JP2001213387A - 起伏通路装置 - Google Patents

起伏通路装置

Info

Publication number
JP2001213387A
JP2001213387A JP2000021437A JP2000021437A JP2001213387A JP 2001213387 A JP2001213387 A JP 2001213387A JP 2000021437 A JP2000021437 A JP 2000021437A JP 2000021437 A JP2000021437 A JP 2000021437A JP 2001213387 A JP2001213387 A JP 2001213387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
frame
passage
parallel
pivotally supported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000021437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4359986B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kuwako
寛 桑子
Hideya Hata
英也 畑
Tomoyuki Tokioka
伴行 時岡
Fumio Sato
文男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2000021437A priority Critical patent/JP4359986B2/ja
Publication of JP2001213387A publication Critical patent/JP2001213387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4359986B2 publication Critical patent/JP4359986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通路を階段状あるいは平面状のいずれにもで
きる起伏通路装置を提供する。 【解決手段】 上下の支持部材27,28を近接させる
と、上下のリンク31,32の基端部を枢支するピン2
9,30が同軸に重なり合って、両リンク31,32、
ステップ7及びブラケット11が、ピン29,30を揺
動中心とした二等辺三角形リンクを形成し、フレーム4
の起伏に応じて、各支持軸22及び連動ピン10が同軸
に重なり合ったピン29,30を中心に上下へ揺動し、
ステップ7の上面がフレーム4と常時平行に保持され
る。よって、フレーム4を傾斜させても、複数のステッ
プ7の上面が平面状に連なった状態を呈し、高齢者や車
椅子利用者の通行が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は起伏通路装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】陸上と岸壁に停泊中の船舶との間の相互
通行手段には、船舶の形状、当該船舶の喫水、並びに停
泊水域の潮汐の変化などに対応することが可能な起伏通
路装置を用いている。
【0003】図12は従来の起伏通路装置の一例であ
り、この起伏通路装置は、岸壁側に配置され且つ左右へ
転向可能なターンテーブル1と、基端部が通路幅方向に
水平に延びるピン2によりターンテーブル1に設けたブ
ラケット3に枢支されたフレーム4と、該フレーム4の
先端部にピン2と平行なピン5により枢支されたプラッ
トホーム6と、通路長手方向に等間隔に配置した複数の
ステップ7と、該ステップ7をフレーム4に前後へ傾動
可能に枢支する支持軸8と、フレーム4下方に平行に配
置した連動部材9と、各ステップ7から下方へ突出し且
つそれぞれピン2と平行な連動ピン10により連動部材
9に連結したブラケット11と、フレーム4下方に平行
に配置したシリンダ12とを備え、上記のフレーム4、
連動部材9、ステップ7及びブラケット11によって、
平行四辺形リンクを形成している。
【0004】連動部材9の基端部は、ブラケット3下方
に位置するようにターンテーブル1に設けたブラケット
13に、ピン2と平行にピン14により連結され、ステ
ップ7の上面がフレーム4の起伏の影響を受けることな
く常時水平を保持できるようになっている。
【0005】連動部材9の先端部は、プラットホーム6
から下方へ突出するブラケット15に、ピン2と平行な
ピン16により連結され、プラットホーム6がステップ
7に同調して前後へ傾動し、プラットホーム6の上面が
フレーム4の起伏の影響を受けることなく常時水平を保
持できるようになっている。
【0006】シリンダ12のハウジングは、ブラケット
