JP2001203651A - データ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装置 - Google Patents

データ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装置

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JP2001203651A
JP2001203651A JP2000010403A JP2000010403A JP2001203651A JP 2001203651 A JP2001203651 A JP 2001203651A JP 2000010403 A JP2000010403 A JP 2000010403A JP 2000010403 A JP2000010403 A JP 2000010403A JP 2001203651 A JP2001203651 A JP 2001203651A
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Yukinobu Kuriya
志伸 栗屋
Toshihiro Tsunoda
智弘 角田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 放送されるデータ量が著しく過多になった場
合にも、受信者が受信を必要とするデータのみを、選択
的に受信することのできるデータ通信システムを提供す
る。 【解決手段】 コンテンツデータ生成手段を備えた送信
装置と複数の携帯端末から構成されるデータ通信システ
ムにおいて、送信機は階層ごとに分類されたツリー構造
を有する複数の単位プロファイルからなるプロファイル
に対応するプロファイルIDを生成して、コンテンツデ
ータにリンクさせて送信する。携帯端末においてはデー
タ選択受信手段が、プロファイルIDに基づいて、デー
タを選別するように構成され、ツリー構造の特定の階層
のプロファイルIDを指定可能なプロファイルID指定
手段38を備えて選択的に受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ムならびにそれに用いる送信装置および受信装置に関す
るものであり、さらに詳細には、放送されるデータ量が
著しく過多になった場合にも、特別の放送設備を必要と
せず、既存の放送設備を利用して、受信者が必要とする
データのみを、選択的に受信することのできるデータ通
信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン通信においては、ニュース記事
など、いつ入るかわからないようなデータをタイムリー
に入手することが困難であり、他方、文字多重放送にお
いては、必要とするデータを細かく設定することできな
いという従来の問題点に鑑み、特開平8−8859号公
報は、文字データなどのデータに、その内容にしたがっ
て、分類コードを付加して、放送し、携帯端末側で、別
の通信システムから入手した分類コードにしたがって、
文字データなどのデータを選別して、受信するように構
成されたデータ通信システムを提案している。
【0003】特開平8−8859号公報によれば、この
システムにおいては、ニュース記事ごとに、個別の分類
コードを付加して放送するデータ放送を受信する携帯端
末で、別の通信システムから入手した分類コードを用い
て、ニュースの選別をおこなうことにより、いつでも、
どこでも、欲しいだけの最新のニュースを自動的に受信
することができるものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−8859号公報に開示されたシステムは、もっぱ
ら、速報性が要求されるニュースなどの文字データを、
速やかに、かつ、選択的に受信しようとするものであ
り、放送されるデータが過多になった場合に、受信者が
必要とするデータのみを受信することができないという
問題があった。
【0005】すなわち、近い将来、ディジタル放送にお
けるチャンネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータが
放送され、また、個人や商店、レストランなどが、各種
データを、特定の地域内で受信可能な近距離放送の形
で、発信するようになって、さらに、放送されるデータ
量が激増することが予想されるが、このシステムにおい
ては、文字データなどのデータに付加される分類コード
は、放送すべき文字データなどのデータの内容に関する
もののみであり、さらに、単一の分類コードのみが文字
データなどのデータに付加されるにすぎないため、この
ように、放送されるデータ量が著しく過多になった場合
には、受信者が必要とするデータのみを、選択的に受信
することは不可能である。
【0006】したがって、本発明は、放送されるデータ
量が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要
とするデータのみを、選択的に受信することのできるデ
ータ通信システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0007】本発明の別の目的は、放送されるデータ量
が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要と
するデータのみを、選択的に受信することのできるデー
タ通信システムに適した送信装置および受信装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段
を備えた送信装置と、複数の受信装置と、前記送信装置
と前記受信装置との間で、データを伝達するデータ伝達
装置とを備え、前記複数の受信装置のうちの少なくとも
1つの受信装置が、前記送信装置から送信されたデータ
を選択して、受信するデータ選択受信手段および前記デ
ータ選択受信手段が受信したデータを処理する受信デー
タ処理手段を備えたデータ通信システムであって、さら
に、前記コンテンツデータおよび/または前記コンテン
ツデータの送受信に関連し、階層ごとに分類されたツリ
ー構造を有する複数の単位プロファイルからなるプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを生成して、前記コ
ンテンツデータに前記プロファイルIDをリンクさせる
プロファイルIDリンク手段を備え、前記少なくとも1
つの受信装置の前記データ選択受信手段が、前記プロフ
ァイルIDに基づいて、データを選別するように構成さ
れ、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、前記ツ
リー構造の特定の階層のプロファイルIDを指定可能な
プロファイルID指定手段を備えたデータ通信システム
によって達成される。
【0009】本発明によれば、プロファイルIDリンク
手段によって、コンテンツデータおよび/またはコンテ
ンツデータの送受信に関連し、階層ごとに分類されたツ
リー構造を有する複数の単位プロファイルからなるプロ
ファイルに対応するプロファイルIDを生成し、コンテ
ンツデータにリンクさせて、放送することができ、受信
者は、プロファイルID指定手段によって、ツリー構造
の特定の階層のプロファイルIDを指定して、特定のプ
ロファイルIDがリンクされたコンテンツデータのみを
受信することが可能になるから、近い将来、ディジタル
放送におけるチャンネル数が大幅に増大し、膨大な量の
データが放送され、また、個人や商店、レストランなど
が、各種データを、特定の地域内で受信可能な近距離放
送の形で、発信するようになって、放送されるデータ量
が著しく過多になっても、受信装置が、必要とするデー
タのみを選択的に受信することが可能になる。
【0010】また、本発明によれば、コンテンツデータ
および/またはコンテンツデータの送受信に関連するプ
ロファイルは、階層ごとに分類されたツリー構造を有す
る複数の単位プロファイルから構成されているので、放
送すべきコンテンツデータを十分に特定することがで
き、受信者も、真に受信を希望しているデータのみを選
択的に受信することが可能になる。
【0011】本発明の好ましい実施態様においては、前
記プロファイルIDリンク手段が、前記プロファイルI
Dを前記コンテンツデータに付加することによって、リ
ンクさせ、前記データ選択受信手段が、前記プロファイ
ルIDに基づいて、前記コンテンツデータを選別して、
受信するように構成されている。
【0012】本発明の好ましい実施態様によれば、デー
タ選択受信手段が、プロファイルIDに基づいて、コン
テンツデータを選択して、受信するように構成されてい
るから、近い将来、ディジタル放送におけるチャンネル
数が大幅に増大し、膨大な量のデータが放送され、ま
た、個人や商店、レストランなどが、各種データを、特
定の地域内で受信可能な近距離放送の形で、発信するよ
うになって、放送されるデータ量が著しく過多になって
も、受信装置が、必要とするコンテンツデータのみを選
択的に受信することが可能になる。
【0013】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連し、階層ごとに分類されたツリー構造を有する複
数の単位プロファイルからなるプロファイルを生成する
プロファイル生成手段と、前記プロファイル生成手段に
よって生成された前記コンテンツデータの前記プロファ
イルに対応させて、プロファイルIDを生成するプロフ
ァイルID生成手段と、前記プロファイル生成手段によ
って生成された前記コンテンツデータおよび/または前
記コンテンツデータの送受信に関連し、階層ごとに分類
されたツリー構造を有する前記プロファイルと、前記プ
ロファイルID生成手段により生成され、対応する前記
プロファイルの各々に関連付けられた前記プロファイル
IDとを含むプロファイルデータを記憶するプロファイ
ルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段
に記憶された前記プロファイルデータから、少なくとも
1つのプロファイルとそれに対応するプロファイルID
を選択するプロファイル選択手段と、前記プロファイル
ID生成手段により生成されたプロファイルIDおよび
/または前記プロファイル選択手段によって選択された
プロファイルIDに基づいて、前記コンテンツデータに
リンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロファ
イルID決定手段と、前記プロファイルID決定手段に
よって決定された前記プロファイルIDを対応する前記
コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き込み
手段を備え、前記送信装置が、前記プロファイルID書
き込み手段によって前記プロファイルIDが書き込まれ
た前記コンテンツデータを、放送の形で、発信するデー
タ発信手段を備えている。
【0014】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデー
タ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデー
タにしたがって、前記コンテンツデータを受信するか否
かを判別するプロファイルID判別手段と、前記プロフ
ァイルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテン
ツデータのみを受信するデータ受信手段とを備えてい
る。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
受信プロファイルIDデータを変更する受信プロファイ
ルID処理手段を備えているから、新たに、放送すべき
コンテンツデータに応じ、あるいは、ユーザーのニーズ
に応じて、受信プロファイルIDデータをアップデート
することが可能になる。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、イベント信号生成手段が、イベント処理データに基
づいて、イベント信号を生成し、コンテンツデータ処理
手段が、イベント信号生成手段によって生成されたイベ
ント信号にしたがって、コンテンツデータに対して、所
定の処理を実行するように構成されているから、ユーザ
ーが緊急に必要なコンテンツデータに優先順位を付ける
などして、他の受信装置に受信させることができ、デー
タ通信システムの有用性を向上させることが可能にな
る。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0019】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記イベント処理データが、前記イベント信号
生成手段に記憶されている。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記少なくとも1つの受信装置に対
して、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備
えている。
【0022】本発明の好ましい実施態様においては、前
記単位プロファイルの各々が3層以上の階層を有してい
る。
【0023】本発明の好ましい実施態様によれば、プロ
ファイルを構成する単位プロファイルの各々が3層以上
の階層を有しているから、プロファイルIDをリンクさ
せることによって、放送すべきコンテンツデータを十分
に特定することができ、受信者も、真に受信を希望して
いるコンテンツデータのみを選択的に受信することが可
能になる。
【0024】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プロフ
ァイの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれ
ぞれに対応するプロファイルIDを選択するように構成
されている。
【0025】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
2以上の単位プロファイの各々から、少なくとも1つの
プロファイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを
選択して、コンテンツデータにリンクさせることができ
るから、放送すべきコンテンツデータを十分に特定する
ことができ、受信者も、真に受信を希望しているコンテ
ンツデータのみを選択的に受信することが可能になる。
【0026】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを選択し、前記プ
ロファイル書き込み手段が、前記プロファイル選択手段
によって選択された前記プロファイルIDを、and、
or、nand、norまたはnotの形式で、前記コ
ンテンツデータに書き込むように構成されている。
【0027】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記プロファイル指定手段が、2以上の単位プロフ
ァイの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれ
ぞれに対応するプロファイルIDを指定可能に構成され
ている。
【0028】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
プロファイル指定手段によって、2以上の単位プロファ
イの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれぞ
れに対応するプロファイルIDを指定することができる
から、真に受信を希望しているコンテンツデータのみを
選択的に受信することが可能になる。
【0029】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、前記コンテンツデータにリンクさ
れた前記プロファイルIDのみを、送信可能に構成され
るとともに、前記少なくとも1つの受信装置の前記デー
タ選択受信手段が、前記プロファイルIDに基づいて、
前記プロファイルIDとリンクされたコンテンツデータ
を受信するか否かを判別するプロファイルID判別手段
と、前記プロファイルID判別手段の判別結果に基づい
て、前記送信装置に対し、前記プロファイルIDとリン
クされたコンテンツデータの送信を要求する送信要求信
号を出力するコンテンツデータ送信要求手段とを備えて
いる。
【0030】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
送信装置は、コンテンツデータにリンクされたプロファ
イルIDのみを送信することができ、受信装置によって
受信されるのは、コンテンツデータにリンクされたプロ
ファイルIDのみで、ユーザーは、受信したプロファイ
ルIDに基づいて、送信装置にコンテンツデータの送信
を要求し、必要とするコンテンツデータのみを選択的に
受信することができるから、ユーザーが必要とするコン
テンツデータを選択的に受信することを可能にし、か
つ、放送されるデータ量を減少させることができる。
【0031】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連し、階層ごとに分類されたツリー構造を有する複
数の単位プロファイルからなるプロファイルを生成する
プロファイル生成手段と、前記プロファイル生成手段に
よって生成された前記コンテンツデータの前記プロファ
イルに対応させて、プロファイルIDを生成するプロフ
ァイルID生成手段と、前記プロファイル生成手段によ
って生成された前記コンテンツデータおよび/または前
記コンテンツデータの送受信に関連する前記プロファイ
ルと、前記プロファイルID生成手段により生成され、
対応する前記プロファイルの各々に関連付けられた前記
プロファイルIDとを含むプロファイルデータを記憶す
るプロファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデ
ータ記憶手段に記憶された前記プロファイルデータか
ら、少なくとも1つのプロファイルとそれに対応するプ
ロファイルIDを選択するプロファイル選択手段と、前
記プロファイルID生成手段により生成されたプロファ
イルIDおよび/または前記プロファイル選択手段によ
って選択されたプロファイルIDに基づき、前記コンテ
ンツデータにリンクさせるべきプロファイルIDを決定
するプロファイルID決定手段と、前記プロファイルI
D決定手段によって決定された前記プロファイルIDを
対応する前記コンテンツデータに書き込み、前記プロフ
ァイルIDが書き込まれた前記コンテンツデータを保存
するプロファイルID書き込み保存手段を備え、前記送
信装置が、さらに、プロファイルIDまたは前記プロフ
ァイルID書き込み保存手段に保存された前記プロファ
イルIDが書き込まれた前記コンテンツデータを、放送
の形で、発信可能なデータ発信手段と、前記コンテンツ
データ送信要求手段から、送信要求信号を受けたとき
に、前記プロファイルID書き込み保存手段に保存され
た前記プロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツ
データに、返信IDを付与して、前記データ発信手段に
出力させる送信要求受信手段を備えている。
【0032】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、ユーザーは、受信装置によって受信され、プロファ
イルIDデータ記憶手段に記憶されたプロファイルID
に基づき、送信装置にアクセスして、そのプロファイル
IDがリンクしているコンテンツデータを送信させ、受
信することができ、受信装置によって受信されるのは、
コンテンツデータにリンクされたプロファイルIDのみ
であるから、ユーザーが必要とするコンテンツデータを
選択的に受信することを可能にし、かつ、放送されるデ
ータ量を減少させることができる。
【0033】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記プロファイル
ID判別手段が、入力されたプロファイルIDに基づ
き、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータにしたがって、前
記プロファイルIDとリンクされた前記コンテンツデー
タの受信を要求するか否かを判別するとともに、前記返
信IDが付与されたコンテンツデータが入力されたとき
は、前記コンテンツデータを受信すべきものと判別する
ように構成され、さらに、前記プロファイルID判別手
段が受信すべきものと判別したコンテンツデータを受信
するデータ受信手段とを備えている。
【0034】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、前記プ
ロファイルID判別手段によって、受信すべきものと判
別された前記プロファイルIDにしたがって、所定の処
理をすべき旨のイベント信号を生成して、出力するイベ
ント信号生成手段と、プロファイルIDと処理内容とを
対応させたイベント処理データと、コンテンツデータに
所定の処理を施すコンテンツデータ処理手段を備え、前
記イベント信号生成手段が、前記イベント処理データに
基づいて、前記イベント信号を生成し、前記コンテンツ
データ処理手段が、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号にしたがって、コンテンツデー
タに対して、所定の処理を実行するように構成されてい
る。
【0035】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0036】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記イベント信号生成
手段に記憶されている。
【0037】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0038】本発明の好ましい実施態様においては、前
記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処理手段
が、さらに、前記イベント信号生成手段によって生成さ
れたイベント信号に基づき、前記イベント処理データに
したがって、前記少なくとも1つの受信装置に対して、
所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備えてい
る。
【0039】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID判別手段が、前記プロファイ
ルIDとリンクされたコンテンツデータの送信を要求す
るか否かを判別したときに、前記イベント信号生成手段
が、イベント信号を生成し、前記コンテンツデータ送信
要求手段が、前記プロファイルIDとリンクされたコン
テンツデータの送信を要求する送信要求信号を出力する
ように構成されている。
【0040】本発明の好ましい実施態様においては、前
記単位プロファイルの各々が3層以上の階層を有してい
る。
【0041】本発明の好ましい実施態様によれば、プロ
ファイルを構成する単位プロファイルの各々が3層以上
の階層を有しているから、プロファイルIDをリンクさ
せることによって、放送すべきコンテンツデータを十分
に特定することができ、受信者も、真に受信を希望して
いるコンテンツデータのみを選択的に受信することが可
能になる。
【0042】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プロフ
ァイの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれ
ぞれに対応するプロファイルIDを選択するように構成
されている。
【0043】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
2以上の単位プロファイの各々から、少なくとも1つの
プロファイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを
選択して、コンテンツデータにリンクさせることができ
るから、放送すべきコンテンツデータを十分に特定する
ことができ、受信者も、真に受信を希望しているコンテ
ンツデータのみを選択的に受信することが可能になる。
【0044】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを選択し、前記プ
ロファイル書き込み手段が、前記プロファイル選択手段
によって選択された前記プロファイルIDを、and、
or、nand、norまたはnotの形式で、前記コ
ンテンツデータに書き込むように構成されている。
【0045】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記プロファイル指定手段が、2以上の単位プロフ
ァイの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれ
ぞれに対応するプロファイルIDを指定可能に構成され
ている。
【0046】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
プロファイル指定手段によって、2以上の単位プロファ
イの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれぞ
れに対応するプロファイルIDを指定することができる
から、真に受信を希望しているコンテンツデータのみを
選択的に受信することが可能になる。
【0047】本発明の好ましい実施態様においては、デ
ータ通信システムは、さらに、前記送信装置によって送
信されたデータを受信し、受信した前記データを、前記
少なくとも1つの受信装置に送信する通信データ処理装
置を備え、前記通信データ処理装置が、前記プロファイ
ルIDリンク手段を備えている。
【0048】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連し、階層ごとに分類されたツリー構造を有する複
数の単位プロファイルからなるプロファイルを生成する
プロファイル生成手段と、前記プロファイル生成手段に
よって生成された前記コンテンツデータの前記プロファ
イルに対応させて、プロファイルIDを生成するプロフ
ァイルID生成手段と、前記プロファイル生成手段によ
って生成された前記コンテンツデータおよび/または前
記コンテンツデータの送受信に関連する前記プロファイ
ルと、前記プロファイルID生成手段により生成され、
対応する前記プロファイルの各々に関連付けられた前記
プロファイルIDとを含むプロファイルデータを記憶す
るプロファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデ
ータ記憶手段に記憶された前記プロファイルデータか
ら、少なくとも1つのプロファイルとそれに対応するプ
ロファイルIDを選択するプロファイル選択手段と、前
記プロファイルID生成手段により生成されたプロファ
イルIDおよび/または前記プロファイル選択手段によ
って選択されたプロファイルIDに基づき、前記コンテ
ンツデータにリンクさせるべきプロファイルIDを決定
するプロファイルID決定手段と、前記プロファイルI
D決定手段によって決定された前記プロファイルIDを
対応する前記コンテンツデータに書き込むプロファイル
ID書き込み手段を備え、前記通信データ処理装置が、
前記プロファイルID書き込み手段によって前記プロフ
ァイルIDが書き込まれた前記コンテンツデータを、放
送の形で、発信するデータ発信手段を備えている。
【0049】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0050】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0051】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記イベント信号生成
手段に記憶されている。
【0052】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信し
たコンテンツデータを蓄積して、記憶するコンテンツデ
ータ記憶手段を備え、前記コンテンツデータ処理手段
が、受信したコンテンツデータを前記コンテンツデータ
記憶手段に蓄積、記憶させるとともに、前記コンテンツ
データ記憶手段に蓄積、記憶されたコンテンツデータを
処理可能に構成されている。
