JP2001211994A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2001211994A
JP2001211994A JP2000023662A JP2000023662A JP2001211994A JP 2001211994 A JP2001211994 A JP 2001211994A JP 2000023662 A JP2000023662 A JP 2000023662A JP 2000023662 A JP2000023662 A JP 2000023662A JP 2001211994 A JP2001211994 A JP 2001211994A
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rice cooker
unit
rice
insulating material
heat insulating
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Takayuki Urata
隆行 浦田
Mitsuhiro Sano
光宏 佐野
Shinji Kondo
信二 近藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は炊飯器器に関するものであり、ご飯
を容易に持ち運びできる炊飯器を実現することである。 【解決手段】 誘導加熱コイルを有する加熱ユニット8
と、鍋2と断熱材3を有するおひつユニット6を着脱自
在にすることにより、ご飯を含むおひつユニットのみを
容易に持ち運びできるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭、食堂などで食
用のご飯を炊く炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、洗米した米と
水を入れて炊飯するのが一般的であった。ここで、ご飯
が炊きあがった後は、炊飯器を食卓に移動させるか、あ
るいは炊飯器からご飯を茶碗等に取り、ご飯を入れた茶
碗などを食卓に運び食事をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ご飯を入れた
茶碗などを運ぶのは非常に手間がかかる課題があった。
また、炊飯器は重いため、食卓等に移動させるには困難
であった。また、食卓には電力を供給するコンセント等
が無い場合もあり、コンセントをささないとご飯が急速
に冷めてしまい食事には向かなくなる課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決しようとするものであり、少なくとも誘導加熱
コイルを有する加熱ユニットと、少なくとも前記誘導加
熱コイルからの磁力により加熱される鍋と、保温用の断
熱材とを有するおひつユニットよりなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、少なくと
も誘導加熱コイルを有する加熱ユニットと、少なくとも
前記誘導加熱ユニットからの磁力により加熱される鍋
と、保温用の断熱材とを有するおひつユニットより成
り、着脱を切り替えるレバーを有し、炊飯時は加熱ユニ
ットとおひつユニトを一体化し、炊飯後はおひつユニッ
トのみを持ち運びできる炊飯器としたもである。おひつ
ユニットには誘導加熱コイルなどの重量物は含まれない
ので、従来の炊飯器に比べ非常に軽量にできる。さら
に、おひつユニットは断熱されているので、冷えにく
く、食事時などコンセントから電力の供給を受けなくと
も、十分高温を維持することができる。
【0006】請求項2記載の発明は、断熱材は芯材を内
部に配置するとともに、耐熱性の保護層、ガスバリア
層、およびシール層を有するラミネートフィルムにより
真空に封止された真空断熱材を用いたものである。真空
断熱材は内部が真空であるので非常に断熱性能が高く、
これをおひつユニットに用いることで壁面からの熱の逃
げを殆どなくすことができる。これにより、おひつユニ
ットを加熱ユニットから分離した場合のおひつユニット
の温度低下をさらに防げるのみではなく、鍋の壁面で発
生する結露を防止することができるため、加熱しなくて
もご飯を傷めない炊飯器が実現できるのである。
【0007】請求項3記載の発明はラミネートフィルム
