JP2001208240A - 残圧抜きピストンバルブ - Google Patents

残圧抜きピストンバルブ

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JP2001208240A
JP2001208240A JP2000020975A JP2000020975A JP2001208240A JP 2001208240 A JP2001208240 A JP 2001208240A JP 2000020975 A JP2000020975 A JP 2000020975A JP 2000020975 A JP2000020975 A JP 2000020975A JP 2001208240 A JP2001208240 A JP 2001208240A
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residual pressure
pressure release
piston
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Hironobu Ichimaru
寛展 市丸
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Ichimaru Giken Co Ltd
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Ichimaru Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンバルブ自身に残圧抜き流路及び残圧
抜き弁を組み込み、この残圧抜き弁をピストンの動作に
連動して作動させることにより、構造が簡単で、コスト
負担を軽減しながら、残圧を確実に抜くことができるよ
うにした残圧抜きピストンバルブの提供。 【解決手段】弁体2による第1弁口4aの閉鎖状態で主
流路40と第2分岐流路42が連通し、弁体による第2
弁口4bの閉鎖状態で主流路と第1分岐流路41が連通
するピストンバルブである。第2分岐流路から外部ドレ
ン口60に連通する残圧抜き流路61がバルブ本体3の
壁体の肉厚内に形成され、この残圧抜き流路に残圧抜き
弁64が設けられ、第2分岐流路の第2弁口が弁体の移
動により閉鎖されるときのピストン1の動作に連動し
て、残圧抜き弁が残圧抜き流路を開放させる方向に作動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械やその他
の産業機器等の配管系に用いられる3方ピストンバルブ
に関し、特に、残圧を抜くための構造を組み込んだ残圧
抜きピストンバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のピストンバルブは、バル
ブ本体に、主流路と、主流路に第1弁口を介して連通す
る第1分岐流路と、主流路に第2弁口を介して連通する
第2分岐流路が形成され、ピストンの往復移動に伴い弁
体が第1弁口と第2弁口の間を往復移動して、弁体によ
る第1弁口の閉鎖状態で主流路と第2分岐流路が連通
し、弁体による第2弁口の閉鎖状態で主流路と第1分岐
流路が連通するように形成されている。
【0003】そして、このピストンバルブを工作機械の
配管系に使用する場合、例えば、第2分岐流路をワーク
の冷却用配管に接続し、第1分岐流路を切り屑の洗い流
し用配管に接続し、この第2分岐流路と第1分岐流路を
弁体により切り替えて使用することになる。このとき、
第2分岐流路から第1分岐流路に切り替えると、元の第
2分岐流路系内に残圧が残り、この残圧によって工具交
換時に流体が噴出し、工具が落ちるなどの問題が生じ
る。従って、この場合には、第2分岐流路系内に残圧が
残らないようにすることが要求されるが、仮に、冷却用
配管系に残圧を抜くラインを設けると、それだけ配管系
が複雑になるし、コスト負担も大きくなるという問題が
生じる。
【0004】尚、従来、ボールバルブにおいて、残圧抜
きの構造を有するものとして、例えば、特開平10-6
1790号公報等に記載されたものが知られているが、
動作速度が速いピストンバルブに残圧抜きの構造を設け
たものは見当たらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来の問題を解決するためになされたもので、ピスト
