確認システム217にて、供給サイド、需要サ
イドの確認作業が終わると、自動的に託送報告システム
216にて、託送依頼の代行が行われる。
【0080】毎日、一定時刻になると、電力・ガス価格
指標作成、提示システム219により、大手参加者のオ
ファード・レートをもとに(10社程度の供給価格の平
均値等)、価格指標が策定される。これらのトレーディ
ング結果は、各パソコン専用端末301〜307により
取出すことが可能となっている。
【0081】このように、本実施の形態では、環境測定
手段として、気象観測機器103、環境観測センサー
(室内用観測機器)104、観測機器付自動販売機10
5、観測機器付レジスター106、レジスター(ネット
ワーク化されているもの)107、観測機器付電力メー
ター(室内環境計測機付)108、観測機器付ガスメー
ター(室内環境計測機付)109、観測機器付、電力、
ガス、水道合同メーター(室内環境計測機付)110を
備え、これらの環境測定手段により、その手段の周辺環
境と消費量とを同時に正確に把握でき、しかも様々なシ
ステムと接続することで、消費動向の特性を考えた省エ
ネルギーに効力を発揮することができる。
【0082】また、本実施の形態では、全ての機器、あ
るいは複数の機器をネットワーク化し、環境観測と同時
に販売動向を管理し、在庫管理の効率化、消費電力の調
節等を電力価格等の動向を睨みながら又は需給バランス
を考慮しながら総合的に判断するようにしているので、
維持費の低減化を図り、利益の増大をもたらすことがで
きる。
【0083】また、本実施の形態では、販売予測システ
ム210により、販売時点の環境が正確に加えられ、食
品、飲料、衣類、スポーツ用品等の商品の売り場環境に
よって大きく売上が左右する場面においても、設定を明
確化することができる。これにより、安定的な販売予
測、シミュレーションが行える。また、気象予測システ
ムや消費電力最適化システム211と連動させること
で、利益の増大を図ることができる。さらには、コジェ
ネ施設、ESCO(エネルギーセイビングカンパニー)
においても、これを連動させることで、当該地のみのエ
ネルギー効率の追求にとどまらず、ネットワーク化にお
けるエネルギー効率の追求が執り行える。結果として、
エネルギーセイビング効果を高め、利益の増大に寄与す
るだけでなく、省エネルギーの観点から見てもこの上な
く有効な仕組みである。
【0084】また、本実施の形態では、環境データDB
202により、環境観測データのデータベース化を行う
ようにしているので、数値的に環境を把握し、物理的な
販売環境を正確に集計することができる。これにより、
販売予測の精度向上に多大な役割を果たすことが可能と
なる。
【0085】すなわち、数値的な、物理データが明らか
になれば、販売コンサルタントを行うときも、他のどん
な環境が不足しているのかを(たとえば、店内の色使
い、配置等)相当にはっきりした状態で改善することが
できるようになるためである。さらには、限界まで省電
力化と販売環境についてモニターすることができるた
め、利益の増加が見込める。
【0086】また、本実施の形態では、それぞれの地点
に気象観測点を設け、さらにこれらをネットワーク化す
るようにしたので、地点ベーシスリスクのない情報が得
られると同時に、正確な予測を展開することができる。
【0087】また、本実施の形態では、販売情報データ
DB207により、販売時点の環境データを加えたデー
タベース化を行うようにしているので、販売予測システ
ム210と連動した形の環境設定と、その販売動向を様
々な形でシミュレーションすることができる。
【0088】また、本実施の形態では、それぞれの地点
に気象観測点を設け、さらにこれらをネットワーク化す
るものと、販売情報データDB207により、販売時点
の環境データを加えたデータベース化を行うようにする
ものとを統合させるようにしているので、店内環境を気
象と区別することができ、これにより画期的にしかも正
確に販売時点の環境を把握することができるばかりか、
環境データの集積により、擬似環境においての販売予測
を、正確かつ緻密に行うことができる。
【0089】また、本実施の形態では、環境測定手段と
しての気象業務支援センター(アメダスデータ)10
1、衛星観測情報102、気象観測機器103、環境観
測センサー(室内用観測機器)104、観測機器付自動
販売機105、観測機器付レジスター106、レジスタ
ー(ネットワーク化されているもの)107、観測機器
付電力メーター(室内環境計測機付)108、観測機器
