JP2001203733A - リング型ネットワークシステム、情報伝送装置、及びそのアドレス設定方法 - Google Patents

リング型ネットワークシステム、情報伝送装置、及びそのアドレス設定方法

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JP2001203733A
JP2001203733A JP2000011302A JP2000011302A JP2001203733A JP 2001203733 A JP2001203733 A JP 2001203733A JP 2000011302 A JP2000011302 A JP 2000011302A JP 2000011302 A JP2000011302 A JP 2000011302A JP 2001203733 A JP2001203733 A JP 2001203733A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理中のネットワーク構成の変更に対しても
正常に局アドレスを設定出来、各スレーブ局の構成情報
を収集可能な局アドレスの自動設定を行えるリング結合
型ネットワークを提供することを課題とする。 【解決手段】 Reqフレーム2を受信したスレーブ局
は、局アドレス設定済みの場合、局番設定情報に「0」
を未設定の場合「1」をセットした局番設定情報を含む
自局構成情報IDxをReqフレーム2に付加して下流
局へ送信する。一巡したReqフレーム2からマスタ局
Aは、リング結合型ネットワーク1の接続構成を認識
し、局アドレス設定フレーム3を送信する。未設定局は
局アドレス設定フレーム3内の局番設定情報をチェック
して、局アドレスを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング結合型ネッ
トワークシステムに関し、更に詳しくは伝送フレームを
利用した、ネットワーク上の通信局の局アドレスの自動
設定に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ネットワーク上でデータの転
送を行う場合、ネットワーク内の全局に予めその局を識
別する局アドレスを設定しておき、送信側はその局アド
レスによって転送先を指定してデータの送信を行う。
【0003】ネットワーク内の各局にこの局アドレスを
設定する場合、プロセス入出力機器の接続に用いられる
接続局数が最大300程度までのネットワークでは、従
来オペレータがネットワークの局となる伝送装置にある
ロータリスイッチやディップスイッチなどを操作して各
局毎に物理的に設定するか、全ての局に局アドレス設定
のためのインタフェースを設け、局アドレス設定ツール
により論理的に設定を行っていた。
【0004】これに対しプロセス入出力機器の接続ネッ
トワーク等の、中、小規模ネットワークで用いられるリ
ング結合型ネットワークに対して、この局アドレスの設
定を手動ではなく伝送フレームを利用して自動設定する
方式が本出願と同一出願人により特開平10−2243
88号公報として提案されている。
【0005】図5及び図6は、上記公報に開示された方
式における局アドレスの生成及び設定時のネットワーク
内の各局の動作を表す図であり、図5はマスタ局がRe
qフレーム102を送信し、ネットワーク内のスレーブ
局の存在とその接続順の認識を行うときの、図6はマス
タ局が局アドレス設定フレーム103を送信し、各スレ
ーブ局がその局アドレス設定フレーム103による情報
に基づいて局アドレスを設定を行うときのネットワーク
内での動作を示すものである。
【0006】図5及び図6での局アドレス設定は、図5
の様にまずマスタ局Aがリング結合型ネットワーク10
1内の各スレーブ局B〜Nに対してネットワーク内の局
接続構成を示す情報を要求するReqフレーム102を
送信する。このReqフレーム102は、マスタ局Aよ
り送信時、先頭にReqコマンド(Req)のみを有す
る構成である。
【0007】マスタ局Aからネットワーク101上に流
されたReqフレーム102は、ネットワーク101上
でマスタ局Aに最も近いスレーブ局Bが最初に受信す
る。スレーブ局Bは、受信フレームの先頭部のReqコ
マンドよりこのフレームが局接続構成を要求するReq
フレームと判断する。そして、このフレームの最後(R
eqの次)に自局構成情報IDbを付加して下流の局に
送信する。
【0008】次にスレーブ局Bの次の局であるスレーブ
局Cは、スレーブ局Bが送信したフレーム(Req,I
Db)102を受信し、このフレームがReqフレーム
であると判断すると、受信したフレームの最後(IDb
の次)に自局構成情報IDcを付加して下流の局に送信
する。以下、各スレーブ局は順次同様に、自局構成情報
をフレームの最後に付加して下流へ送信する。そして最
下流のスレーブ局Nも同様に受信したフレームの最後に
自局構成情報IDnを付加したフレーム(Req,ID
b,IDc,・・,IDn)2を下流の局(マスタ局
A)に送信する。
【0009】以上の動作により、マスタ局Aが送信した
Reqフレーム102は、スレーブ局B〜Nを順に巡
り、リング結合型ネットワーク101を一巡してマスタ
局Aに戻って来る。マスタ局Aに戻ってきたReqフレ
