JP2001214614A - 建築資材の昇降装置 - Google Patents

建築資材の昇降装置

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JP2001214614A
JP2001214614A JP2000024133A JP2000024133A JP2001214614A JP 2001214614 A JP2001214614 A JP 2001214614A JP 2000024133 A JP2000024133 A JP 2000024133A JP 2000024133 A JP2000024133 A JP 2000024133A JP 2001214614 A JP2001214614 A JP 2001214614A
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Shinobu Yamazaki
忍 山崎
Toshifumi Mizushima
敏文 水島
Yutaka Hirose
豊 廣瀬
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タワークレーンを拘束することなく転用部材
を盛り替えることが可能であり、なおかつ、従来に比べ
て安全性および作業効率の向上を図ることが可能な建築
資材の昇降装置を提供する。 【解決手段】 建物2の複数階と同一の高さ寸法を有す
る固定フレーム5と、固定フレーム5内を上下動可能と
された昇降ステージ6と、固定フレーム5に対して取り
付けられて、昇降ステージ6を懸吊支持するとともに上
下動させる電動チェーンブロック7とを備えた構成にお
いて、固定フレーム5に、建物2の躯体3に取り付くこ
との可能なアウトリガー9を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物を構築する際
等に、当該建物の下方の階と上方の階との間において建
築資材を昇降させるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、高層ビルなどの建物を構
築する場合、建物の下方の階から上方の階に建築資材を
搬送するには、例えば、タワークレーンなどの装置が用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超高層RC
造集合住宅などの施工において、建物の各階の仕様が同
一となる場合には、システム型枠やサポートなどの転用
可能な資材(転用部材)が用いられることが多い。
【0004】このような転用部材の盛り替え作業は、通
常、下階に設置された荷取り構台や跳ね出し構台に転用
部材を台車等で運び込み、その後、タワークレーンなど
の揚重装置を用いて施工階に揚重することにより行われ
ている。
【0005】この盛り替え作業によるタワークレーンの
拘束時間は、長時間となり、特に、他の部材の取り付け
や荷揚げ作業をタワークレーンにより行う工法を採用し
た場合に、タワークレーンの拘束時間を短縮化すること
が望まれている。
【0006】また、このように転用部材の盛り替え作業
を行う場合、建物躯体の開口部や躯体外部に設置された
構台についても、荷の取込み・取り出しの際に、その都
度、希望の階に盛り替えを行わなければならい。この作
業は高所作業となり、また、手間も掛かるために、危険
であるばかりでなく、作業効率の低下を招くこととなっ
ている。
【0007】以上のような事情に鑑み、本発明は、タワ
ークレーンを拘束することなく転用部材を盛り替えるこ
とが可能であり、なおかつ、従来に比べて安全性および
作業効率の向上を図ることが可能な建築資材の昇降装置
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の手段を採用した。すなわち、
請求項1記載の建築資材の昇降装置は、建物の下方の階
とその上方の階との間において建築資材を昇降させるた
めの装置であって、前記建物の複数階と同一の高さ寸法
を有する固定フレームと、該固定フレーム内を上下動可
能とされた昇降ステージと、該固定フレームに対して取
り付けられて、前記昇降ステージを懸吊支持するととも
に上下動させる昇降機とを備え、前記固定フレームに
は、前記建物の躯体に取り付くことの可能な取り付き部
が備えられていることを特徴としている。
【0009】このような構成により、固定フレームを建
物躯体に取り付かせた状態で、昇降ステージを下方階に
下降させ、建築資材を搭載したのちに、上昇させて上方
の施工階に搬送することができる。
【0010】請求項2記載の建築資材の昇降装置は、請
求項1記載の建築資材の昇降装置であって、前記固定フ