ンバルブ自身に残圧抜き流路及び残圧抜き弁を組み込
み、この残圧抜き弁をピストンの動作に連動して作動さ
せることにより、構造が簡単で、コスト負担を軽減しな
がら、残圧を確実に抜くことができるようにした残圧抜
きピストンバルブを提供することを第1の課題としてい
る。
【0006】第1の課題に加えて、弁体を往動方向に加
圧する作動力と、弁体を復動方向に加圧する作動力をバ
ランスさせることにより、流体圧による影響を受けるこ
となく、ピストンをスムーズに作動させることができる
と共に、このピストンの動作を簡単な構造で取り出し、
これに残圧抜き弁を連動させることにより、残圧抜き弁
の駆動系を簡単にしながらスムーズに作動させることが
できるようにした残圧抜きピストンバルブを提供するこ
とを第2の課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、本発明の残圧抜きピストンバルブ(請求項
1)は、バルブ本体に、主流路と、主流路に第1弁口を
介して連通する第1分岐流路と、主流路に第2弁口を介
して連通する第2分岐流路が形成され、ピストンの往復
移動に伴い弁体が第1弁口と第2弁口の間を往復移動し
て、弁体による第1弁口の閉鎖状態で主流路と第2分岐
流路が連通し、弁体による第2弁口の閉鎖状態で主流路
と第1分岐流路が連通するようにしたピストンバルブに
おいて、一方の分岐流路(例えば第2分岐流路)から外
部ドレン口に連通する残圧抜き流路がバルブ本体の壁体
の肉厚内に形成され、前記残圧抜き流路には、この残圧
抜き流路を常時は閉鎖状態に保持する残圧抜き弁が設け
られ、前記第2分岐流路の第2弁口が弁体の移動により
閉鎖されるときのピストンの動作に連動して、前記残圧
抜き弁が残圧抜き流路を開放させる方向に作動するよう
に構成した。
【0008】この残圧抜きピストンバルブでは、第1弁
口が弁体により閉鎖された第2分岐流路の開放状態か
ら、ピストンの移動に伴い第2弁口が弁体により閉鎖さ
れて第1分岐流路の開放状態に切り替わるに際し、ピス
トンの動作に連動する残圧抜き弁の作動により残圧抜き
流路が開放し、この残圧抜き流路を介して第2分岐流路
が外部ドレン口に連通する。従って、第2分岐流路から
第1分岐流路への切り替えにより生じる第2分岐流路系
内の残圧を、残圧抜き流路から外部ドレン口に抜くこと
ができる。そして、前記残圧抜き流路がピストンバルブ
自身、即ちバルブ本体の壁体の肉厚内に形成され、しか
も残圧抜き弁がピストンバルブ自身の作動、即ちピスト
ンの動作に連動して作動するため、構造が簡単で、コス
ト負担を軽減しながら、残圧を確実に抜くことができ
る。
【0009】次に、上記第2の課題を解決するために、
本発明の残圧抜きピストンバルブ(請求項2)は、往復
移動するピストンが内部に設けられたシリンダ本体にバ
ルブ本体が一体に連結され、バルブ本体に、主流路と、
主流路に第1弁口を介して連通する第1分岐流路と、主
流路に第2弁口を介して連通する第2分岐流路が形成さ
れ、前記ピストンに連結されたバルブステムがシリンダ
本体に摺動可能に軸支され、このバルブステムがバルブ
本体内に延長して設けられると共に、このバルブステム
の先端に弁体が取り付けられ、ピストンの往復移動に伴
い弁体が第1弁口と第2弁口の間を往復移動して、弁体
による第1弁口の閉鎖状態で主流路と第2分岐流路が連
通し、弁体による第2弁口の閉鎖状態で主流路と第1分
岐流路が連通するようにしたピストンバルブにおいて、
前記弁体にバルブステムの反対方向に延長してバルブロ
ッドの基端が連結されると共に、このバルブロッドが弁
本体を貫通して摺動可能に軸支され、前記弁体を往動方
向に加圧する作動力と、弁体を復動方向に加圧する作動
力が略同一になるように、バルブステムの断面積とバル
ブロッドの断面積が略同一に形成され、一方の分岐流路
(例えば第2分岐流路)から外部ドレン口に連通する残
圧抜き流路がバルブ本体の壁体の肉厚内にバルブロッド
の延長方向と平行に形成され、前記残圧抜き流路には、
この残圧抜き流路を常時は閉鎖状態に保持する残圧抜き
弁が設けられ、前記第2分岐流路の第2弁口が弁体の移
動により閉鎖されるときに、バルブステムの貫通端に設
けたカムプレートにより押されて、前記残圧抜き弁が残
圧抜き流路を開放させる方向に作動するように構成し
た。
【0010】この残圧抜きピストンバルブでは、図3の
模式図で示すように、弁体2にバルブステム20の反対