13下方に位置するようにターンテーブル1に設けたブ
ラケット17に、また、シリンダ12のピストンロッド
は、フレーム4から下方へ突出するブラケット18に、
それぞれピン2と平行なピン19,20により連結され
ている。
【0007】図12に示す起伏通路装置では、シリンダ
12の作動によって、ステップ7及びプラットホーム6
の上面が水平を保持した状態でフレーム4が起伏し、プ
ラットホーム6の上下方向の位置が変化する。
【0008】すなわち、シリンダ12のハウジングに対
するピストンロッドの突出量を増加させると、プラット
ホーム6の位置がターンテーブル1よりも高くなり、こ
れとは逆に、シリンダ12のハウジングに対するピスト
ンロッドの突出量を減少させると、プラットホーム6の
位置がターンテーブル1よりも低くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示す起伏通路装置においては、フレーム4が水平な状
態以外は、フレーム4の傾斜角度が緩やかな場合であっ
ても、複数のステップ7の上面が階段状に並ぶ状態を呈
するため、階段歩行が困難な高齢者、車椅子利用者など
の通行に介添者の支援を必要とし、また、貨物運搬台
車、キャスタ付スーツケースなどを走行移動させること
もできなかった。
【0010】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、通路を階段状あるいは平面状のいずれにもできる起
伏通路装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の起伏通路装置では、基端
部枢支点を中心に起伏可能なフレームと、通路長手方向
に等間隔に配置した複数のステップと、該ステップを前
後へ傾動可能に枢支し且つフレームに通路長手方向への
変位が許容されるように取り付けた支持軸と、各ステッ
プから下方へ突出するブラケットと、フレーム下方に平
行に配置され且つ通路幅方向に延びる連動ピンによって
ブラケットに連結された連動部材と、フレーム基端部枢
支点近傍に配置した上下に延びる案内軸と、該案内軸に
沿って昇降可能な上側支持部材及び下側支持部材と、基
端部が通路幅方向に延びるピンにより上側支持部材に枢
支され且つ先端部が所定のステップを枢支している支持
軸に枢着された上側リンクと、基端部が通路幅方向に延
びるピンにより下側支持部材に枢支され且つ先端部が所
定のステップのブラケットに付帯している連動ピンに枢
着された下側リンクとを備え、上下のリンクがフレーム
に対して平行になるように上下の支持部材を離反させ得
られ且つ当該両リンクの基端部枢支ピンが案内部材の中
間部で同軸に重なり合うように上下の支持部材を近接さ
せ得る移動手段を設けている。
【0012】本発明の請求項2に記載の起伏通路装置で
は、略水平に延び且つ周方向に回動可能なスクリュー軸
と、該スクリュー軸に螺合したナットと、基端部がスク
リュー軸に対して直交する方向へ略水平に延びる横行ピ
ンによりナットに枢支され且つ先端部が横行ピンと平行
な上側昇降ピンにより上側支持部材に枢支された上側変
位伝達部材と、基端部が前記の横行ピンによりナットに
枢支され且つ先端部が横行ピンと平行な下側昇降ピンに
より下側支持部材に枢支された下側変位伝達部材とによ
って、移動手段を構成している。
【0013】本発明の請求項3に記載の起伏通路装置で
は、移動手段のスクリュー軸を通路幅方向に対して平行
に配置している。
【0014】本発明の請求項4に記載の起伏通路装置で
は、略水平に配置した直動アクチュエータと、基端部が
直動アクチュエータに対して直交する方向へ略水平に延
びる第1の横行ピンにより直動アクチュエータの一端に
枢支され且つ先端部が第1の横行ピンと平行な第1の上
側昇降ピンにより上側支持部材に枢支された第1の上側
変位伝達部材と、基端部が第1の横行ピンにより直動ア
クチュエータの一端に枢支され且つ先端部が第1の横行
ピンと平行な第1の下側昇降ピンにより下側支持部材に
枢支された第1の下側変位伝達部材と、基端部が第1の
横行ピンと平行な第2の横行ピンにより直動アクチュエ
ータの他端に枢支され且つ先端部が第2の横行ピンと平
行な第2の上側昇降ピンにより上側支持部材に枢支され
た第2の上側変位伝達部材と、基端部が第2の横行ピン
により直動アクチュエータの他端に枢支され且つ先端部
が第2の横行ピンと平行な第2の下側昇降ピンにより下
側支持部材に枢支された第2の下側変位伝達部材とによ
って、移動手段を構成している。
【0015】本発明の請求項5に記載の起伏通路装置で
は、移動手段の直動アクチュエータを通路幅方向に対し
て平行に配置している。
【0016】本発明の請求項6に記載の起伏通路装置で
は、基端部枢支点を中心に起伏可能なフレームと、通路
長手方向に等間隔に配置した複数のステップと、該ステ
ップをフレームに前後へ傾動可能に枢支する支持軸と、
各ステップから下方へ突出するブラケットと、フレーム
