JP7415365B2 - 非化石価値ポイントシステム - Google Patents

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Description

この発明は、電力の需要家に対してポイントを付与する非化石価値ポイントシステムに関する。
従来、貯蓄されたグリーンエネルギーが確かにグリーンエネルギーであることを証明することを可能とするエネルギー充填装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、エネルギー貯蓄装置にグリーンエネルギーを充填するエネルギー充填部と、エネルギー貯蓄装置により測定されたグリーンエネルギーの充填量を示す測定量情報を当該エネルギー貯蓄装置から取得する測定量情報取得部と、エネルギー充填部により充填されたグリーンエネルギーの充填量と、測定量情報に示されたグリーンエネルギーの充填量とが一致した場合に、エネルギー貯蓄装置に充填されたグリーンエネルギーの量を証明するための証明書を発行する証明書発行部と、を備え、証明書は、エネルギー貯蓄装置と対応付けて管理され、当該証明書により証明される量のグリーンエネルギーがエネルギー貯蓄装置から出力された場合に破棄される、ようにしている。
また、非化石価値を顕在化して取引を可能とすることで、電力の需要家にとっての選択肢を拡大することなどを目的として非化石価値取引市場が創設されている。
特開2012-212347号公報
ところで、上記の非化石価値取引市場の創設の目的にもあるように需要家にとっての選択肢を拡大することが重要視されているとともに、いわゆる電力自由化が進む状況においては、電力事業者はサービスの多様化を図ってさまざまな需要家の要望に応えていくことが必要とされている。そして、電力事業者にとっては、需要家に一層関心を寄せてもらい、永く安定した需給関係を築くことが望ましい。一方、需要家は、自己の電力使用態様や各電力事業者(電力供給側)から提供されるサービスなどに基づいて、自己に最適な電力事業者を選定することが可能となっている。
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、グリーンエネルギーであることは証明されるものの、需要家にとっての利得は無いため、需要家の、非化石価値に対する関心を高めることへの影響は小さく、延いては電力事業者に対する関心を高めることにはつながらず、結果的に、永く安定した需給関係を築くことにはつながらないという問題がある。
そこでこの発明は、新たな視点で独自の付加価値サービス(選択肢)を用意して電力事業者に対する需要家の関心を高めることを可能とする、非化石価値ポイントシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、電力の需要家にポイントを付与する事業者を電力事業者とするとともに、提携事業者ポイントを扱うポイントサービスの会員が前記需要家である場合に前記電力事業者によって付与される前記ポイントとして前記提携事業者ポイントを付与することについて前記電力事業者と合意している事業者を提携事業者とし、前記電力事業者が前記需要家から購入した購入電力量を記憶する事業者サーバと、前記ポイントサービスにおける前記提携事業者ポイントの数を記憶する提携先サーバと、を有し、前記事業者サーバは、前記購入電力量に基づいて前記需要家に付与する前記ポイントの数を計算するポイント計算手段と、前記ポイントの数を前記提携先サーバへと提供するポイント移行手段と、前記電力事業者が前記需要家から再生可能エネルギーを購入した際に前記電力事業者によって付与されて前記提携事業者ポイントの数に加算された前記ポイントの数に応じて、前記電力事業者から前記提携事業者へと非化石証書を移転させる非化石証書移転手段と、を備え、前記提携先サーバは、前記事業者サーバから提供される前記ポイントの数を前記ポイントサービスにおける前記需要家の前記提携事業者ポイントの数に加算するポイント加算手段を備える、ことを特徴とする非化石価値ポイントシステムである。