方向に延長してバルブロッド22が連結され、このバル
ブロッド22の断面積(直径A3)とバルブステム20
の断面積(直径A2)を略同一にしている。即ち、バル
ブロッド22の直径A3とバルブステム20の直径A2
を同一に形成すると(A3=A2)、弁体2が往動方向
に受圧する作動力{(F1=(A1−A2)×P}と、弁
体が復動方向に受圧する作動力{(F2=(A1−A
3)×P}とが同一になる(作動力F1=作動力F
2)。これにより、作動力F1と作動力F2がバランス
して流体圧による影響を受けることがなくなり、ピスト
ンをスムーズに作動させることができる。
【0011】そして、この残圧抜きピストンバルブにつ
いても、第2分岐流路から第1分岐流路に切り替わるに
際し、ピストンの動作に連動する残圧抜き弁の作動によ
り残圧抜き流路が開放し、この残圧抜き流路を介して第
2分岐流路が外部ドレン口に連通する。この場合、バル
ブロッドが弁本体を貫通し、その貫通端に設けたカムプ
レートにより残圧抜き弁を押すことで残圧抜き流路を開
放させるため、ピストンの動作をバルブロッドを介して
直接的かつ簡単な構造で取り出して、残圧抜き弁の駆動
系を簡単にしながらスムーズに作動させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の実施の1形態である残
圧抜きピストンバルブの断面図、図2はこの残圧抜きピ
ストンバルブに組み込んだ残圧抜き構造の拡大断面図で
ある。
【0013】この残圧抜きピストンバルブは、シリンダ
本体5と、このシリンダ本体5に一体に連結されたバル
ブ本体3を備えている。
【0014】シリンダ本体5の内部には、空気流入穴5
1からの空気圧により往動すると共に、バネ21の付勢
により復動するピストン1が設けられている。ピストン
1には、シリンダ本体5に摺動可能に軸支されてバルブ
本体3内に延長するバルブステム20が連結され、この
バルブステム20の先端に弁体2が設けられている。
尚、23はシール部である。
【0015】又、前記バルブ本体3の内部には、主流路
40と、主流路40に第1弁口4aを介して連通する第
1分岐流路41と、主流路40に第2弁口4bを介して
連通する第2分岐流路42が形成されている。そして、
ピストン1の往復移動に伴い弁体2が第1弁口4aと第
2弁口4bの間を往復移動するもので、この場合、ピス
トン1を空気圧で往動させて弁体2で第1弁口4aを閉
鎖させると、主流路40と第2分岐流路42が連通し、
逆に、ピストン1をバネ21の付勢で復動させて弁体2
で第2弁口4bを閉鎖させると、主流路40と第1分岐
流路41が連通するように、流路の切り替えができるよ
うになっている。
【0016】前記弁体2には、バルブ本体3を貫通して
摺動可能に軸支されたバルブロッド22の基端が、バル
ブステム20の反対方向に延長するように連結され、こ
のバルブロッド22の直径とバルブステム20の直径を
同一に形成して、バルブロッド22の断面積とバルブス
テム20の断面積が同一になるようにしている。これに
より、弁体2のバルブステム20からの張出面積(A1
−A2)と、弁体2のバルブロッド22からの張出面積
(A1−A3)が同一になる。又、バルブステム20の
先端部分及びバルブロッド22の基端部分には弁体2の
ストロークよりも長い小径部20a,22aがそれぞれ
形成されている。
【0017】この残圧抜きピストンバルブでは、弁体2
にバルブステム20の反対方向に延長してバルブロッド
22が連結され、このバルブロッド22の直径A3(断
面積)とバルブステムの直径A2(断面積)が同一にな
っている。従って、弁体2が往動方向に受圧する作動力
{(F1=(A1−A2)×P}と、弁体2が復動方向に
受圧する作動力{(F2=(A1−A3)×P}とが同一
になる(作動力F1=作動力F2)。これにより、作動
力F1と作動力F2がバランスして流体圧による影響を
受けることがなくなり、ピストン1をスムーズに作動さ
せることができる。
【0018】又、バルブステム20の先端部分及びバル
ブロッド22の基端部分に小径部20a,22aを形成
しているため、弁体2が開放した状態で、第1弁口4a
とバルブロッド22の間及び第2弁口4bとバルブステ
ム20の間の隙を大きく取ることができ、弁口4a,4
bを通過する流体の流れをスムーズにすることができ
る。又、この小径部20a,22aの両端には、対向状