【0053】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記イベント信号生成手段によって生成さ
れたイベント信号に基づき、前記イベント処理データに
したがって、前記少なくとも1つの受信装置に対して、
所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備えてい
る。
【0054】本発明の好ましい実施態様においては、前
記単位プロファイルの各々が3層以上の階層を有してい
る。
【0055】本発明の好ましい実施態様によれば、プロ
ファイルを構成する単位プロファイルの各々が3層以上
の階層を有しているから、プロファイルIDをリンクさ
せることによって、放送すべきコンテンツデータを十分
に特定することができ、受信者も、真に受信を希望して
いるコンテンツデータのみを選択的に受信することが可
能になる。
【0056】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プロフ
ァイの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれ
ぞれに対応するプロファイルIDを選択するように構成
されている。
【0057】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
2以上の単位プロファイの各々から、少なくとも1つの
プロファイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを
選択して、コンテンツデータにリンクさせることができ
るから、放送すべきコンテンツデータを十分に特定する
ことができ、受信者も、真に受信を希望しているコンテ
ンツデータのみを選択的に受信することが可能になる。
【0058】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを選択し、前記プ
ロファイル書き込み手段が、前記プロファイル選択手段
によって選択された前記プロファイルIDを、and、
or、nand、norまたはnotの形式で、前記コ
ンテンツデータに書き込むように構成されている。
【0059】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記プロファイル指定手段が、2以上の単位プロフ
ァイの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれ
ぞれに対応するプロファイルIDを指定可能に構成され
ている。
【0060】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
プロファイル指定手段によって、2以上の単位プロファ
イの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれぞ
れに対応するプロファイルIDを指定することができる
から、真に受信を希望しているコンテンツデータのみを
選択的に受信することが可能になる。
【0061】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、前記デ
ータ選択受信手段が受信したデータの受信回数をカウン
トし、所定時間内に、前記データ選択受信手段が受信し
たデータの受信回数が所定回数未満のときは、前記デー
タ選択受信手段が、データを選別するために用いる前記
プロファイルIDを、前記プロファイルIDに対応する
前記ツリー構造中のプロファイルよりも階層が上位のプ
ロファイルに対応するプロファイルIDにリセットする
プロファイルIDプロファイルIDリセット手段を備え
ている。
【0062】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段が受信したデータの受信回数を
カウントし、所定時間内に、データ選択受信手段が受信
したデータの受信回数が所定回数未満のときは、データ
選択受信手段が、データを選別するために用いるプロフ
ァイルIDを、そのプロファイルIDに対応するツリー
構造中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットしているので、
直前の所定時間内の受信回数に応じて、データの受信回
数を適切に制御することが可能になる。
【0063】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0064】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0065】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0066】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0067】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記デー
タ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析し
て、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構成
されている。
【0068】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、コンテ
ンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段と、前
記コンテンツデータ生成手段によって生成された前記コ
ンテンツデータおよび/その送受信に関連し、階層ごと
に分類されたツリー構造を有する複数の単位プロファイ
ルからなるプロファイルを生成するプロファイル生成手
段と、前記プロファイル生成手段によって生成された前
記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させて、
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
と、前記プロファイル生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロファ
イルID生成手段により生成され、対応する前記プロフ
ァイルの各々に関連付けられた前記プロファイルIDと
を含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデー
タ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶
された前記プロファイルデータから、少なくとも1つの
プロファイルとそれに対応するプロファイルIDを選択
するプロファイル選択手段と、前記プロファイルID生
成手段により生成されたプロファイルIDおよび/また
は前記プロファイル選択手段によって選択されたプロフ
ァイルIDに基づき、前記コンテンツデータにリンクさ
せるべきプロファイルIDを決定するプロファイルID
決定手段と、前記プロファイルID決定手段によって決
定された前記プロファイルIDを対応する前記コンテン
ツデータに書き込むプロファイルID書き込み手段と、
前記プロファイルID書き込み手段によって、プロファ
イルIDが書き込まれた前記コンテンツデータを、放送
の形で、発信するデータ発信手段を備えている。
【0069】本発明の好ましい実施態様によれば、受信
装置が、コンテンツデータを生成して、プロファイルI
Dをリンクさせ、コンテンツデータおよびプロファイル
IDまたはプロファイルIDを送信可能に構成されてい
るから、相互的に、放送することが可能になる。
【0070】本発明の好ましい実施態様においては、前
記単位プロファイルの各々が3層以上の階層を有してい
る。
【0071】本発明の好ましい実施態様によれば、プロ
ファイルを構成する単位プロファイルの各々が3層以上
の階層を有しているから、プロファイルIDをリンクさ
せることによって、放送すべきコンテンツデータを十分
に特定することができ、受信者も、真に受信を希望して
いるコンテンツデータのみを選択的に受信することが可
能になる。
【0072】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プロフ
ァイの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれ
ぞれに対応するプロファイルIDを選択するように構成
されている。
【0073】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
2以上の単位プロファイの各々から、少なくとも1つの
プロファイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを
選択して、コンテンツデータにリンクさせることができ
るから、放送すべきコンテンツデータを十分に特定する
ことができ、受信者も、真に受信を希望しているコンテ
ンツデータのみを選択的に受信することが可能になる。
【0074】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを選択し、前記プ
ロファイル書き込み手段が、前記プロファイル選択手段
によって選択された前記プロファイルIDを、and、
or、nand、norまたはnotの形式で、前記コ
ンテンツデータに書き込むように構成されている。
【0075】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が移動可能に構成されている。
【0076】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、自動車、電車、モノレール、自転
車、屋台車または車椅子を含む移動手段に搭載されてい
る。
【0077】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0078】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が移動可能に構成さ
れている。
【0079】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、自動車、電車も
しくは自転車に搭載され、または、人に携行されてい
る。
【0080】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント信号処理手段が、前記イベント信号生
成手段によって生成された前記イベント信号に基づき、
前記イベント処理データにしたがって、ポップアップメ
ッセージの表示、バイブレータの起動、音声発生、デー
タ転送、通信開始、プログラムの起動およびコンテンツ
データの読み込みよりなる群からなる処理を、前記少な
くとも1つの受信装置に対して、実行可能に構成されて
いる。
【0081】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、前記送信装置および前記
少なくとも1つの受信装置のみが解読可能な暗号によっ
て、暗号化されている。
【0082】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが、前記送信装置および前記少なくとも1つの受信
装置のみが解読可能な暗号によって、暗号化されてい
る。
【0083】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDならびに/または前記プロフ
ァイルIDおよび前記コンテンツデータが、前記送信装
置および前記少なくとも1つの受信装置以外には公開さ
れない秘密鍵ならびに/または秘密鍵および前記送信装
置および前記少なくとも1つの受信装置以外にも公開さ
れる公開鍵によって、暗号化され、解読されるように構
成されている。
【0084】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記秘密鍵として、DES(Data Encry
ption Standard)またはトリプルDES
が用いられる。
【0085】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記公開鍵として、RSA、RC2、RC4または
RGPが用いられる。
【0086】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、携帯電話によっ
て構成されている。
【0087】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、近距離無線機能
を有する個人用受信機器によって構成されている。
【0088】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0089】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータと前記プロファイルIDを、すかし技術を用い
て、リンクさせるように構成されている。
【0090】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ伝達装置が、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABよりなる群から選ばれる通信網によ
って、データを伝達可能に構成されている。
【0091】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0092】本発明の前記目的はまた、コンテンツデー
タを生成するコンテンツデータ生成手段と、前記コンテ
ンツデータおよび前記コンテンツデータの送受信に関連
し、階層ごとに分類されたツリー構造を有する複数の単
位プロファイルからなるプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDを生成し、前記コンテンツデータに前記プロ
ファイルIDをリンクさせるプロファイルリンク手段
と、前記プロファイルIDがリンクされた前記コンテン
ツデータを、放送の形で、発信するデータ発信手段とを
備えたデータ通信システム用の送信装置によって達成さ
れる。
【0093】本発明によれば、プロファイルIDリンク
手段によって、コンテンツデータおよび/またはコンテ
ンツデータの送受信に関連し、階層ごとに分類されたツ
リー構造を有する複数の単位プロファイルからなるプロ
ファイルに対応するプロファイルIDを生成し、コンテ
ンツデータにリンクさせて、放送することができるか
ら、受信者は、ツリー構造の特定の階層のプロファイル
IDを指定して、特定のプロファイルIDがリンクされ
たコンテンツデータのみを受信することができ、したが
って、近い将来、ディジタル放送におけるチャンネル数
が大幅に増大し、膨大な量のデータが放送され、また、
個人や商店、レストランなどが、各種データを、特定の
地域内で受信可能な近距離放送の形で、発信するように
なって、放送されるデータ量が著しく過多になっても、
受信装置が、必要とするデータのみを選択的に受信する
ことが可能になる。
【0094】また、本発明によれば、コンテンツデータ
および/またはコンテンツデータの送受信に関連するプ
ロファイルは、階層ごとに分類されたツリー構造を有す
る複数の単位プロファイルから構成されているので、放
送すべきコンテンツデータを十分に特定することがで
き、受信者も、真に受信を希望しているデータのみを選
択的に受信することが可能になる。
【0095】本発明の好ましい実施態様においては、前
記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテンツデー
タおよび/または前記コンテンツデータの送受信に関連
し、階層ごとに分類されたツリー構造を有する複数の単
位プロファイルからなるプロファイルを生成するプロフ
ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
ファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記
憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、少な
くとも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイ
ルIDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロフ
ァイルID生成手段により生成されたプロファイルID
および/または前記プロファイル選択手段によって選択
されたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデー
タにリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロ
ファイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手
段によって決定された前記プロファイルIDを対応する
前記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
込み手段を備えている。
【0096】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ発信手段が、前記コンテンツデータにリ
ンクされた前記プロファイルIDのみを発信可能に構成
されている。
【0097】本発明の好ましい実施態様によれば、プロ
ファイルを構成する単位プロファイルの各々が3層以上
の階層を有しているから、プロファイルIDをリンクさ
せることによって、放送すべきコンテンツデータを十分
に特定することができ、受信者も、真に受信を希望して
いるコンテンツデータのみを選択的に受信することが可
能になる。
【0098】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プロフ
ァイの各々から、少なくとも1つのプロファイルとそれ
ぞれに対応するプロファイルIDを選択するように構成
されている。
【0099】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
2以上の単位プロファイの各々から、少なくとも1つの
プロファイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを
選択して、コンテンツデータにリンクさせることができ
るから、放送すべきコンテンツデータを十分に特定する
ことができ、受信者も、真に受信を希望しているコンテ
ンツデータのみを選択的に受信することが可能になる。
【0100】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを選択し、前記プ
ロファイル書き込み手段が、前記プロファイル選択手段
によって選択された前記プロファイルIDを、and、
or、nand、norまたはnotの形式で、前記コ
ンテンツデータに書き込むように構成されている。
【0101】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0102】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0103】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0104】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0105】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置が移動可能に構成
されている。
【0106】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置が、自動車、電
車、モノレール、自転車、屋台車または車椅子を含む移
動手段に搭載されている。
【0107】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0108】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0109】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータと前記プロファイルIDを、すかし技術を用い
て、リンクさせるように構成されている。
【0110】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置は、さらに、前記
プロファイルIDを暗号化する暗号化手段を備えてい
る。
【0111】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記暗号化手段が、前記プロファイルIDに加え
て、前記コンテンツデータを暗号化するように構成され
ている。
【0112】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ発信手段が、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABよりなる群から選ばれる通信網を用
いて、データを発信するように構成されている。
【0113】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0114】本発明の前記目的はまた、放送されたコン
テンツデータを選択して、受信するデータ選択受信手段
および前記データ選択受信手段が受信したデータを処理
する受信データ処理手段を備えたデータ通信システム用
の受信装置であって、前記データ選択受信手段が、前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連し、階層ごとに分類されたツリー構造を
有する複数の単位プロファイルからなるプロファイルに
対応するプロファイルIDに基づいて、データを選別す
るように構成され、さらに、前記ツリー構造の特定の階
層のプロファイルIDを指定可能なプロファイルID指
定手段を備えたデータ通信システム用の受信装置によっ
て達成される。
【0115】本発明によれば、データ選択受信手段が、
コンテンツデータおよび/またはコンテンツデータの送
受信に関連し、階層ごとに分類されたツリー構造を有す
る複数の単位プロファイルからなるプロファイルに対応
するプロファイルIDに基づいて、データを選別するよ
うに構成され、プロファイルID指定手段によって、指
定されたツリー構造の特定の階層のプロファイルIDに
基づいて、データを選択的に受信することができるか
ら、近い将来、ディジタル放送におけるチャンネル数が
大幅に増大し、膨大な量のデータが放送され、また、個
人や商店、レストランなどが、各種データを、特定の地
域内で受信可能な近距離放送の形で、発信するようにな
って、放送されるデータ量が著しく過多になっても、受
信装置が、必要とするデータのみを選択的に受信するこ
とが可能になる。
【0116】また、本発明によれば、コンテンツデータ
および/またはコンテンツデータの送受信に関連するプ
ロファイルは、階層ごとに分類されたツリー構造を有す
る複数の単位プロファイルから構成されているので、放
送すべきコンテンツデータを十分に特定することがで
き、受信者も、真に受信を希望しているデータのみを選
択的に受信することが可能になる。
【0117】本発明の好ましい実施態様においては、デ
ータ通信システム用の受信装置は、さらに、受信すべき
プロファイルIDを含む受信プロファイルIDデータを
記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、前記
受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、前記
受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された前記
受信プロファイルIDデータを変更する受信プロファイ
ルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受信手
段が、前記コンテンツデータにリンクされた前記プロフ
ァイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデータ
記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデータ
にしたがって、前記コンテンツデータを受信するか否か
を判別するプロファイルID判別手段と、前記プロファ
イルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテンツ
データのみを受信するデータ受信手段とを備えている。
【0118】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
プロファイルID判別手段によって、受信すべきものと
判別された前記プロファイルIDにしたがって、所定の
処理をすべき旨のイベント信号を生成して、出力するイ
ベント信号生成手段と、プロファイルIDと処理内容と
を対応させたイベント処理データと、コンテンツデータ
に所定の処理を施すコンテンツデータ処理手段を備え、
前記イベント信号生成手段が、前記イベント処理データ
に基づいて、前記イベント信号を生成し、前記コンテン
ツデータ処理手段が、前記イベント信号生成手段によっ
て生成されたイベント信号にしたがって、コンテンツデ
ータに対して、所定の処理を実行するように構成されて
いる。
【0119】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0120】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記イベント信号生成
手段に記憶されている。
【0121】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、受信
したコンテンツデータを蓄積して、記憶するコンテンツ
データ記憶手段を備え、前記コンテンツデータ処理手段
が、受信したコンテンツデータを前記コンテンツデータ
記憶手段に蓄積、記憶させるとともに、前記コンテンツ
データ記憶手段に蓄積、記憶されたコンテンツデータを
処理可能に構成されている。
【0122】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
に基づき、前記イベント処理データにしたがって、前記
受信装置に対して、所定の処理を実行するイベント信号
処理手段を備えている。
【0123】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
プロファイルID判別手段の判別結果に基づいて、前記
プロファイルID判別手段が、入力されたプロファイル
IDにリンクされたコンテンツデータを受信すべきと判
別し、前記プロファイルIDにリンクされたコンテンツ
データが入力されていないときに、前記プロファイルI
Dとリンクされたコンテンツデータの送信を要求する送
信要求信号を出力するコンテンツデータ送信要求手段を
備えている。
【0124】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、受信装置が、プロファイルIDにリンクされたコン
テンツデータが入力されていないときに、受信すべきと
判別したプロファイルIDとリンクされたコンテンツデ
ータの送信を要求する送信要求信号を出力するコンテン
ツデータ送信要求手段を備えているから、ユーザーは、
受信したプロファイルIDに基づいて、送信装置にコン
テンツデータの送信を要求し、必要とするコンテンツデ
ータのみを選択的に受信することができ、コンテンツデ
ータにリンクされたプロファイルIDのみを放送し、受
信装置によって受信させることができるから、ユーザー
が必要とするコンテンツデータのみを選択的に受信する
ことを可能にし、かつ、放送されるデータ量を減少させ
ることができる。
【0125】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記デー
タ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析し
て、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構成
