JP2001212732A - 工作機械用の工具着脱装置 - Google Patents

工作機械用の工具着脱装置

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JP2001212732A
JP2001212732A JP37704899A JP37704899A JP2001212732A JP 2001212732 A JP2001212732 A JP 2001212732A JP 37704899 A JP37704899 A JP 37704899A JP 37704899 A JP37704899 A JP 37704899A JP 2001212732 A JP2001212732 A JP 2001212732A
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tool
heating coil
heating
fixture
attaching
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Tsutomu Miyazaki
力 宮崎
Eiji Suzuki
英司 鈴木
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Miyaden Co Ltd
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Miyaden Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P11/00Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for 
    • B23P11/02Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for  by first expanding and then shrinking or vice versa, e.g. by using pressure fluids; by making force fits
    • B23P11/025Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for  by first expanding and then shrinking or vice versa, e.g. by using pressure fluids; by making force fits by using heat or cold
    • B23P11/027Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for  by first expanding and then shrinking or vice versa, e.g. by using pressure fluids; by making force fits by using heat or cold for mounting tools in tool holders

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Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械に装着される工具取付具に対する工具
の芯出しを機械的に簡単かつ高精度に行えると共に、加
工作業の効率を向上させ得る工作機械用の工具着脱装置
を提供する。 【解決手段】工作機械に装着される工具取付具に対して
所定の工具を着脱し得る工具着脱装置であって、工具取
付具の嵌合孔と工具との相対的位置関係を変化させ得る
工具等移動装置と、工具取付具と工具との嵌合部分に配
置される平面視略半円弧形状の加熱コイルと、工具取付
具と工具もしくは加熱コイルの少なくとも一方を回転さ
せ得る回転装置と、加熱コイルに高周波電流を供給し得
るトランジスタインバータと、例えば工具取付具の嵌合
孔への工具の嵌合時にトランジスタインバータから加熱
コイルに高周波電流を供給して嵌合部分を誘導加熱する
