JP2001205665A - インサートモールド装置 - Google Patents

インサートモールド装置

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JP2001205665A
JP2001205665A JP2000017398A JP2000017398A JP2001205665A JP 2001205665 A JP2001205665 A JP 2001205665A JP 2000017398 A JP2000017398 A JP 2000017398A JP 2000017398 A JP2000017398 A JP 2000017398A JP 2001205665 A JP2001205665 A JP 2001205665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
mold
molds
shape
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000017398A
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English (en)
Inventor
Noboru Hashimoto
昇 橋本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て上の良品を形状異常を有する部品と
同じ扱いをすることにより生じる損失を低減することが
可能になるインサートモールド装置を提供する。 【解決手段】 複数のモールド金型に部品が形成された
フープ材を連続して送り込み該モールド金型の所定の位
置に支承された該部品に樹脂を成形するインサートモー
ルド装置において、形状の異常な部品を検出する形状異
常検出部と、該形状異常検出部により形状異常が検出さ
れるとエラー信号を出力する成型機コントローラと、前
記モールド金型に設けられ各前記モールド金型内に成形
樹脂を射出するか否かをオン/オフ制御するゲートとを
備え、前記ゲートは前記エラー信号を受けると前記モー
ルド金型内に送り込まれた該当する部品に対して成形樹
脂の射出を行わないよう構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品を具えたフープ
材を金型内に送り込み該部品に樹脂を成形するインサー
トモールド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、小型の電磁継電器やスイッチ等
に使用される端子等の金属部品は、樹脂部分の形成時に
インサートモールドされることが多い。かかる金属部品
はモールド金型に送り込まれるとモールド金型に形成さ
れてなる溝等に嵌挿され所定の位置に支承された後、閉
じたモールド金型内に成形樹脂を射出することでインサ
ートモールドされる。
【0003】インサートモールド用の金属部品はモール
ド金型への連続的な供給を可能にするためフープ材に形
成されている。かような金属部品は比較的柔らかい金属
材よりなるため加工時や保管時に変形することがある。
そして変形し形状の異常が生じた金属部品はモールド金
型に設けられた溝に嵌挿されなくなるとモールド金型を
閉じたときモールド金型を破損するおそれがある。
【0004】そこで形状の異常な部品がモールド金型に
装着される前にそれらを検出し、モールド金型に設けら
れた溝に嵌挿できない部分を予め分断するようにしてい
る。これにより、モールド金型の破損の要因となる形状
の異常な部品がモールド金型に装着されることを防止す
ることが可能になり、モールド金型の破損を防止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したインサートモ
ールド装置にあっては、形状の異常な部品に対して部品
の一部を分断した状態でインサートモールドを行うこと
になる。したがって、本来成形樹脂を投入する予定のな
かった部分に成形樹脂が投入されることになる。する
と、一般にモールド金型の形状は複雑であるため、分断
により生じたモールド金型内部の空間に成形樹脂が詰ま
り、それ以降の成形ができなくなるおそれがあった。
【0006】これに対し、形状の異常な部品が検出され
ると該当する部品を成形樹脂投入前にモールド金型から
脱出させるというインサートモールド装置が考えられ
る。かかるインサートモールド装置にあっては、複数の
部品を同時にインサートモールドする場合、連続して並
べられた複数のモールド金型に複数の部品を連続して送
り込むことになる。このとき、モールド金型に送り込む
部品の中に1つでも形状の異常な部品があると、隣接す
る部品も形状異常のある部品と一緒にモールド金型から
脱出させることになるという問題点を有していた。これ
により、組立上の良品を不良品と同じ扱いにしなければ
ならず損失が生じることになる。
【0007】本発明は、かかる事由に鑑み、組み立て上
の良品を形状異常を有する部品と同じ扱いをすることに
より生じる損失を低減することが可能になるインサート
モールド装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はモールド金型に
投入しようとする部品に形状の異常が存在すると該当す
るモールド金型のゲートのみをオフすることで成形樹脂
が金型内に射出されることを防止し、該当部品のインサ
ートモールドを行わないようにしたインサートモールド
装置にかかるものである。
【0009】上記手段によれば、フープ材の連続する複
数の部品において、形状異常等が存する部品についての
み、インサートモールドが行われないため、組み立て上
の良品を形状異常を有する部品と同じように扱うことに
よる損失を低減することが可能になるという作用が得ら
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1は本実施の形態に係るインサー
トモールド装置の概略構成図である。
【0011】図1に示すインサートモールド装置は、自
動的に開閉してインサートモールドを行う4基のモール
ド金型1と、モールド金型1の動作サイクルに同期して
モールド金型1にフープ材2を送り込むグリップ機構3
とを具えている。本実施の形態にあっては4基のモール
ド金型1を備えているため、一度に4つの部品5をイン
サートモールドすることが可能である。
【0012】フープ材2はインサートモールドされる部
品5が連続して形成されている。繰り出し用のリール4
に巻回されてなるモールド前のフープ材2はグリップ機
構3の動作に合わせて適宜繰り出され、インサートモー
ルドされモールド金型1から排出されたフープ材2は巻
取り用のリール(図示せず)に適宜巻き取られる。
【0013】モールド金型1には部品5を所定の位置に
支承する支持溝(図示せず)と成形樹脂が注入されるキ
ャビティ(図示せず)が形成されている。各モールド金
型1にはゲート(図示せず)が設けられており、ゲート
をオンすると閉じたモールド金型1のキャビティ内に溶
融した成形樹脂が注入され、部品5の周りに成形樹脂が
モールドされる。
【0014】6は形状異常検出部であり、送られる部品
5の形状を検出する。検出された情報は成形機コントロ
ーラ7に送られ、予め格納されている形状情報と比較さ
れる。成型機コントローラ7にあっては、形状異常検出
部6により検出された形状が格納されている形状情報と
相違する場合、形状異常があるとしてエラー信号を出力
する。部品分断部8は成型機コントローラ7からエラー
信号を受信すると、部品5において形状異常があると判
断された部分を分断除去する。これにより形状異常を生
じている部品21がモールド金型1に送り込まれたとき
に、部品5がモールド金型1の内壁を破損することを防
止している。
【0015】さらに、成型機コントローラから出力され
るエラー信号はモールド金型1のゲートに送られ該当す
るゲートをオフするようになっている。これにより、モ
ールド金型1内に存する部品5が形状異常を有する場
合、モールド金型1内には成形樹脂が注入されないよう
になっている。これに対し、形状異常が存在する部品5
に隣接する部品5についてはゲートがオフされることが
ない。すなわち、形状異常が存在する部品5に隣接する
部品5についてはインサートモールドが行われ、組立上
の良品を形状異常を有する部品5と同じ扱いにすること
がなく損失を低減することが可能になる。
【0016】なお、本発明のインサートモールド装置
は、上述したもののみ限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のインサー
トモールド装置によれば、形状異常を有する部品につい
てのみインサートモールドが行われないため、組み立て
上の良品を形状異常を有する部品と同じに扱うことによ
る損失を低減することが可能になるという優れた効果を
奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインサートモールド
装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 モールド金型 2 フープ材 3 グリップ機構 4 リール 5 部品 6 形状異常検出部 7 成型機コントローラ 8 部品分断部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモールド金型に部品が形成された
    フープ材を連続して送り込み該モールド金型の所定の位
    置に支承された該部品に樹脂を成形するインサートモー
    ルド装置において、形状の異常な部品を検出する形状異
    常検出部と、該形状異常検出部により形状異常が検出さ
    れるとエラー信号を出力する成型機コントローラと、前
    記モールド金型に設けられ各前記モールド金型内に成形
    樹脂を射出するか否かをオン/オフ制御するゲートとを
    備え、前記ゲートは前記エラー信号を受けると前記モー
    ルド金型内に送り込まれた該当する部品に対して成形樹
    脂の射出を行わないよう構成されてなることを特徴とす
    るインサートモールド装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004096519A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-11 Perlos Oyj Arrangement for controlling quality of injection moulding components
WO2013002104A1 (ja) * 2011-06-27 2013-01-03 東洋機械金属株式会社 射出成形機
CN110948784A (zh) * 2019-12-24 2020-04-03 常熟理工学院 一种带料镶件注塑设备

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