JP7433766B2 - 回路基板、電子部品および電子モジュール - Google Patents

回路基板、電子部品および電子モジュール Download PDF

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Description

本開示は、絶縁基板の外周に沿って配列された端子電極を含む回路基板、および電子部品および電子モジュールに関するものである。
半導体素子、センサ素子または容量素子等の電子素子が搭載される回路基板として、セラミックス等の絶縁体からなる絶縁基板の表面に設けられた複数の端子電極を含むものが用いられている。このような回路基板に電子素子が搭載された電子部品は外部の配線基板に搭載され、回路基板の端子電極と外部の配線基板の配線とがはんだ等の導電性接続材で接続される。
電子部品のはんだ実装の際の熱、および電子素子の作動時の熱による熱応力により、導電性接続材が切断される、あるいは端子電極が絶縁基板から剥がれる場合がある。回路基板は方形状であり、外縁領域に位置する端子電極、特に角部に位置する端子電極に加わる熱応力が大きくなる。これに対して、絶縁基板の角部に端子電極よりも大きい補強用パッド等を設けて接続強度等を確保しているものがある(例えば、特許文献1、特許文献2を参照。)。
特開2006-49675号公報 特開2001-217355号公報
しかしながら、電子部品の小型化に伴って回路基板も小さくなっている。回路基板が小型になると熱応力も比較的小さくなるが、比較的大きい熱応力が加わる絶縁基板の外縁領域だけに端子電極が配置されるものがある。このような場合には、絶縁基板の短い辺に沿って多数の端子電極を高密度に配置するために、端子電極の大きさが小さくなる。また、絶縁基板の角部に大きい補強用パッドを設けることができなくなっている。
そのため、回路基板の外部の配線基板への実装強度が低下して実装信頼性が低下してしまう場合があった。補強用パッドを大きくすると、絶縁基板の外縁領域に高密度に端子電極を配置することができなくなり、回路基板を大型にしなければならなかった。
本開示の1つの態様の回路基板は、平面視の形状が方形状の絶縁基板と、該絶縁基板の第1面における外縁領域に外辺に沿って配列されており、外辺から内側に伸びる複数の端子電極を含む回路導体と、前記第1面の前記外縁領域の4つの角部にそれぞれ設けられた4つの第1コーナーパッドと、前記第1面の前記外縁領域の内側の中央領域の角部にそれぞれ設けられている4つの第2コーナーパッドと、を備えており、前記絶縁基板の外辺に垂直な方向における前記第1コーナーパッドの長さは、前記端子電極の、前記外辺からの長さよりも小さく、前記第1面の角部において、前記外縁領域から前記中央領域にかけて伸びて、前記第1コーナーパッドと前記第2コーナーパッドとを接続している接続導体を有しており、前記第1コーナーパッドの外縁部、前記第2コーナーパッドの外縁部、前記接続導体および前記絶縁基板の前記第1面を覆っている絶縁膜を備えており、前記絶縁膜は、前記第1コーナーパッドと当該第1コーナーパッドが設けられた角部に最も近い位置にある端子電極との間において、前記絶縁基板の前記第1面に接合されている
本開示の1つの態様の電子部品は、上記構成の回路基板と、電子素子とを備えている。
本開示の1つの態様の電子モジュールは、上記構成の電子部品と、該電子部品が実装されたモジュール用の配線基板とを備えている。
本開示の1つの態様の回路基板によれば、絶縁基板の角部の第1コーナーパッドとその内側の第2コーナーパッドを備えていることから、外部の配線基板等との接続強度と絶縁基板の外縁領域における端子電極の高密度な配置を両立することが可能な小型の回路基板となる。
本開示の1つの態様の電子部品によれば、上記構成の回路基板を含んでいることから、外部の配線基板に対する接続信頼性および小型化の点で有利な電子部品を提供することができる。
本開示の1つの態様の電子モジュールによれば、上記構成の回路基板を含む電子部品とモジュール用の配線基板とを備えていることから、電子部品と配線基板との接続信頼性が効果的に向上した小型の電子モジュールを提供することができる。
回路基板の一例の外観を示し、(a)は第2面(上面)側からの斜視図であり、(b)は第1面(下面)側からの斜視図である。 (a)は図1に示す回路基板の第2面(上面)側からの平面図であり、(b)は(a)のB-B線における断面図であり、(c)は第1面(下面)側からの平面図である。 図2(c)のA部を拡大して示す平面図である。 回路基板の他の一例の要部を拡大して示す平面図である。 (a)は回路基板の他の一例の要部を拡大して示す平面図であり、(b)は(a)のB-B線における断面図である。 回路基板の他の一例の第1面(下面)側からの平面図である。 (a)は回路基板、電子部品および電子モジュールの一例を示す斜視図であり、(b)は(a)のB-B線における断面図である。
