JP2001210742A - 電子部品搭載用基板およびその多数個取り配列基板 - Google Patents

電子部品搭載用基板およびその多数個取り配列基板

Info

Publication number
JP2001210742A
JP2001210742A JP2000023295A JP2000023295A JP2001210742A JP 2001210742 A JP2001210742 A JP 2001210742A JP 2000023295 A JP2000023295 A JP 2000023295A JP 2000023295 A JP2000023295 A JP 2000023295A JP 2001210742 A JP2001210742 A JP 2001210742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
component mounting
substrate
external connection
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000023295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4206184B2 (ja
Inventor
Naotaka Ota
尚孝 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2000023295A priority Critical patent/JP4206184B2/ja
Publication of JP2001210742A publication Critical patent/JP2001210742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4206184B2 publication Critical patent/JP4206184B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/93Batch processes
    • H01L24/95Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips
    • H01L24/97Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips the devices being connected to a common substrate, e.g. interposer, said common substrate being separable into individual assemblies after connecting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部接続端子2同士の電気的絶縁信頼性が低
い。また、外部接続端子2を外部電気回路基板の配線導
体に半田を介して強固に接続することができない。 【解決手段】 略長方形平板状の絶縁基板1の側面の各
角部に設けられた切欠き1a内に、メタライズ導体から
成る外部接続端子2を設けて成る電子部品搭載用基板で
あって、切欠き1aは、絶縁基板1の長辺に沿って長い
電子部品搭載用基板である。外部接続端子2間の電気的
絶縁信頼性が高いものとなるとともに、外部接続端子と
外部電気回路基板の配線導体との接続を極めて強固なも
のとできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や圧電
振動子等の電子部品を搭載するための電子部品搭載用基
板およびこの電子部品搭載用基板となる領域を広面積の
母基板中に縦横に多数個一体的に配列形成して成る電子
部品搭載用基板の多数個取り配列基板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子や圧電振動子等の電子
部品を搭載するための電子部品搭載用基板は、例えば図
5に斜視図で示すように、略長方形平板状のセラミック
から成る絶縁基板21の側面の各角部に上面視で円周の略
4分の1の円弧状切欠き21aを形成して成るとともに、
この切欠き21a内にメタライズ導体から成る外部接続端
子22を充填して成る。
【0003】そして、この従来の電子部品搭載用基板に
おいては、絶縁基板21の上面に電子部品23を接着剤を介
して搭載固定するとともに、電子部品23の各電極と外部
接続端子22とを例えばボンディングワイヤ24を介して電
気的に接続し、しかる後、絶縁基板21の上面に電子部品
23およびボンディングワイヤ24を封止するようにして図
