JP2001202369A - データ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装置 - Google Patents

データ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装置

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JP2001202369A
JP2001202369A JP2000009895A JP2000009895A JP2001202369A JP 2001202369 A JP2001202369 A JP 2001202369A JP 2000009895 A JP2000009895 A JP 2000009895A JP 2000009895 A JP2000009895 A JP 2000009895A JP 2001202369 A JP2001202369 A JP 2001202369A
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Yukinobu Kuriya
志伸 栗屋
Toshihiro Tsunoda
智弘 角田
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 放送されるデータ量が過多になった場合に
も、低い電力消費量で、必要とするデータのみを選択的
に受信できるデータ通信システムを提供する。 【解決手段】 コンテンツデータを生成するコンテンツ
データ生成手段16を備えた送信装置5と、複数の携帯
端末4とを備え、携帯端末が、送信されたデータを選択
して受信するデータ選択受信手段30および受信したデ
ータを処理する受信データ処理手段39を備えたデータ
通信システムにおいて、さらに、コンテンツデータおよ
びその送受信に関連するプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDを生成し、リンクさせるプロファイルIDリ
ンク手段24を備え、携帯端末のデータ選択受信手段
が、プロファイルIDに基づいて、データを選別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ムならびにそれに用いる送信装置および受信装置に関す
るものであり、さらに詳細には、放送されるデータ量が
著しく過多になった場合にも、受信者が受信する必要の
あるデータのみを、選択的に受信することのできるデー
タ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン通信においては、ニュース記事
など、いつ入るかわからないようなデータをタイムリー
に入手することが困難であり、他方、文字多重放送にお
いては、必要とするデータを細かく設定することできな
いという従来の問題点に鑑み、特開平8−8859号公
報は、文字データなどのデータに、その内容にしたがっ
て、分類コードを付加して、放送し、携帯端末側で、別
の通信システムから入手した分類コードにしたがって、
文字データなどのデータを選別して、受信するように構
成されたデータ通信システムを提案している。
【0003】特開平8−8859号公報によれば、この
システムにおいては、ニュース記事ごとに、個別の分類
コードを付加して放送するデータ放送を受信する携帯端
末で、別の通信システムから入手した分類コードを用い
て、ニュースの選別をおこなうことにより、いつでも、
どこでも、欲しいだけの最新のニュースを自動的に受信
することができるものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−8859号公報に開示されたシステムは、もっぱ
ら、速報性が要求されるニュースなどの文字データを、
速やかに、かつ、選択的に受信しようとするものであ
り、放送されるデータが過多になった場合に、受信者が
必要とするデータのみを受信することができないという
問題があった。
【0005】すなわち、近い将来、ディジタル放送にお
けるチャンネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータが
放送され、また、個人や商店、レストランなどが、各種
データを、特定の地域内で受信可能な近距離放送の形
で、発信するようになって、さらに、放送されるデータ
量が激増することが予想されるが、このシステムにおい
ては、文字データなどのデータに付加される分類コード
は、放送すべき文字データなどのデータの内容に関する
もののみであり、さらに、単一の分類コードのみが文字
データなどのデータに付加されるにすぎないため、この
ように、放送されるデータ量が著しく過多になった場合
には、受信者が必要とするデータのみを、選択的に受信
することは不可能である。
【0006】また、個人や商店、レストランなどが、各
種データを、特定の地域内で受信可能な近距離放送の形
で、発信するような場合には、特別に設計された装置を
必要とせず、市販のパーソナルコンピュータを利用し
て、送受信が可能であることが好ましく、さらに、低い
電力消費量で、送受信が可能であることが好ましい。
【0007】したがって、本発明は、放送されるデータ
量が著しく過多になった場合にも、特別の装置を必要と
せず、あるいは、低い電力消費量で、受信者が受信を必
要とするデータのみを、選択的に受信することのできる
データ通信システムを提供することを目的とするもので
ある。
【0008】本発明の別の目的は、放送されるデータ量
が著しく過多になった場合にも、特別の装置を必要とせ
ず、あるいは、低い電力消費量で、受信者が受信を必要
とするデータのみを、選択的に受信することのできるデ
ータ通信システムに適した送信装置および受信装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
少なくとも1つのCPUと少なくとも1つのメモリを備
え、前記少なくとも1つのCPUがコンテンツデータを
生成するコンテンツデータ生成手段を備えた送信装置
と、それぞれが、少なくとも1つのCPUと少なくとも
1つのメモリを備えた複数の受信装置と、前記送信装置
と前記受信装置との間で、データを伝達するデータ伝達
装置とを備え、前記複数の受信装置のうちの少なくとも
1つの受信装置の前記少なくとも1つのCPUが、前記
送信装置から送信されたデータを選択して、受信するデ
ータ選択受信手段および前記データ選択受信手段が受信
したデータを処理する受信データ処理手段を備えたデー
タ通信システムであって、さらに、前記コンテンツデー
タおよび/または前記コンテンツデータの送受信に関連
するプロファイルに対応するプロファイルIDを生成
し、前記コンテンツデータに前記プロファイルIDをリ
ンクさせるプロファイルIDリンク手段を備え、前記少
なくとも1つの受信装置の前記データ選択受信手段が、
前記プロファイルIDに基づいて、データを選別するよ
うに構成されたデータ通信システムによって達成され
る。
【0010】本発明によれば、プロファイルIDリンク
手段によって、放送すべきコンテンツデータに、コンテ
ンツデータの内容に関するプロファイルIDのみなら
ず、コンテンツデータに関連するプロファイルID、あ
るいは、コンテンツデータに直接的には関連しないプロ
ファイルIDなど、目的に応じて、複数の種々のプロフ
ァイルIDをリンクさせることができ、データ選択受信
手段が、プロファイルIDに基づいて、データを選択す
るように構成されているから、ディジタル放送のチャン
ネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータが放送され、
また、個人や商店、レストランなどが、データを、特定
の地域内で受信可能な短距離無線放送の形で、発信する
ようになって、さらに、放送されるデータ量が激増する
など、近い将来、放送されるデータ量が著しく過多にな
っても、受信装置が、必要とするデータのみを選択的に
受信することが可能になる。
【0011】また、本発明によれば、送信装置および受
信装置として、市販のパーソナルコンピュータを、その
まま利用することができ、特別の装置を必要とせずに、
近い将来、放送されるデータ量が著しく過多になって
も、受信装置が、必要とするデータのみを選択的に受信
することが可能になる。
【0012】本発明の好ましい実施態様においては、前
記プロファイルIDリンク手段が、前記プロファイルI
Dを前記コンテンツデータに付加することによって、リ
ンクさせ、前記データ選択受信手段が、前記プロファイ
ルIDに基づいて、前記コンテンツデータを選別して、
受信するように構成されている。
【0013】本発明の好ましい実施態様によれば、デー
タ選択受信手段が、プロファイルIDに基づいて、コン
テンツデータを選択して、受信するように構成されてい
るから、ディジタル放送のチャンネル数が大幅に増大
し、膨大な量のデータが放送され、また、個人や商店、
レストランなどが、データを、特定の地域内で受信可能
な短距離放送の形で、発信するようになって、さらに、
放送されるデータ量が激増するなど、近い将来、放送さ
れるデータ量が著しく過多になっても、受信装置が、必
要とするコンテンツデータのみを選択的に受信すること
が可能になる。
【0014】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連するプロファイルを生成するプロファイル生成手
段と、前記プロファイル生成手段によって生成された前
記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させて、
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
と、前記プロファイル生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロファ
イルID生成手段により生成され、対応する前記プロフ
ァイルの各々に関連付けられた前記プロファイルIDと
を含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデー
タ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶
された前記プロファイルデータから、少なくとも1つの
プロファイルとそれに対応するプロファイルIDを選択
するプロファイル選択手段と、前記プロファイルID生
成手段により生成されたプロファイルIDおよび/また
は前記プロファイル選択手段によって選択されたプロフ
ァイルIDに基づき、前記コンテンツデータにリンクさ
せるべきプロファイルIDを決定するプロファイルID
決定手段と、前記プロファイルID決定手段によって決
定された前記プロファイルIDを対応する前記コンテン
ツデータに書き込むプロファイルID書き込み手段を備
え、前記送信装置が、前記プロファイルID書き込み手
段によって前記プロファイルIDが書き込まれた前記コ
ンテンツデータを、放送の形で、発信するデータ発信手
段を備えている。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデー
タ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデー
タにしたがって、前記コンテンツデータを受信するか否
かを判別するプロファイルID判別手段と、前記プロフ
ァイルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテン
ツデータのみを受信するデータ受信手段とを備えてい
る。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
受信プロファイルIDデータを変更する受信プロファイ
ルID処理手段を備えているから、新たに、放送すべき
コンテンツデータに応じ、あるいは、ユーザーのニーズ
に応じて、受信プロファイルIDデータをアップデート
することが可能になる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、イベント信号生成手段が、イベント処理データに基
づいて、イベント信号を生成し、コンテンツデータ処理
手段が、イベント信号生成手段によって生成されたイベ
ント信号にしたがって、コンテンツデータに対して、所
定の処理を実行するように構成されているから、ユーザ
ーが緊急に必要なコンテンツデータに優先順位を付ける
などして、他の受信装置に受信させることができ、デー
タ通信システムの有用性を向上させることが可能にな
る。
【0019】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0020】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、イ
ベント処理データ記憶手段を備え、前記イベント処理デ
ータが、前記イベント処理データ記憶手段に記憶されて
いる。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0022】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信
データ処理手段が、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記少なくとも1つの受信装置に対
して、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備
えている。
【0023】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記少なくとも1つのCPUが、前
記プロファイルIDリンク手段を備えている。
【0024】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記少なくとも1つのメモリが、前
記プロファイルデータ記憶手段を備え、前記送信装置の
前記少なくとも1つのCPUが、さらに、前記プロファ
イル生成手段と、前記プロファイルID生成手段と、前
記プロファイル選択手段と、前記プロファイルID決定
手段と、前記プロファイルID書き込み手段を備えてい
る。
【0025】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記少なくとも1
つのメモリが、受信プロファイルIDデータ記憶手段を
備え、前記少なくとも1つの受信装置の前記少なくとも
1つのCPUが、前記受信プロファイルIDデータ処理
手段を備えている。
【0026】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記少なくとも1
つのメモリが、前記イベント処理データ記憶手段を備え
ている。
【0027】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記少なくとも1つのCPUおよび
前記少なくとも1つのメモリが、単一のパーソナルコン
ピュータ内に設けられている。
【0028】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、第一のCPUと第二のCPUを備
え、前記第一のCPUが、前記コンテンツデータ生成手
段、前記プロファイル生成手段および前記プロファイル
ID生成手段を備え、前記第二のCPUが、前記プロフ
ァイル選択手段、前記プロファイルID決定手段および
前記プロファイルID書き込み手段を備えている。
【0029】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
プロファイル選択手段、プロファイルID決定手段およ
びプロファイルID書き込み手段が、第二のCPUに設
けられているので、第二のCPUのみを起動させれば、
コンテンツデータに、所望のプロファイルIDをリンク
させて、放送の形で、発信することができ、電力消費量
を低減させることが可能になる。
【0030】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記第一のCPU、前記第二のCP
Uおよび前記少なくとも1つのメモリが、単一のパーソ
ナルコンピュータ内に設けられている。
【0031】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、第一のCPUと
第二のCPUを備え、前記第一のCPUが前記受信プロ
ファイルIDデータ処理手段を備え、前記第二のCPU
が前記データ選択受信手段および前記受信データ処理手
段を備えている。
【0032】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段および受信データ処理手段が、
第二のCPUに設けられているから、第二のCPUを起
動させておくだけで、所望のコンテンツデータを選択的
に受信することが可能となる。
【0033】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記第一のCP
U、前記第二のCPUおよび前記少なくとも1つのメモ
リが、単一のパーソナルコンピュータ内に設けられてい
る。
【0034】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、前記コンテンツデータにリンクさ
れた前記プロファイルIDのみを送信可能なデータ発信
手段を備え、前記少なくとも1つの受信装置の前記デー
タ選択受信手段が、前記プロファイルIDに基づいて、
前記送信装置に、前記プロファイルIDとリンクされた
コンテンツデータを受信するか否かを判別するプロファ
イルID判別手段と、前記プロファイルID判別手段の
判別結果に基づいて、前記プロファイルIDとリンクさ
れたコンテンツデータの送信を要求する送信要求信号を
出力するコンテンツデータ送信要求手段とを備えてい
る。
【0035】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
送信装置は、コンテンツデータにリンクされたプロファ
イルIDのみを送信することができ、受信装置によって
受信されるのは、コンテンツデータにリンクされたプロ
ファイルIDのみで、ユーザーは、受信したプロファイ
ルIDに基づいて、送信装置にコンテンツデータの送信
を要求し、必要とするコンテンツデータのみを選択的に
受信することができるから、ユーザーが必要とするコン
テンツデータを選択的に受信することを可能にし、か
つ、放送されるデータ量を減少させることができる。
【0036】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連するプロファイルを生成するプロファイル生成手
段と、前記プロファイル生成手段によって生成された前
記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させて、
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
と、前記プロファイル生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロファ
イルID生成手段により生成され、対応する前記プロフ
ァイルの各々に関連付けられた前記プロファイルIDと
を含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデー
タ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶
された前記プロファイルデータから、少なくとも1つの
プロファイルとそれに対応するプロファイルIDを選択
するプロファイル選択手段と、前記プロファイルID生
成手段により生成されたプロファイルIDおよび/また
は前記プロファイル選択手段によって選択されたプロフ
ァイルIDに基づき、前記コンテンツデータにリンクさ
せるべきプロファイルIDを決定するプロファイルID
決定手段と、前記プロファイルID決定手段によって決
定された前記プロファイルIDを対応する前記コンテン
ツデータに書き込むプロファイルID書き込み手段と、
前記プロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデ
ータを保存するコンテンツデータ保存手段を備え、前記
データ発信手段が、プロファイルIDまたはプロファイ
ルIDが書き込まれたコンテンツデータを、放送の形
で、選択的に発信可能に構成され、前記少なくとも1つ
の受信装置の前記データ選択受信手段の前記コンテンツ
データ送信要求手段から、送信要求信号を受けたとき
に、前記コンテンツデータ保存手段に保存された前記プ
ロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデータ
に、返信IDを付与して、前記データ発信手段に出力さ
せる送信要求受信手段を備えている。
【0037】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、ユーザーは、受信装置によって受信され、プロファ
イルID記憶手段に記憶されたプロファイルIDに基づ
き、送信装置にアクセスして、そのプロファイルIDが
リンクしているコンテンツデータを送信させ、受信する
ことができ、受信装置によって受信されるのは、コンテ
ンツデータにリンクされたプロファイルIDのみである
から、ユーザーが必要とするコンテンツデータを選択的
に受信することを可能にし、かつ、放送されるデータ量
を減少させることができる。
【0038】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記プロファイル
ID判別手段が、入力されたプロファイルIDに基づ
き、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータにしたがって、前
記プロファイルIDとリンクされた前記コンテンツデー
タの受信を要求するか否かを判別するとともに、前記返
信IDが付与されたコンテンツデータが入力されたとき
は、前記コンテンツデータを受信すべきものと判別する
ように構成され、さらに、前記プロファイルID判別手
段が受信すべきものと判別したコンテンツデータを受信
するデータ受信手段とを備えている。
【0039】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0040】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0041】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、イベン
ト処理データ記憶手段を備え、前記イベント処理データ
が、前記イベント処理データ記憶手段に記憶されてい
る。
【0042】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0043】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記少なくとも1つの受信装置に対
して、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備
えている。
【0044】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID判別手段が、前記プロファイ
ルIDとリンクされたコンテンツデータの送信を要求す
るか否かを判別したときに、前記イベント信号生成手段
が、イベント信号を生成し、前記コンテンツデータ送信
要求手段が、前記プロファイルIDとリンクされたコン
テンツデータの送信を要求する送信要求信号を出力する
ように構成されている。
【0045】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記少なくとも1つのCPUが、前
記プロファイルIDリンク手段を備えている。
【0046】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記少なくとも1つのメモリが、前
記プロファイルデータ記憶手段を備え、前記送信装置の
前記少なくとも1つのCPUが、前記プロファイル生成
手段、前記プロファイルID生成手段、前記プロファイ
ル選択手段、前記プロファイルID決定手段、前記プロ
ファイルID書き込み手段および前記送信要求受信手段
を備えている。
【0047】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記少なくとも1
つのメモリが、前記イベント処理データ記憶手段を備え
ている。
【0048】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記少なくとも1つのCPUおよび
前記少なくとも1つのメモリが、単一のパーソナルコン
ピュータ内に設けられている。
【0049】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記送信装置が、第一のCPUと第二のCPU
を備え、前記第一のCPUが、前記コンテンツデータ生
成手段、前記プロファイル生成手段および前記プロファ
イルID生成手段を備え、前記第二のCPUが、前記プ
ロファイル選択手段、前記プロファイルID決定手段、
前記プロファイルID書き込み手段および前記送信要求
受信手段を備えている。
【0050】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、プロファイル選択手段、プロファイルID決定手
段、プロファイルID書き込み手段および送信要求受信
手段が、第二のCPUに設けられているので、第二のC
PUのみを起動させれば、コンテンツデータに、所望の
プロファイルIDをリンクさせて、放送の形で、発信す
ることができ、電力消費量を低減させることが可能にな
る。
【0051】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記第一のCPU、前記第二のCP
Uおよび前記少なくとも1つのメモリが、単一のパーソ
ナルコンピュータ内に設けられている。
【0052】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、第一のCPUと
第二のCPUを備え、前記第一のCPUが前記受信プロ
ファイルIDデータ処理手段を備え、前記第二のCPU
が前記データ選択受信手段および前記受信データ処理手
段を備えている。
【0053】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段および受信データ処理手段が、
第二のCPUに設けられているから、第二のCPUを起
動させておくだけで、所望のコンテンツデータを選択的
に受信することが可能となる。
【0054】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記第一のCP
U、前記第二のCPUおよび前記少なくとも1つのメモ
リが、単一のパーソナルコンピュータ内に設けられてい
る。
【0055】本発明の別の好ましい実施態様において
は、さらに、少なくとも1つのCPUと少なくとも1つ
のメモリを備え、前記送信装置によって送信されたデー
タを受信して、受信した前記データを前記受信装置に送
信する通信データ処理装置を備え、前記通信データ処理
装置の前記少なくとも1つのCPUが前記プロファイル
IDリンク手段を備えている。
【0056】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデー
タ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデー
タにしたがって、前記コンテンツデータを受信するか否
かを判別するプロファイルID判別手段と、前記プロフ
ァイルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテン
ツデータのみを受信するデータ受信手段とを備えてい
る。
【0057】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0058】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0059】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、イベン
ト処理データ記憶手段を備え、前記イベント処理データ
が、前記イベント処理データ記憶手段に記憶されてい
る。
【0060】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0061】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記少なくとも1つの受信装置に対
して、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備
えている。
【0062】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記通信データ処理装置の前記少なくとも1つのメ
モリが、前記プロファイルデータ記憶手段を備え、前記
通信データ処理装置の前記少なくとも1つのCPUが、
前記プロファイル生成手段と、前記プロファイルID生
成手段と、前記プロファイル選択手段と、前記プロファ
イルID決定手段と、前記プロファイルID書き込み手
段を備えている。
【0063】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記少なくとも1
つのメモリが、前記イベント処理データ記憶手段を備え
ている。
【0064】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記通信データ処理装置の前記少なくとも1つのC
PUおよび前記少なくとも1つのメモリが、単一のパー
ソナルコンピュータ内に設けられている。
【0065】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記送信装置が、第一のCPUと第二のCPU
を備え、前記第一のCPUが、前記コンテンツデータ生
成手段、前記プロファイル生成手段および前記プロファ
イルID生成手段を備え、前記第二のCPUが、前記プ
ロファイル選択手段、前記プロファイルID決定手段お
よび前記プロファイルID書き込み手段を備えている。
【0066】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、プロファイル選択手段、プロファイルID決定手
段およびプロファイルID書き込み手段が、第二のCP
Uに設けられているので、第二のCPUのみを起動させ
れば、コンテンツデータに、所望のプロファイルIDを
リンクさせて、放送の形で、発信することができ、電力
消費量を低減させることが可能になる。
【0067】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置の前記第一のCPU、前記第二のCP
Uおよび前記少なくとも1つのメモリが、単一のパーソ
ナルコンピュータ内に設けられている。
【0068】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、第一のCPUと
第二のCPUを備え、前記第一のCPUが前記受信プロ
ファイルIDデータ処理手段を備え、前記第二のCPU
が前記データ選択受信手段および前記受信データ処理手
段を備えている。
【0069】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段および受信データ処理手段が、
第二のCPUに設けられているから、第二のCPUを起
動させておくだけで、所望のコンテンツデータを選択的
に受信することが可能となる。
【0070】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記第一のCP
U、前記第二のCPUおよび前記少なくとも1つのメモ
リが、単一のパーソナルコンピュータ内に設けられてい
る。
【0071】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0072】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0073】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0074】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0075】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記少なくとも1
つのCPUが、さらに、前記データ選択受信手段が受信
したデータの受信回数をカウントし、所定時間内に、前
記データ選択受信手段が受信したデータの受信回数が所
定回数未満のときは、前記データ選択受信手段が、デー
タを選別するために用いる前記プロファイルIDを、前
記プロファイルIDに対応する前記ツリー構造中のプロ
ファイルよりも階層が上位のプロファイルに対応するプ
ロファイルIDにリセットするプロファイルIDリセッ
ト手段を備えている。
【0076】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段が受信したデータの受信回数を
カウントし、所定時間内に、データ選択受信手段が受信
したデータの受信回数が所定回数未満のときは、少なく
とも1つのCPUのリセット手段によって、データ選択
受信手段が、データを選別するために用いるプロファイ
ルIDを、そのプロファイルIDに対応するツリー構造
中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対
応するプロファイルIDにリセットしているので、直前
の所定時間内の受信回数に応じて、データの受信回数を
適切に制御することが可能になる。
【0077】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記少なくとも1つの受信装置の前記第二のC
PUが、さらに、前記データ選択受信手段が受信したデ
ータの受信回数をカウントし、所定時間内に、前記デー
タ選択受信手段が受信したデータの受信回数が所定回数
未満のときは、前記データ選択受信手段が、データを選
別するために用いる前記プロファイルIDを、前記プロ
ファイルIDに対応する前記ツリー構造中のプロファイ
ルよりも階層が上位のプロファイルに対応するプロファ
イルIDにリセットするプロファイルIDリセット手段
を備えている。
【0078】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、データ選択受信手段が受信したデータの受信回数
をカウントし、所定時間内に、データ選択受信手段が受
信したデータの受信回数が所定回数未満のときは、第二
のCPUのリセット手段によって、データ選択受信手段
が、データを選別するために用いるプロファイルID
を、そのプロファイルIDに対応するツリー構造中のプ
ロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対応する
プロファイルIDにリセットしているので、直前の所定
時間内の受信回数に応じて、データの受信回数を適切に
制御することが可能になり、第二のCPUを起動させて
おくだけで、所望のコンテンツデータのみを選択的に受
信し、データの受信回数を適切に制御することができ
る。
【0079】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記デー
タ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析し
て、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構成
されている。
【0080】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、コンテ
ンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段と、前
記コンテンツデータ生成手段によって生成された前記コ
ンテンツデータおよび/その送受信に関するプロファイ
ルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイ
ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータの
前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生
成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイル
生成手段によって生成された前記コンテンツデータおよ
び/または前記コンテンツデータの送受信に関連する前
記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段によ
り生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連付
けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイルデ
ータを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記プ
ロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイ
ルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそれに
対応するプロファイルIDを選択するプロファイル選択
手段と、前記プロファイルID生成手段により生成され
たプロファイルIDおよび/または前記プロファイル選
択手段によって選択されたプロファイルIDに基づき、
前記コンテンツデータにリンクさせるべきプロファイル
IDを決定するプロファイルID決定手段と、前記プロ
ファイルID決定手段によって決定された前記プロファ
イルIDを対応する前記コンテンツデータに書き込むプ
ロファイルID書き込み手段と、前記プロファイルID
書き込み手段によって、プロファイルIDが書き込まれ
た前記コンテンツデータを発信するデータ発信手段を備
えている。
【0081】本発明の好ましい実施態様によれば、受信
装置が、コンテンツデータを生成して、プロファイルI
Dをリンクさせ、コンテンツデータおよびプロファイル
IDまたはプロファイルIDを送信可能に構成されてい
るから、相互的に、放送することが可能になる。
【0082】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータ生成手段、前記プロファイル
生成手段および前記プロファイルID生成手段が、前記
第一のCPU内に設けられ、前記プロファイル選択手
段、前記プロファイルID決定手段および前記プロファ
イルID書き込み手段が、前記第二のCPU内に設けら
れ、前記プロファイルデータ記憶手段が、前記少なくと
も1つのメモリ内に設けられている。
【0083】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、第二のCPUが、プロファイル選択手段、プロファ
イルID決定手段およびプロファイルID書き込み手段
を備えているから、第二のCPUのみを起動させておく
だけで、所望のコンテンツデータを選択的に受信すると
ともに、コンテンツデータ生成手段によって生成された
コンテンツデータに、所定のプロファイルIDをリンク
させて、放送の形で、発信することができ、電力消費量
を低減させつつ、所望のデータを送受信することが可能
になる。
【0084】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、第
三のCPUを備え、前記コンテンツデータ生成手段、前
記プロファイル生成手段および前記プロファイルID生
成手段が、前記第一のCPU内に設けられ、前記データ
選択受信手段および前記受信データ処理手段が、前記第
二のCPU内に設けられ、前記プロファイル選択手段、
前記プロファイルID決定手段および前記プロファイル
ID書き込み手段が、前記第二のCPU内に設けられ、
前記プロファイルデータ記憶手段が、前記少なくとも1
つのメモリ内に設けられている。
【0085】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、第二のCPUが、データ選択受信手段および受信
データ処理手段を備え、第三のCPUが、プロファイル
選択手段、プロファイルID決定手段およびプロファイ
ルID書き込み手段を備えているから、第二のCPUを
起動させておくだけで、所望のコンテンツデータのみを
選択的に受信することができ、第二のCPUは、コンテ
ンツデータを放送する場合にのみ、起動させればよいか
ら、さらに、消費電力の低減を図ることが可能になる。
【0086】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ伝達装置が、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABを含んでいる。
【0087】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が移動可能に構成されている。
【0088】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、自動車、電車、モノレール、自転
車、屋台車または車椅子を含む移動手段に搭載されてい
る。
【0089】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が移動可能に構成さ
れている。
【0090】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、自動車、電車も
しくは自転車に搭載され、または、人に携行されてい
る。本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記
少なくとも1つの受信装置が、携帯電話によって構成さ
れている。
【0091】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、近距離無線機能
を有する個人用受信機器によって構成されている。
【0092】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント信号処理手段が、前記イベント信号生
成手段によって生成された前記イベント信号に基づき、
前記イベント処理データにしたがって、ポップアップメ
ッセージの表示、バイブレータの起動、音声発生、デー
タ転送、通信開始、プログラムの起動およびコンテンツ
データの読み込みよりなる群からなる処理を、前記少な
くとも1つの受信装置に対して、実行可能に構成されて
いる。
【0093】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、前記送信装置および前記
少なくとも1つの受信装置のみが解読可能な暗号によっ
て、暗号化されている。
【0094】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが、前記送信装置および前記少なくとも1つの受信
装置のみが解読可能な暗号によって、暗号化されてい
る。
【0095】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDならびに/または前記プロフ
ァイルIDおよび前記コンテンツデータが、前記送信装
置および前記少なくとも1つの受信装置以外には公開さ
れない秘密鍵ならびに/または秘密鍵および前記送信装
置および前記少なくとも1つの受信装置以外にも公開さ
れる公開鍵によって、暗号化され、解読されるように構
成されている。
【0096】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記秘密鍵として、DES(Data Encry
ption Standard)またはトリプルDES
が用いられる。
【0097】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記公開鍵として、RSA、RC2、RC4または
RGPが用いられる。
【0098】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータと前記プロファイルIDを、すかし技術を用い
て、リンクさせるように構成されている。
【0099】本発明の前記目的はまた、少なくとも1つ
のCPUと少なくとも1つのメモリを備え、前記少なく
とも1つのCPUが、コンテンツデータを生成するコン
テンツデータ生成手段と、前記コンテンツデータおよび
前記コンテンツデータの送受信に関連するプロファイル
に対応するプロファイルIDを生成し、前記コンテンツ
データに前記プロファイルIDをリンクさせるプロファ
イルリンク手段とを備え、さらに、前記プロファイルI
Dがリンクされた前記コンテンツデータを、放送の形
で、発信するデータ発信手段を備えたデータ通信システ
ム用の送信装置によって達成される。
【0100】本発明によれば、プロファイルIDリンク
手段によって、放送すべきコンテンツデータに、コンテ
ンツデータの内容に関するプロファイルIDのみなら
ず、コンテンツデータに関連するプロファイルID、あ
るいは、コンテンツデータに直接的には関連しないプロ
ファイルIDなど、目的に応じて、複数の種々のプロフ
ァイルIDをリンクさせることができ、受信装置が、プ
ロファイルIDに基づいて、データを選択可能に構成さ
れているから、ディジタル放送のチャンネル数が大幅に
増大し、膨大な量のデータが放送され、また、個人や商
店、レストランなどが、データを、特定の地域内で受信
可能な短距離無線放送の形で、発信するようになって、
さらに、放送されるデータ量が激増するなど、近い将
来、放送されるデータ量が著しく過多になっても、受信
装置が、必要とするデータのみを選択的に受信すること
が可能になる。
【0101】また、本発明によれば、送信装置として、
市販のパーソナルコンピュータを、そのまま利用するこ
とができ、特別の装置を必要とせずに、近い将来、放送
されるデータ量が著しく過多になっても、受信装置が、
必要とするデータのみを選択的に受信することが可能に
なる。
【0102】本発明の好ましい実施態様においては、前
記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテンツデー
タおよび/または前記コンテンツデータの送受信に関連
するプロファイルを生成するプロファイル生成手段と、
前記プロファイル生成手段によって生成された前記コン
テンツデータの前記プロファイルに対応させて、プロフ
ァイルIDを生成するプロファイルID生成手段と、前
記プロファイル生成手段によって生成された前記コンテ
ンツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受
信に関連する前記プロファイルと、前記プロファイルI
D生成手段により生成され、対応する前記プロファイル
の各々に関連付けられた前記プロファイルIDとを含む
プロファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶
手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶された
前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロフ
ァイルとそれに対応するプロファイルIDを選択するプ
ロファイル選択手段と、前記プロファイルID生成手段
により生成されたプロファイルIDおよび/または前記
プロファイル選択手段によって選択されたプロファイル
IDに基づき、前記コンテンツデータにリンクさせるべ
きプロファイルIDを決定するプロファイルID決定手
段と、前記プロファイルID決定手段によって決定され
た前記プロファイルIDを対応する前記コンテンツデー
タに書き込むプロファイルID書き込み手段を備えてい
る。
【0103】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記少なくとも1つのメモリが、前記プロ
ファイルID書き込み手段によって、プロファイルID
が書き込まれたコンテンツデータを保存するコンテンツ
データ保存手段を備え、前記データ発信手段が、前記コ
ンテンツデータにリンクされたプロファイルIDまたは
プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを、
放送の形で、選択的に発信可能に構成されている。
【0104】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、送信装置は、コンテンツデータにリンクされたプロ
ファイルIDのみを送信することができ、受信装置によ
って受信されるのは、コンテンツデータにリンクされた
プロファイルIDのみで、ユーザーは、受信したプロフ
ァイルIDに基づいて、送信装置にコンテンツデータの
送信を要求し、必要とするコンテンツデータのみを選択
的に受信することができるから、ユーザーが必要とする
コンテンツデータを選択的に受信することを可能にし、
かつ、放送されるデータ量を減少させることができる。
【0105】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記少なくとも1つのCPUが、受信装置
から、コンテンツデータの送信を要求する信号を受けた
ときに、前記コンテンツデータ保存手段に保存されたプ
ロファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを、前
記データ発信手段に出力する送信要求受信手段を備えて
いる。
【0106】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのCPUと前記少なくとも1つ
のメモリが、単一のパーソナルコンピュータ内に設けら
れている。
【0107】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、第一のCPUと、第二のCPUとを備え、前記第一
のCPUが、前記コンテンツデータ生成手段、前記プロ
ファイル生成手段および前記プロファイルID生成手段
を備えており、前記第二のCPUが、前記プロファイル
選択手段、前記プロファイルID決定手段およびプロフ
ァイルID書き込み手段を備え、前記少なくとも1つの
メモリが、前記プロファイルデータ記憶手段を備えてい
る。
【0108】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、プロファイル選択手段、プロファイルID決定手段
およびプロファイルID書き込み手段が、第二のCPU
に設けられているので、第二のCPUのみを起動させれ
ば、コンテンツデータに、所望のプロファイルIDをリ
ンクさせて、放送の形で、発信することができ、電力消
費量を低減させることが可能になる。
【0109】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第二のCPUが、さらに、受信装置から、コン
テンツデータの送信を要求する信号を受けたときに、前
記コンテンツデータ保存手段に保存されたプロファイル
IDが書き込まれたコンテンツデータを、前記データ発
信手段に出力する送信要求受信手段を備えている。
【0110】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第一のCPU、前記第二のCPUおよび前記少
なくとも1つのメモリが、単一のパーソナルコンピュー
タ内に設けられている。
【0111】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0112】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0113】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0114】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0115】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ発信手段が、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABよりなる群から選ばれる通信網を用
いて、データを発信するように構成されている。
【0116】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置が移動可能に構成
されている。
【0117】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置が、自動車、電
車、モノレール、自転車、屋台車または車椅子を含む移
動手段に搭載されている。
【0118】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータと前記プロファイルIDを、すかし技術を用い
て、リンクさせるように構成されている。
【0119】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0120】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0121】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのCPUが、さらに、前記プロ
ファイルIDを暗号化する暗号化手段を備えている。
【0122】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのCPUに設けられた前記暗号
化手段が、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテ
ンツデータを暗号化するように構成されている。
【0123】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第二のCPUが、さらに、前記プロファイルI
Dを暗号化する暗号化手段を備えている。
【0124】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第二のCPUに設けられた前記暗号化手段が、
前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデータ
を暗号化するように構成されている。
【0125】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0126】本発明の前記目的はまた、少なくとも1つ
のCPUと少なくとも1つのメモリを備え、前記少なく
とも1つのCPUが、放送されたコンテンツデータを選
択して、受信するデータ選択受信手段および前記データ
選択受信手段が受信したデータを処理する受信データ処
理手段を備えたデータ通信システム用の受信装置であっ
て、前記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータ
および/または前記コンテンツデータの送受信に関連す
るプロファイルに対応し、前記コンテンツデータにリン
クされたプロファイルIDに基づいて、データを選別す
るように構成されたデータ通信システム用の受信装置に
よって達成される。
【0127】本発明によれば、コンテンツデータに、コ
ンテンツデータの内容に関するプロファイルIDのみな
らず、コンテンツデータに関連するプロファイルID、
あるいは、コンテンツデータに直接的には関連しないプ
ロファイルIDなど、目的に応じて、複数の種々のプロ
ファイルIDをリンクさせて、放送することができ、デ
ータ選択受信手段が、プロファイルIDに基づいて、デ
ータを選択するように構成されているから、ディジタル
放送のチャンネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータ
が放送され、また、個人や商店、レストランなどが、デ
ータを、特定の地域内で受信可能な短距離無線放送の形
で、発信するようになって、さらに、放送されるデータ
量が激増するなど、近い将来、放送されるデータ量が著
しく過多になっても、受信装置が、必要とするデータの
みを選択的に受信することが可能になる。
【0128】また、本発明によれば、受信装置として、
市販のパーソナルコンピュータを、そのまま利用するこ
とができ、特別の装置を必要とせずに、近い将来、放送
されるデータ量が著しく過多になっても、受信装置が、
必要とするデータのみを選択的に受信することが可能に
なる。
【0129】本発明の好ましい実施態様においては、デ
ータ通信システム用の受信装置は、さらに、前記少なく
とも1つのメモリが、受信すべきプロファイルIDを含
む受信プロファイルIDデータを記憶する受信プロファ
イルIDデータ記憶手段を備え、前記少なくとも1つの
CPUが、前記受信プロファイルIDデータを生成し、
あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に
記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更する
受信プロファイルIDデータ処理手段を備え、前記デー
タ選択受信手段が、前記コンテンツデータにリンクされ
た前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロファイ
ルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイ
ルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータを受
信するか否かを判別するプロファイルID判別手段と、
前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判別し
たコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段とを
備えている。
【0130】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのメモリが、プロファイルID
と処理内容とを対応させたイベント処理データを備え、
前記少なくとも1つのCPUの前記受信データ処理手段
が、さらに、前記プロファイルID判別手段によって、
受信すべきものと判別された前記プロファイルIDにし
たがって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成
して、出力するイベント信号生成手段と、コンテンツデ
ータに所定の処理を施すコンテンツデータ処理手段を備
え、前記イベント信号生成手段が、前記イベント処理デ
ータに基づいて、前記イベント信号を生成し、前記コン
テンツデータ処理手段が、前記イベント信号生成手段に
よって生成されたイベント信号にしたがって、コンテン
ツデータに対して、所定の処理を実行するように構成さ
れている。
【0131】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記少なくとも1つの
メモリの前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記
憶されている。
【0132】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのメモリが、さらに、イベント
処理データ記憶手段を備え、前記イベント処理データ
が、前記イベント処理データ記憶手段に記憶されてい
る。
【0133】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのメモリが、さらに、受信した
コンテンツデータを蓄積して、記憶するコンテンツデー
タ記憶手段を備え、前記コンテンツデータ処理手段が、
受信したコンテンツデータを前記コンテンツデータ記憶
手段に蓄積、記憶させるとともに、前記コンテンツデー
タ記憶手段に蓄積、記憶されたコンテンツデータを処理
可能に構成されている。
【0134】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのCPUの前記受信データ処理
手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって生
成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デー
タにしたがって、前記少なくとも1つの受信装置に対し
て、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備え
ている。
【0135】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのCPUの前記受信データ処理
手段が、さらに、前記プロファイルID判別手段の判別
結果に基づいて、前記プロファイルID判別手段が、入
力されたプロファイルIDにリンクされたコンテンツデ
ータを受信すべきと判別し、前記プロファイルIDにリ
ンクされたコンテンツデータが入力されていないとき
に、前記プロファイルIDとリンクされたコンテンツデ
ータの送信を要求する送信要求信号を出力するコンテン
ツデータ送信要求手段を備えている。
【0136】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、プロファイルIDだけを放送し、ユーザーは、受信
したプロファイルIDに基づいて、送信装置にコンテン
ツデータの送信を要求し、必要とするコンテンツデータ
のみを選択的に受信することができるから、ユーザーが
必要とするコンテンツデータを選択的に受信することを
可能にし、かつ、放送されるデータ量を減少させること
ができる。
【0137】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記
データ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析
して、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶
された前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構
成されている。
【0138】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのCPUが、さらに、コンテン
ツデータを生成するコンテンツデータ生成手段と、前記
コンテンツデータ生成手段によって生成された前記コン
テンツデータおよび/その送受信に関するプロファイル
を生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイル
生成手段によって生成された前記コンテンツデータの前
記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生成
するプロファイルID生成手段とを備えており、前記少
なくとも1つメモリが、さらに、前記プロファイル生成
手段によって生成された前記コンテンツデータおよび/
または前記コンテンツデータの送受信に関連する前記プ
ロファイルと、前記プロファイルID生成手段により生
成され、対応する前記プロファイルの各々に関連付けら
れた前記プロファイルIDとを含むプロファイルデータ
を記憶するプロファイルデータ記憶手段を備え、前記少
なくとも1つのCPUが、さらに、前記プロファイルデ
ータ記憶手段に記憶された前記プロファイルデータか
ら、少なくとも1つのプロファイルとそれに対応するプ
ロファイルIDを選択するプロファイル選択手段と、前
記プロファイルID生成手段により生成されたプロファ
イルIDおよび/または前記プロファイル選択手段によ
って選択されたプロファイルIDに基づき、前記コンテ
ンツデータにリンクさせるべきプロファイルIDを決定
するプロファイルID決定手段と、前記プロファイルI
D決定手段によって決定された前記プロファイルIDを
対応する前記コンテンツデータに書き込むプロファイル
ID書き込み手段を備え、さらに、前記プロファイルI
D書き込み手段によって、プロファイルIDが書き込ま
れた前記コンテンツデータを発信するデータ発信手段を
備えている。
【0139】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、受信装置が、コンテンツデータを生成して、プロフ
ァイルIDをリンクさせ、コンテンツデータおよびプロ
ファイルIDまたはプロファイルIDを送信可能に構成
されているから、相互的に、放送することが可能にな
る。
【0140】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、データ通信システム用の受信装置は、第一のC
PUと、第二のCPUとを備え、前記第一のCPUが、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段を備え、前記第二のCPU
が、前記データ選択受信手段と、前記受信データ処理手
段を備えている。
【0141】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、第二のCPUが、データ選択受信手段と、受信デ
ータ処理手段を備えているから、第二のCPUのみを起
動させておくだけで、プロファイルIDに基づき、所望
のコンテンツデータを選択的に受信することができ、電
力消費量を低減させつつ、所望のデータを選択的に受信
することが可能になる。
【0142】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第一のCPUが、さらに、前記コンテンツデー
タ生成手段、前記プロファイル生成手段および前記プロ
ファイルID生成手段とを備え、前記少なくとも1つの
メモリが、さらに、前記プロファイルデータ記憶手段を
備えており、前記第二のCPUが、さらに、前記プロフ
ァイル選択手段と、前記プロファイルID生成手段によ
り生成されたプロファイルIDおよび/または前記プロ
ファイルID決定手段と、前記プロファイルID書き込
み手段を備えている。
【0143】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、受信装置の第一のCPUが、さらに、コンテンツデ
ータを生成して、プロファイルIDをリンクさせ、コン
テンツデータおよびプロファイルIDまたはプロファイ
ルIDを送信可能に構成されているから、相互的に、放
送することが可能になり、第二のCPUが、データ選択
受信手段と、受信データ処理手段を備えているから、第
二のCPUのみを起動させておくだけで、プロファイル
IDに基づき、所望のコンテンツデータを選択的に受信
することができ、電力消費量を低減させつつ、所望のデ
ータを選択的に受信することが可能になる。
【0144】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、データ通信システム用の受信装置は、さらに、
第三のCPUを備え、前記第一のCPUが、さらに、前
記コンテンツデータ生成手段、前記プロファイル生成手
段および前記プロファイルID生成手段とを備え、前記
少なくとも1つのメモリが、さらに、前記プロファイル
データ記憶手段を備えており、前記第三のCPUが、前
記プロファイル選択手段と、前記プロファイルID生成
手段により生成されたプロファイルIDおよび/または
前記プロファイルID決定手段と、前記プロファイルI
D書き込み手段を備えている。
【0145】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、第二のCPUが、データ選択受信手段および受信
データ処理手段を備え、第三のCPUが、プロファイル
選択手段、プロファイルID決定手段およびプロファイ
ルID書き込み手段を備えているから、第二のCPUを
起動させておくだけで、所望のコンテンツデータのみを
選択的に受信することができ、第二のCPUは、コンテ
ンツデータを放送する場合にのみ、起動させればよいか
ら、さらに、消費電力の低減を図ることが可能になる。
【0146】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、送信装置に関連するデータおよび前記受
信装置に関連するデータによって構成されている。
【0147】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0148】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0149】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0150】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つのCPUが、さらに、前記デー
タ選択受信手段が受信したデータの受信回数をカウント
し、所定時間内に、前記データ選択受信手段が受信した
データの受信回数が所定回数未満のときは、前記データ
選択受信手段が、データを選別するために用いる前記プ
ロファイルIDを、前記プロファイルIDに対応する前
記ツリー構造中のプロファイルよりも階層が上位のプロ
ファイルに対応するプロファイルIDにリセットするプ
ロファイルIDリセット手段を備えている。
【0151】本発明のさらに好ましい実施態様にデータ
選択受信手段が受信したデータの受信回数をカウント
し、所定時間内に、データ選択受信手段が受信したデー
タの受信回数が所定回数未満のときは、少なくとも1つ
のCPUのリセット手段によって、データ選択受信手段
が、データを選別するために用いるプロファイルID
を、そのプロファイルIDに対応するツリー構造中のプ
ロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対応する
プロファイルIDにリセットしているので、直前の所定
時間内の受信回数に応じて、データの受信回数を適切に
制御することが可能になる。
【0152】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記第二のCPUが、さらに、前記データ選択
受信手段が受信したデータの受信回数をカウントし、所
定時間内に、前記データ選択受信手段が受信したデータ
の受信回数が所定回数未満のときは、前記データ選択受
信手段が、データを選別するために用いる前記プロファ
イルIDを、前記プロファイルIDに対応する前記ツリ
ー構造中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイ
ルに対応するプロファイルIDにリセットするプロファ
イルIDリセット手段を備えている。
【0153】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、データ選択受信手段が受信したデータの受信回数
をカウントし、所定時間内に、データ選択受信手段が受
信したデータの受信回数が所定回数未満のときは、第二
のCPUのリセット手段によって、データ選択受信手段
が、データを選別するために用いるプロファイルID
を、そのプロファイルIDに対応するツリー構造中のプ
ロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対応する
プロファイルIDにリセットしているので、直前の所定
時間内の受信回数に応じて、データの受信回数を適切に
制御することが可能になり、第二のCPUを起動させて
おくだけで、所望のコンテンツデータのみを選択的に受
信し、データの受信回数を適切に制御することができ
る。
【0154】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0155】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータに、複数のプロファイルID
がリンクされている。
【0156】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記複数のプロファイルIDが、and、or、n
and、norまたはnotの形式で、前記コンテンツ
データにリンクされている。
【0157】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ選択受信手段が、テレビ放送網、衛星放
