JP4966642B2 - 通信装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば第三世代移動体通信システム(IMT-2000)のような通信システムに適用可能な通信装置及び通信制御方法に関する。
例えば、第三世代移動体通信システムのリアルタイム通信の際に用いられる3G−324プロトコルは、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により標準規格が規定されている。従って、この標準規格に準じて通信動作を行う様々な端末の製品が各社で作られている。
3G−324プロトコルにおいては、制御信号を送信する際に、SRP(Simple Retransmission Protocol)あるいはSRP を拡張したNSRP(Numbered SRP)と呼ばれるプロトコルで制御信号を送信する。このプロトコルでは、1つの制御信号を送信した後、相手からの受信応答を受信してから次のデータを送信するように制御する。
なお、本発明と多少関連のある従来技術が、例えば特許文献1に開示されている。この従来技術においては、送信側で同一データに対して誤りパターンの異なる誤りを付加して送信し、受信側では受信したデータの誤りを解き多数決で最も信頼性の高いデータを選択し、受信データとして扱うことを提案している。
特開2003−324733号公報
しかしながら、現在規格化されている3G−324プロトコルでは、複数個の制御信号を送信しようとする際に、その都度相手からの応答を待って送信する必要があり、複数個の制御信号を送信するためにはその動作を何回も繰り返し行わざるを得ない。よって、全データを送信するまでに多くの時間を有するという問題がある。
しかし、このプロトコルが既に標準規格として定まっており、既に多くの製品が作られているのが実情であるため、このような制御信号伝送プロトコルに変更を加えるのは非常に困難である。
すなわち、新たなプロトコルに従って動作する新端末を製造すると、従来のプロトコルに従って動作する旧端末と、新たなプロトコルに従って動作する新端末とが共通の通信ネットワーク上で混在することになり、前者の旧端末は新たなプロトコルを考慮せずに動作するので、各端末の動作に異常をきたす可能性が高い。このようなプロトコルの制約があるため、従来は端末の通信能力をプロトコルの改良によって改善することが不可能であった。
本発明は、既に存在する旧プロトコルに従って動作する旧端末と、前記旧プロトコルに修正を加えた新プロトコルを採用した新端末とが混在するように通信網を構成する場合であっても、各端末が誤動作するのを防止することが可能な通信装置及び通信制御方法を提供することを目的とする。
1番目の発明(請求項1)は、予め規格で定めたプロトコルに従って複数の通信局間で通信する通信装置であって、通信のための制御信号伝送プロトコルに関し、予め規定された第1の規格の上位に位置する第2の規格に従って制御を行う制御部を設けると共に、前記制御部は、前記第2の規格に従って制御信号を送信する場合には、前記第1の規格に従って動作する相手端末の受信部がエラーを発生するように、前記第2の規格の第1の信号を生成し、前記第1の規格に従って動作する相手端末からの制御信号を受信した場合には、前記相手端末の受信部がエラーを発生するように、前記第2の規格の第2の信号を応答信号として生成することを特徴とする。
1番目の発明では、第2の規格に従って動作する第1の端末(新端末)と第1の規格に従って動作する第2の端末(旧端末)との間で制御信号伝送プロトコルを実行しようとする場合に、第1の端末が制御信号として前記第2の規格の信号を送信するため、この制御信号を受信した第2の端末の受信部は受信エラーを検出する。従って、第2の端末は第1の端末からの制御信号をノイズと同様に無意味な信号とみなし廃棄することになる。また、第2の端末からの制御信号が第1の端末に届いた場合にも、第1の端末は応答として前記第2の規格の信号を送信するため、この制御信号を受信した第2の端末の受信部は受信エラーを検出する。
従って、第1の端末が送出する制御信号は第2の端末の動作に対して特別な影響を与えず、第2の端末が送出する制御信号も第1の端末の動作に特別な影響を与えないので、新端末と旧端末とが混在していても誤動作の発生は回避される。
2番目の発明(請求項2)は、1番目の発明において、前記制御部は、前記第1の規格に従って動作する相手端末の受信部が予め定めた固定パターンのエラーを発生するように、前記第1の信号及び第2の信号を生成することを特徴とする。
2番目の発明では、前記第1の信号及び第2の信号によって相手端末の受信部は予め定めた固定パターンのエラーを発生するので、送信対象の制御信号の種類や内容とは無関係に確実にエラーを発生することができる。
3番目の発明(請求項3)は、2番目の発明において、前記制御部は、所定の制御信号フレームの特定領域のデータと予め定めた定数とを論理演算した結果を前記第1の信号又は第2の信号として出力することを特徴とする。
例えば、ビット単位で排他的論理和の演算を実施することにより、前記第1の信号又は第2の信号における各ビットの値を前記定数の内容により制御することができるので、送信対象の制御信号の種類や内容とは無関係に前記第1の規格に対して規格外の信号を確実に生成することができ、相手端末に確実にエラーを発生させることができる。
