JP2010244107A - グリーンエネルギー認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供する。
【解決手段】携帯電話、サーバを含むグリーンエネルギー認証システムであり、携帯電話は、操作者の操作に応じて太陽光発電によって発電されたグリーン電力の検針データ及び発電者データをサーバに送信する。サーバは、送信された検針データ及び発電者データを受信する受信手段と、検針データ及び発電者データに基づき、発電者ごとに検針データを集計する集計手段と、集計した検針データに基づき、発電者ごとに消費電力データもしくは総発電データを計算する計算手段と、計算された電力データに基づいてグリーン電力認証用のデータを更新する更新手段と、グリーン電力認証用のデータを出力する出力手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、グリーンエネルギー認証システムに関する。
京都議定書が2005年に発行され、近年、地球温暖化等自然環境への関心が世界的に高まり、自然環境に負荷を与えないグリーン電力発電や、グリーン熱の生成などグリーンエネルギーに関心が高まってきている。このグリーン電力発電とは、例えば、太陽光発電、風力発電、小規模の水力発電、バイオマスによる発電等の自然エネルギーや再生可能エネルギーを利用する発電方法である。また、グリーン電力発電に関心が高まっているだけではなく、実際に、大規模な風力発電や、太陽光発電等によりグリーン電力発電を行う企業や、太陽光発電パネル等で発電する個人がでてきている。
さらに、最近では、このようなグリーン電力発電によって発電された電力に対してグリーン電力証書を発行するグリーン電力証書制度が構築され、グリーン電力証書を売買する市場が形成されてきている(特許文献1、特許文献2)。この市場において、企業は、グリーン電力証書を購入することによって二酸化炭素の排出権を取得するともに、企業イメージの向上を図っている。
また、グリーン熱とは、例えば、太陽のエネルギーを熱として給湯・暖房等に利用、バイオマスを燃焼させ利用、雪氷を冷熱として利用、廃棄物を発酵・ガス化・燃焼させ利用する熱である。例えば、雪氷熱利用とは、雪や、凍結した氷などを、冷熱源として保存し、その冷気や融けてできた冷たい水を、冷蔵や冷房に使用するものである。また、例えば、太陽エネルギーの熱利用とは、屋根の上にソーラーシステム(太陽集熱器)によって、太陽光を熱源とし、その熱源によってできた熱水を、浴槽施設(風呂やシャワー)や暖房に使用するものである。
特開2008‐306827号 特開2007‐164397号
しかしながら、現在のグリーン電力証書の売買市場は、大規模施設が作ったグリーン電力を一部の大企業企業や、環境問題に関心のある個人が参加者となっており、国民的な広がりとなっておらずグリーン電力証書の売買市場の規模が拡大していない。その原因としては、以下の2つの課題が挙げられる。
第1に、中小規模の発電施設や、家庭での太陽光発電によるグリーン電力を販売するために、コストがかかることである。例えば、グリーン電力証書制度を利用して、グリーン電力をグリーンエネルギー認証センターに認証してもらうためには、発電したグリーン電力量および自家消費量を測定する必要がある。現在は、遠隔検針(検針員が各家庭を回り目視で確認するのではなく、システムで集計する方法)するためには、測定に安価な汎用的な電力計等が利用できず、高価な自動検針用の電力計と電力モニターシステムを購入する必要がある。例えば、検定期限年数が10年の電力計を2台(約4万円/台)と電力モニターシステム(約10万円)および設置費用を合計すると、家庭の初期負担費用は約20万円である。一方、グリーン電力を販売して得られる収益が、年間約1万5千円であり、認証や販売の手数料など考慮しない場合でも、10年での収益は15万円に留まる。つまり、グリーン電力の販売は、トータルで年間約5千円出費がかかり、損をすることになる。
さらに、電力モニターシステムが販売されているが、現在販売されている電力モニターシステムは、常時接続環境を前提に構築されている。しかし、全国的に見るとインターネットの常時接続環境が整っていない家庭も多く、彼らが市場に参加するための環境が整っていない。また、接続障害によってデータが送信できないというトラブルを解消するために、検査員を派遣する必要がある等、電力モニターや通信機器等のメンテナンス費用がかかる。このように、導入コストやメンテナンスコストが高いため家庭での太陽光発電によるグリーン電力証書売買市場の成長が阻害されている。
第2に、グリーン電力証書を購入する企業側も、家庭での発電量は小さいので、個人からグリーン電力証書を数件購入しても電力量が小さく魅力がないことが挙げられる。つまり、企業にとって、個人からグリーン電力証書を購入することは、取引コストが大きく、大規模発電施設から電力を購入することと比較すると魅力が乏しい。このため、企業にとって取引の魅力が低いため、グリーン電力証書売買市場の成長が阻害されている。
さらに、グリーン熱証書の売買市場は、計画段階であり、グリーン熱証書の売買市場を拡大し、普及させるためには、各種機器や、システム導入コストを低減する必要があると言われている。
このように、グリーン電力証書売買市場、グリーン熱証書売買市場を含むグリーンエネルギー証書売買市場において、コストを低減させ、当該市場の拡大に寄与し得るシステムが望まれている。
本発明は、上述した課題を解決するために、コストを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1の発明は、携帯端末及び、前記携帯端末と接続自在なグリーンエネルギー認証サーバを含むグリーンエネルギー認証システムにおいて、前記携帯端末は、操作者による所定の操作に応じてグリーンエネルギー生成システムによって生成されたグリーンエネルギーの検針データ及び生成者データを前記グリーンエネルギー認証サーバに送信し、前記グリーンエネルギー認証サーバは、前記携帯端末から送信された検針データ及び生成者データを受信する受信手段と、受信した検針データ及び生成者データに基づき、生成者ごとに検針データを集計する集計手段と、集計した検針データに基づき、生成者ごとに消費エネルギーデータもしくは総生成エネルギーデータを計算する計算手段と、計算されたエネルギーデータに基づいてグリーンエネルギー認証用のデータを更新する更新手段と、グリーンエネルギー認証用のデータを出力する出力手段とを備えることを特徴とするグリーンエネルギー認証システムである。
請求項1の発明によれば、操作者によって操作された携帯端末(例えば、携帯電話)からグリーンエネルギー認証サーバに検針データ等を送信するいわゆるデータ・プッシュ型のシステムである。このため、電力計をグリーンエネルギー認証サーバに常時接続する必要がなくなるため、電力モニターや通信機器等のメンテナンスが容易になり、メンテナンスコストが低下する。さらに、操作に応じて携帯端末(例えば、携帯電話)から検針データ等を送信するため、電力計の常時自動計測が不要になり、高価なモニターシステムを利用しなくても、安価な汎用的な電力計が利用できるため導入コストが低下する。このように、コストを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のグリーンエネルギー認証システムにおいて、前記携帯端末は、画像を撮影する撮影機能を有する携帯電話端末であり、前記撮影機能によって撮影した計測器の画像データを検針データに変換する変換手段を有することを特徴とするグリーンエネルギー認証システムである。
