JP2003022079A - コンテンツ配布方法、楽曲配布方法、楽曲配布システム、及び楽曲配布装置 - Google Patents
コンテンツ配布方法、楽曲配布方法、楽曲配布システム、及び楽曲配布装置Info
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- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者に煩雑な手続きを強いることなく、利
用者が所有する再生装置に楽曲などのコンテンツを効率
よく配布できるようにする。 【解決手段】 公衆の場に設置される楽曲配布装置３か
ら携帯可能な音楽再生装置１へ楽曲を配布する楽曲配布
システムにおいて、楽曲配布装置３及び音楽再生装置１
には、共通する規格に準拠した近距離無線通信装置が備
えられる。楽曲配布装置３は、当該楽曲配布装置３から
近距離無線通信により接続可能な通信圏内の音楽再生装
置１に対して楽曲に関わる案内情報を送信し、この案内
情報を受けた音楽再生装置1の所有者からの指示に応じ
て、要求された楽曲を対応する音楽再生装置1へ近距離
無線通信により送信する。音楽再生装置１の所有者は、
当該音楽再生装置１もしくはその一部を耳に装着した状
態で楽曲配布装置３から送られる楽曲を聴取する。
用者が所有する再生装置に楽曲などのコンテンツを効率
よく配布できるようにする。 【解決手段】 公衆の場に設置される楽曲配布装置３か
ら携帯可能な音楽再生装置１へ楽曲を配布する楽曲配布
システムにおいて、楽曲配布装置３及び音楽再生装置１
には、共通する規格に準拠した近距離無線通信装置が備
えられる。楽曲配布装置３は、当該楽曲配布装置３から
近距離無線通信により接続可能な通信圏内の音楽再生装
置１に対して楽曲に関わる案内情報を送信し、この案内
情報を受けた音楽再生装置1の所有者からの指示に応じ
て、要求された楽曲を対応する音楽再生装置1へ近距離
無線通信により送信する。音楽再生装置１の所有者は、
当該音楽再生装置１もしくはその一部を耳に装着した状
態で楽曲配布装置３から送られる楽曲を聴取する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が所有する
再生装置に楽曲などのコンテンツを配布するコンテンツ
配布方法、楽曲配布方法、楽曲配布システム、及び楽曲
配布装置に関する。
再生装置に楽曲などのコンテンツを配布するコンテンツ
配布方法、楽曲配布方法、楽曲配布システム、及び楽曲
配布装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、利用者の利用形態や用途に応じて
種々な音楽再生装置が登場してきている。音楽再生装置
の例としては、音楽再生専用機であるＭＰ３プレーヤな
どが挙げられる。また、パーソナルコンピュータや携帯
情報端末（ＰＤＡ）などに音楽再生用ソフトウェアを搭
載することにより音楽再生装置を実現することもでき
る。このような音楽再生装置は、再生すべき楽曲を記録
・保存しておくためのメモリを備えられるが、メモリに
データを保存する方式には種々なものがある。
種々な音楽再生装置が登場してきている。音楽再生装置
の例としては、音楽再生専用機であるＭＰ３プレーヤな
どが挙げられる。また、パーソナルコンピュータや携帯
情報端末（ＰＤＡ）などに音楽再生用ソフトウェアを搭
載することにより音楽再生装置を実現することもでき
る。このような音楽再生装置は、再生すべき楽曲を記録
・保存しておくためのメモリを備えられるが、メモリに
データを保存する方式には種々なものがある。
【０００３】ところで、このような音楽再生装置により
音楽を聴取できるようにするためには、その音楽の元と
なる楽曲データを予め公衆の場に設置される楽曲配布装
置（楽曲販売端末など）から取り込むことが必要とな
る。その場合、音楽再生装置の所有者は、公衆の場に設
置される楽曲販売端末と音楽再生装置との有線接続の処
理を行い、楽曲を購入するために必要な手続きを行う。
音楽を聴取できるようにするためには、その音楽の元と
なる楽曲データを予め公衆の場に設置される楽曲配布装
置（楽曲販売端末など）から取り込むことが必要とな
る。その場合、音楽再生装置の所有者は、公衆の場に設
置される楽曲販売端末と音楽再生装置との有線接続の処
理を行い、楽曲を購入するために必要な手続きを行う。
【０００４】なお、特開２０００−１３４１４７号公報
には、購買者が直接あるいは間接に携帯する購買者側装
置が販売店（販売者側装置）に近づいた場合に、両装置
間でのデータ通信を自動的に開始し、販売者側装置から
の商品宣伝などを実現するデータ通信システムが開示さ
れているが、このデータ通信システムでは、相手装置の
検知に電波ビーコンを用い、実際の主データのやりとり
は公衆回線経由で行っている。
には、購買者が直接あるいは間接に携帯する購買者側装
置が販売店（販売者側装置）に近づいた場合に、両装置
間でのデータ通信を自動的に開始し、販売者側装置から
の商品宣伝などを実現するデータ通信システムが開示さ
れているが、このデータ通信システムでは、相手装置の
検知に電波ビーコンを用い、実際の主データのやりとり
は公衆回線経由で行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した楽曲配布装置
を構築する際には、様々な記録媒体に対応すべく多くの
種類の記録機器を搭載する必要があるため、機器のコス
トに多大な影響を与えるという問題がある。また、利用
者の所有する音楽再生装置を楽曲配布装置に有線接続す
る必要があるため、利用者による手続きを煩雑にさせて
しまうとい問題もある。更には、物理的接続のため、接
続機器の耐久度を考慮しなければならないという問題も
ある。
を構築する際には、様々な記録媒体に対応すべく多くの
種類の記録機器を搭載する必要があるため、機器のコス
トに多大な影響を与えるという問題がある。また、利用
者の所有する音楽再生装置を楽曲配布装置に有線接続す
る必要があるため、利用者による手続きを煩雑にさせて
しまうとい問題もある。更には、物理的接続のため、接
続機器の耐久度を考慮しなければならないという問題も
ある。
【０００６】本発明は上記実状に鑑みてなされたもので
あり、利用者に煩雑な手続きを強いることなく、利用者
が所有する再生装置に楽曲などのコンテンツを効率よく
配布することのできるコンテンツ配布方法、楽曲配布方
法、楽曲配布システム、及び楽曲配布装置を提供するこ
とを目的とする。
あり、利用者に煩雑な手続きを強いることなく、利用者
が所有する再生装置に楽曲などのコンテンツを効率よく
配布することのできるコンテンツ配布方法、楽曲配布方
法、楽曲配布システム、及び楽曲配布装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンテンツ
配布方法は、公衆の場に設置されるコンテンツ配布装置
から携帯可能な情報処理装置へコンテンツを配布するコ
ンテンツ配布方法であって、前記コンテンツ配布装置か
ら近距離無線通信により接続可能な通信圏内の情報処理
装置に対してコンテンツに関わる案内情報を送信し、前
記案内情報を受けた情報処理装置の所有者からの指示に
応じて、要求されたコンテンツを前記コンテンツ配布装
置から対応する情報処理装置へ近距離無線通信により送
信することを特徴とする。
配布方法は、公衆の場に設置されるコンテンツ配布装置
から携帯可能な情報処理装置へコンテンツを配布するコ
ンテンツ配布方法であって、前記コンテンツ配布装置か
ら近距離無線通信により接続可能な通信圏内の情報処理
装置に対してコンテンツに関わる案内情報を送信し、前
記案内情報を受けた情報処理装置の所有者からの指示に
応じて、要求されたコンテンツを前記コンテンツ配布装
置から対応する情報処理装置へ近距離無線通信により送
信することを特徴とする。
【０００８】また、本発明に係る楽曲配布方法は、公衆
の場に設置される楽曲配布装置から携帯可能な音楽再生
装置へ楽曲を配布する楽曲配布方法であって、前記楽曲
配布装置から近距離無線通信により接続可能な通信圏内
の音楽再生装置に対して楽曲に関わる案内情報を送信
し、前記案内情報を受けた音楽再生装置の所有者からの
指示に応じて、要求された楽曲を前記楽曲配布装置から
対応する音楽再生装置へ近距離無線通信により送信する
ことを特徴とする。
の場に設置される楽曲配布装置から携帯可能な音楽再生
装置へ楽曲を配布する楽曲配布方法であって、前記楽曲
配布装置から近距離無線通信により接続可能な通信圏内
の音楽再生装置に対して楽曲に関わる案内情報を送信
し、前記案内情報を受けた音楽再生装置の所有者からの
指示に応じて、要求された楽曲を前記楽曲配布装置から
対応する音楽再生装置へ近距離無線通信により送信する
ことを特徴とする。
【０００９】また、本発明に係る楽曲配布システムは、
公衆の場に設置される楽曲配布装置から携帯可能な音楽
再生装置へ楽曲を配布する楽曲配布システムであって、
前記楽曲配布装置に設けられ、当該楽曲配布装置から近
距離無線通信により接続可能な通信圏内の音楽再生装置
に対して楽曲に関わる案内情報を送信する手段と、前記
楽曲配布装置に設けられ、前記案内情報を受けた音楽再
生装置の所有者からの指示に応じて、要求された楽曲を
対応する音楽再生装置へ近距離無線通信により送信する
手段とを具備したことを特徴とする。
公衆の場に設置される楽曲配布装置から携帯可能な音楽
再生装置へ楽曲を配布する楽曲配布システムであって、
前記楽曲配布装置に設けられ、当該楽曲配布装置から近
距離無線通信により接続可能な通信圏内の音楽再生装置
に対して楽曲に関わる案内情報を送信する手段と、前記
楽曲配布装置に設けられ、前記案内情報を受けた音楽再
生装置の所有者からの指示に応じて、要求された楽曲を
対応する音楽再生装置へ近距離無線通信により送信する
手段とを具備したことを特徴とする。
【００１０】また、本発明に係る楽曲配布装置は、携帯
可能な音楽再生装置へ楽曲を配布するための、公衆の場
に設置される楽曲配布装置であって、前記楽曲配布装置
から近距離無線通信により接続可能な通信圏内の音楽再
生装置に対して楽曲に関わる案内情報を送信する手段
と、前記案内情報を受けた音楽再生装置の所有者からの
指示に応じて、要求された楽曲を対応する音楽再生装置
へ近距離無線通信により送信する手段とを具備したこと
を特徴とする。
可能な音楽再生装置へ楽曲を配布するための、公衆の場
に設置される楽曲配布装置であって、前記楽曲配布装置
から近距離無線通信により接続可能な通信圏内の音楽再
生装置に対して楽曲に関わる案内情報を送信する手段
と、前記案内情報を受けた音楽再生装置の所有者からの
指示に応じて、要求された楽曲を対応する音楽再生装置
へ近距離無線通信により送信する手段とを具備したこと
を特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図１は、本発明の一実施形態におい
て使用される音楽再生装置の外観を示す図である。音楽
再生装置１は、音楽を再生する機能を備えた携帯可能な
装置であり、同図に示されるようなヘッドフォン、もし
くはイヤホンの形状を成しており、後で詳述するスピー
カ、音楽再生部、近距離無線通信装置、メモリ、操作部
などを備えている。
施形態を説明する。図１は、本発明の一実施形態におい
て使用される音楽再生装置の外観を示す図である。音楽
再生装置１は、音楽を再生する機能を備えた携帯可能な
装置であり、同図に示されるようなヘッドフォン、もし
くはイヤホンの形状を成しており、後で詳述するスピー
カ、音楽再生部、近距離無線通信装置、メモリ、操作部
などを備えている。
【００１２】なお、変形例として、音楽再生装置１中の
操作部を使用せずに、別の機器に備えられる操作部から
音楽再生装置１本体を操作するように構成してもよい。
この場合、例えば図２に示されるように、音楽再生装置
１に備えらえる近距離無線通信装置と同種の近距離無線
通信装置を備えた携帯電話（あるいは携帯端末）２を用
い、この携帯電話（あるいは携帯端末）２から近距離無
線通信装置を介して無線通信により音楽再生装置１本体
を操作すればよい。
操作部を使用せずに、別の機器に備えられる操作部から
音楽再生装置１本体を操作するように構成してもよい。
この場合、例えば図２に示されるように、音楽再生装置
１に備えらえる近距離無線通信装置と同種の近距離無線
通信装置を備えた携帯電話（あるいは携帯端末）２を用
い、この携帯電話（あるいは携帯端末）２から近距離無
線通信装置を介して無線通信により音楽再生装置１本体
を操作すればよい。
【００１３】図３は、本発明の一実施形態において使用
される楽曲販売端末（楽曲配布装置）３の外観を示す図
である。楽曲販売端末３は、店頭などの公衆の場に設置
され、楽曲を販売することを主な目的とした端末であ
る。この楽曲販売端末３には、後で詳述するようにタッ
チパネル付き表示装置や近距離無線通信装置を内蔵して
おり、利用者に対して情報を表示するとともに、タッチ
パネルを通じて入力操作を行うことができ、案内や楽曲
を近距離無線通信装置を介して音楽再生装置１へ送信す
ることができるようになっている。
される楽曲販売端末（楽曲配布装置）３の外観を示す図
である。楽曲販売端末３は、店頭などの公衆の場に設置
され、楽曲を販売することを主な目的とした端末であ
る。この楽曲販売端末３には、後で詳述するようにタッ
チパネル付き表示装置や近距離無線通信装置を内蔵して
おり、利用者に対して情報を表示するとともに、タッチ
パネルを通じて入力操作を行うことができ、案内や楽曲
を近距離無線通信装置を介して音楽再生装置１へ送信す
