JP2001204554A - テーブル - Google Patents

テーブル

Info

Publication number
JP2001204554A
JP2001204554A JP2000019395A JP2000019395A JP2001204554A JP 2001204554 A JP2001204554 A JP 2001204554A JP 2000019395 A JP2000019395 A JP 2000019395A JP 2000019395 A JP2000019395 A JP 2000019395A JP 2001204554 A JP2001204554 A JP 2001204554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
projection device
reflection member
top plate
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000019395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sugano
隆夫 菅野
Takeo Nishimura
健雄 西村
Atsushi Hashimoto
厚 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP2000019395A priority Critical patent/JP2001204554A/ja
Publication of JP2001204554A publication Critical patent/JP2001204554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶プロジェクタ等の投射装置を用いたプレ
ゼンテーションを容易に且つ良好な投影状態で行うこと
ができるとともに、投射装置の使用時にその後方にいる
人の視界を遮ったり、投射装置の作動音による騒音が発
生することを最小限に抑えることができ、しかも、投射
装置を使用しないときは該投射装置を容易に且つ効率よ
く保管することができてテーブルの天板上のスペース全
体を有効利用することができるテーブルを提供する。 【解決手段】 脚1上に設けられた天板2の端縁から内
方に離間させて天板に開口部3を形成し、該開口部に開
閉蓋4を設け、天板の下側に開口部を通して外部のスク
リーン5に映像を投射するための投射装置6を収容可能
な収容部7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶プロジェクタ等
の投射装置を天板の下に収容することができるテーブル
に関し、更に詳しくは、投射装置を天板の下に収容した
まま該投射装置から外部のスクリーンに映像を投射させ
て使用することができるテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、会議等においては投射装置特にノ
ート型コンピュータと接続した液晶プロジェクタを用い
てプレゼンテーションを行うことが増えている。その場
合、液晶プロジェクタは使用時にスクリーンに向けて会
議用テーブルの上に置かれるか、或いは、専用のテーブ
ル、ワゴン等の上に置いたまま使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、専用の
テーブル、ワゴン等を用いる場合、会議用テーブルの周
囲にその設置スペースを確保する必要があり、設置が困
難な場合も起こり得る。また、スクリーンの正面に会議
用テーブルを置き、且つ、プロジェクタを載せたテーブ
ル、ワゴン等を会議用テーブルの側方に置くと、プロジ
ェクタからスクリーンに対して斜めに投射することとな
るため、スクリーンに映し出される映像にゆがみが生じ
る原因となる。さらに、プロジェクタに接続したノート
型コンピュータを会議用テーブルの天板上に置いたまま
操作しようとするとノート型コンピュータとプロジェク
タとの距離が長くなり、長い信号ケーブルが必要になる
とともに、会議用テーブルの周囲に座る人の邪魔になる
こともある。
【0004】一方、プロジェクタを会議用テーブルの天
板の上に置いて使用すると、プロジェクタと会議用テー
ブル上に置かれたノート型コンピュータとのケーブル接
続は良好になるが、特に大型のプロジェクタの場合、そ
の後方に座った人はプロジェクタにより視界が遮られて
スクリーンに映し出される映像全体を見づらくなる。ま
た、プロジェクタが会議用テーブルの天板上にあるた
め、その作動音が周囲から聞こえ易くなり耳障りなもの
となる。また、プロジェクタを使用しないときは別の保
管場所に収容する作業が必要となり、作業が繁雑とな
る。
【0005】したがって、本発明の目的は、会議をしな
がら液晶プロジェクタ等の投射装置を用いたプレゼンテ
ーションを容易に且つ良好な投影状態で行うことができ
るとともに、投射装置の使用時にその後方にいる人の視