請求項2の発明によれば、携帯電話の撮影機能によって撮影された電力計や積算熱量計などの計測器の画像データを、例えば、OCR等によって検針データに変換し、グリーンエネルギー認証サーバに送信できるため操作が容易となる。また、携帯電話を使用するため、電力計や積算熱量計の常時自動計測が不要となり、高価なモニターシステムを利用しなくても、安価な汎用的な電力計や積算熱量計が利用できるためコストを安くできる。このように、コストを低減し、グリーン電力証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のグリーンエネルギー認証システムであって、前記グリーンエネルギー認証サーバは、グリーンエネルギー証書販売システムサーバと接続され、生成者データ及び、前記生成者データに対応する生成グリーンエネルギー量データを前記グリーンエネルギー証書販売システムサーバに送信する送信手段を備え、前記グリーンエネルギー証書販売システムサーバは、購入者端末から購入者データ及び、前記購入者データに対応する購入グリーンエネルギー量データデータを受信する購入者データ受信手段と、前記グリーンエネルギー認証サーバから前記生成者データ、前記生成グリーンエネルギー量データを受信する生成者データ受信手段と、前記購入者データ及び前記購入グリーンエネルギー量データと、前記生成者データ及び前記生成グリーンエネルギー量データとをマッチングする割当手段と、前記割当手段によってマッチングしたエネルギー量である販売グリーンエネルギー量データを計算する計算手段と、マッチングした前記生成者データを前記購入者端末に送信する購入者向けデータ送信手段と、前記販売グリーンエネルギー量データに対応する対価データを前記携帯端末に送信する生成者向けデータ送信手段と、前記販売グリーンエネルギー量データを前記グリーンエネルギー認証サーバに送信するグリーンエネルギー認証サーバ向けデータ送信手段とを備え、前記グリーンエネルギー認証サーバの前記更新手段は、受信した販売グリーンエネルギー量データに基づいて生成者ごとに生成グリーンエネルギー量データを更新することを特徴とするグリーンエネルギー認証システムである。
請求項3の発明によれば、生産者データ、生成グリーンエネルギー量データを受信する生産者データ受信手段と、購入者データ及び購入グリーンエネルギー量データと、生産者データ及び生成グリーンエネルギー量データとをマッチングし、購入者(例えば、企業)に生産者データを送信する一方、生産者に対価データ(金額データや、ポイントデータ)を送信する。このため、例えば、購入者(例えば、企業)は、グリーン電力発電者等のグリーンエネルギー生産者のデータがわかるため、太陽光生成システムを設置し、グリーン電力証書取引を行うといった、環境に興味を持つ個人のデータを収集することができ、今後、環境的なマーケティングを実施する際などに活用できる質の高い情報の入手ができる。さらに、対価データとして、例えば、特定の企業の製品を購入可能なポイントを付与することによって、顧客囲い込み等直接的なメリットが生まれる。このように、企業にとってグリーンエネルギー証書売買の魅力を高めるとともに、環境的なアクションを取る際のコストやリスクを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のグリーンエネルギー認証システムであって、前記グリーンエネルギーが、グリーン電力であることを特徴とするグリーンエネルギー認証システムである。
請求項4の発明によれば、コストを低減し、グリーン電力証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
請求項5の発明は、請求項1又は2に記載のグリーンエネルギー認証システムであって、前記グリーンエネルギーが、グリーン熱であることを特徴とするグリーンエネルギー認証システムである。
請求項5の発明によれば、コストを低減し、グリーン熱証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
本発明によれば、コストを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。 本発明の第1実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。 本発明の第1実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。 本発明の第1実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。 本発明の第1実施形態にかかるグリーン電力証書売買システムの概念を説明する概念図である。 本発明の第1実施形態にかかる携帯端末の検針処理を示すフロー図である。 本発明の第1実施形態にかかるサーバの検針データ処理を示すフロー図である。 本発明の第1実施形態にかかるサーバの認証処理を示すフロー図である。 本発明の第1実施形態にかかるグリーン電力証書売買処理を示すフロー図である。 本発明の第1実施形態にかかるサーバと携帯端末のブロック図である。 本発明の第2実施形態にかかる携帯端末の検針処理を示すフロー図である。 本発明の第3実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。 本発明の第3実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。
[第1実施形態]
[グリーン電力認証システム]
図1は、本発明の第1実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。図1に示すように、このシステムの参加者は、太陽光発電などのグリーン電力を発電する家庭と、家庭からグリーン電力を購入する仲介業者(例えば、株式会社サステナジー)と、仲介業者からグリーン電力を購入する企業と、グリーン電力を認証する機関(例えば、グリーンエネルギー認証センター)となどが含まれる。
このシステムを用いることで、家庭で発電した太陽光発電量などを集計し、これをグリーン電力として証書化を行い、環境を軸とした経営やマーケティングを行いたい企業に対して、CSRやマーケティングのツールとして、グリーン電力証書を販売することができる。
例えば、家庭は、太陽光発電などで発電したグリーン電力を、電力会社に販売することによって収入を得るだけでなく、グリーン電力証書を仲介業者を介して企業に販売することによって「環境価値」による収入も得ることができ、家計をサポートすることが可能になる。