送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無
線通信網およびDABよりなる群から選ばれる通信網を
通じて、データを受信するように構成されている。
【0158】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、移動可能に構
成されている。
【0159】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、自動車、電車
もしくは自転車に搭載され、または、人に携行されてい
る。
【0160】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、携帯電話によ
って構成されている。
【0161】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、近距離無線機
能を有する個人用受信機器によって構成されている。
【0162】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント信号処理手段が、前記イベント信号生
成手段によって生成された前記イベント信号に基づき、
前記イベント処理データにしたがって、ポップアップメ
ッセージの表示、バイブレータの起動、音声発生、デー
タ転送、通信開始、プログラムの起動およびコンテンツ
データの読み込みよりなる群からなる処理を、前記受信
装置に対して、実行可能に構成されている。
【0163】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが暗号化され、前記少なくと
も1つのCPUが、さらに、暗号化された前記プロファ
イルIDを解読する暗号解読手段を備えている。
【0164】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが暗号化され、前記少なくとも1つのCPUに設け
られた前記暗号解読手段が、暗号化された前記コンテン
ツデータを解読可能に構成されている。
【0165】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが暗号化され、前記第二のC
PUが、さらに、暗号化された前記プロファイルIDを
解読する暗号解読手段を備えている。
【0166】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが暗号化され、前記第二のCPUに設けられた前記
暗号解読手段が、暗号化された前記コンテンツデータを
解読可能に構成されている。
【0167】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、すかし技術を用いて、前
記コンテンツデータにリンクされている。
【0168】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0169】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0170】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0171】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0172】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムのブロックダイアグラムである。
【0173】図1に示されるように、本発明の好ましい
実施態様にかかるデータ通信システムは、コンテンツデ
ータを、放送の形で、発信するビーコン1と、ビーコン
1から発信されたコンテンツデータを、直接に、あるい
は、プロバイダ2を介して、あるいは、プロバイダ2お
よび通信衛星3を介して、受信する携帯端末4とを備え
ている。ビーコン1には、送信装置5が設けられてい
る。
【0174】図2は、ビーコン1に設けられた送信装置
5のブロックダイアグラムである。
【0175】図2に示されるように、送信装置5は、C
PU10、メモリ11およびキーボード12を備えたパ
ーソナルコンピュータ14と、データ発信装置15を備
えている。
【0176】図3は、送信装置5を構成するパーソナル
コンピュータ14のブロックダイアグラムである。
【0177】図3に示されるように、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のCPU10は、映像
データ、音声データなどのストリーム系データによって
構成されるコンテンツデータを生成するコンテンツデー
タ生成手段16と、放送すべきコンテンツデータの内容
に関連するデータ、送信側に関連するデータおよび受信
側に関連するデータを含むプロファイルを生成するプロ
ファイル生成手段17と、プロファイル生成手段17に
よって生成されたプロファイルに対応する識別子である
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
18とを備えている。
【0178】図3に示されるように、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のメモリ11は、CP
U10を動作させるプログラムを格納するプログラム格
納手段19と、CPU10のプロファイル生成手段17
によって生成されたプロファイルと、プロファイルID
生成手段18により生成され、対応するプロファイルの
各々に関連付けられたプロファイルIDとを含むプロフ
ァイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手段2
0と、CPU10のコンテンツデータ生成手段16によ
って生成されたコンテンツデータを保存するデータ保存
手段21を備えている。
【0179】図3に示されるように、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のCPU10は、さら
に、メモリ11のプロファイルデータ記憶手段20に記
憶されたプロファイルデータから、少なくとも1つのプ
ロファイルおよびこれに対応するプロファイルIDを選
択するプロファイル選択手段22と、プロファイルID
生成手段18によって生成されたプロファイルIDおよ
び/またはプロファイル選択手段22によって選択され
たプロファイルに対応するプロファイルIDに基づき、
コンテンツデータ生成手段16によって生成されたコン
テンツデータに付与されるべきプロファイルIDを決定
するプロファイルID決定手段23と、プロファイルI
D決定手段23によって決定されたプロファイルIDを
対応するコンテンツデータに書き込むプロファイルID
書き込み手段24を備えている。
【0180】送信装置5を構成するデータ発信装置15
は、CPU10のコンテンツデータ生成手段16によっ
て生成され、プロファイルID書き込み手段24によっ
て、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデータ
を、パーソナルコンピュータ14から受け取り、放送の
形で、発信可能に構成されている。
【0181】本実施態様においては、プロファイルの放
送するコンテンツデータの内容に関連するデータには、
スポーツ、音楽、映画などのコンテンツデータ内容の種
類が含まれ、プロファイルの送信側に関連するデータに
は、コンテンツデータの送信者の名前、発信時間などが
含まれている。したがって、たとえば、もっぱらスポー
ツに関するコンテンツデータを受信したいと望んでいる
受信者は、また、スポーツというプロファイルに対応す
る数字などの識別子であるプロファイルIDを用いて、
スポーツに関するコンテンツデータを選択的に受信する
ことが可能になり、また、本実施態様においては、携帯
端末4は、コンテンツデータを記憶可能なメモリを有し
ているので、コンテンツデータの発信時間というプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを用いることによっ
て、ある発信時間内に、放送されたコンテンツデータの
みを選択的に受信することが可能になる。さらに、プロ
ファイルの受信者に関連するデータには、性別、年齢、
住所、グループID、受信装置を構成する機器の種類、
受信装置の受信能力、受信装置の再生能力などが含まれ
ている。したがって、たとえば、もっぱら、ある年齢層
の女性を対象しているコンテンツデータを、その年齢層
および女性というプロファイルに対応するプロファイル
IDを用いることにより、もっぱら、その年齢層の女性
が選択的に受信することができるようにすることがで
き、もっぱら、ある特定の地域や後援会などのグループ
に関するコンテンツデータを、その地域の住所およびグ
ループIDというプロファイルに対応するプロファイル
IDを用いることによって、もっぱら、その地域内に住
所を有する受信者やその後援会に属する受信者が選択的
に受信することができるようにすることが可能となる
し、さらには、放送するコンテンツデータが、ある能力
を有する受信機器でないと、効果的に受信して、再生で
きない場合には、受信装置を構成する機器の種類、受信
装置の受信能力、受信装置の再生能力などのプロファイ
ルに対応するプロファイルIDを用いることによって、
もっぱら、そのコンテンツデータを、効果的に受信し
て、再生可能な受信機器を備えた受信者にのみ選択的に
受信させることが可能になる。
【0182】CPU10は、キーボード12によって操
作可能で、したがって、プロファイル生成手段17およ
びプロファイルID生成手段18も、キーボード12に
よって操作可能に構成されており、オペレータは、放送
すべきコンテンツデータの内容や送信状況、放送の対象
とすべき受信者、受信機器に応じて、キーボード12に
プロファイルを入力して、プロファイル生成手段17に
プロファイルを生成させることができ、また、プロファ
イルに対応するプロファイルIDを、キーボード12に
入力して、プロファイルID生成手段18にプロファイ
ルIDを生成させることができる。このようにして生成
されたプロファイルと、対応するプロファイルに関連付
けられたプロファイルIDとによって、プロファイルデ
ータが生成され、メモリ11のプロファイルデータ記憶
手段20に記憶されている。プロファイルデータ記憶手
段20に記憶されているプロファイルデータは公開され
ており、受信者は、受信すべきコンテンツデータを選別
するために、プロファイルデータ記憶手段20に記憶さ
れているプロファイルデータを利用することができる。
【0183】プロファイル選択手段22は、コンテンツ
データ生成手段16によって生成されたコンテンツデー
タを検索し、検索結果に基づいて、メモリ11のプロフ
ァイルデータ記憶手段20に記憶されているプロファイ
ルデータから、コンテンツデータの内容に関連するプロ
ファイルとコンテンツデータの送受信に関連するプロフ
ァイルおよび対応するプロファイルIDを抽出し、プロ
ファイルデータから抽出したプロファイルに対応するプ
ロファイルIDを、プロファイルID決定手段23に出
力する。一方、オペレータによって、必要に応じて、プ
ロファイル生成手段17が操作され、プロファイル生成
手段17によって、新たにプロファイルが生成されたと
きは、プロファイルID生成手段18によって、同時に
生成された新たなプロファイルに対応するプロファイル
IDが、プロファイルID決定手段23に出力される。
【0184】CPU10のプロファイルID決定手段2
3は、プロファイル選択手段22および/またはプロフ
ァイルID生成手段18から入力されたプロファイルI
Dに基づき、コンテンツデータにリンクさせるプロファ
イルIDを決定し、プロファイルID書き込み手段24
に出力する。
【0185】プロファイルID書き込み手段24は、プ
ロファイルID決定手段22から、プロファイルIDを
受けると、コンテンツデータ生成手段16によって生成
されたコンテンツデータの所定のデータ領域に、プロフ
ァイルIDを書き込む。プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータは、CPU10のプロファイルID
書き込み手段24からデータ発信手段15に出力され、
データ発信手段15により、放送の形で、携帯端末4、
プロバイダ2および通信衛星3に向けて、発信される。
本実施態様においては、メモリ11のデータ保存手段2
1は、コンテンツデータ生成手段16によって生成され
たコンテンツデータだけでなく、プロファイルID書き
込み手段24によって、プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータも保存可能に構成され、プロファイ
ルID書き込み手段24は、プロファイルIDを書き込
んだコンテンツデータを、一旦、メモリ11のデータ保
存手段21に保存し、後に、読み出して、データ発信手
段15に出力し、放送の形で、発信することもできるよ
うに構成されている。
【0186】図4は、プロファイルデータを概念的に示
す図面である。
【0187】図4に示されるように、プロファイルデー
タは、複数の単位プロファイルデータa、…… i、…
…j、kからなり、単位プロファイルデータa、iはツ
リー構造を有している。
【0188】本実施態様においては、CPU10のプロ
ファイル選択手段21は、コンテンツデータを検索し
て、メモリ11のプロファイルデータ記憶手段20に記
憶されているプロファイルデータから、異なる単位プロ
ファイルデータ中に含まれている2以上のプロファイル
を抽出することができ、また、1つの単位プロファイル
データから、階層の異なる2以上のプロファイルを抽出
可能に構成されている。たとえば、図4に示された単位
プロファイルデータaから、スポーツ、野球、プロ野
球、日本プロ野球の4つのプロファイルを選択し、コン
テンツデータに書き込むことができる。したがって、携
帯端末4を、スポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球
の4つのプロファイルに対応するプロファイルIDが付
与されたコンテンツデータのみを受信するように設定す
ることによって、放送されるデータ量が過多になって
も、受信者が希望するコンテンツデータのみを選択的に
受信することが可能になる。
【0189】図5は、受信装置である携帯端末4のブロ
ックダイアグラムである。
【0190】図5に示されるように、本実施態様におい
ては、携帯端末4は、CPU25、メモリ26およびボ
タン群27を備えたパーソナルコンピュータ28と、放
送受信手段29を備えている。放送受信手段29は、モ
デムなどによって構成されている。
【0191】図6は、パーソナルコンピュータ28のブ
ロックダイアグラムである。
【0192】図6に示されるように、受信装置である携
帯端末4を構成するパーソナルコンピュータ28のCP
U25は、放送受信手段29が受信したコンテンツデー
タに付与されているプロファイルIDに基づいて、コン
テンツデータを確定的に受信するか否かを判別するプロ
ファイルID判別手段30と、プロファイルID判別手
段30が確定的に受信すべきと判別したコンテンツデー
タのみを受信するデータ受信手段31を備えている。
【0193】図6に示されるように、受信装置である携
帯端末4を構成するメモリ26は、CPU25の動作プ
ログラムを格納するプログラム格納手段32と、受信す
べきプロファイルIDからなる受信プロファイルIDデ
ータを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段3
3と、受信プロファイルIDデータ記憶手段33に記憶
されたプロファイルIDと処理内容とを対応させたイベ
ント処理データを記憶するイベント処理データ記憶手段
34と、CPU25のデータ受信手段31が受信したコ
ンテンツデータを保存するデータ保存手段35を備えて
いる。
【0194】さらに、図6に示されるように、携帯端末
4を構成するパーソナルコンピュータ28のCPU25
は、メモリ26の受信プロファイルIDデータ記憶手段
33に記憶されるべき受信プロファイルIDデータを生
成し、受信プロファイルIDデータ記憶手段33に記憶
された受信プロファイルIDデータを変更可能な受信プ
ロファイルIDデータ処理手段36と、プロファイルI
D判別手段30によって、確定的に受信すべきものと判
別されたプロファイルIDに応じて、所定の処理をすべ
き旨のイベント信号を生成して、出力するイベント信号
生成手段37と、イベント処理データを生成可能で、メ
モリ26のイベント処理データ記憶手段34に記憶され
たイベント処理データを書き換え可能なイベント処理デ
ータ書換え手段38と、データ受信手段31によって受
信されたコンテンツデータを処理するコンテンツデータ
処理手段39とを備えている。
【0195】受信プロファイルIDデータ処理手段36
は、携帯端末4に設けられたボタン群27によって、操
作可能に構成されており、ユーザーは、送信元によって
公開され、インターネットなどを介して、提供されてい
るプロファイルデータを利用して、携帯端末4のボタン
群27を用いて、受信すべきプロファイルIDを入力
し、あるいは、受信すべきプロファイルを入力して、対
応するプロファイルIDをインターネットを通じて、入
力させ、受信プロファイルIDデータ処理手段36によ
って、受信プロファイルIDデータ記憶手段33に書き
込ませ、受信プロファイルIDデータを生成することが
できる。
【0196】また、プロファイルID判別手段30によ
って、受信すべきと判別されたプロファイルIDは受信
プロファイルIDデータ処理手段36に入力され、受信
プロファイルIDデータ処理手段36は、メモリ26の
プログラム格納手段32に格納されたプログラムにした
がって、プロファイルID判別手段30から入力された
プロファイルIDを、受信した履歴データとして、解析
して、必要に応じて、受信プロファイルIDデータ記憶
手段33に記憶されている受信プロファイルIDデータ
を書き換えることができるように構成されている。これ
によって、受信プロファイルIDデータ記憶手段33に
記憶された受信プロファイルIDデータは、そのユーザ
ーが受信を希望し、現実に、以前に受信したプロファイ
ルIDを蓄積したものとなり、そのユーザーのプロファ
イルを示すものとなる。ここに、コンテンツデータに付
与されて放送されるプロファイルIDの組み合わせ、す
なわち、プロファイルIDをand、nand、nor
で結合させたプロファイルIDを、受信プロファイルI
Dデータに、1つの受信すべきプロファイルIDとし
て、登録することができるように構成され、ユーザー
は、ツリー構造を有する単位プロファイルデータのある
階層のプロファイル、たとえば、スポーツという単位プ
ロファイルデータ中のメジャーリーグというプロファイ
ルを指定すべきときは、受信プロファイルIDデータ処
理手段36を操作して、そのプロファイルに対応するプ
ロファイルIDを受信すべきプロファイルIDとして設
定することができる。
【0197】また、本実施態様にかかる携帯端末4は、
コンテンツデータに付与され、プロファイルID判別手
段30によって、確定的に受信すべきものと判別された
プロファイルIDに応じて、所定の処理をすべき旨のイ
ベント信号を生成するイベント信号生成手段37と、受
信プロファイルIDデータ記憶手段33に記憶されたプ
ロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理
データを記憶するイベント処理データ記憶手段34と、
データ受信手段31によって受信されたコンテンツデー
タを処理するコンテンツデータ処理手段39とを備えて
おり、コンテンツデータ処理手段39によって、データ
受信手段31が受信したコンテンツデータに、プロファ
イルIDに応じて、種々の処理を施すことができるよう
に構成されている。ユーザーは、携帯端末4のボタン群
27を通じて、イベント処理データ書換え手段38を操
作し、新たにイベント処理データを生成して、イベント
処理データ記憶手段34に記憶させ、あるいは、イベン
ト処理データ記憶手段34に記憶されたイベント処理デ
ータを書き換えることができる。
【0198】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、以下のようにして、ビーコン
1からコンテンツデータを放送し、携帯端末4が受信す
る。
【0199】まず、コンテンツデータ生成手段16によ
って、放送すべきコンテンツデータが生成されて、プロ
ファイル選択手段22およびプロファイルID書き込み
手段24に出力される。
【0200】この際、オペレータが、新たなプロファイ
ルを生成すべきと判断したときは、オペレータは、キー
ボード12に新たなプロファイルを入力するとともに、
対応するプロファイルIDを入力する。その結果、プロ
ファイル生成手段17が操作されて、新たなプロファイ
ルが生成されるとともに、プロファイルID生成手段1
8が操作されて、対応するプロファイルIDが生成さ
れ、プロファイルデータ記憶手段20に記憶されたプロ
ファイルデータに書き込まれる。同時に、生成されたプ
ロファイルIDは、プロファイルID生成手段18か
ら、プロファイルID決定手段23に出力される。
【0201】他方、プロファイル選択手段22は、コン
テンツデータ生成手段16から入力されたコンテンツデ
ータを検索して、検索結果に基づき、プロファイルデー
タ記憶手段20に記憶されたプロファイルデータを検索
し、選択すべきプロファイルが見出されたときは、その
プロファイルおよびそれに対応するプロファイルIDを
選択して、プロファイルID決定手段23に出力する。
【0202】プロファイルID決定手段23は、プロフ
ァイル選択手段22および/またはプロファイルID生
成手段18から入力されたプロファイルIDに基づき、
放送すべきコンテンツデータにリンクさせるプロファイ
ルIDを決定し、プロファイルID書き込み手段24に
出力する。
【0203】プロファイルID書き込み手段24は、コ
ンテンツデータ生成手段16から入力されたコンテンツ
データ中の所定のデータ領域に、プロファイルID決定
手段23から入力されたプロファイルIDを書き込ん
で、放送すべきコンテンツデータとプロファイルIDと
をリンクさせ、プロファイルIDが書き込まれたコンテ
ンツデータをデータ発信装置15に出力する。
【0204】データ発信装置15は、プロファイルID
書き込み手段24から、プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータを受け取ると、プロファイルIDが
書き込まれたコンテンツデータを、放送の形で、携帯端
末4、プロバイダ2および/または通信衛星3に向け
て、発信する。
【0205】ビーコン1の送信装置5から発信されたコ
ンテンツデータは、直接に、あるいは、プロバイダ2お
よび/または通信衛星3を介して、携帯端末4の放送受
信手段29によって、受信され、パーソナルコンピュー
タ28のCPU25に出力され、プロファイルID判別
手段20に入力される。
【0206】CPU25のプロファイルID判別手段3
0は、放送受信手段29から入力されたコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDを読み取り、メモリ2
6の受信プロファイルIDデータ記憶手段33に記憶さ
れた受信プロファイルIDデータを検索して、読み取っ
たプロファイルIDが、受信プロファイルIDデータ記
憶手段33に記憶された受信プロファイルID中に含ま
れているか否かを判別する。
【0207】その結果、コンテンツデータに付与され、
読み取ったプロファイルIDが、メモリ26の受信プロ
ファイルIDデータ記憶手段33に記憶された受信プロ
ファイルIDデータ中に含まれていないと判別したとき
は、プロファイルID判別手段30は、入力されたコン
テンツデータを受信しない。
【0208】他方、読み取ったプロファイルIDが、メ
モリ26の受信プロファイルIDデータ記憶手段33に
記憶された受信プロファイルIDデータ中に含まれてい
ると判別したときは、プロファイルID判別手段30
は、入力されたコンテンツデータを、データ処理手段3
1に出力して、確定的に受信させる。
【0209】本実施態様においては、送信装置5を構成
するパーソナルコンピュータ14のメモリ11のプロフ
ァイルデータ記憶手段20に記憶されているプロファイ
ルデータから、異なる単位プロファイルデータ中に含ま
れている2以上のプロファイルを抽出することができ、
また、1つの単位プロファイルデータから、階層の異な
る2以上のプロファイルを抽出して、コンテンツデータ
に付与することができるように構成されているから、た
とえば、スポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4
つのプロファイルに対応するプロファイルIDを、コン
テンツデータに付与して放送し、この4つのプロファイ
ルに対応するプロファイルIDをandで結合したプロ
ファイルIDを、受信プロファイルIDとして、携帯端
末4を構成するパーソナルコンピュータ28のメモリ2
6の受信プロファイルID記憶手段22に登録させてお
くことによって、スポーツ、野球、プロ野球、日本プロ
野球の4つのプロファイルに対応するプロファイルID
が付与されたコンテンツデータのみを出受信手段31に
よって受信させることができ、放送されるデータ量が過
多になっても、受信者が希望するコンテンツデータのみ
を選択的に受信することが可能になる。
【0210】同時に、プロファイルID判別手段30
は、コンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、受信プロファイルIDデータ処理手段36およびイ
ベント信号生成手段37に出力する。
【0211】受信プロファイルIDデータ処理手段36
は、プロファイルID判別手段30から、プロファイル
IDを受けると、メモリ26のプログラム格納手段32
に格納されたプログラムにしたがって、プロファイルI
D判別手段30から入力されたプロファイルIDを、受
信した履歴データとして、解析して、必要に応じて、受
信プロファイルIDデータ記憶手段33に記憶されてい
る受信プロファイルIDデータを書き換える。
【0212】他方、イベント信号生成手段37は、プロ
ファイルID判別手段30から、プロファイルIDが入
力されると、イベント処理データ記憶手段34にアクセ
スして、記憶されているイベント処理データから、入力
されたプロファイルIDに対応するイベント処理を読み
出し、読み出された処理をコンテンツデータに実行すべ
き旨のイベント信号を生成して、コンテンツデータ処理
手段39に出力する。
【0213】コンテンツデータ処理手段39は、入力さ
れたイベント信号に基づいて、データ受信手段31によ
って受信されたコンテンツデータに対し、指定された処
理を施す。たとえば、プロファイルとして、コンテンツ
データの発信時間が選択されて、対応するプロファイル
IDがコンテンツデータに付与されていた場合に、イベ
ント処理データ記憶手段34に記憶されているイベント
処理データに、その発信時間に対応するプロファイルI
Dに対し、その発信時間に発信されたコンテンツデータ
はデータ保存手段35に記憶させ、後に、再生すべき旨
の処理内容が割り当てられているときは、イベント信号
生成手段37から、そのような処理をコンテンツデータ
に施すべき旨のイベント信号が出力され、コンテンツデ
ータ処理手段39は、イベント信号にしたがって、デー
タ受信手段31が受信したコンテンツデータをデータ保
存手段35に記憶させ、さらに、その発信時間に発信さ
れたコンテンツデータは、再生時に、優先的に再生すべ
き旨の処理内容が、そのプロファイルIDに割り当てら
れているときは、さらに、そのような処理をして、コン
テンツデータをデータ保存手段35に記憶させるべき旨
のイベント信号が、イベント信号生成手段37によって
生成されて、コンテンツデータ処理手段39に出力さ
れ、コンテンツデータ処理手段39は、イベント信号に
したがって、再生時に、優先的に再生すべき旨のインス
トラクションを付加して、データ受信手段31が受信し
たコンテンツデータをデータ記憶手段35に記憶させ
る。また、イタリア料理というプロファイルが選択され
て、対応するプロファイルIDがコンテンツデータに付
与されていた場合に、イベント処理データ記憶手段34
に記憶されているイベント処理データに、イタリア料理
というプロファイルIDが付与されたコンテンツデータ
は、データ保存手段35のあるメモリ領域内に、まとめ
て記憶すべき旨の処理内容が割り当てられているとき
は、その旨のイベント信号が、イベント信号生成手段3
7によって生成されて、コンテンツデータ処理手段39
に出力され、コンテンツデータ処理手段39は、イベン
ト信号にしたがって、イタリア料理というプロファイル
に対応するプロファイルIDが付与されているコンテン
ツデータをデータ保存手段35のあるホルダー領域内
に、まとめて記憶させる。
【0214】これに対して、イベント処理データ記憶手
段34に記憶されているイベント処理データに、コンテ
ンツデータに付与されているプロファイルIDに対する
格別の処理が定められていないときは、イベント信号生
成手段37はイベント信号を生成せず、コンテンツデー
タ処理手段39はコンテンツデータに格別の処理を施す
ことなく、データ受信手段31によって、コンテンツデ
ータが確定的に受信され、処理される。
【0215】本実施態様によれば、プロファイル生成手
段17によって、放送すべきコンテンツデータの内容に
関連するデータ、送信側に関連するデータおよび受信側
に関連するデータを含むプロファイルが生成され、プロ
ファイルID生成手段18によって、そのプロファイル
に対応するプロファイルIDが生成されて、プロファイ
ルとプロファイルIDからなるプロファイルデータが生
成され、プロファイルデータ記憶手段20に記憶されて
おり、プロファイル選択手段22によって、コンテンツ
データ生成手段16によって生成された放送すべきコン
テンツデータを検索し、検索結果に基づいて、プロファ
イルデータ記憶手段20に記憶されているプロファイル
データから、コンテンツデータの内容に関連するプロフ
ァイルとコンテンツデータの送受信に関連するプロファ
イルおよび対応するプロファイルIDが抽出されて、プ
ロファイルIDが放送すべきコンテンツデータに付与さ
れる。プロファイル選択手段22は、プロファイルID
の付与にあたって、プロファイルデータ記憶手段20に
記憶されているプロファイルデータから、異なる単位プ
ロファイルデータ中に含まれている2以上のプロファイ
ルを抽出することができ、また、1つの単位プロファイ
ルデータから、階層の異なる2以上のプロファイルを抽
出して、コンテンツデータに付与することができる。さ
らに、送信装置5のオペレータは、放送すべきコンテン
ツデータに付与すべきプロファイルがプロファイルデー
タ記憶手段20に記憶されているプロファイルデータに
含まれていない場合には、キーボード12を通じて、プ
ロファイル生成手段17およびプロファイルID生成手
段18を操作し、放送すべきコンテンツデータに所望の
プロファイルIDを付与することができる。他方、携帯
端末4は、ユーザーが、送信元によって公開されている
プロファイルデータを利用して生成した受信すべきプロ
ファイルIDからなる受信プロファイルIDデータを記
憶している受信プロファイルIDデータ記憶手段33を
備えており、コンテンツデータに付与されて放送される
プロファイルIDの組み合わせ、すなわち、プロファイ
ルIDをandで結合させたプロファイルIDを、受信
プロファイルIDデータに、1つの受信すべきプロファ
イルIDとして、登録することができるように構成され
ている。したがって、放送されるデータ量がきわめて過
多になっても、放送すべきコンテンツデータに、複数の
プロファイルIDを付与し、受信プロファイルIDデー
タに、プロファイルIDをandで結合させたプロファ
イルIDを1つの受信すべきプロファイルIDとして、
登録することによって、ユーザーが必要とするコンテン
ツデータのみを、効率よく、選択的に受信することが可
能になる。
【0216】また、本実施態様によれば、携帯端末4を
構成するパーソナルコンピュータ28のメモリ26のイ
ベント処理データ記憶手段34に記憶されているイベン
ト処理データに基づき、プロファイルIDに応じて、C
PU25のイベント信号生成手段37が、入力されたプ
ロファイルIDに対応するイベント処理を読み出し、イ
ベント信号を生成して、コンテンツデータ処理手段39
に出力し、コンテンツデータ処理手段39は、イベント
信号に基づき、データ受信手段31によって受信された
コンテンツデータに対して、データ受信手段31によっ
て受信されたコンテンツデータを、そのまま、あるい
は、再生時における優先度を付けて、メモリ26のデー
タ保存手段35に記憶させ、または、特定のプロファイ
ルIDが付与されたコンテンツデータのみを、データ保
存手段35のあるホルダー領域にまとめて記憶させるな
どの処理を施すことができるように構成され、さらに、
イベント処理データは、イベント処理データ書換え手段
38を操作することによって、書き換え可能に構成され
ている。したがって、たとえば、イタリア料理に関連す
るコンテンツデータをまとめて、管理するなどして、放
送されるデータ量がきわめて過多になっても、受信した
コンテンツデータを、ユーザーが扱いやすいように処理
することが可能になる。
【0217】さらに、本実施態様によれば、送信装置5
においては、コンテンツデータを生成するコンテンツデ
ータ生成手段16、プロファイルを生成するプロファイ
ル生成手段17、プロファイルIDを生成するプロファ
イルID生成手段18、プロファイルデータ記憶手段2
0に記憶されたプロファイルデータから、少なくとも1
つのプロファイルおよびこれに対応するプロファイルI
Dを選択するプロファイル選択手段22、コンテンツデ
ータ生成手段16によって生成されたコンテンツデータ
に付与されるべきプロファイルIDを決定するプロファ
イルID決定手段23、および、プロファイルIDを対
応するコンテンツデータに書き込むプロファイルID書
き込み手段24が、送信装置5を構成するパーソナルコ
ンピュータ14のCPU10に設けられ、CPU10を
動作させるプログラムを格納するプログラム格納手段1
9、CPU10のプロファイル生成手段17によって生
成されたプロファイルと、プロファイルID生成手段1
8により生成され、対応するプロファイルの各々に関連
付けられたプロファイルIDとを含むプロファイルデー
タを記憶するプロファイルデータ記憶手段20、およ
び、コンテンツデータ生成手段16により生成されたコ
ンテンツデータを保存するデータ保存手段21が、パー
ソナルコンピュータ14のメモリ11に設けられている
から、送信装置5として、市販のパーソナルコンピュー
タをそのまま利用することができ、受信装置である携帯
端末4においては、プロファイルIDに基づいて、コン
テンツデータを確定的に受信するか否かを判別するプロ
ファイルID判別手段30、プロファイルID判別手段
30が確定的に受信すべきと判別したコンテンツデータ
のみを受信するデータ受信手段31、メモリ26の受信
プロファイルIDデータ記憶手段22に記憶されるべき
受信プロファイルIDデータを生成し、受信プロファイ
ルIDデータ記憶手段22に記憶された受信プロファイ
ルIDデータを変更可能な受信プロファイルIDデータ
処理手段36、プロファイルID判別手段30によっ
て、確定的に受信すべきものと判別されたプロファイル
IDに応じて、所定の処理をすべき旨のイベント信号を
生成して、出力するイベント信号生成手段37、イベン
ト処理データを生成可能で、メモリ11のイベント処理
データ記憶手段34に記憶されたイベント処理データを
書き換え可能なイベント処理データ書換え手段38、お
よび、データ受信手段21によって受信されたコンテン
ツデータを処理するコンテンツデータ処理手段39が、
携帯端末4を構成するパーソナルコンピュータ28のC
PU25に設けられ、CPU25の動作プログラムを格
納するプログラム格納手段32、受信すべきプロファイ
ルIDからなる受信プロファイルIDデータを記憶する
受信プロファイルIDデータ記憶手段33、受信プロフ
ァイルIDデータ記憶手段33に記憶されたプロファイ
ルIDと処理内容とを対応させたイベント処理データを
記憶するイベント処理データ記憶手段34、および、C
PU25のデータ受信手段31が受信したコンテンツデ
ータを保存するデータ保存手段35が、携帯端末4を構
成するパーソナルコンピュータ28のメモリ26内に設