と共に、該加熱時に回転装置を作動させ得る制御装置
と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばホルダー等の工
具取付具に対してエンドミル等の工具を着脱し、該工具
でワークを加工し得る工作機械用の工具着脱装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、旋盤、フライス盤等の各種工
作機械の回転部には、ドリルを含むエンドミル等からな
る各種工具を着脱するホルダーが設けられている。この
ホルダーは、工作機械の回転部にワンタッチで着脱し得
るテーパ部と、工具が着脱し得る例えば円形孔からなる
嵌合孔が設けられている。
【0003】そして、このような工作機械においては、
加工精度の向上の観点から、工具とホルダーの嵌合孔と
の芯出しが重要な作業となっている。また、エンドミル
として各種形状(例えば外径)のものがワークの加工部
分に応じて適宜に選択されて使用されることから、この
工具の取り替え作業も重要な作業となっているが、従
来、このような工具の着脱作業は、工作機械を操作する
作業者の経験や勘に頼って手作業で行っているのが実情
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな工具の着脱方法にあっては、工具とホルダーの嵌合
孔との芯出し作業が手作業であるため、高精度な芯出し
を行うことができず、工作機械によるワークの加工精度
が劣る場合があるという問題点があった。また、工具を
取り替える際に、交換した工具の芯出しに時間が掛かる
と共に、芯出し不良によって不良品を加工してしまう場
合があり、結果としてワークの加工作業の効率が低下し
易いという問題点もあった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、請求項1記載の発明の目的は、工作機械に装
着される工具取付具に対する工具の芯出しを機械的に簡
単かつ高精度に行えると共に、加工作業の効率を向上さ
せ得る工作機械用の工具着脱装置を提供することにあ
る。また、請求項2記載の発明の目的は、請求項1記載
の発明の目的に加え、加熱コイル自体の形状を簡略化す
ると共に各種形状の工具に容易に対応し得る工作機械用
の工具着脱装置を提供し、請求項3記載の発明の目的
は、請求項1または2記載の発明の目的に加え、着脱装
置自体の構成を簡略化すると共に工具の着脱作業を短時
間に行い得る工作機械用の工具着脱装置を提供すること
にある。また、請求項4記載の発明の目的は、請求項1
ないし3記載の発明の目的に加え、各種形状の工具によ
り容易に対応し得る工作機械用の工具着脱装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、工作機械に装
着される工具取付具に対して所定の工具を着脱し得る工
具着脱装置であって、前記工具取付具の嵌合孔と工具と
の相対的位置関係を変化させ得る工具等移動装置と、前
記工具取付具と工具との嵌合部分に配置される加熱コイ
ルと、前記工具取付具と工具もしくは加熱コイルの少な
くとも一方を回転させ得る回転装置と、前記加熱コイル
に高周波電流を供給し得るトランジスタインバータと、
該トランジスタインバータから加熱コイルに高周波電流
を供給して嵌合部分を誘導加熱すると共に該加熱時に前
記回転装置を作動させ得る制御装置と、を具備すること
を特徴とする。
【0007】このように構成することにより、工具を工
具取付具に取り付ける場合は、例えば工具等移動装置を
作動させて工具の一部を工具取付具の嵌合孔に所定量嵌
合させ、この嵌合部分の周囲に配置した加熱コイルにト
ランジスタインバータから高周波電流を供給する。高周
波電流が加熱コイルに供給されると、工具と工具取付具
の嵌合部分が誘導加熱されつつ工具が工具取付具に完全
に嵌合されて焼きバメ状態となり、工具が工具取付具に
取り付けられる。この嵌合部分の誘導加熱時に、回転装
置によって例えば略嵌合状態の工具取付具と工具とが回
転しつつ誘導加熱されることから、嵌合部分の外周面全
周が均一加熱されて、工具が工具取付具に対して高精度
に取り付けられ、この工具取付具に取り付けられた工具
