JP6035108B2 - 情報端末、情報システム、情報端末用プログラム - Google Patents

情報端末、情報システム、情報端末用プログラム Download PDF

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本発明は、情報端末と、情報端末およびサーバ装置を有する情報システムと、情報端末用プログラムとに関する。
従来、携帯電話やスマートフォンなどの携帯型の情報端末においてアプリケーションを実行することで、情報端末と、エアコン装置、ETC端末装置、カーナビゲーション装置、カーオーディオ装置等の様々な種類の車載装置とを連携して動作させるシステムが知られている(特許文献1)。
特開2012−10287号公報
特許文献1に開示されたシステムでは、ユーザが予め取得したアプリケーションを情報端末において実行することで、当該アプリケーションを用いた連携動作の対応機器である車載装置と情報端末を連携して動作させることができる。しかし、車載装置には上記のように様々な種類のものが存在しており、その種類ごとに利用可能なアプリケーションが異なる。また、たとえばカーナビゲーション装置のように同じ種類の車載装置であっても、仕様の異なる様々な機種のものが存在しており、その機種ごとに利用可能なアプリケーションが異なる場合もある。そのため、上記の車載装置のように、アプリケーションによる情報端末との連携動作を行う対応機器の購入をユーザが検討する際などには、所望の対応機器でどのアプリケーションが利用可能であるかを、ユーザに事前に分かりやすく知らせることが好ましい。
本発明による情報端末の一態様は、表示装置を有する各種の対応機器と接続され、予め記憶されたアプリケーションを実行することで対応機器と連携動作を行うものであって、アプリケーションを記憶するための記憶手段と、表示装置に表示するための画像を含む情報を対応機器に出力する情報出力手段と、所定の通信回線網を介して接続されたサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、各種の画面表示を行う表示手段と、表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備える。この情報端末において、通信手段は、対応機器のうちユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置へ送信すると共に、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報をサーバ装置から受信し、表示制御手段は、利用可能アプリ情報に基づいて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を表示手段に表示させ、表示制御手段は、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに対応する各アイコンをシミュレーション画面において一覧表示し、選択対応機器で利用可能なアプリケーションが記憶手段に記憶されている場合と記憶されていない場合とで、当該アプリケーションに対応するアイコンの表示態様を変える
本発明による情報端末の他の一態様は、表示装置を有する各種の対応機器と接続され、予め記憶されたアプリケーションを実行することで対応機器と連携動作を行うものであって、アプリケーションを記憶するための記憶手段と、表示装置に表示するための画像を含む情報を対応機器に出力する情報出力手段と、所定の通信回線網を介して接続されたサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、各種の画面表示を行う表示手段と、表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備える。この情報端末において、通信手段は、対応機器に関する対応機器情報をサーバ装置から受信し、表示制御手段は、対応機器情報に基づいて、対応機器のうちいずれかを選択対応機器としてユーザに選択させるための対応機器一覧画面を表示手段に表示させ、通信手段は、選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置へ送信すると共に、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報をサーバ装置から受信し、表示制御手段は、利用可能アプリ情報に基づいて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を表示手段に表示させる。
本発明による情報システムの一態様は、表示装置を有する各種の対応機器と接続されて予め記憶されたアプリケーションを実行することで対応機器と連携動作を行う情報端末と、情報端末と所定の通信回線網を介して接続されるサーバ装置とを有する。この情報システムにおいて、情報端末は、アプリケーションを記憶するための記憶手段と、表示装置に表示するための画像を含む情報を対応機器に出力する情報出力手段と、通信回線網を介してサーバ装置との間で通信を行う第1の通信手段と、各種の画面表示を行う表示手段と、表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備え、サーバ装置は、通信回線網を介して情報端末との間で通信を行う第2の通信手段と、対応機器に関する対応機器情報と、各対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報とを含む情報を格納する情報格納手段と、情報格納手段に格納された情報から所望の配信情報を抽出する配信制御手段とを備える。第1の通信手段は、対応機器のうちユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置へ送信し、配信制御手段は、対応機器選択情報に基づいて、情報格納手段に格納された各対応機器の利用可能アプリ情報から、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を配信情報として抽出し、第2の通信手段は、配信情報として抽出された利用可能アプリ情報を情報端末へ送信し、表示制御手段は、第2の通信手段から送信された利用可能アプリ情報に基づいて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を表示手段に表示させ、表示制御手段は、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに対応する各アイコンをシミュレーション画面において一覧表示し、選択対応機器で利用可能なアプリケーションが記憶手段に記憶されている場合と記憶されていない場合とで、当該アプリケーションに対応するアイコンの表示態様を変える
本発明による情報システムの他の一態様は、表示装置を有する各種の対応機器と接続されて予め記憶されたアプリケーションを実行することで対応機器と連携動作を行う情報端末と、情報端末と所定の通信回線網を介して接続されるサーバ装置とを有する。この情報システムにおいて、情報端末は、アプリケーションを記憶するための記憶手段と、表示装置に表示するための画像を含む情報を対応機器に出力する情報出力手段と、通信回線網を介してサーバ装置との間で通信を行う第1の通信手段と、各種の画面表示を行う表示手段と、表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備え、サーバ装置は、通信回線網を介して情報端末との間で通信を行う第2の通信手段と、対応機器に関する対応機器情報と、各対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報とを含む情報を格納する情報格納手段と、情報格納手段に格納された情報から所望の配信情報を抽出する配信制御手段とを備える。配信制御手段は、情報格納手段に格納された対応機器情報を配信情報として抽出し、第2の通信手段は、配信情報として抽出された対応機器情報を情報端末へ送信し、表示制御手段は、第2の通信手段から送信された対応機器情報に基づいて、対応機器のうちいずれかを選択対応機器としてユーザに選択させるための対応機器一覧画面を表示手段に表示させ、第1の通信手段は、選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置へ送信し、配信制御手段は、対応機器選択情報に基づいて、情報格納手段に格納された各対応機器の利用可能アプリ情報から、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を配信情報として抽出し、第2の通信手段は、配信情報として抽出された利用可能アプリ情報を情報端末へ送信し、表示制御手段は、第2の通信手段から送信された利用可能アプリ情報に基づいて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を表示手段に表示させる。
