JP2004274822A - 電力供給取引システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の発電事業者に対して市場の競争原理を適用し、指定の発電事業者の発電設備を発電元として、各電力需要家単位に電力を供給すること。
【解決手段】需要家110、120に設置された自動検針装置111、121の計測による時間帯別電力使用量をネットワーク網130を介して電力供給事業者140の設備に入力し、この設備において需要家全体の電力需要を予測し、この予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値にしたがった公募データをネットワーク網130に出力し、ネットワーク網130上の公募データにアクセスして入力した発電事業者150、160のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、この発電元からの電力を各需要家110、120に供給する。
【選択図】 図1
【解決手段】需要家110、120に設置された自動検針装置111、121の計測による時間帯別電力使用量をネットワーク網130を介して電力供給事業者140の設備に入力し、この設備において需要家全体の電力需要を予測し、この予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値にしたがった公募データをネットワーク網130に出力し、ネットワーク網130上の公募データにアクセスして入力した発電事業者150、160のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、この発電元からの電力を各需要家110、120に供給する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力供給取引システムに係り、特に、電力需要家単位に対して有利な条件で電力を供給するに好適な電力供給取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般の電力需要家は電力の供給を受けるに際して、地域独占の電力会社から供給される電力しか選択できない状況にあった。そこで、電力会社とは別に、電力供給事業者が電力需要家に対して電力を供給することが試みられている。この場合、電力供給事業者は、各電力需要家の電力使用量に関するデータを収集し、収集したデータを基に各電力需要家に電力を供給する必要がある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−216384号公報(第5頁〜第7頁、図1参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
また、電力供給事業者は、使用状況に対応した種々の電力料金メニューを用意しているが、一般需要家は、時間帯別の電力使用量が分からないため、料金メニューを選択するのが困難であった。しかも、電力供給事業者は、発電事業者から電力の供給を受けてこの電力を一般需要家に供給するに際して、一般の需要家に有利な条件で電力を供給することについて十分に配慮されていなかった。
【0005】
本発明の課題は、複数の発電事業者に対して市場の競争原理を適用し、指定の発電事業者の発電設備を発電元として、各電力需要家単位に電力を供給することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、電力需要家単位毎に配置された自動検針装置の計測による時間帯別電力使用量を通信ネットワークを介して取り込んで電力需要家全体の電力需要を予測する需要予測手段と、前記需要予測手段の予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値に従った公募データを通信ネットワークに出力する公募データ出力手段と、前記通信ネットワーク上の公募データにアクセスして入札した発電事業者のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、前記発電元からの電力を前記複数の電力需要家に供給する電力供給手段とを備えてなる電力供給取引システムを構成したものである。
【0007】
前記した手段によれば、各電力需要家の時間帯別電力使用量を通信ネットワークを介して取り込んで電力需要家全体の電力需要を予測し、この予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値にしたがった公募データを通信ネットワークに出力し、通信ネットワーク上の公募データにアクセスして入札した発電事業者のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、各電力需要家に電力を供給するようにしたため、各電力需要家単位に対して有利な条件で電力を供給することができる。
【0008】
すなわち、電力供給取引システムを有する電力供給事業者は、公募データを通じて、発電計画値に有利なコストパフォーマンスなどに優れた発電事業者を選択することにより、市場最安値の電力を各電力需要家に供給することが可能になる。
【0009】