によってワークが精度良く加工される。一方、工具を工
具取付具から取り外す場合は、嵌合部分を回転させつつ
誘導加熱させた状態で、工具等移動装置の作動により工
具が移動して取り外され、これにより工具の工具取付具
に対する着脱が機械的に高精度に行える。
【0008】また、請求項2記載の発明は、前記加熱コ
イルが、工具取付具と工具との嵌合部分の外周面の外側
に部分的に配置されていることを特徴とする。このよう
に構成することにより、例えば平面視略半円弧形状の加
熱コイルを嵌合部分の外周面に配置しても工具取付具等
が回転することから、嵌合部分の外周面全周を誘導加熱
で焼きバメできる。これにより、加熱コイル自体の形状
が簡略化されると共に、加熱コイルを各種形状の工具に
使用することができて、その汎用性が大幅に向上する。
【0009】また、請求項3記載の発明は、前記加熱コ
イルが、工具取付具と工具との嵌合部分を冷却し得る冷
却ジャケットの機能を有することを特徴とする。このよ
うに構成することにより、嵌合部分の外周に配置される
加熱コイルが冷却ジャケットの機能を有することから、
誘導加熱後に該加熱コイルから冷却媒体を噴射して加熱
部分を冷却することができ、着脱装置自体の構成が簡略
化されると共に、加熱後の冷却を素早く行うことができ
て、着脱作業が短時間に行える。
【0010】また、請求項4記載の発明は、加熱コイル
が、複数に分割されそのうちの少なくとも一つが工具取
付具と工具との嵌合部分に対して所定方向に移動し得る
如く構成されていることを特徴とする。このように構成
することにより、例えば2分割状態で嵌合部分の外側に
配置された加熱コイルは、各加熱コイルが嵌合部分に対
して接離方向等に移動し得ることから、加熱コイルを工
具の外形形状に係わらずその外周面の所定位置に容易に
配置できて、各種工具への対応がより容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図5は、本発明に係
わる工作機械用の工具着脱装置の一実施例を示し、図1
がその概略構成図、図2がその要部の一部破断した横断
面図、図3がその縦断面図、図4が工具取り付け時の動
作を示す工程図、図5が工具取り外し時の動作を示す工
程図である。
【0012】図1において、工具着脱装置1は、例えば
エンドミル等の工具2を固定(チャック)すると共に所
定方向に移動させる工具チャック移動装置3と、図示し
ない工作機械に装着されるホルダー等の工具取付具4を
固定(チャック)する工具取付具チャック装置5と、工
具取付具4を筐体10上面において水平面内で回転させ
る工具取付具回転装置6と、工具取付具4の外周面の外
側に所定間隔で配置された加熱コイル7と、この加熱コ
イル7に高周波電流を供給するトランジスタインバータ
8と、加熱コイル7等に冷却媒体を供給する冷却装置9
と、筐体10の前面側に配置された操作盤11と、これ
らを制御する制御装置12等で構成されている。
【0013】前記工具チャック移動装置3は、工具2の
上端外周を固定保持するチャック13に連結され、この
チャック13を矢印イ方向に移動させて工具2をチャッ
クすると共に、チャックした工具2を矢印ロの如く移動
させて上下動させる。また、前記工具取付具チャック装
置5は、嵌合孔4aを有する工具取付具4の外周面4b
下端を固定保持するチャック14に連結され、このチャ
ック14を矢印ハ方向に移動させて工具取付具4をチャ
ックし筐体10上面の所定位置に固定保持する。なお、
チャック13、14のチャック位置は、工具2や工具取
付具4の上端外周や下端外周に限らず、外周面の適宜位
置を固定保持することができる。
【0014】前記工具取付具回転装置6は、チャック1
4に連結されたモータ15(図3参照)を有し、制御装
置12からの制御信号で該モータ15が作動することに
より、チャック14を介して工具取付具4を矢印ニの如
く連続的に(もしくはステップ状)に回転させる。この
工具取付具回転装置6は工具取付具チャック装置5と連
動し、例えば工具取付具チャック装置5のチャック14
で工具取付具4がチャックされた場合にのみ作動する如
く構成されている。
【0015】前記加熱コイル7は、図2及び図3に示す
ように、例えば平面視で略半円弧形状に形成されて、工
