JP2001210288A - 電池収納ユニットおよびこれを備えた電子機器 - Google Patents

電池収納ユニットおよびこれを備えた電子機器

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JP2001210288A
JP2001210288A JP2000020632A JP2000020632A JP2001210288A JP 2001210288 A JP2001210288 A JP 2001210288A JP 2000020632 A JP2000020632 A JP 2000020632A JP 2000020632 A JP2000020632 A JP 2000020632A JP 2001210288 A JP2001210288 A JP 2001210288A
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battery
opening
battery chamber
chamber
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Kenichiro Yamashita
健一郎 山下
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池収納ユニットにおける電子機器本体への
装着部分の広い範囲にシール部材を設けると、シール部
材の弾性と摩擦とによって、電池収納ユニットの着脱操
作性が悪化する。 【解決手段】 電池12を収納するための電池室を有
し、電子機器本体1に対して着脱が可能な電池収納ユニ
ット20において、ユニット本体における電池室の開口
部の近傍の軸4a回りで回動して開口部を開閉する電池
室蓋4と、この電池室蓋の外周部に設けられたシール部
材6とを有しており、電池室蓋が電子機器本体に当接す
るようにユニット本体を電子機器本体に装着することに
より、電池室蓋を介してシール部材がユニット本体に圧
着されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を収納するた
めの電池室を有する電池収納ユニットに関し、特に、電
子機器本体に着脱可能に装着される電池収納ユニットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラなどの電子機器は屋外で使用され
る機会が多く、防水への配慮が必要となる。特開平8−
64189号公報には、カメラ本体に対して着脱可能な
グリップにおいて、内部に電池室を設けたものが提案さ
れているが、このグリップは、電池室内への水の侵入を
防ぐために、カメラ本体との間にできるだけ隙間ができ
ないようにカメラ本体に装着される構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のグリップにおいても、ある程度の隙間が存在する以
上、電池室内への水の侵入を完全に防止することはでき
ない。
【0004】このため、図9に示すように、上記従来の
グリップに完全な防水を施すため、ハッチングを施した
部分32にカメラ本体に対して密着するシール部材を取
り付けたり、ハッチングを施した部分32に密着するシ
ール部材をカメラ本体側に設けたりすることが考えられ
る。
【0005】ところが、このようにシール部材を設ける
と、シール部材の弾性と摩擦とによって、グリップのカ
メラ本体との着脱操作性を悪化させてしまう可能性があ
る。
【0006】従って、範囲が狭い接続端子部33のみに
シール部材等を用いた対策を施し、これとは別に、電池
装填のための開口部31のみを塞ぐ何らかの処置を施す
必要がある。
【0007】また、防水のために開口部31を塞ぐこと
を考えると、電池排出部材34を配置するために、電池
室天井34を切り欠いて切り欠け部35を設けることは
適切ではなく、新たな電池排出の手段が必要となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本願第1の発明
では、電池を収納するための電池室を有し、電子機器本
体に対して着脱が可能な電池収納ユニットにおいて、ユ
ニット本体における電池室の開口部の近傍の軸回りで回
