JP2001210158A - シールドフラット電線の製造方法およびシールド穿孔処理装置 - Google Patents

シールドフラット電線の製造方法およびシールド穿孔処理装置

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JP2001210158A
JP2001210158A JP2000014332A JP2000014332A JP2001210158A JP 2001210158 A JP2001210158 A JP 2001210158A JP 2000014332 A JP2000014332 A JP 2000014332A JP 2000014332 A JP2000014332 A JP 2000014332A JP 2001210158 A JP2001210158 A JP 2001210158A
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burr
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flat electric
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Toshiaki Suzuki
俊秋 鈴木
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド20の剥離強度の高いシールドフラ
ット電線を製造すること。 【解決手段】 シールド20の金属箔同士を結合状態に
維持する結合部を備えたシールドフラット電線を製造す
る。この結合部は、シールド20の上記金属箔の接合部
分に穿孔部材を突き刺すことにより貫通孔28を形成す
る穿孔工程を含む。さらにこの穿孔工程によって生成し
たバリ28aを穿孔部材の穿孔方向と逆向きに内側から
加圧して拡開工程を施す。これにより上記バリ28aを
一旦拡開する。その後、拡開されたバリ28aを折り返
し、バリ28aによって係合部22cを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドフラット
電線の製造方法およびシールド穿孔処理装置に関し、特
に、複数の電線を一体に覆うようにシールドが形成され
たシールドフラット電線の製造方法およびシールド穿孔
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようなシールドフラット電線とし
て、例えば、図18に示すものが開発されている。その
構成は、導体54を絶縁体56で被覆した複数の被覆線
52と導体のみからなるドレン線58とを同一平面上で
平行に並べ、これら各線52、58(以下、両線を「コ
ア線」と総称する。)をシールド60で覆ってドレン線
58のみと導通させ、さらに、シールド60の外周を絶
縁性の外部シース64で被覆している。
【0003】このようなシールドフラット電線50にお
いて、上記シールド60は、通常同図に示すようにコア
線52、58を挾んで表裏をなす一対の金属箔62a、
62bを各コア線52、58の間で互いに接着剤で貼り
合わせることにより形成されている。
【0004】上記のようなシールドフラット電線50で
は、シールド60や外部シース64で一体化されている
ため、コア線52、58間の間隔Dを変更することがで
きない。そのため、配線形態によっては、コア線52、
58間にスリット61を形成し、間隔を変更可能にする
必要があった。
【0005】図19は、図18のシールドフラット電線
50に分岐用のスリット61を形成した状態を示す斜視
図である。同図に示すように、スリット61を形成する
ことにより、コア線52、58の間隔Dを変更すること
ができるので、例えば、特定の線を間隔の隔たったキャ
ビティに挿入することが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なシールドフラット電線50においては、コア線52、
58間の間隔が至って狭いので、その接合部分における
接合面積が狭くなり、図19に示すように金属箔62
a、62bの接合部分に剥離が生じ易く、このような金
属箔62a、62bの剥離に起因してシールド性能を低
下させるという問題が生じている。特に上述のようなス
リット61を形成して分岐加工を施す場合には、そのス
リット61を設けた部位の接着力が低減し、上記剥離が
一層生じやすくなるおそれがある。
【0007】上述のような剥離が生じると、一定に保た
れていた導体54とシールド60で形成される静電容量
が変動し、これによって導体54とシールド60で形成
される伝送路の長手方向におけるインピーダンスの均一
性が損なわれて、先に送信された信号がその後に送信さ
れる信号にノイズとなって影響を与えるという、いわゆ