一方、家庭由来のグリーン電力を購入する企業は、グリーン電力を購入することによって、社会・個人との接点を地域社会とのつながりの強化やマーケティング活動などが可能になる。一般的にグリーン電力の環境価値を証書化したいと考えている家庭は、環境問題などに興味がある層の可能性が高い。これらの層に対して社会的・環境的な視点でブランディングやマーケティングの活動を行うことによって、企業の信頼度を向上させ、製品やサービスの販売の成功確率を向上することが可能になる。
さらに、認証センターは、認証業務をシステム化することによって、小口のグリーン電力証書の取り扱いを効率化できる。従来、小規模のグリーン電力の認証は作業量が多く、コストに見合わないものであったが、システム化することで商業化ベースに乗せることができ、グリーン電力証書制度を普及させることが可能になる。
図2は、本発明の第1実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図であり、グリーン電力を購入する企業のメリットを説明するものである。
図2に示すように、SC200において、企業は、グリーン電力購入条件(価格や、付与するポイントや、発電先の地域などの条件)をコンピュータなどの端末に入力し、端末は、家庭用グリーン電力認証・取引システム1にグリーン電力購入条件データを送信する。さらに、家庭用グリーン電力認証・取引システム1のグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、発電者側の端末(例えば、携帯電話200(図4参照))にグリーン電力購入条件データを送信する。さらに、家庭(発電者)は、ステップSF200において受信したグリーン電力購入条件データ条件を検討し、ステップSF202において、例えば、複数のグリーン電力販売先がある場合には、各企業が提示している条件を比較・検討し、確定したグリーン電力販売先のデータを携帯電話200に入力し、携帯電話200は、グリーン電力販売先のデータをグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300(図3参照)に送信する。
さらに、ステップSC202において、企業側の端末は、グリーン電力購入データとグリーン電力証書データを受信する。ステップSC202において、企業側の端末は、購入代金データや、ポイントデータなどをグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300する。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、発電者側の端末(例えば、携帯電話200)に購入代金データや、ポイントデータを送信する。家庭は、グリーンエネルギー証書販売によって受け取ったポイント(ステップSF206)を利用して、グリーン電力販売先の企業の商品・サービスを購入する(ステップSC206)。
従来、企業は、不特定多数の見込顧客に対して広告を行っているため、一般的に広告を見た対象が商品・サービスに興味を持って顧客になる可能性が低いが、グリーン電力を販売する層は環境問題やいわゆるエコプロダクツに興味を持っていると想定される。これによって、グリーン電力購入先の企業は、顧客を絞り込むことが可能になり、One To Oneマーケティングにより既存の広告費よりも少ない費用で売り上げ増加を見込むことが可能になる。
このように、企業はグリーン電力証書を家庭から購入することによって、One To Oneマーケティングが可能になる。さらにグリーン電力証書の購入代金として、当該企業のクーポンや、ポイントを発行して、家庭に付与することによって既存顧客のリピート率向上や新規顧客の獲得率向上等が可能になる。
図3は、本発明の第1実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図であり、環境価値(グリーン電力証書)の流れと、電気の流れを説明する。
[環境価値の流れ]
図3に示すように、家庭の太陽電池モジュールで発電を行う(ステップSF300)。さらに、発電した電力は、パワーコンディショナによって、太陽電池の直流電力を交流電力に変換され(ステップSF302)、電力計(発電量)に接続された(ステップSF304)後、分電盤を介して(ステップSF306)電力計(買電)(ステップSF308)と電力計(売電)(ステップSF310)に接続される。この電力計(発電量)と電力計(売電)より自家消費電力量が計算される。測定した電力のデータ(検針データ)を携帯電話200などで、グリーンエネルギー認証サーバ100に送信する。グリーンエネルギー認証サーバ100は、発電量と売電力量より、自家消費分電力量を計算し、次に、認証センターへ実績を報告し、認証番号を取得する。さらに、グリーン認証サーバ100は、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300にデータを送信する。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、家庭からのグリーンエネルギー証書販売注文を取りまとめ、さらに、企業からのグリーン電力証書購入情報を取りまとめ、相互の売買条件が成立した時点で約定する。売買条件が成立すると、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、グリーン電力証書を企業に発行する。企業側はグリーン電力証書を受け取る(ステップSC300)。
[電気の流れ]
家庭の太陽電池モジュールで発電を行う(ステップSF300)。さらに、発電した電力は、パワーコンディショナによって、太陽電池の直流電力を交流電力に変換され(ステップSF302)、電力計(発電量)に接続された(ステップSF304)後、分電盤を介して(ステップSF306)電力計(買電)(ステップSF308)と電力計(売電)(ステップSF310)に接続される。この電力計(発電量)と電力計(売電)より自家消費電力量が計算される。家庭から電力会社に販売された電力(売電)は、その後、電力会社によって電力供給販売が購入先企業・家庭になされ、当該電力は、購入先企業・家庭の電力計(買電)(ステップSC302)から分電・配電盤を介して(ステップSC306)、電気機器へ供給される(ステップSC308)。この際、電力の購入先企業・家庭でグリーン電力証書もあわせて購入することで、グリーン電力を利用しているとみなされる。
上記のように、グリーンエネルギー認証サーバ100は、インターフェース130(図10参照)を介して、各種データをグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300に送信する。このように、グリーンエネルギー認証サーバ100のインターフェース130は、発電者データ(生産者データ)及び、発電者データに対応する発電グリーン電力量データ(生産エネルギー量データ)をグリーンエネルギー証書販売システムサーバに送信する送信手段の一例である。なお、本実施形態において、グリーン認証サーバ100と、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300とは機能的に異なるサーバであるが、図10に示すように物理的に同一のサーバに実装しても良いし、別のサーバに実装しても良い。