されている。
【0126】本発明の別の好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、コン
テンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段と、
前記コンテンツデータ生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/その送受信に関連し、階層ご
とに分類されたツリー構造を有する複数の単位プロファ
イルからなるプロファイルを生成するプロファイル生成
手段と、前記プロファイル生成手段によって生成された
前記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させ
て、プロファイルIDを生成するプロファイルID生成
手段と、前記プロファイル生成手段によって生成された
前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
ータの送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロ
ファイルID生成手段により生成され、対応する前記プ
ロファイルの各々に関連付けられた前記プロファイルI
Dとを含むプロファイルデータを記憶するプロファイル
データ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に
記憶された前記プロファイルデータから、少なくとも1
つのプロファイルとそれに対応するプロファイルIDを
選択するプロファイル選択手段と、前記プロファイルI
D生成手段により生成されたプロファイルIDおよび/
または前記プロファイル選択手段によって選択されたプ
ロファイルIDに基づき、前記コンテンツデータにリン
クさせるべきプロファイルIDを決定するプロファイル
ID決定手段と、前記プロファイルID決定手段によっ
て決定された前記プロファイルIDを対応する前記コン
テンツデータに書き込むプロファイルID書き込み手段
と、前記プロファイルID書き込み手段によって、プロ
ファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデータを、
放送の形で、発信するデータ発信手段を備えている。
【0127】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
受信装置が、コンテンツデータを生成して、プロファイ
ルIDをリンクさせ、コンテンツデータおよびプロファ
イルIDまたはプロファイルIDを送信可能に構成され
ているから、相互的に、放送することが可能になる。
【0128】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記単位プロファイルの各々が3層以上の階層を有
している。
【0129】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、プロファイルを構成する単位プロファイルの各々が
3層以上の階層を有しているから、プロファイルIDを
リンクさせることによって、放送すべきコンテンツデー
タを十分に特定することができ、受信者も、真に受信を
希望しているコンテンツデータのみを選択的に受信する
ことが可能になる。
【0130】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを選択するように
構成されている。
【0131】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、2以上の単位プロファイの各々から、少なくとも
1つのプロファイルとそれぞれに対応するプロファイル
IDを選択して、コンテンツデータにリンクさせること
ができるから、放送すべきコンテンツデータを十分に特
定することができ、受信者も、真に受信を希望している
コンテンツデータのみを選択的に受信することが可能に
なる。
【0132】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイル選択手段が、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを選択し、前記プ
ロファイル書き込み手段が、前記プロファイル選択手段
によって選択された前記プロファイルIDを、and、
or、nand、norまたはnotの形式で、前記コ
ンテンツデータに書き込むように構成されている。
【0133】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイル指定手段が、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを指定可能に構成
されている。
【0134】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、プロファイル指定手段によって、2以上の単位プ
ロファイの各々から、少なくとも1つのプロファイルと
それぞれに対応するプロファイルIDを指定することが
できるから、真に受信を希望しているコンテンツデータ
のみを選択的に受信することが可能になる。
【0135】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記データ選択受信手段が受信したデータ
の受信回数をカウントし、所定時間内に、前記データ選
択受信手段が受信したデータの受信回数が所定回数未満
のときは、前記データ選択受信手段が、データを選別す
るために用いる前記プロファイルIDを、前記プロファ
イルIDに対応する前記ツリー構造中のプロファイルよ
りも階層が上位のプロファイルに対応するプロファイル
IDにリセットするプロファイルIDプロファイルIDリ
セット手段を備えている。
【0136】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段が受信したデータの受信回数を
カウントし、所定時間内に、データ選択受信手段が受信
したデータの受信回数が所定回数未満のときは、データ
選択受信手段が、データを選別するために用いるプロフ
ァイルIDを、そのプロファイルIDに対応するツリー
構造中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットしているので、
直前の所定時間内の受信回数に応じて、データの受信回
数を適切に制御することが可能になる。
【0137】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0138】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0139】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0140】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0141】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0142】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ通信システム用の受信装置が移動可能に
構成されている。
【0143】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ通信システム用の受信装置が、自動車、
電車もしくは自転車に搭載され、または、人に携行され
ている。
【0144】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント信号処理手段が、前記イベント信号生
成手段によって生成された前記イベント信号に基づき、
前記イベント処理データにしたがって、ポップアップメ
ッセージの表示、バイブレータの起動、音声発生、デー
タ転送、通信開始、プログラムの起動およびコンテンツ
データの読み込みよりなる群からなる処理を、前記受信
装置に対して、実行可能に構成されている。
【0145】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、携帯電話によ
って構成されている。
【0146】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、近距離無線機
能を有する個人用受信機器によって構成されている。
【0147】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0148】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、すかし技術を用いて、前
記コンテンツデータにリンクされるように構成されてい
る。
【0149】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが暗号化され、データ通信シ
ステム用の受信装置が、さらに、暗号化された前記プロ
ファイルIDを解読する暗号解読手段を備えている。
【0150】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが暗号化され、前記暗号解読手段が、暗号化された
前記コンテンツデータを解読可能に構成されている。
【0151】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、テレビ放送
網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
れる通信網を通じて、データを受信するように構成され
ている。
【0152】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0153】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0154】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムのブロックダイアグラムである。
【0155】図1に示されるように、本発明の好ましい
実施態様にかかるデータ通信システムは、コンテンツデ
ータを、放送の形で、発信するビーコン1と、ビーコン
1から発信されたコンテンツデータを、直接に、あるい
は、プロバイダ2を介して、あるいは、プロバイダ2お
よび通信衛星3を介して、受信する携帯端末4とを備え
ている。ビーコン1には、送信装置5が設けられてい
る。
【0156】図2は、送信装置5のブロックダイアグラ
ムである。
【0157】図2に示されるように、送信装置5は、C
PU10、サブCPU11、メモリ12およびキーボー
ド13を備えたパーソナルコンピュータ14と、データ
発信装置15を備えている。
【0158】図3は、送信装置5を構成するパーソナル
コンピュータ14のブロックダイアグラムである。
【0159】図3に示されるように、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のCPU10は、映像
データ、音声データなどのストリーム系データによって
構成されるコンテンツデータを生成するコンテンツデー
タ生成手段16と、放送すべきコンテンツデータの内容
に関連するデータ、送信側に関連するデータおよび受信
側に関連するデータを含むプロファイルを生成するプロ
ファイル生成手段17と、プロファイル生成手段17に
よって生成されたプロファイルに対応する識別子である
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
18とを備えている。
【0160】図3に示されるように、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のメモリ11は、CP
U10を動作させるプログラムを格納するプログラム格
納手段19と、CPU10のプロファイル生成手段17
によって生成されたプロファイルと、プロファイルID
生成手段18により生成され、対応するプロファイルの
各々に関連付けられたプロファイルIDとを含むプロフ
ァイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手段2
0と、CPU10のコンテンツデータ生成手段16によ
って生成されたコンテンツデータを保存するデータ保存
手段21を備えている。
【0161】図3に示されるように、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のサブCPU11は、
メモリ12のプロファイルデータ記憶手段20に記憶さ
れたプロファイルデータから、少なくとも1つのプロフ
ァイルおよびこれに対応するプロファイルIDを選択す
るプロファイル選択手段22と、プロファイルID生成
手段18によって生成されたプロファイルIDおよび/
またはプロファイル選択手段22によって選択されたプ
ロファイルに対応するプロファイルIDに基づき、コン
テンツデータ生成手段16によって生成されたコンテン
ツデータに付与されるべきプロファイルIDを決定する
プロファイルID決定手段23と、プロファイルID決
定手段23によって決定されたプロファイルIDを対応
するコンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
込み手段24を備えている。
【0162】送信装置5を構成するデータ発信装置15
は、CPU10のコンテンツデータ生成手段16によっ
て生成され、プロファイルID書き込み手段24によっ
て、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデータ
を、パーソナルコンピュータ14から受け取り、発信可
能に構成されている。
【0163】本実施態様においては、プロファイルの放
送するコンテンツデータの内容に関連するデータには、
スポーツ、音楽、映画などのコンテンツデータ内容の種
類が含まれ、プロファイルの送信側に関連するデータに
は、コンテンツデータの送信者の名前、発信時間などが
含まれている。したがって、たとえば、もっぱらスポー
ツに関するコンテンツデータを受信したいと望んでいる
受信者は、また、スポーツというプロファイルに対応す
る数字などの識別子であるプロファイルIDを用いて、
スポーツに関するコンテンツデータを選択的に受信する
ことが可能になり、また、本実施態様においては、携帯
端末4は、コンテンツデータを記憶可能なメモリを有し
ているので、コンテンツデータの発信時間というプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを用いることによっ
て、ある発信時間内に、放送されたコンテンツデータの
みを選択的に受信することが可能になる。さらに、プロ
ファイルの受信者に関連するデータには、性別、年齢、
住所、グループID、受信装置を構成する機器の種類、
受信装置の受信能力、受信装置の再生能力などが含まれ
ている。したがって、たとえば、もっぱら、ある年齢層
の女性を対象しているコンテンツデータを、その年齢層
および女性というプロファイルに対応するプロファイル
IDを用いることにより、もっぱら、その年齢層の女性
が選択的に受信することができるようにすることがで
き、もっぱら、ある特定の地域や後援会などのグループ
に関するコンテンツデータを、その地域の住所およびグ
ループIDというプロファイルに対応するプロファイル
IDを用いることによって、もっぱら、その地域内に住
所を有する受信者やその後援会に属する受信者が選択的
に受信することができるようにすることが可能となる
し、さらには、放送するコンテンツデータが、ある能力
を有する受信機器でないと、効果的に受信して、再生で
きない場合には、受信装置を構成する機器の種類、受信
装置の受信能力、受信装置の再生能力などのプロファイ
ルに対応するプロファイルIDを用いることによって、
もっぱら、そのコンテンツデータを、効果的に受信し
て、再生可能な受信機器を備えた受信者にのみ選択的に
受信させることが可能になる。
【0164】CPU10およびサブCPU11は、キー
ボード13によって操作可能で、したがって、プロファ
イル生成手段17およびプロファイルID生成手段18
も、キーボード13によって操作可能に構成されてお
り、オペレータは、放送すべきコンテンツデータの内容
や送信状況、放送の対象とすべき受信者、受信機器に応
じて、キーボード13にプロファイルを入力して、プロ
ファイル生成手段17にプロファイルを生成させること
ができ、また、プロファイルに対応するプロファイルI
Dを、キーボード13に入力して、プロファイルID生
成手段18にプロファイルIDを生成させることができ
る。このようにして生成されたプロファイルと、対応す
るプロファイルに関連付けられたプロファイルIDとに
よって、プロファイルデータが生成され、メモリ12の
プロファイルデータ記憶手段20に記憶されている。プ
ロファイルデータ記憶手段20に記憶されているプロフ
ァイルデータは公開されており、受信者は、受信すべき
コンテンツデータを選別するために、プロファイルデー
タ記憶手段20に記憶されているプロファイルデータを
利用することができる。
【0165】プロファイル選択手段22は、コンテンツ
データ生成手段16によって生成されたコンテンツデー
タを読み取り、読み取った結果に基づいて、メモリ12
のプロファイルデータ記憶手段20に記憶されているプ
ロファイルデータから、コンテンツデータの内容に関連
するプロファイルとコンテンツデータの送受信に関連す
るプロファイルおよび対応するプロファイルIDを抽出
し、プロファイルデータから抽出したプロファイルに対
応するプロファイルIDを、プロファイルID決定手段
23に出力する。一方、オペレータによって、必要に応
じて、プロファイル生成手段17が操作され、プロファ
イル生成手段17によって、新たにプロファイルが生成
されたときは、プロファイルID生成手段18によっ
て、同時に生成された新たなプロファイルに対応するプ
ロファイルIDが、プロファイルID決定手段23に出
力される。
【0166】サブCPU11のプロファイルID決定手
段23は、プロファイル選択手段22および/またはプ
ロファイルID生成手段18から入力されたプロファイ
ルIDに基づき、コンテンツデータにリンクさせるプロ
ファイルIDを決定し、プロファイルID書き込み手段
24に出力する。
【0167】プロファイルID書き込み手段24は、プ
ロファイルID決定手段23から、プロファイルIDを
受けると、コンテンツデータの所定のデータ領域にプロ
ファイルIDを書き込み、データ発信装置15に出力す
る。
【0168】データ発信装置15は、プロファイルID
書き込み手段24から、プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータを受けると、放送の形で、携帯端末
4およびプロバイダ2に向けて、発信する。
【0169】図4は、プロファイルデータを概念的に示
す図面である。
【0170】図4に示されるように、プロファイルデー
タは、複数の単位プロファイルデータa、…… i、…
…j、kからなり、図4においては、単位プロファイル
データa、iのみが階層ごとに分類され、3以上の階層
を有するツリー構造をなしているが、すべての単位プロ
ファイルデータa、…… i、……j、kは3層以上の
ツリー構造を有している。
【0171】本実施態様においては、サブCPU11の
プロファイル選択手段22は、コンテンツデータを読み
取って、メモリ12のプロファイルデータ記憶手段20
に記憶されているプロファイルデータから、異なる単位
プロファイルデータ中に含まれている2以上のプロファ
イルを選択して、抽出することができ、また、1つの単
位プロファイルデータから、階層の異なる2以上のプロ
ファイルを抽出可能に構成されている。たとえば、図4
に示された単位プロファイルデータaから、スポーツ、
野球、プロ野球、日本プロ野球の4つのプロファイルを
選択し、コンテンツデータに書き込むことができる。し
たがって、携帯端末4を、スポーツ、野球、プロ野球、
日本プロ野球の4つのプロファイルに対応するプロファ
イルIDが付与されたコンテンツデータのみを受信する
ように設定することによって、放送されるデータ量が過
多になっても、受信者が希望するコンテンツデータのみ
を選択的に受信することが可能になる。
【0172】図5は、受信装置である携帯端末4のブロ
ックダイアグラムである。
【0173】図5に示されるように、本実施態様にかか
る携帯端末4は、CPU30と、サブCPU31と、メ
モリ32と、ボタン群33を備えたパーソナルコンピュ
ータ35と、放送受信手段36を備えている。放送受信
手段36は、モデムなどによって構成されている。
【0174】図6は、パーソナルコンピュータ35のブ
ロックダイアグラムである。
【0175】図6に示されるように、受信装置である携
帯端末4を構成するパーソナルコンピュータ35のサブ
CPU31は、放送受信手段36が受信したコンテンツ
データに付与されているプロファイルIDに基づいて、
コンテンツデータを確定的に受信するか否かを判別する
プロファイルID判別手段40と、プロファイルID判
別手段40が確定的に受信すべきと判別したコンテンツ
データを受信するデータ受信手段41を備えている。
【0176】図6に示されるように、携帯端末4を構成
するパーソナルコンピュータ35のメモリ32は、CP
U30およびサブCPU31の動作プログラムを格納す
るプログラム格納手段42と、受信すべきプロファイル
IDからなる受信プロファイルIDデータを記憶する受
信プロファイルIDデータ記憶手段43と、受信プロフ
ァイルIDデータ記憶手段43に記憶されたプロファイ
ルIDと処理内容とを対応させたイベント処理データを
記憶するイベント処理データ記憶手段44と、サブCP
U31のデータ受信手段41が受信したコンテンツデー
タを保存するデータ保存手段45を備えている。
【0177】図6に示されるように、携帯端末4を構成
するパーソナルコンピュータ35のCPU30は、メモ
リ32の受信プロファイルIDデータ記憶手段43に記
憶されるべき受信プロファイルIDデータを生成し、受
信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶された受
信プロファイルIDデータを変更可能な受信プロファイ
ルIDデータ処理手段46と、イベント処理データを生
成可能で、メモリ32のイベント処理データ記憶手段4
4に記憶されたイベント処理データを書き換え可能なイ
ベント処理データ書換え手段48と、受信プロファイル
IDデータ記憶手段43に記憶された受信プロファイル
IDデータのうち、1または2以上のツリー構造を有す
る単位プロファイル中の特定の階層のプロファイルを指
定し、そのプロファイルに対応するプロファイルIDに
したがって、プロファイルID判別手段40にコンテン
ツデータを受信させるプロファイルID指定手段38を
備えている。
【0178】図6に示されるように、携帯端末4を構成
するパーソナルコンピュータ35のサブCPU31は、
さらに、プロファイルID指定手段38によって指定さ
れた1または2以上のツリー構造を有する単位プロファ
イル中の特定の階層のプロファイルに対応するプロファ
イルIDを、受信プロファイルIDデータ記憶手段43
から読み出し、プロファイルID判別手段40が受信す
べきコンテンツでのプロファイルIDをセットするID
セット手段39と、プロファイルID判別手段40によ
って、確定的に受信すべきものと判別されたプロファイ
ルIDに応じて、所定の処理をすべき旨のイベント信号
を生成して、出力するイベント信号生成手段47と、デ
ータ受信手段41によって受信されたコンテンツデータ
を処理するコンテンツデータ処理手段49を備えてい
る。
【0179】ここに、CPU30の受信プロファイルI
Dデータ処理手段46は、携帯端末4に設けられたボタ
ン群33によって、操作可能に構成されており、ユーザ
ーは、送信元によって公開され、インターネットなどを
介して、提供されているプロファイルデータを利用し
て、携帯端末4のボタン群33により、受信すべきプロ
ファイルIDを入力し、あるいは、受信すべきプロファ
イルを入力して、対応するプロファイルIDをインター
ネットなどを通じて、入力させ、受信プロファイルID
データ処理手段46によって、受信プロファイルIDデ
ータ記憶手段43に書き込ませ、受信プロファイルID
データを生成することができる。
【0180】また、プロファイルID判別手段40によ
って、受信すべきと判別されたプロファイルIDは受信
プロファイルIDデータ処理手段46に入力され、受信
プロファイルIDデータ処理手段46は、メモリ32の
プログラム格納手段42に格納されたプログラムにした
がって、プロファイルID判別手段40から入力された
プロファイルIDを、受信した履歴データとして、解析
して、必要に応じて、受信プロファイルIDデータ記憶
手段43に記憶されている受信プロファイルIDデータ
を書き換えることができるように構成されている。これ
によって、受信プロファイルIDデータ記憶手段43に
記憶された受信プロファイルIDデータは、そのユーザ
ーが受信することを希望し、現実に、以前に受信したプ
ロファイルIDを蓄積したものとなり、そのユーザー自
身のプロファイルを示すものとなる。
【0181】同様に、プロファイルID指定手段38
も、ボタン群33を用いて、操作可能に構成されてお
り、ユーザーは、ツリー構造を有する単位プロファイル
データのある階層のプロファイル、たとえば、スポーツ
という単位プロファイルデータ中のメジャーリーグとい
うプロファイルを指定すべきときは、プロファイルID
指定手段38を操作して、そのプロファイルに対応する
プロファイルIDを受信すべきプロファイルIDとし
て、IDセット手段39にセットさせることができる。
ここに、プロファイルIDの組み合わせ、すなわち、ツ
リー構造を有する2以上の単位プロファイルデータのあ
る階層のプロファイルに対応するプロファイルIDを、
and、nand、norで結合させたプロファイルI
Dを、受信すべきプロファイルIDとして、設定するこ
とができ、IDセット手段39は、プロファイルID指
定手段38によって指定されたプロファイルにしたが
い、受信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶さ
れた受信プロファイルIDデータから、対応するプロフ
ァイルIDを読み出して、プロファイルID判別手段が
受信すべきプロファイルIDとしてセットするように構
成されている。
【0182】また、本実施態様にかかる携帯端末4を構
成するパーソナルコンピュータ35のメモリ32は、受
信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶されたプ
ロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理
データを記憶するイベント処理データ記憶手段44を備
え、また、サブCPU31は、イベント信号生成手段4
7と、データ受信手段41によって受信されたコンテン
ツデータを処理するコンテンツデータ処理手段49とを
備えており、コンテンツデータ処理手段49によって、
データ受信手段41が受信したコンテンツデータに、プ
ロファイルIDに応じて、種々の処理を施すことができ
るように構成されている。ユーザーは、携帯端末4のボ
タン群33を通じて、イベント処理データ書換え手段4
8を操作し、新たにイベント処理データを生成して、イ
ベント処理データ記憶手段44に記憶させ、あるいは、
イベント処理データ記憶手段45に記憶されたイベント
処理データを書き換えることができる。
【0183】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、以下のようにして、送信装置
5からコンテンツデータを放送し、携帯端末4が受信す
る。
【0184】まず、CPU10が起動され、コンテンツ
データ生成手段16によって、放送すべきコンテンツデ
ータが生成される。
【0185】コンテンツデータ生成手段16によって生
成されたコンテンツデータは、データ保存手段21に出
力されて、保存され、コンテンツデータの放送に際し
て、サブCPU11が起動されて、サブCPU11のプ
ロファイル選択手段22によって、読み出される。生成
したコンテンツデータをただちに放送するときは、CP
U10とともに、サブCPU11が起動され、コンテン
ツデータは、コンテンツデータ生成手段16から、サブ