けられているから、受信装置である携帯端末4に、市販
のパーソナルコンピュータをそのまま利用することがで
き、放送されるデータ量がきわめて過多になっても、ソ
フトウエアに修正を加えるだけで、ユーザーが必要とす
るコンテンツデータのみを、効率よく、選択的に受信す
ることが可能になる。
【0218】図7は、本発明の別の実施態様にかかる送
信装置5のブロックダイアグラムである。
【0219】図7に示されるように、本実施態様にかか
る送信装置5は、CPU10と、サブCPU40と、メ
モリ11と、キーボード12とを備えたパーソナルコン
ピュータ14と、データ発信装置15を備えている。
【0220】図8は、パーソナルコンピュータ14のブ
ロックダイアグラムである。
【0221】図8に示されるように、パーソナルコンピ
ュータ14のCPU10は、コンテンツデータを生成す
るコンテンツデータ生成手段16と、プロファイルを生
成するプロファイル生成手段17と、プロファイル生成
手段17によって生成されたプロファイルに対応する識
別子であるプロファイルIDを生成するプロファイルI
D生成手段18とを備えている。
【0222】図8に示されるように、パーソナルコンピ
ュータ14のメモリ11は、CPU10およびサブCP
U40を動作させるプログラムを格納するプログラム格
納手段19と、CPU10のプロファイル生成手段17
によって生成されたプロファイルと、プロファイルID
生成手段18により生成され、対応するプロファイルの
各々に関連付けられたプロファイルIDとを含むプロフ
ァイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手段2
0と、CPU10のコンテンツデータ生成手段16によ
って生成されたコンテンツデータを保存するデータ保存
手段21と、サブCPU40のプロファイルID書き込
み手段24によって、プロファイルIDが書き込まれた
コンテンツデータを記憶する放送データ記憶手段41を
備えている。
【0223】図8に示されるように、パーソナルコンピ
ュータ14のサブCPU40は、CPU10のコンテン
ツデータ生成手段16によって生成されたコンテンツデ
ータあるいはコンテンツデータ生成手段16によって生
成され、メモリ11のデータ保存手段21に保存された
コンテンツデータに基づき、メモリ11のプロファイル
データ記憶手段20に記憶されたプロファイルデータか
ら、少なくとも1つのプロファイルおよびこれに対応す
るプロファイルIDを選択するプロファイル選択手段2
2と、プロファイルID生成手段18によって生成され
たプロファイルIDおよび/またはプロファイル選択手
段22によって選択されたプロファイルに対応するプロ
ファイルIDに基づき、コンテンツデータ生成手段16
によって生成されたコンテンツデータに付与されるべき
プロファイルIDを決定するプロファイルID決定手段
23と、プロファイルID決定手段23によって決定さ
れたプロファイルIDを対応するコンテンツデータに書
き込むプロファイルID書き込み手段24と、プロファ
イルID書き込み手段24によって、プロファイルID
が書き込まれたコンテンツデータあるいはプロファイル
IDが書き込まれ、放送データ記憶手段41に記憶され
ているコンテンツデータを、データ発信装置15に出力
するデータ出力手段42とを備えている。
【0224】図8においては、図示されていないが、C
PU10のコンテンツデータ生成手段16、プロファイ
ル生成手段17およびプロファイルID生成手段18な
らびにサブCPU40のプロファイル選択手段22、プ
ロファイルID決定手段23、プロファイルID書き込
み手段24およびデータ出力手段42は、キーボード1
2によって、操作可能に構成されている。
【0225】以上のように構成された本実施態様にかか
る送信装置5においては、パーソナルコンピュータ14
が起動されて、図3に示された実施態様と全く同様にし
て、プロファイルID書き込み手段24により、コンテ
ンツデータ生成手段16によって生成されたコンテンツ
データに、プロファイル選択手段22によって選択され
たプロファイルIDを書き込まれて、放送すべきコンテ
ンツデータが生成され、データ出力手段42によって、
データ発信装置15に出力されて、コンテンツデータが
放送される。
【0226】本実施態様にかかる送信装置5において
は、また、プロファイルID書き込み手段24によっ
て、プロファイルIDを書き込まれたコンテンツデータ
をメモリ11の放送データ記憶手段41に記憶させ、放
送に際し、パーソナルコンピュータ14のサブCPU4
0のみを起動させて、データ出力手段42により、プロ
ファイルIDが書き込まれ、メモリ11の放送データ記
憶手段41に記憶されているコンテンツデータを読み出
させ、データ発信装置15に出力させて、放送すること
ができる。
【0227】さらに、本実施態様にかかる送信装置5に
おいては、パーソナルコンピュータ14のCPU10の
みを起動させて、コンテンツデータを生成して、メモリ
11のデータ保存手段21に保存し、プロファイル生成
手段17によって生成されたコンテンツデータに対応す
るプロファイルおよびプロファイルID生成手段18に
よって生成されたプロファイルに対応するプロファイル
IDをプロファイルデータ記憶手段20に記憶してお
き、コンテンツデータの放送にあたっては、パーソナル
コンピュータ14のサブCPU40のみを起動させて、
コンテンツデータに所望のプロファイルIDを付与し
て、放送することができる。
【0228】すなわち、コンテンツデータの放送にあた
り、パーソナルコンピュータ14のサブCPU40のみ
が起動されるとプロファイル選択手段22は、メモリ1
1のデータ保存手段21に記憶されているコンテンツデ
ータを読み出し、コンテンツデータの内容を検索する。
プロファイル選択手段22は、検索結果に基づき、プロ
ファイルデータ記憶手段20に記憶されたプロファイル
データを検索し、選択すべきプロファイルに対応するプ
ロファイルIDを選択して、プロファイルID決定手段
23に出力する。
【0229】プロファイルID決定手段23は、プロフ
ァイル選択手段22および/またはプロファイルID生
成手段18から入力されたプロファイルIDに基づき、
放送すべきコンテンツデータにリンクさせるプロファイ
ルIDを決定し、プロファイルID書き込み手段24に
出力する。
【0230】プロファイルID書き込み手段24は、デ
ータ保存手段21から読み出したコンテンツデータ中の
所定のデータ領域に、プロファイルID決定手段23か
ら入力されたプロファイルIDを書き込んで、放送すべ
きコンテンツデータとプロファイルIDとをリンクさせ
る。
【0231】データ出力手段42は、プロファイルID
書き込み手段24によって、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータをデータ発信装置15に出力
し、データ発信装置15によって、プロファイルIDが
書き込まれたコンテンツデータが、放送の形で、発信さ
れる。
【0232】本実施態様によれば、コンテンツデータ
は、CPU10によって生成され、コンテンツデータへ
のプロファイルIDの付与およびプロファイルIDが付
与されたコンテンツデータの放送は、もっぱら、サブC
PU40によって実行されるように構成されているか
ら、コンテンツデータを生成する際には、CPU10の
みを起動させ、また、コンテンツデータにプロファイル
IDを付与し、プロファイルIDが付与されたコンテン
ツデータを放送する際には、サブCPU40のみを起動
させればよく、電力消費量を低減させることが可能にな
る。
【0233】また、本実施態様においては、パーソナル
コンピュータ14のメモリ11が、プロファイルIDを
書き込まれたコンテンツデータをメモリ11の放送デー
タ記憶手段41を備えているから、プロファイルIDを
書き込まれたコンテンツデータの放送に際しては、サブ
CPU40のみを起動させればよく、電力消費量を低減
させることが可能になる。
【0234】図9は、本発明の別の実施態様にかかる携
帯端末4のブロックダイアグラムである。
【0235】図9に示されるように、携帯端末4は、C
PU25、サブCPU45、メモリ26およびボタン群
27を備えたパーソナルコンピュータ28と、放送受信
手段29とを備えている。
【0236】図10は、パーソナルコンピュータ28の
ブロックダイアグラムである。
【0237】図10に示されるように、パーソナルコン
ピュータ28のサブCPU45は、放送受信手段29が
受信したコンテンツデータに付与されているプロファイ
ルIDに基づいて、コンテンツデータを確定的に受信す
るか否かを判別するプロファイルID判別手段30と、
プロファイルID判別手段30が確定的に受信すべきと
判別したコンテンツデータのみを受信するデータ受信手
段31を備えている。
【0238】図10に示されるように、パーソナルコン
ピュータ28のメモリ26は、図6に示された実施態様
におけるメモリ26と同様に、CPU25およびサブC
PU45の動作プログラムを格納するプログラム格納手
段32と、受信すべきプロファイルIDからなる受信プ
ロファイルIDデータを記憶する受信プロファイルID
データ記憶手段33と、受信プロファイルIDデータ記
憶手段33に記憶されたプロファイルIDと処理内容と
を対応させたイベント処理データを記憶するイベント処
理データ記憶手段34と、サブCPU45のデータ受信
手段31が受信したコンテンツデータを保存するデータ
保存手段35を備えている。
【0239】図10に示されるように、パーソナルコン
ピュータ28のサブCPU45は、さらに、プロファイ
ルID判別手段30によって、確定的に受信すべきもの
と判別されたプロファイルIDに応じて、所定の処理を
すべき旨のイベント信号を生成して、出力するイベント
信号生成手段37と、データ受信手段31によって受信
されたコンテンツデータを処理するコンテンツデータ処
理手段39を備えている。
【0240】図10に示されるように、パーソナルコン
ピュータ28のCPU25は、メモリ26の受信プロフ
ァイルIDデータ記憶手段22に記憶されるべき受信プ
ロファイルIDデータを生成し、受信プロファイルID
データ記憶手段22に記憶された受信プロファイルID
データを変更可能な受信プロファイルIDデータ処理手
段36と、イベント処理データを生成可能で、メモリ2
6のイベント処理データ記憶手段34に記憶されたイベ
ント処理データを書き換え可能なイベント処理データ書
換え手段38を備えている。
【0241】本実施態様においては、送信装置5から、
放送の形で、送信されたコンテンツデータは、放送受信
手段29によって受信され、サブCPU45のプロファ
イルID判別手段30により、パーソナルコンピュータ
28のメモリ26の受信プロファイルIDデータ記憶手
段22に記憶されている受信プロファイルIDデータに
したがい、放送受信手段29が受信したコンテンツデー
タに付与されているプロファイルIDに基づいて、コン
テンツデータを確定的に受信するか否かが判別され、確
定的に受信すべきと判別されると、データ受信手段31
によって、放送受信手段29によって受信されたコンテ
ンツデータが確定的に受信されて、メモリ26のデータ
保存手段35に保存される。
【0242】また、コンテンツデータに付与され、プロ
ファイルID判別手段30が受信したプロファイルID
は、受信プロファイルIDデータ処理手段36に出力さ
れ、受信プロファイルIDデータ処理手段36は、CP
U30が起動されているときは、メモリ26のプログラ
ム格納手段32に格納されたプログラムにしたがって、
プロファイルID判別手段30から入力されたプロファ
イルIDを、受信した履歴データとして、解析して、必
要に応じて、受信プロファイルIDデータ記憶手段33
に記憶されている受信プロファイルIDデータを書き換
えることができるように構成されている。
【0243】本実施態様によれば、サブCPU45が、
もっぱら、プロファイルIDに基づいて、放送受信手段
29によって、受信されたコンテンツデータを受信する
か否かを判定し、受信すべきコンテンツデータをメモリ
26のデータ保存手段35に保存するように構成されて
いるから、サブCPU45のみを起動させることによっ
て、ユーザーは、放送されたコンテンツデータの中か
ら、必要とするコンテンツデータのみを選択的に受信す
ることができ、電力消費量を低減させることが可能にな
る。
【0244】図11は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置5およびプロバ
イダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダイ
アグラムである。
【0245】図11に示されるように、本実施態様にか
かる送信装置5は、映像、音声などのコンテンツデータ
を生成するコンテンツデータ生成手段16と、キーボー
ド12を有するパーソナルコンピュータ14と、コンテ
ンツデータ生成手段16によって生成されたコンテンツ
データを、放送の形で、発信するデータ発信装置15を
備えているのみで、プロファイルやプロファイルIDを
生成する機能も、プロファイルを選択して、対応するプ
ロファイルIDをコンテンツデータに付与する機能も有
してはいない。
【0246】他方、図11に示されるように、プロバイ
ダ2に設けられた通信データ処理装置50は、CPU5
5、メモリ56およびキーボード57を備えたパーソナ
ルコンピュータ58と、データ送信装置59を備えてい
る。
【0247】図12は、通信データ処理装置50のパー
ソナルコンピュータ58のブロックダイアグラムであ
る。
【0248】図12に示されるように、通信データ処理
装置50を構成するパーソナルコンピュータ58のCP
U55は、送信装置5から受信した放送すべきコンテン
ツデータの内容に関連するデータ、送信側に関連するデ
ータおよび受信側に関連するデータを含むプロファイル
を生成するプロファイル生成手段60と、プロファイル
生成手段60によって生成されたプロファイルに対応す
る識別子であるプロファイルIDを生成するプロファイ
ルID生成手段61とを備えている。
【0249】図12に示されるように、通信データ処理
装置50を構成するパーソナルコンピュータ58のメモ
リ56は、CPU55を動作させるプログラムを格納す
るプログラム格納手段62と、CPU55のプロファイ
ル生成手段60によって生成されたプロファイルと、プ
ロファイルID生成手段61により生成され、対応する
プロファイルの各々に関連付けられたプロファイルID
とを含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデ
ータ記憶手段63と、送信装置5から受信したコンテン
ツデータを保存するデータ保存手段64を備えている。
【0250】図12に示されるように、通信データ処理
装置50を構成するを構成するパーソナルコンピュータ
58のCPU55は、さらに、メモリ56のプロファイ
ルデータ記憶手段63に記憶されたプロファイルデータ
から、少なくとも1つのプロファイルおよびこれに対応
するプロファイルIDを選択するプロファイル選択手段
65と、プロファイルID生成手段61によって生成さ
れたプロファイルIDおよび/またはプロファイル選択
手段65によって選択されたプロファイルに対応するプ
ロファイルIDに基づき、送信装置5から受信したコン
テンツデータに付与されるべきプロファイルIDを決定
するプロファイルID決定手段66と、プロファイルI
D決定手段66によって決定されたプロファイルIDを
対応するコンテンツデータに書き込むプロファイルID
書き込み手段67を備えている。
【0251】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、次のようにして、コンテンツ
データを、放送の形で、携帯端末4に送信する。
【0252】ビーコン1の送信装置5のコンテンツデー
タ生成手段16によって、放送すべきコンテンツデータ
が生成され、データ発信装置15によって、プロバイダ
2に向けて、放送の形で、送信され、プロバイダ2の通
信データ処理装置50によって受信される。
【0253】送信装置5からコンテンツデータを受信す
ると、通信データ処理装置50は、受信したコンテンツ
データをデータ保存手段64に保存する。通信データ処
理装置50のプロファイル選択手段65は、ビーコン1
の送信装置5から受信し、データ保存手段64に保存さ
れたコンテンツデータを、検索し、検索結果に基づい
て、プロファイルデータ記憶手段63に記憶されている
プロファイルデータから、コンテンツデータの内容に関
連するプロファイルとコンテンツデータの送受信に関連
するプロファイルおよび対応するプロファイルIDを抽
出し、プロファイルデータから抽出したプロファイルに
対応するプロファイルIDを、プロファイルID決定手
段66に出力する。一方、オペレータによって、必要に
応じて、キーボード57を通じて、プロファイル生成手
段60が操作され、プロファイル生成手段60によっ
て、新たにプロファイルが生成されたときは、プロファ
イルID生成手段61によって、同時に生成された新た
なプロファイルに対応するプロファイルIDが、プロフ
ァイルID決定手段66に出力される。
【0254】プロファイルID決定手段66は、プロフ
ァイル選択手段65および/またはプロファイルID生
成手段61から入力されたプロファイルIDに基づき、
受信したコンテンツデータにリンクさせるプロファイル
IDを決定し、プロファイルID書き込み手段67に出
力する。
【0255】プロファイルID書き込み手段67は、プ
ロファイルID決定手段66から、プロファイルIDを
受けると、ビーコン1の送信装置5から受信したコンテ
ンツデータの所定のデータ領域に、プロファイルIDを
書き込む。プロファイルIDが書き込まれたコンテンツ
データは、プロファイルID書き込み手段67からデー
タ発信手段59に出力され、データ発信手段59によ
り、放送の形で、携帯端末4および通信衛星3に向け
て、発信される。
【0256】本実施態様によれば、プロバイダ2の通信
データ処理装置50によって、ビーコン1の送信装置5
から放送されたコンテンツデータに、所望のプロファイ
ルIDが付与されて、携帯端末4に向けて、送信され、
携帯端末4は、ユーザーが、送信元によって公開されて
いるプロファイルデータを利用して生成した受信すべき
プロファイルIDからなる受信プロファイルIDデータ
を記憶している受信プロファイルIDデータ記憶手段6
3を備え、コンテンツデータに付与されて放送されるプ
ロファイルIDの組み合わせ、すなわち、プロファイル
IDをandで結合させたプロファイルIDを、受信プ
ロファイルIDデータに、1つの受信すべきプロファイ
ルIDとして、登録することができるように構成されて
いるから、放送されるデータ量がきわめて過多になって
も、プロバイダ2の通信データ処理装置50によって、
放送されるコンテンツデータに複数のプロファイルID
を付与し、受信プロファイルIDデータに、プロファイ
ルIDをandで結合させたプロファイルIDを1つの
受信すべきプロファイルIDとして、登録することによ
って、ユーザーが必要とするコンテンツデータのみを、
効率よく、選択的に受信することが可能になる。
【0257】さらに、本実施態様によれば、通信データ
処理装置50においては、プロファイルを生成するプロ
ファイル生成手段60、プロファイルIDを生成するプ
ロファイルID生成手段61、プロファイルデータ記憶
手段63に記憶されたプロファイルデータから、少なく
とも1つのプロファイルおよびこれに対応するプロファ
イルIDを選択するプロファイル選択手段65、送信装
置5から受信したコンテンツデータに付与されるべきプ
ロファイルIDを決定するプロファイルID決定手段6
6、および、プロファイルIDを対応するコンテンツデ
ータに書き込むプロファイルID書き込み手段67が、
通信データ処理装置50を構成するパーソナルコンピュ
ータ58のCPU55に設けられ、CPU55を動作さ
せるプログラムを格納するプログラム格納手段62、C
PU55のプロファイル生成手段60によって生成され
たプロファイルと、プロファイルID生成手段61によ
り生成され、対応するプロファイルの各々に関連付けら
れたプロファイルIDとを含むプロファイルデータを記
憶するプロファイルデータ記憶手段63、および、送信
装置5から受信したコンテンツデータを保存するデータ
保存手段64が、パーソナルコンピュータ58のメモリ
56に設けられているから、通信データ処理装置50と
して、市販のパーソナルコンピュータをそのまま利用す
ることが可能になる。
【0258】図13は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムのの送信装置5およびプロ
バイダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダ
イアグラムである。
【0259】図13に示されるように、本実施態様にか
かる送信装置5は、図11に示された送信装置5と全く
同様に、映像、音声などのコンテンツデータを生成する
コンテンツデータ生成手段16と、キーボード12を有
するパーソナルコンピュータ14と、コンテンツデータ
生成手段16によって生成されたコンテンツデータを、
放送の形で、発信するデータ発信装置15を備えている
のみで、プロファイルやプロファイルIDを生成する機
能も、プロファイルを選択して、対応するプロファイル
IDをコンテンツデータに付与する機能も有してはいな
い。
【0260】他方、図13に示されるように、プロバイ
ダ2に設けられた通信データ処理装置50は、CPU5
5と、サブCPU70と、メモリ56と、キーボード5
7を備えたパーソナルコンピュータ58と、データ発信
装置59を備えている。
【0261】図14は、通信データ処理装置50を構成
するパーソナルコンピュータ58のブロックダイアグラ
ムである。
【0262】図14に示されるように、パーソナルコン
ピュータ58のCPU55は、送信装置5から受信した
放送すべきコンテンツデータの内容に関連するデータ、
送信側に関連するデータおよび受信側に関連するデータ
を含むプロファイルを生成するプロファイル生成手段6
0と、プロファイル生成手段60によって生成されたプ
ロファイルに対応する識別子であるプロファイルIDを
生成するプロファイルID生成手段61とを備えてい
る。
【0263】図14に示されるように、通信データ処理
装置50を構成するパーソナルコンピュータ58のメモ
リ56は、CPU55を動作させるプログラムを格納す
るプログラム格納手段62と、CPU55のプロファイ
ル生成手段60によって生成されたプロファイルと、プ
ロファイルID生成手段61により生成され、対応する
プロファイルの各々に関連付けられたプロファイルID
とを含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデ
ータ記憶手段63と、送信装置5から受信したコンテン
ツデータを保存するデータ保存手段64と、サブCPU
70のプロファイルID書き込み手段67によって、プ
ロファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを記憶
する放送データ記憶手段68を備えている。
【0264】図14に示されるように、通信データ処理
装置50を構成するを構成するパーソナルコンピュータ
58のサブCPU70は、メモリ56のプロファイルデ
ータ記憶手段63に記憶されたプロファイルデータか
ら、少なくとも1つのプロファイルおよびこれに対応す
るプロファイルIDを選択するプロファイル選択手段6
5と、プロファイルID生成手段61によって生成され
たプロファイルIDおよび/またはプロファイル選択手
段65によって選択されたプロファイルに対応するプロ
ファイルIDに基づき、送信装置5から受信したコンテ
ンツデータに付与されるべきプロファイルIDを決定す
るプロファイルID決定手段66と、プロファイルID
決定手段66によって決定されたプロファイルIDを対
応するコンテンツデータに書き込むプロファイルID書
き込み手段67と、プロファイルID書き込み手段67
によって、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツ
データあるいはプロファイルIDが書き込まれ、放送デ
ータ記憶手段68に記憶されているコンテンツデータ
を、データ発信装置59に出力するデータ出力手段69
とを備えている。
【0265】以上のように構成された本実施態様にかか
る通信データ処理装置50においては、図11および図
12に示された実施態様と同様にして、送信装置5から
受信したコンテンツデータは、パーソナルコンピュータ
58のメモリ56内のデータ保存手段64に保存され
る。
【0266】図11および図12に示された実施態様と
同様にして、プロファイルID書き込み手段67によっ
て、データ保存手段64に保存されたコンテンツデータ
に、プロファイル選択手段65によって選択されたプロ
ファイルIDを書き込まれて、放送すべきコンテンツデ
ータが生成され、データ出力手段69によって、データ
発信装置59に出力されて、コンテンツデータが放送さ
れる。
【0267】本実施態様にかかる通信データ処理装置5
0においては、また、プロファイルID書き込み手段6
7によって、プロファイルIDを書き込まれたコンテン
ツデータをメモリ56の放送データ記憶手段68に記憶
させ、放送に際し、パーソナルコンピュータ58のサブ
CPU70のみを起動させて、データ出力手段69によ
り、プロファイルIDを書き込まれ、メモリ56の放送
データ記憶手段68に記憶されているコンテンツデータ
を読み出させ、データ発信装置59に出力させて、放送
することができる。
【0268】さらに、本実施態様にかかる送信装置5に
おいては、パーソナルコンピュータ58のCPU55の
みを起動させて、コンテンツデータを生成して、メモリ
56のデータ保存手段64に保存し、プロファイル生成
手段60によって生成されたコンテンツデータに対応す
るプロファイルおよびプロファイルID生成手段61に
よって生成されたプロファイルに対応するプロファイル
IDをプロファイルデータ記憶手段63に記憶してお
き、コンテンツデータの放送にあたっては、パーソナル
コンピュータ58のサブCPU70のみを起動させて、
コンテンツデータに所望のプロファイルIDを付与し
て、放送することができる。
【0269】すなわち、コンテンツデータの放送にあた
り、パーソナルコンピュータ58のサブCPU70のみ
が起動されるとプロファイル選択手段65は、メモリ5
6のデータ保存手段64に記憶されているコンテンツデ
ータを読み出し、コンテンツデータの内容を検索する。
プロファイル選択手段65は、検索結果に基づき、プロ
ファイルデータ記憶手段63に記憶されたプロファイル
データを検索し、選択すべきプロファイルに対応するプ
ロファイルIDを選択して、プロファイルID決定手段
66に出力する。
【0270】プロファイルID決定手段66は、プロフ
ァイル選択手段65から入力されたプロファイルIDに
基づき、放送すべきコンテンツデータにリンクさせるプ
ロファイルIDを決定し、プロファイルID書き込み手
段67に出力する。
【0271】プロファイルID書き込み手段67は、デ
ータ保存手段64から読み出したコンテンツデータ中の
所定のデータ領域に、プロファイルID決定手段66か
ら入力されたプロファイルIDを書き込んで、放送すべ
きコンテンツデータとプロファイルIDとをリンクさせ
る。
【0272】データ出力手段69は、プロファイルID
書き込み手段67によって、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータをデータ発信装置59に出力
し、データ発信装置59によって、プロファイルIDが
書き込まれたコンテンツデータが、放送の形で、発信さ
れる。
【0273】本実施態様によれば、コンテンツデータへ
のプロファイルIDの付与およびプロファイルIDが付
与されたコンテンツデータの放送は、もっぱら、サブC
PU70によって実行されるように構成されているか
ら、コンテンツデータにプロファイルIDを付与し、プ
ロファイルIDが付与されたコンテンツデータを放送す
る際には、サブCPU70のみを起動させればよく、電
力消費量を低減させることが可能になる。
【0274】また、本実施態様においては、パーソナル
コンピュータ58のメモリ56が、プロファイルIDを
書き込まれたコンテンツデータをメモリ11の放送デー
タ記憶手段68を備えているから、プロファイルIDを
書き込まれたコンテンツデータの放送に際しては、サブ
CPU70のみを起動させればよく、電力消費量を低減
させることが可能になる。
【0275】図15は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかる携帯端末4のパーソナルコンピュータのブロッ
クダイアグラムである。
【0276】本実施態様にかかる携帯端末4は、図5に
示された実施態様にかかる携帯端末4と同様に、CPU
25、メモリ26およびキーボード27を備えたパーソ
ナルコンピュータ28と、放送受信手段29とを備えて
いる。
【0277】図15に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ28のCPU25は、図6
に示された実施態様にかかるパーソナルコンピュータ2
8のCPU25に加えて、さらに、イベント信号生成手
段37によって生成されたイベント信号に基づき、携帯
端末4に対して、所定の処理を実行するイベント信号処
理手段75と、プロファイルID判別手段30が受信す
べきプロファイルIDを判別し、データ受信手段31が
コンテンツデータを受信した回数をカウントし、直前の
所定時間T内に受信したコンテンツデータの受信回数が
所定回数N未満のときは、プロファイルID判別手段3
0が受信すべきツリー構造を有する単位プロファイルデ
ータのある階層のプロファイルに対応するプロファイル
IDを、ユーザーが設定したプロファイルIDに対応す
るプロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイルに
対応するプロファイルIDに設定するリセット手段76
と、携帯端末4を振動させる振動発生手段77と、音声
を発生させる音声発生手段78を備えている。
【0278】本実施態様においては、イベント処理デー
タ記憶手段25に記憶されたイベント処理データは、特
定のプロファイルIDが付与されたコンテンツデータが
受信されたときに、振動発生手段77によって、携帯端
末4を振動させ、あるいは、音声発生手段78に音声を
発生させるように処理するイベント処理データを含んで
いる。
【0279】プロファイルID判別手段30が、入力さ
れたコンテンツデータに付与されたプロファイルIDを
読み取り、受信プロファイルID記憶手段33に記憶さ
れた受信プロファイルIDを検索して、読み取ったプロ
ファイルIDが、受信プロファイルID記憶手段33に
記憶された受信プロファイルID中に含まれていると判
別したときは、プロファイルID判別手段30は、入力
されたコンテンツデータを、データ受信手段31に出力
して、確定的に受信させるとともに、コンテンツデータ
に付与されたプロファイルIDを、イベント信号生成手
段37に出力する。
【0280】図15には図示されていないが、プロファ
イルID判別手段30は、同時に、コンテンツデータに
付与されたプロファイルIDを、受信プロファイルID
データ処理手段36に出力し、受信プロファイルIDデ
ータ処理手段36は、メモリ26のプログラム格納手段
32に格納されたプログラムにしたがって、プロファイ
ルID判別手段30から入力されたプロファイルID
を、受信した履歴データとして、解析して、必要に応じ
て、受信プロファイルIDデータ記憶手段33に記憶さ
れている受信プロファイルIDデータを書き換える。
【0281】イベント信号生成手段37は、プロファイ
ルID判別手段30から、プロファイルIDが入力され
ると、イベント処理データ記憶手段34にアクセスし
て、記憶されているイベント処理データから、入力され
たプロファイルIDに対応するイベント処理を読み出
す。
【0282】その結果、プロファイルID判別手段30
から入力されたプロファイルIDに対して、携帯端末4
を振動させるように処理すべき旨のイベント処理データ
が、イベント処理データ記憶手段34に記憶されている
ときは、イベント信号生成手段37は、携帯端末4を振
動させるべき旨を指示するイベント信号を生成して、イ
ベント信号処理手段75に出力する。
【0283】他方、プロファイルID判別手段30から
入力されたプロファイルIDに対して、音声を発生させ
るように処理すべき旨のイベント処理データが、イベン
ト処理データ記憶手段34に記憶されているときは、イ
ベント信号生成手段37は、音声を発生させるべき旨を
指示するイベント信号を生成して、イベント信号処理手
段75に出力する。
【0284】これに対して、プロファイルID判別手段
30から入力されたプロファイルIDに対して、受信し
たコンテンツデータに処理を施すべき旨のイベント処理
データが記憶されているときは、イベント信号生成手段
37は、対応する処理の指示を含むイベント信号を生成
して、コンテンツデータ処理手段39に出力する。
【0285】イベント信号処理手段75は、携帯端末4
を振動させるべき旨を指示するイベント信号を受けたと
きは、振動発生手段77に駆動信号を出力して、振動を
発生させ、携帯端末4を振動させ、音声を発生すべき旨
を指示するイベント信号を受けたときは、音声発生手段
78に駆動信号を出力して、音楽などの音声を発生させ
る。
【0286】また、本実施態様においては、直前の所定
時間T内におけるコンテンツデータの受信回数が所定回
数N未満のときは、ユーザーが、受信プロファイルID
処理手段36を操作して、設定したプロファイルIDの
中に、ツリー構造を有する単位プロファイルデータのあ
る階層のプロファイルに対応するプロファイルIDが含
まれている場合には、リセット手段76によって、所定
時間T内に限り、受信すべきプロファイルIDが、ユー
ザーによって設定されたプロファイルIDに対応するプ
ロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイルに対応
するプロファイルIDにリセットされ、よりゆるやかな
基準で、コンテンツデータが受信されるように、構成さ
れている。
【0287】すなわち、リセット手段76は、プロファ
イルID判別手段30が、受信すべきプロファイルID
を判別し、データ受信手段31が、コンテンツデータを
受信した回数をカウントしており、所定時間T内におけ
る携帯端末4の受信回数が所定回数N未満であると判別
したときに、ユーザーが、たとえば、スポーツという単
位プロファイルデータ中のメジャーリーグというプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを、受信すべきプロ
ファイルIDとして設定していた場合は、受信回数を増
加させるため、リセット手段76は、受信プロファイル
ID記憶手段33に記憶されている受信プロファイルI
Dデータに基づいて、プロファイルID判別手段30が
受信すべきプロファイルIDを、ユーザーが設定したプ
ロファイルIDに対応するプロファイルよりも階層が1
つ上位のプロファイル、たとえば、図4に示されるよう
に、メジャーリーグというプロファイルよりも階層が1
つ上位のプロ野球というプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDにリセットする。
【0288】その結果、日本プロ野球というプロファイ
ルに対応するプロファイルIDが付与されたコンテンツ
データも、データ受信手段31によって受信されること
になり、コンテンツデータの受信回数が少なすぎる場合
に、コンテンツデータの受信回数を増大させることがで
きる。
【0289】プロファイルIDのリセット後も、リセッ
ト手段76は、プロファイルID判別手段30が、受信
すべきプロファイルIDを判別し、データ受信手段31
が、コンテンツデータを受信した回数をカウントし、そ
の後の所定時間T内に、受信したコンテンツデータの受
信回数が所定回数N以上となったときは、プロファイル
ID判別手段30が受信すべきプロファイルIDを、ユ
ーザーが設定したプロファイルID、たとえば、メジャ
ーリーグに対応するプロファイルIDに復帰させ、他
方、その後の所定時間T内においても、受信したコンテ
ンツデータの受信回数が所定回数N未満のときは、所定
時間T内に、データ受信手段31が受信したコンテンツ
