JP2001208418A - 室内ユニット及び空気調和機 - Google Patents

室内ユニット及び空気調和機

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JP2001208418A
JP2001208418A JP2000016311A JP2000016311A JP2001208418A JP 2001208418 A JP2001208418 A JP 2001208418A JP 2000016311 A JP2000016311 A JP 2000016311A JP 2000016311 A JP2000016311 A JP 2000016311A JP 2001208418 A JP2001208418 A JP 2001208418A
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air
indoor
filter
heat exchanger
indoor unit
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JP2000016311A
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Hironari Fujiki
裕也 藤木
Kei Matsuda
圭 松田
Kunihiro Kobayashi
国浩 小林
Hiroshi Kanbara
裕志 神原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内の空気質をより一層向上させることがで
きる空気清浄機能を備えることで、商品性がより向上し
た室内ユニット及び空気調和機を提供する。 【解決手段】 吸込口12bから室内気を吸い込みかつ
吹出口12cから吹き出すためのファン14と、室内気
と室外ユニットから供給された冷媒との間で熱交換を行
う室内熱交換器13と、室内空気を吸引して室外へ排気
する専用の換気ファン18を備えた換気装置と、吸込口
12bと室内熱交換器13との間に配設された光触媒フ
ィルタ及び空気清浄フィルタよりなるフィルタ部材F
と、各種電気回路素子よりなる室内ユニット制御部15
とを具備して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房又は冷房によ
り快適な室内環境を提供する室内ユニット及び空気調和
機に係り、特に、吸引した室内気の空気質(IAQ)を
向上させる機能を備えた室内ユニット及び空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は、室内ユニット及び室外ユ
ニットの二つの大きな構成要素からなっている。これら
の各ユニットには、冷媒と室内気との間及び冷媒と室外
気との間における熱交換を行う室内熱交換器及び室外熱
交換器が備えられている。
【0003】これら室内熱交換器及び室外熱交換器は、
他に圧縮機、膨張弁等の要素を加えて冷媒回路を構成す
る要素になっている。冷媒はこの回路を物理的に循環す
ることで、熱的にも高温高圧気体、低温低圧気体、高温
高圧液体、低温低圧液体という状態変化の循環プロセス
を辿り、室内の冷暖房を実現することになる。なお、こ
の室内の冷暖房は、直接的には前記室内熱交換器内の冷
媒と室内気との熱交換により実現されることになる。
【0004】ちなみに、暖房運転時は、圧縮機で高温高
圧の気体とされた気体冷媒を室内熱交換器に送出して、
当該冷媒と室内気との間で熱交換を行うことにより実現
される。また、冷房運転時は、高温高圧の気体冷媒を室
外熱交換器に送出して室外気と熱交換させて高温高圧の
液冷媒とし、これをさらに膨張弁に通すことで低温低圧
化させて室内熱交換器に送出し、この冷媒と室内気との
間で熱交換を行うことにより実現される。
【0005】このような空気調和機においては、空調す
る室内の空気を清浄する目的で、室内ユニット内にフィ
ルタ部材を設けたものがある。このフィルタ部材は一般
的なエアフィルタに追加して取り付けられるものであ
り、通常吸い込む空気の流れに沿って吸込口、エアフィ
ルタ、フィルタ部材、室内熱交換器の順に配置される。
エアフィルタは網状の部材であり、吸込口から吸い込ん
