JP2001210460A - 誘導加熱装置用加熱コイル - Google Patents

誘導加熱装置用加熱コイル

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JP2001210460A
JP2001210460A JP2000016732A JP2000016732A JP2001210460A JP 2001210460 A JP2001210460 A JP 2001210460A JP 2000016732 A JP2000016732 A JP 2000016732A JP 2000016732 A JP2000016732 A JP 2000016732A JP 2001210460 A JP2001210460 A JP 2001210460A
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heating coil
heating
coil
heated
configuration
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JP2000016732A
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English (en)
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Motonari Hirota
泉生 弘田
Takahiro Miyauchi
貴宏 宮内
Tomoya Fujinami
知也 藤濤
Hideki Omori
英樹 大森
Tetsuo Obata
哲生 小畑
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、かつ損失増加のない安価な加
熱コイルを実現し、小形かつ低コストの誘導加熱装置を
提供すること。 【解決手段】 被加熱物13載置される方向に少なくと
も2層以上重ねられた渦巻き状の周囲に絶縁体を有した
丸形電気導体を巻回してからなる2つの加熱コイルから
なり、第1の加熱コイル11外周部終端と第2の加熱コ
イル12終端を接続し、かつこの部分で被加熱物13面
に対して各層を上下に反転させて、各層及び層内の電流
分布を均一にし、損失増加を防いで簡素な構成で安価な
加熱コイルとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭及びレスト
ラン、あるいは工場などで使用される誘導加熱装置に関
するもので、さらに詳しくはその加熱コイルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の誘導加熱装置の加熱構造を誘導加
熱調理器を例に取り上げ、図7〜8を用いて説明する。
図7は従来の誘導加熱調理器の断面図で、1は加熱コイ
ル2から発生する高周波磁界によって誘導加熱される被
加熱物、2は被加熱物1を誘導加熱する加熱コイル、3
は加熱コイル2に高周波電流を供給するインバータ回路
で図には特に記載していないが、加熱コイル2と接続さ
れている。4は被加熱物1がその上面に載置されるプレ
ートでその材質はセラミックである。5は筐体、6は加
熱コイル2を載置するコイル台である。
【0003】コイル台6を上から見た図を図8に示す。
加熱コイル2のコイル線は、直径0.3mm〜0.5m
m程度の素線を30本程度撚り合わせたもので構成(リ
ッツワイヤ構成)されている。この撚りピッチは数cm
程度で、それぞれの素線は1ターン中に数回被加熱物1
の下面に対して上下の位置関係を繰り返す構成となって
いる。
【0004】素線の材質は銅で、その表面は絶縁物によ
って覆われており、それぞれの素線が電気的に接続され
ないようになっている。それぞれの素線は加熱コイル2
の始端及び終端にて絶縁体を溶かして電気的に接続し、
図には特に記していないが、眼鏡端子にてかしめどめさ
れている。かしめ止めされた端子は、図に記載していな
いが、加熱コイルから離れた位置に設けた回路基板上の
端子とネジ止めされている。加熱コイル2のコイル線を
このような素線を撚り合わせた構成としている理由は、
加熱コイル2に流れる周波数20〜30kHz程度の高
周波電流が、表皮効果によりコイル線表面に電流が集中
するため、コイル線の径を流れる高周波電流の表皮深さ
に対して充分小とする必要があること、さらに加熱コイ
ルと被加熱物間に働く近接効果により、特定の素線に電
流が集中すること防ぐためである。
【0005】コイル素線の径が流れる高周波電流の表皮
深さに対して大きい場合、素線内部には電流が流れない
ため、インピーダンスが大となる。また充分径が小の素
線としても、撚りが全くない場合は、上記近接効果によ
り、被加熱物1側の素線群に電流が集中するため、同様
にインピーダンス大となる。
【0006】加熱コイル2のインピーダンスが大となる
と、その損失が大きくなり、温度上昇及び加熱効率面で
問題である。絶縁物の耐熱は一般的に150〜180℃
程度であり、コイル線温度がこの耐熱を越えると上記素
線間及びコイル線間の絶縁が困難となり、この場合コイ
ルとしての機能を果たすことが不可能となる。
【0007】図12に示すコイルのターン数は簡易的に
示したものであり、実際のターン数は20〜30ターン
程度である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の誘導加熱装置では、以下に示す課題があった。