また、電力供給事業者において、時間帯別電力使用量を基に各電力需要家単位別に一定期間の電力使用料金を算出し、この算出結果を請求書として各電力需要家に送付することで、各電力需要家には、電力供給事業者一社からの請求で済むことになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す電力供給取引システムの全体構成図である。図1において、電力供給事業者140は、電力供給取引システムの主となる要素を備え、電力供給事業者140と複数の発電事業者150、160、……との間の契約および電力事業者140と複数の電力需要家単位(以下、単に需要家と称する)110、120、……との間の契約に基づいて、複数の発電事業者150、160のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、この発電元からの電力を各需要家110、120……に供給するようになっている。
【0011】
需要家110には、自動検針手段としての自動検針装置111、情報端末112、電力量計113、分電盤114、電気機器115、116が設けられており、需要家120には、自動検針手段としての自動検針装置121、情報端末122、電力量計123、分電盤124、電気機器125、126が設置されている。各需要家110、120には、電力供給事業者140またはいずれかの発電事業者が所有する電力供給設備(電力供給手段)を介して電力が供給されるようになっている。
【0012】
また、各需要家110、120は、生活パターンや所有する機器の種類などにより、時間帯別の電力使用量がそれぞれ異なっており、各電力事業者150、160の電力制度メニューも時間帯によって異なっているので、各需要家110、120における時間帯別電力使用量を測定する必要がある。このため、本実施形態においては、各需要家110、120に設置された自動検針装置111、121の計測による時間帯別電力使用量に関するデータが自動検針装置111、121、通信ネットワークとしてのネットワーク網130を介して電力供給事業者140に送信されるようになっている。
【0013】
電力供給事業者140は、ホストコンピュータ、データベース、データ送受信装置などを備え、各需要家110、120に設置された自動検針装置111、121の計測による時間帯別電力使用量に関するデータをネットワーク網130を介して取り込んで需要家全体の電力需要を予測する需要予測手段と、需要予測手段の予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値にしたがった公募データをネットワーク網130を介して出力する公募データ出力手段と、ネットワーク網130上の公募データにアクセスして入札した発電事業者150、160のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元(発電源)として、発電元からの電力を各需要家110、120に供給する電力供給手段としての機能を備えて構成されている。さらに電力供給事業者140は、各需要家110、120から得られた時間帯別電力使用量に関するデータを基に各需要家110、120の電力料金を算出する電力料金算出手段と、電力料金算出手段の算出結果を請求書として発行する請求書発行手段としての機能を備えて構成されている。
【0014】
具体的には、電力供給事業者140は、図2に示すように、ホストコンピュータ200、データベース201、202、203などを備えて構成されており、ネットワーク網130を介して自動検針装置110、121から各需要家110、120の時間帯別電力使用量データを取り込み、この時間帯別電力使用量データを基に需要家全体の電力需要を需要予測手段230によって予測するようになっている。
【0015】
例えば、1日単位で需要予測を行う場合、需要家110の自動検針装置111により、需要家110の時間帯別電力使用量のデータが計測されると、計測された時間帯別電力使用量データはネットワーク網130を経由してホストコンピュータ200に送信され、このデータは需要家110の時間帯別電力使用量データ210としてデータベース202に蓄積される。この時間帯別電力使用量データ210の一例を図3のデータ400に示す。このデータ210は、時間長単位として、例えば、30分間隔で収集されるが、他に1時間単位や分単位などで収集することもできる。この時間帯別電力使用量データ210は、電力供給事業者140が規定したサンプリング期間分保存される。ここで、サンプリング期間は数年間、数か月単位などに設定が可能である。
【0016】
また、需要予測手段230は、統計的手法により規定したサンプリング期間の平均電力使用量や、当日の気象状況、温度、湿度などとの相関関係や、高校野球大会、オリンピック、ワールドカップなどのイベントデータとの相関関係を基に電力使用実績統計データ211を生成し、生成した電力使用実績統計データ211をデータベース202に蓄積する。なお、データベース202には需要家110の電力契約容量データ212が格納されている。
【0017】
一方、データベース201には翌日の気象予報データ231や翌日のイベントデータ232が蓄積されており、需要予測手段230は、時間帯別電力使用量データ210、電力使用実績統計データ211、翌日の気象予報データ231、翌日のイベントデータ232を入力し、入力したデータを基に需要家110の翌日の電力需要予測データ213を生成し、生成した電力需要予測データ213をデータベース202に蓄積する。この電力需要予測データ213の一例を図4のデータ500に示す。
