JP2001202795A - メモリlsi不良解析装置および解析方法 - Google Patents

メモリlsi不良解析装置および解析方法

Info

Publication number
JP2001202795A
JP2001202795A JP2000012753A JP2000012753A JP2001202795A JP 2001202795 A JP2001202795 A JP 2001202795A JP 2000012753 A JP2000012753 A JP 2000012753A JP 2000012753 A JP2000012753 A JP 2000012753A JP 2001202795 A JP2001202795 A JP 2001202795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maximum value
calculating
address difference
distribution
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000012753A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikihiro Tanaka
幹大 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000012753A priority Critical patent/JP2001202795A/ja
Priority to TW090101385A priority patent/TW478083B/zh
Priority to US09/764,453 priority patent/US20010010087A1/en
Priority to KR1020010003388A priority patent/KR20010076417A/ko
Publication of JP2001202795A publication Critical patent/JP2001202795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリLSIに対する不良解析を行なう際に、
得られた解析結果を自動的に解釈し、規則性分布の周期
を算出することで、人手による解析結果解釈の時間の短
縮を図る装置及び方法並びに記録媒体を提供。 【解決手段】メモリLSIを試験する試験手段より出力
される不良ビットのデータを読み出すデータ読み出し手
段と、2つの不良データ間のアドレス差を算出するアド
レス差算出手段と、アドレス差を基にヒストグラムを作
成するヒストグラム作成手段と、アドレス差ヒストグラ
ムをもとに因数fに対する期待値関数T(f)を算出する期
待値関数算出手段と、期待値関数より不良ビットの分布
の規則性の周期を算出する規則性周期算出手段を備え、
期待値関数の最大値T1st算出処理はそのときのfの値f1
stを求め、規則性判断処理63においてT1stが1以下か
あるいは1を超えているかを判定し、1を超えていれば
規則性分布、1以下であれば不規則性分布と判定する。
規則性分布と判定された場合には、周期算出処理66に
おいてその規則性分布の周期をf1stとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体応用装置の
不良解析装置に関し、特に、メモリLSIの不良解析装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLSI不良解析装置について以下
に説明する。不良原因解明および歩留まり向上を目的と
するメモリLSI不良解析装置としては、例えば特開平
07-072206号公報には、プロセス技術者と回路技術者と
レイアウト技術者のノウハウをパーソナルコンピュータ
上に実装したエキスパートシステムが開示されている。
【0003】また特願平11−001680号および特
願平11−130709号(いずれも本願出願時未公
開)には、各不良ビットの間隔の約数の種類とその頻度
を解析することにより、欠陥が設計に起因するものか否
かを区別する装置構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】メモリLSIの大容量
化および高密度化のスピードはますます増加傾向にあ
り、今後は、256メガビットあるいは1ギガビット以
上のダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)
の不良解析に対応していく必要がある。加えて、ウエハ
サイズも300mmに大口径化していくことは確実であ
り、その場合、解析すべきチップ数および不良数の数は
飛躍的に増加することになる。
【0005】また、上記のことは、LSI不良解析を行
なった結果、出力される解析結果が膨大な量になり、こ
れらすべてを人手で確認して不良原因を推定する作業
は、きわめて困難になる、ことを意味している。
【0006】したがって、今後のLSI不良解析装置に
は、解析能力の向上はもちろんであるが、解析結果を装
置自身が自動的に解釈できる機能が求められる。
【0007】これに対して、従来の不良解析装置には、
解析結果を自動解釈する機能を備えているものは皆無で
ある。
【0008】また上記特願平11−130709号に記
載された装置においては、不良分布判定手段を備えては
いるが、これは、単に、分布が規則性分布か不規則性分
布かを判定するだけのものであり、不良原因推定の際に
重要な手がかりとなる規則性分布の周期を求めるには、
やはり人手によらなければならない。
【0009】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その主たる目的は、メモリL
SIに対する不良解析を行なう際に、得られた解析結果
を自動的に解釈し、規則性分布の周期を算出すること
で、人手による解析結果解釈の時間の短縮を図る装置及
び方法並びに記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、解析対象であるメモリLSIに対して電気的な試
験を行なうメモリテストシステムを具備するメモリLS
I不良解析装置であって、LSIを試験する試験手段
と、前記試験手段より出力される不良ビットのデータを
読込み、解析計算機のメモリ上に保持するデータ読み出
