JP2001211231A - 伝送装置管理システム及びそれに用いる履歴管理方式 - Google Patents

伝送装置管理システム及びそれに用いる履歴管理方式

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JP2001211231A
JP2001211231A JP2000015216A JP2000015216A JP2001211231A JP 2001211231 A JP2001211231 A JP 2001211231A JP 2000015216 A JP2000015216 A JP 2000015216A JP 2000015216 A JP2000015216 A JP 2000015216A JP 2001211231 A JP2001211231 A JP 2001211231A
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alarm
management system
volatile memory
transmission device
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JP2000015216A
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Yutaka Hiraga
裕 平賀
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害発生時にその管理システムがリブートを
行った場合、障害解析時にその前後の状態を確認可能と
し、障害の切分け等が容易な伝送装置管理システムを提
供する。 【解決手段】 伝送装置1における管理システム2が動
作している場合、常に、装置内のアラーム等を被管理系
システム3−1〜3−nから収集しているが、そのアラ
ームを、通常扱うデータとは別に不揮発性メモリ23に
定期的に書込み、また不揮発性メモリ23にはその管理
システム2に対して外部の端末装置4から行われたオペ
レーション等の履歴データも書込んでおく。不揮発性メ
モリ23に書込んでおける容量に関してはそのシステム
に依存するが、不揮発性メモリ23に書込んでおける容
量を越えてしまった際には再度上書きするものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送装置管理システ
ム及びそれに用いる履歴管理方式に関し、特に伝送装置
における装置運用中の状況確認を行うための履歴管理に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送装置においては、音声やデー
タの伝送や中継等を行っており、その関係上、必ずしも
人間がいるような場所にあるとは限らない。そのような
場所で、伝送装置の管理システムが障害によって再立上
げを行っても、その現象をその場で確認し、障害の解析
を行おうとしても容易に行うことはできない。したがっ
て、障害が発生した状況等は後から調査することにな
る。
【0003】また、アラームとは本来、装置運用中にそ
の場の状況を確認し、それにあった対応をするための情
報として利用されているものであるが、ここではそれを
履歴として残すことによって障害解析に利用するもので
ある。通常、履歴を残す場合には、装置につながれた端
末装置やより上位の管理システムで履歴管理を行うこと
が多い。
【0004】上記のようなアラームの履歴管理方式につ
いては、特開平5−158818号公報や特開平10−
304021号公報に開示されている方法等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端末装
置で履歴管理を行う場合にはその場にいなければなら
ず、上位の管理システムで履歴管理を行う場合には障害
を発生した伝送装置と上位の管理システムとがネットワ
ークでつながっていれば、その障害によって上位の管理
システムが伝送装置に接続することができないこともあ
る。
【0006】また、ネットワークの場合には、ネットワ
ークに複数の装置が接続され、それぞれが多量の履歴を
吐き出すと、ネットワークの負荷の増大を招くため、リ
アルタイムにその履歴を取得することができる訳ではな
い。
【0007】近年、アラーム等を監視する管理システム
はその技術の進歩とともに複雑さを増し、その処理内容
も年々情報量の増加によって、複雑化の一途をたどって
いるので、万一何らかの現象によって障害が発生したと
しても、その追跡を行うことは容易ではなく、また複数
の要因の重なりで発生する場合、その現象の再現や原因