4番目の発明(請求項4)は、予め規格で定めたプロトコルに従って複数の通信局間で通信する通信装置であって、通信のための制御信号伝送プロトコルに関し、予め規定された第1の規格の上位に位置する第2の規格に従って制御を行う制御部を設けると共に、前記制御部は、前記第2の規格に従って制御信号を送信する場合には、前記第1の規格に従って動作する相手端末の受信部がエラーを発生するように、前記第1の規格で必要とされる情報の少なくとも一部が欠落した情報を前記第2の規格の第1の信号として生成することを特徴とする。
例えば、H.324の規格で規定された制御信号のSRPフレームにおいては、フレームの先頭部分にヘッダ及びシーケンス番号が必要とされる。従って、SRPフレームからその一部分であるヘッダ等を削除して送信すれば、相手端末は受信したフレームに必要な情報が欠落しているため、受信エラーとして認識することになる。そのため、1番目の発明と同様に、新端末と旧端末とが混在していても誤動作の発生は回避される。なお、新端末同士が通信する場合には、受信したフレームに欠落している情報を補完するようにプロトコルを規定しておくことにより正しい制御信号フレームを再生できる。
5番目の発明(請求項5)は、1番目の発明及び4番目の発明のいずれかにおいて、映像情報の符号化/復号化を行う映像処理部と、音声情報の符号化/復号化を行う音声処理部と、映像処理部の信号と音声処理部の信号とが多重化された信号を無線信号として送受信する無線通信部とを更に設けたことを特徴とする。
5番目の発明では、第三世代移動体通信システムと同様に、映像情報と音声情報とを多重化した無線信号を送受信することができるので、テレビ電話などの移動体通信に利用できる。
6番目の発明(請求項6)は、予め規格で定めたプロトコルに従って複数の通信局間で通信するための通信制御方法であって、各通信局の通信のための制御信号伝送プロトコルを制御する制御部が、予め規定された第1の規格の上位に位置する第2の規格に従って制御を行う場合に、前記第2の規格に従って自局から相手端末に制御信号を送信する場合には、前記第1の規格に従って動作する相手端末の受信部がエラーを発生するように、前記第2の規格の第1の信号を生成することを特徴とする。
6番目の発明の方法を所定の通信システムに適用することにより、1番目の発明と同様の結果が得られる。
7番目の発明(請求項7)は、6番目の発明において、各通信局の通信のための制御信号伝送プロトコルを制御する制御部が、予め規定された第1の規格の上位に位置する第2の規格に従って制御を行う場合に、前記第1の規格に従って動作する相手端末からの制御信号を受信した場合には、前記相手端末の受信部がエラーを発生するように、前記第2の規格の第2の信号を応答信号として生成することを特徴とする。
7番目の発明では、相手端末が先に制御信号を送信した場合であっても、誤動作の発生を防止できる。
本発明によれば、既に存在する旧プロトコルに従って動作する旧端末と、前記旧プロトコルに修正を加えた新プロトコルを採用した新端末とが混在するように通信網を構成する場合であっても、各端末に誤動作が生じるのを防止することができる。従って、旧プロトコルとは異なる新プロトコルに従って動作する通信装置を導入し、通信性能を改善することが可能になる。
(第1の実施の形態)
本発明の通信装置及び通信制御方法に関する1つの実施の形態について、図1〜図8を参照しながら以下に説明する。
図1は第1の実施の形態における通信装置の主要な動作及び他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。図2は通信装置の構成例を示すブロック図である。図3は第1の実施の形態における通信装置の受信時の詳細な動作を示すフローチャートである。図4は第1の実施の形態における通信装置と他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。図5は第1の実施の形態における通信装置と他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。図6は第1の実施の形態における通信装置と同じ機能を有する他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。図7は第1の実施の形態における通信装置と同じ機能を有する他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。図8は第1の実施の形態における通信装置が扱う制御信号のデータ構成を示す模式図である。
この形態では、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により標準規格が規定されている3G−324プロトコルを利用して通信を行う第三世代移動体通信システムの通信端末が存在する通信網上で通信を行う携帯電話端末のような通信装置に本発明を適用する場合を想定している。勿論、同じ通信プロトコルを適用可能な通信装置であれば、携帯電話端末以外の装置にも本発明は適用できる。
この形態では、本発明を実施する通信装置として図2に示すような構成の無線通信端末100を用いる場合を想定している。図2を参照すると、この無線通信端末100は無線部110と、多重化部120と、映像符号化復号化部130と、音声符号化復号化部140と、制御信号生成部150と、エラー付与/除去部160と、制御部170とを備えている。