動して開口部を開閉する電池室蓋と、この電池室蓋の外
周部に設けられたシール部材とを有しており、電池室蓋
が電子機器本体に当接するようにユニット本体を電子機
器本体に装着することにより、電池室蓋を介してシール
部材がユニット本体に圧着されるようにしている。
【0009】また、本願第2の発明では、電池を収納す
るための電池室を有し、電子機器本体に対して着脱が可
能な電池収納ユニットにおいて、ユニット本体における
電池室の開口部の近傍の軸回りで回転して開口部を開閉
する電池室蓋と、ユニット本体における開口部の周囲に
設けられたシール部材とを有しており、電池室蓋が電子
機器本体に当接するようにユニット本体を電子機器本体
に装着することにより、電池室蓋がシール部材に圧着さ
れるようにしている。
【0010】すなわち、ユニット本体を電子機器本体に
装着した際に、電子機器本体の電池室蓋への当接によっ
て電池室蓋とユニット本体の開口部周囲との間をシール
部材で密封する構成とすることにより、電池収納ユニッ
トの電子機器本体に対する着脱操作性を悪化させるよう
なかたちでシール部材を設ける必要をなくし、良好な着
脱操作性を保証できるようにしている。
【0011】なお、上記第1および第2の発明におい
て、電池室蓋の外面形状を、電子機器本体における電池
室蓋との当接面と略同一形状に形成して、電子機器本体
によって電池室蓋が均一に押圧され、より信頼性の高い
防水性能を得られるようにしてもよい。
【0012】また、電池室蓋に、この電池室蓋が閉じ位
置から開き方向に回動することにより電池室内で回動し
て電池室に収納された電池を開口部に向かって押し出す
電池排出部材を一体的に設けることにより、電池排出部
材を設けるために電池室の一部を切り欠くような防水の
ために不都合な構成を不要とするのが望ましい。
【0013】また、本願第3の発明では、電池を収納す
るための電池室を有し、電子機器本体に対して着脱が可
能な電池収ユニットにおいて、ユニット本体における電
池室の開口部の近傍の軸回りで回動して開口部を開閉す
る電池室蓋と、電池室蓋に一体的に設けられ、電池室蓋
が閉じ位置から開き方向に回動することにより電池室内
で回動して電池室に収納された電池を開口部に向かって
押し出す電池排出部材とを設け、この電池排出部材を、
電池室蓋が閉じ位置から開き方向に所定量回動した後に
電池を押し始めるものとしている。
【0014】すなわち、電池室蓋を開く際にその開け始
めから電池排出部材を介した電池排出のための負荷がか
かる場合、電池室蓋に特別な指掛かり等を設ける必要が
あるが、本発明のように電池室蓋がある程度開いてから
電池排出部材を介した電池排出のための負荷が電池室蓋
にかかるようにすれば、電池室蓋に特別な指掛かり等を
設けることなく電池室蓋の操作性を良くすることが可能
となる。
【0015】なお、正極接点部および負極接点部の双方
を同一面側に有する電池が電池室に収納され、この電池
室内における電池の両接点部に対向する面に、電池の両
接点部に対して付勢接触する電池接片が設けられている
場合においては、電池排出部材を、電池における両接点
部が設けられた面とは反対側の面と、電池室における電
池接片が設けられた面に対向する面との間で挟持し、電
池室蓋の開動作に上記挟持による軽い負荷がかかるよう
にしておけば、電池室蓋に特別な閉ロック機構を設けな
くても、ユニットの電子機器本体への装着時等に電池室
蓋が不用意に開いてしまうことを防止可能となる。しか
も、電池排出部材を薄板により形成することによって、
電池に対して電池室を大きくすることなく電池排出部材
を電池室内に収めることが可能となり、電池排出機能を
有しながらも極めてコンパクトな電池室構造、ひいては
電池収納ユニットを実現することが可能となる。
【0016】さらに、電池室内における電池の排出方向
に沿う面を、電池室蓋の回動軸を中心とする略円弧曲面
状に形成して、電池室からの電池の排出がスムーズに行
え、電池室蓋の操作感を軽くできるようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1および図2には、本発明の実
施形態であるグリップユニット(電池収納ユニット)の
構成を示している。このグリップユニット20は、図8
に示すように、カメラ(電子機器)の本体21に対して
