JP4757156B2 - ユーザインタフェース設定システム、解析装置、移動局、プログラムおよびユーザインタフェース設定支援方法 - Google Patents

ユーザインタフェース設定システム、解析装置、移動局、プログラムおよびユーザインタフェース設定支援方法 Download PDF

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本発明は、通信端末にユーザインタフェースを設定するための技術に関する。
ユーザインタフェースをカスタマイズ可能とした通信端末が普及している。さらに、ユーザの属性(嗜好)や通信端末の属性に合ったコンテンツをネットワーク経由でダウンロードし、このコンテンツを利用したユーザインタフェースを設定することができる通信端末が提案されている(特許文献1〜特許文献3)。
特開2005−340941号公報 特開2004−342044号公報 特開2003−125098号公報
しかし、従来の通信端末では、コンテンツがダウンロードされるに過ぎず、ダウンロードされたコンテンツを利用したユーザインタフェースを設定させる作業には手間がかかる。
そこで、本発明は、移動局または移動局に代表される通信端末に関する属性に応じたユーザインタフェースを当該移動局または当該通信端末に設定させる作業を簡易とすることができる技術を提供する。
本発明は、各々が、設定された待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面、または着信メロディである複数のユーザインタフェースを提供して移動体通信の利用を可能とする移動局と、前記移動局に前記ユーザインタフェースを設定させる解析装置とを有し、前記解析装置は、前記移動局から、当該移動局の性能およびユーザの属性のうち少なくとも一方を示す属性データを受信する属性受信部と、前記属性受信部によって受信された前記属性データを解析し、その結果に応じて、前記移動局が前記複数のユーザインタフェースを設定するために用いる複数のコンテンツを表す複数のコンテンツデータを他の装置から取得する解析取得部と、前記解析取得部によって取得された前記複数のコンテンツデータを、前記送信元である移動局の前記属性データに応じてデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化し、最適化された前記複数のコンテンツデータから、前記複数のコンテンツの各々を含む前記ユーザインタフェースを前記属性受信部に受信された前記属性データの送信元に設定させるための制御データを生成する手段と、前記制御データを前記送信元へ一括して送信する設定送信部とを有し、前記移動局は、無線区間との間で信号を授受する送受信部と、前記属性データを生成する属性生成部と、前記送受信部を用いて前記属性データを前記解析装置へ送信する属性送信部と、前記送受信部を用いて前記解析装置から前記制御データを受信する設定受信部と、前記設定受信部によって受信された前記制御データにしたがって前記ユーザインタフェースを設定する設定部とを有する、ことを特徴とするユーザインタフェース設定システムを提供する。
ここで、コンテンツとは、画像や楽音、音声等の、データで表され、データを処理してユーザインタフェースを提供する通信端末のユーザに利用されるものであり、通信端末が提供するユーザインタフェースの一種である。コンテンツには複数の種類があり、その利用の形態はコンテンツの種類に応じたものとなる。例えば、画像のコンテンツは視覚を通じて利用され、楽音や音声のコンテンツは聴覚を通じて利用される。なお、通信端末が移動局の場合のユーザインタフェースとしては、待ち受け画面や、メニュー画面、操作部画面、着信メロディを例示することができる。
移動局などの通信端末に関する属性としては、通信端末の属性や、当該通信端末のユーザの属性を挙げることができる。通信端末の属性としては、当該通信端末の各種処理能力を満たす仕様を例示することができる。通信端末のユーザの属性としては、当該ユーザの嗜好を例示することができる。
上記のシステムでは、制御データが解析装置から移動局へ送信される。この制御データは、当該移動局にユーザインタフェースを設定させるためのものであるから、当該移動局では、この制御データにしたがってユーザインタフェースが設定される。したがって、このシステムによれば、移動局のユーザは、当該移動局にユーザインタフェースを設定させる指示を直接的に入力することなく、当該移動局にユーザインタフェースを設定させることができる。また、解析装置から移動局へ送信される制御データは、移動局に関する属性に応じたものとなる。よって、このシステムによれば、移動局に関する属性に応じたユーザインタフェースを当該移動局に設定させる作業を簡易とすることができる。
解析装置のより具体的な形態は任意である。例えば、コンテンツデータを記憶する記憶部を有し、受信した属性データに応じたコンテンツを表すコンテンツデータを当該記憶部から読み出し、読み出したコンテンツデータで表されるコンテンツを利用したユーザインタフェースを当該属性データの送信元に設定させるための制御データを当該送信元へ送信する形態であってもよい。また例えば、受信した属性データに応じたコンテンツを表すコンテンツデータを他の装置から取得し、取得したコンテンツデータで表される複数のコンテンツを利用したユーザインタフェースを当該属性データの送信元に設定させるための制御データを当該送信元へ送信する形態であってもよい。この形態では、解析装置にかかる負荷を軽減することができる。
本発明の好適な態様においては、前記属性受信部は、少なくとも当該移動局の性能を示す属性データを受信し、前記制御データを生成する手段は、前記解析取得部によって取得された前記コンテンツデータを、前記送信元である移動局の性能に適合するようにデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化する。
