JP2001203752A - データ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装置 - Google Patents

データ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装置

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JP2001203752A
JP2001203752A JP2000009918A JP2000009918A JP2001203752A JP 2001203752 A JP2001203752 A JP 2001203752A JP 2000009918 A JP2000009918 A JP 2000009918A JP 2000009918 A JP2000009918 A JP 2000009918A JP 2001203752 A JP2001203752 A JP 2001203752A
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JP2000009918A
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Yukinobu Kuriya
志伸 栗屋
Toshihiro Tsunoda
智弘 角田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 放送されるデータ量が著しく過多になった場
合にも、受信者が受信を必要とするデータのみを、選択
的に受信することのできるデータ通信システムを提供す
る。 【解決手段】 コンテンツデータを分割して、複数のパ
ケットデータを生成するパケットデータ生成手段26
と、パケットデータに共通のパケットIDを付与するパ
ケットID付与手段26bと、パケットデータに、分割
の順序を示すシリアルIDを付与するシリアルID付与
手段26cと、コンテンツデータまたはプロファイルに
対応するプロファイルIDを生成し、リンクさせるプロ
ファイルIDリンク手段27bとを備え、データ選択受
信手段が、プロファイルIDに基づいて、コンテンツデ
ータまたは複数のパケットデータを選択するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ムならびにそれに用いる送信装置および受信装置に関す
るものであり、さらに詳細には、放送されるデータ量が
著しく過多になった場合にも、受信者が受信する必要の
あるデータのみを、所望のように、選択的に受信するこ
とのできるデータ通信システムならびにそれに用いる送
信装置および受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン通信においては、ニュース記事
など、いつ入るかわからないようなデータをタイムリー
に入手することが困難であり、他方、文字多重放送にお
いては、必要とするデータを細かく設定することできな
いという従来の問題点に鑑み、特開平8−8859号公
報は、文字データなどのデータに、その内容にしたがっ
て、分類コードを付加して、放送し、携帯端末側で、別
の通信システムから入手した分類コードにしたがって、
文字データなどのデータを選別して、受信するように構
成されたデータ通信システムを提案している。
【0003】特開平8−8859号公報によれば、この
システムにおいては、ニュース記事ごとに、個別の分類
コードを付加して放送するデータ放送を受信する携帯端
末で、別の通信システムから入手した分類コードを用い
て、ニュースの選別をおこなうことにより、いつでも、
どこでも、欲しいだけの最新のニュースを自動的に受信
することができるものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−8859号公報に開示されたシステムは、もっぱ
ら、速報性が要求されるニュースなどの文字データを、
速やかに、かつ、選択的に受信しようとするものであ
り、放送されるデータが過多になった場合に、受信者が
必要とするデータのみを受信することができないという
問題があった。
【0005】すなわち、近い将来、ディジタル放送にお
けるチャンネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータが
放送され、また、個人や商店、レストランなどが、各種
データを、特定の地域内で受信可能な近距離放送の形
で、発信するようになって、さらに、放送されるデータ
量が激増することが予想されるが、このシステムにおい
ては、文字データなどのデータに付加される分類コード
は、放送すべき文字データなどのデータの内容に関する
もののみであり、さらに、単一の分類コードのみが文字
データなどのデータに付加されるにすぎないため、この
ように、放送されるデータ量が著しく過多になった場合
には、受信者が必要とするデータのみを、選択的に受信
することは不可能である。
【0006】また、放送されるデータ量が著しく過多に
なった場合には、回線交換網を用いて、放送するとき
に、回線が混雑して、所望のように、送受信ができなく
なったり、あるいは、コンテンツデータが失われるとい
う問題があった。
【0007】したがって、本発明は、放送されるデータ
量が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要
とするデータのみを、選択的に受信することのでき、放
送すべきコンテンツデータのデータ量が過大であって
も、所望のように、コンテンツデータを放送し、受信す
ることのできるデータ通信システムを提供することを目
的とするものである。
【0008】本発明の別の目的は、放送されるデータ量
が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要と
するデータのみを、選択的に受信することのでき、放送
すべきコンテンツデータのデータ量が過大であっても、
所望のように、コンテンツデータを放送し、受信するこ
とのできるデータ通信システムに適した送信装置および
受信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段
を備えた送信装置と、複数の受信装置と、前記送信装置
と前記受信装置との間で、データを伝達するデータ伝達
装置とを備え、前記複数の受信装置のうちの少なくとも
1つの受信装置が、前記送信装置から送信されたデータ
を選択して、受信するデータ選択受信手段および前記デ
ータ選択受信手段が受信したデータを処理する受信デー
タ処理手段を備えたデータ通信システムであって、さら
に、前記コンテンツデータを分割して、複数のパケット
データを生成するパケットデータ生成手段と、前記パケ
ットデータ生成手段によって生成された前記複数のパケ
ットデータに、共通のパケットIDを付与するパケット
ID付与手段と、前記パケットデータ生成手段によって
生成された前記複数のパケットデータに、分割の順序を
示すシリアルIDを付与するシリアルID付与手段と、
前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
ータの送受信に関連するプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDを生成し、前記コンテンツデータまたは前記
パケットデータに前記プロファイルIDをリンクさせる
プロファイルIDリンク手段とを備え、前記少なくとも
1つの受信装置の前記データ選択受信手段が、前記プロ
ファイルIDに基づいて、前記コンテンツデータまたは
前記複数のパケットデータを選択するように構成された
データ通信システムによって達成される。
【0010】本発明によれば、プロファイルIDリンク
手段によって、放送すべきコンテンツデータまたはコン
テンツデータを分割したパケットデータに、コンテンツ
データの内容に関するプロファイルIDのみならず、コ
ンテンツデータに関連するプロファイルID、あるい
は、コンテンツデータに直接的には関連しないプロファ
イルIDなど、目的に応じて、複数の種々のプロファイ
ルIDをリンクさせることができ、データ選択受信手段
が、プロファイルIDに基づいて、コンテンツデータま
たは複数のパケットデータを選択して、受信するように
構成されているから、ディジタル放送のチャンネル数が
大幅に増大し、膨大な量のデータが放送され、また、個
人や商店、レストランなどが、データを、特定の地域内
で受信可能な短距離無線放送の形で、発信するようにな
って、さらに、放送されるデータ量が激増するなど、近
い将来、放送されるデータ量が著しく過多になっても、
受信装置が、必要とするデータのみを選択的に受信する
ことが可能になる。
【0011】また、本発明によれば、コンテンツデータ
コンテンツデータを分割して、複数のパケットデータを
生成するパケットデータ生成手段と、パケットデータ生
成手段によって生成された複数のパケットデータに、共
通のパケットIDを付与するパケットID付与手段と、
パケットデータ生成手段によって生成された複数のパケ
ットデータに、分割の順序を示すシリアルIDを付与す
るシリアルID付与手段が設けられているから、コンテ
ンツデータのデータ量が過大であっても、複数のパケッ
トデータに分割し、プロファイルIDをリンクさせて、
送信することができ、回線交換網を用いて、放送すると
きに、回線が混雑して、所望のように、送受信ができな
くなったり、あるいは、コンテンツデータが失われると
いう問題を効果的に回避して、受信装置が、必要とする
データのみを選択的に受信することが可能になる。
【0012】本発明の好ましい実施態様においては、前
記プロファイルIDリンク手段が、前記プロファイルI
Dを前記コンテンツデータまたは前記パケットデータに
付加することによって、リンクさせ、前記データ選択受
信手段が、前記プロファイルIDに基づいて、前記コン
テンツデータまたは前記複数のパケットデータを選択し
て、受信するように構成されている。
【0013】本発明の好ましい実施態様によれば、デー
タ選択受信手段が、プロファイルIDに基づいて、コン
テンツデータを選択して、受信するように構成されてい
るから、ディジタル放送のチャンネル数が大幅に増大
し、膨大な量のデータが放送され、また、個人や商店、
レストランなどが、データを、特定の地域内で受信可能
な短距離放送の形で、発信するようになって、さらに、
放送されるデータ量が激増するなど、近い将来、放送さ
れるデータ量が著しく過多になっても、受信装置が、必
要とするコンテンツデータのみを選択的に受信すること
が可能になる。
【0014】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、前記プロファイルIDリンク手段
と、前記パケットデータ生成手段と、前記パケットID
付与手段と、前記シリアルID付与手段を備え、前記プ
ロファイルIDリンク手段が、前記コンテンツデータお
よび/または前記コンテンツデータの送受信に関連する
プロファイルを生成するプロファイル生成手段と、前記
プロファイル生成手段によって生成された前記コンテン
ツデータの前記プロファイルに対応させて、プロファイ
ルIDを生成するプロファイルID生成手段と、前記プ
ロファイル生成手段によって生成された前記コンテンツ
データおよび/または前記コンテンツデータの送受信に
関連する前記プロファイルと、前記プロファイルID生
成手段により生成され、対応する前記プロファイルの各
々に関連付けられた前記プロファイルIDとを含むプロ
ファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手段
と、前記コンテンツデータを読み取って、前記プロファ
イルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイルデー
タから、少なくとも1つのプロファイルとそれに対応す
るプロファイルIDを選択するコンテンツデータ読み取
り手段と、前記プロファイルID生成手段により生成さ
れたプロファイルIDおよび/または前記コンテンツデ
ータ読み取り手段によって選択されたプロファイルID
を対応する前記コンテンツデータまたは前記パケットデ
ータに付与するプロファイルID付与手段を備え、前記
送信装置が、さらに、前記プロファイルID付与手段に
よって前記プロファイルIDが付与された前記コンテン
ツデータまたは前記複数のパケットデータを、放送の形
で、発信するデータ発信手段を備えている。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段が、前記コンテ
ンツデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
前記コンテンツデータの読み取り結果に基づいて、前記
プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファ
イルデータから、少なくとも1つのプロファイルおよび
対応するプロファイルIDを抽出するプロファイル検索
手段を備え、前記パケットデータ生成手段が、前記デー
タ量検出手段が検出した前記コンテンツデータのデータ
量が所定データ量を越えているときに、前記コンテンツ
データを、所定データ量以下の複数のパケットデータに
分割するように構成されている。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ量検出手段によって、コンテンツデータのデ
ータ量が検出され、コンテンツデータのデータ量が所定
データ量を越えているときは、パケットデータ生成手段
によって、自動的に、コンテンツデータが、所定データ
量以下の複数のパケットデータに分割されるように構成
されているから、回線交換網を用いて、放送するとき
に、回線が混雑して、所望のように、送受信ができなく
なったり、あるいは、コンテンツデータが失われるとい
う問題を効果的に回避して、受信装置が、必要とするデ
ータのみを選択的に受信することが可能になる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID付与手段が、前記パケットデ
ータ生成手段によって生成された前記複数のパケットデ
ータに、共通のプロファイルIDを付与するように構成
されている。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段の前記プロファ
イル検索手段が、前記コンテンツデータの読み取り結果
に基づいて、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々が、それぞれ、プロファ
イルIDを付与することによって、特徴付けられるよう
に、前記コンテンツデータを分割すべき旨のデータ分割
信号を生成して、前記パケットデータ生成手段に出力す
るとともに、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々に付与されるべきプロフ
ァイルIDを抽出して、前記プロファイルID付与手段
に出力し、前記パケットデータ生成手段が、前記コンテ
ンツデータ読み取り手段から入力された前記データ分割
信号にしたがって、前記コンテンツデータを分割して、
複数のパケットデータを生成し、前記プロファイルID
付与手段が、前記プロファイル検索手段から入力された
前記プロファイルIDを、前記複数のパケットデータの
それぞれに付与するように構成されている。
【0019】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、プロファイル検索手段によって、コンテンツデータ
が読み取られ、読み取り結果に基づいて、コンテンツデ
ータが分割されて得られる複数のパケットデータの各々
が、それぞれ、プロファイルIDを付与することによっ
て、特徴付けられるように、コンテンツデータを分割す
べき旨のデータ分割信号が生成され、パケットデータ生
成手段が、データ分割信号にしたがって、コンテンツデ
ータを分割して、複数のパケットデータを生成し、プロ
ファイルID付与手段が、プロファイル検索手段から入
力されたプロファイルIDを、前記複数のパケットデー
タのそれぞれに付与するように構成されているから、放
送された1つのコンテンツデータを構成する複数のパケ
ットデータのうち、受信者が真に受信したいと希望する
パケットデータのみを選択的に受信することが可能にな
る。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデー
タ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデー
タにしたがって、前記コンテンツデータまたは前記複数
のパケットデータを受信するか否かを判別するプロファ
イルID判別手段と、前記プロファイルID判別手段が
受信すべき旨を判別したコンテンツデータまたは前記複
数のパケットデータにパケットIDが付与されているか
否かを判別するパケットID判別手段と、前記パケット
ID判別手段がパケットIDが付与されている判別した
ときに、前記パケットIDおよび前記シリアルIDに基
づき、前記複数のパケットデータを結合して、前記コン
テンツデータを再生するコンテンツデータ再生手段と、
前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判別し
たコンテンツデータまたは前記コンテンツデータ再生手
段によって、複数のパケットデータが結合されて再生さ
れたコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段と
を備えている。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判別し
たコンテンツデータまたは複数のパケットデータに、パ
ケットIDが付与されていたときは、コンテンツデータ
再生手段によって、パケットIDおよびシリアルIDに
基づいて、複数のパケットデータを結合して、コンテン
ツデータが再生されるから、複数のパケットデータに分
割して、放送されても、所望のコンテンツデータを受信
することが可能になる。
【0022】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プロファイルID付与手段が、前記パケッ
トIDおよび前記シリアルIDに基づき、前記複数のパ
ケットデータのうち、最初に送信されるべきパケットデ
ータにのみ、プロファイルIDを付与するように構成さ
れている。
【0023】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受
信すべきプロファイルIDを含む受信プロファイルID
データを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段
と、前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるい
は、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プ
ロファイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選
択受信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記
プロファイルIDに基づき、前記受信プロファイルID
データ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルID
データにしたがって、前記コンテンツデータまたは前記
複数のパケットデータを受信するか否かを判別するプロ
ファイルID判別手段と、前記プロファイルID判別手
段が受信すべき旨を判別した前記コンテンツデータまた
は前記複数のパケットデータに、パケットIDが付与さ
れているか否かを判別するパケットID判別手段と、前
記パケットID判別手段がパケットIDが付与されてい
る判別したときに、前記パケットIDおよび前記シリア
ルIDに基づき、前記複数のパケットデータを結合し
て、前記コンテンツデータを再生するコンテンツデータ
再生手段と、前記プロファイルID判別手段が受信すべ
き旨を判別したコンテンツデータまたは前記コンテンツ
データ再生手段によって、複数のパケットデータが結合
されて再生されたコンテンツデータのみを受信するデー
タ受信手段とを備え、前記パケットID判別手段が、前
記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判別した
前記コンテンツデータまたは前記複数のパケットデータ
に、パケットIDが付与されていたときに、前記プロフ
ァイルID判別手段に、プロファイルIDのいかんにか
かわらず、前記パケットIDと同じパケットIDが付与
されているパケットデータを受信させるように構成され
ている。
【0024】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、受信プロファイルIDデータを生成し、あるい
は、受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルID処理手段を備えているから、新たに、放送す
べきコンテンツデータに応じ、あるいは、ユーザーのニ
ーズに応じて、受信プロファイルIDデータをアップデ
ートすることが可能になる。
【0025】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、最初に送信されるパケットデータにプロファイル
IDをリンクさせておくだけで、受信装置によって、コ
ンテンツデータを完全な形に再生することが可能とな
る。
【0026】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0027】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、イベント信号生成手段が、イベント処理データに基
づいて、イベント信号を生成し、コンテンツデータ処理
手段が、イベント信号生成手段によって生成されたイベ
ント信号にしたがって、コンテンツデータに対して、所
定の処理を実行するように構成されているから、ユーザ
ーが緊急に必要なコンテンツデータに優先順位を付ける
などして、他の受信装置に受信させることができ、デー
タ通信システムの有用性を向上させることが可能にな
る。
【0028】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0029】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、イ
ベント処理データ記憶手段を備え、前記イベント処理デ
ータが、前記イベント処理データ記憶手段に記憶されて
いる。
【0030】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0031】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記少なくとも1つの受信装置に対
して、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備
えている。
【0032】本発明の別の好ましい実施態様において
は、さらに、前記送信装置によって送信されたコンテン
ツデータを受信し、受信した前記コンテンツデータを前
記受信装置に送信する通信データ処理装置を備え、前記
通信データ処理装置が、前記プロファイルIDリンク手
段と、前記パケットデータ生成手段と、前記パケットI
D付与手段と、前記シリアルID付与手段を備えてい
る。
【0033】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
送信装置は、単に、コンテンツデータを生成して、放送
の形で、送信し、プロバイダなどに設けられた通信デー
タ処理装置によって、プロファイルIDをリンクさせ、
あるいは、複数のパケットデータに分割し、プロファイ
ルIDをリンクさせて、コンテンツデータを放送するこ
とができ、送信装置側の負担を軽減させることが可能に
なる。
【0034】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連するプロファイルを生成するプロファイル生成手
段と、前記プロファイル生成手段によって生成された前
記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させて、
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
と、前記プロファイル生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロファ
イルID生成手段により生成され、対応する前記プロフ
ァイルの各々に関連付けられた前記プロファイルIDと
を含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデー
タ記憶手段と、前記コンテンツデータを読み取って、前
記プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロフ
ァイルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそ
れに対応するプロファイルIDを選択するコンテンツデ
ータ読み取り手段と、前記プロファイルID生成手段に
より生成されたプロファイルIDおよび/または前記コ
ンテンツデータ読み取り手段によって選択されたプロフ
ァイルIDを対応する前記コンテンツデータまたは前記
パケットデータに付与するプロファイルID付与手段を
備え、前記通信データ処理装置が、さらに、前記プロフ
ァイルID付与手段によって前記プロファイルIDが付
与された前記コンテンツデータまたは前記複数のパケッ
トデータを、放送の形で、発信するデータ発信手段を備
えている。
【0035】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段が、前記コンテ
ンツデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
前記コンテンツデータの読み取り結果に基づいて、前記
プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファ
イルデータから、少なくとも1つのプロファイルおよび
対応するプロファイルIDを抽出するプロファイル検索
手段を備え、前記パケットデータ生成手段が、前記デー
タ量検出手段が検出した前記コンテンツデータのデータ
量が所定データ量を越えているときに、前記コンテンツ
データを、所定データ量以下の複数のパケットデータに
分割するように構成されている。
【0036】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID付与手段が、前記パケットデ
ータ生成手段によって生成された前記複数のパケットデ
ータに、共通のプロファイルIDを付与するように構成
されている。
【0037】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段の前記プロファ
イル検索手段が、前記コンテンツデータの読み取り結果
に基づいて、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々が、それぞれ、プロファ
イルIDを付与することによって、特徴付けられるよう
に、前記コンテンツデータを分割すべき旨のデータ分割
信号を生成して、前記パケットデータ生成手段に出力す
るとともに、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々に付与されるべきプロフ
ァイルIDを抽出して、前記プロファイルID付与手段
に出力し、前記パケットデータ生成手段が、前記コンテ
ンツデータ読み取り手段から入力された前記データ分割
信号にしたがって、前記コンテンツデータを分割して、
複数のパケットデータを生成し、前記プロファイルID
付与手段が、前記プロファイル検索手段から入力された
前記プロファイルIDを、前記複数のパケットデータの
それぞれに付与するように構成されている。
【0038】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデー
タ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデー
タにしたがって、前記コンテンツデータまたは前記複数
のパケットデータを受信するか否かを判別するプロファ
イルID判別手段と、前記プロファイルID判別手段が
受信すべき旨を判別したコンテンツデータまたは前記複
数のパケットデータにパケットIDが付与されているか
否かを判別するパケットID判別手段と、前記パケット
ID判別手段がパケットIDが付与されている判別した
ときに、前記パケットIDおよび前記シリアルIDに基
づき、前記複数のパケットデータを結合して、前記コン
テンツデータを再生するコンテンツデータ再生手段と、
前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判別し
たコンテンツデータまたは前記コンテンツデータ再生手
段によって、複数のパケットデータが結合されて再生さ
れたコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段と
を備えている。
【0039】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID付与手段が、前記パケットI
Dおよび前記シリアルIDに基づき、前記複数のパケッ
トデータのうち、最初に送信されるべきパケットデータ
にのみ、プロファイルIDを付与するように構成されて
いる。
【0040】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデー
タ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデー
タにしたがって、前記コンテンツデータまたは前記複数
のパケットデータを受信するか否かを判別するプロファ
イルID判別手段と、前記プロファイルID判別手段が
受信すべき旨を判別した前記コンテンツデータまたは前
記複数のパケットデータに、パケットIDが付与されて
いるか否かを判別するパケットID判別手段と、前記パ
ケットID判別手段がパケットIDが付与されている判
別したときに、前記パケットIDおよび前記シリアルI
Dに基づき、前記複数のパケットデータを結合して、前
記コンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生手
段と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を
判別したコンテンツデータまたは前記コンテンツデータ
再生手段によって、複数のパケットデータが結合されて
再生されたコンテンツデータのみを受信するデータ受信
手段とを備え、前記パケットID判別手段が、前記プロ
ファイルID判別手段が受信すべき旨を判別した前記コ
ンテンツデータまたは前記複数のパケットデータに、パ
ケットIDが付与されていたときに、前記プロファイル
ID判別手段に、プロファイルIDのいかんにかかわら
ず、前記パケットIDと同じパケットIDが付与されて
いるパケットデータを受信させるように構成されてい
る。
【0041】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0042】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0043】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、イベン
ト処理データ記憶手段を備え、前記イベント処理データ
が、前記イベント処理データ記憶手段に記憶されてい
る。
【0044】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0045】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記少なくとも1つの受信装置に対
して、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備
えている。
【0046】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0047】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0048】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0049】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0050】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、ツリー構造を有するデータの階層を選択して、プロ
ファイルを決定することによって、放送されるデータが
過多になった場合においても、受信すべきデータを、所
望のように、選別することが可能になる。
【0051】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、前記デ
ータ選択受信手段が受信したデータの受信回数をカウン
トし、所定時間内に、前記データ選択受信手段が受信し
たデータの受信回数が所定回数未満のときは、前記デー
タ選択受信手段が、データを選別するために用いる前記
プロファイルIDを、前記プロファイルIDに対応する
前記ツリー構造中のプロファイルよりも階層が上位のプ
ロファイルに対応するプロファイルIDにリセットする
プロファイルIDリセット手段を備えている。
【0052】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段が受信したデータの受信回数を
カウントし、所定時間内に、データ選択受信手段が受信
したデータの受信回数が所定回数未満のときは、データ
選択受信手段が、データを選別するために用いるプロフ
ァイルIDを、そのプロファイルIDに対応するツリー
構造中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットしているので、
直前の所定時間内の受信回数に応じて、データの受信回
数を適切に制御することが可能になる。
【0053】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0054】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、複数の前記プ
ロファイルIDを、前記コンテンツデータにリンクさせ
るように構成されている。
【0055】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記複数のプ
ロファイルIDを、and、or、nand、norま
たはnotの形式で、前記コンテンツデータにリンクさ
せるように構成されている。
【0056】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記デー
タ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析し
て、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構成
されている。
【0057】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、コンテ
ンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段と、前
記コンテンツデータ生成手段によって生成された前記コ
ンテンツデータおよび/その送受信に関するプロファイ
ルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイ
ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータの
前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生
成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイル
生成手段によって生成された前記コンテンツデータおよ
び/または前記コンテンツデータの送受信に関連する前
記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段によ
り生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連付
けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイルデ
ータを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記コ
ンテンツデータを読み取って、前記プロファイルデータ
記憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、少
なくとも1つのプロファイルとそれに対応するプロファ
イルIDを選択するコンテンツデータ読み取り手段と、
前記コンテンツデータを分割して、複数のパケットデー
タを生成するパケットデータ生成手段と、前記パケット
データ生成手段によって生成された前記複数のパケット
データに、共通のパケットIDを付与するパケットID
付与手段と、前記パケットデータ生成手段によって生成
された前記複数のパケットデータに、分割の順序を示す
シリアルIDを付与するシリアルID付与手段と、前記
コンテンツデータ読み取り手段によって選択された前記
プロファイルIDを、対応する前記コンテンツデータま
たは前記複数のパケットデータに付与するプロファイル
ID付与手段と、前記プロファイルID付与手段によっ
て、プロファイルIDが付与された前記コンテンツデー
タを発信するデータ発信手段を備えている。
【0058】本発明の好ましい実施態様によれば、受信
装置が、コンテンツデータを生成して、プロファイルI
Dをリンクさせ、コンテンツデータおよびプロファイル
IDまたはプロファイルIDを送信可能に構成されてい
るから、相互的に、放送することが可能になる。
【0059】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段が、前記コンテ
ンツデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
前記コンテンツデータの読み取り結果に基づいて、前記
プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファ
イルデータから、少なくとも1つのプロファイルおよび
対応するプロファイルIDを抽出するプロファイル検索
手段を備え、前記パケットデータ生成手段が、前記デー
タ量検出手段が検出した前記コンテンツデータのデータ
量が所定データ量を越えているときに、前記コンテンツ
データを、所定データ量以下の複数のパケットデータに
分割するように構成されている。
【0060】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID付与手段が、前記パケットデ
ータ生成手段によって生成された前記複数のパケットデ
ータに、共通のプロファイルIDを付与するように構成
されている。
【0061】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段の前記プロファ
イル検索手段が、前記コンテンツデータの読み取り結果
に基づいて、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々が、それぞれ、プロファ
イルIDを付与することによって、特徴付けられるよう
に、前記コンテンツデータを分割すべき旨のデータ分割
信号を生成して、前記パケットデータ生成手段に出力す
るとともに、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々に付与されるべきプロフ
ァイルIDを抽出して、前記プロファイルID付与手段
に出力し、前記パケットデータ生成手段が、前記コンテ
ンツデータ読み取り手段から入力された前記データ分割
信号にしたがって、前記コンテンツデータを分割して、
複数のパケットデータを生成し、前記プロファイルID
付与手段が、前記プロファイル検索手段から入力された
前記プロファイルIDを、前記複数のパケットデータの
それぞれに付与するように構成されている。
【0062】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID付与手段が、前記パケットI
Dおよび前記シリアルIDに基づき、前記複数のパケッ
トデータのうち、最初に送信されるべきパケットデータ
にのみ、プロファイルIDを付与するように構成されて
いる。
【0063】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ伝達装置が、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABを含んでいる。
【0064】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が移動可能に構成されている。
【0065】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、自動車、電車、モノレール、自転
車、屋台車または車椅子を含む移動手段に搭載されてい
る。
【0066】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0067】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が移動可能に構成さ
れている。
【0068】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、自動車、電車も
しくは自転車に搭載され、または、人に携行されてい
る。
【0069】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0070】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント信号処理手段が、前記イベント信号生
成手段によって生成された前記イベント信号に基づき、
前記イベント処理データにしたがって、ポップアップメ
ッセージの表示、バイブレータの起動、音声発生、デー
タ転送、通信開始、プログラムの起動およびコンテンツ
データの読み込みよりなる群からなる処理を、前記少な
くとも1つの受信装置に対して、実行可能に構成されて
いる。
【0071】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、前記送信装置および前記
少なくとも1つの受信装置のみが解読可能な暗号によっ
て、暗号化されている。
【0072】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが、前記送信装置および前記少なくとも1つの受信
装置のみが解読可能な暗号によって、暗号化されてい
る。
【0073】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDならびに/または前記プロフ
ァイルIDおよび前記コンテンツデータが、前記送信装
置および前記少なくとも1つの受信装置以外には公開さ
れない秘密鍵ならびに/または秘密鍵および前記送信装
置および前記少なくとも1つの受信装置以外にも公開さ
れる公開鍵によって、暗号化され、解読されるように構
成されている。
【0074】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記秘密鍵として、DES(Data Encry
ption Standard)またはトリプルDES
が用いられている。
【0075】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記公開鍵として、RSA、RC2、RC4または
RGPが用いられている。
【0076】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、携帯電話によっ
て構成されている。
【0077】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、近距離無線機能
を有する個人用受信機器によって構成されている。
【0078】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータと前記プロファイルIDを、すかし技術を用い
て、リンクさせるように構成されている。
【0079】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0080】本発明の前記目的はまた、コンテンツデー
タを生成するコンテンツデータ生成手段と、前記コンテ
ンツデータ生成手段によって生成された前記コンテンツ
データを分割して、複数のパケットデータを生成するパ
ケットデータ生成手段と、前記パケットデータ生成手段
によって生成された前記複数のパケットデータに、共通
のパケットIDを付与するパケットID付与手段と、前
記パケットデータ生成手段によって生成された前記複数
のパケットデータに、分割の順序を示すシリアルIDを
付与するシリアルID付与手段と、前記コンテンツデー
タおよび前記コンテンツデータの送受信に関連するプロ
ファイルに対応するプロファイルIDを生成し、前記コ
ンテンツデータまたは前記コンテンツデータを分割し
て、生成された前記パケットデータに前記プロファイル
IDをリンクさせるプロファイルリンク手段と、前記プ
ロファイルID付与手段によって前記プロファイルID
が付与された前記コンテンツデータまたは前記パケット
データを、放送の形で、発信するデータ発信手段とを備
えたデータ通信システム用の送信装置によって達成され
る。
【0081】本発明によれば、プロファイルIDリンク
手段によって、放送すべきコンテンツデータまたはコン
テンツデータを分割して、生成された前記パケットデー
タに、コンテンツデータの内容に関するプロファイルI
Dのみならず、コンテンツデータに関連するプロファイ
ルID、あるいは、コンテンツデータに直接的には関連
しないプロファイルIDなど、目的に応じて、複数の種
々のプロファイルIDをリンクさせることができ、受信
装置が、プロファイルIDに基づいて、コンテンツデー
タまたはコンテンツデータを分割して、生成された複数
のパケットデータデータを選択可能に構成されているか
ら、ディジタル放送のチャンネル数が大幅に増大し、膨
大な量のデータが放送され、また、個人や商店、レスト
ランなどが、データを、特定の地域内で受信可能な短距
離無線放送の形で、発信するようになって、さらに、放
送されるデータ量が激増するなど、近い将来、放送され
るデータ量が著しく過多になっても、受信装置が、必要
とするデータのみを選択的に受信することが可能にな
る。
【0082】また、本発明によれば、コンテンツデータ
コンテンツデータを分割して、複数のパケットデータを
生成するパケットデータ生成手段と、パケットデータ生
成手段によって生成された複数のパケットデータに、共
通のパケットIDを付与するパケットID付与手段と、
パケットデータ生成手段によって生成された複数のパケ
ットデータに、分割の順序を示すシリアルIDを付与す
るシリアルID付与手段が設けられているから、コンテ
ンツデータのデータ量が過大であっても、複数のパケッ
トデータに分割し、プロファイルIDをリンクさせて、
送信することができ、回線交換網を用いて、放送すると
きに、回線が混雑して、所望のように、送受信ができな
くなったり、あるいは、コンテンツデータ全体が失われ
るという問題を効果的に回避して、受信装置が、必要と
するデータのみを選択的に受信することが可能になる。
【0083】本発明の好ましい実施態様においては、前
記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテンツデー
タおよび/または前記コンテンツデータの送受信に関連
するプロファイルを生成するプロファイル生成手段と、
前記プロファイル生成手段によって生成された前記コン
テンツデータの前記プロファイルに対応させて、プロフ
ァイルIDを生成するプロファイルID生成手段と、前
記プロファイル生成手段によって生成された前記コンテ
ンツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受
信に関連する前記プロファイルと、前記プロファイルI
D生成手段により生成され、対応する前記プロファイル
の各々に関連付けられた前記プロファイルIDとを含む
プロファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶
手段と、前記コンテンツデータを読み取って、前記プロ
ファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイル
データから、少なくとも1つのプロファイルとそれに対
応するプロファイルIDを選択するコンテンツデータ読
み取り手段と、前記プロファイルID生成手段により生
成されたプロファイルIDおよび/または前記コンテン
ツデータ読み取り手段によって選択されたプロファイル
IDを対応する前記コンテンツデータまたは前記パケッ
トデータに付与するプロファイルID付与手段を備えて
いる。
【0084】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段が、前記コンテ
ンツデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
前記コンテンツデータの読み取り結果に基づいて、前記
プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファ
イルデータから、少なくとも1つのプロファイルおよび
対応するプロファイルIDを抽出するプロファイル検索
手段を備え、前記パケットデータ生成手段が、前記デー
タ量検出手段が検出した前記コンテンツデータのデータ
量が所定データ量を越えているときに、前記コンテンツ
データを、所定データ量以下の複数のパケットデータに
分割するように構成されている。
【0085】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID付与手段が、前記パケットデ
ータ生成手段によって生成された前記複数のパケットデ
ータに、共通のプロファイルIDを付与するように構成
されている。
【0086】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段の前記プロファ
イル検索手段が、前記コンテンツデータの読み取り結果
に基づいて、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々が、それぞれ、プロファ
イルIDを付与することによって、特徴付けられるよう
に、前記コンテンツデータを分割すべき旨のデータ分割
信号を生成して、前記パケットデータ生成手段に出力す
るとともに、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々に付与されるべきプロフ
ァイルIDを抽出して、前記プロファイルID付与手段
に出力し、前記パケットデータ生成手段が、前記コンテ
ンツデータ読み取り手段から入力された前記データ分割
信号にしたがって、前記コンテンツデータを分割して、
複数のパケットデータを生成し、前記プロファイルID
付与手段が、前記プロファイル検索手段から入力された
前記プロファイルIDを、前記複数のパケットデータの
それぞれに付与するように構成されている。
【0087】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID付与手段が、前記パケットI
Dおよび前記シリアルIDに基づき、前記複数のパケッ
トデータのうち、最初に送信されるべきパケットデータ
にのみ、プロファイルIDを付与するように構成されて
いる。
【0088】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0089】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0090】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0091】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0092】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、ツリー構造を有するデータの階層を選択して、プロ
ファイルを決定することによって、放送されるデータが
過多になった場合においても、受信すべきデータを、所
望のように、選別することが可能になる。
【0093】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0094】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、複数の前記プ
ロファイルIDを、前記コンテンツデータにリンクさせ
るように構成されている。
【0095】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記複数のプ
ロファイルIDを、and、or、nand、norま
たはnotの形式で、前記コンテンツデータにリンクさ
せるように構成されている。
【0096】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ発信手段が、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABよりなる群から選ばれる通信網を用
いて、データを発信するように構成されている。
【0097】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置が移動可能に構成
されている。
【0098】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置が、自動車、電
車、モノレール、自転車、屋台車または車椅子を含む移
動手段に搭載されている。
【0099】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータと前記プロファイルIDを、すかし技術を用い
て、リンクさせるように構成されている。
【0100】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0101】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0102】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置は、さらに、前記
プロファイルIDを暗号化する暗号化手段を備えてい
る。
【0103】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記暗号化手段が、前記プロファイルIDに加え
て、前記コンテンツデータを暗号化するように構成され
ている。
【0104】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0105】本発明の前記目的はまた、コンテンツデー
タおよび/または前記コンテンツデータの送受信に関連
するプロファイルに対応するプロファイルIDがリンク
されて、放送された前記コンテンツデータまたは前記コ
ンテンツデータを分割して生成された複数のパケットデ
ータを選択して、受信するデータ選択受信手段および前
記データ選択受信手段が受信したデータを処理する受信
データ処理手段を備えたデータ通信システム用の受信装
置であって、前記データ選択受信手段が、前記前記コン
テンツデータまたは前記複数のパケットデータにリンク
されたプロファイルIDに基づいて、前記コンテンツデ
ータまたは前記複数のパケットデータを選択するように
構成されたデータ通信システム用の受信装置によって達
成される。
【0106】本発明によれば、コンテンツデータの内容
に関するプロファイルIDのみならず、コンテンツデー
タに関連するプロファイルID、あるいは、コンテンツ
データに直接的には関連しないプロファイルIDなど、
目的に応じて、複数の種々のプロファイルIDがリンク
されたコンテンツデータまたはコンテンツデータを分割
して生成された複数のパケットデータが放送され、デー
タ選択受信手段が、プロファイルIDに基づいて、コン
テンツデータまたは複数のパケットデータを選択して、
受信するように構成されているから、ディジタル放送の
チャンネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータが放送
され、また、個人や商店、レストランなどが、データ
を、特定の地域内で受信可能な短距離無線放送の形で、
発信するようになって、さらに、放送されるデータ量が
激増するなど、近い将来、放送されるデータ量が著しく
過多になっても、受信装置が、必要とするコンテンツデ
ータまたは複数のパケットデータのみを選択的に受信す
ることが可能になる。
【0107】本発明の好ましい実施態様においては、デ
ータ通信システム用の受信装置は、さらに、受信すべき
プロファイルIDを含む受信プロファイルIDデータを
記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、前記
受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、前記
受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された前記
受信プロファイルIDデータを変更する受信プロファイ
ルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受信手
段が、前記コンテンツデータまたはパケットデータにリ
ンクされた前記プロファイルIDに基づき、前記受信プ
ロファイルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プ
ロファイルIDデータにしたがって、前記コンテンツデ
ータまたは前記パケットデータを受信するか否かを判別
するプロファイルID判別手段と、前記プロファイルI
D判別手段が受信すべき旨を判別した前記コンテンツデ
ータまたは前記パケットデータに、パケットIDが付与
されているか否かを判別するパケットID判別手段と、
前記パケットID判別手段が、前記コンテンツデータま
たは前記パケットデータに、パケットIDが付与されて
いると判別したときに、前記パケットIDおよび前記シ
リアルIDに基づき、前記複数のパケットデータを結合
して、前記コンテンツデータを再生するコンテンツデー
タ再生手段と、前記プロファイルID判別手段が受信す
べき旨を判別したコンテンツデータまたは前記コンテン
ツデータ再生手段によって、前記複数のパケットでが結
合されて、再生されたコンテンツデータのみを受信する
データ受信手段とを備えている。
【0108】本発明の好ましい実施態様によれば、プロ
ファイルID判別手段が、複数のパケットデータを受信
すべき旨を判別したときは、コンテンツデータ再生手段
によって、パケットIDおよびシリアルIDに基づき、
複数のパケットデータを結合して、コンテンツデータが
再生されるから、コンテンツデータのデータ量が過大で
あっても、複数のパケットデータに分割し、プロファイ
ルIDをリンクさせて、送信することことによって、回
線交換網を用いて、放送するときに、回線が混雑して、
所望のように、送受信ができなくなったり、あるいは、
コンテンツデータ全体が失われるという問題を効果的に
回避して、受信装置が、必要とするコンテンツデータま
たは複数のパケットデータのみを選択的に受信すること
が可能になる。
【0109】本発明の別の好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、受信
すべきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデ
ータを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段
と、前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるい
は、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プ
ロファイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選
択受信手段が、前記コンテンツデータまたは前記パケッ
トデータにリンクされた前記プロファイルIDに基づ
き、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータにしたがって、前
記コンテンツデータまたは前記複数のパケットデータを
受信するか否かを判別するプロファイルID判別手段
と、前記パケットデータを受信すべき旨を判別した前記
コンテンツデータまたは前記複数のパケットデータに、
パケットIDが付与されているか否かを判別するパケッ
トID判別手段と、前記パケットID判別手段が、前記
コンテンツデータまたは前記複数のパケットデータに、
パケットIDが付与されている判別したときに、前記パ
ケットIDおよび前記シリアルIDに基づき、前記複数
のパケットデータを結合して、前記コンテンツデータを
再生するコンテンツデータ再生手段と、前記プロファイ
ルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテンツデ
ータまたは前記コンテンツデータ再生手段によって、前
記複数のパケットデータが結合されて、再生されたコン
テンツデータのみを受信するデータ受信手段とを備え、
前記パケットID判別手段が、前記コンテンツデータま
たは前記複数のパケットデータに、パケットIDが付与
されているときは、前記プロファイルID判別手段に、
プロファイルIDのいかんにかかわらず、前記パケット
IDと同じパケットIDが付与されているパケットデー
タを受信させるように構成されている。
【0110】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
コンテンツデータを分割して、生成した複数のパケット
データのうち、最初に送信すべきパケットデータにの
み、プロファイルIDをリンクさせておくだけで、プロ
ファイルIDに基づき、1つのコンテンツデータを分割
して、生成した複数のパケットデータを選択的に受信す
ることが可能となる。
【0111】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
プロファイルID判別手段によって、受信すべきものと
判別された前記プロファイルIDにしたがって、所定の
処理をすべき旨のイベント信号を生成して、出力するイ
ベント信号生成手段と、プロファイルIDと処理内容と
を対応させたイベント処理データと、コンテンツデータ
に所定の処理を施すコンテンツデータ処理手段を備え、
前記イベント信号生成手段が、前記イベント処理データ
に基づいて、前記イベント信号を生成し、前記コンテン
ツデータ処理手段が、前記イベント信号生成手段によっ
て生成されたイベント信号にしたがって、コンテンツデ
ータに対して、所定の処理を実行するように構成されて
いる。
【0112】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0113】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、さらに、イベ
ント処理データ記憶手段を備え、前記イベント処理デー
タが、前記イベント処理データ記憶手段に記憶されてい
る。
【0114】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、受信
したコンテンツデータを蓄積して、記憶するコンテンツ
データ記憶手段を備え、前記コンテンツデータ処理手段
が、受信したコンテンツデータを前記コンテンツデータ
記憶手段に蓄積、記憶させるとともに、前記コンテンツ
データ記憶手段に蓄積、記憶されたコンテンツデータを
処理可能に構成されている。
【0115】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
に基づき、前記イベント処理データにしたがって、前記
受信装置に対して、所定の処理を実行するイベント信号
処理手段を備えている。
【0116】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記デー
タ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析し
て、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構成
されている。
【0117】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、コン
テンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段と、
前記コンテンツデータ生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/その送受信に関するプロファ
イルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファ
イル生成手段によって生成された前記コンテンツデータ
の前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを
生成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイ
ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータお
よび/または前記コンテンツデータの送受信に関連する
前記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段に
より生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連
付けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイル
データを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記
コンテンツデータを読み取って、前記プロファイルデー
タ記憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、
少なくとも1つのプロファイルとそれに対応するプロフ
ァイルIDを選択するコンテンツデータ読み取り手段
と、前記コンテンツデータを分割して、複数のパケット
データを生成するパケットデータ生成手段と、前記パケ
ットデータ生成手段によって生成された前記複数のパケ
ットデータに、共通のパケットIDを付与するパケット
ID付与手段と、前記パケットデータ生成手段によって
生成された前記複数のパケットデータに、分割の順序を
示すシリアルIDを付与するシリアルID付与手段と、
前記コンテンツデータ読み取り手段によって選択された
前記プロファイルIDを、対応する前記コンテンツデー
タまたは前記複数のパケットデータに付与するプロファ
イルID付与手段と、前記プロファイルID付与手段に
よって、プロファイルIDが付与された前記コンテンツ
データを発信するデータ発信手段を備えている。
【0118】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ通信システム用の受信装置が、コンテンツデ
ータを生成して、プロファイルIDをリンクさせ、コン
テンツデータおよびプロファイルIDまたはプロファイ
ルIDを送信可能に構成されているから、相互的に、放
送することが可能になる。
【0119】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段が、前記コンテ
ンツデータのデータ量を検出するデータ量検出手段と、
前記コンテンツデータの読み取り結果に基づいて、前記
プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファ
イルデータから、少なくとも1つのプロファイルおよび
対応するプロファイルIDを抽出するプロファイル検索
手段を備え、前記パケットデータ生成手段が、前記デー
タ量検出手段が検出した前記コンテンツデータのデータ
量が所定データ量を越えているときに、前記コンテンツ
データを、所定データ量以下の複数のパケットデータに
分割するように構成されている。
【0120】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID付与手段が、前記パケットデ
ータ生成手段によって生成された前記複数のパケットデ
ータに、共通のプロファイルIDを付与するように構成
されている。
【0121】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ読み取り手段の前記プロファ
イル検索手段が、前記コンテンツデータの読み取り結果
に基づいて、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々が、それぞれ、プロファ
イルIDを付与することによって、特徴付けられるよう
に、前記コンテンツデータを分割すべき旨のデータ分割
信号を生成して、前記パケットデータ生成手段に出力す
るとともに、前記コンテンツデータが分割されて得られ
る複数のパケットデータの各々に付与されるべきプロフ
ァイルIDを抽出して、前記プロファイルID付与手段
に出力し、前記パケットデータ生成手段が、前記コンテ
ンツデータ読み取り手段から入力された前記データ分割
信号にしたがって、前記コンテンツデータを分割して、
複数のパケットデータを生成し、前記プロファイルID
付与手段が、前記プロファイル検索手段から入力された
前記プロファイルIDを、前記複数のパケットデータの
それぞれに付与するように構成されている。
【0122】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0123】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0124】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0125】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0126】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、ツリー構造を有するデータの階層を選択して、プロ
ファイルを決定することによって、放送されるデータが
過多になった場合においても、受信すべきデータを、所
望のように、選別することが可能になる。
【0127】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
データ選択受信手段が受信したデータの受信回数をカウ
ントし、所定時間内に、前記データ選択受信手段が受信
したデータの受信回数が所定回数未満のときは、前記デ
ータ選択受信手段が、データを選別するために用いる前
記プロファイルIDを、前記プロファイルIDに対応す
る前記ツリー構造中のプロファイルよりも階層が上位の
プロファイルに対応するプロファイルIDにリセットす
るプロファイルIDリセット手段を備えている。
【0128】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段が受信したデータの受信回数を
カウントし、所定時間内に、データ選択受信手段が受信
したデータの受信回数が所定回数未満のときは、データ
選択受信手段が、データを選別するために用いるプロフ
ァイルIDを、そのプロファイルIDに対応するツリー
構造中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットしているので、
直前の所定時間内の受信回数に応じて、データの受信回
数を適切に制御することが可能になる。