下方に平行に配置され且つ通路幅方向に延びる連動ピン
によってブラケットに連結された連動部材と、一端が連
動部材にピン連結され且つ他端がフレームを枢支してい
る構造物にピン連結された直動アクチュエータとを備え
ている。
【0017】本発明の請求項7に記載の起伏通路装置で
は、本発明の請求項6に記載の起伏通路装置の構成に加
えて、ステップ上面の傾斜角度を検出する第1の角度検
出器と、フレームの傾斜角度を検出する第2の角度検出
器と、階段設定信号及びスロープ設定信号を択一的に出
力し得る通路状態設定器と、該通路状態設定器、並びに
両検出器からの信号に基づき直動アクチュエータを作動
させる制御機構とを備えている。
【0018】本発明の請求項1乃至請求項5に記載の起
伏通路装置のいずれにおいても、上下の支持部材を相互
に近接させて、上下のリンクの基端部枢支ピンを同軸に
重なり合わせると、フレームにステップを枢支している
支持軸、及びフレーム下方に平行に位置する連動部材と
ステップのブラケットとを連結している連動ピンが、フ
レームの起伏に応じて基端部枢支ピンを中心に上下へ揺
動し、ステップの上面がフレームと常時平行に保持され
る。
【0019】また、上下の支持部材を相互に離反させ
て、上下のリンクをフレームと平行にすると、支持軸が
上側リンクの基端部枢支ピンを中心に上下へ揺動すると
ともに、連動ピンが下側リンクの基端部枢支ピンを中心
に上下へ揺動し、ステップの上面が常時水平に保持され
る。
【0020】本発明の請求項6及び請求項7に記載の起
伏通路装置のいずれにおいても、連動部材を通路長手方
向の前後へ移動させると、各ステップのそれぞれが支持
軸を中心として傾動し、ステップの上面が水平な状態、
あるいはフレームに対して平行な状態に保持される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。
【0022】図1乃至図6は本発明の起伏通路装置の実
施の形態の第1の例であり、図中、図12と同一の符号
を付した部分は同一物を表わしている。
【0023】この起伏通路装置は、ターンテーブル1に
対して起伏可能なフレーム4と、該フレーム4の側面に
固着した通路長手方向に延びる案内部材42aと、該案
内部材42aに嵌合し且つ通路長手方向前後へ摺動可能
な移動部材42bと、該移動部材42bに固着した通路
長手方向に延びる支持部材21と、通路長手方向に等間
隔に配置した複数のステップ7と、該ステップ7を支持
部材21に前後へ傾動可能に枢支する支持軸22と、各
ステップ7から下方へ突出するブラケット11と、フレ
ーム4下方に平行に配置され且つ通路幅方向に延びる連
動ピン10によってブラケット11に連結された連動部
材23と、フレーム4の基端側に配置した切換機構24
とを備えている。
【0024】フレーム4の角度は、先に述べた従来の起
伏通路装置と同様に、シリンダ12(図12参照)のピ
ストンロッドの突出量に応じて変化する。
【0025】また、フレーム4の先端部には、プラット
ホーム(図示せず)が上下へ揺動し得るように取り付け
られている。
【0026】切換機構24は、フレーム4基端部近傍に
垂直に配置され且つブラケット25を介してターンテー
ブル1に支持された左右一対の案内軸26と、左右の案
内軸26に沿って昇降し得る上側支持部材27及び下側
支持部材28と、基端部が通路幅方向に延びるピン29
により上側支持部材27に枢支され且つ先端部が所定の
ステップ7を枢支している支持軸22に枢着された上側
リンク31と、基端部が通路幅方向に延びるピン30に
より下側支持部材28に枢支され且つ先端部が先に述べ
た上側リンク31の枢支対象となっているステップ7の
ブラケット11に付帯する連動ピン10に枢着された下
側リンク32と、上側支持部材27及び下側支持部材2
8を近接離反させ得る移動手段33とで構成されてい
る。
【0027】この切換機構24では、上側支持部材27
を案内軸26の上端部に位置させ、下側支持部材28を
案内軸26の下端部に位置させると、両リンク31,3
2がフレーム4と平行になり、更に、上側リンク31の
基端部枢支点(ピン29)がフレーム4の基端部枢支点
(図7のピン2)に同軸に重なり合って、上側リンク3
1、下側リンク32、ステップ7及びブラケット11
が、ピン29,30間を固定辺とした平行四辺形リンク
を形成する(図1及び図2参照)。
【0028】これにより、フレーム4の起伏に応じて、
各支持軸22がフレーム4の基端部枢支点と同軸のピン
29を中心に上下へ揺動するとともに、各連動ピン10
がピン29直下に位置するピン30を中心に上下へ揺動
し、ステップ7の上面が常時水平に保持される。
【0029】よって、フレーム4を傾斜させた際(図1
参照)には、複数のステップ7の上面が階段状に並んだ
状態を呈し、フレーム4を水平にした際(図2参照)に
は、複数のステップ7の上面が平面状に連なった状態を
呈する。
【0030】また、上側支持部材27と下側支持部材2
