JP2003533147A - マルチメディアデータ処理のためのデジタル携帯電話端末機並びにマルチメディアデータコンテンツの実行方法及びマルチメディアデータコンテンツの提供方法 - Google Patents

マルチメディアデータ処理のためのデジタル携帯電話端末機並びにマルチメディアデータコンテンツの実行方法及びマルチメディアデータコンテンツの提供方法

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JP2003533147A
JP2003533147A JP2001583078A JP2001583078A JP2003533147A JP 2003533147 A JP2003533147 A JP 2003533147A JP 2001583078 A JP2001583078 A JP 2001583078A JP 2001583078 A JP2001583078 A JP 2001583078A JP 2003533147 A JP2003533147 A JP 2003533147A
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ドウ−ヨン キム
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インフォハンド カンパニー リミテッド
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、統合されたマルチメディアデータフォーマットを用いてマルチメディア通信環境でデータを容易に処理できる方法及びデジタル携帯電話端末機を提供する。本発明のデジタル携帯電話端末機は、外部通信装置とデータをやり取りするデータ通信手段であって、アンテナ、RF送信機、チャネル符号化器、RF受信機、チャネル復号化器及びデュプレクサを含むデータ通信手段と;使用者命令を受信し、キーパッドとマイクロホンを含む入力手段と;マルチメディアデータを格納するマルチメディアデータ格納手段と;スピーカとディスプレイスクリーンを含み、マルチメディアデータを再生する複数のマルチメディアデータ再生及び出力手段と;A/D変換器、音声符号化器、D/A変換器、音声復号化器、マイクロプロセッサー及びマルチメディアデータ復号化器を含むデータ処理手段と;を備え、マルチメディアデータは、全体ファイルサイズ、及びマルチメディアデータファイルそれぞれのバージョンを示す汎用情報下位フィールドと、複数のマルチメディアデータファイルを識別するメディア情報下位フィールドと、マルチメディアデータファイル各々をどのように処理すべきかを説明する操作情報下位フィールドと、マルチメディアデータファイルそれぞれの位置を示すデータ情報下位フィールドとを含むヘッダーを有するフォーマットよりなり、マルチメディアデータ復号化器は、チャネル復号化器からのデータ及び/またはマルチメディアデータ格納手段からのデータを処理し、処理されたマルチメディアデータを、マルチメディアデータ再生及び出力手段のうち対応する手段に分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、デジタル移動通信技術に関し、より具体的には、マルチメディアデ
ータを処理できるデジタル携帯電話端末機並びにこのような端末機でマルチメデ
ィアデータコンテンツを再生する方法及びデジタル携帯電話端末機にマルチメデ
ィアデータコンテンツを提供する方法に関する。特に、本発明において、デジタ
ル携帯電話端末機に用いられるマルチメディアデータのフォーマットは、マルチ
メディアデータが音声である場合には、デジタル携帯電話端末機の音声圧縮機で
圧縮された形態の音声データが使用され、文字と画像データである場合には、デ
ジタル携帯電話端末機で駆動できるデータまたは圧縮されたデータ形態が使用さ
れる。このようなマルチメディアデータは、デジタル携帯電話端末機のデータ再
生及び出力手段、例えば、スピーカ(speaker)、LCD、ブザー(bu
zzer)、LED、振動器(vibrator)、臭いを出すことができる発
香器などと相互作用をすることができる形態であり、入力手段、例えば、キーパ
ッド(keypad)、マイクロホン(microphone)、タッチスクリ
ーンパネル(touch screen panel)、イヤホン制御ボタン(
earphone control button)などを用いてマルチメディ
アデータコンテンツがマイクロホン、タッチスクリーンパネルまたはキーパッド
などを用いて入力を要求すれば、携帯電話使用者は、必要な入力をマイクロホン
、タッチスクリーンパネル、イヤホン制御ボタンまたはキーパッドを用いて入力
して、相互作用をすることができる形態を有するマルチメディアデータフォーマ
ットを使用する。マルチメディアデータフォーマットは、携帯電話端末機内にハ
ードウェアまたはソフトウェアで具現可能なマルチメディア復号化器でそれぞれ
の必要な形態で分離できるフォーマットよりなる。
【0002】 背景技術 図1は、従来のデジタル携帯電話端末機において音声と文字データサービス方
法を示す流れ図である。図1を用いて従来のデジタル携帯電話端末機における音
声と文字データのサービス方法を説明すれば、次の通りである。
【0003】 基地局(図示せず)からアンテナ700を介して受信される高周波信号は、デ
ュプレクサ600を経て、RF受信機1400でデジタル信号に変換され、チャ
ネル復号化器1300を介して文字データは文字私書箱に格納されたり、LCD
1100にディスプレイされる。入力された高周波信号が音声データである場合
、音声復号化器1700とD/A変換器1600を経てスピーカやイヤホン15
00に出力される。音声データを送信するために、マイクロホン100に入力さ
れた音声信号は、A/D変換器200を経て音声符号化器300を通過した後、
チャネル符号化器400とRF送信機500を順に利用して音声データとして出
力される。一方、送信するデータが文字データである場合には、キーパッド10
00を介して入力された文字データは、チャネル符号化器400とRF送信機5
00を使用して送信する。
【0004】 従来、マルチメディアGSM(Group Special Mobile)
携帯端末機のための単一チップ具現技術は、例えば、米国特許第5,799,0
91号(Single chip solution for multime
dia GSM mobile station systems)に開示され
ている。この従来の発明は、基底帯域無線転送、基底帯域インタフェースとフィ
ルタリング、ソースコーディング(source coding)、ソースイン
タフェースとフィルタリング、制御及び統制、電源とクロック管理、キーボード
とディスプレイドライバ、メモリ管理、コード圧縮、デジタル信号処理のような
GSM機能を単一チップCMOS技術で具現する。一方、米国特許第5,926
,624号(Digital information library an
d delivery system with logic for gen