ーム102内には、各スレーブ局で付加された自局構成
情報IDb〜IDnが、スレーブ局のネットワーク10
1上での接続順に続いている。
【0010】マスタ局AはこのReqフレーム102を
受信し、Reqコマンドの後に付加している各スレーブ
局の自局構成情報(IDb,IDc,・・,IDn)と
その接続順より、ネットワーク101上のスレーブ局B
〜Nの存在とその接続順序を認識する。そしてこのRe
qフレーム102からの情報に基づいて、マスタ局Aは
ネットワーク101上のスレーブ局B〜Nの局アドレス
#1〜#nを決定する。
【0011】次にマスタ局Aは、スレーブ局に対して局
アドレス設定フレーム103をReqフレーム102の
ときと同様にネットワーク101上に流す。この局アド
レス設定フレーム103により各スレーブ局が自局の局
アドレスを設定する処理を図6に示す。
【0012】この局アドレス設定フレーム103は、先
頭に局アドレス設定フレームであることを表すSetコ
マンドと、それに続いてスレーブ局B〜Nの局アドレス
を含む局アドレス情報#1〜#nを格納している。この
局アドレス情報は、Setコマンドの次に局Bの局アド
レス情報、その次に局Cの局アドレス情報と、Setコ
マンドに続いて各スレーブ局の局アドレス情報がネット
ワーク内の接続順に続いている。
【0013】マスタ局Aからの局アドレス設定フレーム
103(Set,#1,#2,・・,#n)を受信した
局Bは、フレーム中のSetコマンドよりこのフレーム
が局アドレス設定フレームであると認識する。そしてS
etコマンドの次に続く局アドレス情報#1を自局アド
レスとして取り込むと同時にフレーム内より削除し、そ
の局アドレス設定フレーム103(Set,#2,・
・,#n)を下流の局に送信する。そしてこの局アドレ
ス情報#1に基づいて、局アドレスの設定を行う。次の
スレーブ局Cは、スレーブ局Bが送信したフレーム(S
et,#2,・・,#n)3を受信し、先頭のSetコ
マンドよりこのフレームが局アドレス設定フレームであ
ると判断すると、局Bと同様、受信したフレームのSe
tコマンドの次に続く局アドレス情報#2を自局アドレ
スとして取込むと同時にフレームから削除し、その局ア
ドレス設定フレーム(Set,#3,・・,#n)3を
下流の局へ流し、この局アドレス情報#2に基づいて局
アドレス設定を行う。以下スレーブ局D〜Nも同様に、
受信した局アドレス設定フレーム103からSetコマ
ンドの次に続く局アドレス情報を自局のアドレス情報と
して取り込むと同時にフレームから削除して下流の局に
送信し、取込んだ局アドレス情報に基づいて局アドレス
設定を行う。
【0014】以上の動作によりマスタ局Aが送信した局
アドレス設定フレーム103は、各スレーブ局B〜Nで
局アドレス情報#1〜#nが削除され、リング結合型ネ
ットワーク101を一巡してSetコマンドだけになっ
てマスタ局Aに戻って来る。マスタ局Aは、このSet
コマンドだけになった局アドレス設定フレーム103を
受信すると、スレーブ局B〜Nが各々局アドレス情報を
取り込み、各スレーブ局B〜Nに局アドレスが設定され
たことを確認する。また各スレーブ局B〜Nは、取込ん
だ自局の局アドレス情報(#1〜#n)に基づいて自局
に局アドレスをセットする。
【0015】この様にして、ネットワーク101上での
フレームデータのやり取りにより各スレーブ局に自動的
に局アドレスが設定される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図5及び図6で示した
従来の方式によるアドレスの自動設定では、スレーブ局
がReqフレーム102に自局構成情報IDbを付加し
て送信してから、局アドレス設定フレーム103を送受
信して局アドレスの設定が完了するまでの間に、スレー
ブ局が脱落したり或は新規局がネットワーク101に参
加するなどネットワーク構成が変化した場合、局アドレ
スが間違って設定され、これがシステムの障害の要因と
なる。
【0017】図7に、送信したReqフレーム102が
一巡してマスタ局Aに戻ってきてから、局アドレス設定
フレーム103を送信して局アドレスの設定が完了する
までの間に局Cがネットワーク101に参加してきた例
を示す。
【0018】図7の場合、局Cが参加したことにより本
来局Dの設定に用いられるはずの局アドレス情報#2が
局Cに取込まれてしまい、下流局の局D以降の局アドレ
スが1つづつずれて設定されてしまう。又局Nは、割り
振られる局アドレス情報が局アドレス設定フレーム10
3には残っておらず、局アドレスを設定することが出来
ない。
【0019】また、図8は、図7とは逆に、送信したR
eqフレーム102が一巡してマスタ局Aに戻ってきて
から、局アドレス設定フレーム103を送信し、局アド
レスの設定が完了する前に局Cがネットワーク101か
ら脱落した場合の例である。この場合も局Cが脱落した
ことにより、局Cの設定に用いられるはずであった局ア
ドレス情報#2が局Dの設定に用いられ、以降の下流局
では1つづつずれて設定されてしまい、局アドレス情報
#nが余った状態になる。
【0020】この問題点を解決する局アドレスの設定方
式として、本出願と同一出願人により特願平11−80
281号として提案されている。この出願によるアドレ
