JP2001207953A - 粘性材料の供給方法及びその装置 - Google Patents

粘性材料の供給方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、容器内の粘性材料を容易且つ効率
よく吸い上げることができるようにして、ポンプユニッ
ト等の装置全体の小型化を図り設備費用を安くできると
共に、供給される材料に気泡が混入することによる品質
の低下を防止することを課題とする。 【解決手段】 容器内に収容された粘性材料を、押圧手
段で押圧すると共に、押圧手段に形成された開口から粘
性材料をポンプユニットで吸引して送り出す粘性材料の
供給方法であって、粘性材料を押圧する押圧手段を所定
温度に加熱すると共に、押圧手段に傾斜状に設けられた
押圧面で粘性材料を前記開口方向に集めるように押圧す
ることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、グリスの
定量供給、自動車や電器品等の製造工程における接着剤
の供給、化粧品製造工程における粘性品の供給、印刷機
へのインキ供給や成形機への合成樹脂の供給等に最適な
粘性材料の供給方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、グリス又は化粧品等の粘性材料を
圧送し且つ供給する装置としては、図4に示すものが公
知である。かかる装置は、粘性材料を収容する容器50
と、該容器50内の粘性材料51を吸い上げて送り出す
ポンプユニット53と、前記容器50内の粘性材料51
の上面に載置され、昇降手段(図示省略)によりポンプ
ユニット53を下降させて粘性材料51を押圧するポン
ププレート55とを備えている。
【0003】前記ポンプユニット53は、粘性材料を汲
み上げ(吸い上げ)圧送すべく往復運動する材料用ポン
プ56と、該材料用ポンプ56を駆動させるエアモータ
57とから構成されている。そして、コンプレッサーか
らの圧縮エアによりエアモータ57のピストン57aを
往復移動させると、その運動がコネクティングロッド5
8を介して材料用ポンプ56のピストン56aに伝わ
り、ポンププレート55で押圧された粘性材料をポンプ
プレートに形成された開口55aから前記材料用ポンプ
56に吸い上げるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記粘性材料(特に高
粘度材料)は粘度が大きいことから、ポンプユニット5
3で吸い上げ難い。このため、材料ポンプ56の有効断
面積(B)に対するエアモータの有効断面積(A)の比
は、例えば1対35のように大きくする必要があり、ポ
ンプユニット53を含む装置の大型化を招来していると
共に、材料ポンプ56が非常に高圧となり、高圧用の部
品(バルブ等)が必要となり、装置のコストが高くなっ
ているのが現状であった。
【0005】また、材料の粘度を下げて流動性を良好な
ものとするために、粘性材料51が収容された容器50
を、長時間温水に浸けておいたり、または、ポンプユニ
ット53で吸い上げる際に、ストーブ等で容器全体を加
熱したりして粘性材料を加熱しているが、加熱効率が悪
く、吸い込み部分の粘性材料を確実に加熱できず、加熱
むらが生じている。しかも、前記ポンププレート55の
押圧面は、平面になっていることから、ポンププレート
55は粘性材料51を下方に押圧するのみであり、開口
55aからの吸い込みが困難になる要因となり、圧送供
給の作業効率も悪かった。
【0006】しかも、粘性材料全体を一度に加熱するた
め、大量の気泡が発生しやすく、その気泡が材料に混入
して圧送供給されてしまうおそれがあるため、商品の品
質低下を招来していた。また、従来の加熱方法では、必
要以上に材料全体を加熱し過ぎてしまうため、材料によ
っては、高熱によりその性質が変化してしまうおそれも
あった。
【0007】本発明は、上記問題に鑑み、容器内の粘性
材料を容易且つ効率よく吸い上げることができるように
して、ポンプユニット等の装置全体の小型化を図り設備
費用を安くできると共に、供給される材料に気泡が混入
することによる品質の低下を防止することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために粘性材料の供給方法及びその装置としてなさ
れたものであり、粘性材料の供給方法としての特徴は、
容器内に収容された粘性材料を、押圧手段で押圧すると
共に、押圧手段に形成された開口から粘性材料をポンプ
ユニットで吸引して送り出す粘性材料の供給方法であっ
て、粘性材料を押圧する押圧手段を所定温度に加熱する
と共に、押圧手段に傾斜状に設けられた押圧面で粘性材
料を前記開口方向に集めるように押圧することにある。
【0009】尚、押圧手段の開口方向とは、開口を中心