erating files targeted to the playba
ck device)には、複数のデジタル情報ファイルを有する図書館サーバ
と、ネットワークを介してこの図書館サーバに連結されたクライアントコンピュ
ータシステム、及びこのクライアントコンピュータシステムに脱着可能な携帯用
装置を含む情報提供システムが開示されている。ここで、クライアントシステム
は、選択された1つ以上のデジタル情報ファイルのダウンロードを図書館サーバ
に要求するロジックと、選択された1つ以上のデジタル情報ファイルを携帯用装
置にダウンロードするロジックとを含む。
【0005】 このような従来のデジタル携帯電話端末機において、データの入出力は、音声
データと文字データ、そして上述した携帯電話の一部の入出力端子を通したデー
タなどが互いに独立的な形態で行われていた。したがって、携帯電話端末機は、
マルチメディア通信環境で統合されたマルチメディアデータフォーマットを用い
てデータを容易に処理できないという短所があった。
【0006】 発明の開示 本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、統
合されたマルチメディアデータフォーマットを用いてマルチメディア通信環境で
データを容易に処理できる方法及びデジタル携帯電話端末機を提供することを目
的とする。
【0007】 本発明の他の目的は、デジタル携帯電話端末機でマルチメディアデータを処理
し実行する方法を提供することにある。
【0008】 本発明のさらに他の目的は、デジタル携帯電話端末機に用いられるマルチメデ
ィアデータを提供する方法を提供することにある。
【0009】 本発明によるデジタル携帯電話端末機は、移動電話通信のための電気的信号を
処理し、マルチメディアデータを処理する。デジタル携帯電話端末機は、外部通
信装置とデータをやり取りするデータ通信手段であって、アンテナ、RF送信機
、チャネル符号化器、RF受信機、チャネル復号化器及びデュプレクサを含むデ
ータ通信手段と、 使用者命令を受信し、キーパッドとマイクロホンを含む入力手段と、 マルチメディアデータを格納するマルチメディアデータ格納手段と、 スピーカとディスプレイスクリーンを含み、マルチメディアデータを再生する
複数のマルチメディアデータ再生及び出力手段と、 A/D変換器、音声符号化器、D/A変換器、音声復号化器、マイクロプロセ
ッサー及びマルチメディアデータ復号化器を含むデータ処理手段とを備え、 マルチメディアデータは、全体ファイルサイズ、及びマルチメディアデータフ
ァイルそれぞれのバージョンを示す汎用情報下位フィールドと、複数のマルチメ
ディアデータファイルを識別するメディア情報下位フィールドと、マルチメディ
アデータファイル各々をどのように処理すべきかを説明する操作情報下位フィー
ルドと、マルチメディアデータファイルそれぞれの位置を示すデータ情報下位フ
ィールドとを含むヘッダーを有するフォーマットよりなり、 マルチメディアデータ復号化器は、チャネル復号化器からのデータ及び/また
はマルチメディアデータ格納手段からのデータを処理し、処理されたマルチメデ
ィアデータを、マルチメディアデータ再生及び出力手段のうち対応する手段に分
配することを特徴とする。
【0010】 本発明による携帯電話端末機のコンテンツ実行方法は、マルチメディアデータ
コンテンツを検索し選択する段階と、 選択されたマルチメディアデータコンテンツを実行する段階と、 選択されたマルチメディアデータコンテンツを実行する途中に、基地局から呼
出要求がある場合、マルチメディアデータコンテンツの実行を一時中止する段階
と、 呼出要求に応答する段階と、 呼出要求応答が終了した後、一時中止されたマルチメディアデータコンテンツ
の実行を続けるか否かを判断する段階と、 使用者から実行中断命令を受けると、中止されたマルチメディアデータコンテ
ンツの実行を中断し、使用者から実行継続命令を受けると、コンテンツの実行が
中断された以後からコンテンツ実行を行うか、又はコンテンツの始めから実行す
るかを決定する段階と、 決定によってマルチメディアデータコンテンツの実行を続ける段階とを備える
ことを特徴とする。 携帯電話端末機に用いられるマルチメディアデータコンテンツを提供する方法
は、複数のマルチメディアデータを有するペイロードフィールドとヘッダーフィ
ールドとよりなるフォーマットのマルチメディアデータを準備する段階と、 複数の携帯電話端末機からマルチメディアデータコンテンツの要求を受け付け
る段階と、 コンテンツを要求した携帯電話端末機から使用者情報を受け付けて処理する段
階と、 マルチメディアデータコンテンツのうち1つ以上を選択できるように、携帯電
話端末機に選択機能を提供する段階と、 コンテンツを要求した携帯電話端末機に該当電話端末機の情報に基づいて選択
され修正されたマルチメディアデータコンテンツを転送する段階とを備え、 マルチメディアデータは、全体ファイルサイズ、及びマルチメディアデータフ
ァイルそれぞれのバージョンを示す汎用情報下位フィールドと、複数のマルチメ
ディアデータファイルを識別するメディア情報下位フィールドと、マルチメディ
アデータファイル各々をどのように処理するかを説明する操作情報下位フィール
ドと、マルチメディアデータファイルそれぞれの位置を示すデータ情報下位フィ
ールドとを含むヘッダーを有するフォーマットよりなり、マルチメディアデータ
コンテンツを転送する段階は、コンテンツを外部に伝達し、この外部装置を介し
てコンテンツが携帯電話端末機に伝達されるようにしたり、携帯電話端末機に直
接マルチメディアデータコンテンツを提供することができる。
【0011】 発明を実施するための最良の形態 以下、図面を参照して本発明の具体的な実施例を説明する。 図2は、本発明によるマルチメディアデータを処理できるデジタル携帯電話端
末機の内部構成の一例を示すブロック図である。本発明の端末機の基本構成は、
従来のデジタル携帯電話端末機と同様である。しかし、本発明の携帯電話端末機
がマルチメディアデータ復号化器3200、暗号解読器3600、発香器294
0及び内蔵/着脱式不揮発性メモリ2800をさらに具備している点において異
なっている。 また、本発明の特徴は、暗号化されたデータを処理するための暗号解読器36
00を具備している点にある。また、本発明の他の特徴は、メモリ2800も内
蔵式及び着脱式の不揮発性メモリで構成した点にある。
【0012】 図2を参照すれば、チャネル符号化器2400、RF送信機2500、デュプ
レクサ2600、アンテナ2700、RF受信機3000及びチャネル復号化器
3100は、外部通信装置、例えば、移動通信交換機とデータをやり取りするデ
ータ通信手段である。本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に
自明なように、チャネル符号化器2400は、誤謬訂正のためのもので、例えば
、畳み込み符号器(convolution encoder)である。チャネ
