JP2008011803A - S−アデノシルメチオニンを含む健康食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】極めて不安定な栄養成分であるS-アデノシルメチオニンを安定な状態で含む健康食品を提供する。
【解決手段】例えばもろみ酢などの醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物を含み、例えば醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が5質量%以上2000質量%未満である健康食品。
【選択図】なし
【解決手段】例えばもろみ酢などの醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物を含み、例えば醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が5質量%以上2000質量%未満である健康食品。
【選択図】なし
Description
本発明は、極めて不安定で従来摂取することが難しかった栄養成分であるS-アデノシルメチオニンを安定な状態で含む健康食品に関する。
清酒や焼酎などの製造過程では、清酒を搾った後の粕である清酒粕や焼酎を蒸留した残渣である焼酎蒸留粕が廃棄物として大量に生じる。これらの廃棄物は家畜の飼料として利用されたり、焼却や海洋投棄などの方法で処理されていたが、近年、それらの栄養価が見直されサプリメントなどの一般食品として利用される場合も増えている。例えば焼酎の蒸留粕であるもろみ酢は特許文献1等に記載された利用が図られている。
清酒粕には抗酸化作用を示すグルタチオンやトランスメチル化の重要な基質であるS-アデノシルメチオニンなどの生体内にも存在する重要な成分が含まれていることが知られている。しかしながら、特にS-アデノシルメチオニンは化学的に極めて不安定であり、清酒粕を健康食品として提供する際に大半が分解してしまうという問題がある。例えば、清酒粕を含む加工食品として特許文献2及び特許文献3に記載された食品が提案されているが、これらの加工食品中にはS-アデノシルメチオニンはほとんど残存していない。清酒粕を含む加工食品においてS-アデノシルメチオニンを安定化させる手段は従来ほとんど知られていない。
もろみ酢はクエン酸やアミノ酸を豊富に含有していることから、特にクエン酸の抗酸化力、キレート化作用、血流改善効果、及び疲労回復効果などを利用する目的で加工食品が提案されている。また、もろみ酢にパパイヤ汁を配合したもろみ酢加工品が特許文献4に開示されており、栄養素としてガンマアミノ酪酸に注目し、もろみ酢においてガンマアミノ酪酸含有量を高めた付加価値の高い加工食品が実現されている。しかしながら、もろみ酢と清酒粕とを組み合わせた健康食品は従来知られておらず、もろみ酢を清酒粕とを組み合わせることによって清酒粕中のS-アデノシルメチオニンが安定化されることについては従来全く報告がない。
特開2003−102451号公報
特開平4−279529号公報
特開平4−23977号公報
特開2005−40号公報
本発明の課題は、極めて不安定な栄養成分であるS-アデノシルメチオニンを安定な状態で含む健康食品を提供することにある。
本発明者は上記の課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、もろみ酢など醸造に由来する酢類と清酒粕とを組み合わせると清酒粕中に含まれるS-アデノシルメチオニンが安定化されること、及び該組み合わせを含む健康食品を摂食することにより、従来摂取することが難しかった栄養成分であるS-アデノシルメチオニンを極めて効率的に摂取できることを見出した。本発明は上記の知見を基にして完成された。
すなわち、本発明により、醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物を含む健康食品が提供される。
この発明の好ましい態様によれば、醸造に由来する酢類がもろみ酢である上記の健康食品;醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が5質量%以上2000質量%未満である上記の健康食品;醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が5質量%以上100質量%未満であり、該組成物が液体状組成物である上記の健康食品;醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が100質量%以上2000質量%未満であり、該組成物が半固体状又は固体状組成物である上記の健康食品;濃縮及び/又は乾燥処理された該組成物を含む上記の健康食品;及び乾燥処理が噴霧乾燥又は凍結乾燥である上記の健康食品が提供される。