データの受信回数が所定回数N以上となるまで、リセッ
トしたプロファイルIDにしたがって、プロファイルI
D判別手段30に、プロファイルIDの判別を実行させ
る。
【0290】本実施態様によれば、ユーザーがただちに
受信を希望しているコンテンツデータに付与されるプロ
ファイルIDに対し、携帯端末4を振動させる旨のイベ
ント処理データと音声を発生させる旨のイベント処理デ
ータを、あらかじめ、生成して、イベント処理データ記
憶手段34に記憶させておくことにより、そのコンテン
ツデータを受信したときに、携帯端末4を振動させ、あ
るいは、音楽などの音声を発生させて、ユーザーに、そ
のコンテンツデータが受信されたことを知らせることが
できるから、ユーザーは、ただちに受信を希望している
コンテンツデータを速やかにかつ選択的に受信し、利用
することが可能となる。
【0291】また、本実施態様によれば、リセット手段
76によって、データ受信手段31が受信したコンテン
ツデータの受信回数がカウントされ、所定時間T内に、
データ受信手段31が受信したコンテンツデータの受信
回数が所定回数N未満で、受信回数が少なすぎるとき
は、リセット手段76によって、受信すべきプロファイ
ルIDが、ユーザーが設定したプロファイルIDに対応
するプロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットされ、所定時間
T内に、データ受信手段31が受信したコンテンツデー
タの受信回数が所定回数N以上になるまでは、階層が上
位のプロファイルに対応するプロファイルIDにしたが
って、プロファイルID判別手段30が、コンテンツデ
ータを受信すべきか否かを判別しているので、コンテン
ツデータの受信回数を適正な回数に保持することが可能
になる。
【0292】図16は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかる携帯端末4のパーソナルコンピュータ28のブ
ロックダイアグラムである。
【0293】本実施態様にかかる携帯端末4は、図9に
示された実施態様にかかる携帯端末4と同様に、CPU
25と、サブCPU45と、メモリ26と、ボタン群2
7を備えたパーソナルコンピュータ28を備えている。
【0294】図16に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ28のサブCPU45は、
図10に示された実施態様にかかるパーソナルコンピュ
ータ28に加えて、さらに、イベント信号生成手段37
によって生成されたイベント信号に基づき、携帯端末4
に対して、所定の処理を実行するイベント信号処理手段
75と、プロファイルID判別手段30が受信すべきプ
ロファイルIDを判別し、データ受信手段31がコンテ
ンツデータを受信した回数をカウントし、直前の所定時
間T内に受信したコンテンツデータの受信回数が所定回
数N未満のときは、プロファイルID判別手段30が受
信すべきツリー構造を有する単位プロファイルデータの
ある階層のプロファイルに対応するプロファイルID
を、ユーザーが設定したプロファイルIDに対応するプ
ロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイルに対応
するプロファイルIDに設定するリセット手段76と、
携帯端末4を振動させる振動発生手段77と、音声を発
生させる音声発生手段78を備えている。
【0295】図16に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ28のメモリ26およびC
PU25は、図10に示されたパーソナルコンピュータ
28のメモリ26およびCPU25と全く同様の構成を
有している。
【0296】図15に示された実施態様と全く同様に、
本実施態様においても、イベント処理データ記憶手段2
5に記憶されたイベント処理データは、特定のプロファ
イルIDが付与されたコンテンツデータが受信されたと
きに、振動発生手段77によって、携帯端末4を振動さ
せ、あるいは、音声発生手段78に音声を発生させるよ
うに処理するイベント処理データを含んでいる。
【0297】イベント信号生成手段37は、プロファイ
ルID判別手段30から、プロファイルIDが入力され
ると、イベント処理データ記憶手段34にアクセスし
て、記憶されているイベント処理データから、入力され
たプロファイルIDに対応するイベント処理を読み出
す。
【0298】その結果、プロファイルID判別手段30
から入力されたプロファイルIDに対して、携帯端末4
を振動させるように処理すべき旨のイベント処理データ
が、イベント処理データ記憶手段34に記憶されている
ときは、イベント信号生成手段37は、携帯端末4を振
動させるべき旨を指示するイベント信号を生成して、イ
ベント信号処理手段75に出力する。
【0299】他方、プロファイルID判別手段30から
入力されたプロファイルIDに対して、音声を発生させ
るように処理すべき旨のイベント処理データが、イベン
ト処理データ記憶手段34に記憶されているときは、イ
ベント信号生成手段37は、音声を発生させるべき旨を
指示するイベント信号を生成して、イベント信号処理手
段75に出力する。
【0300】これに対して、プロファイルID判別手段
30から入力されたプロファイルIDに対して、受信し
たコンテンツデータに処理を施すべき旨のイベント処理
データが記憶されているときは、イベント信号生成手段
37は、対応する処理の指示を含むイベント信号を生成
して、コンテンツデータ処理手段39に出力する。
【0301】イベント信号処理手段75は、携帯端末4
を振動させるべき旨を指示するイベント信号を受けたと
きは、振動発生手段77に駆動信号を出力して、振動を
発生させ、携帯端末4を振動させ、音声を発生すべき旨
を指示するイベント信号を受けたときは、音声発生手段
78に駆動信号を出力して、音楽などの音声を発生させ
る。
【0302】また、本実施態様においても、図15に示
された実施態様と同様に、リセット手段76は、プロフ
ァイルID判別手段30が、受信すべきプロファイルI
Dを判別し、データ受信手段31が、コンテンツデータ
を受信した回数をカウントしており、所定時間T内にお
ける携帯端末4の受信回数が所定回数N未満であると判
別したときに、ユーザーが、たとえば、スポーツという
単位プロファイルデータ中のメジャーリーグというプロ
ファイルに対応するプロファイルIDを、受信すべきプ
ロファイルIDとして設定していた場合は、受信回数を
増加させるため、リセット手段76は、受信プロファイ
ルID記憶手段33に記憶されている受信プロファイル
IDデータに基づいて、プロファイルID判別手段30
が受信すべきプロファイルIDを、ユーザーが設定した
プロファイルIDに対応するプロファイルよりも階層が
1つ上位のプロファイル、たとえば、図4に示されるよ
うに、メジャーリーグというプロファイルよりも階層が
1つ上位のプロ野球というプロファイルに対応するプロ
ファイルIDにリセットする。
【0303】本実施態様によれば、さらに、放送受信手
段29が受信したコンテンツデータを、プロファイルI
Dに基づき、判別するプロファイルID判別手段30、
確定的にコンテンツデータを受信するデータ受信手段3
1、受信したコンテンツデータ、携帯端末4などに所定
の処理を施すためのイベント信号を生成するイベント信
号生成手段37、イベント信号に基づいて、コンテンツ
データに所定の処理を施すコンテンツデータ処理手段3
9、イベント信号に基づいて、あるいは、振動発生手段
77に駆動信号を出力し、振動を発生させて、携帯端末
4を振動させ、あるいは、音声発生手段78に駆動信号
を出力して、音声を発生させるなどのイベント処理を実
行するイベント信号処理手段75、振動発生手段77お
よび音声発生手段78が、サブCPU70に設けられて
いるので、サブCPU45を、常時、起動させておけ
ば、CPU25の電源をオフ状態に保持していても、放
送受信手段29が、ユーザーの希望するコンテンツデー
タを受信したときに、そのコンテンツデータが、データ
受信手段31によって、自動的に受信されて、メモリ2
6のデータ保存手段35に保存され、また、ユーザーが
そのコンテンツデータを受信したことをただちに知りた
いときは、あらかじめ、ユーザーがそのコンテンツデー
タにリンクされたプロファイルIDに対し、振動を発生
させ、あるいは、音声を発生させるべき旨のイベント処
理を、イベント処理データ記憶手段34に登録しておけ
ば、イベント信号処理手段75によって、振動発生手段
77あるいは音声発生手段78が駆動され、携帯端末4
が振動し、あるいは、音声が発せられ、ユーザーは希望
するコンテンツデータが受信されたことをただちに認識
することが可能になり、消費電力を低減させることが可
能になる。
【0304】また、本実施態様によれば、データ受信手
段31がコンテンツデータを受信した回数をカウント
し、直前の所定時間T内に受信したコンテンツデータの
受信回数が所定回数N未満のときは、プロファイルID
判別手段30が受信すべきツリー構造を有する単位プロ
ファイルデータのある階層のプロファイルに対応するプ
ロファイルIDを、ユーザーが設定したプロファイルI
Dに対応するプロファイルよりも階層が1つ上位のプロ
ファイルに対応するプロファイルIDに設定するリセッ
ト手段76が、サブCPU45に設けられているので、
CPU25を起動させることなく、サブCPU45を起
動させるだけで、コンテンツデータの受信回数を適正な
回数に保持しつつ、所望のコンテンツデータを受信する
ことが可能になる。
【0305】図17は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置5およびプロバ
イダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダイ
アグラムである。
【0306】図17に示されるように、本実施態様にか
かるデータ通信システムの送信装置5およびプロバイダ
2に設けられた通信データ処理装置50は、図11と全
く同じ構成を有している。
【0307】図18は、本発明の好ましい実施態様にか
かる通信データ処理装置50のパーソナルコンピュータ
58のブロックダイアグラムである。
【0308】図18に示されるように、本実施態様にか
かる通信データ処理装置50のパーソナルコンピュータ
58においては、CPU55に、プロファイルID書き
込み手段67によって、プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータを暗号化する暗号化手段80が設け
られ、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデー
タを暗号化して、放送可能に構成されている点を除き、
図12に示された通信データ処理装置50のパーソナル
コンピュータ58と同一の構成を有している。本実施態
様においては、特定のチャンネルを用いて、プロバイダ
2から放送されるコンテンツデータおよびそのコンテン
ツデータに付与されたプロファイルIDが、暗号化手段
80によって、プロバイダ2およびプロバイダ2と契約
をしている受信者が所有する受信機器以外には、公開さ
れない秘密鍵DESによって、暗号化され、データ発信
装置59によって、放送の形で、送信されるように構成
されている。
【0309】図19は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置5およびプロバ
イダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダイ
アグラムである。
【0310】図19に示されるように、本実施態様にか
かるデータ通信システムの送信装置5およびプロバイダ
2に設けられた通信データ処理装置50は、図13と全
く同じ構成を有している。
【0311】図20は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかる通信データ処理装置50のパーソナルコンピュ
ータ58のブロックダイアグラムである。
【0312】図20に示されるように、本実施態様にか
かる通信データ処理装置50のパーソナルコンピュータ
58においては、サブCPU70に、データ出力手段6
9によって、データ発信装置59に出力されるプロファ
イルIDが書き込まれたコンテンツデータを暗号化する
暗号化手段80が設けられ、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータを暗号化して、放送可能に構成
されている点を除き、図14に示された通信データ処理
装置50のパーソナルコンピュータ58と同一の構成を
有している。本実施態様においては、特定のチャンネル
を用いて、プロバイダ2から放送されるコンテンツデー
タおよびそのコンテンツデータに付与されたプロファイ
ルIDが、暗号化手段80によって、プロバイダ2およ
びプロバイダ2と契約をしている受信者が所有する受信
機器以外には、公開されない秘密鍵DESによって、暗
号化され、データ発信装置59によって、放送の形で、
送信されるように構成されている。
【0313】図21は、本発明のさらに他の好ましい実
施態様にかかる携帯端末4のブロックダイアグラムであ
り、携帯端末4は、図18および図20に示されたプロ
バイダ2の通信データ処理装置50に対応する構成を有
している。
【0314】図21に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4は、CPU25に、暗号化されて、入力
されたコンテンツデータおよびそのコンテンツデータに
付与されたプロファイルIDを、秘密鍵DESによっ
て、解読する暗号解読手段81が設けられている点を除
き、図6に示された携帯端末4と同一の構成を有してい
る。
【0315】図18に示されたプロバイダ2の通信デー
タ処理装置50においては、プロファイルID書き込み
手段67は、送信装置5のデータ発信手段15から受信
したコンテンツデータに、プロファイルID決定手段6
6によって決定されたプロファイルIDを書き込んで、
暗号化手段80に出力する。暗号化手段80は、入力さ
れたコンテンツデータおよびそのコンテンツデータに付
与されたプロファイルIDが、プロバイダ2と特別の契
約をしている受信者が所有する受信機器のみに受信を認
める特定のチャンネルを用いて、放送されるべきコンテ
ンツデータおよびそのコンテンツデータに付与されたプ
ロファイルIDであるときには、入力されたコンテンツ
データおよびそのコンテンツデータに付与されたプロフ
ァイルIDを、プロバイダ2およびプロバイダ2と契約
をしている受信者が所有する受信機器以外には、公開さ
れない秘密鍵DESを用いて、暗号化し、そうでない場
合には、入力されたコンテンツデータおよびそのコンテ
ンツデータに付与されたプロファイルIDに何の処理も
加えることなく、データ発信手段59に出力する。
【0316】他方、図20に示されたプロバイダ2の通
信データ処理装置50においては、データ出力手段69
は、送信装置5のデータ発信手段15から受信し、プロ
ファイルIDを書き込まれたコンテンツデータを、暗号
化手段80に出力し、暗号化手段80は、図18に示さ
れた実施態様と全く同様にして、入力されたコンテンツ
データおよびそのコンテンツデータに付与されたプロフ
ァイルIDが、プロバイダ2と特別の契約をしている受
信者が所有する受信機器のみに受信を認める特定のチャ
ンネルを用いて、放送されるべきコンテンツデータおよ
びそのコンテンツデータに付与されたプロファイルID
であるときには、入力されたコンテンツデータおよびそ
のコンテンツデータに付与されたプロファイルIDを、
プロバイダ2およびプロバイダ2と契約をしている受信
者が所有する受信機器以外には、公開されない秘密鍵D
ESを用いて、暗号化し、そうでない場合には、入力さ
れたコンテンツデータおよびそのコンテンツデータに付
与されたプロファイルIDに何の処理も加えることな
く、データ発信手段59に出力する。
【0317】データ発信手段59は、暗号化されたコン
テンツデータおよびそのコンテンツデータに付与された
プロファイルIDを、放送の形で、送信する。
【0318】図21に示された携帯端末4においては、
放送されたコンテンツデータおよびそのコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDは、まず、CPU25
の暗号解読手段81に入力される。
【0319】暗号解読手段81は、入力されたコンテン
ツデータおよびそのコンテンツデータに付与されたプロ
ファイルIDが暗号化されていないときは、何の処理も
施すことなく、プロファイルID判別手段30に出力す
る。他方、入力されたコンテンツデータおよびそのコン
テンツデータに付与されたプロファイルIDが、秘密鍵
DESを用いて、暗号化されているときは、プロバイダ
2から提供されている秘密鍵DESを用いて、解読した
後、解読されたコンテンツデータおよびそのコンテンツ
データに付与されたプロファイルIDをプロファイルI
D判別手段30に出力する。
【0320】本実施態様によれば、さらに、特定のコン
テンツデータを、特定の受信者のみに、選択的に受信さ
せることが可能になる。
【0321】図22は、本発明のさらに他の好ましい実
施態様にかかる携帯端末4のブロックダイアグラムであ
り、携帯端末4は、図18および図20に示されたプロ
バイダ2の通信データ処理装置50に対応する構成を有
している。
【0322】図22に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4は、サブCPU45に、暗号化されて、
入力されたコンテンツデータおよびそのコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDを、秘密鍵DESによ
って、解読する暗号解読手段81が設けられている点を
除き、図10に示された携帯端末4と同一の構成を有し
ている。
【0323】本実施態様にかかる携帯端末4において
は、図21に示された実施態様と同様にして、暗号解読
手段81によって、コンテンツデータおよびそのコンテ
ンツデータに付与されたプロファイルIDが解読された
後、プロファイルID判別手段30によって、プロファ
イルIDにしたがって、そのコンテンツデータを確定的
に受信するか否かが判定される。
【0324】本実施態様によれば、さらに、特定のコン
テンツデータを、特定の受信者のみに、選択的に受信さ
せることが可能になる。
【0325】図23は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダ
イアグラムである。
【0326】本実施態様にかかる携帯端末4は、コンテ
ンツデータの受信のみならず、放送も可能に構成されて
おり、図23に示されるように、CPU25、メモリ2
6およびボタン群27を備えたパーソナルコンピュータ
28と、放送受信手段29に加えて、データ発信手段8
5を備えている。
【0327】本実施態様にかかるパーソナルコンピュー
タ28のCPU25は、図6に示された実施態様にかか
るCPU25と同様に、プロファイルID判別手段3
0、データ受信手段31、イベント信号生成手段37お
よびコンテンツデータ処理手段39を備え、さらに、送
信装置5と同様に、さらに、コンテンツデータ生成手段
86と、プロファイル生成手段87と、プロファイルI
D生成手段88と、プロファイル選択手段92と、プロ
ファイルID決定手段93と、プロファイルID書き込
み手段94を備えている。
【0328】本実施態様にかかるパーソナルコンピュー
タ28のメモリ26は、図6に示された実施態様にかか
るメモリ26と同様に、プログラム格納手段32と、受
信プロファイルID記憶手段33と、イベント処理デー
タ記憶手段34と、データ保存手段35を備え、さら
に、プロファイルID生成手段88により生成され、対
応するプロファイルの各々に関連付けられたプロファイ
ルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロファ
イルデータ記憶手段90を備えている。
【0329】本実施態様におけるデータ発信装置85と
しては、ブルーツースなどの近距離無線インターフェイ
スが用いられている。
【0330】本実施態様によれば、ユーザー自身が、コ
ンテンツデータ生成手段50によって、たとえば、ある
商品を、ある価格以下で、購入したい旨のコンテンツデ
ータを生成し、プロファイルID書き込み手段94によ
って、生成されたコンテンツデータにプロファイルID
を付与して、データ発信装置85によって、携帯端末4
を中心とする近距離地域内に放送の形で、発信すること
が可能になり、放送の受信者から、発信したコンテンツ
データに付したプロファイルIDと同じプロファイルI
Dを付与したコンテンツデータの送信を受けることによ
って、プロファイルID判別手段30によって、選別
し、ユーザーが取得を希望しているコンテンツデータ
を、選択的に、受信することが可能になる。また、放送
するコンテンツデータに付与したプロファイルIDと同
じプロファイルIDが付与されたコンテンツデータを受
信したときは、データ保存手段35の所定のホルダー領
域内に、そのコンテンツデータを記憶させる旨のイベン
ト処理を、イベント処理データ記憶手段34に記憶させ
ておけば、コンテンツデータ処理手段39によって、放
送に対する返信として受信したコンテンツデータをまと
めて管理し、利用することが可能になる。
【0331】また、本実施態様においては、携帯端末4
は、コンテンツデータを放送する機能を有しているの
で、たとえば、グループ間で、放送を送受信し合う場合
などに、あるプロファイルIDが付与されたコンテンツ
データを受信したときは、ただちに、一定の形式のコン
テンツデータを生成して、放送するように、イベント処
理データを生成しておけば、グループ間で、確実に、所
望のコンテンツデータを放送し合うことが可能になる。
【0332】図24は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかる携帯端末4のブロックダイアグラムである。
【0333】本実施態様においても、図23に示された
実施態様と同様に、携帯端末4は、コンテンツデータの
受信のみならず、放送も可能に構成されており、図24
に示されるように、CPU25、第一のサブCPU4
5、第二のサブCPU46、メモリ26およびボタン群
27を備えたパーソナルコンピュータ28と、放送受信
手段29に加えて、データ発信手段85を備えている。
【0334】図25は、図24に示された携帯端末4の
パーソナルコンピュータ28のブロックダイアグラムで
ある。
【0335】図25に示されるように、パーソナルコン
ピュータ28のCPU25は、ボタン群27によって操
作されるコンテンツデータ生成手段86と、プロファイ
ル生成手段87と、プロファイルID生成手段88と、
受信プロファイルID処理手段36と、イベント処理デ
ータ書換え手段38とを備えている。
【0336】図25に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ28の第一のサブCPU4
5は、プロファイルID判別手段30と、データ受信手
段31と、イベント信号生成手段37と、コンテンツデ
ータ処理手段39とを備えている。
【0337】図25に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ28の第二のサブCPU4
6は、プロファイル選択手段92と、プロファイルID
決定手段93と、プロファイルID書き込み手段94を
備えている。
【0338】図25に示されるように、図23に示され
た実施態様にかかるメモリ26と同様に、本実施態様に
かかるパーソナルコンピュータ28のメモリ26は、プ
ログラム格納手段32と、受信プロファイルID記憶手
段33と、イベント処理データ記憶手段34と、データ
保存手段35を備え、さらに、プロファイルID生成手
段88により生成され、対応するプロファイルの各々に
関連付けられたプロファイルIDとを含むプロファイル
データを記憶するプロファイルデータ記憶手段90と、
CPU25のコンテンツデータ生成手段86によって生
成されたコンテンツデータを保存する放送データ記憶手
段91を備えている。
【0339】本実施態様によれば、第二のサブCPU4
6が、プロファイル選択手段92と、プロファイルID
決定手段93と、プロファイルID書き込み手段94
と、データ出力手段89とを備えているから、CPU2
5および第一のサブCPU45を起動させなくても、第
二のサブCPU46を起動させるだけで、CPU25の
コンテンツデータ生成手段86によって生成され、メモ
リ26のコンテンツデータ保存手段91に記憶されたコ
ンテンツデータを読み出して、プロファイルIDを書き
込み、データ発信装置85に出力して、放送の形で、発
信することができ、消費電力を低減させることが可能に
なる。
【0340】また、本実施態様によれば、第一のサブC
PU45には、プロファイルID判別手段30と、デー
タ受信手段31と、イベント信号生成手段37と、コン
テンツデータ処理手段39とが設けられているから、C
PU25および第二のサブCPU46を起動させなくて
も、第一のサブCPU45を起動させておくだけで、コ
ンテンツデータに付与されたプロファイルIDを判別し
て、ユーザーが必要とするコンテンツデータのみを選択
的に受信することが可能となり、携帯端末4がコンテン
ツデータを放送する機能を有していても、電力消費量が
大幅に増大することを効果的に防止することが可能にな
る。
【0341】図26は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置5のブロックダ
イアグラムであり、図27は、携帯端末4のブロックダ
イアグラムである。
【0342】図26に示されるように、本実施態様にか
かる送信装置5は、短距離無線通信であって、タクシー
などの移動可能な車両に搭載可能に構成されており、C
PU10と、メモリ11と、キーボード12を備えたパ
ーソナルコンピュータ14と、データ発信装置15とを
備えている。
【0343】図26に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ14のCPU10は、送信
要求受信手段95を備え、プロファイルID決定手段2
3によって決定されたプロファイルIDが、プロファイ
ルID書き込み手段24に出力されるとともに、データ
出力手段96に出力され、データ出力手段86によっ
て、通常は、プロファイルIDのみが、データ発信装置
15に出力されて、放送の形で、発信されるように、構
成されている点を除き、図3に示された実施態様にかか
るCPU10と同様の構成を有している。
【0344】また、図26に示されるように、本実施態
様にかかるパーソナルコンピュータ14のメモリ11
は、プロファイルID書き込み手段24によって、プロ
ファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを保存す
る放送データ記憶手段97を備えている点を除き、図3
に示された実施態様にかかるメモリ11と同様の構成を
有している。
【0345】図27に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4は、CPU25と、メモリ26と、ボタ
ン群27を備えたパーソナルコンピュータ28と、放送
受信手段29を備えている。
【0346】図27に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ28のCPU25は、送信
要求手段98を備えている点を除き、図15に示された
実施態様にかかるCPU25と同様の構成を有してい
る。
【0347】本実施態様においては、送信装置5のコン
テンツデータ生成手段16によって生成されたコンテン
ツデータにしたがって、プロファイル選択手段22によ
って選択されたプロファイルに対応するプロファイルI
DおよびプロファイルID生成手段18によって生成さ
れたプロファイルIDに基づいて、プロファイルID決
定手段23によって決定されたプロファイルIDは、コ
ンテンツデータに書き込まれることなく、通常は、その
まま、データ出力手段96を介して、データ発信装置1
5に出力され、プロファイルIDのみが、ブルーツース
などの短距離無線通信が可能なインターフェイスを備え
たデータ発信装置15によって、放送の形で、発信さ
れ、受信者もプロファイルIDのみを受信するように構
成されている。プロファイルID決定手段23によって
決定されたプロファイルIDは、データ出力手段96に
出力されるとともに、プロファイルID書き込み手段2
4に出力され、プロファイルID書き込み手段24によ
って、コンテンツデータの所定のデータ領域に、プロフ
ァイルIDが書き込まれて、パーソナルコンピュータ1
4のメモリ11内の放送データ記憶手段97に出力さ
れ、保存される。放送されたプロファイルIDを受信し
た受信者から、対応するコンテンツデータを送信する旨
の送信要求を、送信要求受信手段95が受信した場合に
限って、送信要求受信手段95からの指示信号にしたが
って、放送データ記憶手段97に記憶された対応するプ
ロファイルIDが付与されたコンテンツデータが、デー
タ出力手段96によって、読み出され、データ発信装置
15に出力されて、放送の形で、発信される。コンテン
ツデータの出力にあたって、送信要求受信手段95によ
って、送信要求に対応するプロファイルIDがコンテン
ツデータに付与される。
【0348】図27に示されるように、携帯端末4を構
成するパーソナルコンピュータ28のCPU25は、イ
ベント信号生成手段37から、イベント信号を入力可能
な送信要求手段98を備えている。本実施態様にかかる
携帯端末4においては、プロファイルID判別手段30
は、プロファイルIDのみを受信し、コンテンツデータ
が送信されていないときは、イベント信号生成手段37
にその旨の信号を出力し、イベント信号生成手段37は
送信要求信号を生成して、送信要求手段98に出力し、
送信要求手段98が、送信装置5に対して、受信したプ
ロファイルIDに対応するコンテンツデータの送信を要
求する送信要求を発信するように、構成されている。
【0349】本実施態様によれば、送信装置5は、プロ
ファイルIDのみを放送し、送信要求受信手段95が、
携帯端末4の送信要求手段98から、コンテンツデータ
の送信要求を受けた場合にのみ、放送データ記憶手段9
7に記憶された対応するプロファイルIDが付与された
コンテンツデータが、データ発信装置15に出力され
て、放送の形で、発信され、携帯端末4のプロファイル
ID判別手段30が、送信要求受信手段95によりコン
テンツデータに付与された送信要求に対応するプロファ
イルIDに基づいて、コンテンツデータが受信されるよ
うに構成されている。したがって、放送されるデータ量
を減少させることができ、受信者は、必要な情報のみ
を、選択的に受信することが可能になり、他方におい
て、送信要求がない限り、プロファイルIDのみが放送
されるから、より多くの情報を放送しても、放送される
データ量が過多になることが防止され、受信者は、プロ
ファイルIDを用いて、必要な情報のみを、選択的に受
信することができる。
【0350】さらに、本実施態様によれば、放送される
データ量を減少させることができるため、送信装置5を
タクシーなどの移動可能な車両に搭載することが可能に
なるから、地域にそくして、セール情報や懸賞情報など
を放送することができ、きめ細かなサービスを提供する
ことが可能になる。
【0351】図28は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置5のブロックダ
イアグラムであり、図29は、携帯端末4のブロックダ
イアグラムである。
【0352】図28に示されるように、本実施態様にか
かる送信装置5は、短距離無線通信であって、タクシー
などの移動可能な車両に搭載可能に構成されており、C
PU10と、サブCPU40と、メモリ11と、キーボ
ード12を備えたパーソナルコンピュータ14と、デー
タ発信装置15とを備えている。
【0353】図28に示されるように、本実施態様にか
かる送信装置5を構成するパーソナルコンピュータ14
は、CPU10が、送信要求受信手段95を備え、プロ
ファイルID決定手段23によって決定されたプロファ
イルIDが、プロファイルID書き込み手段24に出力
されるとともに、データ出力手段42に出力され、デー
タ出力手段42によって、通常は、プロファイルIDの
みが、データ発信装置15に出力されて、放送の形で、
発信されるように、構成されている点を除き、図8に示
された実施態様にかかるパーソナルコンピュータ14と
同様の構成を有している。
【0354】図29に示されるように、CPU25と、
メモリ26と、ボタン群27を備えたパーソナルコンピ
ュータ28と、放送受信手段29を備えている。
【0355】図29に示されるように、本実施態様にか
かるパーソナルコンピュータ28のCPU25は、送信
要求手段98を備えている点を除き、図16に示された
実施態様にかかるCPU25と同様の構成を有してい
る。
【0356】本実施態様においては、送信装置5のコン
テンツデータ生成手段16によって生成されたコンテン
ツデータにしたがって、プロファイル選択手段22によ
って選択されたプロファイルに対応するプロファイルI
DおよびプロファイルID生成手段18によって生成さ
れたプロファイルIDに基づいて、プロファイルID決
定手段23によって決定されたプロファイルIDは、コ
ンテンツデータに書き込まれることなく、通常は、その
まま、データ出力手段42を介して、データ発信装置1
5に出力され、プロファイルIDのみが、ブルーツース
などの短距離無線通信が可能なインターフェイスを備え
たデータ発信装置15によって、放送の形で、発信さ
れ、受信者もプロファイルIDのみを受信するように構
成されている。プロファイルID決定手段23によって
決定されたプロファイルIDは、データ出力手段42に
出力されるとともに、プロファイルID書き込み手段2
4に出力され、プロファイルID書き込み手段24によ
って、コンテンツデータの所定のデータ領域に、プロフ
ァイルIDが書き込まれて、パーソナルコンピュータ1
4のメモリ11内の放送データ記憶手段41に出力さ
れ、保存される。放送されたプロファイルIDを受信し
た受信者から、対応するコンテンツデータを送信する旨
の送信要求を、送信要求受信手段95が受信した場合に
限って、送信要求受信手段95からの指示信号にしたが
って、放送データ記憶手段41に記憶された対応するプ
ロファイルIDが付与されたコンテンツデータが、デー
タ出力手段42によって、読み出され、データ発信装置
15に出力されて、放送の形で、発信される。コンテン
ツデータの出力にあたって、送信要求受信手段95によ
って、送信要求に対応するプロファイルIDがコンテン
ツデータに付与される。
【0357】図29に示されるように、携帯端末4を構
成するパーソナルコンピュータ28のCPU25は、イ
ベント信号生成手段37から、イベント信号を入力可能
な送信要求手段98を備えている。本実施態様にかかる
携帯端末4においては、プロファイルID判別手段30
は、プロファイルIDのみを受信し、コンテンツデータ
が送信されていないときは、イベント信号生成手段37
にその旨の信号を出力し、イベント信号生成手段37は
送信要求信号を生成して、送信要求手段98に出力し、
送信要求手段98が、送信装置5に対して、受信したプ
ロファイルIDに対応するコンテンツデータの送信を要
求する送信要求を発信するように、構成されている。
【0358】本実施態様によれば、送信装置5は、プロ
ファイルIDのみを放送し、送信要求受信手段95が、
携帯端末4の送信要求手段98から、コンテンツデータ
の送信要求を受けた場合にのみ、放送データ記憶手段4
1に記憶された対応するプロファイルIDが付与された
コンテンツデータが、データ発信装置15に出力され
て、放送の形で、発信され、携帯端末4のプロファイル
ID判別手段30が、送信要求受信手段95によりコン
テンツデータに付与された送信要求に対応するプロファ
イルIDに基づいて、コンテンツデータが受信されるよ
うに構成されている。したがって、放送されるデータ量
を減少させることができ、受信者は、必要な情報のみ
を、選択的に受信することが可能になり、他方におい
て、送信要求がない限り、プロファイルIDのみが放送
されるから、より多くの情報を放送しても、放送される
データ量が過多になることが防止され、受信者は、プロ