示しない樹脂製封止材を固着させることによって電子装
置となり、この電子装置における外部接続端子22を外部
電気回路基板の配線導体に半田を介して接続することに
よって搭載する電子部品23が外部電気回路に電気的に接
続されることとなる。
【0004】ところで、このような従来の電子部品搭載
用基板は、一般的には、図6に斜視図で示すように、略
平板状の広面積の母基板31中に、上述の電子部品搭載用
基板となる多数個の電子部品搭載用基板領域32を縦横に
一体的に配列形成してなる多数個取り配列基板の形態で
製作されている。この電子部品搭載用基板の多数個取り
配列基板は、各電子部品搭載用基板領域32が仮想線であ
る分割線33で区切られているとともに、分割線33の各交
点上に切欠き21a用の円形の貫通孔34が形成されてお
り、この貫通孔34内に外部接続端子22用のメタライズ導
体35が充填されている。そして、図7に斜視図で示すよ
うに、各電子部品搭載用基板領域32の上面に電子部品23
を搭載固定するとともに、電子部品23の電極とメタライ
ズ導体35とを各電子部品搭載用基板領域32内でボンディ
ングワイヤ24を介して電気的に接続した後、母基板31の
上面に電子部品23およびボンディングワイヤ24を封止す
るようにして図示しない樹脂製封止材を固着させ、しか
る後、母基板31をダイヤモンドカッタやレーザカッタ等
の切断装置により分割線33に沿って各電子部品搭載用基
板領域32毎に分割することによって図5に示すような電
子部品搭載用基板が多数個同時集約的に製造される。
【0005】なお、このような従来の電子部品搭載用基
板の多数個取り配列基板を製造するには、母基板31用の
広面積のセラミックグリーンシートを準備するととも
に、このセラミックグリーンシートに貫通孔34となる円
形の貫通孔を分割線33の各交点上に打ち抜き金型により
打ち抜き、しかる後、この貫通孔内にメタライズ導体35
用の金属ペーストを圧入法や吸引法等の充填法により充
填するとともにこれを高温で焼成することによって製作
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子部品搭載用基板は、近時その小型化が急激に進
んでおり、例えば絶縁基板21の長辺が1mm程度、短辺
が0.6mm程度の極めて小さなものとなってきている。
このため、電子部品搭載用基板の多数個取り配列基板に
おいて各分割線33の交点に形成される貫通孔34の直径を
例えば0.4mm以上とすると、貫通孔34間の間隔が各電
子部品搭載用基板領域32の短辺側で0.2mm以下の狭い
ものとなり、そのため、この多数個取り配列基板を分割
して得られる各電子部品搭載用基板の短辺側において、
外部接続端子22間の電気的な絶縁信頼性が低下してしま
うという問題点を有していた。そこで、このような問題
点を解決するために、多数個取り配列基板における貫通
孔34の直径を例えば0.4mm未満の小さいものとするこ
とによって、貫通孔34間の距離を各電子部品搭載用基板
領域32の短辺側で0.2mmを超える広いものとし、それ
によって、多数個取り配列基板を分割して得られる各電
子部品搭載用基板の短辺側における外部接続端子22間の
電気的絶縁信頼性を高いものとすることが考えられる。
しかしながら、このように、多数個取り配列基板におけ
る貫通孔34の直径を例えば0.4mm未満の小さいものと
した場合には、多数個取り配列基板を分割して得られる
各電子部品搭載用基板における外部接続端子22の幅が絶
縁基板21の短辺側および長辺側でそれぞれ0.2mm未満
の狭いものとなってしまい、その結果、この外部接続端
子22を外部電気回路基板の配線導体に半田を介して接続
すると、外部接続端子22の側面と外部電気回路基板の配
線導体との間に大きな半田の溜まりが形成されず、その
ため、この電子部品搭載用基板を使用した電子装置を外
部電気回路基板に強固に接続することができなくなって
しまうという問題点を誘発する。
【0007】本発明は、かかる従来の欠点に鑑み案出さ
れたものであり、その目的は、隣接する外部接続端子間
の電気的絶縁信頼性が高いとともに、外部接続端子を外
部電気回路基板の配線導体に半田を介して強固に接続す
ることが可能な電子部品搭載用基板およびそれを得るた
めの多数個取り配列基板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品搭載用
基板は、略長方形平板状の絶縁基板の側面の各角部を上
下方向に切り欠いて長辺方向の幅を短辺方向の幅より長
くした切欠きを設け、切欠き内にメタライズ導体を充填
して成る外部接続端子を具備することを特徴とするもの
である。
【0009】また、本発明の電子部品搭載用基板の配列
基板は、平板状の母基板に各々が分割線で区切られた略