ル復号化器3100は、チャネル符号化器2400と反対の動作をする。アンテ
ナ2700は、電磁気高周波信号を送受信し、RF送信機2500とRF受信機
3000は、デュプレクサ2600を介して1つのアンテナ2700を共有する
。携帯電話端末機使用者の入力は、マイクロホン2100、キーパッド2920
、タッチスクリーンパネル2930のような入力手段を介して行われる。マルチ
メディアデータは、データ格納手段であるメモリ2800に格納され、マルチメ
ディアデータは、スピーカ/イヤホン3500、LCDディスプレイスクリーン
3900、発香器2940、ブザー2960、LED2970、振動器2980
のようなマルチメディアデータ再生及び出力手段を介して出力される。使用者入
力データとマルチメディアデータは、A/D変換器2200、音声符号化器23
00、D/A変換器3400、音声復号化器3300、マイクロプロセッサー2
900及びマルチメディアデータ復号化器3200を含むデータ処理手段により
処理される。マルチメディアデータ復号化器3200は、チャネル復号化器31
00または暗号解読器3600からのデータ及び/またはメモリ2800からの
データを処理し、処理されたマルチメディアデータを前記マルチメディアデータ
再生及び出力手段のうち対応する手段に分配する。マルチメディアデータ復号化
器300は、ソフトウェアで具現されたり、ハードウェアで具現されることがで
き、ソフトウェア/ハードウェアの組合で具現されることもできる。暗号解読器
3600は、メモリ2800から読み込んだマルチメディアデータが暗号化され
ている場合、これを解読し、音声復号化器3300と画像復号化器3700は、
各々音声データと画像データを復号し、発香器2940は、マイクロプロセッサ
ー2900の命令によって所定の香を作って出力する。タッチスクリーンパネル
2930は、携帯電話端末機に設けられた画面を使用者が指などでタッチしてデ
ータを入力できる装置であり、イヤホン制御ボタン2910は、携帯電話端末機
の外部に連結したイヤホンのボリュームを制御し、LED2970は、携帯電話
端末機の状態を表示する。
【0013】 本発明のデジタル携帯電話端末機で処理されるマルチメディアデータは、全体
ファイルサイズ、及びマルチメディアデータファイルそれぞれのバージョンを示
す汎用情報下位フィールド(sub−field)と、複数のマルチメディアデ
ータファイルを識別するメディア情報下位フィールドと、前記マルチメディアデ
ータファイル各々をどのように処理するかを説明する操作情報下位フィールドと
、前記マルチメディアデータファイルそれぞれの位置を示すデータ情報下位フィ
ールドとを含むヘッダーを有するフォーマットよりなる。マルチメディアデータ
のフォーマットについて、図7を参照して後述する。
【0014】 次に説明する本発明の方法は、いずれも上述した本発明のデジタル携帯電話端
末機のための方法である。図2に示すようなデジタル携帯電話端末機の内部構成
の機能と相互作用などは、下記の説明から一層詳細に理解することができるだろ
う。
【0015】 以下、本発明よってマルチメディアデータコンテンツを携帯電話端末機内部の
不揮発性メモリに格納する方法について説明する。以下の格納方法の説明は、マ
ルチメディアデータコンテンツを提供する立場から見れば、携帯電話端末機に用
いられるマルチメディアデータコンテンツを提供する方法と同様である。
【0016】 第1の方法は、図3A、図3Bに示されているように、外部装置(例えば、図
2の2950)を介してマルチメディアデータをデジタル携帯電話端末機に格納
する方法である。すなわち、外部装置を介して携帯電話端末機にマルチメディア
データコンテンツを提供する方法である。
【0017】 この方法は、外部装置2950がサービス事業者からマルチメディアデータコ
ンテンツをインターネット、PC通信網及び携帯用格納手段のいずれか1つを介
して受信し、これを携帯電話端末機内部のマイクロプロセッサー2900との通
信を介してマルチメディアデータコンテンツを不揮発性メモリ2800にダウン
ロードすることである。
【0018】 この際、外部装置2950は、インターネットやPC通信網と有線または無線
で連結され、携帯用格納手段は、CD−ROMやディスケットのように携帯可能
な記録媒体を意味する。そして、外部装置2950は、マイクロプロセッサー2
900と有線または無線でマルチメディアデータコンテンツを送受信する。
【0019】 この方法は、図3Aから明らかなように、外部装置2950にあるマルチメデ
ィアデータコンテンツ用ダウンロードプログラムを実行し(s100)、外部装
置と携帯電話端末機内のマイクロプロセッサーとの有線または無線通信路を設定
し(s200)、携帯電話端末機は、設定された通信路を用いてマルチメディア
データコンテンツを受信し(s300)、受信されたコンテンツは、メモリ28
00に格納される(s400)。
【0020】 これに関する詳細な流れ図が図3Bに示されている。すなわち、ダウンロード
を行う場合には、外部装置2950は、ダウンロード専用プログラムを実行し(
s100)、ダウンロード専用プログラムは、外部装置と携帯電話端末機内部の
マイクロプロセッサー2900との通信路を設定し(s200)、使用者のため
のウィンドウを作って、ハードディスク、CD−ROM、ディスケットなどのよ
うな記録媒体に格納されたマルチメディアデータコンテンツと関連した情報を、
ウィンドウを介してディスプレイする。また、ダウンロード専用プログラムは、
使用者がサービスメーカのサーバアドレスを入力すれば、直接サーバに連結させ
る。
【0021】 サーバに直接連結するか否かを確認し(s205)、サーバに直接連結しよう
とする場合には、まず、サーバアドレスを入力して(s210)、サーバに接続
し、使用者に関する情報を入力する(s215)。
【0022】 このような情報を入力した後、サーバを検索し(s220)、検索により必要
なマルチメディアデータコンテンツを選択し、マルチメディアデータコンテンツ
を受信される携帯電話端末機に関する情報(例えば、電話番号)を入力し、ダウ
ンロードを要求する(s225)。携帯電話端末機に直ちにダウンロードを要求
するか否かを確認する(s230)。
【0023】 もし、直ちに要求する場合には、ダウンロードが始まる時、ダウンロード専用
プログラムは、使用者が入力した携帯電話端末機に関する情報と、実際に外部装
置2950に連結したダウンロードを受ける携帯電話端末機に関する情報とを互
いに比較し、同じか否かを確認する(s240)。確認結果、もし、携帯電話端
末機に関する情報が相異なるならば、ダウンロードを実行できず、前記段階s2
25に戻る。
【0024】 しかしながら、もし、携帯電話端末機に関する情報が同じならば、携帯電話端
末機の不揮発性メモリにコンテンツをダウンロードし(s320)、外部装置2
950に属する携帯用格納手段に格納するか否かを確認し(s420)、確認結
果、格納することを希望すれば、外部装置に属する携帯用格納手段に格納し(s
440)、格納することを希望しないならば、終了する。