レームは、前記建物の躯体内に設けられた上下方向に連
通する開口部に対して、一の水平方向の長さ寸法が略同
一に形成されるとともに、該一の水平方向に交差する水
平方向の長さ寸法が小となるように形成され、なおか
つ、前記取り付き部は、前記固定フレームから前記一の
水平方向およびその反対方向の双方に突出・後退自在な
アウトリガーによって形成されていることを特徴として
いる。
【0011】このような構成とされるために、超高層R
C造集合住宅など、躯体に吹き抜け開口部が設けられて
いる場合に、この開口部を利用して建築資材の搬送を行
うことができる。
【0012】請求項3記載の建築資材の昇降装置は、請
求項2記載の建築資材の昇降装置であって、前記昇降ス
テージには、該昇降ステージから前記一の水平方向およ
びその反対方向に突出・後退自在なステージ側アウトリ
ガーが備えられていることを特徴としている。
【0013】このような構成により、昇降ステージを固
定フレーム側または建物の躯体側から安定的に支持する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態
を示す図であり、図中、符号1は昇降装置を示す。この
昇降装置1は、建物2を構築する際に用いられて、建物
2の下方の階と上方の階との間においてシステム型枠や
サポートなどの転用部材を盛り替えるためのものであ
り、建物2の躯体3に設けられた吹き抜けの開口部4に
配置されて用いられる。ここに、開口部4は、例えば、
図2に示すような、建物2の中央に設けられた平面視正
方形のものとして形成されている。
【0015】また、図1中に示すように昇降装置1は、
固定フレーム5と、固定フレーム5内を上下動可能とさ
れた昇降ステージ6と、固定フレーム5に取り付けられ
た電動チェーンブロック(昇降機)7,7,…とにより
概略構成されている。
【0016】固定フレーム5は、建物2の四層分の高さ
寸法と略同一の高さ寸法に形成されるとともに、平面視
矩形の形状とされている。この場合、固定フレーム5
は、平面視した場合の長手方向(図中x方向)の長さ寸
法が、開口部4のx方向の長さ寸法と略同一寸法とさ
れ、短手方向(x方向に交差する水平方向)の長さ寸法
が開口部4の同方向の長さ寸法より小となるように形成
されている。
【0017】また、固定フレーム5には、固定フレーム
5からx方向に突出・後退自在なアウトリガー(取り付
き部)9が、一方のx方向の端部5aおよび他方のx方
向の端部5bにそれぞれ二基ずつ設けられている。そし
て、これらアウトリガー9が固定フレーム2から突出し
て、その先端が建物2のスラブs上に配置されることに
より、アウトリガー9を介して固定フレーム5を建物2
の躯体3側から支持できるようになっている。また、こ
れにより、固定フレーム5は、アウトリガー9を後退さ
せてクレーン等により懸吊することで、クレーンによっ
てその位置を盛り替えることができるようになってい
る。
【0018】また、電動チェーンブロック7,7,…
は、固定フレーム5の最上面10における一方のx方向
の端部10aおよび他方のx方向の端部10bの双方に
二基ずつ設けられており、昇降ステージ6は、これら電
動チェーンブロック7,7,…から懸吊支持される構成
となっている。
【0019】また、昇降ステージ6は、そのx方向の端
部6aおよび6bに渡し板11,11を備えた構成とな
っている。渡し板11,11は、昇降ステージ6の端部
6aおよび6bにおいて図示しないヒンジにより固定さ
れたものであり、昇降ステージ6が上下動される際に
は、図中に示すように、昇降ステージ6の端部6a,6
bにおいて直立するように閉じられ、また、昇降ステー
ジ6に対して荷物の積み卸しを行う際には、躯体3側に
倒された状態に開かれ、昇降ステージ6と躯体3のスラ
ブとの間の渡し板として機能する。
【0020】さらに、昇降ステージ6の端部6aには、
x方向に突出・後退可能なステージ側アウトリガー12
が設けられている。このステージ側アウトリガー12,
12,…は、固定フレーム5の外方に至る位置にまで突
出可能とされており、これにより、ステージ側アウトリ
ガー12を伸張させて、その先端を固定フレーム5また
は建物2のスラブsに支持させることにより、昇降ステ
ージ6を固定フレーム5または建物2側から支持させる
ことができるようになっている。なお、このステージ側
アウトリガー12は、昇降ステージ6の端部6aと反対
側の端部6bにも設けられている。
【0021】また、この昇降装置1においては、電動チ
ェーンブロック7,7,…の駆動による昇降ステージ6
の上下動、アウトリガー9およびステージ側アウトリガ
ー12の伸縮、渡し板11の開閉が、昇降装置1の外部