本開示の実施形態の回路基板、電子部品および電子モジュールを、添付の図面を参照して説明する。図1は回路基板の一例の外観を示し、図1(a)は第2面(上面)側からの斜視図であり、図1(b)は第1面(下面)側からの斜視図である。図2(a)は図1に示す回路基板の第2面(上面)側からの平面図であり、図2(b)は図2(a)のB-B線における断面図であり、図2(c)は第1面(下面)側からの平面図である。図3は図2(c)のA部を拡大して示す平面図である。図4は回路基板の他の一例の要部を拡大して示す平面図である。図5(a)は回路基板の他の一例の要部を拡大して示す平面図であり、図5(b)は図5(a)のB-B線における断面図である。図6は回路基板の他の一例の第1面(下面)側からの平面図である。図7(a)は回路基板、電子部品および電子モジュールの一例を示す斜視図であり、図7(b)は図7(a)のB-B線における断面図である。なお、図7は電子モジュールの一部(電子部品が搭載されている部分)を切り出して示している。また、図1~図7の平面図および斜視図においては、他と区別しやすいように端子電極等の回路導体にはドット状の網掛けを施している。また、以下の説明における上下の区別は便宜的なものであり、実際に回路基板および電子部品等が使用されるときの上下を限定するものではない。
回路基板100は、図1~図6に示す例のように、平面視の形状が方形状の絶縁基板1と、絶縁基板1の第1面11における外縁領域11oに外辺に沿って配列されており、外辺から内側に伸びる複数の端子電極21を含む回路導体2と、第1面11の外縁領域11oの4つの角部にそれぞれ設けられた4つの第1コーナーパッド31と、第1面11の外縁領域11oの内側の中央領域11cの角部にそれぞれ設けられている4つの第2コーナ
ーパッド32と、を備えている。
絶縁基板1は、回路基板100の基本的な部分であり、複数の端子電極21等の回路導体2を互いに電気的に絶縁させて配置するための電気絶縁体として機能する。また、絶縁基板1は、例えば、電子素子を搭載して固定するための基体として機能する部分である。
絶縁基板1の下面11、すなわち回路基板100としての第1面11には、複数の端子電極21が設けられている。複数の端子電極21は、例えば図1~図6に示す例のように、第1面11における外縁領域11oに絶縁基板1の外辺に沿って配列されている。端子電極21の形状は、外辺から内側に伸びる長方形状である。第1面11における外縁領域11oは、図2(c)に示す二点鎖線より外側の領域である。この外縁領域11oの内側の第1面における中央に位置するのが中央領域11cである。
小型の回路基板100において、多数の端子電極21を短絡しない程度の間隔を空けて外縁領域11oに配列すると、図1(b)および図2(c)に示す例のように、絶縁基板1の外辺の長さのほぼ全域に端子電極21が配置される。そのため、第1面11の角部、すなわち外縁領域11oの角部は小さい領域となる。ここに補強用のパッドを設けると、図1~図3に示す例の第1コーナーパッド31のように端子電極21と比較しても小さいものとなる。回路基板100と外部の配線基板400との間に発生し端子電極21に加わる熱応力は、絶縁基板1の第1面11の外縁領域11oの角部に近いものほど大きくなる。このような小さい第1コーナーパッド31だけでは角部に近い位置にある端子電極21に加わる熱応力を低減することができない。
そのため、図1~図6に示す例のように、本開示の回路基板100は、中央領域11cの角部にそれぞれ1つの第2コーナーパッド32を備えている。中央領域11cの角部は、第1コーナーパッド31が設けられている外縁領域11oの内側に隣接する部分である。つまり、第1コーナーパッド31が設けられている領域よりは内側であるが、第1面11の角部に第2コーナーパッド32を備えている。そのため、第2コーナーパッド32もまた、第1面11の角部に近い位置にある端子電極21に近い位置にあり、これらに加わる熱応力を低減することができる。このように、第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32の2つで熱応力を低減するので、応力低減効果がより高まる。
本開示の回路基板100によれば、絶縁基板1の第1面11の角部に、第1コーナーパッド31とその内側の第2コーナーパッド32を備えていることから、外部の配線基板400等との接続強度と第1面11の外縁領域11oにおける端子電極21の高密度な配置を両立することが可能な小型の回路基板100となる。
第2コーナーパッド32は、中央領域11cの角部に配置されるものであるが、図2(c)に示す例のように、中央領域11cの角部において第1コーナーパッド31の中心31cと第1面11の中心11ccとを結ぶ仮想直線L上に位置するものとすることができる。回路基板100と外部の配線基板400との接続部における熱応力が加わる方向は、接続部から回路基板100全体の中心に向かう方向である。第1コーナーパッド31に加わる熱応力の方向もまた同じであり、この方向に第2コーナーパッド32があることで、第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32とで回路基板100の角部に加わる熱応力をより低減しやすいものとなる。