着脱可能となっている。
【0018】1はグリップユニット20の基体となるユ
ニット本体であり、電池室の側壁1aおよび床面1bを
構成する。2はユニット本体1の上部に取り付けられ、
電池室の側壁の一部2aと天井2bとを構成するキャッ
プ、3はユニット底部の外装部材である底面カバー、1
0はグリップゴムである。
【0019】ユニット本体1の床面1bには、電池室内
に突出する電池接片7、8が取り付けられており、これ
ら電池接片7、8に接続された不図示のリード線は、グ
リップ内部にて接続端子9に結線されている。
【0020】また、底面カバー3には、グリップユニッ
トをカメラ本体21に装着するための取り付けねじ11
が保持されている。
【0021】4は電池室の開口部を開閉する電池室蓋で
あり、ユニット本体1の床面に形成された穴1cとキャ
ップ2に形成された穴2cとに回動軸4a、4bをそれ
ぞれ嵌合させることにより、ユニット本体1に開閉回動
可能に支持される。
【0022】図7には、電池室蓋4を電池室内側から見
た図を示している。電池室蓋4の内面上部には、電池排
出アーム5が取り付けられている。この電池排出アーム
5は、電池室蓋4への取り付け部分の上端から電池室内
方にほぼ水平に延び、その先端には下方に折れ曲がった
電池押動部5aを有する。
【0023】また、電池室蓋4の外周部には溝4aが形
成されており、この溝4a内には、リング状のシール部
材6が接着等により取り付けられている。
【0024】図3には、電池室内に電池12を収納した
状態のグリップユニットを示している。電池12は、2
CR5型に代表されるパック型電池であり、正極接点お
よび負極接点の双方が形成された外装面を下にして縦に
収容されている。電池12の上側の外装面(正極接点お
よび負極接点が設けられた面の反対側の面)12c上に
は前述の電池排出アーム5が延びており、電池押動部5
aが電池12の側面に沿うように延びている。
【0025】図8には、グリップユニット20とこれが
装着されるカメラ本体21との関係を示している。グリ
ップユニット20は、キャップ2の上部に形成された円
筒部2dがカメラ本体21から突出するボス21aには
め込まれるとともに、前述の取り付けねじ11をカメラ
本体21の下面の不図示のねじ穴に締め付けることによ
って、カメラ本体21に固定される。また、カメラ本体
21の下面におけるグリップユニット20の接続端子9
と対向する位置にはコネクタが設けられており、グリッ
プユニット装着時にこれらが互いに接触してグリップユ
ニット20からカメラ本体21に電源が供給される。
【0026】図4には、電池12が収納されたグリップ
ユニット20がカメラ本体21に装着されている状態を
上下方向から見たときの断面図を示している。電池室蓋
4の外面は、カメラ本体21の壁面21bと略同一形状
に形成されており、グリップユニット装着時には、電池
室蓋4の外面全体とカメラ本体21の壁面21bとが密
着状態となり、かつ電池室蓋4はカメラ本体21の壁面
21bによりユニット本体1側に押圧された状態とな
る。
【0027】この状態において、電池室蓋4の外周部に
取り付けられたシール部材6は、グリップユニット20
における電池室の開口部周囲の壁面1e、1f、1g、
2eに適度な圧縮状態にて均一に密着し、これにより電
池室内への水の侵入が確実に防止される。
【0028】なお、本実施形態では、シール部材6が電
池室蓋4に取り付けられている場合について説明した
が、シール部材をユニット本体1における電池室の開口
部周囲の壁面1e、1f、1g、2e側に取り付けるよ
うにしてもよい。この場合も、グリップユニット装着時
には、電池室蓋4の外面全体とカメラ本体21の壁面2
1bとが密着状態となり、かつ電池室蓋4はカメラ本体
21の壁面21bによる押圧状態となるため、シール部
材は、電池室蓋に適度な圧縮状態にて均一に密着し、こ
れにより電池室内への水の侵入が確実に防止される。
【0029】そして、以上のように構成されたグリップ
ユニット20をカメラ本体21に対して着脱する際に
は、弾性体であるシール部材6が直接カメラ本体21と
当接しないので、着脱時にシール部材6による抵抗が生
じず、良好な着脱操作性を得ることができる。
【0030】なお、接続端子9およびカメラ本体側のコ
ネクタの防水については、その範囲が狭いので、この部
分を囲む防水パッキンを接続端子9の周囲若しくはコネ
クタの周囲に取り付ける等、一般的な手法を用いればよ
い。
【0031】次に、電池12の電池室からの排出動作に
ついて図5を用いて説明する。図5は、グリップユニッ
ト20の電池室内に収納された電池12を開口部から排
出させる過程を示したものであり、実線で開ききった状
態の電池室蓋4と電池12を、破線で電池収納状態から
の電池室蓋4および電池12の動きを順次示している。
【0032】電池室蓋4を、4′で示す閉じ状態から時
計回り方向に開いていくと、電池排出アーム5の電池押
動部5aは当初、電池12に当接せずに電池室内を移動
し、電池室蓋4が4″の位置まで開いて5a″に示す位
置に達してはじめて電池12の側面に当接する。すなわ
ち、電池室蓋4が完全に閉じた状態から4″の位置に至
るまでは、電池12は収納位置である12′の位置のま
ま動かない。
【0033】そして、電池室蓋4を4′の位置からさら
に開いていくと、電池12は電池押動部5aに側面を押
されて、ほぼ電池室蓋4の回動軸4aの回りを回転しな
がら電池室内より排出されていく。
【0034】図6に示すように、電池12の接点(正極
接点および負極接点)12aは電池12の下外装面12
bより少し窪んで作られている。従って、上記のように
電池12をスライドさせながら排出する際には、電池接
片7(8)が上記窪みに引っかって電池室蓋4の開放時
の負荷となってしまう。
【0035】これに対し、電池室蓋4にはカメラ本体2
1への装着時のスペースの関係上、図1等に示す僅かな
指掛かり4dしか設けられておらず、上記のような電池
接片7、8の引っかかりによる負荷を乗越えるには力を
掛けにくい構造となっている。 そこで、前述したよう
に、電池室蓋4を4″の位置に開くまでは電池排出アー
ム5の電池押動部5aが電池12に当接しないようにし
て、電池室蓋4が4″の位置まで開いた状態において指
を掛けやすい端面4eを用いて、電池接片7、8の引っ
かかりの負荷を充分に乗越えて電池12を排出しつつ電
池室蓋4を開くことができるようにしている。
【0036】なお、本実施形態では、電池室蓋4と電池
排出アーム5とを別部材とし、電池排出アーム5を電池
室蓋4に取り付けることによりこれらを一体化した場合
について説明したが、電池室蓋と電池排出アームとを一
体形成してもよい。
【0037】また、本実施形態では、シール部材6をリ
ング状の単独部品とした場合について説明したが、機能
的に差異が無いものであれば、平板状であっても構わな
いし、電池室蓋にインサート成型されていてもよい。
【0038】次に、電池室蓋4が不用意に開いてしまう
ことを防止するための構成について図6を用いて説明す
る。図6には、電池12が収納されているグリップユニ
ット20の縦断面を示している。
【0039】電池排出アーム5のうち電池室内を水平に
延びる部分は、電池接片7(8)の弾性力によって上方
へ付勢される電池12の上側の外装面12cと、電池室
天井(電池室内における接片7、8が設けられた面に対
向する面)2bとの間にて挟持されている。
【0040】これにより、電池室蓋4は、電池排出アー
ム5の上記挟持による軽い摩擦力で開閉方向に抵抗を有
する状態に保持されることになる。このため、グリップ
ユニット20をカメラ本体21に装着する際等に、電池
室蓋4が不用意に開いて邪魔になることがない。また、
電池室内に薄板状の電池排出アーム5を電池12と重ね
て配置できるので、電池の排出機能を備えつつ、非常に
コンパクトな電池室(つまりは、グリップユニット2
0)を実現することができる。
【0041】さらに、本実施形態では、電池室蓋4の操
作感をできるだけ軽くするために、回動軸4a、b回り
を回転して排出される電池12に合わせて、電池室の壁
面(電池の押し出し方向に沿う面)1aを電池室蓋4の
回動軸4a(4b)を中心とする半径R1,R2の略円
弧曲面形状に形成している。
【0042】なお、本実施形態では、カメラ本体に着脱
可能な、電池収納ユニットを兼ねたグリップユニットに
ついて説明したが、本発明は、カメラ以外の電子機器の
機器本体に対して着脱可能な種々の電池収納ユニットに
適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1および第