る反射現象を生じさせる原因になるという問題が生じて
いる。
【0008】そこで、シールドを構成する金属箔62
a、62b同士の剥離強度が高いシールドフラット電線
を製造することが要請される。
【0009】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、シールドの剥離強度の高いシールドフ
ラット電線を製造することのできるシールドフラット電
線の製造方法およびシールド穿孔処理装置を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、同一平面上で平行に配置された複数のコ
ア線と、上記平面と直交する表裏方向に各コア線を挟ん
で被覆する一対の金属箔からなるシールドと、上記シー
ルドの外周を被覆する外部シースとを備えるシールドフ
ラット電線に、上記シールドの当該コア線間に形成され
る貫通孔と、上記貫通孔を貫通して上記シールドの両金
属箔同士を結合状態に維持する結合部とを設けるシール
ドフラット電線の製造方法であって、上記コア線を挟ん
で金属箔同士をコア線の間で接合した後、上記金属箔の
接合部分に穿孔部材を一方の金属箔から他方の金属箔へ
突き刺すことにより上記貫通孔を形成する穿孔工程と、
穿孔時に生成したバリを上記穿孔部材の穿孔方向と逆向
きに内側から加圧して上記バリを拡開する拡開工程と、
拡開されたバリをその開口端から上記他方の金属箔の表
面に折り返す折り返し工程とを行ってから、上記外部シ
ースを形成することを特徴とするシールドフラット電線
の製造方法である。
【0011】この発明では、通常は余剰物として処理さ
れるべきバリを利用して、金属箔同士を連結する係合部
を形成することになる。しかも上記バリを折り返すにあ
たり、本発明ではシールドを構成する金属箔の接合部分
に一穿孔方向から穿孔部材を突き刺して貫通孔を形成し
た後に、一旦、当該貫通孔のバリを上記穿孔方向と逆向
きに内側から加圧して拡開し、さらに折り返し工程にお
いて折り返しているので、穿孔後のバリを直ちに折り返
す場合に比べてバリが貫通孔をふさぐ方向に変形するこ
とを確実に防止し、所望の形状に折り返すことが可能に
なる。従って折り返し加工を確実に行い、比較的サイズ
の小さいシールドフラット電線を製造する際にも歩留ま
りを高めることが可能になる。なお上記製造方法におい
て、上記貫通孔は、コア線に沿って複数個形成されるこ
とが好ましい。このようにすると、端末部分にスリット
を形成する場合に、複数の貫通孔に対応してスリットの
長さを選択することが可能になる。
【0012】また、上記穿孔工程は、当該コア線の長手
方向に沿う観音開き状のバリを形成することが好まし
い。
【0013】このようにすると、穿孔時のバリがコア線
の長手方向に沿った方向性を有することになるので、拡
開工程や折り返し工程を行いやすくなる。
【0014】さらに、穿孔された後の中間製造物に対
し、モールド加工方法によって外部シースを形成するこ
とが好ましい。
【0015】このようにすると、シールドに形成された
貫通孔を外部シースの材料が貫通した状態で外部シース
が形成される結果、当該貫通孔を充填する材料が外部シ
ースの表側と裏側とをいわば鋲着する鋲着部材として作
用することになり、部品点数を増加させることなく比較
的堅固な結合部が形成されることになる。
【0016】本発明の別の態様は、同一平面上で平行に
配置された複数のコア線と、上記平面と直交する表裏方
向に各コア線を一対の金属箔で挟んで被覆するシールド
とを有するシールドフラット電線の中間製造物に対し、
上記金属箔の当該コア線間の接合部分に貫通孔を形成す
るためのシールド穿孔処理装置であって、上記接合部分
を押し切り可能な穿孔部材を含むとともに、上記金属箔
の接合部分に、上記穿孔部材を一方の金属箔から他方の
金属箔へ向けて突き刺す穿孔手段と、穿孔時に形成され
た上記シールドのバリの開口端を拡開する拡開手段と、
拡開されたバリをその開口端から上記他方の金属箔の表
面に折り返す折り返し手段とを備えていることを特徴と
するシールド穿孔処理装置である。
【0017】この発明においても、貫通孔の形成時に生
成されたバリを一旦拡開し、その後、他方の金属箔の表
面に折り返すことにより、バリを利用して係合部を形成
し、一対の金属箔同士の剥離強度を高めることが可能に
なる。
【0018】また、上記穿孔手段、上記拡開手段、およ
び上記折り返し手段は、複数のコア線を所定の搬送経路
に沿って送給することにより当該コア線に金属箔を被覆
するシールド形成装置と、このシールド形成装置の下流
側に配置されてシールド形成装置により製造されたシー
ルドフラット電線の中間製造物に外部シースを形成する
シース形成装置との間に上記の順で配置されていること
が好ましい。
【0019】このようにすると、シールド形成装置によ
って複数のコア線に金属箔のシールドが被覆されたシー