また、本発明は、自己の性能およびユーザの属性のうち少なくとも一方を示す属性データを送信し、各々が待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面、または着信メロディである複数のユーザインタフェースを自己に設定させるための制御データを受信し、前記制御データにしたがって前記ユーザインタフェースを設定する通信端末から前記属性データを受信する属性受信部と、前記属性受信部によって受信された前記属性データを解析し、その結果に応じて、前記通信端末が前記複数のユーザインタフェースを設定するために用いる複数のコンテンツを表す複数のコンテンツデータを他の装置から取得する解析取得部と、前記解析取得部によって取得された前記複数のコンテンツデータを、前記送信元である通信端末の前記属性データに応じてデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化し、最適化された前記複数のコンテンツデータから、前記複数のコンテンツの各々を含む前記ユーザインタフェースを前記属性受信部に受信された前記属性データの送信元に設定させるための制御データを生成する手段と、前記制御データを前記送信元へ一括して送信する設定送信部とを有し、前記通信端末に前記ユーザインタフェースを設定させる、ことを特徴とする解析装置を提供する。
通信端末のより具体的な形態は任意である。例えば、無線区間との間で信号を授受する送受信部を有し、この送受信部を用いて解析装置と通信する形態であってもよい。また例えば、接続された信号線との間で信号を授受する送受信部を有し、この送受信部を用いて解析装置と通信する形態であってもよい。
この解析装置は制御データを通信端末へ送信する。この制御データは、当該通信端末にユーザインタフェースを設定させるためのものであるから、当該通信端末では、この制御データにしたがってユーザインタフェースが設定される。また、解析装置から通信端末へ送信される制御データは、通信端末に関する属性に応じたものとなる。よって、この解析装置を用いて前述のユーザインタフェース設定システムと同様のシステムを構築することができる。
また、以上の態様では、通信端末において、複数のコンテンツを利用したユーザインタフェースが一括して設定される。したがって、この態様によれば、複数のコンテンツの各々について、通信端末から解析装置への属性データの送信、解析装置によるコンテンツデータの取得、解析装置から通信端末への制御データの送信、および通信端末によるユーザインタフェースの設定というサイクルを繰り返す態様に比較して、通信の回数をより少なくすること、およびユーザインタフェースの設定作業をより容易とすることが可能となる。
更に好適な態様においては、 前記属性受信部は、少なくとも前記通信端末の性能を示す属性データを受信し、前記制御データを生成する手段は、前記解析取得部によって取得された前記コンテンツデータを、前記送信元である通信端末の性能に適合するようにデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化する。
また、本発明は、コンピュータを、制御データにしたがって、各々が待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面、または着信メロディである複数のユーザインタフェースを設定する通信端末から前記通信端末の性能およびユーザの属性のうち少なくとも一方を示す属性データを受信する属性受信部と、前記属性受信部によって受信された前記属性データを解析し、その結果に応じて、前記通信端末が前記複数のユーザインタフェースを設定するために用いる複数のコンテンツを表す複数のコンテンツデータを他の装置から取得する解析取得部と、前記解析取得部によって取得された前記複数のコンテンツデータを、前記送信元である通信端末の前記属性データに応じてデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化し、最適化された前記複数のコンテンツデータから、前記複数のコンテンツの各々を含む前記ユーザインタフェースを前記属性受信部に受信された前記属性データの送信元に設定させるための前記制御データを生成する手段と、前記制御データを前記送信元へ一括して送信する設定送信部として機能させるプログラムを提供する。
本発明の好適な態様においては、前記属性受信部は、少なくとも前記通信端末の性能を示す属性データを受信し、前記制御データを生成する手段は、前記解析取得部によって取得された前記コンテンツデータを前記送信元である通信端末の性能に適合するようにデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化する。
また、本発明は、制御データにしたがって、各々が待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面、または着信メロディである複数のユーザインタフェースを設定する通信端末に前記ユーザインタフェースを設定させる解析装置で行われ、前記通信端末から前記通信端末の性能およびユーザの属性のうち少なくとも一方を示す属性データを受信する属性受信ステップと、前記属性受信ステップにて受信された前記属性データを解析し、その結果に応じて、前記通信端末が前記複数のユーザインタフェースを設定するために用いる複数のコンテンツを表す複数のコンテンツデータを他の装置から取得する解析取得ステップと、前記解析取得ステップにて取得された前記複数のコンテンツデータを、前記送信元である通信端末の前記属性データに応じてデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化し、最適化された前記複数のコンテンツデータから、前記複数のコンテンツの各々を含む前記ユーザインタフェースを前記属性受信部に受信された前記属性データの送信元に設定させるための前記制御データを生成するステップと、前記制御データを前記送信元へ一括して送信する設定送信ステップとを有することを特徴とするユーザインタフェース設定支援方法を提供する。