無線部110は、この端末が属している移動体通信システムの無線基地局との間で無線通信を行い、他局との間で通信するための回線を確保する。多重化部120は、送信対象の映像や音声などの信号を多重化したり、多重化された受信信号からそれに含まれている映像信号や音声信号をそれぞれ分離して出力する。
映像符号化復号化部130は、送信対象の映像情報を符号化したり、受信した映像情報を復号処理して再生可能な映像を復元する。音声符号化復号化部140は、送信対象の音声情報を符号化したり、受信した音声情報を復号処理して再生可能な音声を復元する。
制御信号生成部150は、自局と他局との間で通信する際に必要な各種制御信号を生成する。生成すべき制御情報については予め規格で定められた制御信号伝送プロトコルに従って決定される。
この形態の無線通信端末100においては、制御信号伝送プロトコルとして、既に標準規格として存在している3G−324プロトコルの上位に位置する新プロトコルを採用する場合を想定している。後述するように、この新プロトコルでは相手端末として既存の3G−324プロトコルを採用した既存の端末(以下、既存端末あるいはSRP端末と呼ぶ)が同じ通信網上に共存している場合でも問題が生じないように制御の内容が工夫されている。つまり、自局との間で制御信号のやりとりを行う相手端末については、自局と同じ新プロトコルに対応した端末である場合もあるし、既存端末である場合もある。
エラー付与/除去部160は、相手端末に対して制御信号を送信する場合に、既存端末である相手端末が特定のエラーを発生するように、送信対象の制御信号に意図的な変更(エラー付与処理)を加える。また、エラー付与/除去部160はエラー付与処理された制御信号を受信した場合に、受信信号からエラーを除去して元の制御信号を復元する。制御部170は、自局の端末全体を制御し、予め定められたプロトコルに従って自局と相手端末との間で通信ができるように処理する。
実際の制御信号については、図8に示すように構成される。例えば、テレビ電話の通信を行おうとする場合には、制御信号の内容を表す機能情報10として、能力交換情報などが生成される。
この機能情報10に、ID情報とシーケンス番号(Seq No.)と誤り検出符号FCS(Frame Check Sequence)とを付与することにより、制御信号フレーム20が構成される。この制御信号フレーム20は、標準規格の3G−324プロトコルに準拠したフレームとして構成されている。
エラー付与/除去部160は、制御信号フレーム20にエラー付与処理を施すことにより、変更された制御信号フレーム20Bを生成する。例えば、制御信号フレーム20の先頭からNバイトに対して予め定めた定数(例えば0x1E:16進表記)との排他的論理和のビット演算(XOR)を行い、その結果を変更された制御信号フレーム20Bとして出力する。この変更された制御信号フレーム20Bが、多重化部120及び無線部110を経由して相手端末に送信される。
前述の新プロトコルに対応した端末が変更された制御信号フレーム20Bを受信した場合には、受信端末内のエラー付与/除去部160が、制御信号フレーム20Bからエラーを除去し、制御信号フレーム20を復元する。具体的には、制御信号フレーム20Bの先頭からNバイトに対して送信側と同じ定数(例えば0x1E)との排他的論理和のビット演算(XOR)を行い、その結果を制御信号フレーム20として出力する。従って、新プロトコルに対応した端末同士の間では、制御信号を正しく受け渡しすることができる。
一方、既存端末が変更された制御信号フレーム20Bを受信した場合には、その先頭からNバイトの内容が3G−324プロトコルの規格外の値(異常値)であるため、既存端末上で受信エラーが発生し、既存端末は受信した変更された制御信号フレーム20Bをエラーあるいは単なるノイズとみなして廃棄する。従って、新プロトコルに対応した端末と既存端末との間で制御信号をやりとりする場合であっても、プロトコルの違いによる問題は発生しない。
次に、具体的な通信制御シーケンスについて説明する。図1においては、前述の新プロトコルに対応した端末である無線通信端末100と、既存端末である無線通信端末200との間で制御信号をやりとりする場合を想定している。
図1において、無線通信端末100はステップS11で図8の制御信号フレーム20に相当するSRP(正確にはNSRP)フレームを作成する。SRPフレームは標準規格で構成が規定されているデータフレームである。
図1のステップS12では、無線通信端末100はSRPフレームの先頭領域に存在するID情報(すなわちヘッダ)及びシーケンス番号(Seq No.)に予め定めた定数(0x5b)との排他的論理和のビット演算(XOR)を行い、その結果をWNSRPフレーム(新プロトコルに対応したフレーム)として出力する。
ステップS13では、シーケンス番号が#0のSRPフレーム及びシーケンス番号が#0のWNSRPフレームのいずれかを相手端末である無線通信端末200に対して送信する。
一方、無線通信端末200は既存端末なので、図1のステップS21でSRPフレームを送信する。
図1のステップS22では、無線通信端末200は受信した制御信号フレームを処理する。受信した制御信号フレームが標準規格に準拠したSRPフレームである場合には、SRPフレームの内容を調べてプロトコルで規定された動作を実行する。一方、無線通信端末200が無線通信端末100からのWNSRPフレームを受信した場合には、このフレームの内容が標準規格の値の範囲外であるため、受信エラーが発生したものとみなし、無線通信端末200はWNSRPフレームを廃棄する。