【0129】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0130】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータに、複数のプロファイルID
がリンクされている。
【0131】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記複数のプロファイルIDが、and、or、n
and、norまたはnotの形式で、前記コンテンツ
データにリンクされている。
【0132】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、テレビ放送
網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
れる通信網を通じて、データを受信するように構成され
ている。
【0133】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が移動可能に構成
されている。
【0134】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、自動車、電車
もしくは自転車に搭載され、または、人に携行されてい
る。
【0135】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント信号処理手段が、前記イベント信号生
成手段によって生成された前記イベント信号に基づき、
前記イベント処理データにしたがって、ポップアップメ
ッセージの表示、バイブレータの起動、音声発生、デー
タ転送、通信開始、プログラムの起動およびコンテンツ
データの読み込みよりなる群からなる処理を、前記受信
装置に対して、実行可能に構成されている。
【0136】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、携帯電話によ
って構成されている。
【0137】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、近距離無線機
能を有する個人用受信機器によって構成されている。
【0138】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが暗号化され、データ通信シ
ステム用の受信装置が、さらに、暗号化された前記プロ
ファイルIDを解読する暗号解読手段を備えている。
【0139】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが暗号化され、前記暗号解読手段が、暗号化された
前記コンテンツデータを解読可能に構成されている。
【0140】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0141】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0142】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、すかし技術を用いて、前
記コンテンツデータにリンクされている。
【0143】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0144】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0145】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムのブロックダイアグラムである。
【0146】図1に示されるように、本発明の好ましい
実施態様にかかるデータ通信システムは、コンテンツデ
ータを、放送の形で、発信するビーコン1と、ビーコン
1から発信されたコンテンツデータを、直接に、あるい
は、プロバイダ2を介して、あるいは、プロバイダ2お
よび通信衛星3を介して、受信する携帯端末4とを備え
ている。ビーコン1には、送信装置5が設けられてい
る。
【0147】図2は、ビーコン1に設けられた送信装置
5のブロックダイアグラムである。
【0148】図2に示されるように、本実施態様にかか
る送信装置5は、CPU10と、サブCPU11と、メ
モリ12と、キーボード13とを備えたパーソナルコン
ピュータ14と、データ発信装置15を備えている。
【0149】図3は、パーソナルコンピュータ14のブ
ロックダイアグラムである。
【0150】図3に示されるように、パーソナルコンピ
ュータ14のCPU10は、映像データ、音声データな
どのストリーム系データによって構成されるコンテンツ
データを生成するコンテンツデータ生成手段16と、放
送すべきコンテンツデータの内容に関連するデータ、送
信側に関連するデータおよび受信側に関連するデータを
含むプロファイルを生成するプロファイル生成手段17
と、プロファイル生成手段17によって生成されたプロ
ファイルに対応する識別子であるプロファイルIDを生
成するプロファイルID生成手段18とを備えている。
【0151】図3に示されるように、パーソナルコンピ
ュータ14のメモリ12は、CPU10およびサブCP
U11を動作させるプログラムを格納するプログラム格
納手段19と、CPU10のプロファイル生成手段17
によって生成されたプロファイルと、プロファイルID
生成手段18により生成され、対応するプロファイルの
各々に関連付けられたプロファイルIDとを含むプロフ
ァイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手段2
0と、CPU10のコンテンツデータ生成手段16によ
って生成されたコンテンツデータを保存するデータ保存
手段21を備えている。
【0152】図3に示されるように、パーソナルコンピ
ュータ14のサブCPU11は、CPU10のコンテン
ツデータ生成手段16によって生成されたコンテンツデ
ータあるいはコンテンツデータ生成手段16によって生
成され、メモリ11のデータ保存手段21に保存された
コンテンツデータを読み取り、コンテンツデータを検索
して、メモリ12のプロファイルデータ記憶手段20に
記憶されたプロファイルデータから、少なくとも1つの
プロファイルおよび対応するプロファイルIDを選択す
るとともに、コンテンツデータのデータ量が所定のデー
タ量を越えるときは、コンテンツデータを複数のパケッ
トデータに分割して、放送すべきか否かを判定するコン
テンツデータ読み取り手段25と、コンテンツデータ読
み取り手段25から入力されたコンテンツデータを、そ
れぞれが所定のデータ量以下の複数のパケットデータに
分割し、分割した複数のパケットデータに共通のパケッ
トIDおよび分割後のパケットデータの順序を表わすシ
リアルIDを付与するパケットデータ生成手段26と、
プロファイルID生成手段18によって生成されたプロ
ファイルIDおよび/またはコンテンツデータ読み取り
手段25によって選択されたプロファイルに対応するプ
ロファイルIDに基づいて、コンテンツデータ読み取り
手段25から入力されたコンテンツデータあるいはパケ
ットデータ生成手段26から入力された複数のパケット
データに付与されるべきプロファイルIDを決定し、コ
ンテンツデータあるいは複数のパケットデータの所定の
データ領域に、プロファイルIDを書き込むプロファイ
ルID付与手段27と、プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータを、データ発信装置15に出力する
データ出力手段28を備えている。
【0153】ここに、コンテンツデータ読み取り手段2
5は、コンテンツデータを複数のパケットデータに分割
して、放送すべきと判定したときは、コンテンツデータ
を、パケットデータ生成手段26に出力し、他方、コン
テンツデータを分割せずに、放送すべきと判定したとき
は、コンテンツデータを、プロファイルID付与手段2
7に出力するように構成されている。
【0154】図3に示されるように、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のメモリ12は、さら
に、プロファイルID付与手段27によって、プロファ
イルIDが書き込まれたコンテンツデータを記憶する放
送データ記憶手段22を備えている。
【0155】図4は、コンテンツデータ読み取り手段2
5、パケットデータ生成手段26およびプロファイルI
D付与手段27のブロックダイアグラムである。
【0156】図4に示されるように、コンテンツデータ
読み取り手段25は、コンテンツデータ生成手段16か
ら入力されたコンテンツデータあるいはデータ保存手段
21から読み出したコンテンツデータのデータ量を検出
するデータ量検出手段25aと、プロファイルデータ記
憶手段20に記憶されたプロファイルデータに基づい
て、読み取ったコンテンツデータのプロファイルを検索
し、検索したプロファイルに対応するプロファイルID
をプロファイルID付与手段27に出力するプロファイ
ル検索手段25bと、データ量検出手段25aの検出結
果に基づき、コンテンツデータを複数のパケットデータ
に分割して、放送すべきか否かを判別し、分割して、放
送すべきときは、コンテンツデータ分割信号とともに、
コンテンツデータを、パケットデータ生成手段26に出
力し、コンテンツデータを分割して、放送する必要がな
いと判別したときは、そのまま、コンテンツデータをプ
ロファイルID付与手段27に出力するデータ分割決定
手段25cを備えている。
【0157】図4に示されるように、パケットデータ生
成手段26は、コンテンツデータ読み取り手段25のデ
ータ分割決定手段25cから、コンテンツデータが入力
されたときに、コンテンツデータを、自動的に、所定デ
ータ量以下の複数のパケットデータに分割するコンテン
ツデータ分割手段26aと、コンテンツデータ分割手段
26aによって、コンテンツデータが分割されて、生成
された複数のパケットデータの所定のデータ領域に、共
通のパケットIDを書き込むパケットID付与手段26
bと、コンテンツデータが分割されて、生成された複数
のパケットデータの所定のデータ領域に、コンテンツデ
ータ分割後のパケットデータの順序を特定するシリアル
IDを付与するシリアルID付与手段26cを備えてい
る。ここに、パケットIDは、コンテンツデータ分割手
段26aによって、コンテンツデータが分割されて、生
成された複数のパケットデータが、分割前のコンテンツ
データを構成するものであることを、プロファイルID
付与手段27、データ出力手段28および受信装置であ
る携帯端末4に認識させることができるようにするため
に、複数のパケットデータに付与されるIDであり、シ
リアルIDは、携帯端末4が、受信した複数のパケット
データから、分割前のコンテンツデータを再生すること
ができるようにするために、複数のパケットデータに付
与されるIDである。
【0158】図4に示されるように、プロファイルID
付与手段27は、シリアルID付与手段26cから入力
された複数のパケットデータに付与されたパケットID
を読み取り、複数のパケットデータとともに、グルーピ
ング信号を出力するパケットID読取り手段27aと、
コンテンツデータ読取り手段25のプロファイル検索手
段25bおよび/またはプロファイルID生成手段18
から入力されたプロファイルIDにしたがって、コンテ
ンツデータ読み取り手段25から入力されたコンテンツ
データの所定のデータ領域に、プロファイルIDを書き
込み、また、パケットID読取り手段27aから入力さ
れたグルーピング信号およびコンテンツデータ読取り手
段25のプロファイル検索手段25bから入力されたプ
ロファイルIDにしたがって、パケットID読取り手段
27aから入力された複数のパケットデータのそれぞれ
の所定のデータ領域に、プロファイルIDを書き込むプ
ロファイルID書き込み手段27bを備えている。
【0159】本実施態様においては、プロファイルの放
送するコンテンツデータの内容に関連するデータには、
スポーツ、音楽、映画などのコンテンツデータ内容の種
類が含まれ、プロファイルの送信側に関連するデータに
は、コンテンツデータの送信者の名前、発信時間などが
含まれている。したがって、たとえば、もっぱらスポー
ツに関するコンテンツデータを受信したいと望んでいる
受信者は、また、スポーツというプロファイルに対応す
る数字などの識別子であるプロファイルIDを用いて、
スポーツに関するコンテンツデータを選択的に受信する
ことが可能になり、また、本実施態様においては、携帯
端末4は、コンテンツデータを記憶可能なメモリを有し
ているので、コンテンツデータの発信時間というプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを用いることによっ
て、ある発信時間内に、放送されたコンテンツデータの
みを選択的に受信することが可能になる。さらに、プロ
ファイルの受信者に関連するデータには、性別、年齢、
住所、グループID、受信装置を構成する機器の種類、
受信装置の受信能力、受信装置の再生能力などが含まれ
ている。したがって、たとえば、もっぱら、ある年齢層
の女性を対象しているコンテンツデータを、その年齢層
および女性というプロファイルに対応するプロファイル
IDを用いることにより、もっぱら、その年齢層の女性
が選択的に受信することができるようにすることがで
き、もっぱら、ある特定の地域や後援会などのグループ
に関するコンテンツデータを、その地域の住所およびグ
ループIDというプロファイルに対応するプロファイル
IDを用いることによって、もっぱら、その地域内に住
所を有する受信者やその後援会に属する受信者が選択的
に受信することができるようにすることが可能となる
し、さらには、放送するコンテンツデータが、ある能力
を有する受信機器でないと、効果的に受信して、再生で
きない場合には、受信装置を構成する機器の種類、受信
装置の受信能力、受信装置の再生能力などのプロファイ
ルに対応するプロファイルIDを用いることによって、
もっぱら、そのコンテンツデータを、効果的に受信し
て、再生可能な受信機器を備えた受信者にのみ選択的に
受信させることが可能になる。
【0160】CPU10のプロファイル生成手段17お
よびプロファイルID生成手段18は、キーボード13
によって操作可能に構成されており、送信装置5のオペ
レータは、放送すべきコンテンツデータの内容や送信状
況、放送の対象とすべき受信者、受信機器に応じて、キ
ーボード13にプロファイルを入力して、プロファイル
生成手段17にプロファイルを生成させることができ、
また、プロファイルに対応するプロファイルIDを、キ
ーボード13に入力して、プロファイルID生成手段1
8にプロファイルIDを生成させることができる。この
ようにして生成されたプロファイルと、対応するプロフ
ァイルに関連付けられたプロファイルIDとによって、
プロファイルデータが生成され、メモリ12のプロファ
イルデータ記憶手段20に記憶されている。プロファイ
ルデータ記憶手段13に記憶されているプロファイルデ
ータは公開されており、受信者は、受信すべきコンテン
ツデータを選別するために、プロファイルデータ記憶手
段20に記憶されているプロファイルデータを利用する
ことができる。
【0161】コンテンツデータ読み取り手段25のデー
タ量検出手段25aは、コンテンツデータ生成手段16
から入力されたコンテンツデータまたはデータ保存手段
21から読み出したコンテンツデータのデータ量を検出
し、検出結果を、データ分割決定手段25cに出力す
る。
【0162】また、コンテンツデータ読み取り手段25
のプロファイル検索手段25bは、コンテンツデータ生
成手段16から入力されたコンテンツデータあるいはデ
ータ保存手段21に保存されたコンテンツデータを読み
取り、プロファイルデータ記憶手段20に記憶されたプ
ロファイルデータから、コンテンツデータの内容に関連
するプロファイルとコンテンツデータの送受信に関連す
るプロファイルおよび対応するプロファイルIDを抽出
し、抽出検索したプロファイルに対応するプロファイル
IDをプロファイルID付与手段27に出力する。
【0163】さらに、コンテンツデータ読み取り手段2
5のデータ分割決定手段25cは、データ量検出手段2
5aの検出結果に基づいて、コンテンツデータを複数の
パケットデータに分割して、放送すべきか否かを判別
し、分割して、放送すべきときは、コンテンツデータ分
割信号とともに、コンテンツデータを、パケットデータ
生成手段26に出力し、コンテンツデータを分割して、
放送する必要がないと判別したときは、そのまま、コン
テンツデータをプロファイルID付与手段27に出力す
る。
【0164】パケットデータ生成手段26のコンテンツ
データ分割手段26aは、コンテンツデータ読み取り手
段25のデータ分割決定手段25Cから、コンテンツデ
ータが入力されたときは、コンテンツデータを、自動的
に、所定データ量以下の複数のパケットデータに分割す
る。
【0165】コンテンツデータ分割手段26aによっ
て、コンテンツデータが分割されて、生成された複数の
パケットデータは、パケットデータ生成手段26のパケ
ットID付与手段26bに出力され、パケットID付与
手段26bは、コンテンツデータ分割手段26aによっ
て、コンテンツデータが分割されて、生成された複数の
パケットデータが、分割前のコンテンツデータを構成す
るものであることが認識可能なようにするため、複数の
パケットデータの所定のデータ領域に、共通のパケット
IDを書き込む。
【0166】さらに、パケットID付与手段26bによ
って、共通のパケットIDを書き込まれた複数のパケッ
トデータは、パケットデータ生成手段26のシリアルI
D付与手段26cに出力され、シリアルID付与手段2
6cは、携帯端末4が、受信した複数のパケットデータ
から、分割前のコンテンツデータを再生することができ
るようにするため、複数のパケットデータの所定のデー
タ領域に、コンテンツデータ分割後のパケットデータの
順序を特定するシリアルIDを付与して、プロファイル
付与手段27に出力する。
【0167】一方、オペレータによって、必要に応じ
て、プロファイル生成手段17が操作され、プロファイ
ル生成手段17によって、新たにプロファイルが生成さ
れたときは、プロファイルID生成手段18によって、
同時に生成された新たなプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDが、プロファイルID付与手段27に出力さ
れる。
【0168】プロファイルID付与手段27のパケット
ID読取り手段27aは、シリアルID付与手段26c
から入力された複数のパケットデータに付与されたパケ
ットIDを読み取り、同じパケットIDが付与された複
数のパケットデータが1つのコンテンツデータから分割
されたものであることを示すグルーピング信号を生成
し、グルーピング信号とともに、プロファイルID書き
込み手段27bに出力する。
【0169】プロファイルID付与手段27のプロファ
イルID書き込み手段27bは、コンテンツデータ読取
り手段25のプロファイル検索手段25bおよび/また
はプロファイルID生成手段18から入力されたプロフ
ァイルIDにしたがって、コンテンツデータ読み取り手
段25から入力されたコンテンツデータの所定のデータ
領域に、プロファイルIDを書き込み、また、パケット
ID読取り手段27aから入力されたグルーピング信号
およびコンテンツデータ読取り手段25のプロファイル
検索手段25bから入力されたプロファイルIDにした
がって、パケットID読取り手段27aから入力された
複数のパケットデータのそれぞれの所定のデータ領域
に、プロファイルIDを書き込む。
【0170】プロファイルID付与手段27によって、
プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデータは、
キーボード13に入力されたオペレータの指示にしたが
って、放送データ記憶手段22に出力されて、保存さ
れ、あるいは、データ出力手段28に出力される。
【0171】データ出力手段28は、プロファイルID
付与手段27から、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータが入力されたときは、プロファイルID
を書き込まれたコンテンツデータを、データ発信装置1
5に出力し、他方、プロファイルID付与手段27によ
って、プロファイルIDを書き込まれ、放送データ記憶
手段22に保存されたコンテンツデータを放送すべき旨
の指示信号がキーボード13に入力されたときは、プロ
ファイルIDを書き込まれ、放送データ記憶手段22に
保存されたコンテンツデータを読み出し、データ発信装
置15に出力する。
【0172】データ発信装置15は、データ出力手段2
8から、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデ
ータが入力されたときは、プロファイルIDが書き込ま
れたコンテンツデータを、放送の形で、携帯端末4、プ
ロバイダ2および通信衛星3に向けて、発信する。
【0173】図5は、プロファイルデータを概念的に示
す図面である。
【0174】図5に示されるように、プロファイルデー
タは、複数の単位プロファイルデータa、…… i、…
…j、kからなり、単位プロファイルデータa、iはツ
リー構造を有している。
【0175】本実施態様においては、コンテンツデータ
読み取り手段25は、コンテンツデータを読み取って、
プロファイルデータ記憶手段20に記憶されているプロ
ファイルデータから、異なる単位プロファイルデータ中
に含まれている2以上のプロファイルを抽出することが
でき、また、1つの単位プロファイルデータから、階層
の異なる2以上のプロファイルを抽出可能に構成されて
いる。たとえば、図4に示された単位プロファイルデー
タaから、スポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の
4つのプロファイルを選択し、コンテンツデータに書き
込むことができる。したがって、携帯端末4を、スポー
ツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4つのプロファイ
ルに対応するプロファイルIDが付与されたコンテンツ
データのみを受信するように設定することによって、放
送されるデータ量が過多になっても、受信者が希望する
コンテンツデータのみを選択的に受信することが可能に
なる。
【0176】図6は、放送を受けたデータを処理する携
帯端末4のブロックダイアグラムである。
【0177】図6に示されるように、本実施態様にかか
る携帯端末4は、CPU30と、サブCPU31と、メ
モリ32と、ボタン群33を備えたパーソナルコンピュ
ータ35と、放送受信手段36を備えている。放送受信
手段36は、モデムなどによって構成されている。
【0178】図7は、パーソナルコンピュータ35のブ
ロックダイアグラムである。
【0179】図7に示されるように、受信装置である携
帯端末4を構成するパーソナルコンピュータ35のサブ
CPU31は、放送受信手段36が受信したコンテンツ
データに付与されているプロファイルIDに基づいて、
コンテンツデータを確定的に受信するか否かを判別する
プロファイルID判別手段40と、プロファイルID判
別手段40が確定的に受信すべきと判別したコンテンツ
データを受信するデータ受信手段41を備えている。
【0180】図7に示されるように、携帯端末4を構成
するパーソナルコンピュータ35のメモリ32は、CP
U30およびサブCPU31の動作プログラムを格納す
るプログラム格納手段42と、受信すべきプロファイル
IDからなる受信プロファイルIDデータを記憶する受
信プロファイルIDデータ記憶手段43と、受信プロフ
ァイルIDデータ記憶手段43に記憶されたプロファイ
ルIDと処理内容とを対応させたイベント処理データを
記憶するイベント処理データ記憶手段44と、サブCP
U31のデータ受信手段41が受信したコンテンツデー
タを保存するデータ保存手段45を備えている。
【0181】図7に示されるように、携帯端末4を構成
するパーソナルコンピュータ35のCPU30は、メモ
リ32の受信プロファイルIDデータ記憶手段43に記
憶されるべき受信プロファイルIDデータを生成し、受
信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶された受
信プロファイルIDデータを変更可能な受信プロファイ
ルIDデータ処理手段46と、イベント処理データを生
成可能で、メモリ32のイベント処理データ記憶手段4
4に記憶されたイベント処理データを書き換え可能なイ
ベント処理データ書換え手段48を備えている。
【0182】図7に示されるように、携帯端末4を構成
するパーソナルコンピュータ35のサブCPU31は、
さらに、プロファイルID判別手段40によって、確定
的に受信すべきものと判別されたプロファイルIDに応
じて、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段47と、データ受信
手段41によって受信されたコンテンツデータを処理す
るコンテンツデータ処理手段49を備えている。
【0183】CPU30の受信プロファイルIDデータ
処理手段46は、携帯端末4に設けられたボタン群33
によって、操作可能に構成されており、ユーザーは、送
信元によって公開され、インターネットなどを介して、
提供されているプロファイルデータを利用して、携帯端
末4のボタン群33を用いて、受信すべきプロファイル
IDを入力し、あるいは、受信すべきプロファイルを入
力して、対応するプロファイルIDをインターネットな
どを通じて、入力させ、受信プロファイルIDデータ処
理手段46によって、受信プロファイルIDデータ記憶
手段43に書き込ませ、受信プロファイルIDデータを
生成することができる。
【0184】また、プロファイルID判別手段40によ
って、受信すべきと判別されたプロファイルIDは受信
プロファイルIDデータ処理手段46に入力され、受信
プロファイルIDデータ処理手段46は、メモリ32の
プログラム格納手段42に格納されたプログラムにした
がって、プロファイルID判別手段40から入力された
プロファイルIDを、受信した履歴データとして、解析
して、必要に応じて、受信プロファイルIDデータ記憶
手段43に記憶されている受信プロファイルIDデータ
を書き換えることができるように構成されている。これ
によって、受信プロファイルIDデータ記憶手段43に
記憶された受信プロファイルIDデータは、そのユーザ
ーが受信することを希望し、現実に、以前に受信したプ
ロファイルIDを蓄積したものとなり、そのユーザーの
プロファイルを示すものとなる。ここに、コンテンツデ
ータに付与されて放送されるプロファイルIDの組み合
わせ、すなわち、プロファイルIDを、and、nan
d、norで結合させたプロファイルIDを、受信プロ
ファイルIDデータに、1つの受信すべきプロファイル
IDとして、登録することができるように構成され、ユ
ーザーは、ツリー構造を有する単位プロファイルデータ
のある階層のプロファイル、たとえば、スポーツという
単位プロファイルデータ中のメジャーリーグというプロ
ファイルを指定すべきときは、受信プロファイルIDデ
ータ処理手段23を操作して、そのプロファイルに対応
するプロファイルIDを受信すべきプロファイルIDと
して設定することができる。
【0185】また、本実施態様にかかる携帯端末4を構
成するパーソナルコンピュータ35のメモリ32は、受
信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶されたプ
ロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理
データを記憶するイベント処理データ記憶手段44を備
え、また、サブCPU31は、イベント信号生成手段4
7と、データ受信手段41によって受信されたコンテン
ツデータを処理するコンテンツデータ処理手段49とを
備えており、コンテンツデータ処理手段49によって、
データ受信手段41が受信したコンテンツデータに、プ
ロファイルIDに応じて、種々の処理を施すことができ
るように構成されている。ユーザーは、携帯端末4のボ
タン群33を通じて、イベント処理データ書換え手段4
8を操作し、新たにイベント処理データを生成して、イ
ベント処理データ記憶手段44に記憶させ、あるいは、
イベント処理データ記憶手段45に記憶されたイベント
処理データを書き換えることができる。
【0186】図8は、データ受信手段41のブロックダ
イグラムである。
【0187】図8に示されるように、データ受信手段4
1は、プロファイルID判別手段40から入力されたコ
ンテンツデータにパケットIDが付与されているか否か
を判別するパケットID判別手段41aと、コンテンツ
データにパケットIDが付与されているときに、パケッ
トIDおよびシリアルIDに基づき、同じパケットID
が付与されている複数のパケットデータから、コンテン
ツデータを再生するコンテンツデータ再生手段41b
と、プロファイルID判別手段40から入力されたコン
テンツデータおよびコンテンツデータ再生手段41bに
よって、複数のパケットデータから再生されたコンテン
ツデータを確定的に受信するコンテンツデータ受信手段
41cを備えている。
【0188】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、以下のようにして、ビーコン
1からコンテンツデータを放送し、携帯端末4が受信す
る。
【0189】まず、送信装置5を構成するパーソナルコ
ンピュータ14のCPU10のコンテンツデータ生成手
段16により、放送すべきコンテンツデータが生成され
て、データ保存手段21に出力されて、保存され、ある
いは、コンテンツデータ読み取り手段25に出力され
る。
【0190】この際、オペレータが、新たなプロファイ
ルを生成すべきと判断したときは、オペレータは、パー
ソナルコンピュータ14のキーボード13に新たなプロ
ファイルを入力するとともに、対応するプロファイルI
Dを入力する。その結果、プロファイル生成手段17が
操作されて、新たなプロファイルが生成されるととも
に、プロファイルID生成手段18が操作されて、対応
するプロファイルIDが生成され、プロファイルデータ
記憶手段20に記憶されたプロファイルデータに書き込
まれる。同時に、生成されたプロファイルIDは、プロ
ファイルID生成手段18から、プロファイルID付与
手段27に出力される。
【0191】コンテンツデータ読み取り手段25のデー
タ量検出手段25aは、コンテンツデータ生成手段16
から入力されたコンテンツデータまたはデータ保存手段
21に保存されたコンテンツデータを読み取り、データ
量を検出し、検出信号を、データ分割決定手段25cに
出力するとともに、コンテンツデータをプロファイル検
索手段25bに出力する。
【0192】コンテンツデータ読み取り手段25のプロ
ファイル検索手段25bは、プロファイルデータ記憶手
段20に記憶されたプロファイルデータを検索し、選択
すべきプロファイルが見出されたときは、そのプロファ
イルおよびそれに対応するプロファイルIDを選択し
て、プロファイルID付与手段27のプロファイルID
書き込み手段27bに出力する。
【0193】コンテンツデータ読み取り手段25のデー
タ分割決定手段25cは、データ量検出手段25aの検
出信号に基づき、コンテンツデータのデータ量が所定の
データ量を越えていると判定したときは、コンテンツデ
ータを、データ量が所定データ量以下の複数のパケット
データに分割すべき旨のデータ分割信号を生成し、デー
タ分割信号とともに、コンテンツデータを、パケットデ
ータ生成手段26のコンテンツデータ分割手段26aに
出力する。他方、データ量検出手段25aの検出信号に
基づき、コンテンツデータのデータ量が所定のデータ量
以下であると判定したときは、コンテンツデータを、プ
ロファイルID付与手段27のプロファイルID書き込
み手段27bに出力する。
【0194】パケットデータ生成手段26のコンテンツ
データ分割手段26aは、コンテンツデータ読み取り手
段25のデータ分割決定手段25cから、データ分割信
号とともに、コンテンツデータを受けたときは、入力さ
れたコンテンツデータを、データ量が所定データ量以下
の複数のパケットデータに自動的に分割し、複数のパケ
ットデータをパケットID付与手段26bに出力する。
【0195】パケットデータ生成手段26のパケットI
D付与手段26bは、コンテンツデータ分割手段26a
から入力された複数のパケットデータが、1つのコンテ
ンツデータを分割したものであることを、プロファイル
ID付与手段27、データ出力手段28および携帯端末
4に認識可能とするため、複数のパケットデータの所定
のデータ領域に、共通のパケットIDを書き込み、シリ
アルID付与手段26cに出力する。
【0196】パケットデータ生成手段26のシリアルI
D付与手段26cは、受信装置である携帯端末4が、受
信した複数のパケットデータから、分割前のコンテンツ
データを再生することができるようにするために、生成
された複数のパケットデータの所定のデータ領域に、コ
ンテンツデータ分割後のパケットデータの順序を特定す
るシリアルIDを付与し、プロファイルID付与手段2
7のパケットID読み取り手段27aに出力する。
【0197】プロファイルID付与手段27のパケット
ID読み取り手段27aは、シリアルID付与手段26
cから入力された複数のパケットデータに付与されたパ
ケットIDを読み取り、グルーピング信号を生成して、
複数のパケットデータとともに、プロファイルID書き
込み手段27bに出力する。
【0198】プロファイルID付与手段27のプロファ
イルID書き込み手段27bは、コンテンツデータ読み
取り手段25のデータ分割決定手段25cから、コンテ
ンツデータが入力されたときは、コンテンツデータ読取
り手段25のプロファイル検索手段25bおよび/また
はプロファイルID生成手段18から入力されたプロフ
ァイルIDにしたがって、コンテンツデータの所定のデ
ータ領域に、プロファイルIDを書き込む。他方、パケ
ットID読み取り手段27aから、グルーピング信号と
ともに、コンテンツデータが、複数のパケットデータの
形で入力されたときは、コンテンツデータ読取り手段2
5のプロファイル検索手段25bから入力されたプロフ
ァイルIDにしたがって、複数のパケットデータのそれ
ぞれの所定のデータ領域に、共通のプロファイルIDを
書き込む。
【0199】オペレータから、キーボード13に、プロ
ファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを放送デ
ータ記憶手段22に保存すべき旨の指示信号が入力され
ているときは、プロファイルID付与手段27は、プロ
ファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを放送デ
ータ記憶手段22に出力して、保存させ、他方、格別の
指示信号が入力されていないときは、データ出力手段2
8に出力する。
【0200】データ出力手段28は、プロファイルID
付与手段27から、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータを受けたときは、プロファイルIDが書
き込まれたコンテンツデータをデータ発信装置15に出
力し、オペレータから、放送データ記憶手段22に保存
されたコンテンツデータを放送すべき旨の指示信号がキ
ーボード13に入力されたときは、データ出力手段28
は、プロファイルIDが書き込まれ、放送データ記憶手
段22に保存されたコンテンツデータを読み出し、デー
タ発信装置15に出力する。
【0201】データ発信装置15は、データ出力手段2
8から、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデ
ータを受け取ると、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータを、放送の形で、携帯端末4、プロバイ
ダ2および/または通信衛星3に向けて、発信する。
【0202】ビーコン1の送信装置5から発信されたコ
ンテンツデータは、直接に、あるいは、プロバイダ2お
よび/または通信衛星3を介して、携帯端末4の放送受
信手段36によって受信される。
【0203】携帯端末4の放送受信手段36によって受
信されたコンテンツデータは、プロファイルID判別手
段40に入力され、プロファイルID判別手段40は、
入力されたコンテンツデータに付与されたプロファイル
IDを読み取り、受信プロファイルIDデータ記憶手段
43に記憶された受信プロファイルIDを検索して、読