ス設定の仕方では、まず第1の方式では、各スレーブ局
B〜Nにフラグを設け、Reqフレーム102に自局の
局接続構成情報を付加した際フラグをセットし、セット
されている局のみ局アドレス設定フレーム103から局
アドレス情報を取り出す。また第2の方式では、各スレ
ーブ局がReqフレーム102内に格納されてる局接続
構成情報の数を数えてリング型ネットワーク101での
自局の位置を認識し、局アドレス設定フレーム103を
受信した際、その位置に対応する局アドレス情報を取り
出す。更に第3の方式では、各スレーブB〜N局に自局
の識別情報を持たせ、これをReqフレーム102内に
格納してマスタ局Aに送る。そして、マスタ局Aは局ア
ドレスをこの識別情報と対応させて局アドレス設定フレ
ーム103に格納して送信する。この第1〜3の方式で
は、各スレーブ局が局アドレス設定フレームから自己に
対する局アドレス情報を格納するので、途中でネットワ
ーク構成に変更があっても正しい自局アドレス設定を行
うことができる。
【0021】また第4の方式では、Reqフレーム10
2を受信したスレーブ局が局アドレスが未設定の局の場
合自己の自局構成情報を付加して下流局に送信し、既に
局アドレスが設定されている局の場合はフレームをその
まま下流局に中継する。次に、局アドレス設定フレーム
103を受信したスレーブ局が局アドレスが未設定の局
の場合、自己に対応する局アドレス情報を受信フレーム
から取込むと共に削除して下流局に送信する。そしてこ
れに基づいて局アドレスの設定を行う。また局アドレス
が設定済みの局の場合、局アドレス設定フレーム103
を受信しても、Reqフレーム102の時と同様そのフ
レームをそのまま下流局に中継する。これによりマスタ
局Aは、局アドレスが正常に設定されたかを確認し、問
題がある場合再設定を行うことが出来る。
【0022】しかし、この特願平11−80281号に
開示されているアドレスの設定方式では、まず上記第
1、2及び3の方式では、リング結合型ネットワーク1
01上の全てのスレーブ局に対して局アドレスを全て設
定し直す方式なので、設定が完了するまでネットワーク
を用いることが出来ず、ネットワーク運用しながら故障
スレーブ局を交換する場合などには用いることは出来な
い。また第4の方式では、局アドレスが設定済みのスレ
ーブ局は、Reqフレーム102をただ中継するだけな
ので、このReqフレーム102によってネットワーク
101にどのような局がつながっているかという接続情
報(構成情報)をマスタ局が収集することは出来ない。
従って、もしネットワーク上の全ての局の局アドレスが
設定済みであればネットワーク上にマスタ局以外の局が
いないのと同じこととなり、マスタ局Aは接続構成要求
フレームからは何も情報が得られない。局アドレスを読
み出す等の接続情報収集用のフレームを別に設ける構成
とすることも出来るが、この場合フレームの種別が増え
てしまうので、その分マスタ局及び各スレーブ局が行う
処理が増し、各局の構成がより複雑になってしまう。
【0023】本発明は上記問題点を考慮し、アドレス設
定途中でネットワーク構成に変化があっても正しくアド
レスの自動設定を行うことが出来、ネットワークを可動
したまま新規局のみにアドレス設定を行うことが可能
で、またマスタ局がネットワークの構成情報を収集する
ことが可能なリング結合型ネットワーク及びその局とな
る情報伝送装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスタ局とス
レーブ局を有するリング結合型ネットワークシステムで
有ることを前提とする。本発明では、上記課題を解決す
るための手段として上記マスタ局は、情報要求フレーム
送信手段、局アドレス未設定局検出手段及び局アドレス
設定フレーム送信手段とを備え、上記スレーブ局は、情
報要求フレーム処理手段、局アドレス設定フレーム処理
手段及び局アドレス設定手段を備える。
【0025】情報要求フレーム送信手段は、上記スレー
ブ局に対して局接続構成の情報を要求する情報要求フレ
ームを生成し、該情報要求フレームをネットワークの下
流局へ送信する。
【0026】局アドレス未設定局検出手段は、上記情報
要求フレーム送信手段が送信し、上記ネットワークを一
巡して戻ってきた上記情報要求フレーム内の局アドレス
が設定されているかどうかを示す局番設定情報から、該
ネットワーク上に局アドレスが未設定の局が存在するか
どうかを検出する。
【0027】局アドレス設定フレーム送信手段は、上記
局アドレス未設定局検出手段が上記ネットワーク上に局
アドレスが未設定のスレーブ局を検出した時、該未設定
のスレーブ局に対する局アドレスを割り振り、該局アド
レスを上記局番設定情報と共に局アドレス情報として格
納する局アドレス設定フレームを生成し、ネットワーク
の下流局へ送信する。尚上記局アドレス未設定局検出手
段が、局アドレスが未設定の局を検出しなかった時、上
記局アドレス設定フレーム送信手段が局アドレス設定フ
レームを送信するかどうかは、どちらの構成とすること
も出来る。
【0028】情報要求フレーム処理手段は、ネットワー
クの上流局より受信したフレームが上記情報要求フレー
ムであるとき、該情報要求フレームに自局に局アドレス
が設定されているかどうかを示す上記局番設定情報を付