とする押圧手段の押圧方向の延長線に向かう方向をい
う。従って、開口が押圧手段の中央部に設けられた場合
には、押圧手段の中心線に向かう方向をいう。
【0010】また、粘性材料の供給装置としての特徴
は、粘性材料を収容する容器と、該容器内の粘性材料を
吸い上げて送り出すポンプユニットと、前記容器内の粘
性材料の上面に載置され、昇降手段により粘性材料を押
圧する押圧手段とを備え、該押圧手段で押圧された粘性
材料を押圧手段に形成された開口から前記ポンプユニッ
トに吸い上げるようにした粘性材料の供給装置におい
て、前記粘性材料を押圧する押圧手段の押圧面は、前記
粘性材料を前記開口方向に集めるべく、傾斜状に設けら
れていることにある。
【0011】そして、粘性材料は押圧手段により常時開
口方向に集められるため、ポンプユニットの吸引力と押
圧手段による押圧力との協働により、性材料を確実且つ
容易に吸引することが可能となる。
【0012】また、押圧手段には、粘性材料を所定温度
に加熱するための加熱手段を設けるのが好ましい。かか
る場合には、粘性材料の圧送且つ供給時に、押圧手段を
介して粘性材料の吸引される一部を所定の温度に効率よ
く加熱することができると共に、粘性材料は押圧手段に
より常時開口方向に集められるため、ポンプユニットの
吸引力と押圧手段による押圧力との協働により、流動性
が良好になった粘性材料を確実且つ容易に吸引すること
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1及び図2を参照しながら説明する。本実施の形態の供
給装置は、例えば、グリス、熱軟化性高分子、ペイン
ト、化粧品又は医薬品等の高粘性材料を供給するのに最
適な粘性材料の供給装置を示す。
【0014】かかる装置は、粘性材料を収容する容器1
と、該容器1内の粘性材料2を吸い上げて送り出すポン
プユニット3と、前記容器1内の粘性材料2の上面に載
置され、昇降手段10によりポンプユニット3を下降さ
せることにより粘性材料2を押圧する押圧手段7と、ポ
ンプユニット3を支持する架台5とから主構成されてい
る。
【0015】前記容器1は、例えば底壁1aと周壁1b
とからなり上面が開口する円筒状のドラム缶から構成す
るのが好ましい。前記架台5は、前記容器1が載置され
る載置部12が設けられ、該載置部12から複数の支柱
13が立設され、支柱13には、前記昇降駆動手段(昇
降用シリンダ)10を固定するフレーム14が架設され
ている。
【0016】前記押圧手段7は、前記容器1の内周形状
に対応して平面視円形で且つ、上方に凸となる球面状を
呈する押圧面17aを有するポンププレート17と、ポ
ンププレートとの間で、加熱媒体循環空間19を形成す
べく、ポンププレート17の上面に固定されたジャケッ
トプレート20とからなり、前記容器1内を昇降可能に
なっている。尚、ポンププレート17の外周縁が容器の
内周面に摺動するようになっている。
【0017】ジャケットプレート20には、所定温度に
設定された加熱媒体としての温水が加熱媒体循環空間1
9に供給される供給口22と、加熱媒体循環空間19内
の温水が排出される排出口23とが設けられている。こ
こで、前記ジャケットプレート20及び加熱媒体によ
り、粘性材料を所定温度に加熱するための加熱手段が構
成されている。尚、加熱媒体としては、温水以外に高温
油、エチレングリコール、シリコンオイル等が挙げられ
る。
【0018】前記ポンププレート17の中心部(球面の
上部)には、開口25が形成され、該開口25に連通す
るようにテーパ状で且つ小径の吸上部26が、ポンププ
レート17に接続され、更に該吸上部26は前記ポンプ
ユニット3に接続されている。前記ポンプユニット3
は、前記吸上部26を介して粘性材料2が吸引される材
料用ポンプとしての定量シリンダ28と、該定量シリン
ダ28を駆動させるための駆動手段としての駆動用シリ
ンダ30とからなる。
【0019】前記定量シリンダ28の下端には、前記吸
上部26に接続された小径の流通路31が形成され、流
通路31は、例えば充填装置33に接続される分岐路3
5が形成されている。前記流通路31には、容器1内の
粘性材料が定量シリンダ28内に流通するのを許容し、
且つ逆流を阻止する吸引用エアバルブ37が接続されて
いる。また、分岐路35には、定量シリンダ28内の粘
性材料が充填装置33側に流通するのを許容し、且つ逆
流を阻止する排出用エアバルブ38が接続されている。
【0020】前記定量シリンダ28内のピストン40
と、駆動用シリンダ30のピストン41とはコネクティ
ングロッド43で連結され、定量シリンダ28と駆動用
シリンダ30とのシリンダ室内は、隔壁44で区画され
ている。また、コネクティングロッド43は、駆動用シ