ることができるようになっている。
【００１４】図４は、本実施形態で使用される音楽再生
装置１及び楽曲販売端末３の構成を示すブロック図であ
る。
装置１及び楽曲販売端末３の構成を示すブロック図であ
る。
【００１５】音楽再生装置１には、制御部１１、操作部
１２、記憶部（内部・外部メモリ）１３、再生部（デコ
ーダ）１４、スピーカ１５、無線通信部１６、アンテナ
１７などが備えられる。
１２、記憶部（内部・外部メモリ）１３、再生部（デコ
ーダ）１４、スピーカ１５、無線通信部１６、アンテナ
１７などが備えられる。
【００１６】制御部１１は、音楽再生装置１全体の動作
を司り、種々な制御に関する処理を行う部分である。
を司り、種々な制御に関する処理を行う部分である。
【００１７】操作部１２は、音楽再生装置１の所有者が
操作する部分であり、再生処理や、記録処理、無線通信
処理などに関する操作を行う際に使用される。
操作する部分であり、再生処理や、記録処理、無線通信
処理などに関する操作を行う際に使用される。
【００１８】記憶部１３は、所定の方式により楽曲（音
楽）などのデータを記憶・記録する部分である。
楽）などのデータを記憶・記録する部分である。
【００１９】再生部１４は、記憶部１３に記憶された楽
曲などの音声情報の再生処理（復号処理）を行う部分で
ある。
曲などの音声情報の再生処理（復号処理）を行う部分で
ある。
【００２０】スピーカ１５は、再生部１４の再生処理に
より再生された音声を出力する部分である。
より再生された音声を出力する部分である。
【００２１】無線通信部１６は、例えばＢｌｕｅｔｏｏ
ｔｈTMの規格に準拠した無線通信インタフェースに相当
する部分であり、近距離無線通信に関する種々な設定処
理や制御処理を行う部分である。
ｔｈTMの規格に準拠した無線通信インタフェースに相当
する部分であり、近距離無線通信に関する種々な設定処
理や制御処理を行う部分である。
【００２２】アンテナ１７は、無線通信先の機器に対し
て電波を発したりその機器から電波を受けたりする部分
である。
て電波を発したりその機器から電波を受けたりする部分
である。
【００２３】楽曲販売端末３には、制御部３１、操作部
（タッチパネル）３２、表示部（液晶パネル）３３、記
憶部３４、スピーカ（もしくはヘッドフォン端子）３
５、ネットワークアダプタ３６、無線通信部３７、アン
テナ３８などが備えられる。
（タッチパネル）３２、表示部（液晶パネル）３３、記
憶部３４、スピーカ（もしくはヘッドフォン端子）３
５、ネットワークアダプタ３６、無線通信部３７、アン
テナ３８などが備えられる。
【００２４】制御部３１は、楽曲販売端末３全体の動作
を司り、種々な制御に関する処理を行う部分である。
を司り、種々な制御に関する処理を行う部分である。
【００２５】操作部３２は、楽曲販売端末３の利用者
（音楽再生装置１の所有者）がタッチパネル（もしくは
カーソルキー）を通じて操作する部分であり、案内や楽
曲購入などに関する操作を行う際に使用される。
（音楽再生装置１の所有者）がタッチパネル（もしくは
カーソルキー）を通じて操作する部分であり、案内や楽
曲購入などに関する操作を行う際に使用される。
【００２６】表示部３３は、液晶パネルなどを備えてお
り、楽曲販売端末３の通信圏内の音楽再生装置を個々に
識別するための項目を画面表示したり、楽曲購入のため
のガイダンスを行うなど、楽曲に関する種々な案内やサ
ービスを提供する。
り、楽曲販売端末３の通信圏内の音楽再生装置を個々に
識別するための項目を画面表示したり、楽曲購入のため
のガイダンスを行うなど、楽曲に関する種々な案内やサ
ービスを提供する。
【００２７】記憶部３４は、案内情報や楽曲情報などを
記憶する部分である。
記憶する部分である。
【００２８】スピーカ（もしくはヘッドフォン端子）３
５は、利用者に対して案内情報や楽曲情報などを音声と
して出力する部分である。
５は、利用者に対して案内情報や楽曲情報などを音声と
して出力する部分である。
【００２９】ネットワークアダプタ３６は、外部のネッ
トワークとの情報の往来を制御するための部分である。
例えば、ネットワークアダプタ３６は、予め保管された
楽曲情報や、各音楽再生装置毎の楽曲の利用傾向を示す
特徴情報を必要時にネットワークを介して取得する。
トワークとの情報の往来を制御するための部分である。
例えば、ネットワークアダプタ３６は、予め保管された
楽曲情報や、各音楽再生装置毎の楽曲の利用傾向を示す
特徴情報を必要時にネットワークを介して取得する。
【００３０】無線通信部３７は、例えばＢｌｕｅｔｏｏ
ｔｈTMの規格に準拠した無線通信インタフェースに相当
する部分であり、近距離無線通信に関する種々な設定処
理や制御処理を行う部分である。
ｔｈTMの規格に準拠した無線通信インタフェースに相当
する部分であり、近距離無線通信に関する種々な設定処
理や制御処理を行う部分である。
【００３１】アンテナ３８は、無線通信先の機器に対し
て電波を発したりその機器から電波を受けたりする部分
である。
て電波を発したりその機器から電波を受けたりする部分
である。
【００３２】なお、楽曲は、楽曲販売端末３自身が持つ
記憶部３４から、もしくは外部のサーバよりネットワー
クを経て利用者へ提供される。
記憶部３４から、もしくは外部のサーバよりネットワー
クを経て利用者へ提供される。
【００３３】利用者は、音楽再生装置１もしくはその一
部を耳に装着した状態で、図５に示されるように楽曲購
入のための操作を楽曲販売端末３に対して行うことによ
り、自身の音楽再生装置１へ所望の楽曲を取り込む。こ
の場合、楽曲販売端末３から音楽再生装置１への楽曲の
取り込みは、楽曲販売端末３に備えられる近距離無線通
信装置（無線通信部１６、アンテナ１７）及び音楽再生
装置１に備えられる近距離無線通信装置（無線通信部３
７、アンテナ３８）を介して行われる。
部を耳に装着した状態で、図５に示されるように楽曲購
入のための操作を楽曲販売端末３に対して行うことによ
り、自身の音楽再生装置１へ所望の楽曲を取り込む。こ
の場合、楽曲販売端末３から音楽再生装置１への楽曲の
取り込みは、楽曲販売端末３に備えられる近距離無線通
信装置（無線通信部１６、アンテナ１７）及び音楽再生
装置１に備えられる近距離無線通信装置（無線通信部３
７、アンテナ３８）を介して行われる。
【００３４】次に、図６のフローチャートを参照して、
楽曲を購入する際の全体の処理の流れについて説明す
る。
楽曲を購入する際の全体の処理の流れについて説明す
る。
【００３５】楽曲販売端末３は、近距離無線通信装置を
介して、当該楽曲販売端末３の周囲にある（接続可能な
通信圏内にある）同種の近距離無線通信装置を有する機
器（ここでは、音楽再生装置１）を探索する（ステップ
Ａ１）。
介して、当該楽曲販売端末３の周囲にある（接続可能な
通信圏内にある）同種の近距離無線通信装置を有する機