長方形の多数の電子部品搭載用基板領域を縦横に一体的
に配列形成するとともに、分割線の交点上に外部接続端
子用のメタライズ導体が充填された切欠き用の貫通孔を
設けて成る電子部品搭載用基板の多数個取り配列基板で
あって、前記貫通孔は、電子部品搭載用基板領域の長辺
方向の長さが短辺方向の長さより長いことを特徴とする
ものである。
【0010】本発明の電子部品搭載用基板によれば、絶
縁基板の側面の各角部に設けられた切欠きは、絶縁基板
の長辺方向の幅が短辺方向の幅よりも長いことから、絶
縁基板の短辺側における外部接続端子同士の間隔を広い
ものとすることができるとともに、絶縁基板の長辺側に
おいて外部接続端子の幅を広いものとすることができ
る。
【0011】また、本発明の電子部品搭載用基板の多数
個取り配列基板によれば、各電子部品搭載用基板領域を
区切る分割線の交点上に形成された切欠き用の貫通孔
は、電子部品搭載用基板領域の長辺方向の長さが短辺方
向の長さより長いことから、この配列基板を分割線に沿
って分割すると、長辺側において幅が広くかつ短辺側に
おいて隣接間隔が広い外部接続端子を有する電子部品搭
載用基板を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付の図面を基に
説明する。
【0013】図1は、本発明の電子部品搭載用基板の実
施の形態の一例を示す斜視図であり、1は絶縁基板、2
は外部接続端子である。
【0014】絶縁基板1は、例えば酸化アルミニウム質
焼結体や窒化アルミニウム質焼結体・ムライト質焼結体
・窒化珪素質焼結体・炭化珪素質焼結体・ガラス−セラ
ミックス等のセラミックス材料から成る略長方形の平板
であり、その上面中央部には半導体素子等の電子部品3
が搭載される。
【0015】また、絶縁基板1の側面の各角部には切欠
き1aが形成されており、この切欠き1a内には例えば
タングステンやモリブデン・銅・銀等のメタライズ導体
から成る外部接続端子2が充填されている。
【0016】外部接続端子2は、絶縁基板1に搭載され
る電子部品3を図示しない外部電気回路基板に電気的に
接続する導体路として機能し、その上面部位には電子部
品3の各電極がボンディングワイヤ4を介して電気的に
接続され、その下面部位および側面部位は外部電気回路
基板の配線導体に半田を介して電気的に接続される。
【0017】そして、本発明の電子部品搭載用基板にお
いては、切欠き1aは絶縁基板1の長辺に沿って細長い
形状となっている。本発明の電子部品搭載用基板におい
ては、切欠き1aが絶縁基体1の長辺に沿って細長い形
状となっていることから、絶縁基板1の短辺側において
隣接する外部接続端子2同士の間隔を広いものとするこ
とができる。したがって、絶縁基体1の幅が狭い短辺側
においても各外部接続端子2間の電気的絶縁の信頼性を
高く保つことができる。また、切欠き1aが絶縁基体1
の長辺に沿って細長い形状となっていることから、外部
接続端子2の幅を絶縁基板1の長辺側で広いものとする
ことができる。したがって、この電子部品搭載用基板に
電子部品3を搭載して電子装置となした後、外部接続端
子2を外部電気回路基板の配線導体に半田を介して接続
すると、外部接続端子2の長辺側面と外部電気回路基板
の配線導体との間に大きな半田の溜まりが形成されて、
この電子部品搭載用基板を使用した電子装置を外部電気
回路基板に極めて強固に接続することができる。
【0018】なお、切欠き1a同士の隣接間隔が0.2m
m未満となると、隣接する外部接続端子2間の電気的絶
縁信頼性が低いものとなる危険性が大きくなる傾向にあ
る。したがって、切欠き1a同士の隣接間隔は、0.2m
m以上であることが好ましい。また、切欠き1aの短辺
側の幅が0.05mm未満であると、切欠き1a内に充填さ
れた外部接続端子2の上面にボンディングワイヤ4等を
電気的に良好に接続することが困難となる傾向にある。
したがって、切欠き1aの短辺側の幅は0.05mm以上で
あることが好ましい。更に、切欠き1aの長辺側の幅が
0.2mm未満であると、切欠き1a内に充填された外部
接続端子2を外部電気回路基板の配線導体に半田を介し
て強固に接続させることが困難となる傾向にある。した
がって、切欠き1aの長辺側の幅は、0.2mm以上であ
ることが好ましい。
【0019】かくして、本発明の電子部品搭載用基板に
よれば、外部接続端子2間の電気的絶縁信頼性に優れ、
かつ外部接続端子2を外部電気回路基板の配線導体に半
田を介して強固に接続することが可能な電子部品搭載用
基板を提供することができる。
【0020】次に、本発明の多数個取り配列基板につい
て説明する。図2は、図1に示した電子部品搭載用基板
を製作するための本発明の多数個取り配列基板の実施の
形態例を示す斜視図であり、11は母基板、12は電子部品