だ空気中の埃や粉塵等を除去する機能を有している。フ
ィルタ部材には、エアフィルタを通過した空気中からハ
ウスダストや煙草の煙等を吸着して除去する空気清浄フ
ィルタ(又は静電フィルタ)と呼ばれるものが一般的に
使用されている。このような空気清浄フィルタの機能を
集塵機能と呼んでいる。また、紫外線を当てることによ
って蛋白質を分解し、脱臭・抗菌機能を発揮する光触媒
フィルタと呼ばれるフィルタ部材も開発されており、こ
の光触媒フィルタを単独で室内ユニットに設置した空気
調和機もある。この光触媒フィルタは、酸化チタンを含
有させた基材をハニカム形状にしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の空気
調和機は、単なる冷房・除湿・暖房運転に加えて種々の
機能が求められているが、このような機能の一つに、室
内の空気質(IAQ)を向上させる空気清浄機能があ
る。上述した従来のフィルタ部材を備えた空気調和機に
おいては、いずれの場合も室内熱交換器の前に設置する
フィルタ部材は一種類のみであり、従って、室内ユニッ
トの空気清浄機能としては当然ながら設置された一種類
のフィルタ部材が有する機能しか期待できない。このた
め、上述したフィルタ部材を設置すれば、集塵機能また
は脱臭・抗菌機能によっていずれも空気質を向上させる
ことができるが、よりよい室内環境を提供するために
は、さらなる空気質の向上を可能にする室内ユニット及
び空気調和機が望まれている。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、室内の空気質をより一層向上させることがで
きる空気清浄機能を備えることで、商品性がより向上し
た室内ユニット及び空気調和機の提供を目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1に記載の
室内ユニットは、吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出
口から吹き出すためのファンと、前記室内気と室外ユニ
ットから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交
換器と、室内空気を吸引して室外へ排気する専用の換気
ファンを備えた換気装置と、前記吸込口と前記室内熱交
換器との間に配設された光触媒フィルタ及び空気清浄フ
ィルタよりなるフィルタ部材と、各種電気回路素子より
なる室内ユニット制御部とを具備して構成したことを特
徴とするものである。
【0009】このような室内ユニットによれば、換気装
置による換気機能と、光触媒フィルタによる脱臭・抗菌
機能と、空気清浄フィルタによる集塵機能とを備えてい
るので、換気、集塵及び脱臭・抗菌を同時に行って空気
清浄を実施することが可能になる。
【0010】請求項2に記載の空気調和機は、室外熱交
換器と、該室外熱交換器又は室内熱交換器に高温高圧の
気体冷媒を送出する圧縮機と、各種電気回路素子よりな
る室外ユニット制御部とを具備してなる室外ユニット
と、吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出
すためのファンと、前記室内気と室外ユニットから供給
された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器と、室内
空気を吸引して室外へ排気する専用の換気ファンを備え
た換気装置と、前記吸込口と前記室内熱交換器との間に
配設された光触媒フィルタ及び空気清浄フィルタよりな
るフィルタ部材と、各種電気回路素子よりなる室内ユニ
ット制御部とを具備してなる室内ユニットと、を備えた
ことを特徴とするものである。
【0011】このような空気調和機によれば、室内ユニ
ットにおいて、換気装置による換気機能と、光触媒フィ
ルタによる脱臭・抗菌機能と、空気清浄フィルタによる
集塵機能とを備えているので、換気、集塵及び脱臭・抗
菌を同時に行って空気清浄を実施することが可能にな
る。
【0012】請求項3に記載の空気調和機は、前記室内
ユニットが、前記ファン、前記換気装置及び前記フィル
タ部材の光触媒フィルタを同時に作動させる空気質向上
運転モードを設けたことを特徴とするものである。この
