JP2001203650A - データ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装置 - Google Patents

データ通信システムならびにそれに用いる送信装置および受信装置

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JP2001203650A
JP2001203650A JP2000010430A JP2000010430A JP2001203650A JP 2001203650 A JP2001203650 A JP 2001203650A JP 2000010430 A JP2000010430 A JP 2000010430A JP 2000010430 A JP2000010430 A JP 2000010430A JP 2001203650 A JP2001203650 A JP 2001203650A
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content data
receiving
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JP2000010430A
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English (en)
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Toshihiro Tsunoda
智弘 角田
Yukinobu Kuriya
志伸 栗屋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 放送データ量が著しく多くなった場合でも、
ユーザーの要求するデータのみを放送することができ、
ユーザーの選択受信を可能とするデータ通信システムを
提供する。。 【解決手段】 送信局が複数の携帯端末にデータ送信す
るシステムにおいて、送信局はコンテンツデータ生成手
段10、プロファイルID生成手段12を有し、また両
者をリンクさせるプロファイルIDリンク手段16を備
え、放送データと、これらの情報を同時に送信する。携
帯端末においてはデータ選択受信手段が、プロファイル
IDに基づいて、受信すべきデータを選択するように構
成され、さらに、データ選択受信手段によって、受信選
択されなかったプロファイルIDを発信するプロファイ
ルID発信手段を備えて送信局に返送できるデータ通信
システムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ムならびにそれに用いる送信装置および受信装置に関す
るものであり、さらに詳細には、放送されるデータ量が
著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要とす
るデータのみを、選択的に受信することができ、ユーザ
ーのニーズに合致したデータのみを放送することが可能
で、放送されるデータ量がいたずらに過多になることを
防止することのできるデータ通信システムならびにそれ
に用いる送信装置および受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン通信においては、ニュース記事
など、いつ入るかわからないようなデータをタイムリー
に入手することが困難であり、他方、文字多重放送にお
いては、必要とするデータを細かく設定することできな
いという従来の問題点に鑑み、特開平8−8859号公
報は、文字データなどのデータに、その内容にしたがっ
て、分類コードを付加して、放送し、携帯端末側で、別
の通信システムから入手した分類コードにしたがって、
文字データなどのデータを選択して、受信するように構
成されたデータ通信システムを提案している。
【0003】特開平8−8859号公報によれば、この
システムにおいては、ニュース記事ごとに、個別の分類
コードを付加して放送するデータ放送を受信する携帯端
末で、別の通信システムから入手した分類コードを用い
て、ニュースの選択をおこなうことにより、いつでも、
どこでも、欲しいだけの最新のニュースを自動的に受信
することができるものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−8859号に開示されたシステムは、もっぱら、速
報性が要求されるニュースなどの文字データを、速やか
に、かつ、選択的に受信しようとするものであり、放送
されるデータが過多になった場合に、受信者が必要とす
るデータのみを受信することができないという問題があ
った。
【0005】すなわち、近い将来、ディジタル放送にお
けるチャンネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータが
放送され、また、個人や商店、レストランなどが、各種
データを、特定の地域内で受信可能な近距離放送の形
で、発信するようになって、さらに、放送されるデータ
量が激増することが予想されるが、このシステムにおい
ては、文字データなどのデータに付加される分類コード
は、放送すべき文字データなどのデータの内容に関する
もののみであり、さらに、単一の分類コードのみが文字
データなどのデータに付加されるにすぎないため、この
ように、放送されるデータ量が著しく過多になった場合
には、受信者が必要とするデータのみを、選択的に受信
することは不可能である。
【0006】また、近い将来、ディジタル放送における
チャンネル数が大幅に増大して、膨大な量のデータが放
送され、さらに、個人や商店、レストランなどが、各種
データを、特定の地域内で受信可能な近距離放送の形
で、発信するようになることが予想されているが、現在
のところ、考えられているのは、送信側が、一方的に、
受信者であるユーザーのニーズを予想し、せいぜい、限
られたユーザーの視聴率調査によって、ユーザーのニー
ズを予想してコンテンツデータを生成し、放送すること
にすぎないため、ユーザーのニーズに合致しないコンテ
ンツデータが放送されて、放送されるデータ量がいたず
らに過多になるという問題があった。
【0007】したがって、本発明は、放送されるデータ
量が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要
とするデータのみを、選択的に受信することができ、ユ
ーザーのニーズに合致したデータのみを放送することが
可能で、放送されるデータ量がいたずらに過多になるこ
とを防止することのできるデータ通信システムを提供す
ることを目的とするものである。
【0008】本発明の別の目的は、放送されるデータ量
が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要と
するデータのみを、選択的に受信することができ、ユー
ザーのニーズに合致したデータのみを放送することがで
き、放送されるデータ量がいたずらに過多になることを
防止することが可能なデータ通信システムに適した送信
装置および受信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段
を備えた送信装置と、複数の受信装置と、前記送信装置
と前記受信装置との間で、データを伝達するデータ伝達
装置とを備え、複数の受信装置のうち、少なくとも1つ
の受信装置が、前記送信装置から送信されたデータを選
択して、受信するデータ選択受信手段および前記データ
選択受信手段が受信したデータを処理する受信データ処
理手段を備えたデータ通信システムであって、さらに、
前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
ータの送受信に関連するプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDを生成し、前記コンテンツデータに前記プロ
ファイルIDをリンクさせるプロファイルIDリンク手
段を備え、前記少なくとも1つの受信装置の前記データ
選択受信手段が、前記プロファイルIDに基づいて、受
信すべきデータを選択するように構成され、前記少なく
とも1つの受信装置が、さらに、前記データ選択受信手
段によって、受信すべきものとして選択されなかった前
記プロファイルIDを発信するプロファイルID発信手
段を備えたデータ通信システムによって達成される。
【0010】本発明によれば、プロファイルIDリンク
手段によって、放送すべきコンテンツデータに、コンテ
ンツデータの内容に関するプロファイルIDのみなら
ず、コンテンツデータに関連するプロファイルID、あ
るいは、コンテンツデータに直接的には関連しないプロ
ファイルIDなど、目的に応じて、複数の種々のプロフ
ァイルIDをリンクさせることができ、データ選択受信
手段が、プロファイルIDに基づいて、データを選択す
るように構成されているから、ディジタル放送のチャン
ネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータが放送され、
また、個人や商店、レストランなどが、データを、特定
の地域内で受信可能な短距離無線放送の形で、発信する
ようになって、さらに、放送されるデータ量が激増する
など、近い将来、放送されるデータ量が著しく過多にな
っても、受信装置が、必要とするデータのみを選択的に
受信することが可能になる。
【0011】また、本発明によれば、受信装置が、デー
タ選択受信手段により、受信すべきものとして選択され
なかったプロファイルIDを、発信するプロファイルI
D発信手段を備えているから、送信側は、プロファイル
ID発信手段から発信されたプロファイルIDに基づい
て、ユーザーのニーズを正確に把握することが可能にな
り、したがって、ユーザーのニーズに合致しないデータ
を放送しないようにすることができ、放送されるデータ
量がいたずらに過多になることを防止することが可能に
なるとともに、結果として、ユーザーのニーズに合致す
るデータのみを放送することが可能となる。
【0012】本発明の好ましい実施態様においては、前
記プロファイルIDリンク手段が、前記プロファイルI
Dを前記コンテンツデータに付加することによって、リ
ンクさせ、前記データ選択受信手段が、前記プロファイ
ルIDに基づいて、前記コンテンツデータを選択して、
受信するように構成されている。
【0013】本発明の好ましい実施態様によれば、デー
タ選択受信手段が、プロファイルIDに基づいて、コン
テンツデータを選択して、受信するように構成されてい
るから、ディジタル放送のチャンネル数が大幅に増大
し、膨大な量のデータが放送され、また、個人や商店、
レストランなどが、データを、特定の地域内で受信可能
な短距離放送の形で、発信するようになって、さらに、
放送されるデータ量が激増するなど、近い将来、放送さ
れるデータ量が著しく過多になっても、受信装置が、必
要とするコンテンツデータのみを選択的に受信すること
が可能になる。
【0014】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連するプロファイルを生成するプロファイル生成手
段と、前記プロファイル生成手段によって生成された前
記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させて、
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
と、前記プロファイル生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロファ
イルID生成手段により生成され、対応する前記プロフ
ァイルの各々に関連付けられた前記プロファイルIDと
を含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデー
タ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶
された前記プロファイルデータから、少なくとも1つの
プロファイルとそれに対応するプロファイルIDを選択
するプロファイル選択手段と、前記プロファイルID生
成手段により生成されたプロファイルIDおよび/また
は前記プロファイル選択手段によって選択されたプロフ
ァイルIDに基づき、前記コンテンツデータにリンクさ
せるべきプロファイルIDを決定するプロファイルID
決定手段と、前記プロファイルID決定手段によって決
定された前記プロファイルIDを対応する前記コンテン
ツデータに書き込むプロファイルID書き込み手段を備
え、前記送信装置が、さらに、前記プロファイルID書
き込み手段によって前記プロファイルIDが書き込まれ
た前記コンテンツデータを、放送の形で、発信するデー
タ発信手段と、前記少なくとも1つの受信装置の前記プ
ロファイルID発信手段によって発信された前記プロフ
ァイルIDを受信するプロファイルID受信手段と、前
記プロファイルID受信手段が受信した前記プロファイ
ルIDを記憶する返信プロファイルID記憶手段を備え
ている。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、送信装置が、受信装置のプロファイルID発信手段
によって発信されたプロファイルIDを受信するプロフ
ァイルID受信手段と、プロファイルID受信手段が受
信したプロファイルIDを記憶する返信プロファイルI
D記憶手段を備えているから、プロファイルID受信手
段によって受信され、返信プロファイルID記憶手段に
記憶されたプロファイルIDに基づいて、ユーザーのニ
ーズを正確に把握することが可能になり、したがって、
ユーザーのニーズに合致しないデータを放送されること
を防止することができ、放送されるデータ量がいたずら
に増大することを防止することが可能になるとともに、
結果として、ユーザーのニーズに合致するデータのみを
放送することが可能となる。
【0016】また、本発明のさらに好ましい実施態様に
よれば、個人や商店、レストランなどが、各種データ
を、特定の地域内で受信可能な近距離放送の形で、発信
する場合に、個々のユーザーのニーズを正確に把握し
て、放送を受信可能な地域内のユーザーのニーズに真に
合致したセール情報や商品情報などを放送することが可
能になる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づいて、前記受信プロファイルIDデ
ータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデ
ータにしたがって、前記コンテンツデータを受信するか
否かを判別するプロファイルID判別手段と、前記プロ
ファイルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテ
ンツデータのみを受信するデータ受信手段とを備え、前
記プロファイルID発信手段が、前記プロファイルID
判別手段によって、受信すべきでないと判別された前記
コンテンツデータに付加された前記プロファイルIDを
発信するように構成されている。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
受信プロファイルIDデータを変更する受信プロファイ
ルID処理手段を備えているから、新たに、放送すべき
コンテンツデータに応じ、あるいは、ユーザーのニーズ
に応じて、受信プロファイルIDデータをアップデート
することが可能になる。
【0019】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、イベント信号生成手段が、イベント処理データに基
づいて、イベント信号を生成し、コンテンツデータ処理
手段が、イベント信号生成手段によって生成されたイベ
ント信号にしたがって、コンテンツデータに対して、所
定の処理を実行するように構成されているから、ユーザ
ーが緊急に必要なコンテンツデータに優先順位を付ける
などして、他の受信装置に受信させることができ、デー
タ通信システムの有用性を向上させることが可能にな
る。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0022】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記イベント処理データが、前記イベント信号
生成手段に記憶されている。
【0023】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0024】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記受信装置に対して、所定の処理
を実行するイベント信号処理手段を備えている。
【0025】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、さらに、前記少なくとも1つの受
信装置の前記プロファイルID発信手段によって、発信
され、前記プロファイルID受信手段によって受信され
て、前記返信プロファイルID記憶手段に記憶された前
記プロファイルIDを解析するプロファイルID解析手
段を備えている。
【0026】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、プロファイルID受信手段によって受信され、返信
プロファイルID記憶手段に記憶されたプロファイルI
Dを、プロファイルID解析手段によって、解析して、
たとえば、所定数を越えた受信装置から、同じプロファ
イルIDが送り返されてきた場合に、今後、そのプロフ
ァイルIDに対応するプロファイルに関連するコンテン
ツデータの放送を取りやめ、あるいは、送り返されてき
たプロファイルIDから、特定の地域内の受信装置か
ら、数多くのプロファイルIDが送り返されてきたとき
は、その特定の地域内に限って、今後、そのプロファイ
ルIDに対応するプロファイルに関連するコンテンツデ
ータの放送を取りやめるなどして、ユーザーのニーズに
合致しないデータを放送されることを防止することがで
きから、放送されるデータ量がいたずらに増大すること
を防止することが可能になるとともに、結果として、ユ
ーザーのニーズに合致するデータのみを放送することが
可能となる。
【0027】また、本発明のさらに好ましい実施態様に
よれば、個人や商店、レストランなどが、各種データ
を、特定の地域内で受信可能な近距離放送の形で、発信
する場合に、個々のユーザーのニーズを正確に把握し
て、放送を受信可能な地域内のユーザーのニーズに真に
合致したセール情報や商品情報などを放送することが可
能になる。
【0028】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、前記コンテンツデータにリンクさ
れた前記プロファイルIDのみを送信可能に構成される
とともに、前記少なくとも1つの受信装置の前記データ
選択受信手段が、前記プロファイルIDに基づいて、前
記送信装置に、前記プロファイルIDとリンクされたコ
ンテンツデータを受信するか否かを判別するプロファイ
ルID判別手段と、前記プロファイルID判別手段の判
別結果に基づいて、前記プロファイルIDとリンクされ
たコンテンツデータの送信を要求する送信要求信号を出
力するコンテンツデータ送信要求手段とを備えている。
【0029】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
送信装置は、コンテンツデータにリンクされたプロファ
イルIDのみを送信することができ、受信装置によって
受信されるのは、コンテンツデータにリンクされたプロ
ファイルIDのみで、ユーザーは、受信したプロファイ
ルIDに基づいて、送信装置にコンテンツデータの送信
を要求し、必要とするコンテンツデータのみを選択的に
受信することができるから、ユーザーが必要とするコン
テンツデータを選択的に受信することを可能にし、か
つ、放送されるデータ量を減少させることができるとと
もに、結果として、ユーザーのニーズに合致するデータ
のみを放送することが可能となる。
【0030】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連するプロファイルを生成するプロファイル生成手
段と、前記プロファイル生成手段によって生成された前
記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させて、
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
と、前記プロファイル生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロファ
イルID生成手段により生成され、対応する前記プロフ
ァイルの各々に関連付けられた前記プロファイルIDと
を含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデー
タ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶
された前記プロファイルデータから、少なくとも1つの
プロファイルとそれに対応するプロファイルIDを選択
するプロファイル選択手段と、前記プロファイルID生
成手段により生成されたプロファイルIDおよび/また
は前記プロファイル選択手段によって選択されたプロフ
ァイルIDに基づき、前記コンテンツデータにリンクさ
せるべきプロファイルIDを決定するプロファイルID
決定手段と、前記プロファイルID決定手段によって決
定された前記プロファイルIDを対応する前記コンテン
ツデータに書き込み、前記プロファイルIDが書き込ま
れた前記コンテンツデータを保存するプロファイルID
書き込み保存手段を備え、前記送信装置が、さらに、プ
ロファイルIDまたは前記プロファイルID書き込み保
存手段に保存された前記プロファイルIDが書き込まれ
た前記コンテンツデータを、放送の形で、発信可能なデ
ータ発信手段と、前記コンテンツデータ送信要求手段か
ら、送信要求信号を受けたときに、前記プロファイルI
D書き込み保存手段に保存された前記プロファイルID
が書き込まれた前記コンテンツデータに、返信IDを付
与して、前記データ発信手段に出力させる送信要求受信
手段と、前記少なくとも1つの受信装置のプロファイル
ID発信手段によって発信された前記プロファイルID
を受信するプロファイルID受信手段と、前記プロファ
イルID受信手段が受信した前記プロファイルIDを記
憶する返信プロファイルID記憶手段とを備えている。
【0031】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、送信装置が、受信装置のプロファイルID発信手段
によって発信されたプロファイルIDを受信するプロフ
ァイルID受信手段と、プロファイルID受信手段が受
信したプロファイルIDを記憶する返信プロファイルI
D記憶手段を備えているから、プロファイルID受信手
段によって受信され、返信プロファイルID記憶手段に
記憶されたプロファイルIDに基づいて、ユーザーのニ
ーズを正確に把握することが可能になり、したがって、
ユーザーのニーズに合致しないデータを放送されること
を防止することができ、放送されるデータ量がいたずら
に増大することを防止することが可能になるとともに、
結果として、ユーザーのニーズに合致するデータのみを
放送することが可能となる。
【0032】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデー
タ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデー
タにしたがって、前記コンテンツデータを受信するか否
かを判別するとともに、前記返信IDが付与されたコン
テンツデータが入力されたときは、前記コンテンツデー
タを受信すべきものと判別するように構成されたプロフ
ァイルID判別手段と、前記プロファイルID判別手段
が受信すべきものと判別したコンテンツデータを受信す
るデータ受信手段とを備えている。
【0033】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0034】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0035】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記イベント信号生成
手段に記憶されている。
【0036】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0037】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記受信装置に対して、所定の処理
を実行するイベント信号処理手段を備えている。
【0038】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルID判別手段が、前記プロファイ
ルIDとリンクされたコンテンツデータの送信を要求す
るか否かを判別したときに、前記イベント信号生成手段
が、イベント信号を生成し、前記コンテンツデータ送信
要求手段が、前記プロファイルIDとリンクされたコン
テンツデータの送信を要求する送信要求信号を出力する
ように構成されている。
【0039】本発明の別の好ましい実施態様において
は、データ通信システムは、さらに、前記送信装置によ
って送信されたデータを受信し、受信した前記データを
前記少なくとも1つの受信装置に送信する通信データ処
理装置を備え、前記通信データ処理装置が、前記プロフ
ァイルIDリンク手段と、前記少なくとも1つの受信装
置のプロファイルID発信手段によって発信された前記
プロファイルIDを受信するプロファイルID受信手段
と、前記プロファイルID受信手段が受信した前記プロ
ファイルIDを記憶する返信プロファイルID記憶手段
を備えている。
【0040】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
通信データ処理装置が、受信装置のプロファイルID発
信手段によって発信されたプロファイルIDを受信する
プロファイルID受信手段と、プロファイルID受信手
段が受信したプロファイルIDを記憶する返信プロファ
イルID記憶手段を備えているから、プロファイルID
受信手段によって受信され、返信プロファイルID記憶
手段に記憶されたプロファイルIDに基づいて、ユーザ
ーのニーズを正確に把握することが可能になり、したが
って、通信データ処理装置を有するプロバイダから、送
信者に、ユーザーの正確なニーズを知らせることによ
り、ユーザーのニーズに合致しないデータを放送される
ことを防止することができ、放送されるデータ量がいた
ずらに増大することを防止することが可能になるととも
に、結果として、ユーザーのニーズに合致するデータの
みを放送することが可能となる。
【0041】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
に関連するプロファイルを生成するプロファイル生成手
段と、前記プロファイル生成手段によって生成された前
記コンテンツデータの前記プロファイルに対応させて、
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
と、前記プロファイル生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連する前記プロファイルと、前記プロファ
イルID生成手段により生成され、対応する前記プロフ
ァイルの各々に関連付けられた前記プロファイルIDと
を含むプロファイルデータを記憶するプロファイルデー
タ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶
された前記プロファイルデータから、少なくとも1つの
プロファイルとそれに対応するプロファイルIDを選択
するプロファイル選択手段と、前記プロファイルID生
成手段により生成されたプロファイルIDおよび/また