本発明による情報端末用プログラムの一態様は、表示装置を有する各種の対応機器と接続されて予め記憶されたアプリケーションを実行することで対応機器と連携動作を行う情報端末に搭載されたコンピュータにおいて実行されるものであって、情報端末は、アプリケーションを記憶するための記憶手段と、表示装置に表示するための画像を含む情報を対応機器に出力する情報出力手段と、所定の通信回線網を介して接続されたサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、各種の画面表示を行う表示手段と、表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備える。この情報端末用プログラムは、通信手段を用いて、対応機器のうちユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置へ送信するための処理と、通信手段を用いて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報をサーバ装置から受信するための処理と、表示制御手段を用いて、利用可能アプリ情報に基づいて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を表示手段に表示するための処理とを、コンピュータに実行させ、シミュレーション画面を表示手段に表示するための処理では、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに対応する各アイコンをシミュレーション画面において一覧表示し、選択対応機器で利用可能なアプリケーションが記憶手段に記憶されている場合と記憶されていない場合とで、当該アプリケーションに対応するアイコンの表示態様を変えるように、表示制御手段を動作させる
本発明による情報端末用プログラムの他の一態様は、表示装置を有する各種の対応機器と接続されて予め記憶されたアプリケーションを実行することで対応機器と連携動作を行う情報端末に搭載されたコンピュータにおいて実行されるものであって、情報端末は、アプリケーションを記憶するための記憶手段と、表示装置に表示するための画像を含む情報を対応機器に出力する情報出力手段と、所定の通信回線網を介して接続されたサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、各種の画面表示を行う表示手段と、表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備える。この情報端末用プログラムは、通信手段を用いて、対応機器に関する対応機器情報をサーバ装置から受信するための処理と、表示制御手段を用いて、対応機器情報に基づいて、対応機器のうちいずれかを選択対応機器としてユーザに選択させるための対応機器一覧画面を表示手段に表示するための処理と、通信手段を用いて、選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置へ送信するための処理と、通信手段を用いて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報をサーバ装置から受信するための処理と、表示制御手段を用いて、利用可能アプリ情報に基づいて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を表示手段に表示するための処理とを、コンピュータに実行させる。
本発明によれば、所望の対応機器でどのアプリケーションが利用可能であるかを、ユーザに事前に分かりやすく知らせることができる。
本発明の第1の実施形態による情報システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態による情報システムで実行される処理を示すフローチャートである。 対応機器一覧画面の例を示す図である。 シミュレーション画面の一例を示す図である。 アプリケーションシミュレーション画像を含んだ画面の一例を示す図である。 シミュレーション画面の別の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による情報システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態による情報システムで実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による情報システムの構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態による情報システムの構成を示す図である。
−第1の実施形態−
図1は、本発明の第1の実施形態による情報システムの構成を示す図である。図1に示す情報システムは、サーバ装置1と携帯端末2が公衆通信回線網3を介して互いに接続されることによって実現される。サーバ装置1は、携帯端末2を所有する各ユーザに対して本情報システムによる情報配信サービスを提供するための装置であり、本情報システムの運用者によって管理されている。携帯端末2は、ユーザが持ち運び可能な携帯型の情報端末であり、たとえば携帯電話やスマートフォンなどである。なお、図1では1つの携帯端末2のみを図示しているが、実際には多数の携帯端末2がサーバ装置1とそれぞれ接続可能である。公衆通信回線網3は、公衆利用可能な通信回線網であり、携帯電話回線網やインターネットなどにより構築されている。
さらに携帯端末2は、所定の連携機能を有する機器と接続されることで、当該機器との連携動作を行うことができる。以下では、このように携帯端末2との連携動作に対応した機器を「対応機器」と称する。たとえば、ナビゲーション装置や車載モニタ等の各種車載機器や、テレビ等の各種家電機器などを対応機器として用いることができる。これらの対応機器に接続された状態で、携帯端末2において様々なアプリケーションプログラム(以下、単にアプリケーションと称する)を実行すると、その対応機器において当該アプリケーションに応じた画像表示や音声出力を行うことができる。また、対応機器に対して行われたユーザの操作内容を、携帯端末2において実行されているアプリケーションの動作に反映させることができる。
たとえば、携帯端末2においてナビゲーション用のアプリケーションを実行することにより、車両を目的地まで誘導するためのナビゲーション処理を行うことができる。このナビゲーション処理では、携帯端末2において現在位置付近の地図を描画した地図画面を作成し、その地図画面に応じた映像信号を対応機器へ出力する。これにより、携帯端末2から対応機器へ地図画面を送信し、対応機器が有する表示装置において現在位置付近の地図画面を表示できるようにする。また、対応機器を操作してユーザが目的地を設定すると、車両の現在位置を出発地として、そこから設定された目的地までの推奨経路を携帯端末2において探索する。そして、推奨経路上の誘導地点に車両が近づくと、その誘導地点における車両の進行方向に応じた誘導音声を携帯端末2から対応機器へ送信する。これにより、対応機器から誘導音声を出力できるようにする。なお、このとき携帯端末2から対応機器に対して、誘導音声出力の開始と終了のタイミングに応じてそれぞれ所定の信号を出力してもよい。このようにすれば、対応機器においてラジオ放送や再生中のCD等による音声が出力されている場合であっても、その音声のボリュームを誘導音声の出力中には低下させ、ユーザが誘導音声を聞き取りやすくすることができる。
ところで、上記のように携帯端末2との連携動作を行う対応機器では、その対応機器の種類ごとに利用可能なアプリケーションが異なる場合がある。たとえば、主に車両の運転者が操作するナビゲーション装置等の車載機器を対応機器として用いた場合、車両走行中の安全確保のために利用可能なアプリケーションが制限される。これに対して、車両の運転者が操作しない後席用車載モニタや、家庭内で利用されるテレビ等の家電機器を対応機器として用いた場合、このようなアプリケーションの利用制限は行われない。また、同じ種類の対応機器であっても、その機種によって利用可能なアプリケーションが異なる場合もある。そこで、図1に示した情報システムでは、携帯端末2においてユーザが所望の対応機器を指定することで、サーバ装置1からの配信情報を用いて、当該対応機器でどのアプリケーションが利用可能であるかをユーザに知らせるためのシミュレーションを携帯端末2において行う。これにより、対応機器の購入をユーザが検討する際などに、その対応機器ではどのアプリケーションが利用可能であるかを、ユーザに事前に分かりやすく知らせるようにする。
図1の情報システムにおいて、サーバ装置1は、配信制御部10、配信情報格納部11および通信部12を有する。配信制御部10は、携帯端末2からの要求に応じて、配信情報格納部11に格納されている情報から所望の配信情報を抽出する。抽出された配信情報は、配信制御部10から通信部12へ出力される。