ルドフラット電線の中間製造物を製造する工程と、この
中間製造物にに穿孔やバリの拡開、折り返しを施す各工
程と、シースを形成する工程までが同一のラインで自動
的に行うことが可能になる。
【0020】また、上記穿孔部材は、上記コア線の長手
方向に沿う線状の稜線で上記接合部分を観音開き状に押
し切る押切り刃であることが好ましい。
【0021】このようにすると、シールドフラット電線
の中間製造物を所定の搬送経路に沿って上流側から下流
側に送給する際に、穿孔時のバリがコア線(従って搬送
経路)の長手方向に沿った方向性を有することになるの
で、後続する拡開工程や折り返し工程を行いやすくな
る。
【0022】また、上記穿孔部材を周面に備えた穿孔ロ
ーラを有することが好ましい。
【0023】このようにすると、シールドフラット電線
の中間製造物を所定の搬送経路に沿って上流側から下流
側に送給する際に、その搬送経路中に穿孔ローラを配置
して穿孔加工を行うことができるので、自動化が容易に
なる。
【0024】また、上記拡開手段は、観音開き状に生成
されたバリを挟圧する一対の加圧ローラを含んでいるこ
とが好ましい。
【0025】さらに上記一対の加圧ローラのうち、上記
バリの開口端を加圧するものに設けられ、観音開き状に
生成された上記バリの間に割り込んでその内側から加圧
するテーパ面であることが好ましい。
【0026】このようにすると、テーパ面をバリの間に
割り込ませることにより、一層確実に拡開工程を処理す
ることができる。
【0027】さらに、上記折り返し手段は、拡開された
バリを挟圧する一対の加圧ローラを含んでいることが好
ましい。
【0028】なお、各請求項の記載において「複数のコ
ア線」は、シールドと電気的に絶縁された被覆線(主と
して信号線)のみからなる電線群であってもよく、或い
は被覆線に、シールドと電気的に導通するドレン線が含
まれる電線群であってもよい。また、「金属箔」とは、
純粋な金属箔に限らず、金属箔に補強用等、各種のコー
ティングを施したものも含む意味である。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0030】図1は、本発明に係るシールドフラット電
線10を示す斜視断面図であり、図2はシールドフラッ
ト電線のシールド構造を説明する図1のA−A断面図で
ある。また、図3は、図1のシールドフラット電線10
の使用例を示す斜視図である。これらの図に示すシール
ドフラット電線10は、導体14を絶縁体16で被覆し
た複数の被覆線12と導体のみからなるドレン線18と
を備えており、これらコア線(この実施形態では被覆線
12及びドレン線18)が互いに同一平面上で平行に配
置されてその周囲に一体にシールド20および外部シー
ス24が形成された構成となっている。図示の例ではシ
ールドフラット電線10を圧着コネクタ70(図3参
照)の極71に収容される圧着端子72に接続するため
に、端末部分に皮剥ぎ加工が施され、外部シース24及
びシールド20が切除されている。この結果、被覆線1
2の端末部分については絶縁体16が露出している。
【0031】上記シールド20は、導電性を有する表裏
一対の金属箔22a、22bを図2に示すようにコア線
12、18を挾んで互いに接着剤で貼り合わせることに
より形成されている。なお、金属箔22a、22bとし
ては、銅箔等の純粋な金属箔、あるいはこれら金属箔に
樹脂等の補強層を形成したものが用いられる。
【0032】上記シールド20において、コア線12、
18の間には、スリットSが形成されている。このスリ
ットSは、コア線12、18の端末部分を分岐し、圧着
コネクタ70にシールドフラット電線10を接続する
際、間隔の異なる極71に個々の線12、18を接続す
るために、コア線12、18の長手方向に沿って形成さ
れたものである(図3参照)。
【0033】スリットSを区画する部位(スリットSの
切り口部分)Pには、幾つかの結合部26が形成されて
いる。図示の実施形態において、結合部26は、シール
ド20を構成する各金属箔22a、22bの接合部分に
貫通孔28を直線的に一定の間隔で形成されており、こ
の貫通孔28を通して上記外部シース24を貫通形成し
た構造となっている。
【0034】図2に示すように貫通孔28の周囲には、
その周縁部分をシールド20の裏面側(同図では下面
側)に折り返すことにより、裏面側の金属箔22bを表
面側の金属箔22aによって挾持する係合部22cが形
成されている。
【0035】そして、この係合部22cによって金属箔
22a、22bが相互に係合させられ、さらに、上記結
合部26によって金属箔22a、22bがいわばリベッ
ト締結(鋲着)されたような状態になっている。
【0036】上記のようなシールドフラット電線10に
よれば、上述のようにシールド20のスリットSが区画