この発明によれば、サービスに加入している需要家に対しては、自己の発電装置が発電して電力事業者へと売電した電力量に基づくポイントが付与されて提携事業者ポイントに加算される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の非化石価値ポイントシステムにおいて、前記ポイント計算手段が用いる前記購入電力量が、1日のうちの特定の時間帯の電力量である、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、サービスに加入している需要家に対しては、電力事業者へと売電した電力量に基づくポイントが付与されて提携事業者ポイントに加算される。このように、電力事業者のサービスに加入することで、電力事業者と提携する事業者が主催/参加するポイントサービスで使えるポイントが電力事業者から付与されるため、電力事業者に対する需要家の関心を高めることが可能となり、この結果、需要家と電力事業者との間に永く安定した需給関係が築かれることが期待できる。また、請求項1の発明によれば、電力事業者から提携事業者へと非化石証書が移転する。これにより、提携事業者は、使用電力(電力事業者から購入する電力)に係る二酸化炭素排出量の削減に取り組んでいることを、延いては事業活動による温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいることを、PRすることが可能となる。そして、需要家は環境負荷の軽減への貢献を実感することができ、そのような実感を通じて電力事業者に対する需要家の関心を一層高めることが可能となる。
請求項2の発明によれば、需要家が電力事業者へと特定の時間帯に売電した電力量に対してポイントが付与される。具体的には例えば、電力需要のピーク時間帯における購入電力量に対してはポイントを付与する一方で、電力需要のオフピーク時間帯における購入電力量に対してはポイントを付与しないように設定することができる。これにより、電気の使い方に関する需要家の注意喚起を通じて電力事業者に対する需要家の関心を一層高めることが可能となる。
この発明の実施の形態に係る非化石価値ポイントシステムを示す概略構成図である。 図1の非化石価値ポイントシステムのポイント管理サーバおよびウェブサーバを示す概略構成ブロック図である。 図1の非化石価値ポイントシステムの提携先サーバを示す概略構成ブロック図である。 図1の非化石価値ポイントシステムの動作を示すタイミングチャートである。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る非化石価値ポイントシステム1を示す概略構成図である。この非化石価値ポイントシステム1は、電力事業者D(電力供給側)が電力の需要家Mに対して特典としてポイントを付与して提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスで使えるようにするためのシステムであり、非化石価値ポイントシステム1によって提供される非化石価値ポイントサービスに纏わる処理を実行するポイント管理サーバ2および提携先サーバ4と、各需要家Mの太陽光発電設備などで発電した電力のうちの余剰電力量(即ち、電力事業者Dが各需要家Mから購入した電力量)を記憶する購入電力量サーバ3とを有する。そして、ポイント管理サーバ2と購入電力量サーバ3とが通信自在に接続されている。
各需要家Mは、太陽光発電などの発電装置を有し、自らが使用する電力に対して発電装置が発電する電力が上回った分を余剰電力として電力事業者Dへと売電している。なお、各需要家Mは余剰電力を蓄えるための蓄電池を自ら設置していても設置していなくてもどちらでもよいが、蓄電池を自ら設置している需要家Mについては、余剰電力のうちの少なくとも一部を電力事業者Dへと売電している場合を対象とする。また、この実施の形態では、発電装置の発電量のうち需要家Mの使用電力量を上回った分を余剰電力として売電している需要家Mを想定して説明するが、発電装置の発電量の全てを売電している需要家を非化石価値ポイントサービスの対象として含めるようにしてもよい。
提携事業者Tは、電力事業者Dと提携して、需要家Mに対して該提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスのポイント(「提携事業者ポイント」と呼ぶ)を付与することについて電力事業者Dと合意している事業者である。電力事業者Dから付与される提携事業者ポイントは、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける提携事業者ポイントへと加算される。提携事業者ポイントとしては、例えば、提携事業者Tのウェブサイトにおいてプレゼントと交換することができたり、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスに加盟している店舗において商品を購入する際の代金に充当することができたりするなどの、種々の用途に対応するポイント(電子マネーを含む)が想定される。