に含まれる導電性物質は電気抵抗率を厚さで割った値が
5(μΩ・cm/μm)以上であることを特徴とする炊
飯器としたものである。本発明における炊飯器は誘導加
熱ユニットからの磁力によりおひつユニットの断熱材を
透過して、鍋を加熱するしくみになっている。真空断熱
材は、通常ガスバリア材として6μm程度のアルミニウ
ム箔が使用されている。アルミニウム箔に磁力が通過す
る際、渦電流がアルミニウム箔に流れる。6μm程度の
厚さの場合には渦電流が流れる際に発熱をともなう抵抗
値を示す。よって断熱材のラミネートフィルム部分で発
熱してしまい、鍋では効率の良い発熱ができなくなって
しまう。非抵抗が約3μΩ・cm程度のアルミニウムを
用いた場合は、更に厚みを薄くし、抵抗を大きくし、渦
電流が十分流れないようにする必要がある。アルミニウ
ムの場合0.6μm以下にすることにより発熱を十分小
さくできる。また、非抵抗自身が大きい材料でも良い。
ラミネートフィルムに含まれる導電性物質の電気抵抗率
を厚さで割った値が5(μΩ・cm/μm)以上にする
ことにより、ラミネートフィルムでの発熱を十分小さく
でき、効率的に鍋を加熱することができる。
【0008】請求項4記載の発明は、ガスバリア層は少
なくともアルミニウムの蒸着物質を有して成る炊飯器と
したものである。アルミニウムの蒸着物質をガスバリア
層とすることにより、0.05μm程度の薄さで高性能
なガスバリア性を実現できるので、効率的な鍋の加熱と
真空断熱材の真空維持期間の両立がはかれるのである。
【0009】請求項5記載の発明は、ガスバリア層は少
なくとも無機物質の蒸着物質を有して成る炊飯器とした
ものである。無機物質は絶縁物質であるので磁力による
発熱がないため、鍋を効率的に加熱できるのである。
【0010】請求項6記載の発明は、ガスバリア層とし
てステンレス箔を有して成る炊飯器としたものである。
ステンレス箔はガスバリア性能が高く真空断熱材の真空
を長期間維持できる。ステンレスの非抵抗は70μΩ・
cm程度である。厚さを12ミクロン以下にすることに
より、ステンレス部分での発熱を十分小さくすることが
でき、効率よく鍋を加熱することができるのである。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0012】(実施例1)以下本発明の第一の実施例を
図1および図2に基づいて説明する。図1は炊飯器の一
体化状態、図2は炊飯器の分離状態を示す。図1、図2
において、1は炊飯器の本体(以下単に本体と称する)
で、内部に米を炊く着脱自在の鍋2を配置している。3
は断熱材であり、本体1の内部で鍋2の近傍に成るよう
配置されている。4は蓋であり、5の内蓋を有している
ため、蓋4の開閉により、鍋2を内蓋5により開閉させ
ることができる。本体1と鍋2と断熱材3と蓋4と内蓋
5によりおひつユニット6が成っている。7は加熱筐体
であり、内部に加熱コイル8を有している。9は鍋2の
底に接触するように配置した温度センサーである。10
は制御装置であり、温度センサー7の信号により鍋2の
温度を検出し、この情報を基に、あらかじめ定められた
プログラムに従い加熱コイル8への通電を制御し、鍋2
の加熱を制御する。加熱筐体7と加熱コイル8と温度セ
ンサー9と制御装置10により、加熱ユニット11がな
っている。本実施例で断熱材3として真空断熱材を使用
した。19はおひつユニットと加熱ユニットの着脱を切
り替えるレバーである。
【0013】また、図4は真空断熱材3の断面図を示し
ている。12は真空断熱材の芯材である。芯材12は耐
熱性のラミネート13の袋に真空状態で納められてい
る。ラミネート13は14の無延伸のポリプロピレン
(以下CPPと称する)と、15のアルミニウムを蒸着
したエバール樹脂と16と17のアルミニウムを蒸着し
たポリエチレンナフタレートを貼り合わせたものであ
る。CPP14がラミネートフィルムのシール層であ
り、アルミニウムを蒸着したエバール樹脂15と16と
17のアルミ蒸着層がガスバリア層であり、16と17
のポリエチレンナフタレート樹脂が保護層を形成してい
る。芯材12は芯材自身の熱伝導率が小さく、孔や隙間
は外部と連通している必要がある。芯材12としては有
機、無機材料等が使用できるが炊飯器などの高温下で使
用するときはガス発生のしない材料が要求される。ガス