は前記プロファイル選択手段によって選択されたプロフ
ァイルIDに基づき、前記コンテンツデータにリンクさ
せるべきプロファイルIDを決定するプロファイルID
決定手段と、前記プロファイルID決定手段によって決
定された前記プロファイルIDを対応する前記コンテン
ツデータに書き込むプロファイルID書き込み手段を備
え、前記通信データ処理装置が、さらに、前記プロファ
イルID書き込み手段によって前記プロファイルIDが
書き込まれた前記コンテンツデータを、放送の形で、発
信するデータ発信手段と、前記少なくとも1つの受信装
置のプロファイルID発信手段によって発信された前記
プロファイルIDを受信するプロファイルID受信手段
と、前記プロファイルID受信手段が受信した前記プロ
ファイルIDを記憶する返信プロファイルID記憶手段
を備えている。
【0042】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、受信す
べきプロファイルIDを含む受信プロファイルIDデー
タを記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、
前記受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、
前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された
前記受信プロファイルIDデータを変更する受信プロフ
ァイルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受
信手段が、前記コンテンツデータに付加された前記プロ
ファイルIDに基づいて、前記受信プロファイルIDデ
ータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデ
ータにしたがって、前記コンテンツデータを受信するか
否かを判別するプロファイルID判別手段と、前記プロ
ファイルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテ
ンツデータのみを受信するデータ受信手段とを備え、前
記プロファイルID発信手段が、前記プロファイルID
判別手段によって、受信すべきでないと判別された前記
コンテンツデータに付加された前記プロファイルIDを
発信するように構成されている。
【0043】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、前記プロファイルID判別手段によって、受
信すべきものと判別された前記プロファイルIDにした
がって、所定の処理をすべき旨のイベント信号を生成し
て、出力するイベント信号生成手段と、プロファイルI
Dと処理内容とを対応させたイベント処理データと、コ
ンテンツデータに所定の処理を施すコンテンツデータ処
理手段を備え、前記イベント信号生成手段が、前記イベ
ント処理データに基づいて、前記イベント信号を生成
し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記イベント信
号生成手段によって生成されたイベント信号にしたがっ
て、コンテンツデータに対して、所定の処理を実行する
ように構成されている。
【0044】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0045】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記イベント信号生成
手段に記憶されている。
【0046】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、受信したコンテンツデータを蓄積し
て、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、前記コ
ンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツデータ
を前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶させると
ともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
れたコンテンツデータを処理可能に構成されている。
【0047】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記イベント信号生成手段によって
生成されたイベント信号に基づき、前記イベント処理デ
ータにしたがって、前記受信装置に対して、所定の処理
を実行するイベント信号処理手段を備えている。
【0048】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記通信データ処理装置が、さらに、前記少なくと
も1つの受信装置の前記プロファイルID発信手段によ
って、発信され、前記プロファイルID受信手段によっ
て受信されて、前記返信プロファイルID記憶手段に記
憶された前記プロファイルIDを解析するプロファイル
ID解析手段を備えている。
【0049】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記デー
タ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析し
て、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構成
されている。
【0050】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0051】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0052】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0053】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0054】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置の前記受信データ処
理手段が、さらに、前記データ選択受信手段が受信した
データの受信回数をカウントし、所定時間内に、前記デ
ータ選択受信手段が受信したデータの受信回数が所定回
数未満のときは、前記データ選択受信手段が、データを
選択するために用いる前記プロファイルIDを、前記プ
ロファイルIDに対応する前記ツリー構造中のプロファ
イルよりも階層が上位のプロファイルに対応するプロフ
ァイルIDにリセットするプロファイルIDリセット手
段を備えている。
【0055】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0056】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、複数の前記プ
ロファイルIDを、前記コンテンツデータにリンクさせ
るように構成されている。
【0057】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記複数のプ
ロファイルIDを、and、or、nand、norま
たはnotの形式で、前記コンテンツデータにリンクさ
せるように構成されている。
【0058】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記デー
タ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析し
て、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構成
されている。
【0059】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、コンテ
ンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段と、前
記コンテンツデータ生成手段によって生成された前記コ
ンテンツデータおよび/その送受信に関するプロファイ
ルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファイ
ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータの
前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを生
成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイル
生成手段によって生成された前記コンテンツデータおよ
び/または前記コンテンツデータの送受信に関連する前
記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段によ
り生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連付
けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイルデ
ータを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記プ
ロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファイ
ルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそれに
対応するプロファイルIDを選択するプロファイル選択
手段と、前記プロファイルID生成手段により生成され
たプロファイルIDおよび/または前記プロファイル選
択手段によって選択されたプロファイルIDに基づき、
前記コンテンツデータにリンクさせるべきプロファイル
IDを決定するプロファイルID決定手段と、前記プロ
ファイルID決定手段によって決定された前記プロファ
イルIDを対応する前記コンテンツデータに書き込むプ
ロファイルID書き込み手段と、前記プロファイルID
書き込み手段によって、プロファイルIDが書き込まれ
た前記コンテンツデータを発信するデータ発信手段を備
えている。
【0060】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、受信装置が、コンテンツデータを生成して、プロフ
ァイルIDをリンクさせ、コンテンツデータおよびプロ
ファイルIDまたはプロファイルIDを送信可能に構成
されているから、相互的に、放送することが可能にな
る。
【0061】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ伝達装置が、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABよりなる群から選ばれる通信網によ
って、データを伝達可能に構成されている。
【0062】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が移動可能に構成されている。
【0063】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置が、自動車、電車、モノレール、自転
車、屋台車または車椅子を含む移動手段に搭載されてい
る。
【0064】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0065】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が移動可能に構成さ
れている。
【0066】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、自動車、電車も
しくは自転車に搭載され、または、人に携行されてい
る。
【0067】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0068】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント信号処理手段が、前記イベント信号生
成手段によって生成された前記イベント信号に基づき、
前記イベント処理データにしたがって、ポップアップメ
ッセージの表示、バイブレータの起動、音声発生、デー
タ転送、通信開始、プログラムの起動およびコンテンツ
データの読み込みよりなる群から選ばれる1または2以
上の処理を、前記受信装置に対して、実行可能に構成さ
れている。
【0069】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、前記送信装置および前記
少なくとも1つの受信装置のみが解読可能な暗号によっ
て、暗号化されている。
【0070】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが、前記送信装置および前記少なくとも1つの受信
装置のみが解読可能な暗号によって、暗号化されてい
る。
【0071】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDならびに/または前記プロフ
ァイルIDおよび前記コンテンツデータが、前記送信装
置および前記少なくとも1つの受信装置以外には公開さ
れない秘密鍵ならびに/または秘密鍵および前記送信装
置および前記少なくとも1つの受信装置以外にも公開さ
れる公開鍵によって、暗号化され、解読されるように構
成されている。
【0072】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記秘密鍵として、DES(Data Encry
ption Standard)またはトリプルDES
が用いられている。
【0073】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記公開鍵として、RSA、RC2、RC4または
RGPが用いられている。
【0074】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、携帯電話によっ
て構成されている。
【0075】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記少なくとも1つの受信装置が、近距離無線機能
を有する個人用受信機器によって構成されている。
【0076】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータと前記プロファイルIDを、すかし技術を用い
て、リンクさせるように構成されている。
【0077】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0078】本発明の前記目的はまた、コンテンツデー
タを生成するコンテンツデータ生成手段と、前記コンテ
ンツデータおよび前記コンテンツデータの送受信に関連
するプロファイルに対応するプロファイルIDを生成
し、前記コンテンツデータに前記プロファイルIDをリ
ンクさせるプロファイルリンク手段と、前記プロファイ
ルIDがリンクされた前記コンテンツデータを、放送の
形で、発信するデータ発信手段と、受信装置によって発
信されたプロファイルIDを受信するプロファイルID
受信手段と、前記プロファイルID受信手段が受信した
前記プロファイルIDを記憶する返信プロファイルID
記憶手段を備えた送信装置によって達成される。
【0079】本発明によれば、プロファイルIDリンク
手段によって、放送すべきコンテンツデータに、コンテ
ンツデータの内容に関するプロファイルIDのみなら
ず、コンテンツデータに関連するプロファイルID、あ
るいは、コンテンツデータに直接的には関連しないプロ
ファイルIDなど、目的に応じて、複数の種々のプロフ
ァイルIDをリンクさせることができ、受信装置が、プ
ロファイルIDに基づいて、データを選択可能に構成さ
れているから、ディジタル放送のチャンネル数が大幅に
増大し、膨大な量のデータが放送され、また、個人や商
店、レストランなどが、データを、特定の地域内で受信
可能な短距離無線放送の形で、発信するようになって、
さらに、放送されるデータ量が激増するなど、近い将
来、放送されるデータ量が著しく過多になっても、受信
装置が、必要とするデータのみを選択的に受信すること
が可能になる。
【0080】さらに、本発明によれば、送信装置は、受
信装置によって発信されたプロファイルIDを受信する
プロファイルID受信手段と、プロファイルID受信手
段が受信したプロファイルIDを記憶する返信プロファ
イルID記憶手段を備えているから、送信側は、プロフ
ァイルID受信手段によって受信され、返信プロファイ
ルID記憶手段に記憶されたプロファイルIDに基づい
て、ユーザーのニーズを正確に把握することが可能にな
り、したがって、ユーザーのニーズに合致しないデータ
を放送されることを防止することができ、放送されるデ
ータ量がいたずらに増大することを防止することが可能
になるとともに、結果として、ユーザーのニーズに合致
するデータのみを放送することが可能となる。
【0081】本発明の好ましい実施態様においては、前
記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテンツデー
タおよび/または前記コンテンツデータの送受信に関連
するプロファイルを生成するプロファイル生成手段と、
前記プロファイル生成手段によって生成された前記コン
テンツデータの前記プロファイルに対応させて、プロフ
ァイルIDを生成するプロファイルID生成手段と、前
記プロファイル生成手段によって生成された前記コンテ
ンツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受
信に関連する前記プロファイルと、前記プロファイルI
D生成手段により生成され、対応する前記プロファイル
の各々に関連付けられた前記プロファイルIDとを含む
プロファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶
手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶された
前記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロフ
ァイルとそれに対応するプロファイルIDを選択するプ
ロファイル選択手段と、前記プロファイルID生成手段
により生成されたプロファイルIDおよび/または前記
プロファイル選択手段によって選択されたプロファイル
IDに基づき、前記コンテンツデータにリンクさせるべ
きプロファイルIDを決定するプロファイルID決定手
段と、前記プロファイルID決定手段によって決定され
た前記プロファイルIDを対応する前記コンテンツデー
タに書き込むプロファイルID書き込み手段を備えてい
る。
【0082】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置は、さらに、前記
受信装置によって、発信され、前記プロファイルID受
信手段によって受信されて、前記返信プロファイルID
記憶手段に記憶された前記プロファイルIDを解析する
プロファイルID解析手段を備えている。
【0083】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ発信手段が、前記コンテンツデータにリ
ンクされた前記プロファイルIDのみを発信可能に構成
されている。
【0084】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0085】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0086】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0087】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0088】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0089】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、複数の前記プ
ロファイルIDを、前記コンテンツデータにリンクさせ
るように構成されている。
【0090】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記複数のプ
ロファイルIDを、and、or、nand、norま
たはnotの形式で、前記コンテンツデータにリンクさ
せるように構成されている。
【0091】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、データ通信システム用の送信装置が、前記
プロファイルIDを暗号化する暗号化手段を備えてい
る。
【0092】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記暗号化手段が、前記プロファイルIDに加え
て、前記コンテンツデータを暗号化するように構成され
ている。
【0093】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ発信手段が、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABよりなる群から選ばれる通信網を用
いて、データを発信するように構成されている。
【0094】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置が移動可能に構成
されている。
【0095】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の送信装置が、自動車、電
車、モノレール、自転車、屋台車または車椅子を含む移
動手段に搭載されている。
【0096】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0097】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記コンテン
ツデータと前記プロファイルIDを、すかし技術を用い
て、リンクさせるように構成されている。
【0098】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0099】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0100】本発明の前記目的はまた、放送されたコン
テンツデータを選択して、受信するデータ選択受信手段
および前記データ選択受信手段が受信したデータを処理
する受信データ処理手段を備えたデータ通信システム用
の受信装置であって、前記データ選択受信手段が、前記
コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデータ
の送受信に関連するプロファイルに対応するプロファイ
ルIDに基づいて、データを選択するように構成され、
さらに、前記データ選択受信手段により、受信すべきも
のとして選択されなかった前記プロファイルIDを発信
するプロファイルID発信手段を備えたデータ通信シス
テム用の受信装置によって達成される。
【0101】本発明によれば、コンテンツデータに、コ
ンテンツデータの内容に関するプロファイルIDのみな
らず、コンテンツデータに関連するプロファイルID、
あるいは、コンテンツデータに直接的には関連しないプ
ロファイルIDなど、目的に応じて、複数の種々のプロ
ファイルIDをリンクさせて、放送することができ、デ
ータ選択受信手段が、プロファイルIDに基づいて、デ
ータを選択するように構成されているから、ディジタル
放送のチャンネル数が大幅に増大し、膨大な量のデータ
が放送され、また、個人や商店、レストランなどが、デ
ータを、特定の地域内で受信可能な短距離無線放送の形
で、発信するようになって、さらに、放送されるデータ
量が激増するなど、近い将来、放送されるデータ量が著
しく過多になっても、受信装置が、必要とするデータの
みを選択的に受信することが可能になる。
【0102】また、本発明によれば、受信装置は、デー
タ選択受信手段によって、受信すべきものとして選択さ
れなかったプロファイルIDを発信するプロファイルI
D発信手段を備えているから、送信側は、プロファイル
ID発信手段から発信されたプロファイルIDに基づい
て、ユーザーのニーズを正確に把握することが可能にな
り、したがって、ユーザーのニーズに合致しないデータ
を放送しないようにすることができ、放送されるデータ
量がいたずらに過多になることを防止することが可能に
なるとともに、結果として、ユーザーのニーズに合致す
るデータのみを放送することが可能となる。
【0103】本発明の好ましい実施態様においては、デ
ータ通信システム用の受信装置は、さらに、受信すべき
プロファイルIDを含む受信プロファイルIDデータを
記憶する受信プロファイルIDデータ記憶手段と、前記
受信プロファイルIDデータを生成し、あるいは、前記
受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶された前記
受信プロファイルIDデータを変更する受信プロファイ
ルIDデータ処理手段とを備え、前記データ選択受信手
段が、前記コンテンツデータにリンクされた前記プロフ
ァイルIDに基づき、前記受信プロファイルIDデータ
記憶手段に記憶された前記受信プロファイルIDデータ
にしたがって、前記コンテンツデータを受信するか否か
を判別するプロファイルID判別手段と、前記プロファ
イルID判別手段が受信すべき旨を判別したコンテンツ
データのみを受信するデータ受信手段とを備えている。
【0104】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
プロファイルID判別手段によって、受信すべきものと
判別された前記プロファイルIDにしたがって、所定の
処理をすべき旨のイベント信号を生成して、出力するイ
ベント信号生成手段と、プロファイルIDと処理内容と
を対応させたイベント処理データと、コンテンツデータ
に所定の処理を施すコンテンツデータ処理手段を備え、
前記イベント信号生成手段が、前記イベント処理データ
に基づいて、前記イベント信号を生成し、前記コンテン
ツデータ処理手段が、前記イベント信号生成手段によっ
て生成されたイベント信号にしたがって、コンテンツデ
ータに対して、所定の処理を実行するように構成されて
いる。
【0105】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記受信プロファイル
IDデータ記憶手段に記憶されている。
【0106】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント処理データが、前記イベント信号生成
手段に記憶されている。
【0107】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、受信
したコンテンツデータを蓄積して、記憶するコンテンツ
データ記憶手段を備え、前記コンテンツデータ処理手段
が、受信したコンテンツデータを前記コンテンツデータ
記憶手段に蓄積、記憶させるとともに、前記コンテンツ
データ記憶手段に蓄積、記憶されたコンテンツデータを
処理可能に構成されている。
【0108】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
に基づき、前記イベント処理データにしたがって、前記
受信装置に対して、所定の処理を実行するイベント信号
処理手段を備えている。
【0109】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、前記
プロファイルID判別手段の判別結果に基づいて、前記
プロファイルID判別手段が、入力されたプロファイル