2の発明によれば、ユニット本体を電子機器本体に装着
した際に、電子機器本体と電池室蓋との当接(押圧)に
よって電池室蓋とユニット本体の開口部周囲との間をシ
ール部材で密封する構成としているので、電池収納ユニ
ットの電子機器本体に対する着脱操作性を悪化させるよ
うなかたちでシール部材を設ける必要をなくし、良好な
着脱操作性を保証することができる。
【0044】さらに、上記第1および第2の発明におい
て、電池室蓋の外面形状を、電子機器本体における電池
室蓋との当接面と略同一形状に形成すれば、電子機器本
体によって電池室蓋が均一に押圧され、より信頼性の高
い防水性能を得ることができる。
【0045】また、電池室蓋に、この電池室蓋が閉じ位
置から開き方向に回動することにより電池室内で回動し
て電池室に収納された電池を開口部に向かって押し出す
電池排出部材を一体的に設ければ、電池排出部材を設け
るために電池室の一部を切り欠くような防水のために不
都合な構成を不要とすることができる。
【0046】また、本願第3の発明によれば、電池室蓋
を開く際に、ある程度開いてから電池排出アームを介し
た電池排出のための負荷が電池室蓋にかかる構成となっ
ているので、電池室蓋に特別な指掛かり等を設けること
なく電池室蓋の操作性を良くすることができる。
【0047】また、電池排出部材を、電池における両接
点部が設けられた面とは反対側の面と、電池室における
電池接片が設けられた面に対向する面との間で挟持し
て、電池室蓋の開動作に上記挟持による軽い負荷がかか
るようにしておけば、電池室蓋に特別な閉ロック機構を
設けなくても、ユニットの電子機器本体への装着時等に
電池室蓋が不用意に開いてしまうことを防止できる。特
に、上記第1および第2の発明のように、電池室蓋を機
器本体に当接させることにより防水シーリングが行われ
る場合には、閉ロックによる防水シーリングがもともと
行われないため、第1および第2の発明に本発明を併せ
用いることは有効である。なお、第3の発明において
は、電池排出部材を薄板により形成することも可能であ
り、この場合、電池に対して電池室を大きくすることな
く電池排出部材を電池室内に収めることが可能となり、
電池排出機能を有しながらも極めてコンパクトな電池室
構造、ひいては電池収納ユニットを実現することができ
る。
【0048】さらに、電池室内における電池の排出方向
に沿う面を、電池室蓋の回動軸を中心とする略円弧曲面
状に形成すれば、電池室からの電池の排出がスムーズに
行え、電池室蓋の操作感を軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるグリップユニットの分
解斜視図。
【図2】上記グリップユニットの斜視図。
【図3】上記グリップユニット(電池収納状態)の斜視
図。
【図4】上記グリップユニットをカメラ本体に装着した
状態の横断面図。
【図5】上記グリップユニットからの電池排出動作の説
明図。
【図6】上記グリップユニット(電池収納状態)の縦断
面図。
【図7】上記グリップユニットの電池室蓋の背面図。
【図8】上記グリップユニットのカメラ本体への装着説
明図。
【図9】従来のグリップユニットの斜視図。
【符号の説明】 1 ユニット本体 2 キャップ 3 底面カバー 4 電池室蓋 5 電池排出アーム 5a 電池押動部 6 シール部材 7、8 電池接片 9 接続端子 10 グリップゴム 11 取り付けネジ 12 電池 20 グリップユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を収納するための電池室を有し、電
    子機器本体に対して着脱が可能な電池収納ユニットにお
    いて、 ユニット本体における前記電池室の開口部の近傍の軸回
    りで回動して前記開口部を開閉する電池室蓋と、 この電池室蓋の外周部に設けられたシール部材とを有し
    ており、 前記電池室蓋が前記電子機器本体に当接するように前記
    ユニット本体を前記電子機器本体に装着することによ
    り、前記電池室蓋を介して前記シール部材が前記ユニッ
    ト本体に圧着されることを特徴とする電池収納装置。
  2. 【請求項2】 電池を収納するための電池室を有し、電
