JPH071896Y2 - 透過形スクリーンキャビネットのバックカバー取付装置 - Google Patents

透過形スクリーンキャビネットのバックカバー取付装置

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JPH071896Y2
JPH071896Y2 JP5901189U JP5901189U JPH071896Y2 JP H071896 Y2 JPH071896 Y2 JP H071896Y2 JP 5901189 U JP5901189 U JP 5901189U JP 5901189 U JP5901189 U JP 5901189U JP H071896 Y2 JPH071896 Y2 JP H071896Y2
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求 柴村
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、投写ユニットから投写された映像を拡大し
て透過形スクリーンに映し出す背面投写形プロジェクシ
ョンテレビのスクリーンキャビネットに関し、特に、そ
のキャビネット後面に取付けられるバックカバーをキャ
ビネット本体内に収納可能にするための取付構造に関す
るものである。
従来の技術 第9図は従来の投写形プロジェクションテレビにおける
透過形スクリーンキャビネットの構造を示している。こ
の図で、符号10は縦長の箱状六面形のキャビネット本体
を示し、前面11の上部に形成された開口部12に大形の透
過形スクリーン13が取付けられている。
キャビネット本体10の後面14は、前面11から所定距離離
れた位置に対設され、その中央部近くに開口部15が形成
されている。開口部15にバックカバー16が組付けられて
いる。バックカバー16は、開口部15側に開口し、本体部
18が周縁のフランジ162から後方に略山状に傾斜突出す
る膨出形状に形成されている。バックカバー16は、開口
部15全体を閉じる形状に形成され、その上端部162の2
個所がヒンジ部を介して開口部15の上端部に回動可能に
支持されている。バックカバー16の下端部163は、後面1
4の開口部15の下端部に金具を介して着脱可能に固定さ
れるようになっている。バックカバー16の下端部が金具
を介して後面14の開口部15の下端部に固着されると、カ
バー16の本体部161が開口部15から後面14の後方に突出
した状態で保持される。この実線で示す状態がプロジェ
クションテレビの通常の使用状態である。この使用状態
で、バックカバー16の本体部161の後面は、スクリーン1
3に対して一定角度傾斜している。その本体部161の後面
の内側面に反射ミラー17が取付けられている。キャビネ
ット本体10の内底部に投写ユニット18が配設されてい
る。投写ユニット18の投写管181のレンズを通して出た
映像は、反射ミラー17で反射し、透過形スクリーン13の
後面に結像する。すなわち、反射ミラー17を介し、投写
ユニット18のレンズから透過形スクリーン13に至る映像
の投写経路Lが形成されている。透過形スクリーン13に
結像した映像はキャビネット本体10の前面11から見るこ
とができる。
第9図の実線で示すように、プロジェクションテレビの
使用状態では、バックカバー16はキャビネット本体10の
後面14から後方に大きく突出している。このようにバッ
クカバー16が突出した状態で運搬しようとすると、収納
スペースが嵩み、運搬に不利であり、スペースの狭い場
所では持ち運びができなくなる場合がある。
そのため、運搬時には、下端部を後面14の開口部15の下
端から取外し、上端のヒンジ部を中心に開口部15の内方
に回動させ、第9図二点鎖線で示すように、バックカバ
ー16をキャビネット本体10内に収納するようにしてい
る。
考案が解決しようとする課題 ところで、最近、投写ユニットに組込まれるレンズの性
能が向上し、高性能化が図られている。レンズの性能が
向上すると、反射ミラーを介したレンズから透過形スク
リーンに至る映像の投写距離が短くて済むようになる。
このように、レンズからの映像投写距離が短くて済むよ
うになると、映像投写経路L上で、反射ミラー17を透過
形スクリーン3により近接して配置できるようになる。