界を遮ったり、投射装置の作動音による騒音が発生する
ことを最小限に抑えることができ、しかも、投射装置を
使用しないときは該投射装置を容易に且つ効率よく保管
することができてテーブルの天板上のスペース全体を有
効利用することができるテーブルを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、脚上に設けられた天板の端縁から内方に
離間させて天板に開口部を形成し、該開口部に開閉蓋を
設け、前記開口部を通して外部のスクリーンに映像を投
射することができるように前記天板の下側に投射装置を
収容することができる収容部を設けたことを特徴とする
テーブルを提供する。
【0007】上記構成のテーブルにおいては、投射装置
を使用するとき、開閉蓋を開けて天板の開口部を開放す
ることにより、投射装置を収容部に収容したまま投射装
置から外部のスクリーンに映像を投射させることができ
る。すなわち、投射装置を別の保管場所等からテーブル
まで移動させる必要がなく、スクリーン5への投射を行
うことができる。また、投射装置の使用が終了したとき
も、投射装置を別の場所に移動させる必要がなく、収容
部内に収容したまま天板の開口部を開閉蓋で閉じるだけ
で保管作業を終えることができる。したがって、投射装
置を使用するための準備や使用後の後かたづけ等が楽に
なる。また、スクリーンの正面にテーブルを置きスクリ
ーンのほぼ正面からスクリーンへの投射を行うことがで
きるようになるので、ゆがみの少ない映像をスクリーン
に映し出すことができる。したがって会議の場で映りの
良好な映像を用いてプレゼンテーションを行うことがで
きるようになる。さらに、投射装置自体を天板の上に出
す必要がないため、投射装置が視界を遮ることがなく、
また、使用中に投射装置を天板の下の収容部に収容して
おくことができるので、投射装置の作動音が外部に漏れ
にくくなり、周囲に騒音として聞こにくいものとなる。
しかも、天板の端縁から内方に離れた位置に開口部を形
成しているので、天板の端縁に沿った天板上面スペース
を無駄なく有効に利用することができる。
【0008】上記構成において、好ましくは、前記投射
装置から発せられた光を前記スクリーンに向けて反射す
る反射部材が支持部材を介して前記収容部内への収容位
置と前記開口部上方の使用位置とに位置切り換え可能に
設けられる。かかる構成によれば、天板の下にある投射
装置から発せられた光を開口部からほぼ真上に出させて
も開口部の上方に位置させた反射部材によりその光をス
クリーンに投射させることができるので、天板に形成す
る開口部のサイズを小さくすることができる。したがっ
て、天板の上面スペースを無駄なく有効利用することが
できる。また、開口部とともに反射部材も小さくするこ
とができるので、反射部材による視界の遮りを最小限に
抑えることができる。
【0009】また好ましくは、前記反射部材が前記開閉
蓋に設けられ、前記開閉蓋が前記支持部材を介して前記
開口部を閉じる位置と前記開口部を開放する位置とに位
置切り換え可能に設けられる。かかる構成によれば、開
口部を閉じている開閉蓋を開いて所要の角度にセットす
るだけで、反射部材を利用した投射の準備が完了するの
で、投射装置による投射準備作業が非常に楽になる。
【0010】また好ましくは、前記反射部材が前記支持
部材に取り付けられ、前記開閉蓋は前記開口部から取り
外し可能である。かかる構成によれば、投射装置の使用
時に開閉蓋を開口部から取り除いて反射部材のみを天板
の上方に位置させることができるので、後方からの視界
の遮りをより小さく抑えることができる。また、支持部
材は開閉蓋を支持する必要がなく反射部材のみを支持す
ればよいので、小型軽量化できる。
【0011】さらに好ましくは、前記反射部材が反射と
透過の可能なボードからなる。かかる構成によれば、投
射装置の使用時に開閉蓋を開口部から取り除いて反射部
材を天板の上方に位置させたときに、後方から反射部材
を通してスクリーンを見ることができるようになり、反
射部材による視界の遮りをほぼ完全に無くすことができ
る。
【0012】また好ましくは、前記支持部材は前記反射
部材を高さ調節及び角度調節可能に支持できるものであ
る。かかる構成によれば、天板の下にある投射装置の角
度を調整する代わりに、天板の上方に位置させた反射部
材の高さ位置又は傾斜角度を調整することにより、スク
リーンに対する光の投射角度及び高さ位置を容易に且つ
広範囲に調整することができる。また、天板の上方に位
置させた反射部材は傾斜した状態で使用されるので、反
射部材により後方からの視界が大きく遮られることを防
止できる。
【0013】また、前記反射部材を用いる実施形態にお
いて、好ましくは、前記収容部は、投射装置が直接前記
反射部材に向けて光を発するように投射装置を縦向きに
収容可能に形成される。かかる構成によれば、収容部に
縦向きに収容した投射装置から開口部の上方に配置され
る反射部材に向けて直接光を投射させることができるの
で、スクリーンへの投射に必要な反射部材の数を最小限