し手段と、2つの不良データ間のアドレス差を算出する
アドレス差算出手段と、前記アドレス差をもとにアドレ
ス差のヒストグラムを作成するアドレス差ヒストグラム
作成手段と、前記アドレス差ヒストグラムをもとに因数
fに対する期待値関数T(f)を算出する期待値関数算出手
段と、前記期待値関数より不良ビットの分布の規則性の
周期を算出する規則性周期算出手段と、を有する。
【0011】本発明においては、前記規則性周期算出手
段において、前記期待値関数T(f)の最大値を求める最大
値探索手段と、求めた最大値から不良分布の規則性周期
を求める周期算出手段と、を有する。
【0012】本発明においては、前記規則性周期算出手
段が、前記期待値関数T(f)の最大値を求める最大値探
索手段と、前記最大値の次に大きい第2の最大値を求め
る第2最大値探索手段と、前記最大値および前記第2の
最大値から不良分布の規則性周期を求める周期算出手段
と、を有する構成としてもよい。
【0013】本発明においては、前記規則性周期算出手
段が、前記期待値関数T(f)の平均値Ave(f)を求める平均
値算出手段と、平均値Ave(f)の最大値を求める最大値探
索手段と、前記平均値Ave(f)の最大値から不良分布の規
則性周期を求める周期算出手段と、を有する構成として
もよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明のメモリLSI不良解析装置は、その好ま
しい実施の形態において、解析対象であるメモリLSI
に対して電気的な試験を行なうメモリテストシステムを
具備するであって、LSIを試験する試験手段(11)
と、試験手段(11)より出力される不良ビットのデー
タを読込み、解析計算機のメモリ上に保持するデータ読
み出し手段(12)と、2つの不良データ間のアドレス
差を算出するアドレス差算出手段(13)と、前記アド
レス差をもとにアドレス差のヒストグラムを作成するヒ
ストグラム作成手段(14)と、前記アドレス差ヒスト
グラムをもとに因数fに対する期待値関数T(f)を算出す
る期待値関数算出手段(15)と、前記期待値関数より
不良ビットの分布の規則性の周期を算出する規則性周期
算出手段(16)と、を有する。
【0015】本発明においては、図2を参照すると、規
則性周期算出手段(16)において、前記期待値関数T
(f)の最大値を求める最大値探索手段(21)と、求め
た最大値から不良分布の規則性周期を求める周期算出手
段(22)と、を有する。
【0016】本発明においては、図3を参照すると、規
則性周期算出手段(16)が、前記期待値関数T(f)の
最大値を求める最大値探索手段(21)と、前記最大値
の次に大きい第2の最大値を求める第2最大値探索手段
(32)と、最大値および第2の最大値から不良分布の
規則性周期を求める周期算出手段(32)と、を有す
る。
【0017】本発明においては、図4を参照すると、前
記規則性周期算出手段(16)が、前記期待値関数T(f)
の平均値Ave(f)を求める平均値算出手段(41)と、平
均値Ave(f)の最大値を求める最大値探索手段(42)
と、前記平均値Ave(f)の最大値から不良分布の規則性周
期を求める周期算出手段(43)と、を有する。
【0018】本発明において、データ読み出し手段(1
2)、アドレス差算出手段(13)、ヒストグラム作成
手段(14)、期待値関数算出手段(15)、規則性周
期算出手段(16)は、メモリ不良解析装置を構成する
コンピュータで実行されるプログラムによりその処理・
機能を実現することができる。この場合、記録媒体の読
み取り装置を備えたコンピュータにおいて、該プログラ
ムを記録した記録媒体(FD(Floppy Disk)、HDD
(hard disk drive)、MT、CD(compactdisk)−R
OM、 DVD(digital versatile disk)、半導体メ
モリ等)を読み取り装置からコンピュータに読み出し、
あるいは通信媒体から該プログラムをコンピュータにダ
ウンロードし、主記憶にロードして実行することで、本
発明のメモリ不良解析装置を実施することができる。
【0019】本発明の一実施の形態において、上記記録
媒体には、(a)LSIを試験する試験手段より出力さ
れる不良ビットのデータを読み出してメモリ上に保持す
るデータ読み出し処理と、(b)2つの不良データ間の
アドレス差を算出するアドレス差算出処理と、(c)前
記アドレス差をもとにアドレス差に関するヒストグラム
を作成するアドレス差ヒストグラム作成処理と、(d)
前記作成されたアドレス差ヒストグラムをもとに因数f
に対する期待値関数T(f)を算出する期待値関数算出処理
と、(e)前記期待値関数より不良ビットの分布の規則
性の周期を算出する規則性周期算出処理と、の前記
(a)乃至(e)の処理をメモリLSI不良解析装置を
構成するコンピュータ上で実行させるためのプログラム
が記録される。
【0020】また、本発明の一実施の形態において、前
記(e)の規則性周期算出処理において、(f)前記期待
値関数T(f)の最大値を求める最大値探索処理と、(g)求
められた前記最大値から不良分布の規則性周期を求める
周期算出処理と、の前記(f)乃び(g)の各処理を前
記コンピュータ上で実行させるためのプログラムが記録
される。
【0021】あるいは、本発明の一実施の形態におい
て、該記録媒体には、前記(e)の規則性周期算出処理
において、(h)前記期待値関数T(f)の最大値を求める
最大値探索処理と、(i)前記最大値の次に大きい第2の
最大値を求める第2最大値探索処理と、(j)前記最大値
および前記第2の最大値から不良分布の規則性周期を求
める周期算出処理と、の前記(h)乃至(j)の各処理
を、前記コンピュータ上で実行させるためのプログラム
が記録される。
【0022】あるいは、本発明の一実施の形態におい
て、該記録媒体には、前記(e)の前記規則性周期算出
処理において、(k)前記期待値関数T(f)の平均値Ave
(f)を求める平均値算出処理と、(l)平均値Ave(f)の
最大値を求める最大値探索処理と、(m)前記平均値Av
e(f)の最大値から不良分布の規則性周期を求める周期算
出処理と、の前記(k)乃至(m)の各処理を、前記コ
ンピュータ上で実行させるためのプログラムが記録され
る。
【0023】また本発明に係る方法は、その好ましい実
施の形態において、以下のステップを含む。
【0024】ステップ1:メモリLSIをテスシステム