場合、前記空気質向上運転モードを冷暖房運転の有無に
かかわらず選択して実施可能にするとよい。また、前記
空気質向上運転モードには、専用の選択操作手段を設け
るのが好ましく、好適な選択操作手段としては、リモー
トコントローラに設けられたスイッチボタンがある。
【0013】このような空気調和機によれば、空気質向
上運転モードを選択することで、ファン、換気装置及び
光触媒フィルタが同時に作動するので、ファンにより室
内の空気が吸引されて、空気清浄フィルタによる集塵機
能及び光触媒フィルタによる脱臭・抗菌機能が発揮され
る。さらに、換気装置による換気も同時に行われるの
で、これらが協働して室内の空気質は大きく向上する。
このような空気質向上運転モードを冷暖房運転の有無に
かかわらず選択して実施できるようにすれば、空気調和
機による空調運転を実施しないときには、室内ユニット
を空気清浄機として使用できる。そして、空気質向上運
転モード専用の選択操作手段を設ければ、一つの操作で
換気、集塵及び脱臭・抗菌を同時に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による室内ユニット
及び空気調和機の実施の形態について、図を参照して説
明する。図1は空気調和機の全体構成を示す説明図であ
る。空気調和機は、室内ユニット10及び室外ユニット
20から構成されている。これら室内ユニット10及び
室外ユニット20は、冷媒が導通する冷媒配管30や図
示しない電気配線等により接続されている。冷媒配管3
0は2本備えられており、冷媒は、その一方において室
内ユニット10から室外ユニット20へ、また他方にお
いて室外ユニット20から室内ユニット10へと流れる
ことになる。
【0015】室内ユニット10は、ベース11と前面パ
ネル12とが一体的に構成されたものとなっている。ベ
ース11には、プレートフィンチューブ型の室内熱交換
器13、略円筒形状のクロスフローファン(ファン)1
4等の各種機器が備えられている。ベース11には、こ
の他室内ユニット10に関する種々の動作制御等を行う
ため、各種電気回路素子から構成された室内ユニット制
御部15が備えられている。室内ユニット制御部15に
は、運転状況やエラーモードを表示するための適当なイ
ンジケータ15aが備えられている。このインジケータ
15aは、前面パネル12に設けられた透視部12aに
より、外部から確認可能となっている。なお、ベース1
1の後方には、据え付け板16が備えられ、これにより
室内ユニット10を室内の壁等に設置することが可能と
なっている。
【0016】前面パネル12には、吸込グリル(吸込
口)12bが前面及び上面のそれぞれに形成されてい
る。室内の空気(室内気)は、これら吸込グリル12b
により多方向から室内ユニット10内に吸い込まれるよ
うになっている。ちなみに、吸込グリル12bの背後に
はエアフィルタ17が備えられており、吸い込まれた空
気等の粉塵を除く働きをしている。また、前面パネル1
2には、その下方に吹出口12cが形成されており、こ
こから暖められた空気あるいは冷やされた空気が吹き出
されるようになっている。なお、この空気吸込及び空気
吹出は、前記クロスフローファン14が回転することに
よって行われる。
【0017】また、この室内ユニット10は、室内の空
気を吸引して室外へ排出する換気装置を備えている。こ
の換気装置は、換気専用の換気ファン18と、前面グリ
ル12に開口する換気専用の換気吸込口12dと、換気
ホース19とにより構成されており、換気ファン18の
吸い込み側に換気吸込口12dが連通し、換気ファン1
8の吐出側に換気ホース19の一端が連結されている。
換気運転時は、換気ファン18が作動することにより吸
込口12dから室内の空気を吸引するので、吸引された
室内気は換気ファン18及び換気ホース19を通って室
外へと排出される。なお、換気ホース19の他端は、図
2に示すように、断熱材31で被覆された2本の冷媒配
管30、30、図示省略の電気配線及びドレンホースと
共に壁1を貫通して設けられたスリーブ2を通って室外
に開口し、雨水の浸入を防ぐため出口カバー32によっ
て覆われている。
【0018】さらに、この室内ユニット10には、空調
する室内の空気を清浄するため、フィルタ部材Fが配設