【0018】
同様に、需要家120に関するデータも、自動検針装置121で計測され、計測されたデータは、時間帯別電力使用量データ220としてデータベース203に蓄積され、蓄積されたデータを基に電力需要予測データ223や電力使用実績統計データ221が生成され、生成されたデータはそれぞれデータベース203に蓄積される。またデータベース203には需要家120の電力契約容量データ222が格納されている。
【0019】
需要家110、120の電力需要予測データ213、223が生成されると、需要予測手段230は、各需要家110、120の電力需要予測データ213、223を基に、需要家全体(契約需要家合計)の翌日の電力需要予測データ240を生成する。この電力需要予測データ240の一例を図5のデータ600に示す。
【0020】
さらに、需要予測手段230は、電力需要予測データ240を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値にしたがった公募データ250をネットワーク網130に出力する。公募データ250がネットワーク網130を介して送信されると、各発電事業者150、160はネットワーク130上の公募データにアクセスして入札することができるようになっている。
【0021】
この場合、各発電事業者150、160は、入札に参加するために、事前に電力供給業者140と電力供給に関しての契約を取り交わし、事前登録を行う必要がある。また、入札条件として、発電機設置所在地、発電機出力容量、発電実績値などから入札データ入力値範囲が事前に設定される。
【0022】
次に、入札方法を図6のフローチャートにしたがって説明する。まず、電力供給事業者140は、翌日の公募データ250を登録する(ステップ1010)。発電事業者150、160は、ネットワーク130上のアクセス画面にてアクセス情報を入力し(ステップ1020)、入力したアクセス情報を送信する(ステップ1021)。電力供給事業者140は、送信されたアクセス情報の送信者を特定するために、会員データベースの照合を行い(ステップ1011)、事前に登録された発電事業者のみに公募データ250を公開する(ステップ1012)。この公募データの一例を図7のデータ700に示す。この例では、定出力型710と負荷変動型720の2種類のデータが告知されている。ここでいう定出力型とは、提示された電力量の値を一定に出力するものをいい、負荷変動型とは、同時同量に対応した電力供給(負荷の変動に対応した電力供給)を行うものをいう。
【0023】
次に、入札した各発電事業や150、160は、受注したい時間帯と発電に関する費用を入札する。この場合、各発電事業者150、160は、公開された発電計画値の範囲内で予め登録されている入札条件で希望発電電力量を自由に入札することができる。これにより、発電事業者150、160は、自社の発電機のスケジュールや最も燃料効率の良い発電量での希望入札が可能になる。この入札画面の一例を図8のデータ800に示す。発電事業者160の例では、8時から23時まで400kWhの発電希望電力量と希望単価を入札情報として入力し(ステップ1022)、入札情報を送信する(ステップ1023)。なお、制限時間内であれば、予め設定された条件内で何回でも入力(変更)を行うことができる。ここでいう予め設定された条件とは、入札に関するルールなどで、希望単価の更新方法、発電希望時間の変更に関するルールなどであり、入力画面において、判定機能を設けてインターロックをかけることも可能である。
【0024】
入札情報が入力データ260として入札データ集計手段270によって順次集計されると、入札データ集計手段270は、予め設定された制限時間切れか否かを判定し(ステップ1014)、時間切れとなるまで公開データを更新する(ステップ1013)。公開データが更新されると、更新された公開データは同時にアクセスしている他の発電事業者にもリアルタイムで表示するか否かをシステム的に対応可能になっている。また表示に関しては、発電事業者の会社名などを表示させないなどの条件付きでの表示も可能である。
【0025】
入札データ集計手段270は、制限時間になったときには入札データ260を集計し(ステップ1015)、各発電事業者150、160が入札した入札データの組み合わせで発電計画値に一番有利な発電事業者の組み合わせを表示する。例えば、時間帯別に希望単価の安い順に並べ替えて表示する。そして電力供給事業者140は、時間帯別に発電事業者を選び、選ばれた発電事業者に対して落札の選定を行う(ステップ1016)。また、この選定作業を予め定められた条件によって入札データ集計手段270によって自動的に選定させることも可能である。
【0026】
これによって、電力供給事業者140は、複数の発電事業者150、160から発電希望電力コストなどを競争させ、入力データ集計手段270により、発電計画値に有利なコストパフォーマンスなどに優れた発電事業者を表示し、表示した発電事業者を選択する。これにより、市場最安値の電力を各需要家110、120に供給することが可能になる。
【0027】