8とを案内軸26の上下方向中間部に位置させると、両
リンク31,32の基端部枢支点(ピン29,30)が
同軸に重なり合って、上側リンク31、下側リンク3
2、ステップ7及びブラケット11が、ピン29,30
を揺動中心とした二等辺三角形リンクを形成する(図4
及び図5参照)。
【0031】これにより、フレーム4の起伏に応じて、
案内部材42a及び移動部材42bが支持部材21に取
り付けられている支持軸22の通路長手方向への微小変
位を許容するとともに、各支持軸22及び連動ピン10
が同軸に重なり合ったピン29,30を中心に上下へ揺
動し、ステップ7の上面がフレーム4と常時平行に保持
される。
【0032】よって、フレーム4を傾斜させた際(図4
参照)、あるいはフレーム4を水平にした際(図5参
照)のいずれにおいても、複数のステップ7の上面が平
面状に連なった状態を呈する。
【0033】移動手段33は、上下のブラケット25の
間に通路幅方向に水平に配置され且つ左右の端部寄り部
分にねじ山を有するスクリュー軸34と、当該スクリュ
ー軸34のねじ山に螺合したナット35と、基端部がス
クリュー軸34に対して直交する方向へ水平に延びる横
行ピン36によりナット35に枢支され且つ先端部が横
行ピン36と平行な上側昇降ピン37により上側支持部
材27に枢支された上側変位伝達部材39と、基端部が
前記の横行ピン36によりナット35に枢支され且つ先
端部が横行ピン36と平行な下側昇降ピン38により下
側支持部材28に枢支された下側変位伝達部材40とで
構成されており、スクリュー軸34の両端部は、ターン
テーブル1に対して位置固定のブラケット41に枢支さ
れている。
【0034】また、スクリュー軸34には、モータ(図
示せず)の回転が伝達されるようになっている。
【0035】この移動手段33では、スクリュー軸34
を所定方向へ回転させると、ナット35がスクリュー軸
34の長手方向中央部へ向かって移動し、上側変位伝達
部材39がピン37を介して上側支持部材27を上昇さ
せ且つ下側変位伝達部材40がピン38を介して下側支
持部材28を下降させ(図3参照)、各ステップ7の上
面が常時水平に保持される。
【0036】また、スクリュー軸34を逆方向へ回転さ
せると、ナット35がスクリュー軸34の左右端部へ向
かって移動し、上側変位伝達部材39がピン37を介し
て上側支持部材27を下降させ且つ下側変位伝達部材4
0がピン38を介して下側支持部材28を上昇させ(図
6参照)、各ステップ7の上面がフレーム4と常時平行
に保持される。
【0037】このように、図1乃至図6に示す起伏通路
装置では、上下のリンク31,32基端部枢支点(ピン
29,30)を同軸に重なり合わせると、ステップ7の
上面がフレーム4と常時平行に保持され、通路が平面状
になった状態でフレーム4を傾斜させることができるの
で、高齢者や車椅子利用者の通行が容易になり、貨物運
搬台車やキャスタ付スーツケースの走行移動が可能にな
る。
【0038】また、スクリュー軸34を通路幅方向に対
して平行に配置しているので、移動手段33を、フレー
ム4及び連動部材23の基端部とターンテーブル1との
間の小さな空隙に設置することができる。
【0039】更に、先に述べた移動手段33に替えて、
図7及び図8に示すような移動手段56を用いることも
できる。
【0040】なお、図7及び図8において図1乃至図6
と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0041】この移動手段56は、上下のブラケット2
5の間に通路幅方向に水平に配置され且つハウジング端
部にブラケット43が固着されたシリンダ44と、基端
部がシリンダ44の軸線に対して直交する方向へ略水平
に延びる第1の横行ピン46によりブラケット43に枢
支され且つ先端部が第1の横行ピン46と平行な第1の
上側昇降ピン47により上側支持部材27に枢支された
第1の上側変位伝達部材48と、基端部が第1の横行ピ
ン46によりブラケット43に枢支され且つ先端部が第
1の横行ピン46と平行な第1の下側昇降ピン49によ
り下側支持部材28に枢支された第1の下側変位伝達部
材50と、基端部が第1の横行ピン46と平行な第2の
横行ピン51によりシリンダ44のピストンロッド45
に枢支され且つ先端部が第2の横行ピン51と平行な第
2の上側昇降ピン52により上側支持部材27に枢支さ
れた第2の上側変位伝達部材53と、基端部が第2の横
行ピン51によりシリンダ44のピストンロッド45に
枢支され且つ先端部が第2の横行ピン51と平行な第2
の下側昇降ピン54により下側支持部材28に枢支され
た第2の下側変位伝達部材55とによって構成されてい
る。
【0042】移動手段56では、ピストンロッド45を
シリンダ44のハウジング内へ引き込むと、第1の横行
ピン46と第2の横行ピン51が互いに近接する方向へ
移動し、両上側変位伝達部材48,53がピン47,5