されている。このフィルタ部材Fは、吸込口となる吸込
グリル12b及びその背後に設けられたエアフィルタ1
7と室内熱交換器13との間に室内熱交換器13の一部
を覆うように設置され、エアフィルタ17を通過して埃
や粉塵等が除去された空気の一部を通すことにより、脱
臭・抗菌機能及び集塵機能を発揮するものである。
【0019】図3において、(a)は上述したフィルタ
部材Fの詳細構造を示す分解斜視図、(b)は室内ユニ
ット10内におけるフィルタ部材Fの概略配置を正面か
ら見て前面パネル12及びエアフィルタ17を取り外し
て示した図であり、フィルタ部材Fは、光触媒フィルタ
50と空気清浄フィルタ60との2種類のフィルタによ
り構成されている。光触媒フィルタ50及び空気清浄フ
ィルタ60は、室内ユニット10の幅方向に分割されて
重なり合うことなく並列に並んでおり、一方の光触媒フ
ィルタ50は電源に接続する必要があることから、室内
ユニット制御部15が設置されている側、すなわち図示
の例では正面から見て右側(図3(b)の紙面右側)に
配設されている。
【0020】図3(a)において、フィルタ部材Fの光
触媒フィルタ50及び空気清浄フィルタ60は、ベース
部材Faに対してそれぞれ着脱可能に取り付けられてい
る。ベース部材Faは、実質的に両フィルタ50,60
のフレームとなる部材であって、矩形状の周囲を除くほ
とんどの部分が空気の通り抜けが可能なように開口して
いる。一方の光触媒フィルタ50は、酸化チタンが配合
された略ハニカム形状のものであり、後述する紫外線ラ
ンプを点灯して紫外線を当てることによって、蛋白質を
分解して脱臭・抗菌機能を発揮することができる。この
ため、光触媒フィルタ50の前面には、横長の紫外線ラ
ンプ51が、所定の間隔をもって平行に配置されるよ
う、ベース部材18aの所定位置に取り付けられてい
る。また、光触媒フィルタ50は、その幅方向長さが紫
外線ランプ51とほぼ一致しており、全面にわたってほ
ぼ均等に紫外線を受けるようにしてある。すなわち、光
触媒フィルタ50の幅方向領域は紫外線ランプ51の規
格長さに合わせて定め、残る幅方向の領域に空気清浄フ
ィルタ60を配置することで、室内熱交換器13の幅方
向領域を有効にカバーするようにしてある。なお、図中
の符号52はランプ部分を除いてほぼ全面が開口する紫
外線ランプカバー、53は紫外線ランプ51に電力を供
給するリード線、54はリード線53を室内ユニット制
御部15に接続するコネクタである。
【0021】かくして、フィルタ部材Fは、ベース部材
Faに光触媒フィルタ50、紫外線ランプ51、紫外線
ランプカバー52及び空気清浄フィルタ60が全て組み
付けられてユニット化され、室内ユニット10の所定の
位置に一体に着脱可能に構成されている。なお、フィル
タ部材Fを着脱する際には、リード線53先端のコネク
タ54と室内ユニット制御部15との接続または分離を
前もって行う必要がある。
【0022】上述した室内ユニット10は、各種の運転
操作を行う操作部として、リモートコントローラ40を
備えている。このリモートコントローラ40には、運転
のオン/オフ、運転モードの選択切り換え、温度設定な
どの操作を行うため各種のスイッチボタン等が設けられ
ており、空気調和機の運転操作信号を室内ユニット制御
部15の受信部(図示省略)へ向けて送信することがで
きる。図4に示したリモートコントローラ40の例で
は、脱臭ボタン41、空清(空気清浄)ボタン42、換
気ボタン43、一発クリーンボタン44、オン/オフボ
タン45及び液晶表示部46などの他、図示を省略した
冷暖房運転モード切換ボタン、温度設定ボタンなどを備
えている。なお、空気調和機の運転操作は、室内ユニッ
トの適所に設けられた図示省略のスイッチ類でも一部実
施可能である。
【0023】室外ユニット20には、筐体20a内に室
外熱交換器20b、プロペラファン20c、圧縮機20
f、室外ユニット制御部20g等が備えられている。室
外熱交換器20bは、周囲に多数のコルゲートフィンを
備えた冷媒配管により構成されており、冷媒と室外気と
の熱交換を実現するためのものである。プロペラファン
20cは、筐体20a内に背面から前面へと抜ける空気
流を生じさせることにより新たな空気を常に筐体20a