搭載用基板領域である。
【0021】母基板11は、主として酸化アルミニウム質
焼結体や窒化アルミニウム質焼結体・ムライト質焼結体
・窒化珪素質焼結体・炭化珪素質焼結体・ガラス−セラ
ミックス等のセラミックス材料から成る広面積の略平板
であり、その中央部に上述の電子部品搭載用基板となる
多数の長方形の電子部品搭載用基板領域12が仮想線であ
る分割線13で区切られて縦横に一体的に配列形成されて
いる。そして、この母基板11を各分割線13に沿って各電
子部品搭載用基板領域12毎に分割することによって図1
に示す電子部品搭載用基板が多数個同時集約的に製作さ
れる。
【0022】このような母基板11は、母基板11用のセラ
ミックグリーンシートに後述する貫通孔14用の貫通孔を
打ち抜くとともに、この貫通孔内に後述するメタライズ
導体15用の金属ペーストを充填し、これを高温で焼成す
ることによって製作される。なお、母基板11用のセラミ
ックグリーンシートは、絶縁基板1が酸化アルミニウム
質焼結体から成る場合であれば、酸化アルミニウム・酸
化珪素・酸化カルシウム・酸化マグネシウム等の原料粉
末に適当な有機バインダおよび溶剤を添加混合して泥漿
状となすとともにこれを従来周知のドクタブレード法を
採用してシート状に形成することによって得られる。
【0023】また、母基板11には、各電子部品搭載用基
板領域12を区切る分割線13の各交点に切欠き1a用の貫
通孔14が形成されており、この貫通孔14内には外部接続
端子2用のメタライズ導体15が充填されている。貫通孔
14は、各電子部品搭載用基板領域12の長辺に沿って長い
長円形状であり、分割線13に沿って分割されることによ
り絶縁基板1の切欠き1aを形成する。また、貫通孔14
内に充填されたメタライズ導体15は、分割線13に沿って
分割されることにより外部接続端子2を形成する。そし
てこの場合、貫通孔14は、各基板領域12の長辺に沿って
長いことから、貫通孔14同士の隣接間隔を各電子部品搭
載用基板領域12の短辺側において広いものとすることが
できる。したがって、母基板11を分割線13に沿って分割
することによって得られる各電子部品搭載用基板におい
ても各外部接続端子2同士の隣接間隔を絶縁基板1の短
辺側において広いものとすることができるとともに、各
外部接続端子2の長辺側における幅を広いものとするこ
とができる。したがって、本発明の多数個取り配列基板
によれば、外部接続端子2間の電気的絶縁信頼性が優
れ、かつ外部接続端子2を外部電気回路基板の配線導体
に半田を介して強固に接続することが可能な電子部品搭
載用基板を提供することができる。
【0024】なお、貫通孔14同士の隣接間隔は0.2mm
未満であると、得られる電子部品搭載用基板において、
外部接続端子2同士の隣接間隔が絶縁基板1の短辺側で
狭いものとなり、外部接続端子2同士の電気的絶縁信頼
性が低下する危険性が大きくなる傾向にあるとともに、
貫通孔14同士の間の母基板11にクラックが発生しやすく
なる傾向にある。したがって、貫通孔14同士の隣接間隔
は、0.2mm以上であることが好ましい。また、貫通孔1
4は、その短辺側の幅が0.1 mm未満であると、これに
充填されたメタライズ導体15を分割して得られる外部接
続端子2の短辺側の幅が0.05mm未満の狭いものとなっ
て、外部接続端子2上面にボンディングワイヤ4等を電
気的に良好に接続することが困難となる傾向にある。し
たがって、貫通孔14の短辺側の幅は0.1mm以上である
ことが好ましい。さらに、貫通孔14は、その長辺側の幅
が0.4mm未満であると、これに充填されたメタライズ
導体15を分割して得られる外部接続端子2の長辺側の幅
が0.2mm未満の狭いものとなって、外部接続端子2を
外部電気回路基板の配線導体に半田を介して強固に接続
させることが困難となる傾向にある。したがって、貫通
孔14の長辺側の幅は0.4mm以上であることが好まし
い。なお、このような貫通孔14は、母基板11用のセラミ
ックグリーンシートに従来周知の打ち抜き金型を用いて
長円状の貫通孔を打ち抜くことによって形成され、ま
た、メタライズ導体15は、母基板11用のセラミックグリ
ーンシートに設けた前記貫通孔内に圧入法や吸引法等に
よりメタライズ導体15用の金属ペーストを充填しておく
ことによって形成される。メタライズ導体15用の金属ペ
ーストは、メタライズ導体15がタングステンメタライズ
から成る場合であれば、タングステン粉末に適当な有機
バインダ・溶剤を添加混合して適当な粘度のペースト状
となすことによって製作すればよい。
【0025】そして、本発明の電子部品搭載用基板の多
数個取り集合基板によれば、図3に斜視図で示すよう
に、各電子部品搭載用基板領域12の上面に電子部品3を
接着剤を介して搭載固定するとともに、各電子部品搭載