そして、この実施の形態に係る非化石価値ポイントシステム1は、電力の需要家Mにポイントを付与する事業者を電力事業者Dとするとともに、提携事業者ポイントを扱うポイントサービスの会員が前記需要家Mである場合に電力事業者Dによって付与される前記ポイントとして提携事業者ポイントを付与することについて電力事業者Dと合意している事業者を提携事業者Tとし、電力事業者Dが需要家Mから購入した購入電力量を記憶する購入電力量サーバ3と、購入電力量サーバ3と通信自在に接続されたポイント管理サーバ2と、ポイントサービスにおける提携事業者ポイントの数を記憶する提携先サーバ4と、を有し、ポイント管理サーバ2は、購入電力量サーバ3から購入電力量を取得して該購入電力量に基づいて需要家Mに付与する加算予定の提携事業者ポイントの数を計算するポイント計算手段としてのポイント計算タスク23aと、加算予定の提携事業者ポイントの数を提携先サーバ4へと提供するポイント移行手段としてのポイント移行タスク23bと、を備え、提携先サーバ4は、ポイント管理サーバ2から提供される加算予定の提携事業者ポイントの数をポイントサービスにおける需要家Mの提携事業者ポイントの数に加算するポイント加算手段としてのポイント加算タスク43aを備える、ようにしている。
この実施の形態では、非化石価値ポイントシステム1の運用に関係する補助的な要素として、各需要家Mが通信端末6を介してアクセス可能な電力事業者Dのウェブサーバ5が設置され、ウェブサーバ5とポイント管理サーバ2とが通信自在に接続されている。
この実施の形態では、ポイント管理サーバ2、購入電力量サーバ3、およびウェブサーバ5が各々別個のサーバとして設けられるようにしているが、これらサーバのうちの一部が1つのサーバによって構成されるようにしてもよく、また、これらサーバの全てが1つのサーバによって構成されるようにしてもよい。具体的には例えば、ポイント管理サーバ2と購入電力量サーバ3とが1つの事業者サーバとして構成されるようにしてもよい。
購入電力量サーバ3は、所定期間(例えば、1か月)の間に電力事業者Dが各需要家Mから購入した電力量(kWh)の合計を記憶するサーバであり、例えば、需要家Mの売電用電力量計の検針データ(即ち、電力事業者Dにとっての買電データ)を収集するコンピュータ・サーバから定期的に前記検針データを受信することで、前記所定期間における需要家Mごとの購入電力量の合計を算出して管理する。なお、購入電力量サーバ3は、結果的に所定期間における購入電力量を記憶していればよく、購入電力量を算出したりする他のコンピュータ・サーバから所定期間における需要家Mごとの購入電力量の合計を受信して記憶するようにしてもよい。
需要家Mが、電力事業者Dとの間で、発電した電力の売電に関して複数の契約をしている場合には、購入電力量サーバ3は、売電契約ごとに所定期間における購入電力量の合計を記憶する。そして、この発明に係る処理は、各需要家Mの売電契約ごとに行われる。
通信端末6は、需要家Mが操作する端末機器であり、パーソナルコンピュータやスマートフォン(多機能携帯端末)などを含み、例えばインターネットなどの通信網7を介してウェブサーバ5と通信自在な機器として構成される。
ウェブサーバ5は、電力事業者Dのウェブサイトを提供するサーバであり、各需要家Mの通信端末6から通信網7を介してアクセス可能な機器として構成される。ウェブサーバ5は、図2に示すように、主として、メモリ51と、メインタスク52と、これらを制御などする中央処理部53とを備える。
メモリ51は、各種の情報やデータを記憶可能な記憶装置であり、例えば、サービスへの加入申込み時に需要家Mによって入力された情報などを記憶する。
メインタスク52は、電力事業者Dのウェブサイトを提供・運営するためのタスク・プログラム群である。この実施の形態では、電力事業者Dのウェブサイトのうち、非化石価値ポイントシステム1によって提供される非化石価値ポイントサービスを運用するためのタスクについて主に説明する。このメインタスク52は、主として、加入タスク52aを備える。
メインタスク52は、通信端末6から電力事業者Dのウェブサイトへのアクセスがあった際、非化石価値ポイントサービスへの加入を希望する需要家Mによる電力事業者Dのウェブサイトへの操作に応じ、非化石価値ポイントサービスへの加入を受け付けるページを通信端末6に表示させる。
