JP2001207440A - 攪拌混合による地盤改良工法および同工法に用いる地盤改良装置 - Google Patents

攪拌混合による地盤改良工法および同工法に用いる地盤改良装置

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JP2001207440A
JP2001207440A JP2000016133A JP2000016133A JP2001207440A JP 2001207440 A JP2001207440 A JP 2001207440A JP 2000016133 A JP2000016133 A JP 2000016133A JP 2000016133 A JP2000016133 A JP 2000016133A JP 2001207440 A JP2001207440 A JP 2001207440A
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stirring
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浩 和田
Noriaki Tanaka
憲章 田中
Masaki Yagi
正喜 八木
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良体の品質向上。 【解決手段】 装置は、地盤貫入ロッド10と、ベース
マシン12と、支柱14と、回転駆動部16とを備えて
いる。貫入ロッド10は、スイベルジョイント部18を
介して、回転駆動部16と結合されている。貫入ロッド
10の先端下方には、摺動ジョイント部28を介して、
上切削羽根30,振動加振体32,下切削羽根34が一列
状に配置されている。摺動ジョイント部28は、地盤貫
入ロッド10とその下方側の上切削羽根30,振動加振
体32,下切削羽根34との間を、回転力の伝達が可能
で、上下方向に分離する機能を有している。振動加振体
32は、ピストンを有していて、ピストンが降下,上昇
を繰り返す際に発生する上下振動を、地盤掘削土砂と固
化材との混合物に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、混合攪拌による
地盤改良工法および同工法に用いる地盤改良装置に関
し、特に、この種の工法ないしは装置で造成される地盤
改良体の品質を改良する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軟弱地盤の改良方法には,種々の工法が
開発され,実用に供用されている。このような地盤改良
の一種として、セメントや石灰などの固化材を改良対象
地盤に供給し、原位置で切削羽根により地盤を掘削し、
掘削した地盤土砂を攪拌羽根で攪拌混合することで、地
盤土砂と固化材とを機械的に混合攪拌して、軟弱土を固
化させて、地盤中に柱状,壁状,格子状、ブロック状など
の改良体を造成する地盤改良工法が知られている。
【0003】しかしながら、このような構成の従来の地
盤改良工法には、以下に説明する技術的な課題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の混合
攪拌による地盤改良工法では、地盤を切削羽根により切
削して、ほぐした後に、セメント系固化材を供給して、
攪拌羽根で混合攪拌して、これらの混合物を固化させて
改良体を地盤中に形成する構成であって、改良体の内部
には、気泡や水分が多く残存している可能性が高く、高
品質な改良体が得られないという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、高
品質の改良体が得られる攪拌混合による地盤改良工法お
よび同工法に用いる地盤改良装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、現地盤掘削土砂とセメント系固化材とを
混合攪拌して、地盤中に形成した前記現地盤掘削土砂と
前記固化材との混合物を固化させて、地盤中に改良体を
造成する地盤改良工法において、前記混合物が固化する
前に、上下およびまたは左右方向の振動を加えるように
