JP2001211858A - クランベリー果汁粉末組成物及びそれを用いた健康食品 - Google Patents

クランベリー果汁粉末組成物及びそれを用いた健康食品

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JP2001211858A
JP2001211858A JP2000028422A JP2000028422A JP2001211858A JP 2001211858 A JP2001211858 A JP 2001211858A JP 2000028422 A JP2000028422 A JP 2000028422A JP 2000028422 A JP2000028422 A JP 2000028422A JP 2001211858 A JP2001211858 A JP 2001211858A
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恵美子 東
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敏 三島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填工程などにおいて流動性が損なわれるこ
となく、また充填装置などへの付着が軽減され、かつ保
存中にも固結が軽減されるクランベリー果汁粉末組成物
及びその組成物を用いた健康食品を提供する。 【解決手段】 クランベリー果汁粉末に、該クランベリ
ー果汁粉末の吸湿を抑制する粉末状の吸湿抑制剤を混合
してクランベリー果汁粉末組成物とする。また、このク
ランベリー果汁粉末組成物を含有させて健康食品とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランベリー果汁
粉末組成物に関するものであり、さらに詳しくは吸湿し
やすいクランベリー果汁粉末の吸湿を抑制したクランベ
リー果汁粉末組成物及びそのクランベリー果汁粉末組成
物を含有させた健康食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クランベリーは、北アメリカなどの寒冷
地に生育するツルコケモモ属の植物であり、小果実を実
らせる。アメリカでは品種改良が行われて大規模に栽培
されている。クランベリー果実は、熟すとチェリー大の
大きさとなり、一般に鮮紅色を呈し、すっきりした強い
酸味と渋みを有する。クランベリー果実はそのままでも
食せるが、これまでドライフルーツとして、またジュー
スなどの飲料用、料理用ソース、ジャム、ゼリー菓子な
どの原料として広く利用されている。またクランベリー
果実は、食物繊維、ビタミンCなどのビタミン類、有機
酸類の含有量が高いこと、尿のpH調節や尿路感染症に
有効であることが知られている(J.Am.Med.A
ssociation,271:751−754,19
94等参照)。
【0003】近年、高齢者人口の増加に伴い、高血圧症
及び糖尿病などの成人病や、尿路感染症及び結石などの
泌尿器系の疾患が増加している。クランベリージュース
は、アメリカでは、1930年代から尿路感染症の予防
治療のために民間療法として飲用されてきている。日本
でも最近そのような目的でクランベリー果汁製品の健康
食品としての需要が高まってきている。また最近では、
クランベリーに細菌感染を抑制する物質が含まれている
ことが話題となっており、その物質には歯周病や歯肉炎
などを予防する効果もあるという報告がなされている
(J.Am.Dental Association,
129:1719−1723,1998参照)。
【0004】クランベリー果汁を、例えば泌尿器疾患の
治療の目的で飲用する場合には、毎日16オンスの飲用
が必要である。しかし、毎日このような多量の果汁を飲
用することは苦痛となる。このようなことから、クラン
ベリー果汁を粉末化して果汁成分を高濃度に含有したク
ランベリー果汁粉末は、比較的少量の摂取で済むため、
重宝に用いられる。しかしながら、クランベリー果汁粉
末は、吸湿性が高いために、経時的に空気中の水分を吸
って流動性が失われ易く、さらには保存中に固結し易い
という欠点がある。また、クランベリー果汁粉末は吸湿
性が高いことから、これを個装充填したりハードカプセ
ルに充填する際に、吸湿した該粉末が流動性を損ねた
り、充填装置に付着してその充填が極めて困難となると
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題を解決し、充填工程などにおいて流動性が損なわれる
ことなく、また充填装置などへの付着が軽減され、かつ
保存中にも固結が軽減されるクランベリー果汁粉末組成
物及びその組成物を用いた健康食品を提供することを目
的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、クランベリー果汁粉末に、特定の粉末状