付ガスメーター(室内環境計測機付)109、観測機器
付、電力、ガス、水道合同メーター(室内環境計測機
付)110からの各種情報等のデータベース化を行うよ
うにしているので、一括して量を把握することのみにと
どまらず、電力需給バランス把握システム213に連動
するシステムとして同時に総量を把握し、参加者内で総
量を調節することも可能となる。
【0090】また、本実施の形態では、電力需給バラン
ス把握システム213、電力需給バランス調整システム
214、電力、ガス取引仲介システム(トレーディング
・システム)215、託送報告システム216、取引確
認システム217、クレジットリスクマネジメントシス
テム218、電力、ガス価格指標作成、提示システム2
19、ガス需給バランス調整システム220、ガス需給
バランス把握システム221によって構成される電力・
ガス取引仲介手段により、電力・ガスの供給業者や需要
家が参加して取引を行うことができるので、電力・ガス
の一部自由化に伴う取引が可能となる。
【0091】また、本実施の形態では、上述した電力・
ガス取引仲介手段により、電力・ガスの一部自由化に対
応できることで、価格の低減効果が狙えるばかりか、消
費動向の徹底的な分析、販売条件の見直し等による費用
低減的アプローチも可能となる。
【0092】また、本実施の形態では、観測機器付電力
メーター(室内環境計測機付)108、観測機器付ガス
メーター(室内環境計測機付)109、観測機器付、電
力、ガス、水道合同メーター(室内環境計測機付)11
0からの電力・ガス等の各種情報のデータベース化を行
うようにしているので、電力・ガス等と販売時点情報と
の関わりについて、包括的にシステム化することも可能
となる。
【0093】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るネットワークを
用いた最適化支援システム及び最適化支援方法によれ
ば、環境測定手段により環境測定を行い、環境測定手段
によって測定されたデータをデータベース手段に集積
し、予測最適化手段により、集積されたデータに基づい
て販売に関する予測や最適化を行い、取引仲介手段によ
り、集積されたデータに基づいて取引の仲介を行い、端
末手段により、予測最適化手段によって予測や最適化さ
れた情報や、取引仲介手段による取引の仲介に関する情
報の取得を行うようにすることで、電力需要調整、電力
需要量予想、供給予定量把握、供給量調整依頼、価格予
測(先物)、電力消費計画、商品販売計画、商品販売環
境設定、商品需要予測、商品仕入計画等のデータベース
の有機的な運用ができるようにしたので、販売予測のた
めの販売促進支援を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークを用いた最適化支援シス
テムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の環境測定手段を説明するための図であ
る。
【図3】図1の環境測定手段を説明するための図であ
る。
【図4】図1の環境測定手段を説明するための図であ
る。
【図5】図1の環境測定手段を説明するための図であ
る。
【図6】図1の環境測定手段を説明するための図であ
る。
【図7】図1の環境測定手段を説明するための図であ
る。
【図8】図1の各種データベースを説明するための図で
ある。
【図9】図1の各種データベースを説明するための図で
ある。
【図10】図1の各種データベースを説明するための図
である。
【図11】図1の各種データベースを説明するための図
である。
【図12】図1の各種データベースを説明するための図
である。
【図13】図1の各種データベースを説明するための図
である。
【図14】図1の各種データベースを説明するための図
である。
【図15】図1の各種データベースを説明するための図
である。
【図16】図1の各種システムを説明するための図であ
る。
【図17】図1の各種システムを説明するための図であ
る。
【図18】図1の各種システムを説明するための図であ
る。
【図19】図1の各種システムを説明するための図であ
る。
【図20】図1の各種システムを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