加入タスク52aは、非化石価値ポイントサービスへの加入を受け付けるページの加入ボタンが選択されることによって起動し、非化石価値ポイントサービスへの加入処理を実行するタスク・プログラムである。
加入タスク52aは、非化石価値ポイントサービスへの加入を希望する需要家Mに関する情報(例えば、契約番号/顧客番号、契約名義、契約住所、連絡先など)の入力を求めるとともに、当該の需要家Mが非化石価値ポイントサービスの加入条件を満たしているか否かを判定する。加入条件としては、例えば、当該の需要家Mが、電力事業者Dへと売電しており、且つ、電力事業者Dから買電していること、などが挙げられる。
加入タスク52aは、当該の需要家Mが加入条件を満たしていると判定した場合は、需要家Mの、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける会員の識別子(ID)(例えば、会員番号、カード番号)の入力を求める。そして、加入タスク52aは、需要家Mの識別子(ID)と組み合わせて、入力された需要家Mに関する情報(「加入者情報」と呼ぶ;需要家Mの識別子(ID)および提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける会員の識別子(ID)を含む)をポイント管理サーバ2に対して出力する。
需要家Mの識別子は、非化石価値ポイントサービスへの加入処理において加入タスク52aによって新たに付与されるようにしてもよく、或いは、電力事業者Dとの売電契約において需要家Mに対して既に与えられている契約番号/顧客番号や電力事業者Dの他のサービスを通じて既に与えられている会員番号などが用いられるようにしてもよい。
需要家Mが、電力事業者Dとの間で、発電した電力の売電に関して複数の売電契約をしている場合には、加入タスク52aは、売電契約の各々に対して別個の識別子を付与したり、或いは、複数の売電契約を1つにまとめた束に対して1つの識別子を付与したりする。
ポイント管理サーバ2は、非化石価値ポイントシステム1によって提供される非化石価値ポイントサービスに纏わる処理(特に、各需要家Mに付与するポイントを計算して出力する処理)を実行するサーバであり、図2に示すように、主として、メモリ21と、加入者データベース22と、メインタスク23と、これらを制御などする中央処理部24とを備える。
メモリ21は、各種の情報やデータを記憶可能な記憶装置であり、例えば、非化石価値ポイントサービスに纏わる処理を実行する際の作業領域として機能する。
加入者データベース22は、加入者情報や非化石価値ポイントサービスに纏わる処理を実行するために必要な情報を記憶するデータベースであり、各需要家Mの識別子と関連付けて少なくとも加算予定の提携事業者ポイントの数を記憶している。
メインタスク23は、非化石価値ポイントサービスに纏わる処理を実行するためのタスク・プログラム群である。このメインタスク23は、主として、ポイント計算タスク23aと、ポイント移行タスク23bとを備える。
ポイント計算タスク23aは、購入電力量に基づいて需要家Mに付与する提携事業者ポイントを計算する処理を実行するタスク・プログラムである。ポイント計算タスク23aは、まず、ウェブサーバ5から出力された加入者情報を加入者データベース22に記憶する。
ポイント計算タスク23aは、加入者データベース22に記憶されている需要家Mごとに、所定期間(例えば、1か月)における購入電力量が確定すると、購入電力量が確定した需要家Mの識別子に基づいて、購入電力量サーバ3から購入電力量を取得する。ポイント計算タスク23aによる購入電力量の取得方法は、特定の仕法には限定されない。例えば、購入電力量が確定した後に確定した購入電力量を通知する検針通知が購入電力量サーバ3からポイント管理サーバ2へと送信されるようにしてもよく、或いは、ポイント管理サーバ2が購入電力量サーバ3へと定期的にアクセスして新たに確定した購入電力量を取得するようにしてもよい。なお、必要に応じ、加入者データベース22に記憶されている加入者情報における各需要家Mの識別子と、購入電力量サーバ3に記憶されている各需要家を識別するための符号(例えば、契約番号/顧客番号)との対応付けが予め準備される。
ポイント計算タスク23aは、取得した購入電力量(kWh)を用いて、需要家Mに提携事業者ポイントとして付与する付与ポイント数Pを下記の数式1によって算出する。
(数1) P = 購入電力量×a
ここに、購入電力量:電力事業者Dが需要家Mから購入した電力量(kWh)、
a:単位電力量あたりに付与するポイント数(ポイント数/kWh)、
をそれぞれ表す。