した。このように構成した混合攪拌による地盤改良工法
によれば、固化することにより改良体となる現地盤掘削
土砂と固化材との混合物に、当該混合物が固化する前
に、上下およびまたは左右方向の振動を加えるので、加
えられた振動により混合物が締固められて、脱泡,脱水
が促進される。このため、地盤中に造成される改良体
は、その密度が増し、密実な高品質のものとなる。前記
振動は、現地盤を掘削攪拌する切削羽根と攪拌羽根とが
設けられた地盤貫入ロッドに取り付けた加振体により印
加することができる。この構成によれば、現地盤の掘
削,攪拌を行う地盤貫入ロッドで改良体を造成する際
の、貫入,引抜きの1サイクル内で、混合物に振動を効率
的に加えることができる。前記振動は、現地盤を掘削攪
拌する切削羽根と攪拌羽根とが設けられた地盤貫入ロッ
ドを、貫入ないしは引抜きながら前記固化材を噴射供給
して前記混合物を形成した後に、前記地盤貫入ロッドを
引抜いて撤去した状態で、前記混合物が固化する前に、
加振器を配置した別ロッドを挿入して印加することがで
きる。この構成によれば、既存の地盤改良装置を改造す
ることなく、高品質な改良体が造成できる。また、本発
明は、現地盤掘削土砂とセメント系固化材とを混合攪拌
して、地盤中に前記現地盤掘削土砂と前記固化材との混
合物を固化させて、地盤中に改良体を造成する地盤改良
工法に用いる装置において、現地盤を掘削する切削羽根
と、この切削羽根で掘削された現地盤を攪拌混合する攪
拌羽根を備え、内部に設けられた供給通路から前記固化
材を現地盤掘削土砂に噴射する地盤貫入ロッドを有し、
前記拌羽根の下方に、前記混合物が固化する前に、上下
およびまたは左右方向の振動を加える加振体を設けた。
このように構成した地盤改良装置によれば、既存の装置
に加振体を付設することにより、高品質な改良体を造成
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図7は、本発明にかかる攪拌混合による地盤改良工法
および同工法に用いる地盤改良装置の一実施例を示して
いる。
【0008】本実施例の地盤改良装置は、図1〜図3に示
すように構成されている。これらの図に示した地盤改良
装置は、地盤貫入ロッド10と、複帯式のベースマシン
12と、支柱14と、回転駆動部16とを備えている。
【0009】地盤貫入ロッド10は、図3に詳細を示す
スイベルジョイント部18を介して、回転駆動部16と
結合されている。ベースマシン12には、起伏ステー2
4が設けられており、この起伏ステー24の前端側に、
支柱14が垂直方向を指向するようにして支持されてい
る。
【0010】支柱14の前面側には、長手方向に沿って
延びるガイドレール22が延設されていて、このガイド
レール22に回転駆動部16が上下移動自在に取付けら
れている。
【0011】回転駆動部16は、その上端側がワイヤ2
5を介して、支柱16の上端側に支持されていて、ワイ
ヤ25を捲回する図示省略のウインチを駆動させること
により、ガイドレール22に沿って上下移動する。
【0012】地盤貫入ロッド10の先端側の外周面に
は、図2にも拡大して示すように、攪拌羽根26が固設
されている。本実施例の攪拌羽根26は、略U字形の湾
曲プレートであって、この形状のものが周方向に所定の
間隔を置いて複数配置されている。
【0013】また、地盤貫入ロッド10の先端下方に
は、摺動ジョイント部28を介して、上切削羽根30,
振動加振体32,下切削羽根34が、この順に一列状に
配置されている。
【0014】摺動ジョイント部28は、地盤貫入ロッド
10とその下方側の上切削羽根30,振動加振体32,下
切削羽根34との間を、回転力の伝達が可能で、上下方
向に分離する機能を有している。
【0015】本実施例の場合には、外周面にギア状突起
が設けられた軸部28aと、軸部28aの突起が嵌合す
る凹溝が内設されたスリーブ28bとを有するスプライ
ン構造となっていて、軸部28aの上端側が地盤貫入ロ
ッド10の下端に連結されている。
【0016】上切削羽根30は、軸部30aと、ビット
支持部材30bと、ビット30cとを備えている。軸部
30aは、その上端側が摺動ジョイント部28の軸部2
8aと連結され、外周にビット支持部材30bが固設さ
れている。
【0017】このビット支持部材30bは、軸部30a
の直径方向に延設され、その下面側に複数のビット30
bが固設されている。また、この上切削羽根30の軸部
30aの外面には、固化材Cの噴射孔36が対向する位
置に開口形成されている。
【0018】振動加振体32は、本実施例の場合には、
油圧駆動式の上下振動を加える構造のものが用いられて
いて、ピストン32aと、シリンダ32bと、振動伝達
ブロック32cと、ケーシング32dとを備えている。
【0019】ケーシング32dの上端は、上切削羽根3
0の軸部30aの下端に連結されている。ピストン32
aは、シンリダ32b内に上下移動自在に挿入されてい
る。
【0020】振動伝達ブロック32cは、ケーシング3
2dの下端に設けられたジョイント部32eの上部に固
設され、ピストン32aが降下,上昇を繰り返す際に、
この振動ブロック32cを間欠的に叩打することにより
発生する振動を、ジョイント部32eを介して、上,下
方に伝達する。
【0021】下切削羽根34は、振動加振体32のジョ
イント部32eと連結される軸部34aと、この軸部3
4aの外周面に設けられた螺旋羽根34bと、螺旋羽根
34bの先端に固設された複数のビット34cと、軸部
34aの先端に突設された先端ビット34dとを備えて
いる。
【0022】一方、地盤貫入ロッド10の上端側に設け
られたスイベルジョイント部18は、その詳細を図3に
示すように、地盤貫入ロッド10の外周に複数のシール
材を介在させて嵌着されるスリーブ18aを有してい
る。
【0023】このスリーブ18aには、一端が図外の油
圧源に接続される第1貫通孔18bを有していて、この
第1貫通孔18bは、地盤貫入ロッド10の内部に設け
られた油圧供給通路10aと連通している。
【0024】この油圧供給通路10aは、地盤貫入ロッ
ド10の長手方向に沿ってその先端側まで延設され、摺
動ジョイント部28の軸部28aおよび上切削羽根30
の軸部30aとを上下方向に貫通して、振動加振体32
のピストン32aの部分まで延びている。
【0025】また、スリーブ18aには、一端が図外の
油圧タンクに接続される第2貫通孔18cを有してい
て、この第1貫通孔18cは、地盤貫入ロッド10の内
部に設けられた油圧リターン通路10bと連通してい
る。
【0026】この油圧リターン通路10bは、油圧供給
通路10aと同様に、地盤貫入ロッド10の長手方向に
沿ってその先端側まで延設され、摺動ジョイント部28
の軸部28aおよび上切削羽根30の軸部30aとを上
下方向に貫通して、振動加振体32のピストン32aの
部分まで延びている。
【0027】なお、図2および図3に符号10cで示し
た部分は、地盤貫入部材10の長手軸方向に沿って延設
された固化材Cの供給路であって、この供給路10c
は、地盤貫入部材10の中心軸上にあって、一端が噴射
孔36に連通されている。
【0028】次ぎに、上記構成の地盤改良装置を用いて
軟弱地盤を改良する工法について説明する。地盤を改良
する改良体40を造成する際には、まず、図4に示すよ
うに、ベースマシン12に支持された地盤貫入ロッド1
0の位置決めが行われ、その後に回転駆動部16で、こ
のロッド10を回転駆動させながら地盤中に貫入させ
る。
【0029】地盤貫入ロッド10を回転駆動すると、そ
の先端側配置されている上,下切削羽根30,34の各
ビッド30c,34cにより現地盤が掘削されて、ロッ
ド10が徐々に地盤中に貫入していく。本実施例の場合
には、地盤貫入ロッド10の貫入の際には、固化材c
は、噴射孔36から噴射させないが、圧縮空気を噴射孔
36から噴射させて、孔詰まりを防ぐ。
【0030】そして、地盤貫入ロッド10が、改良体4
0を造成すべき所定深度まで到達すると、地盤中への貫
入ロッド10の貫入作業を終了させて、引き抜き始める
(図5参照)。
【0031】この地盤貫入ロッド10の引き抜きの際に
は、図6に示すように、攪拌羽根26を回転させて、地
盤掘削土砂をほぐすようにして、現地盤掘削土砂中にセ
メント系の固化材C、例えば、所定粘度のセメントミル
クを噴射孔36から噴出させる。
【0032】このような操作を行うと、地盤貫入ロッド
10の周辺には、現地盤掘削土砂と固化材Cとが混合攪
拌された混合物42が、下方から上方に向けて順次形成
される。
【0033】このとき、本実施例では、振動加振体32
を作動させて、形成された混合物42に上下方向の振動
を印加する。
【0034】すなわち、本実施例の地盤改良装置では、
上,下切削羽根30,34間に配置された振動加振体32
が、油圧駆動により上昇,下降して、ブロック32cを
間欠的に叩打するピストン32aを有しているので、油
圧供給通路10aと油圧リターン通路10bとに、オイ
ルを供給,排出すると、ピストン32aの上昇,a下降運
動に伴なう、所定周波数の上下振動が発生する。
【0035】このようにして発生した上下振動は、その
後、上,下切削羽根30,34に伝達される。このときに
発生する振動は、地盤貫入ロッド10が上下移動を許容
する形態で連結する摺動ジョイント部28を有している
ので、これよりも上方には伝達されない。
【0036】そして、上,下切削羽根30,34に上下振
動が伝達されると、これらの羽根30,34を介して、
その周辺に形成されている混合物42に、この振動が加
えられる。
【0037】このような上下振動を加えながら地盤中に
混合物42を形成する作業は、地表面近傍まで行われ、
図7に示すように、地盤貫入ロッド10を地表面上に引
き抜く操作が終了し、混合物42中の固化材Cが固化す
ると、地盤中に柱状の改良体40が形成される。
【0038】なお、混合攪拌による地盤改良工法には、
地盤貫入ロッド10の貫入時に、固化材Cを噴射孔36
から噴射する場合、引き上げ時に噴射する場合とがあ
り、本実施例では、後者を例示したが、前者の場合であ
っても何ら問題はない。
【0039】この場合、振動加振体32による振動の印
加は、混合物42が固化する前であれば、地盤貫入ロッ
ド10の貫入時ないしは引き上げ時のどちらか一方ない
しは双方に印加してもよい。
【0040】さて、以上のように構成した攪拌混合によ
る地盤改良工法によれば、固化することにより改良体4
0となる現地盤土砂と固化材Cとの混合物42に、当該
混合物42が固化する前に、上下向の振動を加えるの
で、加えられた振動により混合物42が締固められて、
脱泡,脱水が促進される。
【0041】このため、地盤中に造成される改良体40
は、その密度が増し、密実な高品質のものとなる。
【0042】この場合、固化材Cとしてセメントミルク
を用いた場合には、以下の作用効果が期待される。すな
わち、硬練りコンクリートにバイブレータなどにより振
動を加えると、コンクリートが液状化して、コンクリー
トの構成材料の均質な攪拌が行われることが知られてお
り、本実施例のように、固化材Cとしてセメントミルク
を用い、これを現地盤掘削土砂と混合させた混合物42
は、コンクリートと同様な構成なので、振動の印加によ
り液状化が発生することが予測される。
【0043】混合物42に振動を加えることにより液状
化が発生するとすれば、水セメント比の小さな粘度の高
いセメントミルクを使用した場合においても、液状化に
より攪拌効果により均質な改良体40を造成することが
できる。
【0044】また、本実施例の場合には、振動は、現地
盤を掘削攪拌する切削羽根30,34と攪拌羽根26と
が設けられた地盤貫入ロッド10に取り付けた加振体3
2により印加するので、地盤掘削土砂と固化材Cとを混
合攪拌させながら。上下振動を加えることができる。
【0045】さらに、この構成によれば、現地盤掘削土
砂の掘削,攪拌を行う地盤貫入ロッド10で改良体40
を造成する際の、貫入,引抜きの1サイクル内で、混合物
42に振動を効率的に加えることができる。
【0046】また、本実施例の地盤改良装置によれば、
現地盤を掘削攪拌する切削羽根30,34と攪拌羽根2
6とが設けられた地盤貫入ロッド10を備えた既存の地
盤改良装置に、振動加振体32を付設することにより、
高品質な改良体を造成することができる。
【0047】なお、上記実施例では、現地盤を掘削攪拌
する切削羽根30,34と攪拌羽根26とが設けられた
地盤貫入ロッド10に振動加振体32を付設した装置
で、混合物42に振動を印加する場合を例示したが、本
発明の実施はこの構成に限られることはない。
【0048】すなわち、現地盤を掘削攪拌する切削羽根
30,34と攪拌羽根26とが設けられた地盤貫入ロッ
ド10を、貫入ないしは引抜きながら固化材Cを噴射供
給して混合物42を形成した後に、地盤貫入ロッド10
を引抜いて撤去した後に、混合物42が固化する前に、
加振器を配置した別ロッドを挿入して、振動を印加して
も、上記実施例と同等の作用効果が得られる。
【0049】この場合に用いることができる加振器は、
上記構成の振動加振体32以外に、従来から打設コンク
リートの締固めに用いている偏心錘の回転により上下な
いしは左右方向の振動を発生させるバイブレータを用い
ることもできる。
【0050】このような構成を採用すると、既存の地盤
改良装置を改造することなく、高品質な改良体が造成で
きる。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かかる攪拌混合による地盤改良工法および同工法に用い
る地盤改良装置によれば、高品質の改良体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる地盤改良装置の一実施例を示す
全体構成の側面説明図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図1のB部拡大図である。
【図4】本発明にかかる攪拌混合による地盤改良工法の
初期工程の側面説明図である。
【図5】図4の工程に引き続いて行われる工程の側面説
明図である。
【図6】図5の工程に引き続いて行われる工程の側面説
明図である。
【図7】図6の工程に引き続いて行われる工程の側面説
明図である。
【符号の説明】
10 地盤貫入ロッド 26 攪拌羽根 28 摺動ジョイント部 30 上切削羽根 32 振動加振体 34 下掘削羽根 36 噴射孔 40 改良体 42 混合物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 正喜 埼玉県川越市南台1−10−4 株式会社大 林組東京機械工場内 Fターム(参考) 2D040 AB05 AC05 BA02 BA08 BC01 BD05 CA01 CB03 DB07 EA11 EA16 EA21 EB07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現地盤掘削土砂とセメント系固化材とを
    混合攪拌して、地盤中に形成した前記現地盤掘削土砂と
    前記固化材との混合物を固化させて、地盤中に改良体を
    造成する地盤改良工法において、 前記混合物が固化する前に、上下およびまたは左右方向
    の振動を加えることを特徴とする混合攪拌による地盤改
    良工法。
  2. 【請求項2】 前記振動は、現地盤を掘削攪拌する切削
    羽根と攪拌羽根とが設けられた地盤貫入ロッドに取り付
    けた加振体により印加することを特徴とする請求項1記
    載の混合攪拌による地盤改良工法。
  3. 【請求項3】 前記振動は、現地盤を掘削攪拌する切削
    羽根と攪拌羽根とが設けられた地盤貫入ロッドを、貫入
    ないしは引抜きながら前記固化材を噴射供給して前記混
    合物を形成した後に、前記地盤貫入ロッドを引抜いて撤
    去した状態で、 前記混合物が固化する前に、加振器を配置した別ロッド
    を挿入して印加することを特徴とする請求項1記載の混
    合攪拌による地盤改良工法。
  4. 【請求項4】 現地盤掘削土砂とセメント系固化材とを
    混合攪拌して、地盤中に前記現地盤掘削土砂と前記固化
    材との混合物を固化させて、地盤中に改良体を造成する
    地盤改良工法に用いる地盤改良装置において、 現地盤を掘削する切削羽根と、この切削羽根で掘削され
    た現地盤を攪拌混合する攪拌羽根を備え、内部に設けら
    れた供給通路から前記固化材を現地盤掘削土砂に噴射す
    る地盤貫入ロッドを有し、 前記攪拌羽根の下方に、前記混合物が固化する前に、上
    下およびまたは左右方向の振動を加える加振体を設けた
    ことを特徴とする混合攪拌による地盤改良工法に用いる
    地盤改良装置。
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