究明に多くの時間を割かれることが多い。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、障害発生時にその管理システムがリブート(再立
上げ)を行った場合、障害解析時にその前後の状態を見
ることができ、障害の切分け等を容易に行うことができ
る伝送装置管理システム及びそれに用いる履歴管理方式
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による伝送装置管
理システムは、音声やデータの伝送や中継を行う伝送装
置を管理する伝送装置管理システムであって、通常時に
読み書きされるデータを保持する揮発性メモリと、自シ
ステム内のアラームやオペレーションの履歴を保持する
不揮発性メモリと、前記アラーム発生時及び予め設定さ
れた所定時間毎に前記履歴を前記不揮発性メモリに書込
む処理手段とを備えている。
【0010】本発明による伝送装置管理システムの履歴
管理方式は、音声やデータの伝送や中継を行う伝送装置
を管理する伝送装置管理システムの履歴管理方式であっ
て、通常時に読み書きされるデータを揮発性メモリに書
込むステップと、自システム内のアラームの発生時及び
予め設定された所定時間毎に前記アラームやオペレーシ
ョンの履歴を不揮発性メモリに書込むステップとを備え
ている。
【0011】すなわち、本発明の伝送装置管理システム
は、伝送装置の監視制御を行っている管理システムにお
いて、装置で発生したアラームや外部の端末装置から行
われたオペレーション等の履歴を装置内に持つ不揮発性
メモリに書込んでいる。
【0012】これによって、障害発生時にその管理シス
テムがリブート(再立上げ)を行った場合、以後履歴上
書きを行わずにしておき、その後の障害解析時に障害発
生前後の状態を不揮発性メモリから読むことが可能とな
り、障害の切分け等の際に有効である。また、その修理
等で外部に持ち出してもその状況を見ることが可能であ
る。
【0013】さらに、リブート後再び履歴を残す場合、
そのメモリ容量は有限であるため、発生するアラームの
重要なものやユーザが任意指定したアラームとその近傍
状況は上書き禁止する等のフィルタリング機能を備えて
いる。これによって、その障害が発生する付近における
状況(アラームの発生有無等)を知ることで、その原因
を速やかに追求することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
伝送装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、伝送装置1は管理システム2と、被管理系システム
3−1〜3−nとから構成され、音声やデータの伝送や
中継等を行っている。
【0015】また、伝送装置1は外部の端末装置4と接
続可能となっており、端末装置4からのオペレーション
によって動作可能となっている。上記の構成において、
管理システム2は処理部21と、揮発性メモリ22と、
不揮発性メモリ23とを備えている。
【0016】伝送装置1における管理システム2が動作
している場合、常に、装置内のアラーム等を被管理系シ
ステム3−1〜3−nから収集しているが、そのアラー
ムを、通常扱うデータとは別に不揮発性メモリ23に定
期的に書込み、また不揮発性メモリ23にはその管理シ
ステム2に対して外部の端末装置4から行われたオペレ
ーション等の履歴データも書込んでおく。
【0017】不揮発性メモリ23に書込んでおける容量
に関してはそのシステムに依存するが、不揮発性メモリ
23に書込んでおける容量を越えてしまった際には再度
上書きするものとする。
【0018】このような場合において、なんらかの原因
で管理システム2がリブートを行った場合、以後履歴を
上書きせずに、再度その運用のみを開始する。再び履歴
を残す場合には再びそのようなオペレーションを設定を
しておく。
【0019】図2は本発明の一実施例による伝送装置1
の履歴管理の動作を示すフローチャートである。これら
図1及び図2を参照して本発明の一実施例による伝送装
置1の履歴管理の動作について説明する。尚、図2に示
す処理動作は処理部21が図示せぬ制御メモリのプログ
ラムを実行することで実現され、制御メモリとしてはR
OM(リードオンリメモリ)やIC(集積回路)メモリ
等が使用可能である。
【0020】通常、処理部21は必要となる読み書きす
るデータをアクセス速度の比較的早い揮発性メモリ22
に書込んでいる(図2ステップS1,S2)。また、処
理部21は定期的(所定時間毎)に不揮発性メモリ23
にその履歴データを格納しておく(図2ステップS1,
S3,S5)。
【0021】一方、処理部21は状態変化の発生時、例
