JPH06337625A - 動揺装置 - Google Patents

動揺装置

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JPH06337625A
JPH06337625A JP12597593A JP12597593A JPH06337625A JP H06337625 A JPH06337625 A JP H06337625A JP 12597593 A JP12597593 A JP 12597593A JP 12597593 A JP12597593 A JP 12597593A JP H06337625 A JPH06337625 A JP H06337625A
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JP
Japan
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arm
arms
opening angle
gondola
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12597593A
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English (en)
Inventor
Kengo Makino
健吾 牧野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シミュレータ製品あるいはアミューズメント
製品において、動揺対象の人または物に対して、小型か
つ簡単な構造で大ストロークの動揺を与える装置を提供
する。 【構成】 動揺させる対象の人または物を乗せるゴンド
ラ部、上側部材と下側部材と同各部材を回動可能に接続
するヒンジとからなり前記ゴンドラ部を支持する複数個
のアーム、前記各アームの上側部材と下側部材との間の
開き角を変更する機構、及び同開き角変更機構を制御す
る制御装置を備え、同開き角変更機構の力の作用点が、
上側部材及び下側部材のそれぞれの中央部、あるいはヒ
ンジの位置、あるいはそれらの間の位置に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シミュレータ製品、ア
ミューズメント製品、乗り物や建物の能動制限装置など
に使用される動揺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のシミュレータ製品の動揺装
置の側面図である。図において、1は動揺させる対象の
人または物を乗せるゴンドラ部、8は床面、26は第1
直動式アクチュエータである。本例ではこの種のアクチ
ュエータが第1から第6まで6本備えられている。第1
直動式アクチュエータの一方の隣には第2直動式アクチ
ュエータが、他方の隣には第6直動式アクチュエータが
設けられている。25は第1,第2直動式アクチュエー
タのゴンドラ部への取付部、27は第1,第6直動式ア
クチュエータの床面への取付部である。他の取付部にお
いても、同様に隣り合うアクチュエータが、上下交互に
それぞれ1箇所に回動可能に取付けられている。したが
って、この複数個のアクチュエータによる支持部を展開
すれば、ジグザク状となっている。
【0003】本シミュレータ用動揺装置は、自由度の数
に応じた数の直動式アクチュエータ26等で直接ゴンド
ラ部1を支持し、図示していない制御装置を介して各ア
クチュエータの伸び長さを、目的とするゴンドラ部の動
揺に適するよう変動させて、ゴンドラ部を動揺させるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の動揺装置におい
ては、ゴンドラの動くストロークと同じ長さのストロー
クを持つ直動式アクチュエータを使用する必要があっ
た。しかし、コスト及び装置寸法上の制約から直動式ア
クチュエータのストロークの長さには限界がある為、ゴ
ンドラの動くストロークにも制約があった。また、大ス
トロークの直動式アクチュエータには電動モータの適用
が難しく、大部分の直動式アクチュエータは取り扱いの
わずらわしい油圧式のものが用いられていた。
【0005】本発明は、従来の装置の上記の欠点を解消
し、ゴンドラの従来以上の大ストロークの動揺を小型か
つ簡単な装置により実現することのできる動揺装置を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、動揺させる対象の人または物を乗せ
るゴンドラ部、上側部材と下側部材と同各部材を回動可
能に接続するヒンジとからなり前記ゴンドラ部を支持す
る複数個のアーム、前記各アームの上側部材と下側部材
との間の開き角を変更する機構、及び同開き角変更機構
を制御する制御装置を備え、同開き角変更機構の力の作
用点が、上側部材及び下側部材のそれぞれの中央部、あ
るいはヒンジの位置、あるいはそれらの間の位置に設け