器（ここでは、音楽再生装置１）を探索する（ステップ
Ａ１）。
【００３６】利用者が楽曲販売端末３の付近に近づく
と、楽曲販売端末３は音楽再生装置１の圏内への到達を
検知し（音楽再生装置１を発見し）、近距離無線通信装
置を介して利用者の音楽再生装置１への接続を試みる
（ステップＡ２）。
と、楽曲販売端末３は音楽再生装置１の圏内への到達を
検知し（音楽再生装置１を発見し）、近距離無線通信装
置を介して利用者の音楽再生装置１への接続を試みる
（ステップＡ２）。
【００３７】接続が成功すると、楽曲販売端末３は音楽
再生装置１へ割り込み、案内のための音声や音楽を発信
する（ステップＡ３）。これにより、楽曲販売端末３の
所有者に対するプッシュ式の案内提供が実現され、利用
者は特段意識することなく案内を知得することができ
る。
再生装置１へ割り込み、案内のための音声や音楽を発信
する（ステップＡ３）。これにより、楽曲販売端末３の
所有者に対するプッシュ式の案内提供が実現され、利用
者は特段意識することなく案内を知得することができ
る。
【００３８】なお、楽曲販売端末３の探索によって発見
される同種の機器が複数存在する場合も考えられるが、
その場合の処理の詳細については後述する。
される同種の機器が複数存在する場合も考えられるが、
その場合の処理の詳細については後述する。
【００３９】利用者はその存在を知覚して楽曲販売端末
３の操作を開始する（ステップＡ４）。
３の操作を開始する（ステップＡ４）。
【００４０】操作時に発生する音声や音楽は、同じく近
距離無線通信装置を通じて利用者が装着している音楽再
生装置１において流れる。利用者は楽曲販売端末３で操
作を行い、楽曲の購入を決定し、その楽曲が有償配布の
場合は決済手続きを行い（ステップＡ５）、ダウンロー
ドにより楽曲データの取得を行う（ステップＡ６）。な
お、この時の決済手続きは、一般的に利用されている既
知の手法を用いることで実現できる。
距離無線通信装置を通じて利用者が装着している音楽再
生装置１において流れる。利用者は楽曲販売端末３で操
作を行い、楽曲の購入を決定し、その楽曲が有償配布の
場合は決済手続きを行い（ステップＡ５）、ダウンロー
ドにより楽曲データの取得を行う（ステップＡ６）。な
お、この時の決済手続きは、一般的に利用されている既
知の手法を用いることで実現できる。
【００４１】次に、図７のフローチャートを参照して、
利用者の立場から見た処理の流れを説明する。ここでの
処理は、図６におけるステップＡ４〜Ａ６に対応してい
る。
利用者の立場から見た処理の流れを説明する。ここでの
処理は、図６におけるステップＡ４〜Ａ６に対応してい
る。
【００４２】楽曲販売端末３の表示部３３上（タッチパ
ネル画面上）には、楽曲販売端末３により接続され、通
信可能な状態にある音楽再生装置を示す項目が一覧表示
されているものとする。利用者は、楽曲販売端末３の表
示部３３上の一覧から、自身の音楽再生装置１を示す部
分を押下するなどして選択する（ステップＢ１）。
ネル画面上）には、楽曲販売端末３により接続され、通
信可能な状態にある音楽再生装置を示す項目が一覧表示
されているものとする。利用者は、楽曲販売端末３の表
示部３３上の一覧から、自身の音楽再生装置１を示す部
分を押下するなどして選択する（ステップＢ１）。
【００４３】次に、利用者は、所望する楽曲を楽曲販売
端末３の操作により選び出す（ステップＢ２）。また、
利用者は、この際に楽曲を試聴する（ステップＢ３）。
端末３の操作により選び出す（ステップＢ２）。また、
利用者は、この際に楽曲を試聴する（ステップＢ３）。
【００４４】なお、試聴は一般に楽曲販売端末３に装備
されるスピーカ３５やヘッドフォン端子に接続されるヘ
ッドフォンを通じて行われるが、この場合にも近距離無
線通信装置（無線通信部３７、アンテナ３８）を通じ
て、利用者が所有する音楽再生装置において楽曲が流れ
るようにすると効果的である。
されるスピーカ３５やヘッドフォン端子に接続されるヘ
ッドフォンを通じて行われるが、この場合にも近距離無
線通信装置（無線通信部３７、アンテナ３８）を通じ
て、利用者が所有する音楽再生装置において楽曲が流れ
るようにすると効果的である。
【００４５】利用者は購入したい楽曲であるかどうかの
決定を行い（ステップＢ４）、購入を決定した場合は、
選択した楽曲が有償配布であれば一般的によく知られた
手法で決済手続きを行い（ステップＢ５）、ダウンロー
ドにより楽曲データの取得を行う（ステップＢ６）。一
方、利用者が購入したい楽曲でない場合には（ステップ
Ｂ４のＮ）、手続きを中止し、再び楽曲選択を行うかど
うかを決定する（ステップＢ７。再び楽曲選択を行う場
合には、ステップＢ２からの処理を繰り返す。
決定を行い（ステップＢ４）、購入を決定した場合は、
選択した楽曲が有償配布であれば一般的によく知られた
手法で決済手続きを行い（ステップＢ５）、ダウンロー
ドにより楽曲データの取得を行う（ステップＢ６）。一
方、利用者が購入したい楽曲でない場合には（ステップ
Ｂ４のＮ）、手続きを中止し、再び楽曲選択を行うかど
うかを決定する（ステップＢ７。再び楽曲選択を行う場
合には、ステップＢ２からの処理を繰り返す。
【００４６】なお、楽曲データは近距離無線通信装置を
通じて取得され、音楽再生装置１の記憶部１３に記録さ
れる。このため、利用者は楽曲データの配布を受ける際
には特に記録媒体を楽曲販売端末へ差しこんだり、音楽
再生装置を有線接続したりすることなく、楽曲販売端末
のそばにいるだけでよい。また、データ取得時間を利用
して楽曲販売端末３は広告画面を表示したり、利用者を
楽しませる趣向を凝らした画面を表示するなどして、飽
きさせない手段を講じることも有効である。
通じて取得され、音楽再生装置１の記憶部１３に記録さ
れる。このため、利用者は楽曲データの配布を受ける際
には特に記録媒体を楽曲販売端末へ差しこんだり、音楽
再生装置を有線接続したりすることなく、楽曲販売端末
のそばにいるだけでよい。また、データ取得時間を利用
して楽曲販売端末３は広告画面を表示したり、利用者を
楽しませる趣向を凝らした画面を表示するなどして、飽
きさせない手段を講じることも有効である。
【００４７】ところで、無線通信部１６、３７は各々固
有の識別番号を有している。楽曲販売端末３は利用者が
所有する音楽再生装置１を上記識別番号より判別し、利
用者（利用者の所有する機器）を特定できる。楽曲販売
端末３は、外部サーバに保存される各音楽再生装置毎の
過去の利用傾向を示す特徴情報を参照し、購入傾向を認
識して利用者が興味を持つと予測される分野の曲を優先
して提案する機能を有してもよい。また、購入実績に応
じて他の利用者との差異を設け、優遇処置をとる事も可
能である。その場合の処理の流れの例を以下に示す。
有の識別番号を有している。楽曲販売端末３は利用者が