IDにリンクされたコンテンツデータを受信すべきと判
別し、前記プロファイルIDにリンクされたコンテンツ
データが入力されていないときに、前記プロファイルI
Dとリンクされたコンテンツデータの送信を要求する送
信要求信号を出力するコンテンツデータ送信要求手段を
備えている。
【0110】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ通信システム用の受信装置が、プロファイル
IDにリンクされたコンテンツデータが入力されていな
いときに、受信すべきと判別したプロファイルIDとリ
ンクされたコンテンツデータの送信を要求する送信要求
信号を出力するコンテンツデータ送信要求手段を備えて
いるから、ユーザーは、受信したプロファイルIDに基
づいて、送信装置にコンテンツデータの送信を要求し、
必要とするコンテンツデータのみを選択的に受信するこ
とができ、コンテンツデータにリンクされたプロファイ
ルIDのみを放送し、受信装置によって受信させること
ができるから、ユーザーが必要とするコンテンツデータ
のみを選択的に受信することを可能にし、かつ、放送さ
れるデータ量を減少させることができるとともに、結果
として、ユーザーのニーズに合致するデータのみを放送
することが可能となる。
【0111】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、受信プロファイルIDデータ処理手段が、前記デー
タ受信手段が受信した前記プロファイルIDを解析し
て、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
れた前記受信プロファイルIDデータを変更可能に構成
されている。
【0112】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置は、さらに、コン
テンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段と、
前記コンテンツデータ生成手段によって生成された前記
コンテンツデータおよび/その送受信に関するプロファ
イルを生成するプロファイル生成手段と、前記プロファ
イル生成手段によって生成された前記コンテンツデータ
の前記プロファイルに対応させて、プロファイルIDを
生成するプロファイルID生成手段と、前記プロファイ
ル生成手段によって生成された前記コンテンツデータお
よび/または前記コンテンツデータの送受信に関連する
前記プロファイルと、前記プロファイルID生成手段に
より生成され、対応する前記プロファイルの各々に関連
付けられた前記プロファイルIDとを含むプロファイル
データを記憶するプロファイルデータ記憶手段と、前記
プロファイルデータ記憶手段に記憶された前記プロファ
イルデータから、少なくとも1つのプロファイルとそれ
に対応するプロファイルIDを選択するプロファイル選
択手段と、前記プロファイルID生成手段により生成さ
れたプロファイルIDおよび/または前記プロファイル
選択手段によって選択されたプロファイルIDに基づ
き、前記コンテンツデータにリンクさせるべきプロファ
イルIDを決定するプロファイルID決定手段と、前記
プロファイルID決定手段によって決定された前記プロ
ファイルIDを対応する前記コンテンツデータに書き込
むプロファイルID書き込み手段と、前記プロファイル
ID書き込み手段によって、プロファイルIDが書き込
まれた前記コンテンツデータを発信するデータ発信手段
を備えている。
【0113】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
受信装置が、コンテンツデータを生成して、プロファイ
ルIDをリンクさせ、コンテンツデータおよびプロファ
イルIDまたはプロファイルIDを送信可能に構成され
ているから、相互的に、放送することが可能になる。
【0114】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、コンテンツデータの内容に関
連するデータ、前記送信装置に関連するデータおよび前
記受信装置に関連するデータによって構成されている。
【0115】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記送信装置に関連するデータが、送信者の名前、
送信に関連する時間、場所および送信方法を含んでい
る。
【0116】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記受信装置に関連するデータが、受信者の性別、
年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPア
ドレス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTP
サーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個
人IDおよびパスワードを含んでいる。
【0117】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルが、ツリー構造を有するデータを
含んでいる。
【0118】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、ツリー構造を有するデータの階層を選択して、プロ
ファイルを決定することによって、放送されるデータが
過多になった場合においても、受信すべきデータを、所
望のように、選択することが可能になる。
【0119】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記データ通信システム用の受信装置が、さらに、
前記データ選択受信手段が受信したデータの受信回数を
カウントし、所定時間内に、前記データ選択受信手段が
受信したデータの受信回数が所定回数未満のときは、前
記データ選択受信手段が、データを選択するために用い
る前記プロファイルIDを、前記プロファイルIDに対
応する前記ツリー構造中のプロファイルよりも階層が上
位のプロファイルに対応するプロファイルIDにリセッ
トするプロファイルIDリセット手段を備えている。
【0120】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ選択受信手段が受信したデータの受信回数を
カウントし、所定時間内に、データ選択受信手段が受信
したデータの受信回数が所定回数未満のときは、データ
選択受信手段が、データを選択するために用いるプロフ
ァイルIDを、そのプロファイルIDに対応するツリー
構造中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットしているので、
直前の所定時間内の受信回数に応じて、データの受信回
数を適切に制御することが可能になる。
【0121】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが識別子によって構成されて
いる。
【0122】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、複数の前記プ
ロファイルIDを前記コンテンツデータにリンクさせる
ように構成されている。
【0123】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDリンク手段が、前記複数のプ
ロファイルIDを、and、or、nand、norま
たはnotの形式で、前記コンテンツデータにリンクさ
せるように構成されている。
【0124】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが暗号化され、データ通信シ
ステム用の受信装置が、さらに、暗号化された前記プロ
ファイルIDを解読する暗号解読手段を備えている。
【0125】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDに加えて、前記コンテンツデ
ータが暗号化され、前記暗号解読手段が、暗号化された
前記コンテンツデータを解読可能に構成されている。
【0126】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データが、送信装置から、テレビ放送網、衛星放送
網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線
通信網およびDABよりなる群から選ばれる通信網を用
いて、発信され、受信装置によって受信されるように構
成されている。
【0127】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、移動可能に構
成されている。
【0128】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、自動車、電車
もしくは自転車に搭載され、または、人に携行されてい
る。
【0129】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記イベント信号処理手段が、前記イベント信号生
成手段によって生成された前記イベント信号に基づき、
前記イベント処理データにしたがって、ポップアップメ
ッセージの表示、バイブレータの起動、音声発生、デー
タ転送、通信開始、プログラムの起動およびコンテンツ
データの読み込みよりなる群から選ばれる1または2以
上の処理を、前記受信装置に対して、実行可能に構成さ
れている。
【0130】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、携帯電話によ
って構成されている。
【0131】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、データ通信システム用の受信装置が、近距離無線機
能を有する個人用受信機器によって構成されている。
【0132】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、セールデータおよび懸賞
データを含んでいる。
【0133】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、アドレス体系中のID空
間に任意に入力可能に構成されている。
【0134】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記プロファイルIDが、すかし技術を用いて、前
記コンテンツデータにリンクされている。
【0135】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コンテンツデータが、映像データおよび音声デ
ータよりなる群から選ばれるストリーム系データを含ん
でいる。
【0136】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0137】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムのブロックダイグラムである。
【0138】図1に示されるように、本発明の好ましい
実施態様にかかるデータ通信システムは、コンテンツデ
ータを、放送の形で、発信するビーコン1と、ビーコン
1から発信されたコンテンツデータを、直接に、あるい
は、プロバイダ2を介して、あるいは、プロバイダ2お
よび通信衛星3を介して、受信する携帯端末4とを備え
ている。ビーコン1には、送信装置5が設けられてお
り、携帯端末4には、受信データ処理装置6が設けられ
ている。本実施態様においては、携帯端末4の受信デー
タ処理装置6は、放送されたコンテンツデータを記憶可
能なメモリを有している。
【0139】図2は、ビーコン1に設けられた送信装置
5のブロックダイグラムである。
【0140】図2に示されるように、送信装置5は、映
像データ、音声データなどのストリーム系データによっ
て構成されるコンテンツデータを生成するコンテンツデ
ータ生成手段10と、放送すべきコンテンツデータの内
容に関連するデータ、送信側に関連するデータおよび受
信側に関連するデータを含むプロファイルを生成するプ
ロファイル生成手段11と、プロファイル生成手段11
によって生成されたプロファイルに対応する識別子であ
るプロファイルIDを生成するプロファイルID生成手
段12と、プロファイル生成手段11によって生成され
たプロファイルと、プロファイルID生成手段12によ
り生成され、対応するプロファイルの各々に関連付けら
れたプロファイルIDとを含むプロファイルデータを記
憶するプロファイルデータ記憶手段13と、プロファイ
ルデータ記憶手段13に記憶されたプロファイルデータ
から、少なくとも1つのプロファイルおよびこれに対応
するプロファイルIDを選択するプロファイル選択手段
14と、プロファイルID生成手段12によって生成さ
れたプロファイルIDおよび/またはプロファイル選択
手段14によって選択されたプロファイルに対応するプ
ロファイルIDに基づいて、コンテンツデータ生成手段
10によって生成されたコンテンツデータに付与される
べきプロファイルIDを決定するプロファイルID決定
手段15と、プロファイルID決定手段15によって決
定されたプロファイルIDを対応するコンテンツデータ
に書き込むプロファイルID書き込み手段16と、コン
テンツデータ生成手段10によって生成され、プロファ
イルID書き込み手段15によって、プロファイルID
が書き込まれたコンテンツデータを、放送の形で、発信
するデータ発信手段17と、携帯端末4の受信データ処
理装置6から、送り返されたプロファイルIDを受信す
るプロファイルID受信手段19と、プロファイルID
受信手段19が受信した前記プロファイルIDを記憶す
る返信プロファイルID記憶手段20と、返信プロファ
イルID記憶手段20に記憶されたプロファイルIDを
解析するプロファイルID解析手段21と、プロファイ
ルID解析手段21の解析結果を表示する表示手段22
を備えている。
【0141】本実施態様においては、プロファイルの放
送するコンテンツデータの内容に関連するデータには、
スポーツ、音楽、映画などのコンテンツデータ内容の種
類が含まれ、プロファイルの送信側に関連するデータに
は、コンテンツデータの送信者の名前、発信時間などが
含まれている。したがって、たとえば、もっぱらスポー
ツに関するコンテンツデータを受信したいと望んでいる
受信者は、また、スポーツというプロファイルに対応す
る数字などの識別子であるプロファイルIDを用いて、
スポーツに関するコンテンツデータを選択的に受信する
ことが可能になり、また、本実施態様においては、携帯
端末4の受信データ処理装置6は、コンテンツデータを
記憶可能なメモリを有しているので、コンテンツデータ
の発信時間というプロファイルに対応するプロファイル
IDを用いることによって、ある発信時間内に、放送さ
れたコンテンツデータのみを選択的に受信することが可
能になる。さらに、プロファイルの受信者に関連するデ
ータには、性別、年齢、住所、グループID、受信装置
を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受信装置
の再生能力などが含まれている。したがって、たとえ
ば、もっぱら、ある年齢層の女性を対象しているコンテ
ンツデータを、その年齢層および女性というプロファイ
ルに対応するプロファイルIDを用いることにより、も
っぱら、その年齢層の女性が選択的に受信することがで
きるようにすることができ、もっぱら、ある特定の地域
や後援会などのグループに関するコンテンツデータを、
その地域の住所およびグループIDというプロファイル
に対応するプロファイルIDを用いることによって、も
っぱら、その地域内に住所を有する受信者やその後援会
に属する受信者が選択的に受信することができるように
することが可能となるし、さらには、放送するコンテン
ツデータが、ある能力を有する受信機器でないと、効果
的に受信して、再生できない場合には、受信装置を構成
する機器の種類、受信装置の受信能力、受信装置の再生
能力などのプロファイルに対応するプロファイルIDを
用いることによって、もっぱら、そのコンテンツデータ
を、効果的に受信して、再生可能な受信機器を備えた受
信者にのみ選択的に受信させることが可能になる。
【0142】プロファイル生成手段11およびプロファ
イルID生成手段12は、キーボード18によって操作
可能に構成されており、オペレータは、放送すべきコン
テンツデータの内容や送信状況、放送の対象とすべき受
信者、受信機器に応じて、キーボード18にプロファイ
ルを入力して、プロファイル生成手段11にプロファイ
ルを生成させることができ、また、プロファイルに対応
するプロファイルIDを、キーボード18に入力して、
プロファイルID生成手段12にプロファイルIDを生
成させることができる。このようにして生成されたプロ
ファイルと、対応するプロファイルに関連付けられたプ
ロファイルIDとによって、プロファイルデータが生成
され、プロファイルデータ記憶手段13に記憶されてい
る。プロファイルデータ記憶手段13に記憶されている
プロファイルデータは公開されており、受信者は、受信
すべきコンテンツデータを選択するために、プロファイ
ルデータ記憶手段13に記憶されているプロファイルデ
ータを利用することができる。
【0143】プロファイル選択手段14は、コンテンツ
データ生成手段10によって生成されたコンテンツデー
タを検索し、検索結果に基づいて、プロファイルデータ
記憶手段13に記憶されているプロファイルデータか
ら、コンテンツデータの内容に関連するプロファイルと
コンテンツデータの送受信に関連するプロファイルおよ
び対応するプロファイルIDを抽出し、プロファイルデ
ータから抽出したプロファイルに対応するプロファイル
IDを、プロファイルID決定手段15に出力する。一
方、オペレータによって、必要に応じて、プロファイル
生成手段11が操作され、プロファイル生成手段11に
よって、新たにプロファイルが生成されたときは、プロ
ファイルID生成手段12によって、同時に生成された
新たなプロファイルに対応するプロファイルIDが、プ
ロファイルID決定手段15に出力される。
【0144】プロファイルID決定手段15は、プロフ
ァイル選択手段14および/またはプロファイルID生
成手段12から入力されたプロファイルIDに基づき、
コンテンツデータにリンクさせるプロファイルIDを決
定し、プロファイルID書き込み手段16に出力する。
【0145】プロファイルID書き込み手段16は、プ
ロファイルID決定手段15から、プロファイルIDを
受けると、コンテンツデータ生成手段10によって生成
されたコンテンツデータの所定のデータ領域に、プロフ
ァイルIDを書き込む。プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータは、プロファイルID書き込み手段
16からデータ発信手段17に出力され、データ発信手
段17により、放送の形で、携帯端末4、プロバイダ2
および通信衛星3に向けて、発信される。
【0146】また、プロファイルID受信手段19は、
携帯端末4の受信データ処理装置50から送り返された
プロファイルIDを受信し、受信したプロファイルID
を自動的に返信プロファイルID記憶手段20に記憶さ
せるように構成されている。
【0147】さらに、プロファイルID解析手段21
は、キーボード18によって、操作可能に構成され、ユ
ーザーは、キーボード18を介して、プロファイルID
解析信号を入力して、プロファイルID解析手段21を
操作することができる。キーボード18を介して、プロ
ファイルID解析信号を受けると、プロファイルID解
析手段21は、返信プロファイルID記憶手段20にア
クセスして、携帯端末4の受信データ処理装置50から
送り返され、返信プロファイルID記憶手段20に記憶
されたプロファイルIDを読み出し、解析して、解析結
果を表示手段22に表示するように構成されている。
【0148】図3は、プロファイルデータを概念的に示
す図面である。
【0149】図3に示されるように、プロファイルデー
タは、複数の単位プロファイルデータa、…… i、…
…j、kからなり、単位プロファイルデータa、iはツ
リー構造を有している。
【0150】本実施態様においては、プロファイル選択
手段14は、コンテンツデータを検索して、プロファイ
ルデータ記憶手段13に記憶されているプロファイルデ
ータから、異なる単位プロファイルデータ中に含まれて
いる2以上のプロファイルを抽出することができ、ま
た、1つの単位プロファイルデータから、階層の異なる
2以上のプロファイルを抽出可能に構成されている。た
とえば、図3に示された単位プロファイルデータaか
ら、スポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4つの
プロファイルを選択し、コンテンツデータに書き込むこ
とができる。したがって、携帯端末4を、スポーツ、野
球、プロ野球、日本プロ野球の4つのプロファイルに対
応するプロファイルIDが付与されたコンテンツデータ
のみを受信するように設定することによって、放送され
るデータ量が過多になっても、受信者が希望するコンテ
ンツデータのみを選択的に受信することが可能になる。
【0151】図4は、放送を受けたデータを処理する携
帯端末4のデータ処理装置のブロックダイアグラムであ
る。
【0152】図4に示されるように、本実施態様におい
ては、携帯端末4の受信データ処理装置6は、放送され
たコンテンツデータに付与されているプロファイルID
に基づいて、コンテンツデータを確定的に受信するか否
かを判別するプロファイルID判別手段30と、プロフ
ァイルID判別手段30が確定的に受信すべきと判別し
たコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段31
と、受信すべきプロファイルIDからなる受信プロファ
イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
記憶手段32と、受信プロファイルIDデータ記憶手段
32に記憶されるべき受信プロファイルIDデータを生
成し、受信プロファイルIDデータ記憶手段32に記憶
された受信プロファイルIDデータを変更可能な受信プ
ロファイルIDデータ処理手段33と、プロファイルI
D判別手段30によって、確定的に受信すべきものと判
別されたプロファイルIDに応じて、所定の処理をすべ
き旨のイベント信号を生成して、出力するイベント信号
生成手段34と、プロファイルIDと処理内容とを対応
させたイベント処理データを記憶するイベント処理デー
タ記憶手段35と、イベント処理データを生成可能で、
イベント処理データ記憶手段35に記憶されたイベント
処理データを書き換え可能なイベント処理データ書換え
手段36と、データ受信手段31によって受信されたコ
ンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶手段3
7と、データ受信手段31によって受信されたコンテン
ツデータを処理するコンテンツデータ処理手段38とを
備えている。
【0153】受信プロファイルIDデータ処理手段33
は、携帯端末4に設けられたボタン群39によって、操
作可能に構成されており、ユーザーは、送信元によって
公開され、インターネットなどを介して、提供されてい
るプロファイルデータを利用して、携帯端末4のボタン
群39を用いて、受信すべきプロファイルIDを入力
し、あるいは、受信すべきプロファイルを入力して、対
応するプロファイルIDをインターネットを通じて、入
力させ、受信プロファイルIDデータ処理手段33によ
り、受信プロファイルIDデータ記憶手段32に書き込
ませ、受信プロファイルIDデータを生成することがで
きる。
【0154】また、プロファイルID判別手段30によ
って、受信すべきと判別されたプロファイルIDは受信
プロファイルIDデータ処理手段33に入力され、受信
プロファイルIDデータ処理手段33は、プロファイル
ID判別手段30から入力されたプロファイルIDを、
受信した履歴データとして、解析して、必要に応じて、
受信プロファイルIDデータ記憶手段32に記憶された
受信プロファイルIDデータを書き換えることができる
ように構成されている。これによって、受信プロファイ
ルIDデータ記憶手段32に記憶された受信プロファイ
ルIDデータは、そのユーザーが受信を希望し、現実
に、以前に受信したプロファイルIDを蓄積したものと
なり、そのユーザーのプロファイルを示すものとなる。
ここに、コンテンツデータに付与されて放送されるプロ
ファイルIDの組み合わせ、すなわち、プロファイルI
Dをand、nand、norで結合させたプロファイ
ルIDを、受信プロファイルIDデータに、1つの受信
すべきプロファイルIDとして、登録することができる
ように構成され、ユーザーは、ツリー構造を有する単位
プロファイルデータのある階層のプロファイル、たとえ
ば、スポーツという単位プロファイルデータ中のメジャ
ーリーグというプロファイルを指定すべきときは、受信
プロファイルIDデータ処理手段33を操作して、その
プロファイルに対応するプロファイルIDを受信すべき
プロファイルIDとして設定することができる。
【0155】また、本実施態様にかかる携帯端末4の受
信データ処理装置6は、コンテンツデータに付与され、
プロファイルID判別手段30によって、確定的に受信
すべきものと判別されたプロファイルIDに応じて、所
定の処理をすべき旨のイベント信号を生成するイベント
信号生成手段34と、受信プロファイルIDデータ記憶
手段32に記憶されたプロファイルIDと処理内容とを
対応させたイベント処理データを記憶するイベント処理
データ記憶手段35と、データ受信手段31によって受
信されたコンテンツデータを処理するコンテンツデータ
処理手段38とを備えており、コンテンツデータ処理手
段38によって、データ受信手段31が受信したコンテ
ンツデータに、プロファイルIDに応じて、種々の処理
を施すことができるように構成されている。ユーザー
は、携帯端末4のボタン群39を通じて、イベント処理
データ書換え手段36を操作し、新たにイベント処理デ
ータを生成して、イベント処理データ記憶手段35に記
憶させ、あるいは、イベント処理データ記憶手段35に
記憶されたイベント処理データを書き換えることができ
る。
【0156】本実施態様にかかる携帯端末4の受信デー
タ処理装置6は、さらに、プロファイルID発信手段4
0を備えており、プロファイルID判別手段30に入力
され、プロファイルID判別手段30によって、受信す
べきではないと判別されたプロファイルIDは、プロフ
ァイルID発信手段40に入力される。プロファイルI
D発信手段40は、プロファイルID判別手段30から
受信すべきではないと判別されたプロファイルIDを受
けると、これを、送信装置5に向けて、発信するように
構成されている。
【0157】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、以下のようにして、ビーコン
1からコンテンツデータを放送し、携帯端末4が受信す
る。
【0158】まず、コンテンツデータ生成手段10によ
って、放送すべきコンテンツデータが生成されて、プロ
ファイル選択手段14およびプロファイルID書き込み
手段16に出力される。
【0159】この際、オペレータが、新たなプロファイ
ルを生成すべきと判断したときは、オペレータは、キー
ボード18に新たなプロファイルを入力するとともに、
対応するプロファイルIDを入力する。その結果、プロ
ファイル生成手段11が操作されて、新たなプロファイ
ルが生成されるとともに、プロファイルID生成手段1
2が操作されて、対応するプロファイルIDが生成さ
れ、プロファイルデータ記憶手段13に記憶されたプロ
ファイルデータに書き込まれる。同時に、生成されたプ
ロファイルIDは、プロファイルID生成手段12か
ら、プロファイルID決定手段15に出力される。
【0160】他方、プロファイル選択手段14は、コン