加してネットワークの下流局へ送信する。またこの際、
上記情報要求フレーム処理手段は自局に局アドレスが設
定されている時に上記情報要求フレームに上記局番設定
情報と共に自己の局アドレスを付加する構成としてもよ
い。
【0029】局アドレス設定フレーム処理手段は、ネッ
トワークの上流局より受信したフレームが上記局アドレ
ス設定フレームである時、該局アドレス設定フレーム内
の上記局番設定情報に従って、該局アドレス設定フレー
ム内の自局が対応する位置より上記局アドレス情報を取
込むと共に削除若しくはそのまま該局アドレス設定フレ
ームをネットワークの下流局へ送信する。
【0030】局アドレス設定手段は、自局の局アドレス
が未設定の時、上記局アドレス設定フレーム処理手段が
読み出した上記局アドレス情報に基づき自局の局アドレ
スを設定する。
【0031】また上記マスタ局は、上記ネットワークを
一巡して戻ってきた上記局アドレス設定フレームを受信
すると、上記情報要求フレーム送信手段に上記情報要求
フレームを再送するよう指示する確認手段を更に備える
構成とすることも出来る。。この場合、例えば上記局ア
ドレス未設定局検出手段は、上記再送され、上記ネット
ワークを一巡して戻ってきた情報要求フレーム内の情報
から、上記ネットワーク上に局アドレスが未設定の局や
局アドレスが誤設定されている局が存在するかどうかを
検出し、存在したならば上記局アドレス設定フレーム送
信手段に上記局アドレス設定フレームを再送させる。
【0032】また本発明は、リング結合型ネットワーク
の局となる情報伝送装置やリング結合型ネットワークで
のアドレス設定方法をも含む。本発明によれば、マスタ
局は、情報要求フレームを送信することにより、リング
結合型ネットワーク上の各局の局アドレス等の情報を収
集することが出来る。
【0033】またこの情報要求フレームによって各局か
ら収集された局番設定情報から、局アドレスが設定され
ている局とされていない局の区別が出来る。そして、こ
の収集した情報に基づいて、局アドレスが未設定の局に
局アドレスを割り振ることが出来る。従って、既に局ア
ドレスが設定済みの局の局アドレスはそのままで、未設
定局のみに対して設定を行うことが出来る。
【0034】更に、局アドレスの設定を行った後、再度
情報要求フレームを送信するとにより、設定の確認を行
うことが出来、正常に設定されるまで処理を繰り返すこ
とが出来る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は、本実施形態でのネット
ワーク内での動作例を示す図である。
【0036】図1の構成では、リング結合型ネットワー
ク1上に任意の数の局A〜Nが接続されており、そのう
ち局Aがマスタ局、局B〜Nがスレーブ局で、初期段階
では、新規のスレーブ局Cのみが局アドレスが設定され
ておらず、他のスレーブ局には既に局アドレスが設定さ
れているものとする。尚本実施形態でのマスタ局Aはア
ドレス設定の管理を行う局であり、その他のネットワー
クの管理を行うマスタ局と必ずしも同一である必要はな
い。また図1において、リング結合型ネットワーク1上
の矢印はフレームデータが流れる方向を示すものであ
り、マスタ局Aに対してネットワーク上1で最も近いス
レーブ局を局B、その次を局C、・・・、と最も下流に
ある局を局Nとする。そしてネットワーク1はリング結
合型ネットワークなので、最下流のスレーブ局Nからの
出力は、マスタ局Aに入力されるものとする。また本実
施形態の記述では、フレーム構成については制御データ
などの本発明の要旨とは直接関係ない部分については省
略してある。また説明を簡略化するため、局間で送受信
されるフレーム内のデータは本発明の説明に必要な最小
限のもののみを示す。
【0037】アドレス設定を行う際、本実施形態では、
図5で示した従来の方式と同様まずマスタ局Aはネット
ワーク1上の各スレーブ局B〜Nに対して局接続構成を
要求するReqフレーム2を送信する。このReqフレ
ーム2は図5のReqフレーム102と同様、先頭にR
eqコマンド(Req)のみを有する構成である。
【0038】各スレーブ局B〜NはこのReqフレーム
2を受信すると、自局に局アドレスが設定されているか
どうかに係わらずReqフレーム2の最後に自局構成情
報IDxを付加して下流の局に順次送信してゆく。この
自局構成情報IDxは、本実施形態では、これまでと同
様のどの局の自局構成情報かを識別する構成情報ID、
その局の局アドレス、スレーブ局の種別や型式を表す情
報の他に局番設定情報を持つ。この局番設定情報は、自
局が局アドレスが設定されているか否かを通知するフラ
グ情報で、例えば局アドレスが「設定済み」の場合この
局番設定情報に「1」を、「未設定」の場合「0」をセ
ットするものとすると、Reqフレーム2を受信した各
スレーブ局は、既に局アドレスが設定済みであればこの
局番設定情報に「1」を、未設定の場合には「0」をセ
ットし、Reqフレーム2に付加する自局構成情報ID
x内に含めて下流局に送る。図1では、この局番設定情
報に「1」がセットされている場合は自局構成情報ID
xの右肩に黒四角で、「0」がセットされている場合は
「□」で表示されており、同図の場合、スレーブ局Cの
み局アドレスが設定されていないので、Reqフレーム