この発明の好ましい態様によれば、醸造に由来する酢類がもろみ酢である上記の健康食品;醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が5質量%以上2000質量%未満である上記の健康食品;醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が5質量%以上100質量%未満であり、該組成物が液体状組成物である上記の健康食品;醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が100質量%以上2000質量%未満であり、該組成物が半固体状又は固体状組成物である上記の健康食品;濃縮及び/又は乾燥処理された該組成物を含む上記の健康食品;及び乾燥処理が噴霧乾燥又は凍結乾燥である上記の健康食品が提供される。
別の観点からは、醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物が本発明により提供される。この組成物中ではS-アデノシルメチオニンが安定化されているという特徴がある。上記組成物を食品中に添加する工程を含む健康食品の製造方法も本発明により提供される。
さらに別の観点からは、清酒粕中に含まれるS-アデノシルメチオニンを安定化する方法であって、清酒粕を醸造に由来する酢類とを含む組成物を調製する工程を含む方法、及び清酒粕中に含まれるS-アデノシルメチオニンの安定化剤であって、醸造に由来する酢類を含む安定化剤が本発明により提供される。
さらに別の観点からは、清酒粕中に含まれるS-アデノシルメチオニンを安定化する方法であって、清酒粕を醸造に由来する酢類とを含む組成物を調製する工程を含む方法、及び清酒粕中に含まれるS-アデノシルメチオニンの安定化剤であって、醸造に由来する酢類を含む安定化剤が本発明により提供される。
本発明の健康食品は、清酒粕中に含まれる不安定な有効成分であるS-アデノシルメチオニンを安定な状態で保持しており、S-アデノシルメチオニンを効率的に摂取するための健康食品として有用である。
「醸造に由来する酢類」としては、醸造により製造される酢類、例えば日本農林規格(JAS)の「食酢品質表示基準」における醸造酢群に含まれる穀物酢(米酢、米黒酢、及び大麦黒酢)や果実酢(りんご酢、ぶどう酢、及び果実酢)などの酢酸を主成分とする酢類のほか、アルコール発酵等の醸造過程により得られる酸味を有する残渣成分(例えばもろみ酢)などが挙げられる。本明細書において「もろみ酢」とは泡盛などの焼酎の蒸留粕を圧搾して得られる液体を意味しているが、「もろみ酢」のほか、「もろみ酸」、「黒麹もろみ酢」、又は「黒麹クエン酸酢」などと呼ばれる場合もある。本発明において用いられる醸造に由来する酢類としては、もろみ酢が好ましい。
本明細書において「清酒粕」とは日本酒の醸造で得られるもろみを圧搾した後に残る固形物を意味している。
本明細書において「清酒粕」とは日本酒の醸造で得られるもろみを圧搾した後に残る固形物を意味している。
醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物の性状は特に限定されず、醸造に由来する酢類と清酒粕との混合割合に応じて、流動性の高い液状物、半固体、固体状態のいずれの性状であってもよい。醸造に由来する酢類に対する清酒粕の割合は特に限定されないが、例えば、5質量%以上2000質量%未満程度の範囲から選択することができる。該組成物を流動性のある液状の組成物として調製する場合には、醸造に由来する酢類に対する清酒粕の割合が5質量%以上100質量%未満であることが好ましく、より好ましくは5質量%以上100質量%未満であり、10質量%以上60質量%以下であることが特に好ましい。該組成物を均一な懸濁状組成物又は半固体若しくは固体組成物として調製する場合には、醸造に由来する酢類に対する清酒粕の割合が100質量%以上2000質量%未満であることが好ましく、より好ましくは100質量%以上1000質量%未満であり、100質量%以上300質量%未満であることが特に好ましい。醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物を均一な懸濁状組成物として調製した後、固形物を除去して得られる均一な溶液状態の組成物を用いてもよい。例えば、清酒粕の固形分を除くために固液分離を行うことができる。固液分離手段は特に限定されないが、例えば、ろ過や遠心分離などの任意の方法を用いることが可能である。生産性の観点からろ過が好ましい。
醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物の調製方法は特に限定されず、例えば、醸造に由来する酢類に清酒粕を添加して混合する方法、又は清酒粕に醸造に由来する酢類を添加して混合する方法のいずれを採用してもよい。混合は組成物の性状に応じて当業界で汎用の混合手段、例えば混合槽にて攪拌羽根を用いる方法などを利用して行うことができる。醸造に由来する酢類と清酒粕とを混合する際の温度は特に限定されないが、例えば−10℃〜30℃の範囲で混合を行うことができ、好ましくは0℃〜20℃の範囲で混合を行うことができる。
上記のようにして得られた組成物をそのまま健康食品として用いることができる。例えば、もろみ酢は独特の香りと酸味を有しておりそのままでは摂食しにくいが、清酒粕を配合した本発明の組成物では甘味と香りが向上しており、健康食品として優れた性状を有している。本発明の組成物が均一溶液状態である場合にはそのまま飲料形態の健康食品として適用することができ、あるいは適宜の飲料用媒体(例えば水、炭酸水、酒類など)で希釈して飲料形態の健康食品としてもよい。飲料形態の健康食品には、例えば、蜂蜜、水飴、又はショ糖などを適宜添加することも好ましい。また、均一溶液状態の組成物を食品に添加して健康食品を調製してもよい。組成物を添加すべき食品の種類は特に限定されず、任意の食品に添加することができるが、例えば、加工食品、生鮮食品、菓子類、飲料・酒類、その他の食品(ベビーフードなど)などJICFS分類基準に掲載される任意の食品に添加することが可能である。
また、醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物を濃縮及び/又は乾燥工程に付して半固体又は固体形態の組成物として調製することもでき、そのようにして得られた半固体又は固体形態の組成物を食品中に添加して健康食品を調製することもできる。固液分離を行って得られる均一溶液状態の組成物を濃縮及び/又は乾燥工程に付して半固体又は固体状態の組成物を調製することもできる。
組成物の濃縮方法は特に限定されないが、組成物の温度が上がらないように減圧濃縮する方法が有効である。例えば、ロータリーエバポレータを用い、減圧下で湯浴温度を40℃程度にした減圧濃縮を行うことができる。乾燥方法も特に限定されず、例えば、噴霧乾燥、減圧乾燥、又は凍結乾燥を例示することができるが、これらのうち噴霧乾燥や凍結乾燥が好ましい。たとえば日本醸造協会誌(1984年、v.79、p.495)や特開昭55-42544号公報に記載された方法など公知の方法を適用できる。濃縮及び乾燥について、さらに好ましくは清酒粕に含まれるS-アデノシルメチオニンの分解を最小限にするために1000Pa以下の減圧下にて濃縮及び乾燥を行うことができる。最も好ましくは組成物中の水分を凍結させ、凍結物を612Pa以下の真空条件下に置いて昇華によって乾燥する凍結乾燥法が好ましい。この際、ラクトース、エリスリトール、コーンスターチ等を組成物に添加して均一に混合した後に凍結乾燥することも好ましい。濃縮過程においては水よりもアルコール分が先に蒸発するためにアルコールを含まない健康食品を調製するためには濃縮工程を付することが好ましい。凍結乾燥された粉末形態の組成物を食品添加物や調味料として使用することもできる。
本発明の組成物を健康食品として摂取しやすくする目的で散剤、顆粒剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤、又は錠剤などの剤形に成型することも可能である。このような製剤形態は医薬分野において広く知られており、医薬分野において周知かつ慣用の方法により容易に製造することができる。製剤の調製にあたっては、医薬分野において通常用いられる製剤用添加物(例えば賦形剤、結合剤、崩壊剤など)を1種又は2種以上用いることもできる。例えば、ソルビトール、エリスリトール、ラクトース、セルロース、又はコーンスターチなどを加えて攪拌混合し、必要に応じて造粒した後に打錠機で錠剤状に形成することができる。造粒物を顆粒剤としてそのまま用いてもよい。