JP2002236724A - エネルギー取引システム - Google Patents

エネルギー取引システム

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JP2002236724A
JP2002236724A JP2001031892A JP2001031892A JP2002236724A JP 2002236724 A JP2002236724 A JP 2002236724A JP 2001031892 A JP2001031892 A JP 2001031892A JP 2001031892 A JP2001031892 A JP 2001031892A JP 2002236724 A JP2002236724 A JP 2002236724A
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energy
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Tsutomu Watanabe
勉 渡辺
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Azbil Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的なエネルギー取引を実現するエネルギ
ー取引システムを提供する。 【解決手段】 エネルギーを消費する1又は複数の消費
施設(1)とエネルギーを供給する生産施設(2)との
間でネットワーク(4)を介してエネルギー取引を行う
ためのエネルギー取引システムにおいて、消費施設
(1)から必要なデータを収集し、収集したデータに基
づいて当該消費施設におけるエネルギー使用予測モデル
を作成し、そのエネルギー使用予測モデルに基づいてエ
ネルギー購入計画を作成する。また、エネルギー購入計
画に基づいて生産計画を作成し、その生産計画に基づい
て価格を設定する。更に、取引状況、経済状況、生産及
び消費面等を計数化し、リスクを計算し、その計算され
た値に基づいて保険を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気、ガス等のエ
ネルギーを効率よく取引するためのエネルギー取引シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エネルギー事業は、地域ごとに設
置された電力等の供給会社によって営まれている。すな
わち、これらの供給会社が各地域の需要者に対するエネ
ルギー供給を一手に行い、その対価として、需要者から
エネルギーの消費量に応じた使用料を徴収している。し
かし、近年は、電力等の事業の自由化に伴い、エネルギ
ーの生産、販売が自由化されることにより、新規参入の
電気業者(エネルギー生産者)等が現れ、エネルギー供給
に対しての構造変化が始まっている。そして、需要者側
では安価で品質の良いエネルギーを購入したいという要
求があり、生産者側には生産効率の高い生産状況を作っ
て高く売りたいという要求がある。これらの需給構造に
伴い、卸業者等の仲介業者も現れ、生産者から安く買っ
て需要者に高く売るという構造になってくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エネルギー取引構造によると、次の問題点があった。 1)電力デマンド機能等によってエネルギー消費量を積
算し、それが契約量あるいは設定量を超えそうになると
通知したり、機器を停止したりする等の、単一的なエネ
ルギー消費監視機能しかなかった。 2)特に、大量のエネルギーを消費する商業施設の場合
は、需要者の経済活動、人の移動或いはその日の気象条
件等によって、そのエネルギー消費量が左右されるが、
電力のようなエネルギーの場合は、蓄積することができ
ないため、需要者側の施設でどれくらい消費するか予測
しておけば、効率的な使用が可能になる。しかし、従来
は、上記のように地域のエネルギー供給会社が一手に行
っていたので、需要者側の消費施設について個々に予測
することはなく、その必要もなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
点を解決するものとして、以下のような処理或いは動作
手順を実行することで効率的なエネルギーの取引を実現
するエネルギー取引システムを提供する。 (1)需要者側にエネルギー計測システムを設置し、こ
の計測システムにより、需要者側の施設でのエネルギー