の物質を混合することによって前記目的が達成されるこ
とを知見した。
【0007】本発明は前記知見に基づきなされたもので
あり、クランベリー果汁粉末と、該クランベリー果汁粉
末の吸湿を抑制する粉末状の吸湿抑制剤とを含むクラン
ベリー果汁粉末組成物及び該組成物を含有してなる健康
食品を提供することにより前記目的を達成したものであ
る。以下、本発明について詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のクランベリー果汁粉末組
成物を構成する一方の成分であるクランベリー果汁粉末
とは、常法によりクランベリー果実から搾汁して得られ
た果汁若しくはその果汁を濃縮したもの、又は前記果汁
若しくは濃縮果汁にデキストリンなどの賦形剤を添加混
合し、噴霧乾燥あるいは凍結乾燥するなどの手段で得ら
れた、クランベリー果汁中の固形分を含有しているもの
をいう。本発明で用いられるクランベリー果汁粉末は、
前記のような方法で得られた、クランベリー果汁由来の
固形分を含有する粉末状物ないし顆粒状物であればどの
ようなものでもよい。例えば市販品として、商品名「5
0MX Cranberry Powder」(米国
Ocean Spray Cranberries,I
nc.製)、商品名「Cran−Max CC−10
0」(米国 Cape Cod Biolab Cor
poration製)などを挙げることができる。
【0009】クランベリー果汁粉末の粒度は、その製造
方法によって異なるが、一般に32〜200メッシュ程
度(Tyler フルイ)である。
【0010】本発明のクランベリー果汁粉末組成物を構
成するもう一方の成分である吸湿抑制剤は、クランベリ
ー果汁粉末の吸湿を抑制する粉末状の物質である。本発
明において「クランベリー果汁粉末の吸湿を抑制する」
とは、クランベリー果汁粉末の吸湿を抑制することのみ
ならず、広くクランベリー果汁粉末の吸湿に起因する各
種弊害、例えばクランベリー果汁粉末の流動性の低下
や、クランベリー果汁粉末の各種装置・機具等への付着
を抑制・防止することを意味する。
【0011】前記吸湿抑制剤としては、前述したクラン
ベリー果汁粉末の吸湿を抑制する作用を有するものであ
ればその種類に制限はない。特に、クランベリー果汁粉
末の吸湿抑制効果が高いことから、乾燥ビール酵母、デ
キストリン、天然物由来のカルシウム、部分アルファー
化デンプン又は結晶セルロースを用いることが好まし
い。これらの吸湿抑制剤はそれぞれ単独で又は二種以上
を組み合わせて用いることができる。
【0012】前記乾燥ビール酵母とは、通常ビールを醸
造する工程で生じた生酵母を発酵終了後取出し、苦み成
分を洗浄して除去した後、精製、乾燥、粉砕して得られ
るものである。例えば市販品として「乾燥ビール酵母Y
−3」(アサヒビール薬品社製)、「乾燥ビール酵母」
(サッポロビール社製)、「乾燥ビール酵母 BY−
S」(キリンビール社製)などを挙げることができる。
【0013】前記デキストリンは、原料デンプンを加水
分解し、精製して得られる粉末状のものである。例えば
市販品として「パインデックス」、「TK−16」、
「パインファイバー」(いずれも松谷化学工業社製)な
どを挙げることができる。
【0014】前記天然物由来のカルシウムとしては、例
えば卵殻カルシウム、獣骨カルシウム、魚骨カルシウ
ム、貝殻カルシウム、うに殻カルシウム、カゼインカル
シウムなどのような、卵殻、獣骨、魚骨、貝殻、うに殻
を焼成して得られる粉末状のもの、又は乳清から乳清タ
ンパク及び乳糖を分離・除去したものを精製し焼成して
得られる粉末状のものなどが用いられる。その市販品と
しては、例えば「卵殻カルシウムTS−1」(太陽化学
社製)、「パインシーエー」(松谷化学工業社製)、
「ホスカルEF−C」(クローダジャパン社製)、「ボ
ーンカルシウム」(新田ゼラチン社製)、「鰹カルシウ
ム」(柳屋本店社製)、「メンラクト」(日本製粉社
製)などを挙げることができる。
【0015】前記部分アルファー化デンプンとしては、
穀物澱粉を部分的に、例えばデンプンの10〜50%を
アルファー化し、乾燥させて粉末状としたものが用いら
れる。例えば市販品として「PCS FC−30」、
「PCS FC−50」(いずれも旭化成工業社製)、
「パインソフトB」(松谷化学工業社製)などが挙げら
れる。
【0016】前記結晶セルロースとは、高純度の精製パ
ルプを一定条件下で鉱酸によって加水分解させ、非結晶
セルロースを洗浄、除去した後、精製、乾燥させて得ら
れる粉末状のものである。例えば市販品として「アビセ
ル」(旭化成工業社製)、「ビバセル」(丸善製薬社
製)などを挙げることができる。
【0017】これら各種吸湿抑制剤のうち、乾燥ビール
酵母は、細胞性免疫機能を活性化する(侵入した病原菌
などの微生物を食する好中球やマクロファージの活性を
高める)作用(Sinal,Y. et al:Inf
ection and Immunity 9(5),
1974など参照)が知られており、また尿路感染症を