されている部分に、結合部26を設けているため、単に
金属箔同士を接着剤で貼り合わせただけの従来のシール
ド構造と比較すると、金属箔22a、22b同士の結合
力が極めて大きい。そのため、スリットSをコア線1
2、18間に形成した場合でも、金属箔22a、22b
同士が容易に剥離することがなく、金属箔22a、22
bの剥離に起因したシールド性能の低下を有効に防止す
ることができる。
【0037】また、スリットSを区画する部位に、複数
の結合部26を設けているので、金属箔22a、22b
の結合力を一層高めることができる。
【0038】さらに、図2に示しているように、外部シ
ース24が金属箔22a、22bをいわば鋲着した状態
では、外部シース24の表側と裏側とが貫通孔28内で
貼着される構造に比べ、高い強度を得ることが可能にな
る。
【0039】加えて、上記係合部22cにより裏面側の
金属箔22bが表面側の金属箔22aによって挾持され
るので、一層剥離強度が高くなる。
【0040】次に、上記シールドフラット電線10の製
造方法について図4乃至図17を用いて説明する。図4
は、上記シールドフラット電線10の製造ラインを概略
的に示す模式図である。また、図5は図4の製造ライン
に採用されている穿孔処理装置(本発明のシールド穿孔
処理装置の一例)40の全体斜視図である。
【0041】まず図4に示すようにシールドフラット電
線10の製造ラインは、コア線12、18を巻回した図
外のコア線リール部材からコア線12、18を引き出し
つつ、水平線上に沿う所定の搬送経路PH沿いに順次加
工(シールド形成工程、穿孔工程、拡開工程、バリ折り
返し工程、シース成形工程)を行うものであり、基本的
には、シールド形成装置30、シールド穿孔処理装置
(穿孔部450、バリ拡開部460およびバリ折り返し
部470)40並びに外部シース形成装置8を備えてい
る。
【0042】シールド形成装置30は、一対の圧ローラ
32a、32bを有しており、これら圧ローラ32a、
32b間のニップにコア線12、18及び金属箔22
a、22bを通して一体に圧することにより行う。これ
により、各コア線12、18が同一平面上で平行に並ん
だ状態で、一対の金属箔22a、22bが互いに上記平
面と直交する表裏方向に挟み込まれて被覆したフラット
な積層体S1が形成される。
【0043】シールド穿孔処理装置40は穿孔部45
0、バリ拡開部460、バリ折り返し部470がユニッ
ト化されたものであり、この装置40による穿孔工程に
よってシールド20における金属箔22a、22bの接
合部分に上記貫通孔28が形成され、貫通孔28の形成
時に生成されたバリが拡開され、拡開されたバリが裏面
側の金属箔22bの表面に折り返されて上記係合部22
cが形成される。
【0044】図5を参照して、上記シールド穿孔処理装
置40は、ベース41と、このベース41に立設される
ピラー42と、ピラー42の上端部に固定された天板4
3とを有しており、上記ベース41に配設される固定側
の部材と上記天板43に取付けられる可動側の部材とが
それぞれ対をなして穿孔部450〜バリ折り返し部47
0を構成している。なお、図示の例では、天板43の前
縁部分にヒンジ43aを介してメンテナンス扉44が取
付けられているとともに、天板43の上部には取付板4
5が立設されている。
【0045】上記穿孔部450、バリ拡開部460、バ
リ折り返し部470は、何れもベース41に配設された
ピローブロック型の軸受141と、軸受141によって
回転可能に担持される駆動軸142と、各駆動軸142
の端部に固定される固定側ローラ451、461、47
1と、固定側ローラ451、461、471と対をなす
昇降ローラ452、462、472と、各昇降ローラ4
52、462、472を支持する支持軸143と、支持
軸143を回転自在に担持する昇降軸受144と、昇降
軸受144を介して各昇降ローラ452、462、47
2を昇降させるエアシリンダ145と、エアシリンダ1
45の両側に二つ一組となって設けられたロッド状の昇
降ガイド146とをそれぞれ有している。そして、上記
エアシリンダ145のロッド145aを伸張させること
により、図5に示す解放状態から昇降ローラ452、4
62、472が降下して固定側ローラ451、461、
471との間でニップを形成し、両者間に上記積層体S
1を挟み込むことができるようになっている(図4参
照)。また具体的には図示していないが、各部450〜
70の駆動軸142または支持軸143には、駆動装置
が連結されており、この駆動装置によって各ローラ45
1、452、461、462、471、72が上記搬送
経路PH上にある積層体S1を上流側から下流側に送給
しつつ所期の加工を施すことができるようになってい
る。
【0046】ここでシールド穿孔処理装置40において
は、上述した部材のうち、固定ローラ451、452、