無線通信端末200がSRPフレームを受信した場合には、その後のステップS23で無線通信端末200は応答の制御信号フレーム(SRP Res Seq #0)を送信する。
一方、無線通信端末100は、相手端末から送信された制御信号フレームを図1のステップS14で処理する。ステップS14では、受信した制御信号フレームの先頭領域に存在するID情報(すなわちヘッダ)及びシーケンス番号(Seq No.)に予め定めた定数(0x5b)との排他的論理和のビット演算(XOR)を行い、その結果を調べる。送信元が無線通信端末200のように既存端末である場合には、SRPフレームを受信することになるが、SRPフレームに対して前述の演算処理を実施すると、ステップS12と同様にエラーが付加される。従って、ステップS14では演算処理後の制御信号フレームにエラーが発生しているか否かを調べることにより、相手端末が新プロトコルに対応した端末(WNSRP端末)か既存端末(SRP端末)かを識別できる。
無線通信端末100がWNSRP端末からの制御信号フレームを受信した場合には、次のステップS15で応答の制御信号フレーム(WNSRP Res Seq #0)を送信する。
ところで、制御信号フレームが送信局から受信局に届くまでの伝送路において、ノイズが付加されたり、信号に変形が生じる可能性があるため、エラーを含まない制御信号フレームを送信した場合であっても受信局でエラーが発生する場合がある。
図4に示す動作例では、無線通信端末100がステップS13で送信した制御信号フレームに伝送路上でエラーが発生した場合を想定している。但し、制御信号フレームとしてWNSRPフレームを送信する場合には、既存端末である無線通信端末200の扱うプロトコルに対してエラーが生じるような情報が予め付加されている。従って、送信側でエラーが付加されたWNSRPフレームに伝送路上で更にエラーが発生すると、2つのエラーが相殺されて、エラーのないWNSRPフレームが無線通信端末200に届く(エミュレーションの発生と呼ぶ)場合がある。
従って、図4のステップS22では、SRPフレームを受信した場合には伝送路上で発生したエラーを受信部で検出するので、このSRPフレームを無効なフレームとみなして廃棄する。また、WNSRPフレームを受信した場合には伝送路上で発生したエラーによりエミュレーションが発生すると、このWNSRPフレームをエラーのないSRPフレームと認識して処理する。
従って、図4に示す例では、無線通信端末100がエラーを付加したWNSRPフレームを送信しても、無線通信端末200側でこのフレームが廃棄されず、無線通信端末200は応答のSRPフレームを返すことになる。しかし、その場合であっても、無線通信端末100は応答のSRPフレームの内容から相手の無線通信端末200がSRP端末であることを認識できる(S14と同様の処理を行う)ので、誤動作が生じないように対応できる。
図5に示す動作例では、無線通信端末200がステップS21で送信した制御信号フレーム(SRPフレーム)に伝送路上でエラーが発生した場合を想定している。この場合、無線通信端末100は伝送路上でエラーが発生したSRPフレームを処理することになり、エミュレーションが発生した場合には、受信したSRPフレームを誤ってWNSRPフレームと認識する。
従って、図5のステップS15では、無線通信端末100は応答のWNSRPフレームを生成し、無線通信端末200に送信する。しかし、ここで送信されるWNSRPフレームには、既存端末である無線通信端末200の扱うプロトコルに対してエラーが生じるような情報が予め付加されているので、無線通信端末200は受信したWNSRPフレームをステップS24でエラーとして廃棄する。
一方、図6及び図7に示す各動作例では、同じ種類の無線通信端末100(A)、100(B)の間で通信を行う場合を想定している。つまり、新プロトコルに対応したWNSRP端末(100)同士の間で通信する場合の動作を示している。また、図6は伝送路上でフレームにエラーが発生しない場合を想定し、図7は伝送路上でフレームにエラーが発生した場合を想定している。なお、図6及び図7において、図1の各ステップと対応する処理には同一の番号を付けて示してある。
図6において、無線通信端末100(A)はステップS11で図8の制御信号フレーム20に相当するSRP(正確にはNSRP)フレームを作成する。また、次のステップS12では、無線通信端末100(A)はSRPフレームの先頭領域に存在するID情報(すなわちヘッダ)及びシーケンス番号(Seq No.)に予め定めた定数(0x5b)との排他的論理和のビット演算(XOR)を行い、その結果をWNSRPフレーム(新プロトコルに対応したフレーム)として出力する。
ステップS13では、シーケンス番号が#0のSRPフレーム及びシーケンス番号が#0のWNSRPフレームのいずれかを相手端末である無線通信端末100(B)に対して送信する。
一方、無線通信端末100(B)においても、新プロトコルに対応した制御を実行する。すなわち、無線通信端末100(B)は各ステップS11B、S12B、S13B、S14B、S15Bで、それぞれ無線通信端末100(A)における各ステップS11、S12、S13、S14、S15と同様の処理を実行する。