防ぐことが期待されることから、前記吸湿抑制剤として
乾燥ビール酵母を用いると、クランベリー果汁成分の有
する尿路感染防止作用を補強する効果が期待できるので
特に好ましい。
【0018】前記吸湿抑制剤の粒度に特に制限はない
が、吸湿抑制効果の一層の向上の点から、一般に48〜
200メッシュ、特に80〜150メッシュ程度(Tyle
r フルイ)であることが好ましい。
【0019】本発明のクランベリー果汁粉末組成物にお
けるクランベリー果汁粉末の含有量は、クランベリー果
汁由来の固形分含有量によっても異なるが、90〜50
重量%、特に70〜50重量%であり、一方前記吸湿抑
制剤の含有量は10〜50%、特に30〜50重量%で
あることが、吸湿の一層の抑制及びクランベリー果汁由
来の固形分含有率の高さの点から好ましい。
【0020】クランベリー果汁粉末と前記吸湿抑制剤と
を混合する方法としては、両者が均一に混合される方法
であればその手段は特に限定されず、通常の粉体混合に
用いられる方法、例えばV型粉体混合機で15〜20分
間の混合が採用できる。この場合、混合中にクランベリ
ー果汁粉末が吸湿することを防止するために、例えば温
度20℃以下、湿度35%RH以下の環境下で混合を行
ってもよい。
【0021】本発明のクランベリー果汁粉末組成物には
前述の成分に加えて必要に応じてその他の成分を含有さ
せることもできる。例えば、本発明のクランベリー果汁
粉末組成物を後述する健康食品となす場合には、前記成
分としてショ糖脂肪酸エステル、乳糖、D−マンニトー
ル、結晶マルトース粉末、アラビアゴム末などを含有さ
せることができる。これらの成分の量は、組成物全体の
0〜20重量%、特に0〜10重量%であることが好ま
しい。
【0022】本発明のクランベリー果汁粉末組成物は、
これをそのままか又はこれに前述の成分等を更に添加
し、然る後、散剤、錠剤、ハードカプセルなどの形態と
なして尿路感染防止などの機能を有した健康食品とす
る。本発明のクランベリー果汁粉末組成物を健康食品と
して用いる場合には、一日あたり通常、成人でクランベ
リー果汁由来固形分として200mg〜1000mg程
度摂取される。
【0023】
【実施例】以下、実施例を示して本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はそれらの例によって何ら限定さ
れるものではない。なお、以下の例中、特に断らない限
り「%」及び「部」はそれぞれ「重量%」及び「重量
部」を意味する。
【0024】実施例1(クランベリー果汁粉末組成物の
調製及び吸湿率測定) クランベリー果汁粉末として、米国のOcean Sp
ray Cranberries,Inc.製の「50
MX Cranberry Powder」(クランベ
リー果汁固形分50%、マルトデキストリン49%、リ
ン酸三カルシウム1%含有)を使用し、このクランベリ
ー果汁粉末2.5gに乾燥ビール酵母(商品名「乾燥ビ
ール酵母Y−3」、アサヒビール薬品社製)2.5gを
混合したランベリー果汁粉末組成物を調製した(本発明
区1)。同様に、前記果汁粉末2.5gにデキストリン
(商品名「パインファイバー」、松谷化学工業社製)
2.5gを混合したもの(本発明区2)、前記果汁粉末
2.5gに卵殻カルシウム(商品名「卵殻カルシウムT
S−1」、太陽化学社製)2.5gを混合したもの(本
発明区3)、前記果汁粉末2.5gに部分アルファー化
デンプン(商品名「PCS FC−30」、旭化成工業
社製)2.5gを混合したもの(本発明区4)、及び前
記果汁粉末2.5gに結晶セルロース(商品名「アビセ
ル」、旭化成工業社製)を2.5gを混合したもの(本
発明区5)の合計5種類のクランベリー果汁粉末組成物
を調製した。前記各調製における混合は、いずれも小型
ミキサー(SIBATA社製SCM−40A)を用いて
20分間行った。これらの各果汁粉末組成物の吸湿率を
以下の条件で測定した。なお、吸湿抑制剤を含有しない
クランベリー果汁粉末単独のもの(5g)を比較区とし
た。
【0025】前記したそれぞれの果汁粉末組成物5gを
シャーレ(直径87mm)に採り、これをシャーレ一面
に均等に拡げ、温度20℃・湿度40%RHの環境下
で、65時間、72時間、88時間それぞれ放置したと
きの経時的な吸湿率を調べた。また、温度26℃・湿度
61%RHの環境下で、10分間、20分間、30分
間、40分間それぞれ放置したときの経時的な吸湿率を
調べた。なお、吸湿率は、各経過時間における果汁粉末
組成物の増加重量(g)を、測定開始時の果汁粉末組成
物重量(5g)で除し、100を乗じて算出した。それ
ぞれの条件下で測定された吸湿率の値を表1及び表2に
それぞれ示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】表1及び表2から、温度20℃・湿度40
%RHの環境下、及び温度26℃・湿度61%RHの環
境下における本発明区の各組成物の経時的な吸湿率