CPU11のプロファイル選択手段22に出力される。
【0186】この際、オペレータが、新たなプロファイ
ルを生成すべきと判断したときは、オペレータは、キー
ボード12に新たなプロファイルを入力するとともに、
対応するプロファイルIDを入力する。その結果、プロ
ファイル生成手段17が操作されて、新たなプロファイ
ルが生成されるとともに、プロファイルID生成手段1
8が操作されて、対応するプロファイルIDが生成さ
れ、プロファイルデータ記憶手段20に記憶されたプロ
ファイルデータに書き込まれる。生成したコンテンツデ
ータをただちに放送するときは、同時に、生成されたプ
ロファイルIDは、プロファイルID生成手段18か
ら、プロファイルID決定手段23に出力される。
【0187】コンテンツデータの放送に際しては、サブ
CPU11が起動され、サブCPU11のプロファイル
選択手段22が、コンテンツデータ生成手段16から入
力されたコンテンツデータを読み取って、読み取り結果
に基づき、プロファイルデータ記憶手段20に記憶され
たプロファイルデータを検索し、選択すべきプロファイ
ルが見出されたときは、そのプロファイルおよびそれに
対応するプロファイルIDを選択して、プロファイルI
D決定手段23に出力する。
【0188】サブCPU11のプロファイルID決定手
段23は、プロファイル選択手段22および/またはプ
ロファイルID生成手段18から入力されたプロファイ
ルIDに基づき、放送すべきコンテンツデータにリンク
させるプロファイルIDを決定し、プロファイルID書
き込み手段24に出力する。
【0189】サブCPU11のプロファイルID書き込
み手段24は、コンテンツデータの所定のデータ領域
に、プロファイルID決定手段23から入力されたプロ
ファイルIDを書き込んで、放送すべきコンテンツデー
タとプロファイルIDとをリンクさせ、プロファイルI
Dが書き込まれたコンテンツデータをデータ発信装置1
5に出力する。
【0190】データ発信装置15は、プロファイルID
書き込み手段24から、プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータを受け取ると、プロファイルIDが
書き込まれたコンテンツデータを、放送の形で、携帯端
末4、プロバイダ2および/または通信衛星3に向け
て、発信する。
【0191】送信装置5のデータ発信装置15から発信
されたコンテンツデータは、直接に、あるいは、プロバ
イダ2および/または通信衛星3を介して、携帯端末4
の放送受信手段36によって、受信される。
【0192】コンテンツデータの受信に際しては、パー
ソナルコンピュータ35のサブCPU31が起動され、
放送受信手段36は受信したコンテンツデータを、サブ
CPU11に出力し、コンテンツデータは、プロファイ
ルID判別手段40に入力される。
【0193】サブCPU31のプロファイルID判別手
段40は、放送受信手段36から入力されたコンテンツ
データに書き込まれたプロファイルIDを読み取って、
IDセット手段39によってセットされたプロファイル
IDと合致するか否かを判別する。
【0194】その結果、コンテンツデータに書き込ま
れ、読み取ったプロファイルIDが、IDセット手段3
9によってセットされたプロファイルIDと合致してい
ないと判別したときは、プロファイルID判別手段40
は、入力されたコンテンツデータを受信しない。
【0195】他方、読み取ったプロファイルIDが、I
Dセット手段39によってセットされたプロファイルI
Dと合致していると判別したときは、プロファイルID
判別手段40は、入力されたコンテンツデータを、デー
タ処理手段41に出力して、確定的に受信させる。
【0196】本実施態様においては、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のメモリ12のプロフ
ァイルデータ記憶手段20に記憶されているプロファイ
ルデータから、2以上の単位プロファイルデータ中に含
まれている同じ階層のプロファイルあるいは階層の異な
るプロファイルを抽出して、コンテンツデータに付与す
ることができ、また、1つの単位プロファイルデータか
ら、階層の異なる2以上のプロファイルを抽出して、コ
ンテンツデータに付与することができるように構成され
ているから、たとえば、スポーツ、野球、プロ野球、日
本プロ野球という4つのプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDと、関東地方、神奈川県という2つのプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを、携帯端末4を構
成するパーソナルコンピュータ35のメモリ32の受信
プロファイルID記憶手段43に登録し、ユーザーが、
プロファイルID指定手段38を操作して、スポーツ、
野球、プロ野球、日本プロ野球という4つのプロファイ
ルに対応するプロファイルIDをandで結合するとと
もに、関東地方、神奈川県という2つのプロファイルに
対応するプロファイルIDをandで結合し、さらに、
これら2つのプロファイルID群をandで結合したプ
ロファイルIDを受信すべきプロファイルIDとして、
IDセット手段39にセットさせることによって、スポ
ーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4つのプロファ
イルに対応するプロファイルIDと、関東地方、神奈川
県という2つのプロファイルに対応するプロファイルI
Dを、コンテンツデータに付与して放送するときに、ス
ポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4つのプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDおよび関東地方、神
奈川県という2つのプロファイルに対応するプロファイ
ルIDが付与されたコンテンツデータのみをデータ受信
手段41によって受信させることができ、放送されるデ
ータ量が過多になっても、受信者が希望するコンテンツ
データのみを選択的に受信することが可能になる。
【0197】同時に、プロファイルID判別手段40
は、コンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、CPU30の受信プロファイルIDデータ処理手段
46およびサブCPU31のイベント信号生成手段47
に出力する。
【0198】CPU30が起動されているときは、受信
プロファイルIDデータ処理手段46は、プロファイル
ID判別手段40から、プロファイルIDを受けると、
メモリ32のプログラム格納手段42に格納されたプロ
グラムにしたがって、プロファイルID判別手段40か
ら入力されたプロファイルIDを、受信した履歴データ
として、解析して、必要に応じて、受信プロファイルI
Dデータ記憶手段43に記憶されている受信プロファイ
ルIDデータを書き換える。
【0199】他方、サブCPU31のイベント信号生成
手段47は、プロファイルID判別手段40から、プロ
ファイルIDが入力されると、イベント処理データ記憶
手段44にアクセスして、記憶されているイベント処理
データから、入力されたプロファイルIDに対応するイ
ベント処理を読み出し、読み出された処理をコンテンツ
データに実行すべき旨のイベント信号を生成して、コン
テンツデータ処理手段49に出力する。
【0200】サブCPU31のコンテンツデータ処理手
段49は、入力されたイベント信号に基づいて、データ
受信手段31によって受信されたコンテンツデータに対
し、指定された処理を施す。たとえば、プロファイルと
して、コンテンツデータの発信時間が選択されて、対応
するプロファイルIDがコンテンツデータに付与されて
いた場合に、イベント処理データ記憶手段44に記憶さ
れているイベント処理データに、その発信時間に対応す
るプロファイルIDに対し、その発信時間に発信された
コンテンツデータはデータ保存手段45に記憶させ、後
に、再生すべき旨の処理内容が割り当てられているとき
は、イベント信号生成手段47から、そのような処理を
コンテンツデータに施すべき旨のイベント信号が出力さ
れ、コンテンツデータ処理手段49は、イベント信号に
したがって、データ受信手段41が受信したコンテンツ
データをデータ保存手段45に記憶させ、さらに、その
発信時間に発信されたコンテンツデータは、再生時に、
優先的に再生すべき旨の処理内容が、そのプロファイル
IDに割り当てられているときは、さらに、そのような
処理をして、コンテンツデータをデータ保存手段45に
記憶させるべき旨のイベント信号が、イベント信号生成
手段47によって生成されて、コンテンツデータ処理手
段49に出力され、コンテンツデータ処理手段49は、
イベント信号にしたがって、再生時に、優先的に再生す
べき旨のインストラクションを付加して、データ受信手
段41が受信したコンテンツデータをデータ記憶手段4
5に記憶させる。また、イタリア料理というプロファイ
ルが選択されて、対応するプロファイルIDがコンテン
ツデータに付与されていた場合に、イベント処理データ
記憶手段44に記憶されているイベント処理データに、
イタリア料理というプロファイルIDが付与されたコン
テンツデータは、データ保存手段45のあるメモリ領域
内に、まとめて記憶すべき旨の処理内容が割り当てられ
ているときは、その旨のイベント信号が、イベント信号
生成手段47によって生成されて、コンテンツデータ処
理手段49に出力され、コンテンツデータ処理手段49
は、イベント信号にしたがって、イタリア料理というプ
ロファイルに対応するプロファイルIDが付与されてい
るコンテンツデータをデータ保存手段45のあるホルダ
ー領域内に、まとめて記憶させる。
【0201】これに対して、イベント処理データ記憶手
段44に記憶されているイベント処理データに、コンテ
ンツデータに付与されているプロファイルIDに対する
格別の処理が定められていないときは、イベント信号生
成手段47はイベント信号を生成せず、コンテンツデー
タ処理手段49はコンテンツデータに格別の処理を施す
ことなく、データ受信手段41によって、コンテンツデ
ータが確定的に受信され、処理される。
【0202】本実施態様によれば、プロファイル生成手
段17によって、放送すべきコンテンツデータの内容に
関連するデータ、送信側に関連するデータおよび受信側
に関連するデータを含むプロファイルが生成され、プロ
ファイルID生成手段18によって、そのプロファイル
に対応するプロファイルIDが生成されて、プロファイ
ルとプロファイルIDからなるプロファイルデータが生
成され、プロファイルデータ記憶手段20に記憶されて
おり、プロファイル選択手段22によって、コンテンツ
データ生成手段16によって生成された放送すべきコン
テンツデータを読み取り、読み取り結果に基づいて、プ
ロファイルデータ記憶手段20に記憶されているプロフ
ァイルデータから、コンテンツデータの内容に関連する
プロファイルとコンテンツデータの送受信に関連するプ
ロファイルおよび対応するプロファイルIDが選択さ
れ、抽出されて、プロファイルIDが放送すべきコンテ
ンツデータに付与される。プロファイル選択手段22
は、プロファイルIDの付与にあたって、プロファイル
データ記憶手段20に記憶されているプロファイルデー
タから、2以上の単位プロファイルデータ中に含まれて
いる同じ階層のプロファイルあるいは階層の異なるプロ
ファイルを抽出して、コンテンツデータに付与すること
ができ、また、1つの単位プロファイルデータから、階
層の異なる2以上のプロファイルを抽出して、コンテン
ツデータに付与することができる。さらに、送信装置5
のオペレータは、放送すべきコンテンツデータに付与す
べきプロファイルがプロファイルデータ記憶手段20に
記憶されているプロファイルデータに含まれていない場
合には、キーボード13を通じて、プロファイル生成手
段17およびプロファイルID生成手段18を操作し、
放送すべきコンテンツデータに所望のプロファイルID
を付与することができる。他方、携帯端末4は、ユーザ
ーが、送信元によって公開されているプロファイルデー
タを利用して生成した受信すべきプロファイルIDから
なる受信プロファイルIDデータを記憶している受信プ
ロファイルIDデータ記憶手段43を備えており、コン
テンツデータに付与されて放送されるプロファイルID
の組み合わせ、すなわち、プロファイルIDをandで
結合させたプロファイルIDを受信すべきプロファイル
IDとして、IDセット手段39にセットさせることが
できるように構成されている。したがって、放送される
データ量がきわめて過多になっても、放送すべきコンテ
ンツデータに、複数のプロファイルIDを付与し、プロ
ファイルID指定手段38によって、これらの複数のプ
ロファイルIDをandで結合させたプロファイルID
を受信すべきプロファイルIDとして、IDセット手段
39にセットさせることによって、ユーザーが必要とす
るコンテンツデータのみを、効率よく、選択的に受信す
ることが可能になる。
【0203】さらに、本実施態様によれば、携帯端末4
を構成するパーソナルコンピュータ35のメモリ32の
イベント処理データ記憶手段44に記憶されているイベ
ント処理データに基づき、プロファイルIDに応じて、
サブCPU31のイベント信号生成手段47が、入力さ
れたプロファイルIDに対応するイベント処理を読み出
し、イベント信号を生成して、コンテンツデータ処理手
段49に出力し、コンテンツデータ処理手段49は、イ
ベント信号に基づいて、データ受信手段41によって受
信されたコンテンツデータに対して、データ受信手段4
1によって受信されたコンテンツデータを、そのまま、
あるいは、再生時における優先度を付けて、メモリ32
のデータ保存手段45に記憶させ、または、特定のプロ
ファイルIDが付与されたコンテンツデータのみを、デ
ータ保存手段45のあるホルダー領域にまとめて記憶さ
せるなどの処理を施すことができるように構成され、さ
らに、イベント処理データは、CPU30を起動させ
て、CPU30のイベント処理データ書換え手段48を
操作することによって、書き換え可能に構成されてい
る。したがって、たとえば、イタリア料理に関連するコ
ンテンツデータをまとめて、管理するなどして、放送さ
れるデータ量がきわめて過多になっても、携帯端末4が
受信したコンテンツデータを、ユーザーが扱いやすいよ
うに処理することが可能になる。
【0204】また、本実施態様によれば、コンテンツデ
ータは、CPU10によって生成され、コンテンツデー
タへのプロファイルIDの付与およびプロファイルID
が付与されたコンテンツデータの放送は、もっぱら、サ
ブCPU11によって実行されるように構成されている
から、コンテンツデータを生成する際には、CPU10
のみを起動させ、また、コンテンツデータにプロファイ
ルIDを付与して、プロファイルIDが付与されたコン
テンツデータを放送する際には、サブCPU11のみを
起動させればよく、電力消費量を低減させることが可能
になる。
【0205】さらに、本実施態様においては、パーソナ
ルコンピュータ14のメモリ12が、コンテンツデータ
を保存するデータ保存手段21を備えているから、コン
テンツデータ生成手段16によって生成されたコンテン
ツデータをデータ保存手段21に保存しておき、コンテ
ンツデータの放送には、サブCPU11のみを起動させ
て、データ保存手段21に保存されたコンテンツデータ
にプロファイルIDを書き込み、放送することができ、
電力消費量を低減させることが可能になる。
【0206】また、本実施態様においては、プロファイ
ルID判別手段40、データ受信手段41、イベント信
号生成手段47およびコンテンツデータ処理手段49
は、パーソナルコンピュータ35のサブCPU31に設
けられているから、コンテンツデータの受信にあたって
は、サブCPU31のみを起動させておけばよく、電力
消費量を低減させることが可能になる。
【0207】図7は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置5およびプロバイ
ダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダイア
グラムである。
【0208】図7に示されるように、本実施態様にかか
る送信装置5は、映像、音声などのコンテンツデータを
生成するコンテンツデータ生成手段16と、キーボード
13を有するパーソナルコンピュータ14と、コンテン
ツデータ生成手段16によって生成されたコンテンツデ
ータを、放送の形で、発信するデータ発信装置15を備
えているのみで、プロファイルやプロファイルIDを生
成する機能も、プロファイルを選択して、対応するプロ
ファイルIDをコンテンツデータに付与する機能も有し
てはいない。
【0209】他方、図7に示されるように、プロバイダ
2に設けられた通信データ処理装置50は、CPU5
1、サブ52、メモリ53およびキーボード54を備え
たパーソナルコンピュータ55と、データ送信装置56
を備えている。
【0210】図8は、通信データ処理装置50のパーソ
ナルコンピュータ55のブロックダイアグラムである。
【0211】図8に示されるように、パーソナルコンピ
ュータ55のCPU51は、送信装置5から受信した放
送すべきコンテンツデータの内容に関連するデータ、送
信側に関連するデータおよび受信側に関連するデータを
含むプロファイルを生成するプロファイル生成手段60
と、プロファイル生成手段60によって生成されたプロ
ファイルに対応する識別子であるプロファイルIDを生
成するプロファイルID生成手段61とを備えている。
【0212】図8に示されるように、通信データ処理装
置50を構成するパーソナルコンピュータ55のメモリ
53は、CPU51およびサブCPU52を動作させる
プログラムを格納するプログラム格納手段62と、CP
U51のプロファイル生成手段60によって生成された
プロファイルと、プロファイルID生成手段61により
生成され、対応するプロファイルの各々に関連付けられ
たプロファイルIDとを含むプロファイルデータを記憶
するプロファイルデータ記憶手段63と、送信装置5か
ら受信したコンテンツデータを保存するデータ保存手段
64と、サブCPU52のプロファイルID書き込み手
段67によって、プロファイルIDが書き込まれたコン
テンツデータを記憶する放送データ記憶手段68を備え
ている。
【0213】図7に示されるように、通信データ処理装
置50を構成するを構成するパーソナルコンピュータ5
5のサブCPU52は、メモリ53のプロファイルデー
タ記憶手段63に記憶されたプロファイルデータから、
少なくとも1つのプロファイルおよびこれに対応するプ
ロファイルIDを選択するプロファイル選択手段65
と、プロファイルID生成手段61によって生成された
プロファイルIDおよび/またはプロファイル選択手段
65によって選択されたプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDに基づき、送信装置5から受信したコンテン
ツデータに付与されるべきプロファイルIDを決定する
プロファイルID決定手段66と、プロファイルID決
定手段66によって決定されたプロファイルIDを対応
するコンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
込み手段67と、プロファイルID書き込み手段67に
よって、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデ
ータあるいはプロファイルIDが書き込まれ、放送デー
タ記憶手段68に記憶されているコンテンツデータを、
データ発信装置59に出力するデータ出力手段69とを
備えている。
【0214】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、次のようにして、コンテンツ
データを、送信装置5から、放送の形で、携帯端末4に
送信する。
【0215】まず、送信装置5のコンテンツデータ生成
手段16によって、放送すべきコンテンツデータが生成
され、データ発信装置15によって、プロバイダ2に向
けて、放送の形で、送信され、プロバイダ2の通信デー
タ処理装置50によって受信される。
【0216】送信装置5からコンテンツデータを受信す
ると、通信データ処理装置50は、受信したコンテンツ
データをデータ保存手段64に保存する。
【0217】本実施態様にかかる通信データ処理装置5
0においては、パーソナルコンピュータ55のCPU5
1のみを起動させて、コンテンツデータを生成し、メモ
リ53のデータ保存手段64に保存し、プロファイル生
成手段60によって生成されたコンテンツデータに対応
するプロファイルおよびプロファイルID生成手段61
によって生成されたプロファイルに対応するプロファイ
ルIDをプロファイルデータ記憶手段63に記憶してお
き、コンテンツデータの放送にあたっては、パーソナル
コンピュータ55のサブCPU52のみを起動させて、
コンテンツデータに所望のプロファイルIDを付与し
て、放送することができる。
【0218】すなわち、送信装置5から受信したコンテ
ンツデータの放送にあたり、パーソナルコンピュータ5
5のサブCPU52が起動されると、プロファイル選択
手段65は、メモリ53のデータ保存手段64に記憶さ
れているコンテンツデータを読み出し、コンテンツデー
タの内容を読み取る。プロファイル選択手段65は、読
み取り結果に基づいて、プロファイルデータ記憶手段6
3に記憶されているプロファイルデータから、コンテン
ツデータの内容に関連するプロファイルとコンテンツデ
ータの送受信に関連するプロファイルおよび対応するプ
ロファイルIDを抽出し、プロファイルデータから抽出
したプロファイルに対応するプロファイルIDを、サブ
CPU52のプロファイルID決定手段66に出力す
る。
【0219】これに対して、新たなプロファイルおよび
プロファイルIDを生成する必要のある場合には、CP
U51も合わせて起動され、オペレータによって、キー
ボード54を通じて、プロファイル生成手段60が操作
されて、プロファイル生成手段60によって、新たにプ
ロファイルが生成され、同時に、プロファイルID生成
手段61によって、新たなプロファイルに対応するプロ
ファイルIDが生成される。生成されたプロファイルI
Dは、サブCPU52のプロファイルID決定手段66
に出力される。
【0220】プロファイルID決定手段66は、プロフ
ァイル選択手段65および/またはプロファイルID生
成手段61から入力されたプロファイルIDに基づき、
放送すべきコンテンツデータにリンクさせるプロファイ
ルIDを決定し、プロファイルID書き込み手段67に
出力する。
【0221】プロファイルID書き込み手段67は、デ
ータ保存手段64から読み出したコンテンツデータ中の
所定のデータ領域に、プロファイルID決定手段66か
ら入力されたプロファイルIDを書き込んで、放送すべ
きコンテンツデータとプロファイルIDとをリンクさせ
る。
【0222】データ出力手段69は、プロファイルID
書き込み手段67によって、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータをデータ発信装置56に出力
し、データ発信装置56によって、プロファイルIDが
書き込まれたコンテンツデータが、放送の形で、発信さ
れる。
【0223】本実施態様にかかる通信データ処理装置5
0においては、また、プロファイルID書き込み手段6
7によって、プロファイルIDを書き込まれたコンテン
ツデータをメモリ53の放送データ記憶手段68に記憶
させ、放送に際し、パーソナルコンピュータ55のサブ
CPU52のみを起動させて、データ出力手段69によ
り、プロファイルIDを書き込まれ、メモリ53の放送
データ記憶手段68に記憶されているコンテンツデータ
を読み出させ、データ発信装置56に出力させて、放送
することができる。
【0224】本実施態様によれば、プロバイダ2の通信
データ処理装置50によって、送信装置5から、放送さ
れたコンテンツデータに、所望のプロファイルIDが書
き込まれて、携帯端末4に向けて、送信される。携帯端
末4は、ユーザーが、送信元によって公開されているプ
ロファイルデータを利用して生成した受信すべきプロフ
ァイルIDからなる受信プロファイルIDデータを記憶
している受信プロファイルIDデータ記憶手段43と、
受信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶された
受信プロファイルIDデータのうち、1または2以上の
ツリー構造を有する単位プロファイル中の特定の階層の
プロファイルを指定し、そのプロファイルに対応するプ
ロファイルIDにしたがって、プロファイルID判別手
段40にコンテンツデータを受信させるプロファイルI
D指定手段38を備え、プロファイルID指定手段38
を操作することによって、コンテンツデータに付与され
て放送されるプロファイルIDの組み合わせ、すなわ
ち、プロファイルIDをandで結合させたプロファイ
ルIDを受信すべきプロファイルIDとして、IDセッ
ト手段39にセットさせることができるように構成され
ている。したがって、放送されるデータ量がきわめて過
多になっても、プロバイダ2の通信データ処理装置50
によって、放送されるコンテンツデータに複数のプロフ
ァイルIDを付与し、受信プロファイルIDデータに、
プロファイルIDをandで結合させたプロファイルI
Dを1つの受信すべきプロファイルIDとして、登録す
ることによって、ユーザーが必要とするコンテンツデー
タのみを、効率よく、選択的に受信することが可能にな
る。
【0225】さらに、本実施態様によれば、コンテンツ
データへのプロファイルIDの付与およびプロファイル
IDが付与されたコンテンツデータの放送は、もっぱ
ら、サブCPU52によって実行されるように構成され
ているから、コンテンツデータにプロファイルIDを付
与し、プロファイルIDが付与されたコンテンツデータ
を放送する際には、サブCPU52のみを起動させれば
よく、電力消費量を低減させることが可能になる。
【0226】また、本実施態様においては、パーソナル
コンピュータ55のメモリ53が、プロファイルIDを
書き込まれたコンテンツデータを保存する放送データ記
憶手段68を備えているから、プロファイルIDを書き
込まれたコンテンツデータの放送に際しては、サブCP
U52のみを起動させればよく、電力消費量を低減させ
ることが可能になる。
【0227】図9は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末4のブロックダイアグラムであり、図1
0は、パーソナルコンピュータのブロックダイアグラム
である。
【0228】図9に示されるように、本実施態様にかか
る携帯端末4は、図5に示された実施態様にかかる携帯
端末4と同様に、CPU30、サブCPU31、メモリ
32およびボタン群33を備えたパーソナルコンピュー
タ35と、放送を受信する放送受信手段36とを備えて
いる。
【0229】図10に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35のサブCPU31は、
図6に示された実施態様にかかるパーソナルコンピュー
タ35のCPU31に加えて、さらに、イベント信号生
成手段47によって生成されたイベント信号に基づき、
携帯端末4に対して、所定の処理を実行するイベント信
号処理手段75と、プロファイルID指定手段38によ
って指定されたプロファイルIDを、プロファイルID
判別手段40が受信すべきプロファイルIDとして設定
するとともに、データ受信手段41がコンテンツデータ
を受信した回数をカウントして、直前の所定時間T内に
受信したコンテンツデータの受信回数が所定回数N未満
のときは、プロファイルID判別手段40が受信すべき
ツリー構造を有する単位プロファイルデータのある階層
のプロファイルに対応するプロファイルIDを、プロフ
ァイルID指定手段38によって、ユーザーが設定した
プロファイルIDに対応するプロファイルよりも階層が
1つ上位のプロファイルに対応するプロファイルIDに
設定するリセット手段76と、携帯端末4を振動させる
振動発生手段77と、音声を発生させる音声発生手段7
8を備えている。
【0230】本実施態様においては、イベント処理デー
タ記憶手段44に記憶されたイベント処理データは、特
定のプロファイルIDが付与されたコンテンツデータが
受信されたときに、振動発生手段77によって、携帯端
末4を振動させ、あるいは、音声発生手段78に音声を
発生させるように処理するイベント処理データを含んで
いる。
