JP2001216120A - 入力処理装置及びそれを用いる画像処理装置 - Google Patents

入力処理装置及びそれを用いる画像処理装置

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JP2001216120A
JP2001216120A JP2000023546A JP2000023546A JP2001216120A JP 2001216120 A JP2001216120 A JP 2001216120A JP 2000023546 A JP2000023546 A JP 2000023546A JP 2000023546 A JP2000023546 A JP 2000023546A JP 2001216120 A JP2001216120 A JP 2001216120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力ポートに接続されたセンサの出力特性が
不明な場合でも、あるいはセンサを異なる出力特性のも
のに変更した場合でも、入力読み取りのハードやソフト
の変更は実質上不要にする。入力読取装置の汎用化。 【解決手段】 入力ポートSij宛てに、それに信号を与
えるセンサjの種類を書き込むためのメモリ6のSTT;該
メモリSTTに種類情報がないとき、入力ポートSijに信
号を与えるセンサjの種類を、該入力ポートSijに与え
られる信号に基いて判定しメモリSTTに書き込む識別手
段5;および、入力ポートSijの信号を、メモリSTTの種
類に対応する処理で読込むもしくは解読する読込手段
5;を備える。更に、入力ポートSijに信号を与えるセ
ンサjの異常を検知する手段5;および、異常の検知に
対応してメモリSTTの該センサj宛ての種類コードを消
去する手段5;を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、状態検出を行うセ
ンサの検出信号やオペレータ入力あるいは設定値入力を
読み込む入力処理装置、ならびに、それを用いる画像処
理装置に関する。画像処理装置の代表的な例は、複写
機,ファクシミリ,単体の画像スキャナおよび単体のプ
リンタである。
【0002】
【従来の技術】例えば上述の画像処理装置は、入力キ
ー,設定器(例えばポテンショメータ,コード発生器)
および多くのセンサと、それらの信号を読み込んでコマ
ンドを解読し機構やプロセスの状態を判定し画像処理プ
ロセス条件を設定し画像処理プロセスの開始,進行,終
了,停止を制御するコントローラを含む。
【0003】上述の画像処理装置、ならびにその他の、
センサや設定器,入力キー等の入力手段を具備する装置
に関しては、入力手段の出力値や特性値(これらによっ
て規定または分類される入力手段の種類)に合わせて、
ハード設計やソフト設計がされていた。従って、異なる
入力手段例えば設計時に採用したセンサとは異なる種類
のセンサ、を使用しようとすると、ハードやソフトの変
更も伴わなくてはならなかった。すなわち、センサを例
にとると、センサを具備する装置や製品に関しては、セ
ンサの供給事情やコスト変動等の各種状況によって、セ
ンサを変更した方が有利な場合がある。このような場
合、従来の方式であると、ハードやソフトの変更も伴う
必要があり、センサを具備する装置や製品の管理上不利
である。
【0004】例えば、画像形成装置等の場合の用紙の有
無センサには、図6の(a)に示す出力特性を持つセン
サAおよびセンサBがあり、センサAを用いる設計にな
っている場合には、センサAをセンサBに交換すること
は出来ず、このように交換する時には、センサBの出力
をインバータで反転して前のセンサAが接続されていた
入力ポートに与えるハードウエアの変更(ハード変
更)、または、センサ信号の〔高レベルH:紙あり/低
レベルL:紙なし〕の判定論理を、〔高レベルH:紙な
し/低レベルL:紙あり〕に反転するプログラムの変更
(ソフト変更)が必要になる。
【0005】また、別のセンサの例として、温度センサ
を例に挙げると、図6の(b)に示すような0〜5.0
Vレンジの出力特性のセンサCに代えて0〜2.5Vレ
ンジの出力特性のセンサDを使用する場合、アナログ信