られていることを特徴とする動揺装置に関するものであ
る。
【0007】
【作用】各アームの上下端間距離を制御装置の指令によ
ってそれぞれ制御される開き角変更機構によって変える
と、ゴンドラは動揺する。ゴンドラを上に上げる時は、
すべてのアームについて開き角制御モータを用いてアー
ムの開き角を大きくする。また、ゴンドラを下げる場合
はすべてのアームの開き角を小さくする。傾ける場合
は、下げる側のアームの開き角を小さく、上げる側のア
ームの開き角を大きくする。また、複合した動きをさせ
る場合には、アームの開き角を合成すれば良い。
【0008】開き角変更機構の駆動力作用点は、上側部
材および下側部材共に、それら部材の中央部あるいは、
中央部よりヒンジ側に寄った位置に設けられているの
で、開き角変更機構の小さいストロークが、アームの上
下端の間の距離の大ストロークに拡大される。したがっ
て小型の簡単な構造でゴンドラ部の大ストロークの動揺
を実現することが可能である。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係るシミュレー
タ用動揺装置の側面図である。図において、1はゴンド
ラ部であり、その下に設けられている動揺装置によって
動揺させられる部分である。8は床面、3は第1アーム
上側部材、6は第1アーム下側部材、4は上記両部材を
回動可能に接続する第1ヒンジ、19はヒンジ4によっ
て接続された上側部材3と下側部材6とのなす角すなわ
ちアーム開き角、5は第1アームの開き角制御用モータ
である。符号3,4,5,および6を付した部材によっ
て第1アーム9が構成される。本実施例においては、上
記のように構成されたアームが6個備えられており、順
に、第1〜第6アームと名付けられている。第1アーム
の一方の隣には第2アーム、他方の隣には第6アームが
位置している。2は第1,第2アームのゴンドラへの取
付部、7は第1,第6アームの床面への取付部である。
【0010】図2は上記実施例の、ゴンドラ部1を取り
除いた部分の平面図である。図において、9,10,1
1,12,13,および14は、それぞれ第1,第2,
第3,第4,第5,および第6アームの範囲を示してい
る。2,16,および18は、それぞれ第1アームと第
2アーム、第3アームと第4アーム、および第5アーム
と第6アームのゴンドラへの取付部である。1箇所のゴ
ンドラ取付部にはそれぞれ隣り合う2個のアームの上端
が回動可能に取付けられている。7,15,および17
は、それぞれ第1アームと第6アーム、第2アームと第
3アーム、および第4アームと第5アームの床面への取
付部である。1箇所の床面取付部には上述のゴンドラ取
付部における側とは異る側でそれぞれ隣り合う2個のア
ームの下端が回動可能に取付けられている。
【0011】以上に示したシミュレータ用動揺装置を用
いてゴンドラ部を動揺させるには以下のようにする。例
えば、ゴンドラ部を下げる為には、すべてのアームにつ
いて、開き角制御用モータによって上部アームを下部ア
ームに対し回転させることにより、上部アームと下部ア
ームの開き角19を小さくする。すると、各アームの床
面への取付部とゴンドラ部への取付部の距離が短くな
り、ゴンドラ部は下に下がる。また、ゴンドラ部を傾け
る為には、第1アームの開き角を小さくし、第4アーム
の開き角を大きくするというように、対になった反対側
のアームの開き角を変えることにより実現できる。ま
た、開き角の重ね合せを行なうことによりこれらを複合
した位置にゴンドラを動かすことが可能である。
【0012】図3は本発明の第2実施例に係るアームの
側面図である。図には第1アームが示されているが他の
アームも同様な構成である。本実施例は、第1実施例の
開き角制御用モータ5の代わりに小型の開き角制御用ア
クチュエータ20を使用した例である。直動式アクチュ
エータをゴンドラと床面の間に直接使わず、アームを介
してその開き角の制御に使用することにより直動式アク
チュエータのストロークを小さくすることが可能にな
り、長ストロークにより生じる直動式アクチュエータの
不具合を解消できる。
【0013】図4は本発明の第3実施例に係るアームの
部分側面図、図5は同実施例のアームの部分平面図であ
る。本実施例は、第1実施例における開き角制御用モー
タ5の代りに、開き角制御用ボルト21、開き角制御用
ボルト制御モータ22、上部ネジ部23、および下部ネ
ジ部24が設けてある。アーム上側部材3およびアーム
下側部材6には開き角制御用ボルト21、上部ネジ部2
3、下部ネジ部24を通すための部分が設けられてい
る。上部ネジ部23と下部ネジ部24とは、それぞれ1
本の軸を介してアーム上側部材3およびアーム下側部材
6と回動可能に接続されている。また上部ネジ部23と
下部ネジ部24とは互に逆ピッチのメネジが切ってあ
る。開き角制御用ボルト21にはこれらのメネジに嵌合
するよう、その上部と下部は互に逆ピッチのオネジが切