次に、落札データを公開し(ステップ1017)、落札した発電事業者に対して、落札通知をネットワーク網(web)130を介して送信する(ステップ1018)。この落札データの一例を図9のデータ900に示す。この落札データは発電電力計画値280となり、この発電電力計画値280が翌日の発電電力計画値となる。
【0028】
なお、入札方法は電力供給事業者140が用意したインターネット上のホームページで行える他、オペレータ対応の電話連絡などでも可能である。
【0029】
また、需要予測手段230において需要家全体の電力需要を予測するに際しては、指定のサンプリング期間に得られた需要家単位ごとの時間帯別電力使用量に統計的手法を施して生成された消費電力モデルに基づいて需要家全体の電力需要を予測することができる。また指定の時間長単位ごとに需要家全体の電力需要を予測することもできる。さらに、需要家全体の属する地域を複数の電力需要発生地域単位に分割し、各電力需要発生地域単位ごとの電力需要を予測することも可能である。また需要家単位で使用される電気機器の構成に基づて予測結果を補正することで需要家全体の電力需要を正確に予測することが可能になる。
【0030】
また、需要予測手段230は、電力需要家単位ごとに得られた時間帯別電力使用量とともに、気象予想データおよびイベントデータを用いて需要家全体の電力需要を予測することができる。この場合、気象予想データとしては、各需要家が属する地域において、電力消費量を変動させる要因となる気象として規定された気温、天候、温度の日時に対応づけられたデータを含んで構成することができる。
【0031】
イベントデータとしては、各需要家が属する地域において、電力消費量を変動させる要因となるイベントとして規定されたスポーツ大会、祝祭日の行事の日時に対応づけられたデータを含んで構成することができる。
【0032】
次に、各需要家110、120の電力料金を算出するに際しては、図10に示すように、各需要家110、120の時間帯別電力使用量データ210、220、電力契約容量データ212、222を基に電力料金算出手段300において、各需要家110、120の電力請求料金を算出し、この算出結果を電力請求料金データ310、320としてそれぞれデータベース202、203に蓄積する。このあと請求書発行手段330において、電力請求料金データ310、320を基に各需要家110、120に対する請求書を作成し、作成した請求書のデータをネットワーク網130を介して送信する。
【0033】
本実施形態によれば、需要家110、120は特別の知識を持たずにコストメリットに優れた電力を購入することができる。
【0034】
また、各需要家110、120に対しては、複数の発電事業者150、160から電力使用量の請求が来ることなく、契約した一社の電力供給業者140からの請求だけで済むことになる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各電力需要家単位に対して有利な条件で電力を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電力供給取引システムの全体構成図である。
【図2】電力供給事業者が所有する設備のブロック構成図である。
【図3】時間帯別電力使用量データの表示例を示す図である。
【図4】電力需要予測データの表示例を示す図である。
【図5】契約需要家合計の翌日の電力需要予測データの一例を示す図である。
【図6】入札方法を説明するためのフローチャートである。
【図7】公募データの一例を示す図である。
【図8】入札画面の表示例を説明するための図である。
【図9】落札データの一例を示す図である。
【図10】電力料金の算出方法を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
110、120 需要家
111、121 自動検針装置
130 ネットワーク網
140 電力供給事業者
150、160 発電事業者
200 ホストコンピュータ
201、202、203 データベース
230 需要予測手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力供給取引システムに係り、特に、電力需要家単位に対して有利な条件で電力を供給するに好適な電力供給取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般の電力需要家は電力の供給を受けるに際して、地域独占の電力会社から供給される電力しか選択できない状況にあった。そこで、電力会社とは別に、電力供給事業者が電力需要家に対して電力を供給することが試みられている。この場合、電力供給事業者は、各電力需要家の電力使用量に関するデータを収集し、収集したデータを基に各電力需要家に電力を供給する必要がある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−216384号公報(第5頁〜第7頁、図1参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
また、電力供給事業者は、使用状況に対応した種々の電力料金メニューを用意しているが、一般需要家は、時間帯別の電力使用量が分からないため、料金メニューを選択するのが困難であった。しかも、電力供給事業者は、発電事業者から電力の供給を受けてこの電力を一般需要家に供給するに際して、一般の需要家に有利な条件で電力を供給することについて十分に配慮されていなかった。