数式1における購入電力量は、需要家Mによる、1日の全時間帯における売電の電力量の合計(且つ、所定期間における合計)でもよく、或いは、1日のうちの特定の時間帯における売電の電力量の合計(且つ、所定期間における合計)でもよい。
購入電力量として特定の時間帯における電力量が用いられる場合には、購入電力量サーバ3に記憶される購入電力量が特定の時間帯における電力量の合計であるようにしてもよく、或いは、購入電力量サーバ3に記憶されている購入電力量のうちの特定の時間帯における電力量の合計をポイント計算タスク23aが算出して用いるようにしてもよい。
また、数式1における単位電力量あたりに付与するポイント数aは、1日の全時間帯にわたって同じ値でもよく、或いは、1日のうちの時間帯によって異なる値でもよい。
ポイント計算タスク23aは、算出した付与ポイント数Pを、需要家Mの識別子と関連付けて、加算予定の提携事業者ポイントの数として加入者データベース22に記憶する。加算予定の提携事業者ポイントの数には、或る需要家Mにとっての各所定期間を区別するために、例えば、通し番号や、年と月との組み合わせなどの識別符号が関連付けられるようにしてもよい。
ポイント移行タスク23bは、加入者データベース22に記憶されている各需要家Mの加算予定の提携事業者ポイントを提携先サーバ4へと提供する処理を実行するタスク・プログラムである。ポイント移行タスク23bは、具体的には、各需要家Mの識別子と関連付けて加算予定の提携事業者ポイントの数を含む情報を列記した依頼ファイルを作成し、該依頼ファイルを提携先サーバ4へと提供する。ポイント移行タスク23bは、提携先サーバ4へと提供した需要家Mの加算予定の提携事業者ポイントの数に関するデータ(レコード)については、処理済みであるとして、前記データ(レコード)に対して処理済みであることを表すフラグを立てるようにしたり、前記データ(レコード)を加入者データベース22から削除するようにしたりする。
ポイント移行タスク23bによる依頼ファイルの作成および提供は、例えば、購入電力量の確定に係る所定期間(例えば、1か月)と同程度の間隔または前記所定期間よりも短い間隔で行われる。なお、購入電力量の確定・取得と、依頼ファイルの作成および提供とは、同時期に(連動して)行われるようにしてもよく、或いは、各々が所定の間隔で行われるようにしてもよい。
提携先サーバ4は、電力事業者Dと提携して非化石価値ポイントシステム1によって提供される非化石価値ポイントサービスに纏わる処理(特に、ポイント管理サーバ2から出力される各需要家Mに付与するポイントを提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスで使えるようにする処理)を実行するサーバであり、図3に示すように、主として、メモリ41と、会員データベース42と、メインタスク43と、これらを制御などする中央処理部44とを備える。提携先サーバ4は、例えば、提携事業者Tの従業員等が操作する機器として構成される。
提携先サーバ4は、必要に応じ、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスを運営するための処理を実行する機能も備える。しかしながら、前記ポイントサービス自体を運営するための処理を実行する機能は、本発明としては会員データベース42を利用するものであればどのような構成でもよく、また必須の構成でもないので、詳細な説明は省略する。
メモリ41は、各種の情報やデータを記憶可能な記憶装置であり、例えば、非化石価値ポイントサービスに纏わる処理を実行する際の作業領域として機能する。
会員データベース42は、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービス(即ち、提携事業者ポイントのサービス)に加入している会員に関する情報や非化石価値ポイントサービスに纏わる処理を実行するために必要な情報を記憶するデータベースであり、前記ポイントサービスに加入している各会員の識別子と関連付けて少なくとも現在有効な提携事業者ポイントの数を記憶している。
メインタスク43は、非化石価値ポイントサービスに纏わる処理を実行するためのタスク・プログラム群である。このメインタスク43は、主として、ポイント加算タスク43aを備える。