使用状況を示すデータを計測すると共に、ネットワーク
に接続した分析サーバにより、当該ネットワークから、
エネルギー消費装置又は機器のエネルギー消費量や稼動
状態、需要者の運営状況、経済状況、人の移動、気象情
報等のデータを得て蓄積する。 (2)需要者側で或いはネットワーク上に蓄積されたデ
ータを業種、地域、施設の規模等にグループ化し、類似
する事象のモデル化を行い、全需要者或いは個々の需要
者についてエネルギー使用の予測モデルを作成する。 (3)生産者側では、個々の需要者の予測モデルに基づ
き将来の需要を予測し、その予測に従って効率のよいエ
ネルギー生産計画を作成する。需要に対して生産が不足
する場合は、他の生産者または卸業者からエネルギーを
買入れ、余剰が生じたときは余剰分を他の生産者または
卸業者へ販売する。 (4)需要者は、一番効率の良い安価なエネルギーを卸
業者または生産者から購入し、生産者は需要にあわせて
供給できるようにする。 (5)動向調査や市場調査に基づく独自の分析によって
リスク計算を行い、生産者、卸業者、需要者に対する保
険料を設定し、保険を販売する。
【0005】本発明の第1の態様は、エネルギーを消費
する1又は複数の消費施設とエネルギーを供給する生産
施設との間でネットワークを介してエネルギー取引を行
うためのエネルギー取引システムにおいて、消費施設か
ら必要なデータを収集するデータ収集手段と、収集され
たデータに基づいて上記消費施設におけるエネルギー使
用予測モデルを作成するエネルギー使用予測手段と、そ
のエネルギー使用予測に基づいてエネルギー購入計画を
作成する購入計画手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】第2の態様は、上記エネルギー取引システ
ムにおいて、上記エネルギー購入計画に基づいて生産計
画を作成する生産計画作成手段と、その生産計画に基づ
いて価格を設定する価格設定手段とを備えたことを特徴
とする。
【0007】第3の態様は、上記エネルギー取引システ
ムにおいて、ネットワークはインターネットであり、該
インターネット上に上記エネルギー購入計画、上記生産
計画及び価格を公開情報として掲載し、購入予約等の取
引を行うことを特徴とする。
【0008】第4の態様は、上記エネルギー取引システ
ムにおいて、エネルギー取引状況、経済状況、生産及び
消費等を計数化してリスク計算を行い、これによって算
出された値に基づいて保険を設定する保険設定手段を備
えたことを特徴とする。
【0009】
【作用及び効果】第1の態様によれば、消費施設から収
集したデータに基づいて消費施設におけるエネルギー使
用予測モデルを作成するので、消費施設における過去の
エネルギー使用実績を考慮しながら、他の状況、例えば
気象データや先の経済活動等も考慮した予測モデルを作
成できる。また、そのエネルギー使用予測に基づいてエ
ネルギー購入計画を作成することにより、エネルギーを
効率よく安価に購入することが可能となる。
【0010】第2の態様によれば、エネルギー使用予測
に基づき、生産スケジュールの決定を行うことができる
ため、効率のよいエネルギーの生産が行える。
【0011】第3の態様によれば、インターネット上で
情報公開された情報によって全てのエネルギー需給状況
を把握して、シームレスにエネルギーの取引を実行でき
るので、従来の限られた取引者間でのエネルギー供給の
不具合が解消される。
【0012】第4の態様によれば、保険によるリスクヘ
ッジにより、エネルギー取引について安定した取引環境
を継続的に作ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例のシステ
ム構成図である。このシステムは、エネルギー需要者側
のビル、商業施設、工場等のエネルギー消費施設1-1〜
1-nと、エネルギー生産者側の生産施設2及びエネルギ
ー卸業者3を介してのエネルギー生産施設3-1〜3-nと
の間で、電気エネルギーを効率よく売買することを可能
とするものであり、ネットワーク4を利用して、エネル
ギー消費側と生産側、保険会社5、気象サービス会社
6、及び需要予測等を行うセンター分析サーバ7の間で
通信する構成を有する。
【0014】このシステムでは、ネットワーク4として
インターネットを利用し、インターネット上で、エネル
ギー消費施設1が送出するデータをエネルギー生産施設
2、気象サービス会社6及びセンター分析サーバ7から
取得できるようにしたデータベースの一種の「需要者計