なお、本発明において、解析装置においてコンテンツデータを取得する、より具体的な形態は任意である。例えば、解析装置に、複数の属性の各々と複数のコンテンツの各々との相関値を記憶する記憶部を設け、この記憶部に記憶された相関値に基づいて、受信された属性データに示される属性との相関が強いコンテンツを特定し、当該コンテンツを表すコンテンツデータを取得するようにしてもよい。
本発明の好適な態様においては、前記属性受信ステップは、少なくとも前記通信端末の性能を示す属性データを受信し、前記制御データを生成するステップは、前記解析取得ステップにて取得された前記コンテンツデータを前記送信元である通信端末の性能に適合するようにデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化する。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るUI(ユーザインタフェース)設定システム100の構成を示す図である。UI設定システム100は、移動局(携帯電話機)に関する属性に応じたUIを当該移動局に設定させる作業を簡易とするシステムであり、複数の移動局10を有する。移動局10は、そのユーザに対してコンテンツ(画像や楽音など)を利用したUIを提供することができる。移動局10のユーザは、移動局10のUIを利用して当該移動局10を使用する。移動局10がUIに利用するコンテンツは可変である。すなわち、移動局10はそのUIを設定可能であり、設定されたUIを提供する。
複数の移動局10は、移動体通信システム1に含まれる多数の移動局の一部または全部である。移動体通信システム1は移動体通信を実現するシステムであり、各移動局のユーザは、当該移動局を使用することによって移動体通信を利用することができる。移動体通信システム1には、多数の移動局の他に、自己の周囲のエリアをカバーする複数の基地局20が含まれている。複数の基地局20は分散して配置され、個々の基地局20は自己のエリア内の移動局との間で無線通信を行うことができる。移動体通信システム1における通信経路は、基地局20と移動局との間の無線区間と、他の区間である有線区間とに分けられる。
また、UI設定システム100は、移動局10にUIを設定させることができる解析装置30を有する。解析装置30は、有線区間および無線区間を介して移動局10と通信可能である。また、UI設定システム100は、コンテンツサーバ装置群50を有する。コンテンツサーバ装置群50には、コンテンツサーバ装置50A、50B,50C、…が含まれている。解析装置30と各コンテンツサーバ装置とは、コア網40を介して通信可能である。各コンテンツサーバ装置は、画像や楽音などのコンテンツを表すコンテンツデータを格納している。
図2は、移動局10の外観を示す図である。移動局10の表面には、画面が表示される2つの領域が設けられている。これらの領域のうち、一方は、待ち受け画面やメニュー画面が表示される第1領域131であり、他方は、操作部画面が表示される第2領域141である。メニュー画面および操作部画面の一例を図3に示す。この図に示すように、操作部画面は、複数のボタンが配置された操作部が描かれた画面である。また、移動局10は、無線通信のためのアンテナ121、移動体通信を利用した通話のためのマイクロフォンMCおよびスピーカSPを有する。
図4は、UI設定システム100の動作の概略を説明するためのシーケンス図である。この図に示すように、移動局10がメニュー画面を提供し、このメニュー画面を見ながらユーザが操作部画面に触れて「UI設定」を選択する指示を入力すると、移動局10はアンケート画面を提供する。アンケート画面の一例を図5に示す。このアンケート画面を利用してユーザが自己の属性を示すデータを入力し終えると、移動局10は、ユーザの属性を示すデータの外部への送信の可否を確認するUIを提供する。このUIを利用してユーザが外部への送信を許可する旨の指示を入力すると、移動局10は、自己に関する属性データを解析装置30へ送信する。
移動局30に関する属性データを受信すると、解析装置30は、この属性データに応じたコンテンツ識別子を用いてコンテンツサーバ装置群50からコンテンツデータを取得し、このコンテンツデータを含むパッケージデータを移動局10へ送信する。パッケージデータを受信した移動局10は、このパッケージデータに含まれるコンテンツデータを利用するUIを設定する。これにより、以降、ユーザには、設定されたUIが提供される。図6に設定されたUIの一例を示す。
[移動局10の詳細]
図7は、移動局10の要部のハードウェア構成を示す図である。この図に示すように、移動局10は、プロセッサ11、送受信部12、第1表示部13、第2表示部14、タッチパネル15、楽音放出部16および不揮発性メモリ17を備える。プロセッサ11は、他の各部を制御するものであり、1又は複数の処理ユニットから構成されている。処理ユニットは例えばCPU(中央処理装置)である。送受信部12は、無線区間との間で信号を授受するものであり、アンテナ121を有する。プロセッサ11は送受信部12を用いて解析装置30と通信する。