すなわち、上記したような複数の素線を撚りあわせて巻
回する構成の加熱コイルは構成が複雑で、その製造コス
トが極めて大きく、結果商品のコスト上昇をまねくとい
う課題である。具体的には、複数の素線を撚りあわせる
段階で1本でも素線が切れると、製造がストップする、
コイル形状を保持するため、コイル巻回後、高温にして
各素線を密着(熱溶着)する必要があるなどで、複雑か
つ時間のかかるものである。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決し、簡素か
つ容易な工法かつ従来と同様以下の損失で、低コストの
加熱コイルを実現し、結果安価な誘導加熱装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、被加熱物が載置される方向に少なくとも
2層以上重ねられた、渦巻き状の周囲に絶縁体を有した
丸形電気導体を巻回してからなる加熱コイルを2つ有
し、第1の加熱コイルの外周部片端と第2の加熱コイル
の外周部片端は、被過熱物面に対して、それぞれの層の
位置が上下反対の関係となるよう接続してなるものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、被加熱物
が載置される方向に少なくとも2層以上重ねられた、渦
巻き状の周囲に絶縁体を有した丸形電気導体を巻回して
からなる加熱コイルを2つ有し、第1の加熱コイルの外
周部片端と第2の加熱コイルの外周部片端は、被過熱物
面に対して、それぞれの層の位置が上下反対の関係とな
るよう接続されていることを特長とする誘導加熱装置用
加熱コイルとするものである。
【0012】本構成により、複数の素線を撚りあわせる
必要がなく、かつ各層間に流れる電流は被加熱物面側に
偏ることがないため、簡素な構成でかつ従来と同等レベ
ルの損失の加熱コイルを実現することが出来る。さらに
渦巻き状の電気導体を2つ有した構成としているため、
1つの渦巻きで構成された従来の加熱コイルと比べて非
加熱物の形状に柔軟に対応することができ、加熱効率の
良い優れた誘導加熱装置を提供することができるもので
ある。また2つの渦巻き状電気導体間で上下反転させる
ことができるため、反転部分のピッチを充分大きくとる
ことが可能となり、極めて容易に製造することが可能で
ある。
【0013】請求項2記載の手段は、あらかじめ各層を
接続して巻回し、反転部において線間接続を解除し、か
つ反転してなる請求項1記載の誘導加熱装置用加熱コイ
ルとするものである。
【0014】本構成により、あらかじめ各層を接続して
いるため、工法が容易となり、さらに反転部においての
み、各線の接続が解除されているため、容易に反転でき
るようになるものである。
【0015】請求項3記載の手段は、被加熱物に対して
平行方向に層をなしたことを特長とする請求項1記載の
誘導加熱装置用加熱コイルとするものである。
【0016】本構成にすることにより、横方向に並列に
層をなしているため、さらに低損失の加熱コイルを容易
に実現することが可能となる。
【0017】請求項4記載の手段は、断面を長方形かつ
その長辺を被加熱物面側に対して向けたことを特長とす
る請求項1記載の誘導加熱装置用加熱コイルとするもの
である。
【0018】本構成にすることにより、従来の撚り線よ
りも少ない本数で、かつ損失上昇のない加熱コイルが実
現できるため、より低コストの誘導加熱装置を実現する
ことが可能となるものである。
【0019】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて図1〜4を用いて説明する。図1は本発明の第1
の実施例を示す図で、第1の加熱コイル11と第2の加
熱コイル12と被加熱物13の位置関係と、第1の加熱
コイル11と第2の加熱コイル12を上から見た図、及
び第1の加熱コイル11及び第2の加熱コイル12の断
面の拡大図を示している。また以下、第1の加熱コイル
11と第2の加熱コイル12を総称して加熱コイルと呼
ぶ場合がある。
【0020】図1において11は、渦巻き状の第1の加
熱コイルで、本実施例では第1の端線14と第2の端線
15間計6本の銅線を非加熱物13面に対して垂直方向
に並べ、渦巻き状に巻回した構成となっている。各線の
径は第1の加熱コイル11に流れる高周波電流と導体材
質によって決まる表皮深さに対して、充分小さい値とし
ている。12は第2の加熱コイルで、構成は第1の加熱
コイル11と同様で、第1の加熱コイル11の外周部の
終端と第2の加熱コイル12の・外周部終端は電気的に
接続されている。13は被加熱物で、第1の加熱コイル
11及び第2の加熱コイル12に流れる高周波電流によ
り発生する高周波磁界にて誘導加熱される。各線は絶縁
体16によって電気的に絶縁されている。図に示すよう
に、第1の加熱コイル11及び第2の加熱コイル12
は、反転部17において(被加熱物13に対する面を上
とした場合)第1の端線4は上(被加熱物13側)から
下へ、第2の端線15は下から上へと上下反転となる構
造となっている。
【0021】図2は非加熱物13を上から見た図で、図
に示すように長方形の形となっており、下面に配置され
る第1の加熱コイル11及び第2の加熱コイル12によ
って、ほぼ全面にわたって誘導加熱が可能となる。
【0022】図3a)は、第1の端線14から第2の端
線15に流れる電流を示す図で、b)は、仮に反転部1
7において上下の反転を行わなかった場合(すなわち第