図1~図6に示す例のように、第2コーナーパッド32の大きさが第1コーナーパッド31の大きさよりも大きい回路基板100とすることができる。このような場合には、第2コーナーパッド32は、配列の一番端に位置する端子電極21、第1面11の角部に最も近い位置にある端子電極21だけでなく、角部から2番目、3番目の位置のような、配
列において角部に近い位置にある端子電極21の近くにも位置することとなる。第2コーナーパッド32の大きさが大きいほど角部から離れている端子電極21に加わる応力まで低減することができる。中央領域11cに位置する第2コーナーパッド32が端子電極21と比較して、また第1面11に対して大きすぎると、例えばはんだを用いて回路基板100と外部の配線基板400とを接続する場合に、端子電極21に接続されるはんだが細いものになって強度が低下してしまう場合がある。中央領域11cに大きいパッドがあると、このパッドに接続されるはんだが多くなって厚みが厚くなりやすいためである。そのため、端子電極21の接合強度を高めるために、例えば、第2コーナーパッド32の面積は、端子電極21の面積の15倍以下、かつ第1面11の面積の20%以下とすることができる。
また、第2コーナーパッド32は、第1コーナーパッド31とともに、角部に近い端子電極21に加わる応力を低減するものであるので、第1面11の角により近い位置に設けることができる。上述したように、第2コーナーパッド32の大きさが大きいと、熱応力が低減される範囲が大きくなるが、あまり大きくしない方がよい。この場合に、第1面11の角部(中央領域11cの角部)において、第1面11の辺から第1面11の辺の長さの3分の1の長さの位置までの領域内に、第2コーナーパッド32の中心が位置する回路基板100とすることができる。これによって、第1面11の角に近い位置にある端子電極21に加わる応力を低減しやすくなる。
第1コーナーパッド31が小さいと、熱応力が加わった際に剥がれてしまう可能性がある。絶縁基板1がガラスセラミックスからなる場合は、絶縁基板1がアルミナセラミックスからなる場合に比較して、端子電極21の絶縁基板1への接合強度が小さいので、第1コーナーパッド31が剥がれてしまう可能性が高くなる。
図1~図3に示す例の回路基板100においては、第2コーナーパッド32は第1コーナーパッド31に比較して大きいが、第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32とは離間している。これに対して、図4に示す例のように、第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32とを接続することができる。すなわち、第1面11の角部において、外縁領域11oから中央領域11cにかけて伸びて、第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32とを接続している接続導体33を有している回路基板100とすることができる。接続導体33で接続されて第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32とが一体となって1つの大きなコーナーパッドとなっている。そのため、第1コーナーパッド31に応力が加わっても、第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32とを含む大きなコーナーパッド全体で応力を受けるので、第1コーナーパッド31が剥がれ難くなる。このとき、接続導体33は、第1コーナーパッド31の中心31cと第1面11の中心11ccとを結ぶ仮想直線Lに沿って伸びている。これにより、第1コーナーパッド31、第2コーナーパッド32および接続導体33で構成される大きなコーナーパッドが、熱応力が加わる方向に沿って長い形状となるので、端子電極21に加わる熱応力をより低減させることができる。
第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32の絶縁基板1への接合強度をより高めるために、図5に示す例のように、第1コーナーパッド31の外縁部、第2コーナーパッド32の外縁部、接続導体33および絶縁基板1の第1面11を覆っている絶縁膜4を備えている回路基板100とすることができる。第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32の外縁部が絶縁膜4に覆われ、絶縁膜4は絶縁基板1の第1面11も覆って絶縁基板1に接合されている。第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32において剥がれの起点となりやすい外縁部が絶縁層で押さえられているため、応力が加わってもより剥がれ難くなる。第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32は、導電性接合材310で外部の配線基板400に接合されるので、外縁部だけが絶縁膜