【0231】プロファイルID判別手段40が、入力さ
れたコンテンツデータの所定のデータ領域に書き込まれ
たプロファイルIDを読み取り、受信プロファイルID
記憶手段43に記憶された受信プロファイルIDを検索
して、読み取ったプロファイルIDが、受信プロファイ
ルID記憶手段43に記憶された受信プロファイルID
中に含まれていると判別したときは、プロファイルID
判別手段40は、入力されたコンテンツデータを、デー
タ受信手段41に出力して、確定的に受信させるととも
に、コンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、イベント信号生成手段47に出力する。
【0232】イベント信号生成手段47は、プロファイ
ルID判別手段40から、プロファイルIDが入力され
ると、イベント処理データ記憶手段44にアクセスし
て、記憶されているイベント処理データから、入力され
たプロファイルIDに対応するイベント処理を読み出
す。
【0233】その結果、プロファイルID判別手段40
から入力されたプロファイルIDに対して、携帯端末4
を振動させるように処理すべき旨のイベント処理データ
が、イベント処理データ記憶手段34に記憶されている
ときは、イベント信号生成手段37は、携帯端末4を振
動させるべき旨を指示するイベント信号を生成して、イ
ベント信号処理手段75に出力する。
【0234】他方、プロファイルID判別手段40から
入力されたプロファイルIDに対して、音声を発生させ
るように処理すべき旨のイベント処理データが、イベン
ト処理データ記憶手段44に記憶されているときは、イ
ベント信号生成手段47は、音声を発生させるべき旨を
指示するイベント信号を生成して、イベント信号処理手
段75に出力する。
【0235】これに対して、プロファイルID判別手段
40から入力されたプロファイルIDに対して、受信し
たコンテンツデータに処理を施すべき旨のイベント処理
データが記憶されているときは、イベント信号生成手段
47は、対応する処理の指示を含むイベント信号を生成
して、コンテンツデータ処理手段49に出力する。
【0236】イベント信号処理手段75は、携帯端末4
を振動させるべき旨を指示するイベント信号を受けたと
きは、振動発生手段77に駆動信号を出力して、振動を
発生させ、携帯端末4を振動させ、音声を発生すべき旨
を指示するイベント信号を受けたときは、音声発生手段
78に駆動信号を出力して、音楽などの音声を発生させ
る。
【0237】また、本実施態様においては、直前の所定
時間T内におけるコンテンツデータの受信回数が所定回
数N未満のときは、リセット手段76によって、所定時
間T内に限り、受信すべきプロファイルIDが、ユーザ
ーが、プロファイルID指定手段38を操作して、設定
したツリー構造を有する単位プロファイルデータのプロ
ファイルよりも階層が1つ上位のプロファイルに対応す
るプロファイルIDにリセットされ、よりゆるやかな基
準で、コンテンツデータが受信されるように、構成され
ている。
【0238】すなわち、リセット手段76は、プロファ
イルID判別手段40が、受信すべきプロファイルID
を判別した結果、データ受信手段41が、コンテンツデ
ータを受信した回数をカウントしており、所定時間T内
における携帯端末4の受信回数が所定回数N未満である
と判別したときに、ユーザーが、プロファイルID指定
手段38を操作して、たとえば、スポーツという単位プ
ロファイルデータ中のメジャーリーグというプロファイ
ルに対応するプロファイルIDを、受信すべきプロファ
イルIDとして設定していた場合は、受信回数を増加さ
せるため、リセット手段76は、受信プロファイルID
記憶手段43に記憶されている受信プロファイルIDデ
ータに基づいて、プロファイルID判別手段40が受信
すべきプロファイルIDを、ユーザーが設定したプロフ
ァイルIDに対応するプロファイルよりも階層が1つ上
位のプロファイル、たとえば、図4に示されるように、
メジャーリーグというプロファイルよりも階層が1つ上
位のプロ野球というプロファイルに対応するプロファイ
ルIDにリセットする。
【0239】その結果、日本プロ野球というプロファイ
ルに対応するプロファイルIDが付与されたコンテンツ
データも、データ受信手段41によって受信されること
になり、コンテンツデータの受信回数が少なすぎる場合
に、コンテンツデータの受信回数を増大させることがで
きる。
【0240】プロファイルIDのリセット後も、リセッ
ト手段76は、プロファイルID判別手段40が、受信
すべきプロファイルIDを判別し、データ受信手段41
が、コンテンツデータを受信した回数をカウントし、そ
の後の所定時間T内に、受信したコンテンツデータの受
信回数が所定回数N以上となったときは、プロファイル
ID判別手段40が受信すべきプロファイルIDを、ユ
ーザーが設定したプロファイルID、たとえば、メジャ
ーリーグに対応するプロファイルIDに復帰させ、他
方、その後の所定時間T内においても、受信したコンテ
ンツデータの受信回数が所定回数N未満のときは、所定
時間T内に、データ受信手段41が受信したコンテンツ
データの受信回数が所定回数N以上となるまで、リセッ
トしたプロファイルIDにしたがって、プロファイルI
D判別手段40に、プロファイルIDの判別を実行させ
る。
【0241】本実施態様によれば、ユーザーがただちに
受信を希望しているコンテンツデータに付与されるプロ
ファイルIDに対し、携帯端末4を振動させる旨のイベ
ント処理データと音声を発生させる旨のイベント処理デ
ータを、あらかじめ、生成して、イベント処理データ記
憶手段44に記憶させておくことにより、そのコンテン
ツデータを受信したときに、携帯端末4を振動させ、あ
るいは、音楽などの音声を発生させて、ユーザーに、そ
のコンテンツデータが受信されたことを知らせることが
できるから、ユーザーは、ただちに受信を希望している
コンテンツデータを速やかにかつ選択的に受信し、利用
することが可能となる。
【0242】また、本実施態様によれば、リセット手段
76によって、データ受信手段41が受信したコンテン
ツデータの受信回数がカウントされ、所定時間T内に、
データ受信手段41が受信したコンテンツデータの受信
回数が所定回数N未満で、受信回数が少なすぎるとき
は、リセット手段76によって、受信すべきプロファイ
ルIDが、ユーザーが設定したプロファイルIDに対応
するプロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットされ、所定時間
T内に、データ受信手段41が受信したコンテンツデー
タの受信回数が所定回数N以上になるまでは、階層が上
位のプロファイルに対応するプロファイルIDにしたが
って、プロファイルID判別手段40が、コンテンツデ
ータを受信すべきか否かを判別しているので、コンテン
ツデータの受信回数を適正な回数に保持することが可能
になる。
【0243】図11は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置5およびプロバ
イダ2に設けられた通信データ処理装置50のブロック
ダイアグラムである。
【0244】図11に示されるように、本実施態様にか
かるデータ通信システムの送信装置5およびプロバイダ
2に設けられた通信データ処理装置50は、図7と全く
同じ構成を有している。
【0245】図12は、本発明の好ましい実施態様にか
かる通信データ処理装置50のパーソナルコンピュータ
55のブロックダイアグラムである。
【0246】図12に示されるように、本実施態様にか
かる通信データ処理装置50のパーソナルコンピュータ
55においては、サブCPU52に、プロファイルID
書き込み手段67によって、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータを暗号化する暗号化手段80が
設けられ、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツ
データを暗号化して、放送可能に構成されている点を除
いて、図8に示された通信データ処理装置50のパーソ
ナルコンピュータ55と同一の構成を有している。
【0247】本実施態様においては、プロバイダ2を介
して、放送されるコンテンツデータおよびそのコンテン
ツデータに付与されたプロファイルIDが、暗号化手段
80によって、プロバイダ2およびプロバイダ2と契約
をしている受信者が所有する受信機器以外には、公開さ
れない秘密鍵DESによって、暗号化され、データ発信
装置56によって、放送の形で、送信されるように構成
されている。
【0248】図13は、本発明のさらに他の好ましい実
施態様にかかる携帯端末4のブロックダイアグラムであ
り、携帯端末4は、図11および図12に示されたプロ
バイダ2の通信データ処理装置50に対応する構成を有
している。
【0249】図13に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4は、サブCPU52に、暗号化されて、
入力されたコンテンツデータおよびそのコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDを、秘密鍵DESによ
って、解読する暗号解読手段81が設けられている点を
除き、図6に示された携帯端末4と同一の構成を有して
いる。
【0250】図12に示されたプロバイダ2の通信デー
タ処理装置50においては、プロファイルID書き込み
手段67は、送信装置5のデータ発信手段15から受信
したコンテンツデータの所定のデータ領域に、プロファ
イルID決定手段66によって決定されたプロファイル
IDを書き込んで、データ出力手段69あるいは放送デ
ータ記憶手段68に出力する。
【0251】データ出力手段69は、プロファイルID
書き込み手段67から、コンテンツデータが入力された
ときは、コンテンツデータを暗号化手段80に出力し、
あるいは、放送データ記憶手段68に記憶されたプロフ
ァイルIDが付与されたコンテンツデータを読み出し
て、暗号化手段80に出力する。
【0252】暗号化手段80は、入力されたプロファイ
ルIDが、プロバイダ2と特別の契約をしている受信者
が所有する受信機器のみに受信を認めるコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDであるときには、入力
されたコンテンツデータおよびそのコンテンツデータに
付与されたプロファイルIDを、プロバイダ2およびプ
ロバイダ2と契約をしている受信者が所有する受信機器
以外には、公開されない秘密鍵DESを用いて、暗号化
し、そうでない場合には、入力されたコンテンツデータ
およびそのコンテンツデータに付与されたプロファイル
IDに何の処理も加えることなく、データ発信装置56
に出力する。
【0253】データ発信装置56は、暗号化されたコン
テンツデータおよびそのコンテンツデータに付与された
プロファイルIDを、放送の形で、送信する。
【0254】図13に示された携帯端末4においては、
放送され、放送受信手段36が受信したコンテンツデー
タおよびそのコンテンツデータに付与されたプロファイ
ルIDは、まず、サブCPU52の暗号解読手段81に
入力される。
【0255】暗号解読手段81は、入力されたコンテン
ツデータおよびそのコンテンツデータの所定のデータ領
域に、書き込まれたプロファイルIDが暗号化されてい
ないときは、何の処理も施すことなく、プロファイルI
D判別手段40に出力する。他方、入力されたコンテン
ツデータおよびそのコンテンツデータに付与されたプロ
ファイルIDが、秘密鍵DESを用いて、暗号化されて
いるときは、プロバイダ2から提供されている秘密鍵D
ESを用いて、解読した後、解読されたコンテンツデー
タおよびそのコンテンツデータに付与されたプロファイ
ルIDをプロファイルID判別手段40に出力する。
【0256】本実施態様によれば、さらに、特定のコン
テンツデータを、特定の受信者のみに、選択的に受信さ
せることが可能になる。
【0257】図14は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダ
イアグラムである。
【0258】本実施態様にかかる携帯端末4は、コンテ
ンツデータの受信のみならず、放送も可能に構成されて
おり、図14に示されるように、CPU30、第一のサ
ブCPU71、第二のサブCPU72、メモリ32およ
びボタン群33を備えたパーソナルコンピュータ35
と、放送されたコンテンツデータを受信する放送受信手
段36に加えて、コンテンツデータを、放送の形で、発
信するデータ発信手段85を備えている。
【0259】図15は、パーソナルコンピュータ35の
ブロックダイアグラムである。
【0260】図15に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35の第一のサブCPU7
1は、図6に示された実施態様にかかるサブCPU31
と同様に、IDセット手段39、プロファイルID判別
手段40、データ受信手段41、イベント信号生成手段
47およびコンテンツデータ処理手段49を備えてい
る。
【0261】図15に示されるように、パーソナルコン
ピュータ35のCPU30は、送信装置5と同様に、コ
ンテンツデータ生成手段86と、プロファイル生成手段
87と、プロファイルID生成手段88を備えている。
【0262】図15に示されるように、パーソナルコン
ピュータ35の第二のサブCPU72は、プロファイル
選択手段92と、プロファイルID決定手段93と、プ
ロファイルID書き込み手段94を備えている。
【0263】図15に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35のメモリ32は、図6
に示された実施態様にかかるメモリ32と同様に、プロ
グラム格納手段42と、受信プロファイルID記憶手段
43と、イベント処理データ記憶手段44と、データ保
存手段45を備え、さらに、プロファイルID生成手段
88により生成され、対応するプロファイルの各々に関
連付けられたプロファイルIDを含むプロファイルデー
タを記憶するプロファイルデータ記憶手段90と、コン
テンツデータ生成手段86によって生成されたコンテン
ツデータを保存するコンテンツデータ保存手段91と、
プログラム格納手段32を備えている。
【0264】本実施態様におけるデータ発信装置85
は、コンテンツデータを、放送の形で、発信可能に構成
されている。
【0265】本実施態様においては、プロファイルID
書き込み手段94は、コンテンツデータの所定のデータ
領域に、プロファイルIDを書き込み、また、プロファ
イルID判別手段40は、コンテンツデータの所定のデ
ータ領域に書き込まれたプロファイルIDに基づいて、
コンテンツデータを確定的に受信するか否かを判別する
ように構成されている。
【0266】本実施態様によれば、ユーザー自身が、コ
ンテンツデータ生成手段86によって、たとえば、ある
商品を、ある価格以下で、購入したい旨のコンテンツデ
ータを生成し、プロファイルID書き込み手段94によ
って、生成されたコンテンツデータの所定のデータ領域
に、プロファイルIDを書き込んで、データ発信装置8
5によって、放送の形で、発信することが可能になり、
放送の受信者から、発信したコンテンツデータに付した
プロファイルIDと同じプロファイルIDが付与された
コンテンツデータの送信を受けることによって、プロフ
ァイルID判別手段40によって、選別し、ユーザーが
取得を希望しているコンテンツデータを、選択的に、受
信することが可能になる。また、放送するコンテンツデ
ータに付与したプロファイルIDと同じプロファイルI
Dが付与されたコンテンツデータを受信したときは、デ
ータ保存手段45の所定のホルダー領域内に、そのコン
テンツデータを記憶させる旨のイベント処理を、イベン
ト処理データ記憶手段44に記憶させておけば、コンテ
ンツデータ処理手段49によって、放送に対する返信と
して受信したコンテンツデータをまとめて管理して、利
用することが可能になる。
【0267】また、本実施態様においては、携帯端末4
の受信デバイス35は、コンテンツデータを放送する機
能を有しているので、たとえば、グループ間で、放送を
送受信し合う場合などに、あるプロファイルIDが付与
されたコンテンツデータを受信したときは、ただちに、
一定の形式のコンテンツデータを生成して、放送するよ
うに、イベント処理データを生成しておけば、グループ
間で、確実に、所望のコンテンツデータを放送し合うこ
とが可能になる。
【0268】図16は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置5のブロックダ
イアグラムであり、図17は、携帯端末4のブロックダ
イアグラムである。
【0269】本実施態様にかかる送信装置5は、近距離
無線通信機能を有し、タクシーなどの移動可能な車両に
搭載可能に構成されており、図2に示される送信装置5
と同様に、CPU10と、サブCPU11と、メモリ1
2と、キーボード13を備えたパーソナルコンピュータ
14と、データ発信装置15とを備えている。
【0270】図16に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ14のサブCPU11は、
送信要求受信手段95を備えており、プロファイルID
決定手段23によって決定されたプロファイルIDが、
プロファイルID書き込み手段24に出力されるととも
に、データ出力手段96に出力され、データ出力手段9
6によって、通常は、プロファイルIDのみが、データ
発信装置15に出力されて、放送の形で、発信されるよ
うに、構成されている点を除き、図3に示された実施態
様にかかるサブCPU11と同様の構成を有している。
【0271】また、図16に示されるように、本実施態
様にかかるパーソナルコンピュータ14のメモリ12
は、プロファイルID書き込み手段24によって、プロ
ファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを保存す
る放送データ記憶手段97を備えている点を除き、図3
に示された実施態様にかかるメモリ12と同様の構成を
有している。
【0272】また、本実施態様にかかる携帯端末4は、
図5に示された携帯端末4と全く同様に、CPU30
と、サブCPU31と、メモリ32と、ボタン群33を
備えたパーソナルコンピュータ35と、放送受信手段3
6を備えている。
【0273】図17に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35のサブCPU31は、
送信要求手段98を備えている点を除き、図10に示さ
れた実施態様にかかるサブCPU31と同様の構成を有
している。
【0274】本実施態様においては、送信装置5のコン
テンツデータ生成手段16によって生成されたコンテン
ツデータにしたがって、プロファイル選択手段22によ
って選択されたプロファイルに対応するプロファイルI
DおよびプロファイルID生成手段18によって生成さ
れたプロファイルIDに基づいて、プロファイルID決
定手段23によって決定されたプロファイルIDは、コ
ンテンツデータに書き込まれることなく、通常は、その
まま、データ出力手段96を介して、データ発信装置1
5に出力され、プロファイルIDのみが、放送の形で、
発信され、受信者もプロファイルIDのみを受信するよ
うに構成されている。プロファイルID決定手段23に
より決定されたプロファイルIDは、データ出力手段9
6に出力されるとともに、プロファイルID書き込み手
段24に出力され、プロファイルID書き込み手段24
によって、コンテンツデータの所定のデータ領域に、プ
ロファイルIDが書き込まれて、パーソナルコンピュー
タ14のメモリ12内の放送データ記憶手段97に出力
され、保存される。放送されたプロファイルIDを受信
した受信者から、対応するコンテンツデータを送信する
旨の送信要求を、送信要求受信手段95が受信した場合
に限って、送信要求受信手段95からの指示信号にした
がって、放送データ記憶手段97に記憶された対応する
プロファイルIDが付与されたコンテンツデータが、デ
ータ出力手段96によって、読み出され、データ発信装
置15に出力されて、放送の形で、発信される。コンテ
ンツデータの出力にあたって、送信要求受信手段95に
よって、送信要求に対応するプロファイルIDがコンテ
ンツデータに付与される。
【0275】図17に示されるように、携帯端末4を構
成するパーソナルコンピュータ35のサブCPU31
は、イベント信号生成手段47から、イベント信号を入
力可能な送信要求手段98を備えている。本実施態様に
かかる携帯端末4においては、プロファイルID判別手
段40は、プロファイルIDのみを受信し、コンテンツ
データが送信されていないときは、イベント信号生成手
段47にその旨の信号を出力し、イベント信号生成手段
47は、コンテンツデータの送信を要求する送信要求信
号を生成して、送信要求手段98に出力し、送信要求手
段98が、送信装置5に対して、受信したプロファイル
IDに対応するコンテンツデータの送信を要求する送信
要求を発信するように、構成されている。
【0276】本実施態様によれば、送信装置5は、プロ
ファイルIDのみを放送し、送信要求受信手段95が、
携帯端末4の送信要求手段98から、コンテンツデータ
の送信要求を受けた場合にのみ、放送データ記憶手段9
7に記憶された対応するプロファイルIDが付与された
コンテンツデータが、データ発信装置15に出力され
て、放送の形で、発信され、携帯端末4のプロファイル
ID判別手段40が、送信要求受信手段95によりコン
テンツデータに付与された送信要求に対応するプロファ
イルIDに基づいて、コンテンツデータが受信されるよ
うに構成されている。したがって、放送されるデータ量
を減少させることができ、受信者は、必要な情報のみ
を、選択的に受信することが可能になり、他方におい
て、送信要求がない限り、プロファイルIDのみが放送
されるから、より多くの情報を放送しても、放送される
データ量が過多になることが防止され、受信者は、プロ
ファイルIDを用いて、必要な情報のみを、選択的に受
信することができる。
【0277】さらに、本実施態様によれば、放送される
データ量を減少させることができるため、送信装置5を
タクシーなどの移動可能な車両に搭載することが可能に
なるから、地域にそくして、セール情報や懸賞情報など
を放送することができ、きめ細かなサービスを提供する
ことが可能になる。
【0278】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0279】たとえば、前記実施態様においては、プロ
ファイルデータを構成する各単位プロファイルデータ
a、…… i、……j、kは、3つ以上の階層を有する
ツリー構造をなしているが、すべての単位プロファイル
データが3層以上のツリー構造を有していることは必ず
しも必要がない。
【0280】さらに、前記実施態様においては、たとえ
ば、スポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球という4
つのプロファイルに対応するプロファイルIDをand
で結合するとともに、関東地方、神奈川県という2つの
プロファイルに対応するプロファイルIDをandで結
合し、さらに、これら2つのプロファイルID群をan
dで結合したプロファイルIDを受信すべきプロファイ
ルIDとして、IDセット手段39にセットさせ、これ
らのプロファイルに対応するすべてのプロファイルID
が付与されたコンテンツデータのみを、プロファイルI
D判別手段40が受信するように構成されているが、そ
れぞれの単位プロファイルデータ中の階層が最も下位の
プロファイルに対応するプロファイルIDをandで結
合したプロファイルIDを受信すべきプロファイルID
として、IDセット手段39がセットするように構成す
ることもできる。
【0281】また、図2ないし図4に示された実施態様
および図16に示された実施態様においては、送信装置
5のパーソナルコンピュータ14は、CPU10とサブ
CPU11を備えているが、単一のCPUによって構成
することもでき、3以上のCPUによって構成すること
もできる。
【0282】さらに、図7および図8に示された実施態
様ならびに図11および図12に示された実施態様にお
いては、プロバイダ2の通信データ処理装置50を構成
するパーソナルコンピュータ55は、CPU51とサブ
CPU51を備えているが、単一のCPUによって構成
することもでき、3以上のCPUによって構成すること
もできる。
【0283】また、図5および図6に示された実施態
様、図9および図10に示された実施態様ならびに図1
3に示された実施態様においては、携帯端末4を構成す
るパーソナルコンピュータ35は、CPU30およびサ
ブCPU31を備えているが、単一のCPUによって構
成することもでき、3以上のCPUによって構成するこ
ともできる。
【0284】さらに、図14および図15に示された実
施態様においては、携帯端末4を構成するパーソナルコ
ンピュータ35は、CPU30、第一のサブCPU71
および第二のサブCPU72を備えているが、単一のC
PUによって構成することも、2つのCPUによって構
成することも、さらには、4以上のCPUによって構成
することもできる。
【0285】また、前記実施態様においては、オペレー
タが、キーボード13にプロファイルを入力して、プロ
ファイル生成手段17によって、プロファイルデータを
生成し、プロファイルデータ記憶手段20に記憶してい
るが、別個に生成したプロファイルデータを、プロファ
イルデータ記憶手段20に記憶させ、必要に応じて、プ
ロファイル生成手段17によって、プロファイルデータ
を変更し、あるいは、プロファイルをプロファイルデー
タに追加するようにしてもよい。
【0286】さらに、前記実施態様においては、プロフ
ァイルID書き込み手段24、94によって、プロファ
イルIDをコンテンツデータに書き込んでいるが、プロ
ファイルIDとコンテンツデータとが関連付けられるよ
うに、互いにリンクされればよく、プロファイルIDを
コンテンツデータに書き込むことは必ずしも必要ではな
い。
【0287】また、図2および図3に示された実施態様
においては、送信装置5のデータ発信装置15が、プロ
ファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを放送
し、図7および図8に示された実施態様ならびに図11
および図12に示された実施態様においては、通信デー
タ処理装置50のデータ発信装置56が、プロファイル
IDが書き込まれたコンテンツデータを放送し、図14
および図15に示された実施態様においては、携帯端末
4のデータ発信装置85が、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータを放送するように構成されてい
るが、図16に示された実施態様と同様にして、プロフ
ァイルIDのみを放送するようにしてもよい。
【0288】さらに、前記実施態様においては、コンテ
ンツデータの内容に関連するプロファイルとして、スポ
ーツ、音楽、映画が、プロファイルの送信側に関連する
プロファイルとして、コンテンツデータの送信者の名
前、発信時間が、プロファイルの受信者に関連するプロ
ファイルとして、性別、年齢、住所、グループID、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力が例示されているが、これらに限定さ
れるものではなく、コンテンツデータの内容に関連する
プロファイルとしては、演劇、料理、旅行など、コンテ
ンツデータの内容に関わるあらゆるプロファイルを生成
して、対応するプロファイルによって、コンテンツデー
タの内容を判別することができ、プロファイルの送信側
に関連するプロファイルとしては、さらに、送信に関連
する場所、送信方法などが含まれ、プロファイルの受信
者に関連するプロファイルとしては、受信者の性別、年
齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPアド
レス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受信
装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受信
装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTPサ
ーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個人
