JP2001213565A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001213565A
JP2001213565A JP2000024968A JP2000024968A JP2001213565A JP 2001213565 A JP2001213565 A JP 2001213565A JP 2000024968 A JP2000024968 A JP 2000024968A JP 2000024968 A JP2000024968 A JP 2000024968A JP 2001213565 A JP2001213565 A JP 2001213565A
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JP
Japan
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rear end
image forming
contact surface
end contact
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JP2000024968A
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Kazunori Takashima
一紀 高島
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、記録媒体のカール量が大きい場合
にも排出整列性を向上させることのできる画像形成装置
を提供することを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
る画像形成装置の代表的な構成は、記録媒体Sを排出す
る排出手段と、排出した前記記録媒体Sを積載する積載
面18と、積載した前記記録媒体Sの後端が当接する後端
当接面17とを有する画像形成装置であって、前記後端当
接面17に、前記積載面18と前記後端当接面17の交わる線
を通り且つ前記積載面18に略垂直に延びた面よりも、排
出方向上流側に後退した後退部19を設けたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関
し、特に排出した記録媒体を積載する排出部に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の例として、レーザ
ービームプリンタを用いて説明する。図7に示す画像形
成装置100は装置下部に記録媒体Sを積載するカセット1
01を有し、給送手段102によって一枚ずつ分離給送す
る。給送した記録媒体Sには像担持体103上のトナー像
を転写してから定着器104によって加熱、加圧して定着
させ、排出手段105によって排出部に排出、積載する。
排出された記録媒体Sは、後端を後端当接面106によっ
て規制されつつ積載面107に積載される。
【0003】ここで、排出された記録媒体Sの排出整列
性を向上させるため、積載面107は排出方向上流側が低
くなるように傾斜している。また後端当接面106は、記
録媒体Sが落下中に引っかかることがないように、垂直
に近い角度で設けられている。
【0004】従って排出された記録媒体Sは、図7に示
すようにまず積載面107に先端を当接させ、先端を中心
に回転しつつ、後端を後端当接面106にこするようにし
て落下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし記録媒体Sがカ
ール等の発生により、図8に示すように両端が持ち上が
った形で排出される場合がある。このとき記録媒体後端
は、図9に示すように、記録媒体S先端が積載面107に
当接し(図9(a))、先端を中心に回転を開始すると
(図9(b))、中央部はカールのない場合と同等の位置
にあるが、両端は上方に持ち上がっているため、回転落
下する際に排出方向上流側に突出することとなる(図9
(c),(d))。カール量が少ない場合には突出量も少ない
ため引っかかりながらも落下するが、カールが大きくな
るとその分突出量も大きくなるため落下しにくい。特に
上側にカールしている場合、落下していく過程で空気抵
抗等によってカールが増大する場合があり、より引っか
かりやすくなる。
【0006】このため両端が後端当接面に引っかかり、
排出整列性を損ねたり、積載不良を生じるおそれがあ
る。また引っかかった記録媒体の後端を次の記録媒体が
押し出してしまい、記録媒体が積載面から落下してしま
うおそれもあった。
【0007】そこで本発明は、上記課題を鑑みて、記録
媒体のカール量が大きい場合にも排出整列性を向上させ
ることのできる画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、記録
媒体を排出する排出手段と、排出した前記記録媒体を積
載する積載面と、積載した前記記録媒体の後端が当接す
る後端当接面とを有する画像形成装置であって、前記後
端当接面に、前記積載面と前記後端当接面の交わる線を
通り且つ前記積載面に略垂直に延びた面よりも、排出方
向上流側に後退した後退部を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る画
像形成装置の第一実施形態について、図を用いて説明す
る。図1は本実施形態に係る画像形成装置の外観斜視
図、図2は画像形成装置の構成を説明する断面図、図3
は記録媒体を排出する際の動作を説明する断面図、図4
は後端当接面を説明する図である。本実施形態において