453および昇降ローラ452、462、472が、そ
れぞれ各部450〜70による加工工程に対応して異な
っている。
【0047】次に、各部450〜70の各ローラについ
て詳述する。
【0048】図6は図5のシールド穿孔処理装置40に
係る穿孔部450の昇降ローラ452の要部を概略的に
示す斜視図であり、図7および図8は図4の穿孔部45
0による穿孔工程を示す部分拡大図、図9は上記穿孔部
450によって穿孔工程を終了した積層体S1の一部を
概略的に示す斜視図である。
【0049】図5並びに図6〜図8を参照して、穿孔部
450は、シールド20を構成する金属箔22a、22
bの接合部分に貫通孔28を形成するためのものであ
り、上記金属箔22a、22bの接合部分を突き刺す穿
孔部材としての押切り刃453を多数備えている。上記
押切り刃453は、昇降ローラ452の周面において、
同一円周上に沿って断続的に等配されたチップ体であ
り、それぞれ昇降ローラ452の接線方向に沿う稜線部
453aを有している。
【0050】図7に示すように、上記固定側ローラ45
2の周面には、各押切り刃453に対応する2条の周溝
454が形成されており、そのエッジ454aと上記押
切り刃453との間で上記積層体S1のうち、各金属箔
22a、22bの接合部分に穿孔することができるよう
になっている。また、上記昇降ローラ452の当該押切
り刃453の両側並びに上記固定側ローラ451の当該
周溝454の両側には、加工される積層体S1のコア線
12、18を挟み込む半円形状の溝455、456がそ
れぞれ形成されている。
【0051】そして、穿孔工程においては、両ローラ4
51、452間に上記積層体S1を挟み込むことによ
り、上記押切り刃453を一方の金属箔22aから他方
の金属箔22bへ向けて突き刺すことにより(図8参
照)、金属箔22a、22bの接合部分に上記貫通孔2
8を断続時に形成することができる(図9参照)。ここ
で図示の例では、上記押切り刃453の稜線部453a
が昇降ローラ452の接線方向に沿っていることによ
り、上記穿孔時に形成される貫通孔28は細長い矩形と
なり、そのバリ28aが観音開き状に一方の金属箔22
a側から他方の金属箔22b側へ突出することになる
(図9参照)。貫通孔28は、シールド20の電気的な
特性を良好に維持するためにスリットSよりも幅が広い
限りにおいて、可及的に狭く設定することが好ましい。
また、スリットSが形成される部位Pでの剥離強度を高
めるために、可及的にコア線12、18に沿って長く設
定することが好ましい。
【0052】次に図10および図11は図5のシールド
穿孔処理装置40に係るバリ拡開部460による拡開工
程を示す部分拡大図、図12は上記バリ拡開部460に
よって拡開工程を終了した積層体S1の一部を概略的に
示す斜視図である。
【0053】これらの図を参照して、上記拡開部460
は、穿孔部450による穿孔時に形成されたシールド2
0のバリ28aの開口端を拡開するためのものであり、
各ローラ461、462の周面には、上記積層体S1の
各コア線12、18を挟み込む溝461a、462aが
形成されており、これらの溝461a、462aを含ん
で起伏する各周面で積層体S1を挟み込むニップを形成
することができるようになっている。ここで、上記固定
側ローラ461の各溝461aのエッジ部分には、上記
バリ28aに対応する面取り部(テーパ面)461bが
形成されている。この面取り部461bは、周面に対し
て45度の傾斜角度θを有しており、この面取り部46
1bが観音開き形状に生成された上記バリ28aを拡開
することができるようになっている。そして、拡開工程
においては、両ローラ461、462間で上記積層体S
1を挟み込むことにより、当該積層体S1に形成された
各バリ28aの開口端が互いに離反する方向に拡開さ
れ、その形状で塑性変形するようになっている(図1
1、図12参照)。
【0054】次に図13および図14は図5のシールド
穿孔処理装置40に係るバリ折り返し部470による折
り返し工程を示す部分拡大図、図15は上記バリ折り返
し部470によって折り返し工程を終了した積層体S1
の一部を概略的に示す斜視図である。
【0055】これらの図を参照して、上記折り返し部4
70は、基本的には上記拡開部460と同様の原理で積
層体S1を挟み込むことにより、当該バリ28aをさら
に拡開し、最終的に図2で示した係合部22cを成形す
るためのものである。折り返し部470の各ローラ47
1、472にも各コア線12、18に対応する溝471
a、472aが形成されているが、これら各溝471
a、472aの間には、当該ローラ471、472の周
面が協働して上記バリ28aを他方の金属箔22bの表
面に押し付け可能な周面471cが形成されている。
【0056】そして、折り返し工程において、この折り