ファイルIDを用いて、必要な情報のみを、選択的に受
信することができる。
【0359】さらに、本実施態様によれば、放送される
データ量を減少させることができるため、送信装置5を
タクシーなどの移動可能な車両に搭載することが可能に
なるから、地域にそくして、セール情報や懸賞情報など
を放送することができ、きめ細かなサービスを提供する
ことが可能になる。
【0360】図30は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダ
イアグラムであり、図31は、家庭用電気機器に接続可
能な受信用チップのブロックダイアグラムである。
【0361】図30に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4は、図15に示された携帯端末4と同様
に、プロファイルID判別手段30と、データ受信手段
31と、イベント信号生成手段37と、受信プロファイ
ルIDデータ処理手段36と、イベント処理データ書換
え手段38と、イベント信号処理手段75と、リセット
手段76と、振動発生手段77と、音声発生手段78と
を備えたCPU25、受信プロファイルIDデータ記憶
手段33と、イベント処理データ記憶手段34と、デー
タ保存手段35と、プログラム格納手段32とを備えた
メモリ26およびボタン群27とを備えたパーソナルコ
ンピュータ28と、放送受信手段29とを備えている。
【0362】本実施態様においては、CPU25は、さ
らに、携帯端末4に固有のプロファイルIDを、近距離
無線によって、発信するプロファイルID発信手段10
0を備えている。
【0363】本実施態様において、図31に示される受
信用チップ101は、家庭用電気機器に接続され、携帯
端末4から発信される信号にしたがって、家庭用電気機
器をオン・オフする機能を有しており、図31に示され
るように、受信されたプロファイルIDが、携帯端末4
に固有のプロファイルIDか否かを判別し、受信された
プロファイルIDが、携帯端末4に固有のプロファイル
IDであると判別したときに、駆動信号を出力するプロ
ファイルID判別手段102と、プロファイルID判別
手段102から出力された駆動信号にしたがって、接続
されているエアコン、床暖房、電灯、電気炊飯器、電気
ポットなどの電気機器を、携帯端末4の所有者の設定に
したがって、選択的にオンさせる電源制御手段103と
を備えている。
【0364】本実施態様によれば、携帯端末4の所有者
が、帰宅するために、所有者の自宅から所定の距離の範
囲内に達したときは、CPU25のプロファイルID発
信手段100から発信されたプロファイルIDが、自宅
に備えつけられている電気機器に接続された受信用チッ
プ101により受信され、プロファイルID判別手段1
02から、駆動信号が出力されて、受信用チップ101
が接続されているエアコン、床暖房、電灯、電気炊飯
器、電気ポットなどの電気機器を、携帯端末4の所有者
の設定にしたがって、自動的にオンさせることができ、
自宅から所定の距離の範囲内に達しても、ただちに、帰
宅をしないときには、携帯端末4のプロファイルID発
信手段100から、プロファイルIDを発信させなけれ
ばよく、自宅内の電気機器をリモート操作することがで
き、きわめて便利である。
【0365】図32は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダ
イアグラムであり、図30に示された実施態様にかかる
携帯端末4と同様に、パーソナルコンピュータ28に
は、携帯端末4に固有のプロファイルIDを、近距離無
線によって、発信するプロファイルID発信手段100
が設けられている。
【0366】図32に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4を構成するパーソナルコンピュータ28
は、CPU25と、サブCPU45と、メモリ26と、
ボタン群27を備えている。
【0367】図32に示されるように、パーソナルコン
ピュータ28のサブCPU45は、プロファイルID判
別手段30と、データ受信手段31と、イベント信号生
成手段37と、イベント信号処理手段75と、リセット
手段76と、振動発生手段77と、音声発生手段78
と、携帯端末4に固有のプロファイルIDを、近距離無
線によって、発信するプロファイルID発信手段100
を備えている。
【0368】図32に示されるように、パーソナルコン
ピュータ28のCPU25は、受信プロファイルIDデ
ータ処理手段36と、イベント処理データ書換え手段3
8とを備え、パーソナルコンピュータ28のメモリ26
は、図30に示された実施態様と同様に、受信プロファ
イルIDデータ記憶手段33と、イベント処理データ記
憶手段34と、データ保存手段35と、プログラム格納
手段32とを備えている。
【0369】本実施態様によれば、サブCPU45を起
動させておくだけで、CPU25をオフ状態に保持して
いても、プロファイルIDにしたがって、所望のコンテ
ンツデータを選択的に受信することができ、また、プロ
ファイルID発信手段100から、プロファイルIDを
発信させて、自宅に備えつけられている電気機器を自動
的にオンさせることができ、低い消費電力で、自宅内の
電気機器をリモート操作することができ、きわめて便利
である。
【0370】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0371】たとえば、前記実施態様においては、オペ
レータが、キーボード12にプロファイルを入力して、
プロファイル生成手段17によって、プロファイルデー
タを生成し、プロファイルデータ記憶手段20に記憶し
ているが、別個に生成したプロファイルデータを、プロ
ファイルデータ記憶手段20に記憶させ、必要に応じ
て、プロファイル生成手段17によって、プロファイル
データを変更し、あるいは、プロファイルをプロファイ
ルデータに追加するようにしてもよい。
【0372】さらに、前記実施態様においては、プロフ
ァイルID書き込み手段24、67によって、プロファ
イルIDをコンテンツデータに書き込んでいるが、プロ
ファイルIDとコンテンツデータとが関連付けられるよ
うに、互いにリンクされればよく、プロファイルIDを
コンテンツデータに書き込むことは必ずしも必要ではな
い。
【0373】また、図2および図3に示された実施態様
ならびに図7および図8に示された実施態様において
は、データ発信装置15が、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータを放送し、図11および図12
に示された実施態様、図13および図14に示された実
施態様、図17および図18に示された実施態様ならび
に図19および図20に示された実施態様においては、
データ発信装置59が、プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータを放送し、図19および図20に示
された実施態様、図23に示された実施態様ならびに図
24および図25に示された実施態様においては、デー
タ発信装置85が、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータを放送するように構成されているが、図
26に示された実施態様および図28に示された実施態
様と同様にして、プロファイルIDのみを放送するよう
にしてもよい。
【0374】さらに、前記実施態様においては、コンテ
ンツデータの内容に関連するプロファイルとして、スポ
ーツ、音楽、映画が、プロファイルの送信側に関連する
プロファイルとして、コンテンツデータの送信者の名
前、発信時間が、プロファイルの受信者に関連するプロ
ファイルとして、性別、年齢、住所、グループID、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力が例示されているが、これらに限定さ
れるものではなく、コンテンツデータの内容に関連する
プロファイルとしては、演劇、料理、旅行など、コンテ
ンツデータの内容に関わるあらゆるプロファイルを生成
して、対応するプロファイルによって、コンテンツデー
タの内容を判別することができ、プロファイルの送信側
に関連するプロファイルとしては、さらに、送信に関連
する場所、送信方法などが含まれ、プロファイルの受信
者に関連するプロファイルとしては、受信者の性別、年
齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPアド
レス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受信
装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受信
装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTPサ
ーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個人
ID、パスワードなどが含まれる。
【0375】また、前記実施態様においては、受信装置
は携帯端末4によって構成されているが、受信装置は携
帯端末4に限定されるものではなく、テレビ、ラジオ、
PDA、カーナビゲーションシステムなど、通信機能を
有する種々の機器を、受信装置として用いることがで
き、自動車、電車、モノレール、自転車、車椅子などの
移動可能な手段に搭載することもできる。
【0376】さらに、前記実施態様においては、キーボ
ード12、57、ボタン群27を用いて、プロファイル
およびプロファイルIDを生成しているが、インターネ
ットを通じて、公開されているプロファイル‐プロファ
イルIDリストを参照し、プロファイルおよびプロファ
イルIDを選択して、送信装置5、通信データ処理装置
50、携帯端末4に入力するようにしてもよい。
【0377】また、前記実施態様においては、イベント
信号生成手段37によって生成されたイベント信号に基
づき、コンテンツデータ処理手段39は、受信したコン
テンツデータをデータ保存手段35に記憶させ、後に、
再生するように処理し、あるいは、同じプロファイルI
Dが付与されたコンテンツデータを、データ保存手段3
5の所定のホルダー領域に保存しているが、イベント信
号生成手段37によって生成されたイベント信号に基づ
いて、コンテンツデータ処理手段39が受信したコンテ
ンツデータに施す処理はこれらに限定されるものではな
い。
【0378】さらに、前記実施態様においては、イベン
ト信号生成手段37によって生成されたイベント信号に
基づき、イベント信号処理手段75は、振動発生手段7
7および音声発生手段78に駆動信号を出力して、振動
発生手段77により、携帯端末4を振動させるととも
に、音声発生手段78により、音声を発生させるように
構成されているが、携帯端末4を振動させるか、あるい
は、音声を発生させるかの一方の処理のみを実行させる
ように、イベント信号処理手段75を構成することもで
き、さらには、イベント信号処理手段75を、携帯端末
4の振動および音声の発生に加えて、あるいは、これら
に代えて、ポップアップメッセージの表示、受信したコ
ンテンツデータの他の携帯端末への転送、他の携帯端末
との通信開始、所定のプログラムの起動などの処理を、
単独で、あるいは、2以上の処理を組み合わせて、実行
するように構成することもできる。
【0379】また、図15に示された実施態様において
は、リセット手段76によって、データ受信手段31が
受信したコンテンツデータの受信回数がカウントされ、
所定時間T内に、データ受信手段31が受信したコンテ
ンツデータの受信回数が所定回数N未満で、受信回数が
少なすぎるときは、リセット手段76によって、受信す
べきプロファイルIDが、ユーザーが設定したプロファ
イルIDに対応するプロファイルよりも階層が1つ上位
のプロファイルに対応するプロファイルIDにリセット
され、所定時間T内に、データ受信手段31が受信した
コンテンツデータの受信回数が所定回数N以上になるま
では、階層が上位のプロファイルに対応するプロファイ
ルIDにしたがって、プロファイルID判別手段30
が、コンテンツデータを受信すべきか否かを判別するよ
うに構成されているが、リセット手段76を設けること
は必ずしも必要がなく、つねに、ユーザーが設定したプ
ロファイルIDに基づき、プロファイルID判別手段3
0が、コンテンツデータを受信すべきか否かを判別する
ように構成してもよい。
【0380】さらに、図15に示された実施態様におい
ては、リセット手段76は、所定時間T内に、データ受
信手段31が受信したコンテンツデータの受信回数にし
たがって、プロファイルIDのリセットを実行している
が、コンテンツデータの受信回数に加えて、あるいは、
コンテンツデータの受信回数に代えて、コンテンツデー
タの受信時間にしたがって、リセット手段76が、プロ
ファイルIDのリセットを実行するように構成すること
もできる。
【0381】また、図18ないし図22に示された実施
態様においては、コンテンツデータおよびコンテンツデ
ータに付与されたプロファイルIDをいずれも、暗号化
手段80によって、暗号化し、暗号解読手段81によっ
て、解読するように構成されているが、暗号化手段80
によって、プロファイルIDのみを暗号化して、放送
し、暗号化されたプロファイルIDを、暗号解読手段8
1によって、解読することのできた携帯端末4などの受
信装置のみが、そのプロファイルIDが付与されたコン
テンツデータを受信することができるように構成しても
よい。
【0382】さらに、図18ないし図22に示された実
施態様においては、秘密鍵DESを用いて、暗号化手段
80によって、コンテンツデータおよびコンテンツデー
タに付与されたプロファイルIDを暗号化し、暗号解読
手段81によって、解読しているが、秘密鍵としては、
DESに限定されるものではなく、トリプルDESを使
用することもできるし、さらには、送信装置5および携
帯端末4以外にも公開されるRSA、RC2、RC4、
RGPなどの公開鍵を用いて、コンテンツデータおよび
コンテンツデータに付与されたプロファイルIDを暗号
化し、解読するように構成することもできる。
【0383】また、図26および図28に示された実施
態様においては、送信装置5はタクシーに搭載されてい
るが、送信装置5は、タクシーに限らず、バス、自家用
車などの他の自動車のみならず、電車、モノレール、自
転車、屋台車、車椅子などに搭載することができる。
【0384】さらに、図30および図32に示された実
施態様においては、携帯端末4のプロファイルID発信
手段100から、プロファイルIDを発信させ、携帯端
末4の所有者の自宅に備えつけられた電気機器を、リモ
ート操作で、オンさせているが、受信用チップ101の
プラスチックファイルID判別手段102が、携帯端末
4のプロファイルID発信手段100から、その携帯端
末4に固有のプロファイルIDを受信したときに、受信
用チップ101に接続されている電気機器をオンするよ
うに、設定しておけば、自宅に備えつけられた電気機器
に限らず、任意の場所に備えつけられた電気機器をリモ
ート操作することができる。
【0385】また、前記実施態様においては、プロファ
イルIDは、コンテンツデータの所定のデータ領域に書
き込まれているが、すかし技術を用いて、プロファイル
IDを、所定の時間間隔で、コンテンツデータに書き込
むようにしてもよい。
【0386】さらに、前記実施態様においては、パーソ
ナルコンピュータ14はメモリ11を備えており、パー
ソナルコンピュータ28はメモリ26を備え、パーソナ
ルコンピュータ58はメモリ56を備えており、それぞ
れのパーソナルコンピュータ14、28、58は、単一
のメモリ11、26、56を備えているが、すべてのパ
ーソナルコンピュータ14、28、58あるいはパーソ
ナルコンピュータ14、28、58の一部が、2以上の
メモリを有していてもよい。
【0387】また、図6および図10に示された実施態
様においては、プロファイルID判別手段30によっ
て、受信すべきと判別されたプロファイルIDは受信プ
ロファイルIDデータ処理手段36に入力され、受信プ
ロファイルIDデータ処理手段46は、メモリ26のプ
ログラム格納手段32に格納されたプログラムにしたが
って、プロファイルID判別手段30から入力されたプ
ロファイルIDを、受信した履歴データとして、解析し
て、必要に応じて、受信プロファイルIDデータ記憶手
段33に記憶されている受信プロファイルIDデータを
書き換えることができるように構成されているが、受信
プロファイルIDデータ処理手段36が、プロファイル
IDの解析機能を有していることは必ずしも必要がな
く、ユーザーが、インターネットなどを介して、提供さ
れているプロファイルデータを利用して、携帯端末4の
ボタン群27を用いて、受信すべきプロファイルIDを
入力し、あるいは、受信すべきプロファイルを入力し
て、対応するプロファイルIDをインターネットなどを
通じて、入力させ、受信プロファイルIDデータ処理手
段36によって、受信プロファイルIDデータ記憶手段
33に書き込ませ、受信プロファイルIDデータを生成
することができるように構成されていればよい。
【0388】さらに、前記実施態様においては、イベン
ト処理データは、イベント処理データ記憶手段34に記
憶されているが、イベント処理データを、受信プロファ
イルIDデータ記憶手段33に記憶させることもでき
る。
【0389】さらに、本明細書において、手段とは、必
ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機
能が、ソフトウエアによって実現される場合も包含す
る。また、一つの手段の機能が二以上の物理的手段によ
り実現されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手
段により実現されてもよい。
【0390】
【発明の効果】本発明によれば、放送されるデータ量が
著しく過多になった場合にも、特別の装置を必要とせ
ず、あるいは、低い電力消費量で、受信者が受信を必要
とするデータのみを、選択的に受信することのできるデ
ータ通信システムを提供することが可能になる。
【0391】また、本発明によれば、放送されるデータ
量が著しく過多になった場合にも、特別の装置を必要と
せず、あるいは、低い電力消費量で、受信者が受信を必
要とするデータのみを、選択的に受信することのできる
データ通信システムに適した送信装置および受信装置を
提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるデ
ータ通信システムのブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、ビーコンに設けられた送信装置のブロ
ックダイアグラムである。
【図3】図3は、送信装置を構成するパーソナルコンピ
ュータのブロックダイアグラムである。
【図4】図4は、プロファイルデータを概念的に示す図
面である。
【図5】図5は、放送を受けたデータを処理する携帯端
末のブロックダイアグラムである。
【図6】図6は、携帯端末を構成するパーソナルコンピ
ュータのブロックダイアグラムである。
【図7】図7は、本発明の別の実施態様にかかる送信装
置5のブロックダイアグラムである。
【図8】図8は、送信装置を構成するパーソナルコンピ
ュータのブロックダイアグラムである。
【図9】図9は、本発明の別の実施態様にかかる携帯端
末4のブロックダイアグラムである。
【図10】図10は、携帯端末を構成するパーソナルコ
ンピュータのブロックダイアグラムである。
【図11】図11は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置およびプロバイダ
に設けられた通信データ処理装置のブロックダイアグラ
ムである。
【図12】図12は、通信データ処理装置のパーソナル
コンピュータのブロックダイアグラムである。
【図13】図13は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムのの送信装置およびプロバイ
ダに設けられた通信データ処理装置のブロックダイアグ
ラムである。
【図14】図14は、通信データ処理装置を構成するパ
ーソナルコンピュータのブロックダイアグラムである。
【図15】図15は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末のパーソナルコンピュータのブロックダ
イアグラムである。
【図16】図16は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末のパーソナルコンピュータのブロックダ
イアグラムである。
【図17】本発明の他の好ましい実施態様にかかるデー
タ通信システムの送信装置およびプロバイダに設けられ
た通信データ処理装置のブロックダイアグラムである。
【図18】図18は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる通信データ処理装置のパーソナルコンピュータの
ブロックダイアグラムである。
【図19】図19は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置およびプロバイダ
に設けられた通信データ処理装置のブロックダイアグラ
ムである。
【図20】図20は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる通信データ処理装置のパーソナルコンピュータの
ブロックダイアグラムである。
【図21】図21は、本発明のさらに他の好ましい実施
態様にかかる携帯端末のブロックダイアグラムである。
【図22】図22は、本発明のさらに他の好ましい実施
態様にかかる携帯端末のブロックダイアグラムである。
【図23】図23は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの携帯端末のブロックダイア
グラムである。
【図24】図24は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末のブロックダイアグラムである。
【図25】図25は、図24に示された携帯端末のパー
ソナルコンピュータのブロックダイアグラムである。
【図26】図26は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置のブロックダイア
グラムである。
【図27】図27は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの携帯端末のブロックダイア
グラムである。
【図28】図28は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置のブロックダイア
グラムである。
【図29】図29は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの携帯端末のブロックダイア
グラムである。
【図30】図30は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの携帯端末のブロックダイア
グラムである。
【図31】図31は、家庭用電気機器に接続可能な受信
用チップのブロックダイアグラムである。
【図32】図32は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダイ
アグラムである。
【符号の説明】
1 ビーコン 2 プロバイダ 3 通信衛星 4 携帯端末 5 送信装置 10 CPU 11 メモリ 12 キーボード 14 パーソナルコンピュータ 15 データ発信装置 16 コンテンツデータ生成手段 17 プロファイル生成手段 18 プロファイルID生成手段 19 プログラム格納手段 20 プロファイルデータ記憶手段 21 データ保存手段 22 プロファイル選択手段 23 プロファイルID決定手段 24 プロファイルID書き込み手段 25 CPU 26 メモリ 27 ボタン群 28 パーソナルコンピュータ 29 放送受信手段 30 プロファイルID判別手段 31 データ受信手段 32 プログラム格納手段 33 受信プロファイルIDデータ記憶手段 34 イベント処理データ記憶手段 35 データ保存手段 36 受信プロファイルIDデータ処理手段 37 イベント信号生成手段 38 イベント処理データ書換え手段 39 コンテンツデータ処理手段 40 サブCPU 41 放送データ記憶手段 42 データ出力手段 45 サブCPU(第一のサブCPU) 46 第二のサブCPU 50 通信データ処理装置 55 CPU 56 メモリ 57 キーボード 58 パーソナルコンピュータ 59 データ送信装置 60 プロファイル生成手段 61 プロファイルID生成手段 62 プログラム格納手段 63 プロファイルデータ記憶手段 64 データ保存手段 65 プロファイル選択手段 66 プロファイルID決定手段 67 プロファイルID書き込み手段 68 放送データ記憶手段 69 データ出力手段 70 サブCPU 75 イベント信号処理手段 76 リセット手段 77 振動発生手段 78 音声発生手段 80 暗号化手段 81 暗号解読手段 85 データ発信装置 86 コンテンツデータ生成手段 87 プロファイル生成手段 88 プロファイルID生成手段 90 プロファイルデータ記憶手段 91 コンテンツデータ保存手段 92 プロファイル選択手段 93 プロファイルID決定手段 94 プロファイルID書き込み手段 95 送信要求受信手段 96 データ出力手段 97 放送データ記憶手段 98 送信要求手段 100 プロファイルID発信手段 101 受信用チップ 102 プロファイルID判別手段 103 電源制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 H04N 7/08 Z Fターム(参考) 5B075 ND20 NK04 NK43 PP22 PQ05 PR01 PR04 UU40 5B089 GA21 HA11 JA33 KA11 KC23 LB08 5C063 AB05 AC01 AC05 AC10 CA20 CA23 CA40

Claims (142)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのCPUと少なくとも1
    つのメモリを備え、前記少なくとも1つのCPUがコン
    テンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段を備
    えた送信装置と、それぞれが、少なくとも1つのCPU
    と少なくとも1つのメモリを備えた複数の受信装置と、
    前記送信装置と前記受信装置との間で、データを伝達す
    るデータ伝達装置とを備え、前記複数の受信装置のうち
    の少なくとも1つの受信装置の前記少なくとも1つのC
    PUが、前記送信装置から送信されたデータを選択し
    て、受信するデータ選択受信手段および前記データ選択
    受信手段が受信したデータを処理する受信データ処理手
    段を備えたデータ通信システムであって、さらに、前記
    コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
    の送受信に関連するプロファイルに対応するプロファイ
    ルIDを生成し、前記コンテンツデータに前記プロファ
    イルIDをリンクさせるプロファイルIDリンク手段を
    備え、前記少なくとも1つの受信装置の前記データ選択
    受信手段が、前記プロファイルIDに基づいて、データ
    を選別するように構成されたことを特徴とするデータ通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記プロファイルIDリンク手段が、前
    記プロファイルIDを前記コンテンツデータに付加する
    ことによって、リンクさせ、前記データ選択受信手段
    が、前記プロファイルIDに基づいて、前記コンテンツ
    データを選別して、受信するように構成されたことを特
    徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記プロファイルIDリンク手段が、前
    記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデー
    タの送受信に関連するプロファイルを生成するプロファ
    イル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに対
    応させて、プロファイルIDを生成するプロファイルI
    D生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/または前記コンテ
    ンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、前
    記プロファイルID生成手段により生成され、対応する
    前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロファ
    イルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロフ
    ァイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶
    手段に記憶された前記プロファイルデータから、少なく
    とも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイル
    IDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロファ
    イルID生成手段により生成されたプロファイルIDお
    よび/または前記プロファイル選択手段によって選択さ
    れたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロフ
    ァイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手段
    によって決定された前記プロファイルIDを対応する前
    記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き込
    み手段を備え、前記送信装置が、前記プロファイルID
    書き込み手段によって前記プロファイルIDが書き込ま
    れた前記コンテンツデータを、放送の形で、発信するデ
    ータ発信手段を備えたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの受信装置が、さら
    に、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファイ
    ルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ記
    憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成し、
    あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に
    記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更する
    受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前記デ
    ータ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加され
    た前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロファイ
    ルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイ
    ルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータを受
    信するか否かを判別するプロファイルID判別手段と、
    前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判別し
    たコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段とを
    備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のデー
    タ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、前記プロファイルID判別手段に
    よって、受信すべきものと判別された前記プロファイル
    IDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベント信
    号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、プロ
    ファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理デ
    ータと、コンテンツデータに所定の処理を施すコンテン
    ツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手段
    が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベント
    信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
    にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処理
    を実行するように構成されたことを特徴とする請求項4
    に記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記イベント処理データが、前記受信プ
    ロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていることを
    特徴とする請求項5に記載のデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの受信装置が、さら
    に、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベント
    処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記憶
    されていることを特徴とする請求項5に記載のデータ通
    信システム。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、受信したコンテンツデータを蓄積
    して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記
    コンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデー
    タを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させる
    とともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶
    されたコンテンツデータを処理可能に構成されたことを
    特徴とする請求項4ないし7のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成手
    段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イベ
    ント処理データにしたがって、前記少なくとも1つの受
    信装置に対して、所定の処理を実行するイベント信号処
    理手段を備えたことを特徴とする請求項5ないし8のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記送信装置の前記少なくとも1つの
    CPUが、前記プロファイルIDリンク手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記送信装置の前記少なくとも1つの
    メモリが、前記プロファイルデータ記憶手段を備え、前