2を介して上側支持部材27を上昇させ且つ両下側変位
伝達部材50,55がピン49,54を介して下側支持
部材28を下降させ、各ステップ7(図1参照)の上面
が常時水平に保持される。
【0043】また、ピストンロッド45をシリンダ44
のハウジングから突出させると、第1の横行ピン46と
第2の横行ピン51が互いに離反する方向へ移動し、両
上側変位伝達部材48,53がピン47,52を介して
上側支持部材27を下降させ且つ両下側変位伝達部材5
0,55がピン49,54を介して下側支持部材28を
上昇させ、各ステップ7(図4参照)の上面がフレーム
4と常時平行に保持される。
【0044】このように、図7及び図8に示す移動手段
56でも、先に述べた移動手段33と同様にステップ7
の姿勢を切り換えることができる。
【0045】また、シリンダ44を通路幅方向に対して
平行に配置しているので、移動手段56を、フレーム4
及び連動部材23の基端部とターンテーブル1との間の
小さな空隙(図1及び図4参照)に設置することができ
る。
【0046】図9乃至図11は本発明の起伏通路装置の
実施の形態の第2の例であり、図中、図12と同一の符
号を付した部分は同一物を表わしている。
【0047】この起伏通路装置は、ターンテーブル1に
対して起伏可能なフレーム4と、通路長手方向に等間隔
に配置した複数のステップ7と、該ステップ7をフレー
ム4に前後へ傾動可能に枢支する支持軸8と、各ステッ
プ7から下方へ突出するブラケット11と、フレーム4
下方に平行に配置され且つ通路幅方向に延びる連動ピン
10によってブラケット11に連結された連動部材57
と、該連動部材57を通路長手方向へ前後移動させ得る
シリンダ58と、第1の角度検出器61、第2の角度検
出器62、通路状態設定器63及び制御機構64とを備
えている。
【0048】フレーム4の角度は、先に述べた従来の起
伏通路装置と同様に、シリンダ12(図12参照)のピ
ストンロッドの突出量に応じて変化する。
【0049】シリンダ58のピストンロッドは、所定の
ステップ7のブラケット11に付帯する連動ピン10に
連結され、シリンダ58のハウジングは、ターンテーブ
ル1に設けたブラケット59にピン60により連結され
ている。
【0050】このシリンダ58のピストンロッドの突出
量を適宜調整して、連動部材57を通路長手方向の前後
へ移動させれば、フレーム4の起伏角度に関係なくステ
ップ7の上面を、常時水平に、あるいはフレーム4に対
して平行に保持できる。
【0051】第1の角度検出器61は、所定のステップ
7に取り付けられ、当該ステップ7上面の傾斜角度に応
じた角度信号61sを出力する。
【0052】第2の角度検出器62は、フレーム4の所
定箇所に取り付けられ、フレーム4の傾斜角度に応じた
角度信号62sを出力する。
【0053】通路状態設定器63は、手動操作により、
階段設定信号63sa及びスロープ設定信号63sbを
択一的に出力する。
【0054】制御機構64は、通路状態設定器63、並
びに両角度検出器61,62からの信号63sa,63
sb,61s,62sに基づきピストン位置指令信号6
5sを出力するコントローラ65と、シリンダ58のピ
ストン位置に応じてピストン位置検出信号66sを出力
する位置検出器66と、ピストン位置指令信号65s及
びピストン位置検出信号66sの偏差を求めて位置偏差
信号67sを出力する演算器67と、位置偏差信号67
sを増幅して作動信号68sを出力するサーボアンプ6
8と、作動信号68sによりスプールが切り換えられ且
つシリンダ58へ流体圧69sを付与する制御バルブ6
9とによって構成されている。
【0055】この制御機構64は、フレーム4が傾斜し
てるときに、通路状態設定器63が階段設定信号63s
aを出力すると、第1の角度検出器61の角度信号61
sに基づき、ステップ7の上面が水平になるようにシリ
ンダ58のピストンロッドの突出量を調整し、複数のス
テップ7で形成される通路を階段状に設定する。
【0056】また、フレーム4が傾斜しているときに、
通路状態設定器63がスロープ設定信号63sbを出力
すると、第1の角度検出器61の角度信号61s及び第
2の角度検出器62の角度信号62sに基づき、ステッ
プ7の上面がフレーム4に対して平行になるようにシリ
ンダ58のピストンロッドの突出量を調整し、複数のス
テップ7で形成される通路をスロープ状に設定する。
【0057】更に、フレーム4が水平になっているとき
には、通路状態設定器63から階段設定信号63saあ
るいはスロープ設定信号63sbのいずれが出力されて
いても、ステップ7で形成される通路は、水平な平面状
に設定される。
【0058】このように、図9乃至図11に示す起伏通
路装置では、連動部材57を通路長手方向の前後へ適宜
移動させると、ステップ7の上面がフレーム4と平行に
保持されるので、高齢者や車椅子利用者の通行が容易に
なり、貨物搬送台車やキャスタ付スーツケースの走行移