図4は、本発明の第1実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。
まず、事前にコンピュータや携帯電話200などの端末で、発電者名や住所などの基本情報を入力する(ステップSF400)。次に、端末は、入力された基本情報をグリーンエネルギー認証サーバ100に送信する。
太陽光を受光した太陽光発電モジュールによって発電した電力(ステップSF402)を電力計で検針する(ステップSF404)。なお、本実施形態においては、家庭用の安価な検定付き電力計を使用することが可能である。次に、電力計の検針結果を写真撮影する(ステップSF406)。
さらに、家庭(発電者)は、コンピュータ700上のWebフォームや、携帯電話200上のフォームに所定のデータ(日時などのデータ)を入力する(ステップSF408・ステップSF410)。なお、本実施形態においては、家庭(発電者)が、所定のデータを入力しているが、本発明はこれに限定されず、データの入力が不要であってもよい。さらに、家庭(発電者)は、コンピュータ700や携帯電話200のフォームによって入力された所定のデータと検針データをグリーンエネルギー認証サーバ100に送信する。
グリーンエネルギー認証サーバ100は、受信した基本情報をメモリ120上のDBに記憶する(ステップSS400)。グリーンエネルギー認証サーバ100は、受信した基本情報からグリーン電力発電設備認定申請用のデータ出力を行い、認証センターに当該帳簿を送付する(ステップSS402)。なお、本実施形態においては、本発明はこれに限定されず、帳簿によって認証を受けているが、電子データによる認証であってもよい。グリーンエネルギー認証サーバ100は、認証センターによってグリーン電力発電設備としての認証が認められる(ステップSCC400)とグリーン電力発電設備として、設備が認定されたことをメモリ120に登録する(ステップSS404)。
グリーンエネルギー認証サーバ100は、受信した所定のデータと検針データ(ステップSS406)から実績データをメモリ120上のDBに記憶する(ステップSS408)。グリーンエネルギー認証サーバ100は、受信した基本情報からグリーン電力認定申請用のデータ出力を行い(ステップSS410)、認証センターに当該帳簿を送付する。なお、本実施形態においては、本発明はこれに限定されず、帳簿によって認証を受けているが、電子データによる認証であってもよい。グリーンエネルギー認証サーバ100は、認証が認められる(ステップSCC402)と、発電した電力がグリーン電力として認定されたことをメモリ120に登録する(ステップSS412)。
さらに、グリーンエネルギー認証サーバ100は、認証結果を携帯電話200に送信する(ステップSS414)。家庭(発電者)は、携帯電話200などを用いて発電した電力がグリーン電力として認証されたことを確認する(ステップSF412)。グリーンエネルギー認証サーバ100は、グリーン電力として認証されたものとして、表示を行う(ステップSS416)。
このように、本発明にかかるシステムを用いると、家庭に安価な電力計(機械式)を設置し、その数値の確認・写真の撮影を行い、サーバで集計することが可能になるため、従来の高価なモニターシステムを購入する必要がなくなり、導入コストを低減することが可能になる。また、認証センターでは集計されたレポートをオンラインで確認し、認証するため、グリーン電力の認証作業の効率が向上する。
図5は、本発明の第1実施形態にかかるグリーン電力証書売買システムの概念を説明する概念図である。
図5に示すように、まず、家庭(発電者)が、携帯電話200などで売り情報(販売情報)を入力し、携帯電話200に入力された売り情報がグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300に送信される(ステップSF500)。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、受信した売り情報を売りボードに表示する。
他方、企業(利用者)が、コンピュータ等の端末によって買い情報(購入情報)を入力し、入力された買い情報がグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300に送信される(ステップSC500)。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、受信した買い情報を買いボードに表示する。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、売り情報と買い情報が一致した場合には、売買約定と判定し、売買約定情報が家庭(発電者)と企業(利用者)に送信する(ステップSF502・ステップSC502)。さらに、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、売買約定後に、グリーン電力証書を家庭(発電者)から企業(利用)に送信する。
企業が、支払いデータとポイントデータをグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300に送信する(ステップSC504)。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、受信した支払いデータとポイントデータと購入先企業情報とグリーン電力利用実績情報を家庭に送信する。家庭は、支払いデータとポイントデータと購入先企業情報とグリーン電力利用実績情報を受信する(ステップSF504)。
図6は、本発明の第1実施形態にかかる携帯端末の検針処理を示すフロー図である。図6に示すように、まず、家庭(発電者)は、携帯電話200のカメラ240を用いて、発電量用電力計を撮影し、発電量用電力計の画像データをメモリ220に記憶する(ステップSF600)。次に、家庭(発電者)は、携帯電話200のカメラ240を用いて、売電用電力計を撮影し、発電量用電力計の画像データをメモリ220に記憶する(ステップSF602)。
家庭(発電者)の操作に基づいて、携帯電話200のCPU210は、メモリ220に記憶された発電量用電力計の画像データ及び発電量用電力計の画像データに対して光学文字認識処理(いわゆるOCR)を行うことによって、発電量・売電量・自家消費量の数値データ(検針データ)に変換する(ステップSF604)。家庭(発電者)は、変換された数値データを携帯電話200のディスプレイによって確認し(ステップSF606)、検針データが正しい場合、検針データをグリーンエネルギー認証サーバ100に送信する(ステップSF608)。家庭(発電者)は、検針データが正しくない場合、携帯電話200のカメラ240を用いて、再度、発電量用電力計と売電用電力計を撮影する(ステップSF600)。