にできる。また、収容部は投射装置を縦向きに収容でき
るので、収容部の横サイズを小さくすることができる。
【0014】また、前記反射部材を用いる実施形態にお
いて、好ましくは、前記収容部は投射装置を横向きに収
容可能に形成され、前記収容部内には投射装置から発せ
られた光を前記反射部材に向けて反射するための中間反
射部材が設けられる。かかる構成によれば、収容部に横
向きに収容した投射装置から発せられる光を収容部内の
反射部材及び開口部の上方に配置される反射部材を介し
てスクリーンに投射させることができるので、スクリー
ンに対する光の投射角度及び位置をより広範囲に調整す
ることができる。また、収容部は投射装置を横向きに収
容できるので、収容部の縦サイズを最小限にできる。
【0015】また好ましくは、前記収容部は、投射装置
が前記開口部を介して直接前記スクリーンに向けて光を
発するように投射装置を斜めに収容可能に形成される。
かかる構成によれば、収容部内に収容された投射装置か
ら発せられる光を直接スクリーンに投射させることがで
きるので、反射部材等が不要であり、最少部品点数で天
板下の収容部からスクリーンへの投射が可能なテーブル
を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明する。
【0017】
【実施例】図1及び図2は本発明の第1実施例を示した
ものであり、図1は会議用テーブルの一部断面側面図、
図2(a)、(b)はそれぞれ図1に示すテーブルの要
部斜視図である。
【0018】これらの図を参照すると、テーブルは4本
の脚1の上に支持された天板2を備え、この天板2のほ
ぼ中央には略四角形の開口部3が形成されている。開口
部3には該開口部3を開閉することができる開閉蓋4が
設けられている。さらに、天板2の下側には開口部3を
通して外部のスクリーン5に映像を投射するための投射
装置、例えば液晶プロジェクタ6を収容することができ
る収容部7が設けられている。
【0019】この実施例においては、収容部7は液晶プ
ロジェクタ6を縦向き、すなわち、出射レンズ6aを真
上に向けた状態で収容可能に形成されている。ここでは
収容部7は箱体からなる。液晶プロジェクタ6は開口部
3を介して収容部7に収容し又は取り出すことができ
る。なお、収容部7の側面に液晶プロジェクタ6を出し
入れするための開口部(不図示)を設け、必要に応じて
この開口部に扉(不図示)を設けてもよい。
【0020】開閉蓋4はリンク機構を有する支持部材8
を介して天板2に対し開閉移動可能に取り付けられてお
り、開閉蓋4の下面には液晶プロジェクタ6から発せら
れた光をスクリーン5に向けて反射する反射部材9が取
り付けられている。したがって、反射部材9は開閉蓋4
に取り付けられた左右一対の支持部材8を介して収容部
7内への収容位置と開口部3の上方の使用位置とに位置
切り換え可能となっている。
【0021】図2(a)に示すように、支持部材8のリ
ンク機構は収容部7の内面に固定される第1ブラケット
8aと、この第1ブラケット8aに一端が回転可能に取
り付けられた第1アーム8bと、この第1アーム8bの
他端に一端が回転可能に取り付けられた第2アーム8c
と、この第2アーム8cの他端に回転可能に取り付けら
れ且つ開閉蓋4に固定される第2ブラケット8dとから
なっている。第1アーム8bと第2アーム8cとの連結
部及び第1及び第2アーム8b、8cと第1及び第2の
ブラケット8a、8dとの連結部はそれぞれ摩擦抵抗に
よりに任意の角度に制止可能となっている。したがっ
て、開閉蓋4及び反射部材9はリンク機構の可動範囲内
において高さ及び角度を任意に調整可能である。
【0022】開閉蓋4の開閉を容易にするために、図2
(a)、(b)に示すように、天板2の開口部3の相対
向する2辺には手の指が入る切欠き2a、2bが形成さ
れており、この切欠き2a、2bの位置に対応して開閉
蓋4の両端には手の指を掛けることができる指掛け部4
a、4bが形成されている。
【0023】上記構成を有する第1実施例のテーブルに
おいては、液晶プロジェクタ6を使用するとき、開閉蓋
4を開けて天板2の開口部3を開放するとともに、開閉
蓋4の下面に設けられている反射部材9を適切な傾斜角
度に調整することにより、液晶プロジェクタ6を収容部
7に収容したまま液晶プロジェクタ6から反射部材9を
介して外部のスクリーン5に映像を投射させることがで
きる。すなわち、液晶プロジェクタ6を別の保管場所等
からテーブルまで移動させる必要がなく、スクリーン5
への投射を行うことができる。また、液晶プロジェクタ
6の使用が終了したときも、液晶プロジェクタ6を別の
場所に移動させる必要がなく、収容部7内に収容したま
ま天板2の開口部3を開閉蓋4で閉じるだけで保管作業
を終えることができる。したがって、液晶プロジェクタ
6を使用するための準備や使用後の後かたづけ等が楽に
なる。また、スクリーン5の正面にテーブルを置きスク
リーン5のほぼ正面からスクリーン5への投射を行うこ
とができるようになるので、ゆがみの少ない映像をスク