は画像形成装置としてレーザービームプリンタを例にと
って説明する。
【0010】まず画像形成装置全体について図2を用い
て説明する。図2に示す画像形成装置は、画像情報に応
じて発光する光学手段1を有し、この光学手段1から画
像情報に基づいた光像をプロセスカートリッジ2の像担
持体2aに照射してトナー像を形成する。
【0011】装置下部には記録媒体Sを収納するカセッ
ト4が備えられており、ピックアップローラ5によって
ピックアップし、フィードローラ6a、リタードローラ
6bによって一枚ずつ分離給送し、搬送ローラ対7及び
レジストローラ対8等からなる搬送手段でプロセスカー
トリッジ2に反転搬送する。そして像担持体2a上に形
成されたトナー像を、転写手段としての転写ローラ9に
電圧を印加することにより、記録媒体Sに転写する。
【0012】更にトナー像転写後の記録媒体Sをガイド
部材10にてガイドしつつ、定着手段11に搬送する。定着
手段11は定着ローラ11aと、これに記録媒体Sを押圧す
る駆動ローラ11bとからなり、熱と圧力を印加すること
によりトナー像を記録媒体Sに定着させる。そして定着
手段11より定着排出ローラ対12で排出された記録媒体S
を、排出ローラ対13、14で搬送し、反転搬送経路15を介
して排出部16へ排出する。
【0013】排出された記録媒体Sは、後端を後端当接
面17に規制されつつ積載面18に積載される。積載面18
は、排出された記録媒体Sの後端を後端当接面17に突き
当てて排出整列性を向上させるために、排出方向上流側
が低くなるように傾斜している。また後端当接面17は、
記録媒体Sが落下中に引っかかることがないように、垂
直に近い角度で設けられている。
【0014】ここで後端当接面17はシート幅方向の中央
部のみにリブ状に設けられており、左右両側に排出方向
上流側に後退した後退部19を有している。後端当接面17
の幅は、画像形成装置において搬送可能な最大幅の記録
媒体の3分の2以下に形成している。また後退部19の深
さは、積載面18と後端当接面17の交わる線を通り且つ積
載面18に垂直に延びた垂直面20よりも、排出方向上流側
に後退したものとなっている。
【0015】上記構成の画像形成装置において、記録媒
体Sを排出する際の動作について説明する。図3に示し
たように、排出部16に対して上向きにカールした記録媒
体Sが排出されると(図3(a))、従来例と同様に積載
面18に先端が当接し、これを中心に回転しつつ(図3
(b),(c))、後端を後端当接面17にこするようにして落
下する(図3(d))。このとき、記録媒体Sの中央部は
カールの無い場合と同等の位置にあるが、両側はカール
で上方に持ち上がっているため、その分中央部の後端よ
りも下流側に突出することになる(図3(e))。
【0016】しかし、カールにより後方に突出する記録
媒体両端は、記録媒体後端を通り、記録媒体中央部の稜
線に対し垂直に延びた面よりも後方に位置することはな
い。換言すれば、記録媒体両端が最も後方に突出する場
合、すなわち中央部稜線が積載面18に到達した場合に
も、垂直面20よりも後方に位置することはない。これに
対し後端当接面17は中央部にしかなく、後退部19の深さ
を上記の如く設定したことにより、記録媒体両端がいか
に大きくカールしていても記録媒体両端が後退部19の搬
送方向上流側の壁に接触するおそれがない。
【0017】従って記録媒体Sが落下の際に引っかかる
ことなく、確実に積載面18に落下し、かつその後端の排
出整列性を担保する事ができる。
【0018】なお後端当接面17の幅を搬送可能な最大幅
の記録媒体の3分の2以下としたが、実験上の経験によ
り、排出ローラ対14から排出直後のカールは、記録媒体
両端において記録媒体の幅の6分の1程度までは生じう
る。従ってカールに引っかからない後端当接面の長さは 1−((6分の1)+(6分の1))=3分の2 となる。したがって図4に示すように、後端当接面17の
幅が記録媒体の3分の2(図4の17b)以上、例えば5
分の4(図4の17c)であった場合、最もカールが大き
い場合にはカールして持ち上がっている部分S1が後端当
接面に接触してしまい、上記作用効果が損なわれるおそ
れがある。
【0019】また後端当接面17は平面状でもよいが、図
2に想像線で示したように上下方向に延び、記録媒体の
幅方向に適宜間隔を置いて形成された幅の狭い複数個の
リブ17aによって構成してもよい。排出された記録媒体
の後端はそのリブ17aに当接することによって整合され
る。リブ17aを設けると記録媒体後端部との接触面積が
小さくなり、後端当接面17にシートが引っかからずにス
ムーズに記録媒体を落下させることができる。
【0020】また積載面18にも記録媒体の排出方向に延
びる幅の狭い複数個のリブ18aを記録媒体の幅方向に適
宜間隔をおいて形成し、記録媒体がリブ18aの上に積載
されるようにしてもよい。
【0021】[第二実施形態]次に、本発明に係る画像
形成装置の第二実施形態について、図を用いて説明す
る。図5は本実施形態に係る画像形成装置の外観斜視
図、図6は記録媒体を排出する際の動作を説明する外観
斜視図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分
については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】上記第一実施形態において後端当接面17は
リブ状に形成して示したが、図5に示す本実施形態に係
る画像形成装置においては、後端当接面21に中央より二