号をデジタルデータに変換するA/D変換のレンジを切
り替えるか、読み込んだデジタルデータに偏差分を加,
減算する演算処理を、ソフトに加える必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解消することを目的とする。具体的には、入力
手段の種類が不明な場合でも、あるいは入力手段を異な
る種類のものに変更した場合でも、ハードやソフトの変
更は実質上不要にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)入力ポート(Sij)
に信号を与える入力手段(j)の種類を、該入力ポート(S
ij)に与えられる信号に基いて判定する識別手段(5);
および、前記入力ポート(Sij)の信号を、前記判定した
種類に対応する処理で読込むもしくは解読する読込手段
(5);を備える入力処理装置。
【0008】なお、理解を容易にするために括弧内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対
応事項を、参考までに付加した。以下も同様である。
【0009】これによれば、例えば、用紙の有無状態に
よって図6の(a)に示すような出力特性を持つセンサ
AとセンサBの一方が紙検出ポートに接続される場合、
電源投入時の出力電圧の状態によって、どちらの種類か
判定する。この場合、電源投入時に用紙の有無状態が
有,無のどちらかに確実に限定されていることが必要で
ある。また、図6の(b)に示すような出力特性のセン
サCとセンサDの一方が温度検出ポートに接続される場
合、同図に示されるように、使用温度範囲で、出力電圧
範囲が、はっきり分かれているので、電源投入時に2〜
2.5Vの電圧をしきい値としてセンサの種類(C種類
かD種類か)を判定する。
【0010】入力手段例えばセンサ(j)を具備する装置
や製品に、交換によって異なったセンサを搭載する場合
でも、センサの種類を自動判定することができるので、
装置や製品のソフトとハードを共通使用することがで
き、コスト的な面や管理的な面においてメリットをもた
らす。
【0011】
【発明の実施の形態】(2)入力ポート(Sij)宛てに、
それに信号を与える入力手段(j)の種類を書き込むため
のメモリ手段(6のSTT);該メモリ手段(6のSTT)に種類情
報がないとき、前記入力ポート(Sij)に信号を与える入
力手段(j)の種類を、該入力ポート(Sij)に与えられる
信号に基いて判定し前記メモリ手段(6のSTT)に書き込む
識別手段(5);および、前記入力ポート(Sij)の信号
を、前記メモリ手段(6のSTT)の種類に対応する処理で読
込むもしくは解読する読込手段(5);を備える入力処理
装置。
【0012】上記(1)の入力処理装置に、更にメモリ
手段(6のSTT)が具備されているものであり、メモリ手段
(6のSTT)には、判定した種類を記憶できるようになって
いる。これにより、入力手段(j)の信号読み取りが必要
なたびにその種類の判定をする必要がなくなり、信号読
取タスクが格別に増えない。この記憶情報は、電源が切
られても消去されないようにするのが好ましく、具体的
には不揮発性メモリNVRAMやハードディスク等の記
憶装置を用いる。このようにすれば、電源投入の度に入
力手段たとえばセンサ(j)の種類を判断する必要もなく
なる。電源投入時のセンサの種類の判定は、装置出荷前
後の最初の1度となり、以降は種類判定動作や無駄時間
が省略となる。
【0013】(3)前記入力ポート(Sij)に信号を与え
る入力手段(j)の異常を検知する手段(5);および、異
常の検知に対応して前記メモリ手段(6のSTT)の該入力手
段(j)宛ての種類を消去する手段(5);を更に備える。
【0014】入力手段たとえばセンサ(j)に異常が発見
された場合に、自動的にセンサの種類情報を予め記憶さ
れているメモリ手段(6のSTT)から消去して、センサの修
理や交換に備えることができるという利点がある。セン
サの修理や交換後の最初の電源投入時に新しいセンサの
種類が判定されてメモリ手段(6のSTT)に書き込まれる。
このようなことができれば、センサの異常が検知され
て、センサを交換する場合、新しいセンサの種類は問わ
れない。
【0015】(4)上記(1),(2)または(3)に