1の端線14は常に被加熱物13側で、第2の端線15
は常に逆側であった場合)の同様の電流分布である。
【0023】図4は第1の加熱コイル11及び第2の加
熱コイル12を作製する場合の工法について述べた図
で、各線をa)の形で巻回した後、反転部17を境とし
て、ねじるなどの方法により上下に反転して、第1の端
線14と第2の端線15が上下反転するように作製して
いる。
【0024】以下、本実施例の動作について説明する。
第1の加熱コイル11及び第2の加熱コイル12に高周
波電流(本実施例の場合20kHz〜)が流れると、ま
ず表皮効果により、各線の表面部分に電流が集中して流
れるが、本実施例の場合、各線の径は表皮深さに対して
充分薄いため(例えば20kHzでは0.3mm程度)
表皮効果による電流分布の不均一は発生しない。さら
に、反転部17で上下反転の構造となっているため、被
加熱物13と第1の加熱コイル11及び第2の加熱コイ
ル12の間で発生する近接効果による上下層の電流分布
の不均一は、反転させなかった場合の分布に比べて極め
て改善される。
【0025】以上のように本実施例においては被加熱物
13面に対して垂直に並べられた複数の線コイルを巻回
途中で上下反転させることにより、従来のリッツ構成と
比べて極めて簡単な構成となるため、製造コストの低減
が可能となりまた、各層の電流分布が均一化できるた
め、損失上昇を防ぐことができる。以上より、安価な誘
導加熱装置用を実現することが可能となる。
【0026】リッツ構成の代替として、表皮効果による
電流不均一を防ぐことを目的として薄コイルを複数積層
させて、例えば被加熱物13面に対して垂直に配置・巻
回するものも考えられるが、この場合は上記のように近
接効果によって、垂直方向に電流の偏りが発生するた
め、損失は従来よりも大きくなり実用的でない。この点
からも巻回途中で被加熱物13面に対して上下反転させ
る構成は極めて効果大と言える。また第1の加熱コイル
11と第2の加熱コイル12の間で反転しているため、
この部分の撚りピッチを大きくとることができるため、
容易な工法で実現可能となる。さらに2つの加熱コイル
としているため、非加熱物の形状に柔軟に応じることが
可能であり、例えばアイロンベースのような三角形の負
荷であっても、丸形の渦巻きとして、第1の加熱コイル
11の直径を第2の加熱コイル12の直径よりも小さく
することにより、効率よく加熱することができる。
【0027】また、従来は各コイル線(複数素線を撚っ
た形態の線)間に空隙を設けることは困難であったが、
本実施例のような構成では、コイル線間に空隙を容易に
設けることが出来、結果加熱コイルの冷却が極めて容易
となるため、冷却構成の簡素化が可能となり、この点に
おいても装置としての低コスト化が一層可能となるもの
である。
【0028】本実施例においては線数を6本としたが、
本数を増やしていけば更に低損失化が可能となる。図1
のターン数は簡素化したものであり、実際にはトータル
数十ターンの構成となる。反転部17は1カ所とした
が、複数箇所で実施した場合、箇所数大となるほど従来
のリッツ構成と同様に近づくため均一化がより一層進
む。
【0029】本実施例においては2つの加熱コイルとし
たが、3つ、4つと数を増やし、それぞれの上下関係を
適当に設定することにより、さらに複雑な非加熱物形状
に対応することもできる。
【0030】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について説明する。本実施例は図1と同様となるが、加
熱コイルのコイル線はあらかじめ各線を熱融着せしめた
(本実施例の場合は6本の素線を平行に融着する)もの
とするものである。本構成により、図4a)の状態を簡
単に実現することができる。さらに、反転部17におい
て、再度熱を加えることにより、各線間の接着を除去し
た後、b)の状態のように反転させるものである。
【0031】以上のように本実施例においては、あらか
じめ各線を融着してから巻回するため、極めて容易に渦
巻き形状を実現でき、さらに反転部においてのみ後から
接着を除去して反転させるため、この部分の工法も極め
て容易となるものである。すなわち、接着の状態での反
転は各線に機械的なストレスが発生し、断線などの可能
性があるが、本実施例の場合は各線が独立しているた
め、機械的ストレスはほとんど発生せず、問題ない。
【0032】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図6を用いて説明する。図6において、コイル
線は第1の実施例と比べて、非加熱物13の下面に平行
方向に2層となっており、素線本数は倍の12本として
いる。その他の構成、工法は図1と同様である。
【0033】本構成により、加熱コイルのインピーダン
スは第1の実施例と比べて略半分となり、発生損失も約
半分と出来るため、冷却装置の簡素化が一層図れ、結果
安価かつ小型の誘導加熱装置を実現できるものである。
【0034】また本実施例においては、平行方向に2層
としたが、さらに層数を増やせばさらに低損失化が図れ
る。このような構成は、コイル線間に充分空隙があるた
め可能となるもので、従来のリッツワイヤ構成では不可
能である。
【0035】また、本構成を第2の実施例の工法で行っ
ても良い。
【0036】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について図6を用いて説明する。図6は本実施例の加熱
コイルを示す図で、図に示すようにコイル素線は、角形