4で覆われている。第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32を、導電性接合材310で外部の配線基板400に接合するために、絶縁膜4には開口41を有している。この絶縁膜4の開口41から露出する部分が、実質的な第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32である。一方、第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32とを接続する接続導体33は全て絶縁膜4に覆われている。接続導体33の熱応力の低減への寄与は、第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32に比較すると小さい。そのため、接続導体33を絶縁膜4で覆うことで第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32の剥がれ防止の効果をより向上させている。また、接続導体33は第1面11の角部に最も近い2つの端子電極21の間の狭い間隙を通っている。この狭い間隙に位置する接続導体33を絶縁膜4で覆うことで、回路基板100を外部の配線基板400にはんだ等の導電性接合材310で接合する際の、角部に最も近い2つの端子電極21間の絶縁性を確保しやすくなる。
上述したように、回路基板100が絶縁膜4を備えている場合には、実質的な第2コーナーパッド32は絶縁膜4の開口41から露出する部分である。そのため、端子電極21の接合強度を高めるための、第1コーナーパッド31の面積および第1面11の面積に対する第2コーナーパッド32の面積の比率は、この実質的な第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32の面積で求められるものである。第2コーナーパッド32の絶縁基板1への接合強度を高めるためには、その大きさを大きくすればよい。また、4つの第2コーナーパッド32およびこれに接続されている4つの第1コーナーパッド31が回路導体2とは独立している場合、あるいは回路導体2の一部であり、例えばいずれも接地導体であるような場合であれば、最大で中央領域11c大きさの導体層で第2コーナーパッド32を形成することができる。このように中央領域11cの大きい導体層(中央導体34)の表面を4つの開口41を有する絶縁膜4で覆って、開口41から露出する部分を第2コーナーパッド32とすればよい。
すなわち、図6に示す例のような、外縁が中央領域11cの外縁に沿っている方形状の1つの中央導体34と、中央導体34の角部と第1コーナーパッド31とを接続している接続導体33と、第1コーナーパッド31の外縁部、中央導体34、接続導体33、および絶縁基板1の第1面11を覆っている絶縁膜4を有しており、4つの第2コーナーパッド32が、中央領域11cの角部に設けられた絶縁膜4の開口41から中央導体34が露出した部分である回路基板100とすることができる。このような回路基板100によれば、熱応力等による第2コーナーパッド32および第2コーナーパッド32と一体となっている第1コーナーパッド31の絶縁基板1との接合強度がより高いものとなる。
また、絶縁膜4で外縁部を押さえるのは、端子電極21の絶縁基板1への接合強度を向上させるのにも有効である。そのため、図5および図6に示す例のように、絶縁膜4が端子電極21の外縁部も覆っている回路基板100とすることができる。第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32だけでなく、端子電極21の絶縁基板1への接合強度も高いものとなり、実装信頼性の高い回路基板100となる。
図7に示す例のように、電子部品300は、上記のような回路基板100と、電子素子200とを備えている。このような電子部品300によれば、上記構成の回路基板100を含んでいることから、外部の配線基板400の配線401(端子)に対する接続信頼性の向上に有利で小型の電子部品300を提供することができる。
回路基板100の第1面(下面)11とは反対側の上面が、電子素子200が搭載される第2面12(上面)である。図1、図2および図7に示す例の回路基板100においては、絶縁基板1は第2面12に凹部1bを有しているが、凹部を有さない平板状の絶縁基板1であってもよい。回路基板100は、第2面12には電子素子200と電気的に接続
される回路導体2として接続電極22を備えている。凹部1bを有している場合は、凹部1b内に接続電極22を備えている。図1、図2および図7に示す例では、凹部1bは、開口と底面との間に段部を有しており、段部に接続電極22が設けられている。凹部1bは、段部を備えていなくてもよく、この場合には凹部1bの底面に接続電極22が設けられる。