顆粒剤や錠剤を熱風乾燥して製剤中に含まれる水分を除去することにより健康食品としての錠剤や顆粒剤を得ることができる。必要に応じてγオリザノール、ケルセチン、ごま油抽出物、没食子酸、又はアスコルビン酸などの一般的な酸化防止剤やトレハロース又はシクロデキストリンなどを添加することも好ましい。また、凍結乾燥して得られた組成物を粉砕機を用いて細かく粉砕して粉末状の散剤を調製することができ、また上記粉末を硬カプセル又は軟カプセルに充填してカプセル剤の形態の健康食品を製造することができる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されることはない。
例1
清酒粕0.5 g(近江の地酒はしもとや製、不老泉純米吟醸酒粕)をもろみ酢(ORIHIRO社製、無糖琉球もろみ酢)1mLと混合し、15℃で4時間放置した。液体部分を分離し、逆層HPLCを用いてS-アデノシルメチオニン量を測定したところS-アデノシルメチオニンを768μg含有していた。清酒粕から分離した本発明の組成物を室温で18日間保存した後のS−アデノシルメチオニンの含有量は747μgであり、組成物中の97%のS-アデノシルメチオニンが残存していた。
比較のため、清酒粕0.5 gを水1 mLと混合し、15℃で4時間放置した。液体部分を分離し、逆層HPLCを用いてS-アデノシルメチオニン量を測定したところ、545μgのS-アデノシルメチオニンを含有していた。この液体状組成物を室温で18日間保存した後のS-アデノシルメチオニンの含有量は311μgであり、組成物中のS-アデノシルメチオニンの残存率は57%であった。
もろみ酢と清酒粕とを混合して固形分を除去することにより、S-アデノシルメチオニンを安定状態で含む組成物を提供することができた。この組成物に含まれるS-アデノシルメチオニンは室温でも長期にわたり安定であった。
例1
清酒粕0.5 g(近江の地酒はしもとや製、不老泉純米吟醸酒粕)をもろみ酢(ORIHIRO社製、無糖琉球もろみ酢)1mLと混合し、15℃で4時間放置した。液体部分を分離し、逆層HPLCを用いてS-アデノシルメチオニン量を測定したところS-アデノシルメチオニンを768μg含有していた。清酒粕から分離した本発明の組成物を室温で18日間保存した後のS−アデノシルメチオニンの含有量は747μgであり、組成物中の97%のS-アデノシルメチオニンが残存していた。
比較のため、清酒粕0.5 gを水1 mLと混合し、15℃で4時間放置した。液体部分を分離し、逆層HPLCを用いてS-アデノシルメチオニン量を測定したところ、545μgのS-アデノシルメチオニンを含有していた。この液体状組成物を室温で18日間保存した後のS-アデノシルメチオニンの含有量は311μgであり、組成物中のS-アデノシルメチオニンの残存率は57%であった。
もろみ酢と清酒粕とを混合して固形分を除去することにより、S-アデノシルメチオニンを安定状態で含む組成物を提供することができた。この組成物に含まれるS-アデノシルメチオニンは室温でも長期にわたり安定であった。
例2
チューブにもろみ酢(ORIHIRO社製、無糖琉球もろみ酢;0.5 mL)を用意し、清酒粕0.50 gを加えて混合後、室温暗所で20日間保存した。保存後の混合物に含まれるS-アデノシルメチオニンを逆層HPLCで定量して表1の結果を得た。
比較のため、チューブにクエン酸(a;38.4 mg, b;115 mg, c;345 mg)、リンゴ酸(a;26.8 mg, b;80.4 mg, c;240 mg)を用意し、それぞれに清酒粕0.50 gを加えて混合した。また酒粕のみ0.50gを入れたチューブを用意し、それぞれ室温暗所で20日間保存し保存後の混合物に含まれるS-アデノシルメチオニンを逆層HPLCで定量した。
これらの結果から、清酒粕にもろみ酢を添加するとS-アデノシルメチオニンの安定性が著しく向上することが明らかである。もろみ酢はクエン酸やリンゴ酸を多く含むことが知られているが、クエン酸やリンゴ酸を単独で清酒粕に配合しても若干の安定化効果しか得られず、もろみ酢の安定化効果が顕著な効果であることが分かる。
チューブにもろみ酢(ORIHIRO社製、無糖琉球もろみ酢;0.5 mL)を用意し、清酒粕0.50 gを加えて混合後、室温暗所で20日間保存した。保存後の混合物に含まれるS-アデノシルメチオニンを逆層HPLCで定量して表1の結果を得た。