テンツデータ生成手段10から入力されたコンテンツデ
ータを検索して、検索結果に基づき、プロファイルデー
タ記憶手段13に記憶されたプロファイルデータを検索
し、選択すべきプロファイルが見出されたときは、その
プロファイルおよびそれに対応するプロファイルIDを
選択して、プロファイルID決定手段15に出力する。
【0161】プロファイルID決定手段15は、プロフ
ァイル選択手段14および/またはプロファイルID生
成手段12から入力されたプロファイルIDに基づき、
放送すべきコンテンツデータにリンクさせるプロファイ
ルIDを決定し、プロファイルID書き込み手段16に
出力する。
【0162】プロファイルID書き込み手段16は、コ
ンテンツデータ生成手段10から入力されたコンテンツ
データ中の所定のデータ領域に、プロファイルID決定
手段15から入力されたプロファイルIDを書き込ん
で、放送すべきコンテンツデータとプロファイルIDと
をリンクさせ、プロファイルIDが書き込まれたコンテ
ンツデータをデータ発信手段17に出力する。
【0163】データ発信手段17は、プロファイルID
書き込み手段16から、プロファイルIDが書き込まれ
たコンテンツデータを受け取ると、プロファイルIDが
書き込まれたコンテンツデータを、放送の形で、携帯端
末4、プロバイダ2および/または通信衛星3に向け
て、発信する。
【0164】ビーコン1の送信装置5から発信されたコ
ンテンツデータは、直接に、あるいは、プロバイダ2お
よび/または通信衛星3を介して、携帯端末4のプロフ
ァイルID判別手段30に入力される。
【0165】携帯端末4のプロファイルID判別手段3
0は、入力されたコンテンツデータに付与されたプロフ
ァイルIDを読み取り、受信プロファイルIDデータ記
憶手段32に記憶された受信プロファイルIDを検索し
て、読み取ったプロファイルIDが、受信プロファイル
IDデータ記憶手段32に記憶された受信プロファイル
IDデータ中に含まれているか否かを判別する。
【0166】その結果、コンテンツデータに付与され、
読み取ったプロファイルIDが、受信プロファイルID
データ記憶手段32に記憶された受信プロファイルID
データ中に含まれていないと判別したときは、プロファ
イルID判別手段30は、入力されたコンテンツデータ
を受信せず、コンテンツデータに付与されたプロファイ
ルIDを、プロファイルID発信手段40に出力する。
ここに、コンテンツデータに、2以上のプロファイルI
Dが付与されているときは、2以上のプロファイルID
が関連付けられて、プロファイルID発信手段40に出
力される。
【0167】他方、読み取ったプロファイルIDが、受
信プロファイルIDデータ記憶手段32に記憶された受
信プロファイルIDデータ中に含まれていると判別した
ときは、プロファイルID判別手段30は、入力された
コンテンツデータを、データ受信手段31に出力して、
確定的に受信させる。
【0168】本実施態様においては、プロファイルデー
タ記憶手段13に記憶されているプロファイルデータか
ら、異なる単位プロファイルデータ中に含まれている2
以上のプロファイルを抽出することができ、また、1つ
の単位プロファイルデータから、階層の異なる2以上の
プロファイルを抽出して、コンテンツデータに付与する
ことができるように構成されているから、たとえば、ス
ポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4つのプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを、コンテンツデー
タに付与して放送し、この4つのプロファイルに対応す
るプロファイルIDをandで結合したプロファイルI
Dを、受信プロファイルIDとして、受信プロファイル
IDデータ記憶手段32に登録させておくことによっ
て、スポーツ、野球、プロ野球、日本プロ野球の4つの
プロファイルに対応するプロファイルIDが付与された
コンテンツデータのみをデータ受信手段31によって受
信させることができ、放送されるデータ量が過多になっ
ても、受信者が希望するコンテンツデータのみを選択的
に受信することが可能になる。
【0169】同時に、プロファイルID判別手段30
は、コンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、受信プロファイルIDデータ処理手段33およびイ
ベント信号生成手段34に出力する。
【0170】プロファイルID判別手段30から、プロ
ファイルIDを受けると、受信プロファイルIDデータ
処理手段33は、プロファイルIDを解析して、必要に
応じて、プロファイルデータ記憶手段32に記憶されて
いるプロファイルデータを書き換える。
【0171】他方、イベント信号生成手段34は、プロ
ファイルID判別手段30から、プロファイルIDが入
力されると、イベント処理データ記憶手段35にアクセ
スして、記憶されているイベント処理データから、入力
されたプロファイルIDに対応するイベント処理を読み
出し、読み出された処理をコンテンツデータに実行すべ
き旨のイベント信号を生成して、コンテンツデータ処理
手段38に出力する。
【0172】コンテンツデータ処理手段38は、入力さ
れたイベント信号に基づいて、データ受信手段31によ
って受信されたコンテンツデータに対し、指定された処
理を施す。たとえば、プロファイルとして、コンテンツ
データの発信時間が選択されて、対応するプロファイル
IDがコンテンツデータに付与されていた場合に、イベ
ント処理データ記憶手段35に記憶されているイベント
処理データに、その発信時間に対応するプロファイルI
Dに対し、その発信時間に発信されたコンテンツデータ
はコンテンツデータ記憶手段37に記憶させ、後に、再
生すべき旨の処理内容が割り当てられているときは、イ
ベント信号生成手段34から、そのような処理をコンテ
ンツデータに施すべき旨のイベント信号が出力され、コ
ンテンツデータ処理手段38は、イベント信号にしたが
って、データ受信手段31が受信したコンテンツデータ
をコンテンツデータ記憶手段37に記憶させ、さらに、
その発信時間に発信されたコンテンツデータは、再生時
に、優先的に再生すべき旨の処理内容が、そのプロファ
イルIDに割り当てられているときは、さらに、そのよ
うな処理をして、コンテンツデータをコンテンツデータ
記憶手段37に記憶させるべき旨のイベント信号が、イ
ベント信号生成手段34により生成されて、コンテンツ
データ処理手段38に出力され、コンテンツデータ処理
手段38は、イベント信号にしたがって、再生時に、優
先的に再生すべき旨のインストラクションを付加して、
データ受信手段31が受信したコンテンツデータをコン
テンツデータ記憶手段37に記憶させる。また、イタリ
ア料理というプロファイルが選択されて、対応するプロ
ファイルIDがコンテンツデータに付与されていた場合
に、イベント処理データ記憶手段35に記憶されている
イベント処理データに、イタリア料理というプロファイ
ルIDが付与されたコンテンツデータは、コンテンツデ
ータ記憶手段37のあるメモリ領域内に、まとめて記憶
すべき旨の処理内容が割り当てられているときは、その
旨のイベント信号が、イベント信号生成手段34によっ
て生成されて、コンテンツデータ処理手段38に出力さ
れ、コンテンツデータ処理手段38は、イベント信号に
したがって、イタリア料理というプロファイルに対応す
るプロファイルIDが付与されているコンテンツデータ
をコンテンツデータ記憶手段37のあるホルダー領域内
に、まとめて記憶させる。
【0173】これに対して、イベント処理データ記憶手
段35に記憶されているイベント処理データに、コンテ
ンツデータに付与されているプロファイルIDに対する
格別の処理が定められていないときは、イベント信号生
成手段34はイベント信号を生成せず、コンテンツデー
タ処理手段38はコンテンツデータに格別の処理を施す
ことなく、データ受信手段31によって、コンテンツデ
ータが確定的に受信され、処理される。
【0174】プロファイルID発信手段40は、プロフ
ァイルID判別手段30から、プロファイルIDが入力
されると、入力されたプロファイルIDを、送信装置5
に向けて、発信する。コンテンツデータに、2以上のプ
ロファイルIDが付与され、2以上のプロファイルID
が関連付けられて、プロファイルID発信手段40に出
力されているときは、プロファイルID発信手段40
は、それら2以上のプロファイルIDが関連付けて、発
信するように構成されている。
【0175】プロファイルID発信手段40から発信さ
れたプロファイルIDは、送信装置5のプロファイルI
D受信手段19によって受信される。プロファイルID
受信手段19は、受信データ処理装置6のプロファイル
ID発信手段40からプロファイルIDを受信すると、
受信したプロファイルIDを、返信プロファイルID記
憶手段20に出力して、記憶させる。コンテンツデータ
に、2以上のプロファイルIDが付与されて、放送さ
れ、受信データ処理装置6のプロファイルID発信手段
40から、2以上のプロファイルIDが関連付けられ
て、発信されて、プロファイルID受信手段19によっ
て受信されたときは、プロファイルID受信手段19
は、受信した2以上のプロファイルIDを関連付けて、
返信プロファイルID記憶手段20に出力して、記憶さ
せる。
【0176】返信プロファイルID記憶手段20には、
こうして、各携帯端末4の受信データ処理装置6から送
り返されて来たプロファイルIDが記憶される。
【0177】送信装置5のオペレータが、キーボード1
8を介して、プロファイルID解析信号を入力すると、
プロファイルID解析手段21に、プロファイルID解
析信号が入力され、プロファイルID解析手段21は、
返信プロファイルID記憶手段20にアクセスして、各
携帯端末4の受信データ処理装置6から送り返されて来
たプロファイルIDを読み出し、読み出したプロファイ
ルIDに基づいて、プロファイルID解析信号によって
指示された解析を実行し、解析結果を、表示手段22に
表示する。
【0178】たとえば、各携帯端末4の受信データ処理
装置6から送り返されて来たプロファイルIDのうち、
最も数の多いプロファイルIDを表示手段22に表示す
べき旨のプロファイルID解析信号が入力されたとき
は、プロファイルID解析手段21は、返信プロファイ
ルID記憶手段20に記憶されているプロファイルID
のうち、数が最も多いプロファイルIDを読み出し、カ
ウントするとともに、プロファイルデータ記憶手段13
にアクセスして、そのプロファイルIDに対応するプロ
ファイルを読み出し、表示手段22に、カウントしたプ
ロファイルIDの数を、対応するプロファイルとともに
表示し、各携帯端末4の受信データ処理装置6から送り
返されて来たプロファイルIDのうち、所定の数Mを越
えているプロファイルIDを表示手段22に表示すべき
旨のプロファイルID解析信号が入力されたときは、プ
ロファイルID解析手段21は、返信プロファイルID
記憶手段20に記憶されているプロファイルIDのう
ち、所定の数Mを越えたプロファイルIDを選択し、そ
れぞれの数を、カウントするとともに、プロファイルデ
ータ記憶手段13にアクセスして、それぞれのプロファ
イルIDに対応するプロファイルを読み出し、表示手段
22に、カウントしたプロファイルIDの数を、対応す
るプロファイルとともに表示する。また、これらのプロ
ファイルIDが、コンテンツデータの内容に関連するプ
ロファイル、たとえば、アマチュア野球というプロファ
イルに対応するプロファイルIDの場合に、たとえば、
千代田区や品川区などの放送地域に関連するプロファイ
ルに対応する他のプロファイルIDとともに、コンテン
ツデータに付加されて、放送され、プロファイルID発
信手段40により、他のプロファイルIDと関連付けら
れて、各携帯端末4の受信データ処理装置6から送り返
されたときは、プロファイルID解析手段21は、各携
帯端末4の受信データ処理装置6から送り返されたアマ
チュア野球というプロファイルに対応するプロファイル
IDを、放送地域ごとに、カウントし、プロファイルI
Dの数を、放送地域ごとに、表示手段22に表示するこ
ともできる。
【0179】送信装置5のオペレータは、こうして、プ
ロファイルID解析手段21によって解析され、表示手
段22に表示された解析結果に基づいて、数多く、送り
返されて来たプロファイルIDに対応するプロファイ
ル、たとえば、アマチュア野球に関連する内容のコンテ
ンツデータの放送を取りやめたり、あるいは、ある特定
の地域に限って、アマチュア野球に関連する内容のコン
テンツデータの放送を取りやめるなどして、ユーザーの
ニーズに合致しないコンテンツデータの放送を取りやめ
ることができ、結果として、ユーザーのニーズに合致し
たコンテンツデータのみを放送することが可能になる。
【0180】本実施態様によれば、プロファイル生成手
段11によって、放送すべきコンテンツデータの内容に
関連するデータ、送信側に関連するデータおよび受信側
に関連するデータを含むプロファイルが生成され、プロ
ファイルID生成手段12によって、そのプロファイル
に対応するプロファイルIDが生成されて、プロファイ
ルとプロファイルIDからなるプロファイルデータが生
成され、プロファイルデータ記憶手段13に記憶されて
おり、プロファイル選択手段14によって、コンテンツ
データ生成手段10によって生成された放送すべきコン
テンツデータを検索し、検索結果に基づいて、プロファ
イルデータ記憶手段13に記憶されているプロファイル
データから、コンテンツデータの内容に関連するプロフ
ァイルとコンテンツデータの送受信に関連するプロファ
イルおよび対応するプロファイルIDが抽出されて、プ
ロファイルIDが放送すべきコンテンツデータに付与さ
れる。プロファイル選択手段14は、プロファイルID
の付与にあたって、プロファイルデータ記憶手段13に
記憶されているプロファイルデータから、異なる単位プ
ロファイルデータ中に含まれている2以上のプロファイ
ルを抽出することができ、また、1つの単位プロファイ
ルデータから、階層の異なる2以上のプロファイルを抽
出して、コンテンツデータに付与することができる。さ
らに、オペレータは、放送すべきコンテンツデータに付
与すべきプロファイルがプロファイルデータ記憶手段1
3に記憶されているプロファイルデータに含まれていな
い場合には、キーボード18を通じて、プロファイル生
成手段11およびプロファイルID生成手段12を操作
し、放送すべきコンテンツデータに所望のプロファイル
IDを付与することができる。他方、携帯端末4は、ユ
ーザーが、送信元によって公開されているプロファイル
データを利用して生成した受信すべきプロファイルID
からなる受信プロファイルIDデータを記憶している受
信プロファイルIDデータ記憶手段32を備えており、
コンテンツデータに付与されて放送されるプロファイル
IDの組み合わせ、すなわち、プロファイルIDをan
dで結合させたプロファイルIDを、受信プロファイル
IDデータに、1つの受信すべきプロファイルIDとし
て、登録することができるように構成されている。した
がって、放送されるデータ量がきわめて過多になって
も、放送すべきコンテンツデータに、複数のプロファイ
ルIDを付与し、受信プロファイルIDデータに、プロ
ファイルIDをandで結合させたプロファイルIDを
1つの受信すべきプロファイルIDとして、登録するこ
とによって、ユーザーが必要とするコンテンツデータの
みを、効率よく、選択的に受信することが可能になる。
【0181】また、本実施態様によれば、イベント処理
データ記憶手段35に記憶されているイベント処理デー
タに基づき、プロファイルIDに応じて、イベント信号
生成手段34が、入力されたプロファイルIDに対応す
るイベント処理を読み出し、イベント信号を生成して、
コンテンツデータ処理手段38に出力し、コンテンツデ
ータ処理手段38は、イベント信号に基づき、データ受
信手段31によって受信されたコンテンツデータに対し
て、データ受信手段31によって受信されたコンテンツ
データを、そのまま、あるいは、再生時における優先度
を付けて、コンテンツデータ記憶手段37に記憶させ、
または、特定のプロファイルIDが付与されたコンテン
ツデータのみを、コンテンツデータ記憶手段37のある
ホルダー領域にまとめて記憶させるなどの処理を施すこ
とができるように構成され、さらに、イベント処理デー
タは、イベント処理データ書換え手段36を操作するこ
とによって、書き換え可能に構成されている。したがっ
て、たとえば、イタリア料理に関連するコンテンツデー
タをまとめて、管理するなどして、放送されるデータ量
がきわめて過多になっても、受信したコンテンツデータ
を、ユーザーが扱いやすいように処理することが可能に
なる。
【0182】さらに、本実施態様によれば、各携帯端末
4の受信データ処理装置6は、プロファイルID判別手
段30によって、受信すべきでないと判別されたプロフ
ァイルIDを、送信装置5に向けて、発信するプロファ
イルID発信手段40を備え、送信装置5は、各携帯端
末4の受信データ処理装置6のプロファイルID判別手
段30によって、受信すべきでないと判別され、プロフ
ァイルID発信手段40から発信されたプロファイルI
Dを受信するプロファイルID受信手段19と、プロフ
ァイルID受信手段19が受信したプロファイルIDを
記憶する返信プロファイルID記憶手段20と、各携帯
端末4の受信データ処理装置6から送り返され、返信プ
ロファイルID記憶手段20に記憶されたプロファイル
IDを解析するプロファイルID解析手段21と、プロ
ファイルID解析手段21によって実行されたプロファ
イルIDの解析結果を表示する表示手段22を備えてい
る。したがって、コンテンツデータの送信者は、各携帯
端末4の受信データ処理装置6から送り返されたプロフ
ァイルIDが、プロファイルID解析手段21によって
解析され、表示手段22に表示された解析結果に基づ
き、数多く、送り返されて来たプロファイルIDに対応
するプロファイル、たとえば、アマチュア野球に関連す
る内容のコンテンツデータの放送を取りやめたり、ある
いは、ある特定の地域に限って、アマチュア野球に関連
する内容のコンテンツデータの放送を取りやめるなどし
て、ユーザーのニーズに合致しないコンテンツデータの
放送を取りやめることができ、結果として、ユーザーの
ニーズに合致したコンテンツデータのみを放送すること
が可能になる。
【0183】図5は、本発明の別の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置5およびプロバイ
ダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダイア
グラムである。
【0184】図5に示されるように、本実施態様にかか
る送信装置5は、送信装置5は、映像、音声などのコン
テンツデータを生成するコンテンツデータ生成手段10
と、コンテンツデータ生成手段10によって生成された
コンテンツデータを、放送の形で、発信するデータ発信
手段17を備えているのみで、プロファイルやプロファ
イルIDを生成する機能も、プロファイルを選択して、
対応するプロファイルIDをコンテンツデータに付与す
る機能も有してはいない。
【0185】他方、プロバイダ2に設けられた通信デー
タ処理装置50は、放送されるコンテンツデータの内容
に関連するデータ、送信側に関連するデータおよび受信
側に関連するデータを含むプロファイルを生成するプロ
ファイル生成手段51と、プロファイル生成手段51に
よって生成されたプロファイルに対応する識別子である
プロファイルIDを生成するプロファイルID生成手段
52と、プロファイル生成手段51により生成されたプ
ロファイルと、プロファイルID生成手段52により生
成され、対応するプロファイルの各々に関連付けられた
プロファイルIDとを含むプロファイルデータを記憶す
るプロファイルデータ記憶手段53と、プロファイルデ
ータ記憶手段53に記憶されたプロファイルデータか
ら、少なくとも1つのプロファイルとそれに対応するプ
ロファイルIDを選択するプロファイル選択手段54
と、プロファイルID生成手段52により生成されたプ
ロファイルIDおよび/またはプロファイル選択手段5
4によって選択されたプロファイルに対応するプロファ
イルIDに基づき、送信装置5から送信されたコンテン
ツデータに付与されるべきプロファイルIDを決定する
プロファイルID決定手段55と、プロファイルID決
定手段55によって決定されたプロファイルIDを対応
するコンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
込み手段56と、プロファイルID書き込み手段55に
よって、プロファイルIDが書き込まれたコンテンツデ
ータを、放送の形で、発信するデータ発信手段57と、
携帯端末4の受信データ処理装置6から、送り返された
プロファイルIDを受信するプロファイルID受信手段
59と、プロファイルID受信手段59が受信した前記
プロファイルIDを記憶する返信プロファイルID記憶
手段60と、返信プロファイルID記憶手段60に記憶
されたプロファイルIDを解析するプロファイルID解
析手段61と、プロファイルID解析手段61の解析結
果を表示する表示手段62を備えている。
【0186】以上のように構成された本実施態様にかか
るデータ通信システムは、次のようにして、コンテンツ
データを、放送の形で、携帯端末4に送信する。
【0187】ビーコン1の送信装置5のコンテンツデー
タ生成手段10によって、放送すべきコンテンツデータ
が生成され、データ発信手段17によって、プロバイダ
2に向けて、放送の形で、送信され、プロバイダ2の通
信データ処理装置50によって受信される。
【0188】通信データ処理装置50のプロファイル選
択手段54は、ビーコン1の送信装置5から受信したコ
ンテンツデータを、検索し、検索結果に基づいて、プロ
ファイルデータ記憶手段53に記憶されているプロファ
イルデータから、コンテンツデータの内容に関連するプ
ロファイルとコンテンツデータの送受信に関連するプロ
ファイルおよび対応するプロファイルIDを抽出し、プ
ロファイルデータから抽出したプロファイルに対応する
プロファイルIDを、プロファイルID決定手段55に
出力する。一方、オペレータによって、必要に応じて、
キーボード58を通じて、プロファイル生成手段51が
操作され、プロファイル生成手段51によって、新たに
プロファイルが生成されたときは、プロファイルID生
成手段52によって、同時に生成された新たなプロファ
イルに対応するプロファイルIDが、プロファイルID
決定手段55に出力される。
【0189】プロファイルID決定手段55は、プロフ
ァイル選択手段54および/またはプロファイルID生
成手段52から入力されたプロファイルIDに基づき、
受信したコンテンツデータにリンクさせるプロファイル
IDを決定し、プロファイルID書き込み手段56に出
力する。
【0190】プロファイルID書き込み手段56は、プ
ロファイルID決定手段55から、プロファイルIDを
受けると、ビーコン1の送信装置5から受信したコンテ
ンツデータの所定のデータ領域に、プロファイルIDを
書き込む。プロファイルIDが書き込まれたコンテンツ
データは、プロファイルID書き込み手段56からデー
タ発信手段57に出力され、データ発信手段57によ
り、放送の形で、携帯端末4および通信衛星3に向け
て、発信される。
【0191】通信データ処理装置50のデータ発信手段
57により、放送の形で、発信されたコンテンツデータ
は、携帯端末4のプロファイルID判別手段30に入力
される。
【0192】携帯端末4のプロファイルID判別手段3
0は、入力されたコンテンツデータに付与されたプロフ
ァイルIDを読み取り、受信プロファイルIDデータ記
憶手段32に記憶された受信プロファイルIDを検索し
て、読み取ったプロファイルIDが、受信プロファイル
IDデータ記憶手段32に記憶された受信プロファイル
IDデータ中に含まれているか否かを判別する。
【0193】その結果、コンテンツデータに付与され、
読み取ったプロファイルIDが、受信プロファイルID
データ記憶手段32に記憶された受信プロファイルID
データ中に含まれていないと判別したときは、プロファ
イルID判別手段30は、入力されたコンテンツデータ
を受信せず、コンテンツデータに付与されたプロファイ
ルIDを、プロファイルID発信手段40に出力する。
ここに、コンテンツデータに、2以上のプロファイルI
Dが付与されているときは、2以上のプロファイルID
が関連付けられて、プロファイルID発信手段40に出
力される。
【0194】他方、読み取ったプロファイルIDが、受
信プロファイルIDデータ記憶手段32に記憶された受
信プロファイルIDデータ中に含まれていると判別した
ときは、プロファイルID判別手段30は、入力された
コンテンツデータを、データ受信手段31に出力して、
確定的に受信させる。
【0195】同時に、プロファイルID判別手段30
は、コンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、イベント信号生成手段34に出力し、イベント信号
生成手段34およびコンテンツデータ処理手段38によ
って、受信されたプロファイルIDに基づき、図1ない
し図4に示された実施態様と同様の処理がなされる。
【0196】プロファイルID発信手段40は、プロフ
ァイルID判別手段30から、プロファイルIDが入力
されると、入力されたプロファイルIDを、通信データ
処理装置50に向けて、発信する。コンテンツデータ
に、2以上のプロファイルIDが付与され、2以上のプ
ロファイルIDが関連付けられて、プロファイルID発
信手段40に出力されているときは、プロファイルID
発信手段40は、それら2以上のプロファイルIDが関
連付けて、発信するように構成されている。
【0197】プロファイルID発信手段40から発信さ
れたプロファイルIDは、通信データ処理装置50のプ
ロファイルID受信手段59により受信される。プロフ
ァイルID受信手段59は、受信データ処理装置6のプ
ロファイルID発信手段40からプロファイルIDを受
信すると、受信したプロファイルIDを、返信プロファ
イルID記憶手段60に出力して、記憶させる。コンテ
ンツデータに、2以上のプロファイルIDが付与され
て、放送され、受信データ処理装置6のプロファイルI
D発信手段40から、2以上のプロファイルIDが関連
付けられて、発信されて、プロファイルID受信手段5
9によって受信されたときは、プロファイルID受信手
段59は、受信した2以上のプロファイルIDを関連付
けて、返信プロファイルID記憶手段60に出力して、
記憶させる。
【0198】返信プロファイルID記憶手段60には、
こうして、各携帯端末4の受信データ処理装置6から送
り返されて来たプロファイルIDが記憶される。
【0199】コンテンツデータの送信者からの要求に応
じて、通信データ処理装置50のオペレータは、プロフ
ァイルID解析手段61に、各携帯端末4の受信データ
処理装置6から送り返されて来たプロファイルIDを解
析させることができる。 すなわち、コンテンツデータ
の送信者から、各携帯端末4の受信データ処理装置6か
ら送り返されて来たプロファイルIDを解析して、解析
結果を報告する旨の要求があったときは、通信データ処
理装置50のオペレータは、キーボード38を介して、
プロファイルID解析信号を入力する。その結果、プロ
ファイルID解析手段61に、プロファイルID解析信
号が入力され、プロファイルID解析手段61は、返信
プロファイルID記憶手段60にアクセスして、各携帯
端末4の受信データ処理装置6から送り返されて来たプ
ロファイルIDを読み出し、読み出したプロファイルI
Dに基づいて、プロファイルID解析信号によって指示
された解析を実行して、解析結果を、表示手段62に表
示する。
【0200】たとえば、各携帯端末4の受信データ処理
装置6から送り返されて来たプロファイルIDのうち、
最も数の多いプロファイルIDを表示手段22に表示す
べき旨のプロファイルID解析信号が入力されたとき