具取付具4の外周面4bに対して所定の間隔を有して配
置され、屈曲形成された所定径の円形の高周波電流が供
給される銅パイプ15と、例えば銅パイプ15に沿った
形状に形成された冷却パイプ16と、この両パイプ1
5、16の外周面を被覆する如く一体的に設けられセラ
ミック等の耐熱性のコーティング材17等を有してい
る。また、冷却パイプ16とコーティング材17には、
冷却パイプ16から球心方向(工具取付具4の嵌合孔4
aの中心方向)に向けて貫通する噴射孔18が多数形成
されている。なお、この加熱コイル7において、コーテ
ィング材17の保護のためにその外面側にカバー(図示
せず)を一体的に設けることも勿論可能であるし、加熱
コイル7を銅パイプ15とコーティング材17のみで形
成することもできる。
【0016】そして、この加熱コイル7は、図1に示す
ように、その銅パイプ15の両端部が、適宜の接続ケー
ブル19等を介してトランジスタインバータ8に電気的
に接続されると共に、チューブ20を介して冷却装置9
に接続されている。また、冷却パイプ16の両端部もチ
ューブ21等を介して冷却装置9に接続されている。前
記トランジスタインバータ8は、例えばMOSFET、
IGBT等の半導体スイッチング素子を用いた図示しな
いインバータ回路と、出力トランス(変流器)等を有
し、数KHz〜数MHzの所定出力の高周波電流を、加
熱コイル7に出力し得るように構成されている。
【0017】また、前記冷却装置10は、例えば図示し
ない冷却ファン(あるいは冷却触媒やペルチェ素子)を
有し、加熱コイル7の銅パイプ15内に冷却媒体として
の冷却空気を循環供給すると共に、冷却パイプ16内に
冷却空気を供給する。そして、加熱コイル7の噴射孔1
8から冷却空気が噴射されることにより、加熱コイル7
自体が加熱部分(工具2と工具取付具4の嵌合部分)を
冷却する冷却ジャケットの機能を有している。なお、冷
却装置9による冷却媒体としては、冷却空気に限らず、
例えばアルゴンガス、窒素ガス等の冷却ガスあるいは水
道水等の冷却水を使用することもできる。
【0018】前記操作盤11は、図示しない、例えば筐
体10上面に回転可能に配置された回転盤上の複数の工
具取付具4のうち、工具2を取り付けようとする一つの
工具取付具4を選択する工具取付具選択スイッチ、トラ
ンジスタインバータ8から高周波電流を加熱コイル7に
供給もしくは停止する加熱開始スイッチもしくは加熱停
止スイッチ、一定加熱か二段加熱か等の加熱モードや電
流値等の加熱条件、あるいは工具取付具回転装置6の回
転数(回転方法)等の各種条件を設定(もしくは選択)
する条件スイッチ等の各種スイッチが設けられている。
【0019】そして、この操作盤11の各スイッチは、
例えばシーケンサやマイクロコンピュータを有する制御
装置12に接続されており、操作盤11の操作に基づい
て前記工具チャック移動装置3、工具取付具チャック装
置5、工具取付具回転装置6、冷却装置9の作動を制御
すると共に、トランジスタインバータ8の出力を制御し
て、所定の高周波電流を加熱コイル7に供給する如く構
成されている。
【0020】次に、上記工具着脱装置1の動作の一例を
図4及び図5の工程図等に基づいて説明する。先ず、工
具取付具4の嵌合孔4aの内径と工具2の嵌合部2aの
外径が略等しいか、工具2の嵌合部2aの外径を工具取
付具4の嵌合孔4aの内径より僅かに大きく設定する。
そして、このような工具取付具4に工具2を取り付ける
場合は、図4に示すように、筐体10上面の回転盤(図
示せず)を制御装置12の制御信号で回転させて、該回
転盤上に配置されている複数の工具取付具4のうち所定
の工具取付具4を所定位置にセットする。この状態で、
工具取付具チャック装置5を作動させて、そのチャック
14で工具取付具4をチャック(K101)すると共
に、工具チャック移動装置3の作動でチャック13によ
って、手動もしくはロボット等で所定位置にセットされ
た工具2をチャック(K102)する。
【0021】工具取付具4と工具2がそれぞれチャック
されると、工具チャック移動装置3の作動で工具2を所
定距離下降(K103)させ、工具2の嵌合部2aの下
端を工具取付具4の嵌合孔4aの上部に嵌合もしくは当