返し部470に送給された上記積層体S1のバリ28a
は、図14に示すように開口端が他方の金属箔22bの
表面に接合するように折り返され、図2に示した係合部
22cとして成形される。
【0057】なお上述した説明において、図7、図1
0、図13においては、各ローラと積層体S1との関係
を示すために両者に間隔を隔てているが、実際の作動時
においては図8、図11、図14と同様に各ローラが積
層体S1を挟み込んでいる。
【0058】図16は、図4に示す製造工程によって製
造された積層体の斜視図である。
【0059】図4および図16を参照して、上記外部シ
ース形成装置8は、押出し成形機8aを有しており、こ
の押出し成形機8aに上記積層体S1を通しながら、そ
の周囲に上記外部シース24を形成する。具体的に説明
すると、押出し成形機8a内に形成されたキャビティ
(外部シース形成のための金型通路)内に上記積層体を
通すとともに、該キャビティ内に例えば熱可塑性樹脂等
からなるシース材料を供給し、こうして上記積層体の周
囲にシース材料を付着させながら引き出すことにより上
記積層体の周囲に外部シース24を形成する。この際、
キャビティ内にシース材料が供給されると、上記貫通孔
28をシース材料が貫通し、これによりシールド20が
リベット締結され、シールド20をいわば鋲着する結合
部26が形成される。そして、この積層体S2を調尺裁
断し、その端末に皮剥ぎ、分岐加工を施すことにより、
図1に示すシールドフラット電線10を製造することが
できる。
【0060】以上のようなシールドフラット電線10の
製造方法によれば、通常は余剰物として処理されるべき
バリ28aを利用して、金属箔22a、22b同士を連
結する係合部22cを形成することになるので、結合部
26を簡単に形成することができ、これによって金属箔
22a、22bの剥離に起因したシールド性能の低下を
効果的に防止することのできるシールドフラット電線1
0を製造することが可能になる。
【0061】しかも、このバリの拡開工程を行った後、
バリを折り返すこととしているので、穿孔後のバリを直
ちに折り返す場合に比べてバリが貫通孔をふさぐ方向に
変形することを確実に防止し、所望の形状に折り返すこ
とが可能になる。従って、折り返し加工を確実に行い、
比較的サイズの小さいシールドフラット電線を製造する
際にも歩留まりを高めることが可能になる。
【0062】特に、上記実施形態では、シールド形成工
程、穿孔工程、バリ拡開工程、バリ折り返し工程、及び
外部シース成形工程の一連の工程を経ることにより一気
に結合部26を形成するため、効率よくシールドフラッ
ト電線を製造することができる。
【0063】なお、以上説明したシールドフラット電線
10やその製造方法は、本発明に係るシールドフラット
電線の製造方法およびシールド穿孔処理装置の一例であ
って、シールドフラット電線の具体的な構成や、具体的
な製造方法は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更
可能である。
【0064】例えば、上記シールドフラット電線10で
は、シールド20において金属箔22a、22bの接合
部分に矩形の貫通孔28を形成し、この際に形成される
バリを拡張変形させることにより結合部26を形成する
ようにしているが、例えば、貫通孔28として楕円形や
円形の孔を形成するようにしても構わない。要するに、
結合部26は、一方側の金属箔22a(又は金属箔22
b)によって他方側の金属箔22b(金属箔22a)を
挾持するように金属箔22a、22bの接合部分の一部
を折り返した構造であればよく、その具体的な形状等
は、金属箔22a、22bの剥離をより効果的に防止し
得るように適宜選定するようにすればよい。
【0065】なお、シールド20の構成において、各金
属箔22a、22bを接着剤で貼りあわせる必要は必ず
しもなく、これを省略するようにしてもよい。要は、シ
ールドフラット電線10の用途や使用状態等に応じ、金
属箔22a、22bの接合部分に外部シースを貫通形成
しただけの構成では金属箔22a、22bの剥離を十分
に防止できないような場合にのみ貫通孔28の周縁部を
折り返す等の構成を採用して各金属箔22a、22bの
結合力を高めるようにしてもよい。
【0066】また、外部シース24を形成する工程は、
上述したモールド式の他、ラミネート方式を採用するこ
とが可能である。
【0067】図17は、外部シース24の別の製造工程
を示す概略図である。
【0068】同図に示す方式では、ラミネータ80を用
いて、一対の絶縁テープ81、82により、外部シース
24を形成している。
【0069】図17に示すラミネータ80は、上述した
穿孔済みの積層体S1の両面に貼着される絶縁テープ8
1、82を供給する供給リール83、84と、供給され
た絶縁テープ81、82の背面に剥離テープ85、86