ポイント加算タスク43aは、ポイント管理サーバ2から出力される、需要家Mごとの加算予定の提携事業者ポイントを含む情報が列記されている依頼ファイルに基づいて、各需要家Mの加算予定の提携事業者ポイントを当該の需要家Mと対応する会員の提携事業者ポイントに加算する処理を実行するタスク・プログラムである。すなわち、電力事業者Dが各需要家Mに付与した提携事業者ポイントを、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける、該当する会員(需要家M)の提携事業者ポイントに加算する。
ポイント加算タスク43aは、必要に応じ、依頼ファイル中の各需要家Mの提携事業者ポイントを、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける提携事業者ポイントへと加算できるか否かを判定する。具体的には例えば、依頼ファイル中の、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける会員の識別子が会員データベース42の中に存在して処理実行時点において提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスの会員であってポイント使用の権利を有している場合には、加算可能であると判定する。
加算不能であると判定された需要家M/会員については、例えば、エラーリスト化され、データの誤りではなくて加算条件を満たしていないことが事実であると確認された場合、依頼ファイルから削除される。一方、加算可能であると判定された需要家M/会員については、引き続いて加算処理が行われる。
ポイント加算タスク43aは、依頼ファイル中の各需要家Mの提携事業者ポイントの数を、当該の需要家Mと関連付けられている会員の識別子を参照して、会員データベース42に記憶されている当該の需要家M/会員の現在有効な提携事業者ポイントの数に加算して記憶する。
ポイント管理サーバ2の加入者データベース22から提携先サーバ4の会員データベース42への依頼ファイルの受け渡し方は、依頼ファイルに含まれている情報をポイント加算タスク43aが利用可能となるのであれば特定の仕法に限定されるものではなく、例えば、ポイント管理サーバ2と提携先サーバ4とが通信自在に接続されて電子データとして出力され入力されるようにしてもよく、または、ポイント管理サーバ2から電子ファイルとして出力されて適当な記憶媒体に格納されたり電子メールに添付されて送信されたりした上で前記記憶媒体を介したり添付ファイルが用いられたりして提携先サーバ4へと入力されるようにしてもよく、或いは、ポイント管理サーバ2側でプリントアウトされたリストが参照されて提携先サーバ4への入力が行われるようにしてもよい。なお、依頼ファイルの受け渡しに係る処理は、全てが定期的に自動で行われるようにしてもよく、或いは、少なくとも一部が手動で行われるようにしてもよい。
ポイント加算タスク43aは、また、依頼ファイルに基づいて加算された提携事業者ポイントの総数を含む情報を記録した結果ファイルを作成し、該結果ファイルをポイント管理サーバ2へと提供する。
ここで、電力事業者Dは、太陽光発電設備などで発電した電力を、即ち再生可能エネルギーを、各需要家Mから購入している。そこで、所定期間において電力事業者Dによって付与されて提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける提携事業者ポイントに加算された提携事業者ポイントの総数(或いは、前記総数の金銭換算価値)に対応する電力に相当する非化石証書が、電力事業者Dから提携事業者Tへと移転するようにしてもよい。これにより、提携事業者Tは、自己が使用する電気として、非化石証書を使用した電気を調達したことになる。このため、提携事業者Tは、使用電力(購入電力)に係る二酸化炭素排出量の削減に取り組むことが可能となり、延いては事業活動による温室効果ガス排出量の削減に取り組むことが可能となる。
この実施の形態では、ポイント管理サーバ2のメインタスク23が、電力事業者Dが需要家Mから再生可能エネルギーを購入した際に電力事業者Dによって付与されて提携事業者ポイントの数に加算された加算予定の提携事業者ポイントの数に応じて、電力事業者Dから提携事業者Tへと非化石証書を移転させる非化石証書移転手段としての非化石証書移転タスク23cをさらに備えるようにしている。
非化石証書移転タスク23cは、提携先サーバ4から出力される、加算された提携事業者ポイントの総数を含む情報が記録されている結果ファイルに基づいて、前記提携事業者ポイントの総数に応じた非化石証書を電力事業者Dから提携事業者Tへと移転する処理を実行するタスク・プログラムである。