み取ったプロファイルIDが、受信プロファイルIDデ
ータ記憶手段43に記憶された受信プロファイルIDデ
ータ中に含まれているか否かを判別する。
【0204】その結果、コンテンツデータに付与され、
読み取ったプロファイルIDが、受信プロファイルID
データ記憶手段43に記憶された受信プロファイルID
データ中に含まれていないと判別したときは、プロファ
イルID判別手段40は、入力されたコンテンツデータ
を受信しない。
【0205】他方、読み取ったプロファイルIDが、受
信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶された受
信プロファイルIDデータ中に含まれていると判別した
ときは、プロファイルID判別手段40は、入力された
コンテンツデータを、データ受信手段41に出力する。
【0206】プロファイルID判別手段40から出力さ
れたコンテンツデータは、データ受信手段41のパケッ
トID判別手段41aに入力される。パケットID判別
手段41aは、プロファイルID判別手段40から入力
されたコンテンツデータにパケットIDが付与されてい
るか否かを判別して、パケットIDが付与されていると
判別したときは、コンテンツデータをコンテンツデータ
再生手段41bに出力し、他方、パケットIDが付与さ
れていないと判別したときは、コンテンツデータ受信手
段41cに出力して、放送受信手段36が受信したコン
テンツデータを確定的に受信させる。
【0207】データ受信手段41のコンテンツデータ再
生手段41bは、パケットID判別手段41aから入力
されたコンテンツデータ、すなわち、複数のパケットデ
ータの所定のデータ領域に書き込まれたパケットIDに
基づき、1つのコンテンツデータを構成するパケットデ
ータを特定し、さらに、複数のパケットデータの所定の
データ領域に書き込まれたシリアルIDに基づき、複数
のパケットデータの再生順序を特定して、複数のパケッ
トデータから、分割前のコンテンツデータを再生し、コ
ンテンツデータ受信手段41cに出力して、放送受信手
段36が受信したコンテンツデータを確定的に受信させ
る。
【0208】本実施態様においては、プロファイルデー
タ記憶手段20に記憶されているプロファイルデータか
ら、異なる単位プロファイルデータ中に含まれている2
以上のプロファイルを抽出することができ、また、1つ
の単位プロファイルデータから、階層の異なる2以上の
プロファイルを抽出して、コンテンツデータに付与する
ことができるように構成されているから、たとえば、ス
ポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4つのプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを、コンテンツデー
タに付与して放送し、この4つのプロファイルに対応す
るプロファイルIDをandで結合したプロファイルI
Dを、受信プロファイルIDとして、受信プロファイル
IDデータ記憶手段43に登録させておくことによっ
て、スポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4つの
プロファイルに対応するプロファイルIDが付与された
コンテンツデータのみをデータ受信手段41によって受
信させることができ、放送されるデータ量が過多になっ
ても、受信者が希望するコンテンツデータのみを選択的
に受信することが可能になる。
【0209】同時に、プロファイルID判別手段40
は、コンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、受信プロファイルIDデータ処理手段46およびイ
ベント信号生成手段47に出力する。
【0210】CPU30が起動されているときは、受信
プロファイルIDデータ処理手段46は、プロファイル
ID判別手段40から、プロファイルIDを受けると、
メモリ32のプログラム格納手段42に格納されたプロ
グラムにしたがって、プロファイルID判別手段40か
ら入力されたプロファイルIDを、受信した履歴データ
として、解析して、必要に応じて、受信プロファイルI
Dデータ記憶手段43に記憶されている受信プロファイ
ルIDデータを書き換える。
【0211】他方、イベント信号生成手段47は、プロ
ファイルID判別手段40から、プロファイルIDが入
力されると、イベント処理データ記憶手段44にアクセ
スして、記憶されているイベント処理データから、入力
されたプロファイルIDに対応するイベント処理を読み
出し、読み出された処理をコンテンツデータに実行すべ
き旨のイベント信号を生成して、コンテンツデータ処理
手段49に出力する。
【0212】コンテンツデータ処理手段49は、入力さ
れたイベント信号に基づいて、データ受信手段41によ
って受信されたコンテンツデータに対し、指定された処
理を施す。たとえば、プロファイルとして、コンテンツ
データの発信時間が選択されて、対応するプロファイル
IDがコンテンツデータに付与されていた場合に、イベ
ント処理データ記憶手段44に記憶されているイベント
処理データに、その発信時間に対応するプロファイルI
Dに対し、その発信時間に発信されたコンテンツデータ
はデータ保存手段45に記憶させ、後に、再生すべき旨
の処理内容が割り当てられているときは、イベント信号
生成手段47から、そのような処理をコンテンツデータ
に施すべき旨のイベント信号が出力され、コンテンツデ
ータ処理手段49は、イベント信号にしたがって、デー
タ受信手段41が受信したコンテンツデータをデータ保
存手段45に記憶させ、さらに、その発信時間に発信さ
れたコンテンツデータは、再生時に、優先的に再生すべ
き旨の処理内容が、そのプロファイルIDに割り当てら
れているときは、さらに、そのような処理をして、コン
テンツデータをデータ保存手段45に記憶させるべき旨
のイベント信号が、イベント信号生成手段47によって
生成されて、コンテンツデータ処理手段49に出力さ
れ、コンテンツデータ処理手段49は、イベント信号に
したがって、再生時に、優先的に再生すべき旨のインス
トラクションを付加して、データ受信手段41が受信し
たコンテンツデータをデータ保存手段45に記憶させ
る。また、イタリア料理というプロファイルが選択され
て、対応するプロファイルIDがコンテンツデータに付
与されていた場合に、イベント処理データ記憶手段44
に記憶されているイベント処理データに、イタリア料理
というプロファイルIDが付与されたコンテンツデータ
は、データ保存手段45のあるメモリ領域内に、まとめ
て記憶すべき旨の処理内容が割り当てられているとき
は、その旨のイベント信号が、イベント信号生成手段4
7によって生成されて、コンテンツデータ処理手段49
に出力され、コンテンツデータ処理手段49は、イベン
ト信号にしたがって、イタリア料理というプロファイル
に対応するプロファイルIDが付与されているコンテン
ツデータをデータ保存手段45のあるホルダー領域内
に、まとめて記憶させる。
【0213】これに対して、イベント処理データ記憶手
段44に記憶されているイベント処理データに、コンテ
ンツデータに付与されているプロファイルIDに対する
格別の処理が定められていないときは、イベント信号生
成手段47はイベント信号を生成せず、コンテンツデー
タ処理手段49はコンテンツデータに格別の処理を施す
ことなく、データ受信手段41によって、コンテンツデ
ータが確定的に受信され、処理される。
【0214】本実施態様によれば、プロファイル生成手
段17によって、放送すべきコンテンツデータの内容に
関連するデータ、送信側に関連するデータおよび受信側
に関連するデータを含むプロファイルが生成され、プロ
ファイルID生成手段18によって、そのプロファイル
に対応するプロファイルIDが生成されて、プロファイ
ルとプロファイルIDからなるプロファイルデータが生
成され、プロファイルデータ記憶手段20に記憶されて
おり、コンテンツデータ読み取り手段25のプロファイ
ル検索手段25bによって、コンテンツデータ生成手段
16によって生成された放送すべきコンテンツデータを
読み取り、読み取った結果に基づいて、プロファイルデ
ータ記憶手段20に記憶されているプロファイルデータ
から、コンテンツデータの内容に関連するプロファイル
とコンテンツデータの送受信に関連するプロファイルお
よび対応するプロファイルIDが検索されて、抽出さ
れ、プロファイルIDが放送すべきコンテンツデータに
書き込まれる。プロファイル検索手段25bは、プロフ
ァイルIDの書き込みにあたって、プロファイルデータ
記憶手段20に記憶されているプロファイルデータか
ら、異なる単位プロファイルデータ中に含まれている2
以上のプロファイルを抽出することができ、また、1つ
の単位プロファイルデータから、階層の異なる2以上の
プロファイルを抽出して、コンテンツデータに付与する
ことができる。さらに、オペレータは、放送すべきコン
テンツデータに付与すべきプロファイルがプロファイル
データ記憶手段20に記憶されているプロファイルデー
タに含まれていない場合には、キーボード13を通じ
て、プロファイル生成手段17およびプロファイルID
生成手段18を操作し、放送すべきコンテンツデータに
所望のプロファイルIDを付与することができる。他
方、携帯端末4は、ユーザーが、送信元によって公開さ
れているプロファイルデータを利用して生成した受信す
べきプロファイルIDからなる受信プロファイルIDデ
ータを記憶している受信プロファイルIDデータ記憶手
段43を備えており、コンテンツデータに付与されて放
送されるプロファイルIDの組み合わせ、すなわち、プ
ロファイルIDをandで結合させたプロファイルID
を、受信プロファイルIDデータに、1つの受信すべき
プロファイルIDとして、登録することができるように
構成され、携帯端末4のプロファイルID判別手段40
は、放送受信手段36が受信したコンテンツデータのう
ち、所定のプロファイルIDが付与されているコンテン
ツデータのみを、データ受信手段41に確定的に受信さ
せるように構成されている。したがって、放送されるデ
ータ量がきわめて過多になっても、放送すべきコンテン
ツデータに、複数のプロファイルIDを付与し、受信プ
ロファイルIDデータに、プロファイルIDをandで
結合させたプロファイルIDを1つの受信すべきプロフ
ァイルIDとして、登録することによって、ユーザーが
必要とするコンテンツデータのみを、効率よく、選択的
に受信することが可能になる。
【0215】また、本実施態様によれば、イベント処理
データ記憶手段44に記憶されているイベント処理デー
タに基づき、プロファイルIDに応じて、イベント信号
生成手段47が、入力されたプロファイルIDに対応す
るイベント処理を読み出し、イベント信号を生成して、
コンテンツデータ処理手段49に出力し、コンテンツデ
ータ処理手段49は、イベント信号に基づき、データ受
信手段41によって受信されたコンテンツデータに対し
て、データ受信手段41によって受信されたコンテンツ
データを、そのまま、あるいは、再生時における優先度
を付けて、データ保存手段45に記憶させ、または、特
定のプロファイルIDが付与されたコンテンツデータの
みを、データ保存手段45のあるホルダー領域にまとめ
て記憶させるなどの処理を施すことができるように構成
され、さらに、イベント処理データは、イベント処理デ
ータ書換え手段48を操作することによって、書き換え
可能に構成されている。したがって、たとえば、イタリ
ア料理に関連するコンテンツデータをまとめて、管理す
るなどして、放送されるデータ量がきわめて過多になっ
ても、受信したコンテンツデータを、ユーザーが扱いや
すいように処理することが可能になる。
【0216】さらに、本実施態様によれば、送信装置5
を構成するパーソナルコンピュータ14のサブCPU1
1は、コンテンツデータ読み取り手段25とパケットデ
ータ生成手段26とを備えており、コンテンツデータ読
み取り手段25が、放送すべきコンテンツデータのデー
タ量を検出するデータ量検出手段25aと、データ量検
出手段25aに検出されたコンテンツデータのデータ量
が所定データ量を越えているときに、データ分割信号を
生成するデータ分割決定手段25cとを備え、また、パ
ケットデータ生成手段26が、コンテンツデータ読み取
り手段25のデータ分割決定手段25cからデータ分割
信号を受けたときに、コンテンツデータを所定データ量
以下のデータ量の複数のパケットデータに分割するコン
テンツデータ分割手段26aを備えているから、放送す
べきコンテンツデータのデータ量が過大で、回線交換網
を用いて、放送する場合には、回線が混雑し、所望のよ
うに、コンテンツデータを送受信することが困難になっ
たり、あるいは、放送の途中で、コンテンツデータが失
われるという問題を効果的に回避することが可能にな
る。
【0217】また、本実施態様によれば、パケットデー
タ生成手段26は、コンテンツデータを分割して、生成
した複数のパケットデータに、共通のパケットIDを付
与するパケットID付与手段26bと、コンテンツデー
タを分割して、生成した複数のパケットデータの順序を
示すシリアルIDを、複数のパケットデータに付与する
シリアルID付与手段26cを備え、受信装置である携
帯端末4を構成するパーソナルコンピュータ35のサブ
CPU31のデータ受信手段41が、プロファイルID
判別手段40が受信したコンテンツデータにパケットI
Dが付与されているか否かを判別するパケットID判別
手段41aと、コンテンツデータにパケットIDが付与
されているときに、プロファイルID判別手段40が受
信したコンテンツデータは1つのコンテンツデータが複
数のパケットデータに分割されたものであると判定し
て、複数のパケットデータに付与されているシリアルI
Dにしたがって、複数のパケットデータから、分割前の
1つのコンテンツデータを再生するコンテンツデータ再
生手段41bを備えているから、放送すべきコンテンツ
データのデータ量が過大で、回線交換網を用いて、放送
する場合には、回線が混雑し、所望のように、コンテン
ツデータを送受信することが困難になったり、あるい
は、放送の途中で、コンテンツデータが失われるという
問題を効果的に回避することが可能になる。
【0218】さらに、本実施態様によれば、コンテンツ
データは、CPU10によって生成され、コンテンツデ
ータへのプロファイルIDの付与およびプロファイルI
Dが付与されたコンテンツデータの放送は、もっぱら、
サブCPU11によって実行されるように構成されてい
るから、コンテンツデータを生成する際には、CPU1
0のみを起動させ、コンテンツデータにプロファイルI
Dを付与し、プロファイルIDが付与されたコンテンツ
データを放送する際には、サブCPU11のみを起動さ
せればよく、電力消費量を低減させることが可能にな
る。
【0219】また、本実施態様においては、パーソナル
コンピュータ14のメモリ12が、プロファイルIDを
書き込まれたコンテンツデータをメモリ11の放送デー
タ記憶手段22を備えているから、プロファイルIDを
書き込まれたコンテンツデータの放送に際しては、サブ
CPU11のみを起動させればよく、電力消費量を低減
させることが可能になる。
【0220】さらに、本実施態様によれば、放送受信手
段36が受信したコンテンツデータを、プロファイルI
Dに基づき、判別するプロファイルID判別手段40、
確定的にコンテンツデータを受信するデータ受信手段4
1、受信したコンテンツデータ、携帯端末4などに所定
の処理を施すためのイベント信号を生成するイベント信
号生成手段47、イベント信号に基づいて、コンテンツ
データに所定の処理を施すコンテンツデータ処理手段4
9が、サブCPU31に設けられているので、サブCP
U31を、常時、起動させておけば、CPU30の電源
をオフ状態に保持していても、放送受信手段36が、ユ
ーザーの希望するコンテンツデータを受信したときに、
そのコンテンツデータが、データ受信手段41によっ
て、自動的に受信されて、メモリ32のデータ保存手段
45に保存されるから、消費電力を低減させることが可
能になる。
【0221】図9は、本発明の別の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置5およびプロバイ
ダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダイア
グラムである。
【0222】図9に示されるように、本実施態様にかか
る送信装置5は、図2に示された送信装置5と全く同様
に、パーソナルコンピュータ14と、コンテンツデータ
を、放送の形で、発信するデータ発信装置15を備えて
いるが、パーソナルコンピュータ14は、映像、音声な
どのコンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成
手段16と、生成されたコンテンツデータを保存するデ
ータ保存手段21を備えているのみで、プロファイルや
プロファイルIDを生成する機能も、プロファイルを選
択して、対応するプロファイルIDをコンテンツデータ
に付与する機能も有してはいない。
【0223】他方、図9に示されるように、プロバイダ
2に設けられた通信データ処理装置50は、CPU55
と、サブCPU56と、メモリ57と、キーボード58
を備えたパーソナルコンピュータ60と、データ発信装
置59を備えている。
【0224】図10は、通信データ処理装置50を構成
するパーソナルコンピュータ60のブロックダイアグラ
ムである。
【0225】図10に示されるように、パーソナルコン
ピュータ60のCPU55は、送信装置5から受信した
放送すべきコンテンツデータの内容に関連するデータ、
送信側に関連するデータおよび受信側に関連するデータ
を含むプロファイルを生成するプロファイル生成手段6
1と、プロファイル生成手段61によって生成されたプ
ロファイルに対応する識別子であるプロファイルIDを
生成するプロファイルID生成手段62とを備えてい
る。
【0226】図10に示されるように、通信データ処理
装置50を構成するパーソナルコンピュータ60のメモ
リ57は、CPU55およびサブCPU56を動作させ
るプログラムを格納するプログラム格納手段63と、C
PU55のプロファイル生成手段61によって生成され
たプロファイルと、プロファイルID生成手段62によ
り生成され、対応するプロファイルの各々に関連付けら
れたプロファイルIDとを含むプロファイルデータを記
憶するプロファイルデータ記憶手段64と、送信装置5
のデータ発信装置15から受信したコンテンツデータを
保存するデータ保存手段65と、サブCPU56のプロ
ファイルID付与手段69によって、プロファイルID
が書き込まれたコンテンツデータを記憶する放送データ
記憶手段66を備えている。
【0227】図10に示されるように、通信データ処理
装置50を構成するパーソナルコンピュータ60のサブ
CPU56は、送信装置5のデータ発信装置15から受
信し、データ保存手段65に保存されたコンテンツデー
タを読み取るコンテンツデータ読み取り手段67と、デ
ータ量が所定データ量を越えるコンテンツデータを分割
して、複数のパケットデータを生成するパケットデータ
生成手段68と、コンテンツデータにプロファイルID
を付与するプロファイルID付与手段69と、プロファ
イルID付与手段69によって、プロファイルIDが付
与されたコンテンツデータあるいはプロファイルID付
与手段69によって、プロファイルIDが付与され、放
送データ記憶手段66に記憶されたコンテンツデータ
を、データ発信装置59に出力するデータ出力手段70
を備えている。
【0228】サブCPU56のコンテンツデータ読み取
り手段67は、送信装置5のデータ発信装置15から受
信し、データ保存手段65に保存されたコンテンツデー
タを読み取って、データ量を検出するとともに、メモリ
57のプロファイルデータ記憶手段64に記憶されたプ
ロファイルデータから、少なくとも1つのプロファイル
およびこれに対応するプロファイルIDを選択し、プロ
ファイルID付与手段69に出力するように構成されて
いる。
【0229】また、パケットデータ生成手段68は、コ
ンテンツデータ読み取り手段67の検出結果にしたが
い、コンテンツデータのデータ量が所定データ量を越え
ているときは、データ量が所定データ量以下の複数のパ
ケットデータに、コンテンツデータを自動的に分割する
ように構成されている。
【0230】図11は、コンテンツデータ読み取り手段
67、パケットデータ生成手段68およびプロファイル
ID付与手段69のブロックダイアグラムである。
【0231】図11に示されるように、コンテンツデー
タ読み取り手段67は、データ保存手段65から読み出
したコンテンツデータのデータ量を検出するデータ量検
出手段67aと、プロファイルデータ記憶手段64に記
憶されたプロファイルデータに基づいて、読み取ったコ
ンテンツデータのプロファイルを検索し、検索したプロ
ファイルに対応するプロファイルIDをプロファイルI
D付与手段69に出力するプロファイル検索手段67b
と、データ量検出手段67aの検出結果に基づき、コン
テンツデータを複数のパケットデータに分割して、放送
すべきか否かを判別し、分割して、放送すべきときは、
コンテンツデータ分割信号とともに、コンテンツデータ
を、パケットデータ生成手段68に出力し、コンテンツ
データを分割して、放送する必要がないと判別したとき
は、そのまま、コンテンツデータをプロファイルID付
与手段69に出力するデータ分割決定手段67cを備え
ている。
【0232】図11に示されるように、パケットデータ
生成手段68は、コンテンツデータ読み取り手段67の
データ分割決定手段67cから、コンテンツデータが入
力されたときに、コンテンツデータを、自動的に、所定
データ量以下の複数のパケットデータに分割するコンテ
ンツデータ分割手段68aと、コンテンツデータ分割手
段68aによって、コンテンツデータが分割されて、生
成された複数のパケットデータの所定のデータ領域に、
共通のパケットIDを書き込むパケットID付与手段6
8bと、コンテンツデータが分割されて、生成された複
数のパケットデータの所定のデータ領域に、コンテンツ
データ分割後のパケットデータの順序を特定するシリア
ルIDを付与するシリアルID付与手段68cを備えて
いる。ここに、パケットIDは、コンテンツデータ分割
手段68aによって、コンテンツデータが分割されて、
生成された複数のパケットデータが、分割前のコンテン
ツデータを構成するものであることを、プロファイルI
D付与手段69、データ出力手段70および受信装置で
ある携帯端末4に認識させることができるようにするた
めに、複数のパケットデータに付与されるIDであり、
シリアルIDは、携帯端末4が、受信した複数のパケッ
トデータから、分割前のコンテンツデータを再生するこ
とができるようにするために、複数のパケットデータに
付与されるIDである。
【0233】図11に示されるように、プロファイルI
D付与手段69は、シリアルID付与手段68cから入
力された複数のパケットデータに付与されたパケットI
Dを読み取り、複数のパケットデータとともに、グルー
ピング信号を出力するパケットID読取り手段69a
と、コンテンツデータ読取り手段67のプロファイル検
索手段67bおよび/またはプロファイルID生成手段
62から入力されたプロファイルIDにしたがって、コ
ンテンツデータ読み取り手段67から入力されたコンテ
ンツデータの所定のデータ領域に、プロファイルIDを
書き込み、また、パケットID読取り手段69aから入
力されたグルーピング信号およびコンテンツデータ読取
り手段67のプロファイル検索手段67bから入力され
たプロファイルIDにしたがって、パケットID読取り
手段69aから入力された複数のパケットデータのそれ
ぞれの所定のデータ領域に、プロファイルIDを書き込
むプロファイルID書き込み手段69bを備えている。
【0234】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、次のようにして、コンテンツ
データを、放送の形で、携帯端末4に送信する。
【0235】ビーコン1の送信装置5のコンテンツデー
タ生成手段16によって、放送すべきコンテンツデータ
が生成され、データ発信装置15によって、プロバイダ
2に向けて、放送の形で、送信され、プロバイダ2の通
信データ処理装置50によって受信される。
【0236】通信データ処理装置50によって受信され
たコンテンツデータは、データ保存手段65に保存され
る。通信データ処理装置50のオペレータが、パーソナ
ルコンピュータ60のキーボード58に指示信号を入力
すると、データ保存手段65に保存されているコンテン
ツデータが、コンテンツデータ読み取り手段25に読み
出される。
【0237】この際、オペレータが、新たなプロファイ
ルを生成すべきと判断したときは、オペレータは、パー
ソナルコンピュータ60のキーボード58に新たなプロ
ファイルを入力するとともに、対応するプロファイルI
Dを入力する。その結果、プロファイル生成手段61が
操作されて、新たなプロファイルが生成されるととも
に、プロファイルID生成手段62が操作されて、対応
するプロファイルIDが生成され、プロファイルデータ
記憶手段64に記憶されたプロファイルデータに書き込
まれる。同時に、生成されたプロファイルIDは、プロ
ファイルID生成手段62から、プロファイルID付与
手段69に出力される。
【0238】コンテンツデータ読み取り手段67のデー
タ量検出手段67aは、データ保存手段65に保存され
たコンテンツデータを読み取り、データ量を検出し、検
出信号を、データ分割決定手段67cに出力するととも
に、コンテンツデータをプロファイル検索手段67bに
出力する。
【0239】コンテンツデータ読み取り手段67のプロ
ファイル検索手段67bは、プロファイルデータ記憶手
段64に記憶されたプロファイルデータを検索し、選択
すべきプロファイルが見出されたときは、そのプロファ
イルおよびそれに対応するプロファイルIDを選択し
て、プロファイルID付与手段69のプロファイルID
書き込み手段69bに出力する。
【0240】コンテンツデータ読み取り手段67のデー
タ分割決定手段67cは、データ量検出手段67aの検
出信号に基づき、コンテンツデータのデータ量が所定の
データ量を越えていると判定したときは、コンテンツデ
ータを、データ量が所定データ量以下の複数のパケット
データに分割すべき旨のデータ分割信号を生成し、デー
タ分割信号とともに、コンテンツデータを、パケットデ
ータ生成手段68のコンテンツデータ分割手段68aに
出力する。他方、データ量検出手段67aの検出信号に
基づき、コンテンツデータのデータ量が所定のデータ量
以下であると判定したときは、コンテンツデータを、プ
ロファイルID付与手段69のプロファイルID書き込
み手段69bに出力する。
【0241】パケットデータ生成手段68のコンテンツ
データ分割手段68aは、コンテンツデータ読み取り手
段67のデータ分割決定手段67cから、データ分割信
号とともに、コンテンツデータを受けたときは、入力さ
れたコンテンツデータを、データ量が所定データ量以下
の複数のパケットデータに自動的に分割し、複数のパケ
ットデータをパケットID付与手段68bに出力する。
【0242】パケットデータ生成手段68のパケットI
D付与手段68bは、コンテンツデータ分割手段68a
から入力された複数のパケットデータが、1つのコンテ
ンツデータを分割したものであることを、プロファイル
ID付与手段69、データ出力手段70および携帯端末
4に認識可能とするため、複数のパケットデータの所定
のデータ領域に、共通のパケットIDを書き込み、シリ
アルID付与手段68cに出力する。
【0243】パケットデータ生成手段68のシリアルI
D付与手段68cは、受信装置である携帯端末4が、受
信した複数のパケットデータから、分割前のコンテンツ
データを再生することができるようにするために、生成
された複数のパケットデータの所定のデータ領域に、コ
ンテンツデータ分割後のパケットデータの順序を特定す
るシリアルIDを付与し、プロファイルID付与手段6
9のパケットID読み取り手段69aに出力する。
【0244】プロファイルID付与手段69のパケット
ID読み取り手段69aは、シリアルID付与手段68
cから入力された複数のパケットデータに付与されたパ
ケットIDを読み取り、グルーピング信号を生成して、
複数のパケットデータとともに、プロファイルID書き
込み手段69bに出力する。
【0245】プロファイルID付与手段69のプロファ
イルID書き込み手段69bは、コンテンツデータ読み
取り手段67のデータ分割決定手段67cから、コンテ
ンツデータが入力されたときは、コンテンツデータ読取
り手段67のプロファイル検索手段67bおよび/また
はプロファイルID生成手段62から入力されたプロフ
ァイルIDにしたがって、コンテンツデータの所定のデ
ータ領域に、プロファイルIDを書き込む。他方、パケ
ットID読み取り手段69aから、グルーピング信号と
ともに、コンテンツデータが、複数のパケットデータの
形で入力されたときは、コンテンツデータ読取り手段6
7のプロファイル検索手段67bから入力されたプロフ
ァイルIDにしたがって、複数のパケットデータのそれ
ぞれの所定のデータ領域に、共通のプロファイルIDを
書き込む。
【0246】オペレータから、キーボード58に、プロ
ファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを放送デ
ータ記憶手段66に保存すべき旨の指示信号が入力され
ているときは、プロファイルID付与手段69は、プロ
ファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを放送デ
ータ記憶手段66に出力して、保存させ、他方、格別の
指示信号が入力されていないときは、データ出力手段7
0に出力する。
【0247】データ出力手段70は、プロファイルID
付与手段69から、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータを受けたときは、プロファイルIDが書
き込まれたコンテンツデータをデータ発信装置59に出
力し、オペレータから、放送データ記憶手段66に保存
されたコンテンツデータを放送すべき旨の指示信号がキ
ーボード58に入力されたときは、データ出力手段70
は、プロファイルIDが書き込まれ、放送データ記憶手
段66に保存されたコンテンツデータを読み出し、デー
タ発信装置59に出力する。
【0248】データ発信装置59は、データ出力手段7
0から、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデ
ータを受け取ると、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータを、放送の形で、携帯端末4、プロバイ
ダ2および/または通信衛星3に向けて、発信する。
【0249】本実施態様によれば、プロバイダ2の通信
データ処理装置50によって、ビーコン1の送信装置5
から放送されたコンテンツデータに、所望のプロファイ
ルIDが付与されて、携帯端末4に向けて、送信され、
携帯端末4は、ユーザーが、送信元によって公開されて
いるプロファイルデータを利用して生成した受信すべき
プロファイルIDからなる受信プロファイルIDデータ
を記憶している受信プロファイルIDデータ記憶手段4
3を備え、コンテンツデータに付与されて放送されるプ
ロファイルIDの組み合わせ、すなわち、プロファイル
IDをandで結合させたプロファイルIDを、受信プ
ロファイルIDデータに、1つの受信すべきプロファイ
ルIDとして、登録することができるように構成されて
いるから、放送されるデータ量がきわめて過多になって
も、プロバイダ2の通信データ処理装置50によって、
放送されるコンテンツデータに複数のプロファイルID
を付与し、受信プロファイルIDデータに、プロファイ
ルIDをandで結合させたプロファイルIDを1つの
受信すべきプロファイルIDとして、登録することによ
って、ユーザーが必要とするコンテンツデータのみを、
効率よく、選択的に受信することが可能になる。
【0250】また、本実施態様によれば、通信データ処
理装置50を構成するパーソナルコンピュータ60のサ
ブCPU56は、コンテンツデータ読み取り手段67と
パケットデータ生成手段68を備えており、コンテンツ
データ読み取り手段67が、放送すべきコンテンツデー
タのデータ量を検出するデータ量検出手段67aと、デ
ータ量検出手段67aに検出されたコンテンツデータの
データ量が所定データ量を越えているときに、データ分
割信号を生成するデータ分割決定手段67cとを備え、
また、パケットデータ生成手段68が、コンテンツデー
タ読み取り手段67のデータ分割決定手段67cからデ
ータ分割信号を受けたときに、コンテンツデータを所定
データ量以下のデータ量の複数のパケットデータに分割
するコンテンツデータ分割手段68aを備えているか
ら、放送すべきコンテンツデータのデータ量が過大で、
回線交換網を用いて、放送する場合には、回線が混雑
し、所望のように、コンテンツデータを送受信すること
が困難になったり、あるいは、放送の途中で、コンテン
ツデータが失われるという問題を効果的に回避すること
が可能になる。
【0251】図12は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかる携帯端末4のブロックダイアグラムである。
【0252】図12に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4は、図6に示された実施態様にかかる携
帯端末4と同様に、CPU30と、サブCPU31と、
メモリ32と、ボタン群33を備えたパーソナルコンピ
ュータ35を備えている。
【0253】図13は、携帯端末4を構成するパーソナ
ルコンピュータ35のブロックダイグラムである。
【0254】図13に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35のサブCPU31は、
図7に示されたパーソナルコンピュータ35に加えて、
さらに、イベント信号生成手段47によって生成された
イベント信号に基づき、携帯端末4に対して、所定の処
理を実行するイベント信号処理手段75と、プロファイ
ルID判別手段40が受信すべきプロファイルIDを判
別し、データ受信手段41がコンテンツデータを受信し
た回数をカウントし、直前の所定時間T内に受信したコ
ンテンツデータの受信回数が所定回数N未満のときは、
プロファイルID判別手段40が受信すべきツリー構造
を有する単位プロファイルデータのある階層のプロファ
イルに対応するプロファイルIDを、ユーザーが設定し
たプロファイルIDに対応するプロファイルよりも階層
が1つ上位のプロファイルに対応するプロファイルID
に設定するリセット手段76と、携帯端末4を振動させ
る振動発生手段77と、音声を発生させる音声発生手段
78を備えている。
【0255】図13に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35のメモリ32およびC
PU30は、図7に示されたパーソナルコンピュータ3
5のメモリ32およびCPU30と全く同様の構成を有
している。
【0256】また、データ受信手段41は、図8と全く
同じ構成を有している。
【0257】本実施態様においても、図7に示された実
施態様と同様に、プロファイルID判別手段40によっ
て、受信すべきと判別されたプロファイルIDは受信プ
ロファイルIDデータ処理手段46に入力され、受信プ
ロファイルIDデータ処理手段46は、メモリ32のプ
ログラム格納手段42に格納されたプログラムにしたが
って、プロファイルID判別手段40から入力されたプ
ロファイルIDを、受信した履歴データとして、解析し
て、必要に応じて、受信プロファイルIDデータ記憶手
段43に記憶されている受信プロファイルIDデータを
書き換えることができるように構成されている。
【0258】本実施態様において、イベント処理データ
記憶手段44に記憶されたイベント処理データは、特定
のプロファイルIDが付与されたコンテンツデータが受
信されたときに、振動発生手段77によって、携帯端末
4を振動させ、あるいは、音声発生手段78に音声を発
生させるように処理するイベント処理データを含んでい
る。
【0259】イベント信号生成手段47は、プロファイ
ルID判別手段40から、プロファイルIDが入力され
ると、イベント処理データ記憶手段44にアクセスし
て、記憶されているイベント処理データから、入力され
たプロファイルIDに対応するイベント処理を読み出
す。