配信情報格納部11には、対応機器情報11aおよび利用可能アプリ情報11bを含む様々な情報が格納されている。対応機器情報11aは、携帯端末2の対応機器に関する情報であり、たとえば各対応機器の種類、外観、製造メーカ、機種名等の情報を含む。なお、様々な機種の携帯端末2がサーバ装置1と接続可能である場合、その機種ごとに対応機器情報11aが配信情報格納部11にそれぞれ格納される。利用可能アプリ情報11bは、対応機器情報11aにより示される各対応機器においてどのアプリケーションが利用可能であるかを表す情報である。
通信部12は、公衆通信回線網3を介して携帯端末2との間で通信を行うことにより、配信制御部10から出力された配信情報を携帯端末2へ送信したり、携帯端末2から送信された情報を受信したりする。
一方、携帯端末2は、制御部20、表示部21、操作部22、音声出力部23、メモリ部24、通信インタフェース部25および無線通信部26を有する。制御部20は、マイクロプロセッサや各種周辺回路、RAM、ROM等によって構成されており、メモリ部24に記録されている制御プログラムに基づいて各種の処理を実行する。
表示部21は、各種の画像や映像を表示可能なタッチパネル式の表示モニタであり、たとえばタッチ位置を検出するタッチセンサと液晶ディスプレイとを組み合わせて構成される。表示部21による画面表示は、制御部20により制御される。操作部22は、ユーザの入力操作を検出するための部分である。なお、図1では表示部21と操作部22を別々の構成として示しているが、実際には、操作部22はタッチパネル式の表示部21と一体化された構造を有している。表示部21に表示される画像や映像の内容に応じて、ユーザが表示部21上で任意の位置を指等でタッチすると、その操作内容が操作部22により検出される。あるいは、表示部21をタッチパネル式ではない通常の表示モニタとし、表示部21とは別に操作部22を設けてもよい。操作部22に対して行われたユーザの入力操作内容は制御部20へ出力され、制御部20が行う処理に反映される。
音声出力部23は、アンプ、スピーカ等を有しており、制御部20の制御によって各種の音声を出力することができる。たとえば、携帯端末2を用いて通話を行ったときには、通話相手の音声が音声出力部23から出力される。
メモリ部24は、不揮発性のデータ格納装置であり、制御部20の処理において利用するための各種のデータが記憶されている。このメモリ部24には、ユーザが予め入手した様々なアプリケーションが記憶されている。ユーザは、メモリ部24に記憶された各種アプリケーションの中からいずれかを選択して制御部20に実行させることにより、様々な機能を携帯端末2において実現することができる。
通信インタフェース部25は、携帯端末2が対応機器と接続されたときに、当該対応機器との間で所定の通信規格に基づいたインタフェース処理を行う。この通信インタフェース部25が行うインタフェース処理により、制御部20により生成された画像(映像)や音声が携帯端末2から対応機器へ出力されたり、対応機器における操作内容を示す情報が対応機器から携帯端末2へ出力されたりする。これにより、携帯端末2と対応機器との間で連携動作が実現される。
無線通信部26は、公衆通信回線網3を介して接続されたサーバ装置1との間で無線通信を行う。これにより、サーバ装置1において配信情報を抽出するために必要な情報をサーバ装置1へ送信したり、サーバ装置1から送信される配信情報を受信したりすることができる。なお、携帯端末2は、無線通信部26が行う無線通信により、他の携帯端末との間で通話を行うこともできる。
携帯端末2では、前述のようなナビゲーション用のアプリケーションを含む複数のアプリケーションのうち、ユーザに選択されたアプリケーションを実行することができる。ユーザは、携帯端末2の表示部21に表示されるメニュー画面において、操作部22を操作して所望のアプリケーションを選択することにより、携帯端末2に実行させるアプリケーションの選択を行うことができる。このメニュー画面には、たとえば、連携機能を利用可能な各アプリケーションのアイコンが並べて表示されている。ユーザがメニュー画面上でいずれかのアイコンをタッチパネル操作等により選択すると、そのアイコンに対応するアプリケーションが携帯端末2において実行される。
液晶ディスプレイ等の表示装置を有する対応機器を携帯端末2に接続すると、携帯端末2は、通信インタフェース部25を用いて上記のメニュー画面を対応機器へ送信する。これを受けた対応機器は、表示装置にメニュー画面を表示する。このメニュー画面上でユーザが所望のアプリケーションを選択する操作を対応機器において行うと、その操作内容に応じた操作情報が対応機器から携帯端末2へ送信される。対応機器から送信された操作情報は、携帯端末2において通信インタフェース部25により受信され、制御部20へ出力される。こうして受信された操作情報に基づいて、制御部20は、対応機器においてどのアプリケーションがユーザに選択されたかを認識し、当該アプリケーションを実行する。これによりユーザは、携帯端末2の表示部21に表示されるメニュー画面を用いた場合と同様に、所望のアプリケーションを対応機器において選択し、携帯端末2に実行させることができる。
携帯端末2と対応機器を互いに接続して前述のような連携機能を実現するために、携帯端末2には、アプリケーションマネージャと呼ばれるアプリケーションが予めインストールされてメモリ部24に記憶されている。すなわち、メモリ部24には、アプリケーションマネージャを含む複数のアプリケーションが記憶されている。携帯端末2に対応機器が接続されると、このアプリケーションマネージャがメモリ部24から読み出され、制御部20において実行される。
次に、本実施形態による情報システムのシミュレーション機能について説明する。前述したように、携帯端末2では、サーバ装置1からの配信情報を用いて、当該対応機器でどのアプリケーションが利用可能であるかをユーザに知らせるためのシミュレーションを行う。図2は、このシミュレーション機能を利用する際に、本実施形態による情報システムで実行される処理を示すフローチャートである。図2において、左側のフローチャートに示すステップS10〜S90の各処理は、携帯端末2において、メモリ部24に記録されている制御プログラムにより制御部20で実行される処理を示している。一方、右側のフローチャートに示すステップS210〜S240の各処理は、サーバ装置1において実行される処理を示している。
ユーザが操作部22を用いて所定のシミュレーション開始操作を行うと、携帯端末2は、図2のフローチャートに示す処理を開始する。ステップS10において、携帯端末2は、制御部20により無線通信部26を制御して、サーバ装置1に対して対応機器情報を要求する。この対応機器情報の要求は、無線通信部26から公衆通信回線網3を介してサーバ装置1へと送信され、サーバ装置1において通信部12により受信される。
ステップS10で携帯端末2から送信された対応機器情報の要求を通信部12により受信すると、サーバ装置1は、図2のフローチャートに示す処理を開始する。ステップS210において、サーバ装置1は、配信制御部10により、配信情報格納部11に格納されている対応機器情報11aの中から、当該携帯端末2に応じた対応機器情報を抽出する。そして、通信部12により、公衆通信回線網3を介して、抽出した対応機器情報を携帯端末2へ送信する。
ステップS20において、携帯端末2は、制御部20の制御により、無線通信部26を用いて、ステップS210でサーバ装置1から送信された対応機器情報を受信する。ステップS20で受信した対応機器情報は、無線通信部26から制御部20へ出力される。
ステップS30において、携帯端末2は、制御部20により、ステップS20で受信した対応機器情報に基づいて、表示部21に対応機器一覧画面を表示する。この対応機器一覧画面は、シミュレーション対象とする対応機器をユーザに選択させるための画面であり、携帯端末2との連携動作が可能である様々な種類の対応機器が一覧表示されている。
図3は、表示部21において表示される対応機器一覧画面の例を示す図である。図3に例示した対応機器一覧画面では、携帯端末2の各対応機器について、外観、製造メーカ、機器の種類、機種名等の様々な情報が一覧表示されている。ユーザは、このような対応機器一覧画面においていずれかの対応機器を選択することで、当該対応機器についてのシミュレーションを携帯端末2に実行させることができる。以下の説明では、このようにして対応機器一覧画面でユーザに選択された対応機器を「選択対応機器」と称する。なお、図3に示した対応機器一覧画面は一例であるため、上記情報のうち一部の表示を省略したり、他の情報を表示したりしてもよい。