ID、パスワードなどが含まれる。
【0289】また、前記実施態様においては、受信装置
は携帯端末4によって構成されているが、受信装置は携
帯端末4に限定されるものではなく、通信機能を有する
種々の機器を、受信装置として用いることができ、自動
車、電車、モノレール、自転車、車椅子などの移動可能
な手段に搭載することもできる。
【0290】さらに、前記実施態様においては、キーボ
ード13、54、ボタン群33を用いて、プロファイル
およびプロファイルIDを生成しているが、インターネ
ットなどを通じて、公開されているプロファイル‐プロ
ファイルIDリストを参照し、プロファイルおよびプロ
ファイルIDを選択して、送信装置5、通信データ処理
装置50、携帯端末4に入力するようにしてもよい。
【0291】また、図10に示された実施態様および図
17に示された実施態様においては、イベント信号生成
手段47によって生成されたイベント信号に基づき、コ
ンテンツデータ処理手段49は、受信したコンテンツデ
ータをデータ保存手段45に記憶させ、後に、再生する
ように処理し、あるいは、同じプロファイルIDが付与
されたコンテンツデータを、データ保存手段45の所定
のホルダー領域に保存しているが、イベント信号生成手
段47によって生成されたイベント信号に基づいて、コ
ンテンツデータ処理手段49が受信したコンテンツデー
タに施す処理はこれらに限定されるものではない。
【0292】さらに、前記実施態様においては、イベン
ト信号生成手段47によって生成されたイベント信号に
基づき、イベント信号処理手段75は、振動発生手段7
7および音声発生手段78に駆動信号を出力して、振動
発生手段77により、携帯端末4を振動させるととも
に、音声発生手段78により、音声を発生させるように
構成されているが、携帯端末4を振動させるか、あるい
は、音声を発生させるかの一方の処理のみを実行させる
ように、イベント信号処理手段75を構成することもで
き、さらには、イベント信号処理手段75を、携帯端末
4の振動および音声の発生に加えて、あるいは、これら
に代えて、ポップアップメッセージの表示、受信したコ
ンテンツデータの他の携帯端末への転送、他の携帯端末
との通信開始、所定のプログラムの起動などの処理を、
単独で、あるいは、2以上の処理を組み合わせて、実行
するように構成することもできる。
【0293】また、図10に示された実施態様および図
17に示された実施態様においては、リセット手段76
によって、データ受信手段41が受信したコンテンツデ
ータの受信回数がカウントされ、所定時間T内に、デー
タ受信手段41が受信したコンテンツデータの受信回数
が所定回数N未満で、受信回数が少なすぎるときは、リ
セット手段76によって、受信すべきプロファイルID
が、ユーザーが設定したプロファイルIDに対応するプ
ロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイルに対応
するプロファイルIDにリセットされ、所定時間T内
に、データ受信手段41が受信したコンテンツデータの
受信回数が所定回数N以上になるまでは、階層が上位の
プロファイルに対応するプロファイルIDにしたがっ
て、プロファイルID判別手段40が、コンテンツデー
タを受信すべきか否かを判別するように構成されている
が、リセット手段76を設けることは必ずしも必要がな
く、つねに、ユーザーが設定したプロファイルIDに基
づき、プロファイルID判別手段40が、コンテンツデ
ータを受信すべきか否かを判別するように構成してもよ
い。
【0294】さらに、図10に示された実施態様および
図17に示された実施態様においては、リセット手段7
6は、所定時間T内に、データ受信手段41が受信した
コンテンツデータの受信回数にしたがって、プロファイ
ルIDのリセットを実行しているが、コンテンツデータ
の受信回数に加えて、あるいは、コンテンツデータの受
信回数に代えて、コンテンツデータの受信時間にしたが
って、リセット手段76が、プロファイルIDのリセッ
トを実行するように構成することもできる。
【0295】また、図12および図13に示された実施
態様においては、コンテンツデータおよびコンテンツデ
ータに付与されたプロファイルIDをいずれも、暗号化
手段80によって、暗号化し、暗号解読手段81によっ
て、解読するように構成されているが、暗号化手段80
によって、プロファイルIDのみを暗号化して、放送
し、暗号化されたプロファイルIDを、暗号解読手段8
1によって、解読することのできた携帯端末4などの受
信装置のみが、そのプロファイルIDが付与されたコン
テンツデータを受信することができるように構成しても
よい。
【0296】さらに、図12および図13に示された実
施態様においては、秘密鍵DESを用いて、暗号化手段
80によって、コンテンツデータおよびコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDを暗号化し、暗号解読
手段81によって、解読しているが、秘密鍵としては、
DESに限定されるものではなく、トリプルDESを使
用することもできるし、さらには、送信装置5および携
帯端末4以外にも公開されるRSA、RC2、RC4、
RGPなどの公開鍵を用いて、コンテンツデータおよび
コンテンツデータに付与されたプロファイルIDを暗号
化し、解読するように構成することもできる。
【0297】また、図16に示された実施態様において
は、送信装置5はタクシーに搭載されているが、送信装
置5は、タクシーに限らず、バス、自家用車などの他の
自動車のみならず、電車、モノレール、自転車、屋台
車、車椅子などに搭載することができる。
【0298】また、前記実施態様においては、プロファ
イルIDは、コンテンツデータの所定のデータ領域に書
き込まれているが、すかし技術を用いて、プロファイル
IDを、所定の時間間隔で、コンテンツデータに書き込
むようにしてもよい。
【0299】さらに、前記実施態様においては、送信装
置5のパーソナルコンピュータ14はメモリ12を備え
ており、携帯端末4のパーソナルコンピュータ35はメ
モリ32を備え、さらに、通信データ処理装置50のパ
ーソナルコンピュータ55はメモリ53を備えており、
それぞれのパーソナルコンピュータ14、35、55
は、単一のメモリ12、32、53を備えているが、す
べてのパーソナルコンピュータ14、35、55あるい
はパーソナルコンピュータ14、35、55の一部が、
2以上のメモリを有していてもよい。
【0300】また、図6に示された実施態様において
は、プロファイルID判別手段40によって、受信すべ
きと判別されたプロファイルIDは受信プロファイルI
Dデータ処理手段46に入力され、受信プロファイルI
Dデータ処理手段46は、メモリ32のプログラム格納
手段42に格納されたプログラムにしたがって、プロフ
ァイルID判別手段40から入力されたプロファイルI
Dを、受信した履歴データとして、解析して、必要に応
じて、受信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶
されている受信プロファイルIDデータを書き換えるこ
とができるように構成されているが、受信プロファイル
IDデータ処理手段46が、プロファイルIDの解析機
能を有していることは必ずしも必要がなく、ユーザー
が、インターネットなどを介して、提供されているプロ
ファイルデータを利用して、携帯端末4のボタン群33
を用いて、受信すべきプロファイルIDを入力し、ある
いは、受信すべきプロファイルを入力して、対応するプ
ロファイルIDをインターネットなどを通じて、入力さ
せ、受信プロファイルIDデータ処理手段46によっ
て、受信プロファイルIDデータ記憶手段43に書き込
ませ、受信プロファイルIDデータを生成することがで
きるように構成されていればよい。
【0301】さらに、前記実施態様においては、イベン
ト処理データは、イベント処理データ記憶手段44に記
憶されているが、イベント処理データを、受信プロファ
イルIDデータ記憶手段43に記憶させることもでき
る。
【0302】さらに、本明細書において、手段とは、必
ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機
能が、ソフトウエアによって実現される場合も包含す
る。また、一つの手段の機能が二以上の物理的手段によ
り実現されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手
段により実現されてもよい。
【0303】
【発明の効果】本発明によれば、放送されるデータ量が
著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要とす
るデータのみを、選択的に受信することのできるデータ
通信システムを提供することが可能になる。
【0304】また、本発明によれば、放送されるデータ
量が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要
とするデータのみを、選択的に受信することのできるデ
ータ通信システムに適した送信装置および受信装置を提
供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるデ
ータ通信システムのブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、送信装置のブロックダイアグラムであ
る。
【図3】図3は、送信装置を構成するパーソナルコンピ
ュータのブロックダイアグラムである。
【図4】図4は、プロファイルデータを概念的に示す図
面である。
【図5】図5は、放送を受けたデータを処理する携帯端
末のブロックダイアグラムである。
【図6】図6は、携帯端末を構成するパーソナルコンピ
ュータのブロックダイアグラムである。
【図7】図7は、本発明の別の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムの送信装置およびプロバイダに設
けられた通信データ処理装置のブロックダイアグラムで
ある。
【図8】図8は、通信データ処理装置を構成するパーソ
ナルコンピュータのブロックダイアグラムである。
【図9】図9は、本発明の別の実施態様にかかる携帯端
末のブロックダイアグラムである。
【図10】図10は、携帯端末を構成するパーソナルコ
ンピュータのブロックダイアグラムである。
【図11】図11は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置およびプロバイダ
に設けられた通信データ処理装置のブロックダイアグラ
ムである。
【図12】図12は、通信データ処理装置のパーソナル
コンピュータのブロックダイアグラムである。
【図13】図13は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末を構成するパーソナルコンピュータのブ
ロックダイアグラムである。
【図14】図14は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末のブロックダイアグラムである。
【図15】図15は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末のパーソナルコンピュータのブロックダ
イアグラムである。
【図16】図16は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる送信装置のパーソナルコンピュータのブロックダ
イアグラムである。
【図17】図17は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末を構成するパーソナルコンピュータのブ
ロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1 送信装置 2 プロバイダ 3 携帯端末 10 CPU 11 サブCPU 12 メモリ 13 キーボード 14 パーソナルコンピュータ 15 データ発信装置 16 コンテンツデータ生成手段 17 プロファイル生成手段 18 プロファイルID生成手段 19 プログラム格納手段 20 プロファイルデータ記憶手段 21 データ保存手段 22 プロファイル選択手段 23 プロファイルID決定手段 24 プロファイルID書き込み手段 30 CPU 31 サブCPU 32 メモリ 33 ボタン群 35 パーソナルコンピュータ 36 放送受信手段 38 プロファイルID指定手段 39 IDセット手段 40 プロファイルID判別手段 41 データ受信手段 42 プログラム格納手段 43 受信プロファイルIDデータ記憶手段 44 イベント処理データ記憶手段 45 データ保存手段 46 受信プロファイルIDデータ処理手段 47 イベント信号生成手段 48 イベント処理データ書換え手段 49 コンテンツデータ処理手段 50 通信データ処理装置 51 CPU 52 サブCPU 53 メモリ 54 キーボード 55 パーソナルコンピュータ 56 データ発信装置 60 プロファイル生成手段 61 プロファイルID生成手段 62 プログラム格納手段 63 プロファイルデータ記憶手段 64 データ保存手段 65 プロファイル選択手段 66 プロファイルID決定手段 67 プロファイルID書き込み手段 68 放送データ記憶手段 69 データ出力手段 71 第一のサブCPU 72 第二のサブCPU 75 イベント信号処理手段 76 リセット手段 77 振動発生手段 78 音声発生手段 80 暗号化手段 81 暗号解読手段 85 データ発信装置 86 コンテンツデータ生成手段 87 プロファイル生成手段 88 プロファイルID生成手段 90 プロファイルデータ記憶手段 91 コンテンツデータ保存手段 92 プロファイル選択手段 93 プロファイルID決定手段 94 プロファイルID書き込み手段 95 送信要求受信手段 96 データ出力手段 97 放送データ記憶手段 98 送信要求手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/18 G09C 1/00 660G 5C064 29/08 G06F 15/403 340A 5J104 H04N 5/44 H04L 11/00 310B 5K030 7/08 11/18 5K033 7/081 13/00 307Z 5K034 7/173 640 H04N 7/08 Z 9A001 // G09C 1/00 660 Fターム(参考) 5B075 NK43 NR12 PQ05 UU34 5B085 AE29 5B089 GA11 GA25 HA12 HA13 JA33 KC22 KH30 LB08 5C025 AA01 AA23 BA21 BA26 BA27 DA05 DA07 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 EB29 5C064 BA07 BC06 BC20 BD08 BD09 BD13 CB01 5J104 BA03 JA03 JA13 JA21 JA28 NA02 PA02 PA04 PA05 5K030 GA17 HA05 HB11 HB21 HC01 JA05 JT02 LD04 LD07 LD19 5K033 AA01 CB13 CC01 DA17 5K034 AA19 BB07 CC01 CC06 DD02 EE03 HH01 HH02 HH12 HH14 HH17 HH18 MM25 MM39 NN12 9A001 CC05 CC06 DD10 JJ19 KK56

Claims (114)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツデータを生成するコンテンツ
    データ生成手段を備えた送信装置と、複数の受信装置
    と、前記送信装置と前記受信装置との間で、データを伝
    達するデータ伝達装置とを備え、前記複数の受信装置の
    うちの少なくとも1つの受信装置が、前記送信装置から
    送信されたデータを選択して、受信するデータ選択受信
    手段および前記データ選択受信手段が受信したデータを
    処理する受信データ処理手段を備えたデータ通信システ
    ムであって、さらに、前記コンテンツデータおよび/ま
    たは前記コンテンツデータの送受信に関連し、階層ごと
    に分類されたツリー構造を有する複数の単位プロファイ
    ルからなるプロファイルに対応するプロファイルIDを
    生成して、前記コンテンツデータに前記プロファイルI
    DをリンクさせるプロファイルIDリンク手段を備え、
    前記少なくとも1つの受信装置の前記データ選択受信手
    段が、前記プロファイルIDに基づいて、データを選別
    するように構成され、前記少なくとも1つの受信装置
    が、さらに、前記ツリー構造の特定の階層のプロファイ
    ルIDを指定可能なプロファイルID指定手段を備えた
    ことを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記プロファイルIDリンク手段が、前
    記プロファイルIDを前記コンテンツデータに付加する
    ことによって、リンクさせ、前記データ選択受信手段
    が、前記プロファイルIDに基づいて、前記コンテンツ
    データを選択して、受信するように構成されたことを特
    徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記プロファイルIDリンク手段が、前
    記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデー
    タの送受信に関連し、階層ごとに分類されたツリー構造
    を有する複数の単位プロファイルからなるプロファイル
    を生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイル
    生成手段によって生成された前記コンテンツデータの前
    記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生成
    するプロファイルID生成手段と、前記プロファイル生
    成手段によって生成された前記コンテンツデータおよび
    /または前記コンテンツデータの送受信に関連し、階層
    ごとに分類されたツリー構造を有する前記プロファイル
    と、前記プロファイルID生成手段により生成され、対
    応する前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プ
    ロファイルIDとを含むプロファイルデータを記憶する
    プロファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデー
    タ記憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、
    少なくとも1つのプロファイルとそれに対応するプロフ
    ァイルIDを選択するプロファイル選択手段と、前記プ
    ロファイルID生成手段により生成されたプロファイル
    IDおよび/または前記プロファイル選択手段によって
    選択されたプロファイルIDに基づいて、前記コンテン
    ツデータにリンクさせるべきプロファイルIDを決定す
    るプロファイルID決定手段と、前記プロファイルID
    決定手段によって決定された前記プロファイルIDを対
    応する前記コンテンツデータに書き込むプロファイルI
    D書き込み手段を備え、前記送信装置が、前記プロファ
    イルID書き込み手段によって前記プロファイルIDが
    書き込まれた前記コンテンツデータを、放送の形で、発
    信するデータ発信手段を備えたことを特徴とする請求項
    1または2に記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの受信装置が、さら
    に、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファイ
    ルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ記
    憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成し、
    あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に
    記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更する
    受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前記デ
    ータ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加され
    た前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロファイ
    ルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイ
    ルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータを受
    信するか否かを判別するプロファイルID判別手段と、
    前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判別し
    たコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段とを
    備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のデー
    タ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、前記プロファイルID判別手段に
    よって、受信すべきものと判別された前記プロファイル
    IDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベント信
    号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、プロ
    ファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理デ
    ータと、コンテンツデータに所定の処理を施すコンテン
    ツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手段
    が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベント
    信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
    にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処理
    を実行するように構成されたことを特徴とする請求項4
    に記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記イベント処理データが、前記受信プ
    ロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていることを
    特徴とする請求項5に記載のデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの受信装置が、さら
    に、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベント
    処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記憶
    されていることを特徴とする請求項5に記載のデータ通
    信システム。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、受信したコンテンツデータを蓄積
    して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記
    コンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデー
    タを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させる
    とともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶
    されたコンテンツデータを処理可能に構成されたことを
    特徴とする請求項4ないし7のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成手
    段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イベ
    ント処理データにしたがって、前記少なくとも1つの受
    信装置に対して、所定の処理を実行するイベント信号処
    理手段を備えたことを特徴とする請求項5ないし8のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記単位プロファイルの各々が3層以
    上の階層を有することを特徴とする請求項1ないし9に
    記載のデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択す
    るように構成されたことを特徴とする請求項3ないし1
    0のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  12. 【請求項12】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択
    し、前記プロファイル書き込み手段が、前記プロファイ
    ル選択手段によって選択された前記プロファイルID
    を、and、or、nand、norまたはnotの形
    式で、前記コンテンツデータに書き込むように構成され
    たことを特徴とする請求項11に記載のデータ通信シス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記プロファイル指定手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを指定可
    能に構成されたことを特徴とする請求項1ないし12の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 前記送信装置が、前記コンテンツデー
    タにリンクされた前記プロファイルIDのみを、送信可
    能に構成されるとともに、前記少なくとも1つの受信装
    置の前記データ選択受信手段が、前記プロファイルID
    に基づいて、前記プロファイルIDとリンクされたコン
    テンツデータを受信するか否かを判別するプロファイル
    ID判別手段と、前記プロファイルID判別手段の判別
    結果に基づいて、前記送信装置に対し、前記プロファイ
    ルIDとリンクされたコンテンツデータの送信を要求す
    る送信要求信号を出力するコンテンツデータ送信要求手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ
    通信システム。
  15. 【請求項15】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連し、階層ごとに分類されたツリー構
    造を有する複数の単位プロファイルからなるプロファイ
    ルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイ
    ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータの
    前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生
    成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイル
    生成手段によって生成された前記コンテンツデータおよ