内に取り込んで、室外熱交換器20bにおける熱交換効
率の向上を図るために設けられている。
【0024】なお、前記室外熱交換器20b及びプロペ
ラファン20cが外部と向き合う筐体20aの面には、
それぞれフィンガード20d及びファンガード20eが
設けられている。フィンガード20dは、前記コルゲー
トフィンが外部からの不意の衝撃により破損することな
どがないように設けられているものである。ファンガー
ド20eも、これと同様にプロペラファン20cを外部
衝撃から保護することを一つの目的とするとともに、外
気に含まれる粉塵等を筐体20a内に取り込ませないこ
とを目的として備えられているものである。
【0025】圧縮機20fは、低温低圧の気体冷媒を、
高温高圧の気体冷媒に変換して吐出するものであり、冷
媒回路を構成する部品の中では最も中心的な働きを担う
ものである。ちなみに冷媒回路とは、この圧縮機20f
に加えて、上記した室内熱交換器13、室外熱交換器2
0b、冷媒配管30、膨張弁、及び冷媒の流れ方向を規
定する四方弁(膨張弁及び四方弁は共に不図示)等から
概略構成され、冷媒を室内ユニット10と室外ユニット
20との間で循環させる回路である。
【0026】室外ユニット制御部20gは、前記プロペ
ラファン20c、圧縮機20f、その他室外ユニット2
0に備えられた各種機器に関する動作制御等を行うもの
で、各種電気回路素子から構成されているものである。
【0027】室外ユニット20には、上記の他、筐体2
0aを支持するとともに外部振動等の影響を回避するた
め、台座20hが備えられている。また、前記圧縮機2
0fに近い筐体20aの壁は、前記圧縮機20fのメン
テナンス等を実施するため取り外し可能なパネル20i
を備えたものとなっている。
【0028】以下では、これらの構成よりなる空気調和
機の作用について、暖房運転時及び冷房運転時のそれぞ
れの場合に分けて説明する。まず、暖房運転時には、圧
縮機20fで高温高圧の気体とされた冷媒は、冷媒配管
30を通り室内ユニット10の室内熱交換器13に送ら
れる。室内ユニット10内では、クロスフローファン1
4により吸込グリル12bから取り込まれた室内気に対
して、室内熱交換器13を通過する高温高圧の気体冷媒
から熱が与えられる。このことにより、前面パネル12
下方の吹出口12cから温風が吹き出されることにな
る。また同時に、高温高圧の気体冷媒は、前記室内熱交
換器13において凝縮液化し、高温高圧の液冷媒とな
る。
【0029】この高温高圧の液冷媒は、再び冷媒配管3
0を通って室外ユニット20における室外熱交換器20
bに送られる。室外ユニット20では、プロペラファン
20cにより筐体20a内に取り込まれた新しい室外気
から、室外熱交換器20bを通過する高温高圧の液冷媒
が熱を奪うことになる。高温高圧の液冷媒は、このこと
により蒸発気化して低温低圧の気体冷媒となる。これが
再び圧縮機20fに送出され、上記過程を繰り返すこと
になる。
【0030】次に、冷房運転時には、冷媒は上記とは逆
方向に冷媒回路中を流れる。すなわち、圧縮機20fで
高温高圧の気体とされた冷媒が、冷媒配管30を通過し
て室外熱交換器20bに送られ、室外気に熱を与えて凝
縮液化し高温高圧の液冷媒となる。この高温高圧の液冷
媒は、図示しない膨張弁を通過して低温低圧の液冷媒と
なり、再び冷媒配管30を通り室内熱交換器13に送ら
れる。低温低圧の液冷媒は、ここで室内気から熱を奪っ
て当該室内気を冷却するとともに、冷媒自身は蒸発気化
して低温低圧の気体冷媒となる。これが再び圧縮機20
fに送出され、上記過程を繰り返すことになる。
【0031】これらの運転は、リモートコントローラ4
0から指示された運転モードや設定温度などで定まる条
件に応じて、室内ユニット10内に収められた室内ユニ
ット制御部15及び室外ユニット20内に収められた室
外ユニット制御部20gが協調することによって制御さ
れる。
【0032】ところで、上述した室内ユニット10には
フィルタ部材18が設けられているが、このフィルタ部
材18は、前述したように光触媒フィルタ50と空気清
浄フィルタ60とにより構成されているため、異なる機
能を有する2種類のフィルタによる空気清浄を実施する
ことができる。このうち、光触媒フィルタ50について
は、リモートコントローラ40の設けた脱臭ボタン41