2内の局Cの局番設定情報には「0」がセットされ、他
のスレーブ局の局番設定情報には「1」がセットされて
いる。
【0039】リング結合型ネットワーク1を一巡して戻
って来たReqフレーム2を受信したマスタ局Aは、R
eqフレーム2に付加されている各局の自局構成情報I
Dxからリング結合型ネットワーク1内に接続されてい
る各スレーブ局の存在及びその局アドレスを認識する。
マスタ局Aは、このReqフレーム2内の各スレーブ局
の自局構成情報IDxを取り出し、局アドレスからスレ
ーブ局が局アドレスを誤認識していないかどうか確認
し、また局番設定情報から局アドレスの未設定の局の有
無を確認をする。そしてもし、接続構成情報を要求する
Reqフレーム2を受信した時に局アドレスを誤認識し
ている局があった場合は、局アドレスの重複等のエラー
が無い限り、マスタ局AはReqフレーム2によって送
られてきた局アドレスをその局のアドレスとして認知し
て登録仕直す。
【0040】またマスタ局Aは、局番設定情報から局ア
ドレスの未設定の局を検出した時は、新規の局アドレス
を生成し、これを未設定局に割り振る。図1の場合、局
番設定情報からマスタ局Aはスレーブ局Cに局アドレス
が設定されていないことを認識し、局Cに未使用で他局
と重複しない局アドレス#4を割り振っている。
【0041】次にReqフレーム2内の各局の自局構成
情報IDxから得た情報に基づいて、マスタ局Aは局ア
ドレス設定の為の局アドレス設定フレーム3を生成す
る。この局アドレス設定フレーム3は、図5の局アドレ
ス設定フレーム103と同様、先頭に局アドレス設定フ
レームであることを表すSetコマンド(Set)と、
それに続いてReqフレーム2に自局構成情報IDxを
付加してきたリング結合型ネットワーク1の全スレーブ
局B〜Nに対して、局アドレスの設定に用いる局アドレ
ス情報#2、#4、#3・・、#nが、リング結合型ネ
ットワーク1での局の接続順に格納されている。またこ
の局アドレス情報(#1,#2、・・,#n)には、各
局に設定する局アドレスの他に上記した局番設定情報を
含んでいる。マスタ局Aは、局アドレス設定フレーム3
を生成の際、既に局アドレスが設定済みの局に対しては
局番設定情報に「1」、局アドレスが未設定の局に対し
ては「0」と受信Reqフレーム2内の局番設定情報を
そのまま各局の局番設定情報に格納し、また局アドレス
としては、アドレス設定済みの局に対してはその局に既
に設定されている局アドレスを、未設定の局にはその局
に割り振った新規の局アドレスを格納する。図1の場
合、局Cへの局アドレス情報には局番設定情報に「0」
また局アドレスには新規アドレス#4が格納されてお
り、他の局アドレス設定済みの局への局アドレス情報に
は、局番設定情報「1」、局アドレスにはその局に既設
定の局アドレスが格納されている。
【0042】マスタ局Aは局アドレス設定フレーム3を
生成後、これをリング結合型ネットワーク1上に送信す
る。そしてこれを受信した各スレーブ局B〜Nは、自局
に局アドレスが設定されてなく、かつ、局アドレス設定
フレームの自局の局番設定情報が「0」だったら局アド
レス設定フレーム3内の局アドレス情報を取込むと共に
削除して下流へ送信する。そしてこの局アドレスを自己
のアドレスとして設定する。また、局アドレスが設定済
みの局は、局アドレス設定フレーム3から自局に対する
局アドレス情報を削除して下流へ送信する。また図7の
局Cの様に、途中でリング結合型ネットワーク1に参加
してきた局は、局アドレスが未設定であっても局アドレ
ス設定フレーム3から局アドレス情報を取込まず、その
まま下流局へ送信する。尚この自局が途中で参加したも
のであるかどうかの判断は、局アドレス設定フレーム3
の先頭の局アドレス情報内の局番設定情報が「未設定」
を示すものであるかどうかによって判断する構成として
もよいし、各スレーブ局に従来例として示した特願平1
1−80281号に開示されている第1、2及び3の方
式を適用してもよい。
【0043】局アドレス設定フレーム3がリング結合型
ネットワーク1を一巡してマスタ局Aに戻ってくると、
マスタ局Aは局アドレス設定フレーム3内に局アドレス
情報が残っているかどうかにより図8に示した様な脱落
局のチェックを行うことが出来る。また、再度Reqフ
レーム2を送信して各スレーブ局の自局構成情報を収集
して、全局の局アドレスの設定状態を確認する構成とし
てもよい。そしてこの結果全局の局アドレスが正常に設
定されるまで、マスタ局はReqフレーム2及び局アド
レス設定フレーム3を用いて局アドレスの設定処理を繰
り返すことが出来る。
【0044】尚本実施形態では、Reqフレーム2中に
各局毎に局アドレスの他に局番設定の有無を示すフラグ
情報として局番設定情報を設ける構成としたが、この構
成は、各局での通信処理速度を上げるため、局番設定情
報のチェックを各局の情報伝送装置が受信フレームの特
定位置のフラグの1/0をハードウエアによってデコー
ドして調べるだけで行えるようにしたためである。よっ
て通信処理速度に余裕が有る場合、局アドレス情報に特
定の値(例えば0)が指定されている時その局は局アド
レスが未設定であると決めておくことにより、局アドレ
ス情報を上記局番設定情報の代わりとする構成とするこ
とも出来る。
【0045】図2は、Reqフレーム2受信時に各スレ