ステップS40において、携帯端末2は、制御部20により、ステップS30で表示部21に表示した対応機器一覧画面においていずれかの対応機器がユーザに選択されたか否かを判定する。いずれかの対応機器が選択対応機器としてユーザに選択されるまではステップS40に留まり、いずれかの対応機器が選択されるとステップS50へ進む。
ステップS50において、携帯端末2は、制御部20の制御により、無線通信部26を用いて、ステップS40でユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置1へ送信する。この対応機器選択情報は、選択対応機器に関する情報として、たとえば選択対応機器の機種名や選択対応機器に対する割り当て番号など、サーバ装置1において選択対応機器を特定するための情報を含む。対応機器選択情報は、無線通信部26から公衆通信回線網3を介してサーバ装置1へと送信される。
ステップS220において、サーバ装置1は、通信部12により、ステップS50で携帯端末2から送信された対応機器選択情報を受信する。ステップS220で受信した対応機器選択情報は、通信部12から配信制御部10へ出力される。
ステップS230において、サーバ装置1は、配信制御部10により、ステップS220で受信した対応機器選択情報に基づいて、選択対応機器を特定する。そして、配信情報格納部11に格納されている利用可能アプリ情報11bの中から、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を配信情報として抽出する。この配信情報としての利用可能アプリ情報は、配信制御部10から通信部12へ出力される。
ステップS240において、サーバ装置1は、通信部12により、ステップS230で配信情報として抽出した選択対応機器の利用可能アプリ情報を、公衆通信回線網3を介して携帯端末2へ送信する。ステップS240を実行したら、サーバ装置1は図2のフローチャートに示す処理を終了する。
ステップS60において、携帯端末2は、制御部20の制御により、無線通信部26を用いて、ステップS240でサーバ装置1から送信された利用可能アプリ情報を受信する。ステップS60で受信した利用可能アプリ情報は、無線通信部26から制御部20へ出力される。
ステップS70において、携帯端末2は、制御部20により、ステップS60で受信した利用可能アプリ情報に基づいて、表示部21にシミュレーション画面を表示する。このシミュレーション画面は、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを選択対応機器が有する表示装置において一覧表示したメニュー画面を模擬した画面であり、たとえばアプリケーションマネージャを実行することによって表示することができる。
図4は、表示部21において表示されるシミュレーション画面の一例を示す図である。図4に例示したシミュレーション画面には、選択対応機器で利用可能な「A」〜「H」の各アプリケーションに対応する8個のアイコンが配置されている。このシミュレーション画面では、各アプリケーションが携帯端末2のメモリ部24に記憶されているか否かを区別して、各アイコンの表示形態が決定される。すなわち、図4の例では、「A」、「B」、「D」、「E」および「G」の各アプリケーションのアイコンは本来の表示形態で表示されており、これらのアプリケーションがメモリ部24に記憶されていることを表している。一方、「C」、「F」および「H」の各アプリケーションのアイコンは本来の表示形態よりも暗い色合いで表示(シャドウ表示)されており、これらのアプリケーションがメモリ部24において記憶されていないことを表している。このようにして、携帯端末2は、シミュレーション画面に各アイコンを表示する際には、選択対応機器で利用可能なアプリケーションがメモリ部24に記憶されている場合と記憶されていない場合とで、当該アプリケーションに対応するアイコンの表示態様を変えるようにする。これにより、選択対応機器で利用可能な各アプリケーションが既に携帯端末2において取得済みであるか否かをユーザが容易に判断できるようにする。
なお、メモリ部24に記憶されているか否かに関わらず、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを区別せずに、シミュレーション画面にアイコンを表示してもよい。また、選択対応機器で利用可能なアプリケーションのうち、メモリ部24に記憶されているものについてのみシミュレーション画面にアイコンを表示し、メモリ部24に記憶されていないアプリケーションについてはアイコンを表示しないこととしてもよい。さらに、これらの表示態様のいずれかをユーザが任意に選択できるようにしてもよい。
ステップS80において、携帯端末2は、制御部20により、ステップS70で表示部21に表示したシミュレーション画面においていずれかのアイコンが選択されたか否かを判定する。いずれかのアイコンが選択されるまではステップS80に留まり、いずれかのアイコンが選択されるとステップS90へ進む。
ステップS90において、携帯端末2は、制御部20により、ステップS80で選択されたアイコンに対応するアプリケーションに関するアプリケーション情報を出力する。ここでは、たとえば、当該アプリケーションを実行したときに選択対応機器において表示装置に表示される画像を模擬したアプリケーションシミュレーション画像を表示部21に表示することで、アプリケーション情報の出力を行う。
図5は、表示部21において表示されるアプリケーションシミュレーション画像を含んだ画面の一例を示す図である。図5の画面例では、図4のシミュレーション画面において「A」のアプリケーションに対応するアイコンが選択されたときに、そのアプリケーションの実行時に表示される地図画像30をアプリケーションシミュレーション画像として表示し、さらに当該アプリケーションが通信型ナビゲーションアプリであることの説明を表示した様子を示している。なお、地図画像30はアプリケーションシミュレーション画像の一例であり、他のアプリケーションに対応するアイコンが選択された場合は、これとは異なる画像がアプリケーションシミュレーション画像として表示される。このようにして、シミュレーション画面において選択されたアイコンに応じたアプリケーションシミュレーション画像を表示部21に表示することで、そのアイコンに対応するアプリケーションの内容をユーザに分かりやすく知らせることができる。
図5の画面において、「閉じる」と書かれた終了ボタン31が選択されると、携帯端末2はステップS90の処理を終了し、ステップS70へ戻って再びシミュレーション画面を表示する。その後は、前述したようなステップS70以降の処理を繰り返すことで、シミュレーションを継続する。
なお、ステップS90では、ステップS70で表示したシミュレーション画面上にアプリケーションシミュレーション画像を表示することで、アプリケーション情報の出力を行うようにしてもよい。図6は、この場合に表示部21において表示されるシミュレーション画面の別の一例を示す図である。図6に例示したシミュレーション画面では、選択対応機器で利用可能なアプリケーションのうち「A」〜「D」の各アプリケーションがリスト表示されており、その中で「A」のアプリケーションが選択されている。なお、「C」のアプリケーションに対応するリスト部分は、図4のシミュレーション画面におけるアイコンと同様にシャドウ表示されており、当該アプリケーションがメモリ部24において記憶されていないことを表している。さらに、選択された「A」のアプリケーションにおいて表示される地図画像30がアプリケーションシミュレーション画像として表示されると共に、当該アプリケーションが通信型ナビゲーションアプリであることの説明が表示されている。このようなシミュレーション画面についても、図4に例示したシミュレーション画面と同様に、選択対応機器において表示されるメニュー画面を模擬したものであることが好ましい。
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、次の(1)〜(5)のような作用効果を奏する。