所有する音楽再生装置１を上記識別番号より判別し、利
用者（利用者の所有する機器）を特定できる。楽曲販売
端末３は、外部サーバに保存される各音楽再生装置毎の
過去の利用傾向を示す特徴情報を参照し、購入傾向を認
識して利用者が興味を持つと予測される分野の曲を優先
して提案する機能を有してもよい。また、購入実績に応
じて他の利用者との差異を設け、優遇処置をとる事も可
能である。その場合の処理の流れの例を以下に示す。
【００４８】まず、図８のフローチャートを参照して、
特徴情報を利用した第１の例による処理の流れを説明す
る。ここでの処理は、図６におけるステップＡ２〜Ａ３
に対応している。
特徴情報を利用した第１の例による処理の流れを説明す
る。ここでの処理は、図６におけるステップＡ２〜Ａ３
に対応している。
【００４９】ここでは、楽曲販売端末３には、自身の楽
曲の過去の利用傾向を示す特徴情報が予め登録されてい
るものとする。
曲の過去の利用傾向を示す特徴情報が予め登録されてい
るものとする。
【００５０】楽曲販売端末３は、周囲にある音楽再生装
置１への接続を試みる（ステップＣ１）。接続が成功
し、接続手続きが行われると（ステップＣ２）、音楽再
生装置１から当該装置が有する無線通信装置固有の識別
番号が送信され、楽曲販売端末３はこれを受信する（ス
テップＣ３）。
置１への接続を試みる（ステップＣ１）。接続が成功
し、接続手続きが行われると（ステップＣ２）、音楽再
生装置１から当該装置が有する無線通信装置固有の識別
番号が送信され、楽曲販売端末３はこれを受信する（ス
テップＣ３）。
【００５１】楽曲販売端末３は、その識別番号をネット
ワーク経由にて外部ホストへ送信する（ステップＣ
４）。外部ホストが固有識別番号情報を利用して、保存
されている利用者の特徴情報を自身の記録装置より抽出
し、楽曲販売端末３へ送信すると、楽曲販売端末３はこ
れを受信する（ステップＣ５）。
ワーク経由にて外部ホストへ送信する（ステップＣ
４）。外部ホストが固有識別番号情報を利用して、保存
されている利用者の特徴情報を自身の記録装置より抽出
し、楽曲販売端末３へ送信すると、楽曲販売端末３はこ
れを受信する（ステップＣ５）。
【００５２】楽曲販売端末３は、利用者により無線通信
の対象となる音楽再生装置が指定されると（ステップＣ
６）、受信した特徴情報を利用することによりその音楽
再生装置の所有者の趣向に沿った情報提供やサービスを
開始する（ステップＣ７）。
の対象となる音楽再生装置が指定されると（ステップＣ
６）、受信した特徴情報を利用することによりその音楽
再生装置の所有者の趣向に沿った情報提供やサービスを
開始する（ステップＣ７）。
【００５３】次に、図９のフローチャートを参照して、
特徴情報を利用した第２の例による処理の流れを説明す
る。ここでの処理は、図６におけるステップＡ２〜Ａ３
に対応している。
特徴情報を利用した第２の例による処理の流れを説明す
る。ここでの処理は、図６におけるステップＡ２〜Ａ３
に対応している。
【００５４】楽曲販売端末３は、周囲にある音楽再生装
置への接続を試みる（ステップＤ１）。接続が成功し、
接続手続きが行われると（ステップＤ２）。音楽再生装
置１から当該装置が有する無線通信装置固有の識別番号
を送信され、楽曲販売端末３はこれを受信する（ステッ
プＤ３）。
置への接続を試みる（ステップＤ１）。接続が成功し、
接続手続きが行われると（ステップＤ２）。音楽再生装
置１から当該装置が有する無線通信装置固有の識別番号
を送信され、楽曲販売端末３はこれを受信する（ステッ
プＤ３）。
【００５５】楽曲販売端末３は、利用者により無線通信
の対象となる音楽再生装置が指定された後（ステップＤ
４）、その音楽再生装置から当該装置の楽曲の利用傾向
（過去の利用状況等）を示す特徴情報を受信し（ステッ
プＤ５）、受信した特徴情報を分析して利用者の趣向に
沿った情報提供やサービスを開始する（ステップＤ
６）。
の対象となる音楽再生装置が指定された後（ステップＤ
４）、その音楽再生装置から当該装置の楽曲の利用傾向
（過去の利用状況等）を示す特徴情報を受信し（ステッ
プＤ５）、受信した特徴情報を分析して利用者の趣向に
沿った情報提供やサービスを開始する（ステップＤ
６）。
【００５６】なお、利用終了時には上記処理で発生した
利用実績を音楽再生装置側において記録し、次回の利用
に役立てることが望ましい。加えて、利用者が興味を持
つ分野情報を音楽再生装置内に予め登録しておく手法も
考えられる。これにより、初めての利用であっても提供
情報の絞り込みを行うことが可能となる。
利用実績を音楽再生装置側において記録し、次回の利用
に役立てることが望ましい。加えて、利用者が興味を持
つ分野情報を音楽再生装置内に予め登録しておく手法も
考えられる。これにより、初めての利用であっても提供
情報の絞り込みを行うことが可能となる。
【００５７】次に、図１０のフローチャートを参照し
て、楽曲販売端末３の周囲に複数の音楽再生装置がある
場合の処理の流れについて説明する。ここでの処理は、
図６におけるステップＡ１〜Ａ３に対応している。
て、楽曲販売端末３の周囲に複数の音楽再生装置がある
場合の処理の流れについて説明する。ここでの処理は、
図６におけるステップＡ１〜Ａ３に対応している。
【００５８】楽曲販売端末３は、自身と通信できる装置
を探索し（ステップＥ１）、周囲に該当する装置を発見
してこれより情報取得を行い（ステップＥ２）、探索可
能な全ての装置を検出できるまで処理を繰り返す（ステ
ップＥ３）。
を探索し（ステップＥ１）、周囲に該当する装置を発見
してこれより情報取得を行い（ステップＥ２）、探索可
能な全ての装置を検出できるまで処理を繰り返す（ステ
ップＥ３）。
【００５９】楽曲販売端末３は、取得した端末情報か
ら、楽曲配布システムに適合する音楽再生装置（接続候
補の音楽再生装置）の識別名を抽出し（ステップＥ
４）、楽曲販売端末３の表示部３３にそれら装置を識別
するための情報（項目など）をリスト形式で表示する
（ステップＥ５）。
ら、楽曲配布システムに適合する音楽再生装置（接続候
補の音楽再生装置）の識別名を抽出し（ステップＥ
４）、楽曲販売端末３の表示部３３にそれら装置を識別
するための情報（項目など）をリスト形式で表示する
（ステップＥ５）。
【００６０】楽曲販売端末３の近距離無線通信装置（無
線通信部３７、アンテナ３８）は同報機能を備えてお
り、楽曲販売端末３は探索時に発見された音楽再生装置
のうち、できるだけ多くの音楽再生装置へ同報機能を用
いて端末３の利用を促す案内を送信する（ステップＥ
６）。
線通信部３７、アンテナ３８）は同報機能を備えてお
り、楽曲販売端末３は探索時に発見された音楽再生装置
のうち、できるだけ多くの音楽再生装置へ同報機能を用
いて端末３の利用を促す案内を送信する（ステップＥ
６）。