そのため、キャビネット構造を全体的に小型化し、投写
形プロジェクションテレビの小型化を実現することがで
きる。
しかし、キャビネット本体10が小型化し、レンズから透
過形スクリーンに至る投写経路Lが短くなると、バック
カバー16が投写ユニット18に相対的に近接して配設され
ることになる。そのため、運搬時にバックカバー16をキ
ャビネット本体10内に収納しようとすると、バックカバ
ー16が第9図二点鎖線のように投写ユニット18や本体内
のシャーシ、あるいはその他の回路部品等に当たり、投
写ユニットのレンズを破損させたり、キャビネット本体
10内への部品の取付位置に制約を及ぼすという問題が生
じている。
この考案はかかる問題を解決するために提案されたもの
で、運搬時におけるバックカバーのキャビネット本体内
への収納が支障なく行え、プロジェクションテレビの小
型化にも十分に対応できるバックカバーの取付構造を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本案は、キャビネット本体
の後面上部の両側間に掛け渡され、上下にスライド可能
に案内支持された可動プレートと、この可動プレートに
取付けられ、バックカバーの上端部をヒンジ支持し、こ
のバックカバーをキャビネット本体の後面から後方に突
出した第1の位置とキャビネット本体内に収納された第
2の位置間で回動可能となるように可動プレートに支持
させる少なくとも一対の取付具と、可動プレートを上下
のスライド位置にロック・保持する手段と、可動プレー
トの上方へのスライド位置で一対の取付具を介しバック
カバーを第2の位置にロック・保持する手段とを備える
構成を採用した。バックカバーは、上動位置で取付具で
支持されたヒンジ支点を中心にキャビネット本体の内方
側に回動可能にされている。
本案の1つの構成によると、キャビネット本体の後面上
部の両側に可動プレートの両側部を案内保持する支持具
が取付けられる。この支持具に形成した上下方向のスリ
ットにより、可動プレートの両側部にネジ込んだロック
用ネジが上下方向にガイドされ、かつ、その上下端で可
動プレートの両側部をロック・保持可能にされている。
また、本案の1つの特徴によると、キャビネット本体の
後面両側に第1の幕板を上下方向に一対で取付け、この
一対の第1の幕板の上部と、その内部の後面両側間に横
設された第2の幕板との間に空間部を形成し、この空間
部内に可動プレートを上下にスライド可能に案内支持す
ると共に、第1の幕板の上部に可動プレートを下方スラ
イド位置に規制する段部を形成し、かつ、可動プレート
の上方スライド位置でその取付具を第2の幕板に螺着可
能にした構成が採用されている。
上記の各構成において、可動プレートに取付けた取付具
に軸受部を設ける一方、バックカバーの上部両側に一対
のヒンジ部材を取付け、このヒンジ部材のヒンジ軸を取
付具の軸受部に嵌合支持し、バックカバーがヒンジ軸を
支点に回動可能となる様にしたことも本案の構成として
特徴付けることができる。
作用 プロジェクションテレビの運搬時等において、可動プレ
ートのロックを外し、かつ、バックカバーの下端部をキ
ャビネット本体の後面開口部から外した後、バックカバ
ーを持ち上げると、可動プレートが上方にスライドす
る。その上方端で、可動プレートの両側部をロック・保
持し、かつ、可動プレートに取付けた取付具をキャビネ
ット本体の後面の幕板に固定すると、バックカバーが上
動位置に保持される。この状態で、バックカバーを取付
具によって支持されたヒンジ支点を中心にキャビネット
本体の後面から内方へ回動させると、バックカバーが後
面の開口部を通してキャビネット本体内に収納される。
そして、後面からのバックカバーの突出部分がなくな
り、キャビネット本体が運搬に適したコンパクトな形に
まとめられる。その際、バックカバーは可動プレートの
上方へのスライドと共に上動しており、この上動位置で
取付具のヒンジ支点を中心に他部材を避けて回動するの
で、キャビネット本体内に収納したとき、投写ユニット
のレンズやシャーシ、その他の回路部品等と衝突するよ
うなことはない。
一方、バックカバーをキャビネット本体の後面から後方
に取出し、可動プレート及び取付具のロックを解除した
のち、バックカバーを下降させると、可動プレートが下