【0260】その結果、プロファイルID判別手段40
から入力されたプロファイルIDに対して、携帯端末4
を振動させるように処理すべき旨のイベント処理データ
が、イベント処理データ記憶手段44に記憶されている
ときは、イベント信号生成手段47は、携帯端末4を振
動させるべき旨を指示するイベント信号を生成して、イ
ベント信号処理手段75に出力する。
【0261】他方、プロファイルID判別手段40から
入力されたプロファイルIDに対して、音声を発生させ
るように処理すべき旨のイベント処理データが、イベン
ト処理データ記憶手段44に記憶されているときは、イ
ベント信号生成手段47は、音声を発生させるべき旨を
指示するイベント信号を生成して、イベント信号処理手
段75に出力する。
【0262】これに対して、プロファイルID判別手段
40から入力されたプロファイルIDに対して、受信し
たコンテンツデータに処理を施すべき旨のイベント処理
データが記憶されているときは、イベント信号生成手段
47は、対応する処理の指示を含むイベント信号を生成
して、コンテンツデータ処理手段49に出力する。
【0263】イベント信号処理手段75は、携帯端末4
を振動させるべき旨を指示するイベント信号を受けたと
きは、振動発生手段77に駆動信号を出力して、振動を
発生させ、携帯端末4を振動させ、音声を発生すべき旨
を指示するイベント信号を受けたときは、音声発生手段
78に駆動信号を出力して、音楽などの音声を発生させ
る。
【0264】また、本実施態様において、リセット手段
76は、プロファイルID判別手段40が、受信すべき
プロファイルIDを判別し、データ受信手段41が、コ
ンテンツデータを受信した回数をカウントしており、所
定時間T内における携帯端末4の受信回数が所定回数N
未満であると判別したときに、ユーザーが、たとえば、
スポーツという単位プロファイルデータ中のメジャーリ
ーグというプロファイルに対応するプロファイルID
を、受信すべきプロファイルIDとして設定していた場
合は、受信回数を増加させるため、リセット手段76
は、受信プロファイルID記憶手段43に記憶されてい
る受信プロファイルIDデータに基づいて、プロファイ
ルID判別手段40が受信すべきプロファイルIDを、
ユーザーが設定したプロファイルIDに対応するプロフ
ァイルよりも階層が1つ上位のプロファイル、たとえ
ば、図5に示されるように、メジャーリーグというプロ
ファイルよりも階層が1つ上位のプロ野球というプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDにリセットする。
【0265】本実施態様によれば、さらに、放送受信手
段36が受信したコンテンツデータを、プロファイルI
Dに基づき、判別するプロファイルID判別手段40、
確定的にコンテンツデータを受信するデータ受信手段4
1、受信したコンテンツデータ、携帯端末4などに所定
の処理を施すためのイベント信号を生成するイベント信
号生成手段47、イベント信号に基づいて、コンテンツ
データに所定の処理を施すコンテンツデータ処理手段4
9、イベント信号に基づいて、あるいは、振動発生手段
77に駆動信号を出力し、振動を発生させて、携帯端末
4を振動させ、あるいは、音声発生手段78に駆動信号
を出力して、音声を発生させるなどのイベント処理を実
行するイベント信号処理手段75、振動発生手段77お
よび音声発生手段78が、サブCPU31に設けられて
いるので、サブCPU31を、常時、起動させておけ
ば、CPU30の電源をオフ状態に保持していても、放
送受信手段36が、ユーザーの希望するコンテンツデー
タを受信したときに、そのコンテンツデータが、データ
受信手段41によって、自動的に受信されて、メモリ3
2のデータ保存手段45に保存され、また、ユーザーが
そのコンテンツデータを受信したことをただちに知りた
いときは、あらかじめ、ユーザーがそのコンテンツデー
タにリンクされたプロファイルIDに対し、振動を発生
させ、あるいは、音声を発生させるべき旨のイベント処
理を、イベント処理データ記憶手段44に登録しておけ
ば、イベント信号処理手段75によって、振動発生手段
77あるいは音声発生手段78が駆動され、携帯端末4
が振動し、あるいは、音声が発せられ、ユーザーは希望
するコンテンツデータが受信されたことをただちに認識
することが可能になり、消費電力を低減させることが可
能になる。
【0266】また、本実施態様によれば、データ受信手
段41がコンテンツデータを受信した回数をカウント
し、直前の所定時間T内に受信したコンテンツデータの
受信回数が所定回数N未満のときは、プロファイルID
判別手段40が受信すべきツリー構造を有する単位プロ
ファイルデータのある階層のプロファイルに対応するプ
ロファイルIDを、ユーザーが設定したプロファイルI
Dに対応するプロファイルよりも階層が1つ上位のプロ
ファイルに対応するプロファイルIDに設定するリセッ
ト手段76が、サブCPU31に設けられているので、
CPU30を起動させることなく、サブCPU31を起
動させるだけで、コンテンツデータの受信回数を適正な
回数に保持しつつ、所望のコンテンツデータを受信する
ことが可能になる。
【0267】図14は、本発明のさらに他の実施態様に
かかる送信装置5のブロックダイアグラムであり、図1
5は、送信装置5を構成するパーソナルコンピュータ1
4のブロックダイアグラム、図16は、パーソナルコン
ピュータ14のコンテンツデータ読み取り手段25、パ
ケットデータ生成手段26およびプロファイルID付与
手段27のブロックダイアグラムである。
【0268】図14および図15に示されるように、パ
ーソナルコンピュータ14は、図3と全く同様の構成を
有している。
【0269】図16に示されるように、本実施態様にか
かるプロファイルID付与手段27は、第一のプロファ
イルID書き込み手段27cと第二のプロファイルID
書き込み手段27dを備えており、また、コンテンツデ
ータ読み取り手段25は、図4に示されたコンテンツデ
ータ読み取り手段25と同様に、データ量検出手段25
aおよびプロファイル検索手段25bを備えているが、
本実施態様においては、データ量検出手段25aが、放
送すべきコンテンツデータのデータ量が所定データ量を
越えていると判定したときに、データ過大信号が生成さ
れて、プロファイル検索手段25bに出力され、プロフ
ァイル検索手段25bが、コンテンツデータを読み取
り、プロファイルデータ記憶手段20に記憶されたプロ
ファイルデータを検索して、抽出したコンテンツデータ
の各部分のデータに対応するプロファイルにしたがっ
て、コンテンツデータを分割すべき旨のデータ分割信号
を、パケットデータ生成手段26のコンテンツデータ分
割手段26aに出力されるように構成されている。
【0270】すなわち、本実施態様においては、コンテ
ンツデータ読み取り手段25のデータ量検出手段25a
は、放送すべきコンテンツデータのデータ量が所定デー
タ量を越えていると判定したときは、データ過大信号を
生成して、プロファイル検索手段25bに出力する。
【0271】コンテンツデータ読み取り手段25のプロ
ファイル検索手段25bは、データ量検出手段25aか
らデータ過大信号が入力されると、コンテンツデータを
読み取り、プロファイルデータ記憶手段20に記憶され
たプロファイルデータを検索して、コンテンツデータが
分割されて得られる複数のパケットデータの各々が、そ
れぞれ、プロファイルIDを付与することによって、特
徴付けられるように、コンテンツデータを分割すべき旨
のデータ分割信号を生成するとともに、分割後のパケッ
トデータのそれぞれに書き込まれるべきプロファイルI
Dを決定して、パケットデータ生成手段26のコンテン
ツデータ分割手段26aに出力する。たとえば、コンテ
ンツデータが料理に関するもので、日本料理、フランス
料理、イタリア料理、中華料理に関するコンテンツデー
タが含まれている場合には、コンテンツデータ読み取り
手段25のプロファイル検索手段25bは、コンテンツ
データを、日本料理に関する部分、フランス料理に関す
る部分、イタリア料理に関する部分および中華料理に関
する部分の4つのパケットデータに分割すべき旨のデー
タ分割信号を生成して、パケットデータ生成手段26の
コンテンツデータ分割手段26aに出力するとともに、
それぞれに、日本料理というプロファイルに対応するプ
ロファイルID、フランス料理というプロファイルに対
応するプロファイルID、イタリア料理というプロファ
イルに対応するプロファイルID、中華料理というプロ
ファイルに対応するプロファイルIDを付与すべき旨の
プロファイルID信号を生成して、プロファイルID付
与手段27の第二のプロファイルID書き込み手段27
dに出力する。
【0272】パケットデータ生成手段26のコンテンツ
データ分割手段26aは、プロファイル検索手段25b
から入力されたデータ分割信号にしたがって、コンテン
ツデータ読み取り手段25から入力されたコンテンツデ
ータを分割して、複数のパケットデータを生成し、パケ
ットID付与手段26bに出力する。
【0273】パケットデータ生成手段26のパケットI
D付与手段26bは、コンテンツデータ分割手段26a
から入力された複数のパケットデータの所定のデータ領
域に、共通のパケットIDを書き込んで、シリアルID
付与手段26cに出力する。
【0274】パケットデータ生成手段26のシリアルI
D付与手段26cは、コンテンツデータが分割された順
序を認識可能とするため、パケットID付与手段26b
から入力された複数のパケットデータの所定のデータ領
域に、シリアルIDを書き込み、プロファイルID付与
手段27に出力する。
【0275】パケットデータ生成手段26のパケットI
D付与手段26bから出力された複数のパケットデータ
は、パケットID読み取り手段27aに入力される。パ
ケットID読み取り手段27aは、入力されたコンテン
ツデータあるいはパケットデータにパケットIDが書き
込まれているか否かを判別し、パケットIDが書き込ま
れていると判定したときは、グルーピング信号を生成
し、第二のプロファイルID書き込み手段27dに出力
する。
【0276】プロファイルID付与手段27の第二のプ
ロファイルID書き込み手段27dには、コンテンツデ
ータ読み取り手段25のプロファイル検索手段25bか
ら、複数のパケットデータに書き込むべきプロファイル
IDが入力されており、第二のプロファイルID書き込
み手段27dは、入力された複数のパケットデータの所
定のデータ領域に、プロファイル検索手段25bから入
力されたプロファイルIDを書き込み、オペレータから
キーボード13に入力された指示信号にしたがって、プ
ロファイルIDが書き込まれた複数のパケットデータを
放送データ記憶手段22に保存し、あるいは、データ出
力手段28に出力する。したがって、1つのコンテンツ
データを分割して、生成された複数のパケットデータに
は、異なるプロファイルIDが書き込まれることがあり
得る。
【0277】他方、パケットIDが書き込まれていない
と判定したときは、パケットID読み取り手段27a
は、入力されたコンテンツデータをプロファイル付与手
段27の第一のプロファイルID書き込み手段27cに
出力する。
【0278】第一のプロファイルID書き込み手段27
cは、コンテンツデータ読み取り手段25のプロファイ
ル検索手段25bおよび/またはプロファイルID生成
手段18から入力されたプロファイルIDを、コンテン
ツデータの所定のデータ領域に書き込み、オペレータか
らキーボード13に入力された指示信号にしたがって、
プロファイルIDが書き込まれた複数のパケットデータ
を放送データ記憶手段22に保存し、あるいは、データ
出力手段28に出力する。
【0279】データ出力手段28は、プロファイル付与
手段27から、プロファイルIDが書き込まれたコンテ
ンツデータあるいは複数のパケットデータを受け取った
ときは、これらをデータ発信装置15に出力し、オペレ
ータが、キーボード13を通じて、放送データ記憶手段
22に保存されたコンテンツデータあるいは複数のパケ
ットデータを放送すべき旨の指示信号を入力したとき
は、プロファイルIDが書き込まれ、放送データ記憶手
段22に保存されているコンテンツデータあるいは複数
のパケットデータを読み出し、データ発信装置15に出
力する。
【0280】データ発信装置15は、データ出力手段2
8から、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデ
ータを受け取ると、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータを、放送の形で、携帯端末4、プロバイ
ダ2および/または通信衛星3に向けて、発信する。
【0281】図17は、図14ないし図16に示された
送信装置5に対応する携帯端末4のブロックダイアグラ
ムであり、図18は、携帯端末4を構成するパーソナル
コンピュータ35のブロックダイアグラムである。
【0282】図17および図18に示されるように、本
実施態様にかかる携帯端末4は、図12および図13に
示された携帯端末を全く同様の構成を有している。
【0283】送信装置5から発信されたコンテンツデー
タは、直接に、あるいは、プロバイダ2および/または
通信衛星3を介して、携帯端末4の放送受信手段36に
よって受信される。
【0284】携帯端末4の放送受信手段36によって受
信されたコンテンツデータは、プロファイルID判別手
段40に入力され、プロファイルID判別手段40は、
入力されたコンテンツデータに付与されたプロファイル
IDを読み取り、受信プロファイルIDデータ記憶手段
43に記憶された受信プロファイルIDを検索して、読
み取ったプロファイルIDが、受信プロファイルIDデ
ータ記憶手段43に記憶された受信プロファイルIDデ
ータ中に含まれているか否かを判別する。
【0285】その結果、コンテンツデータに付与され、
読み取ったプロファイルIDが、受信プロファイルID
データ記憶手段43に記憶された受信プロファイルID
データ中に含まれていないと判別したときは、プロファ
イルID判別手段40は、入力されたコンテンツデータ
を受信しない。
【0286】他方、読み取ったプロファイルIDが、受
信プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶された受
信プロファイルIDデータ中に含まれていると判別した
ときは、プロファイルID判別手段40は、入力された
コンテンツデータを、データ受信手段41に出力する。
【0287】本実施態様においては、1つのコンテンツ
データが分割されて、生成された複数のパケットデータ
に異なるプロファイルIDが書き込まれていることがあ
り得るので、1つのコンテンツデータが分割されて、生
成された複数のパケットデータのうち、あるパケットデ
ータは受信され、あるパケットデータは受信されないと
いうことが起こり得る。
【0288】プロファイルID判別手段40から出力さ
れたコンテンツデータは、データ受信手段41のパケッ
トID判別手段41aに入力される。パケットID判別
手段41aは、プロファイルID判別手段40から入力
されたコンテンツデータにパケットIDが付与されてい
るか否かを判別して、パケットIDが付与されていると
判別したときは、コンテンツデータをコンテンツデータ
再生手段41bに出力し、他方、パケットIDが付与さ
れていないと判別したときは、コンテンツデータ受信手
段41cに出力して、放送受信手段36が受信したコン
テンツデータを確定的に受信させる。
【0289】データ受信手段41のコンテンツデータ再
生手段41bは、パケットID判別手段41aから入力
されたコンテンツデータ、すなわち、複数のパケットデ
ータの所定のデータ領域に書き込まれたパケットIDに
基づき、1つのコンテンツデータを構成するパケットデ
ータを特定し、さらに、複数のパケットデータの所定の
データ領域に書き込まれたシリアルIDに基づき、複数
のパケットデータの再生順序を特定して、複数のパケッ
トデータから、分割前のコンテンツデータを再生し、コ
ンテンツデータ受信手段41cに出力して、放送受信手
段36が受信したコンテンツデータを確定的に受信させ
る。
【0290】本実施態様においても、図7に示された実
施態様と同様に、プロファイルID判別手段40によっ
て、受信すべきと判別されたプロファイルIDは受信プ
ロファイルIDデータ処理手段46に入力され、受信プ
ロファイルIDデータ処理手段46は、メモリ32のプ
ログラム格納手段42に格納されたプログラムにしたが
って、プロファイルID判別手段40から入力されたプ
ロファイルIDを、受信した履歴データとして、解析し
て、必要に応じて、受信プロファイルIDデータ記憶手
段43に記憶されている受信プロファイルIDデータを
書き換えることができる。
【0291】本実施態様によれば、送信装置5を構成す
るパーソナルコンピュータ14のサブCPU11は、コ
ンテンツデータ読み取り手段25とパケットデータ生成
手段26とを備えており、コンテンツデータ読み取り手
段25が、放送すべきコンテンツデータのデータ量を検
出するデータ量検出手段25aと、データ量検出手段2
5aに検出されたコンテンツデータのデータ量が所定デ
ータ量を越えているときに、コンテンツデータが分割さ
れて得られる複数のパケットデータの各々が、それぞ
れ、プロファイルIDによって、特徴付けられるよう
に、コンテンツデータを分割すべき旨のデータ分割信号
を生成するプロファイル検索手段25bを備え、また、
パケットデータ生成手段26が、コンテンツデータ読み
取り手段25のプロファイル検索手段25bからデータ
分割信号を受けたときに、コンテンツデータを所定デー
タ量以下のデータ量の複数のパケットデータに分割する
コンテンツデータ分割手段26aを備えているから、放
送すべきコンテンツデータのデータ量が過大で、回線交
換網を用いて、放送する場合には、回線が混雑し、所望
のように、コンテンツデータを送受信することが困難に
なったり、あるいは、放送の途中で、コンテンツデータ
が失われるという問題を効果的に回避することが可能に
なる。
【0292】また、本実施態様によれば、パケットデー
タ生成手段26は、コンテンツデータを分割して、生成
した複数のパケットデータに、共通のパケットIDを付
与するパケットID付与手段26bと、コンテンツデー
タを分割して、生成した複数のパケットデータの順序を
示すシリアルIDを、複数のパケットデータに付与する
シリアルID付与手段26cを備え、受信装置である携
帯端末4を構成するパーソナルコンピュータ35のサブ
CPU31のデータ受信手段41が、プロファイルID
判別手段40が受信したコンテンツデータにパケットI
Dが付与されているか否かを判別するパケットID判別
手段41aと、コンテンツデータにパケットIDが付与
されているときに、プロファイルID判別手段40が受
信したコンテンツデータは1つのコンテンツデータが複
数のパケットデータに分割されたものであると判定し
て、複数のパケットデータに付与されているシリアルI
Dにしたがって、複数のパケットデータから、分割前の
1つのコンテンツデータを再生するコンテンツデータ再
生手段41bを備えているから、放送すべきコンテンツ
データのデータ量が過大で、回線交換網を用いて、放送
する場合には、回線が混雑し、所望のように、コンテン
ツデータを送受信することが困難になったり、あるい
は、放送の途中で、コンテンツデータが失われるという
問題を効果的に回避することが可能になる。
【0293】さらに、本実施態様によれば、プロファイ
ル検索手段25bが、コンテンツデータが分割されて得
られる複数のパケットデータの各々が、それぞれ、プロ
ファイルIDによって、特徴付けられるように、コンテ
ンツデータを分割すべき旨のデータ分割信号を生成する
とともに、分割後のパケットデータのそれぞれの書き込
まれるべきプロファイルIDを決定し、コンテンツデー
タ分割手段26aが、プロファイル検索手段25bから
入力されたデータ分割信号にしたがって、コンテンツデ
ータを複数のパケットデータに分割し、第二のプロファ
イルID書き込み手段27dが、プロファイル検索手段
25bから入力されたプロファイルID信号にしたがっ
て、複数のパケットデータのそれぞれに、プロファイル
IDを書き込み、携帯端末4のプロファイルID判別手
段40は、プロファイルIDに基づいて、コンテンツデ
ータを確定的に受信するか否かを判別しているから、1
つのコンテンツデータが分割されて、生成された複数の
パケットデータのうち、ユーザーが真に受信したいと望
んでいるパケットデータのみを受信することが可能とな
る。
【0294】図19は、本発明の他のの好ましい実施態
様にかかるデータ通信システムの送信装置5およびプロ
バイダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダ
イアグラムである。
【0295】図19に示されるように、本実施態様にか
かる送信装置5は、図9に示された送信装置5と全く同
様に、コンテンツデータを生成し、放送の形で、発信す
る機能を有しているのみで、プロファイルやプロファイ
ルIDを生成する機能も、プロファイルを選択して、対
応するプロファイルIDをコンテンツデータに付与する
機能も有してはいない。
【0296】他方、図19に示されるように、プロバイ
ダ2に設けられた通信データ処理装置50は、CPU5
5と、サブCPU56と、メモリ57と、キーボード5
8を備えたパーソナルコンピュータ60と、データ発信
装置59を備えている。
【0297】図20は、通信データ処理装置50を構成
するパーソナルコンピュータ60のブロックダイアグラ
ムである。
【0298】図20に示されるように、パーソナルコン
ピュータ60は、図10に示されたパーソナルコンピュ
ータ60と全く同様の構成を有している。
【0299】図21は、コンテンツデータ読み取り手段
67、パケットデータ生成手段68およびプロファイル
ID付与手段69のブロックダイアグラムである。
【0300】図21に示されるように、本実施態様にか
かるプロファイルID付与手段69は、第一のプロファ
イルID書き込み手段69cと第二のプロファイルID
書き込み手段69dを備えており、また、コンテンツデ
ータ読み取り手段67は、図14に示されたコンテンツ
データ読み取り手段25と同様に、データ量検出手段6
7aおよびプロファイル検索手段67bを備え、データ
量検出手段67aが、放送すべきコンテンツデータのデ
ータ量が所定データ量を越えていると判定したときに、
データ過大信号が生成されて、プロファイル検索手段6
7bに出力され、プロファイル検索手段67bが、コン
テンツデータを読み取り、プロファイルデータ記憶手段
64に記憶されたプロファイルデータを検索して、抽出
したコンテンツデータの各部分のデータに対応するプロ
ファイルにしたがって、コンテンツデータを分割すべき
旨のデータ分割信号を、パケットデータ生成手段68の
コンテンツデータ分割手段68aに出力されるように構
成されている。
【0301】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、次のようにして、コンテンツ
データを、放送の形で、携帯端末4に送信する。
【0302】ビーコン1の送信装置5のコンテンツデー
タ生成手段16によって、放送すべきコンテンツデータ
が生成され、データ発信装置15によって、プロバイダ
2に向けて、放送の形で、送信され、プロバイダ2の通
信データ処理装置50によって受信される。
【0303】通信データ処理装置50によって受信され
たコンテンツデータは、データ保存手段65に保存され
る。通信データ処理装置50のオペレータが、パーソナ
ルコンピュータ60のキーボード58に指示信号を入力
すると、データ保存手段65に保存されているコンテン
ツデータが、コンテンツデータ読み取り手段25に読み
出される。
【0304】この際、オペレータが、新たなプロファイ
ルを生成すべきと判断したときは、オペレータは、パー
ソナルコンピュータ60のキーボード58に新たなプロ
ファイルを入力するとともに、対応するプロファイルI
Dを入力する。その結果、プロファイル生成手段61が
操作されて、新たなプロファイルが生成されるととも
に、プロファイルID生成手段62が操作されて、対応
するプロファイルIDが生成され、プロファイルデータ
記憶手段64に記憶されたプロファイルデータに書き込
まれる。同時に、生成されたプロファイルIDは、プロ
ファイルID生成手段62から、プロファイルID付与
手段69に出力される。
【0305】コンテンツデータ読み取り手段67のデー
タ量検出手段67aは、放送すべきコンテンツデータの
データ量が所定データ量を越えていると判定したとき
は、データ過大信号を生成して、プロファイル検索手段
67bに出力する。
【0306】コンテンツデータ読み取り手段67のプロ
ファイル検索手段67bは、データ量検出手段67aか
らデータ過大信号が入力されると、コンテンツデータを
読み取り、プロファイルデータ記憶手段64に記憶され
たプロファイルデータを検索して、コンテンツデータが
分割されて得られる複数のパケットデータの各々が、そ
れぞれ、プロファイルIDによって、特徴付けられるよ
うに、コンテンツデータを分割すべき旨のデータ分割信
号を生成するとともに、分割後のパケットデータのそれ
ぞれに書き込まれるべきプロファイルIDを決定して、
パケットデータ生成手段68のコンテンツデータ分割手
段68aに出力する。たとえば、コンテンツデータが料
理に関するもので、日本料理、フランス料理、イタリア
料理、中華料理に関するコンテンツデータが含まれてい
る場合には、コンテンツデータ読み取り手段67のプロ
ファイル検索手段67bは、コンテンツデータを、日本
料理に関する部分、フランス料理に関する部分、イタリ
ア料理に関する部分および中華料理に関する部分の4つ
のパケットデータに分割すべき旨のデータ分割信号を生
成して、パケットデータ生成手段68のコンテンツデー
タ分割手段68aに出力するとともに、それぞれに、日
本料理というプロファイルに対応するプロファイルI
D、フランス料理というプロファイルに対応するプロフ
ァイルID、イタリア料理というプロファイルに対応す
るプロファイルID、中華料理というプロファイルに対
応するプロファイルIDを付与すべき旨のプロファイル
ID信号を生成して、プロファイルID付与手段69の
第二のプロファイルID書き込み手段69dに出力す
る。
【0307】パケットデータ生成手段68のコンテンツ
データ分割手段68aは、プロファイル検索手段67b
から入力されたデータ分割信号にしたがって、コンテン
ツデータ読み取り手段67から入力されたコンテンツデ
ータを分割して、複数のパケットデータを生成し、パケ
ットID付与手段68bに出力する。
【0308】パケットデータ生成手段68のパケットI
D付与手段68bは、コンテンツデータ分割手段68a
から入力された複数のパケットデータの所定のデータ領
域に、共通のパケットIDを書き込んで、シリアルID
付与手段68cに出力する。
【0309】パケットデータ生成手段68のシリアルI
D付与手段68cは、コンテンツデータが分割された順
序を認識可能とするため、パケットID付与手段68b
から入力された複数のパケットデータの所定のデータ領
域に、シリアルIDを書き込み、プロファイルID付与
手段69に出力する。
【0310】パケットデータ生成手段68のパケットI
D付与手段68bから出力された複数のパケットデータ
は、パケットID読み取り手段69aに入力される。パ
ケットID読み取り手段69aは、入力されたコンテン
ツデータあるいはパケットデータにパケットIDが書き
込まれているか否かを判別し、パケットIDが書き込ま
れていると判定したときは、グルーピング信号を生成
し、第二のプロファイルID書き込み手段69dに出力
する。
【0311】プロファイルID付与手段69の第二のプ
ロファイルID書き込み手段69dには、コンテンツデ
ータ読み取り手段67のプロファイル検索手段67bか
ら、複数のパケットデータに書き込むべきプロファイル
IDが入力されており、第二のプロファイルID書き込
み手段69dは、入力された複数のパケットデータの所
定のデータ領域に、プロファイル検索手段67bから入
力されたプロファイルIDを書き込み、オペレータから
キーボード58に入力された指示信号にしたがって、プ
ロファイルIDが書き込まれた複数のパケットデータを
放送データ記憶手段66に保存し、あるいは、データ出
力手段70に出力する。したがって、1つのコンテンツ
データを分割して、生成された複数のパケットデータに
は、異なるプロファイルIDが書き込まれることがあり
得る。
【0312】他方、パケットIDが書き込まれていない
と判定したときは、パケットID読み取り手段69a
は、入力されたコンテンツデータをプロファイル付与手
段69の第一のプロファイルID書き込み手段69cに
出力する。
【0313】第一のプロファイルID書き込み手段69
cは、コンテンツデータ読み取り手段67のプロファイ
ル検索手段67bおよび/またはプロファイルID生成
手段62から入力されたプロファイルIDを、コンテン
ツデータの所定のデータ領域に書き込み、オペレータか
らキーボード58に入力された指示信号にしたがって、
プロファイルIDが書き込まれた複数のパケットデータ
を放送データ記憶手段66に保存し、あるいは、データ
出力手段70に出力する。
【0314】データ出力手段70は、プロファイル付与
手段69から、プロファイルIDが書き込まれたコンテ
ンツデータあるいは複数のパケットデータを受け取った
ときは、これらをデータ発信装置59に出力し、オペレ
ータが、キーボード58を通じて、放送データ記憶手段
66に保存されたコンテンツデータあるいは複数のパケ
ットデータを放送すべき旨の指示信号を入力したとき
は、プロファイルIDが書き込まれ、放送データ記憶手
段66に保存されているコンテンツデータあるいは複数
のパケットデータを読み出し、データ発信装置59に出
力する。
【0315】データ発信装置59は、データ出力手段2
8から、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデ
ータを受け取ると、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータを、携帯端末4および/または通信衛星
3に向けて、放送の形で、発信する。
【0316】本実施態様によれば、通信データ処理装置
50を構成するパーソナルコンピュータ60のサブCP
U56は、コンテンツデータ読み取り手段67とパケッ
トデータ生成手段68を備えており、コンテンツデータ
読み取り手段67が、放送すべきコンテンツデータのデ
ータ量を検出するデータ量検出手段67aと、データ量
検出手段67aに検出されたコンテンツデータのデータ
量が所定データ量を越えているときに、コンテンツデー
タが分割されて得られる複数のパケットデータの各々
が、それぞれ、プロファイルIDによって、特徴付けら
れるように、コンテンツデータを分割すべき旨のデータ
分割信号を生成するプロファイル検索手段67bを備
え、また、パケットデータ生成手段68が、コンテンツ
データ読み取り手段67のデータ分割決定手段67cか
らデータ分割信号を受けたときに、コンテンツデータを
所定データ量以下のデータ量の複数のパケットデータに
分割するコンテンツデータ分割手段68aを備えている
から、放送すべきコンテンツデータのデータ量が過大
で、回線交換網を用いて、放送する場合には、回線が混
雑し、所望のように、コンテンツデータを送受信するこ
とが困難になったり、あるいは、放送の途中で、コンテ
ンツデータが失われるという問題を効果的に回避するこ
とが可能になる。
【0317】また、本実施態様によれば、パケットデー
タ生成手段68は、コンテンツデータを分割して、生成
した複数のパケットデータに、共通のパケットIDを付
与するパケットID付与手段68bと、コンテンツデー
タを分割して、生成した複数のパケットデータの順序を
示すシリアルIDを、複数のパケットデータに付与する
シリアルID付与手段68cを備えているから、携帯端
末4のプロファイルID判別手段40が受信したコンテ
ンツデータにパケットIDが付与されているときに、プ
ロファイルID判別手段40が受信したコンテンツデー
タは1つのコンテンツデータが複数のパケットデータに
分割されたものであると判定して、複数のパケットデー
タに付与されているシリアルIDにしたがって、複数の
パケットデータから、分割前の1つのコンテンツデータ
を再生することができ、放送すべきコンテンツデータの
データ量が過大で、回線交換網を用いて、放送する場合
には、回線が混雑し、所望のように、コンテンツデータ
を送受信することが困難になったり、あるいは、放送の
途中で、コンテンツデータが失われるという問題を効果
的に回避することが可能になる。
【0318】さらに、本実施態様によれば、プロファイ
ル検索手段67bが、コンテンツデータが分割されて得
られる複数のパケットデータの各々が、それぞれ、プロ
ファイルIDによって、特徴付けられるように、コンテ
ンツデータを分割すべき旨のデータ分割信号を生成する
とともに、分割後のパケットデータのそれぞれの書き込
まれるべきプロファイルIDを決定し、コンテンツデー
タ分割手段68aが、プロファイル検索手段67bから
入力されたデータ分割信号にしたがって、コンテンツデ
ータを複数のパケットデータに分割し、第二のプロファ
イルID書き込み手段69dが、プロファイル検索手段
67bから入力されたプロファイルID信号にしたがっ
て、複数のパケットデータのそれぞれに、プロファイル
IDを書き込むように構成されているから、携帯端末4
のプロファイルID判別手段40が、プロファイルID
に基づいて、コンテンツデータを確定的に受信するか否
かを判別することによって、1つのコンテンツデータが
分割されて、生成された複数のパケットデータのうち、
ユーザーが真に受信したいと望んでいるパケットデータ
のみを受信することが可能となる。
【0319】図22は、本発明のさらに他の好ましい実
施態様にかかる送信装置5を構成するパーソナルコンピ
ュータ14のブロックダイアグラムであり、図23は、
パーソナルコンピュータ14のサブCPU11に設けら
れたコンテンツデータ読み取り手段25、パケットデー
タ生成手段26およびプロファイルID付与手段27の
ブロックダイアグラムである。
【0320】図22に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ14は図3と全く同様の構
成を有している。
【0321】図23に示されるように、本実施態様にお
いては、パケットID読み取り手段27aに代えて、複
数のパケットデータの所定のデータ領域に書き込まれた
パケットIDとシリアルIDとを読み取り、複数のパケ
ットデータのうち、最初に送信するパケットデータにの
み、プロファイルIDを付与すべき旨のプロファイルI
D付与信号を生成するパケットID・シリアルID読み
取り手段27eが設けられている。
【0322】パケットデータ生成手段26によって、コ
ンテンツデータが分割されて生成され、パケットIDお
よびシリアルIDが、所定のデータ領域に書き込まれた
複数のパケットデータは、プロファイルID付与手段2
7のパケットID・シリアルID読み取り手段27eに
入力される。
【0323】パケットID・シリアルID読み取り手段
27eは、入力された複数のパケットデータに書き込ま
れたパケットIDおよびシリアルIDを読み取って、シ
リアルIDが最も小さく、最初に送信されるべきパケッ
トデータを判定して、プロファイルID書き込み手段2
7bに、プロファイルID付与信号を出力する。
【0324】プロファイルID付与手段27のプロファ
イルID書き込み手段27bは、パケットID・シリア
ルID読み取り手段27eから入力されたプロファイル
ID付与信号にしたがって、シリアルIDが最も小さ
く、最初に送信されるべきパケットデータの所定のデー
タ領域に、コンテンツデータ読み取り手段25のプロフ
ァイル検索手段25bまたはプロファイルID生成手段
18から入力されたプロファイルIDを書き込み、オペ
レータからの指示信号にしたがって、データ出力手段2
8または放送データ記憶手段22に出力する。
【0325】図24および図25は、図22および図2
3に示された送信装置5に対応する携帯端末4の好まし
い実施態様を示すものであって、図24は、携帯端末4
を構成するパーソナルコンピュータ35のブロックダイ
アグラムであり、図25は、パーソナルコンピュータ3
5のサブCPU31に設けられたプロファイルID判別
手段40と、データ受信手段41のブロックダイアグラ
ムである。