(1)第1の実施形態による情報システムは、表示装置を有する各種の対応機器と接続され、予め記憶されたアプリケーションを実行することで対応機器と連携動作を行う携帯端末2と、携帯端末2と公衆通信回線網3を介して接続されるサーバ装置1とを有する。携帯端末2は、アプリケーションを記憶するためのメモリ部24と、対応機器の表示装置に表示するための画像を含む情報を対応機器に出力する通信インタフェース部25と、公衆通信回線網3を介して接続されたサーバ装置1との間で通信を行う無線通信部26と、各種の画面表示を行う表示部21と、表示部21による画面表示を制御する制御部20とを備える。サーバ装置1は、公衆通信回線網3を介して携帯端末2との間で通信を行う通信部12と、携帯端末2の対応機器に関する対応機器情報11aと各対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報11bとを含む情報を格納する配信情報格納部11と、配信情報格納部11に格納された情報から所望の配信情報を抽出する配信制御部10とを備える。携帯端末2において、無線通信部26は、対応機器のうちユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置1へ送信する(ステップS50)と共に、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報をサーバ装置1から受信する(ステップS60)。制御部20は、サーバ装置1から受信した利用可能アプリ情報に基づいて、選択対応機器で利用可能なアプリケーションを選択対応機器の表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を、表示部21に表示させる(ステップS70)。一方、サーバ装置1において、通信部12は、携帯端末2の対応機器のうちユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報を携帯端末2から受信する(ステップS220)。この対応機器選択情報に基づいて、配信制御部10は、配信情報格納部11に格納された各対応機器の利用可能アプリ情報11bから、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を配信情報として抽出する(ステップS230)。通信部12は、こうして配信情報として抽出された利用可能アプリ情報を携帯端末2へ送信する(ステップS240)。このようにしたので、所望の対応機器でどのアプリケーションが利用可能であるかを、ユーザに事前に分かりやすく知らせることができる。
(2)制御部20は、ステップS70において、選択対応機器で利用可能な各アプリケーションに対応する各アイコンをシミュレーション画面において一覧表示する。このとき、図4に示したように、選択対応機器で利用可能なアプリケーションがメモリ部24に記憶されている場合と記憶されていない場合とで、当該アプリケーションに対応するアイコンの表示態様を変えるようにする。これにより、選択対応機器で利用可能な各アプリケーションが既に携帯端末2において取得済みであるか否かを、容易にユーザに判断させることができる。
(3)無線通信部26は、携帯端末2の対応機器に関する対応機器情報をサーバ装置1から受信する(ステップS20)。この対応機器情報に基づいて、制御部20は、ユーザに選択対応機器を選択させるための対応機器一覧画面を表示部21に表示させる(ステップS30)。このようにしたので、どのような機器が携帯端末2の対応機器であるかをユーザに容易に把握させると共に、その対応機器の中からシミュレーションの対象とする選択対応機器をユーザに容易に選択させることができる。
(4)制御部20は、ステップS70で表示されたシミュレーション画面でユーザに選択されたアプリケーションに関するアプリケーション情報を出力する(ステップS90)。このようにしたので、当該アプリケーションの内容についてもユーザに知らせることができる。
(5)制御部20は、ステップS90において、ステップS70で表示されたシミュレーション画面でユーザに選択されたアプリケーションを実行したときに選択対応機器において表示装置に表示される画像を模擬したアプリケーションシミュレーション画像を、表示部21に表示させることで、アプリケーション情報を出力することができる。このようにすれば、当該アプリケーションの内容をユーザに分かりやすく知らせることができる。
なお、以上説明した第1の実施形態では、ステップS90において、シミュレーション画面で選択されたアプリケーションに応じたアプリケーションシミュレーション画像を表示部21に表示することでアプリケーション情報を出力することとしたが、他の方法によりアプリケーション情報を出力してもよい。たとえば、当該アプリケーションの内容に関する説明を文字や音声で出力してもよい。また、当該アプリケーションが携帯端末2において記憶されていれば、当該アプリケーションを起動して、当該アプリケーションによる画面や音声を出力してもよい。この場合、選択対応機器との連携動作を模擬した形態で画面表示や音声出力を行うことが好ましい。
また、連携動作を行う対応機器の種類により異なるメニュー画面が表示される場合は、それに応じて、ステップS70で表示するシミュレーション画面を選択対応機器ごとに変化させてもよい。この場合、各対応機器についてのシミュレーション画面の情報を携帯端末2において予め記憶しておき、その中で選択対応機器に応じたものを用いることができる。あるいは、ステップS60で対応機器選択情報をサーバ装置1へ送信すると、それに応じてサーバ装置1から携帯端末2へ選択対応機器に対応するシミュレーション画面の情報が配信されるようにしてもよい。
−第2の実施形態−
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1の実施形態で説明したのとは異なる方法により、選択対応機器のシミュレーションを行う例について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態による情報システムの構成を示す図である。図7に示す情報システムは、図1に示した第1の実施形態による情報システムと比べて、サーバ装置1がさらにシミュレーション実行部13を備えている点が異なる。シミュレーション実行部13は、配信情報格納部11に格納されている情報に基づいて、第1の実施形態で説明したようなシミュレーション画面を生成する。シミュレーション実行部13により生成されたシミュレーション画面は、配信制御部10の制御により、通信部12から公衆通信回線網3を介して携帯端末2へ送信される。
図8は、シミュレーション機能を利用する際に、本実施形態による情報システムで実行される処理を示すフローチャートである。図8において、左側のフローチャートに示すステップS10〜S90の各処理は、携帯端末2において、メモリ部24に記録されている制御プログラムにより制御部20で実行される処理を示している。一方、右側のフローチャートに示すステップS210〜S280の各処理は、サーバ装置1において実行される処理を示している。なお、図8のフローチャートでは、図2に示した第1の実施形態による情報システムで実行されるものと同一内容の処理ステップに対して、図2と共通のステップ番号を付している。この共通のステップ番号の処理ステップについては、特に必要のない限り、以下において説明を省略する。
ステップS51において、携帯端末2は、図2のステップS50と同様に、制御部20の制御により、無線通信部26を用いて、ステップS40で選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報をサーバ装置1へ送信する。さらにこのとき、メモリ部24に記憶されているアプリケーションを特定するための情報を、インストールアプリ情報として対応機器選択情報と共に送信する。これらの情報は、無線通信部26から公衆通信回線網3を介してサーバ装置1へと送信される。
ステップS221において、サーバ装置1は、通信部12により、ステップS51で携帯端末2から送信された対応機器選択情報およびインストールアプリ情報を受信する。ステップS221で受信した対応機器選択情報およびインストールアプリ情報は、通信部12から配信制御部10へ出力される。
ステップS231において、サーバ装置1は、配信制御部10により、図2のステップS230と同様に、ステップS221で受信した対応機器選択情報に基づいて、選択対応機器を特定する。そして、配信情報格納部11に格納されている利用可能アプリ情報11bの中から、選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を抽出する。この利用可能アプリ情報は、配信制御部10からシミュレーション実行部13へ出力される。
ステップS241において、サーバ装置1は、シミュレーション実行部13により、ステップS221で携帯端末2から受信したインストールアプリ情報と、ステップS231で抽出した選択対応機器の利用可能アプリ情報とに基づいて、第1の実施形態で説明したようなシミュレーション画面を生成する。すなわち、図4や図6に例示したように、選択対応機器で利用可能な各アプリケーションを選択対応機器が有する表示装置において一覧表示したメニュー画面を模擬したシミュレーション画面を生成する。このとき、携帯端末2からのインストールアプリ情報に基づいて、各アプリケーションが携帯端末2においてメモリ部24に記憶されているか否かをそれぞれ判断し、その判断結果に応じて、各アプリケーションに対応するアイコンやリスト部分の表示態様を変えるようにする。ステップS241で生成したシミュレーション画面の情報は、シミュレーション実行部13から配信制御部10を介して通信部12へ出力される。