動が可能になる。
【0059】なお、本発明の起伏通路装置は上述した実
施の形態のみに限定されるものではなく、本発明を空港
の駐機場や建屋と航空機との間、あるいは、流通ターミ
ナルの荷捌き場や倉庫と車両との間の相互通行手段に用
いること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて変更を加え得ることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の起伏通路装
置によれば下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0061】(1)本発明の請求項1乃至請求項5に記
載の起伏通路装置のいずれにおいても、上下のリンクの
基端部枢支ピンを同軸に重なり合わせると、ステップの
上面がフレームと常時平行に保持され、通路が平面状に
なった状態でフレームを傾斜させることができるので、
高齢者や車椅子利用者の通行が容易になり、貨物搬送台
車やキャスタ付スーツケースの走行移動が可能になる。
【0062】(2)また、上下のリンクをフレームに対
して平行にすれば、ステップの上面が常時水平に保持さ
れ、フレームの傾斜に応じて通路を階段状にすることが
できる。
【0063】(3)本発明の請求項6及び請求項7に記
載の起伏通路装置のいずれにおいても、連動部材を通路
長手方向の前後へ適宜移動させると、ステップの上面が
フレームと平行に保持されるので、高齢者や車椅子利用
者の通行が容易になり、貨物搬送台車やキャスタ付スー
ツケースの走行移動が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の起伏通路装置の実施の形態の第1の例
においてステップ上面が常時水平を保持するようにし且
つフレームを傾斜させた状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の起伏通路装置の実施の形態の第1の例
においてステップ上面が常時水平を保持するようにし且
つフレームを水平にした状態を示す縦断面図である。
【図3】図1のフレーム基端寄り部分を示す横断面図で
ある。
【図4】本発明の起伏通路装置の実施の形態の第1の例
においてステップ上面がフレームに対して常時平行を保
持するようにし且つフレームを傾斜させた状態を示す縦
断面図である。
【図5】本発明の起伏通路装置の実施の形態の第1の例
においてステップ上面がフレームに対して常時平行を保
持するようにし且つフレームを水平にした状態を示す縦
断面図である。
【図6】図4のフレーム基端寄り部分を示す横断面図で
ある。
【図7】図1乃至図6の起伏通路装置に用いる移動手段
の他の例においてステップ上面が常時水平を保持する状
態を示す横断面図である。
【図8】図1及び図6の起伏通路装置に用いる移動手段
の他の例においてステップ上面がフレームに対して常時
平行を保持する状態を示す横断面図である。
【図9】本発明の起伏通路装置の実施の形態の第2の例
においてステップ上面が常時水平を保持するようにし且
つフレームを傾斜させた状態を示す縦断面図である。
【図10】本発明の起伏通路装置の実施の形態の第2の
例においてステップ上面がフレームに対して常時平行を
保持するようにし且つフレームを傾斜させた状態を示す
縦断面図である。
【図11】本発明の起伏通路装置の実施の形態の第2の
例に用いる制御回路を示す概念図である。
【図12】従来の起伏通路装置の実施の形態の一例を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
4 フレーム 7 ステップ 8 支持軸 10 連動ピン 11 ブラケット 22 支持軸 23 連動部材 26 案内軸 27 上側支持部材 28 下側支持部材 29 ピン(基端部枢支ピン) 30 ピン(基端部枢支ピン) 31 上側リンク 32 下側リンク 33 移動手段 34 スクリュー軸 35 ナット 36 横行ピン 37 上側昇降ピン 38 下側昇降ピン 39 上側変位伝達部材 40 下側変位伝達部材 44 シリンダ(直動アクチュエータ) 46 第1の横行ピン 47 第1の上側昇降ピン 48 第1の上側変位伝達部材 49 第1の下側昇降ピン 50 第1の下側変位伝達部材 51 第2の横行ピン 52 第2の上側昇降ピン 53 第2の上側変位伝達部材 54 第2の下側昇降ピン 55 第2の下側変位伝達部材 56 移動手段 57 連動部材 58 シリンダ(直動アクチュエータ) 61 第1の角度検出器 61s 角度信号 62 第2の角度検出器 62s 角度信号 63 通路状態設定器 63sa 階段設定信号 63sb スロープ設定信号 64 制御機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時岡 伴行 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 佐藤 文男 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部枢支点を中心に起伏可能なフレー