測ネット」を形成し、また、センター分析サーバ7が提
供するデータを他の構成員、すなわちエネルギー生産施
設2、エネルギー卸業者3、保険会社5及び気象サービ
ス会社6から取得できるようにしたデータベースの一種
の「データコンテンツネット」を形成している。
【0015】各エネルギー消費施設1-1,・・・・,1-nに
は、計測システム10及びローカル分析サーバ11が設
置される。計測システム10は、設備稼働データや電
力、動力等のエネルギーデータ、温度、湿度、日射量等
の気象データ、及び単位時間ごとの人の出入り等の移動
状況その他のデータを計測し、時系列で履歴データとし
て蓄積している。そして、それらのデータを上記「需要
者計測ネット」及びローカル分析サーバ11に送出す
る。ローカル分析サーバ11は、計測システム10から
当該消費施設に関するデータを得ると共に、上記「デー
タコンテンツネット」から当該消費施設が係わる業種の
需要予測データを得て、短期・中期の需要予測を行う。
また、当該消費施設のエネルギー消費を、予定したエネ
ルギー負荷曲線になるように制御する。
【0016】図2に示すように、商業建物のようなエネ
ルギー消費施設1では、例えば1フロア毎に、温度、湿
度、設備電力、電流、電圧、稼動、圧力、流量等のデー
タを各計測器(センサ)から「データサーバ」と称する
端末装置(パソコン)12で収集し、それらの端末装置
12を接続した「イーサネット(登録商標)」のような
ローカルエリアネットワーク(LAN)13によりロー
カル分析サーバ11でそれらのデータを収集、分析し、
前述のように外部へ送出する。この場合、上記計測器と
端末装置12とで上記計測システム10を構成してい
る。
【0017】一方、エネルギー生産施設2は、大規模生
産者或いは中小規模の生産者の所有又は管理する施設で
あり、それぞれ上記「データコンテンツネット」に接続
可能なローカル分析サーバ21を備えている。大規模生
産者は、上記「需要者計測ネット」及び「データコンテ
ンツネット」から得られる、消費施設に係わるデータや
需要予測データ等の情報と、独自の分析データにより、
中長期のエネルギー需要予測及び設備計画の作成を行う
と共に、エネルギー取引価格を設定する。
【0018】中小規模の生産者は、上記「需要者計測ネ
ット」及び「データコンテンツネット」からの情報に基
づき、エネルギー生産計画と調整、中長期のエネルギー
需要予測、設備計画の作成を行うと共に、過不足が生じ
たとき過不足分のエネルギー取引を行う。
【0019】これら生産施設は、上記ネットワーク4或
いは別個のネットワークを利用して、エネルギー卸業者
3を含めた「エネルギー取引ネット」を形成している。
【0020】エネルギー卸業者3は、このシステムで
は、複数の関連生産施設3-1〜3-nをローカルネットで
一括管理する。或いは、ローカルネットワークを介さ
ず、前記生産施設2と同様にネットワーク4に直接接続
した生産施設3-1〜3-nから、エネルギーを買い取るこ
とも可能である。そして、上記「データコンテンツネッ
ト」からの情報と「エネルギー取引ネット」からの情報
に基づき、需要者に対する価格を設定し販売すると共
に、保険によるリスクヘッジを行う。
【0021】保険会社5は、上記「データコンテンツネ
ット」から得られる、需要者、生産者、卸業者の規模や
消費したエネルギー量、必要とされるエネルギー量、生
産可能なエネルギー量等の情報と、気象及び経済活動、
経済状況等に関する独自の分析により、リスクを計算
し、需要者、生産者及び卸業者に対する保険料を設定
し、保険を販売する。
【0022】気象サービス会社6は、このシステムで
は、上記「需要者計測ネット」から得られる、需要者、
生産者、卸業者に係わる地域などの情報を基に、温度、
湿度、風向き、風量等のリアルタイム気象情報の分析等
を行い、その結果と共に3ケ月予報等の気象情報をセン
ター分析サーバ7に提供する。
【0023】センター分析サーバ7は、上記「需要者計
測ネット」及び気象サービス会社6からの情報に基づ
き、各需要者が係わる短期から中長期のエネルギー需要
予測を上記「データコンテンツネット」に配信する。更
に、需要者の業種、地域、規模別に分類した予測モデル
のほか、短期から長期の予想入場者等の経済情報も配信
する。また、需要者に対しては、同類の業界内の需要パ
ターンとの違いを指摘し、需要者が最適な運用を実現で
きるようにコンサルティングを行う。センター分析サー
バ7の管理者は、これらの配信及びコンサルティングに
よる情報提供料を収入とする。
【0024】センター分析サーバ7では、需要者のエネ