記載の入力処理装置を備える画像処理装置。画像処理装
置には入力手段が比較的に多く、用紙有無センサ,温度
センサ,湿度センサ,照度センサ,距離センサ等の各種
センサが備えられ各センサの市販種類も多いが、上述の
入力処理装置を備えることにより、採用するセンサの判
定が容易になる。いろんなタイプのセンサを任意に使用
する自由度が高くなる。
【0016】(5)入力ポート(Sij)とそれに信号を与
える入力手段(j)の種類との組合せ宛ての入力読込みプ
ログラムを格納したプログラムメモリ(コントローラ5
内のプログラムROM);および、入力ポート(Sij)とそれ
に信号を与える入力手段(j)の種類との組合せ宛てに、
前記入力読込みプログラムを指定する情報(始端アドレ
ス)を格納した指定情報メモリ(6のPAT);を更に備え、
読込手段(5)は、読取対象入力ポートとそれに信号を与
える入力手段の種類との組合せ宛ての入力読込みプログ
ラム指定情報(始端アドレス)を前記指定情報メモリ(6の
PAT)から読み出して、それによって指定される、前記プ
ログラムメモリ(コントローラ5内のプログラムROM)の
入力読込みプログラムによって、読取対象入力ポートの
信号を読込むもしくは解読する、上記(1),(2),
(3)または(4)。
【0017】(6)センサ(1〜m)を備える制御装置(1〜
9)において、電源投入時にセンサ(1〜m)の特性値や出力
値によって、センサの種類を判断して、制御を開始する
ことを特徴とするセンサの自動識別装置。
【0018】センサ(1〜m)を具備する装置や製品に異な
ったセンサを搭載する場合でもセンサを自動識別するこ
とができるので、装置や製品のソフトとハードを共通使
用することができ、コスト的な面や管理的な面において
メリットをもたらす。
【0019】(7)センサ(1〜m)および記憶装置(6のST
T)を備える制御装置において、電源投入時に前記記憶装
置(6のSTT)にセンサの種類の情報が存在しない場合、セ
ンサの特性値や出力値によって、センサ(1〜m)の種類を
判断して、その情報を記憶装置(6のSTT)に記憶すると共
に、制御を開始することを特徴とするセンサの自動識別
装置。
【0020】この記憶情報は、電源が切られても消去さ
れないようにする。具体的には不揮発性メモリNVRA
Mやハードディスク等の記憶装置を用いればよい。例え
ば、電源がONされると、記憶装置(6のSTT)にアクセス
して、センサの種類の情報を記憶済みかどうか判断し、
記憶済みの場合は、通常の制御処理を繰り返す。記憶済
みでない場合は、センサがどの種類かを識別し、センサ
の種類の情報を記憶装置(6のSTT)に記憶させる。そし
て、その後、通常の制御処理を繰り返す。
【0021】初期の電源投入時にセンサの種類情報を識
別して、記憶装置(6のSTT)に記憶させることにより、初
期電源投入時に確実にセンサの種類を判断できる。なぜ
ならば、一般的に、製品の初期の電源投入は、工場で行
われ、例えば複写機の場合、用紙の有無状態が確実に統
一されていたりとか、周囲温度も常温の20℃前後に管
理されているであろうから、誤検知でセンサの種類を誤
判断してしまうという可能性がほとんど無くなる。
【0022】(8)上記(7)のセンサの自動識別装置
において、センサの異常を検知した場合に、記憶装置に
センサの種類の情報が存在する場合、この情報を消去す
ることを特徴とするセンサの自動識別装置。
【0023】例えば、電源がONされると、まず、記憶
装置(6のSTT)にアクセスして、センサの種類の情報を記
憶済みかどうか判断し、記憶済みの場合は、通常の制御
処理を実行し、更にセンサの出力信号が正常かどうか判
断する。具体的には、センサの出力電圧レベルから、コ
ネクタが抜けているような状態になっていないか、また
はリード線が断線やショートした状態になっていない
か、あるいはセンサの出力電圧領域がおかしくないか等
を判定する。正常で無いと判断した場合は、記憶装置
(6)に記憶されているセンサの種類の記憶情報を消去す
る。そして、異常検知処理を実行して制御を終了する。
異常検知処理では、表示部(n)にセンサの異常を表示し
たり、音等でセンサの異常を警告するようにすればよ
い。
【0024】センサの種類の情報が記憶済みで無い場