【００６１】実際に楽曲販売端末３を操作することにな
った利用者は、音楽再生装置１の近距離無線通信装置固
有の識別番号や、利用者が名付けた固有の名称などを手
がかりに、自身の音楽再生装置１を選択する。この選択
の方法としては、楽曲販売端末３の表示部３３に探索の
結果検知された音楽再生装置を、利用者が識別できるよ
うに、例えばアイコンを表示するなどして、操作部３２
に触れるなどして選択するようにする。そして、利用者
が決定された場合は同報通知を中止し、現利用者が操作
終了手続きを完了するまで、現利用者の音楽再生装置だ
けに案内情報を流すようにする。
った利用者は、音楽再生装置１の近距離無線通信装置固
有の識別番号や、利用者が名付けた固有の名称などを手
がかりに、自身の音楽再生装置１を選択する。この選択
の方法としては、楽曲販売端末３の表示部３３に探索の
結果検知された音楽再生装置を、利用者が識別できるよ
うに、例えばアイコンを表示するなどして、操作部３２
に触れるなどして選択するようにする。そして、利用者
が決定された場合は同報通知を中止し、現利用者が操作
終了手続きを完了するまで、現利用者の音楽再生装置だ
けに案内情報を流すようにする。
【００６２】このように実施形態では、音楽再生装置１
にＢｌｕｅｔｏｏｔｈTMなどの規格に準拠した近距離無
線通信装置を装備し、また楽曲配布端末３にも同種の近
距離無線通信装置を装備している。これにより、特定の
有効な通信方法を用いて音楽再生装置１と楽曲配布端末
３との効率的な無線通信が可能となる。ゆえに楽曲の配
布は無線を利用して容易に実現することが可能となり、
有線接続等のように利用者に対して煩雑な手順を強いる
こともなく、相手方の記録装置の物理的な保存様式を考
慮する必要がなくなる。また、音楽再生装置を身体につ
けた状態、或いはかばん等に保管した状態での気楽な受
信形態が実現される。また、近距離無線通信装置自体は
広く知られた機器、並びに方法を利用しているため、単
機能になることなく、例えば音楽再生装置側では情報携
帯端末をリモコンとして無線操作するなどの種々な応用
が考えられ、複数の機能の導入が容易である。
にＢｌｕｅｔｏｏｔｈTMなどの規格に準拠した近距離無
線通信装置を装備し、また楽曲配布端末３にも同種の近
距離無線通信装置を装備している。これにより、特定の
有効な通信方法を用いて音楽再生装置１と楽曲配布端末
３との効率的な無線通信が可能となる。ゆえに楽曲の配
布は無線を利用して容易に実現することが可能となり、
有線接続等のように利用者に対して煩雑な手順を強いる
こともなく、相手方の記録装置の物理的な保存様式を考
慮する必要がなくなる。また、音楽再生装置を身体につ
けた状態、或いはかばん等に保管した状態での気楽な受
信形態が実現される。また、近距離無線通信装置自体は
広く知られた機器、並びに方法を利用しているため、単
機能になることなく、例えば音楽再生装置側では情報携
帯端末をリモコンとして無線操作するなどの種々な応用
が考えられ、複数の機能の導入が容易である。
【００６３】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種
々変形して実施することが可能である。
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種
々変形して実施することが可能である。
【００６４】例えば上記実施形態では、音楽再生装置１
はヘッドフォンもしくはイヤホンの形状を成している場
合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、近距離無線通信装置が搭載されている限り、別の形
状を成していてもよい。
はヘッドフォンもしくはイヤホンの形状を成している場
合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、近距離無線通信装置が搭載されている限り、別の形
状を成していてもよい。
【００６５】また、音楽再生装置１としては、ＭＰ３プ
レーヤなどの音楽再生専用機に限られず、パーソナルコ
ンピュータや携帯情報端末（ＰＤＡ）、携帯電話機など
に音楽再生用ソフトウェアを搭載することにより音楽再
生装置を実現したものであってもよい。
レーヤなどの音楽再生専用機に限られず、パーソナルコ
ンピュータや携帯情報端末（ＰＤＡ）、携帯電話機など
に音楽再生用ソフトウェアを搭載することにより音楽再
生装置を実現したものであってもよい。
【００６６】また、利用者は、音楽再生装置１と有線あ
るいは無線により接続可能なヘッドフォンにより、楽曲
販売端末３からの音声情報を得ることができる。また、
利用者が前記ヘッドフォンを利用していない場合は、利
用者は端末からの音声情報を前記ヘッドフォンから得る
ことができないので、楽曲販売端末３に備えられるスピ
ーカ（もしくはヘッドフォン端子）３５を通じて音声情
報を得ることができる。もちろんこの場合でも無線通信
は可能であるから、楽曲の配布動作には何ら負担を与え
ない。
るいは無線により接続可能なヘッドフォンにより、楽曲
販売端末３からの音声情報を得ることができる。また、
利用者が前記ヘッドフォンを利用していない場合は、利
用者は端末からの音声情報を前記ヘッドフォンから得る
ことができないので、楽曲販売端末３に備えられるスピ
ーカ（もしくはヘッドフォン端子）３５を通じて音声情
報を得ることができる。もちろんこの場合でも無線通信
は可能であるから、楽曲の配布動作には何ら負担を与え
ない。
【００６７】また、上記実施形態では音楽再生装置１及
び楽曲販売端末３を含む楽曲販売システム（楽曲配布シ
ステム）を構成しているが、扱われるコンテンツは楽曲
（音声情報）に限定されず、本発明は画像情報や文字情
報などの他のコンテンツに対しても適用可能である。画
像情報や文字情報などを見ることのできる表示部が音楽
再生装置１に設けられていれば容易に実現することがで
きる。この場合、音楽再生装置及び楽曲販売端末をそれ
ぞれコンテンツ再生装置及びコンテンツ配布に読み替え
てコンテンツ配布システムを構成するようにする。
び楽曲販売端末３を含む楽曲販売システム（楽曲配布シ
ステム）を構成しているが、扱われるコンテンツは楽曲
（音声情報）に限定されず、本発明は画像情報や文字情
報などの他のコンテンツに対しても適用可能である。画
像情報や文字情報などを見ることのできる表示部が音楽
再生装置１に設けられていれば容易に実現することがで
きる。この場合、音楽再生装置及び楽曲販売端末をそれ
ぞれコンテンツ再生装置及びコンテンツ配布に読み替え
てコンテンツ配布システムを構成するようにする。
【００６８】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、利
用者に煩雑な手続きを強いることなく、利用者が所有す