100 情報送信群 101 気象業務支援センター(アメダスデータ) 102 衛星観測情報 103 気象観測機器 104 環境観測センサー(室内用観測機器) 105 観測機器付自動販売機 106 観測機器付レジスター 107 レジスター(ネットワーク化されているもの) 108 観測機器付電力メーター(室内環境計測機付) 109 観測機器付ガスメーター(室内環境計測機付) 110 観測機器付、電力、ガス、水道合同メーター
(室内環境計測機付) 200 データベースセンター 201 気象データDB 202 環境データDB 203 電力量DB 204 ガス量DB 205 市場情報DB 206 経済情報DB 207 販売情報データDB 208 商品管理情報DB 209 気象予測システム(気象シミュレーション) 209a 放送メディア 209b カーナビゲーション 209c 携帯電話 209d ウェザーデリバティブ 210 販売予測システム(販売予測シミュレーショ
ン) 211 消費電力最適化システム 212 電力価格予想システム 213 電力需給バランス把握システム 214 電力需給バランス調整システム 215 電力、ガス取引仲介システム(トレーディング
・システム) 216 託送報告システム 217 取引確認システム 218 クレジットリスクマネジメントシステム 219 電力、ガス価格指標作成、提示システム 220 ガス需給バランス調整システム 221 ガス需給バランス把握システム 222 決済システム 300 情報送受信共有端末群 301〜307 パソコン専用端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 DC10 DE01 5B049 AA00 BB00 BB11 BB14 CC00 CC09 DD00 EE02 EE05 EE31 EE41 GG01 GG02 GG03 GG04 GG06 GG07 GG09

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境測定を行う環境測定手段と、 前記環境測定手段によって測定されたデータを集積する
    データベース手段と、 前記集積されたデータに基づいて販売に関する予測や最
    適化を行う予測最適化手段と、 前記集積されたデータに基づいて取引の仲介を行う取引
    仲介手段と、 前記予測最適化手段によって予測や最適化された情報
    や、前記取引仲介手段による取引の仲介に関する情報を
    取得可能な端末手段とを備え、 前記環境測定手段、データベース手段、予測最適化手
    段、取引仲介手段、端末手段は、ネットワークを通じて
    相互に接続されていることを特徴とするネットワークを
    用いた最適化支援システム。
  2. 【請求項2】 前記環境測定手段は、環境に関わる要因
    を観測する観測機器を組込んだ電力メーターと、ガスの
    使用量を検出するガスメーターと、水道の使用量を検出
    する水道メーターとからなることを特徴とする請求項1
    に記載のネットワークを用いた最適化支援システム。
  3. 【請求項3】 前記環境測定手段は、環境に関わる要因
    を観測する観測機器を組込んだ電力メーターと、ガスの
    使用量を検出するガスメーターとからなることを特徴と
    する請求項1に記載のネットワークを用いた最適化支援
    システム。
  4. 【請求項4】 前記環境測定手段は、環境に関わる要因
    を観測する観測機器を組込んだガスメーターと、水道の
    使用量を検出する水道メーターとからなることを特徴と
    する請求項1に記載のネットワークを用いた最適化支援
    システム。
  5. 【請求項5】 前記環境測定手段は、環境に関わる要因
    を観測する観測機器を組込んだ電力メーターと、水道の
    使用量を検出する水道メーターとからなることを特徴と
    する請求項1に記載のネットワークを用いた最適化支援
    システム。
  6. 【請求項6】 前記環境測定手段は、環境に関わる要因
    を観測する観測機器を組込んだ自動販売機であることを
    特徴とする請求項1に記載のネットワークを用いた最適
    化支援システム。
  7. 【請求項7】 前記データベース手段は、 前記環境測定手段によって得られる地点、温度、湿度、
    降水量、降雪量、降水時間、降雪時間、日照時間、光
    量、風速、風量、気圧をデータベース化する気象データ
    ベースと、 前記環境測定手段によって得られる地点、温度、湿度、
    降水量、降雪量、降水時間、降雪時間、日照時間、光
    量、風速、風量、気圧をデータベース化する環境データ