分割された分割当接面21a、21bを設け、それぞれ左右
方向に摺動可能に保持している。
【0023】分割当接面21a、21bは、最も中央寄りに
保持した場合に、搬送可能な最大幅の記録媒体Sの3分
の2以下の幅になるように構成している。また左右方向
に離隔させて保持することにより、後端当接面21全体と
しての幅を広げることも可能である。
【0024】従って図6に示す如く、記録媒体両端がカ
ールによって後方に突出している場合には、後端当接面
21の幅を狭めることにより上記第一実施形態と同様に落
下の際の引っかかりをなくし、確実に積載、整列させる
ことが可能となる。またカールが無いか又は少ない場合
には、後端当接面21の幅を広げることにより、記録媒体
を安定して突き当てることが可能となり、積載性を向上
させることが可能となる。
【0025】なお、上記各実施形態においては画像形成
装置としてレーザービームプリンタを用いて説明した
が、同様の排出部を有する装置であれば、インクジェッ
トプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等、他の画像形
成装置に適用することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る画像形
成装置は、後端当接面に積載面と後端当接面の交わる線
を通り且つ積載面に略垂直に延びた面よりも排出方向上
流側に後退した後退部を設けたことにより、カールの大
きな記録媒体を排出した場合であっても、排出方向上流
側に突出した記録媒体後端の両端が排出部の後端当接部
に引っかかることがない。これにより、カールを生じた
記録媒体を確実に積載させることが可能であると共に、
排出整列性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図
である。
【図2】画像形成装置の構成を説明する断面図である。
【図3】記録媒体を排出する際の動作を説明する断面図
である。
【図4】後端当接面を説明する図である。
【図5】第二実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図
である。
【図6】記録媒体を排出する際の動作を説明する外観斜
視図である。
【図7】従来例に係る画像形成装置の構成を説明する断
面図である。
【図8】排出部を説明する外観斜視図である。
【図9】記録媒体を排出する際の動作を説明する外観斜
視図である。
【符号の説明】 S …記録媒体 1 …光学手段 2 …プロセスカートリッジ 2a …像担持体 4 …カセット 5 …ピックアップローラ 6a …フィードローラ 6b …リタードローラ 7 …搬送ローラ対 8 …レジストローラ対 9 …転写ローラ 10 …ガイド部材 11 …定着手段 11a …定着ローラ 12 …定着排出ローラ対 13 …排出ローラ対 14 …排出ローラ対 15 …反転搬送経路 16 …排出部 17 …後端当接面 18 …積載面 19 …後退部 20 …垂直面 21 …後端当接面 21a …分割当接面 21b …分割当接面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を排出する排出手段と、 排出した前記記録媒体を積載する積載面と、 積載した前記記録媒体の後端が当接する後端当接面とを
    有する画像形成装置であって、 前記後端当接面に、前記積載面と前記後端当接面の交わ
    る線を通り且つ前記積載面に略垂直に延びた面よりも、
    排出方向上流側に後退した後退部を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記後退部を後端当接面の左右両側に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記後端当接面の幅を、搬送可能な最大
    幅の記録媒体の3分の2以下としたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記後端当接面を、リブ状に形成したこ
    とを特徴とする特許請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記後端当接面は、上下方向に延び、記
    録媒体の幅方向に適宜間隔をおいて形成された複数個の
    リブによって構成したことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
JP2000024968A 2000-02-02 2000-02-02 画像形成装置 Pending JP2001213565A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021054596A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 セイコーエプソン株式会社 排紙装置、処理装置及び記録システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021054596A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 セイコーエプソン株式会社 排紙装置、処理装置及び記録システム
JP7371420B2 (ja) 2019-09-30 2023-10-31 セイコーエプソン株式会社 排紙装置、処理装置及び記録システム

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