非化石証書移転タスク23cは、結果ファイル中の提携事業者ポイントの総数を確認して、該提携事業者ポイントの総数(或いは、前記総数の金銭換算価値)に対応する電力に相当する非化石証書を作成し、該非化石証書を提携先サーバ4へと提供する。
次に、このような構成の非化石価値ポイントシステム1の作用、動作などについて、図4に基づいて説明する。
まず、需要家Mが、通信端末6でウェブサーバ5にアクセスして(ステップS1)、非化石価値ポイントサービスへの加入を受け付けるページで加入ボタンを選択する。これにより、ウェブサーバ5の加入タスク52aが起動し、当該の需要家Mの非化石価値ポイントサービスへの加入処理が行われる(ステップS2)。その際、加入タスク52aにより、非化石価値ポイントサービスへの加入を希望する需要家Mがサービスの加入条件を満たしているか否かが判定される。そして、ウェブサーバ5は、加入条件を満たしている需要家Mの加入者情報をポイント管理サーバ2に対して出力する(ステップS3)。
その後、所定期間における購入電力量が確定すると、この実施の形態では、購入電力量サーバ3からポイント管理サーバ2へと検針通知が送信される(ステップS4)。
ポイント管理サーバ2へと検針通知が入力されると、ポイント計算タスク23aが起動し、ポイント計算タスク23aにより、所定期間における購入電力量が用いられて数式1によって付与ポイント数Pが算出され、該付与ポイント数Pが加算予定の提携事業者ポイントの数として加入者データベース22に記憶される(ステップS5)。
ここで、数式1によってポイントが付与されることについて、例えば、需要家Mの余剰電力の電力事業者Dへの売電単価がS(円/kWh)であるとともに数式1における単位電力量あたりに付与するポイント数aの金銭換算価値がV(円/kWh)であるとする。このとき、需要家Mは、余剰電力について単位電力量あたりS円の利益を得るとともにV円の特典を得る。これにより、需要家Mは、初期投資が高額になってしまう蓄電池を自ら設置していなくても、発電装置を一層有効利用することが可能となる。また、需要家Mは、蓄電池を自ら設置しているものの容量が不足している場合には、蓄電池の容量を超える分の余剰電力を売電することにより、蓄電池を増設しなくても、発電装置を一層有効利用することが可能となる。
なお、売電単価が0(円/kWh)に設定され、余剰電力の対価が全て提携事業者ポイントとして付与されて提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける提携事業者ポイントに加算されるようにしてもよい。また、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける提携事業者ポイントに加算された提携事業者ポイントのうちの一部を金銭換算した費用を電力事業者Dが提携事業者Tに対して支払うようにしてもよい。
また、数式1における購入電力量を1日のうちの電力需要のピーク時間帯における購入電力量の合計とした場合には、電力需要のピーク時間帯において余剰電力を売電した場合にポイントが付与されることとなる。これにより、需要家Mは蓄電池の新設や増設に伴う費用を節約しつつ発電装置を有効利用することが可能となり、また、電気の使い方に関する需要家Mの注意喚起を促すことが可能となる。
続いて、ポイント移行タスク23bにより、所定の間隔で、依頼ファイルが作成され(ステップS6)、該依頼ファイルが提携先サーバ4へと提供される(ステップS7)。
次に、提携先サーバ4のポイント加算タスク43aにより、依頼ファイルに含まれている需要家Mごとの提携事業者ポイントの数が、提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスにおける、当該の需要家Mによって指定された会員の識別子と関連付けられている提携事業者ポイントの数に加算される(ステップS8)。そして、ポイント加算タスク43aにより、結果ファイルが作成され、該結果ファイルがポイント管理サーバ2へと提供される(ステップS9)。
この実施の形態では、さらに、ポイント管理サーバ2の非化石証書移転タスク23cにより、結果ファイルに含まれている加算された提携事業者ポイントの総数に基づいて非化石証書が作成され(ステップS10)、該非化石証書が提携先サーバ4へと提供される(ステップS11)。