【0005】
本発明の課題は、複数の発電事業者に対して市場の競争原理を適用し、指定の発電事業者の発電設備を発電元として、各電力需要家単位に電力を供給することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、電力需要家単位毎に配置された自動検針装置の計測による時間帯別電力使用量を通信ネットワークを介して取り込んで電力需要家全体の電力需要を予測する需要予測手段と、前記需要予測手段の予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値に従った公募データを通信ネットワークに出力する公募データ出力手段と、前記通信ネットワーク上の公募データにアクセスして入札した発電事業者のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、前記発電元からの電力を前記複数の電力需要家に供給する電力供給手段とを備えてなる電力供給取引システムを構成したものである。
【0007】
前記した手段によれば、各電力需要家の時間帯別電力使用量を通信ネットワークを介して取り込んで電力需要家全体の電力需要を予測し、この予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値にしたがった公募データを通信ネットワークに出力し、通信ネットワーク上の公募データにアクセスして入札した発電事業者のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、各電力需要家に電力を供給するようにしたため、各電力需要家単位に対して有利な条件で電力を供給することができる。
【0008】
すなわち、電力供給取引システムを有する電力供給事業者は、公募データを通じて、発電計画値に有利なコストパフォーマンスなどに優れた発電事業者を選択することにより、市場最安値の電力を各電力需要家に供給することが可能になる。
【0009】
また、電力供給事業者において、時間帯別電力使用量を基に各電力需要家単位別に一定期間の電力使用料金を算出し、この算出結果を請求書として各電力需要家に送付することで、各電力需要家には、電力供給事業者一社からの請求で済むことになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す電力供給取引システムの全体構成図である。図1において、電力供給事業者140は、電力供給取引システムの主となる要素を備え、電力供給事業者140と複数の発電事業者150、160、……との間の契約および電力事業者140と複数の電力需要家単位(以下、単に需要家と称する)110、120、……との間の契約に基づいて、複数の発電事業者150、160のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、この発電元からの電力を各需要家110、120……に供給するようになっている。
【0011】
需要家110には、自動検針手段としての自動検針装置111、情報端末112、電力量計113、分電盤114、電気機器115、116が設けられており、需要家120には、自動検針手段としての自動検針装置121、情報端末122、電力量計123、分電盤124、電気機器125、126が設置されている。各需要家110、120には、電力供給事業者140またはいずれかの発電事業者が所有する電力供給設備(電力供給手段)を介して電力が供給されるようになっている。
【0012】
また、各需要家110、120は、生活パターンや所有する機器の種類などにより、時間帯別の電力使用量がそれぞれ異なっており、各電力事業者150、160の電力制度メニューも時間帯によって異なっているので、各需要家110、120における時間帯別電力使用量を測定する必要がある。このため、本実施形態においては、各需要家110、120に設置された自動検針装置111、121の計測による時間帯別電力使用量に関するデータが自動検針装置111、121、通信ネットワークとしてのネットワーク網130を介して電力供給事業者140に送信されるようになっている。
【0013】
電力供給事業者140は、ホストコンピュータ、データベース、データ送受信装置などを備え、各需要家110、120に設置された自動検針装置111、121の計測による時間帯別電力使用量に関するデータをネットワーク網130を介して取り込んで需要家全体の電力需要を予測する需要予測手段と、需要予測手段の予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値にしたがった公募データをネットワーク網130を介して出力する公募データ出力手段と、ネットワーク網130上の公募データにアクセスして入札した発電事業者150、160のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元(発電源)として、発電元からの電力を各需要家110、120に供給する電力供給手段としての機能を備えて構成されている。さらに電力供給事業者140は、各需要家110、120から得られた時間帯別電力使用量に関するデータを基に各需要家110、120の電力料金を算出する電力料金算出手段と、電力料金算出手段の算出結果を請求書として発行する請求書発行手段としての機能を備えて構成されている。