接させる。そして、制御装置12の制御信号によって、
トランジスタインバータ8から加熱コイル7に高周波電
流を供給する。この加熱コイル7への高周波電流の供給
で、工具取付具4の嵌合孔4aと工具2の嵌合部2aの
部分に渦電流が誘起されてそれぞれ誘導加熱(K10
4)されると共に、この加熱開始と略同時に工具取付具
回転装置6を作動させて工具取付具4を回転(K10
5)させる。
【0022】この誘導加熱と工具取付具4の回転動作時
に、工具チャック移動装置3で工具2をさらに下降させ
ることにより、工具取付具4の嵌合孔4a内に工具2の
嵌合部2aが徐々に嵌合し、工具2が工具取付具4の所
定位置まで嵌合した時点で、工具チャック移動装置3の
下降動作を停止させると共に、トランジスタインバータ
8からの高周波電流の出力を停止させる。この状態にお
いて、工具取付具4の嵌合孔4aと工具2の嵌合部2a
は、加熱状態で嵌合され、この加熱時、工具取付具4と
工具2の回転により嵌合部分の外周面が順に加熱されて
その全面が均一に誘導加熱されつつ嵌合される。また、
誘導加熱と同時に冷却装置9が作動して、加熱コイル7
の銅パイプ15内に冷却空気が供給されて加熱コイル7
自体の発熱が抑えられる。
【0023】そして、予め設定された所定時間誘導加熱
が行われると、冷却装置9からチューブ21を介して加
熱コイル7の冷却パイプ16内に冷却空気が供給され、
この冷却空気が噴射孔18から工具取付具4と工具2の
加熱部分(すなわち嵌合部分)に向けて噴射されて該部
分が冷却(K106)される。この冷却空気による冷却
によって工具取付具4の嵌合孔4aに工具2の嵌合部2
aが焼きバメされることになる。
【0024】工具2が焼きバメされると、工具チャック
移動装置3を作動させてチャック13による工具2をア
ンチャック(K107)し、その後、チャック13を上
昇(K108)させる。このチャック13のアンチャッ
クと上昇により、チャック13が工具2から取り除か
れ、チャック13でチャックされていた工具2が工具取
付具4に取り付けられる。この工具2が取り付けられた
工具取付具4を手動もしくはロボット等で工作機械に装
着することによってワークが加工される。
【0025】一方、工具2を工具取付具4から取り外す
場合は、図5に示すように、先ず工具2が取り付けられ
た工具取付具4をチャック14でチャックして筐体10
上面の所定位置にセット(K201)し、工具チャック
移動装置3を作動させてチャック13を所定位置まで下
降させて工具2の上端をチャック(K202)する。そ
して、トランジスタインバータ8を作動させて工具取付
具4と工具2の嵌合部分を加熱コイル7で誘導加熱(K
203)すると共に、工具取付具回転装置6の作動で工
具取付具4を回転(K204)させる。
【0026】また、この誘導加熱と工具取付具4の回転
動作に合わせ、工具チャック移動装置3により工具2を
上方に徐々に上昇(K205)させ、工具取付具4の嵌
合孔4aから工具2の嵌合部2aを抜き取る。これによ
り、工具2が工具取付具4から焼き抜きされ、この取り
外された工具2や工具取付具4を冷却装置9の作動で冷
却(K206)することにより、工具2の工具取付具4
からの取り外し作業が完了する。
【0027】なお、以上の例では、工具2の取り付けの
際の加熱コイル7による誘導加熱時に、工具取付具4を
固定状態として、工具2を徐々に下降させて嵌合させた
が、工具取付具4と工具2とをそのテーパ面等を利用し
て予め所定寸法嵌合状態とし、その後誘導加熱しつつつ
回転させて焼きバメすることもできるし、工具2と工具
取付具4を共に上下動させたり、工具2と工具取付具4
の上下の位置関係を逆にすることも可能である。また、
誘導加熱と回転動作は、略同時に行うこともできるが、
先ず回転動作(もしくは誘導加熱)しその後所定時間経
過した後に誘導加熱(もしくは回転動作)させることも
できる。
【0028】このように、上記実施例の工具着脱装置1
によれば、工具2と工具取付具4を誘導加熱しつつ取り
付けたり取り外すことができるため、工具2の工具取付
具4に対する焼きバメによる嵌合固定が可能となり、工
具2の工具取付具4に対する芯出しを機械的に高精度に