第1表示部13は、例えば液晶ディスプレイであり、第1領域131を有し、プロセッサ11からの画像データを受けてそれに応じた画面を第1領域131に表示する。第2表示部14は、例えば液晶ディスプレイであり、第2領域141を有し、プロセッサ11からの画像データを受けてそれに応じた画面を第2領域141に表示する。なお、1つの液晶ディスプレイの一部を第1表示部13とし、他の一部を第2表示部14とする形態であってもよい。
タッチパネル15は、第2領域141を覆うように設けられており、操作部画面が表示される第2領域141とともにタッチスクリーンを構成している。このタッチスクリーンにユーザが触れると、その接触位置を示すデータがタッチパネル15から出力される。このことから明らかなように、プロセッサ11は、操作部画面を第2領域141に表示させつつ、接触位置を示すデータを受け取ることにより、ユーザが入力した情報を特定することができる。
楽音放出部16は、楽音信号を受けてそれに応じた楽音を放出するスピーカ161を有し、プロセッサ11から楽音データを受け、これに応じた楽音信号を生成してそれをスピーカ161に供給することによって放音する。なお、スピーカSPがスピーカ161を兼ねる形態であってもよい。
不揮発性メモリ17は、移動局10の電源が切れてもデータを保持可能なメモリであり、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)などの書き換え可能なメモリと、ROM(Read Only Memory)などの書き換え不能なメモリを有する。書き換え可能なメモリには、UIの設定内容を示す設定データ172が記憶されており、コンテンツデータを記憶するためのコンテンツ領域173が確保されている。書き換え不能なメモリには、プロセッサ11に実行されるプログラム171が記憶されている。なお、書き換え可能なメモリにプログラム171を記憶させる形態としてもよい。この場合には、書き換え不能なメモリが不要となり、また、プログラム171を他の装置から取得して不揮発性メモリ17に書き込む形態を採ることができる。
図8は、移動局10の主要な機能構成を示すブロック図である。この図に示す各機能部は、プロセッサ11がプログラム171を実行することにより実現される。属性データ収集部F11は、移動局10に関する属性を示す属性データを収集する。移動局10に関する属性には、移動局10の属性が含まれる。移動局10の属性としては、例えば、第1領域131に表示可能な画面の最大サイズや、当該画面の最大色数、第2領域141に表示可能な画面の最大サイズ、当該画面の最大色数、楽音放出部16の最大同時発音数などが挙げられる。移動局10の属性を示す属性データの収集の方法は任意である。例えば、不揮発性メモリ17に移動局10の属性を示すデータを予め記憶させておき、このデータに基づいて属性データを生成するようにしてもよい。
移動局10に関する属性には、移動局10のユーザの属性が含まれる。ユーザの属性としては、年齢、性別、職業、趣味、性格、好みなどのユーザの性質と、職業、状況、位置、天気、気分などのユーザの状況と、通信方式の種類(例えば、広帯域/狭帯域)、料金プランの種類(例えば、従量制/定額制)、付加サービスの種類(例えば、留守番電話サービス)などのユーザの契約状況などが挙げられる。
ユーザの属性を示す属性データの収集では、属性データ収集部F11が、ユーザの属性に関するアンケートを実施し、このアンケートの結果に基づいて属性データを生成する。具体的には、ユーザの属性に関する情報の入力を促すアンケート画面を第1領域131に表示させ、このアンケート画面に対して入力された情報に基づいて属性データを生成する。アンケート画面の表示の実現方法は任意である。例えば、不揮発性メモリ17にアンケート画面を表す画像データを記憶させておき、この画像データを用いてアンケート画面の表示を実現させてもよい。また例えば、アンケート画面を表す画像データを他の装置内に予め記憶させておき、さらに当該画像データを特定する識別子を不揮発性メモリ17に予め記憶させておき、この識別子を用いて上記他の装置から当該画像データを取得し、取得した画像データを用いてアンケート画面の表示を実現させてもよい。
データフォーマット部F12は、属性データ収集部F11により収集された属性データを、解析装置30において解析可能な形式に変換して暗号化する。送受信部F13は、データフォーマット部F12により暗号化された属性データを解析装置30へ送信する一方、解析装置30からパッケージデータを受信する。パッケージデータは、当該パッケージデータを受信した移動局10にコンテンツを利用したUIを設定させるデータであり、コンテンツデータと当該コンテンツデータを利用したUIの設定を指示する指令データとを含む(図21参照)。
データ展開部F14は、送受信部F13により受信されたパッケージデータを復号化することにより展開する。上記の符復号化としては、例えば、SSL(Secure Sockets Layer)における符復号化や、CDMA(Code Division Multiple Access)における符復号化を挙げることができる。UI設定部F15は、データ展開部F14により展開されたパッケージデータ(制御データ)に基づいて移動局10のUIを設定する。具体的には、UI設定部F15は、当該パッケージデータ内のコンテンツデータを不揮発性メモリ17に記憶させるとともに、パッケージデータ内の指令データに従って当該コンテンツデータを用いてUIを生成する。
[解析装置30の詳細]
図9は、解析装置30の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。この図に示すように、解析装置30は、プロセッサ31、送受信部32およびメモリ33を備える。プロセッサ31は、他の各部を制御するものであり、1又は複数の処理ユニットから構成されている。処理ユニットは例えばCPUである。送受信部32は、有線区間との間で信号を授受するものである。プロセッサ31は送受信部32を用いて移動局10と通信する。