【0014】
具体的には、電力供給事業者140は、図2に示すように、ホストコンピュータ200、データベース201、202、203などを備えて構成されており、ネットワーク網130を介して自動検針装置110、121から各需要家110、120の時間帯別電力使用量データを取り込み、この時間帯別電力使用量データを基に需要家全体の電力需要を需要予測手段230によって予測するようになっている。
【0015】
例えば、1日単位で需要予測を行う場合、需要家110の自動検針装置111により、需要家110の時間帯別電力使用量のデータが計測されると、計測された時間帯別電力使用量データはネットワーク網130を経由してホストコンピュータ200に送信され、このデータは需要家110の時間帯別電力使用量データ210としてデータベース202に蓄積される。この時間帯別電力使用量データ210の一例を図3のデータ400に示す。このデータ210は、時間長単位として、例えば、30分間隔で収集されるが、他に1時間単位や分単位などで収集することもできる。この時間帯別電力使用量データ210は、電力供給事業者140が規定したサンプリング期間分保存される。ここで、サンプリング期間は数年間、数か月単位などに設定が可能である。
【0016】
また、需要予測手段230は、統計的手法により規定したサンプリング期間の平均電力使用量や、当日の気象状況、温度、湿度などとの相関関係や、高校野球大会、オリンピック、ワールドカップなどのイベントデータとの相関関係を基に電力使用実績統計データ211を生成し、生成した電力使用実績統計データ211をデータベース202に蓄積する。なお、データベース202には需要家110の電力契約容量データ212が格納されている。
【0017】
一方、データベース201には翌日の気象予報データ231や翌日のイベントデータ232が蓄積されており、需要予測手段230は、時間帯別電力使用量データ210、電力使用実績統計データ211、翌日の気象予報データ231、翌日のイベントデータ232を入力し、入力したデータを基に需要家110の翌日の電力需要予測データ213を生成し、生成した電力需要予測データ213をデータベース202に蓄積する。この電力需要予測データ213の一例を図4のデータ500に示す。
【0018】
同様に、需要家120に関するデータも、自動検針装置121で計測され、計測されたデータは、時間帯別電力使用量データ220としてデータベース203に蓄積され、蓄積されたデータを基に電力需要予測データ223や電力使用実績統計データ221が生成され、生成されたデータはそれぞれデータベース203に蓄積される。またデータベース203には需要家120の電力契約容量データ222が格納されている。
【0019】
需要家110、120の電力需要予測データ213、223が生成されると、需要予測手段230は、各需要家110、120の電力需要予測データ213、223を基に、需要家全体(契約需要家合計)の翌日の電力需要予測データ240を生成する。この電力需要予測データ240の一例を図5のデータ600に示す。
【0020】
さらに、需要予測手段230は、電力需要予測データ240を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値にしたがった公募データ250をネットワーク網130に出力する。公募データ250がネットワーク網130を介して送信されると、各発電事業者150、160はネットワーク130上の公募データにアクセスして入札することができるようになっている。
【0021】
この場合、各発電事業者150、160は、入札に参加するために、事前に電力供給業者140と電力供給に関しての契約を取り交わし、事前登録を行う必要がある。また、入札条件として、発電機設置所在地、発電機出力容量、発電実績値などから入札データ入力値範囲が事前に設定される。
【0022】
次に、入札方法を図6のフローチャートにしたがって説明する。まず、電力供給事業者140は、翌日の公募データ250を登録する(ステップ1010)。発電事業者150、160は、ネットワーク130上のアクセス画面にてアクセス情報を入力し(ステップ1020)、入力したアクセス情報を送信する(ステップ1021)。電力供給事業者140は、送信されたアクセス情報の送信者を特定するために、会員データベースの照合を行い(ステップ1011)、事前に登録された発電事業者のみに公募データ250を公開する(ステップ1012)。この公募データの一例を図7のデータ700に示す。この例では、定出力型710と負荷変動型720の2種類のデータが告知されている。ここでいう定出力型とは、提示された電力量の値を一定に出力するものをいい、負荷変動型とは、同時同量に対応した電力供給(負荷の変動に対応した電力供給)を行うものをいう。
【0023】