このように、この非化石価値ポイントシステム1によれば、サービスに加入している需要家Mに対しては、電力事業者Dへと売電した電力量(余剰電力量)に基づくポイントが付与されて提携事業者ポイントに加算される。このように、電力事業者Dのサービスに加入することで、電力事業者Dと提携する提携事業者Tが主催/参加するポイントサービスで使えるポイントが電力事業者Dから付与されるため、電力事業者Dに対する需要家Mの関心を高めることが可能となり、この結果、需要家Mと電力事業者Dとの間に永く安定した需給関係が築かれることが期待できる。
また、この実施の形態のように電力事業者Dから提携事業者Tへと非化石証書が移転するようにした場合には、提携事業者Tは、使用電力(電力事業者から購入する電力)に係る二酸化炭素排出量の削減に取り組んでいることを、延いては事業活動による温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいることを、PRすることが可能となる。そして、需要家Mは環境負荷の軽減への貢献を実感することができ、そのような実感を通じて電力事業者Dに対する需要家Mの関心を一層高めることが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、電力事業者Dのウェブサイトでの加入処理(ステップS1~S3)を経てポイント計算・加算処理(ステップS4~S8)が実行されるようにしているが、加入処理自体(言い換えると、ウェブサーバ5を経由した処理が行われること)はこの発明の必須の構成ではなく、加入者情報はどのように整備・準備されてもよい。具体的には例えば、電話受付によるオペレータの操作によって加入処理が行われて加入者情報が整備されるようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、提携事業者Tが1つの場合について説明したが、複数種類のポイントサービスの中から需要家Mが選択できるようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、会員データベース42とポイント加算タスク43aとが1つのサーバ(即ち、提携先サーバ4)に備えられるようにしているが、会員データベース42とポイント加算タスク43aとが別個のサーバに備えられるようにしてもよい。
1 非化石価値ポイントシステム
2 ポイント管理サーバ
21 メモリ
22 加入者データベース
23 メインタスク
23a ポイント計算タスク
23b ポイント移行タスク
23c 非化石証書移転タスク
24 中央処理部
3 購入電力量サーバ
4 提携先サーバ
41 メモリ
42 会員データベース
43 メインタスク
43a ポイント加算タスク
44 中央処理部
5 ウェブサーバ
51 メモリ
52 メインタスク
52a 加入タスク
53 中央処理部
6 通信端末
7 通信網
D 電力事業者
M 需要家
T 提携事業者

Claims (2)

  1. 電力の需要家にポイントを付与する事業者を電力事業者とするとともに、
    提携事業者ポイントを扱うポイントサービスの会員が前記需要家である場合に前記電力事業者によって付与される前記ポイントとして前記提携事業者ポイントを付与することについて前記電力事業者と合意している事業者を提携事業者とし、
    前記電力事業者が前記需要家から購入した購入電力量を記憶する事業者サーバと、
    前記ポイントサービスにおける前記提携事業者ポイントの数を記憶する提携先サーバと、を有し、
    前記事業者サーバは、
    前記購入電力量に基づいて前記需要家に付与する前記ポイントの数を計算するポイント計算手段と、
    前記ポイントの数を前記提携先サーバへと提供するポイント移行手段と、
    前記電力事業者が前記需要家から再生可能エネルギーを購入した際に前記電力事業者によって付与されて前記提携事業者ポイントの数に加算された前記ポイントの数に応じて、前記電力事業者から前記提携事業者へと非化石証書を移転させる非化石証書移転手段と、を備え、
    前記提携先サーバは、
    前記事業者サーバから提供される前記ポイントの数を前記ポイントサービスにおける前記需要家の前記提携事業者ポイントの数に加算するポイント加算手段を備える、
    ことを特徴とする非化石価値ポイントシステム。
  2. 前記ポイント計算手段が用いる前記購入電力量が、1日のうちの特定の時間帯の電力量である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の非化石価値ポイントシステム。
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