行うことができて、工具2によるワークの各種加工を精
度良く行うことができる。特に、工具2の工具取付具4
への嵌合(誘導加熱)時に、工具取付具4が回転しつつ
誘導加熱されると共に、誘導加熱後に冷却空気によって
素早く冷却されるため、嵌合部分の外周面の全域が均一
に誘導加熱され、かつ、焼きバメ強度を十分に確保する
こともできて、芯出し精度を一層高めることができ、ワ
ークのより精度良い加工を行うことができる。
【0029】また、加熱コイル7が平面視で略半円弧形
状に形成されているため、この半円弧形状内に各種外径
の工具2を配置して焼きバメや焼き抜きすることがで
き、特定の外径の工具2の使用に限定されない汎用性に
優れた工具着脱装置1を得ることができると共に、加熱
コイル7自体の形状を簡略化することができて、工具着
脱装置1全体を小型で安価に形成することができる。
【0030】さらに、加熱コイル7に冷却空気を噴射す
る噴射孔18を一体的に設けているため、加熱コイル7
自体に冷却ジャケットの機能を持たせることができて、
工具着脱装置1自体の構成をより簡略化することができ
ると共に、加熱コイル7とチャック13以外が筐体10
内に配置され、かつ高周波発生装置としてトランジスタ
インバータ8を使用しているため、工具着脱装置1の一
層の小型化を図ることができる。その結果、例えば卓上
型の工具着脱装置1も形成することができて、工作機械
の近傍に容易に設置し得る等、使い勝手に優れた工具着
脱装置1を得ることが可能になる。
【0031】また、工具2と工具取付具4が機械的に取
り付けられたり取り外しされるため、従来の手作業によ
る芯出しや取り外し作業が不要となり、工具2の交換作
業を簡単かつ短時間に行うことができて、加工作業にお
ける段取り時間の短縮を図ることができると共に、芯出
し不良等によるワークの加工不良品の発生を無くすこと
ができ、結果として、ワークの加工効率を向上させるこ
とが可能になる。
【0032】さらに、筐体10に所定の工具2と工具取
付具4をセットするだけで、工具2を工具取付具4に対
して自動的に取り付けたり取り外すことができるため、
例えば筐体10を工作機械の近傍に設置することによっ
て、加工作業の作業全体をより効率的に行うことができ
る。その際、筐体10の上面に複数の工具取付具4等を
セットし得るように構成すれば、所定の工具2を素早く
取り付けて使用し、この加工作業中に使用済みの工具2
を工具取付具4から焼き抜きすることもできたり、筐体
10に設けたキャスター(図示せず)で所定位置に移動
させること等ができて、ワークの加工作業の効率をより
一層向上させることが可能になる。
【0033】なお、本発明は上記した例に限定されるも
のでもなく、次のような変形例も包含するものである。
すなわち、図1に示すように、工具取付具4と工具2の
嵌合部分の加熱温度測定用の赤外線式の放射温度計22
を、例えば筐体10にオプション設置し得るようにし、
この放射温度計22で測定された温度に基づいて制御装
置12によってトランジスタインバータ8の出力を制御
する。このようにすれば、工具取付具4や工具2の材質
(超鋼あるいハイス鋼等)に応じて、最適な加熱温度を
容易に設定維持することができる。
【0034】また、チャック13に冷却ジャケット23
を一体的に設けることによって、焼き抜きされた工具2
の冷却を素早く行い、着脱作業の一層の効率向上を図る
ことができるし、例えば筐体10に加熱コイル移動装置
24を設け、この装置24を制御装置12の制御信号で
作動させることによって、加熱コイル7を上下方向
((矢印ホ方向)に移動させて、工具取付具4や工具2
との位置関係を最適値に調整しつつ、焼きバメや焼き抜
きを行うこともできる。
【0035】さらに、上記実施例においては、工具取付
具4をチャック14でチャックすると共にこれを工具取
付具回転装置6で回転させたが、例えばチャック13に
工具回転装置25を連結し、この工具回転装置25の作
動で工具2側を回転させることもできるし、両回転装置
6、25で工具取付具4と工具2とを互いに同方向もし
くは逆方向に回転させつつ焼きバメや焼き抜きを行うこ
ともできる。また、上記実施例においては、工具取付具
4を回転させたが、例えば加熱コイル7を回転させた