    ムと、通路長手方向に等間隔に配置した複数のステップ
    と、該ステップを前後へ傾動可能に枢支し且つフレーム
    に通路長手方向への変位が許容されるように取り付けた
    支持軸と、各ステップから下方へ突出するブラケット
    と、フレーム下方に平行に配置され且つ通路幅方向に延
    びる連動ピンによってブラケットに連結された連動部材
    と、フレーム基端部枢支点近傍に配置した上下に延びる
    案内軸と、該案内軸に沿って昇降可能な上側支持部材及
    び下側支持部材と、基端部が通路幅方向に延びるピンに
    より上側支持部材に枢支され且つ先端部が所定のステッ
    プを枢支している支持軸に枢着された上側リンクと、基
    端部が通路幅方向に延びるピンにより下側支持部材に枢
    支され且つ先端部が所定のステップのブラケットに付帯
    している連動ピンに枢着された下側リンクとを備え、上
    下のリンクがフレームに対して平行になるように上下の
    支持部材を離反させ得られ且つ当該両リンクの基端部枢
    支ピンが案内部材の中間部で同軸に重なり合うように上
    下の支持部材を近接させ得る移動手段を設けたことを特
    徴とする起伏通路装置。
  2. 【請求項2】 略水平に延び且つ周方向に回動可能なス
    クリュー軸と、該スクリュー軸に螺合したナットと、基
    端部がスクリュー軸に対して直交する方向へ略水平に延
    びる横行ピンによりナットに枢支され且つ先端部が横行
    ピンと平行な上側昇降ピンにより上側支持部材に枢支さ
    れた上側変位伝達部材と、基端部が前記の横行ピンによ
    りナットに枢支され且つ先端部が横行ピンと平行な下側
    昇降ピンにより下側支持部材に枢支された下側変位伝達
    部材とによって、移動手段を構成した請求項1に記載の
    起伏通路装置。
  3. 【請求項3】 移動手段のスクリュー軸を通路幅方向に
    対して平行に配置した請求項2に記載の起伏通路装置。
  4. 【請求項4】 略水平に配置した直動アクチュエータ
    と、基端部が直動アクチュエータに対して直交する方向
    へ略水平に延びる第1の横行ピンにより直動アクチュエ
    ータの一端に枢支され且つ先端部が第1の横行ピンと平
    行な第1の上側昇降ピンにより上側支持部材に枢支され
    た第1の上側変位伝達部材と、基端部が第1の横行ピン
    により直動アクチュエータの一端に枢支され且つ先端部
    が第1の横行ピンと平行な第1の下側昇降ピンにより下
    側支持部材に枢支された第1の下側変位伝達部材と、基
    端部が第1の横行ピンと平行な第2の横行ピンにより直
    動アクチュエータの他端に枢支され且つ先端部が第2の
    横行ピンと平行な第2の上側昇降ピンにより上側支持部
    材に枢支された第2の上側変位伝達部材と、基端部が第
    2の横行ピンにより直動アクチュエータの他端に枢支さ
    れ且つ先端部が第2の横行ピンと平行な第2の下側昇降
    ピンにより下側支持部材に枢支された第2の下側変位伝
    達部材とによって、移動手段を構成した請求項1に記載
    の起伏通路装置。
  5. 【請求項5】 移動手段の直動アクチュエータを通路幅
    方向に対して平行に配置した請求項4に記載の起伏通路
    装置。
  6. 【請求項6】 基端部枢支点を中心に起伏可能なフレー
    ムと、通路長手方向に等間隔に配置した複数のステップ
    と、該ステップをフレームに前後へ傾動可能に枢支する
    支持軸と、各ステップから下方へ突出するブラケット
    と、フレーム下方に平行に配置され且つ通路幅方向に延
    びる連動ピンによってブラケットに連結された連動部材
    と、一端が連動部材にピン連結され且つ他端がフレーム
    を枢支している構造物にピン連結された直動アクチュエ
    ータとを備えてなることを特徴とする起伏通路装置。
  7. 【請求項7】 ステップ上面の傾斜角度を検出する第1
    の角度検出器と、フレームの傾斜角度を検出する第2の
    角度検出器と、階段設定信号及びスロープ設定信号を択
    一的に出力し得る通路状態設定器と、該通路状態設定
    器、並びに両検出器からの信号に基づき直動アクチュエ
    ータを作動させる制御機構とを備えた請求項6に記載の
    起伏通路装置。