図7に示す例の電子部品300においては、電子素子200はキャビティの底面に搭載され、電子素子200の電極と回路基板100の接続電極22とは接続部材210であるボンディングワイヤによって電気的に接続されている。そのため、複数の接続電極22が第2面12の凹部1bの外周部に沿って配列されている。これに対して、電子素子200がフリップチップ接続される場合には、複数の接続電極22は、例えば第2面12の中央部にマトリックス状に配列される。また、この例における回路基板100は、電子素子200を固定するため、また必要に応じで接地するための搭載用導体(符号なし)を第2面12(凹部1bの底面)の中央部に備えている。このように、第2面12における回路導体2の数や配置は、搭載される電子素子200に対応するように設定することができる。
図2(b)に示す例のように、第2面12の接続電極22と第1面11の端子電極21とは、絶縁基板1の内部の内部導体23で接続されている。これにより、第2面12に搭載された電子素子200を、接続部材210および回路導体2(接続電極22、内部導体23および端子電極21)を介して外部の配線基板400に電気的に接続することができる回路基板100となっている。
図7に示す例の電子部品300においては、電子素子200および接続部材210が凹部1b内に収容され、凹部1bの開口を塞ぐように、蓋体221が接合材222で接合されている。蓋体221および接合材222は電子素子200を気密封止する封止部材220として機能している。はんだを接合材222として用いる場合には、第2面12には凹部1bを囲むようにシール導体を設けることができる。また、回路基板100が平板状である場合には、キャップ状の蓋体で封止することができる。あるいは、封止部材220として封止樹脂を用い、封止樹脂で回路基板100の第2面12、電子素子200および接続部材210等を覆うことで封止することができる。
また、図7に示す例のように、電子モジュール500は、上記構成の電子部品300と、電子部品300が実装されたモジュール用の配線基板400とを備えている。このような電子モジュール500によれば、上記構成の回路基板100を含む電子部品300とモジュール用の配線基板400とを備えていることから、電子部品300と配線基板400との接続信頼性が効果的に向上した小型の電子モジュール500となる。
図7に示す例では、回路基板100の端子電極21と配線基板400の上面の配線401とが、はんだ等の導電性接合材310によって電気的および機械的に接続されている。端子電極21が配線基板400の配線401に導電性接合材310を介して電気的に接続されれば、電子部品300と配線基板400の配線401とが互いに電気的に接続される。これによって、電子部品300と配線基板400との間で電気信号または電位等の授受が可能になる。また、電子部品300は回路基板100の回路導体2に電子素子200が電気的に接続されたものであるので、電子素子200と配線基板400の配線401とが互いに電気的に接続される。
図1~図7に示す例の回路基板100においては、絶縁基板1は側面に第1面11から第2面12にかけて伸びる切欠き部を有している。また、切欠き部の内面にも導体が形成されており、第1面11の端子電極21と接続されている。端子電極21が第1面11から切欠き部の内面まで延在しているともいえる。絶縁基板1の側面に切欠き部を設けずに
、第1面11から側面にかけて端子電極21を設けることもできる。いずれの場合も、図7に示す例のように、回路基板100を外部の配線基板400に実装する際に、はんだ等の導電性接合材310が配線基板400の配線401と回路基板100の第1面11の端子電極21および切欠きの内面を含む側面の端子電極21との間に位置することになる。導電性接合材310による接合面積が増え、側面と配線基板400の配線401との間の導電性接合材310にはメニスカス形状のフィレット部が形成されてフィレット部により応力を低減することができるので、実装信頼性がより高められる。
絶縁基板1は、上記したように、平面視(上面視)で方形状の平板である。図1~図7に示す例では正方形状であるが、長方形状であってもよい。方形状とは、厳密な方形でなくてもよく、方形の辺部や角部に切欠きを有するもの、方形の角部が丸められたりしているものを含む。絶縁基板1は、例えば、5mm~20mm×5mm~20mmの方形状で、厚みが例えば0.5mm~2mmの板状である。絶縁基板1は、複数の絶縁層1aが積層されてなるものである。図2に示す例の絶縁基板1は4層の絶縁層1aで構成されているが、絶縁層1aの数はこれらに限られるものではない。絶縁基板1が第2面12に凹部1bを有する場合の凹部1bは、例えば、凹部1bの内側面と絶縁基板1の外側面との間の壁厚みを0.5mm以上とした上で、平面視の形状が4mm~19mm×4mm~19mmの方形状で、第2面12からの深さが0.4mm~1.5mmとすることができる。