を供給する剥離テープリール87、88と、上記絶縁テ
ープ81、82と剥離テープ85、86とをこの順で積
層体S1の表裏両側に挟み込んで、加熱する3基の加熱
ローラ対88と、加熱後に剥離テープ85、86を巻き
取る巻き取り機89と、加熱ローラ対88によって形成
された積層体S2の両側を切り揃えるスリッタ90と、
スリッタ90によって裁断されて、外部シース24が形
成された積層体S2を巻き取る巻き取り機91とを有し
ている。なお、図17において、上記積層体S1及び積
層体S2が搬送される搬送経路の適所には、ガイドロー
ラ対92が配設されている。また、スリッタ90の下流
には裁断された切り屑を巻き取る巻き取り部93が設け
られ、巻き取り機91とスリッタ90との間には、引取
キャプスタン94が配置されている。さらに、95はス
タート屑ピンチローラ、96はトラバース、97はピン
チローラである。
【0070】この装置によれば、各線12、18をシー
ルド20が被覆する積層体S1の両側に絶縁テープ8
1、82が積層され、加熱ローラ対88によってラミネ
ートされた後、スリッタ90によって定寸幅に裁断され
る。こうして積層体S2が形成され、巻き取り機91に
巻回される。
【0071】また、シールドフラット電線10は、圧着
コネクタのみならず、圧接端子を有する圧接コネクタに
も適用可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常は余剰物として処理されるべきバリを利用して、金
属箔同士を連結する係合部を形成することになるので、
金属箔の剥離に起因したシールド性能の低下を効果的に
防止することのできるシールドフラット電線を製造する
ことが可能になる。しかも、このバリの拡開工程を行っ
た後、バリを折り返すこととしているので、穿孔後のバ
リを直ちに折り返す場合に比べてバリが貫通孔をふさぐ
方向に変形することを確実に防止し、所望の形状に折り
返すことが可能になる。従って、折り返し加工を確実に
行い、比較的サイズの小さいシールドフラット電線を製
造する際にも歩留まりを高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシールドフラット電線の一例を示
す斜視図である。
【図2】シールドフラット電線のシールド構造を説明す
る図1のA−A断面図である。
【図3】図1のシールドフラット電線の使用例を示す斜
視図である。
【図4】本発明に係るシールドフラット電線の製造工程
を示す模式図である。
【図5】図4の製造ラインに採用されている穿孔処理装
置(本発明のシールド穿孔処理装置の一例)の全体斜視
図である。
【図6】図5の穿孔処理装置に係る穿孔部の昇降ローラ
の要部を概略的に示す斜視図である。
【図7】図4の穿孔部による穿孔工程を示す部分拡大図
である。
【図8】図4の穿孔部による穿孔工程を示す部分拡大図
である。
【図9】上記穿孔部によって穿孔工程を終了した積層体
の一部を概略的に示す斜視図である。
【図10】図5の穿孔処理装置に係るバリ拡開部による
拡開工程を示す部分拡大図である。
【図11】上記バリ拡開部によって拡開工程を終了した
積層体の一部を概略的に示す斜視図である。
【図12】上記バリ拡開部によって拡開工程を終了した
積層体の一部を概略的に示す斜視図である。
【図13】図5の穿孔処理装置に係るバリ折り返し部に
よる折り返し工程を示す部分拡大図である。
【図14】図5の穿孔処理装置に係るバリ折り返し部に
よる折り返し工程を示す部分拡大図である。
【図15】上記バリ折り返し部によって折り返し工程を
終了した積層体の一部を概略的に示す斜視図である。
【図16】図4に示す製造工程によって製造された積層
体の斜視図である。
【図17】外部シースの別の製造工程を示す概略図であ
る。
【図18】従来のシールドフラット電線の構造を示す断
面斜視図である。
【図19】図18のシールドフラット電線に分岐用のス
リットを形成した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 シールドフラット電線 12 被覆線(コア線) 18 ドレン線(コア線) 20 シールド 22a、22b 金属箔 22c 係合部 24 外部シース 26 結合部 28 該貫通孔 28a バリ 30 シールド形成装置 40 シールド穿孔処理装置 450 穿孔部 453 押切り刃(穿孔部材) 454a エッジ 460 バリ拡開部(拡開手段) 461b 面取り部(テーパ面) 470 バリ折り返し部(折り返し手段) PH 搬送経路 S1 積層体(中間製造物) θ 傾斜角度

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一平面上で平行に配置された複数のコ
    ア線と、上記平面と直交する表裏方向に各コア線を挟ん
    で被覆する一対の金属箔からなるシールドと、上記シー