ルギー消費施設は、例えば図3に示すように、業種別
(デパート、テーマパーク、展示場、ホテル、飲食店
等)、地域別(北海道、沖縄、東京、大阪等)、規模別(床
面積ごと、フロア数ごと)に分類される。更に、分類さ
れたものの中で類似しているもの、例えば、東京のデパ
ートで床面積(m)がある大きさ以上のもの、或いは
東京のホテルで10F以上の階数をもっているもの等に
分類する。図示のように分類されたエネルギー消費予測
モデルは、気象データ、エネルギーデータ、設備稼働デ
ータと共に、センター分析サーバ7の記憶部に格納され
る。
【0025】センター分析サーバ7では、各エネルギー
消費施設1-1,・・・・,1-nの計測システム10で蓄積さ
れた過去のデータ(設備稼働データ、エネルギー消費
量、人の出入り等)に基づき、気象予測や経済活動(例え
ば、いわゆるイベントや企画物)等の情報を考慮して、
すなわち気象予測データや景気予測データ等を併せて、
将来のエネルギー使用量を予測する。例えば、エネルギ
ー消費量については、図4に示すように、昨年の実績値
に対して今年の予測値を算出する。
【0026】上記のように構成された実施例では、消費
施設からのデータを収集する手段、エネルギー使用予測
手段、購入計画手段、生産計画作成手段、価格設定手段
及び保険設定手段は、それぞれ上記「需要者計測ネッ
ト」及び「データコンテンツネット」と、これらへアク
セス可能なローカル分析サーバ11及び21、センター
分析サーバ7及び気象サービス会社6や保険会社5に設
置されたパソコン等の端末装置のいずれかで構成され
る。
【0027】図5は、図1のセンター分析サーバ7でエ
ネルギー使用量の予測を実行する手順を示すフローチャ
ートである。初めに、前記「需要者計測ネット」から過
去1年分のエネルギー使用量(実績値)を読み出す(S
T1)。また、気象サービス会社から提供される気象デ
ータ(3ヶ月予測)、景気情報などの流動データを取り
込む(ST2)。更に、予定されているイベント等の経
済情報を入力する(ST3)。これらのデータに基づい
て、使用エネルギー量の予測モデルを作成する(ST
4)。この予測モデルは、需要者の施設等へ送信するこ
とにより、需要者側で実績を考慮して使用予測エネルギ
ー量をリアルタイムに変更可能である(ST5)。
【0028】こうして予測されたエネルギー使用量は、
例えば図6に示すような表の形で、前記「データコンテ
ンツネット」に提供される。需要者側のエネルギー管理
者は、このような予測エネルギー使用量に基づき、エネ
ルギー購入計画を立て、図7に示すようなエネルギー買
い計画表を作成する。エネルギー買い計画表は、インタ
ーネット上に公開される。
【0029】生産者は、インターネットワークに公開さ
れたエネルギー買い計画表に基づき、エネルギー生産計
画を立てると共に価格も設定し、図8に示すようなエネ
ルギー生産計画表を作成する。この生産計画表も、ネッ
トワーク上に公開される。その公開は、生産者独自で行
うか、或いは一括で卸業者に委託し、卸業者がまとめて
公開してもよい。この場合、卸業者は、生産者からエネ
ルギーを既に買っている状態とし、在庫が発生している
状況にある。
【0030】図9は、図1のシステムにおいて提供され
る「データコンテンツ」を利用して、エネルギー生産側
と消費側との間でエネルギー取引を実行する際の手順を
示す。
【0031】初めに、上記のようにネット上に公開され
た予測エネルギー使用量に基づき、生産者又は卸業者が
供給可能なエネルギー量を予測する(ST11)。そし
て、生産設備の運転計画を決定する(ST12)。ある
需要者に対して供給するエネルギー量に過不足があるか
どうかをチェックし(ST13)、過不足がなければ取
引を実行する。一方、過不足があれば、過剰か不足かを
チェックし(ST14)、過剰であればその過剰量を提
示して他の需要者、卸業者或いは生産者へ販売する(S
T15)。不足であればその不足量を提示して他の需要
者、卸業者或いは生産者から購入する(ST16)。
【0032】エネルギーを買いたい需要者は、ネットワ
ーク4に接続した端末装置のディスプレイ上に各生産者
が公開した生産計画表(図8)を呼び出し、所定の操作
を行うことにより、エネルギー取引を成立させることが
できる。具体的には、ディスプレイ上に表示された生産
計画表の「予約」ボタンをクリックすると、図10に示
すような予約画面が表示され、日時、数量、価格等が表
示される。このままでよければ画面上の“OK”ボタン