の操作により紫外線ランプ51が点灯されるので、必要
に応じて選択的に使用できる。
【0033】また、空気清浄フィルタ60については、
ファン14が作動して室内気が吸引されると自動的に機
能を発揮するもので、通常は空調運転により自動的に実
施される。そして、たとえばリモートコントローラ40
に空気清浄(空清)ボタン42を設けておき、同空清ボ
タン42を操作することで、空気清浄運転を単独で実施
することができる。この空気清浄運転では、圧縮機20
fを運転して冷媒を循環させる冷暖房運転を行わず、単
にファン14で室内気を吸引して吹出口12cから室内
へ吹き出すものである。この時、吸込口12bから吸い
込まれた室内気は、エアフィルタ17及び空気清浄フィ
ルタ60を通過して集塵される。このような空清運転時
において、上述した脱臭ボタン41を操作すれば室内気
の脱臭及び空気清浄を同時に行うことができる。
【0034】さらに、上述した室内ユニット10には換
気ファン18が設けられており、同換気ファン18を運
転することで室内の空気を室外へ排出する換気運転を実
施できる。このような換気運転は、たとえばリモートコ
ントローラ40に設けた換気ボタン43を操作すること
で、選択的に実施することができる。なお、この換気運
転は、冷暖房運転や上述した空気清浄運転と同時に運転
することもできるし、冷暖房運転及び空気清浄運転とは
別に単独で実施することも可能である。
【0035】この空気調和機において暖房又は冷房運転
を実施すると、室内ユニット10ではクロスフローファ
ン14の回転により室内の空気が吸引される。吸込グリ
ル12bから室内ユニット10に吸引された空気は、ま
ず最初にエアフィルタ17を通って埃や粉塵等が除去さ
れ、続いて一部の空気がフィルタ部材18を通過した後
室内熱交換器13へ導かれ、残りの空気は直接室内熱交
換器13へ導かれる。なお、紫外線ランプ51について
は、脱臭ボタン41を操作した場合に点灯されるが、以
下の説明では紫外線ランプ51が点灯しているものす
る。
【0036】フィルタ部材18を通過する空気は、室内
ユニット制御部15側、すなわち正面から見て右側の光
触媒フィルタ50を通過したものが脱臭・除菌された
後、室内熱交換器13へ導かれて冷媒と熱交換される。
また、正面から見て左側の空気清浄フィルタ60を通過
した空気が集塵された後、室内熱交換器13へ導かれて
冷媒と熱交換される。室内ユニット10に吸引される室
内の空気は、室内ユニット10を通過して加熱又は冷却
されたのち室内に吹き出され、再度吸引されて循環する
ので、空気調和機の運転を続けることにより室内の空気
は徐々に全体が脱臭・除菌及び集塵により清浄される。
従って、空調により快適な室内環境が提供されるだけで
なく、空気清浄によっても快適で良好な室内空間を提供
できるようになる。
【0037】このような空気清浄が行われるとき、光触
媒フィルタ50と空気清浄フィルタ60とが空気の流れ
方向で重なっていると、流路抵抗が大きくなってフィル
タ部材18を通過する空気量が低下することになるが、
本発明の構成では両フィルタ50,60を並列に配置し
たので、このような問題が生じることはない。なお、光
触媒フィルタ50及び空気清浄フィルタ60は、上述し
た室内ユニット10の幅方向に分割して配置するほかに
も、たとえば上下に分割して配置してもよい。そして、
幅方向に分割して配置する場合においても、たとえば中
央部に光触媒フィルタ50を配置し、その両側に空気清
浄フィルタ60を配置するなど、種々の変形例が可能な
ことはいうまでもない。しかしながら、光触媒フィルタ
50及び空気清浄フィルタ60を幅方向に分割し、光触
媒フィルタ50を電源に近い側に配置すると、リード線
53の長さを最小限にすることができるので、コスト面
で有利になるだけでなく、電圧降下を最小限に抑えるこ
とができるというメリットが生じてくる。
【0038】このようなフィルタ部材Fが機能する状態
にして、室内ユニット10の冷暖房運転と同時に換気フ
ァン18を運転して換気機能を働かせると、エアフィル
タ17及び空気清浄フィルタ60による集塵機能と、光
触媒フィルタ50による脱臭機能と、さらに換気ファン
18による換気機能とが同時に作用することになる。こ