方端までスライドして位置規制される。この状態で、バ
ックカバーの下端部を後面開口部の下端に金具を介して
固定すると、キャビネット本体の後方に使用可能な状態
で突出し、プロジェクションテレビが使用状態にセット
される。
実施例 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。な
お、以下の図面において従来例を示す第9図と同一部分
には同一符号を付し、説明を省略する。
第1図〜第7図及び第8図(イ)、(ロ)は本案の一実
施例を示すもので、第1図は使用状態、第7図及び第8
図(イ)、(ロ)はバックカバーの収納状態である。
キャビネット本体10は、前面11と後面14を有する他、左
右の側板19、19と上面の天板20を有し、側板19、19と天
板20とに囲まれた後面14の開口部15にバックカバー16が
取付けられるようになっている。
後面14の開口部15の両側に左右の幕板21、21が側板19、
19に沿って上下方向に取付けられている。幕板21、21の
上端部と天板20との間は一定間隔で開けられており、そ
の間の側板19側にガイド幕板22が取付けられている。左
右の幕板21、21の上端面のガイド幕板22の内側に段部21
1が形成されている。
天板20の下方に上部幕板23が左右の側板19、19間に掛け
渡されて取付けられている。上部幕板23は、左右の幕板
21、21及びガイド幕板22、22の内面に取付けられてい
る。上部幕板23と左右の幕板21、21の上端段部21、21
1、及び左右のガイド幕板22、22とによって開口部15の
上部に空間部24が形成されている。この空間部24に可動
プレート25が左右方向に掛け渡されて組込まれている。
可動プレート25は、天板20と左右の幕板21、21の上端段
部211、211との間を上下にスライド可能になっている。
可動プレート25の両端は左右のガイド幕板22、22によっ
て左右方向に位置規制されている。また、可動プレート
25は、左右の幕板21、21の段部211によって下方のスラ
イド方向に位置規制され、下方にスライドしたとき、そ
の両側端部が幕板21、21の段部211上に位置決め載置さ
れるようになっている。可動プレート25と左右の幕板2
1、21及び左右のガイド幕板22、22とは左右の側板19、1
9の後端面と同一面になっている。
可動プレート25の両側端部は、左右一対の支持金具26、
26によって上下にスライド可能に案内支持されている。
支持金具26の一端部は一方に略クランク状に折曲され、
他端部は同一方向に略L状に折曲されている。その一端
部と他端部との間の内空に可動プレート25の一側端部が
嵌合され、上下移動可能に案内支持されている。支持金
具26の一端部は上部幕板23にネジ止め固定され、他端部
は左右の幕板21の段部211に載置されている。その間に
可動プレート25の端部を嵌め入れる内空261が形成され
ている。支持金具26の一側部はガイド幕板22にネジ止め
されている。
さらに、支持金具26の本体部には上下方向に沿うスリッ
ト262が形成されている。一方、可動プレート25の両側
端部に雌ネジ具251がウッドインサートによって嵌着さ
れ、この雌ネジ具251に蝶ネジ27が支持金具26のスリッ
ト262を通してネジ込まれている。蝶ネジ27は、緩めた
状態でスリット262によって可動プレート25の上下のス
ライド方向に移動可能にガイドされている。また、可動
プレート25のスライド方向上、下端で、蝶ネジ27をワッ
シャ28を介して締め付けることにより、可動プレート25
を上方のスライド位置と下方のスライド位置とにロック
・保持できるようになっている。その下方のスライド位
置は、可動プレート25の両側端部が左右の幕板21、21の
段部211上に支持金具26の下端部を介して保持された位
置である。
可動プレート25の両側端寄り位置で、左右の幕板21、21
と近接した位置にバックカバー16を取付ける取付金具3
0、30が一対で取付けられている。取付金具30の一方側
は略クランク状に内方へ折曲され、上部幕板23へのネジ
止め片301が形成されている。取付金具30の他方側に軸
受部302が中心から他方寄り、すなわち、可動プレート2
5の両側端寄りに偏位して突出形成されている。軸受部3