絶縁基板1は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、ガラスセラミック焼結体、窒化アルミニウム質焼結体またはムライト質焼結体等のセラミック焼結体によって形成されている。絶縁基板1は、例えばガラスセラミック焼結体からなる場合であれば、次のようにして製作することができる。まず、ガラス成分となる酸化ケイ素、酸化ホウ素およびフィラー成分となる酸化アルミニウム等の粉末を主成分とする原料粉末を適当な有機バインダおよび有機溶剤と混練してスラリーとする。このスラリーをドクターブレード法またはリップコータ法等の成形方法でシート状に成形して、絶縁層1aとなるセラミックグリーンシートを作製する。その後、このセラミックグリーンシートを適当な寸法に切断、成形したセラミックグリーンシートを複数枚積層して積層体を作製する。その後、この積層体を約900~1000℃程度の温度で焼成することによって絶縁基板1を製作することができる。絶縁基板1が第2面12に凹部1bを有する場合は、セラミックグリーンシートに凹部1bの形状に対応する貫通孔等を設けておけばよい。切欠きについても同様である。
絶縁基板1には回路導体2が設けられている。上述したように絶縁基板1の第1面11(下面)の外縁領域11oに端子電極21が設けられ、第2面12(上面)に接続電極22が、絶縁基板1の内部に内部導体23が設けられている。上面12の接続電極22と下面11の端子電極21とは内部導体23で電気的に接続されている。内部導体23は、絶縁層1a間に設けられた内部導体層と絶縁層1aを貫通する貫通導体とを有している。絶縁基板1の第1面11の外縁領域11oは、第1面11の外縁に沿った領域であり、第1面11の1辺の長さの8%~15%程度の幅の部分である。よって、中央領域11cは、第1面11の中央に位置する、第1面11の1辺の長さの85%~92%程度の長さの辺を有する方形状の部分である。
端子電極21の形状は、特に限られるものではないが、絶縁基板1の第1面11の外辺から内側に伸びる長方形状であり、その寸法は例えば幅が0.2mm~1mm×外辺からの長さが0.5mm~2mmである。長方形状とは、厳密な長方形でなく角部が丸められたものなども含むことを意味しており、図2(b)に示す例のような、長方形の辺部が切り欠かれた形状、角部が切り欠かれた形状も含まれる。接続電極22は、上述したように電子素子200の接続方法に応じてその配列が異なり、配列に応じた形状および寸法とすることができる。
端子電極21、接続電極22および内部導体23等の回路導体2は、例えば、タングステン、モリブデン、マンガン、銅、銀、パラジウム、金、白金、ニッケルまたはコバルト等の金属材料、またはこれらの金属材料を含む合金材料等によって形成されている。このような金属材料等は、絶縁基板1が上記のようなセラミック焼結体からなる場合出れば、例えばメタライズ層として絶縁基板1の所定の位置に設けられている。
回路導体2の端子電極21、接続電極22および内部導体23の内部導体層は、例えば、絶縁基板1が上述したようなガラスセラミック焼結体からなる場合であれば、例えば銅のメタライズ層で形成することができる。銅のメタライズ層である場合には、銅の粉末を有機溶剤および有機バインダと混合して作製した金属ペーストを絶縁層1aとなる上記セラミックグリーンシートの表面にスクリーン印刷法等の方法で印刷して、その後セラミックグリーンシートと同時焼成する方法で形成することができる。また、内部導体23の貫通導体の部分は、絶縁層1aとなるセラミックグリーンシートに貫通孔をあらかじめ形成しておき、このセラミックグリーンシートの貫通孔内に上記の金属ペーストをスクリーン印刷法等の方法で充填し、同時焼成することによって形成することができる。絶縁基板1の側面に切欠き部を有し、切欠き内まで端子電極21が延在している場合は、セラミックグリーンシートの貫通孔の内面に上記の金属ペーストをスクリーン印刷法等の方法で印刷塗布し、同時焼成することによって形成することができる。セラミックグリーンシートの貫通孔は、機械的な孔あけ加工またはレーザ加工等の方法で形成することができる。
絶縁基板1の第1面11には、第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32が設けられている。第1面11の外縁領域11oの角部に第1コーナーパッド31が設けられ、第1面11の中央領域11cの角部に第2コーナーパッド32が設けられている。第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32の形状は、図1~図7に示す例のように円形に限定されるものではなく、楕円形、方形等の多角形等であってもよい。第1コーナーパッド31および第2コーナーパッド32の形状が円形であると、熱応力等が集中しやすい角を有していない形状であるので、熱応力等による剥がれがより発生し難いものとなる。