リンダ30のピストン41から上方に突出しており、該
突出部分43aは、駆動用シリンダ30のから上方に突
出している。
【0021】前記駆動用シリンダ30の上端には取付部
46が設けられ、該取付部46には、前記突出部分43
aが下方から当接することにより、コネクティングロッ
ド43の上昇位置を位置決めするためのストッパー48
が取り付けられている。尚、ストッパー48は、コネク
ティングロッド43のストロークを調整(定量シリンダ
28に吸引される粘性材料の量を調整)できるように、
上下位置調整可能になっていると共に、前記取付部46
は前記昇降手段10のピストンロッド10aに連結され
ている。尚、駆動用シリンダ30は、いわゆる両ロッド
シリンダを採用していることから、定量シリンダ28の
作動と、ロッドのストローク調整とを行う機能を備え
る。
【0022】上記のように構成された粘性材料の供給装
置を用いて粘性材料を圧送し且つ供給する場合について
説明する。尚、予めストッパー48により、コネクティ
ングロッド43のストロークが調整されており、定量シ
リンダ28に吸引される粘性材料2の量が設定されてい
る。
【0023】先ず、所定温度に制御された温水が、供給
口22を介して押圧手段7の加熱媒体循環空間19内に
供給されると、ポンププレート17は所定温度に加熱さ
れる。このポンププレート17の加熱温度は、粘性材料
の材質に応じて必要以上に粘性材料を加熱し過ぎないよ
うに予め設定された温度に制御されている。
【0024】また、昇降用シリンダ10がポンプユニッ
ト3を下降させ、ポンププレート17は容器1内の粘性
材料2を下方に押圧する。このとき、ポンププレート1
7の押圧面17aの全面は前記の如く球面状に形成され
ていることから、粘性材料は、図1に示す如く内側向き
の水平方向のベクトルと下方のベクトルとの合成によ
り、中央側で且つ下方(開口方向)に押圧され集められ
ることとなる。また、粘性材料の上部分(ポンププレー
トの近傍)は、ポンププレート17により所定温度に加
熱されるため、その粘性が低下し、流動性が向上すると
共に、粘性材料の上部(一部)を適宜加熱するのみであ
り、下部側は加熱していないため、粘性材料の材質を変
化させてしまうおそれはない。
【0025】駆動用シリンダ30のシリンダ室の一方側
30aに圧縮エアが供給されると、コネクティングロッ
ド43が上昇するため、定量シリンダ28内のピストン
40も上昇する。この結果、定量シリンダ28内に所定
量の粘性材料2aが確実に吸い上げられ充填される。具
体的には、ポンププレート17は、加熱により流動性が
良好となった粘性材料を押圧すると共に、中央部の方向
(開口方向)に集まるように加圧しているため、粘性材
料2を定量シリンダ28内へ容易に充填することが可能
となる。
【0026】このように粘性材料2を効率良く吸引でき
ることから、粘性材料の吸引圧を極端に小さくでき、ポ
ンプユニット3の小型化を図ることができる。具体的に
は、定量シリンダ28の有効断面積(B)に対する駆動
用シリンダ30の有効断面積(A)の比を小さくするこ
とができるのである。このことは、小型の駆動用シリン
ダ30で充分な量(定量シリンダ28の有効断面積を大
きくできる)の粘性材料を定量シリンダに充填できるこ
ととなる。
【0027】所定量の粘性材料が定量シリンダ28内に
充填された後に、圧縮エアが駆動用シリンダ30のシリ
ンダ室の他方側30bに供給されると、定量シリンダ2
8のピストン40が下降する。この結果、定量シリンダ
28内の粘性材料2aは、押し出され、分岐路35を介
して充填装置側に供給される。このように、定量シリン
ダ28のピストン40を昇降させることにより、充填材
料の圧送且つ供給を順次行え、その圧送供給に伴って押
圧手段7及びポンプユニット3は、粘性材料2の上面と
共に下降していく。
【0028】尚、前記の如く単体の定量シリンダ28で
所定量の粘性材料を供給できるため、ポンプユニット3
以外に別途、定量供給用シリンダが不要となり、コンパ
クトで且つ簡単な構造となっている。
【0029】本発明は、上記の実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、図3に示す如く容器の底壁1a
も上方に凸状に形成しても良く、かかる場合には、粘性
材料を上下両方向から中央側に移動させようとする力が
作用することとなり、更に効率良く粘性材料を吸い上げ
ることができる。また、容器の底壁1a側を傾斜させ、
押圧手段のポンププレート17側を平面にした場合であ
っても、粘性材料が容器の周壁1bに押圧される反作用
を利用して、粘性材料を中央に集めることは可能であ
る。
【0030】また、前記ポンププレート17の押圧面1
7aの形状は、球面状に限定されるものではなく、例え
ばテーパー状(押圧面が円錐台状)に形成する場合であ