えばアラームの発生・復旧やオペレーション入力時等
に、不揮発性メモリ23にその履歴データを格納してお
く(図2ステップS1,S3〜S5)。
【0022】その場合、管理システム2においてリブー
ト(再立上げ)が発生した場合、通常、揮発性メモリ2
2のデータは消去もしくはその後の運用によって上書き
されてしまうが、不揮発性メモリ23のデータは消去ま
たは上書きされないため、不揮発性メモリ23に格納さ
れている障害発生以前の状態を、接続している外部の端
末装置4から見ることができ、その解析に大きなデータ
を提供することができる。
【0023】また、障害発生時に、管理システム2がリ
ブートを行った場合、障害解析時にその前後の状態を見
ることができるため、障害の切分け等の際に有効なデー
タを得ることができる。さらに、その障害の修理等で、
伝送装置1または管理システム2を外部に持ち出して
も、その状況を見ることができる。
【0024】図3は本発明の他の実施例による伝送装置
の履歴管理の動作を示すフローチャートである。この図
3を参照して本発明の他の実施例による伝送装置の履歴
管理の動作について説明する。
【0025】尚、本発明の他の実施例による伝送装置の
構成は図1に示す本発明の一実施例による伝送装置1と
同様の構成となっているので、以後図1に示す構成を用
いて説明する。また、図3に示す処理動作は処理部21
が図示せぬ制御メモリのプログラムを実行することで実
現され、制御メモリとしてはROMやICメモリ等が使
用可能である。
【0026】管理システム2におけるリブート後に再び
履歴を残す場合、不揮発性メモリ23に書込んで保持で
きるエリアが有限であり、いつ発生するか分からないア
ラーム等の履歴をどこまで残せるかは不明である。
【0027】そこで、本発明の他の実施例による伝送装
置ではアラームのレベルやある特定の障害を監視してそ
の前後の状況の履歴を残せるような履歴ソーティングの
機能を追加している。通常、運用中に不揮発性メモリ2
3の履歴領域が全て埋まり、既に書込んだ領域に上書き
を行う際に、下記のような動作が行われる。
【0028】本発明の他の実施例による伝送装置ではア
ラームレベルを数段階に分けており、そのアラームレベ
ルに応じて重要度を設けて履歴管理を行い、重要な履歴
に上書きされないように情報を残している。
【0029】すなわち、通常、処理部21は必要となる
読み書きするデータをアクセス速度の比較的早い揮発性
メモリ22に書込んでいる(図3ステップS11,S1
2)。
【0030】一方、処理部21は定期的(所定時間毎)
に(図3ステップS13)、あるいは状態変化の発生
時、例えばアラームの発生・復旧やオペレーション入力
時等に(図3ステップS14)、不揮発性メモリ23に
その履歴データをアラームレベルとともに格納しておく
(図3ステップS16,S17)。
【0031】その際、処理部21は不揮発性メモリ23
の容量が超過していなければ(図3ステップS15)、
その履歴データをアラームレベルとともに格納しておき
(図3ステップS17)、最重要度の履歴データを上書
き禁止とする(図3ステップS18)。
【0032】また、処理部21は不揮発性メモリ23の
容量が超過していれば(図3ステップS15)、不揮発
性メモリ23の低レベルの保持領域にその履歴データを
アラームレベルとともに格納しておき(図3ステップS
16)、最重要度の履歴データを上書き禁止とする(図
3ステップS18)。これらアラームレベルや最重要度
の管理についてはユーザが設定することが可能である。
【0033】これによって、管理システム2においてリ
ブート(再立上げ)が発生した場合でも最重要度のデー
タは消去または上書きされないため、不揮発性メモリ2
3に格納されている障害発生以前の状態を、接続してい
る外部の端末装置4から見ることができ、その解析に大
きなデータを提供することができる。
【0034】また、障害発生時に、管理システム2がリ
ブートを行った場合、障害解析時にその前後の状態を見
ることができるため、障害の切分け等の際に有効なデー
タを得ることができる。さらに、その障害の修理等で、
伝送装置1または管理システム2を外部に持ち出して
も、その状況を見ることができる。
【0035】図4は本発明の別の実施例による伝送装置
の履歴管理の動作を示すフローチャートである。この図
4を参照して本発明の別の実施例による伝送装置の履歴
管理の動作について説明する。
【0036】尚、本発明の別の実施例による伝送装置の
構成は図1に示す本発明の一実施例による伝送装置1と
同様の構成となっているので、以後図1に示す構成を用
いて説明する。また、図4に示す処理動作は処理部21