【0025】 そして、前記段階s230の確認結果、直ちにダウンロードされることを希望
しないならば、外部装置に属する携帯用格納手段に格納する(s440)。
【0026】 一方、情報が既にPCのような外部装置の携帯用格納手段に入力されている状
態を調べる。すなわち、前記段階s205の確認結果、情報が既に外部装置の携
帯用格納手段に入力されていて、サーバに直接連結することを希望しないならば
、携帯用格納手段のコンテンツを検索し(s245)、コンテンツを選択し(s
250)、携帯電話端末機にコンテンツのダウンロードを要求する(s252)
。前記ダウンロードの要求に応じて、携帯電話端末機の情報を確認する必要があ
るかを確認する(s254)。前記確認結果、携帯電話端末機の情報を確認する
必要がなければ、直ちに携帯電話端末機へのコンテンツダウンロードを実行し(
s330)、もし、携帯電話端末機の情報を確認する必要があれば、前記ダウン
ロードの要求に応じて、ダウンロード専用プログラムは、使用者が入力した携帯
電話端末機に関する情報と、実際に外部装置2950に連結したダウンロードを
受ける携帯電話端末機に関する情報とを互いに比較し、同じか否かを確認する(
s260)。そして、前記確認結果、2つの情報が同じならば、コンテンツを携
帯電話端末機にダウンロードされ(s330)、同じでなければ、終了する。
【0027】 その他に、ダウンロード専用プログラムは、使用者のためのウィンドウを外部
装置で実行して、現在携帯電話端末機内に格納されたコンテンツと関連した情報
と、携帯電話端末機内の使用可能なメモリ量に関する情報などを受信されて、ウ
ィンドウを介して提供する。この際、ウィンドウにディスプレイされた情報は、
ウィンドウで格納及び削除のような編集機能が提供されていて、携帯電話端末機
内の不必要なマルチメディアデータコンテンツを削除することができる。したが
って、このような機能を有しているウィンドウ上で、マウスを用いて必要なコン
テンツを選択し、ダウンロードを便利に行うことができる。
【0028】 本発明によってマルチメディアデータコンテンツを携帯電話端末機内部の不揮
発性メモリに格納する第2の方法は、マルチメディアデータを提供するコンテン
ツサービスメーカや移動電話サービスを提供する移動通信メーカからアンテナ2
700を介して転送されて、RF受信機3000、チャネル復号化器3100を
経て不揮発性メモリ2800に格納することである。この方法は、図4に示され
ている。
【0029】 図4の方法によりマルチメディアデータを提供するコンテンツサービスメーカ
や移動電話サービスを提供する移動通信メーカからマルチメディアデータを転送
される過程を説明する。まず、使用者が携帯電話端末機を用いてコンテンツ提供
メーカに接続する(s500)。接続した後、マルチメディアデータコンテンツ
を検索し(s510)、必要なマルチメディアデータコンテンツを選択し(s5
20)、選択したコンテンツを転送すべきことを要求する(s530)。
【0030】 要求されたコンテンツを、基地局を介してアンテナ2700に受信され(s5
40)、RF受信機3000を経て(s550)、チャネル復号化器3100に
入力する(s560)。それから、チャネル復号化器3100の出力信号を直ち
に実行するか否かを決定する(s570)。出力信号を直ちに実行しなければ、
不揮発性メモリ2800に格納し(s630)、必要な場合、マルチメディアデ
ータを再生できるようにする。
【0031】 他方、チャネル復号化器3100を通過したマルチメディアデータコンテンツ
を直ちに実行する場合には、マルチメディアデータ復号化器3200を介して復
号化した後、メディア復号化器3300、3700が必要であるか否かを確認す
る(s590)。
【0032】 確認結果、メディア復号化器3300、3700が必要ならば、音声データと
画像データの場合、必要なメディア復号化器3300、3700を各々選択し、
復号処理をし(s600)、処理結果を出力端子を介して出力する(s610)
【0033】 しかしながら、もし、前記確認結果、メディア復号化器3300、3700が
必要でなければ、マルチメディアデータ復号化器3200を介して復号化したデ
ータを直ちに出力端子2940、2960、2970、2980、3900を介
して出力する。
【0034】 出力端子2940、2960、2970、2980、3500、3900を介
して出力されたデータを格納するか否かを決定し(s620)、格納することに
決定したら、不揮発性メモリに格納して(s630)終了し、もし、格納しない
ことに決定したら、直ちに終了する。
【0035】 もし、前記入力されたデータが文字データである場合には、メディア復号化器
3300、3700を通過せずに、必要な出力端子3900を用いて出力される
。出力端子3900を用いて出力が終わったマルチメディアデータコンテンツは
、格納が必要な場合、格納判断過程(s620)を経て不揮発性メモリ2800
に格納される。この際、出力端子は、スピーカ/イヤホン3500、LCD39
00、ブザー2960、LED2970、振動器2980、臭いを出すことがで
きる発香器2940などを含み、これらを介してマルチメディアデータコンテン
ツを出力する。
【0036】 本発明によってマルチメディアデータコンテンツを携帯電話端末機内部の不揮
発性メモリに格納する第3の方法は、図5に示されている。図5の方法は、イン
ターネットまたはPC通信網からマルチメディアデータコンテンツを外部装置に
転送され、この外部装置を介してマルチメディアデータコンテンツを携帯電話端
末機内部の不揮発性メモリに格納する方法である。
【0037】 この方法は、まず、外部装置2950を介してインターネット又はPC通信網
でマルチメディアデータコンテンツを提供するサーバに接続した後(s710)
、必要なコンテンツを選択する(s720)。選択したコンテンツを、基地局の
アンテナを介して転送されるために、必要な使用者情報をサーバに入力する(s
730)。したがって、入力された情報により、携帯電話端末機は、基地局のア
ンテナを介してマルチメディアデータコンテンツを受信され(s740)、RF
受信機を経てチャネル復号化器に入力する(s750)。それから、チャネル復
号化器の出力信号を直ちに実行するかを決定する(s760)。直ちに実行しな
ければ、不揮発性メモリ2800に格納し(s830)、必要な場合、マルチメ
ディアデータを再生できる。他方、チャネル復号化器3100を通過したマルチ
メディアデータコンテンツを実行するために、マルチメディアデータ復号化器3
200に転送し(s780)、メディア復号化器が必要であるかを確認し(s7
90)、もし、必要ならば、音声データの場合には、音声復号化器3300を選
択し、画像データの場合には、画像復号化器3700を選択し(s800)、該
当出力端子を介して出力する(s810)。しかし、マルチメディアデータが文
字データであるから、メディア復号化器が必要でない場合には、メディア復号化