ってある。
【0014】開き角制御用ボルト制御モータ22によっ
て開き角制御用ボルト21を回転させると、上部ネジ部
と下部ネジ部18は逆方向へ動く。これによってアーム
上側部材3とアーム下側部材6とのなす開き角が変る。
図4,図5は第1アームに関するものであるが他のアー
ムも同様な構造となっている。全部のアームの開き角を
前述のように適切に制御することによってゴンドラ部1
を動揺させることができる。
【0015】上記各実施例に共通することは、開き角変
更機構の駆動力作用点が、上側部材および下側部材共
に、それら部材の中央部、あるいはヒンジの位置、ある
いは中央部とヒンジとの間の適当な位置に設けられてい
ることである。これによって、開き角変更機構の小さい
ストロークあるいは動きが、アームの上下端(すなわち
ゴンドラ取付部と床面取付部)の間の大ストロークに拡
大される。したがって小型の簡単な構造でゴンドラ部の
大ストロークの動揺を実現することが可能となってい
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の動揺装置は、動揺させる対象の
人または物を乗せるゴンドラ部、上側部材と下側部材と
同各部材を回動可能に接続するヒンジとからなり前記ゴ
ンドラ部を支持する複数個のアーム、前記各アームの上
側部材と下側部材との間の開き角を変更する機構、及び
同開き角変更機構を制御する制御装置を備え、同開き角
変更機構の力の作用点が、上側部材及び下側部材のそれ
ぞれの中央部、あるいはヒンジの位置、あるいはそれら
の間の位置に設けられているので、対象となる人また物
に対して小型かつ簡単な構造で大ストロークの動揺を与
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシミュレータ用動揺
装置の側面図。
【図2】同実施例の平面図。
【図3】本発明の第2実施例に係るアームの側面図。
【図4】本発明の第3実施例に係るアームの部分側面
図。
【図5】同実施例のアームの部分平面図。
【図6】従来のシミュレータ用動揺装置の側面図。
【符号の説明】
1 ゴンドラ部 2 第1,第2アームのゴンドラへの取付部 3 第1アーム上側部材 4 第1ヒンジ 5 第1アーム開き角制御用モータ 6 第1アーム下側部材 7 第1,第6アームの床面への取付部 8 床面 9 第1アーム 10 第2アーム 11 第3アーム 12 第4アーム 13 第5アーム 14 第6アーム 15 第2,第3アーム床面取付部 16 第3,第4アームゴンドラ取付部 17 第4,第5アーム床面取付部 18 第5,第6アームゴンドラ取付部 19 アーム開き角 20 開き角制御用アクチュエータ 21 開き角制御用ボルト 22 開き角制御用ボルト制御モータ 23 上部ネジ部 24 下部ネジ部 25 第1,第2直動式アクチュエータのゴンドラへ
の取付部 26 第1直動式アクチュエータ 27 第1,第6直動式アクチュエータの床面への取
付部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動揺させる対象の人または物を乗せるゴ
    ンドラ部、上側部材と下側部材と同各部材を回動可能に
    接続するヒンジとからなり前記ゴンドラ部を支持する複
    数個のアーム、前記各アームの上側部材と下側部材との
    間の開き角を変更する機構、及び同開き角変更機構を制
    御する制御装置を備え、同開き角変更機構の力の作用点
    が、上側部材及び下側部材のそれぞれの中央部、あるい
    はヒンジの位置、あるいはそれらの間の位置に設けられ
    ていることを特徴とする動揺装置。
JP12597593A 1993-05-27 1993-05-27 動揺装置 Withdrawn JPH06337625A (ja)

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JP12597593A JPH06337625A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 動揺装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4690610B2 (ja) * 2000-09-18 2011-06-01 エリコン・スペース・アクチェンゲゼルシャフト 位置決め装置および位置決めシステム
WO2013047414A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 Ntn株式会社 リンク作動装置
JP2013076427A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Ntn Corp リンク作動装置

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