が図示せぬ制御メモリのプログラムを実行することで実
現され、制御メモリとしてはROMやICメモリ等が使
用可能である。
【0037】本発明の別の実施例による伝送装置ではア
ラームのレベルやある特定の障害を監視してその前後の
状況の履歴を、その日付けとともに残せるような履歴ソ
ーティングの機能を追加している。通常、運用中に不揮
発性メモリ23の履歴領域が全て埋まり、既に書込んだ
領域に上書きを行う際に、下記のような動作が行われ
る。
【0038】本発明の別の実施例による伝送装置ではア
ラームレベルを数段階に分けており、そのアラームレベ
ルに応じて重要度を設けてその日付けとともに履歴管理
を行い、重要な履歴に上書きされないように情報を残し
ている。
【0039】すなわち、通常、処理部21は必要となる
読み書きするデータをアクセス速度の比較的早い揮発性
メモリ22に書込んでいる(図4ステップS21,S2
2)。
【0040】一方、処理部21は定期的(所定時間毎)
に(図4ステップS23)、あるいは状態変化の発生
時、例えばアラームの発生・復旧やオペレーション入力
時等に(図4ステップS24)、不揮発性メモリ23に
その履歴データをアラームレベル及び日付けとともに格
納しておく(図4ステップS26,S27)。
【0041】その際、処理部21は不揮発性メモリ23
の容量が超過していなければ(図4ステップS25)、
その履歴データをアラームレベル及び日付けとともに格
納しておき(図4ステップS27)、最重要度の履歴デ
ータを上書き禁止とする(図4ステップS28)。
【0042】また、処理部21は不揮発性メモリ23の
容量が超過していれば(図4ステップS25)、不揮発
性メモリ23の低レベルまたは期間超過の保持領域にそ
の履歴データをアラームレベル及び日付けとともに格納
しておき(図4ステップS26)、最重要度の履歴デー
タを上書き禁止とする(図4ステップS28)。
【0043】この場合、期間超過としては1ヶ月以上を
設定しておき、1ヶ月以上前のデータを消去するように
しておく。尚、上記の例ではアラームレベルと日付けと
を格納するようにしているが、日付けのみの管理も可能
であり、その際はステップS28の処理は不要となる。
これらアラームレベル及び日付けの管理についてはユー
ザが設定することが可能である。
【0044】これによって、管理システム2においてリ
ブート(再立上げ)が発生した場合でも最重要度のデー
タ、つまり障害発生時近傍のデータは消去または上書き
されないため、不揮発性メモリ23に格納されている障
害発生以前の状態を、接続している外部の端末装置4か
ら見ることができ、その解析に大きなデータを提供する
ことができる。
【0045】また、障害発生時に、管理システム2がリ
ブートを行った場合、障害解析時にその前後の状態を見
ることができるため、障害の切分け等の際に有効なデー
タを得ることができる。さらに、その障害の修理等で、
伝送装置1または管理システム2を外部に持ち出して
も、その状況を見ることができる。
【0046】図5は本発明のさらに別の実施例による伝
送装置の履歴管理の動作を示すフローチャートである。
この図5を参照して本発明のさらに別の実施例による伝
送装置の履歴管理の動作について説明する。
【0047】尚、本発明のさらに別の実施例による伝送
装置の構成は図1に示す本発明の一実施例による伝送装
置1と同様の構成となっているので、以後図1に示す構
成を用いて説明する。また、図5に示す処理動作は処理
部21が図示せぬ制御メモリのプログラムを実行するこ
とで実現され、制御メモリとしてはROMやICメモリ
等が使用可能である。
【0048】本発明のさらに別の実施例による伝送装置
では既にある障害が発生しており、再発時にその前後の
詳細な状況を調査したい場合等、あるアラームをトリガ
にしてその前後のアラームや状況を履歴として残して上
書き禁止とする機能を追加している。
【0049】本発明のさらに別の実施例による伝送装置
ではアラームレベルを数段階に分けており、そのアラー
ムレベルに応じて重要度を設けてその日付けとともに履
歴管理を行い、重要な履歴に上書きされないように情報
を残している。
【0050】すなわち、通常、処理部21は必要となる
読み書きするデータをアクセス速度の比較的早い揮発性
メモリ22に書込んでいる(図5ステップS31,S3
2)。また、処理部21は定期的(所定時間毎)に不揮
発性メモリ23にその履歴データをアラームレベル及び
日付けとともに格納しておく(図5ステップS31,S
33,S36)。
【0051】処理部21は状態変化の発生時、例えばア
ラームの発生・復旧やオペレーション入力時等に(図5
ステップS34)、その状態変化の発生が特定アラーム