ーブ局が行う処理を示すフローチャートである。マスタ
局Aは、ネットワーク立ち上げ時や、局アドレスを設定
した後の確認時、運用中のリング結合型ネットワーク1
上の各局の生存を確かめる時などに、各スレーブ局の構
成情報や局アドレスを得るため、各スレーブ局に接続情
報を要求するReqフレーム2をリング結合型ネットワ
ーク1上に送信する。
【0046】リング結合型ネットワーク1よりReqフ
レーム2を受信したスレーブ局は、自局に既に局アドレ
スが設定されている場合(ステップS1、Yes)、受
信したReqフレーム2の最後に、自己の自局構成情報
IDxとして自局を識別する構成情報ID及び自局の局
アドレス(ステップS2)と、局番設定情報を「設定済
み」にして付加する(ステップS3)。また局アドレス
が未設定の場合(ステップS1、No)、受信したRe
qフレーム2の最後に、自己の自局構成情報IDxとし
て構成情報ID及び局アドレスとして「0」(ステップ
S4)と、局番設定情報を「未設定」にして付加する
(ステップS5)。そしてステップS2及びS3または
ステップS4及びS5によって自己の自局構成情報ID
xを付加したReqフレーム2をリング結合型ネットワ
ーク1上の下流局へ送信し(ステップS6)、処理を終
了する。
【0047】図3は、リング結合型ネットワーク1を一
巡して戻ってきたReqフレーム2を受信したマスタ局
Aによる処理を示すフローチャートである。Reqフレ
ーム2を受信するとマスタ局Aは、受信したReqフレ
ーム2内の自局構成情報IDxを1局分取込む(ステッ
プS11)。そしてこの自局構成情報IDx内の局番設
定情報が局アドレスが「設定済み」であることを示して
いれば(ステップS12、No)、ステップS13とし
て自局構成情報IDx内の「局アドレス」と「局番設定
情報」から局アドレス設定フレーム3に格納する局アド
レス情報のデータを生成する。
【0048】またステップS11で取込んだ自局構成情
報IDx内の局番設定情報が局アドレスが「未設定」で
あることを示していれば(ステップS12、Yes)、
ステップS14としてこの局に割り振る新規の「局アド
レス」と自局構成情報IDx内の「局番設定情報」から
局アドレス設定フレーム3に格納する局アドレス情報の
データを生成する(ステップS14)。
【0049】そして、Reqフレーム2内の全ての局分
の自局構成情報IDxに対して上記処理を行ったかどう
かチェックし、まだ未処理のものがあれば(ステップS
15、No)、ステップS11に処理を移し、未処理の
自局構成情報に対して上記ステップS11〜15の処理
を繰り返す。
【0050】全ての局分の自局構成情報IDxに対して
処理が完了したならば(ステップS15、Yes)、次
に全ての局番設定情報が「設定済み」を示していたかど
うかを調べる(ステップS16)。その結果、「未設
定」のものがあれば(ステップS16、Yes)、局ア
ドレス設定フレームをリング結合型ネットワーク1上に
送信して局アドレスの設定の為の処理を完了後、処理を
終了する。またステップS16で、全て「設定済み」で
あったならば(ステップS16、Yes)、新たに局ア
ドレスの設定を行う必要が無いので、処理を終了する。
【0051】図4は、局アドレス設定フレーム3を受信
したスレーブ局が行う処理を示すフローチャートであ
る。局アドレス設定フレーム3をリング結合型ネットワ
ーク1から受信したスレーブ局は、自局の局アドレスが
設定済であれば(ステップS21、Yes)、局アドレ
ス設定フレーム3上の先頭の局アドレス情報を読み出し
て自局の局アドレス等の確認を行う。そしてステップS
24に処理を移して、その局アドレス情報を削除した後
処理を終了する。
【0052】またステップS21で、局アドレスが未設
定であれば(ステップS21、No)、次にステップS
22で局アドレス設定フレーム3上の先頭にある局アド
レス情報を読み出し、局番設定情報を調べる。その結果
局番設定情報が「設定済み」を示していた場合(ステッ
プS22、No)、この局はReqフレーム2を受信し
ておらず、この局アドレス情報は自局に対するものでは
ないのでステップS25に処理を移し、受信した局アド
レス設定フレーム3をそのまま下流局へ送信後処理を終
了する。
【0053】またステップS22で局番設定情報が「未
設定」であれば(ステップS22、Yes)、この局ア
ドレス情報は自局に対するものであるので、ステップS
23としてこの局アドレス情報内の局アドレスを自局の
局アドレスとして設定する。そしてステップS24とし
て局アドレス設定フレーム3からこの局アドレス情報を
削除し、この局アドレス設定フレーム3をリング結合型
ネットワーク1に送信して下流局へ中継(ステップS2
5)後、処理を終了する。またステップS21の判断で
自局に局アドレスが設定済みの場合、局アドレス設定フ
レーム3から自局に対する局アドレス情報を削除し(ス
テップS24)、その局アドレス設定フレーム3を下流
局へ送信(ステップS25)した後処理を終了する。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、マスタ局は局接続構成
情報を要求するReqフレームを用いてリング結合型ネ
ットワークに接続している局アドレスが設定済みかどう