    ベースと、 地点、顧客認識番号、消費電力量、発電電力量をデータ
    ベース化する電力量データベースと、 地点、顧客認識番号、消費ガス量、供給ガス量をデータ
    ベース化するガス量データベースと、 電力価格、ガス価格、過去取引データをデータベース化
    する市場情報データベースと、 金利、株価、為替、日銀短期経済観測、失業率、各種指
    標、商品先物、原油、ガス、鉄鋼、金をデータベース化
    する経済情報データベースと、 価格、量、地点、時間、商品名、色、性別、年代、決済
    方法、服装、来店人数をデータベース化する販売情報デ
    ータベースと、 在庫管理情報、物流情報をデータベース化する商品管理
    情報データベースとを備えることを特徴とする請求項1
    に記載のネットワークを用いた最適化支援システム。
  8. 【請求項8】 前記予測最適化手段は、 前記データベース手段に集積されている気象情報に基づ
    き、気象シミュレーションを行う気象予測システムと、 前記データベース手段に集積されている販売情報や経済
    情報に基づき、販売予測シミュレーションを行う販売予
    測システムと、 前記データベース手段に集積されている電力情報に基づ
    き、消費電力の最適化を行う消費電力最適化システム
    と、 前記取引仲介手段による取引の仲介に関する情報に基づ
    き、電力価格の予想を行う電力価格予想システムとを備
    えることを特徴とする請求項1に記載のネットワークを
    用いた最適化支援システム。
  9. 【請求項9】 前記取引仲介手段は、 電力需給のバランスの把握を行う電力需給バランス把握
    システムと、 電力需給のバランス調整を行う電力需給バランス調整シ
    ステムと、 電力、ガスの取引仲介の支援を行う電力、ガス取引仲介
    システムと、 託送報告の支援を行う託送報告システムと、 取引確認の支援を行う取引確認システムと、 クレジットリスクマネジメントの支援を行うクレジット
    リスクマネジメントシステムと、 電力、ガス価格指標作成、提示の支援を行う電力、ガス
    価格指標作成、提示システムと、 ガス需給バランスの調整の支援を行うガス需給バランス
    調整システムと、 ガス需給のバランス把握の支援を行うガス需給バランス
    把握システムと、 決済の支援を行う決済システムとを備えることを特徴と
    する請求項1に記載のネットワークを用いた最適化支援
    システム。
  10. 【請求項10】 環境測定手段により環境測定を行う第
    1の工程と、 前記環境測定手段によって測定されたデータをデータベ
    ース手段に集積する第2の工程と、 予測最適化手段により、前記集積されたデータに基づい
    て販売に関する予測や最適化を行う第3の工程と、 取引仲介手段により、前記集積されたデータに基づいて
    取引の仲介を行う第4の工程と、 端末手段により、前記予測最適化手段によって予測や最
    適化された情報や、前記取引仲介手段による取引の仲介
    に関する情報の取得を行う第5の工程と、 前記環境測定手段、データベース手段、予測最適化手
    段、取引仲介手段、端末手段を、ネットワークを通じて
    相互に接続する第6の工程とを備えることを特徴とする
    最適化支援方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の工程には、 環境に関わる要因を観測する観測機器を組込んだ電力メ
    ーターにより、環境に関わる要因の観測と電力使用量の
    検出とを行う第7の工程と、 ガスメーターにより、ガスの使用量を検出する第8の工
    程と、 水道メーターにより、水道の使用量を検出する第9の工
    程とが含まれることを特徴とする請求項10に記載の最
    適化支援方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の工程には、 環境に関わる要因を観測する観測機器を組込んだ電力メ
    ーターにより、環境に関わる要因の観測と電力使用量の
    検出とを行う第10の工程と、 ガスメーターにより、ガスの使用量を検出する第11の
    工程とが含まれることを特徴とする請求項10に記載の
    最適化支援方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の工程には、 環境に関わる要因を観測する観測機器を組込んだガスメ