の発生でなければ(図5ステップS35)、不揮発性メ
モリ23にその履歴データをアラームレベル及び日付け
とともに格納しておく(図5ステップS36)。
【0052】一方、処理部21はその状態変化の発生が
特定アラームの発生であれば(図5ステップS35)、
その前後のアラームや状況を履歴データとしてアラーム
レベル及び日付けとともに格納しておき(図5ステップ
S37)、その履歴データを上書き禁止とする(図5ス
テップS38)。
【0053】尚、上記の例ではアラームレベルと日付け
とを格納するようにしているが、日付けのみの管理も可
能であり、その際はステップS28の処理は不要とな
る。これら特定アラームやアラームレベル、及び日付け
の管理についてはユーザが設定することが可能である。
【0054】これによって、管理システム2においてリ
ブート(再立上げ)が発生した場合でも最重要度のデー
タあるいは特定アラームのデータは消去または上書きさ
れないため、不揮発性メモリ23に格納されている障害
発生以前の状態を、接続している外部の端末装置4から
見ることができ、その解析に大きなデータを提供するこ
とができる。
【0055】また、障害発生時に、管理システム2がリ
ブートを行った場合、障害解析時にその前後の状態を見
ることができるため、障害の切分け等の際に有効なデー
タを得ることができる。さらに、その障害の修理等で、
伝送装置1または管理システム2を外部に持ち出して
も、その状況を見ることができる。
【0056】その他、上述したような任意に指定したア
ラーム発生をトリガにして、その前後で処理部21が具
体的に処理している情報を同様に補助データとして残し
ておくことによって、完全にその状況を再構成すること
ができ、障害解析に役立つ。例えば、アラームAとアラ
ームBとが同時発生し、その処理ルーチンを行っている
ところで装置に障害が発生した等の状況が把握できた場
合、上記2つのアラームA,Bを強制的に発生させる環
境を作り出し、その状況を再現することが可能となる。
【0057】また、障害発生中はネットワークが遮断さ
れるが、リブート後、ネットワーク設定等が以前有効で
あれば、より上位の管理システムから障害発生後に装置
内に残された障害情報を取出せるようにすることも可能
である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声やデータの伝送や中継を行う伝送装置を管理する伝送
装置管理システムにおいて、通常時に読み書きされるデ
ータを揮発性メモリに書込み、自システム内のアラーム
の発生時及び予め設定された所定時間毎にアラームやオ
ペレーションの履歴を不揮発性メモリに書込むことによ
って、障害発生時にその管理システムがリブート(再立
上げ)を行った場合、障害解析時にその前後の状態を見
ることができ、障害の切分け等を容易に行うことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による伝送装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による伝送装置の履歴管理の
動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例による伝送装置の履歴管理
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の別の実施例による伝送装置の履歴管理
の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明のさらに別の実施例による伝送装置の履
歴管理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 伝送装置 2 管理システム 3−1〜3−n 被管理系システム 4 端末装置 21 処理部 22 揮発性メモリ 23 不揮発性メモリ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声やデータの伝送や中継を行う伝送装
    置を管理する伝送装置管理システムであって、通常時に
    読み書きされるデータを保持する揮発性メモリと、自シ
    ステム内のアラームやオペレーションの履歴を保持する
    不揮発性メモリと、前記アラーム発生時及び予め設定さ
    れた所定時間毎に前記履歴を前記不揮発性メモリに書込
    む処理手段とを有することを特徴とする伝送装置管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、前記アラーム発生後に
    前記不揮発性メモリに対して前記履歴を上書きしないよ