    記送信装置の前記少なくとも1つのCPUが、さらに、
    前記プロファイル生成手段と、前記プロファイルID生
    成手段と、前記プロファイル選択手段と、前記プロファ
    イルID決定手段と、前記プロファイルID書き込み手
    段を備えたことを特徴とする請求項3ないし10のいず
    れか1項に記載のデータ通信システム。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    少なくとも1つのメモリが、受信プロファイルIDデー
    タ記憶手段を備え、前記少なくとも1つの受信装置の前
    記少なくとも1つのCPUが、前記受信プロファイルI
    Dデータ処理手段を備えたことを特徴とする請求項4な
    いし11のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    少なくとも1つのメモリが、前記イベント処理データ記
    憶手段を備えたことを特徴とする請求項7ないし12の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 前記送信装置の前記少なくとも1つの
    CPUおよび前記少なくとも1つのメモリが、単一のパ
    ーソナルコンピュータ内に設けられたことを特徴とする
    請求項1ないし13のいずれか1項に記載のデータ通信
    システム。
  15. 【請求項15】 前記送信装置が、第一のCPUと第二
    のCPUを備え、前記第一のCPUが、前記コンテンツ
    データ生成手段、前記プロファイル生成手段および前記
    プロファイルID生成手段を備え、前記第二のCPU
    が、前記プロファイル選択手段、前記プロファイルID
    決定手段および前記プロファイルID書き込み手段を備
    えたことを特徴とする請求項2ないし14のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム。
  16. 【請求項16】 前記送信装置の前記第一のCPU、前
    記第二のCPUおよび前記少なくとも1つのメモリが、
    単一のパーソナルコンピュータ内に設けられたことを特
    徴とする請求項15に記載のデータ通信システム。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの受信装置が、第
    一のCPUと第二のCPUを備え、前記第一のCPUが
    前記受信プロファイルIDデータ処理手段を備え、前記
    第二のCPUが前記データ選択受信手段および前記受信
    データ処理手段を備えたことを特徴とする請求項1ない
    し16のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    第一のCPU、前記第二のCPUおよび前記少なくとも
    1つのメモリが、単一のパーソナルコンピュータ内に設
    けられたことを特徴とする請求項17に記載のデータ通
    信システム。
  19. 【請求項19】 前記送信装置が、前記コンテンツデー
    タにリンクされた前記プロファイルIDのみを送信可能
    なデータ発信手段を備え、前記少なくとも1つの受信装
    置の前記データ選択受信手段が、前記プロファイルID
    に基づいて、前記送信装置に、前記プロファイルIDと
    リンクされたコンテンツデータを受信するか否かを判別
    するプロファイルID判別手段と、前記プロファイルI
    D判別手段の判別結果に基づいて、前記プロファイルI
    Dとリンクされたコンテンツデータの送信を要求する送
    信要求信号を出力するコンテンツデータ送信要求手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信
    システム。
  20. 【請求項20】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連するプロファイルを生成するプロフ
    ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
    生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
    対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
    ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
    テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
    前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
    る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
    ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
    ファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記
    憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、少な
    くとも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイ
    ルIDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロフ
    ァイルID生成手段により生成されたプロファイルID
    および/または前記プロファイル選択手段によって選択
    されたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロ
    ファイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手
    段によって決定された前記プロファイルIDを対応する
    前記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
    込み手段と、前記プロファイルIDが書き込まれた前記
    コンテンツデータを保存するコンテンツデータ保存手段
    を備え、前記データ発信手段が、プロファイルIDまた
    はプロファイルIDが書き込まれたコンテンツデータ
    を、放送の形で、選択的に発信可能に構成され、前記少
    なくとも1つの受信装置の前記データ選択受信手段の前
    記コンテンツデータ送信要求手段から、送信要求信号を
    受けたときに、前記コンテンツデータ保存手段に保存さ
    れた前記プロファイルIDが書き込まれた前記コンテン
    ツデータに、返信IDを付与して、前記データ発信手段
    に出力させる送信要求受信手段を備えたことを特徴とす
    る請求項19に記載のデータ通信システム。
  21. 【請求項21】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成
    し、あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    する受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前
    記プロファイルID判別手段が、入力されたプロファイ
    ルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデータ記憶
    手段に記憶された前記受信プロファイルIDデータにし
    たがって、前記プロファイルIDとリンクされた前記コ
    ンテンツデータの受信を要求するか否かを判別するとと
    もに、前記返信IDが付与されたコンテンツデータが入
    力されたときは、前記コンテンツデータを受信すべきも
    のと判別するように構成され、さらに、前記プロファイ
    ルID判別手段が受信すべきものと判別したコンテンツ
    データを受信するデータ受信手段とを備えたことを特徴
    とする請求項20に記載のデータ通信システム。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、前記プロファイルID判別手段
    によって、受信すべきものと判別された前記プロファイ
    ルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベント
    信号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、プ
    ロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理
    データと、コンテンツデータに所定の処理を施すコンテ
    ンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手段
    が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベント
    信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
    にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処理
    を実行するように構成されたことを特徴とする請求項2
    1に記載のデータ通信システム。
  23. 【請求項23】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項22に記載のデータ通信システム。
  24. 【請求項24】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベン
    ト処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記
    憶されていることを特徴とする請求項22に記載のデー
    タ通信システム。
  25. 【請求項25】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、受信したコンテンツデ
    ータを蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を
    備え、前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコン
    テンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶させるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に
    蓄積、記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項19ないし24のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  26. 【請求項26】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イ
    ベント処理データにしたがって、前記少なくとも1つの
    受信装置に対して、所定の処理を実行するイベント信号
    処理手段を備えたことを特徴とする請求項22ないし2
    5のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  27. 【請求項27】 前記プロファイルID判別手段が、前
    記プロファイルIDとリンクされたコンテンツデータの
    送信を要求するか否かを判別したときに、前記イベント
    信号生成手段が、イベント信号を生成し、前記コンテン
    ツデータ送信要求手段が、前記プロファイルIDとリン
    クされたコンテンツデータの送信を要求する送信要求信
    号を出力するように構成されたことを特徴とする請求項
    26に記載のデータ通信システム。
  28. 【請求項28】 前記送信装置の前記少なくとも1つの
    CPUが、前記プロファイルIDリンク手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項19ないし27のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム。
  29. 【請求項29】 前記送信装置の前記少なくとも1つの
    メモリが、前記プロファイルデータ記憶手段を備え、前
    記送信装置の前記少なくとも1つのCPUが、前記プロ
    ファイル生成手段、前記プロファイルID生成手段、前
    記プロファイル選択手段、前記プロファイルID決定手
    段、前記プロファイルID書き込み手段および前記送信
    要求受信手段を備えたことを特徴とする請求項20ない
    し28のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  30. 【請求項30】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    少なくとも1つのメモリが、前記イベント処理データ記
    憶手段を備えたことを特徴とする請求項24ないし29
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  31. 【請求項31】 前記送信装置の前記少なくとも1つの
    CPUおよび前記少なくとも1つのメモリが、単一のパ
    ーソナルコンピュータ内に設けられたことを特徴とする
    請求項19ないし30のいずれか1項に記載のデータ通
    信システム。
  32. 【請求項32】 前記送信装置が、第一のCPUと第二
    のCPUを備え、前記第一のCPUが、前記コンテンツ
    データ生成手段、前記プロファイル生成手段および前記
    プロファイルID生成手段を備え、前記第二のCPU
    が、前記プロファイル選択手段、前記プロファイルID
    決定手段、前記プロファイルID書き込み手段および前
    記送信要求受信手段を備えたことを特徴とする請求項2
    0ないし27のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム。
  33. 【請求項33】 前記送信装置の前記第一のCPU、前
    記第二のCPUおよび前記少なくとも1つのメモリが、
    単一のパーソナルコンピュータ内に設けられたことを特
    徴とする請求項32に記載のデータ通信システム。
  34. 【請求項34】 前記少なくとも1つの受信装置が、第
    一のCPUと第二のCPUを備え、前記第一のCPUが
    前記受信プロファイルIDデータ処理手段を備え、前記
    第二のCPUが前記データ選択受信手段および前記受信
    データ処理手段を備えたことを特徴とする請求項19な
    いし33のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  35. 【請求項35】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    第一のCPU、前記第二のCPUおよび前記少なくとも
    1つのメモリが、単一のパーソナルコンピュータ内に設
    けられたことを特徴とする請求項34に記載のデータ通
    信システム。
  36. 【請求項36】 さらに、少なくとも1つのCPUと少
    なくとも1つのメモリを備え、前記送信装置によって送
    信されたデータを受信して、受信した前記データを前記
    少なくとも1つの受信装置に送信する通信データ処理装
    置を備え、前記通信データ処理装置の前記少なくとも1
    つのCPUが前記プロファイルIDリンク手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ通信
    システム。
  37. 【請求項37】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成
    し、あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    する受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前
    記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加
    された前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロフ
    ァイルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロフ
    ァイルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータ
    を受信するか否かを判別するプロファイルID判別手段
    と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判
    別したコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段
    とを備えたことを特徴とする請求項36に記載のデータ
    通信システム。
  38. 【請求項38】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、前記プロファイルID判別手段
    によって、受信すべきものと判別された前記プロファイ
    ルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベント
    信号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、プ
    ロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理
    データと、コンテンツデータに所定の処理を施すコンテ
    ンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手段
    が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベント
    信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
    にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処理
    を実行するように構成されたことを特徴とする請求項3
    7に記載のデータ通信システム。
  39. 【請求項39】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項38に記載のデータ通信システム。
  40. 【請求項40】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベン
    ト処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記
    憶されていることを特徴とする請求項38に記載のデー
    タ通信システム。
  41. 【請求項41】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、受信したコンテンツデ
    ータを蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を
    備え、前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコン
    テンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶させるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に
    蓄積、記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項36ないし40のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  42. 【請求項42】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イ
    ベント処理データにしたがって、前記少なくとも1つの
    受信装置に対して、所定の処理を実行するイベント信号
    処理手段を備えたことを特徴とする請求項38ないし4
    1のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  43. 【請求項43】 前記通信データ処理装置の前記少なく
    とも1つのメモリが、前記プロファイルデータ記憶手段
    を備え、前記通信データ処理装置の前記少なくとも1つ
    のCPUが、前記プロファイル生成手段と、前記プロフ
    ァイルID生成手段と、前記プロファイル選択手段と、
    前記プロファイルID決定手段と、前記プロファイルI
    D書き込み手段を備えたことを特徴とする請求項37な
    いし42のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  44. 【請求項44】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    少なくとも1つのメモリが、前記イベント処理データ記
    憶手段を備えたことを特徴とする請求項40ないし43
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  45. 【請求項45】 前記通信データ処理装置の前記少なく
    とも1つのCPUおよび前記少なくとも1つのメモリ
    が、単一のパーソナルコンピュータ内に設けられたこと
    を特徴とする請求項36ないし44のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム。
  46. 【請求項46】 前記送信装置が、第一のCPUと第二
    のCPUを備え、前記第一のCPUが、前記コンテンツ
    データ生成手段、前記プロファイル生成手段および前記
    プロファイルID生成手段を備え、前記第二のCPU
    が、前記プロファイル選択手段、前記プロファイルID
    決定手段および前記プロファイルID書き込み手段を備
    えたことを特徴とする請求項36ないし45のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  47. 【請求項47】 前記送信装置の前記第一のCPU、前
    記第二のCPUおよび前記少なくとも1つのメモリが、
    単一のパーソナルコンピュータ内に設けられたことを特
    徴とする請求項46に記載のデータ通信システム。
  48. 【請求項48】 前記少なくとも1つの受信装置が、第
    一のCPUと第二のCPUを備え、前記第一のCPUが
    前記受信プロファイルIDデータ処理手段を備え、前記
    第二のCPUが前記データ選択受信手段および前記受信
    データ処理手段を備えたことを特徴とする請求項34な
    いし47のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  49. 【請求項49】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    第一のCPU、前記第二のCPUおよび前記少なくとも
    1つのメモリが、単一のパーソナルコンピュータ内に設
    けられたことを特徴とする請求項48に記載のデータ通
    信システム。
  50. 【請求項50】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項1ないし49のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  51. 【請求項51】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項50に記載のデータ通信
    システム。
  52. 【請求項52】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項50に記載のデータ通信システム。
  53. 【請求項53】 前記プロファイルが、ツリー構造を有
    するデータを含んでいることを特徴とする請求項50な
    いし52のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  54. 【請求項54】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    少なくとも1つのCPUが、さらに、前記データ選択受
    信手段が受信したデータの受信回数をカウントし、所定
    時間内に、前記データ選択受信手段が受信したデータの
    受信回数が所定回数未満のときは、前記データ選択受信
    手段が、データを選別するために用いる前記プロファイ
    ルIDを、前記プロファイルIDに対応する前記ツリー
    構造中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイル
    に対応するプロファイルIDにリセットするプロファイ
    ルIDリセット手段を備えたことを特徴とする請求項5
    3に記載のデータ通信システム。
  55. 【請求項55】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    第二のCPUが、さらに、前記データ選択受信手段が受
    信したデータの受信回数をカウントし、所定時間内に、
    前記データ選択受信手段が受信したデータの受信回数が
    所定回数未満のときは、前記データ選択受信手段が、デ
    ータを選別するために用いる前記プロファイルIDを、
    前記プロファイルIDに対応する前記ツリー構造中のプ
    ロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対応する
    プロファイルIDにリセットするプロファイルIDリセ
    ット手段を備えたことを特徴とする請求項53に記載の
    データ通信システム。
  56. 【請求項56】 前記プロファイルIDリセット手段
    が、前記少なくとも1つの受信装置の前記第二のCPU
    内に設けられていることを特徴とする請求項17、1
    8、34、35、48ないし55のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム。
  57. 【請求項57】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項1ないし56のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  58. 【請求項58】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    複数の前記プロファイルIDを、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるように構成されたことを特徴とする請求
    項1ないし57のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム。
  59. 【請求項59】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記複数のプロファイルIDを、and、or、nan
    d、norまたはnotの形式で、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるように構成されたことを特徴とする請
    求項58に記載のデータ通信システム。
  60. 【請求項60】 受信プロファイルIDデータ処理手段
    が、前記データ受信手段が受信した前記プロファイルI
    Dを解析して、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    可能に構成されたことを特徴とする請求項4ないし59
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  61. 【請求項61】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生
    成手段と、前記コンテンツデータ生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/その送受信に関す
    るプロファイルを生成するプロファイル生成手段と、前
    記プロファイル生成手段によって生成された前記コンテ
    ンツデータの前記プロファイルに対応させて、プロファ
    イルIDを生成するプロファイルID生成手段と、前記
    プロファイル生成手段によって生成された前記コンテン
    ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
    に関連する前記プロファイルと、前記プロファイルID
    生成手段により生成され、対応する前記プロファイルの
    各々に関連付けられた前記プロファイルIDとを含むプ
    ロファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手
    段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶された前
    記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロファ
    イルとそれに対応するプロファイルIDを選択するプロ
    ファイル選択手段と、前記プロファイルID生成手段に
    より生成されたプロファイルIDおよび/または前記プ
    ロファイル選択手段によって選択されたプロファイルI
    Dに基づき、前記コンテンツデータにリンクさせるべき
    プロファイルIDを決定するプロファイルID決定手段
    と、前記プロファイルID決定手段によって決定された
    前記プロファイルIDを対応する前記コンテンツデータ
    に書き込むプロファイルID書き込み手段と、前記プロ
    ファイルID書き込み手段によって、プロファイルID
    が書き込まれた前記コンテンツデータを発信するデータ
    発信手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし60
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  62. 【請求項62】 前記コンテンツデータ生成手段、前記
    プロファイル生成手段および前記プロファイルID生成
    手段が、前記第一のCPU内に設けられ、前記プロファ
    イル選択手段、前記プロファイルID決定手段および前
    記プロファイルID書き込み手段が、前記第二のCPU
    内に設けられ、前記プロファイルデータ記憶手段が、前
    記少なくとも1つのメモリ内に設けられたことを特徴と
    する請求項17、18、34、35、48ないし61の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム。
  63. 【請求項63】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、第三のCPUを備え、前記コンテンツデータ生成
    手段、前記プロファイル生成手段および前記プロファイ
    ルID生成手段が、前記第一のCPU内に設けられ、前
    記データ選択受信手段および前記受信データ処理手段
    が、前記第二のCPU内に設けられ、前記プロファイル
    選択手段、前記プロファイルID決定手段および前記プ
    ロファイルID書き込み手段が、前記第二のCPU内に
    設けられ、前記プロファイルデータ記憶手段が、前記少
    なくとも1つのメモリ内に設けられたことを特徴とする
    請求項17、18、34、35、48ないし61のいず
    れか1項に記載のデータ通信システム。
  64. 【請求項64】 前記データ伝達装置が、テレビ放送
    網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
    網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
    れる通信網によって、データを伝達可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項1ないし63のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム。
  65. 【請求項65】 前記送信装置が移動可能に構成された
    ことを特徴とする請求項1ないし64のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム。
  66. 【請求項66】 前記送信装置が、自動車、電車、モノ
    レール、自転車、屋台車または車椅子を含む移動手段に
    搭載されていることを特徴とする請求項65に記載のデ
    ータ通信システム。
  67. 【請求項67】 前記コンテンツデータが、セールデー
    タおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項1な
    いし66のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  68. 【請求項68】 前記少なくとも1つの受信装置が、移
    動可能に構成されたことを特徴とする請求項1ないし6
    7のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  69. 【請求項69】 前記少なくとも1つの受信装置が、自
    動車、電車もしくは自転車に搭載され、または、人に携
    行されていることを特徴とする請求項68に記載のデー
    タ通信システム。
  70. 【請求項70】 前記プロファイルIDが、アドレス体
    系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを特
    徴とする請求項1ないし69のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム。
  71. 【請求項71】 前記イベント信号処理手段が、前記イ
    ベント信号生成手段によって生成された前記イベント信
    号に基づき、前記イベント処理データにしたがって、ポ
    ップアップメッセージの表示、バイブレータの起動、音
    声発生、データ転送、通信開始、プログラムの起動およ
    びコンテンツデータの読み込みよりなる群からなる処理
    を、前記少なくとも1つの受信装置に対して、実行可能
    に構成されたことを特徴とする請求項9ないし18、2
    6ないし35、42ないし70のいずれか1項に記載の
    データ通信システム。
  72. 【請求項72】 前記プロファイルIDが、前記送信装
    置および前記少なくとも1つの受信装置のみが解読可能
    な暗号によって、暗号化されたことを特徴とする請求項
    1ないし71のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム。
  73. 【請求項73】 前記プロファイルIDに加えて、前記
    コンテンツデータが、前記送信装置および前記少なくと