次に、入札した各発電事業や150、160は、受注したい時間帯と発電に関する費用を入札する。この場合、各発電事業者150、160は、公開された発電計画値の範囲内で予め登録されている入札条件で希望発電電力量を自由に入札することができる。これにより、発電事業者150、160は、自社の発電機のスケジュールや最も燃料効率の良い発電量での希望入札が可能になる。この入札画面の一例を図8のデータ800に示す。発電事業者160の例では、8時から23時まで400kWhの発電希望電力量と希望単価を入札情報として入力し(ステップ1022)、入札情報を送信する(ステップ1023)。なお、制限時間内であれば、予め設定された条件内で何回でも入力(変更)を行うことができる。ここでいう予め設定された条件とは、入札に関するルールなどで、希望単価の更新方法、発電希望時間の変更に関するルールなどであり、入力画面において、判定機能を設けてインターロックをかけることも可能である。
【0024】
入札情報が入力データ260として入札データ集計手段270によって順次集計されると、入札データ集計手段270は、予め設定された制限時間切れか否かを判定し(ステップ1014)、時間切れとなるまで公開データを更新する(ステップ1013)。公開データが更新されると、更新された公開データは同時にアクセスしている他の発電事業者にもリアルタイムで表示するか否かをシステム的に対応可能になっている。また表示に関しては、発電事業者の会社名などを表示させないなどの条件付きでの表示も可能である。
【0025】
入札データ集計手段270は、制限時間になったときには入札データ260を集計し(ステップ1015)、各発電事業者150、160が入札した入札データの組み合わせで発電計画値に一番有利な発電事業者の組み合わせを表示する。例えば、時間帯別に希望単価の安い順に並べ替えて表示する。そして電力供給事業者140は、時間帯別に発電事業者を選び、選ばれた発電事業者に対して落札の選定を行う(ステップ1016)。また、この選定作業を予め定められた条件によって入札データ集計手段270によって自動的に選定させることも可能である。
【0026】
これによって、電力供給事業者140は、複数の発電事業者150、160から発電希望電力コストなどを競争させ、入力データ集計手段270により、発電計画値に有利なコストパフォーマンスなどに優れた発電事業者を表示し、表示した発電事業者を選択する。これにより、市場最安値の電力を各需要家110、120に供給することが可能になる。
【0027】
次に、落札データを公開し(ステップ1017)、落札した発電事業者に対して、落札通知をネットワーク網(web)130を介して送信する(ステップ1018)。この落札データの一例を図9のデータ900に示す。この落札データは発電電力計画値280となり、この発電電力計画値280が翌日の発電電力計画値となる。
【0028】
なお、入札方法は電力供給事業者140が用意したインターネット上のホームページで行える他、オペレータ対応の電話連絡などでも可能である。
【0029】
また、需要予測手段230において需要家全体の電力需要を予測するに際しては、指定のサンプリング期間に得られた需要家単位ごとの時間帯別電力使用量に統計的手法を施して生成された消費電力モデルに基づいて需要家全体の電力需要を予測することができる。また指定の時間長単位ごとに需要家全体の電力需要を予測することもできる。さらに、需要家全体の属する地域を複数の電力需要発生地域単位に分割し、各電力需要発生地域単位ごとの電力需要を予測することも可能である。また需要家単位で使用される電気機器の構成に基づて予測結果を補正することで需要家全体の電力需要を正確に予測することが可能になる。
【0030】
また、需要予測手段230は、電力需要家単位ごとに得られた時間帯別電力使用量とともに、気象予想データおよびイベントデータを用いて需要家全体の電力需要を予測することができる。この場合、気象予想データとしては、各需要家が属する地域において、電力消費量を変動させる要因となる気象として規定された気温、天候、温度の日時に対応づけられたデータを含んで構成することができる。
【0031】
イベントデータとしては、各需要家が属する地域において、電力消費量を変動させる要因となるイベントとして規定されたスポーツ大会、祝祭日の行事の日時に対応づけられたデータを含んで構成することができる。
【0032】
次に、各需要家110、120の電力料金を算出するに際しては、図10に示すように、各需要家110、120の時間帯別電力使用量データ210、220、電力契約容量データ212、222を基に電力料金算出手段300において、各需要家110、120の電力請求料金を算出し、この算出結果を電力請求料金データ310、320としてそれぞれデータベース202、203に蓄積する。このあと請求書発行手段330において、電力請求料金データ310、320を基に各需要家110、120に対する請求書を作成し、作成した請求書のデータをネットワーク網130を介して送信する。
【0033】
本実施形態によれば、需要家110、120は特別の知識を持たずにコストメリットに優れた電力を購入することができる。
【0034】
また、各需要家110、120に対しては、複数の発電事業者150、160から電力使用量の請求が来ることなく、契約した一社の電力供給業者140からの請求だけで済むことになる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各電力需要家単位に対して有利な条件で電力を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電力供給取引システムの全体構成図である。
【図2】電力供給事業者が所有する設備のブロック構成図である。