    ーターにより、環境に関わる要因の観測とガスの使用量
    の検出とを行う第12の工程と、 水道メーターにより、水道の使用量を検出する第13の
    工程とが含まれることを特徴とする請求項10に記載の
    最適化支援方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の工程には、 環境に関わる要因を観測する観測機器を組込んだ電力メ
    ーターにより、環境に関わる要因の観測と電力使用量の
    検出とを行う第14の工程と、 水道メーターにより、水道の使用量を検出する第15の
    工程とが含まれることを特徴とする請求項10に記載の
    最適化支援方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の工程には、 自動販売機に組込んだ観測機器により、環境に関わる要
    因を観測する第16の工程が含まれることを特徴とする
    請求項10に記載のネットワークを用いた最適化支援シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記第2の工程には、 前記環境測定手段によって得られる地点、温度、湿度、
    降水量、降雪量、降水時間、降雪時間、日照時間、光
    量、風速、風量、気圧を気象データベースに集積する第
    17の工程と、 前記環境測定手段によって得られる地点、温度、湿度、
    降水量、降雪量、降水時間、降雪時間、日照時間、光
    量、風速、風量、気圧を環境データベースに集積する第
    18の工程と、 地点、顧客認識番号、消費電力量、発電電力量を電力量
    データベースに集積する第19の工程と、 地点、顧客認識番号、消費ガス量、供給ガス量をガス量
    データベースに集積する第20の工程と、 電力価格、ガス価格、過去取引データを市場情報データ
    ベースに集積する第21の工程と、 金利、株価、為替、日銀短期経済観測、失業率、各種指
    標、商品先物、原油、ガス、鉄鋼、金を経済情報データ
    ベースに集積する第22の工程と、 価格、量、地点、時間、商品名、色、性別、年代、決済
    方法、服装、来店人数を販売情報データベースに集積す
    る第23の工程と、 在庫管理情報、物流情報を商品管理情報データベースに
    集積する第24の工程とが含まれることを特徴とする請
    求項10に記載の最適化支援方法。
  17. 【請求項17】 前記第3の工程には、 前記データベース手段に集積されている気象情報に基づ
    き、気象予測システムにより気象シミュレーションを行
    う第25の工程と、 前記データベース手段に集積されている販売情報や経済
    情報に基づき、販売予測システムにより販売予測シミュ
    レーションを行う第26の工程と、 前記データベース手段に集積されている電力情報に基づ
    き、消費電力最適化システムにより消費電力の最適化を
    行う第27の工程と、 前記取引仲介手段による取引の仲介に関する情報に基づ
    き、電力価格予想システムにより電力価格の予想を行う
    第28の工程とが含まれることを特徴とする請求項10
    に記載の最適化支援方法。
  18. 【請求項18】 前記第4の工程には、 電力需給バランス把握システムにより、電力需給のバラ
    ンスの把握を行う第29の工程と、 電力需給バランス調整システムにより、電力需給のバラ
    ンス調整を行う第30の工程と、 電力、ガス取引仲介システムにより、電力、ガスの取引
    仲介の支援を行う第31の工程と、 託送報告システムにより、託送報告の支援を行う第32
    の工程と、 取引確認システムにより、取引確認の支援を行う第33
    の工程と、 クレジットリスクマネジメントシステムにより、クレジ
    ットリスクマネジメントの支援を行う第34の工程と、 電力、ガス価格指標作成、提示システムにより、電力、
    ガス価格指標作成、提示の支援を行う第35の工程と、 ガス需給バランス調整システムにより、ガス需給バラン
    スの調整の支援を行う第36の工程と、 ガス需給バランス把握システムにより、ガス需給のバラ
    ンス把握の支援を行う第37の工程と、 決済システムにより、決済の支援を行う第38の工程と
    が含まれることを特徴とする請求項10に記載の最適化
    支援方法。
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