02の内方、すなわち、可動プレート25に取付けた際のそ
の中央側に支持片303が立ち上がり形成されている。支
持片303には軸受孔304が形成されている。
取付金具30、30は、本体部を可動プレート25に嵌め付
け、ネジ止めすると、開口部15の左右上部で可動プレー
ト25の両側に固定される。
上部幕板23の左右両側に各一対の雌ネジ具231、231がウ
ッドインサートにより嵌め付けられており、可動プレー
ト25が上方端にスライドしたとき、左右の取付金具30、
30の取付片301がネジ具231、231を介して上部幕板23に
ネジ止めされ、取付金具30、30を介して可動プレート25
が上方のスライド位置にロック・保持されるようになっ
ている。
キャビネット後面14の開口部15の下方端部に断面L状の
下部幕板31が組付けられている。下部幕板31の左右方向
の2個所に金具32がネジ止め固定されている。この金具
32、32にバックカバー16のフランジ部162の下端2個所
が蝶ネジによりネジ止めされるようになっている。
バックカバー16のフランジ部上辺で、可動プレート25に
取付けた取付金具30、30との対応位置2個所にヒンジ金
具33、33がネジ止めによって取付けられている。ヒンジ
金具33にはヒンジ軸331が突設されている。ヒンジ軸331
は、フランジ部162の面から一定高さ離れた位置でバッ
クカバー16の外側方に向けて突出している。
バックカバー16をキャビネット後面14に取付けるにあた
り、ヒンジ金具33、33のヒンジ軸331が可動プレート25
に取付けた取付金具30、30の支持片303に形成した軸受
孔304内に嵌入される。次に、取付金具30、30の軸受部3
02に押え金具34が重ね合わされ、ネジ止めによって固定
される。すると、押え金具34の支持片341と取付金具30
の支持片303とが上下に突き合わされ、その中に形成さ
れた軸受孔304、342内にヒンジ金具33のヒンジ軸331が
回動自在に遊嵌・保持される。これにより、バックカバ
ー16がヒンジ金具33、33、取付金具30、30を介して可動
プレート25にフランジ部上端で吊り下げた状態に支持さ
れ、可動プレート25を介してキャビネット後面14の開口
部15に上下にスライド可能に取付けられる。
上部幕板23の下端辺は、左右の幕板21、21の範囲で切欠
され、バックカバー収納時のニゲ用の切欠き232が形成
されている。
なお、実際には、バックカバー16のフランジ部162のキ
ャビネット後面14との対向面に緩衝片又は緩衝部材が介
在されるのであるが、簡単化の為、省略してある。
以上のような装置構成において、キャビネット本体10を
プロジェクションテレビの使用状態にセットするには、
可動プレート25及び取付金具30、30のネジ止めを解除
し、ロックを外した後、可動プレート25の両端が左右の
幕板21、21の段部211と当接する位置までバックカバー1
6を下方にスライド移動させる。可動プレート25の両端
が幕板21、21の上端段部211と当接し、下方のスライド
方向に位置規制されると、バックカバー16が下方のスラ
イド位置で、後面14の開口部15を閉蓋する位置に位置決
めされる。この状態では、バックカバー16は可動プレー
ト25に金具30、30を介して支持された状態で、後面14の
開口部15から後方に突出している。次に、フランジ162
の下辺部2個所に金具32、32を通して蝶ネジ35をネジ込
み、締め付けると、下辺部2個所が金具32、32を介して
下部幕板31にネジ止め固定される。一方、可動プレート
25は、蝶ネジ27の支持金具26のスリット262を通したネ
ジ締めにより、その両端が支持金具26、26にネジ止めさ
れ、下方へのスライド位置にロック・保持される。
これらのことにより、バックカバー16がキャビネット後
面14の開口部15を閉じた位置に後方へ突出した状態でセ
ットされ、キャビネット本体10がプロジェクションテレ
ビの使用状態にセットされる。第1図はこの使用状態を
示し、投写ユニット18から透過形スクリーン13に至る映
像投写経路Lがバックカバー内面の反射ミラー17を介し
て形成されている。スクリーン13に映し出された映像は
キャビネット本体10の前方から見ることができる。
次に、キャビネット本体10の運搬時において、バックカ
バー16を収納するには、フランジ部162の下辺部と金具3