グリーンエネルギー認証サーバ100は、インターフェース130(図10参照)を介して携帯電話200から送信された検針データを受信する(ステップSS600)。さらに、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、後述する検針データ処理を行う(ステップSS602)。さらに、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、過去の発電実績や設備(太陽光パネル・電力計等)の情報を条件に、正しい検針データを受信したか否かを判定する(ステップSS604)。グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110が、正しい検針データを受信したと判定した場合、後述する認証申請処理を行う(ステップSS604)。グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110が、正しい検針データを受信したと判定しない場合、再度、携帯電話200対して、撮影再実行命令を携帯電話200に送信する。撮影再実行命令を受信した家庭(発電者)は、発電量電力計撮影などを再度実行することになる(ステップSF610)。
このように、携帯電話200は、カメラ240によって、画像を撮影する撮影機能を有する携帯電話端末の一例である。このように、携帯電話200のCPU210は、撮影機能によって撮影した電力計などの計測器の画像データを検針データに変換する変換手段の一例である。このように、携帯電話200は、操作者による所定の操作に応じてグリーンエネルギー生成システムによって生成されたグリーンエネルギーの検針データ及び生成者データをグリーンエネルギー認証システムに送信する携帯端末の一例である。このように、インターフェース130は、携帯端末から送信された検針データ及び生成者データを受信する受信手段の一例である。
図7は、本発明の第1実施形態にかかるサーバの検針データ処理を示すフロー図である。図7に示すように、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、受信した検針データから会員情報を取得し、メモリ120上の会員DBの会員情報を更新する(ステップSS700)。次に、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、メモリ120上の電力計DBから前回報告時の発電量・売電量の検針データを含む過去電力量データを取得する(ステップSS702)。さらに、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、今回と前回の検針データの差分を計算し、期間中の発電量・売電量より自家消費量を算出する(ステップSS704)。
グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、算出されたデータに基づきメモリ120上の電力計DBの発電量・売電量データを、今回報告の発電量・売電量データに更新する(ステップSS706)。また、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、算出されたデータに基づきメモリ120上のグリーン電力DBのグリーン電量データ(自家消費量データ)を更新する。次に、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、グリーン電力認証用の帳票を作成する(ステップSS708)。
図8は、本発明の第1実施形態にかかるサーバの認証処理を示すフロー図である。認証センターサーバは、受信した認証依頼データを確認する(ステップSCC800)。次に、認証センターサーバは、受信した認証依頼データに基づき、認証処理を行うファーム(施設の集合)を選択する(ステップSCC802)。認証センターサーバは、施設(家庭)ごとに受信したグリーン電力の数値を確認する(ステップSCC804)。さらに、認証センターサーバは、施設(家庭)ごとに受信したグリーン電力のエビデンス(レポート)を確認する(ステップSCC806)。なお、認証センターサーバは、必要に応じExcel(登録商標)等にデータ出力処理をさせることや印刷処理をさせることができる(ステップSCC810)。認証センターサーバは、施設毎にグリーン電力の認証又は却下の結果を登録し、グリーンエネルギー認証サーバ100にその結果を送信する(ステップSCC808)。
グリーンエネルギー認証サーバ100は、受信した認証判定登録の結果に基づきグリーン電力DBに記憶する(ステップSS800)。グリーンエネルギー認証サーバ100は、認証されたグリーン電力を販売できるグリーン電力証書の在庫として管理する(ステップSS802)。
図9は、本発明の第1実施形態にかかるグリーン電力証書売買処理を示すフロー図である。図9に示すように、企業側が、端末において購入希望データ(例えば、どの地域のグリーン電力をどの条件(価格・ポイント等)で、どれだけの量(kWh)を購入するかというデータ)を登録し、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300に送信する(ステップSC900)。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310は、売買DBに購入希望データを格納するとともに売買ボードに購入希望を公開する(ステップSS900)。
販売者(家庭)は、携帯電話200などの端末を用いて、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300の売買ボードから購入希望データを確認し(ステップSF900)、販売先を選択し(ステップSF902)、確定するとともに、販売先確定データをグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300に送信する(ステップSF904)。
グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310は、販売先確定データを受信するとともに(ステップSS902)、売買約定結果を売買DBに格納する。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310は、購入対価請求データを購入者側に送信するとともに、会計DBに記憶する(ステップSS904)。さらに、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310は、購入対価(販売対価)が支払われた場合、販売対価支払いデータを販売者(家庭)側に送信するとともに、会計DBに記憶する(ステップSS906)。
グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310は、購入対価(販売対価)が支払われた場合、グリーン電力証書を発行し、購入者側に送信する(ステップSS908)。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310は、グリーン電力DBに記憶されるグリーン電力証書の在庫ステータスを販売済みに変更する(ステップSS910)。なお、本実施形態において、販売者(家庭)が購入希望データを確認しているが、本発明はこれに限定されず、事前に登録された情報などに基づいて、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310が売買約定を実行しても良い。
グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、インターフェース300(図10参照)を介して、携帯電話200から送信されたデータを受信する。このように、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のインターフェース330は、購入者端末から購入者データ及び、購入者データに対応する購入グリーンエネルギー量データを受信する購入者データ受信手段の一例である。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のインターフェース330は、グリーンエネルギー認証サーバから生産者データ、生産グリーンエネルギー量データを受信する生産者データ受信手段の一例である。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310は、購入者データ及び購入グリーンエネルギー量データと、生産者データ及び生産グリーンエネルギー量データとをマッチングする割当手段の一例である。
グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のCPU310は、割当手段によってマッチングしたエネルギー量である販売グリーンエネルギー量データを計算する計算手段の一例である。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のインターフェース330は、マッチングした生産者データを購入者端末に送信する購入者向けデータ送信手段の一例である。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のインターフェース330は、販売グリーンエネルギー量データに対応する対価データを携帯端末に送信する生産者向けデータ送信手段の一例である。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300のインターフェース330は、販売グリーンエネルギー量データをグリーンエネルギー認証サーバに送信するグリーンエネルギー認証サーバ向けデータ送信手段の一例である。グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、受信した販売グリーンエネルギー量データに基づいて生産者ごとに生産グリーンエネルギー量データを更新するグリーンエネルギー認証サーバの更新手段の一例である。
図10は、本発明の第1実施形態にかかるサーバと携帯端末のブロック図である。図10に示すように、携帯電話200は、各種手段として機能するCPU(中央処理部)200と、CPU210に接続したメモリ220と、CPU210に接続したアンテナ230と、CPU210に接続したカメラ部240と、カメラ部240で撮影した画像データを数値データに変換する検針データ変換部245と、CPU210に接続した操作部250とを備えて構成されている。CPU210は、メモリ220に記憶されるプログラムに従って処理を行う。
サーバ1000(グリーンエネルギー認証サーバ100と、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300)は、CPU(中央処理部)1100(CPU110・310)と、CPU1100と接続したインターフェース1300(インターフェース130・330)と、プログラムや各種DBが実装されているメモリ1200(120・320)とを備える。インターフェース1300は、CPU1100と接続した会員情報入力部と、CPU1100と接続した太陽光システム入力部と、CPU1100と接続した検針データ入力部と、CPU1100と接続したグリーン電力証明書入力部とを含んで構成されている。また、メモリ1200は、CPU1100と接続した会員DBと、CPU110と接続した太陽光システムDBと、CPU1100と接続した電力計DBと、CPU1100と接続したグリーン電力DBとを備えて構成されている。CPU1100は、メモリ1200に記憶された各種プログラムによって処理を行う。なお、グリーンエネルギー認証サーバ100とグリーンエネルギー証書販売システムサーバ300とは、機能レベルでは異なるサーバであるが、物理的には同一のサーバであっても、異なるサーバであっても良い。
本実施形態によれば、操作者によって操作された携帯端末(例えば、携帯電話)からグリーンエネルギー認証サーバに検針データ等を送信するいわゆるデータ・プッシュ型のシステムである。このため、電力計をグリーンエネルギー認証サーバに常時接続する必要がなくなるため、電力モニターや通信機器等のメンテナンスが容易になり、メンテナンスコストが低下する。さらに、操作に応じて携帯端末(例えば、携帯電話)から検針データ等を送信するため、電力計の常時自動計測が不要になり、高価なモニターシステムを利用しなくても、安価な汎用的な電力計が利用できるため導入コストが低下する。このように、コストを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
また、本実施形態によれば、携帯電話の撮影機能によって撮影された電力計の画像データを、例えば、OCR等によって検針データに変換し、グリーンエネルギー認証サーバに送信できるため操作が容易となる。また、携帯電話を使用するため、電力計の常時自動計測が不要となり、高価なモニターシステムを利用しなくても、安価な汎用的な電力計や積算熱量計が利用できるためコストを安くできる。このように、コストを低減し、グリーン電力証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
また、本実施形態によれば、生産者データ、生成グリーンエネルギー量データを受信する生産者データ受信手段と、購入者データ及び購入グリーンエネルギー量データと、生産者データ及び生成グリーンエネルギー量データとをマッチングし、購入者(例えば、企業)に生産者データを送信する一方、生産者に対価データ(金額データや、ポイントデータ)を送信する。このため、例えば、購入者(例えば、企業)は、グリーン電力発電者等のグリーンエネルギー生産者のデータがわかるため、太陽光生成システムを設置し、グリーン電力証書取引を行うといった、環境に興味を持つ個人のデータを収集することができ、今後、環境的なマーケティングを実施する際などに活用できる質の高い情報の入手ができる。さらに、対価データとして、例えば、特定の企業の製品を購入可能なポイントを付与することによって、顧客囲い込み等直接的なメリットが生まれる。このように、企業にとってグリーンエネルギー証書売買の魅力を高めるとともに、環境的なアクションを取る際のコストやリスクを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