発生のしない材料としてパーライトやシラスバルーン等
もあるが、本実施例では芯材12として合成シリカの微
粉末を使用した。合成シリカは粒子が非常に細かいた
め、粒子の熱伝導率が非常に小さい。さらに、10to
rr以下の圧力であれば圧力によらず非常に小さな熱伝
導率を示すので、高温化で空気の分子運動の大きな条件
下では、非常にふさわしい材料である。さらに、天然に
多く存在する成分であるので、環境に対する負荷も非常
に小さく使用後の処理も大変簡単である。
【0014】また、シール層であるCPP14は耐熱性
のラミネート13を張り合わせ内部の真空を保持する役
割を持つ。シール層としては容易にヒートシールできる
必要があるが、炊飯器では100℃程度の温度となるた
めに100℃では劣化しない必要がある。そこで本実施
例ではシール層14として無延伸のポリプロピレンを使
用し、18の位置でヒートシールしている。このポリプ
ロピレンは耐熱性が必要であるのでホモポリマーで結晶
化度を上げたものである。ガスバリア層としてはアルミ
ニウムを蒸着したエバール樹脂15と16と17のポリ
エチレンナフタレートに蒸着したアルミ蒸着層を使用し
た。15のアルミニウムを蒸着したエバール樹脂15の
蒸着層の向きはアルミニウムを蒸着したポリエチレンナ
フタレート16に接する側に向いている。アルミニウム
を蒸着したポリエチレンナフタレート16と17は蒸着
層がお互い向き合うように配置されている。エバールは
有機のガスバリア材であるが吸湿などによりその性能が
低下する。よって、ラミネートフィルムの内層に配置す
ることにより、外部の影響を受けにくくしている。アル
ミニウムを蒸着したポリエチレンナフタレート16と1
7は蒸着層を互いに向き合うように配置しているため、
ピンホールをお互いに埋め合うのでガスバリア性が非常
に向上するのである。アルミニウムの蒸着層はいずれも
0.05μm程度の厚さであるので、誘導加熱によるフ
ィルムの発熱は殆無く、効率よく鍋2を加熱できるので
ある。なお、アルミニウムの非抵抗が約3μΩ・cmで
あるので、非抵抗を厚さで割った値は60(μΩ・cm
/μm)である。
【0015】以下、本実施例の動作を説明する。おひつ
ユニット6と加熱ユニット11は一体化し、レバー19
により一体化状態にしておく。鍋2に洗米した米と水を
入れた後通電し、図示されていない炊飯スイッチを入れ
ると、鍋2内の温度は温度検知器9により計測され、そ
の信号が制御装置10に送られ、制御装置は加熱コイル
8への通電を開始し始め、断熱材3を介して加熱コイル
8より発生した磁力により鍋2は熱せられる。鍋2への
加熱はあらかじめ設定されたプログラムに従い行われ
る。米が炊きあがると自動的に蒸らされた後、保温され
る。食事等でご飯を移動させたいときは、レバー19に
より、おひつユニットと加熱ユニットを分離可能にす
る。その後、おひつユニット6のみを任意の場所に移動
させて使用する。このとき、断熱材3として真空断熱材
を用いると、非常に断熱性能が高いために、鍋2内のご
飯を長時間高温に保つことができるのである。
【0016】以下に実験例を示す。上記の炊飯器(以下
真空断熱品と言う)と、真空断熱材10の代わりにガラ
スウールを使用した炊飯器(以下ガラスウール品と言
う)と、真空断熱材10を取り除き、断熱材を用いない
炊飯器(以下断熱なし品と言う)とを用意し一体化状態
での保温電力、分離状態での85℃から60℃に冷える
までの時間、露付きによるご飯の劣化を測定した。結果
を(表1)に示す。
【0017】
【表1】
【0018】このように真空断熱品は他に比べ保温電力
が小さく、分離状態で長時間高温に保つことができるだ
けでなく、露付きによるご飯の劣化を起こすことなく使
用ができた。
【0019】以下に第2の実験例を示す。上記ラミネー
ト構成の真空断熱材(以下蒸着3層品と言う)と、蒸着
層のないもの(以下蒸着無し品と言う)と、蒸着層の厚
みを増やし合計アルミニウム厚が0.6μmにしたもの
(以下0.6μm品と言う)と、合計アルミニウム厚が
1ミクロンにしたもの(以下1ミクロン品と言う)を用
い、耐久性と鍋2への加熱効率を測定した。結果を(表
2)に示す。
【0020】
【表2】
【0021】このように、アルミ蒸着層を用いないもの
は耐久性が非常に劣る。また、アルミニウムの場合、合
計厚みが0.6μm以下では鍋への熱効率の低下はわず