の銅線を用いている。角形の銅線の周囲は絶縁体16に
よって電気的に絶縁されている。また、角形銅線は、長
方形の形をしており、その長辺は、非加熱物13下面に
対して平行としている。その他の構成、工法は実施例1
と同様である。
【0037】以上の構成とすることにより、断面を丸形
に比べて大きくとることができ、少ない層数で同じ損失
とできる。また長方形の長辺を被過熱物面側としている
ため、加熱コイルの厚みを小とすることが可能である。
【0038】また本構成を第2の実施例の工法で行って
も良い。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、被加熱物面に対して垂直に並べた複数の線コイル
を2つのコイル間で上下反転させることにより、従来の
リッツ構成と比べて極めて簡単な構成となるため、製造
コストの低減が可能となりまた、各線の電流分布が均一
化できるため、損失上昇を防ぐことができる。以上よ
り、安価な誘導加熱装置用を実現することが可能とな
る。さらに2つの加熱コイルとしているため、非加熱物
の形状に柔軟に応じることが可能となる。また第1の加
熱コイルと第2の加熱コイルの間で反転しているため、
この部分の撚りピッチを大きくとることができ、容易な
工法で実現可能となる。またコイル線間に空隙があるた
め、冷却も容易で、冷却機構の簡素化により、装置の低
コスト化や、小型化も可能となる。
【0040】また、請求項2記載の発明によれば、あら
かじめ各線を融着してから巻回するため、極めて容易に
渦巻き形状を実現でき、さらに反転部においてのみ後か
ら接着を除去して反転させるため、この部分の工法も極
めて容易となり結果、安価な誘導加熱装置を容易に得る
ことが可能となるものである。
【0041】また、請求項3記載の発明によれば、被過
熱物面に対して平行方向に層を重ねるので、加熱コイル
のインピーダンスを、コイルの厚みを増すことなく、大
幅に低下することが可能となり、低損失かつ小型の誘導
加熱装置用加熱コイルを簡単に得ることができるもので
ある。
【0042】また、請求項4記載の発明によれば、角形
コイル線を重ねて巻回する構成としているため丸形線に
比べて、断面積を効率よく向上することが可能となり、
結果同じ損失であれば、少ない素線数となるため、より
簡単な工数で実現可能となり、また層数を同じとすれ
ば、さらに低損失の誘導加熱装置を容易に得ることが出
来るものである。また、長方形の断面としてその長辺を
非加熱物側としているため、加熱コイルの厚みも薄形に
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である誘導加熱装置用加
熱コイルの構成を示す図
【図2】同、上面図
【図3】同、各層の電流分を示す図
【図4】同、加熱コイル作製時の方法を示す図
【図5】本発明の第3の実施例である誘導加熱装置用加
熱コイルの構成を示す図
【図6】本発明の第4の実施例である誘導加熱装置用加
熱コイルの構成を示す図
【図7】従来の誘導加熱装置の部品構成を示す断面図
【図8】同、加熱コイルを上から見た図
【符号の説明】
11 第1の加熱コイル 12 第2の加熱コイル 13 被加熱物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤濤 知也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大森 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小畑 哲生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AA08 AD35 AD40 CD43 3K059 AA08 AD35 CD52

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物が載置される方向に少なくとも
    2層以上重ねられた渦巻き状の周囲に絶縁体を有した丸
    形電気導体を巻回してからなる加熱コイルを2つ有し、
    第1の加熱コイルの外周部片端と第2の加熱コイルの外
    周部片端は、被加熱物面に対して、それぞれの層の位置
    が上下反対の関係となるよう接続されてなる誘導加熱装
    置用加熱コイル。
  2. 【請求項2】 あらかじめ各層を接続して巻回し、反転
    部において線間接続を解除し、かつ反転してなる請求項
    1記載の誘導加熱装置用加熱コイル。
  3. 【請求項3】 被加熱物面に対して平行方向に層をなし
    たことを特長とする請求項1記載の誘導加熱装置用加熱
    コイル。
  4. 【請求項4】 断面を長方形かつその長辺を被加熱物面
    側に対して向けたことを特長とする請求項1記載の誘導
    加熱装置用加熱コイル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060436A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Nissei Electric Co Ltd 誘導加熱用コイル
JP2014203531A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 三菱電機株式会社 加熱調理器

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