リーン5に映し出すことができる。したがって会議の場
で映りの良好な映像を用いてプレゼンテーションを行う
ことができるようになる。さらに、液晶プロジェクタ6
自体を天板2の上に出す必要がないため、液晶プロジェ
クタ6が視界を遮ることがなく、また、使用中に液晶プ
ロジェクタ6を天板2の下の収容部7に収容しておくこ
とができるので、液晶プロジェクタ6の作動音が外部に
漏れにくくなり、周囲に騒音として聞こにくいものとな
る。しかも、天板2の端縁から内方に離れた位置に開口
部3を形成しているので、天板2の端縁に沿った天板2
の上面スペースを無駄なく有効に利用することができ
る。
【0024】また、上記実施例の構成によれば、天板2
の下にある液晶プロジェクタ6から発せられた光を開口
部3からほぼ真上に出させても開口部3の上方に位置さ
せた反射部材9によりその光をスクリーン5に投射させ
ることができるので、天板2に形成する開口部3のサイ
ズを小さくすることができる。したがって、天板2の上
面スペースを無駄なく有効利用することができる。ま
た、開口部3とともに反射部材9も小さくすることがで
きるので、反射部材9による視界の遮りを最小限に抑え
ることができる。
【0025】さらに、開口部3を閉じている開閉蓋4を
開いて所要の角度にセットするだけで、反射部材9を利
用した投射の準備が完了するので、液晶プロジェクタ6
による投射準備作業が非常に楽になる。
【0026】さらに、支持部材8は開閉蓋4とともに反
射部材9を高さ調節及び角度調節可能に支持できるもの
であるので、天板2の下にある液晶プロジェクタ6の角
度を調整する代わりに、天板2の上方に位置させた反射
部材9の高さ位置又は傾斜角度を調整することにより、
スクリーン5に対する光の投射角度及び高さ位置を容易
に且つ広範囲に調整することができる。また、反射部材
9を備えた開閉蓋4は天板2の上方で傾斜した状態で使
用されるので、開閉蓋4によって後方からの視界が大き
く遮られることを防止できる。
【0027】また、上記第1実施例の構成においては、
収容部7に縦向きに収容した液晶プロジェクタ6から開
口部3の上方に配置される反射部材9に向けて直接光を
投射させることができるので、スクリーンへ5の投射に
必要な反射部材9の数を最小限にできる。また、収容部
7は液晶プロジェクタ6を縦向きに収容できるので、収
容部7の横サイズを小さくすることができる。
【0028】図3及び図4は本発明の第2実施例を示し
たものであり、図3(a)、(b)はそれぞれテーブル
の要部断面側面図及び要部断面正面図である。図4
(a)、(b)はそれぞれ図3に示すテーブルの使用方
法を示す要部断面側面図である。これらの図において上
記第1実施例と同様の構成要素には同一の参照符号が付
してある。
【0029】図3(a)、(b)を参照すると、この第
2実施例においては、下面に反射部材9を備えた開閉蓋
4を支持するための支持部材8が、収容部7に固定され
た案内部8eと、この案内部8eに案内されて上下に移
動可能なスライド杆8fと、このスライド杆8fの上端
に回転可能に取り付けられるとともに開閉蓋4に固定さ
れたブラケット8gとからなっており、図4(a)、
(b)に示すように、スライド杆8fは案内部8eによ
り連続した任意の高さ位置或いは多段階の高さ位置に保
持可能であるとともに、開閉蓋4はスライド杆8f対し
任意の角度位置に保持可能である。スライド杆8fは案
内部8eとの間の摩擦力を利用して任意の高さ位置に保
持させることができるが、案内部8eに複数の凹部を上
下方向に所定ピッチ間隔で形成し、スライド杆8fには
弾性を利用して凹部に嵌まり込む係合部材を設けること
により、スライド杆8fを多段階の高さ位置に保持させ
てもよい。また、開閉蓋4はスライド杆8fとブラケッ
トgとの間の摩擦力を利用して任意角度に保持させるこ
とができる。
【0030】上記構成の第2実施例においても、天板2
の上方に位置させた反射部材9の高さ位置又は傾斜角度
を調整することにより、スクリーン5に対する光の投射
角度及び高さ位置を容易に且つ広範囲に調整することが
できる。また、反射部材9を備えた開閉蓋4は天板2の
上方で傾斜した状態で使用されるので、開閉蓋4により
後方からの視界が大きく遮られることを防止できる。
【0031】図5(a)、(b)本発明の第3実施例を
示すテーブルの要部断面正面図及び要部分解斜視図であ
る。同図において上記第1、第2実施例と同様の構成要
素には同一の参照符号が付してある。
【0032】図5(a)、(b)を参照すると、この第
3実施例においては、投射装置例えば液晶プロジェクタ
6を天板2の下方に収容するための収容部7が、開口部
3の左右又は前後両側で天板2の下面にネジ止めされる
一対の上フレーム7a、7bと、両上フレーム7a、7
bに対しそれぞれボルト7c及びナット7dを介して着
脱可能に取り付けられる一対の側フレーム7e、7f
と、液晶プロジェクタ6の背面にネジ止めされるととも
に、両側部及び底部両端が側フレーム7e、7fに支持