【0326】図24に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4を構成するパーソナルコンピュータ35
は、図13に示されたパーソナルコンピュータ35と全
く同様の構成を有している。
【0327】図25に示されるように、データ受信手段
41は、プロファイルID判別手段40から入力された
コンテンツデータにパケットIDが付与されているか否
かを判別するパケットID判別手段41aと、コンテン
ツデータにパケットIDが付与されているときに、パケ
ットIDおよびシリアルIDに基づき、同じパケットI
Dが付与されている複数のパケットデータから、コンテ
ンツデータを再生するコンテンツデータ再生手段41b
と、プロファイルID判別手段40から入力されたコン
テンツデータおよびコンテンツデータ再生手段41bに
よって、複数のパケットデータから再生されたコンテン
ツデータを確定的に受信するコンテンツデータ受信手段
41cを備えているが、本実施態様においては、パケッ
トID判別手段41aが、パケットIDを検出したとき
に、同じパケットIDが付与されたパケットデータを受
信すべき旨のパケットID信号を生成し、プロファイル
ID判別手段40に出力し、プロファイルID判別手段
40が、パケットID判別手段41aからパケットID
信号を受けたときは、プロファイルIDが付与されてい
なくても、同じパケットIDが付与されたパケットデー
タを確定的に受信するように構成されている点で、図8
に示された実施態様と異なっている。
【0328】本実施態様によれば、コンテンツデータを
分割して、生成された複数のパケットデータのうち、最
初に送信すべきパケットデータにのみ、プロファイルI
Dを付与するだけで、データ量の大きいコンテンツデー
タを分割して、放送し、最初に送信すべきパケットデー
タに付与されたプロファイルIDに基づき、複数のパケ
ットデータに分割されて、放送されたコンテンツデータ
を選択的に受信して、もとのコンテンツデータを再生す
ることが可能になる。
【0329】図26は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかる通信データ処理装置50のパーソナルコンピュ
ータ60のブロックダイアグラムである。
【0330】図26に示されるように、本実施態様にか
かる通信データ処理装置50のパーソナルコンピュータ
60においては、サブCPU56に、データ出力手段7
0によって、データ発信装置59に出力されるプロファ
イルIDが書き込まれたコンテンツデータを暗号化する
暗号化手段80が設けられ、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータを暗号化して、放送可能に構成
されている点を除き、図10に示された通信データ処理
装置50のパーソナルコンピュータ60と同一の構成を
有している。本実施態様においては、特定のチャンネル
を用いて、プロバイダ2から放送されるコンテンツデー
タおよびそのコンテンツデータに付与されたプロファイ
ルIDが、暗号化手段80によって、プロバイダ2およ
びプロバイダ2と契約をしている受信者が所有する受信
機器以外には、公開されない秘密鍵DESによって、暗
号化され、データ発信装置59によって、放送の形で、
送信されるように構成されている。
【0331】図27は、本発明のさらに他の好ましい実
施態様にかかる携帯端末4のブロックダイアグラムであ
り、携帯端末4は、図26に示されたプロバイダ2の通
信データ処理装置50に対応する構成を有している。
【0332】図27に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4は、サブCPU31に、暗号化されて、
入力されたコンテンツデータおよびそのコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDを、秘密鍵DESによ
って、解読する暗号解読手段81が設けられている点を
除き、図7に示された携帯端末4と同一の構成を有して
いる。
【0333】図26に示されたプロバイダ2の通信デー
タ処理装置50においては、データ出力手段69は、送
信装置5のデータ発信装置15から受信し、プロファイ
ルIDを書き込まれたコンテンツデータを、暗号化手段
80に出力する。暗号化手段80は、入力されたコンテ
ンツデータおよびそのコンテンツデータに付与されたプ
ロファイルIDが、プロバイダ2と特別の契約をしてい
る受信者が所有する受信機器のみに受信を認める特定の
チャンネルを用いて、放送されるべきコンテンツデータ
およびそのコンテンツデータに付与されたプロファイル
IDであるときには、入力されたコンテンツデータおよ
びそのコンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、プロバイダ2およびプロバイダ2と契約をしている
受信者が所有する受信機器以外には、公開されない秘密
鍵DESを用いて、暗号化し、そうでない場合には、入
力されたコンテンツデータおよびそのコンテンツデータ
に付与されたプロファイルIDに何の処理も加えること
なく、データ発信装置59に出力する。
【0334】データ発信装置59は、暗号化されたコン
テンツデータおよびそのコンテンツデータに付与された
プロファイルIDを、放送の形で、送信する。
【0335】図27に示された携帯端末4においては、
放送されたコンテンツデータおよびそのコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDは、まず、サブCPU
31の暗号解読手段81に入力される。
【0336】暗号解読手段81は、入力されたコンテン
ツデータおよびそのコンテンツデータに付与されたプロ
ファイルIDが暗号化されていないときは、何の処理も
施すことなく、プロファイルID判別手段40に出力す
る。他方、入力されたコンテンツデータおよびそのコン
テンツデータに付与されたプロファイルIDが、秘密鍵
DESを用いて、暗号化されているときは、プロバイダ
2から提供されている秘密鍵DESを用いて、解読した
後、解読されたコンテンツデータおよびそのコンテンツ
データに付与されたプロファイルIDをプロファイルI
D判別手段40に出力する。
【0337】本実施態様によれば、さらに、特定のコン
テンツデータを、特定の受信者のみに、選択的に受信さ
せることが可能になる。
【0338】図28は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかる携帯端末4のブロックダイアグラムである。
【0339】本実施態様においては、携帯端末4は、コ
ンテンツデータの受信のみならず、放送も可能に構成さ
れており、図28に示されるように、CPU30、第一
のサブCPU71、第二のサブCPU72、メモリ32
およびボタン群33を備えたパーソナルコンピュータ3
5と、放送受信手段36に加えて、データ発信装置85
を備えている。
【0340】図29は、図28に示された携帯端末4の
パーソナルコンピュータ35のブロックダイアグラムで
ある。
【0341】図29に示されるように、パーソナルコン
ピュータ35のCPU30は、ボタン群33によって操
作されるコンテンツデータ生成手段86と、プロファイ
ル生成手段87と、プロファイルID生成手段88と、
受信プロファイルID処理手段36と、イベント処理デ
ータ書換え手段38とを備えている。
【0342】図29に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35の第一のサブCPU7
1は、プロファイルID判別手段40と、データ受信手
段41と、イベント信号生成手段47と、コンテンツデ
ータ処理手段49とを備えている。
【0343】図29に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35の第二のサブCPU7
2は、コンテンツデータ読み取り手段92と、パケット
データ生成手段93と、プロファイルID付与手段94
を備えている。
【0344】図29に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ35のメモリ32は、プロ
グラム格納手段42と、受信プロファイルID記憶手段
43と、イベント処理データ記憶手段44と、データ保
存手段45を備え、さらに、プロファイルID生成手段
88により生成され、対応するプロファイルの各々に関
連付けられたプロファイルIDとを含むプロファイルデ
ータを記憶するプロファイルデータ記憶手段90と、C
PU30のコンテンツデータ生成手段86によって生成
されたコンテンツデータを保存する放送データ記憶手段
91を備えている。
【0345】本実施態様によれば、第二のサブCPU7
2が、コンテンツデータ読み取り手段92と、パケット
データ生成手段93と、プロファイルID付与手段94
と、データ出力手段89とを備えているから、CPU3
0および第一のサブCPU71を起動させなくても、第
二のサブCPU72を起動させるだけで、CPU30の
コンテンツデータ生成手段86によって生成され、メモ
リ32のコンテンツデータ保存手段91に記憶されたコ
ンテンツデータを読み出して、プロファイルIDを書き
込み、コンテンツデータのデータ量が過大なときは、コ
ンテンツデータを複数のパケットデータに分割した上
で、プロファイルIDを書き込み、データ発信装置85
に出力して、放送の形で、発信することができ、消費電
力を低減させることが可能になる。
【0346】また、本実施態様によれば、第一のサブC
PU71には、プロファイルID判別手段40と、デー
タ受信手段41と、イベント信号生成手段47と、コン
テンツデータ処理手段49とが設けられているから、C
PU30および第二のサブCPU72を起動させなくて
も、第一のサブCPU71を起動させておくだけで、コ
ンテンツデータに付与されたプロファイルIDを判別し
て、ユーザーが必要とするコンテンツデータのみを選択
的に受信することが可能となり、携帯端末4がコンテン
ツデータを放送する機能を有していても、電力消費量が
大幅に増大することを効果的に防止することが可能にな
る。
【0347】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0348】たとえば、図2および図3に示された実施
態様、図14および図15に示された実施態様、図22
に示された実施態様ならびに図26に示された実施態様
においては、送信装置5のパーソナルコンピュータ14
は、CPU10とサブCPU11を備えているが、単一
のCPUによって構成することもでき、3以上のCPU
によって構成することもできる。
【0349】また、図6および図7に示された実施態
様、図12および図13に示された実施態様、図17お
よび図18に示された実施態様、図24に示された実施
態様ならびに図27に示された実施態様においては、携
帯端末4のパーソナルコンピュータ35は、CPU30
とサブCPU31を備えているが、単一のCPUによっ
て構成することもでき、3以上のCPUによって構成す
ることもできる。
【0350】さらに、図28および図29に示された実
施態様においては、携帯端末4のパーソナルコンピュー
タ35は、CPU30、第一のサブCPU71および第
二のサブCPU72を備えているが、単一のCPUによ
って構成することも、2つのCPUによって構成するこ
とも、さらには、4以上のCPUによって構成すること
もできる。
【0351】また、前記実施態様においては、オペレー
タが、キーボード13、58にプロファイルを入力し
て、プロファイル生成手段17、61によって、プロフ
ァイルデータを生成し、プロファイルデータ記憶手段2
0、43に記憶しているが、別個に生成したプロファイ
ルデータを、プロファイルデータ記憶手段20、43に
記憶させ、必要に応じて、プロファイル生成手段17、
61によって、プロファイルデータを変更し、あるい
は、プロファイルをプロファイルデータに追加するよう
にしてもよい。
【0352】さらに、前記実施態様においては、プロフ
ァイルID書き込み手段27b、69b、第一のプロフ
ァイルID書き込み手段27c、69c、第二のプロフ
ァイルID書き込み手段27d、69dによって、プロ
ファイルIDをコンテンツデータに書き込んでいるが、
プロファイルIDとコンテンツデータとが関連付けられ
るように、互いにリンクされればよく、プロファイルI
Dをコンテンツデータに書き込むことは必ずしも必要で
はない。
【0353】また、前記実施態様においては、コンテン
ツデータの内容に関連するプロファイルとして、スポー
ツ、音楽、映画が、プロファイルの送信側に関連するプ
ロファイルとして、コンテンツデータの送信者の名前、
発信時間が、プロファイルの受信者に関連するプロファ
イルとして、性別、年齢、住所、グループID、受信装
置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受信装
置の再生能力が例示されているが、これらに限定される
ものではなく、コンテンツデータの内容に関連するプロ
ファイルとしては、演劇、料理、旅行など、コンテンツ
データの内容に関わるあらゆるプロファイルを生成し
て、対応するプロファイルによって、コンテンツデータ
の内容を判別することができ、プロファイルの送信側に
関連するプロファイルとしては、さらに、送信に関連す
る場所、送信方法などが含まれ、プロファイルの受信者
に関連するプロファイルとしては、受信者の性別、年
齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPアド
レス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受信
装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受信
装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTPサ
ーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個人
ID、パスワードなどが含まれる。
【0354】さらに、図1、図6ないし図8、図12お
よび図13、図17および図18、図24および図2
5、図27ならびに図28および図29に示された実施
態様においては、受信装置は携帯端末4によって構成さ
れているが、受信装置は携帯端末4に限定されるもので
はなく、テレビ、ラジオ、PDA、カーナビゲーション
システムなど、通信機能を有する種々の機器を、受信装
置として用いることができ、自動車、電車、モノレー
ル、自転車、車椅子などの移動可能な手段に搭載するこ
ともできる。
【0355】また、前記実施態様においては、キーボー
ド13、58、ボタン群33を用いて、プロファイルお
よびプロファイルIDを生成しているが、インターネッ
トを通じて、公開されているプロファイル‐プロファイ
ルIDリストを参照し、プロファイルおよびプロファイ
ルIDを選択して、送信装置5、通信データ処理装置5
0、携帯端末4に入力するようにしてもよい。
【0356】さらに、前記実施態様においては、イベン
ト信号生成手段47によって生成されたイベント信号に
基づき、コンテンツデータ処理手段49は、受信したコ
ンテンツデータをデータ保存手段45に記憶させ、後
に、再生するように処理し、あるいは、同じプロファイ
ルIDが付与されたコンテンツデータを、データ保存手
段45の所定のホルダー領域に保存しているが、イベン
ト信号生成手段47によって生成されたイベント信号に
基づいて、コンテンツデータ処理手段49が受信したコ
ンテンツデータに施す処理はこれらに限定されるもので
はない。
【0357】また、前記実施態様においては、イベント
信号生成手段47によって生成されたイベント信号に基
づき、イベント信号処理手段75は、振動発生手段77
および音声発生手段78に駆動信号を出力して、振動発
生手段77により、携帯端末4を振動させるとともに、
音声発生手段78により、音声を発生させるように構成
されているが、携帯端末4を振動させるか、あるいは、
音声を発生させるかの一方の処理のみを実行させるよう
に、イベント信号処理手段75を構成することもでき、
さらには、イベント信号処理手段75を、携帯端末4の
振動および音声の発生に加えて、あるいは、これらに代
えて、ポップアップメッセージの表示、受信したコンテ
ンツデータの他の携帯端末への転送、他の携帯端末との
通信開始、所定のプログラムの起動などの処理を、単独
で、あるいは、2以上の処理を組み合わせて、実行する
ように構成することもできる。
【0358】さらに、図12および図13に示された実
施態様、図17および図18に示された実施態様ならび
に図24に示された実施態様においては、リセット手段
76によって、データ受信手段41が受信したコンテン
ツデータの受信回数がカウントされ、所定時間T内に、
データ受信手段41が受信したコンテンツデータの受信
回数が所定回数N未満で、受信回数が少なすぎるとき
は、リセット手段76によって、受信すべきプロファイ
ルIDが、ユーザーが設定したプロファイルIDに対応
するプロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットされ、所定時間
T内に、データ受信手段41が受信したコンテンツデー
タの受信回数が所定回数N以上になるまでは、階層が上
位のプロファイルに対応するプロファイルIDにしたが
って、プロファイルID判別手段40が、コンテンツデ
ータを受信すべきか否かを判別するように構成されてい
るが、リセット手段76を設けることは必ずしも必要が
なく、つねに、ユーザーが設定したプロファイルIDに
基づき、プロファイルID判別手段40が、コンテンツ
データを受信すべきか否かを判別するように構成しても
よい。
【0359】さらに、図12および図13に示された実
施態様、図17および図18に示された実施態様ならび
に図24に示された実施態様においては、リセット手段
76は、所定時間T内に、データ受信手段41が受信し
たコンテンツデータの受信回数にしたがって、プロファ
イルIDのリセットを実行しているが、コンテンツデー
タの受信回数に加えて、あるいは、コンテンツデータの
受信回数に代えて、コンテンツデータの受信時間にした
がって、リセット手段76が、プロファイルIDのリセ
ットを実行するように構成することもできる。
【0360】また、図26および図27に示された実施
態様においては、コンテンツデータおよびコンテンツデ
ータに付与されたプロファイルIDをいずれも、暗号化
手段80によって、暗号化し、暗号解読手段81によっ
て、解読するように構成されているが、暗号化手段80
によって、プロファイルIDのみを暗号化して、放送
し、暗号化されたプロファイルIDを、暗号解読手段8
1によって、解読することのできた携帯端末4などのみ
が、そのプロファイルIDが付与されたコンテンツデー
タを受信することができるように構成してもよい。
【0361】さらに、図26および図27に示された実
施態様においては、秘密鍵DESを用いて、暗号化手段
80によって、コンテンツデータおよびコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDを暗号化し、暗号解読
手段81によって、解読しているが、秘密鍵としては、
DESに限定されるものではなく、トリプルDESを使
用することもできるし、さらには、送信装置5および携
帯端末4以外にも公開されるRSA、RC2、RC4、
RGPなどの公開鍵を用いて、コンテンツデータおよび
コンテンツデータに付与されたプロファイルIDを暗号
化し、解読するように構成することもできる。
【0362】また、前記実施態様においては、プロファ
イルIDは、コンテンツデータの所定のデータ領域に書
き込まれているが、すかし技術を用いて、プロファイル
IDを、所定の時間間隔で、コンテンツデータに書き込
むようにしてもよい。
【0363】さらに、前記実施態様においては、プロフ
ァイルID判別手段40によって、受信すべきと判別さ
れたプロファイルIDは受信プロファイルIDデータ処
理手段46に入力され、受信プロファイルIDデータ処
理手段46は、メモリ32のプログラム格納手段42に
格納されたプログラムにしたがって、プロファイルID
判別手段40から入力されたプロファイルIDを、受信
した履歴データとして、解析して、必要に応じて、受信
プロファイルIDデータ記憶手段43に記憶されている
受信プロファイルIDデータを書き換えることができる
ように構成されているが、受信プロファイルIDデータ
処理手段46が、プロファイルIDの解析機能を有して
いることは必ずしも必要がなく、ユーザーが、インター
ネットなどを介して、提供されているプロファイルデー
タを利用して、携帯端末4のボタン群33を用いて、受
信すべきプロファイルIDを入力し、あるいは、受信す
べきプロファイルを入力して、対応するプロファイルI
Dをインターネットなどを通じて、入力させ、受信プロ
ファイルIDデータ処理手段46によって、受信プロフ
ァイルIDデータ記憶手段43に書き込ませ、受信プロ
ファイルIDデータを生成することができるように構成
されていればよい。
【0364】さらに、前記実施態様においては、イベン
ト処理データは、イベント処理データ記憶手段44に記
憶されているが、イベント処理データを、受信プロファ
イルIDデータ記憶手段43に記憶させることもでき
る。
【0365】さらに、本明細書において、手段とは、必
ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機
能が、ソフトウエアによって実現される場合も包含す
る。また、一つの手段の機能が二以上の物理的手段によ
り実現されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手
段により実現されてもよい。
【0366】
【発明の効果】本発明によれば、放送されるデータ量が
著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要とす
るデータのみを、選択的に受信することのできるデータ
通信システムを提供することが可能になる。
【0367】また、本発明によれば、放送されるデータ
量が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要
とするデータのみを、選択的に受信することのできるデ
ータ通信システムに適した送信装置および受信装置を提
供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるデ
ータ通信システムのブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、ビーコンに設けられた送信装置のブロ
ックダイアグラムである。
【図3】図3は、送信装置を構成するパーソナルコンピ
ュータのブロックダイアグラムである。
【図4】図4は、コンテンツデータ読み取り手段、パケ
ットデータ生成手段およびプロファイルID付与手段の
ブロックダイアグラムである。
【図5】図5は、プロファイルデータを概念的に示す図
面である。
【図6】図6は、放送を受けたデータを処理する携帯端
末のブロックダイアグラムである。
【図7】図7は、携帯端末を構成するパーソナルコンピ
ュータのブロックダイアグラムである。
【図8】図8は、データ受信手段のブロックダイグラム
である。
【図9】図9は、本発明の別の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムの送信装置およびプロバイダに設
けられた通信データ処理装置のブロックダイアグラムで
ある。
【図10】図10は、通信データ処理装置を構成するパ
ーソナルコンピュータのブロックダイアグラムである。
【図11】図11は、コンテンツデータ読み取り手段、
パケットデータ生成手段およびプロファイルID付与手
段のブロックダイアグラムである。
【図12】図12は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末のブロックダイアグラムである。
【図13】図13は、携帯端末を構成するパーソナルコ
ンピュータのブロックダイグラムである。
【図14】図14は、本発明のさらに他の実施態様にか
かる送信装置のブロックダイアグラムである。
【図15】図15は、送信装置を構成するパーソナルコ
ンピュータのブロックダイアグラムである。
【図16】図16は、パーソナルコンピュータのコンテ
ンツデータ読み取り手段、パケットデータ生成手段およ
びプロファイルID付与手段のブロックダイアグラムで
ある。
【図17】図17は、図14ないし図16に示された送
信装置に対応する携帯端末のブロックダイアグラムであ
る。
【図18】図18は、携帯端末を構成するパーソナルコ
ンピュータのブロックダイアグラムである。
【図19】図19は、本発明の他のの好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置およびプロバイ
ダに設けられた通信データ処理装置のブロックダイアグ
ラムである。
【図20】図20は、通信データ処理装置を構成するパ
ーソナルコンピュータのブロックダイアグラムである。
【図21】図21は、コンテンツデータ読み取り手段、
パケットデータ生成手段およびプロファイルID付与手
段のブロックダイアグラムである。
【図22】図22は、本発明のさらに他の好ましい実施
態様にかかる送信装置を構成するパーソナルコンピュー
タのブロックダイアグラムである。
【図23】図23は、パーソナルコンピュータのサブC
PUに設けられたコンテンツデータ読み取り手段、パケ
ットデータ生成手段およびプロファイルID付与手段の
ブロックダイアグラムである。
【図24】図24は、携帯端末を構成するパーソナルコ
ンピュータのブロックダイアグラムである。
【図25】図25は、パーソナルコンピュータのサブC
PUに設けられたプロファイルID判別手段と、データ
受信手段のブロックダイアグラムである。
【図26】図26は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる通信データ処理装置のパーソナルコンピュータの
ブロックダイアグラムである。
【図27】図27は、本発明のさらに他の好ましい実施
態様にかかる携帯端末のブロックダイアグラムである。
【図28】図28は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末のブロックダイアグラムである。
【図29】図29は、図28に示された携帯端末のパー
ソナルコンピュータ35のブロックダイアグラムであ
る。
【符号の説明】
1 ビーコン 2 プロバイダ 3 通信衛星 4 携帯端末 5 送信装置 10 CPU 11 サブCPU 12 メモリ 13 キーボード 14 パーソナルコンピュータ 15 データ発信装置 16 コンテンツデータ生成手段 17 プロファイル生成手段 18 プロファイルID生成手段 19 プログラム格納手段 20 プロファイルデータ記憶手段 21 データ保存手段 22 放送データ記憶手段 25 コンテンツデータ読み取り手段 25a データ量検出手段 25b プロファイル検索手段 25c データ分割決定手段 26 パケットデータ生成手段 26a コンテンツデータ分割手段 26b パケットID付与手段 26c シリアルID付与手段 27 プロファイルID付与手段 27a パケットID読取り手段 27b プロファイルID書き込み手段 27c 第一のプロファイルID書き込み手段 27d 第二のプロファイルID書き込み手段 27e パケットID・シリアルID読み取り手段 28 データ出力手段 30 CPU 31 サブCPU 32 メモリ 33 ボタン群 35 パーソナルコンピュータ 36 放送受信手段 40 プロファイルID判別手段 41 データ受信手段 41a パケットID判別手段 41b コンテンツデータ再生手段 41c コンテンツデータ受信手段 42 プログラム格納手段 43 受信プロファイルIDデータ記憶手段 44 イベント処理データ記憶手段 45 データ保存手段 46 受信プロファイルIDデータ処理手段 47 イベント信号生成手段 48 イベント処理データ書換え手段 49 コンテンツデータ処理手段 50 通信データ処理装置 55 CPU 56 サブCPU 57 メモリ 58 キーボード 59 データ発信装置 60 パーソナルコンピュータ 61 プロファイル生成手段 62 プロファイルID生成手段 63 プログラム格納手段 64 プロファイルデータ記憶手段 65 データ保存手段 66 放送データ記憶手段 67 コンテンツデータ読み取り手段 67a データ量検出手段 67b プロファイル検索手段 67c データ分割決定手段 68 パケットデータ生成手段 68a コンテンツデータ分割手段 68b パケットID付与手段 68c パケットID付与手段 69 プロファイルID付与手段 69a パケットID読取り手段 69b プロファイルID書き込み手段 70 データ出力手段 71 第一のサブCPU 72 第二のサブCPU 75 イベント信号処理手段 76 リセット手段 77 振動発生手段 78 音声発生手段 80 暗号化手段 81 暗号解読手段 85 データ発信装置 86 コンテンツデータ生成手段 87 プロファイル生成手段 88 プロファイルID生成手段 90 プロファイルデータ記憶手段 91 放送データ記憶手段 92 コンテンツデータ読み取り手段 93 パケットデータ生成手段 94 プロファイルID付与手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 G06F 15/403 340A 7/081 H04N 7/08 Z Fターム(参考) 5B075 KK07 PR01 5B089 GA11 GA25 HA11 HA20 JB04 JB05 JB06 KC21 KC28 KC53 KE07 KH30 LB25 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC10 CA23 CA29 CA36 DA03 DA07 DA13 5K030 HA08 HB02 HB16 HB21 HC01 JA05 JL02 KA01 KA02 KA13 LD07 LD17 LE12 9A001 CC06 DD10 JJ25

Claims (113)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツデータを生成するコンテンツ
    データ生成手段を備えた送信装置と、複数の受信装置
    と、前記送信装置と前記受信装置との間で、データを伝
    達するデータ伝達装置とを備え、前記複数の受信装置の
    うちの少なくとも1つの受信装置が、前記送信装置から
    送信されたデータを選択して、受信するデータ選択受信
    手段および前記データ選択受信手段が受信したデータを
    処理する受信データ処理手段を備えたデータ通信システ
    ムであって、さらに、前記コンテンツデータを分割し
    て、複数のパケットデータを生成するパケットデータ生
    成手段と、前記パケットデータ生成手段によって生成さ
    れた前記複数のパケットデータに、共通のパケットID
    を付与するパケットID付与手段と、前記パケットデー
    タ生成手段によって生成された前記複数のパケットデー
    タに、分割の順序を示すシリアルIDを付与するシリア
    ルID付与手段と、前記コンテンツデータおよび/また
    は前記コンテンツデータの送受信に関連するプロファイ
    ルに対応するプロファイルIDを生成し、前記コンテン
    ツデータまたはパケットデータに前記プロファイルID
    をリンクさせるプロファイルIDリンク手段とを備え、
    前記受信装置の前記データ選択受信手段が、前記プロフ
    ァイルIDに基づいて、前記コンテンツデータまたは前
    記複数のパケットデータを選択するように構成されたこ
    とを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記プロファイルIDリンク手段が、前
    記プロファイルIDを前記コンテンツデータまたは前記
    パケットデータに付加することによって、リンクさせ、
    前記データ選択受信手段が、前記プロファイルIDに基
    づいて、前記コンテンツデータまたは前記複数のパケッ
    トデータを選択して、受信するように構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記送信装置が、前記プロファイルID
    リンク手段と、前記パケットデータ生成手段と、前記パ
    ケットID付与手段と、前記シリアルID付与手段を備
    え、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
    ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
    に関連するプロファイルを生成するプロファイル生成手
    段と、前記プロファイル生成手段によって生成された前
    記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させて、
    プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
    と、前記プロファイル生成手段によって生成された前記
    コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
    の送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロファ
    イルID生成手段により生成され、対応する前記プロフ
    ァイルの各々に関連付けられた前記プロファイルIDと
    を含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデー
    タ記憶手段と、前記コンテンツデータを読み取って、前
    記プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロフ
    ァイルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそ
    れに対応するプロファイルIDを選択するコンテンツデ
    ータ読み取り手段と、前記プロファイルID生成手段に
    より生成されたプロファイルIDおよび/または前記コ
    ンテンツデータ読み取り手段によって選択されたプロフ
    ァイルIDを対応する前記コンテンツデータまたは前記
    パケットデータに付与するプロファイルID付与手段を
    備え、前記送信装置が、さらに、前記プロファイルID
    付与手段によって前記プロファイルIDが付与された前
    記コンテンツデータまたは前記複数のパケットデータ
    を、放送の形で、発信するデータ発信手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のデータ通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツデータ読み取り手段が、
    前記コンテンツデータのデータ量を検出するデータ量検
    出手段と、前記コンテンツデータの読み取り結果に基づ
    いて、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶された前
    記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロファ
    イルおよび対応するプロファイルIDを抽出するプロフ
    ァイル検索手段を備え、前記パケットデータ生成手段
    が、前記データ量検出手段が検出した前記コンテンツデ
    ータのデータ量が所定データ量を越えているときに、前
    記コンテンツデータを、所定データ量以下の複数のパケ
    ットデータに分割するように構成されたことを特徴とす
    る請求項3に記載のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記プロファイルID付与手段が、前記
    パケットデータ生成手段によって生成された前記複数の
    パケットデータに、共通のプロファイルIDを付与する
    ように構成されたことを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記コンテンツデータ読み取り手段の前