かであるが、1μmになると効率が低下した。
【0022】(実施例2)第2の実施例について図1、
図2、図4を用いて説明する。1〜11、19は第一の
実施例と同じである。断熱材3は真空断熱材とした。本
実施例で用いた真空断熱材3の断面図を図4に示す。1
2〜14および18は実施例1と同じである。20と2
1はアルミニウムを蒸着したポリエチレンナフタレート
であり、蒸着層が互いに向き合うように貼り合わされて
いる。22と23は無機物質であるシリカを蒸着したポ
リエチレンテレフタレートであり、蒸着層が互いに向き
合うように貼り合わされている。ラミネートフィルム1
3はCPP14、アルミニウムを蒸着したポリエチレン
ナフタレート20と21およびシリカを蒸着したポリエ
チレンテレフタレート22と23よりなっている。ここ
で本実施例ではシール層として無延伸のポリプロピレン
14を使用し、18の位置でヒートシールしている。ガ
スバリア層としては20、21のポリエチレンナフタレ
ートに蒸着したアルミ蒸着層と22と23のポリエチレ
ンテレフタレートとに蒸着した無機物質であるシリカ蒸
着層よりなっている。蒸着層の厚みはそれぞれ約0.0
5μmである。保護層は20、21のアルミニウムが蒸
着しているポリエチレンナフタレートと22と23のシ
リカが蒸着されているポリエチレンテレフタレートより
なっている。ここで、蒸着層の一つであるアルミニウム
は導電体であり、厚みを増すと誘導加熱に影響する。蒸
着層の別の一つであるシリカは絶縁体であるので、誘導
加熱には影響を及ぼさない。よって、蒸着層は4層であ
るが、誘導加熱に影響するのは2層であり、無機物質を
用いることにより、誘導加熱に影響させることなくガス
のバリア性能を向上させることができるのである。
【0023】以下に実験例3をしめす。本実施例の構成
のラミネートフィルムを用いた炊飯器(以後シリカ品と
いう)と、シリカ層を無くしたもの(以後シリカ無し品
という)による、耐久性と鍋2への加熱効率を測定し
た。結果を(表3)に示す。
【0024】
【表3】
【0025】無機物質であるシリカ蒸着を用いたもの
は、鍋への加熱効率に影響することなく耐久性の向上を
図れる。
【0026】(実施例3)第3の実施例について図1、
図2、図5を用いて説明する。1〜11、19は第一の
実施例と同じである。断熱材3は真空断熱材とした。本
実施例で用いた真空断熱材3の断面図を図5に示す。1
2〜14および18は実施例1と同じである。25は厚
さ10μmのSUS箔であり、26はポリエチレンテレ
フタレート、27はナイロンである。ここで本実施例で
はシール層として無延伸のポリプロピレン14を使用
し、18の位置でヒートシールしている。ガスバリア層
としてはSUS箔25であり、内部に空気が浸入するの
を阻止する。保護層はポリエチレンテレフタレート2
6、ナイロン27であり、外部応力からラミネートフィ
ルムの内層および断熱材を保護する。SUS箔の非抵抗
は約70μΩ・cmであるので、非抵抗を厚さで割った
値は7(μΩ・cm/μm)である。
【0027】以下に実験例4をしめす。本実施例の構成
のラミネートフィルムを用いた炊飯器(以後SUS10
μm品という)と、SUS箔を無くしたもの(以後SU
S無し品という)と、5μmの厚みのSUS箔を用いた
もの(以後SUS5μm品と言う)と、20μmの厚み
のSUS箔を用いたもの(以後SUS10μm品と言
う)による耐久性と鍋2への加熱効率を測定した。結果
を(表4)に示す。
【0028】
【表4】
【0029】10μm以下の厚みのSUS箔を用いたも
のは、鍋への加熱効率に影響することなく耐久性の向上
を図れる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、少なくとも誘導加熱コイルを有する加熱ユニット
と、少なくとも前記誘導加熱コイルからの磁力により加
熱される鍋と、保温用の断熱材とを有するおひつユニッ
トより成り、おひつユニットは加熱ユニットと着脱自在
であり、炊飯時は加熱ユニットとおひつユニットを一体
化し、炊飯後はおひつユニットのみを持ち運びできる炊
飯器とすることにより、軽量であるので容易にご飯を持
ち運ぶことができるものである。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、断熱
材は芯材を内部に配置するとともに、耐熱性の保護層、
ガスバリア層、およびシール層を有するラミネートフィ
ルムにより真空に封止された真空断熱材を使用すること
により、おひつユニットのみを分離した場合でも、非常
に冷えにくくできるとともに、結露によるご飯の劣化を
なくすことができる。
【0032】また、請求項3記載の発明によれば、ラミ
ネートフィルムに含まれる導電性物質は電気抵抗率を厚
さで割った値が5(μΩ・cm/μm)以上にすること
により、真空断熱材の耐久性と鍋への効率的な加熱がで
きるのである。
【0033】また、請求項4、5,6記載の発明によれ
ば、さらに高耐久が実現できるのもである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるおひつユニットと加
熱ユニットが一体状態の炊飯器の縦断面図
【図2】同、おひつユニットと加熱ユニットが分離状態
の炊飯器の縦断面図
【図3】同、真空断熱材の断面図
【図4】本発明の他の実施例における真空断熱材の断面
【図5】同、真空断熱材の断面図
【符号の説明】
2 鍋 3 断熱材 6 おひつユニット 8 誘導加熱コイル 10 真空断熱 11 加熱ユニット 12 芯材 13 ラミネートフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 信二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 AA05 AA09 BA35 BA38 CA16 CA17 CC04 DB14 FC11 FD10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも誘導加熱コイルを有する加熱
    ユニットと、少なくとも前記誘導加熱コイルからの磁力
    により加熱される鍋と、保温用の断熱材とを有するおひ
    つユニットとを備え、前記おひつユニットは、加熱ユニ
    ットと着脱自在とするとともに、着脱を切り替えるレバ
    ーを有し、炊飯時は加熱ユニットとおひつユニットを一
    体化し、炊飯後はおひつユニットのみを持ち運び可能と
    してなる炊飯器。
  2. 【請求項2】 断熱材は芯材を内部に配置するととも
    に、耐熱性の保護層、ガスバリア層、およびシール層を
    有するラミネートフィルムにより真空に封止された真空
    断熱材を使用してなる請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 ラミネートフィルムに含まれる導電性物
    質は電気抵抗率を厚さで割った値が5(μΩ・cm/μ
    m)以上であることを特徴とする請求項2記載の炊飯
    器。
  4. 【請求項4】 ガスバリア層は少なくともアルミニウム
    の蒸着物質を有して成る請求項2記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 ガスバリア層は少なくとも無機物質の蒸
    着物質を有して成る請求項2記載の炊飯器。
  6. 【請求項6】 ガスバリア層は少なくともステンレス箔
    を有して成る請求項2記載の炊飯器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221173A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 日立アプライアンス株式会社 炊飯器
JP2015231451A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 日立アプライアンス株式会社 炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221173A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 日立アプライアンス株式会社 炊飯器
JP2015231451A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 日立アプライアンス株式会社 炊飯器

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