メモリ33は、ハードディスクなどの書き換え可能な不揮発性メモリ、ROMなどの書き換え不能な不揮発性メモリ、およびRAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリを有する。書き換え可能な不揮発性メモリには、プロセッサ31に実行されるプログラム331およびDBリスト332が記憶されている。DBリスト332は、移動局10に関する属性と、コンテンツサーバ群50内でコンテンツデータを識別可能なコンテンツ識別子との対応関係を示すリストである。なお、プログラム331が書き換え不能な不揮発性メモリに記憶される形態としてもよい。
図10は、解析装置30の主要な機能構成を示すブロック図である。この図に示す各機能部は、プロセッサ31がプログラム331を実行することにより、属性データの送信元の移動局10毎に実現される。解析部F21は、移動局10から属性データを受信し、受信した属性データ内の移動局の属性を示すデータを、当該移動局10におけるコンテンツの用途毎に、当該用途を示すデータに対応付けて保存する。解析装置30におけるデータの保存は、当該データをメモリ33に記憶させることにより実現される。
本実施の形態において、コンテンツの用途は、コンテンツを利用するUIの種類と等価である。本実施の形態では、コンテンツの用途を、待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面および着信メロディに固定してあるが、本実施の形態を変形し、イルミネーションのパターンやバイブレーションのパターンなどの他のUIをも含めた形態としてもよいし、移動局10からの属性データに基づいてコンテンツの用途を定める形態としてもよい。
また、解析部F21は、DBリスト332を用いて、受信した属性データを解析してコンテンツデータを特定する。属性データを解析してコンテンツデータを特定する方法は任意であり、例えば、属性データの送信元の移動局10毎に用意されたDBリスト332からコンテンツ識別子を消去することによってコンテンツデータを特定する消去法や、DBリスト332からコンテンツ識別子を抽出することによってコンテンツデータを特定する抽出法であってもよい。
取得部F22は、解析部F21により特定されたコンテンツデータをコンテンツサーバ群50から取得する。最適化部F23は、取得部F22により取得されたコンテンツデータを、対応する移動局10に最適化し、最適化されたコンテンツデータと当該コンテンツデータを利用したUIの設定を指示する指令データとを含むパッケージデータをコンテンツの種類毎に生成し、対応する移動局10へ送信する。
図11は、属性データを解析してコンテンツデータを特定する処理(消去法)の流れを示す図である。この図に示すように、プロセッサ31は、移動局10から属性データを受信すると、まず、DBリスト332の複製を生成し、メモリ33の揮発性メモリに記憶させる(S11)。ここで、消去法で用いられるDBリスト332の構造について説明する。
図12は、消去法で用いられるDBリスト332の一部の構造例を模式的に示す図である。この図に示す部分は1つの用途(例えばメニュー画面)に対応するものであり、このような部分が複数集まってDBリスト332を構成している。このDBリスト332は、属性データに示される属性が4つの場合のものである。このDBリスト332には、4つの属性の値の全ての順列の各々に対応付けて1つのコンテンツ識別子が格納されている。例えば、1番目の属性の値がAかつ2番目の属性の値がCかつ3番目の属性の値がGかつ4番目の属性の値がOの順列にはコンテンツ識別子1が対応付けられている。
次にプロセッサ31は、最初の属性を対象とする(S12)。次にプロセッサ31は、複製のうち、対象の属性の値に対応する部分を選択する(S13)。ただし、対象の属性の値が空の場合には、複製の全部が選択される。次にプロセッサ31は、複製のうち、選択しなかった部分、すなわち非選択の部分を削除する(S14)。ただし、非選択の部分が存在しない場合には、実質的には何も削除されない。次にプロセッサ31は、対象の属性が最後の属性であるか否かを判定する(S15)。この判定結果が「NO」の場合、プロセッサ31は、次の属性を対象とし(S16)、処理をステップS13に戻す。
図12に一部を示すDBリスト332が用いられる場合、属性データに示される属性が4つであるから、ステップS14の処理は、計4回行われる。例えば、属性データの最初の属性の値がAで、その次の属性の値がCで、その次の属性の値がGで、最後の属性の値がOの場合、1つの用途(例えばメニュー画面)について、1回目の処理では1番目の属性の値がAの部分が残り(図13参照)、2回目の処理では2番目の属性の値がCの部分が残り(図14参照)、3回目の処理では3番目の属性の値がGの部分が残り(図15参照)、4回目の処理では4番目の属性の値がOの部分が残る(図16参照)。この過程において、他6の用途についてもコンテンツ識別子が特定される。
対象の属性が最後の属性となり、ステップS16の判定結果が「YES」となると、プロセッサ31は、複製の残存部分に格納されているコンテンツ識別子をエージェントに引き渡す(S17)。この引き渡しはコンテンツの用途毎に行われる。すなわち、ある用途についてコンテンツ識別子が引き渡されるエージェントは、他の用途についてコンテンツ識別子が引き渡されるエージェントとは別のエージェントである。つまり、用途と同数のエージェントが使用される。