従って、無線通信端末100(A)がステップS13でSRPフレーム及びWNSRPフレームのいずれを送信した場合であっても、無線通信端末100(B)は受信したフレームがSRPフレームとWNSRPフレームとのいずれであるかをステップS14Bで正しく認識できる。そして、無線通信端末100(B)は受信したフレームがSRPフレームの場合には応答用のSRPフレームを、受信したフレームがWNSRPフレームの場合には応答用のWNSRPフレームをそれぞれステップS15Bで生成し、無線通信端末100(A)宛てに送信する。
従って、新プロトコルに対応した無線通信端末100(A)と無線通信端末100(B)との間で通信する場合には、SRPフレームとWNSRPフレームとのいずれを用いて通信する場合であっても、送信されたフレームを正しく認識することができる。
図7に示す動作例では、ステップS13で無線通信端末100(A)が送信した制御信号フレームに対して伝送路上でエラーが発生した場合を想定している。
無線通信端末100(B)は無線通信端末100(A)と同様に新プロトコルに対応しているので、無線通信端末100(B)は図7のステップS14BでSRPフレームとWNSRPフレームとを区別することができる。しかし、図7の例では伝送路上でエラーが発生したフレームを受信するので、受信したフレームがSRPフレームの場合には、それをエラーと認識して廃棄する。また、受信したフレームがWNSRPフレームの場合には、エミュレーションの発生により、WNSRPフレームをSRPフレームとして誤って認識する場合がある。
従って、図7に示す例では、無線通信端末100(A)がWNSRPフレームを送信すると、無線通信端末100(A)がWNSRPフレームに対応しているにもかかわらず、無線通信端末100(B)は応答用のSRPフレームをステップS15Bで生成し、無線通信端末100(A)宛てに送信する。つまり、この時には無線通信端末100(B)は新プロトコルではない既存の動作モード(SRPプロトコル)で動作する。
しかし、その後に無線通信端末100(B)が無線通信端末100(A)からのWNSRPフレームを受信した場合には、無線通信端末100(B)はWNSRPフレームの内容から無線通信端末100(A)が新プロトコルに対応していることを認識できるので、無線通信端末100(B)はステップS16でSRPプロトコルに対応した動作モードから新プロトコルに対応した動作モードに切り替わることができる。
新プロトコルに対応した無線通信端末100が制御信号フレームを受信した場合の動作の詳細が図3に示されている。図3の動作について以下に説明する。なお、図3において、A[0]、A[1]は受信した制御信号フレーム(SRPコマンドフレーム)の内容の一部分を保持するメモリを表している。また、図中の「==」は右辺の内容と左辺の内容とが一致するか否かを調べることを意味している。
制御信号フレームを受信すると、無線通信端末100は最初にステップS31を実行する。ステップS31では、受信した制御信号フレームの先頭にあるヘッダ(図8中に示す「ID」に相当)のデータを保持するメモリA[0]の値が予め定めた値(SRP_DLCI)と一致するか否かを調べる。一致する場合にはステップS32に進み、一致しなければステップS35に進む。
ステップS32では、受信した制御信号フレームに付加されている誤り検出符号FCSを用いて当フレームにおける伝送エラーの有無をチェックする。伝送エラーが見つからなかった場合は次のステップS34に進み、SRPフレームを用いて相手局に向けて応答を送信する。伝送エラーが見つかった場合には、ステップS40に進み受信した当フレームのデータを廃棄する。
例えば相手局から制御信号フレームとして前述のWNSRPフレームが送信された場合には、送信側でこのWNSRPフレームにエラーが付加されているので、前述のステップS31ではメモリA[0]の値と予め定めた値(SRP_DLCI)とが一致しないので、ステップS35に進む。
ステップS35では、送信側のエラー付与/除去部160が行った処理と同様の処理を受信した制御信号フレームに施す。すなわち、受信した制御信号フレームの先頭にあるヘッダ(図8中の「ID」に相当)のデータを保持するメモリA[0]の値と予め定めた定数(0x5b:送信側と同じ値)との排他的論理和のビット演算を行い、その結果をメモリA[0]に格納する。また、ヘッダに続くシーケンス番号(Seq No.)のデータを保持するメモリA[1]の値と予め定めた定数(0x5b:送信側と同じ値)との排他的論理和のビット演算を行い、その結果をメモリA[1]に格納する。
つまり、ステップS35を実行することにより、送信側で制御信号フレームに付加されたエラーを除去し、元の制御信号フレームの内容を復元することができる。そこで、次のステップS36では前記ステップS31と同じ比較処理を再び行う。すなわち、メモリA[0]の値が予め定めた値(SRP_DLCI)と一致するか否かを調べる。一致する場合にはステップS37に進み、一致しなければステップS41に進む。
ステップS37では、受信した制御信号フレームに付加されている誤り検出符号FCSを用いて当フレームにおける伝送エラーの有無をチェックする。伝送エラーが見つからなかった場合はステップS38を通って次のステップS39に進み、WNSRPフレームを用いて相手局に向けて応答を送信する。ステップS39で応答として送信するWNSRPフレームについても、最初にコマンドを送信する場合と同様に、エラー付与/除去部160を用いてエラーを付加する。伝送エラーが見つかった場合には、ステップS40に進み受信した当フレームのデータを廃棄する。