[第2実施形態]
図11を用いて、第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態の特徴を明確にするため、第1実施形態と略同一の構成については、説明を省略する。
図11は、本発明の第2実施形態にかかる携帯端末の検針処理を示すフロー図である。家庭(発電者)は、デジタルカメラ600を用いて、発電量用電力計を撮影し、発電量用電力計の画像データをデジタルカメラ600のメモリ620に記憶する(ステップSF1100)。家庭(発電者)は、デジタルカメラ600を用いて、売電用電力計を撮影し、発電量用電力計の画像データをデジタルカメラ600のメモリ620に記憶する(ステップSF1102)。コンピュータ700のCPU710は、デジタルカメラ600のメモリ620に記憶された撮影データを読みこみ、発電量用電力計の画像データ及び発電量用電力計の画像データに対して光学文字認識処理を行うことによって、発電量・売電量・自家消費量の数値データ(検針データ)に変換する(ステップSF1104)。
家庭(発電者)は、変換された数値データをコンピュータ700ディスプレイによって確認し、検針データが正しい場合、検針データをグリーンエネルギー認証サーバ100に送信する。家庭(発電者)は、検針データが正しくない場合、検針データを修正し、修正後のデータをグリーンエネルギー認証サーバ100に送信する(ステップSF1106・ステップSF1108)。
グリーンエネルギー認証サーバ100は、インターフェース130を介してコンピュータ700から送信された検針データを受信する(ステップSS1100)。さらに、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、後述する検針データ処理を行う(ステップSS1102)。さらに、グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110は、過去の発電実績や設備(太陽光パネル・電力計等)の情報を条件に、正しい検針データを受信したか否かを判定する(ステップSS1104)。グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110が、正しい検針データを受信したと判定した場合、認証申請を行う(ステップSS1106)。グリーンエネルギー認証サーバ100のCPU110が、正しい検針データを受信したと判定しない場合、再度、コンピュータ700に対して、撮影再実行命令を送信する。撮影再実行命令を受信した家庭(発電者)は、発電量電力計撮影などを再度実行することになる(ステップSS1112)。
本実施形態によれば、デジタルカメラの撮影機能によって撮影された電力計の画像データを、例えば、OCR等によって検針データに変換し、グリーンエネルギー認証サーバに送信できるため操作が容易となる。また、コンピュータを必要に応じて接続し、情報を送信するため、電力計の常時自動計測が不要となり、高価なモニターシステムを利用しなくても、安価な汎用的な電力計や積算熱量計が利用できるためコストを安くできる。このように、コストを低減し、グリーン電力証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
[第3実施形態]
[グリーン熱認証システム]
図12、図13を用いて、第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態の特徴を明確にするため、第1実施形態と略同一の構成については、説明を省略する。
図12は、本発明の第3実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図である。図12に示すように、このシステムの参加者は、ソーラーシステム(太陽熱温水器)などのグリーン熱を利用する家庭と、グリーン熱を認証する機関(例えば、グリーンエネルギー認証センター)と、家庭からグリーン熱証書を購入する仲介業者(例えば、株式会社サステナジー)と、仲介業者からグリーン熱証書を購入する企業と、などが含まれる。
このシステムを用いることで、家庭で生成した熱量を集計し、これをグリーン熱として証書化を行い、環境を軸とした経営やマーケティングを行いたい企業に対して、CSRやマーケティングのツールとして、グリーン熱証書を販売することができる。
例えば、家庭は、太陽熱を生成し認証されたグリーン熱証書を、仲介業者を介して企業に販売することによって「環境価値」による収入も得ることができ、家計をサポートすることが可能になる。
一方、グリーン熱証書を購入する企業は、家庭由来のグリーン熱証書を購入することによって、社会・個人との接点を地域社会とのつながりの強化やマーケティング活動などへ活用することが可能になる。一般的にグリーン熱の環境価値を証書化したいと考えている家庭は、環境問題などに興味がある層の可能性が高い。これらの層に対して社会的・環境的な視点でブランディングやマーケティングの活動を行うことによって、企業の信頼度を向上させ、販売の成功確率を向上することが可能になる。
さらに、認証センターは、認証業務をシステム化することによって、小口のグリーン熱証書の取り扱いを効率化でき、システム化することで商業化ベースに乗せることができ、普及させることが可能になる。
図13は、本発明の第13実施形態にかかるグリーンエネルギー認証システムの概念を説明する概念図であり、環境価値(グリーン熱証書)の流れを説明する。
[環境価値の流れ]
図13に示すように、家庭のソーラーシステム(集熱器)で生成した熱(ステップSF1300)を利用して、水を温め、貯湯層・給湯ボイラー等の給湯設備にお湯を供給する(ステップSF1302)。積算熱量計は、ソーラーシステムの集熱量ではなく給水の温度差と温水の流量より積算熱量を計測する。計測された積算熱量(検針データ)を携帯電話200などで、グリーンエネルギー認証サーバ100に送信する(ステップSF1304)。グリーンエネルギー認証サーバ100は、送信された積算熱量より、集熱にポンプ等の電力消費量を1次エネルギー換算での熱量を差し引き、認証対象の熱量を認証センターへ実績として報告し、認証番号を取得する。さらに、グリーン認証サーバ100は、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300にデータを送信する。グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、家庭からのグリーン熱証書販売注文を取りまとめ、さらに、企業からのグリーン熱証書購入情報を取りまとめ、相互の売買条件が成立した時点で約定する。売買条件が成立すると、グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300は、グリーン熱証書を企業に発行する(ステップSC1300)。