また、ステップS17では、プロセッサ31は、エージェントを識別する番号(以降、「エージェント番号」と称する)を取得し、当該エージェントに対応する用途を示すデータに対応付けて保存する。エージェントは、プロセッサ31がプログラム331に含まれるエージェントプログラムを実行することにより実現されるものであり、引き渡されたコンテンツ識別子に格納されているコンテンツデータを取得する。
図17は、属性データを解析してコンテンツデータを特定する処理(抽出法)の流れを示す図である。この図に示すように、プロセッサ31は、移動局10から属性データを受信すると、まず、プロセッサ31は、最初の属性を対象とする(S21)。次にプロセッサ31は、最初のカテゴリにおいて最初の属性に適合したノードを現在ノードとする(S22)。ここで、抽出法で用いられるDBリスト332の構造について説明する。
図18は、抽出法で用いられるDBリスト332の構造例を模式的に示す図である。この図に示すDBリスト332は、属性データに示される属性が4つであり、各属性の値が2または3種類の場合のものである。属性に対応するものがカテゴリであり、カテゴリ0は最初の属性に、カテゴリ1は2番目の属性に、カテゴリ2は3番目の属性に、カテゴリ3は最後の属性に対応している。属性の値に対応するものがノードであり、例えば、カテゴリ0にはノード「A」およびノード「W」がある。また、図において、ノードから出て次のノードに至る線はポインタを表している。カテゴリ0のノードからポインタを辿って得られる各経路上には、必ず、コンテンツ識別子が対応付けられたノードが存在する。
次にプロセッサ31は、現在ノードにコンテンツ識別子が対応付けられているか否かを判定する(S23)。この判定の結果が「NO」の場合、プロセッサ31は、現在ノードを次のノードへ遷移させる一方、次の属性を対象とする(S24)。以降、処理はステップS23へ戻る。ステップS23の判定結果が「YES」の場合、プロセッサ31は、現在ノードに対応付けられているコンテンツ識別子を保存し(S25)、保存したコンテンツ識別子をエージェントに引き渡すとともに、そのエージェント番号を当該エージェントに対応する用途を示すデータに対応付けて保存する(S26)。
ここで、上述の処理(抽出法)がもたらす動作について、より具体的に説明する。ここでは、図18に示すDBリスト332が用いられ、属性データの最初の属性の値がAで、その次の属性の値がCで、その次の属性の値がGで、最後の属性の値がJであるものとする。ノード「A」、「C」、「G」および「J」を通る経路上でコンテンツ識別子が対応付けられているノードがノード「J」のみである場合には、図19に示すように、現在ノードがノード「A」、「C」、「G」を経てノード「J」へ遷移し、ノード「J」に対応付けられているコンテンツ識別子がエージェントに引き渡される。ノード「A」、「C」、「G」および「J」のうち、ノード「A」にコンテンツ識別子が対応付けられておらず、ノード「C」にコンテンツ識別子が対応付けられている場合には、現在ノードがノード「A」からノード「C」へ遷移し、ノード「C」に対応付けられているコンテンツ識別子がエージェントに引き渡される。
なお、最初の属性や最初の属性を含む一連の属性の値が空である場合の処理は任意である。例えば、値が空の属性が対象となっているときには現在ノードを定めず、値が空でない属性が対象となったときに当該属性に対応するカテゴリにおいて対象の属性に適合したノードを現在ノードとし、ステップS23以降の処理を行うようにしてもよい。また例えば、対象の属性の値が空の場合には、当該属性に対応するカテゴリにおいて、現在ノードからポインタを辿って到達することが可能な全てのノードを現在ノードとしてもよい。後者の場合、最初の属性の値が空の場合に最初のカテゴリにおいて全てのノードを現在ノードとするのが好適である。
また、上述の処理(抽出法)では、コンテンツ識別子が1つでも保存されたら現在ノードを遷移させる処理を終了させているが、これを変形し、現在ノードが最後のカテゴリのノードまで遷移したら初めて処理を終了させるようにしてもよいし、全ての種類のコンテンツについてコンテンツ識別子が保存されたら初めて処理を終了させるようにしてもよいし、両者を組み合わせた形態としてもよい。
図20は、パッケージデータを生成して該当する移動局10へ送信する処理の流れを示すフローチャートである。この図に示すように、プロセッサ31は、図11のステップS17または図17のステップS26にてコンテンツ識別子をエージェントに引き渡すと、当該エージェントからそのエージェント番号およびコンテンツデータを受け取って保存する処理を開始する(S31)。この処理は、当該移動局10に関してコンテンツ識別子を引き渡した全てのエージェントからエージェント番号およびコンテンツデータを受け取って保存することにより終了する。この処理の結果、当該移動局10の属性を示すデータとコンテンツデータとが用途毎に対応付けられる。
次にプロセッサ31は、ステップS31にて保存したコンテンツデータのうち、最初のコンテンツデータを対象とする(S32)。対象のコンテンツデータとなる順序は任意であり、例えば、保存順であってもよい。次に、対象のコンテンツデータが当該移動局10に適合するか否かを判定する(S33)。この判定は、当該コンテンツデータと当該コンテンツデータに対応する当該移動局10の属性を示すデータとに基づいて行われる。
ステップS33の判定結果が「YES」の場合、プロセッサ31は、ステップS31にて保存したコンテンツデータのうち未だ対象になっていないコンテンツデータが存在するか否か、すなわち対象のコンテンツデータが最後のコンテンツデータであるか否かを判定する(S34)。この判定結果が「NO」の場合、プロセッサ31は、次のコンテンツデータを対象とし(S35)、処理をステップS33へ戻す。