かや設定されている局アドレス等を示す各局スレーブに
対する情報を収集することが出来る。
【0055】また各局に設定されている局アドレスを収
集した後に局番が未設定の局に対して局アドレスを割り
振るので、設定済みの局に対しては、局アドレスの再設
定を行う必要が無く、未設定の局に対してのみ新しい局
アドレスを設定することが可能である。従って、ネット
ワークをネットワーク運用したまま局アドレスの設定処
理を行うことが出来る。
【0056】更に、局アドレス設定後一旦設定したアド
レスをマスタ局が再度収集してチェックし、問題が有れ
ば設定仕直すことが出来るので、局アドレスの誤設定に
よるシステム障害を引き起こすことが無い。
【0057】また本発明は、従来方式からフレームの種
類を増やさないで実現することが出来るので、各局によ
る通信処理を軽減出来、また構成を増加させることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態でのネットワーク内での動作例を示
す図である。
【図2】Reqフレーム受信時に各スレーブ局が行う処
理を示すフローチャートである。
【図3】リング結合型ネットワークを一巡して戻ってき
たReqフレームを受信したマスタ局による処理を示す
フローチャートである。
【図4】局アドレス設定フレームを受信したスレーブ局
が行う処理を示すフローチャートである。
【図5】従来の局接続構成要求時のネットワーク内での
動作を示す図である。
【図6】従来の局アドレス設定時のネットワーク内での
動作を示す図である。
【図7】局アドレス設定フレームを送信して局アドレス
の設定が完了する前に局Cがネットワークに参加してき
た例を示す図である。
【図8】局アドレス設定フレームを送信し、局アドレス
の設定が完了する前に局Cがネットワークから脱落した
場合の例を示す図である。
【符号の説明】
1、101 リング結合型ネットワーク 2、102 Reqフレーム 3、103 局アドレス設定フレーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ局とスレーブ局を有するリング結
    合型ネットワークシステムにおいて、 前記マスタ局は、 前記スレーブ局に対して局接続構成の情報を要求する情
    報要求フレームを生成し、該情報要求フレームをネット
    ワークの下流局へ送信する情報要求フレーム送信手段
    と、 前記情報要求フレーム送信手段が送信し、前記ネットワ
    ークを一巡して戻ってきた前記情報要求フレーム内の局
    アドレスが設定されているかどうかを示す局番設定情報
    から、該ネットワーク上に局アドレスが未設定の局が存
    在するかどうかを検出する局アドレス未設定局検出手段
    と、 局アドレスが未設定のスレーブ局に対する局アドレスを
    割り振り、該局アドレスを前記局番設定情報と共に局ア
    ドレス情報として格納する局アドレス設定フレームを生
    成し、ネットワークの下流局へ送信する局アドレス設定
    フレーム送信手段とを備え、 前記スレーブ局は、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記情報
    要求フレームであるとき、該情報要求フレームに自局に
    局アドレスが設定されているかどうかを示す前記局番設
    定情報を付加してネットワークの下流局へ送信する情報
    要求フレーム処理手段と、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記局ア
    ドレス設定フレームである時、該局アドレス設定フレー
    ム内の前記局番設定情報に従って、該局アドレス設定フ
    レーム内の自局が対応する位置より前記局アドレス情報
    を取込むと共に削除した後、若しくはそのまま該局アド
    レス設定フレームをネットワークの下流局へ送信する局
    アドレス設定フレーム処理手段と、 自局の局アドレスが未設定の時、前記局アドレス設定フ
    レーム処理手段が読み出した前記局アドレス情報に基づ
    き自局の局アドレスを設定する局アドレス設定手段と、 を備えることを特徴とするリング結合型ネットワークシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 自局に局アドレスが設定されている時、
    前記情報要求フレーム処理手段は前記情報要求フレーム
    に前記局番設定情報と共に自局の局アドレスを付加する
    ことを特徴とする請求項1に記載のリング結合型ネット
    ワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記マスタ局は、前記ネットワークを一
    巡して戻ってきた前記局アドレス設定フレームを受信す
    ると、前記情報要求フレーム送信手段に前記情報要求フ
    レームを再送するよう指示する確認手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のリング結合型ネ
    ットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記局アドレス未設定局検出手段は、前