ステップS41では、受信した制御信号フレームの先頭にあるヘッダ(図8中の「ID」に相当)のデータを保持するメモリA[0]の値が予め定めた値(NSRP_response)と一致するか否かを調べる。一致する場合にはステップS42に進み、一致しなければステップS45に進む。
ステップS42では、受信した制御信号フレームに付加されている誤り検出符号FCSを用いて当フレームにおける伝送エラーの有無をチェックする。伝送エラーが見つからなかった場合はステップS43を通って次のステップS44に進み、相手端末が「NSRP」プロトコルに対応した端末(NSRP端末)であると認識する。伝送エラーが見つかった場合には、ステップS40に進み受信した当フレームのデータを廃棄する。
ステップS45では、受信した制御信号フレームの先頭にあるヘッダ(図8中の「ID」に相当)のデータを保持するメモリA[0]の値が予め定めた値(SRP_response)と一致するか否かを調べる。一致する場合にはステップS46に進み、一致しなければステップS49に進む。
ステップS46では、受信した制御信号フレームに付加されている誤り検出符号FCSを用いて当フレームにおける伝送エラーの有無をチェックする。伝送エラーが見つからなかった場合はステップS47を通って次のステップS48に進み、相手端末が「SRP」プロトコルに対応した端末(SRP端末)であると認識する。伝送エラーが見つかった場合には、ステップS40に進み受信した当フレームのデータを廃棄する。
ステップS49では、ステップS35と同じ処理を再び行う。すなわち、ステップS35で処理された後の制御信号フレームの先頭にあるヘッダ(図8中の「ID」に相当)のデータを保持するメモリA[0]の値と予め定めた定数(0x5b:送信側と同じ値)との排他的論理和のビット演算を行い、その結果をメモリA[0]に格納する。また、ヘッダに続くシーケンス番号(Seq No.)のデータを保持するメモリA[1]の値と予め定めた定数(0x5b:送信側と同じ値)との排他的論理和のビット演算を行い、その結果をメモリA[1]に格納する。これにより、ステップS35の処理をキャンセルし、それを実行する前の制御信号フレームを復元する。
ステップS50では、受信した制御信号フレームの先頭にあるヘッダのデータを保持するメモリA[0]の値が予め定めた値(SRP_response)である場合に、制御信号フレームのデータ長が正しい長さであるかを判定する。すなわち、A[0]がSRP_responseである場合、制御信号フレームのデータ長Nが正しいデータ長である4byteと一致するか否かを調べる。一致する場合は、ステップS51に進み、一致しなければ、S40に進む
ステップS51では、受信した制御信号フレームに付加されている誤り検出符号FCSを用いて当フレームにおける伝送エラーの有無をチェックする。伝送エラーが見つからなかった場合はステップS52を通って次のステップS53に進み、相手端末が「WNSRP」プロトコルに対応した端末(WNSRP端末)であると認識する。伝送エラーが見つかった場合には、ステップS40に進み受信した当フレームのデータを廃棄する。
なお、エラー付与/除去部160が制御信号フレームにエラーを付加するために用いる定数(各ステップS12,S14,S35,S49の「0x5b」)については必要に応じて異なる値を用いても良いが、付加されたエラーの除去を可能にするために、送信側と受信側とで同じ値を用いる必要がある。
(第2の実施の形態)
本発明の通信装置及び通信制御方法に関するもう1つの実施の形態について、図9〜図11を参照しながら以下に説明する。
図9は第2の実施の形態における通信装置の主要な動作及び他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。図10は第2の実施の形態における通信装置の主要な動作及び他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。図11は第2の実施の形態における通信装置が扱う制御信号のデータ構成を示す模式図である。
この形態は第1の実施の形態の変形例であり、本発明を実施する通信装置として図2に示した無線通信端末100と同じ構成の端末を用いる場合を想定している。但し、第2の実施の形態における無線通信端末100の動作については第1の実施の形態とは少し異なっている。すなわち、前述のエラー付与/除去部160が送信する制御信号フレームに付加するエラーの種類が変更されている。
第2の実施の形態における無線通信端末100が扱う制御信号フレームの構成が図11に示されている。ここではプロトコルとして変形されたSRPレイヤを想定しているので、図11に示すように、送信側で生成される制御信号フレーム300Aには、1オクテット長のヘッダ領域301と、1オクテット長のシーケンス番号領域302と、任意長の情報領域303と、2オクテット長のFCS領域304とが存在する。
制御信号フレーム300Aのヘッダ領域301には制御信号フレームの種類などを表すID情報が格納され、シーケンス番号領域302には制御信号フレームのシーケンス番号が格納され、情報領域303には「H.245」で規定されたコマンドなどの情報が格納され、FCS領域304にはフレームのチェックに必要な符号が格納される。