から有線または無線の遠隔操作によって行われる。
【0022】また、固定フレーム5の下端には、安全ネ
ット13が設けられており、これにより落下物を捕捉で
きるようになっている。
【0023】次に、昇降装置1を用いた転用部材の搬送
方法を図3から図12を参照して説明する。まず、電動
チェーンブロック7,7,…を駆動して、昇降ステージ
6を建物2内の所定階f1に停止させ、さらに、ステー
ジ側アウトリガー12,12,…を伸張させて、荷受け
ビーム14(図3参照)上に支持させる。これにより、
昇降ステージ6を、ステージ側アウトリガー12,1
2,…を介して、固定フレーム5の荷受けビーム14
(図3参照)から支持させる。そして、渡し板11,1
1を開くことにより、図3に示すような状態が実現され
る。
【0024】この状態から、建物2側に設けたゲート1
5を開き、図4に示すように、建物2の所定階f1か
ら、転用部材16を昇降ステージ6上に運び込む。さら
に、図5に示すように、昇降ステージ6から作業者を退
場させるとともに、渡り板11を閉じる。そして、電動
チェーンブロック7,7,…を駆動し図6に示すよう
に、昇降ステージ6を若干上方に移動させて停止させ
る。
【0025】そして、図7に示すように、ステージ側ア
ウトリガー12を昇降ステージ6内に後退させ、再び、
電動チェーンブロック7,7,…を駆動することによ
り、昇降ステージ6をさらに上方に移動させる。そし
て、図8に示すように、昇降ステージ6が、所定階f1
の上方に位置する転用部材16の搬送対象階である上層
階f2のスラブs2よりも、さらに若干上方の位置にま
で上昇した時点で、電動チェーンブロック7,7,…の
駆動を停止し、この状態から、図9に示すように、ステ
ージ側アウトリガー12を伸張させる。そして、図10
に示すように、電動チェーンブロック7,7,…を駆動
させて、昇降ステージ6から伸張するステージ側アウト
リガー12を固定フレーム5の荷受けビーム14に着地
させる。さらに、図11に示すように、渡り板11を開
き、図12のように、転用部材16を昇降ステージ6か
ら運び出す。これにより、転用部材16を所定階f1か
ら上層階f2にまで搬送することができる。
【0026】次に、昇降装置1の建物2内における位置
を盛り替える際の手順について、図13から図20を参
照して説明する。これには、図13に示すような、所定
階f1のスラブs1からアウトリガー9を介して固定フ
レーム5を支持させた状態から、まず、図14に示すよ
うに、固定フレーム5を図示しないクレーンのクレーン
フック17に接続し、作業者を退場させるとともに、図
15に示すように渡し板11,11を閉じ、さらに、図
16に示すようにクレーンフック17を若干上昇させる
ことにより、固定フレーム5のアウトリガー9をスラブ
s1から地切りする。
【0027】そして、図17に示すように、アウトリガ
ー9を縮退させ、さらに、クレーンフック17を持ち上
げて固定フレーム5を上昇させる。そして、図18に示
すように、昇降ステージ6の位置が、上層階f2のスラ
ブs2よりも若干上方となった時点で、クレーンフック
17およびこれに懸吊された固定フレーム5の上昇を停
止させ、この状態から、図19のように、アウトリガー
9を伸張させ、さらに、渡し板11,11を開き、この
状態から、図20のように、クレーンフック17を下降
させて、アウトリガー9をスラブs2に着地させ、アウ
トリガー9をスラブs2に対してアンカー固定するとと
もに、クレーンフック17を固定フレーム5から取り外
す。これにより、固定フレーム5の盛り替えが完了す
る。
【0028】上述の昇降装置1は、建物2の複数階と同
一の高さ寸法を有する固定フレーム5と、固定フレーム
5内を上下動可能とされた昇降ステージ6と、昇降ステ
ージ6を懸吊支持するとともに上下動させる電動チェー
ンブロック7,7,…とを備え、固定フレーム5が、ア
ウトリガー9によって建物2の躯体3に取り付くことが
できるようになっているために、上述のように、固定フ
レーム5を躯体3に取り付かせた状態で、転用部材16
を所定階f1から昇降ステージ6上に搭載し、さらに、
昇降ステージ6を上層階f2に上昇させることにより、
転用部材16を搬送することができる。これにより、従
来、タワークレーン等を用いて行われていた転用部材1
6の盛り替え作業を、タワークレーンに代わり昇降装置
1によって行うことが可能となり、タワークレーンの負
荷が低減され、サイクル工程、ひいては工期の短縮化を
図ることができる。また、これにより、転用部材の盛り
替えや跳ね出し構台、荷取り構台の盛り替えに係るクレ
ーン作業を省略することができるために、作業の安全性
および作業効率の向上化を図ることができる。