態で段部20b,20b及び段部22b,22bが形成
されるため、流体圧が相互に打ち消され、流体圧による
影響を受けることはない。
【0019】又、図2に示すように、この残圧抜きピス
トンバルブには、第2分岐流路42から外部ドレン口6
0に連通する残圧抜き流路61がバルブ本体3の壁体の
肉厚内にバルブロッド22の延長方向と平行に形成さ
れ、この残圧抜き流路61の途中にはシール面62が形
成されている。この残圧抜き流路61内には、スプリン
グ63により付勢されて常時はシール面62に密着して
残圧抜き流路61を閉鎖する残圧抜き弁64が設けら
れ、この残圧抜き弁64の外周には、複数筋の通路溝6
5が形成されている。尚、図中66はスプリングシート
で、Oリング67でシールされている。又、この残圧抜
き弁64には、プラグ68に摺動可能に支持されたプッ
シャロッド69が連結され、このプッシャロッド69の
先端部がバルブ本体3を貫通している。そして、第2分
岐流路42の第2弁口4bが弁体2の移動により閉鎖さ
れるとき(閉鎖される直前)に、プッシャロッド69
が、バルブロッド22の貫通端に取り付けたカムプレー
ト70により押されて、前記残圧抜き弁64が残圧抜き
流路61を開放させる方向に作動するようになってい
る。
【0020】この残圧抜きピストンバルブでは、第2分
岐流路42から第1分岐流路41に切り替わるに際し、
ピストン1の動作に連動する残圧抜き弁64の作動によ
り残圧抜き流路61が開放し、この残圧抜き流路61を
介して第2分岐流路42が外部ドレン口60に連通す
る。この場合、バルブロッド22が弁本体3を貫通し、
その貫通端に設けたカムプレート70により残圧抜き弁
64を押すことで残圧抜き流路61を開放させるため、
ピストン1の動作をバルブロッド22及びカムプレート
70を介して直接的かつ簡単な構造で取り出して、残圧
抜き弁64の駆動系を簡単にしながらスムーズに作動さ
せることができる。従って、この残圧抜きピストンバル
ブでは、第2分岐流路42から第1分岐流路41への切
り替えにより生じる第2分岐流路42系内の残圧を、残
圧抜き流路61から外部ドレン口60に抜くことができ
る。そして、前記残圧抜き流路61がピストンバルブ自
身、即ちバルブ本体3の壁体の肉厚内に形成され、しか
も残圧抜き弁64がピストンバルブ自身の作動、即ちピ
ストン1の動作に連動して作動するため、構造が簡単
で、コスト負担を軽減しながら、残圧を確実に抜くこと
ができる。
【0021】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
具体的な構成はこれに限定されるものではない。例え
ば、バルブステムとバルブロッドには、必ずしも小径部
を形成する必要はなく、その断面積(直径)が同一であ
れば、ストレートに形成してもよいし、又、小径部とは
逆の太径部を形成しても流体圧が相互に打ち消され、流
体圧による影響を受けることはない。又、バルブステム
の断面積A2とバルブロッドの断面積A3は、同一であ
ることが最もよい条件であるが、バルブの構造上の制約
によって必ずしも同一である必要はない。ただし、この
ときのウオータハンマ現象等のトラブルは、ある程度の
軽減にとどまる。又、この実施の形態では、バルブロッ
ドの貫通端に設けたカムプレートにより残圧抜き弁のプ
ッシャロッドを押すようにしたが、これに限らず、一方
の分岐流路の弁口が弁体の移動により閉鎖されるときの
ピストンの動作に連動して、残圧抜き弁が残圧抜き流路
を開放させる方向に作動する構造であればよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の残圧
抜きピストンバルブ(請求項1)にあっては、ピストン
バルブ自身に残圧抜き流路及び残圧抜き弁を組み込み、
この残圧抜き弁をピストンの動作に連動して作動させる
ため、構造が簡単で、コスト負担を軽減しながら、残圧
を確実に抜くことができるという効果が得られる。
【0023】又、本発明の残圧抜きピストンバルブ(請
求項2)にあっては、前記効果に加えて、弁体が受圧す
る往動方向の作動力と復動方向の作動力が同一になるた
め、流体圧による影響を受けることなく、ピストンをス
ムーズに往復作動させることができる。従って、ピスト
ンに振動が発生することがなくなり、ウオータハンマ現
象等のトラブルを防止することができる。又、残圧抜き