SRPプロトコルに従って動作する場合には、制御信号フレーム300Aの全体を送信することになるが、第2の実施の形態のエラー付与/除去部160は、制御信号フレーム300Aからヘッダ領域301を除去して制御信号フレーム300Bを生成し、制御信号フレーム300Bを送信する。
また、第2の実施の形態の無線通信端末100が制御信号フレーム300Bを受信した場合には、受信側のエラー付与/除去部160がヘッダ領域301を制御信号フレーム300Bに付加して制御信号フレーム300Aを復元する。
つまり、無線通信端末100から送信される制御信号フレーム300Bにはヘッダ領域301が存在しないため、受信側の端末がSRPプロトコルに従って動作する場合には確実にエラーが発生する。しかし、受信側の端末においてエラー付与/除去部160がヘッダ領域301を付加することにより、付加されたエラーを除去することができる。
図9に示す動作例では、第2の実施の形態の無線通信端末100A(WNSRP端末)とSRPプロトコルに従って動作する無線通信端末200(既存端末、すなわちSRP端末)との間で通信する場合を想定している。
図9において、無線通信端末100AはステップS61で相手局に送信すべきコマンドを含む制御情報、すなわち図11の制御信号フレーム300Aを生成する。
次のステップS62では、無線通信端末100A上のエラー付与/除去部160が、ステップS61で生成された制御信号フレーム300Aからヘッダ領域301を除去して制御信号フレーム300Bを生成する。この制御信号フレーム300BがWNSRPフレーム(WNSRP Seq #0)としてステップS63で送信される。なお、相手局がSRP端末であることが判明している場合には、通常のSRPフレーム(SRP Seq #0)を送信する。
一方、図9において無線通信端末200はSRPプロトコルに従って動作するので、ステップS71で通常のSRPフレーム(SRP Seq #0)を送信する。
また、無線通信端末200が制御信号フレームを受信した場合には次のステップS72に進み、受信したフレームを処理する。ここで、受信したフレームがSRPフレームの場合には問題がないのでそのフレームをコマンドとして処理する。しかし、受信したフレームがWNSRPフレームの場合には、ヘッダ領域301が存在しないのでエラーが検出され、このフレームは廃棄される。
無線通信端末200がSRPフレームを受信した場合には、次のステップS73で応答としてSRPフレーム(SRP Res Seq #0)を送信する。
一方、無線通信端末100Aは、相手局からの制御信号フレームを受信するとステップS64に進み、受信した制御信号フレームを検査する。無線通信端末200からのSRPフレームを受信した場合には、フレームの内容に問題がないので、ステップS64からステップS65に進み、応答用のSRPフレーム(SRP Res Seq #0)を生成して送信する。なお、ステップS66以降の処理は、WNSRP端末同士で通信する場合に必要になる。
図10に示す動作例では、無線通信端末100Aと無線通信端末100Bとの間で通信する場合、すなわち第2の実施の形態の無線通信端末100(WNSRP端末)同士が通信する場合を想定している。なお、図9に示す無線通信端末100Aと図10に示す無線通信端末100Aとは基本的に同じ動作を行うので、対応する処理に同じステップ番号を付けて示してある。
図10に示す無線通信端末100Bは、無線通信端末100Aと同じ機能を有しているが、図10においては無線通信端末100Bが最初はSRPプロトコルに従って動作している。
無線通信端末100Bは、相手局からの制御信号フレームを受信すると、受信した制御信号フレームの種類がWNSRPフレームか否かをステップS82で識別する。すなわち、受信した制御信号フレームの先頭位置にSRPフレームのヘッダがあるか否かを調べることにより、制御信号フレームがSRPフレームかWNSRPフレームかを区別する。
WNSRPフレームを受信したことを検出すると、ステップS82からステップS83に進み、無線通信端末100Bが新プロトコル(WNSRPプロトコル)に従って動作するようにそれ自身の動作モードを切り替える。
ステップS84では、無線通信端末100BがWNSRPプロトコルに従って動作している時にはWNSRPフレームで応答を送信し、無線通信端末100BがSRPプロトコルに従って動作している時にはSRPフレームで応答を送信する。
無線通信端末100BがWNSRPフレームを送信した場合には、このフレームにヘッダが含まれていないので、無線通信端末100AのステップS64ではエラーが検出され、その結果、無線通信端末100Aの処理はステップS66に進む。
ステップS66では、予め用意されたWNSRPのヘッダ(図11のヘッダ領域301の内容:0xF1)を受信フレームに付加した後、再びフレームの検査を実施する。無線通信端末100Aが無線通信端末100BからのWNSRPフレームを受信した場合には、受信フレームの先頭にヘッダを付加することにより本来の制御信号フレーム(図11中の300A)が復元されるので、エラーが除去され検査に成功する。その場合、次のステップS67で無線通信端末100BはWNSRPフレームの応答を送信する。