される取付板7gとからなっている。なお、この実施例
においてはフレーム7a、7bは開口部3の左右両側縁
に沿って延びている。
【0033】この実施例では、側フレーム7e、7fは
取付板7gの側部を支持するための側支持部と7e1,
7f1と、取付板7gの底部の端部を支持するための底
支持部と7e2,7f2とを有しており、これら側支持
部7e1,7f1及び底支持部7e2,7f2はそれぞ
れ取付板7gの側部及び底部と嵌まり合うように断面略
コ字状に形成されている。
【0034】さらに、この実施例では、上フレーム7
a、7bにはその長さ方向に延びる長孔7a1,7b1
がそれぞれ形成されており、側フレーム7e、7fには
上フレーム7a1,7b1と直交して延びる長孔7e
3,7f3がそれぞれ形成されている。したがって、上
フレーム7a、7bに対する側フレーム7e、7fの取
付け位置を上フレーム7a、7bの長孔7a1、7b1
に沿って開口3に対し前後方向に調整できるとともに、
側フレーム7e、7fの長孔7e3、7f3に沿って開
口3に対し左右方向に調整できるので、開口3の上方に
配置される反射部材9に対し液晶プロジェクタ6の位置
を前後及び左右方向に調整して設置することができる。
【0035】図6は本発明の第4実施例を示すテーブル
の要部断面側面図である。同図において上記第1〜第3
実施例と同様の構成要素には同一の参照符号が付してあ
る。
【0036】図6の実施例においては、反射部材9が支
持部材7に取り付けられており、開閉蓋4は天板2に形
成されている開口部3から取り外し可能に形成されてい
る。したがって、この実施例においては、収容部7内に
収容されている投射装置例えば液晶プロジェクタ6の使
用時に開閉蓋4を開口部3から取り除いて反射部材9の
みを天板2の上方に位置させることができるので、後方
からの視界の遮りをより小さく抑えることができる。ま
た、支持部材8は開閉蓋4を支持する必要がなく反射部
材9のみを支持すればよいので、小型軽量化できる。
【0037】さらに、図6の実施例においては、反射部
材9は光の反射と透過が可能なボードからなる。この光
の反射及び透過が可能なボードとしては一般にハーフミ
ラーとして知られるものを用いることができる。したが
って、この実施例においては、液晶プロジェクタ6の使
用時に開閉蓋4を開口部3から取り除いて反射部材9を
天板2の上方に位置させたときに、後方から反射部材9
を通してスクリーン(図示略)を見ることができるの
で、反射部材9による視界の遮りをほぼ完全に無くすこ
とができる。
【0038】図7は本発明の第5実施例を示すテーブル
の要部断面側面図である。同図において上記第1〜第4
実施例と同様の構成要素には同一の参照符号が付してあ
る。
【0039】図7の実施例においては、上記第1〜第4
実施例と同様に、投射装置例えば液晶プロジェクタ6か
ら出た光を開口部3の上方でスクリーン(図示略)に向
けて反射させるための反射部材9が支持部材8を介して
収容部7内に収容可能且つ開口部3の上方に引出し可能
に設けられている。そしてさらに、この実施例では、収
容部7は液晶プロジェクタ6を横向きに収容可能に形成
されており、収容部7内には液晶プロジェクタ6から発
せられた光を開口部3の上方に位置する反射部材9に向
けて反射するための中間反射部材10が設けられてい
る。したがって、収容部7に横向きに収容した液晶プロ
ジェクタ6から発せられる光を収容部7内の反射部材1
0及び開口部3の上方に配置される反射部材9を介して
スクリーン(図示略)に投射させることができるので、
スクリーンに対する光の投射角度及び位置をより広範囲
に調整することができる。また、収容部7は投射装置6
を横向きに収容できるので、収容部7の縦サイズを最小
限にできる。
【0040】図8は本発明の第6実施例を示すテーブル
の要部断面側面図である。同図において上記第1〜第5
実施例と同様の構成要素には同一の参照符号が付してあ
る。
【0041】図8の実施例においては、収容部7は、投
射装置例えば液晶プロジェクタ6が天板2に形成されて
いる開口部3を介して直接スクリーン5に向けて光を発
するように、液晶プロジェクタ6を斜めに収容可能に形
成されている。したがって、収容部7内に収容された液
晶プロジェクタ6から発せられる光を直接スクリーン5
に投射させることができるので、反射部材9が不要であ
り、開閉蓋4を第4、第5実施例と同様に開口部3に対
して着脱可能にすれば開閉蓋4や反射部材9のための支
持部材も不要となるので、最少の部品点数で天板2下の
収容部7からスクリーン5への投射が可能となる。
【0042】以上、図示実施例につき説明したが、本発
明は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載した発明の範囲内においてその構
成要素に種々の変更を加えることができる。例えば投射
装置は液晶プロジェクタに限られず、例えばオーバーヘ
ツドプロジェクタであってもよい。また、収容部7及び
支持装置8は如何なる形態のものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明か明らかなように、本発明の
構成によれば、会議をしながら液晶プロジェクタ等の投
射装置によるプレゼンテーションを容易に且つ良好な投
影状態で行うことができるとともに、投射装置の使用時
にその後方にいる人の視界を遮ったり、投射装置の作動
音による騒音が発生することを最小限に抑えることがで
き、しかも、投射装置を使用しないときは該投射装置を
容易に且つ効率よく保管することができてテーブルの天
板上のスペース全体を有効利用することができるテーブ
ルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す会議用テーブルの一
部断面側面図である。
【図2】図1に示すテーブルの要部斜視図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ本発明の第2実施例
を示すテーブルの要部の断面側面図及び断面正面図であ
る。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ図3に示すテーブル
の使用方法を示す要部の断面側面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す会議用テーブルの一
部断面側面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す会議用テーブルの一
部断面側面図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す会議用テーブルの一
部断面側面図である。
【図8】本発明の第6実施例を示す会議用テーブルの一
部断面側面図である。
【符号の説明】
1 脚 2 天板 3 開口部 4 開閉蓋 5 スクリーン 6 液晶プロジェクタ(投射装置) 7 収容部 8 支持部材 9 反射部材 10 中間反射部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 厚 大阪府大阪市東成区大今里南6丁目1番1 号,コクヨ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚上に設けられた天板の端縁から内方に
    離間させて天板に開口部を形成し、該開口部に開閉蓋を
    設け、前記開口部を通して外部のスクリーンに映像を投
    射することができるように前記天板の下側に投射装置を
    収容することができる収容部を設けたことを特徴とする
    テーブル。
  2. 【請求項2】 前記投射装置から発せられた光を前記ス
    クリーンに向けて反射する反射部材が支持部材を介して
    前記収容部内への収容位置と前記開口部上方の使用位置
    とに位置切り換え可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のテーブル。
  3. 【請求項3】 前記反射部材が前記開閉蓋に設けられて
    おり、前記開閉蓋が前記支持部材を介して前記開口部を
    閉じる位置と前記開口部を開放する位置とに位置切り換
    え可能に設けられていることを特徴とする請求項2記載
    のテーブル。
  4. 【請求項4】 前記反射部材が前記支持部材に取り付け
    られており、前記開閉蓋は前記開口部から取り外し可能
    であることを特徴とする請求項2記載のテーブル。
  5. 【請求項5】 前記反射部材が反射と透過の可能なボー
    ドであることを特徴とする請求項4記載のテーブル。
  6. 【請求項6】 前記支持部材は前記反射部材を高さ調節
    及び角度調節可能に支持できるものであることを特徴と
    する請求項2記載のテーブル。
  7. 【請求項7】 前記収容部は、投射装置が直接前記反射
    部材に向けて光を発するように投射装置を縦向きに収容
    可能に形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    テーブル。
  8. 【請求項8】 前記収容部は投射装置を横向きに収容可
    能に形成されており、前記収容部内には投射装置から発
    せられた光を前記反射部材に向けて反射するための中間
    反射部材が設けられていることを特徴とする請求項2記
    載のテーブル。
  9. 【請求項9】 前記収容部は、投射装置が前記開口部を
    介して直接前記スクリーンに向けて光を発するように投
    射装置を斜めに収容可能に形成されていることを特徴と
    する請求項1記載のテーブル。