構造において、バルブロッドの貫通端に設けたカムプレ
ートによって残圧抜き弁を作動させるため、ピストンの
動作を簡単な構造で取り出すことができるし、残圧抜き
弁の駆動系を簡単にしながらスムーズに作動させること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態である残圧抜きピストン
バルブの断面図である。
【図2】この残圧抜きピストンバルブに組み込んだ残圧
抜き構造の拡大断面図である。
【図3】本発明のピストンバルブの作用を説明するため
の模式図である。
【符号の説明】
1 ピストン 2 弁体 20 バルブステム 22 バルブロッド 20a 小径部 22a 小径部 3 バルブ本体 4a 第1弁口 4b 第2弁口 40 主流路 41 第1分岐流路 42 第2分岐流路 5 シリンダ本体 60 外部ドレン口 61 残圧抜き流路 64 残圧抜き弁 70 カムプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H052 AA01 BA14 BA35 CA12 CC01 CD09 3H056 AA01 BB12 BB32 BB50 CA01 CB03 CD04 DD03 DD10 3H066 AA01 BA05 BA17 BA38 3H067 AA01 AA33 BB03 BB13 CC14 CC32 CC60 DD05 DD33 DD44 FF09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体に、主流路と、主流路に第1
    弁口を介して連通する第1分岐流路と、主流路に第2弁
    口を介して連通する第2分岐流路が形成され、 ピストンの往復移動に伴い弁体が第1弁口と第2弁口の
    間を往復移動して、弁体による第1弁口の閉鎖状態で主
    流路と第2分岐流路が連通し、弁体による第2弁口の閉
    鎖状態で主流路と第1分岐流路が連通するようにしたピ
    ストンバルブにおいて、 一方の分岐流路から外部ドレン口に連通する残圧抜き流
    路がバルブ本体の壁体の肉厚内に形成され、 前記残圧抜き流路には、この残圧抜き流路を常時は閉鎖
    状態に保持する残圧抜き弁が設けられ、 前記一方の分岐流路の弁口が弁体の移動により閉鎖され
    るときのピストンの動作に連動して、前記残圧抜き弁が
    残圧抜き流路を開放させる方向に作動するようにしたこ
    とを特徴とする残圧抜きピストンバルブ。
  2. 【請求項2】 往復移動するピストンが内部に設けられ
    たシリンダ本体にバルブ本体が一体に連結され、 バルブ本体に、主流路と、主流路に第1弁口を介して連
    通する第1分岐流路と、主流路に第2弁口を介して連通
    する第2分岐流路が形成され、 前記ピストンに連結されたバルブステムがシリンダ本体
    に摺動可能に軸支され、このバルブステムがバルブ本体
    内に延長して設けられると共に、このバルブステムの先
    端に弁体が取り付けられ、 ピストンの往復移動に伴い弁体が第1弁口と第2弁口の
    間を往復移動して、弁体による第1弁口の閉鎖状態で主
    流路と第2分岐流路が連通し、弁体による第2弁口の閉
    鎖状態で主流路と第1分岐流路が連通するようにしたピ
    ストンバルブにおいて、 前記弁体にバルブステムの反対方向に延長してバルブロ
    ッドの基端が連結されると共に、このバルブロッドが弁
    本体を貫通して摺動可能に軸支され、 前記弁体を往動方向に加圧する作動力と、弁体を復動方
    向に加圧する作動力が略同一になるように、バルブステ
    ムの断面積とバルブロッドの断面積が略同一に形成さ
    れ、 一方の分岐流路から外部ドレン口に連通する残圧抜き流
    路がバルブ本体の壁体の肉厚内にバルブロッドの延長方
    向と平行に形成され、 前記残圧抜き流路には、この残圧抜き流路を常時は閉鎖
    状態に保持する残圧抜き弁が設けられ、 前記一方の分岐流路の弁口が弁体の移動により閉鎖され
    るときに、バルブステムの貫通端に設けたカムプレート
    により押されて、前記残圧抜き弁が残圧抜き流路を開放
    させる方向に作動するようにしたことを特徴とする残圧
    抜きピストンバルブ。
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