合、センサの出力信号が正常かどうか判断する。ここで
は、まだセンサ種類が確定していないので、センサの種
類は判らないが、明らかにコネクタ抜け等の異常が検知
できた場合に異常とする。同処理で、異常と判断した場
合は、異常検知処理を実行して制御を終了する。また、
正常と判断した場合は、センサの種類の判断をして記憶
装置(6のSTT)にその情報を記憶する。
【0025】センサに異常が発見された場合に、自動的
にセンサの種類の情報を予め記憶されている記憶装置(6
のSTT)から消去して、センサの修理や交換に備えること
ができるという利点がある。このようなことができれ
ば、センサの異常が検知されて、センサを交換する場
合、新しいセンサの種類は問われないという効果があ
る。
【0026】(9)上記(6)〜(8)の自動識別装置
を具備した画像形成装置。これは、上記(6)〜(8)
において説明したセンサの自動識別装置を具備した画像
形成装置である。画像形成装置の用紙有無センサ,温度
センサ,湿度センサ,照度センサ,距離センサ等の各種
センサの検出状態の読込みに応用することができる。
【0027】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0028】
【実施例】図1に、本発明の一実施例である、複写機の
制御システムを示す。コントローラ5の入力ポートSi
1〜Simには、各種センサ1〜mの検出信号が、セン
サーインターフエース4(信号処理電気回路)を介して
与えられる。また、入力部15(オペレータ操作ボー
ド)のキー入力や設定値もインターフエース4を介して
コントローラ5に与えられる。コントローラ5は、CP
U,RAM,ROMを主体とするマイクロコンピュータ
システムであり、スイッチ8でON/OFFされるDC
電源7から給電される。スイッチ8がON状態で、DC
電源7から電力の供給がある時のみ動作する。そして、
コントローラ5に接続されている出力インターフエース
9(ドライバなど、通電電気回路)を介して、モータ1
0,ソレノイド11,クラッチ12,ヒータ13,ラン
プ14,表示部n等の各種出力装置を制御する。
【0029】コントローラ5を構成するマイクロコンピ
ュータシステムの、メモリ読み書きアドレスバス,デー
タバスおよび制御ラインには、不揮発性メモリNVRA
M6が接続されており、このNVRAM6に、図5の
(a)に示すセンサ属性テーブルSTTおよび図5の
(b)に示すプログラムアドレステーブルPATがあ
る。すなわち、これらのテーブルに、NVRAM6のメ
モリ領域が宛てられている。
【0030】センサ属性テーブルSTTは、センサ1〜
m(それが接続される入力ポートSi1〜Sim)宛て
の種類コードを書き込むメモリ領域である。この実施例
では、種類コードは2ビットであって、
〔00〕は種類
不明状態を意味し、〔01〕は第1種類であることを、
〔10〕は第2種類であることを、また〔11〕は第3
種類であることを、意味する。センサNo.jを表すセ
ンサコードは種類コード読み書きのアドレスに該当し、
4ビットであり、センサNo.(入力ポートSi1〜S
im)を表す。
【0031】プログラムアドレステーブルPATは、セ
ンサNo.(4ビット)+種類コード(2ビット)、計
6ビットのデータ(アドレス指定用)のそれぞれ宛て
の、チェックプログラムまたは読み込みプログラムの、
それぞれの先頭アドレスを書き込んだものであり、各プ
ログラムはコントローラ5を構成するマイクロコンピュ
ータシステムの、プログラムROMに書き込まれてい
る。
【0032】ここでセンサNo.j(j=1〜m)のチ
ェックプログラムとは、センサNo.jが入力ポートN
o.Sijに接続されているか否か,異常か否か、なら
びに、種類が第1〜3のいずれか、を判定するものであ
る。具体的には、センサの出力電圧から、コネクタが抜
けているような状態になっていないか、またはリード線
が断線やショートした状態になっていないか、あるいは
センサの出力電圧領域がおかしくないか等をチェック
し、正常であると、センサの出力電圧からセンサの種類
が第1〜3のいずれであるかを判定するものである。
【0033】センサNo.j(j=1〜m)の第1〜3
種類の各読込みプログラムとは、例えば用紙の有無状態