    ルドの外周を被覆する外部シースとを備えるシールドフ
    ラット電線に、上記シールドの当該コア線間に形成され
    る貫通孔と、上記貫通孔を貫通して上記シールドの両金
    属箔同士を結合状態に維持する結合部とを設けるシール
    ドフラット電線の製造方法であって、上記コア線を挟ん
    で金属箔同士をコア線の間で接合した後、上記金属箔の
    接合部分に穿孔部材を一方の金属箔から他方の金属箔へ
    突き刺すことにより上記貫通孔を形成する穿孔工程と、
    穿孔時に生成したバリを上記穿孔部材の穿孔方向と逆向
    きに内側から加圧して上記バリを拡開する拡開工程と、
    拡開されたバリをその開口端から上記他方の金属箔の表
    面に折り返す折り返し工程とを行ってから、上記外部シ
    ースを形成することを特徴とするシールドフラット電線
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールドフラット電線の
    製造方法において、上記穿孔工程は、当該コア線の長手
    方向に沿う観音開き状のバリを形成することを特徴とす
    るシールドフラット電線の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のシールドフラッ
    ト電線の製造方法において、穿孔された後の中間製造物
    に対し、モールド加工方法によって外部シースを形成す
    ることを特徴とするシールドフラット電線の製造方法。
  4. 【請求項4】 同一平面上で平行に配置された複数のコ
    ア線と、上記平面と直交する表裏方向に各コア線を一対
    の金属箔で挟んで被覆するシールドとを有するシールド
    フラット電線の中間製造物に対し、上記金属箔の当該コ
    ア線間の接合部分に貫通孔を形成するためのシールド穿
    孔処理装置であって、 上記接合部分を押し切り可能な穿孔部材を含むととも
    に、上記金属箔の接合部分に、上記穿孔部材を一方の金
    属箔から他方の金属箔へ向けて突き刺す穿孔手段と、 穿孔時に形成された上記シールドのバリの開口端を拡開
    する拡開手段と、 拡開されたバリをその開口端から上記他方の金属箔の表
    面に折り返す折り返し手段とを備えていることを特徴と
    するシールド穿孔処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシールド穿孔処理装置に
    おいて、上記穿孔手段、上記拡開手段、および上記折り
    返し手段は、複数のコア線を所定の搬送経路に沿って送
    給することにより当該コア線に金属箔を被覆するシール
    ド形成装置と、このシールド形成装置の下流側に配置さ
    れてシールド形成装置により製造されたシールドフラッ
    ト電線の中間製造物に外部シースを形成するシース形成
    装置との間に上記の順で配置されていることを特徴とす
    るシールド穿孔処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシールド穿孔処理装置に
    おいて、上記穿孔部材は、上記コア線の長手方向に沿う
    線状の稜線で上記接合部分を観音開き状に押し切る押切
    り刃であることを特徴とするシールド穿孔処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のシールド穿孔処理装置に
    おいて、上記穿孔部材を周面に備えた穿孔ローラを有す
    ることを特徴とするシールド穿孔処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のシールド穿孔処理装置に
    おいて、上記拡開手段は、観音開き状に生成されたバリ
    を挟圧する一対の加圧ローラを含んでいることを特徴と
    するシールド穿孔処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のシールド穿孔処理装置に
    おいて、上記一対の加圧ローラのうち、上記バリの開口
    端を加圧するものに設けられ、観音開き状に生成された
    上記バリの間に割り込んでその内側から加圧するテーパ
    面であることを特徴とするシールド穿孔処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項7、8または9記載のシールド
    穿孔処理装置において、上記折り返し手段は、拡開され
    たバリを挟圧する一対の加圧ローラを含んでいることを
    特徴とするシールド穿孔処理装置。
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