    う構成したことを特徴とする請求項1記載の伝送装置管
    理システム。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、前記アラーム毎に予め
    設定されたアラームレベルを前記履歴とともに前記不揮
    発性メモリに書込むよう構成したことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の伝送装置管理システム。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、前記不揮発性メモリの
    保持容量が超過した時に前記アラームレベルが低いレベ
    ルの履歴が保持されている保持領域に前記履歴を書込む
    よう構成したことを特徴とする請求項3記載の伝送装置
    管理システム。
  5. 【請求項5】 前記処理手段は、前記アラームが発生し
    た発生日情報を前記履歴とともに前記不揮発性メモリに
    書込むよう構成したことを特徴とする請求項1から請求
    項4のいずれか記載の伝送装置管理システム。
  6. 【請求項6】 前記処理手段は、前記不揮発性メモリの
    保持容量が超過した時に前記発生日情報が予め設定され
    た所定日数以前の履歴が保持されている保持領域に前記
    履歴を書込むよう構成したことを特徴とする請求項5記
    載の伝送装置管理システム。
  7. 【請求項7】 前記処理手段は、予め設定された特定ア
    ラームが発生した時に当該特定アラームの前後のアラー
    ムや状況を前記履歴として前記不揮発性メモリに書込む
    よう構成したことを特徴とする請求項1から請求項6の
    いずれか記載の伝送装置管理システム。
  8. 【請求項8】 音声やデータの伝送や中継を行う伝送装
    置を管理する伝送装置管理システムの履歴管理方式であ
    って、通常時に読み書きされるデータを揮発性メモリに
    書込むステップと、自システム内のアラームの発生時及
    び予め設定された所定時間毎に前記アラームやオペレー
    ションの履歴を不揮発性メモリに書込むステップとを有
    することを特徴とする履歴管理方式。
  9. 【請求項9】 前記履歴を不揮発性メモリに書込むステ
    ップ処理手段は、前記アラーム発生後に前記不揮発性メ
    モリに対して前記履歴を上書きしないよう構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の履歴管理方式。
  10. 【請求項10】 前記履歴を不揮発性メモリに書込むス
    テップは、前記アラーム毎に予め設定されたアラームレ
    ベルを前記履歴とともに前記不揮発性メモリに書込むよ
    うにしたことを特徴とする請求項8または請求項9記載
    の履歴管理方式。
  11. 【請求項11】 前記履歴を不揮発性メモリに書込むス
    テップは、前記不揮発性メモリの保持容量が超過した時
    に前記アラームレベルが低いレベルの履歴が保持されて
    いる保持領域に前記履歴を書込むようにしたことを特徴
    とする請求項10記載の履歴管理方式。
  12. 【請求項12】 前記履歴を不揮発性メモリに書込むス
    テップは、前記アラームが発生した発生日情報を前記履
    歴とともに前記不揮発性メモリに書込むよう構成したこ
    とを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか記載
    の履歴管理方式。
  13. 【請求項13】 前記履歴を不揮発性メモリに書込むス
    テップは、前記不揮発性メモリの保持容量が超過した時
    に前記発生日情報が予め設定された所定日数以前の履歴
    が保持されている保持領域に前記履歴を書込むようにし
    たことを特徴とする請求項12記載の履歴管理方式。
  14. 【請求項14】 前記履歴を不揮発性メモリに書込むス
    テップは、予め設定された特定アラームが発生した時に
    当該特定アラームの前後のアラームや状況を前記履歴と
    して前記不揮発性メモリに書込むようにしたことを特徴
    とする請求項8から請求項13のいずれか記載の履歴管
    理方式。
JP2000015216A 2000-01-25 2000-01-25 伝送装置管理システム及びそれに用いる履歴管理方式 Pending JP2001211231A (ja)

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