っても良い。また、開口25の位置もポンププレート1
7の中央に限らず、若干一方側に設けて良い。また、開
口の形状も円形や矩形状等の任意のものが採用でき、ポ
ンププレート17の周部を切り欠いて形成したものであ
っても良い。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明は、粘性材料を押
圧する押圧手段を所定温度に加熱すると共に、押圧手段
は粘性材料を前記開口方向に集めるように押圧するの
で、粘性材料の吸引される一部分を効率よく且つ所定の
温度に加熱できることとなり、小さな吸引力でも粘性材
料をポンプユニットで吸い上げることが可能となる。
【0032】この結果、ポンプユニットの小型化が図れ
且つ低圧用の市販の周辺部品が使用でき、設備費用を安
くすることができると共に、粘性材料が低圧で圧送且つ
供給できることから作業の安全性も向上する。しかも、
従来のように粘性材料全体を一度に加熱する場合に比
し、気泡の発生を可及的に防止することができ、材料に
気泡が混入することによる品質の低下を防止できる。
【0033】更に、前記ポンプユニットはエアで作動
し、且つ所定量の粘性材料を吸引する定量シリンダを備
え、該定量シリンダと押圧手段との間には、容器内の粘
性材料が定量シリンダ内に流通するのを許容し、且つ逆
流を阻止する吸引用エアバルブと、定量シリンダ内の粘
性材料が外部に流通するのを許容し、且つ逆流を阻止す
る排出用エアバルブとが設けられている場合には、所定
量の粘性材料のポンプユニットへの吸引又は外部への供
給動作を確実に且つ自動的に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す要部断面図。
【図2】同一部破断を含む装置の全体概略図。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す要部断面図。
【図4】従来例を示す断面概略図。
【符号の説明】
1…容器、2…粘性材料、3…ポンプユニット、7…押
圧手段、17a…押圧面、28…定量シリンダ、37…
吸引用エアバルブ、38…排出用エアバルブ
フロントページの続き Fターム(参考) 3H071 AA15 BB01 BB15 CC01 CC11 CC33 CC34 DD01 DD12 DD13 DD14 DD22 DD71 DD72 DD74 DD77 DD89 3H075 AA17 AA20 BB02 BB03 BB04 BB11 BB14 BB19 CC25 CC34 CC35 CC36 DA05 DA09 DA11 DA20 DA24 DB09 4F042 AB00 BA19 CA01 CB02 CB03 CB26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に収容された粘性材料を、押圧手
    段で押圧すると共に、押圧手段に形成された開口から粘
    性材料をポンプユニットで吸引して送り出す粘性材料の
    供給方法であって、粘性材料を押圧する押圧手段を所定
    温度に加熱すると共に、押圧手段に傾斜状に設けられた
    押圧面で粘性材料を前記開口方向に集めるように押圧す
    ることを特徴とする粘性材料の供給方法。
  2. 【請求項2】 粘性材料を収容する容器と、該容器内の
    粘性材料を吸い上げて送り出すポンプユニットと、前記
    容器内の粘性材料の上面に載置され、昇降手段により粘
    性材料を押圧する押圧手段とを備え、該押圧手段で押圧
    された粘性材料を押圧手段に形成された開口から前記ポ
    ンプユニットに吸い上げるようにした粘性材料の供給装
    置において、前記粘性材料を押圧する押圧手段の押圧面
    は、前記粘性材料を前記開口方向に集めるべく、傾斜状
    に設けられていることを特徴とする粘性材料の供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段には、粘性材料を所定温度
    に加熱するための加熱手段が設けられている請求項2に
    記載の粘性材料の供給装置。
  4. 【請求項4】 前記ポンプユニットはエアで作動し、且
    つ所定量の粘性材料を吸引する定量シリンダを備え、該
    定量シリンダと押圧手段との間には、容器内の粘性材料
    が定量シリンダ内に流通するのを許容し、且つ逆流を阻
    止する吸引用エアバルブと、定量シリンダ内の粘性材料
    が外部に流通するのを許容し、且つ逆流を阻止する排出
    用エアバルブとが設けられている請求項2又は3に記載
    の粘性材料の供給装置。
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