(%)は、比較区のものに比べていずれも低いことが判
る。特に吸湿抑制剤として天然物由来のカルシウム、結
晶セルロース、乾燥ビール酵母を用いた組成物は、顕著
に吸湿が抑制されていることが判る。
【0029】実施例2(クランベリー果汁粉末組成物の
充填) 実施例1で調製した各クランベリー果汁粉末組成物を、
カプセル充填機(CD−20T型、Macotar社
製)を用いてゼラチン製のハードカプセルに充填(32
0mg/1カプセル)した。その結果、本発明区の各組
成物は何れもサラサラとして流動性を保っており、薬剤
ホッパーからスムーズに所定の充填をすることができ
た。このカプセルを計重して調べた計重不良率は0.8
%であった。これに対してクランベリー果汁粉末のみで
ある比較区の組成物は、流動性が失われ、薬剤ホッパー
に詰まって所定量の充填が困難となった。このときの不
良率は30%であった。また、比較区の組成物を用いた
場合、粉末充填部分に粉末が残留するために、カプセル
に割れやへこみが生じ、充填が困難となった。これに対
して本発明区の組成物を用いた場合には、何れもそのよ
うな現象が極めて抑制され能率的に充填できた。
【0030】実施例3(カプセル状健康食品の調製) クランベリー果汁粉末〔米国のOcean Spray
Cranberries,Inc.製の「50MX
Cranberry Powder」(クランベリー果
汁固形分50%、マルトデキストリン49%、リン酸三
カルシウム1%含有)〕と、以下の吸湿抑制剤とを混合
し、常法により以下の(1) 〜(5) に示す5種類のハード
カプセル状(320mg入り/1カプセル)の健康食品
を調製した。 (1) クランベリー果汁粉末62.5部に、「乾燥ビール
酵母Y−3」(アサヒビール薬品社製)37.5部を混
合した健康食品。 (2) クランベリー果汁粉末62.5部に、デキストリン
〔「パインファイバー」、松谷化学工業社製)〕37.
5部を混合した健康食品。 (3) クランベリー果汁粉末62.5部に、「卵殻カルシ
ウムTS−1」(太陽化学社製)37.5部を混合した
健康食品。 (4) クランベリー果汁粉末62.5部に、部分アルファ
ー化デンプン〔「PCSFC−30」(旭化成工業社
製)〕37.5部を混合した健康食品。 (5) クランベリー果汁粉末62.5部に、結晶セルロー
ス〔「アビセル」(旭化成工業社製)〕37.5部を混
合した健康食品。
【0031】実施例4(散剤状健康食品の調製) 実施例3で用いたクランベリー果汁粉末62.5部に、
「乾燥ビール酵母Y−3」(アサヒビール薬品社製)1
0部、獣骨カルシウム(「ボーンカルシウム」、新田ゼ
ラチン社製)20部、及び乳糖7.5部を混合し、常法
により散剤状(2g入りスティック状)の健康食品を調
製した。
【0032】
【発明の効果】本発明のクランベリー果汁粉末組成物
は、本来クランベリー果汁が有する尿路感染の予防治療
機能を有しつつ、吸湿を抑制してその物性をさらさらと
した流動性のある状態に保つことができる。そして該組
成物は、これを含有させた散剤、ハードカプセルなどを
製造する際に、その充填工程において、吸湿に起因して
固結したり或いは充填装置へ付着して充填作業に支障を
来すような不具合を生じさせること無く能率よく充填さ
れるので、産業上有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三島 敏 岐阜県岐阜市加納桜田町1−1 アピ株式 会社内 (72)発明者 有井 雅幸 千葉県野田市野田250番地 キッコーマン 株式会社内 Fターム(参考) 4B016 LC06 LE02 LG01 LK01 LK07 LK09 LK18 4B018 LB03 LE03 MD04 MD34 MD35 MD36 MD52 MD81 ME03 ME04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランベリー果汁粉末と、該クランベリ
    ー果汁粉末の吸湿を抑制する粉末状の吸湿抑制剤とを含
    むクランベリー果汁粉末組成物。
  2. 【請求項2】 前記吸湿抑制剤が、乾燥ビール酵母、デ
    キストリン、天然物由来のカルシウム、部分アルファー
    化デンプン又は結晶セルロースからなる請求項1記載の
    クランベリー果汁粉末組成物。
  3. 【請求項3】 前記クランベリー果汁粉末を90〜50
    重量%含み、前記吸湿抑制剤を10〜50重量%含む請
    求項1又は2記載のクランベリー果汁粉末組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載のクランベ
    リー果汁粉末組成物を含有してなる健康食品。
  5. 【請求項5】 散剤状とした、請求項4記載の健康食
    品。
  6. 【請求項6】 カプセル状とした、請求項4記載の健康
    食品。
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