る再生装置に楽曲などのコンテンツを効率よく配布する
ことができる。
用者に煩雑な手続きを強いることなく、利用者が所有す
る再生装置に楽曲などのコンテンツを効率よく配布する
ことができる。
【図１】本発明の一実施形態において使用される音楽再
生装置の外観を示す図。
生装置の外観を示す図。
【図２】別の機器に備えられる操作部から音楽再生装置
本体を操作する場合を説明するための図。
本体を操作する場合を説明するための図。
【図３】本発明の一実施形態において使用される楽曲販
売端末（楽曲配布装置）の外観を示す図。
売端末（楽曲配布装置）の外観を示す図。
【図４】本実施形態で使用される音楽再生装置及び楽曲
販売端末の構成を示すブロック図。
販売端末の構成を示すブロック図。
【図５】本実施形態の楽曲販売端末に対して利用者が楽
曲購入のための操作を行う様子を示す図。
曲購入のための操作を行う様子を示す図。
【図６】楽曲を購入する際の全体の処理の流れを示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図７】利用者の立場から見た処理の流れを示すフロー
チャート。
チャート。
【図８】特徴情報を利用した第１の例による処理の流れ
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図９】特徴情報を利用した第２の例による処理の流れ
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図１０】楽曲販売端末の周囲に複数の音楽再生装置が
ある場合の処理の流れを示すフローチャート。
ある場合の処理の流れを示すフローチャート。
１…音楽再生装置
２…携帯電話／携帯情報端末
３…楽曲販売端末
１１…制御部
１２…操作部
１３…記憶部
１４…再生部
１５…スピーカ
１６…無線通信部
１７…アンテナ
３１…制御部
３２…操作部
３３…表示部
３４…記憶部
３５…スピーカ／ヘッドフォン端子
３６…ネットワークアダプタ
３７…無線通信部
３８…アンテナ
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ１０Ｌ 9/18 Ｍ
Claims (10)
- 【請求項１】公衆の場に設置されるコンテンツ配布装置
から携帯可能な情報処理装置へコンテンツを配布するコ
ンテンツ配布方法であって、 前記コンテンツ配布装置から近距離無線通信により接続
可能な通信圏内の情報処理装置に対してコンテンツに関
わる案内情報を送信し、 前記案内情報を受けた情報処理装置の所有者からの指示
に応じて、要求されたコンテンツを前記コンテンツ配布
装置から対応する情報処理装置へ近距離無線通信により
送信することを特徴とするコンテンツ配布方法。 - 【請求項２】公衆の場に設置される楽曲配布装置から携
帯可能な音楽再生装置へ楽曲を配布する楽曲配布方法で
あって、 前記楽曲配布装置から近距離無線通信により接続可能な
通信圏内の音楽再生装置に対して楽曲に関わる案内情報
を送信し、 前記案内情報を受けた音楽再生装置の所有者からの指示
に応じて、要求された楽曲を前記楽曲配布装置から対応
する音楽再生装置へ近距離無線通信により送信すること
を特徴とする楽曲配布方法。 - 【請求項３】前記音楽再生装置の所有者は当該音楽再生
装置もしくはその一部を耳に装着した状態で前記楽曲配
布装置から送られる楽曲を聴取することを特徴とする請
求項２記載の楽曲配布方法。 - 【請求項４】前記音楽再生装置の所有者は前記楽曲配布
装置から送られてくる案内情報を音声として聴取するこ
とを特徴とする請求項２又は３記載の楽曲配布方法。 - 【請求項５】前記通信圏内の音楽再生装置を個々に識別
するための項目を前記楽曲配布装置にて画面表示し、 画面表示された個々の項目のうち、利用者によって指定
された項目に対応する音楽再生装置に対し、前記案内情
報を前記楽曲配布装置から近距離無線通信により送るこ
とを特徴とする請求項２乃至４記載の楽曲配布方法。 - 【請求項６】各音楽再生装置毎の楽曲の利用傾向を示す
特徴情報を保管しておき、 前記通信圏内の情報処理装置に対して前記案内情報を送
る際には、その情報処理装置に対応する特徴情報に基づ
いて前記案内情報の内容を決定することを特徴とする請
求項２乃至４記載の楽曲配布方法。 - 【請求項７】前記接続可能な音楽再生装置から当該音楽
再生装置の楽曲の利用傾向を示す特徴情報を近距離無線
通信により前記楽曲配布装置で受信し、 前記通信圏内の情報処理装置に対して前記案内情報を送
る際には、前記受信した特徴情報に基づいて前記案内情
報の内容を決定することを特徴とする請求項２乃至４記
載の楽曲配布方法。 - 【請求項８】各音楽再生装置を、個々に備えられる近距
離無線通信装置が保持する固有の識別情報に基づいて識
別することを特徴とする請求項６又は７記載の楽曲配布
方法。 - 【請求項９】公衆の場に設置される楽曲配布装置から携
帯可能な音楽再生装置へ楽曲を配布する楽曲配布システ
ムであって、 前記楽曲配布装置に設けられ、当該楽曲配布装置から近
距離無線通信により接続可能な通信圏内の音楽再生装置
に対して楽曲に関わる案内情報を送信する手段と、 前記楽曲配布装置に設けられ、前記案内情報を受けた音
楽再生装置の所有者からの指示に応じて、要求された楽
曲を対応する音楽再生装置へ近距離無線通信により送信
する手段とを具備したことを特徴とする楽曲配布システ
ム。 - 【請求項１０】携帯可能な音楽再生装置へ楽曲を配布す
るための、公衆の場に設置される楽曲配布装置であっ
て、 前記楽曲配布装置から近距離無線通信により接続可能な
通信圏内の音楽再生装置に対して楽曲に関わる案内情報
を送信する手段と、 前記案内情報を受けた音楽再生装置の所有者からの指示
に応じて、要求された楽曲を対応する音楽再生装置へ近
距離無線通信により送信する手段とを具備したことを特
徴とする楽曲配布装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001205151A JP2003022079A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | コンテンツ配布方法、楽曲配布方法、楽曲配布システム、及び楽曲配布装置 |