【図3】時間帯別電力使用量データの表示例を示す図である。
【図4】電力需要予測データの表示例を示す図である。
【図5】契約需要家合計の翌日の電力需要予測データの一例を示す図である。
【図6】入札方法を説明するためのフローチャートである。
【図7】公募データの一例を示す図である。
【図8】入札画面の表示例を説明するための図である。
【図9】落札データの一例を示す図である。
【図10】電力料金の算出方法を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
110、120 需要家
111、121 自動検針装置
130 ネットワーク網
140 電力供給事業者
150、160 発電事業者
200 ホストコンピュータ
201、202、203 データベース
230 需要予測手段
Claims (11)
- 電力需要家単位毎に配置されて各電力需要家の時間帯別電力使用量を計測する複数の自動検針手段と、前記複数の自動検針手段の計測値を基に電力需要家全体の電力需要を予測する需要予測手段と、前記需要予測手段の予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値に従った公募データを通信ネットワークに出力する公募データ出力手段と、前記通信ネットワーク上の公募データにアクセスして入札した発電事業者のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、前記発電元からの電力を前記複数の電力需要家に供給する電力供給手段とを備えてなる電力供給取引システム。
- 電力需要家単位毎に配置された自動検針装置の計測による時間帯別電力使用量を通信ネットワークを介して取り込んで電力需要家全体の電力需要を予測する需要予測手段と、前記需要予測手段の予測結果を基に発電計画値を生成し、生成した発電計画値に従った公募データを通信ネットワークに出力する公募データ出力手段と、前記通信ネットワーク上の公募データにアクセスして入札した発電事業者のうち落札した発電事業者の発電設備を発電元として、前記発電元からの電力を前記複数の電力需要家に供給する電力供給手段とを備えてなる電力供給取引システム。
- 請求項1または2に記載の電力供給取引システムにおいて、前記需要予測手段は、指定のサンプリング期間に得られた需要家単位毎の時間帯別電力使用量に統計的手法を施して生成された電力消費モデルに基づいて前記需要家全体の電力需要を予測してなることを特徴とする電力供給取引システム。
- 請求項1、2または3のうちいずれか1項に記載の電力供給取引システムにおいて、前記需要予測手段は、指定の時間長単位毎に前記需要家全体の電力需要を予測してなることを特徴とする電力供給取引システム。
- 請求項1、2、3または4のうちいずれか1項に記載の電力供給取引システムにおいて、前記需要予測手段は、前記需要家全体が属する地域を複数の電力需要発生地域単位に分割し、各電力需要発生地域単位毎の電力需要を予測してなることを特徴とする電力供給取引システム。
- 請求項1、2、3、4または5のうちいずれか1項に記載の電力供給取引システムにおいて、前記需要予測手段は、前記需要家単位で使用される電気機器の構成に基づいて前記予測結果を補正してなることを特徴とする電力供給取引システム。
- 請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の電力供給取引システムにおいて、前記需要予測手段は、前記電力需要家単位毎に得られた時間帯別電力使用量とともに、気象予想データおよびイベントデータを用いて前記需要家全体の電力需要を予測してなることを特徴とする電力供給取引システム。
- 請求項7に記載の電力供給取引システムにおいて、前記気象予想データは、前記各需要家が属する地域において、電力消費量を変動させる要因となる気象として規定された気温、天候、湿度の日時に対応づけられたデータを含んで構成されてなることを特徴とする電力供給取引システム。
- 請求項7に記載の電力供給取引システムにおいて、前記イベントデータは、前記各需要家が属する地域において、電力消費量を変動させる要因となるイベントとして規定されたスポーツ大会、祝祭日の行事の日時に対応づけられたデータを含んで構成されてなることを特徴とする電力供給取引システム。
- 請求項1〜9のうちいずれか1項に記載の電力供給取引システムにおいて、前記通信ネットワーク上の公募データにアクセスして入札した発電事業者のうち前記公募データの計画値に適合する発電事業者が決定されたときに、決定された発電事業者に落札に関する情報を前記通信ネットワークを介して送信する送信手段を備えてなることを特徴とする電力供給取引システム。
- 請求項1〜9のうちいずれか1項に記載の電力供給取引システムにおいて、前記需要家単位毎に得られた時間帯別電力使用量に関するデータを各需要家単位に関連づけて格納するデータベースと、前記通信ネットワークからのアクセスに応答して、前記データベースに格納された時間帯別電力使用量に関するデータのうち前記アクセスに指定された需要家単位の時間帯別電力使用量に関するデータを前記通信ネットワークに出力するデータ出力手段とを備えてなることを特徴とする電力供給取引システム。
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