    び/または前記コンテンツデータの送受信に関連する前
    記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段によ
    り生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連付
    けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイルデ
    ータを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記プ
    ロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイ
    ルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそれに
    対応するプロファイルIDを選択するプロファイル選択
    手段と、前記プロファイルID生成手段により生成され
    たプロファイルIDおよび/または前記プロファイル選
    択手段によって選択されたプロファイルIDに基づき、
    前記コンテンツデータにリンクさせるべきプロファイル
    IDを決定するプロファイルID決定手段と、前記プロ
    ファイルID決定手段によって決定された前記プロファ
    イルIDを対応する前記コンテンツデータに書き込み、
    前記プロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデ
    ータを保存するプロファイルID書き込み保存手段を備
    え、前記送信装置が、さらに、プロファイルIDまたは
    前記プロファイルID書き込み保存手段に保存された前
    記プロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデー
    タを、放送の形で、発信可能なデータ発信手段と、前記
    コンテンツデータ送信要求手段から、送信要求信号を受
    けたときに、前記プロファイルID書き込み保存手段に
    保存された前記プロファイルIDが書き込まれた前記コ
    ンテンツデータに、返信IDを付与して、前記データ発
    信手段に出力させる送信要求受信手段を備えたことを特
    徴とする請求項14に記載のデータ通信システム。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成
    し、あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    する受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前
    記プロファイルID判別手段が、入力されたプロファイ
    ルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデータ記憶
    手段に記憶された前記受信プロファイルIDデータにし
    たがって、前記プロファイルIDとリンクされた前記コ
    ンテンツデータの受信を要求するか否かを判別するとと
    もに、前記返信IDが付与されたコンテンツデータが入
    力されたときは、前記コンテンツデータを受信すべきも
    のと判別するように構成され、さらに、前記プロファイ
    ルID判別手段が受信すべきものと判別したコンテンツ
    データを受信するデータ受信手段とを備えたことを特徴
    とする請求項15に記載のデータ通信システム。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、前記プロファイルID判別手段によって、受信す
    べきものと判別された前記プロファイルIDにしたがっ
    て、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成して、
    出力するイベント信号生成手段と、プロファイルIDと
    処理内容とを対応させたイベント処理データと、コンテ
    ンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処理手
    段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベント
    処理データに基づいて、前記イベント信号を生成し、前
    記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号にしたがって、コ
    ンテンツデータに対して、所定の処理を実行するように
    構成されたことを特徴とする請求項16に記載のデータ
    通信システム。
  18. 【請求項18】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項17に記載のデータ通信システム。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベン
    ト処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記
    憶されていることを特徴とする請求項17に記載のデー
    タ通信システム。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信したコンテンツデータを蓄積して、記憶する
    コンテンツデータ記憶手段を備え、前記コンテンツデー
    タ処理手段が、受信したコンテンツデータを前記コンテ
    ンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させるとともに、前記
    コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶されたコンテン
    ツデータを処理可能に構成されたことを特徴とする請求
    項14ないし19のいずれか1項に記載のデータ通信シ
    ステム。
  21. 【請求項21】 さらに、前記イベント信号生成手段に
    よって生成されたイベント信号に基づき、前記イベント
    処理データにしたがって、前記少なくとも1つの受信装
    置に対して、所定の処理を実行するイベント信号処理手
    段を備えたことを特徴とする請求項17ないし20のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  22. 【請求項22】 前記プロファイルID判別手段が、前
    記プロファイルIDとリンクされたコンテンツデータの
    送信を要求するか否かを判別したときに、前記イベント
    信号生成手段が、イベント信号を生成し、前記コンテン
    ツデータ送信要求手段が、前記プロファイルIDとリン
    クされたコンテンツデータの送信を要求する送信要求信
    号を出力するように構成されたことを特徴とする請求項
    21に記載のデータ通信システム。
  23. 【請求項23】 前記単位プロファイルの各々が3層以
    上の階層を有することを特徴とする請求項14ないし2
    2のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  24. 【請求項24】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択す
    るように構成されたことを特徴とする請求項15ないし
    23のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  25. 【請求項25】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択
    し、前記プロファイル書き込み手段が、前記プロファイ
    ル選択手段によって選択された前記プロファイルID
    を、and、or、nand、norまたはnotの形
    式で、前記コンテンツデータに書き込むように構成され
    たことを特徴とする請求項24に記載のデータ通信シス
    テム。
  26. 【請求項26】 前記プロファイル指定手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを指定可
    能に構成されたことを特徴とする請求項14ないし25
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  27. 【請求項27】 さらに、前記送信装置によって送信さ
    れたデータを受信し、受信した前記データを、前記少な
    くとも1つの受信装置に送信する通信データ処理装置を
    備え、前記通信データ処理装置が、前記プロファイルI
    Dリンク手段を備えたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のデータ通信システム。
  28. 【請求項28】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連し、階層ごとに分類されたツリー構
    造を有する複数の単位プロファイルからなるプロファイ
    ルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイ
    ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータの
    前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生
    成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイル
    生成手段によって生成された前記コンテンツデータおよ
    び/または前記コンテンツデータの送受信に関連する前
    記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段によ
    り生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連付
    けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイルデ
    ータを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記プ
    ロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイ
    ルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそれに
    対応するプロファイルIDを選択するプロファイル選択
    手段と、前記プロファイルID生成手段により生成され
    たプロファイルIDおよび/または前記プロファイル選
    択手段によって選択されたプロファイルIDに基づき、
    前記コンテンツデータにリンクさせるべきプロファイル
    IDを決定するプロファイルID決定手段と、前記プロ
    ファイルID決定手段によって決定された前記プロファ
    イルIDを対応する前記コンテンツデータに書き込むプ
    ロファイルID書き込み手段を備え、前記通信データ処
    理装置が、前記プロファイルID書き込み手段によって
    前記プロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデ
    ータを、放送の形で、発信するデータ発信手段を備えた
    ことを特徴とする請求項27に記載のデータ通信システ
    ム。
  29. 【請求項29】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成
    し、あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    する受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前
    記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加
    された前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロフ
    ァイルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロフ
    ァイルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータ
    を受信するか否かを判別するプロファイルID判別手段
    と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判
    別したコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段
    とを備えたことを特徴とする請求項28に記載のデータ
    通信システム。
  30. 【請求項30】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、前記プロファイルID判別手段によって、受信す
    べきものと判別された前記プロファイルIDにしたがっ
    て、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成して、
    出力するイベント信号生成手段と、プロファイルIDと
    処理内容とを対応させたイベント処理データと、コンテ
    ンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処理手
    段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベント
    処理データに基づいて、前記イベント信号を生成し、前
    記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号にしたがって、コ
    ンテンツデータに対して、所定の処理を実行するように
    構成されたことを特徴とする請求項29に記載のデータ
    通信システム。
  31. 【請求項31】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項30に記載のデータ通信システム。
  32. 【請求項32】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベン
    ト処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記
    憶されていることを特徴とする請求項30に記載のデー
    タ通信システム。
  33. 【請求項33】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信したコンテンツデータを蓄積して、記憶する
    コンテンツデータ記憶手段を備え、前記コンテンツデー
    タ処理手段が、受信したコンテンツデータを前記コンテ
    ンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させるとともに、前記
    コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶されたコンテン
    ツデータを処理可能に構成されたことを特徴とする請求
    項27ないし32のいずれか1項に記載のデータ通信シ
    ステム。
  34. 【請求項34】 さらに、前記イベント信号生成手段に
    よって生成されたイベント信号に基づき、前記イベント
    処理データにしたがって、前記少なくとも1つの受信装
    置に対して、所定の処理を実行するイベント信号処理手
    段を備えたことを特徴とする請求項30ないし33のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  35. 【請求項35】 前記単位プロファイルの各々が3層以
    上の階層を有することを特徴とする請求項27ないし3
    4のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  36. 【請求項36】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択す
    るように構成されたことを特徴とする請求項28ないし
    35のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  37. 【請求項37】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択
    し、前記プロファイル書き込み手段が、前記プロファイ
    ル選択手段によって選択された前記プロファイルID
    を、and、or、nand、norまたはnotの形
    式で、前記コンテンツデータに書き込むように構成され
    たことを特徴とする請求項36に記載のデータ通信シス
    テム。
  38. 【請求項38】 前記プロファイル指定手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを指定可
    能に構成されたことを特徴とする請求項27ないし37
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  39. 【請求項39】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、前記データ選択受信手段が受信したデータの受信
    回数をカウントし、所定時間内に、前記データ選択受信
    手段が受信したデータの受信回数が所定回数未満のとき
    は、前記データ選択受信手段が、データを選別するため
    に用いる前記プロファイルIDを、前記プロファイルI
    Dに対応する前記ツリー構造中のプロファイルよりも階
    層が上位のプロファイルに対応するプロファイルIDに
    リセットするプロファイルIDプロファイルIDリセッ
    ト手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし38の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム。
  40. 【請求項40】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項1ないし39のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  41. 【請求項41】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項40に記載のデータ通信
    システム。
  42. 【請求項42】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項40に記載のデータ通信システム。
  43. 【請求項43】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項1ないし42のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  44. 【請求項44】 前記受信プロファイルIDデータ処理
    手段が、前記データ受信手段が受信した前記プロファイ
    ルIDを解析して、前記受信プロファイルIDデータ記
    憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを
    変更可能に構成されたことを特徴とする請求項4ないし
    13、16ないし26、29ないし43のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム。
  45. 【請求項45】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生
    成手段と、前記コンテンツデータ生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/その送受信に関連
    し、階層ごとに分類されたツリー構造を有する複数の単
    位プロファイルからなるプロファイルを生成するプロフ
    ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
    生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
    対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
    ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
    テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
    前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
    る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
    ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
    ファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記
    憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、少な
    くとも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイ
    ルIDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロフ
    ァイルID生成手段により生成されたプロファイルID
    および/または前記プロファイル選択手段によって選択
    されたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロ
    ファイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手
    段によって決定された前記プロファイルIDを対応する
    前記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
    込み手段と、前記プロファイルID書き込み手段によっ
    て、プロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデ
    ータを、放送の形で、発信するデータ発信手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし44のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム。
  46. 【請求項46】 前記単位プロファイルの各々が3層以
    上の階層を有することを特徴とする請求項45に記載の
    データ通信システム。
  47. 【請求項47】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択す
    るように構成されたことを特徴とする請求項45または
    46に記載のデータ通信システム。
  48. 【請求項48】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択
    し、前記プロファイル書き込み手段が、前記プロファイ
    ル選択手段によって選択された前記プロファイルID
    を、and、or、nand、norまたはnotの形
    式で、前記コンテンツデータに書き込むように構成され
    たことを特徴とする請求項47に記載のデータ通信シス
    テム。
  49. 【請求項49】 前記送信装置が移動可能に構成された
    ことを特徴とする請求項1ないし48のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム。
  50. 【請求項50】 前記送信装置が、自動車、電車、モノ
    レール、自転車、屋台車または車椅子を含む移動手段に
    搭載されていることを特徴とする請求項49に記載のデ
    ータ通信システム。
  51. 【請求項51】 前記コンテンツデータが、セールデー
    タおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項1な
    いし50のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  52. 【請求項52】 前記少なくとも1つの受信装置が移動
    可能に構成されたことを特徴とする請求項1ないし51
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  53. 【請求項53】 前記少なくとも1つの受信装置が、自
    動車、電車もしくは自転車に搭載され、または、人に携
    行されていることを特徴とする請求項52に記載のデー
    タ通信システム。
  54. 【請求項54】 前記イベント信号処理手段が、前記イ
    ベント信号生成手段によって生成された前記イベント信
    号に基づき、前記イベント処理データにしたがって、ポ
    ップアップメッセージの表示、バイブレータの起動、音
    声発生、データ転送、通信開始、プログラムの起動およ
    びコンテンツデータの読み込みよりなる群からなる処理
    を、前記少なくとも1つの受信装置に対して、実行可能
    に構成されたことを特徴とする請求項9ないし13、2
    1ないし26、34ないし53に記載のデータ通信シス
    テム。
  55. 【請求項55】 前記プロファイルIDが、前記送信装
    置および前記少なくとも1つの受信装置のみが解読可能
    な暗号によって、暗号化されたことを特徴とする請求項
    1ないし54のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム。
  56. 【請求項56】 前記プロファイルIDに加えて、前記
    コンテンツデータが、前記送信装置および前記少なくと
    も1つの受信装置のみが解読可能な暗号によって、暗号
    化されたことを特徴とする請求項55に記載のデータ通
    信システム。
  57. 【請求項57】 前記プロファイルIDならびに/また
    は前記プロファイルIDおよび前記コンテンツデータ
    が、前記送信装置および前記少なくとも1つの受信装置
    以外には公開されない秘密鍵ならびに/または秘密鍵お
    よび前記送信装置および前記少なくとも1つの受信装置
    以外にも公開される公開鍵によって、暗号化され、解読
    されることを特徴とする請求項55または56に記載の
    データ通信システム。
  58. 【請求項58】 前記秘密鍵として、DESまたはトリ
    プルDESが用いられることを特徴とする請求項57に
    記載のデータ通信システム。
  59. 【請求項59】 前記公開鍵として、RSA、RC2、
    RC4またはRGPが用いられることを特徴とする請求
    項58に記載のデータ通信システム。
  60. 【請求項60】 前記少なくとも1つの受信装置が、携
    帯電話によって構成されたことを特徴とする請求項1な
    いし59のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  61. 【請求項61】 前記少なくとも1つの受信装置が、近
    距離無線機能を有する個人用受信機器によって構成され
    たことを特徴とする請求項1ないし59のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム。
  62. 【請求項62】 前記プロファイルIDが、アドレス体