用基板領域12において電子部品3の電極とメタライズ導
体15とをボンディングワイヤ4を介して電気的に接続し
た後、母基板11の上面に各電子部品3およびボンディン
グワイヤ4を封止するようにして図示しない樹脂製封止
材を固着させ、最後に母基板11を例えばダイヤモンドカ
ッタやレーザカッタ等の切断装置を用いて分割線13に沿
って各電子部品搭載用基板領域12毎に分割することによ
って図1に示すような電子部品搭載用基板が多数個集約
的に製造される。
【0026】なお、本発明は上述の実施の形態例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
あれば種々の変更は可能である。例えば上述の実施の形
態例では、外部接続端子2は、その上下面が露出してい
たが、外部接続端子2は、図4に斜視図で示すように、
その上下面がメタライズ導体から成る接続用パッド5で
覆われていてもよい。また、上述の実施の形態例におい
ては、絶縁基板1および母基板11は単層構造であった
が、絶縁基板1および母基板11は複数のセラミック層が
積層された多層構造であっても構わない。さらに、上述
の実施の形態例では、電子部品3の電極と外部接続端子
2とはボンディングワイヤ4を介して接続されていた
が、電子部品3の電極と外部接続端子2とは、半田や金
等の金属バンプを介して接続されてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の電子部品搭載用基板によれば、
絶縁基板の側面の各角部に設けられた切欠きは、絶縁基
板の長辺方向の幅が短辺方向の幅よりも長いことから、
絶縁基板の短辺側における外部接続端子同士の隣接間隔
を広いものとすることができるとともに、絶縁基板の長
辺側において外部接続端子の幅を広いものとすることが
できる。したがって、外部接続端子間の電気的絶縁信頼
性を高いものとすることが可能であるとともに、外部接
続端子と外部電気回路基板の配線導体との半田を介した
接続を極めて強固なものとすることが可能である。
【0028】また、本発明の電子部品搭載用基板の多数
個取り配列基板によれば、各電子部品搭載用基板領域を
区切る分割線の交点上に形成された切欠き用の貫通孔
は、基板領域の長辺方向の長さが短辺方向の長さより長
いことから、この配列基板を分割線に沿って分割するこ
とによって、長辺側において幅が広くかつ短辺側におい
て隣接間隔が広い外部接続端子を有する本発明の電子部
品搭載用基板を効率よく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品搭載用基板の実施の形態の一
例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子部品搭載用基板の多数個取り配
列基板の実施形態例を示す斜視図である。
【図3】図2に示す多数個取り配列基板から図1に示す
電子部品搭載用基板を製作する方法を説明するための斜
視図である。
【図4】本発明の電子部品搭載用基板の実施形態の他の
例を示す斜視図である。
【図5】従来の電子部品搭載用基板を示す斜視図であ
る。
【図6】図5に示す電子部品搭載用基板の多数個取り配
列基板を示す斜視図である。
【図7】図6に示す電子部品搭載用基板の多数個取り配
列基板から図5に示す電子部品搭載用基板を製作する方
法を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・絶縁基板 1a・・・・切欠き 2・・・・外部接続端子 3・・・・電子部品 11・・・・母基板 12・・・・電子部品搭載用基板領域 13・・・・分割線 14・・・・切欠き用の貫通孔 15・・・・外部接続端子用のメタライズ導体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略長方形平板状の絶縁基板の側面の各角
    部を上下方向に切り欠いて長辺方向の幅を短辺方向の幅
    より長くした切欠きを設け、該切欠き内にメタライズ導
    体を充填して成る外部接続端子を具備することを特徴と
    する電子部品搭載用基板。
  2. 【請求項2】 平板状の母基板に各々が分割線で区切ら
    れた略長方形の多数の電子部品搭載用基板領域を縦横に
    一体的に配列形成するとともに、前記分割線の交点上に
    外部接続端子用のメタライズ導体が充填された切欠き用
    の貫通孔を設けて成る電子部品搭載用基板の多数個取り
    配列基板であって、前記貫通孔は、前記電子部品搭載用
    基板領域の長辺方向の長さが短辺方向の長さより長いこ
    とを特徴とする電子部品搭載用基板の多数個取り配列基
    板。