で試験する。
【0025】ステップ2:試験の結果得られる不良ビッ
トのデータを読込み、不良解析用の計算機のメモリ上に
保持する(図5の51)。
【0026】ステップ3:2つの不良データ間のアドレ
ス差を算出する(図5の52)。
【0027】ステップ4:前記アドレス差をもとにアド
レス差のヒストグラムを作成する(図5の53)。
【0028】ステップ5:前記アドレス差ヒストグラム
をもとに因数fに対する期待値関数T(f)を算出する(図
5の55)。
【0029】ステップ6:前記期待値関数より不良ビッ
トの分布の規則性の周期を算出する(図5の56)。
【0030】ステップ6は、図6を参照すると、前記期
待値関数T(f)の最大値を求めるステップ(61)と、前
記最大値から不良分布の規則性周期を求めるステップ
(66)と、を有する。より詳細には、期待値関数T(f)
の最大値T1stを求め(ステップ61)、T(f)が最大値T
1stをとるときのfの値をf1stを求め(ステップ61)、
最大値T1stが1以下のときは不良分布は不規則性分布と
判定し(ステップ64)、最大値T1stが1よりも大のと
きは不良分布は規則性分布とし(ステップ65)、f1st
を規則性分布の周期とする(ステップ66)。
【0031】ステップ6は、図7を参照すると、前記期
待値関数T(f)の最大値を求めるステップ(71)と、前
記最大値の次に大きい第2の最大値を求めるステップ
(76)と、最大値と第2の最大値から不良分布の規則
性周期を求めるステップ(78)と、を有する。より詳
細には、期待値関数T(f)の最大値T1stを求め(ステップ
71)、T(f)が最大値T1stをとるときのfの値をf1st
求め(ステップ72)、最大値T1stが1以下のとき不良
分布は不規則性分布と判定し(ステップ74)、最大値
T1stが1より大のとき不良分布は規則性分布とし(ステ
ップ75)、前記期待値関数T(f)の最大値T1stの次に値
の大きいT2ndを求め(ステップ76)、T(f)が値T2nd
とるときのfの値をf2ndを求め(ステップ77)、前記f
1stとf2ndとの差の絶対値を、規則性分布の周期とする
(ステップ78)。
【0032】ステップ6は、図8を参照すると、前記期
待値関数T(f)の平均値を求めるステップ(81)と、前
記平均値の最大値を求めるステップ(82)と、前記最
大値から不良分布の規則性周期を求めるステップ(8
7)と、を有する。より詳細には、因数fごとにT期待値
関数(f)の平均値 Ave(f)=1/[max(f)/f] x ΣT(fj) (ただし、ΣT(fj)の加算処理は、j=1からj=[max(f)/f]
まで行われ、max(f)はfの最大値、[max(f)/f]はmax(f)/
fを超えない最大の整数を表す)を求め(ステップ8
1)、期待値関数T(f)の平均値Ave(f)の最大値Amaxを求
めるとともに、そのときのfの値faveを求め(ステップ
82、84)、前記最大値Amaxが1以下のときは、不良
分布は不規則性分布と判定し(ステップ85)、前記最
大値Amaxが1よりも大のときは、不良分布は規則性分布
と判定し(ステップ86)、前記faveを規則性分布の周
期として出力する(ステップ87)。
【0033】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の一実施例のメモリ不良
解析装置の構成を示す図である。本発明の一実施例の装
置は、試験手段11と、データ読み出し手段12と、ア
ドレス差算出手段13と、ヒストグラム作成手段14
と、期待値関数算出手段15と、規則性周期算出手段1
6を備えて構成されている。
【0034】試験手段11は、解析対象であるメモリL
SIに対して電気的な試験を行なう装置であり、試験結
果をビットマップデータとして試験手段11が具備する
記憶装置(不図示)に出力する。
【0035】データ読み出し手段12は、試験手段11
の記憶装置からビットマップデータの読み出しを行い、
各不良ビットの座標データを、不図示の解析計算機のメ
モリ上に保持する。
【0036】アドレス差算出手段13は、読込んだ不良
ビットのなかから2つの不良ビットa、bを選択し、その
アドレス差d(a,b)を求める。このアドレス差の算出方法
は、解析の種類によって異なるが、例えばXアドレス解
析を行なう場合には、アドレス差は不良ビットa、bのX
座標の差の絶対値として求めることができる。すなわ
ち、a、bのX座標をそれぞれa(x)、b(x)とすると、次式
(1)で与えられる。
【0037】d(a,b)=|a(x)-b(x)| …(1)
【0038】Yアドレス解析の場合には、アドレス差は
不良ビットa、bのY座標の差の絶対値として求められ
る。すなわち、a、bのY座標をそれぞれa(y)、b(y)とす
ると、次式(2)で与えられる。
【0039】d(a,b)=|a(y)-b(y)| …(2)
【0040】ヒストグラム作成手段14は、アドレス差
dについてヒストグラムH(d)を作成するための加算処理
を行なう。具体的には、不良ビットa、bに対して、H(d
(a,b))を1加算する。
【0041】アドレス差算出手段13、およびヒストグ
ラム作成手段14の処理をすべての不良ビットのペア
(対)について行なうことで、最終的にアドレス差ヒス
トグラムH(d)を得ることができる。
【0042】期待値関数算出手段15は、アドレス差ヒ
ストグラムH(d)を基に期待値関数T(f)の算出を行なう。
【0043】規則性周期算出手段16は、期待値関数T
(f)を基に、不良分布の規則性の周期を算出する。
【0044】なお、期待値関数T(f)は、次式(3)で定
義される関数である(特願平11-001680号参照)。
【0045】T(f)=fΣm(f)/(N-ux) …(3)
【0046】ただし、 Σm(f):アドレス差がfを因数に持つような不良ビット
の組合せ数、 N:不良ビットの総組合せ数、 ux:アドレス差が0となるような不良ビットの組合せ
数、 である。
【0047】不良ビットの最大アドレス差を、max(d)、
不良数をn、カウンタjをとしたとき 、N=n(n-1)/2、 ux=H(0)、 であるから、アドレス差ヒストグラムH(d)から期待値関
数T(f)は次式(4)で表される。
【0048】 T(f)=2f/{n(n-1)-2H(0)} x ΣH(fj) …(4)
【0049】ここで、ΣH(fj)の加算処理は、j=1からfj
≦max(d)となるjに対して行われる。
【0050】図5は、本発明の一実施例の処理手順を示
すフローチャートである。図1及び図5を参照して、本
発明の第1の実施例の処理手順について説明する。デー
タ読み出し手段は12において、ビットマップデータの
読み込みを行い(ステップ51)、アドレス差算出手段
13において、2つの不良ビットを選択し、アドレス差
dを求め(ステップ52)、ヒストグラム作成手段14
において、H(d)を1加算し(ステップ53)、全て
の不良ビット対について解析済みかチェックし(ステッ
プ54)、ステップ52、53の処理を、未解析ペアが
なくなるまで繰り返し、全ての不良ビット間のアドレス
差を算出した場合、期待値関数算出手段15において、
ヒストグラムから期待値関数を算出し(ステップ5
5)、規則性周期算出手段16で不良分布に周期を算出
する(ステップ56)。
【0051】次に、本発明のメモリLSI不良解析装置
の第2の実施例について説明する。図2は、本発明の第
2の実施例の規則性周期算出手段16の構成を示す図で
ある。図6は、本発明の第2の実施例の規則性周期算出
手段16の処理の流れを示すフローチャートである。
【0052】図2を参照すると、規則性周期算出手段1
6は、最大値探索手段21と、周期算出手段22とを備
えている。
【0053】最大値探索手段21は、期待値関数T(f)の
最大値Tmaxとそのときのfの値f1stを求める(ステップ
61、62)。
【0054】すなわち、 T(f1st)=Tmax …(5) である。
【0055】Tmaxが1以下だった場合には、不良分布は
不規則性分布と判定し(ステップ63、64)、処理を
終了する。
【0056】Tmaxが1より大きかった場合は、不良分布
は規則性分布と判定し(ステップ65)、次に、周期算
出手段22において、規則性分布の周期を求める(ステ
ップ66)。周期算出手段22は、f1stを規則性分布の
周期とする。
【0057】上述した一連の処理について、図9の例を
参照して具体的に説明する。
【0058】図9(a)は、一次元の不良分布を表して
いる。座標0から1000までは、各座標に不良ビット
が存在しており、1000から50000までは10座
標ごとに不良ビットが存在している。したがって、総不
良数は5900個である。
【0059】図9(b)は、本発明の第1の実施例の不
良解析装置を用いて、図9(a)の不良データをf=2
からf=64まで解析した結果得られた期待値関数T(f)
のグラフを表している。
【0060】図9(b)のグラフにおいて、T(f)の最大
値を求めると、f=10のとき7.2072であることがわかる。
すなわち、 Tmax=7.2072、f1st=10 を得る。
【0061】Tmax>1であるから、図9(a)の不良分
布は規則性不良であり、その周期は、f1st=10であるこ
とがわかる。
【0062】次に、本発明のメモリLSI不良解析装置
の第3の実施例について説明する。図3は、本発明の第
3の実施例の規則性周期算出手段16の構成を示す図で
ある。図9は、本発明の第3の実施例の規則性周期算出
手段16の処理の流れを示すフローチャートである。
【0063】図3を参照すると、規則性周期算出手段1
6は、最大値探索手段21と、第2最大値探索手段31
と、周期算出手段32とを備えている。
【0064】最大値探索手段21の処理は、前記第2の
実施例のものと同じである。最大値探索手段21は、期
待値関数T(f)の最大値Tmaxとそのときのfの値f1stを求
める(ステップ71、72)。
【0065】Tmaxが1以下だった場合には、不良分布は
不規則性分布と判定し(ステップ73、74)、処理を
終了する。
【0066】Tmaxが1より大きかった場合は、不良分布
は規則性分布と判定し(ステップ73、75)、第2最
大値探索手段31の処理に移る。
【0067】第2最大値探索手段31においては、Tmax
の次に大きなT(f)の値を求める(ステップ76)。
【0068】このT(f)の第2最大値をT2nd、また,その
ときのfの値をf2ndとする(ステップ77)。すなわ
ち、 T(f2nd)=T2nd …(6) である。
【0069】次に、周期算出手段32は、f1stとf2ndと
の差の絶対値、 |f1st-f2nd| …(7) を規則性分布の周期とする(ステップ78)。
【0070】図9(b)は、第1の実施例の装置を用い
て図9(a)の不良データをf=2からf=64まで解
析した結果得られた期待値関数T(f)のグラフを表してい
る。
【0071】図9(b)のグラフにおいて、T(f)の最大
値を求めると、f=10のとき7.2072であることがわかる。
すなわち、 Tmax=7.2072、f1st=10を得る。
【0072】Tmax>1であるから、図9(a)の不良分
布は規則性不良である。
【0073】次にT(f)の第2最大値を求めると、f=20の
とき7.2055であることがわかる。すなわち、 T2nd=7.2055、f2nd=20を得る。
【0074】したがって、図9(a)の不良分布の周期
は、 |10-20|=10 であることがわかる。
【0075】次に、本発明のメモリLSI不良解析装置
の第4の実施例について説明する。図4は、本発明の第
4の実施例の規則性周期算出手段16の構成を示す図で
ある。図8は、本発明の第4の実施例の規則性周期算出
手段16の処理の流れを示すフローチャートである。
【0076】本発明の第4の実施例の規則性周期算出手
段16は、平均値算出手段41と、最大値探索手段42
と、周期算出手段43とを備えている。
【0077】平均値算出手段41は、fごとにT(f)の平
均値Ave(f)を求める(ステップ81)。Ave(f)の算出方
法は、以下の通りである。
【0078】jをカウンタとするとき、 Ave(f)=1/[max(f)/f] x ΣT(fj) …(8)
【0079】上式(7)において、ΣT(fj)の加算処理
は、j=1からj=[max(f)/f]まで行われる。ここで、max
(f)はfの最大値、[max(f)/f]はmax(f)/fを超えない最大
の整数を表す。
【0080】最大値探索手段42は、Ave(f)の最大値Am
axとそのときのfの値faveを求める(ステップ83)。
すなわち、 Ave(fave)=Amax …(9) である。
【0081】Amaxが1以下だった場合には、不良分布は
不規則性分布と判定し(ステップ84、85)、処理を
終了する。
【0082】Amaxが1より大きかった場合は、不良分布
は規則性分布と判定し(ステップ84、86)、周期算
出手段43の処理に移る。
【0083】周期算出手段43は、faveを規則性分布の
周期とする(ステップ87)。
【0084】図9(b)は、前記第1の実施例の装置を
用いて図9(a)の不良データをf=2からf=64ま
で解析した結果得られた期待値関数T(f)のグラフを表し
ている。図9(b)のグラフをもとに、fごとに、期待
値関数T(f)の平均値Ave(f)を求める。
【0085】fmax=64であるから、例えば、 Ave(2)=1/32(T(2)+T(4)+T(6)+…+T(64)) …(10) である。
【0086】同様に、 Ave(3)=1/21(T(3)+T(6)+T(9)+…+T(63)) …(11) である。以下、同様にしてAve(64)まで算出する。
【0087】Ave(f)の最大値を求めると、 f=10のとき、 であることがわかる。
【0088】すなわち、Amax=7.203、fave=10となる。A
max>1であるから、図9(a)の不良分布は、規則性
不良である。また、その周期は、fave=10であることが
わかる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
不良分布が規則性分布だった場合、その周期を算出でき
るので、解析結果を人手により解釈することなく、不良
原因推定のための手がかりを得ることができる、という
効果を奏する。
【0090】また、データにノイズが含まれていた場
合、算出した周期の信頼性が低いことがあるが、本発明
によれば、それぞれ算出した周期を比較することで、信
頼性を評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の第4の実施例の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の実施例を説明するための図であり、
(a)は不良ビットの分布データ、(b)は期待値関数
T(f)の一例を示す図である。
【符号の説明】
11 試験手段 12 データ読み出し手段 13 アドレス差算出手段 14 ヒストグラム算出手段 15 期待値関数算出手段 16 規則性周期算出手段 21 最大値探索手段 22 周期算出手段 31 第2最大値探索手段 32 周期算出手段 41 平均値算出手段 42 最大値探索手段 43 周期算出手段 51 ビットマップデータ読込み処理 52 アドレス差算出処理 53 ヒストグラム加算処理 54 加算処理終了確認 55 期待値関数算出処理 56 不良分布周期算出処理 61 期待値関数の最大値T1st算出処理 62 当該因数f1st算出処理 63 規則性判断処理 64 不規則性判定 65 規則性判定 66 周期算出処理 71 期待値関数の最大値T1st算出処理 72 当該因数f1st算出処理 73 規則性判断処理 74 不規則性判定 75 規則性判定 76 第二最大値T2nd算出処理 77 当該因数f2nd算出処理 78 周期算出処理 81 期待値関数平均Ave(f)算出処理 82 最大平均値Amax算出処理 83 当該因数fave算出処理 84 規則性判断処理 85 不規則性判定 86 規則性判定 87 周期算出処理

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】解析対象であるメモリLSIに対して電気
    的な試験を行なうメモリテストシステムを具備するメモ
    リLSI不良解析装置であって、 前記メモリLSIを試験する試験手段と、 前記試験手段より出力される不良ビットのデータを読込
    み、不良解析用計算機のメモリ上に保持するデータ読み
    出し手段と、 2つの不良データ間のアドレス差を算出するアドレス差
    算出手段と、 前記アドレス差をもとにアドレス差のヒストグラムを作
    成するアドレス差ヒストグラム作成手段と、 前記アドレス差のヒストグラムをもとに因数fに対する
    期待値関数T(f)を算出する期待値関数算出手段と、 前記期待値関数より不良ビットの分布の規則性の周期を
    算出する規則性周期算出手段と、 を有する、ことを特徴とするメモリLSI不良解析装
    置。
  2. 【請求項2】前記規則性周期算出手段が、前記期待値関
    数T(f)の最大値を求める最大値探索手段と、 求められた前記最大値から不良分布の規則性周期を求め
    る周期算出手段と、 を有する、ことを特徴とする請求項1記載のメモリLS
    I不良解析装置。
  3. 【請求項3】前記規則性周期算出手段が、前記期待値関
    数T(f)の最大値を求める最大値探索手段と、 前記最大値の次に大きい第2の最大値を求める第2最大
    値探索手段と、 前記最大値および前記第2の最大値から不良分布の規則
    性周期を求める周期算出手段と、 を有する、ことを特徴とする請求項1記載のメモリLS
    I不良解析装置。
  4. 【請求項4】前記規則性周期算出手段が、前記期待値関
    数T(f)の平均値Ave(f)を求める平均値算出手段と、 前記平均値Ave(f)の最大値を求める最大値探索手段と、 前記平均値Ave(f)の最大値から不良分布の規則性周期を
    求める周期算出手段と、 を有する、ことを特徴とする請求項1記載のメモリLS
    I不良解析装置。
  5. 【請求項5】メモリLSIをテスシステムで試験する第
    1のステップと、 前記第1のステップにおいて試験された結果得られる不
    良ビットのデータを読込み、不良解析用の計算機のメモ
    リ上に保持する第2のステップと、 2つの不良データ間のアドレス差を算出する第3のステ
    ップと、 前記アドレス差をもとにアドレス差のヒストグラムを作
    成する第4のステップと、 前記アドレス差ヒストグラムをもとに因数fに対する期
    待値関数T(f)を算出する第5のステップと、 前記期待値関数より不良ビットの分布の規則性の周期を
    算出する第6のステップと、 を含む、ことを特徴とするメモリLSI不良解析方法。
  6. 【請求項6】前記第6のステップが、前記期待値関数T
    (f)の最大値を求める第7のステップと、 前記最大値から不良分布の規則性周期を求める第8のス
    テップと、 を含む、ことを特徴とする請求項5記載のメモリLSI
    不良解析方法。
  7. 【請求項7】前記第6のステップが、前記期待値関数T
    (f)の最大値を求める第9のステップと、 前期最大値の次に大きい第2の最大値を求める第10の
    ステップと、 前記最大値と前記第2の最大値から不良分布の規則性周
    期を求める第11のステップと、 を含む、ことを特徴とする請求項5記載のメモリLSI
    不良解析方法。
  8. 【請求項8】前記第6のステップが、前記期待値関数T
    (f)の平均値を求める第12のステップと、 前記平均値の最大値を求める第13のステップと、 前記最大値から不良分布の規則性周期を求める第14の
    ステップと、 を含む、ことを特徴とする請求項5記載のメモリLSI
    不良解析方法。
  9. 【請求項9】解析対象であるメモリLSIに対して電気
    的な試験を行なうメモリテストシステムを具備するメモ
    リLSI不良解析装置であって、 (a)LSIを試験する試験手段より出力される不良ビ
    ットのデータを読み出してメモリ上に保持するデータ読
    み出し処理と、 (b)2つの不良データ間のアドレス差を算出するアド
    レス差算出処理と、 (c)前記アドレス差をもとにアドレス差に関するヒス
    トグラムを作成するアドレス差ヒストグラム作成処理
    と、 (d)前記作成されたアドレス差ヒストグラムをもとに
    因数fに対する期待値関数T(f)を算出する期待値関数算
    出処理と、 (e)前記期待値関数より不良ビットの分布の規則性の
    周期を算出する規則性周期算出処理と、 の前記(a)乃至(e)の処理をメモリLSI不良解析
    装置を構成するコンピュータ上で実行させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】請求項9記載の記録媒体において、 前記(e)の規則性周期算出処理が、 (f)前記期待値関数T(f)の最大値を求める最大値探索処
    理と、 (g)求められた前記最大値から不良分布の規則性周期を
    求める周期算出処理と、 を有し、前記(f)乃び(g)の各処理を、前記メモリ
    LSI不良解析装置を構成する前記コンピュータ上で実
    行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】請求項9記載の記録媒体において、 前記(e)の規則性周期算出処理が、 (h)前記期待値関数T(f)の最大値を求める最大値探索
    処理と、 (i)前記最大値の次に大きい第2の最大値を求める第2
    最大値探索処理と、 (j)前記最大値および前記第2の最大値から不良分布の
    規則性周期を求める周期算出処理と、を有し、前記
    (h)乃至(j)の各処理を、前記メモリLSI不良解
    析装置を構成する前記コンピュータ上で実行させるため
    のプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】前記(e)の前記規則性周期算出処理
    が、 (k)前記期待値関数T(f)の平均値Ave(f)を求める平均
    値算出処理と、 (l)平均値Ave(f)の最大値を求める最大値探索処理
    と、 (m)前記平均値Ave(f)の最大値から不良分布の規則性
    周期を求める周期算出処理と、有し、前記(k)乃至
    (m)の各処理を、前記メモリLSI不良解析装置を構
    成する前記コンピュータ上で実行させるためのプログラ
    ムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】メモリLSIを試験するメモリテストシ
    ステムにより得られる不良ビットマップデータを読み出
    すデータ読み出し部と、 前記読み出された不良ビットマップデータから、2つの
    不良ビットを選択し、該不良ビット間のアドレス差を算
    出するアドレス差算出部と、 前記アドレス算出部により、全ての不良ビット間のアド
    レス差を求め、前記アドレス差dに関するヒストグラム
    H(d)を作成するアドレス差ヒストグラム作成部と、 前記アドレス差のヒストグラムをもとに、アドレス差f
    jに関する度数H(fj)を、添え字jが1から最大アドレ
    ス差max(d)まで加算してなる、不良ビットの組み合わせ
    数ΣH(fj)に、因数fを乗じた値を、不良ビット対の総
    組み合わせ数Nからアドレス差が0である度数H(0)を差
    し引いた数(N−H(0))で除することで求められる期待
    値関数T(f)を算出する期待値関数算出部と、 前記期待値関数T(f)の最大値T1st、及び、前記期待値関
    数T(f)が前記最大値T1 stをとるときの因数fの値f1st
    求める手段と、前記最大値T1stが1以下のときは、不良
    分布は不規則性分布と判定し、最大値T1stが1よりも大
    のときは、不良分布は規則性分布と判定し前記f1stを規
    則性分布の周期として出力する手段と、を含む規則性周
    期算出部と、 を備えたことを特徴とするメモリLSI不良解析装置。
  14. 【請求項14】メモリLSIを試験するメモリテストシ
    ステムにより得られる不良ビットマップデータを読み出
    すデータ読み出し部と、 前記読み出された不良ビットマップデータから、2つの
    不良ビットを選択し、該不良ビット間のアドレス差を算
    出するアドレス差算出部と、 前記アドレス算出部により、全ての不良ビット間の前記
    アドレス差を求め、前記アドレス差dに関するヒストグ
    ラムH(d)を作成するアドレス差ヒストグラム作成部と、 前記アドレス差のヒストグラムをもとに、アドレス差f
    jの度数H(fj)を、添え字jが1から最大アドレス差max
    (d)まで加算してなる、不良ビットの組み合わせ数ΣH(f
    j)に、因数fを乗じた値を、不良ビット対の総組み合わ
    せ数Nからアドレス差が0である度数H(0)を差し引いた
    数(N−H(0))で除することで求められる期待値関数T
    (f)を算出する期待値関数算出部と、 前記期待値関数T(f)の最大値T1st、及び、前記期待値関
    数T(f)が最大値T1stをとるときの因数fの値f1stを求め
    る手段と、前記最大値T1stが1以下のときは、不良分布
    は不規則性分布と判定し、前記最大値T1stが1より大の
    ときは、不良分布は規則性分布と判定し、前記期待値関
    数T(f)の最大値T1stの次に値の大きいT2 ndを求めるとと
    もに、前記期待値関数T(f)が値T2ndをとるときの因数f
    の値f2ndを求める手段、前記f1stとf2ndとの差の絶対値
    を、規則性分布の周期として出力する手段と、を含む規
    則性周期算出部と、 を備えたことを特徴とするメモリLSI不良解析装置。
  15. 【請求項15】メモリLSIを試験するメモリテストシ
    ステムにより得られる不良ビットマップデータを読み出
    すデータ読み出し部と、 前記読み出された不良ビットマップデータから、2つの
    不良ビットを選択し、該不良ビット間のアドレス差を算
    出するアドレス差算出部と、 前記アドレス算出部により、全ての不良ビット間の前記
    アドレス差を求め、前記アドレス差dに関するヒストグ
    ラムH(d)を作成するアドレス差ヒストグラム作成部と、 前記アドレス差のヒストグラムをもとに、アドレス差f
    jの度数H(fj)を、添え字jが1から最大アドレス差max
    (d)まで加算してなる、不良ビットの組み合わせ数ΣH(f
    j)に、因数fを乗じた値を、不良ビット対の総組み合わ
    せ数Nからアドレス差が0である度数H(0)を差し引いた
    数(N−H(0))で除することで求められる期待値関数T
    (f)を算出する期待値関数算出部と、 因数fごとに期待値関数T(f)の平均値 Ave(f)=1/[max(f)/f] x ΣT(fj) (ΣT(fj)の加算処
    理は、添え字j=1からj=[max(f)/f]まで行われる。ただ
    し、max(f)はfの最大値、[max(f)/f]はmax(f)/fを超え
    ない最大の整数を表す)を求める手段と、前記期待値関
    数T(f)の平均値Ave(f)の最大値Amaxを求めるとともに、
    そのときのfの値faveを求める手段と、前記最大値Amax
    が1以下のときは、不良分布は不規則性分布と判定し、
    前記最大値Amaxが1よりも大のときは、不良分布は規則
    性分布と判定し、前記faveを規則性分布の周期として出
    力する手段と、を含む規則性周期算出部と、 を備えたことを特徴とするメモリLSI不良解析装置。
JP2000012753A 2000-01-21 2000-01-21 メモリlsi不良解析装置および解析方法 Pending JP2001202795A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000012753A JP2001202795A (ja) 2000-01-21 2000-01-21 メモリlsi不良解析装置および解析方法
TW090101385A TW478083B (en) 2000-01-21 2001-01-19 Method of analyzing fault occurring in semiconductor device
US09/764,453 US20010010087A1 (en) 2000-01-21 2001-01-19 Method of analyzing fault occurring in semiconductor device
KR1020010003388A KR20010076417A (ko) 2000-01-21 2001-01-20 반도체 장치에서 발생하는 불량 분석 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000012753A JP2001202795A (ja) 2000-01-21 2000-01-21 メモリlsi不良解析装置および解析方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001202795A true JP2001202795A (ja) 2001-07-27

Family

ID=18540431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000012753A Pending JP2001202795A (ja) 2000-01-21 2000-01-21 メモリlsi不良解析装置および解析方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20010010087A1 (ja)
JP (1) JP2001202795A (ja)
KR (1) KR20010076417A (ja)
TW (1) TW478083B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002011149A1 (fr) * 2000-08-01 2002-02-07 Nec Corporation Procede d'analyse de defauts, dispositif d'analyse de defauts, et produit de programme informatique

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429116B1 (ko) * 2001-05-14 2004-04-28 삼성전자주식회사 반도체 ic 소자의 검사 공정 손실 요인 자동 분석 및관리 시스템과 그 방법
CN112037844B (zh) * 2019-06-04 2022-12-06 长鑫存储技术有限公司 可变保持时间模式分析方法、装置、设备及可读存储介质
US11360840B2 (en) 2020-01-20 2022-06-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for performing redundancy analysis of a semiconductor device

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5828778A (en) * 1995-07-13 1998-10-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for analyzing failure of semiconductor wafer
JP2907146B2 (ja) * 1996-09-11 1999-06-21 日本電気株式会社 メモリlsiの特定箇所探索方法および探索装置
JPH1167853A (ja) * 1997-08-26 1999-03-09 Mitsubishi Electric Corp ウェーハマップ解析補助システムおよびウェーハマップ解析方法
JP4249285B2 (ja) * 1998-03-25 2009-04-02 株式会社アドバンテスト フィジカル変換定義編集装置
JP3262092B2 (ja) * 1999-01-07 2002-03-04 日本電気株式会社 不良分布解析システム、方法及び記録媒体
US6564346B1 (en) * 1999-12-07 2003-05-13 Infineon Technologies Richmond, Lp. Advanced bit fail map compression with fail signature analysis
US6499120B1 (en) * 1999-12-30 2002-12-24 Infineon Technologies Richmond, Lp Usage of redundancy data for displaying failure bit maps for semiconductor devices

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002011149A1 (fr) * 2000-08-01 2002-02-07 Nec Corporation Procede d'analyse de defauts, dispositif d'analyse de defauts, et produit de programme informatique

Also Published As

Publication number Publication date
US20010010087A1 (en) 2001-07-26
KR20010076417A (ko) 2001-08-11
TW478083B (en) 2002-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Qiu et al. An efficient algorithm for finding the k longest testable paths through each gate in a combinational circuit
CN108205424B (zh) 基于磁盘的数据迁移方法、装置及电子设备
US7162674B2 (en) Apparatus for selecting test patterns for logic circuit, computer implemented method for selecting test patterns, and computer program product for controlling a computer system so as to select test patterns
US6301685B1 (en) Error propagation path extraction system, error propagation path extraction method, and recording medium recording error propagation path extraction control program
US6996794B2 (en) Method of designing layout of semiconductor device
US20020022942A1 (en) Apparatus and method for producing a performance evaluation model
US8000951B2 (en) Timing analysis method and apparatus for enhancing accuracy of timing analysis and improving work efficiency thereof
CN110334012B (zh) 一种风险评估方法及装置
JP2001202795A (ja) メモリlsi不良解析装置および解析方法
JP2007206069A (ja) 最も適合する試験結果タイプに基づいて自動的にデータをフォーマットする方法及び装置
JP3530457B2 (ja) メモリlsi不良解析装置および解析方法
CN116302899A (zh) 一种芯粒故障诊断方法和装置
US6735751B2 (en) False path detecting apparatus and a false path detecting method in which a usage amount of memories is smaller and a process is carried out at higher speed, and that program
JP3642904B2 (ja) フェイルカウント方法及びその装置
CN113917305A (zh) 一种测试方法、测试系统、电子设备和可读存储介质
CN112633515A (zh) 基于样本剔除的模型训练方法及设备
JP2004355717A (ja) 半導体装置の不良解析方法
JP2002050194A (ja) メモリlsi不良解析装置およびメモリlsi不良解析方法
JPH11144496A (ja) Lsiセル位置情報出力装置、出力方法およびlsiセル位置情報出力プログラムの記録媒体
US6954920B2 (en) Method, program product, and design tool for automatic transmission line selection in application specific integrated circuits
JP5384091B2 (ja) 検査データ管理システム及び検査データ管理方法
JP2002288995A (ja) 不良解析方法及び不良解析装置
JP3259699B2 (ja) Lsi不良解析装置及び方法
JPH0883202A (ja) 電子ファイリング装置
JP3071767B2 (ja) 自動配置配線方法及び自動配線システム並びにその記録媒体