は、プロファイルID解析手段61は、返信プロファイ
ルID記憶手段60に記憶されているプロファイルID
のうち、数が最も多いプロファイルIDを読み出し、カ
ウントするとともに、プロファイルデータ記憶手段53
にアクセスして、そのプロファイルIDに対応するプロ
ファイルを読み出し、表示手段62に、カウントしたプ
ロファイルIDの数を、対応するプロファイルとともに
表示し、各携帯端末4の受信データ処理装置6から送り
返されて来たプロファイルIDのうち、所定の数Mを越
えているプロファイルIDを表示手段62に表示すべき
旨のプロファイルID解析信号が入力されたときは、プ
ロファイルID解析手段61は、返信プロファイルID
記憶手段60に記憶されているプロファイルIDのう
ち、所定の数Mを越えたプロファイルIDを選択し、そ
れぞれの数を、カウントするとともに、プロファイルデ
ータ記憶手段53にアクセスして、それぞれのプロファ
イルIDに対応するプロファイルを読み出し、表示手段
62に、カウントしたプロファイルIDの数を、対応す
るプロファイルとともに表示する。また、これらのプロ
ファイルIDが、コンテンツデータの内容に関連するプ
ロファイル、たとえば、アマチュア野球というプロファ
イルに対応するプロファイルIDの場合に、たとえば、
千代田区や品川区などの放送地域に関連するプロファイ
ルに対応する他のプロファイルIDとともに、コンテン
ツデータに付加されて、放送され、プロファイルID発
信手段40によって、他のプロファイルIDと関連付け
られて、各携帯端末4の受信データ処理装置6から送り
返されたときは、プロファイルID解析手段61は、各
携帯端末4の受信データ処理装置6から送り返されたア
マチュア野球というプロファイルに対応するプロファイ
ルIDを、放送地域ごとに、カウントし、プロファイル
IDの数を、放送地域ごとに、表示手段62に表示する
こともできる。
【0201】通信データ処理装置50のオペレータは、
こうして、プロファイルID解析手段61によって解析
され、表示手段62に表示された解析結果を、コンテン
ツデータの送信者に報告をする。
【0202】その結果、コンテンツデータの送信者は、
プロファイルID解析手段61の解析結果に基づいて、
数多く、送り返されて来たプロファイルIDに対応する
プロファイル、たとえば、アマチュア野球に関連する内
容のコンテンツデータの放送を取りやめたり、あるい
は、ある特定の地域に限って、アマチュア野球に関連す
る内容のコンテンツデータの放送を取りやめるなどし
て、ユーザーのニーズに合致しないコンテンツデータの
放送を取りやめることができ、結果として、ユーザーの
ニーズに合致したコンテンツデータのみを放送すること
が可能になる。
【0203】本実施態様によれば、プロバイダ2の通信
データ処理装置50によって、ビーコン1の送信装置5
から放送されたコンテンツデータに、所望のプロファイ
ルIDが付与されて、携帯端末4に向けて、送信され、
携帯端末4は、ユーザーが、送信元によって公開されて
いるプロファイルデータを利用して生成した受信すべき
プロファイルIDからなる受信プロファイルIDデータ
を記憶している受信プロファイルIDデータ記憶手段3
2を備え、コンテンツデータに付与されて放送されるプ
ロファイルIDの組み合わせ、すなわち、プロファイル
IDをandで結合させたプロファイルIDを、受信プ
ロファイルIDデータに、1つの受信すべきプロファイ
ルIDとして、登録することができるように構成されて
いるから、放送されるデータ量がきわめて過多になって
も、プロバイダ2の通信データ処理装置50によって、
放送されるコンテンツデータに複数のプロファイルID
を付与し、受信プロファイルIDデータに、プロファイ
ルIDをandで結合させたプロファイルIDを1つの
受信すべきプロファイルIDとして、登録することによ
って、ユーザーが必要とするコンテンツデータのみを、
効率よく、選択的に受信することが可能になる。
【0204】また、本実施態様によれば、各携帯端末4
の受信データ処理装置6は、プロファイルID判別手段
30によって、受信すべきでないと判別されたプロファ
イルIDを、送信装置5に向けて、発信するプロファイ
ルID発信手段40を備え、通信データ処理装置50
は、各携帯端末4の受信データ処理装置6のプロファイ
ルID判別手段30によって、受信すべきでないと判別
され、プロファイルID発信手段40から発信されたプ
ロファイルIDを受信するプロファイルID受信手段5
9と、プロファイルID受信手段59が受信したプロフ
ァイルIDを記憶する返信プロファイルID記憶手段6
0と、各携帯端末4の受信データ処理装置6から送り返
され、返信プロファイルID記憶手段60に記憶された
プロファイルIDを解析するプロファイルID解析手段
61と、プロファイルID解析手段61により実行され
たプロファイルIDの解析結果を表示する表示手段62
を備えている。したがって、コンテンツデータの送信者
から、各携帯端末4の受信データ処理装置6から送り返
されたプロファイルIDを解析し、解析結果を報告する
旨の要求を受けたときに、通信データ処理装置50のオ
ペレータは、プロファイルID解析手段61によって、
各携帯端末4の受信データ処理装置6から送り返された
プロファイルIDを解析することができ、コンテンツデ
ータの送信者は、各携帯端末4の受信データ処理装置6
から送り返されたプロファイルIDを、プロファイルI
D解析手段61によって解析し、表示手段62に表示さ
れた解析結果に基づいて、通信データ処理装置50のオ
ペレータから受けた報告に基づき、数多く、送り返され
て来たプロファイルIDに対応するプロファイル、たと
えば、アマチュア野球に関連する内容のコンテンツデー
タの放送を取りやめたり、あるいは、ある特定の地域に
限って、アマチュア野球に関連する内容のコンテンツデ
ータの放送を取りやめるなどして、ユーザーのニーズに
合致しないコンテンツデータの放送を取りやめることが
でき、結果として、ユーザーのニーズに合致したコンテ
ンツデータのみを放送することが可能になる。
【0205】図6は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる携帯端末4のブロックダイアグラムである。
【0206】図6に示されるように、本実施態様にかか
る携帯端末4の受信データ処理装置6は、さらに、イベ
ント信号生成手段34によって生成されたイベント信号
に基づき、携帯端末4に対して、所定の処理を実行する
イベント信号処理手段64と、プロファイルID判別手
段30が受信すべきプロファイルIDを判別し、データ
受信手段31がコンテンツデータを受信した回数をカウ
ントし、直前の所定時間T内に受信したコンテンツデー
タの受信回数が所定N未満のときは、プロファイルID
判別手段30が受信すべきツリー構造を有する単位プロ
ファイルデータのある階層のプロファイルに対応するプ
ロファイルIDを、ユーザーが設定したプロファイルI
Dに対応するプロファイルよりも階層が1つ上位のプロ
ファイルに対応するプロファイルIDに設定するリセッ
ト手段67を備えており、携帯端末4は、携帯端末4を
振動させる振動発生手段65および音声を発生させる音
声発生手段66を備えている。
【0207】本実施態様においては、イベント処理デー
タ記憶手段35に記憶されたイベント処理データは、特
定のプロファイルIDが付与されたコンテンツデータが
受信されたときに、振動発生手段65によって、携帯端
末4を振動させ、あるいは、音声発生手段66に音声を
発生させるように処理するイベント処理データを含んで
いる。
【0208】プロファイルID判別手段30が、入力さ
れたコンテンツデータに付与されたプロファイルIDを
読み取り、受信プロファイルIDデータ記憶手段32に
記憶された受信プロファイルIDを検索して、読み取っ
たプロファイルIDが、受信プロファイルIDデータ記
憶手段32に記憶された受信プロファイルIDデータ中
に含まれていると判別したときは、プロファイルID判
別手段30は、入力されたコンテンツデータを、データ
受信手段31に出力して、確定的に受信させるととも
に、コンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、イベント信号生成手段34に出力する。
【0209】イベント信号生成手段34は、プロファイ
ルID判別手段30から、プロファイルIDが入力され
ると、イベント処理データ記憶手段35にアクセスし
て、記憶されているイベント処理データから、入力され
たプロファイルIDに対応するイベント処理を読み出
す。
【0210】その結果、プロファイルID判別手段30
から入力されたプロファイルIDに対して、携帯端末4
を振動させるように処理すべき旨のイベント処理データ
が、イベント処理データ記憶手段35に記憶されている
ときは、イベント信号生成手段34は、携帯端末4を振
動させるべき旨を指示するイベント信号を生成して、イ
ベント信号処理手段64に出力する。
【0211】他方、プロファイルID判別手段30から
入力されたプロファイルIDに対して、音声を発生させ
るように処理すべき旨のイベント処理データが、イベン
ト処理データ記憶手段35に記憶されているときは、イ
ベント信号生成手段34は、音声を発生させるべき旨を
指示するイベント信号を生成して、イベント信号処理手
段64に出力する。
【0212】これに対して、プロファイルID判別手段
30から入力されたプロファイルIDに対して、受信し
たコンテンツデータに処理を施すべき旨のイベント処理
データが記憶されているときは、イベント信号生成手段
34は、対応する処理の指示を含むイベント信号を生成
して、コンテンツデータ処理手段38に出力する。
【0213】イベント信号処理手段64は、携帯端末4
を振動させるべき旨を指示するイベント信号を受けたと
きは、振動発生手段65に駆動信号を出力して、振動を
発生させ、携帯端末4を振動させ、音声を発生すべき旨
を指示するイベント信号を受けたときは、音声発生手段
66に駆動信号を出力して、音楽などの音声を発生させ
る。
【0214】また、本実施態様においては、直前の所定
時間T内におけるコンテンツデータの受信回数が所定回
数N未満のときは、ユーザーが、受信プロファイルID
処理手段33を操作して、設定したプロファイルIDの
中に、ツリー構造を有する単位プロファイルデータのあ
る階層のプロファイルに対応するプロファイルIDが含
まれている場合には、リセット手段67によって、所定
時間T内に限り、受信すべきプロファイルIDが、ユー
ザーによって設定されたプロファイルIDに対応するプ
ロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイルに対応
するプロファイルIDにリセットされ、よりゆるやかな
基準で、コンテンツデータが受信されるように、構成さ
れている。
【0215】すなわち、リセット手段67は、プロファ
イルID判別手段30が、受信すべきプロファイルID
を判別し、データ受信手段31が、コンテンツデータを
受信した回数をカウントしており、所定時間T内におけ
る携帯端末4の受信回数が所定回数N未満であると判別
したときに、ユーザーが、たとえば、スポーツという単
位プロファイルデータ中のメジャーリーグというプロフ
ァイルに対応するプロファイルIDを、受信すべきプロ
ファイルIDとして設定していた場合は、受信回数を増
加させるため、リセット手段67は、受信プロファイル
IDデータ記憶手段32に記憶されている受信プロファ
イルIDデータに基づいて、プロファイルID判別手段
30が受信すべきプロファイルIDを、ユーザーが設定
したプロファイルIDに対応するプロファイルよりも階
層が1つ上位のプロファイル、たとえば、図3に示され
るように、メジャーリーグというプロファイルよりも階
層が1つ上位のプロ野球というプロファイルに対応する
プロファイルIDにリセットする。
【0216】その結果、日本プロ野球というプロファイ
ルに対応するプロファイルIDが付与されたコンテンツ
データも、データ受信手段31によって受信されること
になり、コンテンツデータの受信回数が少なすぎる場合
に、コンテンツデータの受信回数を増大させることがで
きる。
【0217】プロファイルIDのリセット後も、リセッ
ト手段67は、プロファイルID判別手段30が、受信
すべきプロファイルIDを判別し、データ受信手段31
が、コンテンツデータを受信した回数をカウントし、そ
の後の所定時間T内に、受信したコンテンツデータの受
信回数が所定回数N以上となったときは、プロファイル
ID判別手段30が受信すべきプロファイルIDを、ユ
ーザーが設定したプロファイルID、たとえば、メジャ
ーリーグに対応するプロファイルIDに復帰させ、他
方、その後の所定時間T内においても、受信したコンテ
ンツデータの受信回数が所定回数N未満のときは、所定
時間T内に、データ受信手段31が受信したコンテンツ
データの受信回数が所定回数N以上となるまで、リセッ
トしたプロファイルIDにしたがって、プロファイルI
D判別手段30に、プロファイルIDの判別を実行させ
る。
【0218】本実施態様によれば、ユーザーがただちに
受信を希望しているコンテンツデータに付与されるプロ
ファイルIDに対し、携帯端末4を振動させる旨のイベ
ント処理データと音声を発生させる旨のイベント処理デ
ータを、あらかじめ、生成して、イベント処理データ記
憶手段35に記憶させておくことにより、そのコンテン
ツデータを受信したときに、携帯端末4を振動させ、あ
るいは、音楽などの音声を発生させて、ユーザーに、そ
のコンテンツデータが受信されたことを知らせることが
できるから、ユーザーは、ただちに受信を希望している
コンテンツデータを速やかにかつ選択的に受信し、利用
することが可能となる。
【0219】また、本実施態様によれば、リセット手段
67によって、データ受信手段31が受信したコンテン
ツデータの受信回数がカウントされ、所定時間T内に、
データ受信手段31が受信したコンテンツデータの受信
回数が所定回数N未満で、受信回数が少なすぎるとき
は、リセット手段67によって、受信すべきプロファイ
ルIDが、ユーザーが設定したプロファイルIDに対応
するプロファイルよりも階層が1つ上位のプロファイル
に対応するプロファイルIDにリセットされ、所定時間
T内に、データ受信手段31が受信したコンテンツデー
タの受信回数が所定回数N以上になるまでは、階層が上
位のプロファイルに対応するプロファイルIDにしたが
って、プロファイルID判別手段30が、コンテンツデ
ータを受信すべきか否かを判別しているので、コンテン
ツデータの受信回数を適正な回数に保持することが可能
になる。
【0220】図7は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの送信装置5およびプロバイ
ダ2に設けられた通信データ処理装置のブロックダイア
グラムである。
【0221】図7に示されるように、本実施態様にかか
るプロバイダ2の通信データ処理装置50は、プロファ
イルID書き込み手段56によって、プロファイルID
が書き込まれたコンテンツデータを暗号化する暗号化手
段63が設けられ、プロファイルIDが書き込まれたコ
ンテンツデータを暗号化して、放送可能に構成されてい
る点を除き、図5に示されたプロバイダ2の通信データ
処理装置50と同一の構成を有している。本実施態様に
おいては、特定のチャンネルを用いて、プロバイダ2か
ら放送されるコンテンツデータおよびそのコンテンツデ
ータに付与されたプロファイルIDが、暗号化手段63
によって、プロバイダ2およびプロバイダ2と契約をし
ている受信者が所有する受信機器以外には、公開されな
い秘密鍵DESによって、暗号化され、データ発信手段
57によって、放送の形で、送信されるように構成され
ている。
【0222】図8は、本発明のさらに他の好ましい実施
態様にかかる携帯端末4のブロックダイアグラムであ
り、携帯端末4の受信データ処理装置6は、図7に示さ
れたプロバイダ2の通信データ処理装置50に対応する
構成を有している。
【0223】図8に示されるように、本実施態様にかか
る携帯端末4の受信データ処理装置6は、暗号化され
て、入力されたコンテンツデータおよびそのコンテンツ
データに付与されたプロファイルIDを、秘密鍵DES
によって、解読する暗号解読手段68を備えている点を
除き、図6に示された受信データ処理装置6と同一の構
成を有している。
【0224】図7に示されたプロバイダ2の通信データ
処理装置50においては、プロファイルID書き込み手
段16は、送信装置5のデータ発信手段17から受信し
たコンテンツデータに、プロファイルID決定手段15
によって決定されたプロファイルIDを書き込んで、暗
号化手段58に出力する。暗号化手段58は、入力され
たコンテンツデータおよびそのコンテンツデータに付与
されたプロファイルIDが、プロバイダ2と特別の契約
をしている受信者が所有する受信機器のみに受信を認め
る特定のチャンネルを用いて、放送されるべきコンテン
ツデータおよびそのコンテンツデータに付与されたプロ
ファイルIDであるときには、入力されたコンテンツデ
ータおよびそのコンテンツデータに付与されたプロファ
イルIDを、プロバイダ2およびプロバイダ2と契約を
している受信者が所有する受信機器以外には、公開され
ない秘密鍵DESを用いて、暗号化し、そうでない場合
には、入力されたコンテンツデータおよびそのコンテン
ツデータに付与されたプロファイルIDに何の処理も加
えることなく、データ発信手段57に出力する。データ
発信手段57は、暗号化されたコンテンツデータおよび
そのコンテンツデータに付与されたプロファイルID
を、放送の形で、送信する。
【0225】図8に示された携帯端末4の受信データ処
理装置6においては、放送されたコンテンツデータおよ
びそのコンテンツデータに付与されたプロファイルID
は、まず、暗号解読手段68に入力される。
【0226】暗号解読手段68は、入力されたコンテン
ツデータおよびそのコンテンツデータに付与されたプロ
ファイルIDが暗号化されていないときは、何の処理も
施すことなく、プロファイルID判別手段30に出力す
る。他方、入力されたコンテンツデータおよびそのコン
テンツデータに付与されたプロファイルIDが、秘密鍵
DESを用いて、暗号化されているときは、プロバイダ
2から提供されている秘密鍵DESを用いて、解読した
後、解読されたコンテンツデータおよびそのコンテンツ
データに付与されたプロファイルIDをプロファイルI
D判別手段30に出力する。
【0227】本実施態様によれば、さらに、特定のコン
テンツデータを、特定の受信者のみに、選択的に受信さ
せることが可能になる。
【0228】図9は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダイ
アグラムである。
【0229】図9に示されるように、本実施態様にかか
る携帯端末4は、図6に示された実施態様と同様に、ボ
タン群39と、振動発生手段65と、音声発生手段66
とを備え、携帯端末4の受信データ処理装置6は、図4
および図6に示された実施態様と同様に、プロファイル
ID判別手段30、データ受信手段31、受信プロファ
イルIDデータ記憶手段32、受信プロファイルIDデ
ータ処理手段33、イベント信号生成手段34、イベン
ト処理データ記憶手段35、イベント処理データ書換え
手段36、コンテンツデータ記憶手段37、コンテンツ
データ処理手段38およびイベント信号処理手段64を
備えている。本実施態様においては、携帯端末4の受信
データ処理装置6は、図2に示されたビーコン1の送信
装置5と同様に、さらに、コンテンツデータ生成手段7
0と、プロファイル生成手段71と、プロファイルID
生成手段72と、プロファイルデータ記憶手段73と、
プロファイル選択手段74と、プロファイルID決定手
段75と、プロファイルID書き込み手段76と、コン
テンツデータを放送可能なデータ発信手段77とを備え
ている。本実施態様におけるデータ発信手段77として
は、ブルーツースなどの近距離無線インターフェイスが
用いられている。
【0230】本実施態様によれば、ユーザー自身が、コ
ンテンツデータ生成手段70によって、たとえば、ある
商品を、ある価格以下で、購入したい旨のコンテンツデ
ータを生成し、プロファイルID書き込み手段76によ
って、生成されたコンテンツデータにプロファイルID
を付与して、データ発信手段77によって、携帯端末4
を中心とする近距離地域内に放送の形で、発信すること
が可能になり、放送の受信者から、発信したコンテンツ
データに付したプロファイルIDと同じプロファイルI
Dを付与したコンテンツデータの送信を受けることによ
って、プロファイルID判別手段30によって、選択
し、ユーザーが取得を希望しているコンテンツデータ
を、選択的に、受信することが可能になる。また、放送
するコンテンツデータに付与したプロファイルIDと同
じプロファイルIDが付与されたコンテンツデータを受
信したときは、コンテンツデータ記憶手段37の所定の
ホルダー領域内に、そのコンテンツデータを記憶させる
旨のイベント処理を、イベント処理データ記憶手段35
に記憶させておけば、イベント信号処理手段64によっ
て、放送に対する返信として受信したコンテンツデータ
をまとめて管理し、利用することが可能になる。
【0231】また、本実施態様においては、携帯端末4
は、コンテンツデータを放送する機能を有しているの
で、たとえば、グループ間で、放送を送受信し合う場合
などに、あるプロファイルIDが付与されたコンテンツ
データを受信したときは、ただちに、一定の形式のコン
テンツデータを生成して、放送するように、イベント処
理データを生成しておけば、グループ間で、確実に、所
望のコンテンツデータを放送し合うことが可能になる。
【0232】図10は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの通信装置5のブロックダ
イアグラムであり、図11は、携帯端末4のブロックダ
イアグラムである。
【0233】図10に示されるように、本実施態様にか
かる通信装置5は、短距離無線通信であって、タクシー
などの移動可能な車両に搭載可能に構成されており、コ
ンテンツデータ生成手段10によって生成されたコンテ
ンツデータにしたがって、プロファイル選択手段14に
よって選択されたプロファイルに対応するプロファイル
IDおよびプロファイルID生成手段12によって生成
されたプロファイルIDに基づいて、プロファイルID
決定手段15によって決定されたプロファイルIDは、
コンテンツデータに書き込まれることなく、通常は、そ
のまま、データ発信手段17に出力され、プロファイル
IDのみが、ブルーツースなどの短距離無線通信が可能
なインターフェイスを備えたデータ発信手段17によっ
て、放送の形で、発信され、受信者もプロファイルID
のみを受信するように構成されている。コンテンツデー
タ生成手段10によって生成されたコンテンツデータお
よびプロファイルID決定手段15によって決定された
プロファイルIDは、プロファイルID書き込み保存手
段80に出力され、コンテンツデータの所定のデータ領
域に、プロファイルIDが書き込まれて、保存され、放
送されたプロファイルIDを受信した受信者から、対応
するコンテンツデータを送信する旨の送信要求を、送信
要求受信手段81が受信した場合に限って、送信要求受
信手段81からの指示信号にしたがって、プロファイル
ID書き込み保存手段80に記憶された対応するプロフ
ァイルIDが付与されたコンテンツデータが、データ発
信手段17に出力されて、放送の形で、発信される。コ
ンテンツデータの出力にあたって、送信要求受信手段8
1によって、送信要求に対応するプロファイルIDがコ
ンテンツデータに付与される。
【0234】図11に示されるように、受信データ処理
装置6は、イベント信号生成手段34から、イベント信
号を入力可能な送信要求手段82を備えている。本実施
態様にかかる受信データ処理装置6は、プロファイルI
D判別手段30は、プロファイルIDのみを受信し、コ
ンテンツデータが送信されていないときは、イベント信
号生成手段34にその旨の信号を出力し、イベント信号
生成手段34は送信要求信号を生成して、送信要求手段
82に出力し、送信要求手段82が、ビーコン1に対し
て、受信したプロファイルIDに対応するコンテンツデ
ータの送信を要求する送信要求を発信するように、構成
されている。
【0235】本実施態様によれば、送信装置5は、プロ
ファイルIDのみを放送し、送信要求受信手段81が、
受信データ処理装置6の送信要求手段82から、コンテ
ンツデータの送信要求を受けた場合にのみ、プロファイ
ルID書き込み保存手段80に記憶された対応するプロ
ファイルIDが付与されたコンテンツデータが、データ
発信手段17に出力されて、放送の形で、発信され、受
信データ処理装置6のプロファイルID判別手段30
が、送信要求受信手段81によりコンテンツデータに付
与された送信要求に対応するプロファイルIDに基づい
て、コンテンツデータが受信されるように構成されてい
る。したがって、放送されるデータ量を減少させること
ができ、受信者は、必要な情報のみを、選択的に受信す
ることが可能になり、他方において、送信要求がない限
り、プロファイルIDのみが放送されるから、より多く
の情報を放送しても、放送されるデータ量が過多になる
ことが防止され、受信者は、プロファイルIDを用い
て、必要な情報のみを、選択的に受信することができ
る。
【0236】さらに、本実施態様によれば、放送される
データ量を減少させることができるため、送信装置5を
タクシーなどの移動可能な車両に搭載することが可能に
なるから、地域にそくして、セール情報や懸賞情報など
を放送することができ、きめ細かなサービスを提供する
ことが可能になる。
【0237】図12は、本発明の他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダ
イアグラムであり、図13は、家庭用電気機器に接続可
能な受信用チップのブロックダイアグラムである。
【0238】図12に示されるように、本実施態様にか
かる携帯端末4は、図6に示された携帯端末4と同様
に、プロファイルID判別手段30と、データ受信手段
31と、受信プロファイルIDデータ記憶手段32と、
受信プロファイルIDデータ処理手段33と、イベント
信号生成手段34と、イベント処理データ記憶手段35
と、イベント処理データ書換え手段36と、コンテンツ
データ記憶手段37と、コンテンツデータ処理手段38
と、イベント信号処理手段64と、ボタン群39と、振
動発生手段65と、音声発生手段66とを備え、さら
に、携帯端末4に固有のプロファイルIDを、近距離無
線によって、発信するプロファイルID発信手段90を
備えている。
【0239】本実施態様において、図13に示される受
信用チップ91は、エアコン、床暖房、電灯、電気炊飯
器、電気ポットなどの家庭用電気機器に接続され、携帯
端末4から発信される信号にしたがって、家庭用電気機
器をオン・オフする機能を有しており、図13に示され
るように、受信されたプロファイルIDが、携帯端末4
に固有のプロファイルIDか否かを判別し、受信された
プロファイルIDが、携帯端末4に固有のプロファイル
IDであると判別したときに、駆動信号を出力するプロ
ファイルID判別手段92と、プロファイルID判別手
段92から出力された駆動信号にしたがって、接続され
ているエアコン、床暖房、電灯、電気炊飯器、電気ポッ
トなどの電気機器を、携帯端末4の所有者の設定にした
がって、選択的にオンさせる電源制御手段93を備えて
いる。
【0240】本実施態様によれば、携帯端末4の所有者
が、帰宅するために、所有者の自宅から所定の距離の範
囲内に達したときは、携帯端末4のプロファイルID発
信手段90から発信されたプロファイルIDが、自宅に
備えつけられている電気機器に接続された受信用チップ
91により受信され、プロファイルID判別手段72か
ら、駆動信号が出力されて、受信用チップ91が接続さ
れているエアコン、床暖房、電灯、電気炊飯器、電気ポ
ットなどの電気機器を、携帯端末4の所有者の設定にし