    系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを特
    徴とする請求項1ないし61のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム。
  63. 【請求項63】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータと前記プロファイルIDを、すか
    し技術を用いて、リンクさせるように構成されたことを
    特徴とする請求項1ないし62のいずれか1項に記載の
    データ通信システム。
  64. 【請求項64】 前記データ伝達装置が、テレビ放送
    網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
    網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
    れる通信網によって、データを伝達可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項1ないし63のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム。
  65. 【請求項65】 前記コンテンツデータが、映像データ
    および音声データよりなる群から選ばれるストリーム系
    データを含むことを特徴とする請求項1ないし64のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  66. 【請求項66】 コンテンツデータを生成するコンテン
    ツデータ生成手段と、前記コンテンツデータおよび前記
    コンテンツデータの送受信に関連し、階層ごとに分類さ
    れたツリー構造を有する複数の単位プロファイルからな
    るプロファイルに対応するプロファイルIDを生成し、
    前記コンテンツデータに前記プロファイルIDをリンク
    させるプロファイルリンク手段と、前記プロファイルI
    Dがリンクされた前記コンテンツデータを、放送の形
    で、発信するデータ発信手段とを備えたことを特徴とす
    るデータ通信システム用の送信装置。
  67. 【請求項67】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連し、階層ごとに分類されたツリー構
    造を有する複数の単位プロファイルからなるプロファイ
    ルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイ
    ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータの
    前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生
    成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイル
    生成手段によって生成された前記コンテンツデータおよ
    び/または前記コンテンツデータの送受信に関連する前
    記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段によ
    り生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連付
    けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイルデ
    ータを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記プ
    ロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイ
    ルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそれに
    対応するプロファイルIDを選択するプロファイル選択
    手段と、前記プロファイルID生成手段により生成され
    たプロファイルIDおよび/または前記プロファイル選
    択手段によって選択されたプロファイルIDに基づき、
    前記コンテンツデータにリンクさせるべきプロファイル
    IDを決定するプロファイルID決定手段と、前記プロ
    ファイルID決定手段によって決定された前記プロファ
    イルIDを対応する前記コンテンツデータに書き込むプ
    ロファイルID書き込み手段を備えたことを特徴とする
    請求項66に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  68. 【請求項68】 前記データ発信手段が、前記コンテン
    ツデータにリンクされた前記プロファイルIDのみを発
    信可能に構成されたことを特徴とする請求項66または
    67に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  69. 【請求項69】 前記単位プロファイルの各々が3層以
    上の階層を有することを特徴とする請求項66ないし6
    8のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信
    装置。
  70. 【請求項70】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択す
    るように構成されたことを特徴とする請求項67ないし
    69のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の送
    信装置。
  71. 【請求項71】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択
    し、前記プロファイル書き込み手段が、前記プロファイ
    ル選択手段によって選択された前記プロファイルID
    を、and、or、nand、norまたはnotの形
    式で、前記コンテンツデータに書き込むように構成され
    たことを特徴とする請求項70に記載のデータ通信シス
    テム用の送信装置。
  72. 【請求項72】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項66ないし71のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  73. 【請求項73】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項72に記載のデータ通信
    システム用の送信装置。
  74. 【請求項74】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項72に記載のデータ通信システム用の送信
    装置。
  75. 【請求項75】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項66ないし74の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  76. 【請求項76】 移動可能に構成されたことを特徴とす
    る請求項66ないし75のいずれか1項に記載のデータ
    通信システム用の送信装置。
  77. 【請求項77】 自動車、電車、モノレール、自転車、
    屋台車または車椅子を含む移動手段に搭載されているこ
    とを特徴とする請求項76に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  78. 【請求項78】 前記コンテンツデータが、セールデー
    タおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項66
    ないし77のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  79. 【請求項79】 前記プロファイルIDが、アドレス体
    系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを特
    徴とする請求項66ないし78のいずれか1項に記載の
    データ通信システム用の送信装置。
  80. 【請求項80】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータと前記プロファイルIDを、すか
    し技術を用いて、リンクさせるように構成されたことを
    特徴とする請求項66ないし79のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム用の送信装置。
  81. 【請求項81】 さらに、前記プロファイルIDを暗号
    化する暗号化手段を備えたことを特徴とする請求項66
    ないし80のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  82. 【請求項82】 前記暗号化手段が、前記プロファイル
    IDに加えて、前記コンテンツデータを暗号化するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項81に記載のデー
    タ通信システム用の送信装置。
  83. 【請求項83】 前記データ発信手段が、テレビ放送
    網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
    網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
    れる通信網を用いて、データを発信するように構成され
    たことを特徴とする請求項66ないし82のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  84. 【請求項84】 前記コンテンツデータが、映像データ
    および音声データよりなる群から選ばれるストリーム系
    データを含むことを特徴とする請求項66ないし83の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  85. 【請求項85】 放送されたコンテンツデータを選択し
    て、受信するデータ選択受信手段および前記データ選択
    受信手段が受信したデータを処理する受信データ処理手
    段を備えたデータ通信システム用の受信装置であって、
    前記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータおよ
    び/または前記コンテンツデータの送受信に関連し、階
    層ごとに分類されたツリー構造を有する複数の単位プロ
    ファイルからなるプロファイルに対応するプロファイル
    IDに基づいて、データを選別するように構成され、さ
    らに、前記ツリー構造の特定の階層のプロファイルID
    を指定可能なプロファイルID指定手段を備えたことを
    特徴とするデータ通信システム用の受信装置。
  86. 【請求項86】 さらに、受信すべきプロファイルID
    を含む受信プロファイルIDデータを記憶する受信プロ
    ファイルIDデータ記憶手段と、前記受信プロファイル
    IDデータを生成し、あるいは、前記受信プロファイル
    IDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイル
    IDデータを変更する受信プロファイルIDデータ処理
    手段とを備え、前記データ選択受信手段が、前記コンテ
    ンツデータにリンクされた前記プロファイルIDに基づ
    き、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
    れた前記受信プロファイルIDデータにしたがって、前
    記コンテンツデータを受信するか否かを判別するプロフ
    ァイルID判別手段と、前記プロファイルID判別手段
    が受信すべき旨を判別したコンテンツデータのみを受信
    するデータ受信手段とを備えたことを特徴とする請求項
    85に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  87. 【請求項87】 さらに、前記プロファイルID判別手
    段によって、受信すべきものと判別された前記プロファ
    イルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベン
    ト信号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、
    プロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処
    理データと、コンテンツデータに所定の処理を施すコン
    テンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手
    段が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベン
    ト信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前
    記イベント信号生成手段によって生成されたイベント信
    号にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処
    理を実行するように構成されたことを特徴とする請求項
    86に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  88. 【請求項88】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項87に記載のデータ通信システム用
    の受信装置。
  89. 【請求項89】 さらに、イベント処理データ記憶手段
    を備え、前記イベント処理データが、前記イベント処理
    データ記憶手段に記憶されていることを特徴とする請求
    項87に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  90. 【請求項90】 さらに、受信したコンテンツデータを
    蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、
    前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツ
    データを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
    せるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項87ないし89のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム用の受信装置。
  91. 【請求項91】 さらに、前記イベント信号生成手段に
    よって生成されたイベント信号に基づき、前記イベント
    処理データにしたがって、前記受信装置に対して、所定
    の処理を実行するイベント信号処理手段を備えたことを
    特徴とする請求項87ないし90のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム用の受信装置。
  92. 【請求項92】 さらに、前記プロファイルID判別手
    段の判別結果に基づいて、前記プロファイルID判別手
    段が、入力されたプロファイルIDにリンクされたコン
    テンツデータを受信すべきと判別し、前記プロファイル
    IDにリンクされたコンテンツデータが入力されていな
    いときに、前記プロファイルIDとリンクされたコンテ
    ンツデータの送信を要求する送信要求信号を出力するコ
    ンテンツデータ送信要求手段を備えたことを特徴とする
    請求項85ないし91のいずれか1項に記載のデータ通
    信システム用の受信装置。
  93. 【請求項93】 受信プロファイルIDデータ処理手段
    が、前記データ受信手段が受信した前記プロファイルI
    Dを解析して、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    可能に構成されたことを特徴とする請求項85ないし9
    2のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
  94. 【請求項94】 さらに、コンテンツデータを生成する
    コンテンツデータ生成手段と、前記コンテンツデータ生
    成手段によって生成された前記コンテンツデータおよび
    /その送受信に関連し、階層ごとに分類されたツリー構
    造を有する複数の単位プロファイルからなるプロファイ
    ルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイ
    ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータの
    前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生
    成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイル
    生成手段によって生成された前記コンテンツデータおよ
    び/または前記コンテンツデータの送受信に関連する前
    記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段によ
    り生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連付
    けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイルデ
    ータを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記プ
    ロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイ
    ルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそれに
    対応するプロファイルIDを選択するプロファイル選択
    手段と、前記プロファイルID生成手段により生成され
    たプロファイルIDおよび/または前記プロファイル選
    択手段によって選択されたプロファイルIDに基づき、
    前記コンテンツデータにリンクさせるべきプロファイル
    IDを決定するプロファイルID決定手段と、前記プロ
    ファイルID決定手段によって決定された前記プロファ
    イルIDを対応する前記コンテンツデータに書き込むプ
    ロファイルID書き込み手段と、前記プロファイルID
    書き込み手段によって、プロファイルIDが書き込まれ
    た前記コンテンツデータを、放送の形で、発信するデー
    タ発信手段を備えたことを特徴とする請求項85ないし
    93のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受
    信装置。
  95. 【請求項95】 前記単位プロファイルの各々が3層以
    上の階層を有することを特徴とする請求項85ないし9
    4のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
  96. 【請求項96】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択す
    るように構成されたことを特徴とする請求項94または
    95に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  97. 【請求項97】 前記プロファイル選択手段が、2以上
    の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを選択
    し、前記プロファイル書き込み手段が、前記プロファイ
    ル選択手段によって選択された前記プロファイルID
    を、and、or、nand、norまたはnotの形
    式で、前記コンテンツデータに書き込むように構成され
    たことを特徴とする請求項96に記載のデータ通信シス
    テム用の受信装置。
  98. 【請求項98】 前記プロファイルID指定手段が、2
    以上の単位プロファイの各々から、少なくとも1つのプ
    ロファイルとそれぞれに対応するプロファイルIDを指
    定可能に構成されたことを特徴とする請求項85ないし
    97のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受
    信信装置。
  99. 【請求項99】 さらに、前記データ選択受信手段が受
    信したデータの受信回数をカウントし、所定時間内に、
    前記データ選択受信手段が受信したデータの受信回数が
    所定回数未満のときは、前記データ選択受信手段が、デ
    ータを選別するために用いる前記プロファイルIDを、
    前記プロファイルIDに対応する前記ツリー構造中のプ
    ロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対応する
    プロファイルIDにリセットするプロファイルIDプロ
    ファイルIDリセット手段を備えたことを特徴とする請
    求項85ないし98のいずれか1項に記載のデータ通信
    システム用の受信装置。
  100. 【請求項100】 前記プロファイルが、コンテンツデ
    ータの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連する
    データおよび前記受信装置に関連するデータによって構
    成されることを特徴とする請求項85ないし99のいず
    れか1項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  101. 【請求項101】 前記送信装置に関連するデータが、
    送信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方
    法を含むことを特徴とする請求項100に記載のデータ
    通信システム用の受信装置。
  102. 【請求項102】 前記受信装置に関連するデータが、
    受信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵
    便番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メー
    ルアドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置
    の受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、P
    OP/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グル
    ープ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特
    徴とする請求項100に記載のデータ通信システム用の
    受信装置。
  103. 【請求項103】 前記プロファイルIDが識別子によ
    って構成されたことを特徴とする請求項100ないし1
    02のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受
    信装置。
  104. 【請求項104】 移動可能に構成されたことを特徴と
    する請求項85ないし103のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム用の受信装置。
  105. 【請求項105】 自動車、電車もしくは自転車に搭載
    され、または、人に携行されていることを特徴とする請
    求項104に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  106. 【請求項106】 前記イベント信号処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成された前記イベント
    信号に基づき、前記イベント処理データにしたがって、
    ポップアップメッセージの表示、バイブレータの起動、
    音声発生、データ転送、通信開始、プログラムの起動お
    よびコンテンツデータの読み込みよりなる群からなる処
    理を、前記受信装置に対して、実行可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項91ないし105のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  107. 【請求項107】 携帯電話によって構成されたことを
    特徴とする請求項85ないし106のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム用の受信装置。
  108. 【請求項108】 近距離無線機能を有する個人用受信
    機器によって構成されたことを特徴とする請求項85な
    いし106のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の受信装置。
  109. 【請求項109】 前記プロファイルIDが、アドレス
    体系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを
    特徴とする請求項85ないし108のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム用の受信装置。
  110. 【請求項110】 前記プロファイルIDが、すかし技
    術を用いて、前記コンテンツデータにリンクされるよう
    に構成されたことを特徴とする請求項85ないし109
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信装
    置。
  111. 【請求項111】 前記プロファイルIDが暗号化さ
    れ、さらに、暗号化された前記プロファイルIDを解読
    する暗号解読手段を備えたことを特徴とする請求項85
    ないし110のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム用の受信装置。
  112. 【請求項112】 前記プロファイルIDに加えて、前
    記コンテンツデータが暗号化され、前記暗号解読手段
    が、暗号化された前記コンテンツデータを解読可能に構
    成されたことを特徴とする請求項111に記載のデータ
    通信システム用の受信装置。
  113. 【請求項113】 テレビ放送網、衛星放送網、ケーブ
    ルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線通信網およ
    びDABよりなる群から選ばれる通信網を通じて、デー
    タを受信するように構成されたことを特徴とする請求項
    85ないし112のいずれか1項に記載のデータ通信シ
    ステム用の受信装置。
  114. 【請求項114】 前記コンテンツデータが、映像デー
    タおよび音声データよりなる群から選ばれるストリーム
    系データを含むことを特徴とする請求項85ないし11
    4のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
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