【0029】また、上述の昇降装置1は、固定フレーム
5が、x方向の長さ寸法が開口部4のx方向の長さ寸法
と略同一に形成されるとともに、x方向に交差する水平
方向の長さ寸法が開口部4の長さ寸法よりも小となるよ
うに形成され、さらに、固定フレーム5には、x方向お
よびその反対方向に伸縮可能なアウトリガー9が備えら
れているために、アウトリガー9を伸張させることによ
り、固定フレーム5をアウトリガー9を介して開口部4
を囲む躯体3側から支持させることができる。したがっ
て、昇降装置1を、建物2のように躯体3に吹き抜けの
開口部4が形成された建築物に対して好適に用いること
ができ、この場合、開口部4を利用した建築資材の搬送
を行うことができるために、建築物の限られた空間を有
効に利用することができる。
【0030】さらに、上述の昇降装置1においては、昇
降ステージ6に、x方向およびその反対方向に突出・後
退自在なステージ側アウトリガー12,12,…が備え
られた構成となっているために、昇降ステージ6を固定
フレーム5の荷受けビーム14によって安定的に支持す
ることができ、転用部材16の積み卸しの際の安全性お
よび作業性を確保することができる。
【0031】なお、上記実施の形態において、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲内で、他の構成を採用するように
しても良い。例えば、上記実施の形態において、ステー
ジ側アウトリガー12,12,…を固定フレーム5の荷
受けビーム14に支持させるのみの構成とすれば、ステ
ージ側アウトリガー12,12,…に必要な突出寸法を
小さくして、ステージ側アウトリガー12を小型化する
ことができる。また、上記実施の形態の転用部材16の
搬送方法において、ステージ側アウトリガー12,1
2,…を固定フレーム5の外方にまで突出させるように
すれば、昇降ステージ6を建物2の躯体3側から支持さ
せ、昇降ステージ6の安定性をより一層向上させること
ができる。
【0032】また、上記実施の形態においては、昇降装
置1を転用部材16の盛り替えに対して使用した場合の
例を示したが、これに限らず、昇降装置1の昇降ステー
ジ6をクレーンによる資材搬送の荷受けステージとして
利用するようにしても良い。これにより、仕上げ材等を
クレーンにより投入することが可能となり、従来と比較
してエレベータへの負荷を軽減することができる。
【0033】また、上記実施の形態は、昇降装置1を地
上工事に適用した場合の例であるが、これに限らず、昇
降装置1を地下工事における資材の搬入、盛り替え作業
について適用することができる。この場合、固定フレー
ム5の上部が建物の一階と同一レベルとなるように固定
フレーム5を開口部4に設置するようにすれば、昇降ス
テージ6を一階と地下階との間において移動させること
ができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る昇
降装置は、建物の複数階と同一の高さ寸法を有する固定
フレームと、固定フレーム内を上下動可能とされた昇降
ステージと、昇降ステージを懸吊支持するとともに上下
動させる昇降機とを備え、固定フレームが、取り付き部
によって建物の躯体に取り付くことができるようになっ
ているために、固定フレームを躯体に取り付かせた状態
で、転用部材等を所定階から昇降ステージ上に搭載し、
さらに、昇降ステージを上層階に上昇させることにっ
て、転用部材等を搬送することができる。これにより、
従来、タワークレーン等を用いて行われていた転用部材
の盛り替え作業を昇降装置によって行うことが可能とな
り、タワークレーンの負荷が低減され、サイクル工程、
ひいては工期の短縮化を図ることができる。また、これ
により、転用部材の盛り替えや跳ね出し構台、荷取り構
台の盛り替えに係るクレーン作業を省略することができ
るために、作業の安全性および作業効率の向上化を図る
ことができる。
【0035】請求項2に係る昇降装置は、固定フレーム
の一の水平方向の長さ寸法が、建物躯体の開口部の同方
向の長さ寸法と略同一に形成されるとともに、これに交
差する方向の長さ寸法が開口部の長さ寸法よりも小とな
るように形成された構成とされ、なおかつ、固定フレー
ムに、一の水平方向およびその反対方向に伸縮可能なア
ウトリガーが備えられているために、アウトリガーを伸
張させることにより、固定フレームをアウトリガーを介
して開口部を囲む躯体側から支持させることができる。
これにより、昇降装置を、躯体に吹き抜けの開口部が形
成された建築物に対して好適に用いることができ、この
場合、開口部を利用した建築資材の搬送を行って建築物
内の限られた空間を有効に利用することができる。