ステップS242において、サーバ装置1は、通信部12により、ステップS241で生成したシミュレーション画面の情報を、公衆通信回線網3を介して携帯端末2へ送信する。
ステップS61において、携帯端末2は、制御部20の制御により、無線通信部26を用いて、ステップS242でサーバ装置1から送信されたシミュレーション画面の情報を受信する。ステップS61で受信したシミュレーション画面の情報は、無線通信部26から制御部20へ出力される。
ステップS71において、携帯端末2は、制御部20により、ステップS61で受信したシミュレーション画面を表示部21に表示する。
ステップS81において、携帯端末2は、制御部20の制御により、無線通信部26を用いて、ステップS71で表示部21に表示したシミュレーション画面に対して行われたユーザの操作内容に応じた操作情報をサーバ装置1へ送信する。この操作情報の送信は、公衆通信回線網3を介して行われる。
ステップS250において、サーバ装置1は、通信部12により、ステップS81で携帯端末2から送信された操作情報を受信する。ステップS221で受信した操作情報は、通信部12から配信制御部10を介してシミュレーション実行部13へ出力される。
ステップS260において、サーバ装置1は、シミュレーション実行部13により、ステップS250で受信した操作情報に基づいて、携帯端末2において行われたユーザの操作内容を判断する。この判断結果を用いて、ユーザがシミュレーション画面上でどのアプリケーションを選択したかを判断する。
ステップS270において、サーバ装置1は、シミュレーション実行部13により、ステップS260で判断したアプリケーションに関するアプリケーション情報を生成する。ここでは、第1の実施形態で説明したのと同様に、たとえば図5に例示したように、アプリケーションシミュレーション画像としての地図画像30を含む画面を生成したり、図6に例示したように、シミュレーション画面上に表示するためのアプリケーションシミュレーション画像として地図画像30を生成したりすることで、アプリケーション情報の生成を行う。ステップS270で生成したアプリケーション情報は、シミュレーション実行部13から配信制御部10を介して通信部12へ出力される。
ステップS280において、サーバ装置1は、通信部12により、ステップS270で生成したアプリケーション情報を、公衆通信回線網3を介して携帯端末2へ送信する。ステップS280を実行したら、サーバ装置1はステップS250へ戻り、次の操作情報が携帯端末2から送信されたらそれを受信して、前述のような処理を繰り返す。
ステップS82において、携帯端末2は、制御部20の制御により、無線通信部26を用いて、ステップS280でサーバ装置1から送信されたアプリケーション情報を受信する。ステップS82で受信したアプリケーション情報は、無線通信部26から制御部20へ出力される。
ステップS91において、携帯端末2は、制御部20により、ステップS82で受信したアプリケーション情報を出力する。ここでは、たとえば、携帯端末2からアプリケーション情報として送信されたアプリケーションシミュレーション画像を表示部21に表示することで、アプリケーション情報の出力を行う。アプリケーション情報を出力し終えたら、携帯端末2はステップS91の処理を終了し、ステップS71へ戻って再びシミュレーション画面を表示する。その後は、前述したようなステップS71以降の処理を繰り返すことで、シミュレーションを継続する。
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、所望の対応機器でどのアプリケーションが利用可能であるかを、ユーザに事前に分かりやすく知らせることができる。
なお、以上説明した第2の実施形態でも、前述の第1の実施形態と同様に、アプリケーションシミュレーション画像を表示部21において表示する以外の方法でアプリケーション情報を出力してもよい。すなわち、当該アプリケーションの内容に関する説明を文字や音声で出力したり、当該アプリケーションによる画面や音声を出力したりしてもよい。この場合、サーバ装置1は、携帯端末2での出力形式に応じたアプリケーション情報をステップS270で生成し、続くステップS280で携帯端末2へ送信する。なお、当該アプリケーションによる画面や音声を出力する場合は、選択対応機器との連携動作を模擬した形態で行うことが好ましい。
また、前述の第1の実施形態と同様に、シミュレーション画面を選択対応機器ごとに変化させてもよい。この場合、サーバ装置1は、各対応機器についてのシミュレーション画面の情報を予め記憶しておき、その中で選択対応機器に応じたものを用いることにより、ステップS241でシミュレーション画面を生成し、続くステップS242で携帯端末2へ送信する。
−第3の実施形態−
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、携帯端末2において周囲に存在する対応機器を検索し、その検索結果に基づいて図3のような対応機器一覧画面を表示する例について説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態による情報システムの構成を示す図である。図9に示す情報システムは、図1に示した第1の実施形態による情報システムと比べて、携帯端末2がさらに近距離無線通信部27を備えている点が異なる。近距離無線通信部27は、たとえばブルートゥース(登録商標)やWiFiダイレクトなど、近距離無線通信用の通信規格に従って、所定の通信範囲内に存在する対応機器との間で無線通信を行い、その対応機器に関する情報を取得する。これにより、携帯端末2の周囲に存在する対応機器を検索する。近距離無線通信部27で取得した対応機器の情報は、制御部20へ出力される。
なお、図9では、サーバ装置1を図1と同様の構成としたが、図7のようにシミュレーション実行部13をさらに備えた構成としてもよい。この場合、第2の実施形態で説明したように、シミュレーション実行部13においてシミュレーション画面やアプリケーション情報が生成され、サーバ装置1から携帯端末2へ送信される。
本実施形態による情報システムにおいて、携帯端末2は、図2や図8のステップS10を実行する際に、近距離無線通信部27を用いて、携帯端末2の周囲に存在する対応機器を検索する。そして、検索された対応機器についての対応機器情報をサーバ装置1へ要求する。この要求を受けたサーバ装置1は、ステップS210において、配信情報格納部11に格納されている対応機器情報11aの中から、検索された対応機器に関する対応機器情報を抽出し、携帯端末2へ送信する。こうしてサーバ装置1から送信される検索結果に応じた対応機器情報をステップS20において受信することで、携帯端末2は、携帯端末2の周囲に存在する対応機器についての対応機器情報をサーバ装置1から受信し、対応機器一覧画面を表示することができる。
なお、携帯端末2において検索された対応機器が1つしか存在しなかった場合は、その対応機器を選択対応機器とすることで、サーバ装置1から携帯端末2への対応機器情報の送信や、携帯端末2における対応機器一覧画面の表示を省略してもよい。
以上説明した本発明の第3の実施形態によれば、第1の実施形態で説明した(1)〜(5)の作用効果に加えて、さらに次の(6)のような作用効果を奏することができる。
(6)携帯端末2は、周囲に存在する対応機器を検索する近距離無線通信部27を備える。無線通信部26は、ステップS20において、近距離無線通信部27により検索された対応機器について、対応機器情報をサーバ装置1から受信する。このようにしたので、たとえば展示会や販売店のように、様々な対応機器が展示されている場所にユーザがいるときに、その場所にある対応機器の中からシミュレーションの対象とする選択対応機器をユーザに容易に選択させることができる。
−第4の実施形態−
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、携帯端末2において、図3のような対応機器一覧画面を表示部21に表示せずに、選択対応機器を決定する例について説明する。
図10は、本発明の第4の実施形態による情報システムの構成を示す図である。図10に示す情報システムは、図1に示した第1の実施形態による情報システムと比べて、携帯端末2がさらにカメラ28を備えている点が異なる。カメラ28により撮影された画像は、制御部20へ出力される。
なお、図10では、サーバ装置1を図1と同様の構成としたが、図7のようにシミュレーション実行部13をさらに備えた構成としてもよい。この場合、第2の実施形態で説明したように、シミュレーション実行部13においてシミュレーション画面やアプリケーション情報が生成され、サーバ装置1から携帯端末2へ送信される。