器を通過せずに、必要な出力端子を用いて直ちに出力する(s810)。出力端
子を用いて出力が終わったマルチメディアデータコンテンツの格納が必要である
か否かを判断し(s820)、必要な場合、不揮発性メモリ2800に格納する
(s830)。出力端子は、スピーカ/イヤホン3500、LCD3900、ブ
ザー2960、LED2970、振動器2980、臭いを出すことができる発香
器2940などを介してマルチメディアデータコンテンツを出力する。
【0038】 本発明によってマルチメディアデータコンテンツを携帯電話端末機内部の不揮
発性メモリに格納する第4の方法は、外部からマルチメディアデータコンテンツ
を有している不揮発性メモリ2800を携帯電話端末機に装着する着脱式方式に
よりマルチメディアデータコンテンツを得ることである。
【0039】 上記の方法で不揮発性メモリ2800に格納されたマルチメディアデータコン
テンツを再生する時、もし、コンテンツが暗号化されている場合には、暗号解読
器3600を通過した後、マルチメディアデータコンテンツが必要とする出力端
子を介してコンテンツを出力する。例えば、マルチメディアデータコンテンツの
内容に従って携帯電話が提供するあらゆる出力端子を介してコンテンツを出力す
ることができ、又は、一部の出力端子を介してマルチメディアデータコンテンツ
を出力することもできる。この方法は、図6に示されている。
【0040】 図6の不揮発性メモリに格納されたマルチメディアデータコンテンツを再生し
実行する作動原理を説明する。まず、着脱式及び携帯電話端末機内部にある不揮
発性メモリ2800に格納されたマルチメディアデータコンテンツを検索した後
(s910)、必要なマルチメディアコンテンツを選択する(s920)。この
際、マルチメディアデータコンテンツが暗号化されているかを確認する(s93
0)。確認結果、もし、暗号化されている場合には、マルチメディアデータを暗
号解読器3600に入力し、確認結果、暗号化されていない場合には、直ちにマ
ルチメディアデータ復号化器3200に送る。マルチメディア復号化器3200
に入力され(s950)、メディア復号化器が必要であるか否かを確認する(s
960)。もし、コンテンツが音声と画像データの場合には、音声復号化器33
00と画像復号化器3700を選択し(s970)、該当出力端子を介して出力
される(s980)。他方、コンテンツが文字データの場合には、メディア復号
化器を通過せずに、直ちに必要な出力端子を用いて出力される(s980)。こ
の際、出力端子としては、スピーカ/イヤホン3500、LCD3900、ブザ
ー2960、LED2970、振動器2980、臭いを出すことができる発香器
2940などを介してマルチメディアデータコンテンツを出力する。
【0041】 一方、コンテンツを提供する事業者が携帯電話にコンテンツを提供する時、必
要に応じて、広告を挿入して提供することができ、使用者がこれを携帯電話を介
して視聴した時、一定の点数を付与することができ、必要に応じて、これを追っ
て携帯電話使用者にクレディット(credit)で換算することができる。
【0042】 以下、本発明に適用されるマルチメディアデータのフォーマット(forma
t)について説明する。図7の(a)は、本発明によるマルチメディアデータの
フォーマット構成の一実施例を示す。本発明によるマルチメディアデータフォー
マットは、次のような構造を有することができる。すなわち、ファイルの始めを
示すSOF(start of file)、ヘッダー、制御情報、音声情報、
文字情報、イメージ情報、その他の入出力情報、ファイルの終わりを示すEOF
(end of file)フィールド(field)で構成される。各フィー
ルドのサイズは、必要に応じて定めることができる。ここで、音声情報フィール
ド、文字情報フィールド、イメージ情報フィールドを総称してペイロード(pa
yload)フィールドという。
【0043】 本発明のマルチメディアデータフォーマットのフィールドそれぞれの詳細構成
は、図7の(b)〜(g)に示すように構成することができる。図7の(b)は
、ヘッダーフィールドを示す。ヘッダーフィールドは、下位フィールドとして、
全体ファイルサイズ、バージョン情報、ファイルID情報、各メディア及びその
他の入出力データ位置情報、各メディアのタイプ情報及びその他の下位フィール
ドを含む。ここで、全体ファイルサイズ下位フィールドとバージョン情報下位フ
ィールドとを合わせて汎用情報下位フィールドとし、ファイルID情報下位フィ
ールドは、これが複数のマルチメディアデータファイルを識別するものであるか
ら、メディア情報下位フィールドとする。各メディア及びその他の入出力データ
位置情報下位フィールドは、マルチメディアデータファイルそれぞれの位置を示
すデータ情報下位フィールドである。ボコーダのタイプ情報、イメージデータの
タイプ情報を有するメディアタイプ情報下位フィールドは、マルチメディアデー
タファイル各々をどのように処理するかを示す操作情報下位フィールドに該当す
る。
【0044】 ヘッドフィールドの全体ファイルサイズ下位フィールドは、SOFとEOFを
含むファイルの全体サイズを示す。バージョン情報下位フィールドは、ファイル
のバージョン情報を有していて、ファイルID情報下位フィールドは、ファイル
ID関連情報を有し、マルチメディアデータファイルを区別するのに用いられる
。各メディア及びその他の入出力データ位置情報下位フィールドは、ファイルで
音声データ、文字データ、イメージデータ、そしてその他の入出力データの開始
位置情報を有している。各メディアのタイプ情報下位フィールドは、ボコーダの
タイプ情報、イメージデータのタイプ情報を有している。そして、その他の下位
フィールドは、オプションで、現在ヘッダーに言及された部分以外の情報がファ
イルに必要な場合に使用できる下位フィールドである。
【0045】 図7の(c)は、本発明によるマルチメディアデータフォーマットの制御情報
フィールドの構成を示す。制御情報フィールドは、制御情報の始めを示すSOC
(start of control)下位フィールドと、多数の制御データ下
位フィールドと、制御情報フィールドの終わりを示すEOC(end of c
ontrol)下位フィールドとよりなる。ここで、各制御データ下位フィール
ドの大きさは、一定であり、また、一定の時間間隔で繰り返されて音声データ、
文字データ、イメージデータに関する情報を有している。すなわち、制御データ
下位フィールドは、例えば、音声データと一緒にLCDを用いて出力されるべき
文字データとイメージデータがあるかを判断できる情報を有する。
【0046】 図7の(d)は、音声情報フィールドの構成を示す。音声情報フィールドは、
音声情報の始めを示すSOV(start of voice)下位フィールド
と、多数の音声データ下位フィールドと、音声情報フィールドの終わりを示すE
OV(end of voice)下位フィールドとよりなる。
【0047】 図7の(e)は、文字情報フィールドの構成を示す。文字情報フィールドは、