第1コーナーパッド31は、外縁領域11oにおける端子電極21が配置されていない角部に設けられるので、例えば第1コーナーパッド31が円形である場合には、端子電極21の長さより小さい径であり、例えば直径が0.3mm~1.8mmの円形とすることができる。第2コーナーパッド32は、例えば円形である場合には、例えば直径が0.4mm~7mmの円形とすることができる。
第1コーナーパッド31と第2コーナーパッド32とを接続している接続導体33は、外縁領域11oから中央領域11cにかけて伸び、第1面11の角部に最も近い2つの端子電極21の間の狭い間隙を通っている。そのため、接続導体33の形状は細長い線状であり、例えば幅が0.1mm~0.5mmで長さが0.8mm~6mmの長方形である。
図6に示す例のように、4つの第2コーナーパッド32が、絶縁膜4の4つの開口41から中央導体34が露出した部分である場合には、中央領域11cに中央導体34が設けられ、中央導体34と第1コーナーパッド31とが接続導体33で接続される。中央導体34は、外縁が中央領域11cの外縁に沿っている方形状である。図6に示す例の中央導体34は、中央領域11c同じ大きさの正方形の角部が丸められた形状である。中央導体34の寸法は、最大で中央領域11cの大きさと同等であり、例えば4.25mm~18.4mm×4.25mm~18.4mmの方形状である。
絶縁膜4は、第1コーナーパッド31、第2コーナーパッド32、および端子電極21の外縁部を覆っている。これらのサイズにもよるが、例えばこれらの外周から0.03m
m~0.3mmの部分を絶縁膜4は覆っている。なお、上述した第1コーナーパッド31、第2コーナーパッド32、および端子電極21の寸法は、絶縁膜4を有する場合は、絶縁膜4の開口41から露出する部分である、実質的な第1コーナーパッド31、第2コーナーパッド32、および端子電極21の寸法である。
絶縁膜4は絶縁基板1の第1面11に接合されて一体化している。より具体的には、絶縁基板1がセラミック焼結体からなる場合には、絶縁膜4は絶縁基板1のセラミックスと同様のものからなり、同時焼成によって一体化している。そのため、絶縁膜4と絶縁基板1とは強固に接合されている。
このような絶縁膜4は、例えば以下のようにして形成することができる。まず、端子電極21、第1コーナーパッド31、第2コーナーパッド32、接続導体33、あるいは中央導体34に対応するパターンで金属ペーストをセラミックグリーンシート上に印刷する。次に、印刷された金属ペーストのうちの所定の部分、およびセラミックグリーンシートの所定の部分と重なるように絶縁膜4となるセラミックペーストを塗布する。セラミックペーストは、セラミックグリーンシートを作製するためのスラリーと同様の原料粉末に適当な有機バインダおよび有機溶剤を加えて混練して作製することができる。そして、金属ペースト、セラミックペーストおよびセラミックグリーンシートを同時焼成することで、絶縁膜4が絶縁基板1の第1面11に接合され一体化して形成される。
回路導体2のうち絶縁基板1の外表面に露出する部分、第1コーナーパッド31、第2コーナーパッド32等は、上記のメタライズ層に、電解めっき法または無電解めっき法等の方法でニッケルおよび金等のめっき層がさらに被着されたものであってもよい。
回路基板100に搭載される電子素子200としては、IC(Integrated Circuit:集積回路)やLSI(Large-Scale Integrated Circuit:大規模集積回路)等の半導体集積回路素子、およびLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)やPD(Photo Diode:フォトダイオード)、CCD(Charged-Coupled Device:電荷結合素子)、CMOS
(Complementary Metal-Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)等の光半導体
素子、電流センサ素子または磁気センサ素子等のセンサ素子、半導体基板の表面に微小な電子機械機構が形成されてなるマイクロマシン、いわゆるMEMS(Micro electro mechanical systems:微小電気機械システム)素子等の種々の電子素子が挙げられる。また、電子素子200は、圧電素子、容量素子または抵抗器等の受動部品であってもよい。また、電子素子200は、複数個が搭載されてもよく、複数種のものが含まれていてもよい。
電子素子200の回路基板100に対する機械的な接続は、例えば、はんだ等の低融点ろう材または接着剤、あるいは必要によって導電性接着剤等の電気伝導性を有する接合材(不図示)によって行なわれる。電子素子200の電極(不図示)と回路基板100の回路導体2との電気的な接続は、例えば、図7に示す例のようなボンディングワイヤ等の接続部材210による接続以外に、はんだボールや金属バンプおよび導電性接着剤を接続部材210として用いた、いわゆるフリップチップ接続で、電気的および機械的接続を行なうこともできる。フリップチップ接続の場合は、アンダーフィル材によって機械的接続を補強することができる。