2、32とのネジ止めを外し、蝶ネジ27、27を緩めて可動
プレート25のロックを解除した後、可動プレート25を上
方端までスライドさせる。すると、バックカバー16が持
ち上げられ、可動プレート25と共に上方端までスライド
移動する。次に、可動プレート25の両端部を蝶ネシジ27
のネジ締めにより支持金具26にネジ止め固定し、取付金
具30、30のネジ止め片301を上部幕板23の雌ネジ具231、
231にネジ止め固定すると、可動プレート25が上方のス
ライド位置にロック・保持され、この可動プレート25を
介してバックカバー16が上動位置に保持される。この状
態で、バックカバー16を上部のヒンジ軸331、331を支点
にキヤビネット本体10内へ回動させると、第7図に示す
ように、バックカバー16が後面14の開口部15を通してキ
ャビネット本体10内に収納される。この場合、バックカ
バー16は、上方へのスライド位置でキャビネット本体10
内に他部品を避けて回動するので、投写ユニット18が近
接した位置に配置されていても、そのレンズにカバー16
の一部が衝突したり、カバー16の一部が本体10内のシャ
ーシや回路部品等に当ったりすることはない。バックカ
バー16が収納されると、キャビネット本体10が梱包・運
搬に適したコンパクトな形状にまとめられる。次に、キ
ャビネット本体10の後面14の開口部15の下端縁2個所に
ブラケット40、40がネジ止め41により取付けられる。こ
のブラケット40、40にバックカバー16の下端部を押し当
て、ブラケット40を通して蝶ネジ42をネジ込む。する
と、バックカバー16の下端部がブラケット40、40を介し
て開口部15の下端に固定される。これにより、バックカ
バー16が第2の位置に保持され運搬可能な状態に固定・
保持される。
本実施例によると、キャビネット本体10を小型・コンパ
クト化しても、バックカバーを支障なく収納できるの
で、プロジェクションテレビの小型化にも十分に対応で
きる。
考案の効果 以上説明したとおり、本考案によれば、バックカバーを
上下にスライド移動させ、上方へのスライド位置でキャ
ビネット本体内に他部品を避けて回動できるようにして
いるので、投写ユニットがバックカバーに近接して配置
されていても、バックカバーの一部が投写管のレンズに
衝突したり、キャビネット内のシャーシや回路部品等に
当ったりする現象がなくなる。したがって、プロジェク
ションテレビの輸送時にバックカバーをキャビネット本
体内に支障なく収納することができる。そして、小型化
されたキャビネット本体であっても、同様にバックカバ
ーを支障なく収納できるので、小型化・コンパクト化さ
れたプロジェクションテレビに対しても十分に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係る透過形スクリーンキャビネットの側
断面図、第2図はその分解斜視図、第3図は本案に係る
透過形スクリーンキャビネットの背面図、第4図はその
要部拡大背面図、第5図、第6図は第4図のII−II線と
III−III線に沿う断面図、第7図は本案に係る透過形ス
クリーンキャビネットの側断面図、第8図(イ)はバッ
クカバーの収納状態を示す背面から見た斜視図、第8図
(ロ)は同図(イ)の要部斜視図、第9図は従来例を示
す側断面図である。 10……キャビネット本体、11……前面、12……開口部、
13……透過形スクリーン、14……後面、15……開口部、
16……バックカバー、161……本体部、162……フランジ
部、17……反射ミラー、18……投写ユニット、25……可
動プレート、26、26……支持金具、262……スリット、2
7……蝶ネジ(ロック用ネジ)、30、30……取付金具、3
01……ネジ止め片、302……軸受部、303……支持片、2
1、21……左右の幕板、22、22……ガイド幕板、23……
上部幕板、24……空間部、211……段部、33、33……ヒ
ンジ金具、331……ヒンジ軸、19、19……側板、20……
天板。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投写ユニットを内蔵し、前面から所定距離
    離れた位置に後面を有する箱状のキャビネット本体と、