を選択し、次に表示される画面(図示省略)で決済方法
を入力すると、取引が成立する。
【0033】保険会社6は、取引の状況(量)、予測に対
するエネルギー使用実績値、経済状況等を計数化し、リ
スクを計算し、その計算値に基づいて保険料を設定す
る。その保険内容は、例えば図11に示すような一覧表
として、ネット上に公開する。
【0034】以上のように、実施例のシステムでは、過
去のデータを基づいて先の事象を考慮し、更に類似のも
のを分類して、エネルギーの使用予測を行う。これによ
り、エネルギーを使用する側にとっては、先に使用する
エネルギーを予約しておくことにより、安価で効率よく
エネルギーを買うことができる。また、生産者にとって
も、先に予約されたことにより、生産がスケジュール通
りに効率よく行える。これにより、双方にとってエネル
ギーを効率よく、更に経済的に運営及び使用することが
できる。また、リスクについても情報公開されるため、
取引の透明性が明らかにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成を示す図。
【図2】商業建物のようなエネルギー消費施設における
データ収集及び分析のための構成を示す図。
【図3】エネルギー需要予測モデルの分類例を示す図。
【図4】エネルギー消費量について、昨年の実績値と今
年の予測値を表わしたグラフを示す図
【図5】センター分析サーバでエネルギー使用量の予測
を実行する手順を示すフローチャート。
【図6】予測されたエネルギー使用量の表示例を示す
図。
【図7】エネルギー買い計画表の例を示す図。
【図8】エネルギー生産計画表の例を示す図。
【図9】図1のシステムにおいて、エネルギー生産側と
消費側との間でエネルギー取引を実行する際の手順を示
す図。
【図10】取引のための予約画面の例を示す図。
【図11】保険会社からネット上に公開される保険内容
を示す図。
【符号の説明】
1…エネルギー消費施設、2…エネルギー生産施設、3
…エネルギー卸業者、4…ネットワーク、5…保険会
社、6…気象サービス会社、7…センター分析サーバ、
10…計測システム、11,21…ローカル分析サー
バ、12…データサーバ、13…LAN。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 322 G06F 17/60 322 19/00 100 19/00 100 G07F 15/06 101 G07F 15/06 101 H02J 3/00 H02J 3/00 J G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エネルギーを消費する1又は複数の消費施
    設とエネルギーを供給する生産施設との間でネットワー
    クを介してエネルギー取引を行うためのシステムにおい
    て、前記消費施設から必要なデータを収集するデータ収
    集手段と、収集したデータに基づいて前記消費施設にお
    けるエネルギー使用予測モデルを作成するエネルギー使
    用予測手段と、該エネルギー使用予測モデルに基づいて
    エネルギー購入計画を作成する購入計画手段とを備えた
    ことを特徴とするエネルギー取引システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエネルギー取引システムに
    おいて、前記エネルギー購入計画に基づいて生産計画を
    作成する生産計画作成手段と、その生産計画に基づいて
    価格を設定する価格設定手段とを備えたことを特徴とす
    るエネルギー取引システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のエネルギー取引システムに
    おいて、前記ネットワークはインターネットであり、該
    インターネット上に前記エネルギー購入計画、生産計画
    及び価格を公開情報として掲載し、エネルギー購入予約
    等の取引を行うことを可能としたエネルギー取引システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか記載のエネルギ
    ー取引システムにおいて、取引状況、経済状況、生産及
    び消費面等を計数化し、リスクを計算し、その計算され
    た値に基づいて保険を設定する保険設定手段とを備えた
    ことを特徴とするエネルギー取引システム。
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