ステップS33の判定結果が「NO」の場合、プロセッサ31は、当該移動局10の属性を示すデータに基づいて、当該移動局10に適合するように対象のコンテンツデータを変換する(S37)。この変換は、データ形式の変換であってもよいし、データの内容の変換であってもよいし、両者の組み合わせであってもよい。次にプロセッサ31は、変換後のコンテンツデータを上書き保存する(S38)。以降、処理は前述のステップS34に進む。
対象のコンテンツデータが最後のコンテンツデータであり、ステップS34の判定結果が「YES」となると、プロセッサ31はパッケージデータを生成する。このパッケージデータには、図21に示すように、コンテンツデータと当該コンテンツデータの用途に応じた指令データが含まれている(S39)。次にプロセッサ31は、生成したパッケージデータを当該移動局10へ送信する(S40)。移動局10では、このパッケージデータに基づいてUIが設定される。
以上説明したように、本実施の形態では、設定されたUIを提供して移動体通信の利用を可能とする移動局10と、移動局10にUIを設定させる解析装置30とを有するシステムにおいて、移動局10に関する属性を示す属性データが移動局10から解析装置30へ送信され、解析装置30では、属性データの解析結果に応じたコンテンツを表すコンテンツデータがコンテンツサーバ装置群50から取得され、当該コンテンツを利用するUIを移動局10に設定させるためのパッケージデータが移動局10へ送信される。よって、本実施の形態によれば、移動局10に関する属性に応じたUIを当該移動局10に設定させる作業が簡易となる。なお、上述した実施の形態は適宜変形可能であり、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係るUI(ユーザインタフェース)設定システム100の構成を示す図である。 UI設定システム100を構成する移動局10の外観を示す図である。 移動局10が表示するメニュー画面および操作部画面の一例を示す図である。 UI設定システム100の動作の概略を説明するためのシーケンス図である。 移動局10が表示するアンケート画面の一例を示す図である。 移動局10に設定されたUIの一例を示す図である。 移動局10の要部のハードウェア構成を示す図である。 移動局10の主要な機能構成を示すブロック図である。 UI設定システム100を構成する解析装置30の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。 解析装置30の主要な機能構成を示すブロック図である。 属性データを解析してコンテンツデータを特定する処理(消去法)の流れを示す図である。 DBリスト332の一部の構造例(消去法)を模式的に示す図である。 DBリスト332の複製の変化の様子を示す図である。 DBリスト332の複製の変化の様子を示す図である。 DBリスト332の複製の変化の様子を示す図である。 DBリスト332の複製の変化の様子を示す図である。 属性データを解析してコンテンツデータを特定する処理(抽出法)の流れを示す図である。 DBリスト332の構造例(抽出法)を模式的に示す図である。 DBリスト332の構造例(抽出法)における現在ノードの遷移の様子を示す図である。 パッケージデータを生成して該当する移動局10へ送信する処理の流れを示すフローチャートである。 パッケージデータの構造を示す図である。
符号の説明
10…移動局
11…プロセッサ
30…解析装置
31…プロセッサ
331…プログラム
100…UI設定システム

Claims (8)

  1. 各々が、設定された待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面、または着信メロディである複数のユーザインタフェースを提供して移動体通信の利用を可能とする移動局と、
    前記移動局に前記ユーザインタフェースを設定させる解析装置とを有し、
    前記解析装置は、
    前記移動局から、当該移動局の性能およびユーザの属性のうち少なくとも一方を示す属性データを受信する属性受信部と、
    前記属性受信部によって受信された前記属性データを解析し、その結果に応じて、前記移動局が前記複数のユーザインタフェースを設定するために用いる複数のコンテンツを表す複数のコンテンツデータを他の装置から取得する解析取得部と、
    前記解析取得部によって取得された前記複数のコンテンツデータを、前記送信元である移動局の前記属性データに応じてデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化し、最適化された前記複数のコンテンツデータから、前記複数のコンテンツの各々を含む前記ユーザインタフェースを前記属性受信部に受信された前記属性データの送信元に設定させるための制御データを生成する手段と、
    前記制御データを前記送信元へ一括して送信する設定送信部とを有し、
    前記移動局は、
    無線区間との間で信号を授受する送受信部と、
    前記属性データを生成する属性生成部と、
    前記送受信部を用いて前記属性データを前記解析装置へ送信する属性送信部と、
    前記送受信部を用いて前記解析装置から前記制御データを受信する設定受信部と、
    前記設定受信部によって受信された前記制御データにしたがって前記ユーザインタフェースを設定する設定部とを有する、
    ことを特徴とするユーザインタフェース設定システム。
  2. 前記属性受信部は、少なくとも当該移動局の性能を示す属性データを受信し、