    記再送され、前記ネットワークを一巡して戻ってきた情
    報要求フレーム内の情報から、前記ネットワーク上に局
    アドレスが未設定の局や局アドレスが誤設定されている
    局が存在するかどうかを検出し、存在したならば前記局
    アドレス設定フレーム送信手段に前記局アドレス設定フ
    レームを再送させることを特徴とする請求項3に記載の
    リング結合型ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 マスタ局とスレーブ局を有するリング結
    合型ネットワークシステムにおいて、前記マスタ局とし
    て機能する情報伝送装置において、 前記スレーブ局に対して局接続構成の情報を要求する情
    報要求フレームを生成し、該情報要求フレームをネット
    ワークの下流局へ送信する情報要求フレーム送信手段
    と、 前記情報要求フレーム送信手段が送信し、前記ネットワ
    ークを一巡して戻ってきた前記情報要求フレーム内の局
    アドレスが設定されているかどうかを示す局番設定情報
    から、該ネットワーク上に局アドレスが未設定の局が存
    在するかどうかを検出する局アドレス未設定局検出手段
    と、 局アドレスが未設定のスレーブ局に対する局アドレスを
    割り振り、該局アドレスを前記局番設定情報と共に局ア
    ドレス情報として格納する局アドレス設定フレームを生
    成し、ネットワークの下流局へ送信する局アドレス設定
    フレーム送信手段とを備えることを特徴とする情報伝送
    装置。
  6. 【請求項6】 マスタ局とスレーブ局を有するリング結
    合型ネットワークシステムにおいて、前記スレーブ局と
    して機能する情報伝送装置において、 前記ネットワークの上流局より受信したフレームが前記
    情報要求フレームであるとき、該情報要求フレームに自
    局に局アドレスが設定されているかどうかを示す前記局
    番設定情報を付加してネットワークの下流局へ送信する
    情報要求フレーム処理手段と、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記局ア
    ドレス設定フレームである時、該局アドレス設定フレー
    ム内の前記局番設定情報に従って、該局アドレス設定フ
    レーム内の自局が対応する位置より前記局アドレス情報
    を取込むと共に削除した後、若しくはそのまま該局アド
    レス設定フレームをネットワークの下流局へ送信する局
    アドレス設定フレーム処理手段と、 自局の局アドレスが未設定の時、前記局アドレス設定フ
    レーム処理手段が読み出した前記局アドレス情報に基づ
    き自局の局アドレスを設定する局アドレス設定手段と、 を備えることを特徴とする情報伝送装置。
  7. 【請求項7】 マスタ局とスレーブ局を有するリング結
    合型ネットワークシステムにおけるアドレス設定方法で
    あって 前記マスタ局は、 前記スレーブ局に対して局接続構成の情報を要求する情
    報要求フレームを生成し、該情報要求フレームをネット
    ワークの下流局へ送信し、 前記ネットワークを一巡して戻ってきた前記情報要求フ
    レーム内の局アドレスが設定されているかどうかを示す
    局番設定情報から、該ネットワーク上に局アドレスが未
    設定の局が存在するかどうかを検出し、 前記検出結果、前記ネットワーク上に局アドレスが未設
    定のスレーブ局が存在した時、該未設定のスレーブ局に
    対する局アドレスを割り振り、該局アドレスを前記局番
    設定情報と共に局アドレス情報として格納する局アドレ
    ス設定フレームを生成し、ネットワークの下流局へ送信
    し、 前記スレーブ局は、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記情報
    要求フレームであるとき、該情報要求フレームに自局に
    局アドレスが設定されているかどうかを示す前記局番設
    定情報を付加してネットワークの下流局へ送信し、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記局ア
    ドレス設定フレームである時、該局アドレス設定フレー
    ム内の前記局番設定情報に従って、該局アドレス設定フ
    レーム内の自局が対応する位置より前記局アドレス情報
    を取込むと共に削除した後、若しくはそのまま該局アド
    レス設定フレームをネットワークの下流局へ送信し、 自局の局アドレスが未設定の時、前記局アドレス設定フ
    レーム処理手段が読み出した前記局アドレス情報に基づ
    き自局の局アドレスを設定することを特徴とするリング
    結合型ネットワークシステムにおける局アドレス設定方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015145878A1 (ja) * 2014-03-25 2015-10-01 株式会社豊田自動織機 電池監視装置
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