り、これらの両方を回転させても上記実施例と同様の作
用効果を得ることができる。
【0036】またさらに、加熱コイル7に冷却ジャケッ
トの機能を持たせることなく、これらを別々に形成する
ことも可能であるし、加熱コイル7の形状も図2の二点
鎖線aや三点鎖線bで示す略半円弧形状に限定されるも
のでもなく、嵌合部分の外周面を部分的に加熱したり全
周を誘導加熱し得る、例えば平面視略平板状もしくは略
三角形状等の適宜形状の加熱コイル7を採用することが
できる。
【0037】図6及び図7は、本発明に係わる工具着脱
装置のそれぞれ他の実施例を示す概略構成図である。こ
れらの各実施例の特徴は、加熱コイル7を複数に分割
し、各加熱コイル7a、7bを移動可能に配設した点に
あり、以下、上記実施例と同一部位には同一符号を付し
て説明する。先ず、図6に示す実施例の工具着脱装置1
は、加熱コイル7を平面視略半円形状の一対の加熱コイ
ル7a、7bで形成し、この両加熱コイル7a、7bに
コイル移動装置24を連結して矢印への如く移動可能に
配置すると共に、両加熱コイル7a、7bをトランジス
タインバータ8に並列的に接続したものである。
【0038】この工具着脱装置1によれば、工具2を工
具取付具4に取り付ける際には、図4に示す工程図にお
いて、工具下降(K103)後に、制御装置12の制御
信号で加熱コイル移動装置24を作動させて、加熱コイ
ル7a、7bを工具取付具4(嵌合部分)に向けて所定
距離移動(K300)させる。これにより、加熱コイル
7a、7bと工具取付具4の外周面が所定の位置関係と
なり、この状態で工具2等が回転されつつ誘導加熱され
る。また、工具2を工具取付具4から取り外す際には、
図5に示す工程図において、工具チャック(K202)
後に、加熱コイル移動装置24を作動させて加熱コイル
7a、7bを加熱位置から待機位置まで移動(K30
2)させる。
【0039】したがって、この実施例の工具着脱装置1
においては、分割された加熱コイル7a、7bが嵌合部
分に対して接離方向に自動的に移動するため、工具2や
工具取付具4の外形寸法(外形形状)に応じて、両加熱
コイル7a、7bを所定位置に設定配置することができ
て、各種形状の工具2等にそれぞれ対応した加熱コイル
7を一々設定することなく、これらの工具2等に一形状
の一対の加熱コイル7a、7bで容易に対応することが
できる。その結果、加熱コイル7自体の種類が大幅に削
減されて工具着脱装置1のコストダウンが図れると共
に、加熱コイル7の交換や設置作業等が不要となって、
工具2の着脱作業の作業性のより効率化を図ることがで
きる。また、一対の加熱コイル7a、7bで嵌合部分の
外周面の略全周をカバーすることができるため、加熱効
率の一層の向上が図れる。
【0040】一方、図7に示す工具着脱装置1は、加熱
コイル7を分割された一対の略平板状の加熱コイル7
a、7bで形成すると共に、この両加熱コイル7a、7
bをトランジスタインバータ8に直列的に接続したもの
である。この実施例においても、一対の加熱コイル7
a、7bを嵌合部分に対して接離方向に移動させること
ができるため、図6に示す実施例の工具着脱装置1と同
様の作用効果を得ることができる。
【0041】なお、図6及図7においては、加熱コイル
7を2分割してその両加熱コイル7a、7bをそれぞれ
同時に移動させたが、例えば両加熱コイル7a、7bの
一方のみを移動可能に配置することもできるし、加熱コ
イル7の分割数も2分割に限らず、3分割以上に分割し
て、その少なくとも一つを移動可能に配置することもで
きる。また、分割される加熱コイル7の互いの形状も、
例えば工作機械の種類等に応じてそれぞれ異ならせるこ
とも勿論可能である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、工作機械に装着される工具取付具に対する
工具の取り付けや取り外しを誘導加熱と工具取付具等の
回転動作を利用して、機械的に焼きバメしたり焼き抜き
することができるため、芯出しを簡単かつ高精度に行う
ことができると共に、取り付けられた工具によってワー
クを精度良く加工することができる。