    前記制御データを生成する手段は、前記解析取得部によって取得された前記コンテンツデータを、前記送信元である移動局の性能に適合するようにデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化する
    ことを特徴とする請求項1のユーザインタフェース設定システム。
  3. 自己の性能およびユーザの属性のうち少なくとも一方を示す属性データを送信し、各々が待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面、または着信メロディである複数のユーザインタフェースを自己に設定させるための制御データを受信し、前記制御データにしたがって前記ユーザインタフェースを設定する通信端末から前記属性データを受信する属性受信部と、
    前記属性受信部によって受信された前記属性データを解析し、その結果に応じて、前記通信端末が前記複数のユーザインタフェースを設定するために用いる複数のコンテンツを表す複数のコンテンツデータを他の装置から取得する解析取得部と、
    前記解析取得部によって取得された前記複数のコンテンツデータを、前記送信元である通信端末の前記属性データに応じてデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化し、最適化された前記複数のコンテンツデータから、前記複数のコンテンツの各々を含む前記ユーザインタフェースを前記属性受信部に受信された前記属性データの送信元に設定させるための制御データを生成する手段と、
    前記制御データを前記送信元へ一括して送信する設定送信部とを有し、
    前記通信端末に前記ユーザインタフェースを設定させる、
    ことを特徴とする解析装置。
  4. 前記属性受信部は、少なくとも前記通信端末の性能を示す属性データを受信し、
    前記制御データを生成する手段は、前記解析取得部によって取得された前記コンテンツデータを、前記送信元である通信端末の性能に適合するようにデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化する
    ことを特徴とする請求項3の解析装置。
  5. コンピュータを、
    制御データにしたがって、各々が待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面、または着信メロディである複数のユーザインタフェースを設定する通信端末から前記通信端末の性能およびユーザの属性のうち少なくとも一方を示す属性データを受信する属性受信部と、
    前記属性受信部によって受信された前記属性データを解析し、その結果に応じて、前記通信端末が前記複数のユーザインタフェースを設定するために用いる複数のコンテンツを表す複数のコンテンツデータを他の装置から取得する解析取得部と、
    前記解析取得部によって取得された前記複数のコンテンツデータを、前記送信元である通信端末の前記属性データに応じてデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化し、最適化された前記複数のコンテンツデータから、前記複数のコンテンツの各々を含む前記ユーザインタフェースを前記属性受信部に受信された前記属性データの送信元に設定させるための前記制御データを生成する手段と、
    前記制御データを前記送信元へ一括して送信する設定送信部と
    して機能させるプログラム。
  6. 前記属性受信部は、少なくとも前記通信端末の性能を示す属性データを受信し、
    前記制御データを生成する手段は、前記解析取得部によって取得された前記コンテンツデータを前記送信元である通信端末の性能に適合するようにデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化する
    ことを特徴とする請求項のプログラム。
  7. 制御データにしたがって、各々が待ち受け画面、メニュー画面、操作部画面、または着信メロディである複数のユーザインタフェースを設定する通信端末に前記ユーザインタフェースを設定させる解析装置で行われ、
    前記通信端末から前記通信端末の性能およびユーザの属性のうち少なくとも一方を示す属性データを受信する属性受信ステップと、
    前記属性受信ステップにて受信された前記属性データを解析し、その結果に応じて、前記通信端末が前記複数のユーザインタフェースを設定するために用いる複数のコンテンツを表す複数のコンテンツデータを他の装置から取得する解析取得ステップと、
    前記解析取得ステップにて取得された前記複数のコンテンツデータを、前記送信元である通信端末の前記属性データに応じてデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化し、最適化された前記複数のコンテンツデータから、前記複数のコンテンツの各々を含む前記ユーザインタフェースを前記属性受信部に受信された前記属性データの送信元に設定させるための前記制御データを生成するステップと、
    前記制御データを前記送信元へ一括して送信する設定送信ステップと
    を有することを特徴とするユーザインタフェース設定支援方法。
  8. 前記属性受信ステップは、少なくとも前記通信端末の性能を示す属性データを受信し、
    前記制御データを生成するステップは、前記解析取得ステップにて取得された前記コンテンツデータを前記送信元である通信端末の性能に適合するようにデータ形式の変換およびデータ内容の変換のいずれか一方または双方を行って最適化する
    ことを特徴とする請求項のユーザインタフェース設定支援方法。
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