たがって、自動的にオンさせることができ、自宅から所
定の距離の範囲内に達しても、ただちに、帰宅をしない
ときには、携帯端末4のプロファイルID発信手段90
から、プロファイルIDを発信させなければよく、自宅
内の電気機器をリモート操作することができ、きわめて
便利である。
【0241】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0242】たとえば、図1ないし図4に示された実施
態様においては、オペレータが、キーボード18にプロ
ファイルを入力して、プロファイル生成手段11によっ
て、プロファイルデータを生成し、プロファイルデータ
記憶手段13に記憶しているが、別個に生成したプロフ
ァイルデータを、プロファイルデータ記憶手段13に記
憶させ、必要に応じて、プロファイル生成手段11によ
って、プロファイルデータを変更し、あるいは、プロフ
ァイルをプロファイルデータに追加するようにしてもよ
い。
【0243】また、前記実施態様においては、いずれ
も、送信装置5のデータ発信手段17および通信データ
処理装置50のデータ発信手段57は、コンテンツデー
タを一括して、送信するように構成されているが、コン
テンツデータのデータ量に応じて、コンテンツデータを
複数のパケットデータに分割して、送信することができ
るようにしてもよい。この場合、複数のパケットデータ
のそれぞれに、共通のプロファイルIDを書き込むよう
にしても、複数のパケットデータのうち、最初に送信す
べきパケットデータに、プロファイルIDを書き込むよ
うにしても、さらには、複数のパケットデータの送信に
先立って、プロファイルIDのみを送信するようにして
もよい。
【0244】さらに、前記実施態様においては、プロフ
ァイルID書き込み手段16、56によって、プロファ
イルIDをコンテンツデータに書き込んでいるが、プロ
ファイルIDとコンテンツデータとが関連付けられるよ
うに、互いにリンクされればよく、プロファイルIDを
コンテンツデータに書き込むことは必ずしも必要ではな
い。
【0245】また、図2に示された実施態様において
は、データ発信手段17が、プロファイルIDが書き込
まれたコンテンツデータを放送し、図5に示された実施
態様においては、データ発信手段57が、プロファイル
IDが書き込まれたコンテンツデータを放送するように
構成されているが、図10に示された実施態様と同様に
して、プロファイルIDのみを放送するようにしてもよ
い。
【0246】さらに、前記実施態様においては、コンテ
ンツデータの内容に関連するプロファイルとして、スポ
ーツ、音楽、映画が、プロファイルの送信側に関連する
プロファイルとして、コンテンツデータの送信者の名
前、発信時間が、プロファイルの受信者に関連するプロ
ファイルとして、性別、年齢、住所、グループID、受
信装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受
信装置の再生能力が例示されているが、これらに限定さ
れるものではなく、コンテンツデータの内容に関連する
プロファイルとしては、演劇、料理、旅行など、コンテ
ンツデータの内容に関わるあらゆるプロファイルを生成
して、対応するプロファイルによって、コンテンツデー
タの内容を判別することができ、プロファイルの送信側
に関連するプロファイルとしては、さらに、送信に関連
する場所、送信方法などが含まれ、プロファイルの受信
者に関連するプロファイルとしては、受信者の性別、年
齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便番号、IPアド
レス、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、受信
装置を構成する機器の種類、受信装置の受信能力、受信
装置の再生能力、受信装置のOS、POP/SMTPサ
ーバ名、受信者のグループID、グループ識別子、個人
ID、パスワードなどが含まれる。
【0247】また、前記実施態様においては、送信装置
5のプロファイルID受信手段19は、携帯端末4のプ
ロファイルID発信手段40から受信したプロファイル
IDを、そのまま、返信プロファイルID記憶手段20
に記憶して、もっぱら、プロファイルID解析手段21
が、返信プロファイルID記憶手段20に記憶されたプ
ロファイルIDを処理し、また、通信データ処理装置5
0のプロファイルID受信手段59は、携帯端末4のプ
ロファイルID発信手段40から受信したプロファイル
IDを、そのまま、返信プロファイルID記憶手段60
に記憶して、もっぱら、プロファイルID解析手段61
が、返信プロファイルID記憶手段60に記憶されたプ
ロファイルIDを処理するように構成されているが、送
信装置5のプロファイルID受信手段19または通信デ
ータ処理装置50のプロファイルID受信手段59が、
携帯端末4のプロファイルID発信手段40から受信し
たプロファイルIDを、たとえば、同じプロファイルI
Dは、返信プロファイルID記憶手段20または返信プ
ロファイルID記憶手段60の同じホルダー領域に記憶
させ、あるいは、受信したプロファイルIDに対応する
プロファイルを、プロファイルデータ記憶手段13また
はプロファイルデータ記憶手段53から読み出して、受
信したプロファイルIDとともに、返信プロファイルI
D記憶手段20または返信プロファイルID記憶手段6
0に記憶させるなどの処理を実行するように構成するこ
ともできる。
【0248】さらに、前記実施態様においては、送信装
置5は、プロファイルID解析手段21を備え、通信デ
ータ処理装置50は、プロファイルID解析手段61を
備えているが、送信装置5は、携帯端末4のプロファイ
ルID発信手段40から、プロファイルIDを受信する
プロファイルID受信手段19と、プロファイルID受
信手段19が受信したプロファイルIDを記憶する返信
プロファイルID記憶手段20のみを備え、独立したプ
ロファイルID解析装置によって、携帯端末4のプロフ
ァイルID発信手段40から送り返され、返信プロファ
イルID記憶手段20に記憶されたプロファイルIDを
解析するように構成し、通信データ処理装置50は、携
帯端末4のプロファイルID発信手段40から、プロフ
ァイルIDを受信するプロファイルID受信手段59
と、プロファイルID受信手段59が受信したプロファ
イルIDを記憶する返信プロファイルID記憶手段60
のみを備え、独立したプロファイルID解析装置によっ
て、携帯端末4のプロファイルID発信手段40から送
り返され、返信プロファイルID記憶手段60に記憶さ
れたプロファイルIDを解析するように構成することも
できる。
【0249】また、図1ないし図4、図6、図8、図1
1および図12に示された実施態様においては、受信装
置は携帯端末4によって構成されているが、受信装置は
携帯端末4に限定されるものではなく、テレビ、ラジ
オ、PDA、カーナビゲーションシステムなど、通信機
能を有する種々の機器を、受信装置として用いることが
でき、自動車、電車、モノレール、自転車、車椅子など
の移動可能な手段に搭載することもできる。
【0250】さらに、前記実施態様においては、キーボ
ード18、58、ボタン群39を用いて、プロファイル
およびプロファイルIDを生成しているが、インターネ
ットを通じて、公開されているプロファイル‐プロファ
イルIDリストを参照し、プロファイルおよびプロファ
イルIDを選択して、送信装置5、通信データ処理装置
50、携帯端末4の受信データ処理装置6に入力するよ
うにしてもよい。
【0251】また、前記実施態様においては、イベント
信号生成手段34によって生成されたイベント信号に基
づき、コンテンツデータ処理手段38は、受信したコン
テンツデータをコンテンツデータ記憶手段37に記憶さ
せ、後に、再生するように処理し、あるいは、同じプロ
ファイルIDが付与されたコンテンツデータを、コンテ
ンツデータ記憶手段37の所定のホルダー領域に保存し
ているが、イベント信号生成手段34によって生成され
たイベント信号に基づいて、コンテンツデータ処理手段
38が受信したコンテンツデータに施す処理はこれらに
限定されるものではない。
【0252】さらに、前記実施態様においては、イベン
ト信号生成手段34によって生成されたイベント信号に
基づき、イベント信号処理手段64は、振動発生手段6
5および音声発生手段66に駆動信号を出力して、振動
発生手段65により、携帯端末4を振動させるととも
に、音声発生手段66ににより、音声を発生させるよう
に構成されているが、携帯端末4を振動させるか、ある
いは、音声を発生させるかの一方の処理のみを実行させ
るように、イベント信号処理手段64を構成することも
でき、さらには、イベント信号処理手段64を、携帯端
末4の振動および音声の発生に加えて、あるいは、これ
らに代えて、ポップアップメッセージの表示、受信した
コンテンツデータの他の携帯端末への転送、他の携帯端
末との通信開始、所定のプログラムの起動などの処理
を、単独で、あるいは、2以上の処理を組み合わせて、
実行するように構成することもできる。
【0253】また、図6に示された実施態様において
は、リセット手段67によって、データ受信手段31が
受信したコンテンツデータの受信回数がカウントされ、
所定時間T内に、データ受信手段31が受信したコンテ
ンツデータの受信回数が所定回数N未満で、受信回数が
少なすぎるときは、リセット手段67によって、受信す
べきプロファイルIDが、ユーザーが設定したプロファ
イルIDに対応するプロファイルよりも階層が1つ上位
のプロファイルに対応するプロファイルIDにリセット
され、所定時間T内に、データ受信手段31が受信した
コンテンツデータの受信回数が所定回数N以上になるま
では、階層が上位のプロファイルに対応するプロファイ
ルIDにしたがって、プロファイルID判別手段30
が、コンテンツデータを受信すべきか否かを判別するよ
うに構成されているが、リセット手段67を設けること
は必ずしも必要がなく、つねに、ユーザーが設定したプ
ロファイルIDに基づき、プロファイルID判別手段3
0が、コンテンツデータを受信すべきか否かを判別する
ように構成してもよい。
【0254】さらに、図6に示された実施態様において
は、リセット手段67は、所定時間T内に、データ受信
手段31が受信したコンテンツデータの受信回数にした
がって、プロファイルIDのリセットを実行している
が、コンテンツデータの受信回数に加えて、あるいは、
コンテンツデータの受信回数に代えて、コンテンツデー
タの受信時間にしたがって、リセット手段67が、プロ
ファイルIDのリセットを実行するように構成すること
もできる。
【0255】また、図7および図8に示された実施態様
においては、コンテンツデータおよびコンテンツデータ
に付与されたプロファイルIDをいずれも、暗号化手段
63によって、暗号化し、暗号解読手段68によって、
解読するように構成されているが、暗号化手段63によ
って、プロファイルIDのみを暗号化して、放送し、暗
号化されたプロファイルIDを、暗号解読手段68によ
って、解読することのできた携帯端末4などの受信装置
のみが、そのプロファイルIDが付与されたコンテンツ
データを受信することができるように構成してもよい。
【0256】さらに、図7および図8に示された実施態
様においては、秘密鍵DESを用いて、暗号化手段63
によって、コンテンツデータおよびコンテンツデータに
付与されたプロファイルIDを暗号化し、暗号解読手段
68によって、解読しているが、秘密鍵としては、DE
Sに限定されるものではなく、トリプルDESを使用す
ることもできるし、さらには、送信装置5および受信デ
ータ処理装置6以外にも公開されるRSA、RC2、R
C4、RGPなどの公開鍵を用いて、コンテンツデータ
およびコンテンツデータに付与されたプロファイルID
を暗号化し、解読するように構成することもできる。
【0257】また、図10に示された実施態様において
は、通信装置5はタクシーに搭載されているが、通信装
置5は、タクシーに限らず、バス、自家用車などの他の
自動車のみならず、電車、モノレール、自転車、屋台
車、車椅子などに搭載することができる。
【0258】さらに、図13に示された実施態様におい
ては、携帯端末4のプロファイルID発信手段90か
ら、プロファイルIDを発信させ、携帯端末4の所有者
の自宅に備えつけられた電気機器を、リモート操作で、
オンさせているが、受信用チップ91のプラスチックフ
ァイルID判別手段92が、携帯端末4のプロファイル
ID発信手段90から、その携帯端末4に固有のプロフ
ァイルIDを受信したときに、受信用チップ91に接続
されている電気機器をオンするように、設定しておけ
ば、自宅に備えつけられた電気機器に限らず、任意の場
所に備えつけられた電気機器をリモート操作することが
できる。
【0259】また、前記実施態様においては、プロファ
イルIDは、コンテンツデータの所定のデータ領域に書
き込まれているが、すかし技術を用いて、プロファイル
IDを、所定の時間間隔で、コンテンツデータに書き込
むようにしてもよい。
【0260】また、図4に示された実施態様において
は、プロファイルID判別手段30によって、受信すべ
きと判別されたプロファイルIDは受信プロファイルI
Dデータ処理手段33に入力され、受信プロファイルI
Dデータ処理手段33は、プロファイルID判別手段3
0から入力されたプロファイルIDを、受信した履歴デ
ータとして、解析して、必要に応じて、受信プロファイ
ルIDデータ記憶手段32に記憶された受信プロファイ
ルIDデータを書き換えることができるように構成され
ているが、受信プロファイルIDデータ処理手段33
が、プロファイルIDの解析機能を有していることは必
ずしも必要がなく、ユーザーが、送信元によって公開さ
れ、インターネットなどを介して、提供されているプロ
ファイルデータを利用して、携帯端末4のボタン群39
を用いて、受信すべきプロファイルIDを入力し、ある
いは、受信すべきプロファイルを入力して、対応するプ
ロファイルIDをインターネッなどを通じて、入力さ
せ、受信プロファイルIDデータ処理手段33により、
受信プロファイルIDデータ記憶手段32に書き込ま
せ、受信プロファイルIDデータを生成することができ
るように構成されていればよい。
【0261】また、前記実施態様においては、イベント
処理データは、イベント処理データ記憶手段35に記憶
されているが、イベント処理データを、受信プロファイ
ルIDデータ記憶手段32に記憶させることもできる。
【0262】さらに、本明細書において、手段とは、必
ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機
能が、ソフトウエアによって実現される場合も包含す
る。また、一つの手段の機能が二以上の物理的手段によ
り実現されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手
段により実現されてもよい。
【0263】
【発明の効果】本発明によれば、放送されるデータ量が
著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要とす
るデータのみを、選択的に受信することができ、ユーザ
ーのニーズに合致したデータのみを放送することが可能
で、放送されるデータ量がいたずらに過多になることを
防止することのできるデータ通信システムを提供するこ
とが可能になる。
【0264】また、本発明によれば、放送されるデータ
量が著しく過多になった場合にも、受信者が受信を必要
とするデータのみを、選択的に受信することができ、ユ
ーザーのニーズに合致したデータのみを放送することが
可能で、放送されるデータ量がいたずらに過多になるこ
とを防止することのできるデータ通信システムに適した
送信装置および受信装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるデ
ータ通信システムのブロックダイグラムである。
【図2】図2は、ビーコンに設けられた送信装置のブロ
ックダイグラムである。
【図3】図3は、プロファイルデータを概念的に示す図
面である。
【図4】図4は、放送を受けたデータを処理する携帯端
末のブロックダイアグラムである。
【図5】図5は、本発明の別の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムの送信装置およびプロバイダに設
けられたデータ処理装置のブロックダイアグラムであ
る。
【図6】図6は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムの携帯端末のブロックダイアグラ
ムである。
【図7】図7は、本発明のさらに他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの送信装置およびプロバイ
ダに設けられたデータ処理装置のブロックダイアグラム
である。
【図8】図8は、本発明のさらに他の好ましい実施態様
にかかるデータ通信システムの携帯端末のブロックダイ
アグラムである。
【図9】図9は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
るデータ通信システムの携帯端末のブロックダイアグラ
ムである。
【図10】図10は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムのビーコン1の通信装置5の
ブロックダイアグラムである。
【図11】図11は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダイ
アグラムである。
【図12】図12は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかるデータ通信システムの携帯端末4のブロックダイ
アグラムである。
【図13】図13は、受信用チップのブロックダイアグ
ラムである。
【符号の説明】
1 ビーコン 2 プロバイダ 3 通信衛星 4 携帯端末 5 送信装置 6 受信データ処理装置 10 コンテンツデータ生成手段 11 プロファイル生成手段 12 プロファイルID生成手段 13 プロファイルデータ記憶手段 14 プロファイル選択手段 15 プロファイルID決定手段 16 プロファイルID書き込み手段 17 データ発信手段 18 キーボード 19 プロファイルID受信手段 20 返信プロファイルID記憶手段 21 プロファイルID解析手段 22 表示手段 30 プロファイルID判別手段 31 データ受信手段 32 受信プロファイルIDデータ記憶手段 33 受信プロファイルIDデータ処理手段 34 イベント信号生成手段 35 イベント処理データ記憶手段 36 イベント処理データ書換え手段 37 コンテンツデータ記憶手段 38 コンテンツデータ処理手段 39 ボタン群 50 通信データ処理装置 51 プロファイル生成手段 52 プロファイルID生成手段 53 プロファイルデータ記憶手段 54 プロファイル選択手段 55 プロファイルID決定手段 56 プロファイルID書き込み手段 57 データ発信手段 58 キーボード 59 プロファイルID受信手段 60 返信プロファイルID記憶手段 61 プロファイルID解析手段 62 表示手段 63 暗号化手段 64 イベント信号処理手段 65 振動発生手段 66 音声発生手段 67 リセット手段 68 暗号解読手段 70 コンテンツデータ生成手段 71 プロファイル生成手段 72 プロファイルID生成手段 73 プロファイルデータ記憶手段 74 プロファイル選択手段 75 プロファイルID決定手段 76 プロファイルID書き込み手段 77 データ発信手段 80 プロファイルID書き込み保存手段 81 送信要求受信手段 82 送信要求手段 90 プロファイルID発信手段 91 受信用チップ 92 プロファイルID判別手段 93 電源制御手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 CA23 CA36 DA07 DA13 5C064 AA06 AC01 AC11 AD14 CA14 CB01 CC02 CC04 5K030 GA17 HA04 HB11 HC09 JA01 JA05 JA07 JL01 JL02 JT01 JT09 LD06 5K034 AA17 BB07 DD02 EE10 EE12 FF02 HH12 HH14 MM39 9A001 CC05 DD10 JJ18 KK56

Claims (105)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツデータを生成するコンテンツ
    データ生成手段を備えた送信装置と、複数の受信装置
    と、前記送信装置と前記受信装置との間で、データを伝
    達するデータ伝達装置とを備え、複数の受信装置のう
    ち、少なくとも1つの受信装置が、前記送信装置から送
    信されたデータを選択して、受信するデータ選択受信手
    段および前記データ選択受信手段が受信したデータを処
    理する受信データ処理手段を備えたデータ通信システム
    であって、さらに、前記コンテンツデータおよび/また
    は前記コンテンツデータの送受信に関連するプロファイ
    ルに対応するプロファイルIDを生成し、前記コンテン
    ツデータに前記プロファイルIDをリンクさせるプロフ
    ァイルIDリンク手段を備え、前記少なくとも1つの受
    信装置の前記データ選択受信手段が、前記プロファイル
    IDに基づいて、受信すべきデータを選択するように構
    成され、前記少なくとも1つの受信装置が、さらに、前
    記データ選択受信手段により、受信すべきものとして選
    択されなかった前記プロファイルIDを発信するプロフ
    ァイルID発信手段を備えたことを特徴とするデータ通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記プロファイルIDリンク手段が、前
    記プロファイルIDを前記コンテンツデータに付加する
    ことによって、リンクさせ、前記データ選択受信手段
    が、前記プロファイルIDに基づいて、前記コンテンツ
    データを選択して、受信するように構成されたことを特
    徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記プロファイルIDリンク手段が、前
    記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデー
    タの送受信に関連するプロファイルを生成するプロファ
    イル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに対
    応させて、プロファイルIDを生成するプロファイルI
    D生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/または前記コンテ
    ンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、前
    記プロファイルID生成手段により生成され、対応する
    前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロファ
    イルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロフ
    ァイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶
    手段に記憶された前記プロファイルデータから、少なく
    とも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイル
    IDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロファ
    イルID生成手段により生成されたプロファイルIDお
    よび/または前記プロファイル選択手段によって選択さ
    れたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロフ
    ァイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手段
    によって決定された前記プロファイルIDを対応する前
    記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き込
    み手段を備え、前記送信装置が、さらに、前記プロファ
    イルID書き込み手段によって前記プロファイルIDが
    書き込まれた前記コンテンツデータを、放送の形で、発
    信するデータ発信手段と、前記少なくとも1つの受信装
    置の前記プロファイルID発信手段によって発信された
    前記プロファイルIDを受信するプロファイルID受信
    手段と、前記プロファイルID受信手段が受信した前記
    プロファイルIDを記憶する返信プロファイルID記憶
    手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載
    のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの受信装置が、さら
    に、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファイ
    ルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ記
    憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成し、
    あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に
    記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更する
    受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前記デ
    ータ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加され
    た前記プロファイルIDに基づいて、前記受信プロファ
    イルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファ
    イルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータを
    受信するか否かを判別するプロファイルID判別手段
    と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を判
    別したコンテンツデータのみを受信するデータ受信手段
    とを備え、前記プロファイルID発信手段が、前記プロ
    ファイルID判別手段によって、受信すべきでないと判
    別された前記コンテンツデータに付加された前記プロフ
    ァイルIDを発信するように構成されたことを特徴とす
    る請求項2または3に記載のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、前記プロファイルID判別手段に
    よって、受信すべきものと判別された前記プロファイル
    IDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベント信
    号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、プロ
    ファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処理デ
    ータと、コンテンツデータに所定の処理を施すコンテン
    ツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手段
    が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベント
    信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前記
    イベント信号生成手段によって生成されたイベント信号
    にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処理
    を実行するように構成されたことを特徴とする請求項4
    に記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記イベント処理データが、前記受信プ
    ロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていることを
    特徴とする請求項5に記載のデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 前記イベント処理データが、前記イベン
    ト信号生成手段に記憶されていることを特徴とする請求
    項5に記載のデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、さらに、受信したコンテンツデー
    タを蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備
    え、前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコンテ
    ンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記
    憶させるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄
    積、記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成され
    たことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの受信装置の前記受
    信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成手
    段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イベ
    ント処理データにしたがって、前記受信装置に対して、
    所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記送信装置が、さらに、前記少なく
    とも1つの受信装置の前記プロファイルID発信手段に
    よって、発信され、前記プロファイルID受信手段によ
    って受信されて、前記返信プロファイルID記憶手段に
    記憶された前記プロファイルIDを解析するプロファイ
    ルID解析手段を備えたことを特徴とする請求項3ない
    し9のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記送信装置が、前記コンテンツデー
    タにリンクされた前記プロファイルIDのみを送信可能
    に構成されるとともに、前記少なくとも1つの受信装置
    の前記データ選択受信手段が、前記プロファイルIDに
    基づいて、前記送信装置に、前記プロファイルIDとリ
    ンクされたコンテンツデータを受信するか否かを判別す
    るプロファイルID判別手段と、前記プロファイルID
    判別手段の判別結果に基づいて、前記プロファイルID
    とリンクされたコンテンツデータの送信を要求する送信
    要求信号を出力するコンテンツデータ送信要求手段とを
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連するプロファイルを生成するプロフ
    ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
    生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
    対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
    ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
    テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
    前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
    る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
    ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
    ファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記
    憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、少な
    くとも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイ
    ルIDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロフ
    ァイルID生成手段により生成されたプロファイルID
    および/または前記プロファイル選択手段によって選択
    されたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロ
    ファイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手
    段によって決定された前記プロファイルIDを対応する
    前記コンテンツデータに書き込み、前記プロファイルI
    Dが書き込まれた前記コンテンツデータを保存するプロ
    ファイルID書き込み保存手段を備え、前記送信装置
    が、さらに、プロファイルIDまたは前記プロファイル
    ID書き込み保存手段に保存された前記プロファイルI
    Dが書き込まれた前記コンテンツデータを、放送の形
    で、発信可能なデータ発信手段と、前記コンテンツデー
    タ送信要求手段から、送信要求信号を受けたときに、前
    記プロファイルID書き込み保存手段に保存された前記
    プロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデータ
    に、返信IDを付与して、前記データ発信手段に出力さ
    せる送信要求受信手段と、前記少なくとも1つの受信装
    置のプロファイルID発信手段によって発信された前記
    プロファイルIDを受信するプロファイルID受信手段
    と、前記プロファイルID受信手段が受信した前記プロ
    ファイルIDを記憶する返信プロファイルID記憶手段
    とを備えたことを特徴とする請求項11に記載のデータ
    通信システム。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成
    し、あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    する受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前
    記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加
    された前記プロファイルIDに基づき、前記受信プロフ
    ァイルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロフ
    ァイルIDデータにしたがって、前記コンテンツデータ
    を受信するか否かを判別するとともに、前記返信IDが
    付与されたコンテンツデータが入力されたときは、前記
    コンテンツデータを受信すべきものと判別するように構
    成されたプロファイルID判別手段と、前記プロファイ
    ルID判別手段が受信すべきものと判別したコンテンツ
    データを受信するデータ受信手段とを備えたことを特徴
    とする請求項12に記載のデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記プロファイルID
    判別手段によって、受信すべきものと判別された前記プ
    ロファイルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨の
    イベント信号を生成して、出力するイベント信号生成手
    段と、プロファイルIDと処理内容とを対応させたイベ
    ント処理データと、コンテンツデータに所定の処理を施
    すコンテンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号
    生成手段が、前記イベント処理データに基づいて、前記
    イベント信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段
    が、前記イベント信号生成手段によって生成されたイベ
    ント信号にしたがって、コンテンツデータに対して、所
    定の処理を実行するように構成されたことを特徴とする
    請求項13に記載のデータ通信システム。
  15. 【請求項15】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項14に記載のデータ通信システム。
  16. 【請求項16】 前記イベント処理データが、前記イベ
    ント信号生成手段に記憶されていることを特徴とする請
    求項14に記載のデータ通信システム。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、受信したコンテンツデ
    ータを蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を
    備え、前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコン
    テンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶させるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に
    蓄積、記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項11ないし16のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イ
    ベント処理データにしたがって、前記受信装置に対し
    て、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備え
    たことを特徴とする請求項14ないし17のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム。
  19. 【請求項19】 前記プロファイルID判別手段が、前
    記プロファイルIDとリンクされたコンテンツデータの
    送信を要求するか否かを判別したときに、前記イベント
    信号生成手段が、イベント信号を生成し、前記コンテン
    ツデータ送信要求手段が、前記プロファイルIDとリン
    クされたコンテンツデータの送信を要求する送信要求信
    号を出力するように構成されたことを特徴とする請求項
    18に記載のデータ通信システム。
  20. 【請求項20】 さらに、前記送信装置によって送信さ
    れたデータを受信し、受信した前記データを前記少なく
    とも1つの受信装置に送信する通信データ処理装置を備
    え、前記通信データ処理装置が、前記プロファイルID
    リンク手段と、前記少なくとも1つの受信装置のプロフ
    ァイルID発信手段によって発信された前記プロファイ
    ルIDを受信するプロファイルID受信手段と、前記プ
    ロファイルID受信手段が受信した前記プロファイルI
    Dを記憶する返信プロファイルID記憶手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のデータ通信シ
    ステム。
  21. 【請求項21】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連するプロファイルを生成するプロフ
    ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
    生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
    対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
    ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
    テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
    前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
    る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
    ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
    ファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記
    憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、少な
    くとも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイ
    ルIDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロフ
    ァイルID生成手段により生成されたプロファイルID
    および/または前記プロファイル選択手段によって選択
    されたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロ
    ファイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手
    段によって決定された前記プロファイルIDを対応する
    前記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
    込み手段を備え、前記通信データ処理装置が、さらに、
    前記プロファイルID書き込み手段によって前記プロフ
    ァイルIDが書き込まれた前記コンテンツデータを、放
    送の形で、発信するデータ発信手段と、前記少なくとも
    1つの受信装置のプロファイルID発信手段によって発
    信された前記プロファイルIDを受信するプロファイル
    ID受信手段と、前記プロファイルID受信手段が受信
    した前記プロファイルIDを記憶する返信プロファイル
    ID記憶手段を備えたことを特徴とする請求項20に記
    載のデータ通信システム。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、受信すべきプロファイルIDを含む受信プロファ
    イルIDデータを記憶する受信プロファイルIDデータ
    記憶手段と、前記受信プロファイルIDデータを生成
    し、あるいは、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    する受信プロファイルIDデータ処理手段とを備え、前
    記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータに付加
    された前記プロファイルIDに基づいて、前記受信プロ
    ファイルIDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロ
    ファイルIDデータにしたがって、前記コンテンツデー
    タを受信するか否かを判別するプロファイルID判別手
    段と、前記プロファイルID判別手段が受信すべき旨を
    判別したコンテンツデータのみを受信するデータ受信手
    段とを備え、前記プロファイルID発信手段が、前記プ
    ロファイルID判別手段によって、受信すべきでないと
    判別された前記コンテンツデータに付加された前記プロ
    ファイルIDを発信するように構成されたことを特徴と
    する請求項20または21に記載のデータ通信システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記プロファイルID
    判別手段によって、受信すべきものと判別された前記プ
    ロファイルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨の
    イベント信号を生成して、出力するイベント信号生成手
    段と、プロファイルIDと処理内容とを対応させたイベ
    ント処理データと、コンテンツデータに所定の処理を施
    すコンテンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号
    生成手段が、前記イベント処理データに基づいて、前記
    イベント信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段
    が、前記イベント信号生成手段によって生成されたイベ
    ント信号にしたがって、コンテンツデータに対して、所
    定の処理を実行するように構成されたことを特徴とする
    請求項22に記載のデータ通信システム。
  24. 【請求項24】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項23に記載のデータ通信システム。
  25. 【請求項25】 前記イベント処理データが、前記イベ
    ント信号生成手段に記憶されていることを特徴とする請
    求項23に記載のデータ通信システム。
  26. 【請求項26】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、受信したコンテンツデ
    ータを蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を
    備え、前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコン
    テンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶させるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に
    蓄積、記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項20ないし25のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  27. 【請求項27】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記イベント信号生成
    手段によって生成されたイベント信号に基づき、前記イ
    ベント処理データにしたがって、前記受信装置に対し
    て、所定の処理を実行するイベント信号処理手段を備え
    たことを特徴とする請求項23ないし26のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム。
  28. 【請求項28】 前記通信データ処理装置が、さらに、
    前記少なくとも1つの受信装置の前記プロファイルID
    発信手段によって、発信され、前記プロファイルID受
    信手段によって受信されて、前記返信プロファイルID
    記憶手段に記憶された前記プロファイルIDを解析する
    プロファイルID解析手段を備えたことを特徴とする請
    求項20ないし27のいずれか1項に記載のデータ通信
    システム。
  29. 【請求項29】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項1ないし28のいずれか
    1項に記載のデータ通信システム。
  30. 【請求項30】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項29に記載のデータ通信
    システム。
  31. 【請求項31】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項31に記載のデータ通信システム。
  32. 【請求項32】 前記プロファイルが、ツリー構造を有
    するデータを含んでいることを特徴とする請求項29な
    いし31のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  33. 【請求項33】 前記少なくとも1つの受信装置の前記
    受信データ処理手段が、さらに、前記データ選択受信手
    段が受信したデータの受信回数をカウントし、所定時間
    内に、前記データ選択受信手段が受信したデータの受信
    回数が所定回数未満のときは、前記データ選択受信手段
    が、データを選択するために用いる前記プロファイルI
    Dを、前記プロファイルIDに対応する前記ツリー構造
    中のプロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対
    応するプロファイルIDにリセットするプロファイルI
    Dリセット手段を備えたことを特徴とする請求項32に
    記載のデータ通信システム。
  34. 【請求項34】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項1ないし33のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  35. 【請求項35】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    複数の前記プロファイルIDを、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるように構成されたことを特徴とする請求
    項1ないし34のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム。
  36. 【請求項36】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記複数のプロファイルIDを、and、or、nan
    d、norまたはnotの形式で、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるように構成されたことを特徴とする請
    求項35に記載のデータ通信システム。
  37. 【請求項37】 受信プロファイルIDデータ処理手段
    が、前記データ受信手段が受信した前記プロファイルI
    Dを解析して、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    可能に構成されたことを特徴とする請求項4ないし1
    0、13ないし36のいずれか1項に記載のデータ通信
    システム。
  38. 【請求項38】 前記少なくとも1つの受信装置が、さ
    らに、コンテンツデータを生成するコンテンツデータ生
    成手段と、前記コンテンツデータ生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/その送受信に関す
    るプロファイルを生成するプロファイル生成手段と、前
    記プロファイル生成手段によって生成された前記コンテ
    ンツデータの前記プロファイルに対応させて、プロファ
    イルIDを生成するプロファイルID生成手段と、前記
    プロファイル生成手段によって生成された前記コンテン
    ツデータおよび/または前記コンテンツデータの送受信
    に関連する前記プロファイルと、前記プロファイルID
    生成手段により生成され、対応する前記プロファイルの
    各々に関連付けられた前記プロファイルIDとを含むプ
    ロファイルデータを記憶するプロファイルデータ記憶手
    段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記憶された前
    記プロファイルデータから、少なくとも1つのプロファ
    イルとそれに対応するプロファイルIDを選択するプロ
    ファイル選択手段と、前記プロファイルID生成手段に
    より生成されたプロファイルIDおよび/または前記プ
    ロファイル選択手段によって選択されたプロファイルI
    Dに基づき、前記コンテンツデータにリンクさせるべき
    プロファイルIDを決定するプロファイルID決定手段
    と、前記プロファイルID決定手段によって決定された
    前記プロファイルIDを対応する前記コンテンツデータ
    に書き込むプロファイルID書き込み手段と、前記プロ
    ファイルID書き込み手段によって、プロファイルID
    が書き込まれた前記コンテンツデータを発信するデータ
    発信手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし37
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  39. 【請求項39】 前記データ伝達装置が、テレビ放送
    網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
    網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
    れる通信網によって、データを伝達可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項1ないし38のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム。
  40. 【請求項40】 前記送信装置が移動可能に構成された
    ことを特徴とする請求項1ないし39のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム。
  41. 【請求項41】 前記送信装置が、自動車、電車、モノ
    レール、自転車、屋台車または車椅子を含む移動手段に
    搭載されていることを特徴とする請求項40に記載のデ
    ータ通信システム。
  42. 【請求項42】 前記コンテンツデータが、セールデー
    タおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項1な