いずれにしても、新プロトコルに対応した無線通信端末100Aから新プロトコルに対応したWNSRPフレームが送信すると、既存端末(200)ではこのWNSRPフレームがエラーとして確実に破棄されるので、異常な動作は生じない。
なお、応答用の制御信号フレームについては、受信したフレームのデータ長(バイト数)の違いにより、WNSRPフレームとSRPフレームとを受信側で区別することができる。
以上説明したように、第三世代移動体通信システムの携帯電話端末や、このような端末との間で通信を行う通信装置などに本発明を適用することにより、既存のプロトコルだけに対応した既存端末と、既存のプロトコルの上位に位置する新プロトコルに対応する新端末とが同じ通信網上に混在する場合であっても、異常動作の発生を防止でき、既存端末と新端末との間で相互に通信することも可能になる。従って、標準規格で定められたプロトコルの他に、新規に開発した制御信号再送プロトコルを利用することが可能になり、既存規格での課題を解決することが可能になる。
第1の実施の形態における通信装置の主要な動作及び他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。 通信装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における通信装置の受信時の詳細な動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における通信装置と他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。 第1の実施の形態における通信装置と他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。 第1の実施の形態における通信装置と同じ機能を有する他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。 第1の実施の形態における通信装置と同じ機能を有する他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。 第1の実施の形態における通信装置が扱う制御信号のデータ構成を示す模式図である。 第2の実施の形態における通信装置の主要な動作及び他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。 第2の実施の形態における通信装置の主要な動作及び他局との間の通信動作例を表すシーケンス図である。 第2の実施の形態における通信装置が扱う制御信号のデータ構成を示す模式図である。
符号の説明
10 機能情報
20 制御信号フレーム
20B 変更された制御信号フレーム
100 無線通信端末
110 無線部
120 多重化部
130 映像符号化復号化部
140 音声符号化復号化部
150 制御信号生成部
160 エラー付与/除去部
170 制御部
200 無線通信端末
300A,300B 制御信号フレーム
301 ヘッダ領域
302 シーケンス番号領域
303 情報領域
304 FCS領域

Claims (2)

  1. 予め規格で定めたプロトコルに従って他の通信装置との間で通信する通信装置であって、
    通信のための制御信号伝送プロトコルに関し、予め規定された第1の規格の上位に位置する第2の規格に従って制御を行う制御部を設けると共に、
    前記制御部は、
    他の第1の通信装置に制御信号を送信する場合、前記第1の規格の第1の制御フレームの一部と予め定めた定数とを排他的論理和のビット演算した結果を、前記第2の規格の第1の信号として生成し、
    他の第2の通信装置から制御信号を受信して応答信号を送信する場合、前記受信した制御信号に含まれる第2の制御フレームの一部と予め定めた定数とを排他的論理和のビット演算した結果から、前記他の第2の通信装置が前記第2の規格に従って動作する通信装置であるか否かを判定し、
    前記他の第2の通信装置が前記第2の規格に従って動作する通信装置である場合、前記第1の規格の第3の制御フレームの一部と予め定めた定数とを排他的論理和のビット演算した結果を、前記第2の規格の第2の信号として生成する通信装置。
  2. 予め規格で定めたプロトコルに従って他の通信装置との間で通信する通信装置の通信制御方法であって、
    信のための制御信号伝送プロトコルに関し、予め規定された第1の規格の上位に位置する第2の規格に従って制御を行う制御部が
    他の第1の通信装置に制御信号を送信する場合、前記第1の規格の第1の制御フレームの一部と予め定めた定数とを排他的論理和のビット演算した結果を、前記第2の規格の第1の信号として生成し、
    他の第2の通信装置から制御信号を受信して応答信号を送信する場合、前記受信した制御信号に含まれる第2の制御フレームの一部と予め定めた定数とを排他的論理和のビット演算した結果から、前記他の第2の通信装置が前記第2の規格に従って動作する通信装置であるか否かを判定し、
    前記他の第2の通信装置が前記第2の規格に従って動作する通信装置である場合、前記第1の規格の第3の制御フレームの一部と予め定めた定数とを排他的論理和のビット演算した結果を、前記第2の規格の第2の信号として生成する通信制御方法。
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