によって図6の(a)に示すような出力特性を持つセン
サAとセンサBの一方が紙検出ポートに接続される場
合、それぞれセンサAおよびセンサBの検出信号にもと
づいて紙の有無を判定する各プログラムである。また、
図6の(b)に示すような出力特性のセンサCとセンサ
Dの一方が温度検出ポートに接続される場合、それぞれ
同図に示される出力電圧範囲(レンジ)の各電圧を同図
に示される温度をあらわすデジタルデータに変換するA
/D変換読込プログラムである。
【0034】図2に、コントローラ5が実行するシーケ
ンスコントロール(コピ−プロセス制御)の概要を示
す。電源スイッチ8のオンにより電源オンになるとコン
トローラ5は、出力ポートのクリア,内部RAMの初期
化等を行ない、メッセージディスプレイに「お待ち下さ
い!」を表示してプリントキーの赤ランプを点灯する
(ステップ1&2)。以下、カッコ内には、ステップと
いう語を省略して、ステップNo.数字のみを記す。
【0035】次にコントローラ5は、「センサ確認」S
CPを実行する。この内容は、図3を参照して後述す
る。次に、装置各部の状態を読み取り異常検出を行な
い、装置に異常があると異常表示をセットして保護リレ
ー等を付勢する(3〜6)。異常が除去されて準備ルー
プを抜けると異常表示をリセットする(7)。
【0036】次に、標準モードにおけるコピー処理の初
期条件として、コピー枚数:1,濃度:中央,給紙カセ
ット:上,および、変倍率:1に設定する(8)。そし
てメッセージ・ディスプレイに「コピーできます。」を
表示し、スタートキーの赤ランプに換えて緑ランプを点
灯して複写レディ(Ready)をセットする(9)。そして
「操作ボ−ド読取」(10)で、オペレ−タの入力を待
つ。ここで、複写条件入力があると、それを読込み、入
力対応の処理(複写条件の設定)を行なう(PRP)。
【0037】スタートキーが押されるとコントローラ5
は、「スタ−トサイクル」(13)および「1コピ−処
理」(14)を実行する。この「1コピ−処理」(1
4)の間、それと並行して「状態チェック」ABCを行
う。この「状態チェック」ABCの内容は、図4を参照
して後述する。
【0038】「1コピ−処理」(14)を実行するごと
に、コピ−枚数カウンタ(レジスタ)CNCの内容を1
インクレメントして(15)、コピ−枚数CNCが、設
定数GN(標準設定値1又はオペレ−タが設定した数)
に達したかをチェックして(16)、達していないとま
た「1コピ−処理」(14)を実行する。設定数GN分
の「1コピ−処理」(14)を実行するとエンドサイク
ルを設定して(17)、「操作ボ−ド読取」(10)に
戻る。
【0039】図3を参照して、「状態チェック」ABC
の内容を説明する。これに進むとコントローラ5は先
ず、チェック対象を第1センサ1(j=1;第1入力ポ
ートSi1)に定めて(21)、これに宛てられた2ビ
ットの種類コードを、NVRAM6のセンサ属性テーブ
ルSTTから読み出して、該種類コードが、種類をあら
わすもの〔01〕,〔10〕又は〔11〕か否
〔00〕
かをチエックする(22)。
【0040】
〔00〕は種類情報がないことを意味す
る。種類コードが
〔00〕であるとコントローラ5は、
NVRAM6のプログラムアドレステーブルPATか
ら、チェック対象のセンサNo.j(入力ポートSi
j)の、種類コード
〔00〕に宛てられたチエックプロ
グラムのスタートアドレスを読み出して、コントローラ
5内のプログラムROMから該チエックプログラムを読
み出してコントローラ5内のRAMに書き込んで、この
チエックプログラムによって、入力ポートSijの電位
を参照してセンサNo.jが入力ポートNo.Sijに
接続されているか否か,異常か否か、ならびに、種類が
第1〜3のいずれか、を判定する(25)。センサN
o.jの種類は第1,2又は3、と判定した時には、
〔01〕,〔10〕又は〔11〕を種類コードとして、
センサ属性テーブルSTTに、センサNo.j宛てに書
き込む(27)。センサNo.jが入力ポートNo.S
ijに接続されていない、又は、異常、と判定した時に
はコントローラ5は、センサNo.j(入力ポートSi
j)の異常を表示部nに表示しかつ一時的にブザーを鳴