比較のため、チューブにクエン酸(a;38.4 mg, b;115 mg, c;345 mg)、リンゴ酸(a;26.8 mg, b;80.4 mg, c;240 mg)を用意し、それぞれに清酒粕0.50 gを加えて混合した。また酒粕のみ0.50gを入れたチューブを用意し、それぞれ室温暗所で20日間保存し保存後の混合物に含まれるS-アデノシルメチオニンを逆層HPLCで定量した。
例3
清酒粕10gにもろみ酢5 mL、クエン酸3 gを加えてよく混合した後に、ラクトース30 gを加えて混合した後、凍結乾燥して固体状組成物物を得た。この固体状組成物を粉砕して粉末状の組成物が得た。この組成物は有効成分としてS-アデノシルメチオニンを安定に含む健康食品として利用できる。
清酒粕10gにもろみ酢5 mL、クエン酸3 gを加えてよく混合した後に、ラクトース30 gを加えて混合した後、凍結乾燥して固体状組成物物を得た。この固体状組成物を粉砕して粉末状の組成物が得た。この組成物は有効成分としてS-アデノシルメチオニンを安定に含む健康食品として利用できる。
例4
清酒粕21gにもろみ酢(ORIHIRO社製、無糖琉球もろみ酢)100 mLを加え、20℃にて1時間攪拌した後、濾過することによって清酒粕中に含まれるS-アデノシルメチオニンを含む組成物を得た。この組成物は飲料として利用することが可能である。
清酒粕21gにもろみ酢(ORIHIRO社製、無糖琉球もろみ酢)100 mLを加え、20℃にて1時間攪拌した後、濾過することによって清酒粕中に含まれるS-アデノシルメチオニンを含む組成物を得た。この組成物は飲料として利用することが可能である。
Claims (10)
- 醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物を含む健康食品。
- 醸造に由来する酢類がもろみ酢である請求項1に記載の健康食品。
- 醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が5質量%以上2000質量%未満である請求項1又は2に記載の健康食品。
- 醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が5質量%以上100質量%未満であり、該組成物が液体状組成物である請求項3に記載の健康食品。
- 醸造に由来する酢類に対する清酒粕の混合割合が100質量%以上2000質量%未満であり、該組成物が半固体状又は固体状組成物である請求項3に記載の健康食品。
- 濃縮及び/又は乾燥処理された該組成物を含む請求項5に記載の健康食品。
- 乾燥処理が噴霧乾燥又は凍結乾燥である請求項6に記載の健康食品。
- 醸造に由来する酢類と清酒粕とを含む組成物。
- 請求項8に記載の組成物を食品中に添加する工程を含む請求項1ないし8のいずれか1項に記載の健康食品の製造方法。
- 清酒粕中に含まれるS-アデノシルメチオニンを安定化する方法であって、清酒粕を醸造に由来する酢類とを含む組成物を調製する工程を含む方法。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012121140A1 (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-13 | ライオン株式会社 | 成長ホルモン分泌促進剤 |
KR20180055903A (ko) | 2016-08-31 | 2018-05-25 | 가부시키가이샤 호루스 | SAMe 함유 원료의 제조 방법, 및 SAMe 함유 액체 원료가 배합된 외용제, 화장품 및 건강식품 |
JP7109838B1 (ja) | 2022-01-12 | 2022-08-01 | 有限会社スエヒロ | 酒粕の凍結乾燥食品の製造方法 |
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2006
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JPWO2012121140A1 (ja) * | 2011-03-04 | 2014-07-17 | ライオン株式会社 | 成長ホルモン分泌促進剤 |
KR20180055903A (ko) | 2016-08-31 | 2018-05-25 | 가부시키가이샤 호루스 | SAMe 함유 원료의 제조 방법, 및 SAMe 함유 액체 원료가 배합된 외용제, 화장품 및 건강식품 |
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