    いし41のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  43. 【請求項43】 前記少なくとも1つの受信装置が移動
    可能に構成されたことを特徴とする請求項1ないし42
    のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  44. 【請求項44】 前記少なくとも1つの受信装置が、自
    動車、電車もしくは自転車に搭載され、または、人に携
    行されていることを特徴とする請求項43に記載のデー
    タ通信システム。
  45. 【請求項45】 前記プロファイルIDが、アドレス体
    系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを特
    徴とする請求項1ないし44のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム。
  46. 【請求項46】 前記イベント信号処理手段が、前記イ
    ベント信号生成手段によって生成された前記イベント信
    号に基づき、前記イベント処理データにしたがって、ポ
    ップアップメッセージの表示、バイブレータの起動、音
    声発生、データ転送、通信開始、プログラムの起動およ
    びコンテンツデータの読み込みよりなる群から選ばれる
    1または2以上の処理を、前記受信装置に対して、実行
    可能に構成されたことを特徴とする請求項9、10、1
    8ないし45に記載のデータ通信システム。
  47. 【請求項47】 前記プロファイルIDが、前記送信装
    置および前記少なくとも1つの受信装置のみが解読可能
    な暗号によって、暗号化されたことを特徴とする請求項
    1ないし46のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム。
  48. 【請求項48】 前記プロファイルIDに加えて、前記
    コンテンツデータが、前記送信装置および前記少なくと
    も1つの受信装置のみが解読可能な暗号によって、暗号
    化されたことを特徴とする請求項47に記載のデータ通
    信システム。
  49. 【請求項49】 前記プロファイルIDならびに/また
    は前記プロファイルIDおよび前記コンテンツデータ
    が、前記送信装置および前記少なくとも1つの受信装置
    以外には公開されない秘密鍵ならびに/または秘密鍵お
    よび前記送信装置および前記少なくとも1つの受信装置
    以外にも公開される公開鍵によって、暗号化され、解読
    されることを特徴とする請求項47または48のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム。
  50. 【請求項50】 前記秘密鍵として、DESまたはトリ
    プルDESが用いられることを特徴とする請求項49に
    記載のデータ通信システム。
  51. 【請求項51】 前記公開鍵として、RSA、RC2、
    RC4またはRGPが用いられることを特徴とする請求
    項49に記載のデータ通信システム。
  52. 【請求項52】 前記少なくとも1つの受信装置が、携
    帯電話によって構成されたことを特徴とする請求項1な
    いし51のいずれか1項に記載のデータ通信システム。
  53. 【請求項53】 前記少なくとも1つの受信装置が、近
    距離無線機能を有する個人用受信機器によって構成され
    たことを特徴とする請求項1ないし51のいずれか1項
    に記載のデータ通信システム。
  54. 【請求項54】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータと前記プロファイルIDを、すか
    し技術を用いて、リンクさせるように構成されたことを
    特徴とする請求項1ないし53のいずれか1項に記載の
    データ通信システム。
  55. 【請求項55】 前記コンテンツデータが、映像データ
    および音声データよりなる群から選ばれるストリーム系
    データを含むことを特徴とする請求項1ないし54のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム。
  56. 【請求項56】 コンテンツデータを生成するコンテン
    ツデータ生成手段と、前記コンテンツデータおよび前記
    コンテンツデータの送受信に関連するプロファイルに対
    応するプロファイルIDを生成し、前記コンテンツデー
    タに前記プロファイルIDをリンクさせるプロファイル
    リンク手段と、前記プロファイルIDがリンクされた前
    記コンテンツデータを、放送の形で、発信するデータ発
    信手段と、受信装置によって発信されたプロファイルI
    Dを受信するプロファイルID受信手段と、前記プロフ
    ァイルID受信手段が受信した前記プロファイルIDを
    記憶する返信プロファイルID記憶手段を備えたことを
    特徴とするデータ通信システム用の送信装置。
  57. 【請求項57】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータおよび/または前記コンテンツデ
    ータの送受信に関連するプロファイルを生成するプロフ
    ァイル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって
    生成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに
    対応させて、プロファイルIDを生成するプロファイル
    ID生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータおよび/または前記コン
    テンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、
    前記プロファイルID生成手段により生成され、対応す
    る前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロフ
    ァイルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロ
    ファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記
    憶手段に記憶された前記プロファイルデータから、少な
    くとも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイ
    ルIDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロフ
    ァイルID生成手段により生成されたプロファイルID
    および/または前記プロファイル選択手段によって選択
    されたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロ
    ファイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手
    段によって決定された前記プロファイルIDを対応する
    前記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き
    込み手段を備えたことを特徴とする請求項56に記載の
    データ通信システム用の送信装置。
  58. 【請求項58】 さらに、前記受信装置によって、発信
    され、前記プロファイルID受信手段によって受信され
    て、前記返信プロファイルID記憶手段に記憶された前
    記プロファイルIDを解析するプロファイルID解析手
    段を備えたことを特徴とする請求項56または57に記
    載のデータ通信システム用の送信装置。
  59. 【請求項59】 前記データ発信手段が、前記コンテン
    ツデータにリンクされた前記プロファイルIDのみを発
    信可能に構成されたことを特徴とする請求項56ないし
    58のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の送
    信装置。
  60. 【請求項60】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項56ないし59のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  61. 【請求項61】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項60に記載のデータ通信
    システム用の送信装置。
  62. 【請求項62】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項60に記載のデータ通信システム用の送信
    装置。
  63. 【請求項63】 前記プロファイルが、ツリー構造を有
    するデータを含んでいることを特徴とする請求項60な
    いし62のいずれか1項に記載のデータ通信システム用
    の送信装置。
  64. 【請求項64】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項56ないし63の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  65. 【請求項65】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    複数の前記プロファイルIDを、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるように構成されたことを特徴とする請求
    項56ないし64のいずれか1項に記載のデータ通信シ
    ステム用の送信装置。
  66. 【請求項66】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記複数のプロファイルIDを、and、or、nan
    d、norまたはnotの形式で、前記コンテンツデー
    タにリンクさせるように構成されたことを特徴とする請
    求項65に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  67. 【請求項67】 さらに、前記プロファイルIDを暗号
    化する暗号化手段を備えたことを特徴とする請求項56
    ないし66のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  68. 【請求項68】 前記暗号化手段が、前記プロファイル
    IDに加えて、前記コンテンツデータを暗号化するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項67に記載のデー
    タ通信システム用の送信装置。
  69. 【請求項69】 前記データ発信手段が、テレビ放送
    網、衛星放送網、ケーブルテレビ放送網、ラジオ放送
    網、短距離無線通信網およびDABよりなる群から選ば
    れる通信網を用いて、データを発信するように構成され
    たことを特徴とする請求項56ないし68のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム用の送信装置。
  70. 【請求項70】 移動可能に構成されたことを特徴とす
    る請求項56ないし69のいずれか1項に記載のデータ
    通信システム用の送信装置。
  71. 【請求項71】 自動車、電車、モノレール、自転車、
    屋台車または車椅子を含む移動手段に搭載されているこ
    とを特徴とする請求項70に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  72. 【請求項72】 前記コンテンツデータが、セールデー
    タおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項56
    ないし71のいずれか1項に記載のデータ通信システム
    用の送信装置。
  73. 【請求項73】 前記プロファイルIDリンク手段が、
    前記コンテンツデータと前記プロファイルIDを、すか
    し技術を用いて、リンクさせるように構成されたことを
    特徴とする請求項56ないし72のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム用の送信装置。
  74. 【請求項74】 前記プロファイルIDが、アドレス体
    系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを特
    徴とする請求項56ないし73のいずれか1項に記載の
    データ通信システム用の送信装置。
  75. 【請求項75】 前記コンテンツデータが、映像データ
    および音声データよりなる群から選ばれるストリーム系
    データを含むことを特徴とする請求項56ないし74の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の送信装
    置。
  76. 【請求項76】 放送されたコンテンツデータを選択し
    て、受信するデータ選択受信手段および前記データ選択
    受信手段が受信したデータを処理する受信データ処理手
    段を備えたデータ通信システム用の受信装置であって、
    前記データ選択受信手段が、前記コンテンツデータおよ
    び/または前記コンテンツデータの送受信に関連するプ
    ロファイルに対応するプロファイルIDに基づいて、デ
    ータを選択するように構成され、さらに、前記データ選
    択受信手段により、受信すべきものとして選択されなか
    った前記プロファイルIDを発信するプロファイルID
    発信手段を備えたことを特徴とするデータ通信システム
    用の受信装置。
  77. 【請求項77】 さらに、受信すべきプロファイルID
    を含む受信プロファイルIDデータを記憶する受信プロ
    ファイルIDデータ記憶手段と、前記受信プロファイル
    IDデータを生成し、あるいは、前記受信プロファイル
    IDデータ記憶手段に記憶された前記受信プロファイル
    IDデータを変更する受信プロファイルIDデータ処理
    手段とを備え、前記データ選択受信手段が、前記コンテ
    ンツデータにリンクされた前記プロファイルIDに基づ
    き、前記受信プロファイルIDデータ記憶手段に記憶さ
    れた前記受信プロファイルIDデータにしたがって、前
    記コンテンツデータを受信するか否かを判別するプロフ
    ァイルID判別手段と、前記プロファイルID判別手段
    が受信すべき旨を判別したコンテンツデータのみを受信
    するデータ受信手段とを備えたことを特徴とする請求項
    76に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  78. 【請求項78】 さらに、前記プロファイルID判別手
    段によって、受信すべきものと判別された前記プロファ
    イルIDにしたがって、所定の処理をすべき旨のイベン
    ト信号を生成して、出力するイベント信号生成手段と、
    プロファイルIDと処理内容とを対応させたイベント処
    理データと、コンテンツデータに所定の処理を施すコン
    テンツデータ処理手段を備え、前記イベント信号生成手
    段が、前記イベント処理データに基づいて、前記イベン
    ト信号を生成し、前記コンテンツデータ処理手段が、前
    記イベント信号生成手段によって生成されたイベント信
    号にしたがって、コンテンツデータに対して、所定の処
    理を実行するように構成されたことを特徴とする請求項
    77に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  79. 【請求項79】 前記イベント処理データが、前記受信
    プロファイルIDデータ記憶手段に記憶されていること
    を特徴とする請求項78に記載のデータ通信システム用
    の受信装置。
  80. 【請求項80】 前記イベント処理データが、前記イベ
    ント信号生成手段に記憶されていることを特徴とする請
    求項78に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  81. 【請求項81】 さらに、受信したコンテンツデータを
    蓄積して、記憶するコンテンツデータ記憶手段を備え、
    前記コンテンツデータ処理手段が、受信したコンテンツ
    データを前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、記憶さ
    せるとともに、前記コンテンツデータ記憶手段に蓄積、
    記憶されたコンテンツデータを処理可能に構成されたこ
    とを特徴とする請求項78ないし80のいずれか1項に
    記載のデータ通信システム用の受信装置。
  82. 【請求項82】 さらに、前記イベント信号生成手段に
    よって生成されたイベント信号に基づき、前記イベント
    処理データにしたがって、前記受信装置に対して、所定
    の処理を実行するイベント信号処理手段を備えたことを
    特徴とする請求項78ないし81のいずれか1項に記載
    のデータ通信システム用の受信装置。
  83. 【請求項83】 さらに、前記プロファイルID判別手
    段の判別結果に基づいて、前記プロファイルID判別手
    段が、入力されたプロファイルIDにリンクされたコン
    テンツデータを受信すべきと判別し、前記プロファイル
    IDにリンクされたコンテンツデータが入力されていな
    いときに、前記プロファイルIDとリンクされたコンテ
    ンツデータの送信を要求する送信要求信号を出力するコ
    ンテンツデータ送信要求手段を備えたことを特徴とする
    請求項76ないし82のいずれか1項に記載のデータ通
    信システム用の受信装置。
  84. 【請求項84】 受信プロファイルIDデータ処理手段
    が、前記データ受信手段が受信した前記プロファイルI
    Dを解析して、前記受信プロファイルIDデータ記憶手
    段に記憶された前記受信プロファイルIDデータを変更
    可能に構成されたことを特徴とする請求項77ないし8
    3のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
  85. 【請求項85】 さらに、コンテンツデータを生成する
    コンテンツデータ生成手段と、前記コンテンツデータ生
    成手段によって生成された前記コンテンツデータおよび
    /その送受信に関するプロファイルを生成するプロファ
    イル生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生
    成された前記コンテンツデータの前記プロファイルに対
    応させて、プロファイルIDを生成するプロファイルI
    D生成手段と、前記プロファイル生成手段によって生成
    された前記コンテンツデータおよび/または前記コンテ
    ンツデータの送受信に関連する前記プロファイルと、前
    記プロファイルID生成手段により生成され、対応する
    前記プロファイルの各々に関連付けられた前記プロファ
    イルIDとを含むプロファイルデータを記憶するプロフ
    ァイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶
    手段に記憶された前記プロファイルデータから、少なく
    とも1つのプロファイルとそれに対応するプロファイル
    IDを選択するプロファイル選択手段と、前記プロファ
    イルID生成手段により生成されたプロファイルIDお
    よび/または前記プロファイル選択手段によって選択さ
    れたプロファイルIDに基づき、前記コンテンツデータ
    にリンクさせるべきプロファイルIDを決定するプロフ
    ァイルID決定手段と、前記プロファイルID決定手段
    によって決定された前記プロファイルIDを対応する前
    記コンテンツデータに書き込むプロファイルID書き込
    み手段と、前記プロファイルID書き込み手段によっ
    て、プロファイルIDが書き込まれた前記コンテンツデ
    ータを発信するデータ発信手段を備えたことを特徴とす
    る請求項76ないし84のいずれか1項に記載のデータ
    通信システム用の受信装置。
  86. 【請求項86】 前記プロファイルが、コンテンツデー
    タの内容に関連するデータ、前記送信装置に関連するデ
    ータおよび前記受信装置に関連するデータによって構成
    されることを特徴とする請求項76ないし85のいずれ
    か1項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  87. 【請求項87】 前記送信装置に関連するデータが、送
    信者の名前、送信に関連する時間、場所および送信方法
    を含むことを特徴とする請求項86に記載のデータ通信
    システム用の受信装置。
  88. 【請求項88】 前記受信装置に関連するデータが、受
    信者の性別、年齢、血液型、誕生日、名前、住所、郵便
    番号、IPアドレス、電話番号、携帯電話番号、メール
    アドレス、受信装置を構成する機器の種類、受信装置の
    受信能力、受信装置の再生能力、受信装置のOS、PO
    P/SMTPサーバ名、受信者のグループID、グルー
    プ識別子、個人IDおよびパスワードを含むことを特徴
    とする請求項86に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
  89. 【請求項89】 前記プロファイルが、ツリー構造を有
    するデータを含んでいることを特徴とする請求項86な
    いし88のいずれか1項に記載のデータ通信システム用
    の受信装置。
  90. 【請求項90】 さらに、前記データ選択受信手段が受
    信したデータの受信回数をカウントし、所定時間内に、
    前記データ選択受信手段が受信したデータの受信回数が
    所定回数未満のときは、前記データ選択受信手段が、デ
    ータを選択するために用いる前記プロファイルIDを、
    前記プロファイルIDに対応する前記ツリー構造中のプ
    ロファイルよりも階層が上位のプロファイルに対応する
    プロファイルIDにリセットするプロファイルIDリセ
    ット手段を備えたことを特徴とする請求項89に記載の
    データ通信システム用の受信装置。
  91. 【請求項91】 前記プロファイルIDが識別子によっ
    て構成されたことを特徴とする請求項76ないし90の
    いずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信装
    置。
  92. 【請求項92】 前記コンテンツデータに、複数のプロ
    ファイルIDがリンクされることを特徴とする請求項7
    6ないし91のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム用の受信装置。
  93. 【請求項93】 前記複数のプロファイルIDが、an
    d、or、nand、norまたはnotの形式で、前
    記コンテンツデータにリンクされることを特徴とする請
    求項92に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  94. 【請求項94】 前記プロファイルIDが暗号化され、
    さらに、暗号化された前記プロファイルIDを解読する
    暗号解読手段を備えたことを特徴とする請求項76ない
    し93のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の
    受信装置。
  95. 【請求項95】 前記プロファイルIDに加えて、前記
    コンテンツデータが暗号化され、前記暗号解読手段が、
    暗号化された前記コンテンツデータを解読可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項94に記載のデータ通信シ
    ステム用の受信装置。
  96. 【請求項96】 テレビ放送網、衛星放送網、ケーブル
    テレビ放送網、ラジオ放送網、短距離無線通信網および
    DABよりなる群から選ばれる通信網を通じて、データ
    を受信するように構成されたことを特徴とする請求項7
    6ないし95のいずれか1項に記載のデータ通信システ
    ム用の受信装置。
  97. 【請求項97】 移動可能に構成されたことを特徴とす
    る請求項76ないし96のいずれか1項に記載のデータ
    通信システム用の受信装置。
  98. 【請求項98】 自動車、電車もしくは自転車に搭載さ
    れ、または、人に携行されていることを特徴とする請求
    項97に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  99. 【請求項99】 前記イベント信号処理手段が、前記イ
    ベント信号生成手段によって生成された前記イベント信
    号に基づき、前記イベント処理データにしたがって、ポ
    ップアップメッセージの表示、バイブレータの起動、音
    声発生、データ転送、通信開始、プログラムの起動およ
    びコンテンツデータの読み込みよりなる群から選ばれる
    1または2以上の処理を、前記受信装置に対して、実行
    可能に構成されたことを特徴とする請求項82ないし9
    8のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
  100. 【請求項100】 前記受信装置が、携帯電話によって
    構成されたことを特徴とする請求項76ないし99のい
    ずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  101. 【請求項101】 前記受信装置が、近距離無線機能を
    有する個人用受信機器によって構成されたことを特徴と
    する請求項76ないし100のいずれか1項に記載のデ
    ータ通信システム用の受信装置。
  102. 【請求項102】 前記コンテンツデータが、セールデ
    ータおよび懸賞データを含むことを特徴とする請求項7
    6ないし101のいずれか1項に記載のデータ通信シス
    テム用の受信装置。
  103. 【請求項103】 前記プロファイルIDが、アドレス
    体系中のID空間に任意に入力可能に構成されたことを
    特徴とする請求項76ないし102のいずれか1項に記
    載のデータ通信システム用の受信装置。
  104. 【請求項104】 前記プロファイルIDが、すかし技
    術を用いて、前記コンテンツデータにリンクされている
    ことを特徴とする請求項76ないし103のいずれか1
    項に記載のデータ通信システム用の受信装置。
  105. 【請求項105】 前記コンテンツデータが、映像デー
    タおよび音声データよりなる群から選ばれるストリーム
    系データを含むことを特徴とする請求項76ないし10
    4のいずれか1項に記載のデータ通信システム用の受信
    装置。
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