らして(28)、入力ポートNo.Sijに変化が現わ
れるのを待つ。すなわちオペレータが異常を修復するの
を待つ。
【0041】1つのセンサについて、センサ属性テーブ
ルSTTの、それに宛てられた種類コードが〔01〕,
〔10〕又は〔11〕の時には、上述のチエック(ステ
ップ25〜27)は実行せず、次のセンサをチエック対
象に更新する。上述のチエックを行ってセンサ属性テー
ブルSTTの種類コードを
〔00〕から〔01〕,〔1
0〕又は〔11〕に更新した場合も、次のセンサをチエ
ック対象に更新する(23−24−22)。このように
して、すべてのセンサ(1〜m)についてその種類コー
トが、〔01〕,〔10〕又は〔11〕であることのチ
エックと、そうでない場合のセンサ種類の判定と判定し
た種類コードのセンサテーブルSTTへの書き込みを終
えると、「センサ確認」SCPを抜けて、図2の、次の
各部状態読取(3)に進む。
【0042】図4を参照して、「状態チエック」ABC
の内容を説明する。この「状態チエック」ABCには、
「1コピー処理」(14)においてあるセンサの状態検
出を参照する必要があるタイミングの度に進入する。こ
れに進入するとコントローラ5はまず、判定結果レジス
タSAFをクリアしてそのデータを、異常なしをあらわ
す0に初期化する(31)。
【0043】次にコントローラ5は、状態読込が必要な
1つのポートSijの入力信号をチエックする(3
3)。ここでは、先に説明した「センサ確認」SCPの
ステップ25と同様に、NVRAM6のプログラムアド
レステーブルPATから、チェック対象のセンサNo.
j(入力ポートSij)の、種類コード
〔00〕に宛て
られたチエックプログラムのスタートアドレスを読み出
して、コントローラ5内のプログラムROMから該チエ
ックプログラムを読み出してコントローラ5内のRAM
に書き込んで、このチエックプログラムによって、入力
ポートSijの電位を参照してセンサNo.jが入力ポ
ートNo.Sijに接続されているか否か,異常か否
か、ならびに、種類が第1〜3のいずれか、を判定す
る。センサNo.jが入力ポートNo.Sijに接続さ
れていない、又は、異常、と判定した時にはコントロー
ラ5は、センサ属性テーブルSTTのセンサNo.j
(入力ポートNo.Sij)宛ての種類コードをクリア
する。すなわち
〔00〕に変更し、判定結果レジスタS
AFに、異常ありを表す1を書き込む(34,38,3
9)。正常と判定したときには、そのときのセンサ属性
テーブルSTTのセンサNo.j(入力ポートNo.S
ij)宛ての種類コードが
〔00〕であった場合のみ、
それを今回判定した種類をあらわす〔01〕,〔10〕
又は〔11〕に書き換える。
【0044】異常なしと判定した時にはコントローラ5
は、読取対象入力ポートNo.Sijに信号を与えるセ
ンサNo.jの種類コードをセンサ属性テーブルSTT
から読み出して、センサNo.j(入力ポートNo.S
ij)と読出した種類コードとの組合せ宛ての、入力読
込みプログラムの始端アドレスをプログラムアドレステ
ーブルPATから読出して、それによって指定される、
コントローラ5内のプログラムROMの入力読込みプロ
グラムによって、読取対象入力ポートNo.Sijの信
号を読込むもしくは解読して、それに基いてプロセスの
状態が正常か、また、プロセスが正常に進行している
か、を判定する(35)。
【0045】ここで、異常、と判定した時にはコントロ
ーラ5は、判定結果レジスタSAFに、異常ありを表す
1を書き込む(39)。正常と判定した時には、このタ
イミングで読取を必要としたセンサすべての出力の読取
を終了したかをチェックして(36)、終了していない
と次のセンサの状態読取に進む(36−32)。終了し
ていると、判定結果レジスタSAFのデータが正常をあ
らわす0であるかをチェックして(37)、そうである
と、図2のステップ15に進む。異常をあらわす1であ
った時には、図2に示すステップ18に進んで、そこで
コピーサイクルを中断し、その時セーブしているセンサ
異常又はプロセス異常を、表示部nに表示しかつ一時的
にブザーを鳴らして(19)、「状態チェック」abc
を行い、異常が修復されたかを監視する。すなわちオペ
レータが異常を修復するのを待つ。正常に修復すると、