のような運転状況で室内気の変化を見ると、図5
(a),(b)に示した実験結果から明らかなように、
空気清浄機能及び脱臭機能を併用した場合に比べて、空
気質がほぼ倍増するというように著しく向上しているこ
とが分かる。なお、図5に示した両データは、同一機種
において、(A)換気ファン18を運転した場合と、
(B)換気ファン18を停止した場合と、(C)自然減
衰の場合とを比較したものである。ここで、図5(a)
は新建材(壁紙や床材の接着剤や塗料など)に含まれる
ホルムアルデヒドの脱臭効果を示し、図5(b)は煙草
の煙に含まれるアセトアルデヒドの脱臭効果を示してお
り、いずれの残存率も時間の経過につれて最も大きく低
下しており、従って、換気機能の効果が裏付けられてい
る。
【0039】このように、空気清浄機能、脱臭機能及び
換気機能が協働すれば空気質の著しい向上が認められる
ので、このような空気質向上運転を容易に実施できるよ
うにするため、本発明の室内ユニット10には、空調運
転用のファン14と、換気装置の換気ファン18と、光
触媒フィルタ60の紫外線ランプ51とを同時に作動さ
せる空気質向上運転モードを設けてある。この空気質向
上運転モードは、たとえばリモートコントローラ40に
他の操作ボタンより大きくして設けられた「一発クリー
ン」ボタン44のような専用の選択操作手段を有してお
り、この「一発クリーン」ボタン44を操作することで
容易に空気質向上運転を選択できるようにしてある。な
お、このような選択操作による空気質向上運転モードの
運転は、冷暖房運転中はもちろんのこと、冷暖房運転が
実施されていないときでも単独で実施できるようにして
ある。
【0040】上述した空気質向上運転モードを選択して
冷暖房運転と共に実施すれば、好みの室内温度に空調す
るのと同時に、空気清浄、脱臭及び換気により空気質も
著しく向上するので、より一層快適な室内環境を提供で
きるようになる。また、冷暖房運転が停止されている時
に、リモートコントローラ40の「一発クリーン」ボタ
ン44を押して上述した空気質向上運転モードを選択す
ると、室内気は空気清浄、脱臭及び換気により空気質が
向上するので、室内ユニット10を温度調整機能を持た
ない空気清浄機として使用することも可能である。な
お、リモートコントローラ40に設ける空気質向上機能
の操作ボタンについては、最も大きく目立つようにした
一括操作用の「一発クリーン」ボタン44を中心にし
て、その周囲に脱臭ボタン41、空清ボタン42及び換
気ボタン43を集中して配置するのが好ましく、より好
適には、空気質向上機能の操作ボタン全ての色を統一す
るとよい。
【0041】
【発明の効果】上述した本発明の室内ユニット及び空気
調和機によれば、下記のような効果を奏する。 (1) 室内ユニットが、換気装置に加えて、光触媒フ
ィルタ及び空気清浄フィルタという異なる機能を有する
ものを組み合わせたフィルタ部材を備えているので、換
気、脱臭・抗菌及び集塵という異なる空気質向上機能を
一括して備えた室内機ユニット及び空気調和機を提供で
きる。従って、これらの機能が協働することで室内の空
気質をより一層向上させることができ、商品性の面でも
優れた空気調和機となる。 (2) 室内ユニットのファン、換気装置、及び光触媒
フィルタを機能させる紫外線ランプを同時に作動(点
灯)させる空気質向上運転モードを設けたので、これを
選択して実施すれば容易に空気質を向上させることがで
きる。また、空気質向上運転モードの選択実施手段とし
て、リモートコントローラの「一発クリーン」ボタンの
ような専用の選択操作手段を設けたので、ワンタッチ操
作で容易に選択操作できるようになって操作性が向上す
る。 (3) 冷暖房運転を実施しないときにも、室内気の空
気質を向上させる空気清浄機として運転することが可能
となり、空気調和機を空気清浄機と同等の機能を有する
多機能商品として認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る室内ユニット及び空気調和機の
一実施形態を示す部分断面斜視図である。
【図2】 本発明に係る室内ユニットの換気装置概要を
示す断面図である。
【図3】 本発明に係るフィルタ部材の構成を示してお
り、(a)は分解斜視図、(b)は概略配置を示す正面
図である。