    も1つの受信装置のみが解読可能な暗号によって、暗号
    化されたことを特徴とする請求項72に記載のデータ通
    信システム。
  74. 【請求項74】 前記プロファイルIDならびに/また
    は前記プロファイルIDおよび前記コンテンツデータ
    が、前記送信装置および前記少なくとも1つの受信装置
    以外には公開されない秘密鍵ならびに/または秘密鍵お
    よび前記送信装置および前記少なくとも1つの受信装置
    以外にも公開される公開鍵によって、暗号化され、解読
    されることを特徴とする請求項72または73のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム。
  75. 【請求項75】 前記秘密鍵として、DESまたはトリ
    プルDESが用いられることを特徴とする請求項74に
    記載のデータ通信システム。
  76. 【請求項76】 前記公開鍵として、RSA、RC2、
    RC4またはRGPが用いられることを特徴とする請求
    項74に記載のデータ通信システム。
  77. 【請求項77】 前記少なくとも1つの受信装置が、携
    帯電話によって構成されたことを特徴とする請求項1な
    いし76のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  78. 【請求項78】 前記少なくとも1つの受信装置が、近
    距離無線機能を有する個人用受信機器によって構成され
    たことを特徴とする請求項1ないし76のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム。
  79. 【請求項79】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータと前記プロファイルIDを、すか
    し技術を用いて、リンクさせるように構成されたことを
    特徴とする請求項1ないし78のいずれか1項に記載の
    データ通信システム。
  80. 【請求項80】 前記コンテンツデータが、映像データ
    および音声データよりなる群から選ばれるストリーム系
    データを含むことを特徴とする請求項1ないし79のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  81. 【請求項81】 少なくとも1つのCPUと少なくとも
    1つのメモリを備え、前記少なくとも1つのCPUが、
    コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段
    と、前記コンテンツデータおよび前記コンテンツデータ
    の送受信に関連するプロファイルに対応するプロファイ
    ルIDを生成し、前記コンテンツデータに前記プロファ
    イルIDをリンクさせるプロファイルリンク手段とを備
    え、さらに、前記プロファイルIDがリンクされた前記
    コンテンツデータを、放送の形で、発信するデータ発信
    手段を備えたことを特徴とするデータ通信システム用の
    送信装置。
  82. 【請求項82】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連するプロファイルを生成するプロフ
    ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
    生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
    対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
    ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
    テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
    前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
    る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
    ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
    ファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記
    憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、少な
    くとも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイ
    ルIDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロフ
    ァイルID生成手段により生成されたプロファイルID
    および/または前記プロファイル選択手段によって選択
    されたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロ
    ファイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手
    段によって決定された前記プロファイルIDを対応する
    前記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
    込み手段を備えたことを特徴とする請求項81に記載の
    データ通信システム用の送信装置。
  83. 【請求項83】 さらに、前記少なくとも1つのメモリ
    が、前記プロファイルID書き込み手段によって、プロ
    ファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを保存す
    るコンテンツデータ保存手段を備え、前記データ発信手
    段が、前記コンテンツデータにリンクされたプロファイ
    ルIDまたはプロファイルIDが書き込まれたコンテン
    ツデータを、放送の形で、選択的に発信可能に構成され
    たことを特徴とする請求項81または82に記載のデー
    タ通信システム用の送信装置。
  84. 【請求項84】 さらに、前記少なくとも1つのCPU
    が、受信装置から、コンテンツデータの送信を要求する
    信号を受けたときに、前記コンテンツデータ保存手段に
    保存されたプロファイルIDが書き込まれたコンテンツ
    データを、前記データ発信手段に出力する送信要求受信
    手段を備えたことを特徴とする請求項83に記載のデー
    タ通信システム用の送信装置。
  85. 【請求項85】 前記少なくとも1つのCPUと前記少
    なくとも1つのメモリが、単一のパーソナルコンピュー
    タ内に設けられたことを特徴とする請求項81ないし8
    4のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信
    装置。
  86. 【請求項86】 第一のCPUと、第二のCPUとを備
    え、前記第一のCPUが、前記コンテンツデータ生成手
    段、前記プロファイル生成手段および前記プロファイル
    ID生成手段を備えており、前記第二のCPUが、前記
    プロファイル選択手段、前記プロファイルID決定手段
    および前記プロファイルID書き込み手段を備え、前記
    少なくとも1つのメモリが、前記プロファイルデータ記
    憶手段を備えたことを特徴とする請求項82または83
    に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  87. 【請求項87】 前記第二のCPUが、さらに、受信装
    置から、コンテンツデータの送信を要求する信号を受け
    たときに、前記コンテンツデータ保存手段に保存された
    プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデータを、
    前記データ発信手段に出力する送信要求受信手段を備え
    たことを特徴とする請求項86に記載のデータ通信シス
    テム用の送信装置。
  88. 【請求項88】 前記第一のCPU、前記第二のCPU
    および前記少なくとも1つのメモリが、単一のパーソナ
    ルコンピュータ内に設けられたことを特徴とする請求項
    86または87に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  89. 【請求項89】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項81ないし88のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  90. 【請求項90】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項89に記載のデータ通信
    システム用の送信装置。
  91. 【請求項91】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項89に記載のデータ通信システム用の送信
    装置。
  92. 【請求項92】 前記プロファイルが、ツリー構造を有
    するデータを含んでいることを特徴とする請求項89な
    いし91のいずれか1項に記載のデータ通信システム用
    の送信装置。
  93. 【請求項93】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項81ないし92の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  94. 【請求項94】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    複数の前記プロファイルIDを、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるように構成されたことを特徴とする請求
    項81ないし93のいずれか1項に記載のデータ通信シ
    ステム用の送信装置。
  95. 【請求項95】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記複数のプロファイルIDを、and、or、nan
    d、norまたはnotの形式で、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるように構成されたことを特徴とする請
    求項94に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  96. 【請求項96】 前記データ発信手段が、テレビ放送
    網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
    網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
    れる通信網を用いて、データを発信するように構成され
    たことを特徴とする請求項81ないし95のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  97. 【請求項97】 移動可能に構成されたことを特徴とす
    る請求項81ないし96のいずれか1項に記載のデータ
    通信システム用の送信装置。
  98. 【請求項98】 自動車、電車、モノレール、自転車、
    屋台車または車椅子を含む移動手段に搭載されているこ
    とを特徴とする請求項97に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  99. 【請求項99】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータと前記プロファイルIDを、すか
    し技術を用いて、リンクさせるように構成されたことを
    特徴とする請求項81ないし98のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム用の送信装置。
  100. 【請求項100】 前記プロファイルIDが、アドレス
    体系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを
    特徴とする請求項1ないし99のいずれか1項に記載の
    データ通信システム用の送信装置。
  101. 【請求項101】 前記コンテンツデータが、セールデ
    ータおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項1
    ないし100のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム。
  102. 【請求項102】 前記少なくとも1つのCPUが、さ
    らに、前記プロファイルIDを暗号化する暗号化手段を
    備えたことを特徴とする請求項81ないし85および8
    9ないし101のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム用の送信装置。
  103. 【請求項103】 前記暗号化手段が、前記プロファイ
    ルIDに加えて、前記コンテンツデータを暗号化するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項102に記載の
    データ通信システム用の送信装置。
  104. 【請求項104】 前記第二のCPUが、さらに、前記
    プロファイルIDを暗号化する暗号化手段を備えたこと
    を特徴とする請求項86ないし101のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム用の送信装置。
  105. 【請求項105】 前記暗号化手段が、前記プロファイ
    ルIDに加えて、前記コンテンツデータを暗号化するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項104に記載の
    データ通信システム用の送信装置。
  106. 【請求項106】 前記コンテンツデータが、映像デー
    タおよび音声データよりなる群から選ばれるストリーム
    系データを含むことを特徴とする請求項81ないし10
    5のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信
    装置。
  107. 【請求項107】 少なくとも1つのCPUと少なくと
    も1つのメモリを備え、前記少なくとも1つのCPU
    が、放送されたコンテンツデータを選択して、受信する
    データ選択受信手段および前記データ選択受信手段が受
    信したデータを処理する受信データ処理手段を備えたデ
    ータ通信システム用の受信装置であって、前記データ選
    択受信手段が、前記コンテンツデータおよび/または前
    記コンテンツデータの送受信に関連するプロファイルに
    対応し、前記コンテンツデータにリンクされたプロファ
    イルIDに基づいて、データを選別するように構成され
    たことを特徴とするデータ通信システム用の受信装置。
  108. 【請求項108】 さらに、前記少なくとも1つのメモ
    リが、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段を備え、前記少なくとも1つのCPUが、前記
    受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、前記
    受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された前記
    受信プロファイルIDデータを変更する受信プロファイ
    ルIDデータ処理手段を備え、前記データ選択受信手段
    が、前記コンテンツデータにリンクされた前記プロファ
    イルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデータ記
    憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデータに
    したがって、前記コンテンツデータを受信するか否かを
    判別するプロファイルID判別手段と、前記プロファイ
    ルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテンツデ
    ータのみを受信するデータ受信手段とを備えたことを特
    徴とする請求項107に記載のデータ通信システム用の
    受信装置。
  109. 【請求項109】 前記少なくとも1つのメモリが、プ
    ロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理
    データを備え、前記少なくとも1つのCPUの前記受信
    データ処理手段が、さらに、前記プロファイルID判別
    手段によって、受信すべきものと判別された前記プロフ
    ァイルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベ
    ント信号を生成して、出力するイベント信号生成手段
    と、コンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデ
    ータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前
    記イベント処理データに基づいて、前記イベント信号を
    生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベン
    ト信号生成手段によって生成されたイベント信号にした
    がって、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行
    するように構成されたことを特徴とする請求項108に
    記載のデータ通信システム用の受信装置。
  110. 【請求項110】 前記イベント処理データが、前記少
    なくとも1つのメモリの前記受信プロファイルIDデー
    タ記憶手段に記憶されていることを特徴とする請求項1
    09に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  111. 【請求項111】 前記少なくとも1つのメモリが、さ
    らに、イベント処理データ記憶手段を備え、前記イベン
    ト処理データが、前記イベント処理データ記憶手段に記
    憶されていることを特徴とする請求項110に記載のデ
    ータ通信システム用の受信装置。
  112. 【請求項112】 前記少なくとも1つのメモリが、さ
    らに、受信したコンテンツデータを蓄積して、記憶する
    コンテンツデータ記憶手段を備え、前記コンテンツデー
    タ処理手段が、受信したコンテンツデータを前記コンテ
    ンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させるとともに、前記
    コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶されたコンテン
    ツデータを処理可能に構成されたことを特徴とする請求
    項109ないし111のいずれか1項に記載のデータ通
    信システム用の受信装置。
  113. 【請求項113】 前記少なくとも1つのCPUの前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イ
    ベント処理データにしたがって、前記少なくとも1つの
    受信装置に対して、所定の処理を実行するイベント信号
    処理手段を備えたことを特徴とする請求項109ないし
    112のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の
    受信装置。
  114. 【請求項114】 前記少なくとも1つのCPUの前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記プロファイルID
    判別手段の判別結果に基づいて、前記プロファイルID
    判別手段が、入力されたプロファイルIDにリンクされ
    たコンテンツデータを受信すべきと判別し、前記プロフ
    ァイルIDにリンクされたコンテンツデータが入力され
    ていないときに、前記プロファイルIDとリンクされた
    コンテンツデータの送信を要求する送信要求信号を出力
    するコンテンツデータ送信要求手段を備えたことを特徴
    とする請求項107ないし113のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム用の受信装置。
  115. 【請求項115】 前記受信プロファイルIDデータ処
    理手段が、前記データ受信手段が受信した前記プロファ
    イルIDを解析して、前記受信プロファイルIDデータ
    記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデータ
    を変更可能に構成されたことを特徴とする請求項108
    ないし114のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム用の受信装置。
  116. 【請求項116】 前記少なくとも1つのCPUが、さ
    らに、コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生
    成手段と、前記コンテンツデータ生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/その送受信に関す
    るプロファイルを生成するプロファイル生成手段と、前
    記プロファイル生成手段によって生成された前記コンテ
    ンツデータの前記プロファイルに対応させて、プロファ
    イルIDを生成するプロファイルID生成手段とを備え
    ており、前記少なくとも1つメモリが、さらに、前記プ
    ロファイル生成手段によって生成された前記コンテンツ
    データおよび/または前記コンテンツデータの送受信に
    関連する前記プロファイルと、前記プロファイルID生
    成手段により生成され、対応する前記プロファイルの各
    々に関連付けられた前記プロファイルIDとを含むプロ
    ファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手段
    を備え、前記少なくとも1つのCPUが、さらに、前記
    プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファ
    イルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそれ
    に対応するプロファイルIDを選択するプロファイル選
    択手段と、前記プロファイルID生成手段により生成さ
    れたプロファイルIDおよび/または前記プロファイル
    選択手段によって選択されたプロファイルIDに基づ
    き、前記コンテンツデータにリンクさせるべきプロファ
    イルIDを決定するプロファイルID決定手段と、前記
    プロファイルID決定手段によって決定された前記プロ
    ファイルIDを対応する前記コンテンツデータに書き込
    むプロファイルID書き込み手段を備え、さらに、前記
    プロファイルID書き込み手段によって、プロファイル
    IDが書き込まれた前記コンテンツデータを発信するデ
    ータ発信手段を備えたことを特徴とする請求項107な
    いし115のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の受信装置。
  117. 【請求項117】 第一のCPUと、第二のCPUとを
    備え、前記第一のCPUが、前記受信プロファイルID
    データを生成し、あるいは、前記受信プロファイルID
    データ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルID
    データを変更する受信プロファイルIDデータ処理手段
    を備え、前記第二のCPUが、前記データ選択受信手段
    と、前記受信データ処理手段を備えたことを特徴とする
    請求項108ないし115のいずれか1項に記載のデー
    タ通信システム用の受信装置。
  118. 【請求項118】 前記第一のCPUが、さらに、前記
    コンテンツデータ生成手段、前記プロファイル生成手段
    および前記プロファイルID生成手段とを備え、前記少
    なくとも1つのメモリが、さらに、前記プロファイルデ
    ータ記憶手段を備えており、前記第二のCPUが、さら
    に、前記プロファイル選択手段と、前記プロファイルI
    D生成手段により生成されたプロファイルIDおよび/
    または前記プロファイルID決定手段と、前記プロファ
    イルID書き込み手段を備えたことを特徴とする請求項
    117に記載データ通信システム用の受信装置。
  119. 【請求項119】 さらに、第三のCPUを備え、前記
    第一のCPUが、さらに、前記コンテンツデータ生成手
    段、前記プロファイル生成手段および前記プロファイル
    ID生成手段とを備え、前記少なくとも1つのメモリ
    が、さらに、前記プロファイルデータ記憶手段を備えて
    おり、前記第三のCPUが、前記プロファイル選択手段
    と、前記プロファイルID生成手段により生成されたプ
    ロファイルIDおよび/または前記プロファイルID決
    定手段と、前記プロファイルID書き込み手段を備えた
    ことを特徴とする請求項117に記載データ通信システ
    ム用の受信装置。
  120. 【請求項120】 前記プロファイルが、コンテンツデ
    ータの内容に関連するデータ、送信装置に関連するデー
    タおよび前記受信装置に関連するデータによって構成さ
    れることを特徴とする請求項107ないし119のいず
    れか1項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  121. 【請求項121】 前記送信装置に関連するデータが、
    送信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方
    法を含むことを特徴とする請求項120に記載のデータ
    通信システム用の受信装置。
  122. 【請求項122】 前記受信装置に関連するデータが、
    受信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵
    便番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メー
    ルアドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置
    の受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、P
    OP/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グル
    ープ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特
    徴とする請求項120に記載のデータ通信システム用の
    受信装置。
  123. 【請求項123】 前記プロファイルが、ツリー構造を
    有するデータを含んでいることを特徴とする請求項12
    0ないし122のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム用の受信装置。
  124. 【請求項124】 前記少なくとも1つのCPUが、さ
    らに、前記データ選択受信手段が受信したデータの受信
    回数をカウントし、所定時間内に、前記データ選択受信
    手段が受信したデータの受信回数が所定回数未満のとき
    は、前記データ選択受信手段が、データを選別するため
    に用いる前記プロファイルIDを、前記プロファイルI
    Dに対応する前記ツリー構造中のプロファイルよりも階
    層が上位のプロファイルに対応するプロファイルIDに
    リセットするプロファイルIDリセット手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項123に記載のデータ通信システ
    ム用の受信装置。
  125. 【請求項125】 前記第二のCPUが、さらに、前記
    データ選択受信手段が受信したデータの受信回数をカウ
    ントし、所定時間内に、前記データ選択受信手段が受信
    したデータの受信回数が所定回数未満のときは、前記デ
    ータ選択受信手段が、データを選別するために用いる前
    記プロファイルIDを、前記プロファイルIDに対応す
    る前記ツリー構造中のプロファイルよりも階層が上位の
    プロファイルに対応するプロファイルIDにリセットす
    るプロファイルIDリセット手段を備えたことを特徴と
    する請求項123に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
  126. 【請求項126】 前記プロファイルIDが識別子によ
    って構成されたことを特徴とする請求項107ないし1
    25のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受
    信装置。
  127. 【請求項127】 前記コンテンツデータに、複数のプ
    ロファイルIDがリンクされることを特徴とする請求項
    107ないし126のいずれか1項に記載のデータ通信
    システム用の受信装置。
  128. 【請求項128】 前記複数のプロファイルIDが、a
    nd、or、nand、norまたはnotの形式で、
    前記コンテンツデータにリンクされることを特徴とする
    請求項127に記載のデータ通信システム用の受信装
    置。
  129. 【請求項129】 テレビ放送網、衛星放送網、ケーブ
    ルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線通信網およ
    びDABよりなる群から選ばれる通信網を通じて、デー
    タを受信するように構成されたことを特徴とする請求項
    107ないし128のいずれか1項に記載のデータ通信
    システム用の受信装置。
  130. 【請求項130】 移動可能に構成されたことを特徴と
    する請求項107ないし129のいずれか1項に記載の
    データ通信システム用の受信装置。
  131. 【請求項131】 自動車、電車もしくは自転車に搭載
    され、または、人に携行されていることを特徴とする請
    求項130に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  132. 【請求項132】 前記イベント信号処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成された前記イベント
    信号に基づき、前記イベント処理データにしたがって、
    ポップアップメッセージの表示、バイブレータの起動、
    音声発生、データ転送、通信開始、プログラムの起動お
    よびコンテンツデータの読み込みよりなる群からなる処
    理を、前記受信装置に対して、実行可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項113ないし131のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  133. 【請求項133】 携帯電話によって構成されたことを
    特徴とする請求項107ないし132のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム用の受信装置。
  134. 【請求項134】 近距離無線機能を有する個人用受信
    機器によって構成されたことを特徴とする請求項107
    ないし132のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム用の受信装置。
  135. 【請求項135】 前記プロファイルIDが暗号化さ
    れ、前記少なくとも1つのCPUが、さらに、暗号化さ
    れた前記プロファイルIDを解読する暗号解読手段を備
    えたことを特徴とする請求項107ないし116および
    120ないし134のいずれか1項に記載のデータ通信
    システム用の受信装置。
  136. 【請求項136】 前記プロファイルIDに加えて、前
    記コンテンツデータが暗号化され、前記暗号解読手段
    が、暗号化された前記コンテンツデータを解読可能に構
    成されたことを特徴とする請求項135に記載のデータ
    通信システム用の受信装置。
  137. 【請求項137】 前記プロファイルIDが暗号化さ
    れ、前記第二のCPUが、さらに、暗号化された前記プ
    ロファイルIDを解読する暗号解読手段を備えたことを
    特徴とする請求項117ないし134のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム用の受信装置。
  138. 【請求項138】 前記プロファイルIDに加えて、前
    記コンテンツデータが暗号化され、前記暗号解読手段
    が、暗号化された前記コンテンツデータを解読可能に構
    成されたことを特徴とする請求項137に記載のデータ
    通信システム用の受信装置。
  139. 【請求項139】 前記プロファイルIDが、すかし技
    術を用いて、前記コンテンツデータにリンクされたこと
    を特徴とする請求項107ないし138のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  140. 【請求項140】 前記プロファイルIDが、アドレス
    体系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを
    特徴とする請求項107ないし139のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム用の送信装置。
  141. 【請求項141】 前記コンテンツデータが、セールデ
    ータおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項1
    07ないし140のいずれか1項に記載のデータ通信シ
    ステム。
  142. 【請求項142】 前記コンテンツデータが、映像デー
    タおよび音声データよりなる群から選ばれるストリーム
    系データを含むことを特徴とする請求項107ないし1
    41のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受
    信装置。
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JP2006501705A (ja) * 2002-08-02 2006-01-12 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト ユーザデータメッセージを伝送するための方法、加入者機器並びに無線通信システム

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