| US10/097,003 US6947705B2 (en) | 2001-07-05 | 2002-03-14 | Method, apparatus, and system for delivering contents |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001205151A JP2003022079A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | コンテンツ配布方法、楽曲配布方法、楽曲配布システム、及び楽曲配布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003022079A true JP2003022079A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19041518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001205151A Pending JP2003022079A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | コンテンツ配布方法、楽曲配布方法、楽曲配布システム、及び楽曲配布装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6947705B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003022079A (ja) |
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| JP2009266083A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Kddi Corp | 試聴用コンテンツ配信システムおよび端末装置 |
| JP2010004108A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Nec Corp | コンテンツ配信システム、コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びコンテンツ配信用プログラム |
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| US6996394B2 (en) | 2002-08-30 | 2006-02-07 | Qualcomm Incorporated | Server processing in providing messages for a wireless device connecting to a server |
| JP2005275692A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Sony Corp | コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム、Ｗｅｂサイト変更装置、Ｗｅｂサイト変更システム、コンテンツ提供方法およびＷｅｂサイト変更方法 |
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| US11265355B2 (en) | 2007-08-24 | 2022-03-01 | Iheartmedia Management Services, Inc. | Customized perishable media content based on user-specified preference for static or variable location |
| US9990655B2 (en) | 2007-08-24 | 2018-06-05 | Iheartmedia Management Services, Inc. | Live media stream including personalized notifications |
| US9699232B2 (en) | 2007-08-24 | 2017-07-04 | Iheartmedia Management Services, Inc. | Adding perishable content to media stream based on user location preference |
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| US5959945A (en) * | 1997-04-04 | 1999-09-28 | Advanced Technology Research Sa Cv | System for selectively distributing music to a plurality of jukeboxes |
| JP2000134147A (ja) | 1998-10-28 | 2000-05-12 | Ishikawa Daiki Keiei Kaikei Jimusho:Kk | データ通信システム |
| US6192340B1 (en) * | 1999-10-19 | 2001-02-20 | Max Abecassis | Integration of music from a personal library with real-time information |
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| US6650901B1 (en) * | 2000-02-29 | 2003-11-18 | 3Com Corporation | System and method for providing user-configured telephone service in a data network telephony system |
| US6615186B1 (en) * | 2000-04-24 | 2003-09-02 | Usa Technologies, Inc. | Communicating interactive digital content between vehicles and internet based data processing resources for the purpose of transacting e-commerce or conducting e-business |
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- 2001-07-05 JP JP2001205151A patent/JP2003022079A/ja active Pending
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- 2002-03-14 US US10/097,003 patent/US6947705B2/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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