JP2000021437A 2000-01-31 2000-01-31 起伏通路装置 Expired - Fee Related JP4359986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000021437A JP4359986B2 (ja) 2000-01-31 2000-01-31 起伏通路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000021437A JP4359986B2 (ja) 2000-01-31 2000-01-31 起伏通路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001213387A true JP2001213387A (ja) 2001-08-07
JP4359986B2 JP4359986B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=18547847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000021437A Expired - Fee Related JP4359986B2 (ja) 2000-01-31 2000-01-31 起伏通路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4359986B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009423A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 旅客乗降設備
CN102745305A (zh) * 2012-07-03 2012-10-24 珠海天岳科技有限公司 一种带伸缩装置的船舶
CN108909952A (zh) * 2018-06-29 2018-11-30 浙江海洋大学 一种码头用船舶连接装置
CN114179972A (zh) * 2021-12-13 2022-03-15 平湖市华海造船有限公司 大落差水库移动式趸船系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009423A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 旅客乗降設備
JP4496138B2 (ja) * 2005-06-28 2010-07-07 株式会社Ihiインフラシステム 旅客乗降設備
CN102745305A (zh) * 2012-07-03 2012-10-24 珠海天岳科技有限公司 一种带伸缩装置的船舶
CN108909952A (zh) * 2018-06-29 2018-11-30 浙江海洋大学 一种码头用船舶连接装置
CN114179972A (zh) * 2021-12-13 2022-03-15 平湖市华海造船有限公司 大落差水库移动式趸船系统
CN114179972B (zh) * 2021-12-13 2024-04-02 平湖市华海造船有限公司 大落差水库移动式趸船系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4359986B2 (ja) 2009-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8321976B1 (en) Height adjustable apparatus with control arm
JPH0544507B2 (ja)
JP2736271B2 (ja) 重心移動型架線移動ロボット
JP2001213387A (ja) 起伏通路装置
JP2018177403A (ja) 橋形クレーンの移動システム
JPH0233626Y2 (ja)
JPH0518189Y2 (ja)
JPS6163318A (ja) プレスブレ−キにおける板材支持取出方法および装置
JPH0361421A (ja) コンバインの姿勢制御装置
JP2695629B2 (ja) 作業車の姿勢制御装置
JPH0420272Y2 (ja)
JPH05238439A (ja) 車両のドア取付用台車構造
JP2002315642A (ja) 什器における基台高さ調節機構
JPH0340187Y2 (ja)
JP2002205668A (ja) 作業車の姿勢制御装置
JPH0355591Y2 (ja)
JP2005087180A (ja) トラクタ
JPS63283501A (ja) トラクタ作業機のロ−リング装置
JPS63283502A (ja) トラクタ作業機のロ−リング装置
JPS63276417A (ja) コンバインのロ−リング装置
JPH06337625A (ja) 動揺装置
JPH0633138Y2 (ja) 舞台昇降装置の機械式同期機構
JPS6129206Y2 (ja)
JPH0358681B2 (ja)
JPH028200A (ja) 垂直昇降ジャッキ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees