JP2001299575A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2001299575A
JP2001299575A JP2000122679A JP2000122679A JP2001299575A JP 2001299575 A JP2001299575 A JP 2001299575A JP 2000122679 A JP2000122679 A JP 2000122679A JP 2000122679 A JP2000122679 A JP 2000122679A JP 2001299575 A JP2001299575 A JP 2001299575A
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heat insulating
rice
rice cooker
coil
induction heating
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JP2000122679A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sano
光宏 佐野
Takayuki Urata
隆行 浦田
Takahito Ishii
隆仁 石井
Hiromi Hirota
弘美 広田
Satoshi Nakae
智 中江
Motonari Hirota
泉生 弘田
Takahiro Miyauchi
貴宏 宮内
Kenji Takenaka
賢治 竹中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保温ユニットを加熱ユニットから着脱自在と
する構成において、給電無しで長時間御飯を保温可能と
すること。 【解決手段】 保温ユニット本体1を加熱ユニット本体
7から着脱自在な構成において、鍋2を覆う真空断熱材
3を誘導加熱コイルおよび2次コイルから発生する磁界
を透過可能な構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭、食堂などで食
用の御飯を炊く炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炊飯器は洗米した米と水を入れて炊飯
し、炊飯後に御飯を食し、余った分を保温しておく電気
機器である。従来の炊飯器は、炊飯用の鍋のみが着脱可
能なものが一般的であり、食事の方法としては炊飯器を
食卓に移動し、そこでご飯を茶碗に取り分け食事をす
る、もしくは炊飯器からご飯を茶碗に取り、ご飯を入れ
た茶碗を食卓に運び食事をする、などである。
【0003】一方で、炊飯器本体を電磁誘導加熱装置か
ら着脱自在にしたもの(実公平6−24154号公報)
や、誘導加熱を行うコイルを有する底体と内鍋を収容し
た内鍋容器が着脱自在にし、かつ内鍋容器の胴の一部が
保温のため、真空2重構造になっているもの(特開平9
−289946号公報)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
な炊飯用の鍋のみが着脱可能な炊飯器は大変重いため、
特に加齢者が食卓に移動するには非常に困難であり、さ
らに食卓に移動できたとしても、食卓に電力を供給する
コンセント等が無い場合、御飯を長時間適温で保温でき
ず、御飯の食味が低下するという課題があった。また、
炊飯器は食卓から離れた場所に設置されていることがあ
り、炊飯器からご飯を茶碗に取り、ご飯を入れた茶碗を
食卓に運び食事をする場合は、非常に煩雑であるという
課題があった。
【0005】特に、実公平6−24154号公報に示さ
れたものでは、炊飯器本体には断熱材が設けられておら
ず、保温は給電を必要とする保温用ヒータで行ってい
る。そのために、一般的な炊飯器と同様に、食卓に電力
を供給するコンセント等が無い場合、御飯を長時間適温
で保温できず、御飯が冷めてしまい御飯の食味が低下す
るという課題があった。また、断熱材を保有していない
ため、鍋の内壁および蓋等で結露が発生し、御飯に付着
してしまい、御飯の食味が低下するなどの課題を有して
いる。
【0006】また、特開平9−289946号公報に示
されたものでは、胴の一部を真空2重容器にすることで
断熱性を高めているが、断熱対象である炊飯用の鍋から
離れた部分で断熱を行っており、また炊飯用の鍋の底部
は断熱材で覆われていないため断熱性能は低く、食事中
に御飯が冷めてしまい、食味が低下してしまうという課
題があった。
【0007】また、真空2重容器の自体の断熱性能は高
いものの、炊飯用の鍋と誘導コイルの間には誘導加熱の
特性上、真空2重容器を設置できないため、真空2重容
器方式では炊飯用の鍋近傍を断熱することは不可能であ
る。また、真空2重容器内の真空を保つため、2重容器
は非常に頑強に作られており、そのため非常に重いもの
となっている。したがって、誘導加熱を行うコイルを有
する底体と内鍋を収容した内鍋容器が着脱自在である
が、内鍋容器が大変重いため、特に加齢者が食卓に移動
するには非常に困難であるという課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するものであり、誘導加熱コイルと、前記誘導
加熱コイルからの誘導加熱を制御する制御装置とを有す
る加熱ユニットと、前記誘導加熱コイルにより誘導加熱
される炊飯用の鍋と、前記炊飯用の鍋を開閉可能に覆う
蓋と、保温用の真空断熱材と、前記誘導加熱コイルが発
生する磁界を受けて誘導電流を発生する受電コイルと、
前記受電コイルから発生した誘導電流により誘導加熱を
行う2次コイルを側面または蓋の少なくとも一方に配置
した保温ユニットからなり、保温ユニットは加熱ユニッ
トと着脱可能であり、加熱ユニットと保温ユニットとは
一体で炊飯を行い、炊飯後は保温ユニットのみを移動で
きる炊飯器において、前記真空断熱材は誘導加熱コイル
および2次コイルから発生する磁界を透過することを特
徴とした炊飯器としたものである。
【0009】上記発明によると、保温ユニットと加熱ユ
ニットが着脱可能であり、保温ユニットには非常に軽い
真空断熱材を使用しているため、保温ユニットだけを容
易に移動させることができ、また誘導加熱コイルから発
生する磁界を透過する断熱性能の高い真空断熱材を断熱
対象物である炊飯用の鍋近傍に用いているため、給電無
しで長時間御飯を保温可能であり、かつ御飯の食味悪化
の原因となる結露を抑えた炊飯器を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、誘導加
熱コイルと、前記誘導加熱コイルからの誘導加熱を制御
する制御装置とを有する加熱ユニットと、前記誘導加熱
コイルにより誘導加熱される炊飯用の鍋と、前記炊飯用
の鍋を開閉可能に覆う蓋と、保温用の真空断熱材と、前
記誘導加熱コイルが発生する磁界を受けて誘導電流を発
生する受電コイルと、前記受電コイルから発生した誘導
電流により誘導加熱を行う2次コイルを側面または蓋の
少なくとも一方に配置した保温ユニットからなり、保温
ユニットは加熱ユニットと着脱可能であり、加熱ユニッ
トと保温ユニットとは一体で炊飯を行い、炊飯後は保温
ユニットのみを移動できる炊飯器において、前記真空断
熱材は誘導加熱コイルおよび2次コイルから発生する磁
界を透過することを特徴とした炊飯器としたもので、保
温ユニットと加熱ユニットが着脱可能であり、保温ユニ
ットには非常に軽い真空断熱材を使用しているため、保
温ユニットだけを容易に移動させることができ、また誘
導加熱コイルから発生する磁界を透過する断熱性能の高
い真空断熱材を断熱対象物である炊飯用の鍋近傍に用い
ているため、給電無しで長時間御飯を保温可能であり、
かつ御飯の食味悪化の原因となる結露を抑えた炊飯器を
実現できる。
【0011】請求項2に記載の発明は、真空断熱材は、
ガスバリアー層と、シール層と、保護層とを積層したラ
ミネートフィルムからなる袋状の包装材に、断熱芯材を
封入し真空排気してなり、前記ガスバリアー層は蒸着基
材となる有機フィルムと、前記有機フィルムに金属もし
くは金属酸化物のうち少なくともいずれか一方を蒸着し
た蒸着層からなることを特徴としたもので、誘導加熱コ
イルから発生する磁界を透過する断熱性能の高い真空断
熱材を実現することができるため、断熱対象物である炊
飯用の鍋近傍に用いることができ、給電無しで長時間御
飯を保温可能である炊飯器を実現できる。
【0012】請求項3記載の発明は、真空断熱材を炊飯
用の鍋と前記炊飯用の鍋を誘導加熱する誘導加熱コイル
との間に配置したことを特徴としたもので、誘導加熱コ
イルから発生する磁界を透過する断熱性能の高い真空断
熱材を実現することができるため、断熱対象物である炊
飯用の鍋近傍に用いることができ、給電無しで長時間御
飯を保温可能である炊飯器を実現できる。
【0013】請求項4記載の発明は、真空断熱材は少な
くとも断熱心材が封入されていない部分を有し、断熱芯
材が封入されていない部分は少なくとも前記真空断熱材
の外縁部の一辺の一部を底辺とする三角形であり、かつ
前記断熱芯材が封入されていない部分で折り曲げ重合す
ることにより配置したことを特徴としたもので、真空断
熱材において断熱芯材を封入させていない部分で折り曲
げることにより、3次元的な曲面に適合する形に容易に
折り曲げ加工が可能であるため、給電無しで長時間御飯
を保温可能である炊飯器を実現できる。
【0014】請求項5記載の発明は、断熱芯材は、シー
トを折り曲げまたはシールすることで袋状にした包装材
に低熱伝導性の微粉末を充填したものからなり、前記包
装材の縁部のうち少なくとも1辺はシール部を有してい
ないことを特徴としたもので、シール部が存在しないの
でシール部を折り返す必要がなく、断熱芯材を封入させ
ていない部分で折り曲げることにより、3次元的な曲面
に適合する形に容易に折り曲げ加工が可能であるため、
給電無しで長時間御飯を保温可能である炊飯器を実現で
きる。
【0015】請求項6記載の発明は、炊飯用の鍋の温度
を検出する温度センサーを有し、かつ真空断熱材には少
なくとも前記炊飯用の鍋を覆わない部分を設けること
で、前記炊飯用の鍋の温度を計測できることを特徴とし
たもので、炊飯用の鍋の温度を正確に計測できるため、
おいしい炊飯加熱を実現でき、さらに保温ユニットが加
熱ユニットと分離した状態においても、ご飯や鍋の温度
の表示などを行うこと可能な炊飯器を実現できる。
【0016】請求項7記載の発明は、炊飯用の鍋を開閉
可能に覆う蓋に真空断熱材を配置したことを特徴とした
もので、給電無しで長時間御飯を保温可能であり、かつ
御飯の食味悪化の原因となる結露を抑えた炊飯器を実現
できる。
【0017】請求項8記載の発明は、保温ユニットに蓄
熱材を有することを特徴としたもので、給電無しで長時
間御飯を保温可能である炊飯器を実現できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】(実施例1)図1は炊飯器の一体化状態で
あり、図2は炊飯器の分離状態を示したものである。図
1および2において、1は炊飯器の保温ユニット本体
(以下、保温ユニットという)で、内部に着脱可能な炊
飯用の鍋2(以下、内鍋という)を配置している。3は
磁界を透過する真空断熱材であり、保温ユニット1の内
部で内鍋2の近傍に配置されている。4は蓋であり、5
の内蓋を有しているため、蓋4の開閉により、内鍋2を
内蓋5により開閉させることができる。
【0020】6は内鍋2の底に接触するように配置した
温度センサーである。温度センサー6の設置場所につい
ては特に限定はないが、内鍋2の底に接触させるのが望
ましい。7は加熱ユニット本体(以下、加熱ユニットと
いう)であり、内部に内鍋2を誘導加熱するための誘導
加熱コイル8を有している。
【0021】ここで、誘導加熱とは、例えば25キロヘ
ルツ前後の高周波電流を使い、この電流を誘導加熱コイ
ル8に通すと、磁束の変化で内鍋2の表面に無数の渦電
流が発生する。この渦電流が内鍋2のもつ電気抵抗に逆
らって通るとき、ジュール熱が発生し、加熱されるとい
うものである。また、加熱ユニット7は金属や磁石を有
しているため、磁界の外部への漏れを防ぐ役割を有して
いる。
【0022】9は送電コイルであり、電力を送電する役
割をもつ。10は受電コイルであり、送電コイル9から
の電力をトランス結合により、非接触で受電する。1
1、12はそれぞれ側面、蓋に配置した2次コイルであ
る。2次コイル11、12は受電コイル10から供給さ
れる電力により磁界を発生させ、内鍋2と内蓋5をそれ
ぞれ加熱する。
【0023】13は蒸気口であり、炊飯中などで発生す
る蒸気を外部に排出する。14aと14bは信号伝達装
置であり、互いに非接触で信号を伝達する。15は加熱
制御装置であり、商用電源からの電力を用い、あらかじ
め定められたプログラムにより誘導加熱コイル8や送電
コイル9への電力供給を制御する。
【0024】加熱ユニット7は、誘導加熱コイル8と、
送電コイル9と、信号伝達装置14bと、加熱制御装置
15より構成され、保温ユニットは、内鍋2と、磁界を
透過する真空断熱材3と、蓋4と、内蓋5と、温度セン
サー6と、受電コイル10と、側面と蓋に配置した2次
コイル11、12と、蒸気口13と、信号伝達装置14
aと、蓄熱材16より構成されている。ここで、蓄熱材
16は保温ユニットの保温性能を向上させる目的で用い
るが、必ずしも必要ではない。
【0025】以下、本実施例で用いた磁界を透過する真
空断熱材について説明する。図3は真空断熱材の断面図
を示している。真空断熱材3は断熱芯材17(以下、芯
材という)と芯材17を内包した内袋18とラミネート
フィルム19から構成されている。またラミネートフィ
ルム19は、シール層20とガスバリアー層21と保護
層22より構成されている。そして、芯材中の空気を真
空排気後、接着部23で熱溶着により接着している。
【0026】芯材17としては、通常シリカ、パーライ
ト等の微粉末やウレタンフォーム等の成形体を用いる
が、本実施例では合成シリカを使用した。合成シリカは
粒子が非常に細かいため、粒子の熱伝導率が小さく、さ
らに10torr以下の圧力下では、圧力によらず非常
に小さな熱伝導率を示すため、空気分子の運動の大きい
高温条件下では、最適な材料である。
【0027】シール層20は通常ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、ポリアクリロニトリルやポリプロピレン
等が使用される。本実施例では平均100℃程度の高温
下で、長期間劣化無く使用できる材料として、シール層
20にホモポリマーで結晶化度を上げた無延伸のポリプ
ロピレンを使用した。
【0028】ガスバリアー層21は真空断熱材内部の真
空を保持する役割をしている。真空断熱材内部の圧力
(以下、内圧という)は通常30torr以下であり、
内圧の上昇にともなって、その断熱性能は劣化してい
く。ガスバリアー層21は、蒸着基材となる有機フィル
ム24(以下、基材という)と基材24に金属など蒸着
を施した蒸着層25を用いることにより、磁界を透過す
る真空断熱材を炊飯器に配置した。
【0029】基材24としては、ポリエチレンテレフタ
レート(以下、PETとする)等のポリエステル系フィ
ルムやナイロン等のアミド系フィルムが用いられるが、
特にポリビニルアルコールフィルム(以下、PVAとい
う)やエチレンビニルアルコール共重合樹脂フィルム
(以下、EVOHという)やポリエチレンナフタレート
フィルム(以下、PENという)を用いると、100℃
程度の高温化でも長期間蒸着層が劣化せず、真空断熱材
の耐熱耐久性を非常に向上させることができるため、熱
機器である炊飯器には最適である。そこで、本実施例で
は基材24としてEVOHを用いた真空断熱材を炊飯器
に配置した。
【0030】また、蒸着層25としては、アルミニウム
等の金属を蒸着したものや、酸化アルミニウム(以下、
アルミナという)や酸化珪素(以下、シリカという)等
の金属酸化物を蒸着したものが使用される。アルミニウ
ム等の金属を蒸着したものを使用したとき、炊飯時や保
温時に誘導加熱コイル8から生じた磁界が金属部を透過
するとき、金属表面上で渦電流が発生するため、電気的
な損失が起こる(以下、IHロス電力という)。IHロ
ス電力は、金属部の厚さが厚いほど大きくなる傾向にあ
る。したがって、厚い金属を真空断熱材のガスバリアー
層に使用すると、IHロス電力が大きくなり内鍋2の加
熱効率が下がり、おいしい炊飯加熱ができなくなる。
【0031】ところが、蒸着技術、スパッタリング技
術、エッチング技術などで作製した薄い金属層は、誘導
加熱により発熱せず、磁界を透過させる性質があるた
め、真空断熱材を介しても加熱効率がほとんど低下する
ことがない。よって、真空断熱材を内鍋2近傍に配置す
ることができ、給電無しで長時間御飯を保温可能な炊飯
器が実現できる。特にアルミニウムを用いる場合、1μ
m以下の厚さにしたアルミニウムを用いることが望まし
い。
【0032】一方、金属酸化物を蒸着したもの蒸着層2
5に用いると、IHロス電力は発生しない。よって特に
アルミナやシリカの蒸着層を用いると、おいしい炊飯加
熱を可能にした炊飯器が実現できる。
【0033】さらに、ガスバリアー層にアルミニウムの
蒸着層を用いた利点として、アルミニウム箔に比べて厚
さが薄いため、真空断熱材自身を伝わる熱量を低減させ
ることで断熱効率を上げることができるので、給電無し
で長時間御飯を保温可能な炊飯器が実現できる。そし
て、蒸着層を平均温度300Kで熱伝導率が273(W
/m・K)のアルミニウムより熱伝導率の小さいもの、
例えば平均温度300Kで熱伝導率がニッケル(90W
/m・K)、チタン(20W/m・K)などの金属や、
アルミナ(36W/m・K)やシリカ(1.4W/m・
K)を用いると真空断熱材自身を伝わる熱量を低減させ
ることができ、給電無しでさらに長時間御飯を保温可能
な炊飯器が実現できる。
【0034】ガスバリアー層21は、厚みが0.01〜
1μm程度の薄い蒸着層25を用いているため、非常に
傷が付きやすく、傷が付いてしまうと真空が保持できな
くなり、断熱材として機能しなくなる。そこで保護層2
2はガスバリアー層21を保護する役割がある。真空断
熱材を炊飯器に使用する場合、炊飯時140℃程度の高
温にさらされるので、PETまたはPENまたはポリイ
ミド(以下、PIとする)またはポリフェニルサルファ
イド(以下、PPSとする)などの耐熱性フィルムを用
いることが望ましい。
【0035】真空断熱材3の位置については、できるだ
け保温対象物である内鍋2に近い方が望ましい。本実施
例では、内鍋2と誘導加熱コイル8との間に配置した。
しかしながら、内鍋2と誘導加熱コイル8との距離が大
きくなればなるほど加熱効率が落ちるため、ある程度以
上の距離になると炊飯できなくなる。この間の距離は1
0mm以下が望ましい。
【0036】したがって、1枚の長方形状の真空断熱材
を内鍋2と誘導加熱コイル8との間に配置する場合、内
鍋2の半球面状の曲面に適合する形に加工すると断熱芯
材が重なる部分ができるため、内鍋と誘導コイル間の距
離が著しく大きくなる箇所ができるため、炊きあがった
御飯の食味は低下する。
【0037】そこで、多数の小さな真空断熱材を継いで
いくことによって、断熱芯材が重なることなく、3次元
的な曲面を覆うことは可能であるが、真空断熱材は貫通
する熱量より真空断熱材表面を伝い、端面から漏れる熱
量が多いため、断熱性能は悪化する。ゆえに、図4のよ
うに、断熱芯材を封入させていない部分を作っておく。
芯材の入っていない部分の三角形の大きさや形や数につ
いては特に限定はない。そこで、この部分で図5のよう
に折り曲げ重合させることにより断熱芯材が重なること
なく3次元的な曲面に適合する形に容易に折り曲げ加工
が可能であるため、内鍋と誘導コイル間の距離が大きく
ならず加熱効率が下がることなく、おいしく炊飯加熱が
でき、給電無しで長時間御飯を保温可能な炊飯器が実現
できる。
【0038】また、非常に断熱性能の高い真空断熱材を
配置しているため、御飯を保温するための入力電力(以
下、保温電力という)も小さくすることができる。
【0039】以下、本実施例の動作を説明する。保温ユ
ニットと加熱ユニットは一体化しておく。内鍋2に洗米
を行った米と水を入れた後に通電すると、内鍋2の温度
は温度センサー6により計測され、その信号が加熱制御
装置15に送られ、加熱制御装置15は誘導加熱コイル
8と送電コイル9への通電を開始する。通電された誘導
加熱コイル8は磁界を発生し、この磁界は誘導加熱コイ
ルの周りに広がり、内鍋2に到達し、内鍋2に渦電流を
発生させる。この渦電流が内鍋2のもつ抵抗に逆らって
流れることにより、ジュール熱を発生させ、内鍋2を発
熱させる。
【0040】また、送電コイル9で発生した磁界はトラ
ンス結合により、受電コイル10に電力を伝達される。
受電コイル10で受電した電力は、側面と蓋に配置した
2次コイル11,12に流され、各コイルから磁界が発
生する。側面の2次コイル11からの誘導加熱により、
内鍋2の側面が加熱され、蓋の2次コイル12からの誘
導加熱により内蓋5が加熱される。
【0041】これらの加熱条件は温度センサー6からの
温度情報に基づき、予め定められたプログラムに従い制
御される。温度センサー6は内鍋2の底面に接触するよ
うに配置されており、微妙な温度変化を素早く検出する
ことができるので、微妙な加熱を実現できるのでおいし
く炊飯することができる。
【0042】保温中は内鍋の底面と側面と内蓋の加熱が
適切に行われるため、鍋の側面や鍋の上面にあたる内蓋
での結露を防止することができるのでおいしい状態でご
飯を保温できる。
【0043】炊飯後、御飯を取り出すときは、蓋4を開
き、上部から取り出す。また、炊飯後は加熱ユニットと
保温ユニットとを分離し、保温ユニットを食卓に移動さ
せて利用することができる。電力の伝達、信号の伝達は
非接触で行われているので、配線等をはずす必要が無
く、容易に分離することができる。その際、加熱コイル
8や加熱制御装置15などの重い部品は、加熱ユニット
にあるので、保温ユニットを軽量化させることができ
る。保温ユニットが分離状態では、真空断熱材3の作用
により、熱の漏れが少なく、長時間一定の温度に保たれ
る。よって、食事中に御飯が冷めることなくおいしく食
べることができる。
【0044】さらに、保温ユニットに温度センサー6が
配置されているので、保温ユニットに表示装置を配置さ
せておくことにより、内鍋2の温度を表示させることが
できる。これにより、分離時も御飯の状態を知ることが
でき大変便利である。また、保温ユニットを加熱ユニッ
トに戻すと再度加熱、保温させることができる。
【0045】一方、炊きあがったご飯を利用するときは
おひつユニットと加熱ユニットを一体化した状態でも利
用できる。
【0046】以下、各種真空断熱材の断熱性および耐熱
耐久性の実験例を示す。
【0047】(実験例1)保温ユニットに、厚さ3mm
の磁界を透過させる真空断熱材を配置した炊飯器(以
下、VIP有りという)と、断熱材を配置していない炊
飯器(以下、VIP無しという)を用意した。それぞれ
の炊飯器で1.8Lの米を炊飯後、加熱ユニットから保
温ユニットを分離させ、充分に御飯をほぐした後に、
0.5Lの御飯を取り出した。その後、15分後、30
分後にも御飯を0.25Lずつ取り出した。そして、そ
れぞれの炊飯器の保温ユニット中の御飯の温度が炊飯後
の約100℃から、御飯がおいしく食べられる温度であ
る70℃までへの冷却時間を測定した。実験結果を(表
1)に示す。
【0048】
【表1】
【0049】(表1)より、給電無しで長時間御飯を保
温可能である炊飯器を実現できた。
【0050】(実験例2)図4に示すように芯材17を
内袋18に詰めたものを、長方形状のラミネートフィル
ム19の3辺を熱溶着することで袋状にしたもの(本実
施例では、3方袋という)に真空封入し、1つの真空断
熱材を作成した。これを、円筒形にして内鍋2に巻き付
け、内鍋2の底面部の半球面状の3次元的な曲面(以
下、R部という)部分では、図5に示すように芯材17
を封入させていない部分で折り曲げることにより、真空
断熱材3を内鍋2に密着させて内鍋2と誘導加熱コイル
8の間に配置した炊飯器(本実施例では、切り欠き1枚
VIPという)を用意した。
【0051】また、長方形状の内袋18に心材17を詰
めたものを、3方袋に真空封入し、1つの真空断熱材を
作成した。これを、円筒形にして内鍋2に巻き付け、内
鍋2の底面部の半球面状の3次元的な曲面(以下、R部
という)部分では、図6に示すように芯材17を重なり
合うように折り曲げることにより、真空断熱材3を内鍋
2と誘導加熱コイル8の間に配置した炊飯器(本実施例
では、1枚VIPという)を用意した。
【0052】そして、長方形状の内袋18に心材17を
詰めたものを、3方袋に真空封入し、真空断熱材を7つ
作成した。このうち6つを継ぐことで内鍋2のR部を覆
い、それ以外の内鍋2の胴の部分に残り1つを円筒形状
にして巻き付けることで、真空断熱材3を内鍋2と誘導
加熱コイル8の間に配置した炊飯器(本実施例では、7
枚VIPという)を用意した。
【0053】ここで、本実験例2で使用した真空断熱材
のガスバリアー層21はどれも、基材24にEVOHを
用い、アルミニウムを蒸着したものである。
【0054】さらに、真空断熱材3を配置していない炊
飯器(本実施例では、断熱材無しという)とを用意し
た。
【0055】これらをそれぞれ雰囲気温度20℃の恒温
漕に入れ、炊飯し、炊飯直後に御飯をほぐし、加熱ユニ
ットと保温ユニットと一体のまま12時間以上保温を
し、その後安定した保温電力量を測定した。実験結果を
(表2)に示す。
【0056】
【表2】
【0057】1枚VIPは、内鍋2のR部が図6に示す
ように芯材17を折り曲げたことで、心材の重なり部分
ができ、この部分の厚みが大きくなっているため、内鍋
2と誘導加熱コイル8の隙間が大きくなり、誘導加熱の
加熱効率が落ちたため、御飯を充分保温できなかったた
め、保温電力量は測定できなかった。
【0058】したがって、(表2)より、図4に示すよ
うな芯材を詰めていない部分を持つ1枚の真空断熱材を
円筒形にして、内鍋2に巻き付け、さらに内鍋2のR部
で図5に示すように芯材17を封入させていない部分で
折り曲げることにより、真空断熱材3を内鍋2に密着さ
せて内鍋2と誘導加熱コイル8の間に配置した炊飯器
は、他のものと比較して保温電力量を減少させることが
できた。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜8記載の発明
によれば、誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルから
の誘導加熱を制御する制御装置とを有する加熱ユニット
と、前記誘導加熱コイルにより誘導加熱される炊飯用の
鍋と、前記炊飯用の鍋を開閉可能に覆う蓋と、保温用の
真空断熱材と、前記誘導加熱コイルが発生する磁界を受
けて誘導電流を発生する受電コイルと、前記受電コイル
から発生した誘導電流により誘導加熱を行う2次コイル
を側面または蓋の少なくとも一方に配置した保温ユニッ
トからなり、保温ユニットは加熱ユニットと着脱可能で
あり、加熱ユニットと保温ユニットとは一体で炊飯を行
い、炊飯後は保温ユニットのみを移動できる炊飯器にお
いて、前記真空断熱材は誘導加熱コイルおよび2次コイ
ルから発生する磁界を透過することを特徴としているの
で、保温ユニットを加熱ユニットから容易に分離でき、
食卓などに容易に移動し、かつ給電無しで長時間御飯を
保温可能な炊飯器が実現できる。保温ユニットと加熱ユ
ニットを一体化した状態で用いても、保温電力量の小さ
な炊飯器が実現できる。
【0060】また、特に、請求項4記載の真空断熱材は
少なくとも断熱心材が封入されていない部分を有し、断
熱芯材が封入されていない部分は少なくとも前記真空断
熱材の外縁部の一辺の一部を底辺とする三角形であり、
かつ前記断熱芯材が封入されていない部分で折り曲げ重
合することにより配置したことを特徴としているので、
炊飯用の鍋のように曲面形状のものに適合する真空断熱
材を実現することができ、給電無しで長時間御飯を保温
可能な炊飯器が実現できる。保温ユニットと加熱ユニッ
トを一体化した状態で用いても、保温電力量の小さな炊
飯器が実現できる。
【0061】また、特に、請求項6記載の発明は、炊飯
用の鍋の温度を検出する温度センサーを有し、かつ真空
断熱材には少なくとも前記炊飯用の鍋を覆わない部分を
設けることで、前記炊飯用の鍋の温度を計測できること
を特徴としているので、鍋の温度を正確に計測でき、お
いしい炊飯を実現できる。さらに、おひつユニットが加
熱ユニットと分離した状態でも、ご飯の温度表示を行う
ことができる。
【0062】また、特に、請求項7記載の発明は、炊飯
用の鍋を開閉可能に覆う蓋に真空断熱材を配置したこと
を特徴としているので、御飯の食味の悪化の原因となる
内蓋への露付きを低減し、かつ給電無しで長時間御飯を
保温可能な炊飯器が実現できる。保温ユニットと加熱ユ
ニットを一体化した状態で用いても、保温電力量の小さ
な炊飯器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における加熱ユニットと保温
ユニットが一体状態時の炊飯器の縦断面図
【図2】同加熱ユニットと保温ユニットが分離状態時の
炊飯器の縦断面図
【図3】同真空断熱材の断面図
【図4】同断熱芯材の平板図
【図5】同真空断熱材の折り曲げ部の縦断面図
【図6】同真空断熱材の折り曲げ部の縦断面図
【符号の説明】
1 保温ユニット本体 3 真空断熱材 4 蓋 6 温度センサー 7 加熱ユニット本体 8 誘導加熱コイル 9 送電コイル 10 受電コイル 11 2次コイル 12 2次コイル 14a 信号伝達装置 14b 信号伝達装置 17 断熱芯材 23 接着部 24 基材 25 蒸着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 隆仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 広田 弘美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中江 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 弘田 泉生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮内 貴宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹中 賢治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AA08 AC33 AD04 CD42 4B055 AA03 BA27 BA35 BA42 BA62 CA16 CA17 CA21 CC52 CD02 DB14 FA14 FB02 FB03 FB12 FB17 FB32 FB35 FB46 FC09 FC20 GB08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイル
    からの誘導加熱を制御する制御装置とを有する加熱ユニ
    ットと、前記誘導加熱コイルにより誘導加熱される炊飯
    用の鍋と、前記炊飯用の鍋を開閉可能に覆う蓋と、前記
    鍋を覆う保温用の真空断熱材と、前記誘導加熱コイルが
    発生する磁界を受けて誘導電流を発生する受電コイル
    と、前記受電コイルから発生した誘導電流により誘導加
    熱を行う2次コイルを側面または蓋の少なくとも一方に
    配置した保温ユニットからなり、保温ユニットは加熱ユ
    ニットと着脱可能であり、加熱ユニットと保温ユニット
    とは一体で炊飯を行い、炊飯後は保温ユニットのみを移
    動できる炊飯器において、前記真空断熱材は、誘導加熱
    コイルおよび2次コイルから発生する磁界を透過する構
    成としたことを特徴とした炊飯器。
  2. 【請求項2】 真空断熱材は、ガスバリアー層と、シー
    ル層と、保護層とを積層したラミネートフィルムからな
    る袋状の包装材に、断熱芯材を封入し真空排気してな
    り、前記ガスバリアー層は蒸着基材となる有機フィルム
    と、前記有機フィルムに金属もしくは金属酸化物のうち
    少なくともいずれか一方を蒸着した蒸着層からなること
    を特徴とした請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 真空断熱材を炊飯用の鍋と前記炊飯用の
    鍋を誘導加熱する誘導加熱コイルとの間に配置したこと
    を特徴とした請求項1または2記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 真空断熱材は少なくとも断熱心材が封入
    されていない部分を有し、断熱芯材が封入されていない
    部分は少なくとも前記真空断熱材の外縁部の一辺の一部
    を底辺とする三角形であり、かつ前記断熱芯材が封入さ
    れていない部分で折り曲げ重合することにより配置した
    ことを特徴とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    炊飯器。
  5. 【請求項5】 断熱芯材は、シートを折り曲げまたはシ
    ールすることで袋状にした包装材に低熱伝導性の微粉末
    を充填したものからなり、前記包装材の縁部のうち少な
    くとも1辺はシール部を有していないことを特徴とした
    請求項1、2、4のいずれか1項に記載の炊飯器。
  6. 【請求項6】 炊飯用の鍋の温度を検出する温度センサ
    ーを有し、かつ真空断熱材には少なくとも前記炊飯用の
    鍋を覆わない部分を設けることで、前記炊飯用の鍋の温
    度を計測できることを特徴とした請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の炊飯器。
  7. 【請求項7】 炊飯用の鍋を開閉可能に覆う蓋に真空断
    熱材を配置したことを特徴とした請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の炊飯器。
  8. 【請求項8】 保温ユニットに蓄熱材を有することを特
    徴とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の炊飯器。
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