【0036】請求項3に係る昇降装置は、昇降ステージ
に、前記一の水平方向およびその反対方向に突出・後退
自在なステージ側アウトリガーが備えられた構成となっ
ているために、昇降ステージを固定フレームおよび建物
の躯体側から安定的に支持することができ、転用部材等
の積み卸しの際の安全性および作業性を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1 】 本発明の一実施の形態を模式的に示す昇降
装置の斜視図である。
【図2 】 図1に示した昇降装置が適用される建物の
躯体の構造を示す平面図である。
【図3 】 図1に示した昇降装置を用いた転用部材の
搬送方法の一工程を示す立面図である。
【図4 】 同、図3の次工程を示す立面図である。
【図5 】 同、図4の次工程を示す立面図である。
【図6 】 同、図5の次工程を示す立面図である。
【図7 】 同、図6の次工程を示す立面図である。
【図8 】 同、図7の次工程を示す立面図である。
【図9 】 同、図8の次工程を示す立面図である。
【図10 】 同、図9の次工程を示す立面図である。
【図11 】 同、図10の次工程を示す立面図であ
る。
【図12 】 同、図11の次工程を示す立面図であ
る。
【図13 】 図1に示した昇降装置の固定フレームを
盛り替える際の手順の一工程を示す立面図である。
【図14 】 同、図13の次工程を示す立面図であ
る。
【図15 】 同、図14の次工程を示す立面図であ
る。
【図16 】 同、図15の次工程を示す立面図であ
る。
【図17 】 同、図16の次工程を示す立面図であ
る。
【図18 】 同、図17の次工程を示す立面図であ
る。
【図19 】 同、図18の次工程を示す立面図であ
る。
【図20 】 同、図19の次工程を示す立面図であ
る。
【符号の説明】
1 昇降装置 2 建物 3 躯体 4 開口部 5 固定フレーム 6 昇降ステージ 7 電動チェーンブロック 9 アウトリガー(取り付き部) 12 ステージ側アウトリガー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 豊 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 2E174 CA03 CA16 EA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の下方の階とその上方の階との間に
    おいて建築資材を昇降させるための装置であって、 前記建物の複数階と同一の高さ寸法を有する固定フレー
    ムと、該固定フレーム内を上下動可能とされた昇降ステ
    ージと、該固定フレームに対して取り付けられて、前記
    昇降ステージを懸吊支持するとともに上下動させる昇降
    機とを備え、 前記固定フレームには、前記建物の躯体に取り付くこと
    の可能な取り付き部が備えられていることを特徴とする
    建築資材の昇降装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建築資材の昇降装置であ
    って、 前記固定フレームは、前記建物の躯体内に設けられた上
    下方向に連通する開口部に対して、一の水平方向の長さ
    寸法が略同一に形成されるとともに、該一の水平方向に
    交差する水平方向の長さ寸法が小となるように形成さ
    れ、 なおかつ、前記取り付き部は、前記固定フレームから前
    記一の水平方向およびその反対方向の双方に突出・後退
    自在なアウトリガーによって形成されていることを特徴
    とする建築資材の昇降装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の建築資材の昇降装置であ
    って、 前記昇降ステージには、該昇降ステージから前記一の水
    平方向およびその反対方向に突出・後退自在なステージ
    側アウトリガーが備えられていることを特徴とする建築
    資材の昇降装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007255044A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Shimizu Corp 建設工事用仮設物
JP2008190149A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Shimizu Corp ストック設備

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