【0043】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、例えば平面視略半円弧形
状の加熱コイルを嵌合部分の外周面に配置しても、工具
取付具等の回転によって嵌合部分の外周面全周を均一に
誘導加熱して焼きバメ等できるため、加熱コイル自体の
形状を簡略化することができると共に、一つの加熱コイ
ルを各種形状の工具に使用することができて、その汎用
性を大幅に向上させることができる。
【0044】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載の発明の効果に加え、工具取付具と工
具との嵌合部分の外周に配置される加熱コイルが冷却ジ
ャケットの機能を有するため、誘導加熱後に該加熱コイ
ルから冷却媒体を噴射して加熱部分を冷却することがで
きて、着脱装置自体の構成を簡略化して安価に形成する
ことができると共に、加熱後の冷却を素早く行うことが
できて、工具の着脱作業の作業効率をより向上させるこ
とができる。
【0045】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加え、加熱コイルが複
数に分割されると共に少なくとも一つが移動可能に配置
されるため、分割された加熱コイルを嵌合部分に対して
所定方向に移動させることができ、工具の外形形状に係
わらずその外周面の所定位置に加熱コイルを容易に配置
できて、各種工具への対応をより容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる工作機械用の工具着脱装置の一
実施例を示す概略構成図
【図2】同その要部の一部破断した横断面図
【図3】同その縦断面図
【図4】同工具取り付け時の動作を示す工程図
【図5】同工具取り外し時の動作を示す工程図
【図6】本発明に係わる工作機械用の工具着脱装置の他
の実施例を示す概略構成図
【図7】本発明に係わる工作機械用の工具着脱装置のさ
らに他の実施例を示す概略構成図
【符号の説明】
1 工具着脱装置 2 工具 3 工具チャック移動装置 4 工具取付具 5 工具取付具チャック装置 6 工具取付具回転装置 7 加熱コイル 7a、7b 加熱コイル 8 トランジスタインバータ 9 冷却装置 11 操作盤 12 制御装置 22 放射温度計 23 冷却ジャケット 24 加熱コイル移動装置 25 工具回転装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械に装着される工具取付具に対して
    所定の工具を着脱し得る工具着脱装置であって、前記工
    具取付具の嵌合孔と工具との相対的位置関係を変化させ
    得る工具等移動装置と、前記工具取付具と工具との嵌合
    部分に配置される加熱コイルと、前記工具取付具と工具
    もしくは加熱コイルの少なくとも一方を回転させ得る回
    転装置と、前記加熱コイルに高周波電流を供給し得るト
    ランジスタインバータと、該トランジスタインバータか
    ら加熱コイルに高周波電流を供給して嵌合部分を誘導加
    熱すると共に該加熱時に前記回転装置を作動させ得る制
    御装置と、を具備することを特徴とする工作機械用の工
    具着脱装置。
  2. 【請求項2】前記加熱コイルは、工具取付具と工具との
    嵌合部分の外周面の外側に部分的に配置されていること
    を特徴とする請求項1記載の工作機械用の工具着脱装
    置。
  3. 【請求項3】前記加熱コイルは、工具取付具と工具との
    嵌合部分を冷却し得る冷却ジャケットの機能を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の工作機械用の工
    具着脱装置。
  4. 【請求項4】前記加熱コイルは、複数に分割されそのう
    ちの少なくとも一つが工具取付具と工具との嵌合部分に
    対して所定方向に移動し得る如く構成されていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の工作機
    械用の工具着脱装置。
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