「操作ボード読取」(10)に進み、再度スタートキー
が操作されるのを待つ。
【0046】ステップ33でセンサ異常を検知してステ
ップ38で種類コードをクリア(
〔00〕に変更)した
場合は、その後の、そのセンサについての、「センサ確
認」SCPあるいは「状態チェック」ABCの処理で、
センサ異常の有無がチエックされて、正常であって種類
が検知できた時に、センサ属性テーブルSTTの、該セ
ンサ宛ての種類コードが、検知した種類をあらわす、
〔01〕,〔10〕又は〔11〕に書き換えられる。
【0047】なお以上においては、本発明の入力処理装
置を装備した複写機の制御を示したが、他の画像処理装
置、例えばファクシミリ,単体の画像スキャナ,単体の
プリンタ、に本発明の入力処理装置を用いることが出来
るのは勿論、センサ,設定器,入力キー,コード発生器
などの入力手段と、その入力にしたがってあるいは応答
して、電気的制御又は処理を行うコントローラ又はプロ
セッサを含む他の装置またはシステムにも、本発明の入
力処理装置を用いることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成の概要を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示すコントローラ5の複写シーケンス
制御の概要を示すフローチャートである。
【図3】 図2に示す「センサ確認」SCPの内容を示す
フローチャートである。
【図4】 図2に示す「状態チェック」ABCの内容を示
すフローチャートである。
【図5】 (a)は図1に示すNVRAM6上の一記憶
領域に割り当てられたセンサ属性テーブルSTTの内容
を模式的に示す平面図、(b)は同じく図1に示すNV
RAM6上の一記憶領域に割り当てられたプログラムア
ドレステーブルPATの内容を模式的に示す平面図であ
る。
【図6】 (a)は図1に示すセンサ群1〜mに含まれ
るペーパセンサの種類別の出力特性を示す平面図、
(b)は温度センサの種類別の出力特性を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
6:不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 HH01 HJ10 HK06 HK10 HK11 HN02 HN15 HV01 HV38 HV60 5B020 BB05 BB10 FF11 JJ07 JJ11 KK06 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 AA21 CC06 5C062 AA02 AA05 AB17 AB41 AB43 AB44 AB51 AC22 AC58 AC68 AD06 AE15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力ポートに信号を与える入力手段の種類
    を、該入力ポートに与えられる信号に基いて判定する識
    別手段;および、 前記入力ポートの信号を、前記判定した種類に対応する
    処理で読込むもしくは解読する読込手段;を備える入力
    処理装置。
  2. 【請求項2】入力ポート宛てに、それに信号を与える入
    力手段の種類を書き込むためのメモリ手段;該メモリ手
    段に種類情報がないとき、前記入力ポートに信号を与え
    る入力手段の種類を、該入力ポートに与えられる信号に
    基いて判定し前記メモリ手段に書き込む識別手段;およ
    び、 前記入力ポートの信号を、前記メモリ手段の種類に対応
    する処理で読込むもしくは解読する読込手段;を備える
    入力処理装置。
  3. 【請求項3】前記入力ポートに信号を与える入力手段の
    異常を検知する手段;および、異常の検知に対応して前
    記メモリ手段の該入力手段宛ての種類を消去する手段;
    を更に備える請求項2記載の入力処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3に記載の入力処理装
    置を備える画像処理装置。
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