【図4】 本発明の室内ユニット及び空気調和機に適用
されるリモートコントローラの構成例を示す平面図であ
る。
【図5】 本発明の空気質向上運転モードの効果を示す
実験結果のグラフであり、(a)はホルムアルデヒドの
脱臭効果を示す実験結果、(b)はアセトアルデヒドの
脱臭効果を示す実験結果である。
【符号の説明】
10 室内ユニット 11 ベース 12 前面パネル 12a 透視部 12b 吸込グリル(吸込口) 12c 吹出口 12d 換気吸込口 13 室内熱交換器 14 クロスフローファン(ファン) 15 室内ユニット制御部 16 据え付け板 17 エアフィルタ 18 換気ファン 19 換気ホース 20 室外ユニット 20b 室外熱交換器 20c プロペラファン(室外ファン) 20f 圧縮機 20g 室外ユニット制御部 30 冷媒配管 40 リモートコントローラ 50 光触媒フィルタ 51 紫外線ランプ 52 紫外線ランプカバー 53 リード線 54 コネクタ 60 空気清浄フィルタ F フィルタ部材
フロントページの続き (72)発明者 小林 国浩 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内 (72)発明者 神原 裕志 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内 Fターム(参考) 3L051 BA02 BC05 BC10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出
    口から吹き出すためのファンと、前記室内気と室外ユニ
    ットから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交
    換器と、室内空気を吸引して室外へ排気する専用の換気
    ファンを備えた換気装置と、前記吸込口と前記室内熱交
    換器との間に配設された光触媒フィルタ及び空気清浄フ
    ィルタよりなるフィルタ部材と、各種電気回路素子より
    なる室内ユニット制御部とを具備して構成したことを特
    徴とする室内ユニット。
  2. 【請求項2】 室外熱交換器と、該室外熱交換器又は
    室内熱交換器に高温高圧の気体冷媒を送出する圧縮機
    と、各種電気回路素子よりなる室外ユニット制御部とを
    具備してなる室外ユニットと、 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すた
    めのファンと、前記室内気と室外ユニットから供給され
    た冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器と、室内空気
    を吸引して室外へ排気する専用の換気ファンを備えた換
    気装置と、前記吸込口と前記室内熱交換器との間に配設
    された光触媒フィルタ及び空気清浄フィルタよりなるフ
    ィルタ部材と、各種電気回路素子よりなる室内ユニット
    制御部とを具備してなる室内ユニットと、を備えたこと
    を特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記室内ユニットが、前記ファン、前
    記換気装置及び前記フィルタ部材の光触媒フィルタを同
    時に作動させる空気質向上運転モードを設けたことを特
    徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記空気質向上運転モードを冷暖房運
    転の有無にかかわらず選択して実施可能にしたことを特
    徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記空気質向上運転モードに専用の選
    択操作手段を設けたことを特徴とする請求項3または4
    に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記選択操作手段がリモートコントロ
    ーラに設けられたスイッチボタンであることを特徴とす
    る請求項5に記載の空気調和機。
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