文字情報の始めを示すSOT(start of text)下位フィールドを
含み、SOT下位フィールドの次には、ヘッダー下位フィールド、文字データ下
位フィールド対が多数個繰り返されて引き続き、最後には、文字情報の終わりを
示すEOT(end of text)下位フィールドが位置する。ここで、ヘ
ッダー下位フィールド各々には、文字データの大きさ情報などが含まれる。そし
て、文字データ下位フィールドは、LCDに出力される文字データを示す。
【0048】 図7の(f)は、イメージ情報フィールドの構成を示す。イメージ情報フィー
ルドは、イメージ情報の始めを示すSOI(start of image)下
位フィールドを含み、SOI下位フィールドの次には、ヘッダー下位フィールド
、イメージデータ下位フィールド対が多数個繰り返されて引き続き、最後には、
イメージ情報の終わりを示すEOI(end of image)下位フィール
ドが位置する。ここで、ヘッダー下位フィールド各々には、イメージデータの大
きさ情報などが含まれる。そして、イメージデータ下位フィールドは、LCDに
出力されるイメージデータを有している。
【0049】 図7の(g)は、その他の入出力情報フィールドの構成を示す。その他の入出
力情報フィールドは、入出力情報の始めを示すSOM(start of mi
scellany)下位フィールドと、複数のその他の入出力データ下位フィー
ルドと、EOM(end of miscellany)下位フィールドとを含
む。一方、その他の入出力データ下位フィールドは、入出力のタイプによって、
例えば、図7の(h)乃至(l)に示した形態を有する。
【0050】 図7の(h)は、入力が要求される場合のその他の入出力データ下位フィール
ドの構成を示す。この形態のその他の入出力データ下位フィールドは、入力フィ
ールド、媒介変数フィールド、時間フィールド及びその他のフィールドよりなる
。入力フィールドは、キーパッド、マイクロホン、タッチスクリーンパネル、イ
ヤホン制御ボタンのような入力端子のタイプに関係なく同じ値を有する。したが
って、必要な値は、いずれの入力端子を通しても使用者が入力できる。媒介変数
フィールドは、使用者が入力できる入力値の範囲を指定する。時間フィールドは
、使用者が値を入力するのに必要な最大時間を指定する。その他のフィールドは
、オプションで、現在言及されたフィールド以外の情報がファイルに必要な場合
に使用できるフィールドである。
【0051】 図7の(i)は、LEDに出力が要求される場合のその他の入出力データ下位
フィールドの構成を示す。この形態のその他の入出力データ下位フィールドは、
LEDフィールド、回数フィールド、ON時間フィールド、OFF時間フィール
ド及びその他のフィールドよりなる。LEDフィールドは、出力端子がLEDで
あることを示すフィールドであり、回数フィールドは、LEDのちらちらとする
回数を指定する。ON時間及びOFF時間フィールドは、LEDのオン時間とオ
フ時間を各々指定する。その他のフィールドは、オプションで、現在言及された
フィールド以外の情報がファイルに必要な場合に使用できるフィールドである。
【0052】 図7の(j)は、振動器に出力が要求される場合のその他の入出力データ下位
フィールドの構成を示す。この形態のその他の入出力データ下位フィールドは、
振動器フィールド、回数フィールド、ON時間フィールド、OFF時間フィール
ド及びその他フィールドよりなる。振動器フィールドは、出力端子が振動器であ
ることを示すフィールドであり、回数フィールドは、振動器の振動回数を指定す
る。ON時間及びOFF時間フィールドは、振動器のオン時間とオフ時間を各々
指定する。その他のフィールドは、オプションで、現在言及されたフィールド以
外の情報がファイルに必要な場合に使用できるフィールドである。
【0053】 図7の(k)は、発香器に出力が要求される場合のその他の入出力データ下位
フィールドの構成を示す。この形態のその他の入出力データ下位フィールドは、
発香器フィールド、発香器タイプフィールド、ON時間フィールド及びその他フ
ィールドよりなる。発香器フィールドは、出力端子が発香器であることを示すフ
ィールドであり、発香器タイプフィールドは、発香器のタイプを指定する。ON
時間フィールドは、発香器のオン時間を指定する。その他のフィールドは、オプ
ションで、現在言及されたフィールド以外の情報がファイルに必要な場合に使用
できるフィールドである。
【0054】 図7の(l)は、ブザーに出力が要求される場合のその他の入出力データ下位
フィールドの構成を示す。この形態のその他の入出力データ下位フィールドは、
ブザーフィールド、ボリューム大きさフィールド、拍子フィールド、回数フィー
ルド、多数の周波数フィールド、前記周波数フィールドの各々に相当する多数の
期間フィールド及びその他のフィールドよりなる。ブザーフィールドは、出力端
子がブザーであることを示すフィールドであり、ボリューム大きさと拍子フィー
ルドは、ブザーで発生する声の大きさと拍子を指定する。回数フィールドは、周
波数と期間フィールドの反復回数を指定する。周波数フィールドは、音の高さを
指定し、期間フィールドは、音の長さを指定する。その他のフィールドは、オプ
ションで、現在言及されたフィールド以外の情報がファイルに必要な場合に使用
できるフィールドである。
【0055】 なお、携帯電話端末機において上述したその他の入出力装置以外の入出力装置
も本発明のマルチメディアデータフォーマットに含まれることができることは、
当該技術分野における通常の知識を有する者に自明であるだろう。 そして、本発明では、データに広告内容が添付されている場合、使用者が広告
を視聴したか否かを事業者に知らせるために、携帯電話端末機は、使用者が広告
を視聴する場合、非通話チャネルを使用するSMS(Short messag
ing service)を利用したり、又は通話チャネルを介して視聴事実を
関連事業者サーバに自動的に知らせることが可能である。
【0056】 図3A乃至図5を参照して説明した方法と図7を参照して説明したデータフォ
ーマットに関する説明から分かるように、本発明によるマルチメディアデータコ
ンテンツの提供方法は、マルチメディアデータ提供者がペイロードフィールドと
ヘッダーフィールドとよりなるフォーマットのマルチメディアデータを準備する
段階と、携帯電話端末機からコンテンツ要求を受け付ければ、使用者情報を受け
付けて処理段階と、いろいろなコンテンツのうち所望のものを選択できるように
、選択機能を携帯電話端末機に提供する段階と、選択されたマルチメディアデー
タコンテンツを転送する段階とを含み、このコンテンツ転送段階は、選択された
コンテンツを携帯電話端末機に直接転送したり、外部装置(例えば、個人用コン
ピュータシステム)を介して携帯電話端末機にコンテンツが伝達されるようにす
ることができる。
【0057】 一方、本発明による、マルチメディアデータコンテンツを携帯電話端末機で実
行させている間、基地局を介して電話要求を受ける場合(すなわち、基地局から
呼出要求がある場合)には、携帯電話端末機でマルチメディアデータコンテンツ