以上、説明したように本実施形態によれば、操作者によって操作された携帯端末(例えば、携帯電話)からグリーンエネルギー認証サーバに検針データ等を送信するいわゆるデータ・プッシュ型のシステムである。このため、積算熱量計をグリーンエネルギー認証サーバに常時接続する必要がなくなるため、ソーラーシステムのモニターや通信機器等のメンテナンスが容易になり、メンテナンスコストが低下する。さらに、操作に応じて携帯端末(例えば、携帯電話)から検針データ等を送信するため、積算熱量計の常時自動計測が不要になり、高価なモニターシステムを利用しなくても、安価な汎用的な積算熱量計が利用できるため導入コストが低下する。このように、コストを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
また、本実施形態によれば、携帯電話の撮影機能によって撮影された積算熱量計の画像データを、例えば、OCR等によって生成熱量データに変換し、グリーンエネルギー認証サーバに送信できるため操作が容易となる。また、携帯電話を使用するため、積算熱量計の常時自動計測が不要となり、高価なモニターシステムを利用しなくても、安価な汎用的な積算熱量計が利用できるためコストを安くできる。このように、コストを低減し、グリーン熱証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
さらに、本実施形態によれば、グリーン熱生成者データ、生成グリーン熱量データを受信するグリーン熱生成者データ受信手段と、購入者データ及び購入グリーン熱量データと、グリーン熱生成者データ及び生成グリーン熱量データとをマッチングし、購入者(例えば、企業)にグリーン熱生成者データを送信する一方、グリーン熱生成者に対価データ(金額データや、ポイントデータ)を送信する。このため、例えば、購入者(例えば、企業)は、グリーン熱生成者のデータがわかるため、太陽熱温水器(ソーラーシステム)を設置し、グリーン熱証書取引を行うといった、環境に興味を持つ個人のデータを収集することができ、今後、環境的なマーケティングを実施する際などに活用できる質の高い情報の入手ができる。さらに、対価データとして、例えば、特定の企業の製品を購入可能なポイントを付与することによって、顧客囲い込み等直接的なメリットが生まれる。このように、企業にとってグリーンエネルギー証書売買の魅力を高めるとともに、環境的なアクションを取る際のコストやリスクを低減し、グリーンエネルギー証書売買市場の拡大に寄与し得るグリーンエネルギー認証システムを提供することができる。
100 グリーンエネルギー認証サーバ100
110 CPU
120 メモリ
130 インターフェース
200 携帯電話
210 CPU
220 メモリ
230 アンテナ部
240 カメラ
245 検針データ変換部
250 操作部
300 グリーンエネルギー証書販売システムサーバ300
310 CPU
320 メモリ
330 インターフェース

Claims (5)

  1. 携帯端末及び、前記携帯端末と接続自在なグリーンエネルギー証書認証サーバを含むグリーンエネルギー証書認証システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    操作者による所定の操作に応じてグリーンエネルギー生成システムによって生成されたグリーンエネルギーの検針データ及び生成者データを前記グリーンエネルギー証書認証システムに送信し、
    前記グリーンエネルギー証書認証サーバは、
    前記携帯端末から送信された検針データ及び生成者データを受信する受信手段と、
    受信した検針データ及び生成者データに基づき、生成者ごとに検針データを集計する集計手段と、
    集計した検針データに基づき、生成者ごとに消費エネルギーデータ及び総生成エネルギーデータを計算する計算手段と、
    計算された消費エネルギーデータに基づいてグリーンエネルギー証書認証用のデータを更新する更新手段と、
    グリーンエネルギー証書認証用のデータを出力する出力手段とを備えることを特徴とするグリーンエネルギー証書認証システム。
  2. 請求項1に記載のグリーンエネルギー証書認証システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    画像を撮影する撮影機能を有する携帯電話端末であり、
    前記撮影機能によって撮影した計測器の画像データを検針データに変換する変換手段を有することを特徴とするグリーンエネルギー証書認証システム。
  3. 請求項1又は2に記載のグリーンエネルギー証書認証システムであって、
    前記グリーンエネルギー証書認証サーバは、
    グリーンエネルギー証書販売システムサーバと接続され、
    生成者データ及び、前記生成者データに対応する生成グリーンエネルギー量データを前記グリーンエネルギー証書販売システムサーバに送信する送信手段を備え、
    前記グリーンエネルギー証書販売システムサーバは、
    購入者端末から購入者データ及び、前記購入者データに対応する購入グリーンエネルギー量データデータを受信する購入者データ受信手段と、
    前記グリーンエネルギー証書認証サーバから前記生成者データ、前記生成グリーンエネルギー量データを受信する生成者データ受信手段と、
    前記購入者データ及び前記購入グリーンエネルギー量データと、前記生成者データ及び前記生成グリーンエネルギー量データとをマッチングする割当手段と、
    前記割当手段によってマッチングしたエネルギー量である販売グリーンエネルギー量データを計算する計算手段と、
    マッチングした前記生成者データを前記購入者端末に送信する購入者向けデータ送信手段と、
    前記販売グリーンエネルギー量データに対応する対価データを前記携帯端末に送信する生成者向けデータ送信手段と、
    前記販売グリーンエネルギー量データを前記グリーンエネルギー証書認証サーバに送信するグリーンエネルギー証書認証サーバ向けデータ送信手段とを備え、
    前記グリーンエネルギー証書認証サーバの前記更新手段は、
    受信した販売グリーンエネルギー量データに基づいて生成者ごとに生成グリーンエネルギー量データを更新することを特徴とするグリーンエネルギー証書認証システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のグリーンエネルギー証書認証システムであって、
    前記グリーンエネルギーが、グリーン電力であることを特徴とするグリーンエネルギー証書認証システム。
  5. 請求項1又は2に記載のグリーンエネルギー証書認証システムであって、
    前記グリーンエネルギーが、グリーン熱であることを特徴とするグリーンエネルギー証書認証システム。
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