    子機器本体に対して着脱が可能な電池収納ユニットにお
    いて、 ユニット本体における前記電池室の開口部の近傍の軸回
    りで回転して前記開口部を開閉する電池室蓋と、前記ユ
    ニット本体における前記開口部の周囲に設けられたシー
    ル部とを有しており、 前記電池室蓋が前記電子機器本体に当接するように前記
    ユニット本体を前記電子機器本体に装着することによ
    り、前記電池室蓋が前記シール部材に圧着されることを
    特徴とする電池収納ユニット。
  3. 【請求項3】 前記電池室蓋の外面形状が、前記電子機
    器本体における前記電池室蓋との当接面と略同一形状に
    形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の電池収納ユニット。
  4. 【請求項4】 前記電池室蓋に一体的に設けられ、前記
    電池室蓋が閉じ状態から開き方向に回動することにより
    前記電池室内で回動して前記電池室に収納された電池を
    前記開口部に向かって押し出す電池排出部材を有するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電池
    収納ユニット。
  5. 【請求項5】 電池を収納するための電池室を有し、電
    子機器本体に対して着脱が可能な電池収ユニットにおい
    て、 ユニット本体における前記電池室の開口部の近傍の軸回
    りで回動して前記開口部を開閉する電池室蓋と、 前記電池室蓋に一体的に設けられ、前記電池室蓋が閉じ
    状態から開き方向に回動することにより前記電池室内で
    回動して前記電池室に収納された電池を前記開口部に向
    かって押し出す電池排出部材とを有しており、 この電池排出部材は、前記電池室蓋が前記閉じ位置から
    開き方向に所定量回動した後に前記電池を押し始めるこ
    とを特徴とする電池収納ユニット。
  6. 【請求項6】 正極接点部および負極接点部の双方を同
    一面側に有する電池が前記電池室に収納され、この電池
    室内における前記電池の両接点部に対向する面に、前記
    電池の前記両接点部に対して付勢接触する電池接片を有
    しており、 前記電池排出部材は、前記電池における両接点部が設け
    られた面とは反対側の面と、前記電池室における前記電
    池接片が設けられた面に対向する面との間に挟み込まれ
    ることを特徴とする請求項5に記載の電池収納ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記電池室内における前記電池の排出方
    向に沿う面が、前記電池室蓋の回動軸を中心とする略円
    弧曲面状に形成されていることを特徴とする請求項5又
    は6に記載の電池収納ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の電池
    収納ユニットを着脱可能に有することを特徴とする電子
    機器。
  9. 【請求項9】 前記電池収納ユニットが、機器グリップ
    部を構成することを特徴とする請求項8に記載の電子機
    器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009527889A (ja) * 2006-02-21 2009-07-30 ローズマウント インコーポレイテッド 限られたエネルギーの電池アセンブリを備える産業プロセスフィールド装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009527889A (ja) * 2006-02-21 2009-07-30 ローズマウント インコーポレイテッド 限られたエネルギーの電池アセンブリを備える産業プロセスフィールド装置
US8852775B2 (en) 2006-02-21 2014-10-07 Rosemount Inc. Industrial process field device with energy limited battery assembly

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