封止部材220が図7に示す例のように、蓋体221および接合材222で構成される場合は、例えば、蓋体221として金属、セラミックス、樹脂等からなる平板状あるいはキャップ状のものを、また接合材として、はんだやろう材等の金属接合材、樹脂接着剤、導電性接着剤等の樹脂接合材、ガラス接合材等を用いることができる。封止部材220が封止樹脂である場合は、例えば、エポキシ樹脂およびエポキシ樹脂にフィラーを含有させたものなどを用いることができる。
電子素子200が、例えば半導体集積回路素子等の半導体素子であれば、電子素子200と回路基板100および外部の配線基板400が有する電子回路(図示せず)との間で種々の電気信号が授受され、半導体素子(電子素子200)で演算または記憶等の種々の処理が行なわれる。また、電子素子200が加速度センサ素子等のセンサ素子であれば、センサ素子(電子素子200)で検知された加速度等の物理量が回路基板100および外部の配線基板400に電気信号として伝送される。この電気信号は、回路基板100および外部の配線基板400の電子回路または回路基板100に実装された他の電子素子等(図示せず)に伝送されて、回路基板100が実装される電子機器の制御等の処理に利用される。
製作された電子部品300は、導電性接合材310を介して配線基板400に電気的および機械的に接続される。すなわち、上記構成の電子部品300と、電子部品300の複数の端子電極21とそれぞれ導電性接合材310を介して接続された複数の配線401を有する配線基板400とによって、例えば図7に示す例のような電子モジュール500が製作される。配線基板400は、セラミック配線基板であってもよいし、エポキシ等の樹脂を絶縁層とし、銅箔等の金属を配線401とするプリント配線基板であってもよい。導電性接合材310は、はんだやろう材等の金属からなるものであってもよいし、導電性接着剤であってもよい。
以上の説明では、回路基板100がセラミック焼結体からなる絶縁基板1であるセラミック配線基板の場合で説明したが、絶縁基板1がエポキシ樹脂等の樹脂からなるプリント配線基板にも適用することができる。
1・・・絶縁基板
1a・・・絶縁層
1b・・・凹部
11・・・第1面(下面)
11o・・・外縁領域
11c・・・中央領域
12・・・第2面(上面)
2・・・回路導体
21・・・端子電極
22・・・接続電極
23・・・内部導体
31・・・第1コーナーパッド
32・・・第2コーナーパッド
33・・・接続導体
34・・・中央導体
4・・・絶縁膜
41・・・開口
100・・・回路基板
200・・・電子素子
210・・・接続部材
220・・・封止部材
221・・・蓋体
222・・・接合材
300・・・電子部品
310・・・導電性接合材
400・・・配線基板
401・・・配線
500・・・電子モジュール

Claims (5)

  1. 平面視の形状が方形状の絶縁基板と、
    該絶縁基板の第1面における外縁領域に外辺に沿って配列されており、外辺から内側に伸びる複数の端子電極を含む回路導体と、
    前記第1面の前記外縁領域の4つの角部にそれぞれ設けられた4つの第1コーナーパッドと、
    前記第1面の前記外縁領域の内側の中央領域の角部にそれぞれ設けられている4つの第2コーナーパッドと、
    を備えており、
    前記絶縁基板の外辺に垂直な方向における前記第1コーナーパッドの長さは、前記端子電極の、前記外辺からの長さよりも小さく、
    前記第1面の角部において、前記外縁領域から前記中央領域にかけて伸びて、前記第1コーナーパッドと前記第2コーナーパッドとを接続している接続導体を有しており、
    前記第1コーナーパッドの外縁部、前記第2コーナーパッドの外縁部、前記接続導体および前記絶縁基板の前記第1面を覆っている絶縁膜を備えており、
    前記絶縁膜は、前記第1コーナーパッドと当該第1コーナーパッドが設けられた角部に最も近い位置にある端子電極との間において、前記絶縁基板の前記第1面に接合されている回路基板。
  2. 外縁が前記中央領域の外縁に沿っている方形状の1つの中央導体と、該中央導体の角部と前記第1コーナーパッドとを接続している接続導体と、を有し、
    前記絶縁膜は、前記中央導体、および前記接続導体を覆っており、4つの前記第2コーナーパッドは、前記中央領域の角部に設けられた前記絶縁膜の開口から前記中央導体が露出した部分である請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記絶縁膜が前記端子電極の外縁部も覆っている請求項1または2に記載の回路基板。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の回路基板と、電子素子とを備えている電子部品。
  5. 請求項に記載の電子部品と、該電子部品が実装されたモジュール用の配線基板とを備えている電子モジュール。
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