JP2000023295A 2000-01-27 2000-01-27 電子部品搭載用基板およびその多数個取り配列基板 Expired - Fee Related JP4206184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000023295A JP4206184B2 (ja) 2000-01-27 2000-01-27 電子部品搭載用基板およびその多数個取り配列基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000023295A JP4206184B2 (ja) 2000-01-27 2000-01-27 電子部品搭載用基板およびその多数個取り配列基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001210742A true JP2001210742A (ja) 2001-08-03
JP4206184B2 JP4206184B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=18549469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000023295A Expired - Fee Related JP4206184B2 (ja) 2000-01-27 2000-01-27 電子部品搭載用基板およびその多数個取り配列基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4206184B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294976A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294976A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4206184B2 (ja) 2009-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4981696B2 (ja) パッケージ
JP6767204B2 (ja) 電子部品搭載用基板、電子装置および電子モジュール
CN109075133B (zh) 电子部件搭载用基板、电子装置以及电子模块
CN108028232B (zh) 布线基板、电子装置以及电子模块
US10174914B2 (en) Light-emitting-element mounting substrate, light emitting device, and light emitting module
JP2000307200A (ja) 多数個取りセラミック配線基板
JP2017152433A (ja) 電子部品搭載用基板、電子装置および電子モジュール
JP5855822B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP3838935B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP6698301B2 (ja) 配線基板、電子装置および電子モジュール
JP2004288660A (ja) 配線基板
CN110832773B (zh) 电子部件收纳用封装、电子装置以及电子模块
JP2001274280A (ja) 多数個取りセラミック配線基板
CN110326101B (zh) 布线基板、电子装置及电子模块
CN110291628B (zh) 布线基板、电子装置及电子模块
JP4206184B2 (ja) 電子部品搭載用基板およびその多数個取り配列基板
JP3842683B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP2004281470A (ja) 配線基板
JP2004055985A (ja) セラミックパッケージ及び電子装置
JP7433766B2 (ja) 回路基板、電子部品および電子モジュール
JP2012049522A (ja) 多数個取り配線基板および電子装置
JP5574848B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP2004288661A (ja) 配線基板
JP2003198310A (ja) 圧電振動子収納用パッケージ
JP6001464B2 (ja) 配線基板および電子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081020

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees