JP2001203048A - コネクタおよび電子部品 - Google Patents
コネクタおよび電子部品Info
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- JP2001203048A JP2001203048A JP2000011964A JP2000011964A JP2001203048A JP 2001203048 A JP2001203048 A JP 2001203048A JP 2000011964 A JP2000011964 A JP 2000011964A JP 2000011964 A JP2000011964 A JP 2000011964A JP 2001203048 A JP2001203048 A JP 2001203048A
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- pair
- contact
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/193—Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子機器の高速伝送化における一層の高密度
実装化を実現し、特に、接続する相手方の電子部品の端
子やコンタクト自体を損傷する不具合のないコネクタお
よび電子部品を提供する。 【解決手段】 コネクタ10は、ケース12と、ケース
12のベース20に立設されたコンタクト14a、14
bと、アクチュエータ16とから略構成される。アクチ
ュエータ16は上下2枚の板部材16a、16bから構
成され、1対のコンタクト14a、14bは自由端部2
4がコンタクト孔26a、26bを挿通して配設され
る。図3の操作前の状態において、コンタクト14a、
14bは直立した状態にある。そして、板部材16a、
16bを相互に反対方向に摺動して移動させると、コン
タクト14a、14bの自由端部24が離間し、その自
由端部24の間に基板の端子を配置した後、板部材16
a、16bに加えた力を解除すると、バネ力によってコ
ンタクト14a、14bが近接し、端子を挟持する。
実装化を実現し、特に、接続する相手方の電子部品の端
子やコンタクト自体を損傷する不具合のないコネクタお
よび電子部品を提供する。 【解決手段】 コネクタ10は、ケース12と、ケース
12のベース20に立設されたコンタクト14a、14
bと、アクチュエータ16とから略構成される。アクチ
ュエータ16は上下2枚の板部材16a、16bから構
成され、1対のコンタクト14a、14bは自由端部2
4がコンタクト孔26a、26bを挿通して配設され
る。図3の操作前の状態において、コンタクト14a、
14bは直立した状態にある。そして、板部材16a、
16bを相互に反対方向に摺動して移動させると、コン
タクト14a、14bの自由端部24が離間し、その自
由端部24の間に基板の端子を配置した後、板部材16
a、16bに加えた力を解除すると、バネ力によってコ
ンタクト14a、14bが近接し、端子を挟持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタおよびコ
ネクタに接続される電子部品に関する。
ネクタに接続される電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】大量の信号を効率的に伝送するために、
電子機器の高速伝送化および高密度実装化要求は近年ま
すます高く、これに伴い、コネクタの小型化と多極化が
進展している。
電子機器の高速伝送化および高密度実装化要求は近年ま
すます高く、これに伴い、コネクタの小型化と多極化が
進展している。
【0003】このような目的で使用するコネクタとし
て、従来から、柱状の信号ピン(端子)の外周部を周囲
から包み込んで直径方向に押圧する接触部を備えたコン
タクト(端子)が配設されたコネクタを用いて、信号ピ
ンの軸線方向からコンタクトを差し込む構成のものが採
用されている。しかしながら、この場合、1つずつのコ
ネクタの接触圧は小さくすることができるものの、信号
ピンの数の増加に伴って全体としての挿抜力が大きくな
り、コネクタの挿抜が困難となり、あるいは、コネクタ
またはLSI等の相手方の電子部品を損傷するおそれも
ある。したがって、挿抜力を実質的に皆無にすることが
求められる。
て、従来から、柱状の信号ピン(端子)の外周部を周囲
から包み込んで直径方向に押圧する接触部を備えたコン
タクト(端子)が配設されたコネクタを用いて、信号ピ
ンの軸線方向からコンタクトを差し込む構成のものが採
用されている。しかしながら、この場合、1つずつのコ
ネクタの接触圧は小さくすることができるものの、信号
ピンの数の増加に伴って全体としての挿抜力が大きくな
り、コネクタの挿抜が困難となり、あるいは、コネクタ
またはLSI等の相手方の電子部品を損傷するおそれも
ある。したがって、挿抜力を実質的に皆無にすることが
求められる。
【0004】このような観点から、さらに図1に示すコ
ネクタが採用されている。
ネクタが採用されている。
【0005】このコネクタ1は、コンタクト2を有する
ベース本体3と、アクチュエータ4と、カバー5とから
構成されている。
ベース本体3と、アクチュエータ4と、カバー5とから
構成されている。
【0006】ベース本体3は複数本のコンタクト2が片
持ち状に立設され、アクチュエータ4はコンタクト2の
自由端部側を嵌入するコンタクト孔4aが形成されて、
相互に近接する方向に摺動可能にベース本体3上に1対
配置され、カバー5はLSI6の外周をガイドする孔部
5aが形成され、アクチュエータ4を摺動可能に挟持し
ている。
持ち状に立設され、アクチュエータ4はコンタクト2の
自由端部側を嵌入するコンタクト孔4aが形成されて、
相互に近接する方向に摺動可能にベース本体3上に1対
配置され、カバー5はLSI6の外周をガイドする孔部
5aが形成され、アクチュエータ4を摺動可能に挟持し
ている。
【0007】アクチュエータ4の突設された押圧部4b
を押圧して、図1中矢印方向に1対のアクチュエータ4
を相互に近接するように中心方向に移動させると、それ
ぞれのアクチュエータ4のコンタクト孔4aに嵌入され
たコンタクト2の自由端部側はコンタクト孔4aを画成
する壁部4cに押されて図示状態の正規の位置から変位
して図1中点線で示す状態に至る。この状態でLSI6
を装着すると、LSI6の信号ピン6aはコンタクト2
と摺動することなく略挿入力零の状態で装着でき、押圧
部4bの押圧を解除するとコンタクト2が正規の位置に
復帰して信号ピン6aに当接することによりLSI6と
コネクタ1が電気的に接続される。
を押圧して、図1中矢印方向に1対のアクチュエータ4
を相互に近接するように中心方向に移動させると、それ
ぞれのアクチュエータ4のコンタクト孔4aに嵌入され
たコンタクト2の自由端部側はコンタクト孔4aを画成
する壁部4cに押されて図示状態の正規の位置から変位
して図1中点線で示す状態に至る。この状態でLSI6
を装着すると、LSI6の信号ピン6aはコンタクト2
と摺動することなく略挿入力零の状態で装着でき、押圧
部4bの押圧を解除するとコンタクト2が正規の位置に
復帰して信号ピン6aに当接することによりLSI6と
コネクタ1が電気的に接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のコネクタ1は、1つのコンタクト2によって相
手方のLSI6の信号ピン6aを片側の側面から押圧す
るようにして接触するため、接触状態を常時確実に維持
して安定して電気的に接続するうえで必ずしも十分とは
いえず、また、確実に接続するために接触圧を高めるよ
うにコンタクト2の形状や材質を設定すると、挿抜を繰
り返したときにLSI6の信号ピン6aやコネクタ1の
コンタクト2自体を損傷するおそれがある。
た従来のコネクタ1は、1つのコンタクト2によって相
手方のLSI6の信号ピン6aを片側の側面から押圧す
るようにして接触するため、接触状態を常時確実に維持
して安定して電気的に接続するうえで必ずしも十分とは
いえず、また、確実に接続するために接触圧を高めるよ
うにコンタクト2の形状や材質を設定すると、挿抜を繰
り返したときにLSI6の信号ピン6aやコネクタ1の
コンタクト2自体を損傷するおそれがある。
【0009】ところで、信号の伝送方式に関し、従来コ
ストメリット等の観点から広く採用されている不平衡伝
送では、電子機器の高速伝送化と高密度実装化に伴い、
ノイズの影響を受けやすく、特に高速伝送の際はこの不
具合が顕著である。このため、平衡伝送が採用される傾
向にあるが、この場合、従来のコネクタでは、高速伝送
化を確保することは容易に実現できても、2本の信号ピ
ンを必要とするコネクタの構成上、高密度実装化が犠牲
にされる傾向にある。
ストメリット等の観点から広く採用されている不平衡伝
送では、電子機器の高速伝送化と高密度実装化に伴い、
ノイズの影響を受けやすく、特に高速伝送の際はこの不
具合が顕著である。このため、平衡伝送が採用される傾
向にあるが、この場合、従来のコネクタでは、高速伝送
化を確保することは容易に実現できても、2本の信号ピ
ンを必要とするコネクタの構成上、高密度実装化が犠牲
にされる傾向にある。
【0010】また、通常、電子部品の基板等において、
グランド用のコンタクトは多数配設される信号ピンとは
別に共用的に1本のみ設けられるが、電子機器の高速伝
送化と高密度実装化に伴い信号ピンが極端に近接して配
設されると、ノイズの影響を受けやすいという問題があ
る。このため、グランド用のコンタクトと信号ピンとを
1対として配設することも行われているが、この場合に
は、電子機器の高密度実装化が犠牲にされる傾向にあ
る。
グランド用のコンタクトは多数配設される信号ピンとは
別に共用的に1本のみ設けられるが、電子機器の高速伝
送化と高密度実装化に伴い信号ピンが極端に近接して配
設されると、ノイズの影響を受けやすいという問題があ
る。このため、グランド用のコンタクトと信号ピンとを
1対として配設することも行われているが、この場合に
は、電子機器の高密度実装化が犠牲にされる傾向にあ
る。
【0011】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、電子機器の高速伝送化における一層の高密度実
装化を実現し、特に、接続する相手方の電子部品の端子
やコンタクト自体を損傷する不具合のないコネクタおよ
びこのコネクタと接続するのに好適な電子部品を提供す
ることを目的とする。
であり、電子機器の高速伝送化における一層の高密度実
装化を実現し、特に、接続する相手方の電子部品の端子
やコンタクト自体を損傷する不具合のないコネクタおよ
びこのコネクタと接続するのに好適な電子部品を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコネクタ
は、相互に近接するバネ力を有する自由端部が対向配置
された少なくとも1対のコンタクトを備え、該少なくと
も1対のコンタクトが相手方の電子部品の端子を挟持し
て該電子部品と電気的に接続することを特徴とする(請
求項1に係る発明)。
は、相互に近接するバネ力を有する自由端部が対向配置
された少なくとも1対のコンタクトを備え、該少なくと
も1対のコンタクトが相手方の電子部品の端子を挟持し
て該電子部品と電気的に接続することを特徴とする(請
求項1に係る発明)。
【0013】これにより、電子機器の高速伝送化におけ
る一層の高密度実装化を図ることができ、特に、1対の
コンタクトが相互に反対方向から電子部品の端子を挟持
するため、安定して電気的に接続することができるとと
もに、電子部品の端子やコネクタのコンタクト自体を損
傷するおそれがない。
る一層の高密度実装化を図ることができ、特に、1対の
コンタクトが相互に反対方向から電子部品の端子を挟持
するため、安定して電気的に接続することができるとと
もに、電子部品の端子やコネクタのコンタクト自体を損
傷するおそれがない。
【0014】この場合、前記少なくとも1対のコンタク
トの自由端部を相互に移動させて、前記端子と当接およ
び離間可能に調整するアクチュエータがさらに設けられ
てなり(請求項2に係る発明)、また、さらに、前記ア
クチュエータは前記少なくとも1対のコンタクトを挿通
する孔部がそれぞれ形成された上下2枚の板部材からな
り、該2枚の板部材を相互に逆方向に摺動させることに
より、該孔部を画成する壁部が該少なくとも1対のコン
タクトの自由端部に当接し、該自由端部を移動させるよ
うに構成されてなると(請求項3に係る発明)、挿抜力
が略零の状態でコネクタを電子部品の端子と接続可能で
あり、また、このとき、コンタクトを容易に操作するこ
とができて好適である。
トの自由端部を相互に移動させて、前記端子と当接およ
び離間可能に調整するアクチュエータがさらに設けられ
てなり(請求項2に係る発明)、また、さらに、前記ア
クチュエータは前記少なくとも1対のコンタクトを挿通
する孔部がそれぞれ形成された上下2枚の板部材からな
り、該2枚の板部材を相互に逆方向に摺動させることに
より、該孔部を画成する壁部が該少なくとも1対のコン
タクトの自由端部に当接し、該自由端部を移動させるよ
うに構成されてなると(請求項3に係る発明)、挿抜力
が略零の状態でコネクタを電子部品の端子と接続可能で
あり、また、このとき、コンタクトを容易に操作するこ
とができて好適である。
【0015】また、この場合、前記コンタクトの自由端
部は略円弧状の同一形状に形成され、該円弧状の頂部を
上下方向にわずかに位置をずらして離間して対向配置さ
れ、前記板部材は前記壁部の一側が略円弧状に頂部を突
設して形成され、該コンタクトの頂部が該板部材の頂部
に密接して配置されてなると(請求項4に係る発明)、
アクチュエータを操作するときにコンタクトの略円弧状
の自由端部に付与される力が略水平方向、すなわち、ア
クチュエータを構成する2枚の板部材の移動方向にのみ
作用し、したがって、1対のコンタクトの反力が2枚の
板部材を相互に押しつけるように作用することがないた
め、無理な力を要することなくアクチュエータの操作を
円滑に行うことができて好適である。
部は略円弧状の同一形状に形成され、該円弧状の頂部を
上下方向にわずかに位置をずらして離間して対向配置さ
れ、前記板部材は前記壁部の一側が略円弧状に頂部を突
設して形成され、該コンタクトの頂部が該板部材の頂部
に密接して配置されてなると(請求項4に係る発明)、
アクチュエータを操作するときにコンタクトの略円弧状
の自由端部に付与される力が略水平方向、すなわち、ア
クチュエータを構成する2枚の板部材の移動方向にのみ
作用し、したがって、1対のコンタクトの反力が2枚の
板部材を相互に押しつけるように作用することがないた
め、無理な力を要することなくアクチュエータの操作を
円滑に行うことができて好適である。
【0016】また、この場合、前記1対のコンタクトは
グランドコンタクトおよびシグナルコンタクトからなる
と(請求項5に係る発明)、電子機器の端子を近接して
配設可能なため、電子機器の高速伝送化における一層の
高密度実装化を実現することができる。
グランドコンタクトおよびシグナルコンタクトからなる
と(請求項5に係る発明)、電子機器の端子を近接して
配設可能なため、電子機器の高速伝送化における一層の
高密度実装化を実現することができる。
【0017】また、この場合、前記1対のコンタクトは
平衡線である1対のシグナルコンタクトからなると(請
求項6に係る発明)、ノイズの影響が緩和され、電子機
器の端子を近接して配設可能なため、電子機器の高速伝
送化および高密度実装化を一層好適に実現することがで
きる。
平衡線である1対のシグナルコンタクトからなると(請
求項6に係る発明)、ノイズの影響が緩和され、電子機
器の端子を近接して配設可能なため、電子機器の高速伝
送化および高密度実装化を一層好適に実現することがで
きる。
【0018】また、本発明に係る電子部品は、上記本発
明のコネクタに接続される電子部品であって、絶縁部を
挟んで1対の端子部を有する3層構造の突起状に形成さ
れた端子を有してなることを特徴とする(請求項7に係
る発明)。
明のコネクタに接続される電子部品であって、絶縁部を
挟んで1対の端子部を有する3層構造の突起状に形成さ
れた端子を有してなることを特徴とする(請求項7に係
る発明)。
【0019】これにより、インダクタンスの低減を図る
ことができて好適である。
ことができて好適である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るコネクタおよび電子
部品の好適な実施の形態(以下、本実施の形態例とい
う。)について、図を参照して、以下に説明する。
部品の好適な実施の形態(以下、本実施の形態例とい
う。)について、図を参照して、以下に説明する。
【0021】本実施の形態例に係るコネクタについて、
図2に斜視図を、図3に断面図をそれぞれ示す。
図2に斜視図を、図3に断面図をそれぞれ示す。
【0022】コネクタ10は、ケース12とコンタクト
14a、14bとアクチュエータ16とから略構成され
ている。
14a、14bとアクチュエータ16とから略構成され
ている。
【0023】ケース12は、絶縁材料で形成され、ベー
ス20とベース20の四側に立設された壁部22a〜2
2dとからなり、対向する二側の壁部22a、22cは
他の二側よりもさらに上方に延出して、ガイド部(以
下、参照符号22a、22cを付す。)とされる。
ス20とベース20の四側に立設された壁部22a〜2
2dとからなり、対向する二側の壁部22a、22cは
他の二側よりもさらに上方に延出して、ガイド部(以
下、参照符号22a、22cを付す。)とされる。
【0024】ベース20にはコンタクト14aおよびコ
ンタクト14bで1対とされるコンタクト対14がこの
場合3対ずつ2列挿通されて、立設されている。各1対
のコンタクト14a、14bはそれぞれ略円弧状に形成
された自由端部24の頂部(図3中A)を上下方向にわ
ずかに位置をずらして(図3中距離Hで示す。)離間し
て対向配置され、ベース20を介して相互に絶縁されて
いる。
ンタクト14bで1対とされるコンタクト対14がこの
場合3対ずつ2列挿通されて、立設されている。各1対
のコンタクト14a、14bはそれぞれ略円弧状に形成
された自由端部24の頂部(図3中A)を上下方向にわ
ずかに位置をずらして(図3中距離Hで示す。)離間し
て対向配置され、ベース20を介して相互に絶縁されて
いる。
【0025】アクチュエータ16は絶縁材料で形成され
た上下2枚の板部材16a、16bで構成されている。
た上下2枚の板部材16a、16bで構成されている。
【0026】板部材16a、16bは、それぞれ周囲の
壁部が全て平面状に形成されたコンタクト孔(孔部)2
6aと、図3中X1−X2方向のいずれか一側の壁部が
略円弧状に頂部(図3中B)を突設されたコンタクト孔
(孔部)26bとが対になって所定のピッチで形成され
ている。この場合、板部材16aのコンタクト孔26a
に連通して板部材16bのコンタクト孔26bが円弧状
の頂部BをX1方向に向けて配設され、一方、板部材1
6bのコンタクト孔26aに連通して板部材16aのコ
ンタクト孔26bが円弧状の頂部BをX2方向に向けて
配設されている。
壁部が全て平面状に形成されたコンタクト孔(孔部)2
6aと、図3中X1−X2方向のいずれか一側の壁部が
略円弧状に頂部(図3中B)を突設されたコンタクト孔
(孔部)26bとが対になって所定のピッチで形成され
ている。この場合、板部材16aのコンタクト孔26a
に連通して板部材16bのコンタクト孔26bが円弧状
の頂部BをX1方向に向けて配設され、一方、板部材1
6bのコンタクト孔26aに連通して板部材16aのコ
ンタクト孔26bが円弧状の頂部BをX2方向に向けて
配設されている。
【0027】コンタクト14a、14bは自由端部24
がコンタクト孔26a、26bを挿通して配設されてお
り、この場合、コンタクト14aの頂部Aの内側に板部
材16bのコンタクト孔26bの壁部の頂部Bが密接
し、コンタクト14bの頂部Aの内側に板部材16aの
コンタクト孔26bの壁部の頂部Bが密接されている。
がコンタクト孔26a、26bを挿通して配設されてお
り、この場合、コンタクト14aの頂部Aの内側に板部
材16bのコンタクト孔26bの壁部の頂部Bが密接
し、コンタクト14bの頂部Aの内側に板部材16aの
コンタクト孔26bの壁部の頂部Bが密接されている。
【0028】板部材16a、16bの長尺方向の一端部
にはそれぞれ操作部28a、28bが設けられており、
操作部28a、28bを把持してそれぞれ図3中白抜き
矢印方向に相互に押しつけるように操作することによ
り、板部材16aをX2方向に、また、板部材16bを
X1方向にそれぞれ摺動可能である。
にはそれぞれ操作部28a、28bが設けられており、
操作部28a、28bを把持してそれぞれ図3中白抜き
矢印方向に相互に押しつけるように操作することによ
り、板部材16aをX2方向に、また、板部材16bを
X1方向にそれぞれ摺動可能である。
【0029】つぎに、図4(a)〜(c)を参照してコ
ネクタ10の作用を説明する。
ネクタ10の作用を説明する。
【0030】図4(a)は図3に対応して操作開始前の
状態を示し、板部材16a、16bには力が加えられて
おらず、したがって、コンタクト14a、14bは直立
した状態にある。この状態において、コンタクト14
a、14bの先端部はコンタクト14a、14bのバネ
力によって距離Lに近接している。
状態を示し、板部材16a、16bには力が加えられて
おらず、したがって、コンタクト14a、14bは直立
した状態にある。この状態において、コンタクト14
a、14bの先端部はコンタクト14a、14bのバネ
力によって距離Lに近接している。
【0031】図4(b)において、参照符号30は本実
施の形態例に係る電子部品としての基板を示し、参照符
号32は基板30に設けられた端子を示す。端子32は
絶縁部32aと絶縁部32aを挟む1対の端子部32
b、32cとからなる3層構造であり、幅Wを有する突
起状に形成されている。なお、端子32の幅Wはコンタ
クト14a、14bの先端部間の距離Lよりも十分大き
い。
施の形態例に係る電子部品としての基板を示し、参照符
号32は基板30に設けられた端子を示す。端子32は
絶縁部32aと絶縁部32aを挟む1対の端子部32
b、32cとからなる3層構造であり、幅Wを有する突
起状に形成されている。なお、端子32の幅Wはコンタ
クト14a、14bの先端部間の距離Lよりも十分大き
い。
【0032】図4(b)に示すように、基板30の端子
32とコンタクト14a、14bとを接続するために、
まず、操作部28a、28bを操作して板部材16aを
X2方向に摺動し、一方、板部材16bをX1方向に摺
動して、それぞれ反対方向に移動させる。これにより、
コンタクト14a、14bのばね力に抗して、板部材1
6aの頂部Bに略当接(密接)するコンタクト14bの
頂部Aは、頂部Bによって略X2方向にのみ押圧されて
X2方向に移動し、一方、板部材16bの頂部Bに略当
接(密接)するコンタクト14aの頂部Aは、頂部Bに
よって略X1方向にのみ押圧されてX1方向に移動し、
コンタクト14a、14bの自由端部24が端子32の
幅Wよりも大きな距離離間する。そして、その状態で、
端子部32bがコンタクト14aに対向しかつ端子部3
2cがコンタクト14bに対向するようにして基板30
の端子32をコンタクト14a、14bの自由端部24
の間に配置する。
32とコンタクト14a、14bとを接続するために、
まず、操作部28a、28bを操作して板部材16aを
X2方向に摺動し、一方、板部材16bをX1方向に摺
動して、それぞれ反対方向に移動させる。これにより、
コンタクト14a、14bのばね力に抗して、板部材1
6aの頂部Bに略当接(密接)するコンタクト14bの
頂部Aは、頂部Bによって略X2方向にのみ押圧されて
X2方向に移動し、一方、板部材16bの頂部Bに略当
接(密接)するコンタクト14aの頂部Aは、頂部Bに
よって略X1方向にのみ押圧されてX1方向に移動し、
コンタクト14a、14bの自由端部24が端子32の
幅Wよりも大きな距離離間する。そして、その状態で、
端子部32bがコンタクト14aに対向しかつ端子部3
2cがコンタクト14bに対向するようにして基板30
の端子32をコンタクト14a、14bの自由端部24
の間に配置する。
【0033】ついで、図4(c)に示すように、操作部
28a、28bに加えた力を徐々に緩めて最終的に開放
すると、コンタクト14a、14bはバネ力によって頂
部Aが板部材16a、16bの頂部Bを押圧しながら相
互に近接して、幅Wよりも小さな距離Lまで近づこうと
するため、十分な押圧力によって端子32を挟持し、こ
れによって、電子部品とコネクタ10とが電気的に確実
に接続される。
28a、28bに加えた力を徐々に緩めて最終的に開放
すると、コンタクト14a、14bはバネ力によって頂
部Aが板部材16a、16bの頂部Bを押圧しながら相
互に近接して、幅Wよりも小さな距離Lまで近づこうと
するため、十分な押圧力によって端子32を挟持し、こ
れによって、電子部品とコネクタ10とが電気的に確実
に接続される。
【0034】ここで、図5(a)〜(d)を参照して、
基板30の端子32の製造方法について、その一例を説
明する。
基板30の端子32の製造方法について、その一例を説
明する。
【0035】まず、パターン40を印刷形成した基板3
0上に絶縁部32aを適宜の手段により成形する(図5
(a))。
0上に絶縁部32aを適宜の手段により成形する(図5
(a))。
【0036】ついで、絶縁部32aの両側に所定の隙間
42を残して基板30上をマスク44で覆う(図5
(b))。
42を残して基板30上をマスク44で覆う(図5
(b))。
【0037】ついで、隙間42に、パターン40と接続
する端子部32b、32cを印刷形成する(図5
(c))。
する端子部32b、32cを印刷形成する(図5
(c))。
【0038】最後にマスク44を除去することにより、
絶縁部32aと絶縁部32aを挟む1対の端子部32
b、32cとからなる3層構造の突起状の端子32が形
成される。
絶縁部32aと絶縁部32aを挟む1対の端子部32
b、32cとからなる3層構造の突起状の端子32が形
成される。
【0039】上記のように構成される本実施の形態例に
係るコネクタ10および基板30によれば、電子機器の
高速伝送化における一層の高密度実装化を図ることがで
き、特に、1対のコンタクト14a、14bが相互に反
対方向から基板30の端子32を挟持するため、安定し
て電気的に接続することができるとともに、端子32や
コンタクト14a、14b自体を損傷するおそれがな
い。
係るコネクタ10および基板30によれば、電子機器の
高速伝送化における一層の高密度実装化を図ることがで
き、特に、1対のコンタクト14a、14bが相互に反
対方向から基板30の端子32を挟持するため、安定し
て電気的に接続することができるとともに、端子32や
コンタクト14a、14b自体を損傷するおそれがな
い。
【0040】また、アクチュエータ16の操作により、
挿抜力が略零の状態でコネクタ10を基板30の端子3
2と接続することができ、端子32やコンタクト14
a、14b自体の損傷がより確実に防止される。このと
き、図4(b)に示す構成と異なり、図6に示すよう
に、板部材16c、16dのコンタクト孔26cの壁部
が全て一律に平面状に形成され、また、コンタクト14
a、14bの自由端部24の頂部Aが上下方向で同一位
置に配置された場合、板部材16c、16dを摺動操作
時、板部材16cには図6中左下方向への反力(矢印X
1で示す。)が作用し、一方板部材16dには図6中右
上方向への反力(矢印X2で示す。)が作用し、この結
果板部材16c、16dが密着した状態となりアクチュ
エータ16を図6中水平方向へ移動させる操作を円滑に
行うことができない。これに対して図4(b)に示すよ
うにコネクタ10の場合、前記したように板部材16
a、16bには略水平方向のみに反力が作用し、あるい
は、少なくとも板部材16a、16bに対して垂直方向
(図3中Y1−Y2方向)において同一方向(Y2方
向)に向けて反力の分力が作用するため、板部材16
a、16bを密着させる状態が回避され、無理な力を要
することなくアクチュエータ16の操作を円滑に行うこ
とができる。
挿抜力が略零の状態でコネクタ10を基板30の端子3
2と接続することができ、端子32やコンタクト14
a、14b自体の損傷がより確実に防止される。このと
き、図4(b)に示す構成と異なり、図6に示すよう
に、板部材16c、16dのコンタクト孔26cの壁部
が全て一律に平面状に形成され、また、コンタクト14
a、14bの自由端部24の頂部Aが上下方向で同一位
置に配置された場合、板部材16c、16dを摺動操作
時、板部材16cには図6中左下方向への反力(矢印X
1で示す。)が作用し、一方板部材16dには図6中右
上方向への反力(矢印X2で示す。)が作用し、この結
果板部材16c、16dが密着した状態となりアクチュ
エータ16を図6中水平方向へ移動させる操作を円滑に
行うことができない。これに対して図4(b)に示すよ
うにコネクタ10の場合、前記したように板部材16
a、16bには略水平方向のみに反力が作用し、あるい
は、少なくとも板部材16a、16bに対して垂直方向
(図3中Y1−Y2方向)において同一方向(Y2方
向)に向けて反力の分力が作用するため、板部材16
a、16bを密着させる状態が回避され、無理な力を要
することなくアクチュエータ16の操作を円滑に行うこ
とができる。
【0041】本実施の形態例に係るコネクタ10の1対
のコンタクト14a、14bは、結線されて単一のシグ
ナル等を伝送する一本の端子として用い、また、これに
合わせて基板30の端子32は同じく単一のシグナル等
を伝送する一本の端子として用いることができる。
のコンタクト14a、14bは、結線されて単一のシグ
ナル等を伝送する一本の端子として用い、また、これに
合わせて基板30の端子32は同じく単一のシグナル等
を伝送する一本の端子として用いることができる。
【0042】また、上記に代えて、1対のコンタクト1
4a、14bはグランドコンタクトおよびシグナルコン
タクトとして用い、これに対応して端子32の端子部3
2b、32cはグランド用およびシグナル用の端子部と
して用いてもよい。この場合、電子機器の端子を近接し
て配設可能なため、電子機器の高速伝送化における一層
の高密度実装化を実現することができる。
4a、14bはグランドコンタクトおよびシグナルコン
タクトとして用い、これに対応して端子32の端子部3
2b、32cはグランド用およびシグナル用の端子部と
して用いてもよい。この場合、電子機器の端子を近接し
て配設可能なため、電子機器の高速伝送化における一層
の高密度実装化を実現することができる。
【0043】また、これらに代えて、1対のコンタクト
14a、14bは平衡線である1対のシグナルコンタク
トとして用い、これに対応して端子32の端子部32
b、32cは平衡線として用いてもよい。この場合、ノ
イズの影響が緩和され、電子機器の端子を近接して配設
可能なため、電子機器の高速伝送化および高密度実装化
を一層好適に実現することができる。
14a、14bは平衡線である1対のシグナルコンタク
トとして用い、これに対応して端子32の端子部32
b、32cは平衡線として用いてもよい。この場合、ノ
イズの影響が緩和され、電子機器の端子を近接して配設
可能なため、電子機器の高速伝送化および高密度実装化
を一層好適に実現することができる。
【0044】また、本実施の形態例に係る基板30によ
れば、インダクタンスの低減を図ることができる。
れば、インダクタンスの低減を図ることができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1に係るコネクタによれば、相互
に近接するバネ力を有する自由端部が対向配置された少
なくとも1対のコンタクトを備え、1対のコンタクトが
相手方の電子部品の端子を挟持して電子部品と電気的に
接続するため、電子機器の高速伝送化における一層の高
密度実装化を図ることができ、特に、1対のコンタクト
が相互に反対方向から電子部品の端子を挟持するため、
安定して電気的に接続することができるとともに、電子
部品の端子やコネクタのコンタクト自体を損傷するおそ
れがない。
に近接するバネ力を有する自由端部が対向配置された少
なくとも1対のコンタクトを備え、1対のコンタクトが
相手方の電子部品の端子を挟持して電子部品と電気的に
接続するため、電子機器の高速伝送化における一層の高
密度実装化を図ることができ、特に、1対のコンタクト
が相互に反対方向から電子部品の端子を挟持するため、
安定して電気的に接続することができるとともに、電子
部品の端子やコネクタのコンタクト自体を損傷するおそ
れがない。
【0046】また、請求項2に係るコネクタによれば、
コンタクトの自由端部を相互に移動させて、端子と当接
および離間可能に調整するアクチュエータがさらに設け
られ、また、さらに、請求項3に係るコネクタによれ
ば、アクチュエータはコンタクトを挿通する孔部が形成
された上下2枚の板部材からなり、相互に逆方向に摺動
させることにより、孔部を画成する壁部がコンタクトの
自由端部に当接し、自由端部を移動させるように構成さ
れるため、挿抜力が略零の状態でコネクタを電子部品の
端子と接続可能であり、また、このとき、コンタクトを
容易に操作することができる。
コンタクトの自由端部を相互に移動させて、端子と当接
および離間可能に調整するアクチュエータがさらに設け
られ、また、さらに、請求項3に係るコネクタによれ
ば、アクチュエータはコンタクトを挿通する孔部が形成
された上下2枚の板部材からなり、相互に逆方向に摺動
させることにより、孔部を画成する壁部がコンタクトの
自由端部に当接し、自由端部を移動させるように構成さ
れるため、挿抜力が略零の状態でコネクタを電子部品の
端子と接続可能であり、また、このとき、コンタクトを
容易に操作することができる。
【0047】また、請求項4に係るコネクタによれば、
コンタクトの自由端部は略円弧状の同一形状に形成さ
れ、円弧状の頂部を上下方向にわずかに位置をずらして
離間して対向配置され、板部材は壁部の一側が略円弧状
に頂部を突設して形成され、コンタクトの頂部が板部材
の頂部に密接して配置されるため、無理な力を要するこ
となくアクチュエータの操作を円滑に行うことができて
好適である。
コンタクトの自由端部は略円弧状の同一形状に形成さ
れ、円弧状の頂部を上下方向にわずかに位置をずらして
離間して対向配置され、板部材は壁部の一側が略円弧状
に頂部を突設して形成され、コンタクトの頂部が板部材
の頂部に密接して配置されるため、無理な力を要するこ
となくアクチュエータの操作を円滑に行うことができて
好適である。
【0048】また、請求項5に係るコネクタによれば、
1対のコンタクトはグランドコンタクトおよびシグナル
コンタクトからなるため、電子機器の端子を近接して配
設可能であり、電子機器の高速伝送化における一層の高
密度実装化を実現することができる。
1対のコンタクトはグランドコンタクトおよびシグナル
コンタクトからなるため、電子機器の端子を近接して配
設可能であり、電子機器の高速伝送化における一層の高
密度実装化を実現することができる。
【0049】また、請求項6に係るコネクタによれば、
1対のコンタクトは平衡線である1対のシグナルコンタ
クトからなるため、電子機器の端子を近接して配設可能
であり、電子機器の高速伝送化および高密度実装化を一
層好適に実現することができる。
1対のコンタクトは平衡線である1対のシグナルコンタ
クトからなるため、電子機器の端子を近接して配設可能
であり、電子機器の高速伝送化および高密度実装化を一
層好適に実現することができる。
【0050】また、請求項7に係る電子部品によれば、
絶縁部を挟んで1対の端子部を有する3層構造の突起状
に形成された端子を有してなるため、インダクタンスの
低減を図ることができる。
絶縁部を挟んで1対の端子部を有する3層構造の突起状
に形成された端子を有してなるため、インダクタンスの
低減を図ることができる。
【図1】従来のコネクタの断面図である。
【図2】本実施の形態例に係るコネクタの斜視図であ
る。
る。
【図3】図2のコネクタのIII−III線上の断面図
である。
である。
【図4】本実施の形態例に係るコネクタの作用を説明す
るためのものであり、(a)は操作開始前の状態を示す
図であり、(b)はアクチュエータを操作して本実施の
形態例に係る基板の端子と接続する直前の状態を示す図
であり、(c)はアクチュエータの操作を終了してコン
タクトが端子に接続された状態を示す図である。
るためのものであり、(a)は操作開始前の状態を示す
図であり、(b)はアクチュエータを操作して本実施の
形態例に係る基板の端子と接続する直前の状態を示す図
であり、(c)はアクチュエータの操作を終了してコン
タクトが端子に接続された状態を示す図である。
【図5】本実施の形態例に係る基板の端子の製造方法を
説明するためのものであり、(a)はパターンの形成さ
れた基板上に絶縁部を形成した状態を示す図であり、
(b)はマスクを被せた状態を示す図であり、(c)は
端子部を形成した状態を示す図であり、(d)はマスク
を除去して完成した端子を示す図である。
説明するためのものであり、(a)はパターンの形成さ
れた基板上に絶縁部を形成した状態を示す図であり、
(b)はマスクを被せた状態を示す図であり、(c)は
端子部を形成した状態を示す図であり、(d)はマスク
を除去して完成した端子を示す図である。
【図6】本実施の形態例に係るコネクタの作用を説明す
るために補足的に示した図である。
るために補足的に示した図である。
10 コネクタ 12 ケース 14 コンタクト対 14a、14b コンタクト 16 アクチュエータ 16a、16b 板部材 20 ベース 22a、22c ガイド部 24 自由端部 26a、26b コンタクト孔 28a、28b 操作部 30 基板 32 端子 32a 絶縁部 32b、32c 端子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FA16 FB14 FC07 FC25 FC33 HB20 5E023 AA04 AA22 BB16 DD03 DD09 EE11 GG02 HH06 HH15 HH30
Claims (7)
- 【請求項1】 相互に近接するバネ力を有する自由端部
が対向配置された少なくとも1対のコンタクトを備え、 該少なくとも1対のコンタクトが相手方の電子部品の端
子を挟持して該電子部品と電気的に接続することを特徴
とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記少なくとも1対のコンタクトの自由
端部を相互に移動させて、前記端子と当接および離間可
能に調整するアクチュエータがさらに設けられてなるこ
とを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 【請求項3】 前記アクチュエータは前記少なくとも1
対のコンタクトを挿通する孔部がそれぞれ形成された上
下2枚の板部材からなり、 該2枚の板部材を相互に逆方向に摺動させることによ
り、該孔部を画成する壁部が該少なくとも1対のコンタ
クトの自由端部に当接し、該自由端部を移動させるよう
に構成されてなることを特徴とする請求項2記載のコネ
クタ。 - 【請求項4】 前記コンタクトの自由端部は略円弧状の
同一形状に形成され、該円弧状の頂部を上下方向にわず
かに位置をずらして離間して対向配置され、 前記板部材は前記壁部の一側が略円弧状に頂部を突設し
て形成され、 該コンタクトの頂部が該板部材の頂部に密接して配置さ
れてなることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。 - 【請求項5】 前記少なくとも1対のコンタクトはグラ
ンドコンタクトおよびシグナルコンタクトからなること
を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のコネク
タ。 - 【請求項6】 前記1対のコンタクトは平衡線である1
対のシグナルコンタクトからなることを特徴とする請求
項1〜4の何れか1項に記載のコネクタ。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のコ
ネクタに接続される電子部品であって、 絶縁部を挟んで1対の端子部を有する3層構造の突起状
に形成された端子を有してなることを特徴とする電子部
品。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011964A JP2001203048A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | コネクタおよび電子部品 |
US09/706,855 US6345999B1 (en) | 2000-01-20 | 2000-11-07 | Connector and electronic component |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011964A JP2001203048A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | コネクタおよび電子部品 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001203048A true JP2001203048A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18539752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000011964A Pending JP2001203048A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | コネクタおよび電子部品 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6345999B1 (ja) |
JP (1) | JP2001203048A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103811935A (zh) * | 2012-11-08 | 2014-05-21 | 泰科电子日本合同会社 | 连接器 |
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---|---|---|---|---|
US6667561B2 (en) * | 2002-03-13 | 2003-12-23 | Globespanvirata, Incorporated | Integrated circuit capable of operating in multiple orientations |
US6835177B2 (en) * | 2002-11-06 | 2004-12-28 | Sonosite, Inc. | Ultrasonic blood vessel measurement apparatus and method |
US20050221682A1 (en) * | 2004-04-06 | 2005-10-06 | Fci Americas Technology, Inc. | High speed receptacle connector part |
US7229324B2 (en) * | 2004-04-06 | 2007-06-12 | Fci Sa | High speed receptacle connector part |
US7121860B2 (en) * | 2004-09-02 | 2006-10-17 | Micron Technology, Inc. | Pinch-style support contact, method of enabling electrical communication with and supporting an IC package, and socket including same |
JP6076953B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2017-02-08 | 矢崎総業株式会社 | 基板用端子 |
JP7076265B2 (ja) * | 2018-04-03 | 2022-05-27 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | コネクタ |
Family Cites Families (8)
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---|---|---|---|---|
US4179178A (en) * | 1978-02-02 | 1979-12-18 | Rca Corporation | Plug-in circuit cartridge with electrostatic charge protection |
US4720156A (en) * | 1984-08-13 | 1988-01-19 | Tritec, Inc. | Manually operated electrical connector for printed circuit boards |
US4889499A (en) * | 1988-05-20 | 1989-12-26 | Amdahl Corporation | Zero insertion force connector |
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US5679018A (en) * | 1996-04-17 | 1997-10-21 | Molex Incorporated | Circuit card connector utilizing flexible film circuitry |
JP3745060B2 (ja) * | 1996-12-09 | 2006-02-15 | 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 | ソケット |
JP3801713B2 (ja) * | 1997-01-16 | 2006-07-26 | 株式会社エンプラス | 電気部品用ソケット |
JP3059946B2 (ja) * | 1997-05-01 | 2000-07-04 | 山一電機株式会社 | Icソケット |
-
2000
- 2000-01-20 JP JP2000011964A patent/JP2001203048A/ja active Pending
- 2000-11-07 US US09/706,855 patent/US6345999B1/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103811935A (zh) * | 2012-11-08 | 2014-05-21 | 泰科电子日本合同会社 | 连接器 |
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US6345999B1 (en) | 2002-02-12 |
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