本実施形態による情報システムにおいて、携帯端末2は、図2や図8のステップS10〜S40の処理を実行せずに、カメラ28により撮影された画像を用いて選択対応機器を決定することができる。具体的には、展示中の対応機器や、雑誌等の広告媒体に掲載された対応機器に対して、カメラ28で読み取り可能なQRコード(登録商標)等のコード情報により、その対応機器を特定するための情報を付加しておく。このコード情報をカメラ28により撮影することで、携帯端末2は選択対応機器を決定し、そのコード情報を取得してサーバ装置1へ送信する。なお、選択対応機器を決定する前に対応機器一覧画面を携帯端末2において表示してもよい。
サーバ装置1は、図2のステップS220または図8のステップS221において、携帯端末2から送信された選択対応機器のコード情報を対応機器選択情報として受信する。そして、受信したコード情報に基づいて、続くステップS230またはステップS231において、選択対応機器を特定し、配信情報格納部11に格納されている利用可能アプリ情報11bの中から利用可能アプリ情報を抽出する。これにより、携帯端末2において対応機器一覧画面を表示しなくても、選択対応機器を決定することができる。
以上説明した本発明の第4の実施形態によれば、第1の実施形態で説明した(1)〜(5)の作用効果に加えて、さらに次の(7)のような作用効果を奏することができる。
(7)携帯端末2は、画像を撮影するカメラ28を備え、このカメラ28により撮影された画像に基づいて対応機器選択情報を取得する。このようにしたので、対応機器一覧画面を表示しなくても、シミュレーションの対象とする選択対応機器をユーザに容易に選択させることができる。
なお、以上説明した各実施形態では、携帯型の情報端末である携帯端末2をサーバ装置1に接続することで、対応機器についてのシミュレーションを携帯端末2において行う例を説明したが、たとえばパソコン等の他の種類の情報端末をサーバ装置1に接続してシミュレーションを行うようにしてもよい。その場合、携帯端末2の種類をユーザが任意に選択できるようにすることが好ましい。
また、前述の第1、第2の各実施形態では、ステップS10において携帯端末2からサーバ装置1へ対応機器情報を要求すると、それに応じてサーバ装置1から携帯端末2へ対応機器情報が送信される例を説明したが、携帯端末2からの要求の有無に関わらず、サーバ装置1から携帯端末2へ対応機器情報を自動的に配信するようにしてもよい。その場合、対応機器情報が更新されると、その更新分のみをサーバ装置1から携帯端末2へ自動的に配信することが好ましい。このようにすれば、シミュレーションの開始時に対応機器情報をサーバ装置1から送信する必要がないため、携帯端末2においてシミュレーションを素早く開始することができる。
以上説明した各実施形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。また、上記の各実施形態と変形例とを任意に組み合わせて用いてもよい。
1:サーバ装置、2:携帯端末、3:公衆通信回線網、10:配信制御部、11:配信情報格納部、12:通信部、13:シミュレーション実行部、20:制御部、21:表示部、22:操作部、23:音声出力部、24:メモリ部、25:通信インタフェース部、26:無線通信部、27:近距離無線通信部、28:カメラ

Claims (11)

  1. 表示装置を有する各種の対応機器と接続され、予め記憶されたアプリケーションを実行することで前記対応機器と連携動作を行う情報端末であって、
    前記アプリケーションを記憶するための記憶手段と、
    前記表示装置に表示するための画像を含む情報を前記対応機器に出力する情報出力手段と、
    所定の通信回線網を介して接続されたサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、
    各種の画面表示を行う表示手段と、
    前記表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備え、
    前記通信手段は、前記対応機器のうちユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報を前記サーバ装置へ送信すると共に、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記表示制御手段は、前記利用可能アプリ情報に基づいて、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションを前記表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を前記表示手段に表示させ
    前記表示制御手段は、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに対応する各アイコンを前記シミュレーション画面において一覧表示し、
    前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションが前記記憶手段に記憶されている場合と記憶されていない場合とで、当該アプリケーションに対応するアイコンの表示態様を変えることを特徴とする情報端末。
  2. 請求項に記載の情報端末において、
    前記通信手段は、前記対応機器に関する対応機器情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記表示制御手段は、前記対応機器情報に基づいて、前記ユーザに前記選択対応機器を選択させるための対応機器一覧画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする情報端末。
  3. 表示装置を有する各種の対応機器と接続され、予め記憶されたアプリケーションを実行することで前記対応機器と連携動作を行う情報端末であって、
    前記アプリケーションを記憶するための記憶手段と、
    前記表示装置に表示するための画像を含む情報を前記対応機器に出力する情報出力手段と、
    所定の通信回線網を介して接続されたサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、
    各種の画面表示を行う表示手段と、
    前記表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備え、
    前記通信手段は、前記対応機器に関する対応機器情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記表示制御手段は、前記対応機器情報に基づいて、前記対応機器のうちいずれかを選択対応機器としてユーザに選択させるための対応機器一覧画面を前記表示手段に表示させ
    前記通信手段は、前記選択対応機器に関する対応機器選択情報を前記サーバ装置へ送信すると共に、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記表示制御手段は、前記利用可能アプリ情報に基づいて、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションを前記表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする情報端末。
  4. 請求項2または3に記載の情報端末において、
    周囲に存在する対応機器を検索する対応機器検索手段をさらに備え、
    前記通信手段は、前記対応機器検索手段により検索された対応機器について、前記対応機器情報を前記サーバ装置から受信することを特徴とする情報端末。
  5. 請求項に記載の情報端末において、
    画像を撮影する撮影手段をさらに備え、
    前記撮影手段により撮影された画像に基づいて、前記対応機器選択情報を取得することを特徴とする情報端末。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報端末において、
    前記シミュレーション画面で前記ユーザに選択されたアプリケーションに関するアプリケーション情報を出力することを特徴とする情報端末。
  7. 請求項6に記載の情報端末において、
    前記表示制御手段は、前記シミュレーション画面で前記ユーザに選択されたアプリケーションを実行したときに前記選択対応機器において前記表示装置に表示される画像を模擬したアプリケーションシミュレーション画像を、前記表示手段に表示させることで、前記アプリケーション情報を出力することを特徴とする情報端末。
  8. 表示装置を有する各種の対応機器と接続されて予め記憶されたアプリケーションを実行することで前記対応機器と連携動作を行う情報端末と、前記情報端末と所定の通信回線網を介して接続されるサーバ装置とを有する情報システムであって、
    前記情報端末は、
    前記アプリケーションを記憶するための記憶手段と、
    前記表示装置に表示するための画像を含む情報を前記対応機器に出力する情報出力手段と、
    前記通信回線網を介して前記サーバ装置との間で通信を行う第1の通信手段と、