JP2000019395A 2000-01-27 2000-01-27 テーブル Pending JP2001204554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000019395A JP2001204554A (ja) 2000-01-27 2000-01-27 テーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000019395A JP2001204554A (ja) 2000-01-27 2000-01-27 テーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001204554A true JP2001204554A (ja) 2001-07-31

Family

ID=18546092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000019395A Pending JP2001204554A (ja) 2000-01-27 2000-01-27 テーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001204554A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004033251A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Heiwa Corp 遊技機用表示装置の取り付け構造
GB2409052A (en) * 2003-12-12 2005-06-15 Simon Richard Daniel Cube shaped optical projector for single slide
EP2543279A1 (en) * 2011-07-08 2013-01-09 Efab, Erik Frisell Ab Conference table unit

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004033251A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Heiwa Corp 遊技機用表示装置の取り付け構造
GB2409052A (en) * 2003-12-12 2005-06-15 Simon Richard Daniel Cube shaped optical projector for single slide
GB2409052B (en) * 2003-12-12 2008-06-18 Simon Richard Daniel Cube shaped lamp and projection device for single slide
EP2543279A1 (en) * 2011-07-08 2013-01-09 Efab, Erik Frisell Ab Conference table unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4403844B2 (ja) 投写型表示装置
US6726336B2 (en) Projector having a hinged front cover with a loudspeaker
JPH10260473A (ja) スクリーンへの映像投射方法と投射型ビデオプロジェクタおよび取付具
JP2001204554A (ja) テーブル
JP3742761B2 (ja) 投写装置付き教卓
JP2005266602A (ja) 透過型スクリーンおよび投写型表示装置
US4135784A (en) Rear screen optic projection apparatus
US3051040A (en) Projection cabinet
JP2005092060A (ja) 液晶プロジェクタ用ラック
JP2000112375A (ja) ディスプレイ支持装置
JP2010131148A (ja) 卓板付き椅子
JP4419902B2 (ja) 音響拡散パネル装置
JP2715978B2 (ja) スクリーン一体投射型表示装置
JP3778444B2 (ja) 収納型ホームシアターシステム
US1961803A (en) Cabinet
JP2006322955A (ja) 多方向選択投射型プロジェクタ
JPH05304624A (ja) ビデオカメラ
KR100693336B1 (ko) 교육용 사이버 강의대
JP2007322771A (ja) 自立式昇降スクリーン
JP4208320B2 (ja) 背面投写型表示装置
JP3137345U (ja) 対面式デスク
JP4274606B2 (ja) 投影表示装置
US3155002A (en) Movable projector and screen combination
JPH071896Y2 (ja) 透過形スクリーンキャビネットのバックカバー取付装置
JP3451294B2 (ja) 画像投影型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040610

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041014