    記プロファイル検索手段が、前記コンテンツデータの読
    み取り結果に基づいて、前記コンテンツデータが分割さ
    れて得られる複数のパケットデータの各々が、それぞ
    れ、プロファイルIDを付与することによって、特徴付
    けられるように、前記コンテンツデータを分割すべき旨
    のデータ分割信号を生成して、前記パケットデータ生成
    手段に出力するとともに、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々に付与され
    るべきプロファイルIDを抽出して、前記プロファイル
    ID付与手段に出力し、前記パケットデータ生成手段
    が、前記コンテンツデータ読み取り手段から入力された
    前記データ分割信号にしたがって、前記コンテンツデー
    タを分割して、複数のパケットデータを生成し、前記プ
    ロファイルID付与手段が、前記プロファイル検索手段
    から入力された前記プロファイルIDを、前記複数のパ
    ケットデータのそれぞれに付与するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項3に記載のデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの受信装置が、さら
    に、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファイ
    ルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ記
    憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成し、
    あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に
    記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更する
    受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前記デ
    ータ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加され
    た前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロファイ
    ルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイ
    ルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータまた
    は前記複数のパケットデータを受信するか否かを判別す
    るプロファイルID判別手段と、前記プロファイルID
    判別手段が受信すべき旨を判別したコンテンツデータま
    たは前記複数のパケットデータにパケットIDが付与さ
    れているか否かを判別するパケットID判別手段と、前
    記パケットID判別手段がパケットIDが付与されてい
    る判別したときに、前記パケットIDおよび前記シリア
    ルIDに基づき、前記複数のパケットデータを結合し
    て、前記コンテンツデータを再生するコンテンツデータ
    再生手段と、前記プロファイルID判別手段が受信すべ
    き旨を判別したコンテンツデータまたは前記コンテンツ
    データ再生手段によって、複数のパケットデータが結合
    されて再生されたコンテンツデータのみを受信するデー
    タ受信手段とを備えたことを特徴とする請求項2ないし
    6のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 前記プロファイルID付与手段が、前記
    パケットIDおよび前記シリアルIDに基づき、前記複
    数のパケットデータのうち、最初に送信されるべきパケ
    ットデータにのみ、プロファイルIDを付与するように
    構成されたことを特徴とする請求項3に記載のデータ通
    信システム。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの受信装置が、さら
    に、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファイ
    ルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ記
    憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成し、
    あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に
    記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更する
    受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前記デ
    ータ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加され
    た前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロファイ
    ルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイ
    ルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータまた
    は前記複数のパケットデータを受信するか否かを判別す
    るプロファイルID判別手段と、前記プロファイルID
    判別手段が受信すべき旨を判別した前記コンテンツデー
    タまたは前記複数のパケットデータに、パケットIDが
    付与されているか否かを判別するパケットID判別手段
    と、前記パケットID判別手段がパケットIDが付与さ
    れている判別したときに、前記パケットIDおよび前記
    シリアルIDに基づき、前記複数のパケットデータを結
    合して、前記コンテンツデータを再生するコンテンツデ
    ータ再生手段と、前記プロファイルID判別手段が受信
    すべき旨を判別したコンテンツデータまたは前記コンテ
    ンツデータ再生手段によって、複数のパケットデータが
    結合されて再生されたコンテンツデータのみを受信する
    データ受信手段とを備え、前記パケットID判別手段
    が、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判
    別した前記コンテンツデータまたは前記複数のパケット
    データに、パケットIDが付与されていたときに、前記
    プロファイルID判別手段に、プロファイルIDのいか
    んにかかわらず、前記パケットIDと同じパケットID
    が付与されているパケットデータを受信させるように構
    成されたことを特徴とする請求項8に記載のデータ通信
    システム。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、前記プロファイルID判別手段
    によって、受信すべきものと判別された前記プロファイ
    ルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベント
    信号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、プ
    ロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理
    データと、コンテンツデータに所定の処理を施すコンテ
    ンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手段
    が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベント
    信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
    にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処理
    を実行するように構成されたことを特徴とする請求項7
    または9に記載のデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項10に記載のデータ通信システム。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベン
    ト処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記
    憶されていることを特徴とする請求項10に記載のデー
    タ通信システム。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、受信したコンテンツデ
    ータを蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を
    備え、前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコン
    テンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶させるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に
    蓄積、記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項7、9ないし12のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イ
    ベント処理データにしたがって、前記受信装置に対し
    て、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備え
    たことを特徴とする請求項10ないし13のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム。
  15. 【請求項15】 さらに、前記送信装置によって送信さ
    れたコンテンツデータを受信し、受信した前記コンテン
    ツデータを前記受信装置に送信する通信データ処理装置
    を備え、前記通信データ処理装置が、前記プロファイル
    IDリンク手段と、前記パケットデータ生成手段と、前
    記パケットID付与手段と、前記シリアルID付与手段
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデ
    ータ通信システム。
  16. 【請求項16】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連するプロファイルを生成するプロフ
    ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
    生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
    対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
    ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
    テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
    前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
    る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
    ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
    ファイルデータ記憶手段と、前記コンテンツデータを読
    み取って、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶され
    た前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロ
    ファイルとそれに対応するプロファイルIDを選択する
    コンテンツデータ読み取り手段と、前記プロファイルI
    D生成手段により生成されたプロファイルIDおよび/
    または前記コンテンツデータ読み取り手段によって選択
    されたプロファイルIDを対応する前記コンテンツデー
    タまたは前記パケットデータに付与するプロファイルI
    D付与手段を備え、前記通信データ処理装置が、さら
    に、前記プロファイルID付与手段によって前記プロフ
    ァイルIDが付与された前記コンテンツデータまたは前
    記複数のパケットデータを、放送の形で、発信するデー
    タ発信手段を備えたことを特徴とする請求項1または2
    に記載のデータ通信システム。
  17. 【請求項17】 前記コンテンツデータ読み取り手段
    が、前記コンテンツデータのデータ量を検出するデータ
    量検出手段と、前記コンテンツデータの読み取り結果に
    基づいて、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶され
    た前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロ
    ファイルおよび対応するプロファイルIDを抽出するプ
    ロファイル検索手段を備え、前記パケットデータ生成手
    段が、前記データ量検出手段が検出した前記コンテンツ
    データのデータ量が所定データ量を越えているときに、
    前記コンテンツデータを、所定データ量以下の複数のパ
    ケットデータに分割するように構成されたことを特徴と
    する請求項16に記載のデータ通信システム。
  18. 【請求項18】 前記プロファイルID付与手段が、前
    記パケットデータ生成手段によって生成された前記複数
    のパケットデータに、共通のプロファイルIDを付与す
    るように構成されたことを特徴とする請求項15ないし
    17のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  19. 【請求項19】 前記コンテンツデータ読み取り手段の
    前記プロファイル検索手段が、前記コンテンツデータの
    読み取り結果に基づいて、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々が、それぞ
    れ、プロファイルIDを付与することによって、特徴付
    けられるように、前記コンテンツデータを分割すべき旨
    のデータ分割信号を生成して、前記パケットデータ生成
    手段に出力するとともに、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々に付与され
    るべきプロファイルIDを抽出して、前記プロファイル
    ID付与手段に出力し、前記パケットデータ生成手段
    が、前記コンテンツデータ読み取り手段から入力された
    前記データ分割信号にしたがって、前記コンテンツデー
    タを分割して、複数のパケットデータを生成し、前記プ
    ロファイルID付与手段が、前記プロファイル検索手段
    から入力された前記プロファイルIDを、前記複数のパ
    ケットデータのそれぞれに付与するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項16に記載のデータ通信システ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成
    し、あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    する受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前
    記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加
    された前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロフ
    ァイルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロフ
    ァイルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータ
    を受信するか否かを判別するプロファイルID判別手段
    と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判
    別したコンテンツデータに、パケットIDが付与されて
    いたときは、前記パケットIDおよび前記シリアルID
    に基づき、前記複数のパケットデータを結合して、前記
    コンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生手段
    と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判
    別したコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段
    とを備えたことを特徴とする請求項15ないし19のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  21. 【請求項21】 前記プロファイルID付与手段が、前
    記パケットIDおよび前記シリアルIDに基づき、前記
    複数のパケットデータのうち、最初に送信されるべきパ
    ケットデータにのみ、プロファイルIDを付与するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項15または16に
    記載のデータ通信システム。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成
    し、あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    する受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前
    記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加
    された前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロフ
    ァイルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロフ
    ァイルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータ
    を受信するか否かを判別するプロファイルID判別手段
    と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判
    別したコンテンツデータに、パケットIDが付与されて
    いたときは、前記パケットIDおよび前記シリアルID
    に基づき、前記複数のパケットデータを結合して、前記
    コンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生手段
    と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判
    別したコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段
    とを備え、前記コンテンツデータ再生手段が、前記プロ
    ファイルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテ
    ンツデータに、パケットIDが付与されていたときに、
    前記プロファイルID判別手段に、プロファイルIDの
    いかんにかかわらず、前記パケットIDと同じパケット
    IDが付与されているパケットデータを受信させるよう
    に構成されたことを特徴とする請求項21に記載のデー
    タ通信システム。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、前記プロファイルID判別手段
    によって、受信すべきものと判別された前記プロファイ
    ルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベント
    信号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、プ
    ロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理
    データと、コンテンツデータに所定の処理を施すコンテ
    ンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手段
    が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベント
    信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
    にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処理
    を実行するように構成されたことを特徴とする請求項2
    0または22に記載のデータ通信システム。
  24. 【請求項24】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項23に記載のデータ通信システム。
  25. 【請求項25】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベン
    ト処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記
    憶されていることを特徴とする請求項23に記載のデー
    タ通信システム。
  26. 【請求項26】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、受信したコンテンツデ
    ータを蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を
    備え、前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコン
    テンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶させるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に
    蓄積、記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項20、22ないし25のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  27. 【請求項27】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イ
    ベント処理データにしたがって、前記受信装置に対し
    て、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備え
    たことを特徴とする請求項23ないし26のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム。
  28. 【請求項28】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項1ないし27のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  29. 【請求項29】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項28に記載のデータ通信
    システム。
  30. 【請求項30】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項28に記載のデータ通信システム。
  31. 【請求項31】 前記プロファイルが、ツリー構造を有
    するデータを含んでいることを特徴とする請求項28な
    いし30のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  32. 【請求項32】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、前記データ選択受信手段が受信したデータの受信
    回数をカウントし、所定時間内に、前記データ選択受信
    手段が受信したデータの受信回数が所定回数未満のとき
    は、前記データ選択受信手段が、データを選別するため
    に用いる前記プロファイルIDを、前記プロファイルI
    Dに対応する前記ツリー構造中のプロファイルよりも階
    層が上位のプロファイルに対応するプロファイルIDに
    リセットするプロファイルIDリセット手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項30に記載のデータ通信システ
    ム。
  33. 【請求項33】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項1ないし32のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  34. 【請求項34】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    複数の前記プロファイルIDを、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるように構成されたことを特徴とする請求
    項1ないし33のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム。
  35. 【請求項35】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記複数のプロファイルIDを、and、or、nan
    d、norまたはnotの形式で、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるように構成されたことを特徴とする請
    求項34に記載のデータ通信システム。
  36. 【請求項36】 受信プロファイルIDデータ処理手段
    が、前記データ受信手段が受信した前記プロファイルI
    Dを解析して、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    可能に構成されたことを特徴とする請求項7、9、2
    0、22ないし35のいずれか1項に記載のデータ通信
    システム。
  37. 【請求項37】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生
    成手段と、前記コンテンツデータ生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/その送受信に関す
    るプロファイルを生成するプロファイル生成手段と、前
    記プロファイル生成手段によって生成された前記コンテ
    ンツデータの前記プロファイルに対応させて、プロファ
    イルIDを生成するプロファイルID生成手段と、前記
    プロファイル生成手段によって生成された前記コンテン
    ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
    に関連する前記プロファイルと、前記プロファイルID
    生成手段により生成され、対応する前記プロファイルの
    各々に関連付けられた前記プロファイルIDとを含むプ
    ロファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手
    段と、前記コンテンツデータを読み取って、前記プロフ
    ァイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイルデ
    ータから、少なくとも1つのプロファイルとそれに対応
    するプロファイルIDを選択するコンテンツデータ読み
    取り手段と、前記コンテンツデータを分割して、複数の
    パケットデータを生成するパケットデータ生成手段と、
    前記パケットデータ生成手段によって生成された前記複
    数のパケットデータに、共通のパケットIDを付与する
    パケットID付与手段と、前記パケットデータ生成手段
    によって生成された前記複数のパケットデータに、分割
    の順序を示すシリアルIDを付与するシリアルID付与
    手段と、前記コンテンツデータ読み取り手段によって選
    択された前記プロファイルIDを、対応する前記コンテ
    ンツデータまたは前記複数のパケットデータに付与する
    プロファイルID付与手段と、前記プロファイルID付
    与手段によって、プロファイルIDが付与された前記コ
    ンテンツデータを発信するデータ発信手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし36のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム。
  38. 【請求項38】 前記コンテンツデータ読み取り手段
    が、前記コンテンツデータのデータ量を検出するデータ
    量検出手段と、前記コンテンツデータの読み取り結果に
    基づいて、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶され
    た前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロ
    ファイルおよび対応するプロファイルIDを抽出するプ
    ロファイル検索手段を備え、前記パケットデータ生成手
    段が、前記データ量検出手段が検出した前記コンテンツ
    データのデータ量が所定データ量を越えているときに、
    前記コンテンツデータを、所定データ量以下の複数のパ
    ケットデータに分割するように構成されたことを特徴と
    する請求項37に記載のデータ通信システム。
  39. 【請求項39】 前記プロファイルID付与手段が、前
    記パケットデータ生成手段によって生成された前記複数
    のパケットデータに、共通のプロファイルIDを付与す
    るように構成されたことを特徴とする請求項37または
    38に記載のデータ通信システム。
  40. 【請求項40】 前記コンテンツデータ読み取り手段の
    前記プロファイル検索手段が、前記コンテンツデータの
    読み取り結果に基づいて、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々が、それぞ
    れ、プロファイルIDを付与することによって、特徴付
    けられるように、前記コンテンツデータを分割すべき旨
    のデータ分割信号を生成して、前記パケットデータ生成
    手段に出力するとともに、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々に付与され
    るべきプロファイルIDを抽出して、前記プロファイル
    ID付与手段に出力し、前記パケットデータ生成手段
    が、前記コンテンツデータ読み取り手段から入力された
    前記データ分割信号にしたがって、前記コンテンツデー
    タを分割して、複数のパケットデータを生成し、前記プ
    ロファイルID付与手段が、前記プロファイル検索手段
    から入力された前記プロファイルIDを、前記複数のパ
    ケットデータのそれぞれに付与するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項37に記載のデータ通信システ
    ム。
  41. 【請求項41】 前記プロファイルID付与手段が、前
    記パケットIDおよび前記シリアルIDに基づき、前記
    複数のパケットデータのうち、最初に送信されるべきパ
    ケットデータにのみ、プロファイルIDを付与するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項37に記載のデー
    タ通信システム。
  42. 【請求項42】 前記データ伝達装置が、テレビ放送
    網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
    網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
    れる通信網を通じて、データを受信するように構成され
    たことを特徴とする請求項1ないし41のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム。
  43. 【請求項43】 前記送信装置が移動可能に構成された
    ことを特徴とする請求項1ないし42のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム。
  44. 【請求項44】 前記送信装置が、自動車、電車、モノ
    レール、自転車、屋台車または車椅子を含む移動手段に
    搭載されていることを特徴とする請求項43に記載のデ
    ータ通信システム。
  45. 【請求項45】 前記コンテンツデータが、セールデー
    タおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項1な
    いし44のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  46. 【請求項46】 前記少なくとも1つの受信装置が移動
    可能に構成されたことを特徴とする請求項1ないし45
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  47. 【請求項47】 前記少なくとも1つの受信装置が、自
    動車、電車もしくは自転車に搭載され、または、人に携
    行されていることを特徴とする請求項46に記載のデー
    タ通信システム。
  48. 【請求項48】 前記プロファイルIDが、アドレス体
    系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを特
    徴とする請求項1ないし47のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム。
  49. 【請求項49】 前記イベント信号処理手段が、前記イ
    ベント信号生成手段によって生成された前記イベント信
    号に基づき、前記イベント処理データにしたがって、ポ
    ップアップメッセージの表示、バイブレータの起動、音
    声発生、データ転送、通信開始、プログラムの起動およ
    びコンテンツデータの読み込みよりなる群からなる処理
    を、前記受信装置に対して、実行可能に構成されたこと
    を特徴とする請求項14、27ないし48に記載のデー
    タ通信システム。
  50. 【請求項50】 前記プロファイルIDが、前記送信装
    置および前記少なくとも1つの受信装置のみが解読可能