    該キャビネット本体の前面開口部に取付けられ、後方か
    ら投写された映像を映し出す透過形スクリーンと、前記
    キャビネット本体の後面開口部に該後面から後方へ突出
    してセットされた第1の位置と前記後面側へ収納された
    第2の位置間を支持支点を中心に移動可能に装着された
    バックカバーと、該バックカバーの内面に組付けられ、
    前記セットされた第1の位置で前記投写ユニットから投
    写された映像を前記透過形スクリーンに向けて反射さ
    せ、映像投写経路を形成する反射ミラーとを備えた透過
    形スクリーンキャビネットにおいて、 前記キャビネット本体の後面上部の両側間に掛け渡さ
    れ、上下にスライド可能に案内支持された可動プレート
    と、 該可動プレートに取付けられ、前記バックカバーの上端
    部をヒンジ支持し、前記第1と第2の位置間で回動可能
    となるように前記可動プレートに支持させる少なくとも
    一対の取付具と、 前記可動プレートを上下のスライド位置にロック・保持
    する手段と、 前記可動プレートの上方スライド位置で前記一対の取付
    具を介し前記バックカバーを前記第2の位置に保持する
    手段とを備え、 前記可動プレートが前記上方スライド位置に保持され前
    記バックカバーが前記取付具を支点に前記第2の位置側
    に回動可能に支持されることを特徴とする透過形スクリ
    ーンキャビネットのバックカバー取付装置。
  2. 【請求項2】キャビネット本体の後面上部の両側に可動
    プレートの両側部を案内保持する支持具を取付け、この
    支持具に上下方向のスリットを形成し、このスリットに
    より前記可動プレートの両側部にネジ込んだロック用ネ
    ジを上下にガイドし、かつ、その上下端で前記可動プレ
    ートをネジ止めロック可能にしたことを特徴とする請求
    項(1)に記載の透過形スクリーンキャビネットのバッ
    クカバー取付装置。
  3. 【請求項3】キャビネット本体の後面両側に第1の幕板
    を上下方向に一対で取付け、その一対の第1の幕板の上
    部と前記後面両側間に横設された第2の幕板との間に空
    間部を形成し、この空間部内に前記可動プレートを上下
    にスライド可能に案内支持すると共に、前記第1の幕板
    の上部に前記可動プレートを下方スライド位置に位置規
    制する段部を形成し、かつ、前記可動プレートの上方ス
    ライド位置で前記取付具を前記第2の幕板に螺着可能に
    したことを特徴とする請求項(1)又は(2)に記載の
    透過形スクリーンキャビネットのバックカバー取付装
    置。
  4. 【請求項4】取付具に軸受部を設ける一方、バックカバ
    ーの上部両側に一対のヒンジ部材を取付け、このヒンジ
    部材のヒンジ軸を前記取付具の軸受部に嵌合保持し、前
    記バックカバーが前記ヒンジ軸を支点に回動可能となる
    様にしたことを特徴とする請求項(1)に記載の透過形
    スクリーンキャビネットのバックカバー取付装置。
  5. 【請求項5】空間部両側に可動プレートの両側部を案内
    支持する支持具を配設し、この支持具に上下方向のスリ
    ットを形成し、該スリットに前記可動プレートの両側部
    にネジ込まれるロック用ネジを上下に嵌合ガイドすると
    共に、その上下端で前記可動プレートをネジ止めロック
    可能にしたことを特徴とする請求項(3)に記載の透過
    形スクリーンキャビネットのバックカバー取付装置。
JP5901189U 1989-05-22 1989-05-22 透過形スクリーンキャビネットのバックカバー取付装置 Expired - Lifetime JPH071896Y2 (ja)

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JP5901189U JPH071896Y2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 透過形スクリーンキャビネットのバックカバー取付装置

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