    各種の画面表示を行う表示手段と、
    前記表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記通信回線網を介して前記情報端末との間で通信を行う第2の通信手段と、
    前記対応機器に関する対応機器情報と、各対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報とを含む情報を格納する情報格納手段と、
    前記情報格納手段に格納された情報から所望の配信情報を抽出する配信制御手段とを備え、
    前記第1の通信手段は、前記対応機器のうちユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記配信制御手段は、前記対応機器選択情報に基づいて、前記情報格納手段に格納された各対応機器の利用可能アプリ情報から、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を前記配信情報として抽出し、
    前記第2の通信手段は、前記配信情報として抽出された利用可能アプリ情報を前記情報端末へ送信し、
    前記表示制御手段は、前記第2の通信手段から送信された利用可能アプリ情報に基づいて、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションを前記表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を前記表示手段に表示させ
    前記表示制御手段は、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに対応する各アイコンを前記シミュレーション画面において一覧表示し、
    前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションが前記記憶手段に記憶されている場合と記憶されていない場合とで、当該アプリケーションに対応するアイコンの表示態様を変えることを特徴とする情報システム。
  9. 表示装置を有する各種の対応機器と接続されて予め記憶されたアプリケーションを実行することで前記対応機器と連携動作を行う情報端末と、前記情報端末と所定の通信回線網を介して接続されるサーバ装置とを有する情報システムであって、
    前記情報端末は、
    前記アプリケーションを記憶するための記憶手段と、
    前記表示装置に表示するための画像を含む情報を前記対応機器に出力する情報出力手段と、
    前記通信回線網を介して前記サーバ装置との間で通信を行う第1の通信手段と、
    各種の画面表示を行う表示手段と、
    前記表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記通信回線網を介して前記情報端末との間で通信を行う第2の通信手段と、
    前記対応機器に関する対応機器情報と、各対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報とを含む情報を格納する情報格納手段と、
    前記情報格納手段に格納された情報から所望の配信情報を抽出する配信制御手段とを備え、
    前記配信制御手段は、前記情報格納手段に格納された対応機器情報を前記配信情報として抽出し、
    前記第2の通信手段は、前記配信情報として抽出された対応機器情報を前記情報端末へ送信し、
    前記表示制御手段は、前記第2の通信手段から送信された対応機器情報に基づいて、前記対応機器のうちいずれかを選択対応機器としてユーザに選択させるための対応機器一覧画面を前記表示手段に表示させ、
    前記第1の通信手段は、前記選択対応機器に関する対応機器選択情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記配信制御手段は、前記対応機器選択情報に基づいて、前記情報格納手段に格納された各対応機器の利用可能アプリ情報から、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を前記配信情報として抽出し、
    前記第2の通信手段は、前記配信情報として抽出された利用可能アプリ情報を前記情報端末へ送信し、
    前記表示制御手段は、前記第2の通信手段から送信された利用可能アプリ情報に基づいて、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションを前記表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする情報システム。
  10. 表示装置を有する各種の対応機器と接続されて予め記憶されたアプリケーションを実行することで前記対応機器と連携動作を行う情報端末に搭載されたコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    前記情報端末は、
    前記アプリケーションを記憶するための記憶手段と、
    前記表示装置に表示するための画像を含む情報を前記対応機器に出力する情報出力手段と、
    所定の通信回線網を介して接続されたサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、
    各種の画面表示を行う表示手段と、
    前記表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備え、
    前記通信手段を用いて、前記対応機器のうちユーザに選択された選択対応機器に関する対応機器選択情報を前記サーバ装置へ送信するための処理と、
    前記通信手段を用いて、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を前記サーバ装置から受信するための処理と、
    前記表示制御手段を用いて、前記利用可能アプリ情報に基づいて、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションを前記表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を前記表示手段に表示するための処理とを、前記コンピュータに実行させ
    前記シミュレーション画面を前記表示手段に表示するための処理では、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに対応する各アイコンを前記シミュレーション画面において一覧表示し、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションが前記記憶手段に記憶されている場合と記憶されていない場合とで、当該アプリケーションに対応するアイコンの表示態様を変えるように、前記表示制御手段を動作させることを特徴とする情報端末用プログラム。
  11. 表示装置を有する各種の対応機器と接続されて予め記憶されたアプリケーションを実行することで前記対応機器と連携動作を行う情報端末に搭載されたコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    前記情報端末は、
    前記アプリケーションを記憶するための記憶手段と、
    前記表示装置に表示するための画像を含む情報を前記対応機器に出力する情報出力手段と、
    所定の通信回線網を介して接続されたサーバ装置との間で通信を行う通信手段と、
    各種の画面表示を行う表示手段と、
    前記表示手段による画面表示を制御する表示制御手段とを備え、
    前記通信手段を用いて、前記対応機器に関する対応機器情報を前記サーバ装置から受信するための処理と、
    前記表示制御手段を用いて、前記対応機器情報に基づいて、前記対応機器のうちいずれかを選択対応機器としてユーザに選択させるための対応機器一覧画面を前記表示手段に表示するための処理と、
    前記通信手段を用いて、前記選択対応機器に関する対応機器選択情報を前記サーバ装置へ送信するための処理と、
    前記通信手段を用いて、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションに関する利用可能アプリ情報を前記サーバ装置から受信するための処理と、
    前記表示制御手段を用いて、前記利用可能アプリ情報に基づいて、前記選択対応機器で利用可能なアプリケーションを前記表示装置において一覧表示した画面を模擬したシミュレーション画面を前記表示手段に表示するための処理とを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報端末用プログラム。
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