を実行する方法は、図8に示すように、マルチメディアデータコンテンツを検索
する段階(s1000)、前記検索したデータのうち所望のコンテンツを選択し
実行する段階(s1020)、前記コンテンツが実行されている途中に、基地局
が電話を呼び出す段階(s1030)、前記実行中のコンテンツ実行を中断する
段階(s1040)、前記呼び出しによって電話通話をする段階(s1050)
、前記電話通話の終了後、コンテンツを実行するか否かを判断する段階(s10
60)、前記判断結果、コンテンツを実行しないことにしたら終了し、実行する
ことにしたら、コンテンツの実行が中断された以後から実行するか、又はコンテ
ンツの始めから実行するかを決定する段階(s1070)、及び前記決定によっ
て前記実行が中断された以後から、又はコンテンツの始めからコンテンツを実行
する段階(s1080)を含む。
【0058】 本発明は、本発明の技術的思想から逸脱することなく、他の種々の形態で実施
することができる。前述の実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかに
するものであって、そのような具体例のみに限定して狭義に解釈されるべきもの
ではなく、本発明の精神と特許請求の範囲内で、いろいろと変更して実施するこ
とができるものである。
【0059】 以上説明したように、本発明によれば、統合されたマルチメディアデータフォ
ーマットを用いたマルチメディアデータコンテンツをデジタル携帯電話端末機の
不揮発性メモリに格納するための多様な方法を提示しており、使用者がいつでも
必要なコンテンツを再生し、携帯電話が提供する出力機能を用いて出力すること
ができる。また、携帯電話が提供する入力機能を用いてコンテンツと携帯電話使
用者との間に相互作用をすることができる方法を提供することを特徴とする。さ
らに、マルチメディアデータを構成している各メディアに対して圧縮されたデー
タを使用することができる場合、小さいメモリ空間を用いて効果的に格納するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のデジタル携帯電話端末機の構成図である。
【図2】本発明によるマルチメディアデータサービスが可能なデジタル携帯
電話端末機の構成図である。
【図3A】本発明による外部装置を通したマルチメディアデータ格納方法の
一実施例を示す流れ図である。
【図3B】本発明による外部装置を通したマルチメディアデータ格納方法の
一実施例を示す流れ図である。
【図4】本発明による外部装置無しにマルチメディアデータを格納する方法
を示す流れ図である。
【図5】本発明による外部装置を通したマルチメディアデータ格納方法の望
ましい他の実施例を示す流れ図である。
【図6】本発明による不揮発性メモリに格納されたマルチメディアデータの
再生方法を示す流れ図である。
【図7】本発明によるマルチメディアデータフォーマット構成の一実施例で
ある。
【図8】本発明による携帯電話端末機のコンテンツ実行方法を示す流れ図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AB01 AB02 AB03 AB04 5K024 AA71 AA76 AA77 BB04 CC07 CC11 DD01 DD02 FF00 FF03 FF04 FF05 5K027 AA10 AA11 CC08 EE00 FF01 FF22 GG00 HH00 5K067 AA34 BB04 BB21 DD04 DD52 DD53 DD54 EE02 EE16 FF02 FF23 FF24 FF25 FF26 FF27 HH36 KK13 KK15 【要約の続き】 データファイル各々をどのように処理すべきかを説明す る操作情報下位フィールドと、マルチメディアデータフ ァイルそれぞれの位置を示すデータ情報下位フィールド とを含むヘッダーを有するフォーマットよりなり、マル チメディアデータ復号化器は、チャネル復号化器からの データ及び/またはマルチメディアデータ格納手段から のデータを処理し、処理されたマルチメディアデータ を、マルチメディアデータ再生及び出力手段のうち対応 する手段に分配する。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動電話通信のための電気的信号を処理し、マルチメディ
    アデータを処理するデジタル携帯電話端末機において、 外部通信装置とデータをやり取りするデータ通信手段であって、アンテナ、R
    F送信機、チャネル符号化器、RF受信機、チャネル復号化器及びデュプレクサ
    を含むデータ通信手段と、 使用者命令を受信し、キーパッドとマイクロホンを含む入力手段と、 前記マルチメディアデータを格納するマルチメディアデータ格納手段と、 スピーカとディスプレイスクリーンを含み、前記マルチメディアデータを再生
    する複数のマルチメディアデータ再生及び出力手段と、 A/D変換器、音声符号化器、D/A変換器、音声復号化器、マイクロプロセ
    ッサー及びマルチメディアデータ復号化器を含むデータ処理手段とを備え、 前記マルチメディアデータは、全体ファイルサイズ、及びマルチメディアデー
    タファイルそれぞれのバージョンを示す汎用情報下位フィールドと、複数のマル
    チメディアデータファイルを識別するメディア情報下位フィールドと、前記マル
    チメディアデータファイル各々をどのように処理すべきかを説明する操作情報下
    位フィールドと、前記マルチメディアデータファイルそれぞれの位置を示すデー
    タ情報下位フィールドとを含むヘッダーを有するフォーマットよりなり、 前記マルチメディアデータ復号化器は、前記チャネル復号化器からのデータ及
    び/または前記マルチメディアデータ格納手段からのデータを処理し、処理され
    たマルチメディアデータを、前記マルチメディアデータ再生及び出力手段のうち
    対応する手段に分配することを特徴とするデジタル携帯電話端末機。
  2. 【請求項2】 前記マルチメディアデータ復号化器は、ソフトウェア、ハ
    ードウェア及びソフトウェア/ハードウェアの組合で構成された群から選ばれた
    いずれか1つで具現されることを特徴とする請求項1に記載のデジタル携帯電話端
    末機。
  3. 【請求項3】 マルチメディアデータコンテンツを携帯電話端末機で実行
    する方法であり、 マルチメディアデータコンテンツを検索し選択する段階と、 選択されたマルチメディアデータコンテンツを実行する段階と、 前記選択されたマルチメディアデータコンテンツを実行する途中に、基地局か
    ら呼出要求(call request)がある場合、前記マルチメディアデー
    タコンテンツの実行を一時中止する段階と、 前記呼出要求に応答する段階と、 前記呼出要求の応答が終了した後、前記一時中止されたマルチメディアデータ
    コンテンツの実行を続けるか否かを判断する段階と、 使用者から実行中断命令を受けると、前記中止されたマルチメディアデータコ
    ンテンツの実行を中断し、使用者から実行継続命令を受けると、コンテンツの実
    行が中断された以後からコンテンツ実行を行うか、又はコンテンツの始めから実
    行するかを決定する段階と、 前記決定によって前記マルチメディアデータコンテンツの実行を続ける段階と
    、を備えることを特徴とする携帯電話端末機のコンテンツ実行方法。
  4. 【請求項4】 前記携帯電話端末機は、不揮発性の内蔵型メモリを含み、
    前記メモリは、携帯電話端末機に着脱可能であることを特徴とする請求項3に記
    載の携帯電話端末機のコンテンツ実行方法。
  5. 【請求項5】 前記マルチメディアデータ再生及び出力手段は、前記マル
    チメディアデータ格納手段で読み出したデータが暗号化されている場合、これを
    解読する暗号解読器をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端
    末機。
  6. 【請求項6】 前記マルチメディアデータ再生及び出力手段は、前記マイ
    クロプロセッサーの制御によって所定の香を作って出力する発香器と、 前記携帯電話端末機に設けられ、所定の端末機状態を表示するLEDと、 前記携帯電話端末機に設けられ、所定の音響を出力するブザーとを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末機。
  7. 【請求項7】 前記マルチメディアデータフォーマットは、SOC(St
    art of Control)下位フィールドと、EOC(End of C
    ontrol)下位フィールドと、データ制御下位フィールドとを有する制御情
    報フィールドをさらに含み、前記データ制御下位フィールドは、前記マルチメデ
    ィアデータのいずれか1つのデータと一緒に再生するマルチメディアデータに関
    する情報を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末機。
  8. 【請求項8】 前記マルチメディアデータフォーマットは、音声データを
    有する最小限1つの音声情報下位フィールドと、最小限1つのヘッダー及び関連
    ヘッダーに対応するテキストデータを有するテキスト情報下位フィールドと、最
    小限1つのヘッダー及び関連ヘッダーに対応するイメージデータを有するイメー
    ジ情報下位フィールドとを有するペイロードフィールドをさらに含むことを特徴
    とする請求項7に記載の携帯電話端末機。
  9. 【請求項9】 前記マルチメディアデータ格納手段は、携帯電話端末機に
    着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末機。
  10. 【請求項10】 携帯電話端末機に用いられるマルチメディアデータコン
    テンツを提供する方法であり、 複数のマルチメディアデータを有するペイロードフィールドとヘッダーフィー
    ルドとよりなるフォーマットのマルチメディアデータを準備する段階と、 複数の携帯電話端末機から前記マルチメディアデータコンテンツの要求を受け
    付ける段階と、 前記コンテンツを要求した携帯電話端末機から使用者情報を受け付けて処理す
    る段階と、 マルチメディアデータコンテンツのうち1つ以上を選択できるように、携帯電
    話端末機に選択機能を提供する段階と、 前記コンテンツを要求した携帯電話端末機に該当電話端末機の情報に基づいて
    選択され修正されたマルチメディアデータコンテンツを転送する段階とを備え、 前記ヘッダーフィールドは、全体ファイルサイズ、及びマルチメディアデータ
    ファイルそれぞれのバージョンを示す汎用情報下位フィールドと、複数のマルチ
    メディアデータファイルを識別するメディア情報下位フィールドと、前記マルチ
    メディアデータファイル各々をどのように処理するかを説明する操作情報下位フ
    ィールドと、前記マルチメディアデータファイルそれぞれの位置を示すデータ情
    報下位フィールドとを含むことを特徴とするマルチメディアデータコンテンツの
    提供方法。
  11. 【請求項11】 前記マルチメディアデータコンテンツを転送する段階は
    、マルチメディアデータコンテンツを外部装置に転送し、この外部装置を介して
    前記マルチメディアデータコンテンツが前記携帯電話端末機に伝達されるように
    する段階を含むことを特徴とする請求項10に記載のマルチメディアデータコン
    テンツの提供方法。
  12. 【請求項12】 前記外部装置は、コンピュータを含むことを特徴とする
    請求項11に記載のマルチメディアデータコンテンツ提供方法。
  13. 【請求項13】 前記マルチメディアデータを転送する段階は、マルチメ
    ディアデータコンテンツを要求した携帯電話端末機にコンテンツを直接転送する
    ことを特徴とする請求項10に記載のマルチメディアデータコンテンツの提供方
    法。
  14. 【請求項14】 前記使用者情報を受け付けて処理する段階は、外部装備
    から携帯電話端末機情報及び使用者情報を受け付けて処理する段階であり、前記
    マルチメディアデータコンテンツ情報を転送する段階は、前記外部装備から受け
    付けた携帯電話端末機の情報が正しいかを確認する段階を含むことを特徴とする
    請求項13に記載のマルチメディアデータコンテンツの提供方法。
  15. 【請求項15】 前記携帯電話端末機の情報は、携帯電話端末機が使用で
    きるメモリの大きさを示すデータを含むことを特徴とする請求項10に記載のマ
    ルチメディアデータコンテンツの提供方法。
  16. 【請求項16】 前記マルチメディアデータコンテンツは、広告データを
    含むことを特徴とする請求項10に記載のマルチメディアデータコンテンツの提
    供方法。
  17. 【請求項17】 前記広告データが携帯電話端末機に転送され、携帯電話
    端末機が転送された広告データを受信した場合には、前記携帯電話端末機に所定
    の点数を附与する段階をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載のマルチ
    メディアデータコンテンツの提供方法。
  18. 【請求項18】 前記マルチメディアデータフォーマットは、音声データ
    を有する最小限1つの音声情報下位フィールドと、最小限1つのヘッダー及び関
    連ヘッダーに対応するテキストデータを有するテキスト情報下位フィールドと、
    最小限1つのヘッダー及び関連ヘッダーに対応するイメージデータを有するイメ
    ージ情報下位フィールドとを有するペイロードフィールドをさらに含むことを特
    徴とする請求項10に記載のマルチメディアデータコンテンツの提供方法。
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