    な暗号によって、暗号化されたことを特徴とする請求項
    1ないし49のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム。
  51. 【請求項51】 前記プロファイルIDに加えて、前記
    コンテンツデータが、前記送信装置および前記少なくと
    も1つの受信装置のみが解読可能な暗号によって、暗号
    化されたことを特徴とする請求項50に記載のデータ通
    信システム。
  52. 【請求項52】 前記プロファイルIDならびに/また
    は前記プロファイルIDおよび前記コンテンツデータ
    が、前記送信装置および前記少なくとも1つの受信装置
    以外には公開されない秘密鍵ならびに/または秘密鍵お
    よび前記送信装置および前記少なくとも1つの受信装置
    以外にも公開される公開鍵によって、暗号化され、解読
    されることを特徴とする請求項50または51のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム。
  53. 【請求項53】 前記秘密鍵として、DESまたはトリ
    プルDESが用いられることを特徴とする請求項52に
    記載のデータ通信システム。
  54. 【請求項54】 前記公開鍵として、RSA、RC2、
    RC4またはRGPが用いられることを特徴とする請求
    項52に記載のデータ通信システム。
  55. 【請求項55】 前記少なくとも1つの受信装置が、携
    帯電話によって構成されたことを特徴とする請求項1な
    いし54のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  56. 【請求項56】 前記少なくとも1つの受信装置が、近
    距離無線機能を有する個人用受信機器によって構成され
    たことを特徴とする請求項1ないし54のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム。
  57. 【請求項57】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータと前記プロファイルIDを、すか
    し技術を用いて、リンクさせるように構成されたことを
    特徴とする請求項1ないし56のいずれか1項に記載の
    データ通信システム。
  58. 【請求項58】 前記コンテンツデータが、映像データ
    および音声データよりなる群から選ばれるストリーム系
    データを含むことを特徴とする請求項1ないし57のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  59. 【請求項59】 コンテンツデータを生成するコンテン
    ツデータ生成手段と、前記コンテンツデータ生成手段に
    よって生成された前記コンテンツデータを分割して、複
    数のパケットデータを生成するパケットデータ生成手段
    と、前記パケットデータ生成手段によって生成された前
    記複数のパケットデータに、共通のパケットIDを付与
    するパケットID付与手段と、前記パケットデータ生成
    手段によって生成された前記複数のパケットデータに、
    分割の順序を示すシリアルIDを付与するシリアルID
    付与手段と、前記コンテンツデータおよび前記コンテン
    ツデータの送受信に関連するプロファイルに対応するプ
    ロファイルIDを生成し、前記コンテンツデータまたは
    前記コンテンツデータを分割して、生成された前記パケ
    ットデータに前記プロファイルIDをリンクさせるプロ
    ファイルリンク手段と、前記プロファイルID付与手段
    によって前記プロファイルIDが付与された前記コンテ
    ンツデータまたは前記パケットデータを、放送の形で、
    発信するデータ発信手段とを備えたことを特徴とするデ
    ータ通信システム用の送信装置。
  60. 【請求項60】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連するプロファイルを生成するプロフ
    ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
    生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
    対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
    ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
    テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
    前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
    る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
    ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
    ファイルデータ記憶手段と、前記コンテンツデータを読
    み取って、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶され
    た前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロ
    ファイルとそれに対応するプロファイルIDを選択する
    コンテンツデータ読み取り手段と、前記プロファイルI
    D生成手段により生成されたプロファイルIDおよび/
    または前記コンテンツデータ読み取り手段によって選択
    されたプロファイルIDを対応する前記コンテンツデー
    タまたは前記パケットデータに付与するプロファイルI
    D付与手段を備えたことを特徴とする請求項59に記載
    のデータ通信システム用の送信装置。
  61. 【請求項61】 前記コンテンツデータ読み取り手段
    が、前記コンテンツデータのデータ量を検出するデータ
    量検出手段と、前記コンテンツデータの読み取り結果に
    基づいて、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶され
    た前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロ
    ファイルおよび対応するプロファイルIDを抽出するプ
    ロファイル検索手段を備え、前記パケットデータ生成手
    段が、前記データ量検出手段が検出した前記コンテンツ
    データのデータ量が所定データ量を越えているときに、
    前記コンテンツデータを、所定データ量以下の複数のパ
    ケットデータに分割するように構成されたことを特徴と
    する請求項60に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  62. 【請求項62】 前記プロファイルID付与手段が、前
    記パケットデータ生成手段によって生成された前記複数
    のパケットデータに、共通のプロファイルIDを付与す
    るように構成されたことを特徴とする請求項59ないし
    61のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の送
    信装置。
  63. 【請求項63】 前記コンテンツデータ読み取り手段の
    前記プロファイル検索手段が、前記コンテンツデータの
    読み取り結果に基づいて、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々が、それぞ
    れ、プロファイルIDを付与することによって、特徴付
    けられるように、前記コンテンツデータを分割すべき旨
    のデータ分割信号を生成して、前記パケットデータ生成
    手段に出力するとともに、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々に付与され
    るべきプロファイルIDを抽出して、前記プロファイル
    ID付与手段に出力し、前記パケットデータ生成手段
    が、前記コンテンツデータ読み取り手段から入力された
    前記データ分割信号にしたがって、前記コンテンツデー
    タを分割して、複数のパケットデータを生成し、前記プ
    ロファイルID付与手段が、前記プロファイル検索手段
    から入力された前記プロファイルIDを、前記複数のパ
    ケットデータのそれぞれに付与するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項60に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  64. 【請求項64】 前記プロファイルID付与手段が、前
    記パケットIDおよび前記シリアルIDに基づき、前記
    複数のパケットデータのうち、最初に送信されるべきパ
    ケットデータにのみ、プロファイルIDを付与するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項60に記載のデー
    タ通信システム用の送信装置。
  65. 【請求項65】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項59ないし64のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  66. 【請求項66】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項65に記載のデータ通信
    システム用の送信装置。
  67. 【請求項67】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項65に記載のデータ通信システム用の送信
    装置。
  68. 【請求項68】 前記プロファイルが、ツリー構造を有
    するデータを含んでいることを特徴とする請求項65な
    いし67のいずれか1項に記載のデータ通信システム用
    の送信装置。
  69. 【請求項69】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項59ないし68の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  70. 【請求項70】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    複数の前記プロファイルIDを、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるように構成されたことを特徴とする請求
    項59ないし69のいずれか1項に記載のデータ通信シ
    ステム用の送信装置。
  71. 【請求項71】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記複数のプロファイルIDを、and、or、nan
    d、norまたはnotの形式で、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるように構成されたことを特徴とする請
    求項70に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  72. 【請求項72】 前記データ発信手段が、テレビ放送
    網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
    網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
    れる通信網を用いて、データを発信するように構成され
    たことを特徴とする請求項59ないし71のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  73. 【請求項73】 移動可能に構成されたことを特徴とす
    る請求項59ないし72のいずれか1項に記載のデータ
    通信システム用の送信装置。
  74. 【請求項74】 自動車、電車、モノレール、自転車、
    屋台車または車椅子を含む移動手段に搭載されているこ
    とを特徴とする請求項73に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  75. 【請求項75】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータと前記プロファイルIDを、すか
    し技術を用いて、リンクさせるように構成されたことを
    特徴とする請求項59ないし74のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム用の送信装置。
  76. 【請求項76】 前記コンテンツデータが、セールデー
    タおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項59
    ないし75のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  77. 【請求項77】 前記プロファイルIDが、アドレス体
    系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを特
    徴とする請求項59ないし76のいずれか1項に記載の
    データ通信システム用の送信装置。
  78. 【請求項78】 さらに、前記プロファイルIDを暗号
    化する暗号化手段を備えたことを特徴とする請求項59
    ないし77のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  79. 【請求項79】 前記暗号化手段が、前記プロファイル
    IDに加えて、前記コンテンツデータを暗号化するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項78に記載のデー
    タ通信システム用の送信装置。
  80. 【請求項80】 前記コンテンツデータが、映像データ
    および音声データよりなる群から選ばれるストリーム系
    データを含むことを特徴とする請求項59ないし79の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  81. 【請求項81】 コンテンツデータおよび/または前記
    コンテンツデータの送受信に関連するプロファイルに対
    応するプロファイルIDがリンクされて、放送された前
    記コンテンツデータまたは前記コンテンツデータを分割
    して生成された複数のパケットデータを選択して、受信
    するデータ選択受信手段および前記データ選択受信手段
    が受信したデータを処理する受信データ処理手段を備え
    たデータ通信システム用の受信装置であって、前記デー
    タ選択受信手段が、前記前記コンテンツデータまたは前
    記複数のパケットデータにリンクされたプロファイルI
    Dに基づいて、前記コンテンツデータまたは前記複数の
    パケットデータを選択するように構成されたことを特徴
    とするデータ通信システム用の受信装置。
  82. 【請求項82】 さらに、受信すべきプロファイルID
    を含む受信プロファイルIDデータを記憶する受信プロ
    ファイルIDデータ記憶手段と、前記受信プロファイル
    IDデータを生成し、あるいは、前記受信プロファイル
    IDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイル
    IDデータを変更する受信プロファイルIDデータ処理
    手段とを備え、前記データ選択受信手段が、前記コンテ
    ンツデータまたはパケットデータにリンクされた前記プ
    ロファイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデ
    ータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデ
    ータにしたがって、前記コンテンツデータまたは前記パ
    ケットデータを受信するか否かを判別するプロファイル
    ID判別手段と、前記プロファイルID判別手段が受信
    すべき旨を判別した前記コンテンツデータまたは前記パ
    ケットデータに、パケットIDが付与されているか否か
    を判別するパケットID判別手段と、前記パケットID
    判別手段が、前記コンテンツデータまたは前記パケット
    データに、パケットIDが付与されていると判別したと
    きに、前記パケットIDおよび前記シリアルIDに基づ
    き、前記複数のパケットデータを結合して、前記コンテ
    ンツデータを再生するコンテンツデータ再生手段と、前
    記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判別した
    コンテンツデータまたは前記コンテンツデータ再生手段
    によって、前記複数のパケットデータが結合されて、再
    生されたコンテンツデータのみを受信するデータ受信手
    段とを備えたことを特徴とする請求項81に記載のデー
    タ通信システム用の受信装置。
  83. 【請求項83】 さらに、受信すべきプロファイルID
    を含む受信プロファイルIDデータを記憶する受信プロ
    ファイルIDデータ記憶手段と、前記受信プロファイル
    IDデータを生成し、あるいは、前記受信プロファイル
    IDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイル
    IDデータを変更する受信プロファイルIDデータ処理
    手段とを備え、前記データ選択受信手段が、前記コンテ
    ンツデータまたは前記パケットデータにリンクされた前
    記プロファイルIDに基づき、前記受信プロファイルI
    Dデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルI
    Dデータにしたがって、前記コンテンツデータまたは前
    記複数のパケットデータを受信するか否かを判別するプ
    ロファイルID判別手段と、前記パケットデータを受信
    すべき旨を判別した前記コンテンツデータまたは前記複
    数のパケットデータに、パケットIDが付与されている
    か否かを判別するパケットID判別手段と、前記パケッ
    トID判別手段が、前記コンテンツデータまたは前記複
    数のパケットデータに、パケットIDが付与されている
    判別したときに、前記パケットIDおよび前記シリアル
    IDに基づき、前記複数のパケットデータを結合して、
    前記コンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生
    手段と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨
    を判別したコンテンツデータまたは前記コンテンツデー
    タ再生手段によって、前記複数のパケットデータが結合
    されて、再生されたコンテンツデータのみを受信するデ
    ータ受信手段とを備え、前記パケットID判別手段が、
    前記コンテンツデータまたは前記複数のパケットデータ
    に、パケットIDが付与されているときは、前記プロフ
    ァイルID判別手段に、プロファイルIDのいかんにか
    かわらず、前記パケットIDと同じパケットIDが付与
    されているパケットデータを受信させるように構成され
    たことを特徴とする請求項81に記載のデータ通信シス
    テム用の受信装置。
  84. 【請求項84】 さらに、前記プロファイルID判別手
    段によって、受信すべきものと判別された前記プロファ
    イルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベン
    ト信号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、
    プロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処
    理データと、コンテンツデータに所定の処理を施すコン
    テンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手
    段が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベン
    ト信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前
    記イベント信号生成手段によって生成されたイベント信
    号にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処
    理を実行するように構成されたことを特徴とする請求項
    81ないし83のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム用の受信装置。
  85. 【請求項85】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項84に記載のデータ通信システム用
    の受信装置。
  86. 【請求項86】 さらに、イベント処理データ記憶手段
    を備え、前記イベント処理データが、前記イベント処理
    データ記憶手段に記憶されていることを特徴とする請求
    項84に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  87. 【請求項87】 さらに、受信したコンテンツデータを
    蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、
    前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツ
    データを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
    せるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項84ないし86のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム用の受信装置。
  88. 【請求項88】 さらに、前記イベント信号生成手段に
    よって生成されたイベント信号に基づき、前記イベント
    処理データにしたがって、前記少なくとも1つの受信装
    置に対して、所定の処理を実行するイベント信号処理手
    段を備えたことを特徴とする請求項84ないし87のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  89. 【請求項89】 受信プロファイルIDデータ処理手段
    が、前記データ受信手段が受信した前記プロファイルI
    Dを解析して、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    可能に構成されたことを特徴とする請求項82ないし8
    8のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
  90. 【請求項90】 さらに、コンテンツデータを生成する
    コンテンツデータ生成手段と、前記コンテンツデータ生
    成手段によって生成された前記コンテンツデータおよび
    /その送受信に関するプロファイルを生成するプロファ
    イル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに対
    応させて、プロファイルIDを生成するプロファイルI
    D生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/または前記コンテ
    ンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、前
    記プロファイルID生成手段により生成され、対応する
    前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロファ
    イルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロフ
    ァイルデータ記憶手段と、前記コンテンツデータを読み
    取って、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶された
    前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロフ
    ァイルとそれに対応するプロファイルIDを選択するコ
    ンテンツデータ読み取り手段と、前記コンテンツデータ
    を分割して、複数のパケットデータを生成するパケット
    データ生成手段と、前記パケットデータ生成手段によっ
    て生成された前記複数のパケットデータに、共通のパケ
    ットIDを付与するパケットID付与手段と、前記パケ
    ットデータ生成手段によって生成された前記複数のパケ
    ットデータに、分割の順序を示すシリアルIDを付与す
    るシリアルID付与手段と、前記コンテンツデータ読み
    取り手段によって選択された前記プロファイルIDを、
    対応する前記コンテンツデータまたは前記複数のパケッ
    トデータに付与するプロファイルID付与手段と、前記
    プロファイルID付与手段によって、プロファイルID
    が付与された前記コンテンツデータを発信するデータ発
    信手段を備えたことを特徴とする請求項82ないし89
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信装
    置。
  91. 【請求項91】 前記コンテンツデータ読み取り手段
    が、前記コンテンツデータのデータ量を検出するデータ
    量検出手段と、前記コンテンツデータの読み取り結果に
    基づいて、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶され
    た前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロ
    ファイルおよび対応するプロファイルIDを抽出するプ
    ロファイル検索手段を備え、前記パケットデータ生成手
    段が、前記データ量検出手段が検出した前記コンテンツ
    データのデータ量が所定データ量を越えているときに、
    前記コンテンツデータを、所定データ量以下の複数のパ
    ケットデータに分割するように構成されたことを特徴と
    する請求項90に記載のデータ通信システム用の受信装
    置。
  92. 【請求項92】 前記プロファイルID付与手段が、前
    記パケットデータ生成手段によって生成された前記複数
    のパケットデータに、共通のプロファイルIDを付与す
    るように構成されたことを特徴とする請求項90または
    91に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  93. 【請求項93】 前記コンテンツデータ読み取り手段の
    前記プロファイル検索手段が、前記コンテンツデータの
    読み取り結果に基づいて、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々が、それぞ
    れ、プロファイルIDを付与することによって、特徴付
    けられるように、前記コンテンツデータを分割すべき旨
    のデータ分割信号を生成して、前記パケットデータ生成
    手段に出力するとともに、前記コンテンツデータが分割
    されて得られる複数のパケットデータの各々に付与され
    るべきプロファイルIDを抽出して、前記プロファイル
    ID付与手段に出力し、前記パケットデータ生成手段
    が、前記コンテンツデータ読み取り手段から入力された
    前記データ分割信号にしたがって、前記コンテンツデー
    タを分割して、複数のパケットデータを生成し、前記プ
    ロファイルID付与手段が、前記プロファイル検索手段
    から入力された前記プロファイルIDを、前記複数のパ
    ケットデータのそれぞれに付与するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項90に記載のデータ通信システム
    用の受信装置。
  94. 【請求項94】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項81ないし93のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  95. 【請求項95】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項94に記載のデータ通信
    システム用の受信装置。
  96. 【請求項96】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項94に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
  97. 【請求項97】 前記プロファイルが、ツリー構造を有
    するデータを含んでいることを特徴とする請求項94な
    いし96のいずれか1項に記載のデータ通信システム用
    の受信装置。
  98. 【請求項98】 さらに、前記データ選択受信手段が受
    信したデータの受信回数をカウントし、所定時間内に、
    前記データ選択受信手段が受信したデータの受信回数が
    所定回数未満のときは、前記データ選択受信手段が、デ
    ータを選別するために用いる前記プロファイルIDを、
    前記プロファイルIDに対応する前記ツリー構造中のプ
    ロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対応する
    プロファイルIDにリセットするプロファイルIDリセ
    ット手段を備えたことを特徴とする請求項97に記載の
    データ通信システム用の受信装置。
  99. 【請求項99】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項81ないし98の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信装
    置。
  100. 【請求項100】 前記コンテンツデータに、複数のプ
    ロファイルIDがリンクされることを特徴とする請求項
    81ないし99のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム用の受信装置。
  101. 【請求項101】 前記複数のプロファイルIDが、a
    nd、or、nand、norまたはnotの形式で、
    前記コンテンツデータにリンクされることを特徴とする
    請求項100に記載のデータ通信システム用の受信装
    置。
  102. 【請求項102】 テレビ放送網、衛星放送網、ケーブ
    ルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線通信網およ
    びDABよりなる群から選ばれる通信網を通じて、デー
    タを受信するように構成されたことを特徴とする請求項
    81ないし101のいずれか1項に記載のデータ通信シ
    ステム用の受信装置。
  103. 【請求項103】 移動可能に構成されたことを特徴と
    する請求項81ないし102のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム用の受信装置。
  104. 【請求項104】 自動車、電車もしくは自転車に搭載
    され、または、人に携行されていることを特徴とする請
    求項103に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  105. 【請求項105】 前記イベント信号処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成された前記イベント
    信号に基づき、前記イベント処理データにしたがって、
    ポップアップメッセージの表示、バイブレータの起動、
    音声発生、データ転送、通信開始、プログラムの起動お
    よびコンテンツデータの読み込みよりなる群からなる処
    理を、前記受信装置に対して、実行可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項88ないし104のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  106. 【請求項106】 携帯電話によって構成されたことを
    特徴とする請求項81ないし105のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム用の受信装置。
  107. 【請求項107】 近距離無線機能を有する個人用受信
    機器によって構成されたことを特徴とする請求項81な
    いし105のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の受信装置。
  108. 【請求項108】 前記プロファイルIDが暗号化さ
    れ、さらに、暗号化された前記プロファイルIDを解読
    する暗号解読手段を備えたことを特徴とする請求項81
    ないし107のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム用の受信装置。
  109. 【請求項109】 前記プロファイルIDに加えて、前
    記コンテンツデータが暗号化され、前記暗号解読手段
    が、暗号化された前記コンテンツデータを解読可能に構
    成されたことを特徴とする請求項108に記載のデータ
    通信システム用の受信装置。
  110. 【請求項110】 前記コンテンツデータが、セールデ
    ータおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項8
    1ないし109のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム用の受信装置。
  111. 【請求項111】 前記プロファイルIDが、アドレス
    体系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを
    特徴とする請求項81ないし110のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム用の受信装置。
  112. 【請求項112】 前記プロファイルIDが、すかし技
    術を用いて、前記コンテンツデータにリンクされている
    ことを特徴とする請求項81ないし111のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  113. 【請求項113】 前記コンテンツデータが、映像デー
    タおよび音声データよりなる群から選ばれるストリーム
    系データを含むことを特徴とする請求項81ないし11
    2のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
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